甘粛省旅行記2014秋-世界遺産 炳霊寺石窟

蘭州へ移動

夏河→蘭州 国慶節に備えて避難

07:10頃、ユースホステルの甘粛拉卜楞紅石国際青年旅舍(甘肃拉卜楞红石国际青年旅舍)(Labrang Redrock International Youth Hostel)を出てバスターミナルへ向かう。

昨日は午後から雨が降っていたのに、今日の天気は冷え込むが晴れだ。撮影日よりなのだが蘭州へ行かなければならない。残念である。07:35頃、バスターミナルの夏河県公用型汽車站(夏河县公用型汽车站)に到着する。すでに08:30出発の蘭州行きのバスが停車しており乗車して出発を待つ。

6分遅れの08:36にバスは出発して夏河から蘭州へ向かう。蘭州までは約4時間の旅程だ。乗客の中には欧米人が4人ほど乗車していた。

10:30頃、夏河と蘭州の中間の都市の臨夏に到着する。臨夏はイスラム教徒の回族の都市だ。チベット仏教の寺院はなくモスクが多くチベットからイスラム世界の西域に入ったことが実感できる。臨夏からは高速道路を通り蘭州へ向かう。

12:15頃、夏河から約3時間45分で南バスターミナルの蘭州汽車南站(兰州汽车南站)に到着する。

百度地図に騙される

バスターミナルには蘭州駅への直通バスがあるのだが6元でかなり高めだ。急いでいる場合は必要かもしれないが、路線バスを乗り継げば2元で済むので、一応あるということだけ覚えておく。

111路の路線バスに乗車して、バス停の路橋音楽広場で302路のバスに乗り換えるのだが、302路のバスが通っていなかった。百度地図の検索結果に騙された。ある意味でチャイナクオリティだ。

蘭州公交集団(兰州公交集团)のwebサイトで調べておけば良かった。ここで動揺しても何も始まらないし、現状の解決策を考える。その結果、そのまま西へ歩くことになった。西へ行けば駅前通りの天水南路にぶつかるからだ。

西へ歩くこと約20分、13:30頃、蘭州大学に到着した。蘭州大学の前の通りが天水南路なので、天水南路を南へ進むと蘭州駅が見えてきた。

蘭州駅前のユースホステル

この近くに民族大移動の国慶節期間中の避難場所として考えているユースホステルの蘭州女掌櫃青年旅舍(兰州女掌柜青年旅舍)があるはずなのだが見つからない。中国建設銀行の隣ということなのだが、取り壊し中の中国建設銀行の店舗は見つけた。

おそらく店舗のあるビル(华金房地产の看板がある)の10階にあるはずなのだが入口が見あたらない。インターネットの情報だと10階までエレベーターを2回乗り継ぐという事なのだが、エレベーターが見つからない。

ビルの隅に複数の招待所の看板が出ているところがあったので覗いてみるとエレベーターを発見!エレベーターに乗り込むが、ちょうど中国人バックパッカー2人が乗り込んできた。エレベーターは3階止まりで、そのままバックパッカーの後を付いて行くと2つ目のエレベーターに乗り込んだ。

9階で降りて中国国旗の飾られた階段を上り10階に着くと蘭州女掌櫃青年旅舍(兰州女掌柜青年旅舍)のレセプションがあった。ある意味で香港の重慶マンションなみの複雑さだったが、14:00頃、ユースホステルに到着だ。

老版にドミトリーが空いているか聞くと1泊40元ということで1週間宿泊することにする。

部屋は屋上に増築されたような10人ドミトリーでそのまま屋上へ出られるようになっていた。屋上からは蘭州駅が見えて交通の便の良さは明白だ。

入口が分かりにくいのと設備面に問題点は多少あるが蘭州駅から300mほどの立地なのでバックパッカーの宿としては十分泊まる価値はあるだろう。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 280元 1泊40元×7
食費 12元
バス 1元 路線バス
合計 293元

西バスターミナルの蘭州汽車西站

08:30頃、蘭州駅から1路のバスで蘭州汽車西站へ向かう。09:20頃、公交集団のバス停で下車して100mぐらい戻り西バスターミナルの蘭州汽車西站(兰州汽车西站)に到着だ。

ここで劉家峡(刘家峡)行きのバスを確認する。07:00-18:20まで20分間隔ぐらいバスが運行されているようだ。明日の劉家峡行きの計画が固まってきたので蘭州汽車西站での情報収集は終了だ。

五泉山公園

少し蘭州の街なかを歩いて、09:55頃、西湖公園のバス停から130路のバスに乗車して五泉山へ向かう。五泉山のバス停で下車して南へ歩く。五泉山公園入口の五泉広場がバスの発着場所になっているので五泉広場に停車するバスの方が便利だろう。

五泉山公園は漢の将軍の霍去病が匈奴討伐の西域遠征の時に、この地で泉を見つけた故事から来ている。なので、五泉山公園の入口には霍去病の像がある。

五泉山公園には他にも孫文の像もある。

今回、五泉山公園に来てみたのだが残念なことに千佛閣の桟道が閉鎖されており見物できなかった。五泉山公園の一番の見所が崖に作られた千佛閣だったのに・・・。

昼頃、五泉山公園を出て五泉広場へ向かう。五泉広場は路線バスのバスターミナルになっており、急いでいなければ確実にバスに座って移動できる。

五泉広場から12路のバスに乗車して蘭州車站のバス停で下車する。ユースホステルに戻ると10人ドミトリーが自分1人だけになっていた。

チェックイン時に聞いてはいたが今日は10人の団体が来るので一時的に自分は4人ドミトリーに移動することになっているのだが、掃除していた老板娘が「荷物が多いから移動しなくていいよ!」と言ってきた。

どうやら団体は10人以上のようで部屋を上手く分けてくれたようだ。移動するつもりだったのだが、移動せずに済んだ。そして、団体が来ると思っていたら、10人ドミトリーには1人とか、2人とか徐々にベッドが埋まっていく。

宿泊客と話をしているうちに団体だが、個人個人は各地に散らばっていて、このユースホステルが集合場所になっており、明日から張掖などの西域を巡るそうだ。で、老板がわざわざ宿泊客に日本人がいることを知らせているので、珍獣扱いで「何処行ってきた?」とか、「次は何処行くんだ?」など質問攻めに遭遇する。

そして、夜になると普洱茶好きの団体のリーダーのA先生が日程の説明をしており、朝5時起床で6時前に蘭州駅に行くようだ。国慶節の前から民族大移動が起きているようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 6元
バス 3元 路線バス
合計 9元

蘭州→劉家峡

05:30に起床して出発の準備を整える。同じドミトリーの中国人グループ9人も既に起きて出発の準備をしている。中国人グループは張液へ行くそうで国慶節期間中は西域周遊のようだ。中国人グループが一足早く出発するが、リーダーのA先生が昨晩うるさくて申し訳ないと謝ってきた。

さすがに年長者で若い衆をまとめるリーダーになると周囲にも配慮している。こういった周囲に気を使える中国人は滅多にいない。大多数はおサルさんで酷い状況だ。世界中で悪名を轟かせる中国人観光客にA先生を見習って欲しいものだ。

06:00頃に宿を出る。今日は世界遺産の炳霊寺(炳灵寺)へ行くのだ。まずは蘭州駅から1路のバスに乗車する。1路のバスは06:00から運行していたので、すぐに乗車でき出発を待つ。

06:15に蘭州駅を出発して、06:35に公交集団のバス停で下車する。夜明け前で道は空いており20分で公交集団のバス停に着いた。昼間なら渋滞で相当時間がかかるのに大きな違いだ。西バスターミナルの蘭州汽車西站(兰州汽车西站)から劉家峡行きのバスに乗車する。
07:00出発の朝一番のバスで運賃は19.5元だ。8分遅れの07:08にバスが出発するが客を乗せたり荷物を預かったりしながらノロノロ運転で進む。08:20頃、工事渋滞で動かなくなる。

08:35頃、乗客と車掌が相談して迂回路として高速道路を使って向かうことになる。高速道路代として1人5元追加徴収となるが、08:55頃、高速道路に入るとバスは一気に速度を上げて爆走し始める。

劉家峡ダムで車掌が降りる客がいるか確認してきたが、そのまま劉家峡へ向かう。本来は劉家峡ダムで下車して埠頭から船で炳霊寺へ向かうのだが、バスターミナルの劉家峡汽車站(刘家峡汽车站)の情報を確認したいので素通りした。

10:20頃、約3時間かけてバスターミナルの劉家峡汽車站(刘家峡汽车站)に到着する。

劉家峡汽車站(刘家峡汽车站)で運ちゃんたちが声をかけてくるが、ぼったくりタクシーなので相手にせず、バスターミナルでバスの情報を確認する。
バス情報の確認ができたので劉家峡汽車站(刘家峡汽车站)から来た道を戻る。

劉家峡ダムへ

劉家峡ダムの近くまで戻ると標識が出ているのを見つける。「大坝乘船码头」と船の乗り場が書いてある。

標識のとおりに進むと駐車場と「刘家峡水电站旅游接待中心」の建物が見えてきた。水力発電所の観光センターのようだが船の埠頭はどこだ?

よく見たら建物の裏に「黄河三峡游客服务中心」と看板のある乗船券売り場があった。11:00頃、劉家峡碼頭(刘家峡码头)に到着する。
運賃表を確認すると炳霊寺(炳灵寺)行きは一番早い快艇が往復で120元だ。片道1時間ぐらいで炳霊寺(炳灵寺)の見物時間を入れて往復で3-4時間かかるようだ。

他にも大型船とかあるようだが団体しか使えないようで、個人の観光客は快艇しか選択肢はない。早速乗船券を買おうとするが一番速い船の快艇は7人集まらないと出発しないということで客が集まるのを待つことになる。人数が集まるのを待っていると運ちゃんたちが声をかけてくるが、こういう場合は基本は聞き流しておくのが一番だ。

そうして待っている間に炳霊寺(炳灵寺)行きの客が自分を含めて6人集まってきたが、ここで運ちゃんが集まった客を横取りするために船が大きいとか巧みに声をかけてきて、別の埠頭から炳霊寺(炳灵寺)へ行くことになる。炳霊寺(炳灵寺)行きは6人いるが、あと4人集まれば出発となる。

駐車場で客4人を上手く集めて、11:15に10人で劉家峡碼頭(刘家峡码头)を出発する。

劉家峡碼頭(刘家峡码头)のチケット売場のおばちゃんは客を横取りされるのを阻止することすらせずに、そのまま放置だ。自分たちの縄張りで客を横取りされても何ともないようだ。劉家峡碼頭(刘家峡码头)の運営会社は国営企業か?商売やる気なしである。

初めは白タクだと思っていたが、車内をよく見たら「大坝-水上公园」と路線バスの営業許可のプレートがあった。白タクではないようだが客の横取りをして売上を稼いでいるようだ。12:00頃、金水岸という埠頭に到着する。

ボートで炳霊寺石窟へ

ここで客2人が合流して12人で乗船して、12:15頃に出発する。

劉家峡の奥の方にある埠頭のようで炳霊寺碼頭(炳灵寺码头)まで20分ぐらいで到着するということだ。

12:40頃、炳霊寺碼頭(炳灵寺码头)に到着して自由行動となる。出発は14:00なので1時間20分の自由行動となる。

世界遺産 炳霊寺石窟

炳霊寺(炳灵寺)石窟の入場料は50元だが、2014年に世界遺産に登録されたので、いつ入場料の値上げがあっても不思議はない。

世界遺産に登録されたので、しっかり世界遺産の石碑が設置されていた。

峡谷の風景もなかなかの物だが時間がないので炳霊寺石窟(炳灵寺石窟)へ急ぐ。

炳霊寺石窟(炳灵寺石窟)について簡単に説明しておくが、炳霊寺石窟(炳灵寺石窟)は甘粛省臨夏回族自治州永靖県の南西35kmの小積山大寺溝に位置している。

石窟は十六国時代の西秦の建弘元年(420)に造営が始まり、約1600年の歴史があり、歴代王朝の北魏、北周、隋、唐、宋、元、明、清が石窟の造営を続けてきた。

炳霊寺石窟(炳灵寺石窟)は上寺、下寺に別れ主に観光客が訪れるのが下寺になる。
上寺は下寺から5kmほど離れた場所にあり、専用車で行くことが出来る。

炳霊寺石窟(炳灵寺石窟)も敦煌莫高窟のように石窟に扉がつけられてアパートのようになっている。

炳霊寺石窟(炳灵寺石窟)は交通手段が船という事もあり行くのが難しく観光客が少ない。

石窟は修復工事が行われている所があり一部の公開されている石窟は見ることができなかった。

そして、世界遺産に登録されたからなのだろうか、警備は保安だけでなく公安まで常駐していた。

蘭州へ戻る

14:00に炳霊寺碼頭(炳灵寺码头)を出発して、14:25頃、金水岸の埠頭に戻る。ここで遅めの昼食となるが、高いので自分はそのまま待機となる。15:40頃、劉家峡碼頭(刘家峡码头)へ向けて出発する。16:15頃、劉家峡碼頭(刘家峡码头)に到着。

運ちゃんに120元支払い、国道213号へ出て蘭州行きのバスが通るのを待つ。16:40頃、蘭州行きのバスが来たので両手を振って停めて乗車する。蘭州までは19.5元だ。バスに乗り蘭州へ向かうが雨が降ってきた。乾燥地域の蘭州で雨に遭遇するとは思ってもいなかった。

蘭州市内に入ると酷い渋滞に遭遇しながら、18:45頃、西バスターミナルの蘭州汽車西站(兰州汽车西站)に到着するが、チケット売場が大変なことになっていた。国慶節は明日なのだが、すでに民族大移動が始まっておりチケット売場が大混雑しているのだ。そして、1路の路線バスに乗車して蘭州駅へ戻るのだが、バスは夕方のラッシュに加えて国慶節の民族大移動で蘭州駅へ向かう旅行客が押し寄せ大混雑になっている。

途中のバス停では乗車できない乗客が続出して、無理やり乗車しようとするおサルさんに対してバスの運ちゃんがブチ切れたりとカオス度が急上昇していた。

19:40頃、蘭州駅に到着するが駅前は大渋滞でバスが動かなくなり路上で乗客が降ろされるというカオスぶりだ。国慶節の民族大移動は恐ろしい。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18.5元
バス 39元 蘭州(兰州)↔劉家峡(刘家峡)
バス 5元 高速追加料金
バス 2元 路線バス
バス&船 120元 劉家峡碼頭(刘家峡码头)↔
炳霊寺(炳灵寺)
炳霊寺石窟 50元
合計 234.5元

国慶節の民族大移動が始まった

06:30頃に起きてウンコしにトイレへ行くと、まだしていないはずのウンコが目の前に何故かある。猿ウンコ流せよ!何で中国だとウンコ流さないサルがいるんだよ!中国人はトイレで水を流すことを知らないのか?朝から他人のウンコを見ることになるとは・・・。

国慶節の民族大移動が始まった。蘭州駅へ行ってみたが人多すぎだ。インターネットで切符の予約購入をしても発券機には長蛇の列ができている。通常ではありえない光景だ。いつもならほとんど列なんかできていないのに・・・。

ラサ行きの列車の待合室は平和そうだが、一般の待合室は入口に列ができており内部の状態が容易に想像できる。この時期の移動は非常に危険だ。

駅前には特警の車両もあったりして警備も厳しそうだ。というか、人多すぎるし公安が多いのであまり撮影ができない。


蘭州駅の近くにあるバスターミナルの蘭州客運中心にも行ってみるが大混雑だ。とてもじゃないが内部には入れない。

蘭州名物の牛肉麺

今日はあまり外を歩かないほうがいいような気がしてきた。ユースホステルへ戻る前に牛肉麺を食べておくことにする。
蘭州と言ったら牛肉麺だ!そこら中に牛肉麺の店がある。

その辺を歩けば牛肉麺の店があるので、見つけた店で牛肉麺を食べる。値段は6元で安い!安いだけでなく、もちろん美味い!

牛肉麺を食べた後は蘭州駅周辺で一番大きいスーパーの北京華聯でパンとビールを購入する。

ビールは地ビールの五泉啤酒(600ml)が2.2元で、ペプシコーラ(600ml)の2.7元より安い!これだけあれば今日は乗り切ることが出来るだろう。食料を購入したのでユースホステルへ戻り今日一日避難生活である。明日は出かけることが出来るだろうか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 21.91元
合計 21.91元

蘭州の中山橋

09:00頃、蘭州駅前で10路のバスに乗車して書刊批発市場(甘肃书刊批发市场)へ向かう。書刊批発市場は書籍の卸売り市場で書店より安く本が購入できるのだ。日本では本は定価販売しなければならないが、中国では本の値引き販売がされているのだ。

09:30頃、書刊批発市場にやって来たが、国慶節の連休でほとんどの店が休みであった。
国慶節の事を忘れていた。10:00頃、109路のバスで中山橋に向かう。10:50頃、中山橋へやって来た。

黄河に架かる最初の鉄橋で蘭州の主要観光地だ。国慶節ということもあり中山橋には中国国旗が飾り付けられている。ここから黄河を渡れば対岸には白塔山公園があるのだが、山頂の仏塔が工事中のようなので今回は行くのを見送る。

ロンリー・プラネット陝西を購入

陝西省の情報収集のために、あまり利用したくないが新華書店でロンリー・プラネット陝西を探すが見当たらなかったのでユースホステルへ戻ろうとするが、甘粛省人民政府の前にあった広場書城で探してみたらロンリー・プラネット陝西があったので購入する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16.5元
バス 3元 路線バス
ロンリー・プラネット陝西 59元
合計 78.5元

鲁土司衙門旧址を目指すが失敗

06:10頃、宿を出て西バスターミナルの蘭州汽車西站(兰州汽车西站)へ向かう。今日は連城(连城)にある鲁土司衙門旧址(鲁土司衙门旧址)へ行こうと思うのだが、バスターミナルで連城(连城)行きのバスを確認するが一番早いバスが09:30出発なので、窯街(窑街)行きのバスに乗車する。運賃は28元だ。

07:30頃、バスが出発するが連城(连城)まで無事にたどり着けるかは謎だ。10:10頃、蘭州の紅古区に到着するが、紅古区のバスターミナル前で客が自分1人だけなったので運ちゃんバスの運行を打ち切りやがった!
バスターミナル前の交差点から乗り合いタクシーに乗れば連城(连城)へいけるという事であったが、窯街(窑街)と民和へのボリタクしかなく連城(连城)は窯街(窑街)の先だ。運ちゃんに騙されたよ!

とりあえず、窯街(窑街)まで行って連城(连城)へ行く方法を考えるしかなさそうだ。しかし、窯街(窑街)行きのタクシーは滅茶苦茶混んでいて、11:00頃、ようやく窯街(窑街)行き乗り合いタクシーに乗車。運賃は5元。

11:50頃、窯街(窑街)に到着する。目の前に永登行きのバスとかがあったので、乗務員のおばちゃんに連城(连城)へ行くか聞いてみたら乗り合いタクシーで行けるという事であった。どうも、このまま連城(连城)を目指してもたどり着けないような気がしてきた。強行軍で行っても連城(连城)から帰ってこられるかも怪しい。

残念であるが撤退を決断して、13:45頃、紅古区に戻ってきた。バスターミナルの紅古区汽車站で14:10出発の蘭州行きのバスに乗車する。

運賃は25元で、バスの切符には出発地が海石湾となっている。紅古区は海石湾とも呼ぶようだ。15:50頃、蘭州汽車西站に到着する。大人しく最初から連城(连城)行きのバスに乗っていればよかった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16元
バス 28元 蘭州→窯街
バス 10元 海石湾↔窯街
バス 25元 海石湾→蘭州
バス 2元 路線バス
合計 81元

蘭州→天水の切符を購入

朝起きたらすぐに鉄路客戸服務中心で明日の蘭州→天水の切符を予約購入する。09:30頃、蘭州駅へ行き窓口で切符を受け取る。

国慶節の大型連休中であるが切符売場は空いていた。いや、切符売場だけでなく蘭州駅周辺も空いている。民族大移動は終わったのか?まだUターンラッシュが控えている可能性があるので油断はできない。

蘭州名物の牛肉麺

明日の天水行きの切符を購入したので、あとはユースホステルへ戻り明日の準備をするだけだ。ユースホステルへ戻る前に蘭州名物の牛肉麺(蘭州拉麺)のを食べに行くことにする。蘭州市内の各地に牛肉麺の店があるが、蘭州駅周辺も多くの牛肉麺の店が営業している。

今日は舌尖尖牛肉面というチェーン店で牛肉麺を食べる。蘭州の牛肉面の相場は6元で安く庶民の味として親しまれている。日本でいうと牛丼と言ったところかな?

殆どの店では最初に食券を買って食べることになる。盛り付け時に店員さんに何も言わなければ唐辛子や香菜が山盛りになるので注意が必要だ。

基本的にセルフ式になるのだが、食べ終わった後はお碗を片付けなくても店員さんが片付けてくれるというのが中国式だ。蘭州に来た時は必ず蘭州名物の牛肉麺を食べて置かなければならない。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 22元
鉄道 51.5元 硬座 蘭州→天水
合計 73.5元

甘粛省チベット文化圏旅行記2014秋

四川省→甘粛省

マルカム(馬爾康)からゾルゲ(若爾蓋)へ

06:00に起床してゾルゲ(若爾蓋)(若尔盖)行きの準備を整える。06:30にチェックアウトをして、そのまま1階のバスターミナルの馬爾康客運中心へ移動。

今日は昨晩からの雨が止まずに天気が悪い。ゾルゲ(若爾蓋)(若尔盖)行きのバスに乗車して出発を待つ。出発時刻の07:00を過ぎて10分遅れの07:10にマルカム(馬爾康)(马尔康)を出発する。

乗車率は8割ぐらいで空席がある。国道317号を走り、まずは中間地点の紅原を目指す。道路状況は所々で土砂崩れがあったが問題なく順調にバスは走る。08:10頃、紅原と成都への分岐点を通過して国道317号から省道209号に入る。

9月でも雪の降る四川省

標高が上がっていき標高3300mを越えると山の上が白くなっている。9月なのに雪が降っているようだ。

標高3500mを越えると山は完全に白くなり、雨が雪に変わった。四川省にいて9月下旬なのに雪が降っているとは思ってもいなかった。山を越えて紅原大草原に入るが雪が積もっており大草原というよりも大雪原に近い状態だ。

10:40頃、紅原に到着する。マルカム(馬爾康)(马尔康)から3時間半での到着だ。紅原で早めの昼休憩となり昼食を食べに行く乗客もいれば、そのままバスで待機する乗客もいる。

それとトイレは有料の汚い1元トイレがあり料金徴収のジジイが待機していた。有料にするなら、それに見合う設備のトイレにしろよ!

11:00頃、紅原を出発するが運ちゃんが何故か自分にだけ30元追加で払うように要求してきた。自分の切符だけ89元になっており他の乗客の切符は115元になっているのだ。

その差額を徴収という訳なので100元札で支払うが、本来の差額が26元というのに気がつく。運ちゃんに残りのお釣り4元払うように言うが嫌がっている。しつこくお釣りを払うようにいってようやく4元取り戻す。

運ちゃんは金額間違えても当然謝らない。弱肉強食、騙す奴より騙される奴が悪いという中国社会の一端が見えた。それに差額が発生するなら出発前に説明するのが当然だろう。これが中国のサービス水準なのか。

しかし、なぜ自分の切符だけ金額が違うのだ?それと、「差額払うから領収書発行してちょ!」と言って運ちゃん困らせても良かったな。絶対にクジ付きの領収書用意していないだろうし。

13:50頃、ゾルゲ(若爾蓋)(若尔盖)の入口まで来たが、ここでバスの乗り換えとなる。

橋を渡り対岸で待機しているバスに乗り換える。橋は仮設のようで車はバイクのみの通行になっている。洪水で橋が流されたのか?

四川省ゾルゲから甘粛省郎木寺へ

14:00にバスが出発して、14:10頃、バスターミナルの四川省若爾蓋客運中心に到着する。

ここで甘粛省の郎木寺行きのバスの運ちゃんに声をかけられ切符を購入する前に荷物を先にバスに乗せておく。すぐに郎木寺行きの切符を購入するが、世間話に忙しい窓口のオバちゃんが面倒臭そうに切符を売ってくれる。

ゾルゲ(若爾蓋)(若尔盖)の街は2007年に訪れたときと比べ車が多い印象を受けた。14:35に5分遅れで四川省若爾蓋客運中心を出発する。乗客は自分を含めて6人だけだ。乗車率は2割ぐらいだ。

ゾルゲ(若爾蓋)(若尔盖)を出るまでに新たに9人乗車して乗車率は4割ぐらいになる。バスはゾルゲ(若爾蓋)(若尔盖)を出て国道213号を北上して草原の中を爆走していく。

郎木寺に到着

山は雪化粧しており9月でも四川省と甘粛省の境界は冬になっている。正直言って郎木寺を訪れる時期を間違ったかもしれない。まさか雪が降っているとは思わなかった。16:30頃、約2時間かけて甘粛省の郎木寺に到着する。

2007年に郎木寺を訪れたが随分と変わっている。郎木寺にも開発の波が押し寄せており建設ラッシュが起きていた。

地球の歩き方 D08 チベット 2014~2015年版に郎木寺のバスターミナルについての記述があったのでバスターミナルへ行くのかと思ったら、郎木寺の入口にはバスターミナルは見当たらず、そのまま郎木寺の村の中にバスは進み四川省側のキルティ・ゴンパの入口が終点であった。

地球の歩き方 D08 チベット 2014~2015年版に書いてある郎木寺のバスターミナルは本当にあるのか?

泊まる宿間違えた

今日の宿はロンリープラネット四川・重慶や地球の歩き方 D08 チベット 2014~2015年版に掲載されていた旅朋青年旅館だ。2007年に郎木寺を訪れた際に営業していたのは目撃している。

ロンリープラネットや地球の歩き方に掲載されているから大丈夫だろうと3泊することにしたが、これが大失敗であった。トイレ1つしかないし、おまけに汚えし水が流れねえじゃないか!さらに1泊25元の12人ドミトリーは寒くて冷蔵庫の中と同じだ。

後悔しつつ甘粛省での旅行計画を立てるために昆明で買っておいたロンリー・プラネット甘粛・寧夏を読むと旅朋青年旅館の前の経営者が別の所に新旅朋青年旅館を開業して、今の旅朋青年旅館の経営者は地元民と書いてあるではないか!完全に泊まる宿を間違えた!先にロンリー・プラネット甘粛・寧夏を読んでおくべきであった。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 75元 1泊25元×3
食費 20元
バス 26元 マルカム(馬爾康)→ゾルゲ(若爾蓋)
追加料金
バス 25元 ゾルゲ(若爾蓋)→郎木寺
合計 146元

四川省と甘粛省の境界・郎木寺

郎木寺を調査する

昨日は寒くて季節が冬だった郎木寺だが、今日の天気は晴れて過ごしやすくなっている。11:30頃、郎木寺の村の調査を開始する。地球の歩き方 D08 チベット 2014~2015年版に記載されている郎木寺のバスターミナルが本当に存在するか確認してみる。

11:40頃、四川省側のキルティ・ゴンパの入口にやって来た。すぐ近くには郎木寺と四川省のゾルゲ(若爾蓋)(若尔盖)を結ぶバスの停車場があった。停車場の入口には時刻表が貼られていた。

昨日、ゾルゲ(若爾蓋)から乗車してきたバスはここに駐められて朝出発していった。

郎木寺のバス集結場所

12:00頃、郎木寺賓館(郎木寺宾馆)のある三叉路に到着。郎木寺を訪れたことのある人は知っているだろうが、この三叉路がバスや乗り合いタクシーの集結場所のなっており、バスターミナルの代わりになっている。

そして、三叉路には夏河と合作へのバスが停車していた。合作行きのバスはクラクション鳴らして客を乗せながら出発していった。

地球の歩き方に騙された

昼食を食べてから、13:10頃、地球の歩き方 D08 チベット 2014~2015年版の地図を確認しながら郎木寺のバスターミナルを探してみる。国道317号へ向かって歩いていくが周辺は建設ラッシュ真っ最中の風景が続き、そして何もない草原地帯となった。

13:35頃、郎木寺へ引き返す。13:55頃、郎木寺の三叉路まで戻って来た。郎木寺のバスターミナルなんて存在していなかった。あったのは廃墟と化したバス停だけだった。

地球の歩き方 D08 チベット 2014~2015年版には存在しない郎木寺のバスターミナルが記載されていた。だから「地球の迷い方」なんて言われるんだ。

13:55頃、郎木寺賓館(郎木寺宾馆)の前の通りを南へ行くとロンリー・プラネット甘粛・寧夏にあった新旅朋青年旅館を見つける。

名称が新旅朋国際青年旅舎になっているが中国ではよくあることだ。

14:00頃、郎木寺の南の高台へ行く。ここは四川省側になるのだが郎木寺の村が一望できる。それと、甘粛省側のセルティ・ゴンパも見える。

14:20頃、郎木寺の村へ戻る。ロンリー・プラネット甘粛・寧夏によれば、郎木寺鎮の人口は34000人で、その中で村に住んでいるのが3000人ぐらいだそうだ。

その3000人の中の1100人ぐらいがチベット仏教の僧侶となっている。村人の約3割が僧侶なので、そこら中に僧侶がいるのだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 42元
合計 42元

郎木寺のセルティ・ゴンパとキルティ・ゴンパ

08:10頃、セルティ・ゴンパ(達倉郎木寺)(达仓郎木寺)を訪れる。色止寺や達倉郎木賽赤寺院(达仓郎木赛赤寺院)とも呼ばれ、賽赤寺(赛赤寺)とも略される。色々名称があって少しややこしい。入場料は30元だ。

甘粛省側のセルティ・ゴンパ

セルティ・ゴンパは1748年に創建されたチベット仏教ゲルク派の寺院だ。座主は元々はガンデン・ゴンパで修行していたそうだが、70歳(1748)の時にダライ・ラマの許しを得て故郷に戻りセルティ・ゴンパを創建したそうだ。

朝の早い時間帯だが中国人観光客が多いので写らないように撮影するのに苦労する。なので、自然と屋根とか上の方ばかり撮っている。

お堂巡りをしながら中国人観光客がいない場所を探す。7年前は観光客少なかったのに、こんなにも観光客が増えているとは・・・。

セルティ・ゴンパの鳥葬台

09:40頃、鳥葬台(天葬台)にやって来た。ここは鳥葬が行われる場所だ。

鳥葬はラルン・ガル・ゴンパで見ているが、ラルン・ガル・ゴンパの鳥葬は大規模な観光アトラクションとなっている。セルティ・ゴンパの鳥葬も観光客が見物できるようになっており観光資源の一つとなっている。

しかし、セルティ・ゴンパの鳥葬台は巨大モニュメントとかはなくタルチョがはためいているだけだ。セルティ・ゴンパの鳥葬台は7年前と変わっていない感じだ。

鳥葬台の入口には土産物屋のチベット族のおばあちゃんたちがいた。郎木寺でも鳥葬は貴重な観光資源となっているようだ。

タルチョの近くに鳥葬台があるのだが、鳥葬台は2ヶ所ある。まず1ヶ所目はタルチョのある山の上だ。岩の上に斧や包丁があり周辺に人骨があった。

もう1ヶ所はタルチョの前で、ここが主に鳥葬が行われている場所だ。岩の周辺には斧や包丁が転がっており、手袋も捨てられている。

そして、鳥が食べ残した肉のついた頭蓋骨が転がっていた。ほかにもバラバラになっていない背骨などがあり、周囲にはラルン・ガル・ゴンパと同じ死臭が立ち込めている。


7年前に訪れた時は鳥に食べられていない切り裂かれた死体と手足のない死体があったので、死臭が立ち込めていてもそれほど衝撃はない。

鳥葬台からセルティ・ゴンパの入口へ戻り大チョルテンを見物する。

四川省側のキルティ・ゴンパ

12:10頃、キルティ・ゴンパ(格尔底寺)に到着する。入場料は30元なので、50元札で払うが坊さんはお釣りの20元札を投げてよこした。坊さんの態度に問題ありだ。

キルティ・ゴンパ(格尔底寺)は郎木寺の四川省側にあり、18の分院を持つアバ・チベット族チャン族自治州で最大のチベット仏教ゲルク派の寺院である。

キルティ・ゴンパの裏山は郎木寺大峡谷(納摩大峡谷とも呼ばれる)があり、仙女洞、虎穴、白龍江の源流がある。

トレッキングコースになっているので峡谷の奥の方まで行ける。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 31元
セルティ・ゴンパ 30元
キルティ・ゴンパ 30元
合計 91元

郎木寺→合作→夏河をバスで移動

05:40頃、目が覚める。今日は夏河へ移動するのだがオーストラリア人のカップルはまだ寝ているので起こさないように出発の準備をするが、05:50頃、合作行きバスがクラクションを鳴らしながら郎木寺の村の中を通る。

クラクションでバスがあることを知らせているのだ。このクラクションで乗客が郎木寺賓館の三叉路に集まってくるのだ。

06:50頃、三叉路へバスの状況を確認しに行くとゾルゲ(若爾蓋)(若尔盖)と合作行きのバスが停車していたので宿へ荷物を取りに戻る。宿を出て合作行きのバスに乗車するが既に半分ぐらいの席が埋まっていた。前の方の席に座ろうかと思ったが、もの凄い体臭がするので後ろの席にしておく。

そういえば、ゾルゲ(若爾蓋)(若尔盖)行きのバスは06:30出発のはずだがまだ停車している。客が集まらないようだ。07:10頃、客が集まったようでゾルゲ(若爾蓋)(若尔盖)行きのバスが出発していった。

合作へ向けて出発

運ちゃんが運賃徴収をして、07:30頃、合作行きのバスが出発する。もちろん地球の歩き方に記載されている存在しない長距離バスターミナルには停車しない。

国道213号との合流地点で乗客を乗せて国道213号を北上していく。大草原の中をバスが爆走するが、後ろの席のチベット族のおばちゃんがゲロを吐いている。バスにあまり乗ったことがないのだろう。いや、車自体に滅多に乗らないのだろう。あれだけ揺れる馬には平気で乗れて、なぜ車に乗るとゲロを吐くのだ?

08:50頃、碌曲に到着する。碌曲でほとんどの乗客が降りる。合作と郎木寺の中間の小さな町だが宿や食堂はある。09:00頃、出発して合作へ向かう。

合作でバスターミナルを移動

10:00頃、郎木寺から約2時間半かけて合作に2つあるバスターミバスがナルの合作公用型汽車站(通称を汽車南站)に到着する。

合作汽車南站から3路の路線バス(運賃1元)に乗車して、10:30頃、合作汽車站(通称を汽車北站)に到着。

合作→夏河

夏河(サンチュ)行きのバスのチケットを購入する。運賃は22元だ。

11:10にバスが夏河へ向けて出発する。乗車率は5割ぐらいだ。

夏河のユースホステル

12:45頃、約1時間半かけてバスターミナルの夏河県公用型汽車站(夏河县公用型汽车站)に到着する。

バスターミナルからラプラン寺(拉卜楞寺)へ向かい、ラプラン寺のマニ車の手前にあるドブ川沿いに下って大夏河の橋の手前で左 折して、13:15頃、ユースホステルの甘粛拉卜楞紅石国際青年旅舍(甘肃拉卜楞红石国际青年旅舍)(Labrang Redrock International Youth Hostel)に到着する。

チベット様式の建物で部屋は4人ドミトリーで1泊45元(会員料金)だ。ちなみにロンリー・プラネット甘粛・寧夏によればユースホステルの経営者はタンカ絵師のラマ僧だ。なので敷地内にはタンカ展覧センター(唐卡展览中心)があり、夕方以降は僧侶がお茶を飲んでいたり、宿泊客と談笑していたりする。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 90元 1泊45元(会員料金)×2
バス 50元 郎木寺→合作
バス 22元 合作→夏河
バス 1元 路線バス
合計 163元

チベット仏教ゲルク派六大寺院ラプラン寺

夏河(サンチュ)のラプラン寺(拉卜楞寺)

08:00頃、ラプラン寺(拉卜楞寺)へ向かう。ラプラン寺はチベット仏教ゲルク派6大寺院のひとつだ。

ラプラン寺は清の康煕48年(1709)に夏河を統治していたモンゴル族の河南親王が60歳のジャムヤン・シェパ1世(第一世嘉木样大師)をチベットから故郷へ呼び戻し寺を創建したそうだ。

最盛期には3000人以上の僧侶と108の寺院(実際は139)を傘下に置くほどになった。
文化大革命で寺は破壊されるが、現在では復興が進んでいる。昨晩ユースホステルでチベット医学の僧侶が話していたが、現在は2000人以上の僧侶がラプラン寺にいるそうだ。

ラプラン寺で巡礼者に混じってコルラするが、途中で疲れて巡礼者から脱落する。

コルラばかりしているわけにいかないのでラプラン寺の中の方へ向かう。

本殿は相変わらず立派だが近くには入場券売場がある。40元なのだが撮影ができないので立ち去る。

タンカ台へ行きラプラン寺の全景を見るが天気が悪いのであまり良く見えない。天気は曇りで撮影には向かないし、ラプラン寺は各地の建物が改修中で観光もはっきり言って駄目である。改修工事が終わる来年以降に観光に来た方がよいだろう。

明日は蘭州に移動して長期滞在の宿を確保しなければならない。そう、あの民族大移動の国慶節が間近に迫っている。1週間の大型連休で各地の観光地では宿の確保が困難になるのだ。夏河のユースホステルは10月1日の国慶節は予約で埋まっているので、既に避難先としては利用できない。

そこで蘭州に移動して国慶節の民族大移動の期間の10月1日から10月7日までの避難先として宿を探さなければならない。ところが蘭州は国際青年旅舎の加盟店がない。さてどうするか・・・。

11:00頃、バスターミナルの夏河県公用型汽車站(夏河县公用型汽车站)で明日の蘭州行きのバスの切符を購入する。蘭州までは76元(約1400円)だ。


明日の準備は出来たのでユースホステルへ戻ることにするが、途中で中国版100均というか、2元とか10元とかの雑貨屋によって3元のスプーンを購入する。

ヤクヨーグルト(牦牛酸奶)を購入

スプーンを購入したので次はヤクヨーグルト(牦牛酸奶)を購入する。夏河(サンチュ)は色んな所でヤクヨーグルト(牦牛酸奶)が売られているが、トラックが街なかに停まって販売していたりもする。

そこでトラックで販売していたチベット族の兄ちゃんに値段を聞く。ヤクヨーグルト(牦牛酸奶)は3種類あって小さいのが8元、中が35元、大が50元となっており、35元の中を購入する。容器に重さは表記されていなかったけど、大体2kgぐらいだ。

普通のヨーグルトなら買わないが、今回はヤクヨーグルト(牦牛酸奶)なので買ってみた。「中国なので本当にヤクですか?ただの牛乳から作ったのでは?」というツッコミはなしでお願いします。

ユースホステルへ戻り、ヤクヨーグルト(牦牛酸奶)を食べる。表面はチーズみたいになっており、中は完全にヨーグルトだ。砂糖とか入っていないので少し酸味が効いていた。

夏河(サンチュ)のまとめ
  • バスターミナルの夏河県公用型汽車站(夏河县公用型汽车站)は蘭州、郎木寺など甘粛省各地へのバスと青海省の西寧、同仁へのバスがある。
  • ラプラン寺(拉卜楞寺)は改修工事をしており観光には向かない。
    観光するなら2015年夏以降か?
  • 9月でも夜は冷え込んで冬の寒さ。
夏河(サンチュ)のGPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

夏河県公用型汽車站
N 35°12’17.60″
E102°31’21.77″
夏河の宿
甘粛拉卜楞紅石国際青年旅舍
(甘肃拉卜楞红石国际青年旅舍)
(Labrang Redrock International Youth Hostel)
N 35°11’41.14″
E102°30’50.61″
ラプラン寺
(拉卜楞寺)
N 35°11’38.42″
E102°30’20.06″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 35元
バス 76元 夏河→蘭州
雑貨 3元
合計 114元

東チベット四川省ラルンガルゴンパ旅行記2014秋

甘孜チベット族自治州へ

バスで西昌→ダルツェンド(康定)

06:45頃、ユースホステルの西昌清翠国際青年旅舍(西昌清翠国际青年旅舍)(Skylark International Youth Hostel)をチェックアウトする。最寄りの老海亭のバス停へ行くが、まだ時間帯が早いのでバスターミナルの西昌汽車旅游客運中心(西昌汽车旅游客运中心)まで歩いていく。

07:10頃、西昌汽車旅游客運中心始発の12路のバスに乗車して西バスターミナルの西昌旅游集散服務中心(西昌旅游集散服务中心)へ移動する。始発から乗車なので余裕で座れた。07:30頃、西バスターミナルの西昌旅游集散服務中心(西昌旅游集散服务中心)に到着する。

手荷物のX線検査を受けて待合室へ入る。改札は07:45からなので少し待つことになる。改札が始まりバスに乗車して出発を待つ。

10分ほど時間があるのでトイレへ行ってくるが無料でちゃんと扉のあるトイレだ。おまけにウンコ山盛りということもなく問題ない。

しかも、小の方はセンサー式で自動で水が流れる。手洗いの方もセンサー式だ。西バスターミナルの待合室のトイレは安心して利用できる。ただ外にあるトイレは0.5元の有料なので要注意だ。

出発時刻の08:00を過ぎるが出発する気配がない。後ろに空席があるので遅れている奴がいるようだ。08:10頃、堆肥袋を担いだ4人組のおっちゃんたちがやってきた。このおっちゃんたちが遅れの原因のようだ。と思ったら、さらにまだ3人来ていない。乗客が騒ぎ始める。

08:20頃、さらに堆肥袋を担いだおっちゃん3人組が遅れてきたが、バスターミナルの外にまだ荷物があるようで取りに行こうとするが乗客と運ちゃん切れ気味になる。28分遅れの08:28に出発する。

大体遅れた乗客は置いて行かれるのが一般的だが、このバスの運ちゃんはかなり優しいようで遅れた乗客を待っていた。

西バスターミナルの西昌旅游集散服務中心(西昌旅游集散服务中心)を出る際に康定行きがもう一台停車していた。康定行きは1日2本だが臨時便(加班车)が運行されていた。

高速道路を成都、雅安方向に走り、10:10頃、トイレ休憩でサービスエリアに立ち寄る。標高は2300mぐらいで涼しい。西昌の暑さとは別世界だ。

10:15に出発して再び高速道路を爆走する。11:00頃、石棉で高速道路を降りる。石棉は西昌-康定の中間にある山間の都市だ。川沿いの省道211号を康定へ向けバスは走っていく。

11:30頃、2回目の休憩となる。
GPSを確認すると標高935mとなっている。11:45頃、バスが出発して山岳地帯を北上していく。甘孜チベット族自治州との境界に近づいてくると道路状況が悪くなる。

かなりの凸凹道の中で甘孜チベット族自治州に入るが海螺溝の近くになると道路状況がよくなり、14:00頃、瀘定(泸定)を通過する。この辺りで省道211号から国道318号に入る。
康定までは、あと50kmのようだ。

15:05頃、3回目の休憩兼洗車で停車する。峡谷の中ですぐ近くには吊り橋があるが、さすがに渡るのは怖くて途中で引き返した。

バスの洗車が終わるまで休憩になるが、中国は長距離バスや長距離トラックが多いので、こういった冷却水補充(加水)や洗車といった商売が成り立つようだ。日本とは違いガソリンスタンドで洗車というのはなさそうだ。

康定に到着

16:00頃、康定汽車站に到着する。西昌から康定まで約7時間半の道のりであった。バスターミナルは工事中であったが、宿の客引きのオバちゃんや乗り合いタクシーの運ちゃんたちが頻繁に声をかけてくる。

宿はバスターミナルから約1分ほどの所にあるユースホステルの康定貢嘎国際青年旅舍(康定贡嘎国际青年旅舍)(Kangding Konka International Youth Hostel)だ。入口が古道客房部という宿と一緒でユースホステルのレセプションは3階で、1階と2階は古道客房部になっているので「ここでいいのか?」とちょっと迷った。

予約はしていなかった部屋は8人ドミトリーが空いており1泊30元(会員料金)だ。宿を確保したので康定の街を探検する。

康定は甘孜チベット族自治州の州都になるのだが、街自体は新しい建物ばかりでチベタン濃度はあまり高くない。街を歩いていて一番多い金融機関は中国農業銀行で、次に中国建設銀行という感じだ。

甘孜チベット族自治州の州都ということもあり、中国銀行と中国工商銀行はとりあえずあるという感じである。やはり田舎になると中国農業銀行が強い。

それと康定では路線バスが走っていた。3路線走っているらしいが2路線しか確認できなかった。1路と2路が中心部を走っていた。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 60元 1泊30元(会員料金)×2
食費 26.9元
バス代 1元 路線バス
合計 87.9元

甘孜チベット族自治州の州都・康定

ダルツェンド(康定)の寺巡り

07:00頃、ユースホステルを出て跑馬山へ向かう。跑馬山は康定の南にある山で山の上は公園になっておりチベット仏教の寺院がある。

通常は康定の街の西にある公主橋のロープウェイで山の上に行くようだが、他にも登山道が3ヶ所か4ヶ所ある。今回は登山道を登っていく。

07:30頃、登山道のある観音閣にやってきた。

観音閣もチベット仏教の寺院で朝から参拝者がいた。観音閣から登山道を登るのだが、どこにあるのか分かりにくい。探していたら歯磨きしていたラマ僧が「登山道あっち!」と教えてくれて登山開始だ。

跑馬山

タルチョだらけの登山道を登っていき、09:00頃、跑馬山の入場券売場に到着する。入場料は50元で高い。

まずは広場の跑馬坪へ行くが、第一印象は「これは失敗か?」である。

次に山の上にある九龍池浴仏殿というチベット仏教の寺院に行くと尼さんが掃除をしていた。建物は新しく仏像とかも新しかった。

続いて吉祥禅院を訪れる。跑馬山を一通り見たが、これで50元は高い。

どう考えても無料でよくないか?10:30頃、後悔しつつ下山する。

登山道を下り国道に出て、11:20頃、跑馬山ロープウェイ乗り場にやってきた。

跑馬山ロープウェイ乗り場の前にはバス停の公主橋(公主桥)があり、2路のバスで東関新車站(东关新车站)まで乗ればバスターミナルの康定汽車站(康定汽车站)へ戻ることも出来る。

ラモ・ツェリン・ゴンパ(南無寺)

11:35頃、ラモ・ツェリン・ゴンパ(南無寺)(南无寺)に到着。チベット仏教の寺院であるが建物は新しく建設中の部分もあった。古さは感じられないがラマ僧も多くかなり立派な寺院だ。

寺院内に描かれた絵をみると、ラモ・ツェリン・ゴンパ(南無寺)(南无寺)の歴史はかなりありそうだ。清の乾隆帝からラモ・ツェリン・ゴンパ(南無寺)(南无寺)の額を下賜される絵があった。

ドルジェ・ダク・ゴンパ(金剛寺)

ラモ・ツェリン・ゴンパ(南無寺)(南无寺)から5分ほど離れた所にある、ドルジェ・ダク・ゴンパ(金剛寺)(金刚寺)に12:15頃到着。

ドルジェ・ダク・ゴンパ(金剛寺)(金刚寺)は1272年に跑馬山の麓にチベット仏教ニンマ派の寺院として建立されたが15世紀中頃に火災で焼失したが、明正土司により現在の場所に再建される。

700年以上の歴史のある古刹で、現在は38人の僧侶がいる。12:30頃、ドルジェ・ダク・ゴンパ(金剛寺)(金刚寺)を離れる。

ンガチュ・ゴンパ(安覚寺)

13:20頃、康定賓館の近くにあるチベット仏教ゲルク派寺院のンガチュ・ゴンパ(安覚寺)(安觉寺)に到着する。

1652年に5人の高僧がダライ・ラマ5世に場所を決めてもらい建立される。1932年に火災により弥勒殿以外が焼失するが再建され最多時に160人の僧侶がいたが、現在は29人の僧が修行をしており、活仏は1人いる。ダライ・ラマが宿泊したり文化大革命で破壊されたりと色々と波乱の歴史がある寺だ。

でも、寺の案内を見ると僧侶の定員は23人なのだが29人在籍しているという事は定員オーバーではないのか?

経堂の中を見物していると小さいけどダライ・ラマの写真が飾られている。
やはり、ある所にはあるということですね。

寺の経堂の前で記事を書いているのだが、ラマ僧に囲まれながら記事を書いている。どうやら、不審者に見えるようだが、日本人と分かると珍しがって周辺にいるラマ僧がさらに増えてしまった。13:40頃、ンガチュ・ゴンパ(安覚寺)(安觉寺)を離れ、康定汽車站で明日のダンゴ(炉霍)行きのバスのチケットを購入する。

ダルツェンド(康定)のまとめ
  • バスターミナルの康定汽車站は街の東の外れにある。
  • 跑馬山の入場料は50元だが、50元の価値なし。
  • ラモ・ツェリン・ゴンパ(南無寺)とドルジェ・ダク・ゴンパ(金剛寺)は見ておいて損はない。
  • バスターミナルと跑馬山ロープウェイ乗り場(バス停は公主桥)は路線バスで行ける。
ダルツェンド(康定)のGPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

康定汽車站
N 30°03’25.55″
E101°58’42.24″
康定の宿
康定貢嘎国際青年旅舍
(康定贡嘎国际青年旅舍)
(Kangding Konka International Youth Hostel)
N 30°03’24.87″
E101°58’37.231″
跑馬山ロープウェイ乗り場
N 30°02’39.45″
E101°57’32.65″
跑馬山
N 30°02’56.04″
E101°58’02.30″
ラモ・ツェリン・ゴンパ(南無寺)
N 30°02’30.51″
E101°57’21.26″
ドルジェ・ダク・ゴンパ(金剛寺)
N 30°02’25.11″
E101°57’29.67″
ンガチュ・ゴンパ(安覚寺)
N 30°03’02.56″
E101°57’38.31″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 26元
バス代 97.5元 康定→炉霍
跑馬山 50元
ATM手数料 7.5元
合計 181元

バスで康定→ダンゴ(炉霍)

05:10頃に起床して出発の準備をする。すでにこの時間は起きている宿泊客が多数おり四川省各地への早朝のバスに乗るようだ。

06:00にユースホステルをチェックアウトする。保証金なしだったので、シーツや枕カバーを指定されたカゴに片づけて勝手に出ていく方式だ。朝から小雨が降っており天気が悪いが徒歩1分ほどの所にあるバスターミナルの康定汽車站で、06:30出発のダンゴ(炉霍)行きのバスに乗車する。

バスターミナルの外では成都、ガンゼ(甘孜)、稲城、リタン(理塘)、バタン(巴塘)などへの乗り合いタクシーの運ちゃんが呼び込みをしていた。まだ日の出前なのに商売熱心だ。

炉霍行きのバスに乗車して出発を待つ間に成都、ガンゼ(甘孜)など各地へのバスが次々と出発していく。出発時間の06:30を過ぎるが乗客が1人来ないので出発できない。運ちゃんとバスターミナルのおばちゃんとお姉ちゃんが相談している。しばらくしておばちゃんが状況を説明してくれた。乗客1人が改札は通ったけど間違えて別のバスに乗り込んだ可能性があると・・・。

出発時にチケットや人数を確認するのになぜ乗り間違えるのだ?06:45に1人置いて出発する。雨の中バスは走り、出発から1時間ほどで4000m以上の峠を越えていく。峠を越えると雨は止み日が射してくる。

標高3400m以上の高地を走り、08:20頃に新都橋を通過する。08:35頃、トイレ休憩で停車するが外は結構冷えている。9月中旬とはいえ晩秋の服装がちょうどいいくらいだ。

09:15頃、塔公を通過する。街自体は小さいが宿や食堂は揃っている感じだ。塔公は欧米人に人気の観光地のようだが今回は素通りする。

09:50頃、八美に到着する。公安の検問で停車して運ちゃんが登記に行くが、前の席の乗客がタバコを吸い始めた。バスはもちろん禁煙だ。

運ちゃんが戻ってくるとおサルさんは注意されるが、何やら言い訳をしてタバコを吸うのをやめない。最終的にはおサルさんは運ちゃんのいうことを聞いてタバコを吸うのを止めたが、おサルさんなので何とも思っていない。検問を過ぎた所で二回目のトイレ休憩となる。

11:30頃、昼食休憩で停車するが食堂は1人20元でぼったくりだ。もちろん自分は昼食抜きである。ここは標高3100mぐらいで上着1枚着ていればちょうどよい気候だ。停車場所はガンゼ(甘孜)や白玉などへのバスが昼食で休憩するようで数台停車している。

で、これだけバスが停車しているので、そこらじゅうでおサルさんたちが痰を吐いたり、手鼻をかんでいる。もちろんタバコも吸っているが吸い殻はポイ捨てだ。マナー全くなしで、日本の長距離バスでは見られない普段通りの光景だ。12:00ちょうどにバスが出発してダンゴ(炉霍)へ向け再び走り始める。

炉霍の宿はカサル大酒店

14:00頃、バスターミナルの炉霍汽車站に到着する。バスターミナルと言っても停車場と切符売場があるだけで待合室のない小さなバスターミナルだ。

まずはバスの状況を確認するが運賃表はあるが時刻表は無しだ。炉霍汽車站が始発のバスは康定行きのバスのみで、ガンゼ(甘孜)、成都、デルゲ(徳格)などは炉霍汽車站にバス到着時に空席があれば乗車できるという方式だ。

切符売場のおばちゃんに明日のセルタ(色达)行きバスの切符と時間を聞いたら、「13:30頃にガンゼ(甘孜)からのバスがあるから空席があれば乗れる」という事であった。
康定→セルタ(色达)のバスもあったと思うのだが・・・。

午前中にセルタ(色达)へ行くとなると選択肢は乗り合いタクシーのみのようだ。
バス情報をひと通り調べたので、次は今日の宿だ。

カサル飯店(卡萨饭店)、康北大酒店といった旅行人ノート チベット 第4版に掲載されている宿をあたってみるがドミトリーはなし、140元とかの高い部屋しかなかった。自分交渉力がなく足元を見られているのだろうか?

探した中で1泊100元以下の宿は、炉霍汽車站の入口左側にある鴻福大酒店の80元と炉霍汽車站の前にあるロータリー近くのカサル大酒店(卡萨大酒店)の50元だけであった。

ということで、カサル大酒店(卡萨大酒店)の1泊50元の部屋に宿泊となった。ここは外国人OKの宿であった。

部屋はカサル大酒店(卡萨大酒店)ではなく、卡薩賓館の看板のあるボロい建物の2階でシャワーなし、トイレ共同だ。

ちょうど、ロータリーの前にある建物に卡薩賓館の看板があり、この2階が50元部屋になっている。金持ちはカサル大酒店(卡萨大酒店)のきれいな建物に宿泊となる。

14:45頃、昼食に干拌面を食べる。15元(約270円)だ。

寿霊寺

昼食後は通りの通りの団結路を北へ進みダンゴ・ゴンパとも呼ばれる寿霊寺(寿灵寺)へ向かう。

橋を渡り坂を登っていくと道沿いにマニ車が設置されている。地元民がマニ車を回しながらコルラしている。

15:20頃、炉霍の北にある寿霊寺(寿灵寺)に到着する。犬が多数放し飼いにされているが大人しいので問題なし。寿霊寺はダンゴ・ゴンパとも呼ばれるチベット仏教ゲルク派の寺院だ。小坊主が比較的多く賑やかであった。

夕食後にダンゴ(炉霍)の街を散歩してみる。ダンゴ(炉霍)はチベット族の街であるが、チベタン濃度はあまり高くない。

公安局の前に中国農業銀行があったが外貨両替はやっていなかった。ATMにはVISAやMASTERのマークがあったのでカードでの引き出しは可能なようだ。

ダンゴ(炉霍)のまとめ
  • バスターミナルは小規模で待合室がない。
  • 乗り合いタクシーはバスターミナルから康北大酒店の間に集結している。
  • 宿は全般的に高い。
ダンゴ(炉霍)のGPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

炉霍汽車站
N 31°23’39.69″
E100°40’51.56″
寿霊寺
(寿灵寺)
N 31°24’19.83″
E100°40’42.69″
ダンゴの宿
カサル大酒店
(卡萨大酒店)
N 31°23’37.54″
E100°40’54.67″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 50元
食費 30元
合計 80元

ラルンガルゴンパ

乗り合いタクシーでダンゴ(炉霍)→セルタ(色達)

06:00頃、起床する。標高3100m付近の高地だと朝は冷え込む。06:40頃、炉霍汽車站周辺でセルタ(色達)(色达)行きの乗り合いタクシーを探してみる。

バスターミナルの炉霍汽車站の前には運ちゃんたちがすでに客引きをしており声をかけてきたが、セルタ(色達)(色达)行きは坂を下った方と案内される。炉霍汽車站前はダルツェンド(康定)、成都行きの車が集まっているようだ。

坂を下りカサル飯店(卡萨饭店)、康北大酒店あたりにセルタ(色達)(色达)、ガンゼへの乗り合いタクシーが集結しており運ちゃんたちが声をかけてきた。セルタ(色達)(色达)までは1人70元だ。

乗り合いタクシーを確保して、カサル大酒店(卡萨大酒店)に戻り、07:00頃に荷物をまとめてチェックアウトする。セルタ(色達)(色达)行きの乗り合いタクシーにはチベット仏教の尼僧が2人乗車しており乗客が7人集まったら出発という事であと4人を待つ。

07:40頃、乗客が7人になり出発する。道路状況はかなり悪くセルタ(色達)(色达)、ダンゴ(炉霍)、マルカム(馬爾康)(马尔康)の三叉路があるワンダ(翁达)近辺は工事区間が多く舗装道路は一部で未舗装の道路が続く。天気は晴れで外の景色はよいのだが、道路状況が悪く車が激しく揺れて大変である。

11:30頃、ラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)の入口に到着する。ここで尼僧2人が下車する。入口のある集落は宿や食堂があり、ここで下車してもよいかと思ったが、セルタ(色達)(色达)の街の状況も知りたいので、そのままセルタ(色達)(色达)へ向かう。

セルタ(色達)に到着

12:20頃、セルタ(色達)(色达)に到着する。ダンゴ(炉霍)から約4時間半の移動であった。バスターミナルの色達汽車站に行くのかと思っていたら、街の中心部にある瓦須大酒店前の金馬広場が終点であった。

瓦須大酒店前の広場周辺がラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)や成都、康定などの乗り合いタクシー集結場所になっているようだ。

今日の宿は瓦須大酒店前の広場の斜め向かいにある高原魂賓館(高原魂宾馆)にする。1泊60元の2人部屋で寝るだけなら問題なしだ。

ただ、ニーハオトイレなので1泊で十分だろう。

宿が決まったのでバスターミナルの色達汽車站を探すがなかなか見つからない。13:00頃、色達汽車站に到着する。普段利用するバスターミナルとはかなり違い駐車場といった感じで、これでは外からはなかなか気づかない。さらに1本裏の通りだから余計に見つけにくい。

表通りの金馬大道(金马大道)からだと金馬大酒店(金马大酒店)が目印になる。金馬大酒店(金马大酒店)の対面の区画にバスターミナルの色達汽車站がある。運行しているバスは成都、ダルツェンド(康定)、マルカム(馬爾康)(马尔康)行きがある。

バスターミナルのおばちゃんに切符に販売時間を聞いたら、バスのチケットは午後は14:00から販売であった。

ラルンガルゴンパ1日目

瓦須大酒店前の広場でラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)行きのタクシーを探すというか歩いていたら運ちゃんから声をかけてきた。

人数が集まったら出発する方式で、13:50頃、セルタ(色達)(色达)の街を出発する。自分以外の乗客は僧侶であった。14:40頃、ラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)に到着する。運賃は7元だ。

今更説明する必要がないほど有名なゴンパだが、ラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)はチベット仏教ニンマ派の僧院だ。あまりにも巨大になりすぎたゴンパで中国政府が恐れて縮小させたほどだ。

山の中にすり鉢状に僧坊が建てられているが、もちろん経堂のような大きな建物もあり、中では僧侶たちが経典を読んでいた。

僧侶の数では今まで訪れた寺院で最も多い。

天気が晴れで撮影には良い環境だが午後になってから来たので奥の方まで行く時間がなかった。

16:30頃、乗り合いタクシーでラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)を離れる。運賃は7元だ。

17:30頃、セルタ(色達)(色达)に戻り、バスターミナルへ行ってみると切符売場が閉まっている。近くにいたおっちゃんに聞いてみたら、朝の5時半に来ればマルカム(馬爾康)(马尔康)行きの切符は買えるということであった。

ついでに紅原(红原)やゾルゲ(若爾蓋)(若尔盖)行きのバスがあるか聞いてみたらマルカム(馬爾康)(马尔康)までしかないということであった。

明日はマルカム(馬爾康)(马尔康)へ移動する予定だったが、明日もラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)へ行くことにする。夕飯を食べて宿に戻るが、19:00になってもラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)行きのタクシーがいた。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 60元
食費 27元
乗り合いタクシー 70元 ダンゴ(炉霍)→セルタ(色達)
乗り合いタクシー 14元 セルタ(色達)↔
ラルンガルゴンパ
(喇荣五明佛学院)
床屋代 25元
合計 196元

マルカム(馬爾康)行きのチケットを購入

07:00過ぎに起床する。すでにラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)や成都、ダルツェンド(康定)行きの乗り合いタクシーが待機している。セルタ(色達)(色达)の街の東の入口にある大チョルテンへ行く。

08:00頃、バスターミナルの色達汽車站へ行くがチケット売場には誰もおらず開いていない。

出直すことにして、今日の宿を探すことにする。2日連続でニーハオトイレの宿に泊まる必要はないし、セルタ(色達)(色达)の宿の状況も調べておきたい。見つけた賓館で1泊いくらか聞いて廻るが、どこも1泊100元ー200元ぐらいでぼったくりだ。足元見やがって!

09:00頃、再び色達汽車站へ行くとチケット売場が開いており、ちょうどバスのチケットを購入している人がいる。自分も明日のマルカム(馬爾康)(马尔康)行きのバスのチケットを購入する。運賃は84元だ。

バスのチケットを購入し終わったところで、近くにいた兄ちゃんに賓館の案内をされる。朝から客引きかと思ったが、藏縁賓館(藏缘宾馆)を勧めただけで、どこかへ行ってしまった。

そして、チケット売場は客がいなくなったので閉まってしまった。どうやら昨日集めた情報と組み合わせると色達汽車站のチケットの販売開始時間は午前は05:30と09:00、午後は14:00のようだ。

ただし、稲城のバスターミナルみたいに、05:30のは06:00出発の残りのチケット販売だけの可能性がある。09:00と14:00は客がいなくなったら販売終了で、その他の時間はおばちゃんの気分次第の可能性がある。どちらにせよチケットの購入が難しいバスターミナルだ。

ラルンガルゴンパ2日目

さて先ほどの藏縁賓館(藏缘宾馆)はロンリープラネット四川・重慶にも紹介されていた宿だ。まだ行ってないが、今までの相場からすると高そうな気もするが、とりあえず聞くだけ聞くことにして藏縁賓館(藏缘宾馆)へ行ってみる。

受付には誰もいないので「有人吗?」と叫んでみるとおばちゃんが上の階から降りてきた。1泊いくらか聞いたら、ちょうど老板が出てきた。老板は先ほどバスターミナルで藏縁賓館(藏缘宾馆)を売り込んできた兄ちゃんだった。それで1泊60元の部屋があるという事で1泊する事に決定する。

それと老板は、こちらが明日のマルカム(馬爾康)(马尔康)行きのバスの切符を購入していることを知っているので、早朝05:30にバスターミナルまで送迎サービスをやっていることを教えてくれた。05:20に入口に集合との事。

何やら老板は賓館経営に熱心で顧客満足度向上にも力を入れている。他のやる気のないボッタクリ賓館とは訳が違う。

部屋は宿泊客がチェックアウトしたばかりで掃除していないので先に荷物だけ預かってくれるという事なので、一旦ニーハオトイレの高原魂賓館へ戻り荷物をまとめてチェックアウトする。

そして、そのまま藏縁賓館(藏缘宾馆)に荷物を預けて、09:45頃、金馬広場近くでラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)行きの乗り合いタクシーに乗車する。09:50頃、客が集まり乗り合いタクシーが出発するが、中国人観光客の会話を聞いていたら鳥葬(天葬)の話が出てきた。

どうやらラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)で鳥葬(天葬)があるらしい。そこで中国人観光客のA先生とB女史に鳥葬(天葬)があるのか聞いてみたら、13:00-15:00にあるという情報を入手する。これは思わぬ収穫だ。

今日はラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)を歩いて廻ろうと考えていたが、これは予定変更で鳥葬(天葬)を見物しに行く事にする。説明の必要はないかもしれないが鳥葬(天葬)はチベット仏教の葬儀の一つで死体を解体して鳥に食べさせる葬儀の方法だ。

ラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)へ向けてタクシーが20kmの悪路を走っていると前を走っていたダンプと乗り合いタクシーがすれ違う際に接触事故を起こして渋滞が発生する。運ちゃん同士の話し合いで解決したようですぐに渋滞は解消する。

ラルンガルゴンパの鳥葬へ

11:00頃、ラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)の停車場に到着する。鳥葬台(天葬台)の場所を探さなければならないのだが、先ほどのA先生とB女史がチベット族の運ちゃんたちと鳥葬(天葬)の話をしている。

何か新しい情報でもないかと会話を盗み聞きしていると、鳥葬台(天葬台)までの料金交渉をしている。どうやら鳥葬台(天葬台)まで乗り合いタクシーで行けるようだ。

そこで料金交渉をしているところに、「鳥葬見に行くの?」と聞いてみたら、ちょうどタクシーをチャーターする人数集めているところで自分も便乗させてもらうことにする。

タクシーのチャーター代金は60元で、鳥葬台(天葬台)での待機時間1時間ごとに20元かかるという料金体系だ。そうすると、鳥葬(天葬)が13:00-15:00なので2時間の待機時間になるので、60元+40元で合計100元ということになる。

100元を人数で割った額が1人あたりの料金だ。それで、人数は6人集まり、あと1人欲しいところだが、6人で行こうという事になる。


12:30に停車場集合となるが、自分は携帯電話を持っていないので、A先生とB女史と共に行動することになる。

時間になるまでラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)を散歩することになる。
その辺を歩いてみると僧侶たちがお経を唱えている。

ラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)はゴンパと言っても事実上一つの町といっても良い。スーパー、病院、ホテル、携帯電話屋、レストラン、ATMなどがある。

チベット仏教の寺院とは思えないほどの規模だ。

ラルンガルゴンパの鳥葬台

12:25頃、停車場に戻る。6人集合するが、チャーターをお願いした運ちゃんが見あたらない。電話しても出ないので困っていると運ちゃんが来た。

ここでA先生がチャーター料金の値切り交渉を始める。といっても、待ち時間1時間毎に20元というのを無くして、全て総額で100元という交渉だ。運ちゃんは渋っていたがA先生が押し切って、12:30頃、鳥葬台(天葬台)へ出発する。

13:00頃、鳥葬台(天葬台)に到着する。鳥葬(天葬)が始まるのは、14:00からということなので各自で周辺の散策や場所取りをする。

すでに観光客が多数おりラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)の鳥葬(天葬)は観光イベントといって良いだろう。驚いたことに僧侶たちも多数見物に来ており鳥葬(天葬)は僧侶たちにとっても珍しいのだろうか?

お菓子持参の僧侶もいるので観光なのだろうか?ラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)の鳥葬台(天葬台)は観光用に作られているようで巨大モニュメントがある。チベット仏教の世界を表現したいのだろうが、どうしても観光用としか思えない。

鳥葬が始まる

巨大モニュメントの裏の一角が実際に鳥葬(天葬)が行われる場所で観光客は遠くから見るだけで近づけない。

14:00になり、鳥葬(天葬)が始まり赤い布で目隠しがされる。そして、撮影などしている観光客は鳥葬台から遠ざけられる。

この頃になると上空に多数のハゲワシが飛んでいる。山の斜面にもハゲワシが降りて獲物を狙っている。

ハゲワシたちの通り道にいる観光客は鳥葬(天葬)を行うチベット族のおっちゃんたちがヤクの糞を投げて追い払っている。観光客や僧侶たちまで走って逃げている。たとえチベット仏教の僧侶でも関係なく追い払われるようだ。

15:00頃、骨が投げられるとハゲワシたちが斜面を駆け下り鳥葬台(天葬台)へと雪崩れ込む。

そして、風に乗り周囲に死臭が漂う。
咳き込む観光客がいたり、ハンカチで鼻と口をふさぎ車へ戻る観光客もいる。鳥葬(天葬)が終わり観光客は一斉に車へと戻る。

しかし、ハゲワシたちはまだ解体された死体を食べている。観光客が殆ど帰ってしまってもチベット仏教の僧侶たちがお経を唱えている。しかし、あまりの死臭にチベット仏教の僧侶たちもお経を唱えるのを止めて帰り始めた。

こちらは死臭に我慢して興味深い映像を撮ることが出来た。鳥葬の映像は今までいくつも見たが、今回実際に映像を撮れたので大きな収穫だ。


15:30頃、乗り合いタクシーでラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)の入口へ向かう。ラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)の入口で3人降りて、新たに2人乗車してセルタ(色達)(色达)へ向かう。16:20頃、セルタ(色達)(色达)に到着する。

藏縁賓館(藏缘宾馆)へ戻ると、おばちゃんがパスポートのコピーが必要とかいうので、昨日宿泊した所は必要なかったと説明した ら一緒に派出所へ来てくれということで、徒歩30秒ほどの所にある派出所へ行ってみるが、パスポートのコピー必要ということで急いでコピー屋に行ってくる。再び派出所へ行くと担当の公安が外で待っていてくれた。

17:50頃、藏縁賓館(藏缘宾馆)に戻る。宿は停電中なのだが、宿周辺の区画はこの数日停電で毎晩発電機を稼働させているそうだ。中国の田舎は停電が多いな。

セルタ(色達)のまとめ
  • バスターミナルは中心部から離れており見つけにくい。
  • 宿代は高くて、ほとんどが100元以上の宿。
  • セルタの中心にある瓦須大酒店前の金馬広場が乗り合いタクシーの集結場所。
  • セルタ→ラルンガルゴンパの乗り合いタクシーは7元が相場。
    20kmの未舗装道路で所要時間1時間。
  • ラルンガルゴンパの入口は門前町になっており宿や食堂がある。
  • ラルンガルゴンパ↔鳥葬台のタクシーはチャーターで60元、別途鳥葬台での待機時間1時間毎に20元。
  • ラルンガルゴンパの山の上にある喇荣賓館がゴンパで一番高いホテル
セルタ(色達)のGPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

色達汽車站
(色达汽车站)
N 32°16’04.19″
E100°20’06.33″
金馬広場
セルタ中心にある瓦須大酒店前の広場
N 32°16’14.47″
E100°19’46.76″
セルタの宿
高原魂賓館
(高原魂宾馆)
N 32°16’13.38″
E100°19’48.89″
セルタの宿
藏縁賓館
(藏缘宾馆)
N 32°16’09.24″
E100°19’43.05″
セルタの大チョルテン
N 32°15’48.50″
E100°20’55.27″
ラルンガルゴンパ入口
N 32°08’10.47″
E100°27’10.18″
ラルンガルゴンパ
(喇荣五明佛学院)
N 32°09’05.53″
E100°27’49.44″
鳥葬台
(天葬台)
N 32°08’42.77″
E100°26’49.80″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 60元
食費 17元
バス 84元 セルタ(色達)(色达)→
マルカム(馬爾康)(马尔康)
乗り合いタクシー 14元 セルタ(色達)(色达)↔
ラルンガルゴンパ
(喇荣五明佛学院)
乗り合いタクシー 17元 ラルンガルゴンパ
(喇荣五明佛学院)
↔鳥葬台(天葬台)
コピー 1元 パスポートのコピー
合計 193元

セルタ(色達)→マルカム(馬爾康)

04:30に起床してマルカム(馬爾康)(马尔康)行きの準備を整える。部屋の鍵を机の上に置いて準備完了だ。05:20に1階に集合なので30分ほど待機となる。05:15頃、送迎の運ちゃんが起こしにきた。

どうやらバスターミナルの色達汽車站へ送る宿泊客を起こして廻っているようだ。バスターミナルの色達汽車站への宿泊客は全部で8人なので2回に分けて送迎となり自分は1回目の送迎で、05:30頃、バスターミナルの色達汽車站に到着。

夜明け前で真っ暗だが色達汽車站はすでに人で溢れている。切符売場は当日分を求めて列ができている。バスは成都行き2台、マルカム(馬爾康)(马尔康)行き1台が停車していた。他にもダルツェンド(康定)行きもあるはずなのだが見あたらない。

バスに乗車して発車を待っているとおばちゃんが検札にきて乗客の切符を確認していたがマルカム(馬爾康)(马尔康)行きのバスに成都行きのチベット仏教の僧侶が紛れ込んでいた。

06:00出発のところを06:07に出発する。06:45頃、ラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)の入口に到着する。ここで乗客が乗り込んでくる。空席があれば乗車できる。

いや、空席がなくても乗り込んできた。途中で停車しながら乗客の乗り降りがあり、定員オーバーでマルカム(馬爾康)(马尔康)へ向かう。

09:00頃、セルタ(色達)(色达)、ダンゴ(炉霍)、マルカム(馬爾康)(马尔康)の三叉路があるワンダ(翁达)を通過する。ここから国道317号に入るのだが、道路状況はほとんどが工事区間で未舗装の悪路が続き峡谷の中を走るので川へ落ちたら終わりという状況だ。

10:00頃、トイレ休憩で停車する。各々散らばって用足しである。道の駅のような施設はない。

バスが出発して悪路を走るがゲロを吐くチベット族のおばちゃんやゴミを窓から投げ捨てるチベット仏教の坊さん、窓から痰を吐く中国人といった具合に普段通りの中国が展開される。まあ、欧米人はこの光景にショックを受けてチベットへの憧れが消えるのだろう。

13:25頃、昼休憩で停車する。成都行きとセルタ(色達)(色达)行きが停車しており、ここが長距離バスの休憩場所のようだ。
トイレは無料だが崩れかけのニーハオトイレがあるだけだ。その辺で場所探して用足しした方が安全だろう。それにウンコ山盛りの地獄絵図は見たくないし・・・。

13:45頃にバスが再び悪路の国道317号を走る。14:00頃、峡谷の中で渋滞が発生している。工事による交通規制のようだ。

ここで交通規制が解除されるのを待つのだが、待っている間は自由に車外に出られるのだがチベット族の乗客たちがペットボトルや菓子の袋を道路へポイ捨てしている。中国人がゴミのポイ捨てや所構わず痰を吐いたり手鼻をかむのは海外に知られてしまっているが、チベット族まで同じようにモラルなしというのは、あまり知られていないことだろう。

まあ、ダライ・ラマのおかげでチベット族のイメージをかろうじて保っている状態だな。
15:05頃、交通規制が解除され我先にと各所で割り込みや無理な追い越しが行われている。自分さえ良ければ他人の事はどうでもよいという弱肉強食の中国社会の縮図だ。

15:45頃、観音橋を通過する。観音橋は観音廟の玄関口になるのでチベット仏教の僧侶が数人下車していた。観音廟は結構有名な寺のようで観音橋には新しいホテルやレストランが建設され門前町が形成されている。観音橋からは道路状況がよくなりバスの揺れが少なくなった。

16:30頃、洗車で停車する。マルカム(馬爾康)(马尔康)まであと少しの所まで来たようだ。16:50に出発する。

18:00頃、マルカム(馬爾康)(马尔康)の2つあるバスターミナルの1つの三家寨汽車站(三家寨汽车站)に到着する。セルタ(色達)から約12時間の移動であった。

ここでバスターミナルで待機していた路線バスに乗り換えて、もう一つのバスターミナルの馬爾康客運中心(马尔康客运中心)へ移動する。18:40頃、馬爾康客運中心(马尔康客运中心)に到着する。

今日の宿は探すのが面倒なのでバスターミナルの2階の運通招待所(运通招待所)にする。一番安い部屋の普通間は派出所の指導で外国人は泊められず、80元の標準間しかないのだが2泊することを条件に1泊70元に値切る。

それでも高いので不満なのだが、ゾルゲ(若爾蓋)(若尔盖)への移動を考えるとバスターミナルの招待所は最高の立地だ。バスターミナルが街外れにあるので街の中心に宿泊すると早朝のバスに乗車するのが難しい。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 140元 1泊70元×2
1泊80元を70元に値切った
食費 14元
バス 2元 路線バス
合計 156元

マルカム(馬爾康)

マルカム(馬爾康)のバスターミナル

07:30頃、バスターミナルの馬爾康客運中心(马尔康客运中心)へ行く。行くと言っても、泊まっている宿がバスターミナルの2階なのですぐに到着する。明日のゾルゲ(若爾蓋)(若尔盖)行きのバスの切符を購入する。運賃は89元で出発は07:00だ。

馬爾康客運中心(马尔康客运中心)はマルカム(馬爾康)(马尔康)の南東の外れに位置しており、2つあるバスターミナルの一つでメインのバスターミナルになる。成都、都江堰、松潘、九寨溝(九寨沟)などへのバスが運行されている。ゾルゲ(若爾蓋)(若尔盖)行きのバスの切符を購入したので、あとはマルカム(馬爾康)(马尔康)の街を調査するだけだ。

路線バスに乗りマルカム(馬爾康)(马尔康)の西北にある三家寨汽車站(三家寨汽车站)へ行く。路線バスはマルカム(馬爾康)(马尔康)の中心部と2つのバスターミナルを結んでいる交通機関だ。

路線バスの運賃は2元で高い。おまけに乗客は降車口からも乗車してくるので効率が悪い。マルカム(馬爾康)(马尔康)には「文明乗車」という言葉はないようだ。

バス停の一覧表を撮影しておいたが、路線バスはバス停の一覧表の通りには運行されていない。終点は2つのバスターミナルで、それより先には行かなかった。運行ダイヤは運ちゃんの気分次第なのだろうか?

08:00頃、バスターミナルの三家寨汽車站(三家寨汽车站)に到着する。三家寨汽車站(三家寨汽车站)はマルカム(馬爾康)(马尔康)の北西の外れにあるバスターミナルで主にマルカム(馬爾康)(马尔康)の西へのバスが出ている。金川、観音橋などへの路線だ。

バスターミナル周辺には宿は少ないのでバスで街の中心へ移動するか、歩きながら街の中心へ行くのも良いだろう。5分ほど歩けば通り沿いに宿や食堂がある。

婆陵甲薩遺址公園

08:30頃、婆陵甲薩遺址公園(婆陵甲萨遗址公园)を訪れる。古代の砦跡で吊り橋や木道が整備され公園となっている。それほど見る必要はなさそうだが街の中にある数少ない観光地だ。

マルカム(馬爾康)(马尔康)の街を散歩する。街自体は大きくはないが、アバ・チベット族チャン族自治州の州都だけはあって色々な店があり田舎にしては賑わっている。

山に囲まれたチベット族の街ではあるが建物は新しく川沿いに整備された街だ。チベット族の古い民家は郊外へ行かないと見られないようだ。

チベット仏教寺院の馬爾康寺

10:40頃、街の北の山を登り馬爾康寺(马尔康寺)に到着する。マルカム(馬爾康)(马尔康)の北側の山の上にあるチベット仏教ゲルク派の寺院で街にある数少ない観光地だ。

そして、町の名前の由来にもなっている寺だ。ちょうど工事が行われており、見物はできなかったが来年にはきれいな寺院が整備されるだろう。

ボン教寺院の查白拉康寺

そして、馬爾康寺の隣にあるのがボン教の查白拉康寺だ。

ボン教の寺院なのでコルラする方向がチベット仏教とは逆なのでマニ車の所には矢印が表示してあり間違わないようにしてあった。

昼前に新華書店のとなりにある、おそらくマルカム(馬爾康)(马尔康)で一番大きいスーパーの徳恵超市でインスタントラーメンを購入する。

しかし、商品を選んでいるときにチベット族の兄ちゃんが驚きの行動をやらかしてくれた。目の前で5袋セットのインスタントラーメンをカゴに入れて、いらなくなった単品のインスタントラーメンをその場に置いて立ち去った。

元の場所に戻せないとは・・・。幼稚園児以下というよりも、おサルさんだ!道徳心が全くない行動に、きっとダライ・ラマが悲しむだろう。でも、田舎の中国人としては普通の行動なのだろう!都会の中国人も同じことをするのだろうか?

そして、次は会計時に問題というか、中国ならではのイベントが発生した。レジのおばちゃんが銀聯カードでの支払いを拒否してきた。金額が19.2元で少額だったので難癖付けて拒否してきたのだ。

日本だとコンビニやスーパーで缶ジュース1本でもカード払いは受け付けてくれる。本当はカード手数料の分だけ利益が減るから嫌だろうけど・・・。カード社会のアメリカではどこでも金額に関わらずカード払いが当たり前だ。

中国の場合は難癖付けて拒否するようだ。「カード使えないの?」とおばちゃんに2回聞いたら、客に対して文句言いながら嫌々カード払いに応じた。中国の小売業の水準を少し理解できた。

バス停でバスターミナルへ行くバスを待っていると中学生の一団が目の前を通過したが目の前でソーセージの袋をポイ捨てしやがった。学校では数学とかを熱心に勉強しているのだろうけど、マナーや道徳は教わっていないようだ。

まあ、これは学校教育の問題でなく、家庭の問題だろうな。親は子供に何を教えているのだろうか?きっと信号無視や痰吐きなどなのだろう。でも、今日は月曜なのになぜ中学生が外をふらついている?学校はどうした?

それにしても、どうして中国では不文明な行為に毎日遭遇するのだろうか?おかげで、この旅行記は中国人に対する文句ばかりの内容になってしまっている。

マルカム(馬爾康)のGPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

馬爾康客運中心
(马尔康客运中心)
N 31°53’20.05″
E102°14’54.58″
三家寨汽車站
(三家寨汽车站)
N 31°54’36.30″
E102°12’00.60″
婆陵甲薩遺址公園
(婆陵甲萨遗址公园)
N 31°54’24.70″
E102°12’44.51″
馬爾康寺
(马尔康寺)
N 31°54’15.22″
E102°13’18.86″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 45.6元
バス 89元 マルカム(馬爾康)(马尔康)→
ゾルゲ(若爾蓋)(若尔盖)
バス 4元 路線バス
合計 138.6元

四川省旅行記2014秋1

雲南省から四川省へ

雲南省の濾沽湖客運站から四川省へ

06:00に起床して、06:30にユースホステルの麗江濾沽湖思茶屋国際青年旅舍(丽江泸沽湖湖思茶屋国际青年旅舍)(Hu Si Tea House International Youth Hostel)を出る。昨晩、チェックアウトの手続きをしておいたので勝手に出ていく方式なのだが、入口の門が南京錠で鍵を掛けられ出られない。困っていると宿直のおっちゃんが出てきて門を開けてくれた。

瀘沽湖客運站(泸沽湖客运站)へ行き、07:30出発の四川省の西昌行きバスを待つがバス来ないし、客もいない。本当にバスがあるのか不安になってきたが、07:20頃、西昌行きの客がようやく集まってきた。それでも自分含めて5人だ。

07:30過ぎるが西昌行きのバスが来ない。07:50頃、タクシーが来て、これで西昌行きバスの出発場所まで移動することになる。四川省側の濾沽湖鎮で乗り換えなのだろうか?

08:20頃、移動中に運ちゃんの携帯が鳴り停車する。どうやら他にも乗り遅れた西昌行きの客がいるので拾いに戻ることになり、自分たち5人は車を降りて待つことになる。

待っている間にヤギの集団が目の前を通り過ぎて行く。今日は天気がよく涼しい。標高3000mの高地なので朝のうちは涼しいが日中は暑くなるのだろう。

四川省へ入る

08:40頃、タクシーが来るが人数が多いので少し大きめのワゴンに変更となる。濾沽湖(泸沽湖)↔塩源(盐源)のプレートがあるので塩源(盐源)まで行って西昌行きバスに乗り換えか?

08:45に出発する。乗客は自分を含めて10人だ。濾沽湖鎮へ行くのかと思っていたら四川省側の濾沽湖風景区のゲートを通過して塩源へ向かう。

すでに雲南省から四川省に入った。塩源まで直通のようだ。10:00頃、トイレ休憩で停車する。珍しく無料の観光用トイレだ。しかも、ウンコ山盛りではない普通の観光用トイレだ。

塩源で西昌行きバスに乗り換え

11:40頃、バスターミナルの塩源汽車站(盐源汽车站)に到着する。標高2500mぐらいの場所だが日差しが強く結構暑い。ここで乗り合いタクシーからバスに乗り換えだ。運ちゃんに130元を支払い塩源→西昌のバスの切符を受け取る。

塩源→西昌のバスの切符が48元だったので瀘沽湖客運站(泸沽湖客运站)→塩源は82元ということになる。

バスに乗り換えて出発を待つ。塩源汽車站(盐源汽车站)は木里行きのバスがあるので個人的には結構重要なバスターミナルだ。

テレビ東京の世界秘境全集で紹介されたムーリ高地はかなり気になるのだが、今回はそのまま西昌へ向かう。
12:00にバスが出発して西昌へ向かう。14:00頃、トイレ休憩で停車する。

西昌に到着

16:15頃、バスターミナルの西昌汽車旅游客運中心(西昌汽车旅游客运中心)に到着する。標高1600mぐらいの場所だが、9月とはいえ真夏で暑い。汗が吹き出てくる。西昌汽車旅游客運中心は西昌にある3つのバスターミナルの1つで、西昌から南部と西部へのバスが出ており、木里、濾沽湖、会理、普格などのバスがある。

バスターミナルから今日の宿のユースホステルへ移動なのだが、まず路線バスを確認する。12路のバスで西昌駅へ移動できることを確認して、17路のバスに乗車して邛海賓館(邛海宾馆)で下車する。

西昌のユースホステル

今日の宿はユースホステルの西昌索瑪花開国際青年旅舍(西昌索玛花开国际青年旅舍)(Xichang Blooming Azaleas International Youth hostel)なのだが、通りをそのまま歩くと凉山彝族奴隷社会博物館への分かれ道の所で看板を見つける。

看板に従って進んで行くと、とんでもない路地に入って、16:45頃、西昌索瑪花開国際青年旅舍に到着する。

部屋は10人ドミトリーが空いており1泊35元(会員料金)で3泊することにする。ドミトリーはトイレ・シャワー付きなのだが、中国特有のトイレ・シャワー一体型の奴だよ・・・。

自分はこれが嫌いなんだ。体洗っている時に便器の中に石鹸とか落としたらどうするんだよと思ってしまう。トイレ・シャワーには不満があるがwifiの電波はドミトリーの奥にまでしっかり届いてネットは良好だ。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 105元 1泊35元(会員料金)×3
食費 19元
乗り合いタクシー 82元 濾沽湖客運站→塩源(盐源)
バス代 48元 塩源(盐源)→西昌
バス代 1元 路線バス
合計 255元

西昌

朝食は刀削麺

07:30頃に起床する。08:20頃、ユースホステルの犬に見送られ出発する。朝食は近くの食堂で鶏湯刀削麺を食べる。10元(約170円)だ。

この辺りの食堂だと刀削麺は何種類かに分かれている。鶏湯だとスープが鶏ガラということになるようだ。紅焼だとスープが唐辛子で真っ赤ということが想像できる。まさに四川風味といって良いだろう。

刀削麺を食べた後は、路線バスで西昌の街を廻り情報収集だ。

西バスターミナルの西昌旅游集散服務中心

10:45頃、まずは西バスターミナルの西昌旅游集散服務中心(西昌旅游集散服务中心)に到着。通称は西客站。もう一つあるバスターミナルの西昌汽車旅游客運中心(西昌汽车旅游客运中心)と名称が似ているので要注意。

ここは西昌にある3つのバスターミナルで一番大きな長距離バスターミナルだが路線バスのバスターミナルにもなっており、湖の邛海を一周する106路と108路の出発場所にもなっている。

停車するバス停の一覧表があったので確認しておいた。一覧表の方式という欄で直達(直达)となっているのがバスターミナル始発のバスだ。途経(途经)と表示されているのが、バスターミナル前のバス停に停車するバスだ。

それと、100番台のバスは西昌の郊外へ行く路線バスのようで車掌が乗車しており運賃がバス停の数で変わる方式のようだ。それとバスターミナルの名称が西昌旅游集散服務中心(西昌旅游集散服务中心)なので観光地図もあった。観光地は郊外に多い感じだ。

そして、一番重要な長距離バスの時刻表だが、成都行きが主要路線になっているようで本数は多い。他にも攀枝花、石棉、内江、雅安、康定など四川省各地へのバスがある。

それと霊山寺(灵山寺)、西昌衛星発射センター(西昌卫星发射中心)のある沙壩(沙坝)など西昌周辺の観光地へのバスもある。

11:30頃、108路のバスに乗車して東バスターミナルの西昌汽車東站(西昌汽车东站)へ向かうが、途中の信号待ちで歯科医院に目が止まる。それは入口から診療台が見えているのだ。

中国の歯医者では普通の光景なのだが日本ではあり得ない光景だ。これでは外の空気がそのまま診察室に入り込んでくるではないか!衛生上問題はないのか?日本じゃ駄目だな。

東バスターミナルの西昌汽車東站

11:50頃、東バスターミナルの西昌汽車東站(西昌汽车东站)に到着する。通称は汽車東站や東站だ。バス停名が六中となっているので分かりにくい。

西昌汽車東站(西昌汽车东站)は西昌にある3つのバスターミナルで一番小さく、そして最もカオス度が高いバスターミナルだ。西昌東部の昭覚(昭觉)、美姑、雷波などへのバスが主要路線で観光客は、それほど利用する機会はないだろう。

西昌汽車東站(西昌汽车东站)が出発している158路のバスに乗車して西昌汽車旅游客運中心(西昌汽车旅游客运中心)へ移動して、12路のバスに乗り換える。西昌汽車旅游客運中心は昨日確認したのでパスだ。

西昌駅

12路のバスは西昌汽車旅游客運中心(西昌汽车旅游客运中心)、航天大道二段にあるウォルマート(沃尔玛)、西昌旅游集散服務中心(西昌旅游集散服务中心)、西昌駅を結ぶ路線バスで非常に重要度の高い路線だ。

ただし、西昌旅游集散服務中心(西昌旅游集散服务中心)で乗車する際は注意が必要である。それは、西昌旅游集散服務中心(西昌旅游集散服务中心)では12路のバスは行きと帰りも同じバス停を使用しているので、乗車の際にはフロントガラスの行き先のプレートを確認しないといけない。

プレートに「开往火车站」とあれば西昌駅行きで、「开往西昌汽车旅游客运中心」とあればバスターミナル行きとなる。 13:00頃、西昌駅に到着する。

西昌はロケットの発射基地がある重要な都市なので大きな駅を想像していたのだが、意外にも人が少なく普通の地方駅であった。それでも駅舎はきれいに整備されている。警備は緩く公安はいるけど切符売り場へはノーチェックで行けた。

西昌のウォルマート(沃尔玛)

再び12路のバスに乗車して航天大道二段のバス停で下車して、ウォルマートで買い物をする。

ウォルマートでは米酒(4.8元)と康師傅の氷紅茶(4.9元)を購入する。米酒は冷えているので外に出たら温まらないうちに、その辺のベンチに座り飲む。日本で昼間から外で酒なんか飲んでいたら白い目で見られてしまうが、中国では問題なしだ。

中国では昼間から酒飲んでいたり、博打をしているおっちゃんが結構いるので酒飲んでいても目立たないのだ。航天大道二段のバス停から17路バスに乗車して月色風情小鎮(月色风情小镇)のバス停で下車してユースホステルへ戻る。

結構早い時間に戻ってきたので屋上の洗濯機を借りて洗濯する。使用料は10元だが洗剤付だ。今まで手洗いで済ましていたので、この機会に徹底的に洗濯する。

そして、西昌の強い日差しで日光消毒である。洗濯している間は屋上で裏山の瀘山(泸山)や湖の邛海を見ながらのんびり過ごす。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 28.7元
バス代 9.5元 路線バス
洗濯 10元
合計 48.2元

冕寧の霊山寺

07:55頃、ユースホステルを出て14路のバスで西バスターミナルの西昌旅游集散服務中心(西昌旅游集散服务中心)へ向かう。08:45頃、西バスターミナルの西昌旅游集散服務中心(西昌旅游集散服务中心)に到着する。

今日は西昌の北にある冕寧県(冕宁县)の霊山寺(灵山寺)へ行くのだが、霊山寺(灵山寺)行きバスは09:00出発なのでバスのチケットが買えるのか怪しい。切符売り場へ行き窓口のお姉ちゃんに聞いてみたら、霊山寺(灵山寺)行きのチケットがあったので迷わずに購入する。

霊山寺(灵山寺)行きのチケットは珍しく往復での販売で54元だ。出発まで時間がないので、すぐにバスに乗車して出発を待つ。

09:06に6分遅れでバスが出発する。バスの乗車率は8割ぐらいだ。今日は土曜日なので学生が多い。寺とかは年寄りが多いと思っていたが中国は若者も訪れるようだ。

車内で霊山寺(灵山寺)の入場券の販売があり購入する。団体券で通常より1元安い57元で入場券は霊山寺(灵山寺)に到着してから引き渡しという事で引換券の代わりに乗客にトランプのカードを乗務員が配っていた。

高速道路を爆走しながら霊山寺(灵山寺)のある冕寧(冕宁)へ向かう。冕寧(冕宁)の出口を出ると道路脇で地元のおばちゃんたちが店を出して線香を販売している。霊山寺(灵山寺)が近いことが実感できる光景だ。

10:40頃、霊山寺(灵山寺)の入口に到着する。約1時間40分の道のりであった。

霊山寺に到着

ここで運ちゃんが団体入場券を購入してきてトランプのカードと交換する。西昌への帰りのバスは15:00出発という事で、それまでに戻ってこないと置いて行かれる。15:00まで4時間ほど時間があるが、戻ってくる時間とかを考えて観光時間は3時間ぐらいかな?

霊山寺(灵山寺)の景区入口から霊山寺(灵山寺)までは山道を登って行くのだが、景区内の専用観光バスと馬で行くこともできる。今回は観光バスを利用することにする。往復で20元だ。馬は片道35元であった。

11:05にバスが出発して、11:13に霊山寺(灵山寺)に到着、約3km、8分の道のりだった。徒歩だと坂が結構急なので1時間ぐらいはかかるだろう。

霊山寺の建物は新しすぎ

霊山寺(灵山寺)は清の乾隆48年(1783)に建設が始まり、清の嘉慶2年(1797)に完成する。開山祖師の楊学信は湖南省常徳府龍陽県の出身で、法名は悟真、佛号は普度、嘉慶9年(1804)に亡くなる。

霊山寺(灵山寺)は200年以上の歴史がある古刹だが、山門が新しく立派だ。観光開発中で新しい建物を建築中で1年か2年で立派な寺が新たに完成するだろう。ちょっとがっかりする部分もあるが奥の方には古い建物もまだ残っている。

中国の巨大線香

参拝客は線香を供えて熱心に祈っている。金持ちは気合いが入って巨大線香を供えている。こういう光景は雰囲気的に良い。弱肉強食のサバイバル中国とは別世界だ。

13:00頃、少し早いが景区入口の駐車場へ戻ることにするが、霊山寺(灵山寺)の山門で見たくない光景を見てしまう。中国人観光客がタバコの吸い殻をポイ捨てしやがった。寺でタバコの吸い殻をポイ捨てする中国人はなかなかのおサルさんぶりだ。

こういうおサルさんには仏罰が下って欲しいものだ。それにしても、どうして中国では毎日ポイ捨てや痰吐きなどの光景に遭遇するのだ?日本では滅多に遭遇しないぞ!日本が異常で、中国が正常なのか?欧米諸国の基準だと中国は正常か?

13:45頃、景区入口の駐車場で西昌行きのバスに乗車する。バスで出発を待っていると冕寧(冕宁)-霊山寺(灵山寺)を結ぶタクシーを見かける。

タクシーがあるとなると、西昌で霊山寺(灵山寺)行きのバスに乗れなくても、西昌から冕寧(冕宁)へ行き、冕寧(冕宁)から霊山寺(灵山寺)行きの乗り合いタクシーに乗れば行く事ができる。帰りは入口の駐車場で西昌行きのバスを見つけて空席があれば、そのまま乗車して西昌へ直接戻れる。空席がなければ冕寧(冕宁)を経由して戻ればいいだろう。

出発時間の15:00を過ぎるが、3人が遅れて戻り、15:05に西昌へ向け出発する。16:25頃、約1時間20分かけて西バスターミナルの西昌旅游集散服務中心(西昌旅游集散服务中心)に到着する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11.7元
バス代 3元 路線バス
バス代 54元 西昌↔霊山寺(灵山寺)
バス代 20元 霊山寺観光バス
霊山寺(灵山寺) 57元
日用品 25.5元
合計 171.2元

瀘山と黄聯土林

06:35頃、起床する。10人ドミトリーは自分を含めて5人だけの状態で静かである。でも、レセプションは朝から賑やかだ。昨日、10人ぐらいの団体が来ており朝から出かける準備をしているようだ。06:50頃、裏山の濾山を登る。牌坊をくぐり山道に入っていく。

07:05頃、抗戦陣亡将士紀念碑に到着。

ここは抗日戦争の英霊を祀っているようで、華品章という西昌出身の人物の記念碑があった。華品章は南京陥落時に雨花台を最後まで守備していた軍人のようだ。蒋介石は南京から逃げてしまったけど・・・。

でも、共産党の事なので、この記念碑の内容のどこまでが本当の内容かは不明だ。そんな英霊を祀っている場所でタバコの吸い殻などのゴミがポイ捨てされているのを見つける。

個人的な意見であるが自国の英霊を祀っている場所でゴミのポイ捨てというのは、どこの国でも言語道断で万死に値すると思う。中国人は口では反日を唱えているが、日本軍に立ち向かった自国の英霊の前ではゴミのポイ捨てか・・・。これ以上は何も言いますまい・・・。

瀘山に登る

瀘山には光福寺など仏教寺院や道教寺院が点在しており山を登りながら参拝することができる。瀘山は入山料3元が必要なのだが早朝に登ると人がいないので無料で山登りができる。

地元民は早朝から山登りをしていた。
それと、瀘山には野生の猿が生息しているが人に慣れてしまっており怖がる様子がない。

涼山彝族奴隷社会博物館

09:45頃、瀘山にある涼山彝族奴隷社会博物館に到着。ここは世界で唯一奴隷社会専門の博物館らしい。
彝族は60年ほど前の1950年代まで奴隷社会であった。それが共産党による中国建国により奴隷社会が廃止された。

入場料は無料だが1日1000人の入場制限がある。まずは入場券の配布所へ行きパスポートを提示して名簿に名前と身分証の種類と身分証番号を記入して入場券をもらう。

館内は撮影禁止なのだが中国人にはそんなことは関係なく自分さえ良ければ問題なしなのでみんな撮影しています。

奴隷社会博物館なんて名称なので、いかに奴隷社会が悲惨であるかとか、共産党がいかに素晴らしいかという展示内容を期待していたのだが、意外にも期待していた過激なプロパガンダはなかった。

ラサの西藏博物館のような封建社会の悲惨さと共産党の素晴らしさを伝える過激なプロパガンダと比べるとかなり残念である。展示内容を期待していたのに・・・。

それでも紅軍の劉伯承元帥と彝族の首領の小葉丹との彝海結盟が強調されていたが、西藏博物館のプロパガンダと比べれば大したことはない。

西昌清翠国際青年旅舍へ移動

ユースホステルの西昌索瑪花開国際青年旅舍に戻り荷物をまとめて、11:30頃、チェックアウトする。17路のバスに乗車して老海亭で下車する。

老海亭の牌坊を通り1分ほど歩くと右側にあるのが、ユースホステルの西昌清翠国際青年旅舍(西昌清翠国际青年旅舍)(Skylark International Youth Hostel)だ。部屋は6人ドミトリーで1泊40元(会員料金)だ。設備はまだ新しいようで綺麗だ。

でも共同のトイレ・シャワーが自分の嫌いな一体型になっている。それでも、トイレ・シャワーは広いし、洋式トイレなので蓋さえしておけば石鹸が便器の中へという事もない。というか、この広さなならトイレとシャワーを別々に出来たのではないか?

黄聯土林(石林の土版)

12:40頃、老海亭のバス停から黄水行きの158路のバスに乗車して黄聯(黄联)へ向かう。西昌は郊外へ向かう100番台のバスはバス停に表示がないので地元民の行動を観察しながら、どのバスが停車するのか確認する必要がある。

黄聯(黄联)行きのバスは158路以外にも徳昌行きのバスでも行ける。運賃は7元だ。途中下車なのでどこで降りればよいかという問題があるのだが、百度地図を見る限りだと黄聯(黄联)の手前で高速道路と交差しているので、高速道路を過ぎたら黄聯(黄联)に到着ということだ。13:30頃、黄聯(黄联)に到着する。

黄聯(黄联)には黄聯土林(黄联土林)と呼ばれる石林の土版がある。道路に案内標識があったので歩いて行く。線路と高速道路の下を通り、13:45頃、黄聯土林(黄联土林)に到着する。入場料は20元なのだが、今年から値上げで去年までは10元であった。

石林の土版ということなのだが、有名ではないので観光客は殆どおらず。観光客がいないので景区内の道は手入れはされずに草が伸びて荒れ放題だ。まあ、観光客が殆どいないので静かに見物できる。

しかし、天気が良すぎて日差しが強く暑い。確実に気温は30度以上だ。

石林は観光客があれだけいるのに黄聯土林は観光客がいない。黄聯土林も石林と同様に長い年月をかけて自然が創りだした光景だ。15:30頃、徳昌→西昌のバスに乗車して、16:15頃、西昌へ戻る。

ウォルマートで米酒1.5Lの2本セットを購入する。2本で15.1元(約270円)で500mlあたり、約2.5元でコカ・コーラ500mlより安い。酒飲みには天国だな。

夕飯は四川省にいるので麻婆豆腐を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 34.8元
バス代 3元 路線バス
バス代 14元 西昌↔黄聯(黄联)
黄聯土林(黄联土林) 20元
合計 71.8元

観光地化されていない礼州古鎮へ

06:00頃に起床して、06:50頃にユースホステルの西昌清翠国際青年旅舍を出る。ユースホステルの兄ちゃんは、まだソファーで寝ていた。老海亭のバス停から14路のバスに乗車して大世界通訊数碼広場(大世界通讯数码广场)のバス停へ向かう。

今日は西昌の北にある礼州古鎮へ行ってみる。西昌中心部の劉伯承と小葉丹の彫像があるロータリーを過ぎて大世界通訊数碼広場(大世界通讯数码广场)のバス停に到着する。バス停の名称で分かるが、この辺りは携帯電話屋が多い。

ここで礼州行きの118路のバスに乗り換えてもよいのだが、118路のバスは混雑が酷いので近くにある始発のバス停から乗車する。大世界通訊数碼広場(大世界通讯数码广场)のバス停と劉伯承と小葉丹の彫像の間にある十字路で龍眼井街(龙眼井街)へ向かうと118路のバスが停車している。

118路のバスに乗車して発車を待つ。07:45頃、118路のバスが龍眼井街を出発する。礼州までの運賃は4元だ。さきほど下車した大世界通訊数碼広場に到着すると一気に混雑してくる。

この混雑の中で前の席の姉ちゃんが窓から痰を吐きやがった。おっちゃんが痰を吐くのはよく見るのだが、年頃の姉ちゃんが痰を吐くのには衝撃を受けた。西昌は人工衛星の発射センターがあり「航天城」とも呼ばれる中国の宇宙開発の最先端をいく都市だぞ!

その宇宙開発の最先端をいく西昌の市民が所構わず痰を吐くというのは一体どうなっているのだ?欧米諸国の衛星発射基地のある都市の住民も同じように所構わず痰を吐くのだろうか?ちなみに日本の種子島では所構わず痰を吐いたりはしない。

08:45頃、礼州鎮に到着する。礼州古鎮がどこにあるのか分からないまま来たので、とりあえず国道からカオス度の高い通りへ入っていく。

礼州古鎮

道が石畳になったので礼州古鎮に入ったようだ。城門と西禅寺に到着するが観光案内板とかは一切ない。

観光地化されておらず土産物屋もなく地元民が普段通りの生活をしているだけだ。

礼州古鎮は彝族の建物とかが見当たらない。彝族のおばちゃんたちは見かけるのだが・・・。

礼州古鎮の建物は漢族の様式ばかりなので、どうやら古くから漢族の町として栄えてきたようだ。残っている古い建物の多くは清代の物だ。

周恩来が滞在した西禅寺

西禅寺は周恩来が長征の時に滞在した寺だ。寺の歴史は明の万暦年間まで遡る古刹だ。

10:45頃、118路のバスに乗車して西昌へ向かう。11:25頃、西バスターミナルで下車して明日の08:00出発の康定行きのバスの切符を購入する。運賃は119元だ。康定行きは06:50にもあるのだが、ユースホステル近くの老海亭のバス停だと07:00以降でないと路線バスがなさそうなので、08:00出発の康定行きにしたのだ。

四川省西昌のまとめ
  • バスターミナルは3箇所ある。
  • 西昌旅游集散服務中心(西昌旅游集散服务中心)
    西バスターミナルで通称は西客站。
    一番大きなバスターミナルで成都、康定、攀枝花、石棉、内江、雅安などの路線がある。
  • 西昌汽車旅游客運中心(西昌汽车旅游客运中心)
    2番めに大きいバスターミナル。
    西昌旅游集散服務中心と名前が似ているので要注意。
    木里、濾沽湖、会理、普格などのバスがある。
  • 西昌汽車東站(西昌汽车东站)
    東バスターミナルで通称は汽車東站や東站。
    規模は一番小さいが、最もカオス度が高いバスターミナル。
    西昌東部の昭覚(昭觉)、美姑、雷波などへのバスが主要路線。
  • 12路の路線バスは西昌汽車旅游客運中心(西昌汽车旅游客运中心)、航天大道二段にあるウォルマート(沃尔玛)、西昌旅游集散服務中心(西昌旅游集散服务中心)、西昌駅を結ぶ路線バスで非常に重要度が高い。
西昌のGPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

西昌旅游集散服務中心
(西昌旅游集散服务中心)
N 27°53’46.80″
E102°13’33.71″
西昌汽車旅游客運中心
(西昌汽车旅游客运中心)
N 27°52’18.83″
E102°15’35.21″
西昌汽車東站
(西昌汽车东站)
N 27°53’14.61″
E102°16’05.45″
西昌駅
N 27°52’50.69″
E102°13’22.54″
西昌の宿
西昌索瑪花開国際青年旅舍
(西昌索玛花开国际青年旅舍)
(Xichang Blooming Azaleas International Youth hostel)
N 27°50’22.53″
E102°16’15.76″
西昌の宿
西昌清翠国際青年旅舍
(西昌清翠国际青年旅舍)
(Skylark International Youth Hostel)
N 27°51’51.60″
E102°15’44.15″
ウォルマート
N 27°52’52.54″
E102°15’01.62″
霊山寺
N 28°33’05.05″
E102°17’02.08″
涼山彝族奴隷社会博物館
N 27°51’52.53″
E102°15’40.97″
黄聯土林
N 27°40’48.10″
E102°12’04.46″
礼州バス停
N 28°03’10.86″
E102°10’48.05″
礼州古鎮
西禅寺
N 28°03’14.59″
E102°10’34.04″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 25.4元
バス代 3元 路線バス
バス代 8元 西昌↔礼州
バス代 119元 西昌→康定
合計 155.4元

雲南省旅行記2014夏7

濾沽湖行き準備

朝の麗江古城

07:30頃、麗江古城を散歩する。テーマパーク化された世界遺産の麗江古城だが朝は人が殆どおらず静かな世界遺産になる。

これが麗江のあるべき姿だと思うが商売も大事なので10時を過ぎると店が開いて人が多くなる。

こういう静かな麗江古城は本当に貴重だ。早起きした甲斐があった。

麗江老謝車馬店青年旅舍へ移動

08:55頃、中国最強32人ドミトリーの麗江古城国際青年旅舎をチェックアウトする。四方街と木府を通り抜けて、09:10頃、麗江老謝車馬店青年旅舍(丽江老谢车马店青年旅舍)(Lao Shay Youth Hostel Lijiang)に到着する。6年ほど前に宿泊した時は四方街の近くにあったのだが、いつの間にか麗江古城の南にある白馬龍潭のある通りへ移転していた。

「地球の歩き方 D06 成都 九寨溝 麗江 2014~2015年版」の地図は昔の位置を掲載たままだ。「地球の迷い方」と言われるのもうなずける。

予約はしていなかったが6人ドミトリーが空いていた。1泊50元(会員料金)で6人ドミトリーに宿泊する。ナシ族の古民家を改造しており雰囲気はとても良い。

しかし、ドミトリーにあるトイレ・シャワーなのだが扉は付いているのだが、扉の上が壁なしで筒抜けになっている。それにトイレ・シャワーの区画とベッドの区画には扉がない。これではウンコした時に爆音が部屋中に響くではないか!何やら構造的に問題のあるドミトリーのようだ。

濾沽湖行きバスのチケットを購入する

10:00頃、バスターミナルの麗江客運站で明日の濾沽湖行きのバスのチケットを購入する。08:30出発で運賃は100元だ。

バスのチケットを購入したのでユースホステルへ戻り濾沽湖行きの準備をする。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 50元
食費 25元
バス 100元 麗江→濾沽湖
バス 3元 路線バス
合計 178元

麗江→濾沽湖

麗江客運站から濾沽湖行きバスに乗車

真夜中に同じドミトリーの中国人宿泊客が返ってきた。シャワーを使っておりうるさい。トイレ・シャワーの区画とベッドの区画を区切る扉がないのでシャワーの音が部屋中に響き渡る。うるさくて眠れない。

時刻を確認すると、00:30になっていた。このドミトリーは失敗であった。今更騒いでも仕方ないので寝ることにする。

07:00に起床して濾沽湖行き準備をする。シーツや枕カバーを片づけていると、中国人宿泊客がトイレへ行った。朝から他人がウンコをブリブリする音を聞くのか思ったが、自分もウンコをブリブリしているので文句は言えない。

やっぱり、トイレ・シャワーとドミトリーを区切る扉がついていない、このドミトリーは音がそのまま漏れる構造欠陥を抱えているよな。中国人宿泊客がウンコしているのかと思ったら小便であった。中国人宿泊客がトイレから出てきた。

ここまでは特に文句はなかったが、水を流す音がしない。何てことだユースホステルにおサルさんが宿泊していた。小便のやり逃げせずに水流せよ!何で水流さないんだよ!

07:30にユースホステルの老謝車馬店をチェックアウトしてバスターミナルの麗江客運站へ向かう。20分ほど歩いて、07:50頃、麗江客運站に到着する。

08:10頃、濾沽湖行きのバスに乗車する。バスは08:30出発なので、まだ少し時間がある。大人しく出発を待っていると自分の右斜め前方の2番の席のおっさんが痰を吐きやがった。

しかも、床に直接吐きやがった。おまけに出発までに5回も吐きやがった。朝から最悪だ。他の乗客はほとんど観光客で上品にしており、孔子や孟子の中国という感じだ。

バスの車内は孔子や孟子の中国とサル山の2つの中国があった。ある意味で一国二制度だ。自分としては孔子や孟子の中国だけにして欲しい。

08:30に運ちゃんから濾沽湖までの道のりの説明があり、大型バスは濾沽湖に入れないので途中で乗り換えがあるという説明があった。出発前に運ちゃんから道のりの事前説明があるというのは非常に珍しい。この運ちゃんはかなり親切だ。

08:35にバスターミナルの麗江客運站を出発する。10:45頃、トイレ休憩で停車する。山道の土産物屋みたいなところだが、トイレは有料で1元だ。11:00に濾沽湖へ向けてバスが出発する。

バスを2回乗り換え濾沽湖へ

11:30頃、バスの乗り換えと昼休憩で停車する。濾沽湖は21人以上乗車の大型車は通行禁止なので19人乗りの中型バス2台に分かれて乗車することになる。

昼休憩で食堂へ行く乗客もいるが1人20元のボッタクリ料金なので自分を含めて11人が昼食抜きで過ごす。

12:00頃、バスが出発する。道路状況が悪くなりかなり揺れる。舗装はしてあるが穴だらけだ。

13:40頃、2回目のバスの乗り換えとトイレ休憩で停車する。ここがどこなのかよく分からなかったが寧蒗イ族自治県(宁蒗彝族自治县)の戦河郷(战河乡)という場所だ。

13:55頃、バスが出発する。寧蒗(宁蒗)の県城を過ぎると道路状況が一気に改善されバスが爆走していく。

濾沽湖風景区に到着

17:00頃、濾沽湖風景区入口のチケット売り場に到着して運ちゃんが100元徴収して入場券をまとめ買いしてくる。

チケット売り場から濾沽湖客運站へ向けてバスが出発するが、途中で撮影のために停車する。

17:15頃、濾沽湖客運站に到着する。麗江から約9時間のバスの旅であった。

濾沽湖客運站は小さなバスターミナルで時刻表をみると麗江と西昌行きぐらいしか使えそうなバスがない。西昌行きは時刻が表示されていないが毎朝バスがあるようだ。まあ、西昌行きのバスの切符は明日もう一度聞いてみてバスがあれば切符を購入しよう。

時刻表の他には落水村から里格、左所(濾沽湖鎮)などへのタクシーのチャーター運賃表があった。一応チャーターだけど4人まで乗車できるので人数を集めれば安くなる。濾沽湖客運站で情報を集めたので濾沽湖の湖畔へ向かう。

濾沽湖客運站の時刻表

濾沽湖の湖畔へ出て歩き、17:30頃、今日の宿のユースホステルの麗江濾沽湖思茶屋国際青年旅舍(丽江泸沽湖湖思茶屋国际青年旅舍)(Hu Si Tea House International Youth Hostel)に到着する。

予約はしていなかったが6人ドミトリーが空いており1泊30元(会員料金)で2泊することにする。昨日まで中秋節の3連休だったので、空きがあるか怪しかったけど大丈夫であった。

麗江濾沽湖思茶屋国際青年旅舍は濾沽湖の湖畔にあり立地条件は最高だ。

夕飯は併設されているレストランで麻婆豆腐(15元)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 60元 1泊30元(会員料金)×2
食費 17元
濾沽湖 100元
合計 177元

雲南省と四川省の境界・濾沽湖

濾沽湖 大洛水を散歩

07:00頃に起床する。濾沽湖の湖畔沿いに大洛水を散歩する。

そして、朝から痰吐きの音が聞こえる。中国では毎日どこかで痰吐きの音に遭遇している。目の前に大自然が広がる濾沽湖も例外ではなかった。

昨日は夕方に到着したので周辺の調査をしていなかったが散歩して気がついたのがATMが1台しか見当たらない。しかも農村信用社のATMなのでVISAやMASTERなどは使えない。使えるのは中国国内の銀聯カードだけっぽい。

大洛水を散歩していると停車場に乗り合いタクシーが集結しているのを見つける。濾沽湖周辺への移動で重要な交通手段だ。

ひと通り歩いたのでユースホステルの麗江濾沽湖思茶屋国際青年旅舍に戻る。裏口があったので、そちらから戻り、併設されているレストランで朝食に鶏蛋炒飯(鸡蛋炒饭)を食べる。12元(約204円)で麗江より高いけど、この辺境地域では仕方がない。

10:00頃、ユースホステルの近くで自転車を借りる。レンタルサイクルは1日30元だ。ジャイアントのチャリを試乗して自転車を選びパスポートを預けて30元支払う。伝票と鍵を受け取り濾沽湖1周へ出発する。

湖畔沿いにレンタルサイクル屋が数軒あるが自転車の他に電動スクーターやスクーターもレンタルしている。レンタルサイクル屋の営業時間は08:00-18:00なので、もう少し早く借りておけば良かった。

濾沽湖を反時計回りで1周に挑戦する。約60kmの道のりだ。

濾沽湖は雲南省と四川省の境界にあるので、まずは四川省側にある左所とも呼ばれる濾沽湖鎮(泸沽湖镇)を目指す。道はほとんど平坦で順調に進んでいく。

四川省側の濾沽湖風景区入口に到着

11:45頃、四川省側の濾沽湖風景区の入口に到着する。案内図を確認して、ここからさらに濾沽湖鎮(泸沽湖镇)を目指す。

天気は晴れていて良いのだが日差しが強く標高3000mの高地でも暑い。半袖のTシャツでも汗が出てくる。濾沽湖は昼間は暑くても朝晩は涼しくて過ごしやすい。

12:10頃、濾沽湖鎮(泸沽湖镇)に到着する。広場前に塩源(盐源)行きバスが停まっているのを見つける。

塩源(盐源)は濾沽湖と西昌の中継点になる場所だ。さら塩源(盐源)は木里への中継点でもある。木里といえばテレビ東京の世界秘境全集でムーリ高地が登場する。

塩源(盐源)行きバスが停車している広場前のスーパーには西昌行き、攀枝花行きの看板が出ている。ロンリープラネット四川・重慶だと、ここでバスのチケットを買えるということだ。詳しくはスーパーの人に聞いてみないと分からないが・・・。

濾沽湖鎮(泸沽湖镇)は宿はそこそこあるのだが、濾沽湖から離れているので観光客は見当たらない。四川省側からの観光客は濾沽湖鎮(泸沽湖镇)に泊まらず湖周辺の村や雲南省側の大洛水へ移動するのだろう。

13:00頃、祭神台に到着。
濾沽湖が見渡せる場所で観光客が多い。それと地元のオバちゃんやおっちゃんが屋台を開いていて、ちょうど昼食を食べている観光客もいる。

祭神台から濾沽湖をみて女神湾へ行こうとしたら、屋台のおっちゃんが酒瓶を崖に投げ捨てやがった!どうしてポイ捨てするんだよ!ガラス瓶は回収して再資源化するって学校で習ったり、親に教えられているだろ!それは日本の話だった。

中国人も当然学校なり家で習っているだろ!それに濾沽湖にどうして観光客が来るか分かっているだろ!目の前にある大自然目当てだろ。濾沽湖がゴミだらけになったら観光客が来なくなるだろ。

そうなれば観光客相手に商売している自分たちの生活が成り立たなくなるだろ!それぐらい分かっているよな?おっちゃん自分の手で濾沽湖の自然を壊すなよ。

13:30頃、濾沽湖の女神湾に到着する。女神湾から先には道がなかったので山越えの遊歩道をチャリを押して進む。山を越えて再び濾沽湖鎮(泸沽湖镇)を通り進んでいく。

濾沽湖鎮(泸沽湖镇)からは小洛水や里格などの村を通るのだが、上り坂と下り坂が続き起伏が激しい。かなり疲れてきたが、16:00頃、四川省と雲南省の境界に到着する。ようやく雲南省へ戻って来た。

18:00までにチャリを返却しないといけなので、とにかく前へ進む。17:15頃、濾沽湖に虹が架かっているのを見つける。ちょっと休憩して再び進む。


17:45頃、大洛水の濾沽湖客運站に到着する。ここで明日の四川省の西昌行きのバスの切符を購入しようとするが、西昌行きのバスは07:30に出発だそうだが切符は売っておらず、乗車時に購入とのことであった。

西湘行きのバスの情報が手に入ったので湖畔のレンタルサイクル屋へ向かう。17:50頃、自転車を返却する。ちょうど老板が店じまい片付けを始めるところであった。自転車での濾沽湖1周は何とか完了した。

濾沽湖1周は余裕を持って朝一番で自転車を借りたほうがいいだろう。濾沽湖は1周60kmのはずであったが山の遊歩道を通ったりしていたのでGPSを確認すると約70kmの道のりになっていた。

ユースホステルへ戻りレストランで夕飯に糖醋白菜(15元)を食べる。今日は疲れた。明日は早朝に出ていくので先にチェックアウトの手続きをしておく。

濾沽湖のまとめ
  • バスターミナルは雲南省側の大洛水にある濾沽湖客運站。
    麗江からのバスは濾沽湖客運站が終点。
  • 四川省側からのバスは濾沽湖鎮(泸沽湖镇)が終点。
  • 入場料は雲南省側が100元、四川省側が80元。
  • 宿泊施設やレンタルサイクル屋が一番整っているのは濾沽湖客運站のある大洛水。
  • レンタルサイクルは1日30元が相場。
    電動スクーターとか1日100元ぐらい。
  • チャリで濾沽湖1周するなら朝一番で借りたほうが良い。
  • 標高3000mの高地でも昼間は暑い
濾沽湖のGPSデータ

あくまで参考データです。

実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

濾沽湖客運站
N 27°40’54.70″
E100°46’02.01″
濾沽湖の宿
麗江濾沽湖思茶屋国際青年旅舍
(丽江泸沽湖湖思茶屋国际青年旅舍)
(Hu Si Tea House International Youth Hostel)
N 27°41’00.10″
E100°46’13.98″
濾沽湖風景区入口(雲南省側)
N 27°39’23.84″
E100°48’25.96″
濾沽湖鎮(泸沽湖镇)
N 27°43’44.16″
E100°51’22.43″
祭神台
N 27°42’39.58″
E100°48’26.82″
女神湾
N 27°42’16.76″
E100°48’20.30″
乗り合いタクシー乗車場所
N 27°40’53.82″
E100°46’16.19″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 29元
レンタルサイクル 30元
合計 59元

雲南省旅行記2014夏6

鉄道で大理へ

警備の厳しい昆明駅へ

07:00頃、雨の音で目が覚める。今日は大理へ移動するのに天気が悪い。準備を整えてKunming Cloudland International Youth Hostel(昆明大脚氏国际青年旅舍)をチェックアウトする。

07:30頃、近くの雲南日報社のバス停から64路のバスに乗車して昆明駅へ向かう。朝の通勤時間帯だったが珍しく渋滞がなく、07:50過ぎに昆明駅に到着する。昆明駅では雨は止んでおり、まずは一安心だが駅の広場の入口は手荷物のX線検査とボディチェックで混雑している。

手荷物のX線検査とボディチェックを済ませて待合室(候车室)へ向かうが駅舎の入口には切符と身分証の確認で再び行列ができている。切符と身分証の次はさらに手荷物のX線検査とボディチェックが待っていた。3月のテロ事件の影響なのだろうか?警備が厳重だ!

08:10頃、待合室(候车室)に到着する。09:45発の麗江行きのK9618次で大理へ向かうのだが、ちょうど1本前の08:35発、大理行きK9640次の改札が始まっていた。すんなり待合室(候车室)までたどり着けるようならK9640次の切符を買っておいてもよかったかな?

待合室(候车室)で約1時間待つことになるが、改札口の先頭を陣取っておく。これで割り込みのおサルさんの心配がなくなる。同じ待合室(候车室)で成都行きの改札が始まるが、さすが成都行きの列車で大混雑している。
成都行きの改札が終わる頃になって駆け込んでくる乗客が結構いる。理由は分からないが改札口で駅員に大声でわめき散らしているのがいたりして、「またかよ!」みたいな感じだ。大体改札口が閉まる時間に駆け込んで間に合わなかったりして騒ぐのがいる。

鉄道で昆明→大理

09:15頃、改札が始まる。先頭を確保していたので問題なく改札を通過する。

後方では、おサルさんによる割り込みが当然発生しているというか、真後ろに先ほどまでいなかった婆さんが並んでいる。いや、並んだのではなく割り込んだのだな。まあ、いつもの中国だな。

09:45発車のはずだが1分早く発車する。大理には15:48到着で約6時間の列車の旅だ。車内の状況はタバコを吸うおサルさんはいないが、後方で痰を吐く音がする。どうやら、おサルさんが紛れ込んでいるようだ。おサルさんが少なくとも1匹いるが、それ以外は特に問題はない。

昼前に日本で言う弁当というか、ぶっかけ飯の盒飯(盒饭)の車内販売があったが、1個20元でボッタクリだ。ぶっかけ飯のそれで20元は酷くないか?自分の前に座っている夫婦が盒飯(盒饭)を食べているが残しやがった。食べ残しなんかするなよ!一般的な中国人だから食べ残しするのだろう。食べ残しは中国五千年の伝統だが中国人の悪習でもある。

中国政府と共産党は、この中国人の悪習を正そうと宣伝活動をしたりするが効果はないようだ。将来予想される世界的な食糧危機を中国政府と共産党は警戒して食糧の浪費を抑えようとしているのだと思うが、長年の愚民化政策の効果で末端の中国人は世界の食糧事情を理解せず食糧の浪費中のようだ。

中国政府と共産党には、もっと頑張ってもらいたいものだ。日本も食料の無駄が多いのであまり他人の事は言えないが・・・。

14:00過ぎになり大理まで約2時間になった。隣のおばちゃんがスマートホンでドラマを見始める。スマホでドラマや映画を見るのは中国では一般的なのだが、イヤホンせずに見ているのでうるさい。中国では周囲のことを考えずにイヤホンせずに大音量でドラマや映画を見るのは当たり前のようだ。まあ、おサルさんでは静かな環境では過ごせないのだろう。

大理に到着

大理駅に25分遅れの16:13に到着する。しかし、大理駅のホームには16:08到着と表示されている。到着時間を5分ごまかしている。頭の中を「チャイナクオリティ」という言葉が駆け巡った。20分以上遅れているのに、今更何故5分ごまかす必要があるのだろうか?

バスで大理古城へ

大理駅を出ると宿の客引きのおばちゃんとかが待ち構えていたが、そのままバス停へ向かう。大理駅から大理古城までは8路と崇聖寺三塔専線(崇圣寺三塔专线)で行けるのだが運賃が2元になっている。

ロンリー・プラネットや地球の歩き方には1.5元と書いてあったのだが大理にも物価上昇の波が押し寄せている。今まで大理に来た時は8路のバスを利用しているので、今回も8路バスで大理古城へ向かう。バス停は列車の乗客で混雑しているので空くのを待つことにする。

しかし、8路のバスは並ぶことを知らないおサルさんたちで混雑している。並べよ!おサルさんたちがいなくなりバス停が空いてきたので8路のバスに乗車して大理古城へ向かう。ところが、おサルさんが一匹紛れ込んでおり自分の隣でタバコを吸っている。目の前に禁煙のシールが張ってあるのだが、おサルさんは漢字が読めないようだ。

気分的には袋叩きにしてバスの外へ放り出したいのだが、おサルさんに「小日本のくせに生意気だぞ!」と逆にボコボコにされる確率が高いので、おサルさんが早く降りることを願ってタバコの煙を我慢する。

17:10頃、大理古城の東の風花雪月酒店(风花雪月酒店)のバス停に到着するが、8路のバスの路線が変更されており、今まで大理古城内を通って西門まで行っていたのが、大理古城内を通らず大理古城の外を通り北門近くの六十医院が終点になっていた。

とりあえず、大理古城の東の入口の風花雪月酒店(风花雪月酒店)のバス停で下車する。大理古城の案内図があったので確認すると、以前8路のバスが走っていた区間は観光用の電動カートが走るようになっていた。

今日の宿であるがBooking.comで大理古城内の北東にある大理古城風鈴青年旅舍 (大理古城风铃青年旅舍) (Dali Ancient City Campanula Hostel)を予約しておいたので向かう。

路地に位置しているが近くに目印になる劇場があるので問題はない。10人ドミトリーで1泊30元だ。すでに夕飯の時間帯になっていたので、近くの食堂で炒飯を食べる。明日は大理にもある老謝車馬店へ移動する。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 30元
食費 17元
バス 2.9元 路線バス
合計 49.9元

下痢ピーピー&熱出して大理で寝込む

朝から何やら腹の調子が悪い。昨日の夕飯に食べた炒飯にあたったようだ。でも、炒飯は火が通っているのになぜあたるのだ?可能性としては油だろうな。恐らく下水油(地沟油)を使っていたのだろう。

調子悪いけど11:00頃に大理古城風鈴青年旅舍 (大理古城风铃青年旅舍) (Dali Ancient City Campanula Hostel)をチェックアウトして大理老謝車馬店(大理老谢车马店)(Dali Lao Shay Hostel)へ移動する。
10人ドミトリーで1泊25元(会員料金)だ。

老謝車馬店は麗江やシャングリラにも店舗を構える人気店だから10人ドミトリーは一杯だろうと思っていたら、何と自分一人だけであった!大理古城内にあるのになぜ宿泊客がいないのだ?徒歩5分圏内には市場やスーパー(四方街超市)があるという好立地なのに・・・。

ちょっと考えてみたら大理老謝車馬店(大理老谢车马店)(Dali Lao Shay Hostel)は、あまり宣伝していないことに気がついた。YHA China等のウェブサイトに載せていないのだ。

せめてhihostels.comやBooking.comに乗せていないと欧米人が来ないだろう。
ホステルワールドには載っていたけど、欧米人がいないよ!

まあ、おかげで10人ドミトリーを1人で占領することができた。しかし、ここで問題が発生する。荷物をバックパックから出していたら、荷物が濡れている。何と缶ビールに穴が開いてビールが漏れていたのだ!

これは緊急事態だ!すぐにノートPCを確認する。ノートPCは無事であったが、ズボンとバックパックがビールまみれになっていた。バックパックの中にあった鍋に当って穴が開いたようだ。

到着早々洗濯をする羽目になった。洗濯を終えて一息ついたが、腹の調子が悪い。完全に下痢ピーピーだ。おまけに歩くのも結構つらい。夕方になると熱が出てきたのか寒い。
下痢ピーピーの中で完全に寝こむ。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 75元 1泊25元(会員料金)×3
食費 15.9元
合計 90.9元

大理古城

6年ぶりの大理古城

08:30頃に目が覚める。十分に睡眠をとったので熱も下がり体力も回復してきた。まだ本調子とはいえないが外に出られるようになった。

09:30頃、大理古城内の散歩に出かける。今日は朝から天気が良く観光には条件が良い。
ただし、標高が2000mの高地でも半袖でないと暑い。大理古城を6年ぶりに散歩してみたが大きく変わっている。ホテルや土産物屋などが至る所にできている。10:00頃、大理古城の南門へやって来た。
この辺りは6年前とさほど変わった様子はないようだ。と思ったら、城壁に登るのが無料になっていた。以前は2元の入場料を取っていたのが無料化されていた。無料化されたので遠慮せずに城壁に登る。


城壁を歩き大理古城を見ていると、あることに気がつく。それは屋根に温水のタンクが多すぎる。中国の家庭だと家の屋根に太陽熱で暖めた温水を貯めておくタンクがあるのだが、大理古城のような観光地だと景観上の問題で雰囲気台無しである。

大理古城の微妙な日本語標識

大理古城を歩いていると変な日本語表示が目につく。言いたい事は大体分かるのだが、「五华楼」を「五華のビル」、「博爱路」を「愛の道」と訳す必要はないだろう。

そのまま漢字を変換するだけで十分だろうが!この変な日本語表示は、恐らく百度で翻訳して、そのまま使用したようだ。百度で「五华楼」を日本語変換すると「五華のビル」と表示される。せっかく標識を設置するなら金と手間を惜しまずしっかり作れよ!

予算がなければ昆明にいる日本人留学生や大理に長期滞在している日本人バックパッカーに長期ビザを餌にして作らせればいいだろうに・・・。自分なら長期ビザという餌に目が眩んで、出来る範囲内で翻訳するぞ!日本語表示がおかしいので、そうなると英語も怪しい。

11:00頃、大理古城の外にある一塔を訪れる。大理は三塔が有名だが一塔は人がいないので雰囲気的には、こちらの方が良い。

しかし、一塔は開放されておらず入口は閉ざされている。どこぞの会社の敷地になっているようだが、大理で6年以上も観光開発の手から逃れているというのは不思議だ。大体中国の場合、こういった観光開発されても不思議のない場所は地元政府がチンピラを雇ったりしてあの手この手の嫌がらせで追い出すのだが・・・。

素食の安食堂

11:30過ぎに大理古城の博愛路(博爱路)と紅龍井路(红龙井路)の十字路から少し南の路地にある一然堂素食館(一然堂素食馆)で昼食を食べる。一然堂素食館はロンリー・プラネット雲南に掲載されていた店だが、何と言っても値段が安い。5元(約85円)で食事できるのだ。

6年前に大理に滞在した時は、ご飯おかわりし放題の快餐(快餐)があったりしたのだが、今回その場所へ行ってみたら快餐(快餐)が無くなっていた。貧乏バックパッカーのための店が消えて行く中で一然堂素食館は貴重である。

一然堂素食館は素食の店、つまり肉を使わないベジタリアンの店だ。自分で食材を選ぶビュッフェ方式になっている。格安で食べられるので開店直後から行列ができている。地元民はお碗持参で食べに来ている。

支払う5元は店員に渡すのではなく、目の前においてある壺に入れていく方式だ。食事代でなくお布施ということなのか?

素食の店なので流れている音楽はお経で寺の雰囲気が漂っている。
営業時間外は読書ができるそうだが置いてある本は仏教の本ばかり、それに仏像もあるし、経営者は仏教関係者かな?

お碗にご飯とおかずを山盛りにしたが病み上がりなので、いつもなら楽勝のはずの量が8割ぐらいでお腹いっぱいになってしまった。一然堂素食館は食べ放題ではないが残し厳禁の店なので頑張って全部食べる。食べ終えた頃には欧米人の客とかもいた。

洱海の才村碼頭

13:00頃、大理古城の北門から2路(C2路とも呼ばれる)のバスで才村碼頭(才村码头)へ向かう。運賃は1.5元。

才村碼頭は洱海観光の拠点になっており遊覧船の港がある。遊覧船は180元でかなり高額だ。遊覧船に乗らなくても洱海は見ることが出来る。

並ぶことを知らない中国人

才村碼頭周辺は田園風景が広がっているが、6年前と違うのは宿泊施設の客桟が乱立していることだ。

6年前は、まだ観光開発がそれほど進んでいない農村だったのだが、今は観光客が多くなり、すっかり観光地となっている。欧米人がノーヘルでスクーターに乗っている姿も見られた。ただし、免許は大丈夫かという疑問が出てきたが・・・。

そんな国内外から観光客が訪れる才村碼頭だが、バス停の状況は酷い。バスの乗り降りで並ばないのは中国標準でいつもの事で呆れるが、才村碼頭ではさらに降車口から乗客が降りているのに乗車しようとするおサルさんがいることである。

これではいつまでたっても乗れるわけがない。このおサルさんたちの光景を欧米人観光客に見られているのだが、大理のイメージダウンは確実だろう。

大理市の共産党幹部は、このおサルさんたちを欧米人に見られても恥ずかしくない文明人に教育するか、見られないように隔離するしか選択しはないが、賄賂をもらうので忙しいとかで放置は勘弁して欲しいところだ。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 3元 ネット予約
麗江在路上国際青年旅舍
(丽江在路上国际青年旅舍)
(On tde Road International Youtd Hostel)
食費 5元
切符 34元 大理→麗江
バス 1.5元 路線バス
合計 43.5元

雲南省旅行記2014夏

大理駅で自動券売機を試してみる

08:00頃に大理古城西側の通りを通る路線バスの崇聖寺三塔専線(崇圣寺三塔专线)に乗車して大理駅へ向かう。運賃は2元。車内は空いており楽勝で座れた。

09:10頃、大理駅に到着する。大理駅で明日の麗江行きの切符を確保するのが目的だが、先に300mほど東にあるバスターミナルの大理汽車客運站へ向かう。

大理にはバスターミナルがいくつかあるようだが、大理駅近くの大理汽車客運站は大理の東にあるので東站(东站)とも呼ばれている。主に弥渡、賓川(宾川)、南澗(南涧)、海東(海东)方面のバスがある。


09:45頃、大理駅に戻る。麗江行きの切符は昨晩インターネットの中国鉄路客戸服務中心で予約購入してあるので窓口で切符を受け取るだけなのだが、それでだけではつまらないので昆明駅で購入できなかった自動券売機での切符購入を再び試してみる。

結果は同じというのは分かっているが、もう一度試してみる。自動券売機での切符購入には中国人が携帯を義務付けられている二代身分証(二代身份证)と呼ばれるICチップ内蔵型の身分証が必要だ。外国人には二代身分証は発給されないので、自動券売機は使用できず窓口で購入することしかできない。

しかし、この自動券売機は外国人利用不可にもかかわらず英語メニューでの切符購入が出来るようになっている。将来的にはパスポートのICチップが読み取れるようになると期待したいのだが・・・。今回パスポートのICチップが読み取れるようになっているか、自動券売機で麗江行きの切符購入を試してみたが、やはり二代身分証しか読み取れないので購入できませんでした。

大人しく窓口で予約番号(订单号码)をメモした紙とパスポートを出して、ネットで予約購入した麗江行きの切符を受け取りました。

8路のバスで大理古城へ戻り、11:30過ぎに昨日昼食を食べた一然堂素食館(一然堂素食馆)へ行く。

5元で満腹になる量なのでコストパフォーマンスは最高だ。店内で流れている仏教のDVDを見ながら昼食を食べる。日本でこういった店があると新興宗教の店とか思われて客は入らないだろう。中国だから商売可能なのだろうな。

元世祖平雲南碑

12:30頃、大理古城の西にある三月街を訪れる。ここにはモンゴル帝国のクビライに大理国が滅ぼされた後に建立された石碑が残っている。

三月街は6年前と比べると店が結構開いている。しかも、KTVが数軒あるではないか!KTVがあるということは、いかがわしいサービスをする店がある確率が高い!大理も大きく変わったものだ。12:40頃、元世祖平雲南碑に到着する。

元世祖平雲南碑は元の大徳8年(1304)に建立された石碑で、1253-1254年に起こったモンゴル帝国の雲南・大理遠征について書かれているようだ。

元世祖平雲南碑は修復されているようで、現在は壁に囲まれて扉は閉ざされ見物することができない。しかし、扉の一部に覗き穴が有り遠くから石碑を見ることが出来る。

大理に自生する大麻

近くで見られなかったが元世祖平雲南碑を見物したのでユースホステルへ戻るが、三月街を通らず脇道を通る。この時期になると道端には大麻が生えているのだが・・・。やっぱり大麻が生えていました。

日本だと北海道で自生していますが、日本で大麻を見つけた場合は警察や保健所に通報しないといけませんが、中国では誰もそんな事しません。そのまま放置されています。中国では麻薬を所持しているだけで死刑になるのですが、なぜか自生する大麻はほったらかしです。大麻の除去が面倒なのでしょうか?

でも、道端に生えているからといって抜いたりするのはやめておいた方がいいでしょう。麻薬類は所持しているだけで死刑になりますから!

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 3.5元 ネット予約
麗江陌上花開青年旅舍
(丽江陌上花开青年旅舍)
(Memory of March International Youtd Hostel)
宿泊費 27元 ネット予約
麗江北門苑国際青年旅舍
(丽江北门苑国际青年旅舍)
(Nortd Garden International Youtd Hostel Lijiang)
宿泊費 5元 ネット予約
麗江古城国際青年旅舍
(丽江古城国际青年旅舍)
(LIJIANG Ancient Town International Youtd Hostel)
食費 5元
バス 4元 路線バス
合計 44.5元

鉄道で麗江へ

大理古城から大理駅へ

07:25頃、大理老謝車馬店をチェックアウトして、07:30頃、路線バスの崇聖寺三塔専線(崇圣寺三塔专线)のバスに乗車する。乗車時は空いていたが、一塔路口のバス停を過ぎて大理古城を離れる頃には満員になる。

08:00頃、大理中心部の下関(下关)に入るが渋滞が激しい。渋滞の原因は交通ルールを無視した運転だ。赤信号でも車が交差点に進入するので、交差点が塞がれて渋滞が発生するのだ。よくこんな運転で免許が取得できるものだ。

まあ、中国なので賄賂払っていれば免許取得なんて楽勝なのだろう。交差点が塞がれて左折できないバスの運ちゃんは切れて文句言っているが、交差点を塞いでいるのは同じ路線バスではないか!バス会社で研修を実施した方がいいと思うぞ!

08:40頃、大理駅に到着する。

今日は09:15発の麗江行きK9627次に乗車する。大理駅では、まずは切符と身分証の確認、次に手荷物のX線検査とボディチェックがあった。6年前は手荷物のX線検査だけだったので、かなり警備が強化されている。それでも昆明駅と比べれば警備は緩い方である。

改札口に並び10分ほどで改札が始まるが、おサルさんたちの割り込みで並んでいた意味がなくなる。

郷に入れば郷に従えで、改札口で乗車バトルを開始する。後ろから割り込もうとするおサルさんたちをバックパックを振って阻止する。バックパックの直撃を受けるおサルさんは文句言っているが、ちゃんと並んでいればこんな面倒なことをせずにすむのだ。

鉄道で大理→麗江

改札口を通過してカオス状態がなくなり、無事の乗車できた。K9627次は大理駅が始発駅なので改札が始まるのが早く、まだ発車まで時間がある。

この時間を利用して先頭の機関車を撮影に行く。今回、客車を牽引する機関車は韶山7型だ。韶山7型でもSS7Cで、しかも初めて見る黄色の塗装だ。

09:15に定刻通り発車する。今回の座席は硬臥代座で寝台の硬臥を座席の硬座として使用している。運賃は硬座として使用しているので硬座と同じである。11:35頃、麗江駅に到着する。

麗江駅から路線バスで麗江古城へ

麗江駅からは18路のバスで麗江古城へ向かうのだが、列車を降りた乗客でバス停が混雑しているので30分ほど待って、昼頃に18路のバスに乗車する。乗客がほとんどいないので余裕で座れた。

終点の白龍広場(白龙广场)で2路のバスに乗り換えて、13:00頃、石油公司で下車する。バス停近くのガソリンスタンドの斜め向かいに、今日の宿の麗江在路上国際青年旅舎(丽江在路上国际青年旅舍)(On The Road International Youth Hostel)がある。

路線バスが通る通り沿いにあるユースホステルなのだが、入口が3階になっており、レセプションが1階にあった。麗江在路上国際青年旅舎は予約しておいたのでチェックインはすぐに完了。部屋は10人ドミトリーで1泊30元(会員料金)だ。

ネットで予約した時に予約金を払ってあるので残金の27元を支払う。10人ドミトリーは綺麗に掃除してあり、ベッドにはコンセントと照明がある。ロッカーは自分で南京錠とかの鍵を用意しないといけないが80Lぐらいの大きめのバックパックをしまえる。

部屋は問題なかったが、シャワーが問題だ。3つあるシャワーのうち1つはシャワーヘッドが壊れて使えない。もう一つは建物がナシ族の古民家なので立て付け悪くて扉が閉まらず使用不可。使えるのがトイレ兼シャワーの1つだけという状態であった。

建物はナシ族の古民家で改造してユースホステルとして使用している点は雰囲気的には良いのだが、壊れた部分を放置しているのが惜しい。13:45頃、麗江古城の散歩に出かけるが、ユースホステルに入口がもう一つあるのを見つける。

麗江古城の路地に面している入口で、こちらの入口が表口のようだ。2路のバス停の石油公司近くの入口は裏口であった。

麗江古城の中心部の四方街からは離れているのだがユースホステルを出るとすぐに麗江古城の路地が広がっている。周辺には宿の客桟や観光地価格のレストランとかが並んでいる。

中心部の四方街から離れているので観光客が少なく静かに散歩ができる。麗江古城の路地は迷路のようになっているので、ユースホステルから5分ほど歩いただけで自分がどこを歩いているのか分からなくなってしまう。地図があったほうが良さそうだ。

散歩しながら麗江古城の南にある忠義市場でマンゴーを購入する。5斤(2.5kg)で10元(約170円)の処分品だが、日本で高いマンゴーを買えない自分には貴重だ。

17:30頃、麗江古城の大水車の北東にある阿媽素食館(阿妈素食馆)を訪れる。ここはロンリー・プラネット雲南に紹介されていた素食の店だ。営業時間は平日11:30-13:00、17:30-19:00で短いのだが1人10元(約170円)で素食が食べられる。

ちょうど訪れた時は、まだ準備中だったが他の客と一緒に本読んだり、老板の話を聞きながら待つ。店内はお経とか流れていないけど、寺の賽銭箱の功徳箱みたいな箱に食事代を入れる方式で店の雰囲気や老板の話から仏教系の素食店だ。

素食の準備ができて、ようやく食事となる。ビュッフェ方式で食べ放題になっており、これはかなりお得だ。客の中国人が「古城で食べる高くて不味い炒飯より良い!」というような話をしており、麗江古城には酷いレストランがあるようだ。

中国人に不味いと言わせる炒飯は相当酷い。それに比べ阿媽素食館の素食は美味い!これで食べ放題は凄い!でも、もちろん食べ残し厳禁です。食べ終わったら食器は自分で片付ける方式だ。それと、老板は台湾人のようだ。

ユースホステルに戻り食後のデザートではないが忠義市場で買ったマンゴーを食べる。5斤(2.5kg)で10元(約170円)の処分品でも十分美味い。マンゴーの季節は終わりなので来年にならないと市場には出回らないだろうな。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 27元
食費 20元
バス 4元 路線バス
合計 51元

麗江古城でユースホステルを移動

11:00頃、麗江在路上国際青年旅舎(丽江在路上国际青年旅舍)(On The Road International Youth Hostel)をチェックアウトして、麗江古城内の別のユースホステルへ移動する。

移動途中に雨が降ってきたので大変であったが、昨日、忠義市場へ行く時に場所を確認しておいたので雨以外は問題なく、11:30頃、麗江陌上花開青年旅舍(丽江陌上花开青年旅舍)(Memory of March Youth Hostel)に到着する。YHA Chinaで予約しておいたので残金の31.5元を支払う。部屋は6人ドミトリーだ。

12:00頃、昼食を食べに昨日の素食の店へ向かうが、麗江の天気は雨が降ったりして悪い。今日は外を出歩かないほうが良いかもしれない。素食の店で食べ放題の10元(約170円)素食を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 31.5元
食費 20元
合計 51.5元

麗江の黒龍潭

10:00頃に麗江陌上花開青年旅舍(丽江陌上花开青年旅舍)(Memory of March Youth Hostel)をチェックアウトして、次のユースホステルの麗江北門苑国際青年旅舍(丽江北门苑国际青年旅舍)(North Garden International Youth Hostel Lijiang)へ向かう。

麗江北門苑国際青年旅舍の場所は既に分かっているので、まずは麗江古城の入口にある大水車へ向かう。大水車から10-15分歩いて、10:30頃、麗江北門苑国際青年旅舍に到着する。部屋は8人ドミトリーで1泊27元(会員料金)だ。

YHA Chinaで予約時に宿泊費を支払っているので保証金(押金)100元だけになる。8人ドミトリーは基本的に問題ないのだが、元々は客桟だったようでトイレ兼シャワーがユースホステルの設備と微妙にグレードが違う。シャワーが中国のホテルとかで見かけるガラス張りタイプなのだ。

まあ、これはマイナス評価というわけではない。ユースホステルは麗江古城の外にあるのだが立地条件も悪くなく、大水車まで10-15分だ。路地に入った所にあるので静かだが、レストランやスーパー、鉄道切符の代理販売所は徒歩圏内だ。

ユースホステル自体の設備も悪くなく麗江古城の外にありながら大水車に近く、レストランやスーパーも徒歩圏内というのは結構凄い。おまけに宿泊客少ないので狙い目である。

12:00頃、今日も阿媽素食館(阿妈素食馆)で昼食を食べる。13:30頃、麗江古城の北にある黒龍潭(黑龙潭)を訪れる。以前は入場料を取っていたが、現在は古城維持費80元の領収書があれば無料で見物できる。

古城維持費80元の領収書は7日間有効とか言われていたが、自分の古城維持費80元の領収書の日付は8/15だったが、南門の入口でスタンプ押してもらって、そのまま入場できた。

黒龍潭は玉泉公園とも呼ばれており、麗江古城の北に位置しています。玉龍雪山の湧き水が溜まり池となり、池の水が麗江古城の水路へと流れています。ナシ族の聖地でもあり、麗江の水源にもなっています。

無料とはいえ古城維持費の領収書を持っていないと入場できないので実質有料ですが、古城維持費を払っていない観光客は入れないので内部は、それほど混雑はしておらず、しっかり整備されています。でも、逃票出来る場所はあるけど・・・。

18:00頃に素食の店で夕飯を食べる。いつもより遅めに行ったら今日に限って客が多い。台湾人の老板は片付けで忙しそう、ナシ族のオバちゃんは追加の料理を作っている。
残り少なくなっていた料理を皿に盛り食べる。おかわり自由なのに、これで10元(約170円)は麗江では激安だ。いや、麗江じゃなくても激安である。

ユースホステルへ戻り夜になると客が少しづつ増え始める。昼間は宿泊客がほとんどいなかったが、どうやらここは夜に増える傾向のようだ。8人ドミトリーも昼間は自分一人であったが、夜になり4人なった。

ドミトリーで中国人バックパッカーのA先生とB先生と話をするが、A先生が「チベットへは行かないの?」と聞いてきたので「外国人は入藏証ないと入れないよ」と答えると、B先生が「チベットの文化と自然保護で外国人は制限されているんだよ」というような中国政府の建前を説明していた。

建前というのを知っていて説明しているならいいのだが、本気で説明しているなら忠実な操り人形だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
合計 20元

中国最強32人ドミトリー

麗江古城国際青年旅舎

10:00頃、麗江北門苑国際青年旅舍(丽江北门苑国际青年旅舍)(North Garden International Youth Hostel Lijiang)をチェックアウトする。麗江古城の大水車近くを通り四方街近くにあるユースホステルの麗江古城国際青年旅舎(丽江古城国际青年旅舍)(LIJIANG Ancient Town International Youth Hostel)へ向かう。

場所は調査済みなので迷わずに、10:20頃、麗江古城国際青年旅舎に到着する。部屋は中国最強の32人ドミトリーで1泊25元(会員料金)だ。YHA Chinaで2泊予約したので残金45元を支払う。32人ドミトリーなので予想通りの上級者向けのカオス状態だ。

でも、埋まっているベッドは2割から3割なので、まだ大したことはない。ドミトリーにシャワーとトイレが有るのだが、意外にもシャワーは壊れていないし、トイレはウンコ山盛りではなかった。設備は意外にも普通だ。

ただし、レセプションのオバちゃんはユースホステルのスタッフというよりも、招待所のオバちゃんといった感じだ。チェックイン時は会員証はちゃんと確認していたがパスポートは中身は見るが伝票にパスポート番号とか記入せずに返してきた。オンラインでパスポート情報を入力しておらず登記無しの宿泊だ。

11:30頃、今日も素食の店へ行く。一番乗りかなと思ったら、毎日来ているオバちゃんが既にいた。そういう自分も毎日来ているけど・・・。毎日来ていてもおかずが毎回違うので飽きない。

午後は麗江古城を散策してみる。四方街周辺は人が多すぎるので獅子山付近を歩く。上り坂がきついのだが麗江古城の街並みが一望できる。



獅子山周辺は比較的人が少ないので静かに麗江の街並みの中を歩くことが出来る。麗江古城はテーマパークと化しているが、少し外れた所を歩くとテレビで見る静かな麗江が残っている。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 45元 1泊25元×2
(ネットで予約金5元支払済)
食費 30元
合計 75元

世界文化遺産 束河古鎮

今日は朝から曇で天気が悪い玉龍雪山へ行くのを計画していたが予定変更で麗江古城の北西にある束河古鎮へ行くことにする。行き方はよく調べていなかったので11路のバスの乗車して束河路口で下車する。

束河路口には6路Bのバスも停車するのだが、この6路Bは白沙古鎮や玉峰寺へ行く路線であった。束河古鎮を見物したら6路Bのバスで束河路口から玉峰寺へ行くことにする。09:10頃、束河路口のバス停から束河古鎮へ向かう。他の観光客の後を付いて行って、09:30頃、束河古鎮に到着する。


束河古鎮は麗江古城とともに世界文化遺産に登録されている古鎮だ。茶馬古道の要衝であり、昔は馬幇が茶葉を馬でチベットへと運んでいたが、現在は観光客を馬に乗せてガイドをしている。

束河古鎮は麗江古城ほど観光客は多くないものの観光開発が進みテーマパーク化が著しい。

麗江五大寺院 玉峰寺

昼頃に束河路口のバス停から6路Bのバスに乗車して玉峰寺へ向かう。途中で白沙古鎮にも停車するので既にバスは満員状態だ。白沙古鎮に宿泊する場合は大きな荷物を持ってバスに乗るのは要注意だ。

バス停の白沙郷人民政府(白沙乡人民政府)が白沙古鎮の白沙壁画の前であり、ここで一気に乗客がいなくなる。12:50頃、玉峰寺に到着する。

寺の山門にはナシ族のおばあちゃんたちが歓迎の歌と踊りで出迎えてくれたが、この場合は後から金を請求されるので見ざる聞かざるで素通りする。他の観光客たちも素通りであった。

入場券は25元だが、古城維持費の領収書の確認があった。領収書の有効期限は1週間と言われているが日付は8月15日で1週間以上過ぎていても黒龍潭と同様で特に何も言われず・・・。

玉峰寺は清の康煕年間に建立されたチベット仏教の寺院で麗江五大寺院(残りは文峰寺、指雲寺、普済寺、福国寺)として知られる。

玉峰寺の建築物は本堂の大殿院、万朵茶花院、十里香院の3つで構成されている。寺自体はそれほどの規模はないのだが欧米人観光客が見受けられるので意外と有名っぽい。

万朵山茶は明の成化年間(1465-1487)に植えられ樹齢500年以上の椿で「世界山茶之王」とも称される。玉峰寺が建立される100年以上前に植えられている。玉峰寺の本堂の大殿院よりも椿の万朵山茶の方が価値がありそうな感じだ。

再び6路のバスで麗江市内へ戻るのだが、6路のバスはA線(A线)とB線(B线)の2種類がある。基本的に停車するバス停は同じなのだが、白沙郷人民政府(白沙乡人民政府)から麗江市内のバス停は環状線扱いなので行きは通っても帰りは通らないという方式だ。A線が外回りでB線が内回りになっている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19元
バス 4元 路線バス
玉峰寺 25元
合計 48元

麗江五大寺院 福国寺と白沙古鎮

07:30頃に起床して麗江古城を散歩する。天気が曇っているので玉龍雪山は諦めて白沙古鎮へ行くことにする。とりあえず麗江古城を出て8路か11路のバス停を探す。大通りの香格里大道を歩いていると束河古鎮乗車点(束河古镇乘车点)という看板を見つける。

麗江の地場系スーパーの麗客隆超市の前に専用の駐車場がある。

駐車場をよく見ると束河古鎮まで1人3元の看板があるのを見つける。3元は微妙な金額だ。客が集まらないと出発しないから・・・。5路のバスに乗車すれば1元で入口まで行けるし・・・。

それに50mぐらい離れた所にある福慧市場のバス停から11路のバスに乗って束河路口で下車すれば徒歩20分で束河古鎮の入口に着くし、11路のバスも1元だし・・・。あまり利用価値はなさそうだ。

08:20頃、福慧市場のバス停から8路のバスに乗車して象山市場で下車する。象山市場から6路Bのバスに乗車して白沙古鎮へ向かう。ここでちょっと説明しておくが6路のバスはA線(A线)とB線(B线)の2種類がある。これから乗車するのは内回りの6路Bのバスだ。

08:50頃、新文村で下車する。福国寺の看板が出ているので、その方向へ進む。福国寺までは2kmと出ているが中国の案内表示はあてにならないので、2倍の4kmと予想して歩いて行く。

途中の道端に月餅の空き箱が捨てられていた。中秋節が近いので中国人は月餅を買い込むのだが、道端に月餅の空き箱を捨てるというのは孔子や孟子もビックリのモラルだ。

でも、ここは白沙古鎮だから捨てたのはナシ族かな?こんな光景を外国人に見られたら中国政府や共産党の面子丸つぶれだな!海外に「美麗中国」とか宣伝しても、これじゃダメだな!愛国教育より道徳教育が先だよな。いずれにせよ中国の恥部が田舎で見られた。

麗江五大寺院 福国寺

福国寺までは案内表示には2kmとあったが予想通り2km以上歩いても到着しない。直線距離で2kmなのだろう。山道に入りひたすら上り坂を登っていく。途中でチャリダーたちに追い抜かれていく。この道はチャリダーたちのサイクリングロードにもなっているようだ。

09:55頃、約1時間かけて福国寺に到着する。GPSを確認する5km歩いていた。
案内表示の2kmは大嘘であった。

福国寺はチベット仏教の寺院で明の万暦29年(1601)に木氏により安楽寺の名称で建立される。後に明の天啓帝より福国寺の名称を賜わり現在の名称となる。麗江古城の北にある黒龍潭公園の五鳳楼は福国寺から移築されたものである。

福国寺は麗江五大寺院に数えられるが建物は新しく建設ラッシュの真っ最中であった。入場料は取られなかったが観光開発が完了すると怪しい。

11:30頃、白沙古鎮に到着するが、下水道工事の真っ最中で観光できる状態ではなかった。工事が終わらない限りまともな観光はできないだろう。白沙古鎮は次の機会があれば再び訪れることにして、昼過ぎに6路Bのバスで麗江市内へ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 25元
食費 23元
バス 4元 路線バス
合計 52元

雲南省旅行記2014夏5

鉄道で昆明へ

麗江を出発

07:20頃にユースホステルをチェックアウトして、白龍広場から18路のバスで麗江駅へ向かう。列車の乗客で混雑していると思ったがバスは意外にも空いていた。07:45頃、麗江駅に到着する。

バスは空いていたが麗江駅前は結構混雑していた。待合室へ向かうが麗江駅の駅員はやる気があるようで、切符と身分証の確認をちゃんとやっておりパスポートの番号と切符に印字された番号を確認してから確認の印を押していた。

いつものパターンだと駅員は外国人とは関わりたくないのでパスポートの番号を確認せずに返却なのだが麗江駅は違った。手荷物のX線検査を済ませて待合室に到着する。

ちょうど改札が始まるところで混雑している。一応並んではいるが後ろの方はカオス状態だ。そして、目の前でおサルさんが痰を吐きやがった。正直言って、おサルさんは乗車拒否にしてほしい。中国政府や共産党が、あれだけマナー向上を訴えているのに、なぜマナーが向上しないのだ?

改札が始まり列車に乗車する。列車は昆明行きのK9612次だ。列車は定刻通り発車して、まずは大理へ向かう。

車窓からの景色はよいのだが、残念ながら空調車なので窓が開けられない。これでは旅の情緒も半分以下、いや1割以下だ。やはり、窓の開けられる非空調車でなければ鉄ちゃんには満足できない。

車内の状況は普通の中国の鉄道だ。ようするにわざわざ通路に足を出しているとか、カップ麺食べているとかだ。タバコを吸っているおサルさんはいなかったので、この点はよかった。

ただし、自分の隣の中国人がゲップしやがった。中国人ではなくおサルさんであった。
ゲップするなとは言わないが人前でするな。孔子や孟子の生まれた国なんだから中国政府と共産党にはおサルさんのマナー向上に一層の力を入れて欲しい。

10:24頃、大理に到着する。停車時間は11分だ。大理で機関車の交換が行われ進行方向が変わる。大理を発車すると列車はゆっくりと40-50km/hくらいの速度で昆明へ向かう。すぐ近くの高速道路を走る車は列車を追い抜いていく。これが雲南十八怪の第十三怪「列車より車の方が速い」(汽车还比火车快)という奴だ。

昆明に到着

16:43に昆明駅に到着する。駅のホームには16:38到着となっているが、実際には5分遅れで到着だ。中国では5分の遅れは遅れにはならないのか?

6年ぶりに昆明にやって来たが駅前の警備がずいぶんと厳しい。やはり、無差別殺傷事件の影響が大きいようだ。いたる所に公安と武装警察が警備をしている。昆明も物騒になったものだ。

今日の宿は昆明駅の近くにユースホステルがあるので、そこを目指す。昆明駅前の站前路を東へ500mほど行った所にKunming The Elegant House Youth Hostel(昆明雅居国际青年旅舍)がある。

予約はしていなかったが6人ドミトリーが空いていた。1泊40元(会員料金)だ。昆明駅に近いということもあり、繁盛している様子だ。

ただ共有スペースが少し狭い。駅のすぐ近くなので土地代が高いから仕方がないか。鉄道を利用するバックパッカーにとっては非常に重宝する宿だ。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 40元
食費 20元
バス 1元 路線バス
合計 61元

昆明

公共交通ICカードをチャージする

09:00過ぎにユースホステルの1本裏の通りの永平路と永勝路(永胜路)の交差点近くにある公共交通ICカード(昆明公交IC卡)のチャージ場所の充値点(充值点)へ行く。昨日の夕方にチャージしようと行ったのだが営業時間を過ぎていたので再びやって来たのだ。営業時間が08:30-17:30なので、既に営業している。

6年前に使用していた公共交通ICカード(昆明公交IC卡)に50元チャージしたが、残額が128元になっており、以前の残額78元が残っていた。6年も前の残額なので無効にされていると思ったが、まだ有効であった。

昆明倾城国际青年旅舍

10:00頃、Kunming The Elegant House Youth Hostel(昆明雅居国际青年旅舍)をチェックアウトして站前路のバス停から2路のバスに乗車する。文廟(文庙)で下車して、人民中路から文廟(文庙)の前から華山西路を通り、10分ほどでユースホステルのKunming upland youth hostel(昆明倾城国际青年旅舍)に到着する。

予約はしてあるのだがチェックインは昼過ぎからということでレセプションの前で待たせてもらう。昼近くになるとチェックアウトとチェックインの客で滅茶苦茶混雑してくる。自分は1時間以上待っているので先にチェックインさせて欲しいところだが、その場の空気を読んで空くのを待つ。

どこかの国の愚民みたいに我先にというのはしない。でも、予約していなかったら、郷に入れば郷に従えで愚民と同じように我先にをやっているな。

13:00頃、空いてきたのでチェックインの手続きをする。16人ドミトリーで1泊35元(会員料金)だ。インターネットの予約時に3.5元を予約金で支払っているので残額の31.5元を支払う。16人ドミトリーなので、かなりのカオス状態とか、長期滞在の主とかがいると思っていたのだが意外にもドミトリーは綺麗に片付いていた。

それにドミトリーはロッカーがあったり、ベッドにはコンセント、小物を置く台、照明が完備されており、Kunming Cloudland International Youth Hostel(昆明大脚氏国际青年旅舍)の系列店らしく部屋はしっかりとしている。Lonely Planetにも紹介されているので欧米人は多い。

夕方にインターネットでKunming Cloudland International Youth Hostel(昆明大脚氏国际青年旅舍)の8人ドミトリーの予約をしておいた。ちょっと長めの1週間滞在する。でも、過去に大脚氏には1ヶ月ぐらい宿泊というか住み着いていたから1週間はまだ短いな。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 31.5元
宿泊費 24.5元 ネット予約
Kunming Cloudland International Youtd Hostel
(昆明大脚氏国际青年旅舍)
食費 16元
バス 1.8元 路線バス
合計 73.8元

昆明街歩き

明永暦帝殉国処碑

11:00頃、ユースホステルのKunming upland youth hostel(昆明倾城国际青年旅舍)をチェックアウトする。今日はThe Hump Youth Hostel(昆明驼峰国际青年旅舍)へ移動するのだがバス停へ向かう途中に明永暦帝殉国処碑を偶然見つける。これは超マイナー史跡と言って良いのだが、久しぶりに心を動かす史跡に巡りあった。

この石碑は南明の永暦帝が明王朝を裏切り清朝に寝返った呉三桂に殺害され明王朝の皇統が完全に断絶した事を示す石碑だ。呉三桂は清朝の平西王に封じられ雲南一体を治めていたが清朝に反乱を起こす。しかし、明朝を滅亡へ追いやった張本人の呉三桂に大義はなく反乱は失敗して呉三桂は非業の最期を遂げる。

バックパッカーの王道 ハンプホステルへ移動

文廟から1路のバスに乗車して、得勝橋(得胜桥)で下車して金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)へ向かう。12:30頃、金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)のThe Hump Youth Hostel(昆明驼峰国际青年旅舍)に到着する。日本ではハンプホステルとしてバックパッカーの間では昆明の定番宿の一つとして知られている。

ハンプホステルの存在は6年以上前から知っていたが、欧米人の定番宿で混雑している聞いていたのと、Kunming Cloudland International Youth Hostel(昆明大脚氏国际青年旅舍)が自分の沈没地となっていたので、今まで場所までは知っていたが宿泊したことがなかった。

入口は1階のバー(驼峰酒吧)の裏にあり、3階にレセプション(总服务台)がある。金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)という昆明の繁華街のド真ん中にあるのだが、入口がちょっと上級者向けの位置にあるが、何とかレセプション(总服务台)まで辿り着く。

1泊30元(会員料金)だがYHA Chinaの公式サイトで10人ドミトリーを予約して予約金を支払っていたので、残金27元を支払う。10人ドミトリーは既に欧米人が2人いた。ドミトリーの設備は60Lのバックパックが収納可能なロッカーに、各ベットに小物を置く台、コンセント、照明まであり使い勝手は文句なしだ。さらに天井が高く圧迫感がない。

金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)という昆明の繁華街のド真ん中という立地条件で、仏系スーパーのカルフール(家乐福)まで徒歩5-10分の距離である。欧米人に人気の宿というのも納得である。個人的には裏通りに地元民の安食堂があるので有り難い。

金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)

今日は天気が晴れて良いので散歩に出かける。まずはハンプホステルのある金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)を散歩してみる。金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)は中国人の昆明での定番観光地らしくカメラ持った観光客が見受けられる。

金馬牌坊(金马牌坊)と碧鶏牌坊(碧鸡牌坊)が金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)のシンボルなのだが牌坊のすぐ脇には武装警察の車両が待機している。やはり昆明駅での無差別殺傷事件の影響なのだろうか?

常楽寺塔(東寺塔)と恵光寺塔(西寺塔)

常楽寺塔(東寺塔)

恵光寺塔(西寺塔)

13:00過ぎに金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)の南にある常楽寺塔(東寺塔)と恵光寺塔(西寺塔)を訪れる。南詔国の時代に創建された塔だが、地震や戦火で失われたりして、現在の塔は清朝末期に建てられたそうだ。

カルフールで米酒と瀾滄江ビール

14:00過ぎに金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)の北東にあるカルフールへ行く。米酒290ml(3元)と瀾滄江ビール(澜沧江啤酒)(600ml)3.3元を購入する。

支払いは銀行のキャッシュカードでする。中国の銀行のキャッシュカードは銀聯(银联)のロゴが入っておりデビットカードとして多くの店で使うことができる。カルフール(家乐福)やウォルマート(沃尔玛)など大型スーパーなら確実に使える。現金を使わずに支払いができるので、ニコニコ現金払いの釣り銭で偽札を掴まされることもなく便利である。

久しぶりに米酒とビールを飲む。米酒なんて6年以上ぶりだ。米酒は湖北省産であったが、アルコール度数が0.1-0.5%で低く甘く美味かった。

ビールは瀾滄江ビール(澜沧江啤酒)で雲南省の地ビールだ。同じ容量のコカ・コーラが2.5元であったので、その差が0.8元となるとビール好きには嬉しい安さであろう。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 27元
食費 25.3元
バス 1.8元 路線バス
合計 54.1元

ユースホステル移動

ハンプホステルをチェックアウトして金殿へ

11:10頃、ユースホステルのThe Hump Youth Hostel(昆明驼峰国际青年旅舍)をチェックアウトする。今日はKunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)へ移動する。

11:30頃、カルフールの近くの南屏街東口(南屏街东口)のバス停から71路のバスで金殿へ向かう。始発のバス停から終点のバス停までの移動で45分ほど、12:10頃、終点の金殿に到着する。金殿からは147路のバスで麦沖村(麦冲村)へ移動なのだが、147路のバス停表を見ると最終バスの時間が早い。そうなるとバスの本数が少ない可能性が高い。予想通り147路のバスは30分-1時間に1本のようで12:45に出発した。

金殿バスターミナル

Kunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)

金殿から山道へ入っていき急激に都会から田舎へと景色が変わっていく。12:55頃、麦沖村(麦冲村)で147路のバスを下車して道なりに歩くと道路の左に臥龍寺(卧龙寺)の石碑が見えてきた。臥龍寺(卧龙寺)の石碑で左へ曲がり上り坂を登っていく。

臥龍寺(卧龙寺)を過ぎて、13:10頃、Kunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)に到着するが門が閉まっている。門には「開けて欲しい人は電話してちょ!」と電話番号の張り紙が・・・。中国の携帯電話持っていないのですが・・・。門を叩いて呼ぶが反応なし。

困っていると車が来て欧米人のカップルが降りてきた。タクシーの運ちゃんが「今電話したから開くよ!」と言って、すぐに老板が来て門が開いた。助かった!門から建物まで30mぐらい離れており、これでは門を叩いても気付いてくれない訳だ。

Kunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)は事前にBooking.comで10人ドミトリーを予約しておりチェックインの手続きは問題なく終える。

沈没地になりそうな静かなユースホステル

10人ドミトリーには、先ほどの欧米人が先客としていたが、他に滞在者はいないようだ。10人ドミトリーは綺麗に掃除されており、ロッカーがあり、各ベッドには小物を置く台とコンセントが有る。これはかなり設備が整っている。

ユースホステルの中を探検してみるが、敷地が結構広い。それに建物も比較的新しい。

どうも、ユースホステルにしては敷地が広すぎるし、建物が立派過ぎる。山の中のユースホステルなのに設備投資過剰と言っていいぐらい設備良すぎだ。元々は金持ちや共産党幹部の別荘だったのだろうか?

宿泊客は少なめで静かだ。日本の自宅警備員が、ここでドミトリー警備員になっても快適に暮らせそうだ。交通の便は少々不便であるが静かにのんびり過ごしたいという人には良いユースホステルだ。

夕飯はユースホステルの食堂で老板たちと一緒に食事である。1人10元で夕飯を食べさせてもらうが量が多い。おばちゃん料理作りすぎだ!

夕飯食べ終わって犬と遊んでいると、家族連れの宿泊客が野菜を買い込んで帰ってきた。厨房を借りて夕飯を作っているが火鍋をやるようだ。というか、厨房借りられるのか?
まあ、その辺は老板と要交渉なのかな?

そういえば欧米人のカップルは夕飯どうしたのだろうか?外に出ていった形跡ないし、厨房を借りてもいないし・・・。

夜になりインターネットで情報収集をしていると、老板と家族連れの宿泊客がお茶飲みながら談笑している。ぼちぼち寝ようかなと思ったら老板たちに一緒にお茶飲むよう誘われが、家族連れの宿泊客は台湾人だった。そうすると今日は中国人の宿泊客がおらず、全て外国人ではないか?

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 30元
食費 18元
バス 3.6元 路線バス
合計 51.6元

昆明の定番ユースホステル

ユースホステルから無料送迎で金殿へ

07:10頃に起床する。08:00頃になり台湾人の家族連れも起きてきた。朝食は何やらキャンペーン中だったので肉醤麺を無料で頂けることになった。台湾人の家族連れと一緒に朝食を食べる。チェックアウトの準備で荷物をまとめるがドミトリーの欧米人は起きてはいるが眠たそうな様子だ。09:40頃、Kunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)をチェックアウトして金殿までの無料送迎の車を待つ。

09:45頃、老板が手配してくれたタクシーが来た。台湾人の家族連れ6人も一緒に乗車する。自分は金殿まで送ってもらい、台湾人の家族連れは空港まで送ってもらうそうだ。というか、送迎まで無料で付けて、このユースホステルの経営は大丈夫なのか?居心地が良かったユースホステルだっただけに心配になってしまう。10:00頃、金殿に到着して、台湾人の家族連れは空港へ向かう。

昆明大脚氏国際青年旅舍

自分は金殿から10路のバスに乗車して小西門(小西门)で下車する。10-15分ほど歩いて、11:05頃、Kunming Cloudland International Youth Hostel(昆明大脚氏国际青年旅舍)に到着する。

2008年に宿泊して以来、6年ぶりにKunming Cloudland International Youth Hostel(昆明大脚氏国际青年旅舍)にやって来たが外観は変わっていない。2013年に改装したそうだが、レセプションの机が立派になっている!

チェックイン手続きをするがユースホステルの人は自分が初めて来た客だと思っているようだ。まあ、1ヶ月以上も宿泊というか住み着いていた日本人が再びやって来るとは思わないだろうな!

今回は8人ドミトリー1泊35元(会員料金)に1週間滞在するのだが、インターネットで予約して1割予約金で支払っているので残金220.5元を支払う。鍵を受け取り8人ドミトリーへ向かう。改装したばかりということもありドミトリーは綺麗で新しい。

というか、この場所は元々は活動室とかで長期滞在していた頃はネットをやっている宿泊客の溜まり場だった。ドミトリーに改装してベッド数を増やしようだ。

郵便局からEMSを出す

12:20頃、ユースホステル近くの雲南日報社(云南日报社)のバス停から64路のバスで昆明駅へ向かう。13:00頃、昆明駅に到着。駅前の郵便局へ行く。

何で郵便局なんかに行くのかって?それは、Kunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)をチェックアウトする時に鍵を返し忘れたのでEMSで送り返すためだ。また鍵を返し忘れてしまった。

青海省の祁連で一度やらかしていたのだが、またやらかしてしまった。
今回はEMSを使って返却することにした。それに今まで中国でEMSを使ったこともなかったので勉強のためにも使ってみる。窓口でEMSの伝票をもらい記入する。

伝票と鍵とお詫びの手紙を窓口に持って行くと、窓口のお姉ちゃんがEMS専用の封筒に鍵と手紙を入れて封をする。あとは重量計って伝票を確認する。

発送人の電話番号が日本の携帯の電話番号だったので、お姉ちゃんに中国の電話番号がないか聞かれるが、中国の電話番号を持っていないことを伝えると、そのまま処理してくれて、EMSの料金20元と専用の封筒代3元の計23元を支払う。

EMSで鍵の返却を済ましたので、次は3月に発生したの無差別殺傷事件の影響で警備が厳重な昆明駅へ行ってみる。しかし、写真なんか撮っていると、明らかに観光客なので宿の客引きのおばちゃんが声をかけてくる。

切符買いに来ただけとか、明日列車に乗るとか言っても、「休息吧」とか言って、おばちゃんの客引きは止まらない。そして、「お姉ちゃん40元(約980円)だよ!(小姑娘40块!)」とか言ってくる。40元は絶対に嘘だろ!

小姑娘は絶対にありえない!この場合は、良くてもドラム缶の胖姑娘か昔は小姑娘だったかもしれない老姑娘、ようするに大姐、おばちゃんだろ!こんなのに引っかかる自分ではないので無視しておく。

昆明駅は警備厳重で柵で囲まれ、切符売場へ行くのでも手荷物のX線検査とボディチェックを受けなければならない。そして、公安や武装警察が目を光らせている。

武装警察は自動小銃まで携帯しておりテロリストを逮捕するより射殺が優先のようだ。昆明駅には自動券売機が多数配置されているのだが、使い方を知らない人間が多いようで自動券売機は比較的空いており有人窓口が混んでいる。

自動券売機は二代身分証(二代身份证)がないと切符の購入ができず外国人は利用できない。しかし、外国人が利用できないのに英語メニューがあるのだ。

もしかして、パスポートのICチップが読み取れるのかと思い大理行きの切符購入を試してみるが、英語メニューでも二代身分証(二代身份证)を要求してきた。この状況は、どういう風に受け取ればよいのだろうか?

外国人は使えないのに英語メニュー付きの自動券売機を開発したメーカーが馬鹿なのか?二代身分証(二代身份证)を持っていないのに自動券売機で切符を買おうとした外国人が馬鹿なのか?鉄道部(今は解体され無くなった)の役人が馬鹿なのか?

13:45頃、昆明駅前の站前路から80路のバスに乗車して、14:30頃、終点の馬街で下車する。

昆明西部汽車客運站にやって来た。バスの運行状況を確認するのだが西部客運站からは大理やシャングリラ(香格里拉)など昆明から西へ向かうバスが発着している。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 220.5元 1泊35元(会員料金)×7 ネット予約の残金
食費 12元
バス 3.6元 路線バス
EMS 23元 国内EMS20元 封筒3元
合計 259.1元

昆明沈没

ウォルマートで買い物

昼過ぎに近くのウォルマート(沃尔玛)へ買い出しへ行く。インスタントラーメンとウォルマートのPB商品のパイナップルビールを購入する。インスタントラーメンは5袋入りで10.8元(約180円)と10.9元(約180円)の2つを購入。

インスタントラーメンは5袋入りだと12-13元ぐらいの商品が多い。2種類とも唐辛子がほとんど入っていないやつだ。中国ではカップ麺やインスタントラーメンには必ずと言っていいほど唐辛子を使っており辛い。

辛くないのを探すのは非常に難しく種類が少ない。日本では毎月新製品のカップ麺が発売され競争が激しいが、中国では出回っているのが大体決まっており競争は日本ほど激しくはないようだ。

パイナップルビールは330mlで1.5元(約25円)だ。レジでの支払いは銀行のキャッシュカードで口座引落にする。午後は雨が降ってきて外へ出ることができずユースホステルに缶詰だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 43.2元
合計 43.2元

靴洗ったので今日はドミトリー警備員です

日本を出てから一度も洗っていなかった靴を洗った。おかげで靴が乾くまでは完全に外に出られない。昨日ウォルマートで買ってきたインスタントラーメンで食いつないで大人しくしているしか無いな。天気も悪いしドミトリーで自宅警備員でなくドミトリー警備員をして過ごすことにする。

本日の出費
項目 金額 備考
合計 0元

靴乾かず昆明大脚氏国際青年旅舎に籠る

昨日洗った靴が乾いていないので昆明大脚氏国際青年旅舎に籠る。ウォルマートで買ったインスタントラーメンで食いつないで乗り切る。
食料の底がついたらユースホステルのレストランで注文すればいいだけなのだが、極力貧乏旅行を心掛けているので高い所は避けたいところだ。今日で昆明大脚氏国際青年旅舎の滞在は3日目になるが、日本人は自分以外に1人しか見ていない。

5年前は宿泊した8人ドミトリーの半分が日本人になっていた事もあったほど日本人が結構いた。業界の有名人である香港のゴダイゴゲストハウスのオーナーに遭遇した事もあった。

それが今では日本人がいなくなった。欧米人の宿泊客の割合も減ったような気もする。まあ、国際情勢も変化しているし、昆明に競合店が多くできているからなのだろうか?5年の間にユースホステルの勢力図も変わっているのだろう。

本日の出費
項目 金額 備考
合計 0元

昆明出発準備

ネットで切符を予約して昆明駅で受け取る

朝から雨が激しく降っている。夜中は雷が鳴っていたほど強い雨だったが朝になっても強いままだ。昼前になって雨がやんだのでインターネットで8月29日の大理行きの切符を予約購入して昆明駅で受け取る。

昆明駅は相変わらずの厳重な警備だが、切符売場の自動券売機も相変わらず空いている。やはり中国人は自動券売機の使い方が分からないので有人窓口に並んでしまい混雑しているのか?

自動券売機を利用できない日本人の自分が自動券売機の使い方を知っていて、なぜ中国人が使い方を知らないのだ?自動券売機にパスポート読取り機能さえ付けてくれれば有人窓口に並ばずに済むのに・・・。

有人窓口に30分ほど並んでパスポートと予約番号(订单号)を書いたメモ紙を窓口に出して切符を受け取る。

南のバスターミナル昆明南部汽車客運站

14:00頃、昆明駅近くの永勝路から154路のバスに乗車して、15:00頃に終点の新螺蛳湾公交枢纽站で下車する。

ここは昆明の東西南北の長距離バスターミナルのひとつである昆明南部汽車客運站があるが、路線バスのバスターミナルや公共交通カード(公交IC卡)のチャージ場所もある。昆明の他のバスターミナルや空港行きのバスがある。

そして、重要なのが長距離バスターミナルの昆明南部汽車客運站だ。主に景洪、普洱、磨憨など南へのバスが多い。バックパッカーにとってはラオスのビエンチャン(万象)、ルアンパバーン(琅勃拉邦)、フアイサーイ(会晒)への国際バスが重要と言っても良いだろう。

それと、昆明南部汽車客運站の向かいには地下鉄1号線の南部汽車站があった。目の前に地下鉄1号線の駅があるのは非常に便利だ。事前に調べていなかったが地下鉄1号線を使えば渋滞に巻き込まれずに昆明駅まで行ける。昆明も大きっ変わったものだ。

義烏の昆明版「中豪・螺螄湾国際商貿城」

昆明南部汽車客運站の隣の区画には中豪・螺螄湾国際商貿城という義烏の雑貨品卸売市場の昆明版とも言える市場がある。広さは半端でなく、日本のイオンモールなんて小さすぎです。

ただし、規模がデカすぎるので奥の方や上の階へ行くと人が少なくなってくる。どうもこのままだと「ガイアの夜明け」や「未来世紀ジパング」で出てきそうなゴーストタウン(鬼城)になってしまうのではと心配してしまう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 40.5元
切符 64元 昆明→大理
バス 5.4元 路線バス
合計 109.9元

東の長距離バスターミナル昆明市東部汽車客運站

09:00頃、ユースホステルを出て22路のバスで東部公交枢紐站へ向かう。10:20頃、東部公交枢紐站に到着する。

東部公交枢紐站は路線バスのバスターミナルであるが、隣の区画には昆明の東の長距離バスターミナルである昆明市東部汽車客運站と地下鉄6号線の東部汽車站がある。地下鉄6号線は空港と結んでおり、数年以内には昆明市内へ延伸するだろう。路線バス、長距離バス、地下鉄が集中している昆明の交通の要衝だ。

昆明市東部汽車客運站は主に雲南省南部、東部へのバスが出ている。主だったバスは蒙自、箇旧(个旧)、開遠(开远)、文山、河口がある。ベトナムを目指すバックパッカーと市場の2階や3階にいるお姉ちゃんたちが目当ての人たちは国境の町である河口へのバスが重要であろう。

新華書店でロンリー・プラネットを買う

13:30頃、ハンプホステル近くの南屏街にやって来た。昆明中心部の繁華街だが、南屏街の新華書店でロンリー・プラネット甘粛・寧夏を購入するが店員の態度が悪すぎる。

まあ、国営企業の新華書店に接客サービスを求めるのは間違いなのだろうが、レジで椅子に座って業務したり、客に小銭出させて切りの良い金額にしないと釣り銭を出さないとか接客態度が悪すぎる。新華書店には顧客満足度とかいう概念が無いのだろう。明らかに売ってやっているという態度である。

今後は新華書店では本の購入は極力避けて、なるべくアマゾン中国で購入することにしよう。アマゾン中国の方が値引き販売しているし!

雲南コーヒーを買って飲む

新華書店で買い物を終えて、すぐ近くのカルフールへ向かうが、この南屏街には他にもユニクロ、無印良品、味千ラーメンの入った商業施設もある。商業施設の前にある広場には武装警察の車両が待機しており警備が厳重である。これはウイグル族のテロを警戒しているということなのだろう。反日暴動が起きた場合はユニクロや無印良品が略奪に遭っても放置なのだろうな。

カルフールでは雲南コーヒーと米酒を購入する。支払は銀聯カードでする。現金いらずで銀行口座から引き落としなので便利だ。釣り銭ごまかされたり、偽札を掴まされることもないし。

雲南コーヒーはインスタントコーヒーだけど雲南省に来たのだし特産のコーヒーを買っておくのも良いだろう。それに雲南コーヒーは1箱9.5元だが、特売で2箱だと13.8元になっていた。本当はコーヒー豆で買うのが一番良いのだろうが、コーヒー豆は高級品ばかりなので手が届かない。そして、米酒は前回買ったのと同じ米婆婆の米酒だ。

15:00頃、ユースホステルに戻り雲南コーヒーを淹れてみる。インスタントコーヒーなので手間いらずで、すぐに完成だ。自分はコーヒーの味なんか分からないので飲んでも美味いのかは分からない。ただコーヒーは嗜好品なので金持ちの飲み物というイメージしかない。

勝手にブルジョワ階級の気分に浸る。でも、中国だとブルジョワ階級は労働者階級の敵なんだよな。敵なのに拝金主義で中国人は金持ちになることを夢見ている。中国政府はこの矛盾をどう解決する?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 41.8元
バス 5.4元 路線バス
ロンリー・プラネット甘粛・寧夏 59元
合計 106.2元

地下鉄で北バスターミナルの昆明市北部汽車客運站へ

08:30頃、96路のバスで北バスターミナルがある北部公交枢紐站(北部公交枢纽站)へ行こうと思ったが、物凄い混雑で乗車できないので諦めて、地下鉄に乗車して行くことにする。イスラム食堂で刀削麺を朝食に食べて、一旦ユースホステルに戻る。

インターネットの百度地図でルート検索をして、ユースホステル近くの雲南日報社(云南日报社)のバス停から64路のバスに乗車して双龍商場(双龙商场)で下車して、近くの地下鉄2号線の環状南路(环城南路)へ向かう。

昆明にも地下鉄が開通したのだが初めて乗車する。自分の持っている公共交通カード(公交IC卡)は地下鉄が開通する遥か前に購入したカードなので自動改札機にタッチしても反応せず。仕方ないので自動券売機に並んで切符を購入する。

切符と言ってもICカードで回収されて再利用されるタイプだ。環状南路(环城南路)から北バスターミナルがある北部汽車站(北部汽车站)までは4元(約68円)だ。自動改札を通りホームで列車を待つがウンコしたくなってきた。朝食に刀削麺を食べたので、食べた分を出したくなったという訳だ。中国では外出中のウンコは大問題である。小便は最悪の場合は隠れて立ち小便という方法があるので小問題だ。

しかし、昆明地下鉄の駅には無料のトイレがあるので大丈夫だ。もちろん、昆明は文明都市なのでトイレには壁や扉がある。扉の鍵もちゃんと掛かる。便器にちょっと固形物が付いているけど、ちゃんと流してあるので安心してウンコができます。

シャングリラバスターミナルにある有料ニーハオトイレとは天と地の差以上です。シャングリラバスターミナルの有料ニーハオトイレは欧米人絶叫間違いなしのウンコ山盛りの地獄絵図でしたが、昆明地下鉄のトイレは問題なしです。

緊急事態を乗り切って、10:00頃、地下鉄2号線に乗車する。ちなみに隣の昆明駅から北バスターミナルの北部汽車站(北部汽车站)までも同じ運賃の4元(約68円)だ。もし、昆明駅から25路のバスで北バスターミナルがある北部公交枢紐站(北部公交枢纽站)へ行く場合は2元(約34円)で安いのだが渋滞とカオス状態の車内が待っている。

地下鉄2号線は空いており、渋滞とかも関係ない。何より客層が比較的上品なので精神衛生上良い。バスみたいに車内で痰吐いたり、タバコ吸ったりとかに遭遇しなかった。車内には飲食禁止、禁煙、ゴミ捨てるなの表示があったが乗客は、ちゃんと守っていた。

この地下鉄2号線は地下鉄1号線ともつながっているので、北バスターミナル、昆明駅、南バスターミナルを地下鉄だけで移動できるだ。数年後には地下鉄3号線が開通するだろうから、東バスターミナルと西バスターミナルも地下鉄で移動できるようになるだろう。

北の長距離バスターミナル昆明市北部汽車客運站

10:25頃、北バスターミナルがある北部汽車站(北部汽车站)に到着する。駅を出ると目の前に北バスターミナルの昆明市北部汽車客運站(昆明市北部汽车客运站)がある。ここは地下鉄の駅と長距離バスの北バスターミナルである昆明市北部汽車客運站(昆明市北部汽车客运站)、路線バスのバスターミナルである北部公交枢紐站(北部公交枢纽站)がある。

昆明市北部汽車客運站(昆明市北部汽车客运站)からは曲請(曲请)、富源、昭通などの雲南省北東部や貴州省貴陽、四川省成都、重慶、河南省鄭州、青島、上海行きのバスがある。青島や上海行きのバスは需要があるのか?鉄道の方が楽なような気がする。

ウォルマートで普洱茶とか購入

昼過ぎにユースホステル近くのウォルマート大観店で買い物をする。普洱茶、雪花ビール、ウォルマートのPB商品の米酒とビールを購入する。

支払は銀聯カードで銀行口座からの引き落としだ。雪花ビール(雪花啤酒)は330mlの6缶セットで9.8元(約166円)で1缶あたり約1.64元(約27円)で激安だ!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 50.6元
バス 2.7元 路線バス
地下鉄 4元
合計 57.3元

雲南省旅行記2014夏4

チベット行き失敗!

飛来寺→チベット自治区マルカム(芒康)行きに挑戦

07:00頃に起床するが雨が降っていて天気が悪い。飛来寺を離れるか迷う。08:30頃、雨がやんでいたので飛来寺を離れることにする。行き先はチベット自治区マルカム(芒康)だ。入境証は持っていないがチベット行きに挑戦だ。

08:45頃、ユースホステルをチェックアウトして飛来寺景区の入口へ向かう。ここにはチベット、麗江、シャングリラ、西当温泉など各地へ行くタクシーが集結している。7時台が一番車が多く客が集まりやすい時間帯のようだが、9時前でも車が多い。

飛来寺景区の入口に着くと、すぐに運ちゃんたちが声をかけてきた。マルカムへ行くことを告げると、マルカム行きの車に連れて行かれる。運賃は100元だ。徳欽のバスターミナルである徳欽汽車站からのバスだと89元なのだが、外国人にはバスの切符を売ってくれない可能性があるので、高くても乗り合いタクシーでバレないように行く事を決める。

運ちゃんたちに連れてこられたが、車のオーナーは別にいるようで、どこからか本当の運ちゃんを連れてきた。車に乗り込むと運ちゃんが仲間の運ちゃんに20元支払った。どうやら客引き手数料という事のようだ。

運ちゃんにどこから来たか聞かれ、日本から来たことを告げると、ちょっと驚いていた。そして、運ちゃんはチベットのチャムド(昌都)出身ということだ。日本人だと降ろされるかなと思ったが大丈夫であった。運ちゃんは外国人が入境証なしでチベットに行けないことを知らないのか、知ってて乗せているのかは不明だ。10:00頃、客が集まり飛来寺を出発する。乗客は自分を入れて8人だ。

チベット自治区の手前の雲南省佛山

11:00頃、チベット自治区の手前の雲南省の佛山に到着する。ガソリンスタンドで給油とトイレ休憩になる。

佛山の検問所で追い返される

11:15頃、佛山の外れにある徳欽公安局佛山警務站に到着する。ここがチベット行きの最大の難関である検問所だ。ここで運ちゃんが全員の身分証を回収して登記に行くが、予想通りというかお約束の展開で公安に自分だけ呼ばれる。

他に書類は持っていないか聞かれるが、当然のことだが入境証なんて持っていないので、何も事情を知らない旅行客のフリするが、公安に入境証のコピーを見せられて細かく説明を受けて、入境証を持っていないのでチベットへは入れないと告げられる。

運ちゃんが公安に交渉してくれたが、やはりダメで、逆に公安から入境証を持っていない外国人はチベットに入れない事の説明を受ける。運ちゃんには半額の50元を支払い佛山警務站で下車する。

そして、公安から同じように入境証を持たない日本人が、ここにいることを告げられる。目の前には初老の男性がいる。家族連れのようだが日本人?中国人だと思っていたが日本語が通じるではないか!

A先生の奥さんが中国人で娘夫婦と孫を連れて車でチベットへ行こうとして入境証を持っていなかったので引き返すところであった。ここでA先生の車に便乗させてもらいシャングリラまで戻ることになる。A先生に会わなければ佛山警務站で1日がかりのヒッチハイクという展開になるところであった。

A先生は中国に長年住んでいるそうだが入境証の事を知らずに来ていた。ここで日本人に遭遇したのも驚きだが、入境証を知らずに来たという方がもっと驚きであった。

11:35頃、佛山警務站を離れシャングリラへと出発する。公安には手を振って別れを告げ、公安も手を振って答えてくれた。佛山警務站の公安は結構親切でした。まあ、こちらが中国語を話せたからな?やはり中国語は重要だな!

13:00頃、徳欽で昼食休憩となる。ここでA先生から鍋料理をご馳走になる。

13:55頃、徳欽を出発して、18:00頃、シャングリラに到着する。A先生たちは、このまま麗江へ行かれるそうで、ここでお別れとなる。チベットへは行けなかったが、思いがけずにシャングリラまで戻ることができた。今日の宿は香格里拉国際青年旅舎だ。8人ドミトリーで1泊30元(会員料金)だ。

夕飯は通りの食堂で回鍋肉炒飯を食べる。

チベット自治区マルカム(芒康)行きのまとめ
  • 飛来寺(飞来寺)→マルカム(芒康)は乗り合いタクシーで1人100元。
    佛山の検問所で降ろされた場合は半額の50元。
  • 入境証の事を知らない運ちゃんなら外国人でも乗せてくれる。
  • 検問所があるのは雲南省側の佛山。
    佛山の町外れに検問所の徳欽公安局佛山警務站がある。
  • 入境証持っていないと当然だが追い返される。
  • 検問所で降ろされたら自力で徳欽へ戻る。
検問所までのGPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

徳欽汽車站
N 28°29’15.02″
E099°54’52.65″
飛来寺景区
N 28°26’30.35″
E098°52’35.04″
飛来寺の宿
飛来寺覚色滇郷青年旅舍
(飞来寺觉色滇乡青年旅舍)
(Deqin Feilai Temple youth hostel)
N 28°26’42.38″
E099°52’24.41″
検問所(入境証チェックポイント)
徳欽公安局佛山警務站
N 28°43’34.36″
E098°41’06.85″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 60元 1泊30元×2
食費 15元
乗り合いタクシー 50元 飛来寺→マルカム(芒康)
100元だったけど、佛山警務站で下車となり50元。
バス 1元 路線バス
合計 126元

シャングリラのマツタケ

雲南省シャングリラ(香格里拉) 松茸市場へ行く

09:20頃、シャングリラにある松茸市場のShangri-La matsutake Park(香格里拉松茸园区)を見物する。シャングリラ(香格里拉)は松茸の産地としても有名で日本で売られている中国産松茸のほとんどはシャングリラ(香格里拉)周辺で採れたものだとか。

で、その松茸市場に潜入してみました。松茸市場の隣には検疫所や税関の建物があり地元政府がどれだけ松茸を輸出品として重要視しているのかが分かる。

まだ、本格的なシーズンになっていないようで、松茸市場は人が少ない。しかし、大量の松茸が無造作にカゴに入れられていたり、おばちゃんたちが松茸を選別していたりする。もちろん、松茸を採ってきたチベット族の松茸ハンターのおばちゃんたちと仲買人のおっちゃんとの値段交渉バトルも発生している。


この松茸市場で松茸の相場はどれくらいなのか調べてみると、1kg75元~160元であった。日本のスーパーで売られているような大きさと形の良い松茸は1kg160元、小さかったり、大きくなりすぎた松茸が安くなっていた。

そして、大きさや形に関係なくシャングリラ(香格里拉)の松茸は香りがない。どの仲買人の松茸も香りがないのだ。今まで日本で売られていた中国産松茸は検疫の関係で洗浄されるから香りがないものだと思っていたが、中国産松茸は元々香りがなかった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
合計 20元

世界遺産・麗江古城

雲南省シャングリラ(香格里拉)→麗江

08:30頃、ユースホステルをチェックアウトして建塘路と香巴拉大道の交差点近くのバス停から7路のバスに乗車してバスターミナルの香格里拉客運站へ向かう。今日は麗江へ移動するのだが天気は雨だ。

香格里拉客運站で麗江行きのバスのチケットを購入するが窓口には割り込みをするおサルさんがいる。バスは10:00出発で1時間ほど待ち時間がある。待合室で大人しく待っていると隣のおサルさんがタバコを吸っている。「禁止吸烟」という禁煙の文字が読めないのだろうか?サルだから読めないのだろうな。

09:40頃に麗江行きのバスに乗車するが腹の調子が悪くなってきた。ウンコ漏らすわけにもいかないので、有料のニーハオトイレに行く。ニーハオトイレの入口にいるババアに0.5元を払う。

ニーハオトイレは予想通りウンコ山盛りで流れていない。桶に水はあるのだが田舎の中国人がウンコ流すわけ無いよな。既にウンコ山盛りなのに、中国人がさらにウンコをしている。自分は山盛りのウンコを流してからウンコをする。

中国人ウンコ流せよ!というか、入口のババアは金取るなら掃除しろよ!欧米人が来るシャングリラのバスターミナルのトイレがウンコ山盛りなんてLonely Planetにも載っていない情報だ。

シャングリラでウンコ山盛りという思い出を作り麗江行きのバスに乗車する。09:55頃、乗客が早く集まったので、5分早くバスが出発する。

12:00頃、トイレ休憩で停車する。ここのトイレは1元の有料トイレで入口でジジイが料金徴収している。自分はトイレには行かなかったが中がどうなっているか気になる。自分の考える掃除された有料トイレなら許せるが、中国のウンコ山盛りニーハオトイレなら怒り心頭だろう。

13:30頃、バスターミナルの麗江客運站に到着する。今日の宿はInternational Youth Hostel Lijiang(丽江国际青年旅舍)に決めており、麗江客運站から8路のバスに乗車してで明珍広場(明珍广场)で下車する。

路地に入りInternational Youth Hostel Lijiang(丽江国际青年旅舍)に到着する。それほど距離はなく麗江客運站から北へ10-15分歩くだけの距離であった。バス使わなくても良かったな。

さて、宿泊する部屋は4人ドミトリーで1泊30元(会員料金)だ。さらに古城維持費80元を徴収される。

テーマパーク麗江古城

15:00頃、麗江古城へ行ってみるが人が多すぎる。夏休み中なので人で溢れている。天気は曇りで、あまり写真撮影には向かない条件だ。これじゃあ麗江に来た意味が無いな。

麗江に来るのは晴れの多い冬がいいのかな?今日は特に古城の中を歩く気もないので入口付近だけ見て回る。麗江古城にマクドナルドなんかあると雰囲気ぶち壊しだな。

さらにケンタッキーとピザハットまである。ケンタッキーは24時間営業になっている。ケンタッキーは以前から水車の前に店舗を構えていたのが完全に古城内に進出している。

まあ、需要があるから古城内に店舗を構えているのだろう。もう、昔の麗江古城は存在しない。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 60元 1泊30元×2
食費 26元
バス 66元 香格里拉→麗江
バス 1元 路線バス
トイレ 0.5元 香格里拉客運站のウンコ山盛りニーハオトイレ
古城維持費 80元
切符 89元 麗江→昆明
合計 322.5元

昆明行き準備1

麗江駅で昆明行きの切符を買う

08:30頃、ユースホステルから徒歩3分ほどの所にある白龍広場(白龙广场)から18路のバスで麗江駅へ向かう。昨日インターネットで予約した昆明行きの切符を受け取るためだ。

09:10頃、麗江駅に到着して切符売場へ向かう。列車の本数が少ない駅にしては窓口に客が多く並んでいる。

窓口に列ができているのとは対照的に自動券売機には列ができていない。中国人は二代身分証を持っているので自動券売機を利用したほうが早く切符を買えるのになぜか利用していない。わざわざ混んでいる窓口に並んでいる。

恐らく使い方が分からないから窓口に並んでいるのだろう。はっきり言って馬鹿である。さらに自動券売機はパスポート読取り機能がないので外国人は利用することができないのだが、何故か画面には「English」の項目があり英語表示可能になっている。

将来的にはパスポート読取り機能が搭載されることを見越してあるのだろうか?外国人が利用できないことを分かっていて見栄で英語表示をしているようなら、馬鹿と言わざる負えない。

30分ほど列に並んで切符を受け取るのだが、自分の前のおばちゃんが昆明までの6人分の切符を購入している。しかも、寝台の切符で上段、中段、下段と一人づつ指定で、さらに子供の切符まで購入で窓口の兄ちゃんが何度も確認している。

はっきり言ってこのおばちゃんは愚民である。あらかじめインターネットで予約するかリストを作っておけば窓口の兄ちゃんは端末叩くだけで簡単に発券できる。どうして中国人は事前準備をせずに行き当たりばったりなのだろうか?

おばちゃんの次は自分の番だが、ここでおっちゃんが「10:00発の大理行きの切符を2枚買わないといけない。発車10分前で切符の販売が終わってしまうので先に番を譲って欲しい。」と頼んできた。普通の中国人なら何も言わずに割り込みなのだが、このおっちゃんはわざわざ事情を説明して頼んできた。

こういう場合はいくら性格のひねくれた自分でも譲ってやる。でも、後ろのババアが騒いでいる。ババアの事は無視して切符の受け取りをする。パスポートと予約番号を書いた紙を窓口の兄ちゃんに渡す。

窓口の兄ちゃんが端末を叩いて発券する。30秒ほどで切符を受け取った。やはりインターネットで予約しておくのが早く済む。自動券売機で受け取れるようになれば、もっと楽になるのだが。

麗江古城は人多すぎ

麗江古城に行ってみるが人が多すぎる。見物する意味が無いので麗江古城を出る。

スーパーで買物

麗江客運站の近くにある麗客隆超市で買い物をする。麗江の中でも規模の大きいスーパーなので物価がどの程度か調査してみる。コカ・コーラ500mlは2.9元、大理ビールは575mlで2.8元、米は500gで2.9元といった具合だ。

麗江の交通マナー


麗江古城の近くの交差点で地元民の交通マナーを観察してみた。日本と比べると大阪のおばちゃんを上回る凄さなのだが、中国の中では、かなり上品な交通マナーだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 32.1元
バス 2元 路線バス
合計 34.1元

昆明行き準備2

忠義市場

今日は朝から天気は晴れだ。でも、晴れと言っても雲が多いので撮影日和ではない。明日、列車で昆明へ移動するのでユースホステルに1泊延長の手続きをしておく。

夕方に麗江古城の南にある忠義市場へ行ってみる。個人的には麗江古城よりも忠義市場のほうが格段に面白い。少し綺麗に整備された部分はあるが、まだまだ混沌とした部分が残っており見て回るのが面白い。

インターネットでユースホステルを予約

忠義市場からユースホステルに戻り、インターネットで昆明で滞在するユースホステルを予約する。

わざわざ麗江まで来て麗江古城や玉龍雪山をまともに見ずに、さらに大理まで飛ばして昆明へ行くのは沈没しに行くのかと思うかもしれないが、そうではない!昆明のユースホステルとバスターミナルの調査をするためだ。ここ数年で昆明は大きく変わっているので改めて昆明の情報収集を行うのだ。

予約したユースホステルはThe Hump Youth Hostel(昆明驼峰国际青年旅舍)とKunming upland youth hostel(昆明倾城国际青年旅舍)の2軒だ。他のユースホステルは恐らく飛び込みでも大丈夫だろう。

The Hump Youth Hostel(昆明驼峰国际青年旅舍)は、特に欧米人に人気の宿なので予約は早めにしておかないと難しいだろう。YHA Chinaの公式サイトから予約をする。宿泊費の10%が予約金としてクレジットカードか中国国内の銀行口座から支払いとなる。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 30元
宿泊費 3元 ネット予約
tde Hump Youtd Hostel
(昆明驼峰国际青年旅舍)
宿泊費 3.5元 ネット予約
Kunming upland youtd hostel
(昆明倾城国际青年旅舍)
食費 26元
合計 62.5元

雲南省旅行記2014夏3

ユースホステルで休息

飛来寺のユースホステルで体力回復

昨日、明永氷河を徒歩で回り、さらに瀾滄江(澜沧江、メコン川の上流)に架かるカワクボ大橋(卡瓦格博大桥)近くの入場券売場まで徒歩で戻り、1日で25kmも歩いたので足腰が痛くて動きが鈍い。

このまま雨崩村を目指したら確実に途中で動けなくなる。ここは体力を回復させ準備を整えて雨崩村を目指したい。夕飯はユースホステルにあるレストランで麻婆豆腐を食べる。ご飯は桶半分で頼んだので今回の旅で初めて満腹になった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 22元
合計 22元

飛来寺

賽銭持っていても入れてくれない飛来寺

今日も足が痛くて動きが鈍い。午後にバスで西当温泉へ移動しようと考えていたが、ユースホステルにもう1泊することにする。

15:00頃、飛来寺へ向かう。主目的は西当温泉行きのバスが運行されているか飛来寺景区の入口で確認するためだ。西当温泉行きのバスは徳欽を15:00出発なので飛来寺へ向かう途中ですれ違うはずだ。

15:30頃、飛来寺の手前で西当温泉行きのバスとすれ違うが満席の状態だった。これだと西当温泉行きのバスは午後のには乗れないだろう。朝のバスで西当温泉へ向かうのが確実だろう。バスの状況が分かったので、次は飛来寺を訪れる。すると飛来寺の標識が新しくなっていた。4日前は、古い標識だったが新しい標識には、ちゃんと飛来寺と表記されていた。

飛来寺で雨崩村へ無事たどり着けるように賽銭を供えようと中へ入ろうとしたら、管理人のおっちゃんに扉を閉められた。他の参拝客は中に入れて、どうして自分だけ入れてくれないのだ!神仏なんかを信じようとした自分が愚かであった。賽銭なんかやるもんじゃないわ!

飛来寺のユースホステルに大麻

信仰心が0に戻った所でユースホステルへ戻る。夕飯を食べにユースホステルに併設されているレストランへ行こうとしたところで、ある植物に気がついた。

これは日本ではご禁制の大麻ではないか!ユースホステルの敷地内で大麻なんかが生えていて大丈夫なのか?まあ、大理でも大麻が自生しているから雲南省では日常の光景なのだろうな。日本じゃ警察沙汰になっているな。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 20元
食費 18元
合計 38元

梅里雪山 雨崩村 巡礼路トレッキング

飛来寺→雨崩上村

05:45に起床して出発の準備を整える。今日は雨崩村へ向かう。以前、NHKの桃源紀行ワイド 冬の絶景・ロングトレイル紀行「聖なる山 梅里雪山」で雨崩村が紹介されており行ってみたくなった。

06:35頃、レセプションが開いて宿泊客が一斉にチェックアウトする。チェックアウト時に5日後くらいに帰ってくると告げてバックパックを預ける。預かり料は5元だ。

06:45頃、飛来寺景区の入口近くで西当温泉行きのバスを待つ。07:00頃、バスが来たので乗車する。バスは07:30に出発ということなので、朝食に饅頭5個を購入する。1個2元なので結構高い。07:30になりバスが出発する。

08:30頃、カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)近くの入場券売場に到着する。入場券売場で雨崩村の入場券を購入する。既にセット券を購入しているので雨崩村だけの入場券80元だけの購入で済んだ。

入場券の他に5元の保険にも加入が必要なのだが、これは任意なので断った。すると保険を断る観光客は珍しいようで、どこの国か聞かれる。外国人と分かると外国人観光客のリストと保険に加入しない同意書に署名する。自分の前の外国人は台湾人であった。でも、明永氷河に行ったときには、既にセット券を購入済みだったのでバスから降りずに外国人リストには記入せずに明永氷河へ行った。

カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)を渡ると瀾滄江(澜沧江、メコン川の上流)に沿って未舗装の悪路を走る。カードレールとかはないので落ちたら濁流に飲まれて助からない。集落へ入ると舗装道路になり山を登り西当村へ入る。

09:30頃、西当温泉に到着する。GPSを確認すると標高2612mだ。バスから降りると早速入場券の確認がある。トレッキング開始の前にバスの運ちゃんに飛来寺へ戻るバスの時刻を確認すると、13:00出発とのことであった。そうすると、雨崩村から戻るときは朝早めの出発となる。飛来寺へ戻るバスの情報が手に入り雨崩村へのトレッキングを開始する。

西当温泉からは馬で雨崩村へ行くことができる。途中の峠の南宗拉垭口までは235元、雨崩上村までは305元だ。

ここで説明しておくが、雨崩村は細かく分けると2つに別れる。村を横切る谷を境界に北の標高の高い方を雨崩上村、南の標高の低い方を雨崩下村と呼ぶ。ガイドブックとかによっては上雨崩、下雨崩とも呼ばれている。この先は細かく上雨崩村、下雨崩村と表記していく。

事前に入手した情報だと道は一本道で迷うことはないということであったが、実際は一本道ではなくショートカットする道があったり、観光客通行禁止の道があったりして紛らわしい。

雨崩村への道を進むうちにあることに気がついた。電線をたどっていけば迷わない。車で行けない雨崩村だが電気は通っているので山の中に雨崩村へ向かう電柱が立っている。なので、電柱を見失わなければ問題ない。それと、道沿いにゴミ箱も設置されているし、馬の足跡もあるので、これらもたどっていけば問題ない。

それと、雨崩上村までの道のりには休憩地点が3箇所あるので、途中で物資補給が可能だ。値段は飛来寺よりも高くなる。出発から約1時間後の10:35頃、第1の休憩地点である軽松茶館に到着する。

GPSを確認すると軽松茶館の標高は3118mだ。ここで雨崩上村から西当温泉へ戻るキャラバン隊とすれ違う。車で物資を運ぶことができないので馬で雨崩上村へ物資を運んでいる。

でも、たまにバイクが通っている。バイクが通ったりするとテレビで見た雨崩村のイメージが崩れてがっかりする。それと、馬とすれ違う時は人は山側を歩くようにしないといけない。馬と接触して谷に落ちる危険性があるからだ。人とすれ違う時は右側通行だ。

10:45頃に軽松茶館を出発して、11:45頃、第2の休憩地点である八一茶館に到着する。ここは観光客の昼食場所になっており、皆カップ麺を昼食に食べている。

そして、ここの名物とも言える積み重ねられたカップ麺の空容器。空容器の数だけ、観光客がここを通っている。

GPSデータを確認すると八一茶館は標高3540mに位置しているようだ。

それと、バイクが通った。テレビで見たイメージを壊すバイクにがっかりする一幕だ。

11:55頃、八一茶館を出発する。山道の状態は雨季なのでぬかるんでいたりして悪い。電線をたどって山道を登っていく。タルチョが大量にかけられた道に入り峠に近づいているようだ。

12:40頃、峠の那宗拉垭口に到着する。GPSを確認すると標高3762mとなっていた。標高2612mの西当温泉から約3時間15分かけて1100m以上も登ってきた。約50分ほどかけて、12:45頃、第3の休憩地点である那宗拉垭口茶館に到着する。

那宗拉垭口茶館は峠を少し下った標高3758mにある。那宗拉垭口茶館が最後の休憩地点になり、この先は雨崩上村まで下り坂が続く。

雨崩村到着

峠を越えたので下り坂を下るだけなので比較的疲労は少なくなるが、足元に気をつけないと滑って危険だ。

14:00頃、雨崩上村の入口にあるチェックポイントに到着する。ここで入場券の確認と雨崩客桟管理費と称して5元徴収される。管理費とか言っても、どうせ村のおっちゃんたちの酒代になるのだろうから余計に腹が立つ。それに入場券に5元を含めていない所からして胡散臭い。

嫌々支払うが常駐しているおっちゃんたちに「ダライ・ラマ好きだろ!」「共産党嫌いだろ!」とか、ある意味での禁句を連呼してやる。おっちゃんたちは笑っているだけでスルーだ。やはり、真面目に答えることはできないらしい。

ちなみに雨崩村の入場券には世界遺産のロゴが入っている。三江併流の一部なので雨崩村も世界遺産になっているようだ。

チェックポイントを通過して雨崩上村に入り今日の宿を探す。探すと言っても雨崩上村は小さな村なので目的の宿はすぐに見つかる。14:20頃、ユースホステルのMeDo International Youth Hostel(迪庆雨崩梅朵国际青年旅舍)に到着する。4人ドミトリーで1泊20元(会員料金)だ。

チェックイン時の住宿登記はオンラインでの入力ではなく台帳への記入であった。同時に到着したアメリカ人のパスポートにはビザではなく居留許可証が貼られており中国に駐在しているようだ。

MeDo International Youth Hostel(迪庆雨崩梅朵国际青年旅舍)の位置をGPSで確認すると標高3258mに位置していた。西当温泉が標高2612m、峠の那宗拉垭口が標高3762mなので、かなりの高低差を約5時間かけて歩いて来たことになる。

少し休憩してから雨崩上村を散歩する。散歩していると上から呼び止める声がする。チベット人の兄ちゃんが呼んでいるが何の用かわからない。「一緒に飛来寺へ行ったでしょ!」とかい言っているので、ようやく思い出した。

明永氷河から飛来寺へ戻る時に一緒になったチベット人だ。こんな所で会うなんてなんという偶然だ。チベット人の兄ちゃんは巡礼で神の滝(神瀑)へ行くために雨崩村に来たそうだ。チベット人の兄ちゃんは、こんな所で日本人に再会したことに感激したようで、飯をおごるとか言い出してきた。仏のご加護でもなく偶然なのに大騒ぎしている。

こちらとしても、飯をおごるとか言うのは非常に胡散臭い。ここは丁重にお断りする。すると面子とか中国人のようなことを言い始める。仕方ないので最大限の警戒をしながら、一緒に食事へ行く。

適当に炒飯とかでいいかなと思ったら、面子がどうのとか言って高い料理を頼んでいる。その中に松茸料理があった。

食事代は全部で150元、しかもチベット人の兄ちゃんは、昼間からアルコール42度の青稞酒を飲んで酔っ払っている。それで、結局タダで食事をおごってもらった。チベット人の兄ちゃん、疑って悪かった。

夕方になると氷湖や神の滝(神瀑)から観光客が戻ってくる。山奥の農村の風景が広がっているが立派な観光地となっている。

しかし、この雨崩上村はハエが多い。そこら中に馬糞が落ちているのでハエが縦横無尽に飛んでいる。宿の中でもハエが大量に飛んでいる。伝染病が発生しても不思議のないくらいのハエの多さだ。

散歩していると子供がバイクを乗り回している。もちろん、ノーヘル、ナンバープレートなしだ。観光客と子供の話を盗み聞きすると子供は12歳であった。

山奥だと中国の法律が適用されないのか?それとも、ここは中国とは別の国か?

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 20元
食費 10元
バス 20元 飛来寺→西当温泉
雨崩村 80元
入村料 5元
荷物預かり料 5元
合計 140元

梅里雪山 雨崩村 巡礼路トレッキング1

雨崩村→氷湖までトレッキング

06:45頃、起床して出発準備を整える。朝食に昨日の残りの饅頭を1個食べる。残り1個は氷湖に到着してから食べるために残しておく。07:20頃、ユースホステルをチェックアウトして氷湖に向けて出発する。登山道の入口にあるチョルテンを通過して森に入っていく。

そして、登山道は急な上り坂になっていく。さらに、もはや登山道と呼べるような道はなくなり険しい山道になる。それも一本道ではなく複数の道があり観光用の道ではない。

唯一観光用の道であることを表しているのが山道に設置されたゴミ箱だ。ただし、落書きが酷い。このゴミ箱、人と馬の足跡、馬糞が道にある限り氷湖への道で間違いない。

ウンコ禁止の看板

山道を登り峠(標高3676m)と思われる場所に到着すると、「これより先、聖地」というような看板があった。ただし、看板には「うんこ、小便禁止、ゴミ、衣服捨てるな」とも表記されている。

どうやら禁止行為をする奴がいるから看板があるのだろう。さすが中国だ。あらゆる意味で期待を裏切らない。孔子もびっくりのモラルだ。

日中合同登山隊のベースキャンプ跡地 笑農大本営

チベット仏教の聖域に入ると下り坂になり山を下りていく。そして、氷河から流れる川沿いに進んでいくと、10:00頃、笑農大本営(笑农大本营)に到着する。笑農大本営(笑农大本营)は氷湖へ向かう観光客の休憩所だ。管理人のおっちゃん2人が常駐しているが、まだ、営業時間ではないようで売店は開いていない。笑農大本営(笑农大本营)からは氷河がよく見え景色がよい。

GPSを確認すると標高3642mだ。元々この笑農大本営はカワカブ登頂を目指して1991年に雪崩による遭難で17人の死者を出した日中合同登山隊のベースキャンプだったそうだ。そのベースキャンプは現在では氷湖への休憩地点となっている。

笑農大本営の名称の由来は、この場所が笑農高山牧場(笑农高山牧场)と呼ばれていて、日中合同登山隊のベースキャンプ(大本营)が置かれたので、後に笑農大本営と呼ばれるようになったそうだ。

笑農大本営を過ぎて氷湖へ向かうが、再び急な上り坂になり前へなかなか進まない。ゆっくり坂を上っていると、上から誰かが下りてくる。自分が一番乗りだと思っていたが、既に2人先客がいた。しかも、昨日、西当温泉からの道で知り合った2人じゃないか!氷湖までは、あと30分かかるという、嬉しくない情報を入手して前へ進む。

チベット仏教の聖地だがゴミだらけ

11:30頃、氷湖に3番乗りで到着する。約4時間の道のりであった。そして、遊泳禁止の看板を見つける。誰がこんな所で泳ぐんだよ!中国人が泳ぐから遊泳禁止の看板があるのかな?

さらにゴミ箱からはゴミが溢れている。ここはチベット仏教の聖地のはずでは?この状況は一体どういうことだ。個人的な意見ではあるが、こういった山の中ではゴミ箱が設置されていてもゴミは麓まで持ち帰るべきだと思う。雨崩村の場合はゴミ収集車の来る飛来寺までは最低持ち帰るべきであろう。

このチベット仏教の聖地にゴミを捨てるのはチベット人か?それとも中国人か?はたまた外国人であろうか?

氷湖

氷湖は標高3857mに位置しており富士山より高い位置にある。

昼食に昨日の饅頭を食べながら休息をとる。昼近くになってくると氷湖に観光客が次々と到着し始める。ユースホステルにいたアメリカ人も氷湖に来ていた。

氷湖の上には氷河があり、ここから溶けた水が滝となって氷湖へ流れ込んでいる。

12:00に雨崩村へ向けて戻る。下り坂が急なので足への負担が大きい。13:00頃、笑農大本営に到着する。先に山を下り始めたアメリカ人が休憩していた。自分は休憩せずに先を急ぐ。下り坂が終わり峠へ向けて山を登り始める。峠で休息をとり雨崩村へと山を下る。

15:00頃、雨崩村のチョルテンまで戻ってきた。今日の宿は明日の目的地である神瀑に近い下雨崩村で探すので上雨崩村から谷を越えて下雨崩村へ向かう。

下雨崩村のユースホステル

上雨崩村から下雨崩村は約1時間かけて移動する。16:30頃、下雨崩村に到着してユースホステルのSnow Scene Romance International Youth Hostel(雪域浪漫国際青年旅舎)を見つける。

2人ドミトリーで1泊20元(会員料金)だ。それに住宿登記なしでいい加減だ。さらに設備は酷い。まあ、寝る分には問題ないが、ニーハオトイレの状態は酷すぎる。あと、シャワーはありません。下雨崩村には宿が7軒あるのを確認したが、主な客層は神瀑へ向かうチベット人の巡礼者だ。その次に観光客といった感じだ。

そして、下雨崩村は上雨崩村と同様にハエが大量発生していた。これほどハエが大量発生しているのに一切対策を行っていないようだ。日本で同じようにハエが大量発生したら保健所がマスコミに叩かれます。中国はハエが大量発生しても問題ないという衛生概念なのだろう。

夜になり明日に備えて早めに寝るが隣の部屋のチベット人のおっちゃんが吐く痰の音が酷い。よくあんなに床に吐けるものだ。床じゅう痰だらけじゃないのか?それとトイレに行くのが面倒だからといって2階の通路から裏のトウモロコシ畑へ立ち小便するのはやめてほしい。明らかに立ち小便の音なので困る。

なかなかハードな環境の糞ユースホステルで過ごすことになるとは。いや、ユースホステルというより、チベット人の巡礼者のための宿坊といったところかな。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 20元
食費 27元
合計 47元

梅里雪山 雨崩村 巡礼路トレッキング2

雨崩村→神の滝

05:30頃にうるさくて目が覚める。チベット人の宿泊客たちが巡礼の準備をしている。早朝に神瀑へ向かうようだ。ただ、巡礼の準備をしているのは分かるのだが、痰を吐いたり、2階の通路から外の畑へ立ち小便している音がするのは勘弁してほしい。こちらも神瀑へのトレッキングの準備を始める。

外のニーハオトイレへウンコをしに行くがお約束の展開で既にウンコ山盛りの地獄絵図だ。仕方なくポリタンクに溜めてある水でチベット人のウンコを流してからウンコをする。もちろん自分はウンコした後は水で流します。チベット人のように水を流さずウンコのやり逃げはしません。

それと、体中がかゆい。足に赤い斑点ができていたりする。これは虫にやられたような気がする。ベッドに虫が住んでいたようだ。

これだと飛来寺のユースホステルに戻ったら体洗って、着ている衣服をしっかり洗濯しないと、いつまでも虫の脅威に晒される。06:50頃、糞ユースホステルを出て神瀑へ出発する。天気は雨でトレッキングの条件としては悪い。

チベット人の巡礼者たちが巡礼路を進んでいくので自分も後を付いていく。巡礼路が観光客のトレッキングコースになっているので、巡礼者と観光客が混在して森の中を進んでいく。森の中は比較的平坦であったが急に上り坂へと変わる。

ここから巡礼路は山道へとなり体力を消耗する。08:10頃、第1の休憩所に到着する。売店も併設されており賑わっている。ここで朝食をとっている観光客が多いようだ。少し休んで再び歩く。

08:25頃、第2の休憩所に到着する。ここも人が多い。もちろん売店もあるので飲み物などの補給が可能だ。休憩所を過ぎると道がさらに険しくなってくる。

そして、タルチョが多くなってくる。徐々に神瀑へ近づいているようだ。もはや、トレッキングコースとは呼べない巡礼路を進んでいく。タルチョがいたる所にあり、巡礼者が神の滝(神瀑)へと向かっている。

チベット仏教の聖地というのが肌で感じられるのだがゴミが多い。中国人がゴミを捨てているのかと思ったら、チベット人が目の前でビニール袋を捨てやがった。チベット人の巡礼者たちの行動を注意して観察しているとペットボトルや空き缶を捨てている。

チベット人と中国人関係なくゴミのポイ捨てをしていやがる!そして、ゴミ箱があってもゴミが溢れている。偉大なる共産党の50年以上にわたる統治の結果、チベット人と中国人のモラルが大躍進を遂げた成果を目の当たりにすることができた。

チベット仏教の聖地は、このままゴミ山になるのだろうか?愚民化政策を進める共産党には期待できないのでダライ・ラマに何とかしてもらいたいものです。

チベット仏教の聖地 神の滝(神瀑)

巡礼路が開けた所に着くと、前方に神の滝(神瀑)が見えた。すぐ近くまで来たようで最後の上り坂を上り、09:40頃、約3時間かけて標高3644mの神瀑に到着する。

チベット人の巡礼者たちは神瀑の下をくぐっていく。巡礼の最大の目的は滝の水に触れることにある。10:00頃、神瀑を離れて下雨崩村へ向かう。

途中の崖にチベット仏教の寺院があったので寄ってみる。小さな寺だが若いラマ僧が1人おり、どうやら常駐しているようだ。

小さな寺でも任されているのは凄いが、このとてつもない辺境に住んでいることの方が凄い。再び険しい巡礼路を戻る。

下雨崩村→上雨崩村

12:50頃、下雨崩村に戻ってきた。明日はバスで西当温泉から飛来寺へ戻るので西当温泉に近い上雨崩村へ向かう。昨日通った谷を再び越えて、14:10頃、上雨崩村のユースホステル氷湖之家国際青年旅舎に到着。

3人ドミトリーで1泊20元(会員料金)だ。おまけに住宿登記なしだった。昨日も住宿登記なしだったし、雨崩の宿は、かなりいい加減な感じだ。夕飯はユースホステルで炒白菜土豆絲と米飯を食べる。20元だ。

松茸炒め30元もあったのだが、我慢して節約する。8月は雲南省では松茸の時期になるので、乾燥じゃない、生の松茸が出回っている。

夕飯を食べ終わった頃にドミトリーに新たな宿泊客がやってきた。もちろん中国人だが、早朝に西当温泉を出発して、そのまま氷湖まで行ってきたという健脚だ。西当温泉は一泊する価値があると言っていた。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 20元
食費 20元
合計 40元

雨崩村最終日

雨崩村 巡礼路トレッキング 雨崩上村→西当温泉→飛来寺

06:00に起床する。小雨が降っているが飛来寺まで戻るため強行軍で、06:45に西当温泉へ向けて出発する。出発直後にデジカメのバッテリーが切れた。山道を進んでいくが疲れて足取りが重い、07:30頃に欧米人2人組に追い抜かれる。

08:30頃、峠を越えて下り坂になる。小雨は止むが道の状態は滑りやすくよくない。峠を越えると雨崩村へ向かうチベット人の巡礼者たちとすれ違う回数が多くなる。でも、中国人観光客とはすれ違っていない。

10:30頃、第一の休憩所である軽松茶館に到着する。軽松茶館のあたりから中国人観光客とすれ違い始める。飛来寺を07:30に出発したバスに乗車した観光客たちだろう。約4時間半かけて、11:10頃、西当温泉に到着する。

駐車場に飛来寺、徳欽へ戻るバスが停車しており乗車して出発を待つ。13:00出発のはずなのだが、12:55にバスが出発する。運ちゃんの気分で出発時間が変わるのは中国では当たり前なので特に驚きはない。乗客は10人ほどで、まだ空席がある。

西当温泉から飛来寺までは直線距離だと6-7kmなのだが、瀾滄江(澜沧江、メコン川の上流)が流れる谷があり大きく迂回して50-60kmの道のりを約1時間15分かけて、14:10頃、飛来寺に到着する。運賃は20元だ。

飛来寺のユースホステルへ戻る

そして、ユースホステルのDeqin Feilai Temple youth hostel(飞来寺觉色滇乡青年旅舍)へ向かう。預けていたバックパックを回収して10人ドミトリー、1泊20元(会員料金)に2泊する。

ドミトリーには留学生のイタリア人の姉ちゃん2人組と広東省の学生3人組、浙江省のバックパッカーがいたのだが、夜になり隣のドミトリーの学生どもがうるさくイタリア人の姉ちゃん2人が眠れずキレ気味になる。

こちらのドミトリーの学生たちは、明日、雨崩村へ行くということで早めに寝て静かなのだが、隣のドミトリーの小皇帝や小公主は日付が変わっても騒いでいるのでイタリア人の姉ちゃん2人組は壁を叩いて警告しているが効果なし。さすがに怒鳴りこむことはなかったが殺気が漂っていた。

雨崩村のまとめ
  • 徳欽(德钦)→西当温泉のバスが1日2本、徳欽バスターミナルを07:00、15:00に出発するが発車時刻は運ちゃんの気分次第。
    飛来寺景区を毎朝07:30に発車するので07:00頃にバスを待っていないと座れない可能性有り。
    午後は15:30頃に通過するが満席の可能性が高い。
    飛来寺→西当温泉の運賃は20元。
  • バスは飛来寺景区前を07:30に出発して、09:30頃、西当温泉に到着する。
  • 飛来寺→西当温泉の乗り合いタクシーは1人25元だが人数集まらないと出発しない。
    チャーターは片道250元、往復350元。
  • カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)の手前にチケット売り場がある。
    飛来寺景区、霧濃頂景区、金沙江大湾の150元のセット券か飛来寺景区、霧濃頂景区、金沙江大湾、明永氷河の228元のセット券を持っている場合は雨崩村の単独券80元を購入する。
    セット券を持っていない場合は、飛来寺景区、霧濃頂景区、金沙江大湾、雨崩村の230元のセット券を購入する。
  • 雨崩村の入場券には世界遺産のロゴがあるので三江併流の一部として世界遺産になっているようだ。
  • 雨崩村は谷を挟んで雨崩上村と雨崩下村に分かれている。
  • 西当温泉(標高2612m)から雨崩上村(標高3226m)までは馬で行くことが出来る。
    西当温泉→雨崩上村は305元、西当温泉→南宗拉垭口(途中の峠)は235元。
  • 西当温泉(標高2612m)→雨崩上村(標高3226m)には休憩所が3箇所ある。
    軽松茶館(標高3118m)は第1休憩所 。
    八一茶館(標高3532m)は第2休憩所で昼食にカップ麺を食べる客が多い。
    那宗拉垭口茶館(標高3757m)は峠の茶屋でこれ以降は休憩所はない。
  • 西当温泉→雨崩上村は1本道と言われているが、実際はショートカットする道が複数有りややこしい。
  • 西当温泉→雨崩上村は電線が通っているので電柱をたどっていけば道に迷わない。
  • 徒歩と馬でしか雨崩村へ行けないような情報があるが、実際はバイクが通っている。
  • 雨崩上村の入口に関所があり入場券の確認と雨崩客桟管理費と称して5元徴収される
  • 雨崩上村は宿が多く、雨崩下村は少なめだがチベット人の巡礼者が多い。
  • 雨崩上村(標高3226m)→氷湖(標高3855m)は約4時間の道のり。
  • 雨崩上村→氷湖には休憩所は1箇所のみ。
    休憩所の笑農大本営(笑农大本营)(標高3637m)は元々はカワカブ登頂を目指して1991年に雪崩による遭難で17人の死者を出した日中合同登山隊のベースキャンプ
  • 雨崩上村→雨崩下村は約1時間
  • 下雨崩村(標高3095m)→神の滝(神瀑)(標高3643m)までは約3時間。
  • 下雨崩村→神の滝(神瀑)には休憩所は2箇所ある。
  • 休憩所過ぎると崖にチベット仏教の寺院がある。
  • 神の滝(神瀑)周辺からは氷河が見える。
  • 西当温泉→徳欽のバスは13:00出発だが運ちゃんの気分で変わる。
    西当温泉→飛来寺は20元、所要時間は約1時間15分。
雨崩村のGPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

西当温泉
N 28°25’32.19″
E098°48’44.19″
軽松茶館
N 28°25’04.74″
E098°49’34.22″
八一茶館
N 28°24’07.77″
E098°49’21.90″
那宗拉垭口茶館
N 28°23’40.05″
E098°49’07.17″
那宗拉垭口(雨崩村への峠)
N 28°23’41.57″
E098°49’08.61″
雨崩上村の宿
MeDo International Youth Hostel
(迪庆雨崩梅朵国际青年旅舍)
N 28°24’02.98″
E098°47’31.62″
雨崩上村の宿
氷湖之家国際青年旅舎
N 28°24’00.92″
E098°47’33.12″
雨崩上村→氷湖の休憩所
笑農大本営(笑农大本营)
N 28°24’12.50″
E098°45’32.52″
氷湖
N 28°24’31.42″
E098°44’46.61″
雨崩下村の宿
Snow Scene Romance International Youth Hostel
(雪域浪漫国際青年旅舎)
N 28°23’31.92″
E098°47’34.92″
雨崩下村→神の滝(神瀑)の休憩所1
N 28°22’22.01″
E098°46’08.79″
雨崩下村→神の滝(神瀑)の休憩所2
N 28°22’17.98″
E098°45’57.88″
神の滝(神瀑)
N 28°22’00.45″
E098°45’16.85″
飛来寺景区
N 28°26’30.35″
E098°52’35.04″
飛来寺の宿
飛来寺覚色滇郷青年旅舍
(飞来寺觉色滇乡青年旅舍)
(Deqin Feilai Temple youth hostel)
N 28°26’42.38″
E099°52’24.41″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 40元 1泊20元×2
食費 18元
バス 20元 西当温泉→飛来寺
合計 78元

飛来寺のユースホステルで休息

ユースホステル

朝から曇で天気が悪い。午後になると雨が本格的に降り始める。ユースホステルには雨を避けようと避難してくる客が多くいた。恐らく雨崩村などへ向かおうとした客が予定を変更して飛来寺で足止めとなったのだろう。

夕飯はユースホステルのレストランで香菇油菜(15元)を食べる。ご飯は桶半分で注文した。飛来寺で体力を回復させたので明日はチベット行きに挑戦だ!

飛来寺のまとめ
  • 徳欽(德钦)→飛来寺(飞来寺)のバスは西当温泉行きバスで飛来寺下車。
    西当温泉行きバスは07:00と15:00の1日2本だが運ちゃんの気分で出発時刻が変わる。
    飛来寺までは運賃5元。
  • 飛来寺景区の入場料は60元(約1020円)だが、セット券(套票)しか販売していないので、最低150元(約2550円)の飛来寺景区、霧濃頂景区、金沙江大湾のセット券を購入しなければならない。
  • 飛来寺景区は入口に世界遺産のロゴがあるので三江併流の一部で世界遺産。
  • 飛来寺は賽銭持っていても中に入れてくれない。
    扉閉められて追い出されます。
  • 夏は天気悪くて梅里雪山は滅多に見えない。
  • 宿、レストラン、売店は多い。
    レストラン併設の宿多し。
  • 飛来寺景区から飛来寺は1km弱離れている。
飛来寺のGPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

徳欽汽車站
N 28°29’15.02″
E099°54’52.65″
飛来寺景区
N 28°26’30.35″
E098°52’35.04″
飛来寺
N 28°26’52.46″
E098°52’53.27″
飛来寺の宿
守望6740
N 28°26’34.35″
E098°52’29.47″
飛来寺の宿
飛来寺覚色滇郷青年旅舍
(飞来寺觉色滇乡青年旅舍)
(Deqin Feilai Temple youth hostel)
N 28°26’42.38″
E099°52’24.41″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 26元
合計 26元

雲南省旅行記2014夏2

雲南省シャングリラ(香格里拉)→奔子欄

シャングリラ(香格里拉)→奔子欄

今日はシャングリラ(香格里拉)を一旦離れて奔子欄(奔子栏)へ向かう。奔子欄はシャングリラ(香格里拉)と徳欽の間にある小さな町で茶馬古道のルートにもなっているおり、茶馬古道の時代には馬幇たちの商隊が奔子欄で補給を整えて金沙江を渡って行ったそうだ。

事前に調べた情報によれば奔子欄に泊まる旅行者は少ない。普通は奔子欄で昼休憩をして徳欽へ向かうそうで宿泊するのは珍しいようだ。

11:45頃にユースホステルをチェックアウトする。3路のバスでバスターミナルの香格里拉汽車站の西にある飛馬彫像のロータリー(飞马雕塑转盘路)へ行く。飛馬彫像のロータリー(飞马雕塑转盘路)の西から奔子欄行きのバスが出ている。

既にバスには数人乗っており、運ちゃんに運賃と出発時間を確認する。奔子欄までは25元で14:00出発とのことであった。

バックパックだけ先に預けて香格里拉汽車站へ向かう。先ほどから急に腹の調子が悪くなってきた。緊急事態だ!バスターミナルの香格里拉汽車站のトイレへ向かう。料金徴収のおばちゃんに0.5元支払うが、トイレはウンコ山盛りの地獄絵図であった。しかも、鍵が壊れていてニーハオトイレ状態だ。0.5元払ってトイレがこれでは相当酷い。

しかも、欧米人も多数利用している香格里拉汽車站だ。これでは中国政府のメンツは丸潰れだ。大多数の中国人は、これが世界標準だと思っているのだろうか?習近平国家主席が、この事実を知ったらシャングリラ(香格里拉)の書記は免職だろうな。

香格里拉汽車站から飛馬彫像のロータリー(飞马雕塑转盘路)へ戻るが、ここで書松(书松)の乗り合いタクシーを見つける。書松(书松)行きだと東竹林寺や塔巴林寺に行くことが可能だ。

バスに戻り出発時刻を待つが、13:30頃、急に晴れていた天気が崩れて雷雨になる。山の天気は急変しやすい。

14:00ちょうどにバスが出発する。この手のバスは客が集まり次第出発というのが、よくあるパターンなのだが珍しく定刻通りの出発だ。乗車率は7割から8割といったところだ。おそらく途中でも客を乗せて満席となるのだろう。

奔子欄に到着

奔子欄までの国道214号の道路状況は概ね良好だ。雨季なので所々で崖崩れや落石の跡が見受けられたがバスは順調に進む。16:30頃、奔子欄に到着する。国道沿いはレストランが数軒あるだけだが、町の中には宿、食堂や商店がそれなりにある。町自体小さいので集中して並んでいる。

まずは宿探しで町のほぼ中心にある好運来客桟(好运来客栈)に決める。3人ドミトリーで1泊15元だ。久しぶりに激安の宿にあたった。

でも、安いには理由がある。客層が、かなりのおサルさんのようで廊下で痰を吐く音が頻繁に聞こえる。そして、何故か登記なしだ。外国人と分かって泊めているのか、元々全ての客が登記なしなのかは不明だ。それと、奔子欄は電力事情が悪いようで停電中であった。

17:00過ぎに奔子欄を少し探検してみる。国道214号沿いにはレストランが数軒ある。それと、チョルテンもあり地元民がコルラしていた。

そして、中国のド田舎では珍しい歩道橋があるではないか!水路と兼用となっているが、これで地元民が安全に道路を渡ることができる。

中国では交通ルールを守らないのが常識となっているので、車も歩行者も左右を確認しないのが当たり前なので歩道橋を設置することは非常に意味がある。このド田舎で人を轢いたら確実に、そのまま走り去るだろう。

奔子欄で金沙江の吊り橋を渡る

奔子欄には金沙江に架かる金沙湾大橋がある。

金沙江が雲南省と四川省の境界になっており橋を渡れば対岸は四川省だ。そこで橋を渡り四川省へ行ってみた。

行ってみたけど得荣へ続く道があるだけだった。

雲南省側に戻るが、橋を渡るバイクはノーヘル2人乗りナンバープレートなしだ。中国はバイクはノーヘルでも特に問題ないようだ。

でも、ナンバープレートは付けていないといけないはずなのだが、四川省と雲南省ではほとんどのバイクはナンバープレートなしだ。これは法律が機能していないと言って良いだろう。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 15元
食費 26元
バス 1元 路線バス
バス 25元 香格里拉→奔子欄(奔子栏)
トイレ 0.5元 香格里拉汽車站のウンコ山盛りトイレ
合計 67.5元

世界自然遺産 三江併流・金沙江大湾

徒歩で奔子欄→金沙江大湾

奔子欄(奔子栏)を07:30頃に出発する。宿の近くの市場前にはシャングリラ(香格里拉)行きのバスが停まっている。

ロンリープラネット雲南には08:10出発とある。既に乗客が数人乗っていた。

今日の目的地は徳欽なのだが、まずは金沙江大湾を目指す。奔子欄から乗り合いタクシーを利用してもよいが、それだとボッタクられるだけでつまらないので徒歩で行く。

ロンリープラネット雲南によれば奔子欄から金沙江大湾までは上り坂で4kmとある。気合いを入れれば2時間で何とかなりそうだ。奔子欄を出てすぐの道標には1945と表記されている。恐らくラサまで1945kmという意味なのだろう。

それと、道標にはチャリダーや徒歩族の落書きが書かれている。上り坂で苦しめられて恨みの一言でも書きたい気持ちはわかるが、公共物に落書きするのは問題だ。さて、気合いを入れて国道214号を歩くが、08:00頃に雨が降ってきて道路脇の木の下に避難する。15分ほど様子を見るが雨は止みそうにないので強行軍で進む。

上り坂を上っていくうちに雨が止んで目の前にタルチョが見えてきた。タルチョで休憩をする。

ちょうど崖下にゴンパらしき建物とラマ僧がいるのを確認する。

休憩後、再びひたすら歩くが、後ろからチャリダーが追い抜いていく。追い抜いてくと言っても、ほとんど歩きと同じ速度で相当苦しそうだ。5人ぐらいのチャリダーに追い抜かれたが、ほとんどが単独だ。理塘のようにチャリダー軍団はいなかった。

1kmごとに休憩をとりながら進んでいくと休憩中のチャリダーに遭遇する。チャリダーから話しかけてきたので色々と情報を仕入れる。

奔子欄はチャリダーの補給基地になっているようで1泊するようだ。奔子欄を出発したら書松(书松)で休憩をとって徳欽を目指すそうだ。ただ時間や体力の問題がある場合は書松(书松)で1泊して、翌日、徳欽へ行くようだ。

徒歩族は書松(书松)で1泊でないと無理だそうだ。チャリダーから情報を仕入れたが、こちらが日本人と知って相当驚いていた。まあ、こんな所を日本人がバックパック背負って歩いているなんて考えられないよな。

休憩を終えてチャリダーが出発して自分も出発する。ひたすら歩くが、既に奔子欄から4km歩いたが、まだ金沙江大湾に到着しない。

ロンリープラネット雲南の奔子欄から金沙江大湾まで4kmというのは直線距離のことなのだろう。そうすると山の上まで歩かないといけないのだろう。一気に士気が下がってきます。とにかく歩かなければ金沙江大湾にはたどり着けない。頑張って歩くが太陽がでてきて急に暑くなってきた。

上着脱いでTシャツで歩くが汗が噴き出す。おまけに蝉が鳴き出して暑さ倍増です。8月とはいえ2000m以上の高地で蝉が鳴いているとは予想外であった。

世界自然遺産 三江併流の金沙江大湾

暑さに負けそうになったが、前方に金沙江大湾の看板が見えてきた。あと少しのようだ。

少し士気が回復して、10:50頃、ようやく金沙江大湾に到着した。奔子欄から金沙江大湾まで約6.5km、約3時間20分の道のりであった。

金沙江大湾の入場料は単独だと30元なのだが、現在は梅里雪山国家公園の金沙江大湾、飛来寺、霧濃頂の150元のセット券(套票)からの販売で金沙江大湾だけでは販売していない。自分は明永氷河までの228元のセット券(套票)を購入する。

セット券(套票)には特に有効期限は表記されていなかったが、8月中は大丈夫だろう。徒歩族じゃ全部回るのにも2~3週間ないと苦しいだろう。特に雨崩村のセット券(套票)は本当に1ヶ月欲しいよ。入場券をよく見ると世界遺産のロゴがある。金沙江大湾なども三江併流の区域だから当然か。

入場券を購入し金沙江大湾を見物する。確かにこの光景は凄い!

眼下に広がる金沙江大湾。そして、金沙江大湾に沿って道路がありトラックが小さく見える。

金沙江大湾で徳欽行きバスを捕まえる

昼頃、金沙江大湾の見物を終えて国道214号で徳欽行きのバスを待つ。この時間だとシャングリラを09:20に出発したバスが奔子欄で昼休憩をとっているはずだ。

バスを逃さないために車から見える位置にバックパックを配置して旅行客がいることをさりげなくアピールする。ただし、最近はヒッチハイカーがタダで乗せてもらうために各地で出没しているので、間違われないようにしないといけない。

国道脇で待機すること約30分、12:30頃に徳欽行きのバスがやってきた。両手を振って運ちゃんにちゃんと分かるようにアピールする。そして、間近に来ても両手を振って運ちゃんの目を見て客であることをアピールする。

バスは少し通り過ぎた所で停車したので、すかさず走ってバスへ向かいドアを叩く。ドアが開いたら徳欽までいくらかの料金交渉だ。40元ということで、待ってもらって荷物を取りに行く。(徳欽→奔子欄は36元)バスに乗車したら空いている席に座って作戦完了だ。バスに乗ったら安心だ。

幸い空席があったので乗れたのだが、奔子欄あたりで降りた客がいるのかもしれない。
バスは徳欽へ向かって順調に走っていく。途中の東竹林寺で旅行客を1人降ろして、書松(书松)で客を乗せ、15:15頃、徳欽に到着する。

バスターミナルにはチベットの昌都や芒康行きのバスが停車している。外国人が乗りたくても乗れないチベット行きのバスだ。まあ、今回は雨崩村から戻ったらチベット行きに挑戦してみるけど。上手く行くかは別だが。

徳欽は電力事情が悪い?

さて、今日の宿は徳新楼だ。徳新楼はロンリープラネット雲南や旅行人チベットにも掲載されているバックパッカー定番の宿だ。1人部屋で1泊40元だ。

でも、停電中だ。このところ停電している宿によく当たる。宿と言うより町や村だ。四川省の亜丁村、昨日の奔子欄、そして、徳欽だ。

これは工事による停電ではなく、強制的に停電させられているような気がする。ド田舎への電力供給を止めて、その分の電力を都会へ供給しているような気がする。でも、理塘や甘孜もド田舎だけど電力供給されていたのは、やはり暴動が起きてしまうという事だろうか?停電の本当の理由が気になる。

宿が決まり明日の明永村へのバスの切符を買いに行く。しかし、バスターミナルでは切符は売ってくれなかった。乗車して運賃を支払う方式であった。明永村へのバスは明日の朝確認ということになった。

一区切りついたので夕飯を食べに行く。四川料理の店で蛋炒飯を食べる。15元で高い。でも、徳欽は辺境で物資が自給できないので物価が高いのだ。

徳欽の町を歩くと停電中だけど発電機のある所だけ電力が確保されている。主に電力の確保されている場所は携帯電話の基地局だ。そして、金融機関も通常通り機能している。さらに一部のホテルやレストランも発電機が設置されていた。

コードがアンテナへ伸びている。

ちなみに中国農業銀行のATMはVISAやMASTERのマークが付いていた。

徳欽の中心街である南平街を歩いていると、恐らく徳欽で一番大きなスーパーと思われる「爱家购物广场」を見つける。ここで食料を購入と価格調査をしておく。

インスタントラーメンとジュースを購入する。ジュース450mlが1.9元で安かったのだが、これには訳がある。蓋を見ると期限が迫っているからだ。こういうワケあり品が特売品として田舎に流れてくるのだろうか?

それと、お釣りに飴玉2個が混じっていた。1角札が無いようで0.2元分が飴玉になった。

シャングリラ→奔子欄→徳欽のまとめ
  • シャングリラ(香格里拉)→奔子欄(奔子栏)のバスは香格里拉客運站の西にある飛馬彫像のロータリー(飞马雕塑转盘路)付近から14:00出発で25元。
  • シャングリラ(香格里拉)→奔子欄(奔子栏)の道路状況
    国道214号の路面は概ね良好。
    トラックなど大型車多い。
    土砂崩れ数カ所あり。
  • シャングリラ(香格里拉)→奔子欄(奔子栏)の所要時間は約2時間半
  • 奔子欄(奔子栏)には、16:30頃に到着
  • 奔子欄(奔子栏)は停電多く電力事情は悪い
  • 奔子欄(奔子栏)→シャングリラ(香格里拉)のバスは翌朝08:10?に中心部の市場付近から出発。
    07:30にはバスが停車して客が乗っていた。
  • 奔子欄(奔子栏)→金沙江大湾は約6.5kmの上り坂、徒歩で約3時間20分。
  • 金沙江大湾の単独入場券の販売はなし。
    最低でも飛来寺景区、金沙江大湾景区、霧濃頂景区のセット券(套票)150元を購入する。
  • 金沙江大湾→徳欽のバスは40元。
    シャングリラ(香格里拉)からのバスを上手く捕まえる。
  • 金沙江大湾→徳欽の所要時間は約2時間15分
  • 金沙江大湾→徳欽の道路状況
    国道214号の路面は概ね良好。
    一部工事区間あり。
    土砂崩れ数カ所あり。
シャングリラ→奔子欄→徳欽のGPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

香格里拉客運站
N 27°50’22.01″
E099°42’35.78″
香格里拉・得荣・徳欽の三叉路
N 28°10’11.16″
E099°23’20.45″
金沙湾大橋
N 28°14’25.31″
E099°18’22.74″
奔子欄の宿 好運来客桟(好运来客栈)
N 28°14’29.31″
E099°17’58.47″
奔子欄と金沙江大湾の間にあるタルチョ
(崖下にゴンパらしき建物あり)
N 28°14’51.71″
E099°16’52.09″
金沙江大湾
N 28°15’29.00″
E099°16’27.55″
東竹林寺
N 28°15’43.34″
E099°13’59.66″
書松村(书松村)
N 28°16’31.80″
E099°11’20.75″
白馬雪山観景台
N 28°18’23.44″
E099°08’59.16″
峠(4237m)
N 28°20’13.29″
E099°04’40.21″
峠(4296m)
N 28°21’07.64″
E099°02’46.33″
峠(4329m)
N 28°23’00.91″
E099°00’19.99″
徳欽汽車站
N 28°29’15.02″
E099°54’52.65″
徳欽の宿 徳新楼
N 28°29’11.86″
E099°54’56.29″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 40元
食費 34.7元
バス 40元 金沙江大湾→徳欽
梅里雪山国家公園 228元 金沙江大湾・飛来寺・霧濃頂・明永氷河
合計 342.7元

雲南省徳欽→飛来寺

飛来寺へ

06:00頃に起床して出発準備を整える。外は霧が出ており遠くが見えない。06:30頃、宿をチェックアウトして徳欽汽車站へ向かう。西当温泉行きのバスが既にバスターミナルの外で待機している。

明永村行きのバスは見当たらない。バスターミナルの中を探しても見当たらない。バスターミナルのおばちゃんがいたので明永村行きのバスがないか聞くと午後にあるという。ロンリープラネット雲南だと07:00と15:00の1日2本とあったが1日1本であった。

予定を変更して西当温泉行きのバスに乗り飛来寺を目指す。06:45頃にバスが出発する。飛来寺までの運賃は5元だ。バスの乗車率は6割ぐらいといったところだ。

朝霧の中をバスが進んでいき、07:15頃、飛来寺に到着する。飛来寺には宿が多数あるが、まずはユースホステルへ行ってみるが満室だった。朝の時間帯なので、まだ部屋が空いていないそうだ。仕方ないので、ロンリープラネット雲南に載っていた、守望6740へ行ってみる。

あいにく1泊30元のドミトリーは満室だが、空いたらチェックイン(登記)すればよいという事でレストラン兼共有スペースで待たせてもらう。ここは境外人員接待証があるので外国人OKの宿だ。

天気の悪い飛来寺

ここの宿は国道沿いに面しており梅里雪山が一望できる絶好の立地条件だ。外の国道には梅里雪山の写真を撮ろうとする観光客が見受けられる。ここの宿は梅里雪山を撮ろうとする観光客には最適の宿だろう。

雲に隠れている事が多い梅里雪山だが、この宿なら夏でも冷える外で待たずに中で待つことができる。シャッターチャンスが来たら外へ出ればいいのだ。

08:50頃、前の国道をチベットの塩井行きのバスが通る。客を乗せていたが身分証を確認している様子がない。上手く行けばバスに乗れそうな気がする。無事に検問を突破できるかは謎だが。09:15頃には芒康行きのバスが通過する。芒康行きのバスは自転車や荷物を満載しており、飛来寺からの乗車は無理そうだ。

雨季は雲が多く梅里雪山は見えなかった。来る時期を間違えた。

11:00頃、飛来寺景区へ行ってみる。飛来寺景区周辺には宿や食堂が十分にある。ユースホステルも2軒あった。

飛来寺景区周辺は朝はチベットやシャングリラへ向かう観光客や車で賑やかだが、昼近くになると人通りが少なくなる。

飛来寺景区からは梅里雪山は見えなかった。梅里雪山の見えない飛来寺景区はぼったくりだ。

飛来寺

飛来寺景区から1km弱ほど徳欽方面へ戻った所に「南卡扎西寺庙」の標識がある。ここが飛来寺だ。一般的には飛来寺といえば梅里雪山を見る飛来寺景区を指すが、この寺が本当の飛来寺だ。

パンチェン・ラマが訪れた記念に建立された寺だが、寺自体は非常に小さい。参拝客はいなかった。

宿に戻り今後の計画を練っていると、タクシーの運ちゃんが2人やって来た。このパターンは四川省稲城で経験しているので、相手にせずにおく。貧乏バックパッカーを相手にするより金持ちの中国人に声を掛けろよ!必要になったら、こちらから声をかけるから!

夕方の梅里雪山

夕方になり梅里雪山の雲が少なくなってきた。写真撮影の観光客が国道に集まってきた。この時期では貴重な撮影機会のようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 30元
食費 15元
バス 5元 徳欽→飛来寺
合計 50元

明永氷河を目指して 飛来寺→明永村

バスで飛来寺→カワカブ大橋

06:00頃に起床して明永氷河への出発の準備を整える。夜明け前であるが外の国道には梅里雪山を見ようと観光客が集まっているが、梅里雪山は雲に覆われている。

07:00過ぎに宿をチェックアウトして飛来寺景区の入口と梅里青年旅社の辺りで西当温泉行きのバスを待つ。本来は明永行きバスに乗車しないといけないのだが、明永行きのバスがないので西当温泉行きバスで途中のカワカブ大橋(卡瓦格博大桥)まで行き、そこから徒歩で明永氷河へ向かうという作戦だ。

西当温泉行きのバスを待っていると、西当温泉行きのバスが徳欽方向ではなく反対の西当温泉やチベット方向からやってきた。既に西当温泉行きのバスは飛来寺に来ており客を拾いながら回っていたようだ。

今日は西当温泉行きのバスに乗り途中の瀾滄江の橋を渡ったT字路で下車して徒歩で明永村へ行く。バスは07:30に出発するということで、まだ時間がある。

バスに乗車して待つことにするが、乗客は19人乗りのバスで4人ほどだ。女性の乗客2人組から雨崩村に行くのか聞かれ、明永氷河へ行くと言ったら、運ちゃんが明永氷河に行かないと言って降ろそうとするので、瀾滄江の橋で降りて徒歩で明永氷河へ行くと説明して難を逃れる。

07:30頃にバスが出発する。満席で1人座れなかったのがいるが、定員オーバーでも多少のことは中国では問題なしになってしまう。バスは国道をチベット方面へ走っていき、途中で梅里雪山景区への道へはいる。

道路状況は舗装されており良好だが、土砂崩れと落石の跡が数カ所あった。08:30頃、瀾滄江に架かるカワカブ大橋(卡瓦格博大桥)の手前で梅里雪山景区の入場券売場に到着する。ここで明永氷河や雨崩村の入場券を持たない観光客は入場券を購入する事になるが、事前に入場券を購入していたのは自分だけで、残りの乗客全員が入場券を購入する。

しかし、梅里雪山景区の入場券はセット券(套票)のみの販売で雨崩村だけの単独入場券の販売はない。雨崩村は80元だが、飛来寺などの部分が150元で雨崩村だけに行くのでも合計の230元を払わないといけない。

そうなると当然のごとく不満の声が聞こえてくる。これは、ドラクエⅡに売れ残りのソフトを抱き合わせ販売しているのに近い。乗客は色々と不満を言ってはいるが、皆仕方なくセット券(套票)を購入している。

しかし、嫌々購入しているので時間がかかっており運ちゃんが早くするように催促している。橋の工事で道路の通行止めの時間が迫っているようだ。

08:45頃、瀾滄江の橋を渡った所でバスを降りて徒歩で明永村へ向かう。

カワカブ大橋から徒歩で明永村へ

カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)から先は未舗装の悪路を瀾滄江に沿って約1km歩く。

瀾滄江(澜沧江、メコン川の上流)

明永村への分岐点

分岐点になり舗装された道路になった。ここに通行規制の看板が出ていた。カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)の補修工事で通行止めになるようだ。

上り坂が続きこまめに休憩をとりながら進む。晴れているので日差しが強く日陰を見つける度に休憩をとる感じだ。途中でチョルテンの建設現場に差し掛かると工事のおっちゃん2人に休んで行けと言われ少し休む。

徒歩で明永村へ向かう旅行者は珍しいようで声をかけたみたいだが、日本人だと分かると更に驚いていた。再び歩くと道路脇に湧き水があったりするので顔を洗ったりする。さすがに生水を飲むのは下痢しそうなのでやめておく。

明永氷河の明永村

明永村の入口に差し掛かると民家や畑が見えてきた。明永村はブドウ栽培が盛んなようでトウモロコシ畑に混じってブドウ畑が多い。

11:10頃、明永村に到着する。今日の宿はロンリープラネット雲南に掲載されていた崗堅賓館(岗坚宾馆)だ。しかし、中には誰もいない。誰か来るまで待たせてもらうことにするが、チェックアウトする客しか遭遇しなかった。しばらくすると、ようやく老板がやってきた。

1泊いくらか聞くと100元とかぬかすので、もっと安いのがあるだろと聞くと1泊30元のドミトリーがあった。ドミトリーは賓館ではなく、道を挟んで向かい側の老板のチベット式民家の自宅にあった。老板は普段は賓館にいないようで自宅にいるようだ。とりあえず宿は確保した。
13:00頃、明永氷河の入口を確認しに行く。明永氷河の入り口にはチョルテンがあり、駐車場になっている。明永氷河の入口が村で一番賑やかな場所で宿と食堂が数軒ある。でも長さは50m無いかもしれない。

しかし、明永村はハエが多い。宿もハエが多かったが、他の客桟や売店でもハエが飛び交っていた。氷河の近くで、こんなにハエがいるなんて異常としかいえない。衛生状態はかなり悪い印象を受ける。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 30元
バス 20元 飛来寺→カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)
(西当温泉行きバスに乗車)
合計 50元

梅里雪山 真夏の明永氷河

明永氷河までトレッキング

06:00に起床して、すぐに明永氷河へ向かう。外はまだ暗く誰もいない。もちろん明永氷河の入口には誰もおらず、そのまま素通りして登山開始。今日は一番乗りで明永氷河を目指す。

氷河から流れる川の音だけが辺りに響き周囲は状況はよく分からないが、道なりに山を登っていく。夜が明けて辺りが明るくなるが山道は険しくなる。何度も休憩しながら進むが、第一目標の太子廟にたどり着かない。

07:30過ぎに後方にチベット人4人組の観光客が迫ってきて追い抜かれた。チベット人は基礎体力が違うので、中年の日本人など相手にもならない。山道の途中で休憩所があり、ここから少しの距離だが桟道が設置され歩きやすくなった。

08:30頃、ようやく太子廟に到着する。ここにはラマ僧が1人住んでおり修行中であった。内部を拝観していると例の写真がありました。リタンのようにでかい写真はないのですが、ご禁制の観音菩薩の化身でノーベル平和賞を受賞した非常に徳の高い高僧の写真です。まあ、ある所にはあるのですね。

太子廟の次は明永氷河の観景台へと思ったけど、太子廟の裏の売店とレストランの所で明永氷河と蓮華寺の分かれ道になっており、先に蓮華寺へ向かうが山道がさらに険しくなる。
途中で長寿水という湧き水で休憩する。生水は避けた方がよいのだが、あまりの冷たさに負けて飲んじゃいました。長寿水を飲んで再び山道を歩く。

蓮華寺

山道から明永氷河が見えてくると、お香の匂いがしてきた。さらに歩くと蓮華寺に到着する。蓮華寺にはラマ僧は住んでいないようで、管理人のおっちゃんが一人住んでいた。

蓮花寺は創建時期は不明だが徳欽地区で最古の寺で文化大革命により破壊されたが2000年に再建された寺だ。

GPSを確認すると標高3194mのようだ。

蓮華寺の裏からは明永氷河が見えた。時折、氷河が崩れる音が周囲に響く。

明永氷河

蓮華寺の次は明永氷河の観景台だ。下り坂だから楽勝だと思っていたが間違いであった。雨が降ったせいで滑りやすく危険なのだ。さらに坂が急なので下り坂でも慎重に歩かなければならない。足への負担はかなりある。足の疲れが酷い状態で明永氷河の観景台に到着する。

しかし、ここで雨が降ってきた。こういう時になぜ雨が降ってくるんだ。明永氷河の観景台で天気の回復を待つ。

雨が止んで晴れてきて、ようやく氷河の迫力を目の当たりにできた。天気は晴れたが梅里雪山の頂上付近が雲に隠れて残念な状態だが氷河はしっかり見られた。

この明永氷河は世界中の氷河の中でも低緯度に位置する珍しい氷河だ。夏は気温が高いのだが冬に大量の降雪があるために夏でも氷河が残っているのだ。しかし、地球温暖化の影響で年々氷河は後退しているという。

12:15頃、氷河を見たので、この後は戻るのだが、結構急な山道なので下りるのも大変だ。雨が降ったせいで滑りやすく、何度も転びそうになる。足の疲労も相当なものだが、何とか今日中に飛来寺まで戻りたいので気合いで歩く。麓で待機している馬が見えてきて、13:25頃、明永氷河の入口に戻ってきた。

日中合同登山隊の慰霊碑

GPSを確認すると2345mの地点まで下りていた。所要時間は約7時間、高低差が約800m、移動距離が約17kmであった。

明永氷河の入口には1991年にチベット仏教の聖山カワカブ登頂に挑戦し遭難した日中合同登山隊の慰霊碑があった。

徒歩で明永村→カワカブ大橋

13:30頃、宿に戻り、13:45に宿をチェックアウトする。12:00を過ぎていたが老板娘に追加料金を取られずに済んだ。それより、歩いてメコン川の入場券売場へ戻ろうとしていることに驚いていた。

既に足の状態が限界に近いのだが、さらに荷物にバックパックが追加になり、6km先の瀾滄江(澜沧江、メコン川の上流)を目指す。明永村からは下り坂が続くが舗装道路なので、明永氷河の山道よりはマシだ。下り坂の途中で、昨日の湧き水の場所に到着する。ここで、顔を洗って少し休憩する。いい感じの冷たさの水だったので飲んでしまう。

体力を回復させて再び歩くが、建設中のチョルテンの前で昨日のおっちゃん2人がおり、おっちゃんたちに呼び止められ休憩していく。こんな所を歩いている日本人は珍しいようで、何で車を拾わないんだと言っていた。

チョルテンを離れ瀾滄江を目指す。舗装道路が未舗装道路になりメコン川沿いを歩く。ここで足がもつれ転ぶが、まだ何とか歩ける。谷側に転んでいたら瀾滄江に落ちて水葬となっていたところだ。

メコン川沿いに歩いていくと通行規制で足止めになる。これから発破作業が行われるという事で、16:00頃に橋の手前で足止めになる。

発破が行われ爆音と土煙が舞い上がる。安全確認が行われ歩行者の自分だけ通行可になる。車は通るスペースがないので通行止めのままだ。

瀾滄江に架かるカワカブ大橋(卡瓦格博大桥)を渡る。

漢族とチベット人と一緒にタクシーで飛来寺へ

16:20頃、入場券売場に到着する。明永村から入場券売場まで約7kmあり、今日は既に25km歩いたことになる。しかも、平地でなく山道だ。ここで飛来寺方面のバスなりタクシーを拾う。

しかし、車は通行止めのままだ。通行規制が解除されるのは17:00だ。それまでここで休憩だ。休憩していると漢族とチベット人2人組が、いつの間にか近くにいた。話を聞いていると雨崩村から戻ってきたようだ。

そして、こんな所にいるバックパッカーは気になるようで話しかけてきた。日本人という事が分かると驚いて、さらに朝6時から明永氷河まで行って徒歩で瀾滄江沿いの入場券売場まで戻ってきた事に驚いていた。2人組は飛来寺へ戻るので一緒にタクシーなりバスを捕まえて戻ろうという事になった。

しかし、バスなりタクシーが通るかは分からない。シャングリラのチベット人は、この付近で泊まるような所はなく飛来寺へ必ず戻らないといけないという。もし、この付近で宿泊したら毒を盛られて危険だという。冗談だと思うが顔は真顔であった。

17:00になり通行規制が解除された。もし、バスやタクシーが来たら止めて1人20元で乗せてもらえるようにシャングリラのチベット人が交渉するという作戦だ。この辺りの運ちゃんはチベット人なので外人や漢族だとカモになってしまうからだ。数台のバスが来たがツアーバスだったので止まってくれず。

しかし、客のいないタクシーが来た。漢族と自分で道を塞ぎタクシーを止める。そして、シャングリラのチベット人が交渉開始!1人20元で交渉が成立して、17:15頃、タクシーで飛来寺に向かい、17:55頃、飛来寺に到着する。

ここで2人組と分かれて、ユースホステルの飛来寺覚色滇郷青年旅舍(飞来寺觉色滇乡青年旅舍)Deqin Feilai Temple youth hostelへ向かう。10人ドミトリーが空いており、1泊20元(会員料金)で宿泊する。

今日は非常に疲れた。歩きすぎで靴下は穴が空いてだめになった。

明永氷河のまとめ
  • 徳欽(德钦)→明永村のバスは観光シーズンなのに運休していた。
  • 飛来寺→明永村の乗り合いタクシーは1人25元だが人数集まらないと出発しない。
    チャーターは片道250元、往復300元。
  • 飛来寺からは西当温泉行きのバスと徒歩で何とかなる。
    徳欽発、西当温泉行きのバスで西当温泉と明永村の分岐点のカワカブ大橋(卡瓦格博大桥)まで行き、徒歩で明永村へ行く。
  • 徳欽→西当温泉のバスは飛来寺景区の入口近くを毎朝07:30に出発して、約1時間15分でカワカブ大橋(卡瓦格博大桥)に到着。
  • カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)を渡って左(下流)が西当温泉、右(上流)が明永村への道。
  • カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)の手前にチケット売り場がある。
    飛来寺景区、霧濃頂景区、金沙江大湾の150元のセット券か飛来寺景区、霧濃頂景区、金沙江大湾、雨崩村の230元のセット券を持っている場合は明永氷河の単独券78元を購入する。
    セット券を持っていない場合は、飛来寺景区、霧濃頂景区、金沙江大湾、明永氷河の228元のセット券を購入する。
  • カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)→明永村は徒歩で約2時間。
  • 明永村は宿が数軒あるが、明永氷河の景区入口に集中している。
  • 明永村はハエが多い。
  • 日の出前の06:00は景区入口の小屋に誰もおらず入場券の確認なし。
  • 景区入口(標高2345m)から約2時間半で太子廟(太子庙)(標高2904m)に到着。
    道は険しい。
  • 太子廟(太子庙)(標高2904m)から蓮華寺(莲花寺)(標高3194m)は約1時間、道は非常に険しいが寺の裏から明永氷河が見える。
  • 太子廟(太子庙)(標高2904m)から明永氷河観景台(標高3073m)は約1時間、階段がきつい。
  • 馬で行く場合は景区入口→太子廟は往復200元、景区入口→蓮華寺は往復250元。(太子廟-蓮華寺は道が険しいので片道のみ乗馬)
  • 景区入口に日中合同登山隊の慰霊碑がある。
明永氷河のGPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

飛来寺景区
N 28°26’30.35″
E098°52’35.04″
カワカブ大橋手前の入場券売場
N 28°28’04.29″
E098°49’03.39″
カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)
N 28°27’52.95″
E098°48’55.32″
明永村の宿
崗堅賓館(岗坚宾馆)
N 28°28’17.39″
E098°47’21.64″
明永氷河景区入口
N 28°28’16.77″
E098°47’07.47″
太子廟(太子庙)
N 28°27’23.33″
E098°45’52.92″
明永氷河の売店(太子廟の裏)
N 28°27’18.69″
E098°45’48.09″
明永氷河観景台
N 28°27’20.25″
E098°45’26.44″
蓮花寺(莲花寺)
N 28°27’25.12″
E098°45’24.59″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 40元 1泊20元×2
食費 15元
タクシー 20元 カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)→飛来寺
合計 75元