チャイナ・ユニコム(中国聯通/中国联通)の4G携帯電話はもちろん国際ローミングにも対応しているので海外でも使用可能です。自分は西安のチャイナ・ユニコムの販売店でSIMカードを購入した時には店員に「海外じゃ使えない」とか言われていたのですが、ちょっと調べたらネットで国際ローミングの設定が出来ました。
ということで、今回はオンラインでの国際ローミングの設定方法を紹介していきます。ちなみにオンラインでの国際ローミング設定には、以前紹介した網上営業庁(网上营业厅)のアカウントを持っていること、ネットでチャージできることが前提です。それと、保証金に500元必要なので残高が不足している場合はチャージしておくこと。
国際ローミング設定
使用ブラウザはIE11です。まずはチャイナ・ユニコム(中国聯通/中国联通)のWEBサイトにアクセスして、画面左上の「登录」をクリックしてログインします。
メールアドレスとパスワードを入力してログインします。
携帯の電話番号でもログイン可能になっているので、携帯の電話番号と6桁の数字の服务密码を入力してログインすることも出来ます。
ログインしたら「办业务」の「国际及台港澳漫游」をクリックします。
国際ローミングにはいくつかの契約プランがあるが、今回は標準の「开通漫游状态」で設定します。契約プランを確認したら「开通」をクリック。
先ほどの画面に戻るので「已开通」と表示されていれば国際ローミングの設定は完了です。これで海外でもチャイナ・ユニコムの携帯が使えます。国際ローミングを解除する場合は「关闭」をクリックします。
もし、保証金が不足している場合は上記画面が表示されるので、残高をチャージしてからもう一度設定しよう。保証金は500元なので最低でも500元以上になるようにチャージしておくのだが、海外で使用中に残高不足で使用不能になると面倒なので、通話料も含めて少し多めにチャージしておくのが良いかもしれない。
国際ローミングの設定が完了すると国際ローミングに関するショートメッセージが送信されてくる。
メッセージには日本国内の通話料や中国への通話料の説明であった。
国際ローミングの通話料はこちらの「国际及台港澳漫游资费」から検索可能だ。
他にも国家林業局とかの政府機関からのショートメッセージも受信しており、「象牙や犀の角を買うな」とい内容であった。小笠原まで大船団を組んでサンゴの密漁に行くほど中国では闇取引が活発なのにショートメッセージ送ったぐらいで購入をやめるのかな?国際ローミングまで設定出来るようになれば色々と携帯のサービスを使いこなせるでしょう。
ベトナムで通話してみた
にベトナムのハノイで実際に通話してみました。宿を予約せずに夜のハノイへ到着して宿が確保できずに日本人経営の宿・EZ STAY Hanoiにドミトリーの問い合わせをして寝床を確保しました。3Gで問題なく通話でき、1分17秒の通話料は7.72元(約160円)でした。1分ごとに3.86元になっていました。ちなみにドコモは1分75円です。
情報すごく助かりました!ありがとうございます。