列車番号はどうやって決められているのか?
時刻表を見ていると列車番号にある程度法則があるのがなんとなく分かってくるが一体何を基準に決めているのか疑問になったので調べてみた。
列車番号(车次)の編成方法
列車番号の編成には上り、下りが大きく関係しており、北京方向もしくは支線から幹線への列車は上り列車。逆に北京から離れるもしくは幹線から支線への列車 は下り列車である。上り列車の列車番号に偶数、下り列車の列車番号には奇数が割り当てられている。例えばT11次は北京→瀋陽北行きの下り列車であるので 奇数の列車番号である。T11次の編成が瀋陽北→北京へ戻る際には上り列車となり偶数の列車番号T12次が割り当てられている。その他にも経路によって途 中で列車番号が変更になる列車もある。例えばK388/385 386/387次である。瀋陽北→成都を運行しているが瀋陽北を出発時は北京方向へ向かうので上り列車であり列車番号は偶数のK388次になる。列車は天 津到着後は運行方向は北京から離れていくので下り列車となり、同時に列車番号はK385次に変更される。成都→瀋陽北への列車も同じ法則で天津到着までは 上り列車であり列車番号はK386次、天津到着後は下り列車となり列車番号はK387次となる。同時に列車番号は上り 下りで一対になっており例えば瀋陽 北⇔天津の区間は上りはK388次、下りはK387次となっている。列車番号の編成は以上のようになっている。
K388/385 386/387次の経路
瀋陽北
K388 ↓ ↑ K387
天津
K385 ↓ ↑ K386
成都
さらには各鉄路局ごとにも列車番号が割り振られている。これについては列車と座席の種類を参照。