住民票を海外に移す
長期の海外旅行を計画している人は住民票を海外に移すことを検討しましょう。住民票を海外に移すことで国民健康保険料を支払う必要がなくなります。手続き もいたって簡単ですので役所で聞いてみると良いでしょう。特に必要な書類もありませんので役所で住民票の海外転出が受理されれば晴れて国外居住者です。も ちろん、海外で住民票の転入届なんか出す必要ありませんので、帰国したらパスポートと印鑑を持って転入届を出せばよいだけです。ただし、出国前の住所と帰 国後の住所が違うと「戸籍謄本」が必要になりますので注意しましょう。
役所で住民票の海外転出をやってみよう!
2006/12某日、役所で転出届を出してきました。
バックパッカーは一箇所に留まりませんので転出先の住所はありません。
転出届には「中華人民共和国上海市」とでもいい加減な住所を記入しておけばいいのですが、それでは芸が無いので「中華民国南投県~(以下略)」と記入して出してみた。どんな反応があるのか?
役所とのやり取りはこんな感じ!
自分「海外転出なんですけど、旅行なので住所がはっきりしないんですけど」
役人A「海外転出ですね、中国ですと国名までか省までの記載になりますね。どちらにしますか?」
自分「行き先は台湾なんですけど、中華民国はダメなんですか?」
役人Aが「中華民国」と書かれていることに気づく。近くの役人Bに聞いている。
役人B「台湾とは外交関係がありませんので転出先は中国ということになります」
自分「じゃあ、中華人民共和国台湾省なら大丈夫ですか?」
役人A「それなら可能です。」
自分「わかりました」
役人A「では、転出先を書き直していただけますか?」
自分「はい」
書き直す
自分「これでいいですか?」
役人A「はい、結構ですよ。こちらの番号札をお持ちなってお待ちください」
こんな感じで「中華民国」はダメでした。
さらに転出先は台湾ですが本当の最初の行き先は上海です。台湾には立ち寄ったりもしませんん。航空券や乗船券、ビザの確認もありませんので、極端なことを言うと転出先をアメリカにして実際の行き先はイラクやアフガニスタンでも黙っていれば受理されそうです。