ロシア国境を乗り鉄・撫遠→黒河

出発準備

10:00頃、撫遠の中心街にあるスーパーマーケットでインスタントラーメンを購入して黒河行きの準備を整える。辺境地域でも棚には商品が溢れ品揃えは思ったよりもよい。
値段はペプシ600mlで3元とか微妙に高いのもあるが、康師傅のインスタントラーメン5袋セットが12.5元で田舎では一般的な価格だ。そして、北の辺境でもバナナが500gで2.99元で売られていた。

11:20頃、ユースホステルをチェックアウトして徒歩でバスターミナルへ。小雨が降る中で11:45頃、撫遠国際客運站に到着。撫遠駅へのバスは12:30出発なので、それまでは待機となる。バスターミナルは新しく町の規模からするとかなり大きい。国境の町として今後の発展を見込んで建設したのだろうが現状はバスの本数は少なく利用客も少ない。それにロシアとは陸路ではつながっていない。過剰投資にならなければよいが・・・。

バス12:10頃、バスに乗車して発車を待つ。席はすぐに埋まり利用客が結構多い。

撫遠駅

撫遠駅12:30にバスが発車して12:50頃、撫遠駅に到着。まずは切符売場へ行き予約していた切符を受け取るが並ぶ習慣のないおサルさんたちの割り込みがある。ロシアが近くても正真正銘の中国である。古代中国とは別物であるが・・・。

X線検査機切符を受け取り待合室へ行くがいつもの通り切符と身分証確認、手荷物のX線検査がある。

待合室待合室には売店がありここで食糧の補給ができる。撫遠駅は新しく無駄にでかい駅舎なのだが、雨漏りが2カ所もある。そして、トイレはすでに中国らしく掃除されておらず、何故か破壊されている部分もある。まだ、2012年の開業から約3年なのにどういうことだ?施工やメンテナンスはチャイナクオリティでボロが出てきているようだ。お得意のオカラ工程で建設したのか?

撫遠→綏化

K7066次の切符今日乗車する列車は13:58発、撫遠→ハルビン東のK7066次だ。途中の綏化で黒河行きの列車に乗り換える。席は硬座で綏化までの運賃は112元、距離845km、14時間52分の乗り鉄だ。

行先票改札が始まり列車に乗車するが車両がかなり古く傷んでおり廃車寸前の車両のようだ。硬座の乗客は少ないようで自分の乗車しいている車両は乗客は自分を含めて5人だ。おそらく前進鎮を過ぎると混雑してくるのだろう。どうも撫遠からは座席の硬座より寝台の硬臥のほうが乗客が多いようだ。

列車内定刻通り13:58に列車が発車してハルビン東へと走る。乗り換え駅の綏化には、明日の早朝04:50到着予定だ。そして、空いている今のうちにインスタントラーメンを食べておく。混雑してくるとカオス度が高くなりインスタントラーメンが食べられなくなる。

列車内イベント発生

予想通り前進鎮を過ぎると徐々に混雑して、23:00頃にジャムス(佳木斯)到着。そして、近くのガキがあの言葉を連呼し始める。「ニャオニャオ」だ。猫の鳴き声を真似ているのではない。「尿尿」で小便だ!

このパターンだと通路に放尿の確率が高い。母ザルがガキのズボンをおろし、ガキを抱えてトイレへ向かった。今回は床への放尿が回避された。しかし、ガキはチンコ丸出しで列車内を移動、いやチンコ付いてなかったな。アメリカでやったら児童虐待で逮捕されそうな気がするが・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
バス 5元 撫遠国際客運站→撫遠駅
合計 20元

綏化で乗り換え

03:00頃、夜が明け始める。すでに列車内は朝食のカップ麺を食べている乗客が多い。そして、目の前のおサルさんがゲップを連発する。しかも、1度や2度ではなく複数回もだ。なかなかレベルの高い客層だ。

綏化駅04:50頃、綏化に到着し下車する。下車する乗客が多く発車時刻を過ぎて駅の電光掲示板には次の列車が表示されている。切符売場へ行き12306.cnで予約した黒河行きの切符を受け取らなければならないが早朝でもすでに混雑している。珍しく自動発券機にも列ができておりフル稼働中だ。

こちらは窓口に並び順番を待つが、どうもおサルさんが多く割り込みが多い。おサルさんたちは切符を買おうとするが飼育係のおばちゃん、いや、窓口のおばちゃんに並んで購入するように言われ相手にされない。

15分ほど並んで切符を受け取り出口へ向かおうとするが割り込みのおサルさんたちが逆走してきて通路が塞がれ窓口が滞留する。窓口のおばちゃんが説教して追い払うが何が問題か理解しているのかは不明だ。このおサルさんたちは中国人なのだろうか?古代中国人は礼節とかを重んじていたが、現代中国人は・・・。文明は発展するはずだが中国は退化しているように思えてしまうのは自分だけか?

続いて切符と身分証確認、手荷物のX線検査を受けて待合室へ行くが、駅員はパスポートの中身を確認せず。これでは実名制の意味がない。

綏化→黒河

4031次の切符待合室へ入ったが、これから約4時間半待機して09:49発の4031次、ハルビン東→黒河に乗車する。席は硬座、運賃は44元、距離511km、約10時間の乗り鉄だ。

待合室は混雑はしているが座る場所は十分あるので問題はないと思ったが問題有りであった。ハエがやたらと多い。日本では考えられないハエの多さだ。どうやったら、これほどハエの大量発生が起こるのだ?ハエが飛び交う中で改札が始まるのを待つ。

改札口08:30頃、改札口の先頭を陣取っておくがおサルさんの痰吐きや唾吐きが多い。唐代には高度な文明を誇っていた中国であるが、現在は目の前で起こっている水準にまで低下してしまっている。孔子、孟子、杜甫、李白などの偉大な先人たちが築いてきた中国がおサルさんにより破壊されている。

改札口列が出来始めて列車の到着を待つが、ババア3人組が堂々と割り込んできたので後ろへ並ばせる。といっても、ババアたちは一番後ろではなくすぐ後ろに並んだだけであった。というか割り込み直したという表現が適切か?さすがにこれには呆れてしまうというか、これと似たような割り込みは以前にも遭遇したような・・・。ある意味で期待を裏切らないのが中国だ。

行先票09:45頃、改札が始まり乗車する。荷物置き場を確保して黒河まで約10時間の乗り鉄だ。

貴重なエアコン無し扇風機車両

扇風機車両09:49に定刻通り列車が発車する。今回は絶滅寸前の貴重な窓が開けられる扇風機車両だ。乗車率はほぼ100%だが荷物棚には少し空きがある。

昼頃になるとカップ麺を食べる光景が見られるが、お約束の展開で窓から容器を投げ捨てる光景が見られる。孔子や孟子たちは草場の陰で泣いているだろうが今日も中国は平常運転のようだ。古代中国の面影は一片のかけらもなく、ある意味でサルの惑星だろう。

畑途中の北安までは混雑していたが、北安から北は乗客が少ない。外はトウモロコシ畑や大豆畑が広がり徐々に森林地帯へ入っていく。

ロシア国境・黒河

黒河駅19:55にロシア国境の町・黒河に到着する。駅前にはボリタクと宿の客引きが多数待機している。駅前に宿が多数あるので特に予約しなくても客引きのおばちゃんに連れて行ってもらうのでも良いだろう。

今日の宿はeLongで予約しておいたおそらく黒河唯一のユースホステルの黒河緑竹青年旅舎だ。駅からは離れており黒河の中心街にあるので、とりあえず徒歩で向かう。

黒河駅を出たら左へ曲がりバスターミナルを通りすぎて大通りをひたすら歩く。昼間の到着なら駅前から4路のバスで市内へ楽に移動できるのだが、すでに路線バスの運行は終わっているので徒歩で行くしか無いのだが、2008年に訪れた時と比べると全く別の街に変わっていた。

まずは路線バスがある。そして、駅前から市中心部まで大通りが出来ている。自分の記憶では駅前から市中心部まではカオス度高めの路地なのだが、凄い変わり様だ。

舒美減肥中心20:25頃、市中心部のケンタッキーがある定交差点で右に曲がり目印の「舒美減肥中心」の看板を見つける。

黒河緑竹青年旅舎

黒河緑竹青年旅舎近くに小さく黒河緑竹青年旅舎の看板があったので中へ入り看板をたどりアパートの2Fへ。20:30頃、黒河緑竹青年旅舎に到着する。登記はオンラインではなく台帳への記帳だ。

黒河緑竹青年旅舎部屋は6人ドミトリーで1泊35元だ。アパートの1室をゲストハウスにしているようなのでドミトリーは少し狭めだが掃除はちゃんとしてある。欠点はトイレ・シャワー・洗面台が1室にまとまっているので朝晩の混雑する時間帯に要注意だ。ここが別々になっていると助かるのだが・・・。

黒河21:00頃、夜食を食べに出かける。黒河の中心街には夜市をやっておりロシア人もいたりして賑わっている。

冷麺とか

冷麺近くの食堂で冷麺(8元/約160円)と麻辣豆腐蓋飯(9元/約180円)を食べる。食後はスーパーマーケットでビールでも買おうと思ったら、黒河は21:00ぐらいで店や夜市の屋台が閉まり始めている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17元
宿泊費 70元 1泊35元×2
合計 87元

広西チワン族自治区巴馬・長寿村 鉄道で洛陽へ

巴馬汽車総站

巴馬得哥国際青年旅舍朝から猛烈な暑さで目が覚める。これだと昼間は扇風機を使ってもほとんど意味がない。09:00頃、ユースホステルを出てバスターミナルの巴馬汽車総站へ向かう。今日は巴馬郊外にある長寿村(平安村巴盤屯)へ向かう。

巴馬汽車総站09:25頃、巴馬汽車総站に到着する。

巴馬汽車総站運賃表まずはバスの運賃時刻表を確認する。

巴馬汽車総站運賃時刻表長距離は南寧や金城江へのバスは多いが、その他は少ないので移動は少し不便かもしれない。

巴馬汽車総站時刻表ただし、ロンリープラネット広西の情報を参考にすると、河池市の金城江へ移動すると、桂林や柳州へのバスが多いので金城江へ一度抜けるのも有りかもしれない。

巴馬汽車総站時刻表巴馬は南寧の空港へのバスが開通していた。このバスで巴馬と空港を直通で移動できる。

巴馬・長寿村へ

長寿村行きバス続いて窓口で長寿村までのチケットを買おうとするが、乗車後に運賃を支払う方式だったので、そのままバスに乗車する。10:00頃、バスが発車して長寿村までの運賃は5元だ。

長寿村省道208号を走り、11:00頃、長寿村近くに到着。バスを降りると目の前を白人の姉ちゃんがジョギングしている。この暑さでジョギングなんかしてたら熱中症になってしまうだろうに・・・。長寿村として世界的に有名とのことだが、欧米人がいるということは本当に有名なのだろう。

長寿村道路脇の盤陽河は上流で雨が降ったようで増水している。盤陽河の畔で暑さをしのぎ休憩する。盤陽河に架かる橋を渡り、11:30頃、長寿村(平安村巴盤屯)に到着する。長寿村と呼ばれているので古鎮みたいに古い建物と少数民族のヤオ族が暮らしているというイメージであったが、第一印象は寂れた温泉街である。

土産物屋川沿いに賓館や土産物屋が並んでおり、工事中の建物も多く観光開発の真っ最中で村の奥では開発業者によるリゾート開発も行われていた。地元民はヤオ族なのだろうが民族衣装は着ておらず・・・。

長寿村周辺は山に囲まれ自然環境は素晴らしいのだが、ちょっと期待外れであった。

長寿村巴馬周辺には他にも水晶宮などの観光地があるのだが、いづれも有料で150元や70元など悪意の感じる高額の入場料になっている。12:50頃、巴馬行きのバスに乗車する。運賃は5元だ。

麦肯基と美味基

麦肯基13:40頃、巴馬に戻り麦肯基の前で下車する。そう、巴馬には、あのケンタッキーフライドチキン(肯德基)とマクドナルド(麦当劳)を合体させたパクリとして一部の人達に有名な麦肯基があるのだ。

美味基そして、その隣には本家本元のKFCが営業しているのだ!いや、KFCではなくDFCだった。看板には美味基の文字とカーネルおじさんに似たマスコットのおっちゃんが描かれている。これは麦肯基よりも商標上の問題が出てきそうな気がする。というか、色々とケンタッキーと訴訟になりそうなファストフード店が並んで営業しているというのは、ある意味で中国らしい。

快餐昼食に8元の快餐を食べてユースホステルへ戻る。もう暑くてやる気なし。夕飯は近くの包子屋で1個0.5元の包子を8個購入。何種類かあったの肉包以外はよくわからないので老板娘に適当に選んでもらう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19.5元
バス 10元 路線バス
合計 29.5元

巴馬の街

今日も暑さで目が覚める。エアコンなしの扇風機部屋はつらい。08:30頃、ユースホステルの向かいにある公園の山へ登る。おそらく頂上の亭からは巴馬の街が一望できるはずだ。まずは近くの包子屋で1個0.5元の肉包を4個購入しておく。肉包を食べながら階段を上り頂上を目指す。

巴馬の街09:00頃、頂上の亭に到着する。

巴馬の街頂上からは巴馬の街が一望できるが暑い。

長寿博物館

長寿博物館10:00頃、山を下りて川沿いにバスターミナルを通り過ぎて、10:20頃、長寿博物館に到着。入場料無料で登記して見物するが、台帳を見る限り見学者は少ないようだ。宣伝が足りなく博物館自体が観光客には知られていないようで、どうも典型的な箱物の気配が・・・。管理人のお姉ちゃんも一人で暇そうだし。展示内容はパネル展示で巴馬の長寿村が中心だ。見物は15分もあれば十分だ。

10:40頃、長寿博物館を出てユースホステルへ戻るが部屋はエアコン無しの扇風機で暑くて何も出来ない。夕方になり12306.cnで明日の柳州→襄陽の切符を購入しておく。硬座で運賃は148.5元だ。明日は久しぶりに鉄道での移動だ。

切符は確保したので、続いて巴馬汽車総站で明日の巴馬→柳州のバスチケットを購入。運賃は130元だが、身分証の確認がありパスポートを提示する。チケットは実名制ではないので、とりあえずの確認か?

ご飯特盛り快餐夕飯は昨日と同じ8元の快餐を食べるが、おかずを1品少なくしてご飯大盛りでお願いしたら、おばちゃんが自分でご飯よそってということで遠慮無く大盛り、いや特盛りにしておく。

美味基と麦肯基

美味基と麦肯基食後はケンタッキーもどきの美味基と麦肯基を見に行ってみる。

20150630-06今まで麦肯基が商標上大丈夫なのかと思っていたが、美味基をおじさんを見てしまうと麦肯基は問題ないように見えてしまう。美味基と麦肯基の近くのスーパーマーケットで康師傅のミネラルウォーター1.5L(2.5元/約50円)を購入。ついでに他の商品も調べると、ペプシコーラ600ml(3元)、コカコーラ2L(6.8元)であった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10.5元
バス 130元 巴馬→柳州
鉄道 148.5元 柳州→襄陽
合計 289元

巴馬→柳州

今日から7月だが巴馬の天気は曇りでも朝から蒸し暑い。08:00頃、ユースホステル近くの包子屋で1個0.5元の肉包と豆沙包を10個購入。これが今日の朝食兼昼食だ。今日はバスで柳州へ移動して鉄道で広西チワン族自治区を出て湖南省を越えて湖北省襄陽へ向かう。

巴馬→柳州のチケット09:40頃、ユースホステルをチェックアウトしてバスターミナルの巴馬汽車総站へ移動。

アヒル09:55頃、バスターミナルに到着しバスを待つが、待合室でアヒルの声がする。乗客がアヒルを持ち込んでいた。家禽類など家畜の持ち込みは禁止のような気がしたが・・。しばらくすると待合室に動物臭がしてくる。そして、アヒルの鳴き声が止んだ。バスターミナルのおばちゃんにアヒルは外へ追いやられていた。中国の田舎ならではの光景だろうか。

柳州行きバス10:25頃、改札が始まりバスへの乗車が始まる。乗客にはミネラルウォーターが1本配られるが、1人で2本持っていこうとする兄ちゃんが複数おりバスターミナルのおばちゃんに説教を受け返却させられる。ある意味で中国らしいイベントだ。

10:40に定刻通りバスが発車する。柳州までは約6時間、418kmの道のりだ。乗車率は9割ぐらいでほぼ満席だ。車内はエアコンが効いていて涼しく柳州まで快適に移動できそうだ。到着するバスターミナルは柳州駅近くの柳州汽車南站だ。乗客には観光客は自分だけで残りは地元民で会話が方言なので何言っているのか分からない。この車内の状況からして夏の巴馬は観光オフシーズンのようだ。

水牛バスは山道を北東へと走るが、途中で水牛に道を塞がれる。11:20頃、隣のおっちゃんが車酔いでゲロを吐く。何で中国人は頻繁に車酔いでゲロを吐くんだ?日本だと車酔いでゲロ吐くのは子供ぐらいだぞ!バスは順調に山道を快適に走り、隣のおっちゃんはゲロを吐きまくっている。

昼頃、東蘭に到着しガソリンスタンドでトイレ休憩になる。14:00頃、河池市金城江区に入り、14:15頃、バスターミナルの金城江城西汽車站に到着し、ここでトイレ休憩になる。巴馬と柳州の中間地点の金城江は河池の中心街になり巴馬よりはるかに都会でバスターミナルは新しく規模も大きく南寧、桂林などの主要都市から周辺地区へのバスも多い。でも南寧と比較すれば山に囲まれた田舎ともいえる。

柳州

柳州到着14:25頃、金城江を出発して高速道路に入り柳州へ向かう。17:10頃、柳州汽車南站に到着する。

柳州汽車南站時刻表バスの情報を確認するが柳州はそこそこ大きな都市なので運賃時刻表を見ると各地へのバスの本数も多い。バスターミナル前の通りを西へ10ー15分歩くと柳州駅に到着だ。

柳州駅切符売場昨日、12306.cnで購入しておいた襄陽行きの切符を受け取るために切符売場へ。17:30頃、切符売場の列に並ぶが予想通り混雑している。これだと1時間コースを覚悟して気長に待つ。

18:00頃、ようやく順番が来たと思ったら軍人優先窓口だったので横から来た軍人が先に切符を購入となるが、軍人は家族の分を含めて広州南行きを3枚購入しようとしたが、直前までネットで購入しようとしており、購入途中のままでネット上では切符を押さえたままだったので、ダフ屋防止とかのためで窓口では購入できなくなっていた。軍人対応で10分ほど待ち、ようやく切符を受け取る。日本で軍人優先窓口とかあったら共産党や社民党、それと秘書給与を搾取していた議員とかが大騒ぎするだろうな。

18:10頃、切符を受け取ったので待合室へ移動。駅入口で切符と身分証の確認があったが駅員はパスポートの中身を確認せずにスルー状態。外人には用はないようだ。続いて手荷物のX線検査を済まして待合室に入る。

K1474次の切符これから乗車する列車は21:42発、湛江→襄陽のK1474次、席は硬座、運賃は148.5元、距離1204km、所要時間20時間4分だ。上野-札幌の1214kmを走る北斗星とほぼ同じ距離だ。襄陽には明日の17:46到着予定だ。

柳州駅待合室約3時間の待機になるが乗車バトルに備えて改札口の先頭を陣取っておくが、待合室は蒸し暑く裸族のおっちゃんが複数出現している。なかなかハイレベルな環境だ。

列車遅延

電光掲示板20:30頃、電光掲示板に列車遅延を示す「晩点」の文字が・・・。約2時間半遅れになり、21:42発から明日の00:15発になっている。やばいよ・・・。サバイバルコース確定だ。

でも、2時間半遅れはマシな方だ。成都東からのK652次は7時間28分遅れの放送があったし・・・。成都や重慶からの列車は軒並み大遅延が発生しており事故か何かが発生しているのは間違いないのだが、遅延理由については一切説明がない。まあ、遅延理由が知られると都合が悪いのだろう。チャイナクオリティだな。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5元
合計 5元

柳州→襄陽

電光掲示板日付が変わりK1474次はさらに遅れて01:15発に変更される。01:07頃、改札が始まるが、発車時刻は01:20に変更、01:13頃、乗車する。

行先票列車内は乗客が入れ替えのようで、ほとんど人がおらずゴミが残っているだけであった。

列車内空いていた座席はすぐに満席となり発車を待つだけになるが、さらに遅延が発生して01:30に発車する。さて、襄陽到着までに遅れを取り戻せるのだろうか?ようやく眠れる。

07:00頃、目が覚めるが眠い、疲れた。外は曇りで畑と水田、それとトン族の民家が見える。湖南省会同に約3時間半遅れで到着し、次は湖南省懐化だ。そして、車内販売が始まり朝食の販売もあるが、ゆで卵と饅頭4個、粥で15元は超ボッタクリだ。

中国版駅弁の盒飯

盒飯09:25頃、懐化に到着。ホームで盒飯(弁当)を10元(約200円)で売っていたので購入する。昨日の朝に食べた包子以来の食事だ。盒飯の内容はご飯と目玉焼き、野菜炒めでコンビニ弁当をしょぼくした感じだが、車内販売の饅頭と粥(15元)に比べれば豪華な内容だ。野菜中心の盒飯は10元なら妥当で肉の多い奴は20元になる。

それと車内販売の盒飯は20元とかが多いのだが販売時間が終了間際になると値段を半額まで下げてくるので、そこを狙うのもいいだろう。車内販売の果物も同様で、1パック10元だったのが5元や3パック10元という具合になる。

懐化を出ると遅れが4時間半に拡大しており、もはや遅れを取り戻す気はないようだ。
今日中に襄陽に到着するのか?13:30頃、張家界に到着し、ようやく湖南省の北までやってきた。

13:50頃、張家界を発車して湖南省から湖北省へと向かうが、遅延に関する車内放送はなくなっていた。もう遅延はどうでもよいと開き直ったようだ。

18:00頃、宜昌東に到着する。湖北省に入って最初の大きな駅で宜昌は長江三峡下りの終点でもあり交通の要衝だ。宜昌東で方向転換の為に機関車の着け換えをして、18:25に発車する。

襄陽到着

襄陽駅21:23頃、約3時間半遅れで襄陽に到着する。

米拉奇花園酒店駅を出て宿を探さなければならないが、一昨日eLongで駅近くの宿を予約しており向かう。21:40頃、米拉奇花園酒店に到着するが、問題は外人OKなのか不明なので追い出されるかもしれない。まずはレセプションで予約していたことを伝えスマートフォンに保存してある予約確認書を見せる。レセプションのお姉ちゃんはパスポートの写真をスマホで撮って登記は完了。何とか外人OKだったので宿は確保できた。

米拉奇花園酒店部屋は標準間で予約だと1泊88元、飛び込みは178元のところをスマホでの期間限定特価で44元だ。44元は今までeLongの貯めておいたキャッシュバックから支払うので今回の宿泊費は事実上0元である。

米拉奇花園酒店部屋は2人部屋でIPテレビが付いているしトイレとシャワーが別々に分かれている。

米拉奇花園酒店掃除はちゃんとしてあるしエアコンも効いている。これ44元はお得だ。88元でも十分価値はあるだろう。

素拉麺と蛋炒飯腹が減っているので駅前の食堂で素拉麺(6元/約120円)と蛋炒飯(7元/約140円)を食べるが、いつもなら楽勝の量なのだが炒飯の油が多くて苦戦する。もう歳なので脂っ濃いものはもうダメなのだろうか?これからは炒飯より蓋飯にしておいたほうがいいかな?帰りにコンビニで康師傅の茉莉花茶(3元/約60円)を購入。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 26元
合計 26元

襄陽汽車客運中心站

襄陽汽車客運中心站朝から曇りで天気が悪い。暑さはそれほど酷くはないが雨が振りそうな気配がする。07:30頃、駅前通りにあるバスターミナルの襄陽汽車客運中心站へ行く。

襄陽汽車客運中心站時刻表襄陽にはいくつかのバスターミナルがあるが襄陽汽車客運中心站が短距離から長距離までのバスの本数が多く使い勝手が良い。

襄陽汽車客運中心站時刻表

襄陽汽車客運中心站時刻表

襄陽汽車客運中心站時刻表

襄陽汽車客運中心站時刻表

襄陽汽車客運中心站時刻表とりあえず、いつも通りにバスの運賃時刻表を撮影しておく。

襄陽駅続いて08:00頃、襄陽駅を訪れる。襄陽駅は大きな駅なのだが駅前には武警は一人もおらず、公安もほとんどいない。武警や公安がやたらといるウルムチ、西寧、伊寧、蘭州などと比べると治安は相当よいのだろう。この様子から中国政府を脅かすテロの危険は少ないと見える。

襄陽駅前それに駅前でも白タクがおらず交通渋滞が発生していない。襄陽は他の都市と比べると法律がかなり機能しており中国でも法治が表面上は行き届いている様子だ。

K590次の切符襄陽駅では洛陽の関林行きの切符を購入する。予定では南陽へ行くつもりであったが天気が悪いので高い入場料払って雨の中で南陽武侯祠の見物は勘弁なので一気に洛陽へ向かう。午前中の列車で移動を考えたが無座しかなかったので昼の列車での移動となる。12:37発、重慶北→北京西のK590次、席は硬座、運賃は53.5元、距離370km、所要時間5時間19分だ。

素拉麺10:30頃、昨日のイスラム食堂で素拉麺(6元/約120円)を食べる。襄陽は牛肉麺や蛋炒飯が安いと7元くらいからあるが駅前は10元が相場のようだ。

米拉奇花園酒店12:00頃、ホテルをチェックアウトする。今回のホテルは久しぶりによい意味で大当たりであった。Wi-Fiにパスワード掛けていない点を除けば設備、服務員のお姉ちゃんとも文句なしだ。飛び込みだと178元の部屋であったがeLongのスマホでの期間限定特価44元は本当にお得であった。

襄陽→関林

襄陽駅待合室駅まで徒歩5分であるが曇りだった天気が雨に変わっていた。やはり、この天気だと南陽を飛ばして正解であったようだ。12:05頃、襄陽駅に到着し、いつもの切符とパスポート確認、手荷物のX線検査を済ませて待合室へ。パスポートの確認では駅員は中身を確認していないので襄陽でも外人には用はないのだろう。

K590次の行先票発車時間まで30分ほどであるにもかかわらず改札口は空いており先頭を陣取る。12:15頃、改札が始まるがK590次の乗客は少なく乗車バトルは発生せず。12:20頃、重慶北→北京西のK590次に乗車して発車を待つ。

列車内12:39に列車が発車する。乗車率は7割ぐらいで荷物棚は3割ぐらいしか埋まっていない。長距離でなく短距離の乗客が多いようだ。洛陽の関林には17:56到着予定だ。昼時なので10元で盒飯(弁当)の車内販売をやっており、盒飯やカップ麺を食べている乗客が多い。

外の景色は平地にトウモロコシ畑と水田が広がっており、山の中の広西チワン族自治区、湖南省とは大きく異なる。そして、水田が徐々に少なくなり畑だけの風景に変わる。襄陽の北が稲作と畑作の境界になっているようだ。

イベント盛り沢山

13:25頃、イベントが発生する。斜め前の母ザルが床にプラスチック容器を置き子ザルを抱えて「ニャオニャオ!」言っている。これは猫の鳴き声を真似しているのではない。「尿尿!」と言っているのだ。小便イベント発生だよ!座席の床で子ザルに小便をさせているのだ。ちなみに車両のトイレは空いています。

ここは道徳発祥の中国なので道徳上はここでトイレへ行くように注意しなければならないのですが、自分には母ザルを諭す中国語力はないし、外野の乗客に「小日本のくせに生意気だぞ!」「ここは中国だから中国人が何しようと自由だろ!ボケ!」と言われて袋叩きにされてしまいます。黙って静観するしかありません。

大人の事情で画像処理で、子ザルが床に小便するのかと思っていたら、床に置かれた容器に大きなコーヒー豆が・・・。小便でなくウンコでした。床に小便の光景は何度も経験しているが、床にウンコは初めてであった。母ザルは何事もなかったように子ザルの尻を拭いているが日本でやったら非難されるだろうし、アメリカなら児童虐待で刑事事件になってしまう。

母ザルはウンコ容器を紙で覆い何事もなかったかのように座席下へ追いやる。乗務員が定期的に車内清掃をするが乗務員も大変だ。ただでさえ床にゴミをポイ捨てされるのに、さらにウンコ地雷を仕掛けられるのだから・・・。地雷を踏んだら大変だ。いや、この場合は手袋越しで地雷を持つのかもしれない。

14:05頃、乗務員がホウキとチリトリを持って清掃を始めウンコ地雷を回収する。もちろん、ウンコ地雷とは知らずに回収していった。中身を知ったら激怒だろうな・・・。まあ、ウンコは回収されなくなった。今日も正常運転の中国だが孔子や孟子は泣いているだろうな。こちらもこんな中国を見せられて泣きたくなるわ!道徳の国「中国」はどこへいった?

16:15頃、平頂山西に到着してウンコの母ザルたちが下車する。これで平和になったかと思ったが、その考えは甘かった。新たに乗車してきた隣のガキが曲者であった。ガキが床に唾を吐くのだ。小学生ぐらいのガキなのに行動が完全に農民工のおっちゃんと同じだ。河南省が農民工供給地と知られているとはいえ、これはいくら何でもひどすぎる。子供の頃から床に唾を平気で吐くようになるとは・・・。

大人の事情で画像処理龍門石窟を過ぎて関林到着直前になり下車の準備をしていると近くのガキが通路にゲロを吐いた。周囲にゲロの臭いが立ち込めてきたのでデッキへ移動する。もちろんゲロは乗務員が掃除をします。ガキの親はゲロ掃除なんてしません!若手の乗務員が先輩乗務員の指示でゲロ掃除です。駅到着の忙しい時にゲロを吐かれるなんて気の毒としか言いようがありません。

関林(洛陽)到着

関林17:56頃、関林に到着。駅前にはボリタクが多数待機しており獲物を狙っている。

96路

53路ボリタクは無視して、ここから96路のバスに乗車して太康路龍門大道口東で下車して、100mほど歩いて龍門大道太康路口から53路のバスに乗り換えて、18:45頃、老集で下車して5分ほど歩く。

洛陽易家国際青年旅舎今回の宿は洛陽での定番ユースホステルの洛陽易家国際青年旅舎だ。駅近くの招待所とかの安宿にも突撃しろよと思っている人もいるかもしれないが、このユースホステルは立地条件、設備がそこそこよいの他を開拓する気が起きないのだ。何といってもネットが速いのが魅力だ。1泊35元(会員料金)の6人ドミトリーに6泊する。ユースホステルの会員カードが期限切れになっていたので50元で新しく作り直す。

ここで東北三省、北朝鮮国境への準備を整えるのだが、パスポートのオンライン登記で問題が発生する。何やら前回宿泊した時の情報が消えておらず登記ができないという。要するにチェックアウトの情報を入れ忘れて去年からずっと宿泊していることになっていたらしい。で、前回の宿泊情報を消して登記し直す。というか、半年以上も日本人が宿泊していて公安から問い合わせの連絡が来ないのか?

洛陽夜市19:30頃、夕飯食べに洛陽での行きつけのイスラム食堂へ行くが潰れて米粉屋に変わっていた。仕方がないので夜市を見物しながら別のイスラム食堂へ。

洛陽夜市夜市も色々とあるのだが、どうもボラれそうな気がするので利用したことがない。

牛肉烩麺もう1軒のイスラム食堂で牛肉烩麺(7元/約140円)を食べる。烩麺は河南省の麺料理で幅広麺になる。

ビールとか食後はスーパーマーケットの丹尼斯(Dennis)でサントリーのビール500ml(2.9元/約58円)と処分品のパン(3.5元/約70円)を購入する。ユースホステルへ戻りアマゾン中国でロンリープラネット山西、東北三省、内蒙古、蒙古の4冊を注文しておく。アマゾンだと新華書店で定価購入するより60元ぐらい安く買えた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19.4元
宿泊費 210元 1泊35元(会員料金)×6
ユースホステル会員カード 50元
鉄道 53.5元 硬座 襄陽→関林
バス 2元 路線バス
ガイドブック 171元
合計 505.9元

鉄道で西安→成都→昆明 成昆鉄路を乗り鉄

鉄道で西安→昆明 1日目

午前中はのんびりと昆明行きの準備を整える。回民街を散歩していると先週あたりから出回り始めたライチが500gで6元に値下がりしている。最初は8元であったが流通量が増えてきているようだ。それとバナナも500gで3元だったのが2.5元に下がってきた。バナナは経験上2.5元以下なら買いなので流通量が一番多い時期に入ったのだろう。

昼前にユースホステルをチェックアウトする。掃除のおばちゃんたちは愛想良かったのだがネットが激遅なのが痛かった。でも、一番痛かったのは野郎の客層が野生のサルばかりで寝タバコなどが酷かったことだ。ここは二度と宿泊することはないだろう。

西安駅200路のバスで西安駅へ移動して待合室にはいるが切符と身分証の確認は駅員のやる気がないようでパスポート確認せずにそのままハンコ押して返却。手荷物のX線検査とボディチェックは特に問題なし。

K165次の切符今日は22:15発、西安→昆明のK165次に乗車する。運賃は383元で硬臥の中段だ。寝台なので昆明までは余裕だが、何せ時間がかかり、西安-昆明の1942kmを35時間5分掛けて走り、昆明到着は明後日の朝だ。あと200元ぐらい出せば飛行機で昆明まで楽勝で行けるのだが、K165次は世界有数の山岳鉄道とも呼ばれる成昆鉄路を通るので乗り鉄しなければならない。

成昆鉄路についてはNHKハイビジョンスペシャル「走れ 大峡谷を縫って~中国 成昆鉄道1100キロ~」を参考にすると良いだろう。

西安駅の待合室まあ、まずは発車時間まで10時間ほどあるので待合室で待機だ。ユースホステルのネットがちゃんと使えればチェックアウトだけして夜まで待てばいいのだが、ネットが激遅では意味がないので駅寝して待つことにする。

しかし、駅寝は無理であった。農民工のおっちゃんたちは横になって気持ちよさそうに寝ているのだが、自分はさすがに横になって寝るほどの度胸はない。まあ、横にならなくても少しは眠れるが痰吐きや手鼻の音が響いて結局眠ることは困難であった。中国はレベルが世界最強である。

19:00頃になると農民工のおっちゃんたちが増えてきた。どうやら夜行列車で大都市へ移動のようだ。農民工が増えてきたということで待合室のカオス度も急上昇だ。通路には肥料袋、バケツ、天秤棒などが置かれている。

改札口前20:00頃、改札口の先頭を確保する。これでおサルさんたちとの乗車バトルに巻き込まれずに乗車できる。自分が改札口に陣取ると農民工のおっちゃんたちも肥料袋を置いて場所取りを始める。待合室の雰囲気からして乗車バトルはかなり厳しいと思われる。というか、隣の最前列のおばちゃんは床に唾吐いているしハイレベルな客層が揃っていることは間違いなさそうだ。

西安駅ホーム21:45頃、改札が始まり乗車バトルが始まる。先頭の自分は余裕でホームへ向かい乗車するが、後方では予想通りというかお約束の割り込みで無法地帯と化している。

K165次の行先票まずは乗車前に行先票を撮影しておく。

寝台(硬臥)今回も日本のB寝台に相当する硬臥なので昆明までは寝て移動できるので楽だ。問題は硬臥の客層がどうなのかだが・・・。見た目は農民工やおサルさんはいなさそうなのだが、どうか頼むからヒマワリの種を床に食い散らかさないでくれよ!と思っていたら、後方の洗面台から「カーッ!ペッ!」と痰を吐く音が鳴り響く。やはり、無理な願いであったか・・・。中国のマナー向上は恐らく核軍縮よりも遙かにハードルが高いような気がする。22:15になり定刻通り列車が発車する。

換票証発車後は乗務員が切符を換票証に交換しにくる。これで下車駅の手前で乗務員が切符に交換しにくるので寝過ごす心配はない。とりあえず、あとは歯磨いて、顔洗って寝よう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 1元
バス 1元 路線バス
合計 2元

鉄道で西安→昆明 2日目

車窓06:40頃に起床する。外はすでに夜が明けて明るくなっている。列車は陝西省の南西にある略陽を通過したところだが、この場合は漢中の近くまで来たといった方が分かり易いだろう。峡谷沿いに列車は南下して四川省へ向かう。この峡谷の区間は一部が三国志の蜀桟道と重なるのである意味重要である。

インスタントラーメン朝食にインスタントラーメンを食べて過ごすが中国のインスタントラーメンは油が多すぎるし、唐辛子もやたらと使っている。08:00頃、陽平関に到着する。陽平関といっても、ここは馬超が守っていた陽平関ではない。別の時代の陽平関があった場所だ。陽平関が陝西省最後の停車駅で次は四川省の広元だ。

いよいよ陝西省から四川省へと入るが広元手前の朝天付近で嘉陵江沿いに蜀桟道が見えた。09:25に四川省最初の停車駅である広元に到着。広元で成都行きの乗客が大量にいると予想していたが意外にも乗降客は少なかった。バスで成都へ行くのが主流なのか?それと寝台に空きがあるようで12号車で変更手続きやっていることを車内放送していた。寝台は人気ないのか?まあ、200元ぐらい追加して飛行機で西安から昆明へ行った方が速いし楽だからな・・・。

成都駅で撮り鉄

SS7D14:25頃、成都に到着し機関車を切り離し交換するが、進行方向まで反対になるので機関車の切り離しは撮影できても連結は撮り逃す。

SS7D西安から客車を牽引していたのは韶山型電気機関車のSS7Dだったようだ。

SS3C成都駅での停車中にSS3とCRH2の撮り鉄で時間を潰す。

CRH2成都は機関車交換で停車時間が長いので撮影には良さそうだ。15:02頃、成都を出発して、成昆鉄路に入る。17:20頃、峨眉に到着する。峨眉を過ぎるといよいよ本格的に山岳区間になり成昆鉄路らしくなってくる。

日が暮れたら外の景色は見えないので寝るだけになると思ったらイベント発生だ。乗務員のおばちゃんが車内清掃でおサルさんたちが床にポイ捨てしたゴミを回収していくのだが、1匹のオスザルが掃除が終わってすぐにポイ捨てをして乗務員のおばちゃんに見つかりおばちゃん激怒する。オスザルは言い訳している様子だがおばちゃんの説教は終わらず「你是孫子!」とまでいってしまうほど怒り心頭だ。「你是孫子!」は中国語で罵るときの言葉である。でも、おサルさんには意味がないようである。この場合は調教師として乗警のおじさんを呼んだ方が効果があるだろう。

鉄道で西安→昆明 3日目

04:30頃、乗務員が次の駅で下車する乗客を起こして換票証を切符に交換して回るので目が覚める。04:50頃、攀枝花に到着する。攀枝花が四川省最後の駅になり次は雲南省の広通北になる。もう一眠りしようとするが列車内がウンコ臭くて眠れない。他の起きている乗客は何も気にしていないように見えるが、このウンコ臭さにおかしいと思わないのか?
原因は経験上だいたい見当がつくが、トイレへ行ってみると扉が開いたままで便器に中華カレーが山盛りになっている。今回の列車のトイレは垂れ流し式でなく、日本と同じタンクに吸引して溜める方式なのだが、おサルさんたちはウンコした後にボタンを押さずにやり逃げしているようだ。ボタンを押すということを知らないのか?仕方なくおサルさんたちが残した中華カレーを処理するために悪臭の中でボタンを押すが水が流れず中華カレーがほとんど残ったままだ。

さすが中国!やってくれるぜ!トイレの定期点検や修理はせずに運行かよ。ちゃんとメンテナンスしておけよ!なのに、どうして列車に乗ると頻繁にトイレの故障やタンク満杯で使用不可とかに遭遇するんだよ。仕方ないので扉を閉めるしか対処できなかった。用足しの時は別のトイレを使用するしかないな。

車窓夜が明けて雲南省に入る。外の風景は変わり赤土が目立つようになる。そして、あることに気が付く。すれ違う列車の機関車が韶山型ばかりだ。どうやら、昆明鉄路局では和諧型の配備が進んでいないようだ。いや、各地で不要になった韶山型の受け入れ先になっているのか?

08:30頃、広通北に到着。次は終点の昆明だ。08:50頃、乗務員が換票証を切符に交換しにきた。列車は1時間ほど遅れて運行しているようで10時過ぎに昆明到着のようだ。

昆明到着

昆明駅09:55頃、約35分遅れで昆明駅に到着する。昆明駅前は相変わらず公安や武警が多い。昆明もウルムチ同様にテロ警戒で自動小銃を持った武警や装甲車で警備が厳しい。駅前から64路のバスに乗車して雲南日報社のバス停で下車する。運賃はICカードなので0.9元だ。

昆明大脚氏国際青年旅舎今回も定番の昆明大脚氏国際青年旅舎に宿泊する。今回はqunar.comで予約しており8人ドミトリーで1泊30元だ。宿泊費は予約時にネットで支払い済みだ。ドミトリーは先客の兄ちゃん2人が寝ていた。

ICカード11:40頃、ウォルマート近くの公交ICカードの販売所へ行き古いICカードを新しいICカードにしてもらう。正確には払い戻しして新しいカードを購入になる。これで地下鉄でもICカードでも乗車できるようになる。

蛋炒飯昼食にイスラム食堂で蛋炒飯(8元/約160円)を食べる。昆明では牛肉麺と炒飯類は8元ぐらいからが相場だがインフレでこの先どうなることか・・・。

12:20頃、64路のバスに乗車して昆明駅で地下鉄1号線に乗り換えて南バスターミナルの南部汽車站へ向かうのだが、昆明駅での乗り換えが非常に面倒で地下鉄駅は駅前広場の昆明駅北側でなく裏の南側にあるので最低700mは歩かなければならない。おまけに途中にある地下道はファイナルファイトの世界になっているので中国初めての人はビビって通れないだろう。

地下鉄1号線地下鉄の運賃は4元だがICカードは1割引の3.6元だ。地下鉄と言っても途中からは地上に出て高架区間になる。

ルアンパバーン行きチケット購入

南部汽車站13:30頃、昆明南バスターミナルの南部汽車站に到着する。公安や武警が警備しているがチケット売場は手荷物検査なしで入れるのでウルムチと比べると警備はないに等しい。

昆明はテロ事件の影響で駅前だけ警備が厳重なようだ。武警は2人しかおらず、地下鉄の切符売場に自動小銃を持った武警、バスターミナル前に警棒を持った武警だけで警備は緩い。車両も装甲車ではないので警戒レベルは低いようだ。それでも、日本と比べると異常な警備ではある。

案内まずはバスの運賃時刻表を確認するが、どうやらベトナム行き国際バスの運行準備が進んでいるようだ。今後に期待だ。

南部汽車站時刻表

南部汽車站時刻表窓口で明日のラオス・ルアンパバーン行きのチケットを購入する。運賃は398元で座席番号が1番であった。これだと当日直前でも買えそうな雰囲気だな。今日のチケットもまだ残っているのだろうな。

13:55頃、地下鉄1号線で昆明駅の次の環城南路で下車する。さすがにもう一度ファイナルファイトの地下道は通りたくないので下車する駅を変えた。環城南路駅は外へ出ると徒歩30秒ほどで64路のバスが通る双龍商場のバス停なので、こちらの方が便利であった。

一度ユースホステルへ戻ると先客の兄ちゃん2人が1つのベッドで一緒に寝ながらスマートフォンを仲良くいじっている。これは男同志って奴か?ここに居ては危険だと野生の勘が警告するのでウォルマートへ物資調達へ出かける。ラオスは物価が高いので、とりあえず3日分の食料を購入しておく。ウォルマートの後は夕飯を食べに行きつけのイスラム食堂へ行くと、ファストフード店に変わっていた。何てことだ!イスラム食堂が潰れていた。この1年で行きつけの快餐とイスラム食堂の2件を失った。新たに安食堂の発掘が必要になってきている。

マンゴー出回り始める

マンゴー仕方がないので市場で1個0.6元の包子5個と処分品の1kg/5元のマンゴーを5.8元購入する。昆明にもライチやマンゴーが出回っており、ライチは1kg/10元が底値になっている。マンゴーは1kg/8元とが底値で、自分が購入したのは処分品で皮にシワができている奴なので本当にどうしようもない奴である。貧乏人にはこれで精一杯である。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 39.4元
バス 2.7元 路線バス
バス 398元 昆明→ルアンパバーン
地下鉄 7.2元
ICカード 20元
日用品 10.9元
合計 478.2元

シルクロード旅行記2015 鉄道でコルラから西安へ

バインゴイル・モンゴル自治州博物館

バインゴイル・モンゴル自治州博物館10:00頃、宿から通りを南へ徒歩10分ほどの所にあるバインゴイル・モンゴル自治州博物館を訪れる。昨日、シルクロードマニアの老板と話した際に自治州博物館を見ておいた方がよいということで見学に来てみた。建物はかなり予算をかけているようで立派だ。やはりタリム盆地の石油などの天然資源に恵まれているので羽振りがよいのだろうか?入場料は無料で入口でパスポート確認と手荷物検査がある。

館内は撮影禁止であるが展示内容はシルクロード中心で楼蘭遺跡に重点を置いている様子だ。ロンリープラネット・シルクロードによれば楼蘭や米蘭からの出土品の7割がウルムチの自治区博物館とコルラの自治州博物館に保管されているそうだ。1Fはシルクロードの展示で、2Fは楼蘭遺跡の展示でミイラの展示もあり一見の価値ありである。それと魏、晋の頃の出土品もあり、説明によれば楼蘭は魏の勢力圏内だったようだ。

3Fはモンゴル自治州ということもあり、モンゴル族と清朝の関係やロシアとの戦いが中心である。ここではロシアは侵略者として描かれている。あと、どうでもよいことだが自治州博物館に赤い展示内容があった。赤い展示より出土品を展示した方がよいと思うのだが・・・。

コルラの博物館行きバスちなみにコルラ駅からは101路のバスで龍興苑小区(龙兴苑小区)下車になる。1時間ほどで見学を終えて宿近くのスーパーでインスタントラーメンを買い込んで西安までの食糧を確保する。

11:50頃、宿に戻ると老板がいる。駅で仕事のはずでは・・・。昼食で帰ってきているのか?まあ、老板は駅員なのに宿を経営しているのだから凄い。というか、中国では駅員の副業は認められているのか?

コルラ→西安2809km乗り鉄1日目

コルラ駅昼過ぎに宿をチェックアウトして、12:10頃、コルラ駅に到着。まず、駅前広場に入るのに手荷物のX線検査があり、続いてボディチェック、切符と身分証の確認があり、駅舎の入口で再び手荷物のX線検査と身分証確認があり、ようやく待合室へ入る。

コルラ→西安のK170次の切符今日は14:27発車、コルラ→西安のK170次で西安へ移動する。西安へは2809kmの距離を38時間51分かけて明後日の早朝05:18到着予定だ。切符は硬臥で運賃は507.5元(約10150円)だ。ちなみに日本の上野-札幌を結ぶ寝台特急北斗星は1214kmを走るので、K170次がどれだけ長距離だか分かるだろう。

コルラ駅待合室待合室を見る限り農民工のおっちゃんたちがやたらと多い。通路には尿素袋、肥料袋やバケツが無造作に置かれている。もし、硬座だったらカオス度MAXの車両でやばかっただろう。14:05頃、改札が始まる。いつもなら前もって先頭を確保するのだが、今回は硬臥なので荷物の置き場所とかをそれほど心配する必要はない。でも、乗客のほとんどが服を着たおサルさんだったので改札口は割り込みで大混乱だ。

HXD3C和諧型電気機関車まあ、列の5番目ぐらいだったので改札口はすぐに通過して歩いて車両へ向かう。乗車して荷物を置いたら先頭の機関車撮影へ向かう。天気は晴れで順光なので撮影条件は良いが、コルラ駅はホームが高いので機関車の台車が隠れてしまっている。これでホームが低ければ文句なしなのだが・・・。

換票証14:27に定刻通り列車が発車し、すぐに乗務員が切符を換票証と交換に来る。これで下車駅の手前で乗務員が切符へ交換に来るので寝過ごす心配がない。といっても、自分は終点までの乗車なので寝過ごしようがない。あとは西安到着まで寝て過ごすしかない。列車内ではやることがないのだ。窓が開けられれば風景を撮影できるのだが・・・。

インスタントラーメン昼食にインスタントラーメンを食べる。西安まではインスタントラーメンで乗り切る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20.7元
合計 20.7元

コルラ→西安2809km乗り鉄2日目

朝になるとトイレや洗面台の水が出なくなっていた。水切れだ。通常の使用方法なら水切れは起きないのだが、この車両はメンテナンスが行われておらずトイレの水が流れたままになっているので水を著しく浪費する。ちゃんと故障部分を修理していれば、この様なことはないはずなのだが、チャイナクオリティでは修理なんてしないので、こういった問題が発生する。おかげで別の車両のトイレを使うことになる。

シルクロード河西回廊を東へ走り、08:35頃、万里の長城の嘉峪関長城が見えてきた。
嘉峪関が河西回廊で一番狭くなる場所だ。08:45頃、嘉峪関駅に到着して給水が行われトイレと洗面台が使えるようになる。

そして、列車が東へ走り張掖駅停車中に中国ならではのイベントが発生する。駅停車中はトイレが使用不可になるのでおばちゃんが洗面台でガキに小便をさせていたのだ!乗客に人が少なく服を着たおサルさんが多いとは思っていたが硬臥にもおサルさんが紛れ込んでいるとは・・・。そういえば、ここは孔子や孟子が生まれた国だよな。外国人からすれば孔子や孟子が生まれた国でこんな事が起きるなんて想像できないぞ!やはり偉大な某党の教育の成果なのだろうか?五千年の歴史を持つ中国のイメージが崩壊していく・・・。

武威駅14:25頃、武威に到着する。次はようやくシルクロード河西回廊を抜けて蘭州だ。

蘭州駅18:15頃、蘭州駅に到着する。ここで機関車の交換が行われる。

そして、再びイベントが発生する。また、母ザルが洗面台で子ザルに小便をさせている。子ザルは頻繁に「尿尿」いってうるさいし・・・。母ザルは小便させてすぐ子ザルに水飲ませるし・・・。これでは「尿尿」と子ザルがうるさいわけだ。もうさすが中国としかいいようがない。小日本にはとても真似できない。中国は世界最強だ!

19:00頃、乗警が身分証の確認にやってきた。乗客の身分証を端末に読み込ませていく。パスポートを提示すると乗警は中身を確認せずに行き先だけ聞いて返却してきた。外国人には用はないらしい。そういえば警備が厳しかった新彊ウイグル自治区では列車内での身分証確認が無かったのだが、これはどういうことだ?列車内での身分証確認は北京への直訴阻止が目的か?

コルラ→西安2809km乗り鉄3日目

04:30頃、起床するが既に朝のトイレ争奪戦が始まっている。どの車両もトイレ待ちの列ができている。自分のいる車両は水の止まらない壊れたトイレのおかげで、再び水切れになり洗面台やトイレは水が流れず使えない。おかげで隣の車両のトイレや洗面台を使う。
そして、また母ザルが洗面台で子ザルに小便をさせている。水が流れない洗面台だから誰も使えないので影響はないといえばないのだが外人にはこの光景は勘弁してほしい。夜が明ける前から世界最強の中国はレベルが高い。

西安駅定刻より5分早く05:13に西安駅到着。コルラ-西安、2809km、2泊3日の鉄道での移動が終わった。これでシルクロードの天山北路、天山南路、西域南道の旅が完了して出発地点の西安に戻ってきたというか中国へ戻ってきたといった感じだ。駅を出ると宿の客引きやボリタクの運ちゃんたちが待機しており、いつもの西安駅前で人が多い。

そして、早朝から痰吐き全開でまさに中国だ。バスはまだ動いていないのでしばらく待機となるが、待機しているとアイツ等がやってきた。乞食だ!乞食も早朝から営業中であった。耳が聞こえない様子であったが、この場合は十分な演技指導を受けている可能性が高く100元札を出すと耳が聞こえるようになることも否定できない。そういえば日本にもゴーストライターを使っていた演技力のある偽作曲家がいたな。

西安秦城小巷青年旅舍06:40頃、611路のバスで鐘楼と西門の間にある橋梓口(桥梓口)のバス停へ移動する。イスラム教徒の居住区である回民街に入り、07:10頃、回民街の中にある西安秦城小巷青年旅舍に到着する。まだ朝早いので閉まっているかなと思ったら開いていたの扉を叩かずに済んだ。今回はeLongで予約しておいたので登記は問題なく完了。1泊50元の4人ドミトリーに7泊する。

西安秦城小巷青年旅舍ドミトリー肝心の部屋であるが扉を開けての第一印象は野郎臭が酷い。この表現の難しい臭いは何なんだ?とりあえず扉は開けたままで荷物を出して滞在準備をする。臭いがなくなるとなかなかいい感じの部屋だ。4人部屋でも割と広めで設備も新しい。部屋に付いているトイレ・シャワーは掃除してあり綺麗だが、シャワーに破損箇所が・・・。Wi-Fiは部屋の中では繋がるけど回線自体が激遅で使いものにならない。

先客は3人おり2人すぐに出て行ったが宿泊客のモラルに問題有りだ。ベッドで寝タバコしているし、床に痰吐いているし野郎の客層には問題有りだ。09:30頃、西安名物のbiangbiang麺を食べに出かけるがユースホステルを出ると表の路地は市場とかしており人多すぎだ!

biangbiang麺朝食兼昼食にbiangbiang麺(13元/約260円)を食べる。ユースホステルへ戻りインターネットでチャイナユニコムのサイトからスマートフォンを購入する。購入したのはLenovo A3600-dで価格は388元(約7760円)だ。1週間以内には届くようだが本当に届くだろうか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
宿泊費 350元 1泊50元×7
バス 1元 路線バス
スマートフォン 388元 Lenovo A3600-d
合計 754元

シルクロード旅行記2015 鉄道でカシュガルからホータンへ

ホータン行きの切符を確保

カシュガル汽車客運站11:00頃、カシュガル駅へ昨晩ネットで予約した明後日のホータン(和田)行きの切符を受け取りに行く。駅に到着すると駅前のカシュガル汽車客運站が営業しているではないか!まだ工事中だと思っていたらバスが出入りしている。先にバスターミナルを見てみるが、ウルムチ行きとかのバスは運行されておらず、客運南站と同じ近郊へのバスしか停車していなかった。バスターミナルの規模からして今後路線の拡充がされるのだろうか?

カシュガル駅バスターミナルを離れカシュガル駅へ。相変わらず武警が警備しており、公安の身分証確認を済ませて切符売り場へ。人は殆どおらず10分ほどで切符を受け取る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.5元
バス 3元 路線バス
合計 18.5元

カシュガル老城青年旅舎

カシュガル老城青年旅舎09:00頃、カシュガル麦田国際青年旅舎をチェックアウトして徒歩でエイティガールモスクを目指す。09:30頃、エイティガールモスク西側のカシュガル老城青年旅舎(喀什老城青年旅舍/Kashgar old town youth hostel)に到着する。eLongで予約しており8人ドミトリーで1泊35元だ。

カシュガル老城青年旅舎レセプションのお姉ちゃんは非常に愛想が良い。宿泊客は欧米人が多く、日本人も少しいる。3年ほど前の2012年に宿泊したことがあるが、以前と変わらず宿泊客は多くカシュガルの人気宿のようだ。今回カシュガルのユースホステルを数件宿泊したが実際ここが一番設備がまともだと言って良いだろう。午前中はモスク周辺を散歩して過ごす。

丸子麺夕方になりウイグル族の食堂で丸子麺(8元/約160円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14元
宿泊費 35元
合計 49元

鉄道でカシュガル→ホータン

カシュガル駅07:30頃、ウンコ臭くて目が覚める。何故か部屋の中がウンコ臭い。部屋の隣はトイレだが誰もいない。自分がウンコ漏らしたかと思いケツに手をやるが漏らしていなかった。完全に目が覚めてしまったので、とりあえず先にウンコして顔を洗う。部屋に戻ってもやはりウンコ臭い。フランス人や中国人はまだ寝ており夢の中だ。これは誰か漏らしたか?それとも体臭?部屋の仕様か?

08:20頃、近くのウイグル族の店で1元のナンを5個購入して、ホータン(和田)までの食料を調達する。08:40頃、ユースホステルをチェックアウトして、28路のバスでカシュガル駅へ移動する。運賃は1元だ。09:15頃、カシュガル駅に到着し、まずは駅の外でボディチェックがある。ウイグル族は身分証確認を受けていたが何故か自分はボディチェックのみで終了し待合室へ。まだ朝の時間帯なのか武警の装甲車は駅前にはいなかった。待合室入口で切符と身分証確認があり、最後に手荷物のX線検査がある。これで待合室へ入れる。

カシュガル→ホータンの切符今日は鉄道でカシュガルからホータンまで移動する。今日からシルクロード西域南道の旅が始まる。乗車する列車は10:16発車、ウルムチ南→ホータンの7563次だ。席はもちろん硬座で運賃は53元で、ホータンまでは約8時間の道のりになる。

ウルムチ南→ホータンの行先票10:05頃、列車が到着して乗車バトルが始まる。中国には文明乗車や文明旅游と単語があるのだが、ほとんどの人々はおサルさんが服を着ているだけなので言葉の意味を理解していない。いや、単語自体知らないのかもしれない。なので誰も並ばずに乗車しているし乗務員も並ばせようともしない。乗車するのも一苦労である。

列車内何とか乗車して荷物の置き場所を確保して乗車バトルは乗り切った。孔子や孟子の生まれた国で、このようなカオス度MAXな状況が発生するとは・・・。五千年の歴史を持つ偉大な中華文明の伝統や礼節とかは一体どこに行ってしまったのだ?偉大な先人たちが嘆いているだろう。

10:38に22分遅れで列車が発車する。列車内はウイグル族が多いと思っていたが漢族が意外にも多い。ロンリープラネット・シルクロードによればホータンの人口構成はほとんどがウイグル族だそうだが、列車内の状況からして漢族がホータンへ移住している可能性がある。10年後にはホータンもウルムチのように漢族の都市なってしまうのだろうか?

列車が南東へ走り崑崙山脈が見えてくる。ちょうどシルクロードの西域南道を走っている。14:30頃、叶城に到着し、ここで半分ぐらいの乗客が入れ替わる。漢族の乗客はほとんどが下車していく。叶城が入植の拠点なのだろうか?

この先は列車内でほとんど中国語は聞こえず、ウイグル語が主要言語となる。ホータンの手前の墨玉に到着する前にウンコしにトイレへ行くが、さすが中国と言うべきかトイレが壊れていて水がほとんど流れないよ!おかげで便器にウンコが残らないように確実に穴にしなければならない。これぐらいは大したことではないが、中国人にとってはかなり難易度が高い。中国のトイレは何故か便器から離れたところにウンコがしてあったりと日本ではあり得ない光景によく出会すのだ。一体どうやったら便器から離れたところにウンコができるのか不思議だ。ある意味で中華文明の謎である。というか、車両のメンテナンスぐらいちゃんとしておけよ!これで高速鉄道を輸出できるのか?

ホータン到着

ホータン駅定刻通り18:23頃、ホータンに到着する。

ホータン駅駅からは2路と101路のバスが出ており2路のバスでホータン市内へ移動する。運賃は1元で奇跡的に座って移動できた。いつもなら3本くらい見送って移動なのだが今回は空いていた。

18:50頃、北京西路の交差点で下車して北京東路目指して東へ歩くが、これが失敗であった。ホータン博物館が見えてきてホータン市内のかなり西で降りてしまったことに気がつく。そして、先ほどの2路のバスが追い越していった。これなら降りずに乗っていればよかった。まあ、ひたすら東へ歩いていくと北京西路に地下街が出来ていた。2007年に訪れた時はあったか?そして、地下街はホータン中心部の北京西路から北京東路へかけて続いていた。2路の電信局のバス停がホータンの中心部のようだ。近くには目的地のホテルが見えている。

Qunarに騙される

慕士塔格大酒店今日の宿はQunarで予約しておいた慕士塔格大酒店だ。今までで1番高い1泊135元だが携帯からの予約限定のキャッシュバックで実質68元で宿泊できるし、外国人OKのホテルにもなっていた。今まではネットからの予約はeLongを主に使ってきたが、旅先で出会った中国人バックパッカーは皆Qunarを利用していた。Qunarはキャッシュバックが多く、何より外国人OKの宿が検索できるようになっている。なので、eLongとQunarを併用していく。

19:30頃、ホータン市内の慕士塔格大酒店に到着する。宿泊費はすでにアリペイ(陶宝)で支払い済みなのでチェックインはパスポート情報の登記のみだと思ったら外人お断りで追い出される。3つ星ホテルなのだがガイド付きの外人の団体はOKで個人の外人お断りだという。Qunarで外人OKのホテルということを伝えるとレセプションの責任者のおっちゃんがQunarへ電話して文句言っている。文句言いたいのはこちらなのだが・・・。

で、結局はホータン賓館へ行けという街で一番高いホテルへ誘導して外人からボッタくるいつものパターンだ。慕士塔格大酒店には用はないのでQunarの予約画面で部屋無かったを意味する「酒店無房」を選択して外へ出る。レセプションの姉ちゃんは押すなと言っていたが実際泊まれる部屋がないのではこれしかキャンセル理由がない。そちらの都合は知らん!果たしてすでに払った銭は返ってくるのか?

さて、20:00頃にホータンの街で路頭に迷うが、ホータン賓館へは行かない。あそこしかないだろう。そう、2007年に宿泊したバスターミナルの交通賓館だ。ということで、和田公路客運中心へ向かっているとスマートフォンが鳴っている。どこからか電話がかかってきた。出てみるとQunarからの電話であった。今回の事情の説明と返金処理をすでに行ったことの報告であった。そして、今回宿泊が出来なかった賠償の説明があったが返金処理してあるし、ちゃんと事情の説明もしており問題ないので今回は断ったら担当の兄ちゃんは驚いた様子であった。賠償を断るのは中国では珍しいのか?こちらとしては中国企業から顧客へちゃんとした説明があったことが驚きだぞ!(この時はすぐに問題処理されたと思ったが1か月後に再びQunarとトラブルになるとは・・・)

電話が済み再び歩き出す。そして、バスターミナル前を101路のバスが通過していく。101路のバスはホータン駅、和田公路客運中心、大バザール、東郊客運站を通っていた。

ホータンの交通賓館は豚小屋

和田公路客運中心20:30頃、交通賓館に到着。

ホータン賓館の豚小屋とりあえず80元の一番安い部屋に宿泊するが、どう見ても20元以下の部屋にしか見えない。いや、部屋というより豚小屋だ。共同トイレは壊れておりその惨状はもはや文章で表すことが出来ない。どんでもないボッタクリ宿であるが、公安の取り締まりが厳しいホータンでは数少ない外人OKの宿である。それにバスターミナルにあるという立地条件の良さもある。だからボッタクリなのだが・・・。

夕飯はイスラム食堂へ

家常拌麺夕飯はイスラム食堂で家常拌麺(10元/約220円)と乾拌牛肉麺(12元/約240円)を食べる。交通賓館に戻り明日以降の計画を練るがシルクロード西域南道の旅は予想以上に厳しそうだ。ホータンでいきなり宿泊拒否に遭ったりとスタートから躓いているし・・・。

乾伴牛肉麺こちらは乾拌牛肉麺。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 27元
宿泊費 80元
バス 2元 路線バス
合計 109元

シルクロード旅行記2015 鉄道で伊寧→ウルムチ→カシュガル

伊寧駅

朝から停電だ。外に出ると周辺も停電しており携帯電話の基地局だけ発電機を動かしている。昼頃、近くのスーパーでインスタントラーメンを購入する。

西域なので牛肉や羊肉の味付けをしたイスラム教徒向けのインスタントラーメンも出回っている。パッケージもウイグル語でも表記されているので西域の雰囲気満点だ。

13:30頃、ユースホステルをチェックアウトする。林則徐紀念館まで歩いて、17路のバスに乗車する。運賃は1元だ。14:10頃、伊寧駅に到着する。列車の発着は19:00以降にならないとないので人は少なく静かだ。

駅へ入るには、まず公安の身分証確認があるが農民工のおっちゃんばかり通って単調な仕事のところに日本人なんかが来たので公安が急にやる気を出してパスポートを入念に確認している。カンボジアのビザを見て「カンボジアへ行ったことあるのか?」とか質問してくるが、どうも仕事とは関係なく個人的興味で質問している様子だ。公安は各国の出入国スタンプを確認している中で中華民国のスタンプを見て動きが固まる。どうも中華民国のスタンプは大人の事情で色々あるらしい。

公安の身分証確認が終わり切符売場へ向かう。切符売場の入口で公安による手荷物のX線検査があり液体の爆発物にも警戒しており検査時に水筒の水を一口飲む。切符売場は窓口が1つしか開いていなかったが列に並んで10分ほどで順番が回ってきてネットで予約した伊寧→ウルムチ南、ウルムチ南→カシュガルの切符を受け取る。

ウルムチ南→カシュガルの切符は発券手数料5元かかるが、前回ウルムチ南駅での切符受け取りで行列の長さと姓名の漢字表記に因縁を付けられ苦戦を強いられたので、今回はウルムチ南駅での切符受け取りを避けて伊寧で先に発券しておく。伊寧では漢字表記で問題なく発券される。

始発駅以外での発券なので発券手数料5元支払うが、窓口のお姉ちゃんが手数料の領収証と一緒に払った5元を渡してくるので、5元ちゃんと払っておく。所構わず痰吐いたりするのおサルさんなら、そのまま知らない振りして立ち去るだろうな・・・。

14:30に待合室へ移動。待合室の入口で、公安の身分証と切符の確認、手荷物のX線検査があるが特に問題なく待合室へ。公安が無駄に多い。これほど公安いないと治安維持できないのか?これから乗車する列車は19:41発車のホルゴス発のウルムチ南行き5816次だ。運賃は75元で席は硬座だ。明朝にウルムチ南に到着する。

昨日、5816次でホルゴス→伊寧を乗り鉄する予定だったがカザフスタンから中国へ戻るバスが遅く間に合わず乗車できなかった列車だ。4時間ほど待合室で待機となるが待合室はほとんど人がおらず農民工のおっちゃんたちが横になって寝ている。

18:00頃になると徐々に乗客が駅にやってきて混雑し始める。入口の手荷物検査には列ができている。18:45頃、改札の準備で待合室の一部が封鎖される。

19:10頃、改札が始まるが待合室の区画ごとにホームへ向かう方式で自分のいる区画が一番最後にホームへ行く区画であった。これはまずい!荷物棚が確保できない危険性が・・・。

鉄道で伊寧→ウルムチ南

19:20頃、乗車して荷物の置き場所を探す。少し離れたところであるが何とか荷物の置き場所を確保する。

荷物棚にある荷物の様子(尿素袋とか)から乗客のほとんどは農民工のようだ。というか、自分の足下には生活用品の入ったバケツが2つあるし・・・。通路には裸族が歩いている。夜行列車で硬座なので予想はしていたが少々レベルが高い列車のようだ。おまけに車内の標準言語が中国語だ。中国語と言っても方言なので全く分からないが・・・。ウルムチ南→伊寧のT205次は少数民族の言語が標準語であったが、5816次は伊寧へ出稼ぎに来ていた中国人が帰郷するためだか、次の出稼ぎのため乗車しているようだ。まあ、農民工列車ということだな。

19:41に定刻通り列車が発車する。伊寧を出ると徐々に建物が少なくなり景色は畑に変わり、21:00頃には草原に変わる。そして、山岳地帯へ入っていく。西の辺境なので外はまだ夜ではなく明るく夕方だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19.4元
バス 1元
発券手数料 5元
合計 25.4元

モラル無しでカオス度MAX

日付が変わり精河を過ぎた辺りになる。列車内のカオス度は高く色々とやばいレベルだ。

特に洗面台はカップ麺の容器などのゴミ山と化している。乗務員は掃除せずに放置だ。もはや人が乗る列車とは言い難いが、ある意味で安定の中国とも呼べる。色々な意味で決して期待を裏切らない。

05:45頃に目が覚める。まだ夜は明けていないがウルムチ南駅まで1時間弱で到着だ。まだ寝ている乗客が多いうちにトイレへ行ってウンコしておく。06:00頃、東の空が明るくなり始めて朝のトイレ争奪戦が始まる。朝から緊急事態の乗客はトイレを連打でノックしている。

06:05頃、烏西が近づき乗務員が笛をピーピー鳴らしながら「烏西到了!烏西到了!」と叫んで夢の中の乗客を起こす。

ウルムチ南駅

06:50頃、ウルムチ南駅に到着する。

切符と身分証確認、手荷物のX線検査を済まして待合室へ移動する。まだ、朝の早い時間帯なので人は少ない。朝食に昨日買っておいたインスタントラーメンを食べておく。駅でインスタントラーメンを食べることができるので立派に農民工のおっちゃんたちへ仲間入りだ。

食後はスマートフォンの充電をしておく。中国の駅では広告ディスプレイにUSBコネクタが付いており携帯やスマホの充電ができるようになっている。しかし、USBコネクタが壊れて使えないというのが多い。USBコネクタは規格策定時に強度だか耐久性についても決められていたはずなのだが何故壊れる?世界基準と中国基準には大きな開きがあるようだ。充電だけに使うのに一体どういう風に使ったらUSBコネクタが壊れるのか実際に中国人に実演してもらいたい!まあ、こちらの予想以上、いや期待以上のハードな使い方をしてくれるのだろう!

充電後は駅の外の様子を確認する。駅前には銃剣付きの自動小銃を装備し、防護柵の中で警備する武警がいる。

中国の日常

08:30頃になると待合室はかなり混雑してきた。農民工から旅行客まで客層は様々だが、そこら中から痰吐きと手鼻の音が聞こえてくる。いや、そこら中だけでなく目の前のおっちゃんも大きな音を響かせながら痰を吐いていた。そして、待合室には横になって寝るなの表示があり、すぐ近くではこんな光景が・・・。

日本でも週末の終電間近の難波駅とかでも酔っぱらいの似たような光景が見られるが・・・。今日も安定の中国、絶好調の中国だが、孔子や孟子の教えは一体どこに行ったのだ?中国五千年の歴史と伝統が崩壊している。

ウルムチ南→カシュガル

11:00頃、改札口の先頭を陣取っておく。これから乗車する列車は、12:09発車、ウルムチ南→カシュガルの7556次で、エアコン無しの非空調列車なので運賃が安い。なので、席は寝台の硬臥で運賃は167.5元だ。

11:40頃、改札が始まりホームへ向かい乗車する。非空調なので窓が開けられると思ったらヒモで縛られて4分の1ぐらいしか開いていない。これではほとんど写真撮れねえよ!まあ、ヒモで縛られている理由は大体察しがつくが・・・。どこぞの国のおサルさんが窓からゴミのポイ捨てをするからであろう。困ったものだ。

12:09に定刻通りに列車が発車する。まずは乗務員が切符を換票証へ交換しにくる。

換票証は下車駅の手前で切符に再び交換するので真夜中でも叩き起こされて寝過ごすことはない。

鉄道では天山山脈越えができなくなった

列車はトルファンへ向かい、トルファンで進行方向を変えて天山山脈を越えて行く。ちょうどシルクロードの天山南路に沿ってカシュガルへ向かう。わずかに開いた窓から外の風景を撮影していると同じ車両の中国人の兄ちゃんが話しかけてきた。旅行で初めてカシュガルへ行くとか言っておりかなり嬉しそうに話していた。魚児溝を過ぎていよいよ天山山脈を越えると思ったら、線路が電化され、さらに複線化されている。3年前は非電化の単線だったのだが・・・。

そして、長いトンネルに突入していく。こんなトンネルあったっけ?まあ、トンネルを抜ければ大草原と放牧された馬、牛、羊たちがいる絶景が見られるはずが、トンネルを抜けても乾燥地帯が広がっているだけだ。これはおかしい!18:00頃、和碩に到着。あれ?和静じゃなかったけ?地図を確認すると確かに和碩はあるが線路が表記されていない・・・。

どうやら、やってしまったようだ。天山山脈を越える路線が廃止され、天山山脈をトンネルで抜けていく新路線に変わったことを知らずに乗車してしまった。何てこった!鉄道で天山山脈は越えられなくなっていた。トンネルで抜けるだけであった。新路線の乗り鉄はできたが、これは痛恨のミスである。もう、鉄道で天山山脈の大自然は見られなくなってしまった。よくよく調べたら2015/01/09から新路線での運行が始まったようだ。去年のうちに乗っておけばよかった。後悔先に立たずである。

19:30頃、コルラに近づいてくると砂埃がひどくなってくる。砂埃が入ってくるので窓を閉めたりして車内は蒸し風呂状態で暑い。タクラマカン砂漠へ近づいている証拠だ。20:00頃、コルラに到着するが外はまだ明るい。

天山南路を西へ走る

07:30頃、目が覚める。昨日は蒸し風呂だった列車内は涼しく快適だといいたいところだが、タクラマカン砂漠の影響で砂埃がひどい。そして、すでに朝のトイレ争奪戦が始まっていた。トイレ前は行列でしばらくは使えそうもない。

07:50頃、巴楚に到着し、トイレに鍵がかけられる。中国ではほとんどの列車はトイレが垂れ流しなので駅停車中は使えないように到着前に鍵がかけられる。でないと、駅の線路がウンコだらけになってしまうからだ。高速鉄道や25T客車とかの最新の車両はタンク式なので駅停車中でもトイレは使える。約15分の駅停車でトイレ争奪戦は一時休戦となりトイレ前から人がいなくなった。駅のトイレにでも行ったのか?人がいなくなったので先に並んでトイレが開放されるのを待つ。

08:03頃、列車が発車してトイレがの鍵が開けられる。ようやくトイレが使えると思ったら便器の中には大盛りの中国式カレーがあるよ。ウンコ流せよ!ウンコ流してから、ようやくウンコできるが、何やらドアを連打でノックされる。どうやら緊急事態の乗客がいるようだ。緊急事態なのはわかるが、こちらも出す物を出してからでないとトイレからは出られない。

そして、連打でノックだったのが連打でドアを強く叩き始めた。どうやら、相当危険な状態らしい。こちらも出す物出したしトイレから出る。もちろん、ちゃんと水で流している。トイレ前は5人ぐらい並んでいた。朝のトイレ争奪戦は要注意だ。

カシュガルの手前になると荒れ地の風景から変わりブドウ畑や小麦畑が見られるようになってくる。

カシュガル

11:46頃、カシュガルに到着する。

駅前には装甲車と自動小銃を持った武警が警備しており雰囲気が重い。駅前には新たにバスターミナルが建設中で来年辺りには運用開始か?

まずはバスで老城区へ移動しなければならないのだが、お約束の大混雑が待っている。まあ、ここは急ぐ必要はないのでバスを4本ほど見送る。

誰も並ばず我先にと無理にバスへ乗車しようとする中国伝統の光景を見物してから、12:25頃、後から来た28路のバスに座って移動する。運賃は1元でエイティーガールモスク(老城区艾提尕尔)で下車する。

カシュガルパミール青年旅舎

エイティーガールモスクの前を通りバザールへ向かう。

13:00頃、モスクの隣にあるバザール3Fのカシュガルパミール青年旅舎に到着する。今回はYHA Chinaで予約せずeLongで予約しておいた。同じ料金でもeLongはキャッシュバックがあったからだ。部屋は8人ドミトリーで1泊40元、今回は2泊する。エイティーガールモスクの隣で立地は申し分ないのだが、共同のトイレ・シャワーにいささか問題ありだ。やや失敗した感がある。

14:00頃、エイティーガールモスク近くの伊合拉斯超市で特売品の緑茶の飲み物を購入。480mlで1.9元だ。

ほとんどの客がウイグル族のようなので商品表記も漢字以外の物が多い。

客運南站

8路のバスで客運南站へ移動する。運賃は1元で14:30頃に到着するが、はっきり言って利用価値は低そうなバスターミナルであった。

南バスターミナルはカシュガル近郊へのバスが出ていたが、バスターミナルというよりただの駐車場にバスが停車している状態であった。

カシュガル客運站(天南客運站)

15:00頃、17路のバスに乗車する。

運賃は1元で三中のバス停で下車して、15:40頃、カシュガル客運站(天南客運站)に到着する。カシュガルの長距離バスターミナルだが時刻表は電光掲示板で出ているが雰囲気的に撮影できず。ホータンや葉城行きのバスはここから発車している。

牛肉麺

バスの情報を調べたので近くのラーメン屋へ。

遅めの昼食で牛肉麺(8元/約160円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14.9元
宿泊費 80元 1泊40元×2
バス 3元 路線バス
合計 97.9元

シルクロード旅行記2015 カザフスタン国境ホルゴスでビザラン

ウルムチ南駅

07:25頃、ユースホステルをチェックアウトしてBRT1号線でウルムチ南駅へ向かう。

07:50頃、ウルムチ南駅に到着。朝から駅前には多数の武警と装甲車で警備中だ。まずは手荷物のX線検査とボディチェックを受けて駅敷地内へ。

続いて身分証と切符の確認を受けて、最後に駅入口で手荷物のX線検査を受けるが、ここで係員のお姉ちゃんに十徳ナイフ持ち込み禁止と言われるが、北京と上海はOKなのになぜウルムチはダメなのか聞くとお姉ちゃん答えに困る。

まあ、大人の事情で外国人に説明するのは都合が悪いのだろう。ここでおばちゃんの係員に相談してテープで巻いて持ち込みOKとなった。外人だから今回だけということのようだ。中国人だとおばちゃんに説教されるのだろうな。

ウルムチ南→伊寧

08:00頃、待合室に入り改札が始まるのを待つ。

今日は08:43発のT205次で伊寧まで614kmを移動する。列車で約11時間の旅になり、もちろん席は硬座で運賃は86元だ。08:30頃、電光掲示板に「晩点未定」の表示が・・・。遅れが発生しているようだ。

08:45頃、改札が始まり、09:00頃に乗車する。車内は無座の客が多くカオス度が高いが、荷物の置き場所を心配したが幸い網棚に空きがあり何とか置き場所は確保できた。

09:22に39分遅れで列車が発車して、天山山脈の北側を走っていく。乗車している車両は乗客が多いのに2つあるトイレのうち1つは故障で使えない。おかげでトイレには列ができているし、親子連れは母親がガキにゴミ箱へ小便をさせている。
さすが何でもありの中国だ。

13:00頃、比較的大きな町の奎屯に到着して、車内のカオス度は少し低下する。列車が再び走り始めると外は乾燥地帯で畑や不動産バブルの波が押し寄せてマンション建設中の町とかが見られる。南には天山山脈が見え天山山脈に沿って西へ向かっているのがわかる。ちょうどシルクロードの天山北路にあたる部分だ。

16:05頃、精河南に到着する。車内は無座の乗客はいないようで空席もある。そして、中国語以外の言語が多く聞こえる。かなりの辺境地域になるので中国であって中国でない。まあ、東トルキスタンとも呼ぶが・・・。

18:40頃、乗車している車両のトイレが鍵を掛けられ使えなくなった。T205次のトイレは線路へまき散らしでなくタンク回収の方式なのでタンクが満杯になったからということであった。途中駅で青海チベット鉄道のゴルムド駅みたいにバキュームカーに回収というのはやっていないようなので終点の駅だか車両基地でしか回収していない様子だ。

水だけは途中の大きな駅だと給水作業をしているのだが汚物回収は無しのようだ。おかげで緊急事態の乗客は他の車両へ向かっていく。早めにウンコしておいてよかった。下手したら自分も緊急事態で漏らすところだ。中国の鉄道は設備が新しくなってもメンテナンスはチャイナクオリティなので、これなら昔ながらの線路へまき散らしの方がマシなような・・・。

19:36頃、定刻より3分早く伊寧に到着する。

伊寧

駅前は自動小銃を持った公安や武警がやたらと多い。

おまけに駅前の柵には有刺鉄線まである。伊寧はそんなにも治安が悪いのか?何やら非常に重要な大人の事情があるらしい。

駅前からバスに乗車するのだが混雑しているので1本後のバスに乗車することにして待機する。

19:50頃、駅前から17路バスに乗車するが、予想通り空いており客は自分を含め3人であった。梧桐麗景のバス停で18路のバスに乗り換え博愛医院で下車する。

新疆伊桟国際青年旅舍

通りから路地に入り、20:40頃、ユースホステルの新彊伊桟国際青年旅舎に到着する。予約はしていなかったが部屋は空いていたのだが、8人ドミトリーと6人ドミトリーは公安局の大人の事情で外国人不可で、1泊45元(会員料金)の4人ドミトリーに3泊する。

伊寧での拠点は確保したので、まずは一安心である。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11元
宿泊費 135元 (1泊45元(会員料金)×3
バス 3元
合計 149元

伊犁州客運中心

09:50頃、伊梨州客運中心を訪れる。ここは伊寧の長距離バスターミナルになる。バスターミナルには武警の装甲車や有刺鉄線の柵が配備され警備が厳重だ。まず、建物内へ入ると手荷物のX線検査があり、それから待合室へ入ったりチケットが購入できる。

伊梨からはウルムチはもちろんだが、天山山脈の南側にあるコルラ、クチャ、カシュガルや北のアルタイ地区へのバスもある。そして、那拉提草原の那拉提へのバスもある。

そして、時刻表にはカザフスタン国境のホルゴス(霍尔果斯)行きのバスが見あたらないが、ちゃんとホルゴス行きのバスも出ている。写真を撮っておきたかったが30m以内のところに武警の装甲車があり雰囲気的にヤバそうなのでやめておく。

林則徐紀念館

10:20頃、12路のバスで林則徐紀念館へ向かう。運賃は1元だ。

11:00頃、林則徐紀念館に到着。

林則徐は清朝の欽差大臣でイギリスによるアヘン密輸を取り締まりを行いアヘン戦争が勃発した。

アヘン戦争により林則徐は欽差大臣を解任され、伊梨へ左遷されたが林則徐は伊寧で治水工事に力を入れ現在でもその功績はたたえられている。

展示内容はアヘンについての内容が多い。まあ、林則徐紀念館なので当然かな?

伊犁河

11:30頃、林則徐紀念館を出る。11:50頃、三中のバス停から18路のバスで伊犁大橋へ向かい、12:30頃、伊梨大橋に到着する。

伊犁河からは雪の残る天山山脈が見えるが曇っており霞んで見える。伊犁河は昨晩雨が降ったせいで茶色く濁っていた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9元
バス 3元 路線バス
合計 12元

カザフスタン国境のホルゴスへ

08:15頃、ユースホステルを出て伊梨州客運中心へ向かう。今日は中国から日帰りでカザフスタンへ行くのだ。ようするにビザランというやつだな。08:35頃、バスターミナルに到着し、09:30発のホルゴス(霍尔果斯)行きのチケットを購入。運賃は19.5元でバスに乗車して発車を待つ。

09:19に客が集まったので予定より早く出発する。10:50頃、ホルゴス入口の八十間房子辺境検査站に到着するが、バスはそのまま通過していく。他の車両は全て停車させられていた。

11:10頃、ホルゴス国際汽車站に到着する。

バスの情報を確認するとカザフスタンのジャルケント行きが1日4本ある。

国際バスターミナルから国境のゲートまでは約2kmだが、建物がでかいので歩いて行くと遠くからでもすぐに分かる。
国境越えはここを参考にしたほうが良い。

ホルゴスから中国→カザフスタン

11:35頃、カザフスタン国境の中国側イミグレーションのホルゴス口岸に到着する。10分ほどゲートの前で人の流れを観察する。ゲート前には当然だが記念撮影している観光客や土産物屋もいるのだが、人民元とテンゲの両替屋のおっちゃんたちも多数いる。ゲートから少し北に国門景区があり国境の石碑まで見物できる。もちろん、有料だが・・・。

そして、カザフスタンへ出国する中国人とカザフスタン人がホルゴス口岸へ入っていく。入口のゲートで武警に見せているので、自分も武警にパスポートを提示して外国人が通れるか聞いてみるとOKということで建物内へ。まずは税関で手荷物のX線検査を済ませて出国カウンターの列に並ぶが、雰囲気が重苦しく警備が厳しい。

行列が長くかなり待つが周囲から中国語はほとんど聞こえない。おそらく聞こえている言語はカザフ語だろう。ようやく自分の番になるが武警がパスポートの増補欄を入念に確認している。そして、ビザをいつどうやって取得したか聞いてくるので、当たり障りのない答えで上手く誤魔化して、12:25頃、出国する。

外にはカザフスタン側へのワゴンが停車しているが、運賃は3000テンゲ、人民元だと100元とボッタクリだ。まあ、皆3000テンゲ払って乗車しているのだが、国際バスターミナルからだと本数は少ないが70元で最寄りの町まで行くのだが、運ちゃんに「たけーよ!」と中国語で交渉するが通じずに値下がりせず。ホルゴスでは運ちゃんたちには中国語は通じず役に立たず、カザフ語でないとダメだ。

そして、ちょうどアルマトイ行き国際バスが停車していたので運ちゃんにカザフスタン側まで乗せてもらうよう頼んだが、カザフスタン側なら乗せられるが中国側ではダメということでこれもダメ。仕方がないので100元払ってボッタクリワゴンに乗車するが、昼時だからなのか不明だがゲートが閉まっており約1時間足止めで、さらに19人乗りワゴンに30人まで数えられたが、それ以上乗車してすし詰めで、13:40頃に発車する。この劣悪な環境でも乗客はしっかり3000テンゲ徴収されていた。

そして、自分は席無しでワゴンの中で埼京線や大阪環状線といい勝負になる混雑を体験する。乗車時には武警の身分証確認があるが、定員オーバーは見て見ぬ振りというかどうでもいいようだ。さらにゲートでも身分証確認があるが定員オーバーはどうでもよいらしい。中国側イミグレーションからカザフスタン側イミグレーションまでは道路は最短距離で結ばれずに大きく遠回りしている。おかげで目の前にカザフスタンが見えてもやたらと時間がかかる。

14:00(カザフ時間12:00)頃、カザフスタン側イミグレーションの手前でゲートが閉まっており足止めになる。ゲート前には1時間ほど前に交渉したアルマトイ行きのバスが停車していた。カザフスタン側も昼休みで業務を休むのか?

その間に運ちゃんが入国カードをもらってきて配ったり、代筆したりしてくれる。自分は乗客のカザフ族のおっちゃんに分からないところを記入してもらう。待っている間にバスの写真をを撮っていたら入国カードを代筆してくれたカザフ族のおっちゃんが撮影をやめるように言ってくる。どうやらここの国境地帯は非常に厳しいようで大人しくしていたほうが良さそうだ。

14:15(カザフ時間12:15)頃、ゲートが開いてカザフスタン側イミグレーションに到着する。建物に入り入国カウンターの列に並ぶが、カザフスタンの係官の目に留まりパスポート確認と入国目的を聞かれるが、カザフ語や英語が分からず、中国のカザフ族のお姉ちゃんに通訳してもらい中国語で何とか会話する。パスポートとかには問題なかったが、イミグレーション内で日記書くのは禁止ということでポメラをしまう。あと、携帯電話も禁止で注意される者もいた。

やたらと長い入国の行列に並び、ようやく自分の番になるが、係官のお姉ちゃんに入国目的を英語で聞かれるが自分の幼稚園児以下の英語では、なかなか通じない。何とか今日中に中国へ戻るというのは通じたようでノービザで入国スタンプを押してもらう。続いて税関検査だが数人が税関へ入ると扉が閉められ検査が終わると次の数人が税関へ入るという方式であった。税関検査は手荷物のX線検査だけで終了して、15:00(カザフ時間13:00)頃、入国完了。イミグレーションを出ると、さきほどのボッタクリワゴンやアルマトイ行きの国際バスが停車しており、ここで目的地への車に乗車して出発していく。

カザフスタン→中国

15:10(カザフ時間13:10)頃、自分は中国へ戻るだけなので、どこから出国カウンターの建物に入れるかゲート前にいた朝青龍に似た兵士に聞いてみたが、これが間違いであった。英語で最寄りの町のジャルケントまで行けとかいうし、デジカメの写真確認してボッタクリワゴンの画像を消去するように因縁付けられる。

とりあえず、画像は大した物ではないのでので消去しておく。で、「ジャルケントへ行け」というのが、「ここにいろ」に変わり、カザフ語で色々聞かれるがカザフ語が分からないので答えようがない。そして、兵士が知っている日本語は「馬鹿」と「よし」であった。おいおい、隣の反日国家の人間かよ!

で、まじめに相手するのも面倒なので、のらりくらりとしていると約15分後の15:25(カザフ時間13:25)頃、建物を指さして「行っていいよ!」と解放される。どうやら、暇なところに日本人なんかが来たので暇つぶしに足止めをしたようだ。で、指さした建物が出国用の建物のようだ。というか、目の前の建物と分かっていたら聞かずにそのまま入ればよかったな。

建物に入ると税関があるが、係官は米ドル持ってないか聞いてくる。中国から来て戻るのに何で米ドルなんか持っている必要があるんだ!と、言いたいところだが実はカンボジアで使わなかった米ドルが少しだけあるけど・・・。手荷物のX線検査を済ませると中身を開けるように指示してくる。デジカメと電子辞書ぐらいしかないが中身を確認する。

あと、財布とスマートフォンを確認。財布には数ドル分の米ドルがあったが、福沢諭吉先生と赤の毛沢東だけ見せるが興味ないようで、やたらと米ドルないか聞いてくる。もちろん、無いと答えると税関検査終了。3分ほどで終わったが、1ドル札でも見せると非常に長くなりそうな気配がする。どうも、税関には腐敗臭が漂っているような・・・。

続いて出国カウンターでパスポートを提出。空いてはいたが時間がかかり、15:35(カザフ時間13:35)に出国するが、建物から出る前に麻薬探知犬だかの犬を連れた係官のパスポート確認あり。建物を出るとバス乗り場のようで、ここでバスやボッタクリワゴンが来るのを待つ。

で、日本人なんかがこんなところにいるので、さきほどの係官から質問責めを受けるがカザフ語は分からない。そこで、すでに2時間以上バス待ちしているというカザフ語がペラペラの義烏の中国人のおばちゃんが通訳をしてくれる。さすが義烏の商人!世界中に雑貨を輸出しているだけのことはある!通訳してくれたおかげで何とか旅行中とか説明できたが、係官の同僚が集まってきて警備上関係ない質問ばかりして解放されず・・・。警備に戻ってくれ!

約1時間半待って、17:00(カザフ時間15:00)頃、ようやく中国行きのオンボロ寝台バスが到着。17:20(カザフ時間15:20)頃、バスに乗車する。運ちゃんに運賃を聞くが中国語が通じず、おばちゃんに通訳してもらい2000テンゲとのこと。テンゲは持っていないので人民元でいくらか聞いてもらうと80元でレートが悪い。

しかし、これを逃すと中国へ戻れないので乗車する。帰りは何とか座れたが、オンボロ寝台バスなのでほとんどの乗客は立ったままだ。おまけに明らかに定員オーバーで常磐線の我孫子あたりの乗車率を余裕で上回っている。この劣悪な状態でも運ちゃんは、しっかり2000テンゲ徴収している。かなり阿漕な商売だ。

17:45(カザフ時間15:45)頃、バスが出発する。国境の緩衝地帯を大回りして、18:00頃、中国側イミグレーションに到着、建物に入ると手荷物のX線検査がある。続いて入国カウンターの列に並ぶ。並んでいる間に入国カードを記入し自分の番になる。

出国で武警に色々と聞かれたから入国でも聞かれるだろうと予想していたら案の定、入国目的と今日出国して何故また入国するか聞いてきた。入国目的は当然ながら旅行と答えておく。出国当日に再入国した理由はシルクロード旅行で中国とカザフスタンの出入国スタンプがあればシルクロード旅行の記念になるからと説明すると武警は納得してくれた。

続いて税関で手荷物のX線検査を受ける。ここで係官に「カメラ持っている?」と聞かれパスポートを提示してカメラを取り出す。おっちゃんの係官にカメラの画像を見せるように言われるが、おねえちゃんの係官の方がパスポートを見て今日出国して再入国している理由を聞いてくるので、先ほどと同じ説明をすると納得してくれた。

で、デジカメの画像を見せようとしたら、おっちゃんの係官「行っていいよ!」と興味がなくなったみたいだ。手荷物検査は2ー3分で終了して、18:30頃、ホルゴス口岸を出て中国・カザフスタン国境のビザランが完了した。外には両替屋のおっちゃんたちが多数いたが疲れて相場を聞く気力もない。ホルゴス駅からの列車も発車してしまって乗り鉄できないし、そのまま国際バスターミナルへ向かう。

18:50頃、ホルゴス国際汽車站に到着。伊寧行きのチケットを購入してワゴンに乗車する。運賃は20元で19:30出発だ。

19:25頃、客が集まったので早く発車する。20:50頃、伊梨州客運站に到着する。

今回の中国・カザフスタン国境越えの感想は警備が厳しいので他の人はやらない方がいい!ある程度の中国語で説明ができないと入国拒否されそうな雰囲気あり。国境越えは初めから国際バスを使えである。ボッタクられて体力と精神力を消耗するだけです。

夜に明日の伊寧→ウルムチ南、明後日のウルムチ南→カシュガルの切符をネットで予約しておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8元
バス 19.5元 伊寧→ホルゴス
バス 20元 ホルゴス→伊寧
バス 100元 (3000テンゲ)中国→カザフスタン
バス 80元 (2000テンゲ)カザフスタン→中国
鉄道 75元 硬座 伊寧→ウルムチ南
バス 167.5元 硬臥 ウルムチ南→カシュガル
合計 470元

東南アジア旅行記2015-タイ国鉄の24系客車

タイ国鉄の24系客車その1

ターペー門

08:15頃、旧市街東側のターペー門にやって来た。門や城壁は復元されたものだが旧市街の表玄関となっており、多くの観光客がターペー門を訪れている。このターペー門周辺にゲストハウスが多くあり欧米人バックパッカーをよく見かける。いや、旧市街周辺はどこを歩いても欧米人だらけだ。5分も歩けば確実に欧米人に出会う。

そして、今日は旧正月の春節だ。そこら中に中国人がいる。この時期はどこの観光地もやかましいし、宿の確保も難しいので春節の前後一週間は大人しくしているのが一番だ。とにかくイナゴの大群が過ぎ去るのを待つだけだ。

タイの線路と腕木式信号機

09:20頃、チェンマイ駅の南側にやって来た。今日はバンコクから到着する夜行列車を撮影するのだが、まずは周辺の状況を確認して撮影場所を決める。駅から離れると線路沿いには柵がなく線路への出入りが自由になっている。踏切は駅の近くに1ヶ所あるが、他の場所には線路を横切る地元民用の道ができている。

で、地元民用の道を通り撮影場所を探す。線路には腕木式信号機があったりしてなかなか風情がある。

タイ国鉄24系客車

線路脇の駐車場に陣取って列車を待つ。09:45頃、バンコクからの夜行列車がやって来た。

この編成に日本で使われていた24系客車が入っている。

日本ではブルートレインが絶滅寸前の状況の中で、タイでは24系客車が今でも現役だ。

日本の国鉄時代の雰囲気が漂う。

今日も食べ放題の店

昼頃に今日も食べ放題の店へ行く。毎日通っているが、この店は結構お客さんが入っており繁盛している。

Googleストリートビューだと、この場所は荒れ地になっている。2011年撮影のようなので開業してから4年経っていないようで、まだ比較的新しい。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

SlowHouse
N 18°47’51.14″
E098°58’23.02″
ターペー門
N 18°47’15.91″
E098°59’35.85″
そうめん食べ放題の店
N 18°48’34.21″
E098°58’26.88″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 79バーツ
合計 79バーツ

タイ国鉄の24系客車その2

チェンマイ駅

15:30頃、チェンマイ駅にやって来た。今日も24系客車の撮影だ。

16:00発のバンコク行きの夜行列車が24系客車の編成だ。まずは先頭車両のディーゼル機関車から撮影する。

24系客車

タイでは駅に改札口がなく自由に出入りができるのでホームには見送り客が多い。

見送り客に混じって自分は24系客車を撮影。

客車には「日本国有鉄道」の文字があり国鉄時代の面影が残りこれはかなり重要度が高い。

あと行先票もプレート式なので、もちろん重要度は高い。タイはプレート式だが、中国はシール式に変わってプレート式の行先票は絶滅の危機だ。

客車には発電機が付いているが、これはタイ仕様で付けられたのかな?

16:00頃、チェンマイ駅を発車した列車を撮影。

非電化区間なので電柱とかがなくて撮影条件は比較的良い。ただし、太陽の位置が少し悪いので完全な順光とはならない。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

SlowHouse
N 18°47’51.14″
E098°58’23.02″
チェンマイ駅
N 18°47’02.01″
E099°01’00.31″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 66バーツ
合計 66バーツ

東南アジア旅行記2015-タイ国鉄24系客車乗り鉄

鉄道でバンコク→チェンマイ

バンコク駅

18:00頃、EZ STAY Bangkokを出て地下鉄でフアランポーン駅へ 移動する。18:30頃、フアランポーン駅に到着し、そのままタイ国鉄のバンコク駅へ移動。ラーマ5世の肖像画の下を通りホームへ。

特に改札口とかはない ので切符を持っていなくても自由に出入りできるのがタイ国鉄の特徴だ。すでに3番線には、19:35発、チェンマイ行きの列車が入線していたので、そのまま乗車する。

タイの24系客車

切符には「ANSJR」と印字されているが、この列車の特徴はJR西日本で使用されていた24系客車が使用されていることである。24系客車といえば日本でブルートレインとして活躍していた車両だ。

発車まで1時間近くあるので荷物を寝台に置いて探検へ出向く。客車は紫を基調とした塗装であるが形は24系客車そのものである。

かなり早めに来たので、ホームには乗客は殆どおらず自由に撮影できた。

24系客車はタイ国鉄へ譲渡される際に台車などがタイ仕様に変更されている。

でも、車内には日本語表示が残っており、日本から来た車両というのが分かる。

タイ国鉄の車両となっても車内には日本の国鉄時代のブルートレインの雰囲気が残っている。

寝台はまさにブルートレインだ。

ちなみに車内はタバコだけでなくアルコールも禁止になっている。19:00頃になると徐々に乗客が乗車してくる。欧米人の乗客が結構多い。そして、発車前から車内販売が始まっており、欧米人が60バーツ(約240円)のオレンジジュースを買っていた。車内販売に続き車内検札が始まり車掌が切符に鋏を入れていく。

それと、列車には警察官も警乗している。田舎を走るアランヤプラテート→バンコクの列車も警察官が警乗していたので、タイでは警察官の警乗は当たり前のようだ。19:35に定刻通りバンコクを発車する。チェンマイまで751kmの道のりで、明日の09:55到着予定だ。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

EZ STAY Bangkok
N 13°43’03.85″
E100°33’55.14″
バンコク駅(クルンテープ駅・フワランポーン駅)
N 13°44’19.62″
E100°31’00.68″
本日の出費
項目 金額 備考
地下鉄 26バーツ
合計 26バーツ

チェンマイ

チェンマイ到着

09:52、定刻より3分早くチェンマイに到着する。チェンマイはバンコクと比べるとかなり涼しい。

751kmも北へ移動しただけのことはある。

チェンマイ駅のプラットホームにはラーマ5世の肖像画がある。

そして、VIPルームの前にはプミポン国王の肖像画がある。ラーマ5世は名君として知られているが、人気はプミポン国王の方が断然上だろう。

チェンマイ駅は駅前にはSLがあり、駅舎の作りはおしゃれになっている。雰囲気的には原宿駅みたいな感じかな?

チェンマイ駅からはソンテウに乗車してガートスワンケーオまで移動する。ソンテウはトラックの荷台を改造した乗合バスや乗合タクシーみたいなものだ。駅前には ソンテウが多数停車しており欧米人がどんどん乗車して行く。同じ方向の乗客が集まったら出発するという方式だ。

とりあえず声を掛けてきたソンテウの車掌の お姉ちゃんにガートスワンケーオまで行くか聞いてみたら、OKだったので乗車する。すでに欧米人のお姉ちゃんが2人乗車していた。10:10頃、自分以外 の乗客が全て欧米人でソンテウが発車する。それぞれの客の行き先へ寄って客を下ろしながらチェンマイの街の中を走り、10:40頃、ガートスワンケーオに到着。運賃は50バーツ。

ガー トスワンケーオから5分ほど歩いて予約しておいたゲストハウスSlowHouseに到着。宿泊料は14泊の2100バーツとシーツ代50バーツの合計 2150バーツ。

日本人経営のゲストハウスなので客は日本人ばかりだ。部屋は10人ドミトリーだが意外にもドミトリーは広い。20人ドミトリーにしてもま だ余裕があるような感じだ。

昼過ぎに近くの食堂で昼食を食べる。昨日の朝にインスタントラーメン食べてから何も食べていなかったので空腹で大変であった。ご飯とおかず2品で30バーツ (約120円)だが量は少なめ。同じぐらいの金額なら中国のイスラム食堂でチャーハン食べた方が量は多いだろう。

食後は近くのショッピングモールのガートスワンケーオへ行ってみる。スーパーマーケットやフードコートがあるので便利だがスーパーマーケットの規模はそれほど大きくない。日本のヤオコー、バロー、ヤマナカの方が大きい。でも、チェンマイには複数のショッピングモールがあるのでかなりの大都市だ。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

チェンマイ駅
N 18°47’02.01″
E099°01’00.31″
SlowHouse
N 18°47’51.14″
E098°58’23.02″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 78バーツ
宿泊費 2150バーツ 1泊150バーツ×14+シーツ代50バーツ
ソンテウ 50バーツ チェンマイ駅→ガートスワンケーオ
合計 2278バーツ

東南アジア旅行記2015-カンボジア・タイ陸路国境越えバンコクへ

カンボジア・シェムリアップからタクシーで国境へ

バス乗り場

07:10頃、クロマーヤマトゲストハウスをチェックアウトして、シバサ通りのBUBBLE ASIA TRAVELへ向かう。今日はカンボジアを離れタイへ入国するが、ほとんどの旅行者は当日中にタイ・バンコクのカオサン通りまで行くのだが、自分はバスでカンボジア側の国境の町ポイペトまで行き、タイ側の国境の町アランヤプラテートで一泊して、翌朝、列車でバンコクへ向かう。

なので、バスチケットはポイペト(5ドル)までしか買っていない。07:20頃、BUBBLE TRAVELに到着。店舗は開いているが、まだ掃除中だがチケットを掃除していたお姉ちゃんに見せると待つようにとの事。07:30集合、08:00出発なので、まだ時間に余裕がある。まあ、時間になればHANG TEP TRAVELのバスが来るのだろう。

07:40頃、4軒となりにあるNATTAKAN CAMBODIAの前にバンコク行きの直通バスが到着し欧米人が乗り込んで行く。

トゥクトゥクで移動

08:10頃、NATTAKAN CAMBODIAのバンコク行きの直通バスが出発していった。そして、自分はまだバスを待っている。カンボジアは時間通りにバスが来ないのか?旅行会社の兄ちゃんが「もう少し待って」とか言っているが、08:30頃、トゥクトゥクが1台やって来て、これで乗り場へ移動となる。

タクシーで国境のポイペトへ

08:40頃、シェムリアップの東のどこかで降ろされる。目の前には、地元民のオバちゃんとアジア系の旅行者の兄ちゃんがおり一緒に待つことに・・・。いや、置き去りか?

08:50頃、ハングルを話す3人とアジア系男女2人がトゥクトゥクで運ばれてきた。続いてタクシー2台がやって来て、運ちゃんがチケットを確認する。バスでなくタクシーでポイペトまで移動のようだ。自分はハングルを話す男3人と同じタクシーになってしまい、 自分は助手席に乗ったのだがシートベルトが壊れていて使えなかった。カンボジアの安全基準はこれで良いのか?

08:55頃、タクシーが出発して、国道6号を西へと走る。

途中で国道5号へと変わり西へ走る。この国道5号はアジアハイウェイ1号線の一部である。ちなみに東京の首都高速都心環状線はアジアハイウェイ1号線の起点となっている。道路状況は舗装されており渋滞もなく良好だ。11:00頃、道路標識に国境を表す「Boader」の表示が出てきた。ポイペトはすぐ近くのようだ。

11:15頃、ポイペトのイミグレーション前のロータリーに到着する。タクシーを降りたら目の前にHANG TEP TRAVELのバスが停車しており、欧米人が降りてくる・・・。どうも、客を取り過ぎてバスに乗り切らないから、余ったのはタクシーに詰め込んだようだ。だから時間になってもバスが来ないわけだ。

ここで運ちゃんたちが乗客たちに赤いシールを貼っている。このシールでどこのバス会社の客かを判断するようだ。で、ハングルを話す人が赤シールを持ってきてくれたが、自分はポイペトまでで必要ないので断っておく。ハングルを話す人は、なぜ要らないのか分からない様子だった。

国境のロータリーで写真を撮って、イミグレーションの建物を撮ろうとしたら、係官に「No Photo」とか言われ撮影断念。11:20頃、出国の列に並ぶ。

ポイペトからカンボジア出国

出国の列に並んでいる間にカンボジア入国時にホチキスでパスポートに留められた出国カードを外して記入する。出国手続きは比較的に楽に完了した。ただし、入国時にはなかった指紋採取があった。スキャナーに両手の指を置いて読み取る。最初に右手の人差指から小指の4本、次に親指、左手の人差指から小指の4本、最後に親指を読み取る。5本まとめての読取りはできないのか?

11:30頃、ガンボジア側イミグレーションを出てタイ側のイミグレーションへ向かう。

タイ側のイミグレーションまでの間にカジノや店が多く並んでいる。

そして、乞食とかも多い。今までいくつかの国境を越えてきたが、ポイペト・アランヤプラテートは活気はあるが雰囲気が危険だ。明らかにのんびり写真を撮っていてはいけない雰囲気が漂っている。東南アジア素人の自分は足早にタイ側のイミグレーションへ向かう。

イミグレーション

カンボジアのイミグレーションを出てからタイのイミグレーションまでにやることはただひとつ、入国カードをもらうことだけだ。途中で行列ができている所があったりするが外国人には関係なさそうなので無視して進む。

そして、タイのイミグレーションの前で入国カードをもらいます。上の画像を見れば分かりますが、イミグレーション前に座っている係官が入国カードをくれます。

入国カードをもらったら階段を登り2Fの入国カウンターへ向かう。11:40頃、タイ側イミグレーションで入国カードを記入して列に並ぶ。

タイ入国

タイのイミグレーションは混雑しており、なかなか列が進まない。入国カウンターは6ヶ所あるが開いているのは4ヶ所だけだ。それも、1ヶ所はアライバルビザ申請者のカウンターで、通常のカウンターは3ヶ所だけだ。なので、混雑は時間が経つに連れ酷くなってくる。

12:30頃、全ての入国カウンターが開いて入国手続きがスピードアップするが、それでも行列が入口まで続いている。12:50頃、ようやく入国手続を終えてタイにノービザ入国する。パスポートには入国スタンプが押され滞在期限は3月8日までだ。

そして、出国ガードがホチキスで留められている。入国手続に1時間以上もかかった。

入国手続を終えて税関を通過するとバス会社のおっちゃんたちが待ち構えていた。カンボジア・ポイペト側で赤シールとかを貼られた旅行者をそれぞれのバスへ乗せるためだ。

自分は関係ないので素通りして外へ出て日陰で休憩する。

バンコク銀行ATMで現金引き出し

13:00頃、イミグレーションから国道沿いに100mほど歩くとバンコク銀行があったのでATMで10000バーツ(¥38708)引き出すが引き出し手数料で180バーツ徴収される。

タイでの当面の資金は調達できたので、予約しておいた宿へ向かう。

国境から国道33号をアランヤプラテートの町へ向かって歩いて行く。途中トゥクトゥクやバイクタクシーのおっちゃんに何度も声を掛けられるが断る。ほとんどの旅行者はバスやトゥクトゥクとかの交通手段を利用するのだが自分は徒歩だ。

宿までは約3.8kmのみちのりだ。

途中のガソリンスタンドにATMがあった。

タイは色々な所にATMがあり利便性が高そうだ。

ガソリンスタンドを過ぎて学校の前を通るとASEANの看板がある。学校に政治的な看板があるのは興味深い。

そして、学校の校舎にはプミポン国王の巨大な肖像画がある。国王の人気の高さが伺える。日本で同じような事をすると大騒ぎするような人たちがいるだろうな。

チャイスクバンガロー

14:05頃、Booking.comで予約しておいたチャイスクバンガロー(Chaisuk Bungalow)に到着する。国道沿いにあり英語の看板はないが入口は写真の通りだったので通り過ぎることもなく無事に到着だ。

まずは、レセプションへ行くが誰もいない。まあ、待っていれば誰か来るだろうと思い待つこと2分ぐらいでオバちゃんが来た。スマホに保存しておいたPDFを見せるとすぐに分かってくれて問題なくチェックイン完了。宿泊費300バーツを支払い部屋に案内される。

今回初めてバンガローに宿泊するのだが敷地がかなり広い。駐車場も付いており車が停まっている所もある。車で国境を越えたりするのだろうか?

部屋は結構広く、トイレ・シャワーはもちろんついている。Wi-Fiもありネットも問題なく使えた。

15:00頃、チャイスクバンガローからアランヤプラテート駅へ向かう。

国道沿いに約1.8km歩いて、15:25頃、アランヤプラテート駅に到着する。

切符売場は閉まっていたが、バンコク行きの朝の列車は6時に切符の販売開始のようだ。

切符売場は閉まっていたがホームには自由に出入りできる状態だったのでちょっと見物しておく。

15:50頃、駅から400mほど北西にあるバスターミナルを訪れる。バスターミナルと言っても、実際は各バス会社のチケット販売所が集まっていて、そこから発着しているという感じだ。

バスターミナル近くのコンビニがあったので食料などの物資補給は可能だ。

とりあえず、アランヤプラテートでの情報収集は終わりにして、セブンイレブンでペプシとサンドイッチを購入する。

カンボジアと違ってレシートが英語表記でないのでほとんど判読不能である。

国道脇にある使われていないカンボジアにつながる線路上でサンドイッチを食べる。

プノンペンまで線路がつながるのはいつだろうか?

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

クロマーヤマトゲストハウス
N 13°21’52.12″
E103°51’13.22″
BUBBLE TRAVEL
N 13°21’31.52″
E103°51’16.20″
ポイペト(カンボジア側国境)
N 11°34’41.05″
E104°55’25.00″
アランヤプラテート(タイ側国境)
N 13°39’45.41″
E102°32’52.00″
チャイスクバンガロー(Chaisuk Bungalow)
N 13°40’58.35″
E102°31’03.81″
アランヤプラテート駅
N 13°41’33.35″
E102°30’18.25″
アランヤプラテート バスターミナル
N 13°41’38.08″
E102°30’07.38″
両替

10000バーツ(¥38708/1バーツ=約3.9円)バンコク銀行ATMで引き出す

本日の出費
項目 金額 備考
食費 59バーツ
宿泊費 300バーツ
合計 359バーツ

鉄道でアランヤプラテート→バンコク

アランヤプラテート駅

05:30頃、チャイスクバンガロー(Chaisuk Bungalow)をチェックアウトする。といっても、夜明け前の時間でレセプションは誰も居ないので鍵を置いて勝手に出ていく。

国道33号を1.8kmほど歩いて、06:00頃、アランヤプラテート駅に到着する。既に駅前では店が営業中だ。切符売場は既に開いておりバンコク行きの切符を購入する。運賃は48バーツだ。

アランヤプラテート→バンコク

ホームには既に乗客が集まっており、欧米人が2人いた。

そして、06:28に列車が入線してくる。ドアは半自動でボタンを押して開ける。

車内はセミクロスシートで吊り革があり、日本にもあるような近郊型車両に近い。

でも、ドアの部分に段差があるので、台湾の車両に近い感じだ。

列車に乗り込み席を確保するが車掌に席を移るように指示される。3等席だから自由席のはずなのだが席を移るが、すぐに原因が分かった。僧侶優先席の表示があった。テレビで飛行機には僧侶優先席があるのは知っていたが鉄道にもあるとは驚きだ。まあ、仏教国のタイだから納得である。

定刻通り、06:40に列車が発車しバンコクへ向かう。時刻表通りなら、12:05にバンコク到着だ。途中駅では地元民が乗車してきて、通勤通学の足として機能しているようだ。

タイ国鉄のタブレット交換

途中駅で駅員がタブレットを持っているのを見かける。タブレット交換で閉塞しているようだ。

外の景色を眺めながらバンコクへ向かうが、バンコク-アランヤプラテートは非電化区間で、ほぼ単線になっている。


そして、途中でタブレット交換をしているのが確認できた。まだ、自動閉塞ではないようだが、貴重なタブレット交換が残っているのには感激である。

列車は田園地帯を速度を上げて走り抜けていく。GPSで速度を確認すると100km/hを超える区間があったので線路の状態は良好なようだ。

それと、タイの駅の特徴の一つとして、殆どの駅にはプミポン国王の大きな肖像画が掲げられている。

バンコク到着

定刻より10分遅れの12:15にバンコク到着。このまま予約しておいたEZ STAY Bangkokへ移動したいところだが、今日は都合で17:00以降のチェックインということなので駅で時間をつぶす。

バンコク駅は呼び名がいくつもあり、フワランポーン駅、フアラムポーン駅とも呼ばれているが、上記画像を見ると分かるが正式名称はクルンテープ駅(กรุงเทพ)である。英語表記でははBANGKOKとなっている。

16:00頃、のんびりと地下鉄フワランポーン駅からクイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センター駅へ移動する。運賃は26バーツだ。

地下鉄を降りて地上へ出るが物凄く暑い。

2月でもバンコクは真夏だ。

EZ STAY Bangkok

駅から15分ほど歩いてEZ STAY Bangkokのあるロンポーマンションに、17:15頃到着。

マンションのレセプションで管理人さんを呼んでもらう。何とかバンコクで拠点となる宿に到着した。3泊するので1泊あたり割引料金の400バーツで合計1200バーツだ。6人ドミトリーは今日は全て埋まっているようだ。

夕飯は近くの食堂で麺を食べる。値段は40バーツだ。

まだ相場がよく分からないがタイの物価は高い感じがする。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

チャイスクバンガロー(Chaisuk Bungalow)
N 13°40’58.35″
E102°31’03.81″
アランヤプラテート駅
N 13°41’33.35″
E102°30’18.25″
バンコク駅(クルンテープ駅・フワランポーン駅)
N 13°44’19.62″
E100°31’00.68″
EZ STAY Bangkok
N 13°43’03.85″
E100°33’55.14″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 40バーツ
宿泊費 1200バーツ 1泊400バーツ×3
鉄道 48バーツ
地下鉄 26バーツ
合計 1314バーツ

バンコク→チェンマイ寝台切符購入

10:30頃、バンコク駅(フワランポーン駅)にやって来た。

駅の改札口の上にはラーマ五世の肖像画が飾られている。もちろん近くにはプミポン国王の肖像画がある。タイにはいたる所に国王の肖像画や写真が飾られているので、ここはどこぞの独裁国家かと間違えてしまう。

実際は国王の人気が高いので肖像画や写真がいたる所に溢れているのだ。まあ、クーデターが発生してもタイが平和なのはプミポン国王がいるからと言ってもいいだろう。

こちらはバンコク駅の待合室だが、ここは僧侶専用の待合室である。タイでは僧侶は尊敬され優遇されているのだ。

そして、切符売場で明後日のチェンマイ行きの切符を購入する。

窓口で日にちや列車番号などを書いた紙を出すとお姉ちゃんが端末を叩いて確認してくれて、2等寝台上段を確保する。パスポートは必要なかったが画面に名前を入力して発券する。バンコク→チェンマイ2等寝台上段は791バーツだ。

そして、切符の「CLASS-COACH TYPE」には「2 ANSJR」と印字されている。これはJR西日本から譲渡された24系客車を意味している。このタイ国鉄の列車は鉄ちゃんにとっては非常に重要度が高いのだ。

切符を購入したので外へ出て駅舎の撮影をする。バンコク駅はドイツのフランクフルト駅をモデルに作られているので重厚な雰囲気が漂っている。

チャイナタウン

11:00頃、バンコク駅の南西にあるチャイナタウンを通る。

ちょうど旧正月の春節が近いので通りは綺麗に飾り付けされている。

そして、チャイナタウンにある寺院のワット・トライミットに到着。

入場料は100バーツだが境内だけの見物は無料だ。

チャオプラヤー川のフェリー

昼頃、チャオプラヤー川のフェリー乗り場にやって来た。フェリーで対岸のワット・アルンへ向かう。

運賃は3バーツでフェリー乗り場に英語と日本語で運賃が表示されており観光客の利用が多いようだ。フェリーは2,3分で対岸のワット・アルンに到着する。

ワット・アルンは暁の寺とも呼ばれ三島由紀夫の小説の舞台にもなっている。10バーツ硬貨のデザインにもなっておりタイを代表する寺でもある。入場料は50バーツだが工事を行っているようで各所に工事の骨組みが見える。

工事しているのなら別に見る必要もないのでフェリーに乗船して対岸へ戻る。

タイ王宮

13:00頃、タイ王宮に到着する。ものすごい人の多さだ。観光客多すぎだ!特に中国人の団体が多い。

そして、この人混みの中を衛兵が交代のために行進している。

タイ王宮の入場料は500バーツでかなり高いのだが、この人の多さではゆっくりと静かに見学することはできないだろう。あのやかましい国の団体さんも大勢いるし・・・。

今回は衛兵を撮影するだけにしておく。

13:20頃、タイ王宮の隣にある国防省にやって来た。

タイでは政治が混乱すると軍がクーデターを起こすのが恒例となってしまっているが、建物にはプミポン国王の肖像画が掲げられている。クーデターを起こす軍でも国王には忠誠を誓っているので、国王の権威が絶大であることが分かる。

16:00頃、ロンポーマンション近くにあるTESCOでタイのインスタントラーメンを購入する。

10袋セットなのだが容量は日本の5袋セットと同じくらいで48バーツ(約192円)だ。味は日本と同等で食べやすい。中国のインスタントラーメンより遥かに麺が美味しい。それと、お国柄なのか唐辛子の粉末が付いていた。やはりトムヤムクンの国なので辛いのが好きな国民性ということだろうか?

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

EZ STAY Bangkok
N 13°43’03.85″
E100°33’55.14″
バンコク駅(クルンテープ駅)
N 13°44’19.62″
E100°31’00.68″
ワット・トライミット
N 13°44’15.95″
E100°30’49.61″
ワット・アルン
N 13°44’38.06″
E100°29’22.18″
タイ王宮
N 13°45’07.79″
E100°29’28.19″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 116バーツ
鉄道 791バーツ バンコク→チェンマイ
地下鉄 49バーツ
フェリー 6バーツ
洗濯 20バーツ
合計 982バーツ

バックパッカー街のカオサン通り

BTSでフェリー乗り場へ

今日もバンコクは滅茶苦茶暑い!09:30頃、地下鉄に乗車してシーロム駅で下車し、接続しているBTSのサラデーン駅からサパーンタークシン駅へ向かう。

今日はフェリーでカオサン通りを見物しようと思う。

バンコクの水上バス「チャオプラヤー・エクスプレス」

10:30頃、サパーンタークシン駅で下車して2番出口からサトーン船着場(Sathorn)へ向かう。サトーン船着場からはチャオプラヤー川のフェリー、チャオプラヤー・エクスプレスが運行されている。
船着場にはチケット売場があるのだが、これは値段の高いツーリストボートのチケット売場なので貧乏バックパッカーは関係ないので素通りする。

自分が乗船しようとしているの船尾にオレンジの旗が付いたボートである。

チャオプラヤー・エクスプレスには5種類のフェリーが運行されている。船尾にオレンジ、青、緑、黄色の旗が付いたボート、そして、旗なしの鈍行がある。

青旗はツーリストボートで1回40バーツと150バーツの1日券が販売されている。カオサン通りへはプラ・アーチット(Phra Artit)が最寄りの船着場で青旗とオレンジ旗、あと旗なしの普通のボートで行ける。青旗のツーリストボートは高いので1回15バーツ(約60円)のオレンジ旗のボートで行くのが一般的なようだ。
10:50頃、オレンジ旗のボートが来たので乗船する。

あとはカオサン通り最寄りのプラ・アーチット(Phra Artit)で降りる。

船内は欧米人が多く賑わっている。

そして、後方から小銭がジャラジャラする音が聞こえてきた。中国での旅が長かったため小銭の入ったお碗を持った乞食が来たのかと警戒してしまったが、実は料金徴収のオバちゃんが小銭とチケットが入った筒を振りながら巡回していた。

どうやら筒を振りながら料金徴収をするので、外国人でもすぐに料金徴収と分かる。
自分もすぐに気づいたし・・・。オバちゃんに15バーツを支払いチケットを貰う。

11:25頃、プラ・アーチットに到着、約30分の船旅であった。乗客の殆どが下船しておりカオサン通り周辺へ行くようだ。

途中、セブンイレブンに寄ったりしながら、11:50頃、カオサン通りに到着する。

アジア有数のバックパッカー街・カオサン通り

カオサン通りはアジア有数のバックパッカー街として知られており、確かに欧米人バックパッカーがいる。

カオサンで売っている在留カード

そして、カオサン通りで偽身分証屋を見つける。昔テレビでタイの偽身分証屋を見たことがあったが、まだカオサン通りで営業していた。各国の運転免許証から日本の在留カードまで色々と売っている。

日本政府やタイ政府は偽造身分証について把握しているとは思うが、現状がこれなので取り締まりは考えていないということか?造りは雑なのだろうが、堂々と在留カードなどの偽造身分証が売られていては日本にとっては迷惑である。早く日本政府がタイ政府に何とかしてもらうようにお願いしたほうが良いと思うのだが・・・。

13:30頃、プラ・アーチット船着場からオレンジ旗のボートに乗船しサトーン船着場へ戻る。

川沿いの建物にはプミポン国王とシリキット王妃の巨大な写真が掲げられている。タイではどこに行っても国王と王妃の写真や肖像画がある。14:00頃、サトーン船着場に到着。BTSと地下鉄を乗り継いで宿へ戻る。バンコクの暑さにやられて、もう外を出歩きたくない。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

EZ STAY Bangkok
N 13°43’03.85″
E100°33’55.14″
サトーン船着場(Sathorn)
N 13°43’07.94″
E100°30’46.67″
プラ・アーチット船着場(Phra Artit)
N 13°45’48.95″
E100°29’38.89″
カオサン通り
N 13°45’33.92″
E100°29’46.00″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 39.5バーツ
BTS 56バーツ
地下鉄 38バーツ
フェリー 30バーツ
合計 163.5バーツ