東南アジア旅行記2015-カンボジア・タイ陸路国境越えバンコクへ

カンボジア・シェムリアップからタクシーで国境へ

バス乗り場

07:10頃、クロマーヤマトゲストハウスをチェックアウトして、シバサ通りのBUBBLE ASIA TRAVELへ向かう。今日はカンボジアを離れタイへ入国するが、ほとんどの旅行者は当日中にタイ・バンコクのカオサン通りまで行くのだが、自分はバスでカンボジア側の国境の町ポイペトまで行き、タイ側の国境の町アランヤプラテートで一泊して、翌朝、列車でバンコクへ向かう。

なので、バスチケットはポイペト(5ドル)までしか買っていない。07:20頃、BUBBLE TRAVELに到着。店舗は開いているが、まだ掃除中だがチケットを掃除していたお姉ちゃんに見せると待つようにとの事。07:30集合、08:00出発なので、まだ時間に余裕がある。まあ、時間になればHANG TEP TRAVELのバスが来るのだろう。

07:40頃、4軒となりにあるNATTAKAN CAMBODIAの前にバンコク行きの直通バスが到着し欧米人が乗り込んで行く。

トゥクトゥクで移動

08:10頃、NATTAKAN CAMBODIAのバンコク行きの直通バスが出発していった。そして、自分はまだバスを待っている。カンボジアは時間通りにバスが来ないのか?旅行会社の兄ちゃんが「もう少し待って」とか言っているが、08:30頃、トゥクトゥクが1台やって来て、これで乗り場へ移動となる。

タクシーで国境のポイペトへ

08:40頃、シェムリアップの東のどこかで降ろされる。目の前には、地元民のオバちゃんとアジア系の旅行者の兄ちゃんがおり一緒に待つことに・・・。いや、置き去りか?

08:50頃、ハングルを話す3人とアジア系男女2人がトゥクトゥクで運ばれてきた。続いてタクシー2台がやって来て、運ちゃんがチケットを確認する。バスでなくタクシーでポイペトまで移動のようだ。自分はハングルを話す男3人と同じタクシーになってしまい、 自分は助手席に乗ったのだがシートベルトが壊れていて使えなかった。カンボジアの安全基準はこれで良いのか?

08:55頃、タクシーが出発して、国道6号を西へと走る。

途中で国道5号へと変わり西へ走る。この国道5号はアジアハイウェイ1号線の一部である。ちなみに東京の首都高速都心環状線はアジアハイウェイ1号線の起点となっている。道路状況は舗装されており渋滞もなく良好だ。11:00頃、道路標識に国境を表す「Boader」の表示が出てきた。ポイペトはすぐ近くのようだ。

11:15頃、ポイペトのイミグレーション前のロータリーに到着する。タクシーを降りたら目の前にHANG TEP TRAVELのバスが停車しており、欧米人が降りてくる・・・。どうも、客を取り過ぎてバスに乗り切らないから、余ったのはタクシーに詰め込んだようだ。だから時間になってもバスが来ないわけだ。

ここで運ちゃんたちが乗客たちに赤いシールを貼っている。このシールでどこのバス会社の客かを判断するようだ。で、ハングルを話す人が赤シールを持ってきてくれたが、自分はポイペトまでで必要ないので断っておく。ハングルを話す人は、なぜ要らないのか分からない様子だった。

国境のロータリーで写真を撮って、イミグレーションの建物を撮ろうとしたら、係官に「No Photo」とか言われ撮影断念。11:20頃、出国の列に並ぶ。

ポイペトからカンボジア出国

出国の列に並んでいる間にカンボジア入国時にホチキスでパスポートに留められた出国カードを外して記入する。出国手続きは比較的に楽に完了した。ただし、入国時にはなかった指紋採取があった。スキャナーに両手の指を置いて読み取る。最初に右手の人差指から小指の4本、次に親指、左手の人差指から小指の4本、最後に親指を読み取る。5本まとめての読取りはできないのか?

11:30頃、ガンボジア側イミグレーションを出てタイ側のイミグレーションへ向かう。

タイ側のイミグレーションまでの間にカジノや店が多く並んでいる。

そして、乞食とかも多い。今までいくつかの国境を越えてきたが、ポイペト・アランヤプラテートは活気はあるが雰囲気が危険だ。明らかにのんびり写真を撮っていてはいけない雰囲気が漂っている。東南アジア素人の自分は足早にタイ側のイミグレーションへ向かう。

イミグレーション

カンボジアのイミグレーションを出てからタイのイミグレーションまでにやることはただひとつ、入国カードをもらうことだけだ。途中で行列ができている所があったりするが外国人には関係なさそうなので無視して進む。

そして、タイのイミグレーションの前で入国カードをもらいます。上の画像を見れば分かりますが、イミグレーション前に座っている係官が入国カードをくれます。

入国カードをもらったら階段を登り2Fの入国カウンターへ向かう。11:40頃、タイ側イミグレーションで入国カードを記入して列に並ぶ。

タイ入国

タイのイミグレーションは混雑しており、なかなか列が進まない。入国カウンターは6ヶ所あるが開いているのは4ヶ所だけだ。それも、1ヶ所はアライバルビザ申請者のカウンターで、通常のカウンターは3ヶ所だけだ。なので、混雑は時間が経つに連れ酷くなってくる。

12:30頃、全ての入国カウンターが開いて入国手続きがスピードアップするが、それでも行列が入口まで続いている。12:50頃、ようやく入国手続を終えてタイにノービザ入国する。パスポートには入国スタンプが押され滞在期限は3月8日までだ。

そして、出国ガードがホチキスで留められている。入国手続に1時間以上もかかった。

入国手続を終えて税関を通過するとバス会社のおっちゃんたちが待ち構えていた。カンボジア・ポイペト側で赤シールとかを貼られた旅行者をそれぞれのバスへ乗せるためだ。

自分は関係ないので素通りして外へ出て日陰で休憩する。

バンコク銀行ATMで現金引き出し

13:00頃、イミグレーションから国道沿いに100mほど歩くとバンコク銀行があったのでATMで10000バーツ(¥38708)引き出すが引き出し手数料で180バーツ徴収される。

タイでの当面の資金は調達できたので、予約しておいた宿へ向かう。

国境から国道33号をアランヤプラテートの町へ向かって歩いて行く。途中トゥクトゥクやバイクタクシーのおっちゃんに何度も声を掛けられるが断る。ほとんどの旅行者はバスやトゥクトゥクとかの交通手段を利用するのだが自分は徒歩だ。

宿までは約3.8kmのみちのりだ。

途中のガソリンスタンドにATMがあった。

タイは色々な所にATMがあり利便性が高そうだ。

ガソリンスタンドを過ぎて学校の前を通るとASEANの看板がある。学校に政治的な看板があるのは興味深い。

そして、学校の校舎にはプミポン国王の巨大な肖像画がある。国王の人気の高さが伺える。日本で同じような事をすると大騒ぎするような人たちがいるだろうな。

チャイスクバンガロー

14:05頃、Booking.comで予約しておいたチャイスクバンガロー(Chaisuk Bungalow)に到着する。国道沿いにあり英語の看板はないが入口は写真の通りだったので通り過ぎることもなく無事に到着だ。

まずは、レセプションへ行くが誰もいない。まあ、待っていれば誰か来るだろうと思い待つこと2分ぐらいでオバちゃんが来た。スマホに保存しておいたPDFを見せるとすぐに分かってくれて問題なくチェックイン完了。宿泊費300バーツを支払い部屋に案内される。

今回初めてバンガローに宿泊するのだが敷地がかなり広い。駐車場も付いており車が停まっている所もある。車で国境を越えたりするのだろうか?

部屋は結構広く、トイレ・シャワーはもちろんついている。Wi-Fiもありネットも問題なく使えた。

15:00頃、チャイスクバンガローからアランヤプラテート駅へ向かう。

国道沿いに約1.8km歩いて、15:25頃、アランヤプラテート駅に到着する。

切符売場は閉まっていたが、バンコク行きの朝の列車は6時に切符の販売開始のようだ。

切符売場は閉まっていたがホームには自由に出入りできる状態だったのでちょっと見物しておく。

15:50頃、駅から400mほど北西にあるバスターミナルを訪れる。バスターミナルと言っても、実際は各バス会社のチケット販売所が集まっていて、そこから発着しているという感じだ。

バスターミナル近くのコンビニがあったので食料などの物資補給は可能だ。

とりあえず、アランヤプラテートでの情報収集は終わりにして、セブンイレブンでペプシとサンドイッチを購入する。

カンボジアと違ってレシートが英語表記でないのでほとんど判読不能である。

国道脇にある使われていないカンボジアにつながる線路上でサンドイッチを食べる。

プノンペンまで線路がつながるのはいつだろうか?

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

クロマーヤマトゲストハウス
N 13°21’52.12″
E103°51’13.22″
BUBBLE TRAVEL
N 13°21’31.52″
E103°51’16.20″
ポイペト(カンボジア側国境)
N 11°34’41.05″
E104°55’25.00″
アランヤプラテート(タイ側国境)
N 13°39’45.41″
E102°32’52.00″
チャイスクバンガロー(Chaisuk Bungalow)
N 13°40’58.35″
E102°31’03.81″
アランヤプラテート駅
N 13°41’33.35″
E102°30’18.25″
アランヤプラテート バスターミナル
N 13°41’38.08″
E102°30’07.38″
両替

10000バーツ(¥38708/1バーツ=約3.9円)バンコク銀行ATMで引き出す

本日の出費
項目 金額 備考
食費 59バーツ
宿泊費 300バーツ
合計 359バーツ

鉄道でアランヤプラテート→バンコク

アランヤプラテート駅

05:30頃、チャイスクバンガロー(Chaisuk Bungalow)をチェックアウトする。といっても、夜明け前の時間でレセプションは誰も居ないので鍵を置いて勝手に出ていく。

国道33号を1.8kmほど歩いて、06:00頃、アランヤプラテート駅に到着する。既に駅前では店が営業中だ。切符売場は既に開いておりバンコク行きの切符を購入する。運賃は48バーツだ。

アランヤプラテート→バンコク

ホームには既に乗客が集まっており、欧米人が2人いた。

そして、06:28に列車が入線してくる。ドアは半自動でボタンを押して開ける。

車内はセミクロスシートで吊り革があり、日本にもあるような近郊型車両に近い。

でも、ドアの部分に段差があるので、台湾の車両に近い感じだ。

列車に乗り込み席を確保するが車掌に席を移るように指示される。3等席だから自由席のはずなのだが席を移るが、すぐに原因が分かった。僧侶優先席の表示があった。テレビで飛行機には僧侶優先席があるのは知っていたが鉄道にもあるとは驚きだ。まあ、仏教国のタイだから納得である。

定刻通り、06:40に列車が発車しバンコクへ向かう。時刻表通りなら、12:05にバンコク到着だ。途中駅では地元民が乗車してきて、通勤通学の足として機能しているようだ。

タイ国鉄のタブレット交換

途中駅で駅員がタブレットを持っているのを見かける。タブレット交換で閉塞しているようだ。

外の景色を眺めながらバンコクへ向かうが、バンコク-アランヤプラテートは非電化区間で、ほぼ単線になっている。


そして、途中でタブレット交換をしているのが確認できた。まだ、自動閉塞ではないようだが、貴重なタブレット交換が残っているのには感激である。

列車は田園地帯を速度を上げて走り抜けていく。GPSで速度を確認すると100km/hを超える区間があったので線路の状態は良好なようだ。

それと、タイの駅の特徴の一つとして、殆どの駅にはプミポン国王の大きな肖像画が掲げられている。

バンコク到着

定刻より10分遅れの12:15にバンコク到着。このまま予約しておいたEZ STAY Bangkokへ移動したいところだが、今日は都合で17:00以降のチェックインということなので駅で時間をつぶす。

バンコク駅は呼び名がいくつもあり、フワランポーン駅、フアラムポーン駅とも呼ばれているが、上記画像を見ると分かるが正式名称はクルンテープ駅(กรุงเทพ)である。英語表記でははBANGKOKとなっている。

16:00頃、のんびりと地下鉄フワランポーン駅からクイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センター駅へ移動する。運賃は26バーツだ。

地下鉄を降りて地上へ出るが物凄く暑い。

2月でもバンコクは真夏だ。

EZ STAY Bangkok

駅から15分ほど歩いてEZ STAY Bangkokのあるロンポーマンションに、17:15頃到着。

マンションのレセプションで管理人さんを呼んでもらう。何とかバンコクで拠点となる宿に到着した。3泊するので1泊あたり割引料金の400バーツで合計1200バーツだ。6人ドミトリーは今日は全て埋まっているようだ。

夕飯は近くの食堂で麺を食べる。値段は40バーツだ。

まだ相場がよく分からないがタイの物価は高い感じがする。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

チャイスクバンガロー(Chaisuk Bungalow)
N 13°40’58.35″
E102°31’03.81″
アランヤプラテート駅
N 13°41’33.35″
E102°30’18.25″
バンコク駅(クルンテープ駅・フワランポーン駅)
N 13°44’19.62″
E100°31’00.68″
EZ STAY Bangkok
N 13°43’03.85″
E100°33’55.14″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 40バーツ
宿泊費 1200バーツ 1泊400バーツ×3
鉄道 48バーツ
地下鉄 26バーツ
合計 1314バーツ

バンコク→チェンマイ寝台切符購入

10:30頃、バンコク駅(フワランポーン駅)にやって来た。

駅の改札口の上にはラーマ五世の肖像画が飾られている。もちろん近くにはプミポン国王の肖像画がある。タイにはいたる所に国王の肖像画や写真が飾られているので、ここはどこぞの独裁国家かと間違えてしまう。

実際は国王の人気が高いので肖像画や写真がいたる所に溢れているのだ。まあ、クーデターが発生してもタイが平和なのはプミポン国王がいるからと言ってもいいだろう。

こちらはバンコク駅の待合室だが、ここは僧侶専用の待合室である。タイでは僧侶は尊敬され優遇されているのだ。

そして、切符売場で明後日のチェンマイ行きの切符を購入する。

窓口で日にちや列車番号などを書いた紙を出すとお姉ちゃんが端末を叩いて確認してくれて、2等寝台上段を確保する。パスポートは必要なかったが画面に名前を入力して発券する。バンコク→チェンマイ2等寝台上段は791バーツだ。

そして、切符の「CLASS-COACH TYPE」には「2 ANSJR」と印字されている。これはJR西日本から譲渡された24系客車を意味している。このタイ国鉄の列車は鉄ちゃんにとっては非常に重要度が高いのだ。

切符を購入したので外へ出て駅舎の撮影をする。バンコク駅はドイツのフランクフルト駅をモデルに作られているので重厚な雰囲気が漂っている。

チャイナタウン

11:00頃、バンコク駅の南西にあるチャイナタウンを通る。

ちょうど旧正月の春節が近いので通りは綺麗に飾り付けされている。

そして、チャイナタウンにある寺院のワット・トライミットに到着。

入場料は100バーツだが境内だけの見物は無料だ。

チャオプラヤー川のフェリー

昼頃、チャオプラヤー川のフェリー乗り場にやって来た。フェリーで対岸のワット・アルンへ向かう。

運賃は3バーツでフェリー乗り場に英語と日本語で運賃が表示されており観光客の利用が多いようだ。フェリーは2,3分で対岸のワット・アルンに到着する。

ワット・アルンは暁の寺とも呼ばれ三島由紀夫の小説の舞台にもなっている。10バーツ硬貨のデザインにもなっておりタイを代表する寺でもある。入場料は50バーツだが工事を行っているようで各所に工事の骨組みが見える。

工事しているのなら別に見る必要もないのでフェリーに乗船して対岸へ戻る。

タイ王宮

13:00頃、タイ王宮に到着する。ものすごい人の多さだ。観光客多すぎだ!特に中国人の団体が多い。

そして、この人混みの中を衛兵が交代のために行進している。

タイ王宮の入場料は500バーツでかなり高いのだが、この人の多さではゆっくりと静かに見学することはできないだろう。あのやかましい国の団体さんも大勢いるし・・・。

今回は衛兵を撮影するだけにしておく。

13:20頃、タイ王宮の隣にある国防省にやって来た。

タイでは政治が混乱すると軍がクーデターを起こすのが恒例となってしまっているが、建物にはプミポン国王の肖像画が掲げられている。クーデターを起こす軍でも国王には忠誠を誓っているので、国王の権威が絶大であることが分かる。

16:00頃、ロンポーマンション近くにあるTESCOでタイのインスタントラーメンを購入する。

10袋セットなのだが容量は日本の5袋セットと同じくらいで48バーツ(約192円)だ。味は日本と同等で食べやすい。中国のインスタントラーメンより遥かに麺が美味しい。それと、お国柄なのか唐辛子の粉末が付いていた。やはりトムヤムクンの国なので辛いのが好きな国民性ということだろうか?

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

EZ STAY Bangkok
N 13°43’03.85″
E100°33’55.14″
バンコク駅(クルンテープ駅)
N 13°44’19.62″
E100°31’00.68″
ワット・トライミット
N 13°44’15.95″
E100°30’49.61″
ワット・アルン
N 13°44’38.06″
E100°29’22.18″
タイ王宮
N 13°45’07.79″
E100°29’28.19″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 116バーツ
鉄道 791バーツ バンコク→チェンマイ
地下鉄 49バーツ
フェリー 6バーツ
洗濯 20バーツ
合計 982バーツ

バックパッカー街のカオサン通り

BTSでフェリー乗り場へ

今日もバンコクは滅茶苦茶暑い!09:30頃、地下鉄に乗車してシーロム駅で下車し、接続しているBTSのサラデーン駅からサパーンタークシン駅へ向かう。

今日はフェリーでカオサン通りを見物しようと思う。

バンコクの水上バス「チャオプラヤー・エクスプレス」

10:30頃、サパーンタークシン駅で下車して2番出口からサトーン船着場(Sathorn)へ向かう。サトーン船着場からはチャオプラヤー川のフェリー、チャオプラヤー・エクスプレスが運行されている。
船着場にはチケット売場があるのだが、これは値段の高いツーリストボートのチケット売場なので貧乏バックパッカーは関係ないので素通りする。

自分が乗船しようとしているの船尾にオレンジの旗が付いたボートである。

チャオプラヤー・エクスプレスには5種類のフェリーが運行されている。船尾にオレンジ、青、緑、黄色の旗が付いたボート、そして、旗なしの鈍行がある。

青旗はツーリストボートで1回40バーツと150バーツの1日券が販売されている。カオサン通りへはプラ・アーチット(Phra Artit)が最寄りの船着場で青旗とオレンジ旗、あと旗なしの普通のボートで行ける。青旗のツーリストボートは高いので1回15バーツ(約60円)のオレンジ旗のボートで行くのが一般的なようだ。
10:50頃、オレンジ旗のボートが来たので乗船する。

あとはカオサン通り最寄りのプラ・アーチット(Phra Artit)で降りる。

船内は欧米人が多く賑わっている。

そして、後方から小銭がジャラジャラする音が聞こえてきた。中国での旅が長かったため小銭の入ったお碗を持った乞食が来たのかと警戒してしまったが、実は料金徴収のオバちゃんが小銭とチケットが入った筒を振りながら巡回していた。

どうやら筒を振りながら料金徴収をするので、外国人でもすぐに料金徴収と分かる。
自分もすぐに気づいたし・・・。オバちゃんに15バーツを支払いチケットを貰う。

11:25頃、プラ・アーチットに到着、約30分の船旅であった。乗客の殆どが下船しておりカオサン通り周辺へ行くようだ。

途中、セブンイレブンに寄ったりしながら、11:50頃、カオサン通りに到着する。

アジア有数のバックパッカー街・カオサン通り

カオサン通りはアジア有数のバックパッカー街として知られており、確かに欧米人バックパッカーがいる。

カオサンで売っている在留カード

そして、カオサン通りで偽身分証屋を見つける。昔テレビでタイの偽身分証屋を見たことがあったが、まだカオサン通りで営業していた。各国の運転免許証から日本の在留カードまで色々と売っている。

日本政府やタイ政府は偽造身分証について把握しているとは思うが、現状がこれなので取り締まりは考えていないということか?造りは雑なのだろうが、堂々と在留カードなどの偽造身分証が売られていては日本にとっては迷惑である。早く日本政府がタイ政府に何とかしてもらうようにお願いしたほうが良いと思うのだが・・・。

13:30頃、プラ・アーチット船着場からオレンジ旗のボートに乗船しサトーン船着場へ戻る。

川沿いの建物にはプミポン国王とシリキット王妃の巨大な写真が掲げられている。タイではどこに行っても国王と王妃の写真や肖像画がある。14:00頃、サトーン船着場に到着。BTSと地下鉄を乗り継いで宿へ戻る。バンコクの暑さにやられて、もう外を出歩きたくない。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

EZ STAY Bangkok
N 13°43’03.85″
E100°33’55.14″
サトーン船着場(Sathorn)
N 13°43’07.94″
E100°30’46.67″
プラ・アーチット船着場(Phra Artit)
N 13°45’48.95″
E100°29’38.89″
カオサン通り
N 13°45’33.92″
E100°29’46.00″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 39.5バーツ
BTS 56バーツ
地下鉄 38バーツ
フェリー 30バーツ
合計 163.5バーツ