シルクロード旅行記2015 鉄道で嘉峪関から上海へ

嘉峪関で引き籠り

インスタントラーメンノートPCが使えないのでやる気なしで部屋に引きこもる。早く日本へ戻りPCを復旧させないと・・・。夕方になり明日の上海行きの準備のために近くのスーパーでインスタントラーメンを今麦郎と康師傅のそれぞれ5袋セットで7.5元(約150円)の低価格帯のを買い込んでおく。3セット購入して22.5元(約450円)だ。これで上海までの食糧は確保した。

牛肉麺駅や列車内で盒飯とかを買うと1食で20元の出費になってしまうので、これで結構節約できるだろう。夕飯は牛肉麺(6元/約120円)を食べる。夜になり上海のユースホステル明堂人民広場青年旅舎をネットで予約しておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 28.5元
宿泊費 5.5元 ネット予約金
(明堂人民広場青年旅舎)
合計 34元

鉄道で嘉峪関→上海

嘉峪関駅06:40頃、金葉賓館をチェックアウトして1路のバスで嘉峪関駅へ向かう。運賃は1元で07:10頃、嘉峪関駅に到着する。いつもの切符と身分証確認、手荷物のX線検査を済まして待合室へ。

待合室そして、いつも通り駅員はパスポートの中身は確認せずで切符の実名制は外国人には意味がないように思える。

嘉峪関→上海の切符今日は08:01発、伊寧→上海のT206次で上海へ向かう。上海到着は明日の17:46になる。この伊寧-上海の列車は4700kmを走り、おそらく中国最長距離の列車と思われる。

換票証07:50頃、改札が始まり列車に乗車する。車両は25Kで最高速度は140km/hだ。08:01に定刻通り発車して上海へ向かう。今回は日本のB寝台に相当する硬臥で運賃は542.5元(約10850円)だ。結構な出費になるが上海まで硬座で行く自信がない。

発車後すぐに乗務員が切符を換票証と交換にやってくる。これで下車駅の手前で乗務員が切符と換票証を交換にやってくるので寝ていても叩き起こされて寝過ごすことがない。自分は終点まで乗車なので換票証に交換しなくてもよいのだが、乗務員が乗客を把握するのに必要なのだろう。

そして、朝の時間帯なので麺の車内販売が行われている。値段は10元で量の割に高めだが、列車内は物価が高いので仕方がない。

黄砂と祁連山脈列車は135km/hで南東へ走る。南に祁連山脈が見えるが砂埃で霞んでいる。黄砂が発生しているのだろうか?

万里の長城10:30頃、張掖を過ぎたところで万里の長城と5kmほど平行して列車が走る。すぐ間近に万里の長城が見えるのだがテレビで見る八達嶺のような煉瓦を積み上げ長城でなく朽ち果てた土塁なので気づかない可能性が高い。

蘭州駅15:55頃、蘭州に到着する。停車時間が長いのでホームでタバコを吸う乗客やカップ麺や弁当を買う乗客がいる。

行先票16:12に8分遅れで蘭州を発車する。

本日の出費
項目 金額 備考
バス 1元 路線バス
合計 1元

4時間半遅れで上海へ

鄭州駅07:50頃、鄭州に到着するが、55分ぐらい遅れているようだ。

鄭州駅上海到着までに遅れは取り戻せるか?10:20頃、商丘を過ぎたところで遅れが1時間10分に拡大していた。優先順位が高いはずの特快なのだが遅れが悪化している。定時運行する気あるのか?

12:18に徐州到着。遅れは2時間13分に拡大していた。特快なのにこの遅れは何だ?やる気あるのか?

そして、さらに乗務員が発車時間未定とか言っており、当然ながら乗客が騒ぎ始める。
原因は線路補修作業をしているためで線路に問題が発生したようだ。普段からちゃんと補修作業しておけよ!JR北海道とどちらがマシだろうか?

昼寝しながら気長に待っていると携帯が鳴っている。振り込め詐欺かと思って出てみると明日乗船する新鑑真のフェリー会社からの確認の電話であった。11時までに国際フェリーターミナルへ遅れずに来るようにとのことであった。

15:00頃、再び携帯が鳴るので出てみると、今度は予約しておいたユースホステルの明堂人民広場青年旅舎からであった。到着が何時になるかという問い合わせだったので、列車が遅れているので21-23時くらいに上海到着と答えておく。

16:00頃、蚌埠に到着、16:10に発車するが、遅れは4時間9分に拡大している。4時間以上の遅れなので乗客の中には次の南京で他の列車に乗り継ぐ予定だったのに間に合わないというのが続出。乗客たちが乗務員に購入していた次の列車の切符を変更したいと問い合わせていた。

17:50頃、長江を越えて、17:57に南京到着。遅れは3時間58分になる。無錫を過ぎた辺りから車内清掃が始まる。枕カバーやシーツなどの回収が行われながら停車駅で乗客が降りていく。日本と違い中国の鉄道は乗客が乗ったままでも清掃が行われる。これは終点が近いからというわけではない。途中何度も清掃が行われている。そうしないと車内はゴミ溜めと化してしまうのだ。それほど乗客のマナーは劣悪なのだ。

上海駅22:23頃、4時間37分遅れで上海に到着する。乗務員曰くこれほどの遅れはこの列車では初めてだそうだ。上海駅から地下鉄1号線に乗車して人民広場で下車する。運賃は3元だ。

明堂人民広場青年旅舎人民広場の南東へ歩き、23:00頃、明堂人民広場青年旅舎に到着する。部屋はドミトリーで1泊55元(会員料金)だ。YHA Chinaの公式サイトから予約してあるので、ネットで支払ってある予約金を差し引いた49.5元を支払う。部屋は4人ドミトリーで窓なしだ。

上海万博開催直前の2010年に宿泊したことがあるのだが、この時は結構良かった感じなのだが、今回は状況が違った。通路にトイレの臭いが漂っているし、トイレは小の方の水が流れずに設備がかなり劣化している。これは一体どうしたことだ?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 49.5元
地下鉄 3元
合計 52.5元

新鑑真で大阪へ

フェリーで上海から大阪へ

インスタントラーメンとビール08:00頃に起床して近くのスーパーでインスタントラーメン5袋セット(7.9元/約158円)とビール(1.6元/約32円)を購入して出発の準備を整える。10:00頃、明堂人民広場青年旅舎をチェックアウトする。人民広場から地下鉄8号線に乗車して曲阜路で地下鉄12号線に乗り換え国際客運中心で下車する。運賃は3元だ。

国際フェリーターミナル駅から5分ほど歩いて、10:45頃、国際フェリーターミナルに到着するが、出発ロビーが地下に変わっている。去年の12月は1階だったのに工事で地下に変更されていた。出発ロビーは団体客で賑わっているというかやかましい。そんなに大声で話さなくても聞こえるだろうに・・・。

11:15頃に出国手続きを済ませ専用バスで埠頭へ移動する。フェリーターミナルが工事中だったので今回は施設利用料とかの徴収はなかった。

新鑑真11:30頃、新鑑真に乗船する。部屋はいつもの2等和室だが、今回はギターを持った欧米人1人と同室であった。

金持ち中国人観光客12:15頃、船が出航する。デッキにはツアー客の中国人が溢れており楽しそうに記念撮影をしている。夜には東シナ海の波に揉まれて船酔いでダウンするのに・・・。

中国艦艇そして、黄浦江を下っていると人民解放軍だか中国海警だかの新型艦艇が建造中であった。しかも、1隻とかではない!数えただけで7隻も建造中であった。

中国艦艇上海だけでこの建造数だと、青島や大連なども入れれば艦艇の建造ペースはもの凄いことになるだろう。性能はわからないが数だけだと日本、ベトナム、フィリピンはかなり不利なのではないだろうか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 25.3元
地下鉄 3元
合計 28.3元

新鑑真2日目

東シナ海朝から船がよく揺れている。外の天気は雨だ。船内のテレビは天気が悪く信号の受信状態が悪くBS放送はほとんど映らない。08:00に朝食の放送があったので、最初は混雑しているので少し時間をあけてから2Fのレストランへ行くが、今回の新鑑真は状況が違った。

レストランは中国人のツアー客で溢れ大混雑して戦場と化していた。行列に並んでお粥(稀飯)、焼きそば(炒麺)、包子などを1人1皿で受け取っていくが、中国人のおばちゃんが焼きそばのおかわりに来たり、包子を勝手に持っていこうとして乗務員に制止されていた。

おいおい!これから日本へ旅行しにいくのに、その行動はまずいだろう!ツアー客の中に完全にお上りさんというか、おサルさんが紛れ込んでいるようだ。ちなみにお粥はおかわり自由です。

11:00過ぎになりテレビがようやく映るようになる。外の天気は雨だがBS放送の信号が受信できる程度まで回復しているようだ。そして、意外なことに船が結構揺れているのに船内が静かになっていない。経験上だとこの程度の揺れだと中国人ツアー客たちは皆船酔いでダウンして船内は静かになるのだが、今回のツアー客は船酔いでダウンしていない!同じ部屋の欧米人は朝から寝たきりなのだが・・・。

13:30頃、昼食にインスタントラーメンを食べるのだが、洗面所にある給湯器の近くで鍋に麺を入れて準備していると、中国人の兄ちゃんがやってきて給湯器のお湯で鍋を洗っている。自分と同じようにインスタントラーメンを食べているようだが、鍋を洗ったお湯を給湯器の脇にあるゴミ箱に捨てた。

この場合は残った麺だけをゴミ箱に捨てるべきであろう。すぐ後ろには洗面台があるのだが・・・。やはり中国人にはお湯をゴミ箱の捨てるという特徴があるようだ。
もし、カップ麺のスープとかをゴミ箱に捨てているアジア人がいたら高確率で中国人だろう。今回の新鑑真は民工列車に近い感じだ。

洗濯物17:00頃、シャワーでも使おうかなと思いシャワー室へ行くと中国人のおばちゃんがいる。なぜ男性シャワー室におばちゃんがいるのだ?おばちゃんは男性シャワー室にある洗濯機を使いに来ていた。おいおい!女性シャワー室にも洗濯機はあるだろ?勘弁してくれよ!で、船内の通路にある手すりは物干し竿代わりになっており洗濯物が・・・。

新鑑真には日本で爆買いをする金持ち中国人の団体観光客御一行様が乗船しているはずなのだが、なぜ農民工フェリーになっているのだ?

新鑑真で大阪到着

新鑑真07:45頃、レストランで朝食を食べて部屋へ戻るが途中の通路にヒマワリの種が散乱している。掃除する乗務員の身にもなれよ!爆買いする金持ち中国人のツアー客は日本でマナーを守れるか?

大阪港国際フェリーターミナル08:10頃、大阪港に到着し検疫所の職員が乗船してきて体温検査を受ける。この時、日本のパスポートを所持している乗客は自分を含め6人いることがわかる。でも、コテコテの日本人は自分を含め2人だけで残りは後から日本のパスポートを取得した人たちのようだ。欧米人は今回全部で5人乗船していた。

部屋に戻り下船まで待機となるが、部屋の扉を09:30頃、下船して入国カウンターへ。外国人は全員入国時に両手人差し指の指紋をスキャンされていた。ついでに日本人も指紋のスキャンをしておけば指名手配犯が引っかかるのではないか?まあ、自称人権活動家、人権団体や人権派弁護士とかいうのが騒ぐのだろうけど、後ろめたいことがなければ問題ないはずだ!

パスポートに入国スタンプが押され税関検査へ。税関では全員荷物検査を受けていたので荷物全検査かと思ったら一部だけで、東南アジアの状況を色々と聞かれ5分ほど雑談状態になる。まあ、雑談しながら長期旅行者から現地の情報を吸い上げているのだろうか?
10:00頃、コスモスクエア駅行きの無料送迎バスに乗車して5分ほどで駅到着。さて、早くノートPCの復旧をしなければ・・。

日本で一番中国に近い街

大阪府西成区

50円自販機ある意味日本で中国に最も近い大阪府西成区にやってきた。西成を歩くと50円自販機が目に付く。このご時世では100円自販機でも貴重なのに西成には50円自販機があちこちにある。

10円もあるしかも、よく見ると10円で販売されている物まである。もはや、あり得ない世界である。

スーパー玉出そして、大阪に来るとよく目にするのがスーパー玉出だ。激安スーパーでもあるが、ほとんどの店舗が24時間営業なので玉出が近くにあればコンビニのお世話にはほとんどならずに済む。

西成警察署西成を歩いてやってきたのが西成警察署だ。ある意味で日本で一番ハードな警察署である。昼間でも玄関には警杖を持った警官が警戒しており守りが固められていた。警察署周辺にはホームレスや日雇い労働者が集結しており、その光景を目にすると中国にいるような錯覚に陥る。

さらに救急車が複数台巡回しているし、通りには「福祉」「生活保護」といった看板がやたらと目に付く。西成は想像以上に中国に近いというかヤバすぎる雰囲気が漂っている。
そして、西成では痰吐きの音を聞く確率が高い。立ち小便禁止の看板があったりするが、すぐ脇でおっちゃんが立ち小便していた。日本では痰吐きの音なんて滅多に聞かないし立ち小便にも遭遇しないと思ったが、西成は別格のようだ。やはり中国に一番近い街だ。

西成の火災現場

西成区火災現場15:20頃、3畳間の部屋から外を見ると黒煙が空に上っている。黒煙の量からして火事のようだ。

西成区火災現場野次馬根性で様子を見に外へ出ると、近所の住民も外に出ているし消防車のサイレンも聞こえてきた。


現場近くへ行くと旅館から煙が出ており消火活動が行われている。周辺は消防、警察、野次馬が集まっている。そして、外国人観光客もいる。西成のドヤ街は今では外国人観光客が集まる安宿街に変貌している。火事の現場からは炎が吹き出したり電線から火花が出たりしており消火活動のために周辺への立ち入りが規制される。夕方のニュースをみると火事の原因は放火であった。

シルクロード旅行記2015 張掖丹霞と世界遺産・嘉峪関

※HDDデータ消失により一部画像はございません

張掖丹霞国家地質公園

七彩丘陵景区

07:00に同じ敷地内の職業学校のラッパで目が覚める。職業学校なのに時報がラッパというのは・・・。本当は人民解放軍の駐屯地では?今日は張掖の西にある張掖丹霞国家地質公園へ向かう。昨日、同じドミトリーのスイス人が丹霞をかなり勧めていたので行ってみることにする。ロンリープラネットにも出ていたので行き方もすぐに分かった。

07:10頃、ユースホステルを出て4路のバスで汽車西タンへ行こうとしたがバスが来る気配がないので徒歩で向かうことにする。途中で餅と饅頭の店で饅頭(0.5元/約10円)4個を朝食に購入。今日の天気は晴れで遠出にはよい条件だ。朝の冷え込みはまだ厳しいけど・・・。まあ、天気の心配はもうしなくても大丈夫だろう。

07:40頃、張掖汽車站に到着する。張掖汽車站は蘭州、敦煌、西寧、武威などの長距離バスから周辺の短距離バスが出ているバスターミナルだ。汽車西站とも呼ばれている。チケット売場で窓口のお姉ちゃんにロンリープラネットを見せて張掖丹霞国家地質公園へのチケット購入する。運賃は10元で粛南行きのバスで南台子で下車のようだ。

08:00発だが5分遅れで出発する。乗車率は3割ぐらいなので途中で客を乗せながら走る。09:00頃、交差点に張掖丹霞国家地質公園の北門の大きな看板が見えるが通行止めになっている。最寄りの入口はまだ先ということでバスがそのまま走り、09:05頃、西門の入口で下車する。標識が出ていたので省道213号から南への通りを歩くとゲートが見えてきた。

09:15頃、張掖丹霞国家地質公園の七彩丘陵景区(彩色丘陵景区とも呼ばれる)の西門に到着する。

入場料は入場券の門票が40元、公園内のミニバスの観光車が20元の合計60元(約1200円)だが、門票は40元から100元への値上げの足音が近づいているようだ。

観光車に乗車して発車を待つ。09:25頃、観光車が出発して3分ほどで1カ所目の景点に到着。

坂道を5分ほど上ると目の前に丹霞地形の大パノラマが広がっている。

スイス人が勧めていただけのことはある。確かにこの景色は凄い!

10:20頃、停車場に戻り観光車を待つ。10:25頃、観光車が来て乗車し次の景点へ向かう。

3分ほどで2カ所目の景点に到着。2カ所目から3カ所目の景点は遊歩道でつながっていたので徒歩で移動。

ここの見所は七彩屏(彩色丘陵)で丘陵の丹霞地形が虹のようになっている。

11:15頃、3カ所目の景点の停車場に到着し観光車を待つ。

11:20頃、観光車がやってきたので乗車する。11:30頃、観光車が出発し3分ほどで最後の4カ所目の景点に到着する。

11:52頃、観光車で西門へ向かうが11人乗りに大人15人、子供2人乗せて走る。定員オーバーだが中国では問題なしのようだ。12:00に西門に到着し、張掖行きのバスが通る省道213号へ向かう。ゲートから省道への通りは賓館や食堂が数軒あり昼時ということもあり食堂にはそこそこ客が入っている。

賓館は外見はそこそこ良さそうなのだが休憩の鐘点房が100元とかホッタクリ料金のところがある。まあ、観光地なので強気の料金設定なのだろう。賓館の中には外賓接待点(外宾接待点)の表示があり外国人OKのところもある。料金は外国人OKの営業許可取るのに色々と接待とかで経費がかかっていると思うので高いだろう。

省道213号で張掖行きのバスを待つが、12:15頃、白タクの運ちゃんが張掖まで10元で行くと声をかけてきた。だいたいこの場合は要警戒なのだが、客に観光車で一緒だったおっちゃんとおばちゃんがいたのとりあえず大丈夫そうだし運賃もバスと同じだったので利用する。12:55頃、張掖汽車站の近くに到着する。運賃は10元。近くに牛肉麺の店があったので昼食に牛肉麺(5元/約100円)を食べる。

大佛寺

13:15頃、23路のバスに乗車して西夏国寺で下車する。運賃は1元で13:20頃に到着する。

西夏国寺は大佛寺のことで張掖市内での一番の観光地で入場料は41元だ。

大佛寺は西夏の崇宗永安元年(1098)に創建され、元の名称は「迦叶如来寺」であり、明の宣徳帝に「宝覚寺」の名を賜り、清の康煕帝より「宏仁寺」の名を賜るが、寺に釈迦牟尼涅槃像があるために大佛寺と呼ばれるようになった。

大佛寺の面積は60000平方メートル以上あり、中国最大規模で最も保存状態のよい西夏皇家寺院である。大佛殿には身長34.5mの釈迦牟尼涅槃像があるのだが内部は撮影禁止になっていた。涅槃像は一見の価値ありだが撮影禁止というのが痛い。

木塔

14:40頃、大佛寺を出て木塔へ向かう。14:45頃、木塔に到着する。

木塔は北周に創建され、隋の開皇2年(582)に再建され唐以降の歴代王朝でも修復が行われてきたが、清代末期に大風で倒壊し、現在の木塔は民国15年(1926)に再建されたものである。入場料は21元だが、どうも見物するほどのものではなさそうだ。

鐘鼓楼

15:25頃、鐘鼓楼に到着する。張掖の中心部にあり鼓楼とも鎮遠楼とも呼ばれる。

鐘鼓楼は明の正徳2年(1507)に建てられ河西回廊に現存する最大の鼓楼である。

ユースホステルへ戻る途中にスーパーで生姜を使った飲料の西涼姜飲(2.8元/約56円)を購入。生姜飲料なのだが麦芽とホップも使用しておりノンアルビールと思ったがかなり甘い。夕飯は麻辣麺(5元/約100円)を食べる。夜にインターネットで明後日の張掖→嘉峪関の切符を予約購入するが、無座切符しか残っていなかった。明後日の乗り鉄はキツイかも・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16.8元
バス 10元 張掖→南台子
バス 1元 路線バス
白タク 10元 南台子→張掖
鉄道 37.5元 張掖→嘉峪関
張掖丹霞国家地質公園 60元
大佛寺 41元
合計 176.3元

謎の黒水国へ

07:50頃、起床して準備を整える。スイス人は今日出発で西寧へ戻るそうだ。08:10頃、ユースホステルを出て、08:45頃、張掖汽車站近くの天源小区のバス停から16路のバスに乗車する。運賃は4元だ。

今日は張掖の北西約15kmにある黒水国遺址を訪れるが、バスがユースホステルの前を通過している。市内まで行かずにユースホステルの前で待っていればよかった。09:30頃、終点の明永郷に到着し、3km北にある国道312号へ歩いていく。

10:25頃、国道に出る。300mほど張掖方向へ戻った道路脇に黒水国遺址の境界を示す標識を見つける。ほとんど字が消えかかっているが、この周辺が黒水国遺址のようだ。

黒水国漢代建築遺址

さらにここから畑のあぜ道を南へ歩いていく。2kmほど歩いて、11:25頃、黒水国遺址に到着する。

ここは黒水国漢代建築遺址で漢代の建物跡になるが周辺は畑で正直言って何もない。黒水国は祁連山脈から流れる黒河(黒水)のほとりにあった国で詳細は分かっていない謎の国である。遺跡の場所は張掖市甘州区明永郷下崖村の国道312号の南北に分布している。漢代の古墓、建築址や城壁址、明代の城壁址が残っている。

ここから南東へ約1.7km歩いて、もうひとつの黒水国遺址である黒水国南城遺址に到着する。

ここは明代の要塞だった場所で城壁が残っている。

この要塞は元は西夏王国の城として築城され、その後は元朝の頃には更に規模が拡張された。明代になり14世紀中頃に黒河の流れが変わり南城は放棄された。

12:40頃、黒水国南城遺址を離れて張掖市内へ戻るため東へ約2km歩く。黒水国遺址はあと2ヶ所ぐらいあるようだが場所がはっきりしないのと体力的に持ちそうもないので今回はここまで。

13:10頃、16路のバスが通る道路に出た。バスが来る気配がないので、そのまま北へ歩いて国道312号のT字路まで来た。14:00頃、下崖村から16路のバスに乗車、張掖市内まで運賃は3元だ。14:20頃、終点で下車する。

張掖汽車南站

14:30頃、張掖汽車站近くのロータリーから3路のバスに乗車して汽車南站で下車する。
運賃は1元だ。14:45頃、南バスターミナルの張掖汽車南站に到着。

張掖汽車南站は南古、民楽など近郊のバスが多いが蘭州、西寧、敦煌など長距離バスも出ている。馬蹄寺へのバスが08:30に出ているので馬蹄寺への旅行客にとっては重要度が高い。

張掖汽車東站

14:55頃、9路のバスで汽車東站へ向かう。運賃は1元だ。15:20頃、汽車東站で下車する。東バスターミナルの張掖汽車東站は蘭州、金昌、山丹などの東部へのバスが出ているが一番利用客が少ないバスターミナルだ。まあ、利用価値はそれほど高くはなさそうだ。15:30頃、張掖汽車東站を離れユースホステルへ戻る。夕飯は牛肉麺(5元/約100円)と麻辣粉(5元/約100円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
バス 10元 路線バス
合計 23元

鉄道で張掖→嘉峪関

09:30頃、ユースホステルをチェックアウトする。4路のバスに乗車する。運賃は1元。工商銀行で1路のバスに乗り換え張掖駅へ移動。運賃は1.5元で、10:15頃、張掖駅に到着する。

まずは切符売場でインターネットで予約購入した嘉峪関行きの切符を受け取る。行列はできていなかったが、おっちゃんが窓口のおばちゃんと戦闘中で5分ほど待つことに・・・。その間に自動発券機ではお姉ちゃんが楽勝でネットで予約購入した切符を受け取り去っていった。

自動発券機にパスポート読み取り機能があれば自分も待たずに済むのに・・・。画面に英語メニューがあるのに何故パスポート読み取り機能がないのだ!戦闘が終わりようやく切符を受け取り、いつもの切符と身分証確認、手荷物のX線検査を終えて待合室へ。身分証確認では駅員はパスポートの中身を確認せず。張掖では外国人はどうでもよいようだ。

今日は嘉峪関へ移動するが乗車する列車は、11:32発の宝鶏→アクス、K1661次で運賃は37.5元だが、座席は久しぶりにできれば避けたかった無座だ。無座は座席指定のない切符で良くいえば自由席、悪くいえば立ち席だ。

短距離の無座ならそれほど問題ないが、1000km、2000km以上の長距離夜行列車とかになると日本の大垣臨時夜行を遙かに上回るサバイバル仕様になるので体力、精神の両方を激しく消耗する。ある意味では中国の鉄道で最上級の切符だ。

11:20頃、改札が始まりホームで列車の到着を待つ。11:25頃、K1661次が1番ホームへ入線してきた。機関車は赤いHXD3Dだが、赤だからといって3倍の性能があるわけではない。

列車が到着し乗車するが、予想はしていたが荷物の置き場もないカオス状態だ。とりあえず車両連結部で嘉峪関まで中国人の行動観察をしながら過ごす。11:32に定刻通り列車が発車する。嘉峪関まで223km、2時間41分の移動だが、この民工列車はなかなかレベルが高い。

例えばカップ麺を食べ終わった後に容器をゴミ箱やゴミ袋に捨てるのだが中国人は容器の中にスープが残った状態でもゴミ箱やゴミ袋に捨てるのだ。中国人がスープを残すということはかなり不味いのか健康悪い成分でも入っているのだろうか?おかげでゴミ袋からスープが漏れ出て乗務員が掃除するのが大変だ。乗務員のおばちゃんがブチ切れながら掃除していた。日本の旅番組とかで紹介される中国とはずいぶん違う。この列車の場合は洗面台で麺が詰まらないようにスープを捨てるか、線路への垂れ流しのトイレへスープを捨てるべきであろう。

駅やバスターミナルの待合室や他の列車内でも同様の光景を頻繁に目撃することができるので、カップ麺の容器をスープが残ったままで捨てるというのは中国人の特徴のようだ。もしかしたら上流階級の中国人は違うかもしれないので、主に農民工の特徴かもしれない。まあ、もし海外でスープの入ったカップ麺の容器をゴミ箱に捨てているアジア人がいたら中国人の可能性が非常に高いだろう。そのうち日本でもよく見かける光景になるかも?

14:12に嘉峪関到着。嘉峪関駅での停車時間が長いので乗客はホームに降りてカップ麺などの食料を調達している。中国の駅ではホームに売店もあったりするが、基本はワゴンに商品を積んでホームの各所で待機しており、列車が到着するとカップ麺や飲み物、弁当の販売が始まる。

駅前で嘉峪関へ行く4路のバスに乗車する。運賃は1元で長距離バスターミナルの嘉峪関汽車站近くの社会矛盾大調解中心で下車する。何やら凄い名称のバス停だ!

嘉峪関での宿はeLongでバスターミナル近くの金葉賓館(金叶宾馆)を予約してあるのでそこへ向かう。ただし、問題があり外国人OKなのか分からない。武威で外人お断りを喰らっているのでちょっと心配だ。

15:10頃、バスターミナル斜め向かいの金葉賓館に到着する。レセプションでの登記は問題なくでき外国人OKであった。よく見るとレセプションに2つ星の表示がされている。
星付きホテルであった。あと、料金表がネットでの料金とは違っていた。部屋は1泊100元3人部屋で4泊なので400元支払う。今までで一番高いホテルだ!

で、肝心の部屋だがはっきり言って設備は古い。トイレ・シャワーは古めで、テレビはブラウン管だし・・・。部屋の広さは普通かな?まあ、立地条件はバスターミナルの斜め向かいなので申し分なしだ。3人部屋で1泊100元なので1人だと高いが3人なら十分安い。部屋の利用案内を見たら英語の案内があったので外国人OKのホテルであった。

で、何でわざわざ1泊100元もする馬鹿高いホテルに宿泊するのかというと、eLongのキャッシュバックがあるからだ。キャッシュバック対象の宿の宿泊日から30日以内に申請するとeLongのアカウントにキャッシュバックされるので次に利用するホテルが先払いの場合に溜まっているキャッシュバックで支払いができるのだ。

それで、今回は4泊予約してありキャッシュバックの金額は392元になる。支払った金額は400元でキャッシュバックが392元だと実質の宿泊費が8元になる。1泊2元になるということだ!中国でこんなうまい話は考えにくいのだが数日後に本当にキャッシュバックがあるかの結果がわかる。
(後日、本当にキャッシュバックされた)

16:00頃、嘉峪関汽車站を訪れバス情報を確認する。敦煌、トルファン、ウルムチ、蘭州などのバスがあり当然重要度は高い。路線図は撮影出来たが運賃時刻表は電光掲示板で目の前にバスターミナルのオバちゃんがおり因縁付けられそうな気配がするので撮影は断念。

遅めの昼食で牛肉麺(5元/約100円)を食べる。で、珍しく玉子付きであった。他の店だと牛肉麺は6元のところばかりだったので5元の店は嘉峪関だと貴重なようだ。昼食後は理髪店で髪を切る。10元(約200円)だ。

スーパーで黒ビール(1元/約20円)とコーンの缶詰(2元/約40円)の特売品を購入する。安い理由は消費期限が近いのと缶がボコボコになっているからだ。黒ビールは何やらコーヒーみたいな味でビールの味がしない。泡も少ないし本当にビールか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12.5元
宿泊費 400元 1泊100元×4
バス 5.5元 路線バス
理髪 10元
合計 428元

世界文化遺産 嘉峪関

08:00頃、賓館を出て近くの市場で饅頭6個(4元/約80円)を買い込んで4路のバスで嘉峪関へ向かう。運賃は1元だ。08:30頃、嘉峪関のある終点の関城景区で下車する。嘉峪関は世界文化遺産に登録されている。入場料は繁忙期は120元だが閑散期で60元であった。

嘉峪関は万里の長城の西の端にある要塞で明の洪武5年(1372)に建設が始まり、嘉峪山の西麓に建設されたため嘉峪関と命名された。東の山海関より9年早い建設であった。嘉峪関が置かれた場所は南は雪に覆われた祁連山脈、北は起伏の激しい黒山に挟まれており、祁連山脈から黒山までの間は約30kmしかなく、河西回廊で最も狭まった場所で、「河西第一隘口」と称される。

明の征西大将軍の馮勝が河西回廊を明の支配下に置いた後に、この地で関の建設が始まり168年の時を経てシルクロードの要所に強固な要塞が完成した。嘉峪関は三重の城郭で守られ要塞の中に、さらに要塞があるという構造で防御に優れ難攻不落の要塞であった。

嘉峪関の中には関帝廟がある。

明の正徳元年(1506)の建立され明代、清代において河西回廊で最大規模の関帝廟であった。

廟内には関羽や赤兎馬にまつわる壁画があり、三国志の名馬面がみられる。現在の関帝廟は1998年に再建されたものである。

嘉峪関は閑散期で観光客が少ないので各所で修復工事が行われていた。夏の観光シーズンに向けての準備であろう。

09:50頃、嘉峪関楼に登る。嘉峪関楼は嘉峪関の西側の楼閣で、ここから西は嘉峪関の外になり、長城はなくなり狼煙台だけになる。シルクロードはここからさらに西へ続いておりキャラバン隊が敦煌、ハミ、トルファン、ウルムチへと向かった。

嘉峪関の外では観光客が楽しそうに記念撮影をしている。ポーズを決めて記念撮影しているので中国人だろう。あ、ここは中国だったな!

10:00頃、嘉峪関の西側に出る。

少し西に離れたところに清の嘉慶14年に建立された「天下雄関」の石碑がある。

ここから西は荒野が広がり、荒野の中を国道312号が西へと延びている。

10:15頃、嘉峪関から延びる西長城と呼ばれる万里の長城の沿って南へ約7kmの場所にある万里長城第一墩へ向かうが8年前の2007年に訪れたときと違い嘉峪関景区は柵に囲まれ国道へ出られないようになっていた。逃票対策と長城の保護の為のようだ。

しかし、少し歩く車両の出入口が開いており、そこから国道312号に出て万里長城第一墩への道へ入る。途中、万里の長城を貫く蘭新鉄路を貨物列車が通過していった。

11:40頃、万里長城第一墩の入口に到着する。

入場料は21元で、電動カートがあったのだが有料なので入口からさらに2kmほど歩いて行く。

12:00頃、万里長城第一墩に到着する。万里長城第一墩は別名を討賴河墩とも呼び、嘉峪関の両翼長城の南端に位置する墩台であり、明代の万里の長城最西端の墩台でもある。

長城第一墩は明の嘉靖18年(1539)に粛州兵備道の李涵により建設される。北の嘉峪関まで約7.5kmの距離があり、長城第一墩が位置するのは脇を流れる討賴河の高さ56mの崖の上である。12:35頃、万里長城第一墩を離れ嘉峪関へ向かう。

13:00頃、万里の長城と線路が交差する地点まで戻る。この線路は氷河のある鏡鉄山へ続く線路で2007年に訪れた時は非電化区間であったが、今回は電化区間になっていた。線路が万里の長城を突き抜けているのだが、線路には柵はない。万里の長城に柵があり登れないようにしてある。

通常は線路にも柵があるはずなのだが、旅客列車が1日1往復、残りは貨物列車という土田舎の路線なので柵は必要ないようだ。というか、周辺は荒野で人が住んでいないので柵は不要だな。すぐ近くに踏切があり監視員が常駐しており踏切は24時間閉じたままで、車が通る時だけ手動で開けてくれるという通常の踏切とは逆の動作になっている。

13:45頃、国道312号と蘭新鉄路の陸橋にやって来た。列車の撮影をしようと場所を探したら、明らかに撮影ポイントになる場所のフェンスが破られているのを見つける。どうやら中国にも鉄オタが存在するようだ。

ちょうどよい場所なので敗れたフェンスから貨物列車を撮影する。

蘭新鉄路は貨物列車は多いが旅客列車が少ないので1時間ほど陸橋で撮影をする。

14:50頃、再び嘉峪関へ向かう。車両用のゲートが開いたままなので、そこから景区へ入り嘉峪関へ歩いて行く。ゲートには誰も居ないので出入り自由だ。これだと逃票し放題じゃないのか?

15:20頃、嘉峪関に戻って来たが天気が徐々に悪くなってきた。

どうやら、黄砂のようだ。17:50頃、4路のバスで市内へ戻る。運賃は1元だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
バス 2元 路線バス
嘉峪関 60元
万里長城第一墩 21元
合計 96元

懸壁長城

07:30頃、4路のバスで関城景区へ向かう。運賃は1元で、07:50頃、関城景区に到着する。今日は嘉峪関の北7.5kmほどの場所にある懸壁長城へ向かう。天気は晴れだが昨日の黄砂の影響で遠くの祁連山脈はよく見えない。昨日の朝は雪山がはっきり見えたのだが・・・。

とりあえず道なりに北へと歩いていく。道路標識には懸壁長城があるので迷わずに行けそうだ。途中の分かれ道で左(北西)へと進んでいくと人民解放軍のトラックが隊列を組んで走り去っていく。

09:30頃、懸壁長城に到着する。入場料は21元だ。

懸壁長城は嘉峪関から北へ約7.5kmの場所に位置している。シルクロードと万里の長城が交差する場所であり、その歴史は明の嘉慶19年(1540)に粛州兵備道の李涵によって築かれたところから始まる。長城は黒山の山麓に築かれ鉄壁の懸空ともいわれ、懸壁長城と呼ばれるようになった。他にも険しい地形にあるため西部八達嶺とも称される。

懸壁長城は観光客は少なく静かでゆっくり見て廻ることができる。
黒山の山麓に沿って急勾配の懸壁長城を登っていく。長さは1kmほどでそれほど長くはないが階段がきつく疲れる。

長城を登っていると東側に人民解放軍の射撃場があり射撃訓練をしている。さきほどのトラックは射撃場へ向かっていたようだ。10:20頃、懸壁長城を離れる。

万里の長城に沿って嘉峪関を目指すが風が強くなり砂埃が酷い。

長城に沿って歩いていると途中で長城が消滅していた。そのまま南へ歩くと嘉峪関が見えてきた。昼頃、嘉峪関に到着し、4路のバスで市内へ戻る。運賃は1元。

HDDデータ吹っ飛ぶ

ホテルへ戻ってHPのノートPCをいじっていると何やら調子が悪い。以前から動作が不安定で怪しいとは思っていたが1年近くOSの再インストールをしていないので調子が悪くても当然だろう。

仕方がないのでOSをリカバリーすることにするが、リカバリーの途中でエラーが出てリカバリーに失敗してしまう。再度リカバリーを試みても復旧せずPCが再起不能に・・・。
これは緊急事態だ!HDDの中には画像データやWEBサイトのデータとかが入っているのだ。いろいろ試してもエラーが出て復旧しない。

このままでは旅が続けられないので急遽予定変更で日本へ戻ってノートPCを直すことにする。17:00頃、嘉峪関駅へ行き明後日の上海行きの切符を購入する。賓館へ戻ってからは上海→大阪のフェリーの予約や補給物資をアマゾンで購入したりと忙しい。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
バス 4元 路線バス
懸壁長城 21元
鉄道 542.5元 嘉峪関→上海 硬臥
合計 582.5元

シルクロード旅行記2015 鉄道で河西回廊の武威へ

※HDDデータ消失により画像は一部のみになります

西寧→蘭州

07:10頃、ユースホステルをチェックアウトし十一中のバス停から16路のバスに乗車して西寧駅へ向かう。運賃は1元だ。今日の天気は曇りで寒い。今日は西寧から蘭州へ移動するが、清明節で民族大移動が発生する。まあ、5月1日の労働節の民族大移動と比べると大したことはない。清明節は日本でいえばお盆とかに相当する祝日なので基本的には墓参りに出かける人が多い。

07:40頃、西寧駅に到着する。朝の時間帯なので武警はまだ警備についていない。まずは入口で切符と身分証の確認、荷物のX線検査を受けて待合室へ移動する。西寧駅の待合室は一言でいうと巨大だ。北京南駅のようにでかい待合室、改札口には自動改札機が導入されており、まさに最新設備の駅だ。

でも、最新設備の駅に農民工のおっちゃんたちがいたりして待合室はかなりアンバランスだ。肥料袋、天秤棒、バケツは・・・。おまけにおっちゃんたちは床に痰吐いているし・・・。想定している客層と実際の客層は合っているのだろうか?

今回、蘭州まで乗車するのはラサ→重慶北を結ぶT224次で青海チベット鉄道の車両なのでこの列車を選んだ。09:18発で蘭州までは2時間53分、216kmの旅で運賃は硬座で32.5元だ。待合室で1時間ほど待機となるが、清明節で臨時列車が増発されていたので駅は混雑していると思ったのだが意外にも空いていた。

09:00頃、改札が始まり、今回は西寧からの乗客が少なかったので乗車バトルの発生はなかったが、農民工のおっちゃんたちは自動改札機を使ったことがないようで切符を自動改札機に通さずバスのICカードと同じように改札機にタッチしている。磁気切符は、それでは通れないのだが・・・。待合室の放送で青色の切符は改札機に差し込むように言っているのだが聞いていないようだ。

ホームへ降りて列車へ乗車するが乗車口では切符だけでなく身分証確認が行われていた。09:18に定刻通り発車して蘭州へ向かう。車内は一見すると綺麗なのだが、床やトイレがかなり傷んでいる。2006年夏に青海チベット鉄道の運行が開始されて8年以上経つので経年劣化が進んでいるようだ。あまりメンテナンスはしていないのか?

蘭州へ到着するまでGPSを試してみる。西安→西寧のZ273次での移動時に25Tの車内でGPSが使えなかったので、同じ25Tの車両なのでGPSが使えるかの確認だ。同じ25Tといっても、こちらはタングラ峠を越える高地仕様なので別物だが・・・。

で、GPSを試してみたら問題なく信号を受信して使用できた。2009年にラサへ行ったときはGPSが全くだめだったのだが、この車両では使えている。これは一体どういうことだ?
やはり窓ガラスが怪しい。使用している窓ガラスに何かあるようだ。11:46に蘭州到着。

まずはbooking.comで予約しておいた蘭州河馬公園青年旅舎(兰州河马公园青年旅舍/Hippo Park Youth Hostel)へ向かわなければならない。五泉山公園の近くというのは分かっているので、バスで五泉広場まで行けばよいのだが、とりあえず駅前通り(火車西路)を西へ歩いていく。

13:00頃、五泉広場に到着して5分ほど歩き、五泉派出所を過ぎたところで派出所と超市の間にあるアパートの駐車場へ入ると予約確認書にあった住所に到着。やっぱり予想はしていたがアパートの一室をゲストハウスにしているようだ。看板が出ていないので看板ぐらい出しておかないと外国人は辿り着くのが難しいぞ!

で、予約確認書には何階なのか表記されていなかったので電話して聞いてみたら2階ということで、13:10頃、蘭州河馬公園青年旅舎に到着する。アパート自体は結構年数が経過していそうだが、ユースホステルは2015年の今年に開業したばかりなので内装は新しい。
部屋は8人ドミトリー、1泊40元で3泊する事にする。周辺にはコンビニ、スーパーから牛肉麺の店まで一通り揃っている。

14:00頃、五泉広場へ行き139路のバスに乗車して、14:40頃、中山橋で下車する。運賃は1元だ。

日曜日なので黄河に架かる中山橋は観光客でにぎわっている。中山橋を渡り、14:50頃、白塔山公園に到着する。

白塔山公園の頂上には白塔寺がある。

山を登って行くと眼下に黄河と蘭州の街が一望できる。

法雨寺

山の中腹には法雨寺があり、参拝客で賑わっている。

法雨寺は清の乾隆年間に建立された寺院だ。

白塔寺

15:40頃、白塔寺に到着するが工事中で境内へは入れず。白塔寺はチベット仏教寺院で明の正統13年(1448)に鎮守甘粛内監の劉永誠が白塔古刹遺シの上に白塔寺を再建し、清の康煕55ー61年(1716ー1722)に甘粛巡撫の綽奇興が修復する。寺には高さ18mの白塔がある。

山を降りて行くと地元民が爺ちゃんたちが生演奏でカラオケをやっている。これは中国の大きな公園だとよく見かける光景だ。17:00頃、中山橋のバス停から15路のバスで五泉広場へ戻る。運賃は1元だ。

17:30頃、夕飯に牛肉麺(6元/約120円)を食べる。蘭州といえば牛肉麺だ。蘭州に来たからには牛肉麺を食べて置かなければならない。ユースホステルに戻るが同じドミトリーのおっちゃんの痰吐きが酷い。おっちゃんはノートPCを持っていたりして結構凄いのだが、中身が農民工のおっちゃんであった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
宿泊費 120元 1泊40元×3
バス 3元 路線バス
合計 135元

蘭州→永登→連城

朝から雨が降っている天気予報だと1日曇りなのだが・・・。おまけに同じドミトリーのおっちゃんは朝から痰吐き全開で、こちらは朝から精神的にやられっぱなしだ。痰吐きのおっちゃんと関わりたくないので雨が降っていても外へ出かける。というか、外へ避難だ。まあ、外でも痰吐きに遭遇するので意味ないのだが・・・。

で、外へ出ようとするが扉が開かない。鍵を開けようとしても、何故か内側なのに鍵穴がある。どうやら室内なのに鍵で扉を開けなければならない。老板に鍵を開けてもらい外へ出る。

鍵が掛かった状態で火事になったら逃げられないな・・・。雨が降っているが今日は昨秋に行こうとして失敗した連城の魯土司衙門旧址に再挑戦する。07:50頃、五泉広場から18路バスに乗車して西バスターミナルのある公交集団で下車する。
運賃は1元だ。

08:15頃、西バスターミナルの蘭州汽車西站に到着するが、連城行きのバスが、ちょうど08:15発で逃してしまう。仕方がないので永登行きのバスに乗車する。運賃は27元だ。

08:45頃、バスが発車する。2時間ぐらいで永登に到着だろうか?蘭州を出ると高速道路に入りバスは爆走しながら北西へ向かう。

10:30頃、永登汽車站に到着するがバスターミナルには古い時刻表しかなく、窓口ではチケットの販売はしておらず、運賃や発車時刻はバスの運ちゃんや車掌のおばちゃんに直接聞かなければならなかった。永登は上級者向けのバスターミナルのようだ。

連城行きのバスは11:30発車で運賃は15元だ。11:30になりバスが発車するが乗客は自分を含め5人のみだ。なので、途中で客を乗せながら走る。

魯土司衙門旧址

14:10頃、連城に到着。天気は雨から曇りに変わっていた。連城はバスターミナルがないようで連城の中心で降ろされる。ちょうど降ろされた場所に魯土司衙門旧址の看板が出ており、そのまま南へ200mほど歩いて魯土司衙門旧址に到着する。

入場料は20元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。

魯土司衙門旧址は中国に現存する明清代の土司庄園で最大規模になる。土司とは古代中国における辺境少数民族の有力豪族に授けられた世襲制の官職であり、中国の王朝が土司を通じて間接統治をする仕組みになる。簡単に言えば朝貢の一つともいえる。

そして、魯土司衙門旧址は魯氏の邸宅になり、明の洪武3年(1370)に建設され土地面積は50000平方メートル、建築面積は10000平方メートルになり、現在残っている土地面積は40000平方メートル、建築面積は9000平方メートルになる。建築様式は北京の王公府第を模して建設され「西部小故宮」とも称される。

この連城の魯土司は各地の土司の中で最高の位を持ち、正三品の官位になる。魯土司は明の永楽年間に武功を挙げ永楽帝から魯の姓を賜り19代に渡り世襲してきたが、清朝から中華民国になり土司が廃止され、国共内戦を経て中華人民共和国が成立すると最後の魯氏は人民法廷で死刑となる。まあ、粛清されたということか?

現在は邸宅が保存され博物館となっている。入口にはゲートがあり勝手に入れないようになっているのだが、景観が損なわれているような・・・。

門には絵が残っているがかなり傷んでいる。よく言えば古さが感じられる。

ここは大堂で裁判が行われていた場所。

清代の法廷を再現している。

建物は残っているが調度品は一切残っていないので、魯氏が死刑になった時あたりで全て没収されたか略奪されたのだろう。

残っている建物はかなり傷んでおり床が抜けそうな場所もあるほどだ。修復するとなると多額の予算をつぎ込まないとダメだろうな。でも、修復となると観光開発も始まるのだろう。

魯氏の位牌があったりするけど、この辺は新しく作られた物だろう。

16:00頃、海石湾行きのバスに乗車する。連城を出たところで運賃徴収のおばちゃんが乗り込んで来るが、おばちゃん何言ってるのかわからない。運賃徴収しているで、とりあえず20元札出しておく。お釣りが13元返ってきたので運賃は7元のようだ。

海石湾へ向かう途中で蘭州→連城のバスと複数回すれ違う。蘭州の西バスターミナルからはこれほど運行されていないのだが・・・。そして、1台のバスに蘭州東部の表示が・・・。どうやら東バスターミナルからも連城行きが運行されていたようだ。これなら最初から東バスターミナルへ行けばよかった。

17:15頃、窑街に到着し海石湾行きのバス乗り換えになる。さっき払った7元は窑街までの運賃であった。海石湾行きのバスは運賃5元であった。これなら窑街から蘭州行きのバスに乗車した方がよかったかな?

17:50頃、海石湾のバスターミナルである紅古区汽車站に到着する。連城へ行くのにやたらと時間、労力、金を費やした。やはり一番よいのは蘭州から直通バスに乗車だ。17:55頃、紅古区汽車站から蘭州行きのバスに乗車する。運賃は25元だ。19:50頃、西バスターミナルの蘭州汽車西站に到着する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
バス 27元 蘭州→永登
バス 15元 永登→連城
バス 7元 連城→窑街
バス 5元 窑街→海石湾
バス 2元 路線バス
鉄道 46.5元 蘭州→武威
合計 109.5元

中山橋と黄河

07:30頃、起床する。今日の天気は昨日と違って晴れだ。08:00頃、五泉広場から15路のバスに乗車して中山橋で下車する。運賃は1元。

朝の中山橋と黄河を見物して、137路のバスに乗車して七里河橋で下車する。運賃は1元。

甘粛省博物館

09:30頃、甘粛省博物館に到着、入場料は無料なので窓口でパスポートを提示して入場券を受け取り見学する。

化石やシルクロードに関連した展示から赤い展示内容まであるが、シルクロードに関する展示をみておけば十分かな?ある意味で赤い展示も必見だろうか?

この辺はシルクロードの展示で絹製品や陶器。

シルクロード遺跡から出土した壁画。

経典や西夏時代に印刷された西夏文字の活字印刷物。

通常なら抗日戦争の展示になるのだが甘粛省では国民党軍との戦いが全面に出されている。

11:10頃、甘粛省博物館を出て七里河橋のバス停から137路のバスで蘭州駅へ移動する。運賃は1元。12:10頃、蘭州駅に到着し切符売場で昨晩インターネットで予約購入した明日の武威行きの切符を受け取るが窓口には相変わらずの行列・・・。

自動券売機やネット予約の発券機には行列はなく待ち時間なしだ。二代身分証を持っているのに何故わざわざ行列に並んで切符を購入する?おまけに窓口のおばちゃんに喧嘩売って別の窓口へ行くおっちゃんもいたりするし・・・。

こちらは自動券売機や発券機の操作方法はわかっているのだが、パスポート読取り機能がついていないので発券出来ず・・・。おまけに何故か外国人使用不可なのに自動券売機や発券機には英語メニューがある。どう考えてもアホだろ!チャイナクオリティの代表格と呼べるシロモノだ。切符受け取り後は昼食に牛肉麺(6元/約120円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
バス 3元
日用品 5.5元 歯磨き粉
ATM手数料 12.5元
合計 36元

鉄道で蘭州→武威

06:15頃、ユースホステルを出て五泉広場のバス停から33路のバスで蘭州駅へ向かう。
運賃は1元。06:35頃、蘭州駅に到着し、切符と身分証確認、手荷物のX線検査を済まして待合室へ移動する。

朝の時間帯なので待合室は空いておるが、ゴミ箱に痰を吐いているおっちゃんはいる。当然ながら手鼻をかんでいるのもいる。人が少なくてもこの手のおっちゃんは必ずどこにでもいるようだ。

今日はZ6201次、蘭州→武威に乗車する。座席は硬座、運賃は46.5元、303kmの道のりだ。

06:50頃、改札が始まるが乗客が少ないので乗車バトルは発生しなかったが、乗客は自動改札機に慣れていないせいで混雑している。自分は誰も使っていなかった自動改札機を通って先に行く。中国の自動改札機は日本のとは違って反応がやたらと遅い。切符を入れて1-2秒待たないと切符が出てこないし、切符を取らないと扉が開かない。

それにしても乗客たちは誰も通っていない自動改札機があるのに何故わざわざ行列のできている自動改札機に並ぶ?列車に乗車して発車時間を待つだけだが発車まで20分ほど時間があるので撮影に出かける。

先頭の機関車は韶山7型のSS7Eだ。そして、客車は25Tなのだが行先票を見ると、この編成は蘭州-武威を1日2往復だけしかしていない。おまけに午前の1往復は停車駅なしで蘭州-武威を運行している。まさに途中駅なしの直達特快のZ列車なのだが、この短距離では意味がないような・・・。

さらに車両の25Tはまだ新しく乗客も少なく自分の乗車している車両は乗車率は5割ぐらいで空席が目立つ。後ろの方の車両は乗客がおらず空車の気配すらする。これならわざわざ25Tの新車を投入せずに22とかのボロ車両で十分ではないだろうか?この編成は絶対に赤字だろう。

07:18に3分遅れで蘭州を発車する。武威には10:18到着予定だ。蘭州を発車したのはよいがノロノロ運転で07:36頃に新しく建設中の蘭州西駅を通過する。これだと最高速度160km/hの25Tは宝の持ち腐れだ。

それと、GPSを試してみたらこの25Tの編成では問題なく測位でき使えた。08:15頃、列車の速度が上がり始め150km/h以上になった。ようやく、25T本来の性能を発揮し始める。

08:50頃、外の景色が変わり始め、外には雪が積もっている・・・。蘭州を出たときは曇りだったのだが、どうやら雪が降っているようだ。天祝を通過すると完全に雪景色となる。天祝は標高2400m以上の高地なので4月でも雪が降り積もっている。これだと武威の天気が心配だ。この後の張掖、嘉峪関、敦煌もどうなっているのか・・・。

山岳区間に入りトンネルが多くなるが標高が下がり始め標高2000m以下まで降りてきた。この頃になると雪は見えなくなり天気晴れで青空が見える。さっきまで天気を心配していたが問題なさそうだ。

定刻より7分早く10:11頃、武威に到着する。武威駅は市街地の南に位置しており、eLongで予約しておいた龍辰賓館(龙辰宾馆)は市街地にあるので、まずは駅前から1路のバスに乗車して客運中心で下車して南関西路を西へ歩く。

龍辰賓館に到着するが外人お断りの宿であった。老板の話だと規制が厳しいらしい。仕方がないので他を探すが招待所とかは撃沈しそうな気配がするのでそこそこの賓館を探してみる。

客運中心の南にある宗泰賓館(宗泰宾馆)で聞いてみたらトイレ共同の69元の部屋があるということで2泊することにする。外国人お断りか心配であったがとりあえず大丈夫であった。でも、明日の朝になるまでは油断できない。とりあえず、寝床は確保したので、まずはバスターミナルの武威客運中心へ行きバスの状況を確認する。

武威のバスターミナル

武威客運中心は長距離バスターミナルなので蘭州、敦煌、天水などへのバスが出ている。客運中心から東へ1分ほどの所にあるのが武威市公用型汽車站で、ここは周辺の農村へのバスが出ている。天梯山石窟へ行く哈渓鎮へのバスもここから出ている。

海藏公園

12:10頃、客運中心近くから5路のバスに乗車する。運賃は1元で金沙郷へ向かう。ロンリープラネットによれば金沙郷には古刹の海藏寺があり、それっぽい公園の前で下車する。

海藏公園の入場料は2元で公園の北門を出ると海藏寺の山門だ。海藏公園には涼州区県級文物保護単位の袁克子老宅と天仙宮があるが、袁克子老宅は非公開で天仙宮だけ見物できる。天仙宮は道教寺院で財神廟とも呼ばれている。

海藏寺

12:45頃、海藏公園の北門を出て海藏寺に到着する。

入場券売場があったのだが誰もいないので、そのまま見物する。

海藏寺は晋代に建立され1700年以上の歴史がある河西回廊の古刹だ。宋、元、明、清に渡り修復が繰り返されてきた。明の成化年間に大規模な修復があり現存する建物の大部分が明代に建てられたものである。

元朝の時にチベット仏教サキャ派サキャ・パンディタが涼州を訪れた時に海藏寺など涼州四大寺に修繕資金を寄付しており、これによりチベット仏教寺院になるが、現在はチベット仏教に関係する建物が見当たらないので仏教寺院のようだ。

南城門

13:30頃、海藏公園を出て5路のバスで市内へ戻る。運賃は1元で西涼汽車站で下車する。14:00頃、新西涼客運站に到着するが廃墟しかなかった。バスターミナルはなくなっていた。14:15頃、8路のバスで南城門の近くに到着する。

ここが武威で一番賑やかな場所のようで復元された涼州の城門がある。

西夏博物館

14:40頃、西夏博物館に到着。

西夏王国に文物を収蔵している博物館で入場料は無料だ。

規模は大きくないが西夏専門の博物館なので興味のある人は楽しめるだろう。

武威文廟

西夏博物館の北隣にあるのが孔子を祀る武威文廟だ。

入場料は30元で、武威文廟は涼州最大の文廟だ。

武威文廟は明の正統2-4年(1437-1439)に建立され「隴右学宮之冠」とも称され、儒学院、孔廟、文昌宮の三部分からなる。

15:30頃、武威文廟を離れる。

大雲寺

16:10頃、大雲寺に到着する。

大雲寺は西夏王国の護国寺であった。入場料は5元だが正直言って5元の価値はなく、僧侶はおらず一応博物館で見所は鐘楼だが、ただの荒れ寺であった。

鐘楼には古鐘が残っている。

周辺地域が再開発中なので観光用の寺に再開発しそうな雰囲気だ。

鳩摩羅什寺

16:45頃、鳩摩羅什寺に到着する。ここは入場料無料なので助かる。

鳩摩羅什寺は涼州最古の仏教寺院であり、東晋から後涼(38-403)にかけて建立され鳩摩羅什が17年に渡りこの地で経典の翻訳に従事した。

現在の寺は再建されたもので古い建物は残っておらず、新たに観光開発中であった。

数年後には仏教テーマパークになりそうな雰囲気が・・・。
17:10頃、鳩摩羅什寺を離れる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
宿泊費 138元 1泊69元×2
バス 5元 路線バス
海藏公園 2元
武威文廟 30元
大雲寺 5元
合計 195元

武威→天梯山石窟

朝から隣の部屋から痰吐きの音が頻繁に響いている。そして、廊下からも痰吐きの痰吐きの音が響く。ウンコしにトイレへ行くとすでにウンコやり逃げされているし・・・。何で中国人はウンコ流さないんだ?賓館の設備はそこそこよいのだが客層がおサルさんや北京原人になっているようだ。

07:30頃、武威市公用型汽車站へ行き哈溪行きのバスに乗車する。今日は武威から南50kmの場所にある天梯山石窟へ向かう。天梯山石窟へ行くのが武威での最大の目的である。天気は晴れで遠出には条件がよい。

07:50頃、バスが発車して客を拾いながら哈溪へ向かう。運賃は10元(約200円)だ。一番前の席に座っているので景色は文句なしでシルクロードの景色が広がっている。事故った時は地獄へ一番乗りの席だろうけど・・・。

09:15頃、天梯山石窟との分かれ道の天梯山路口で下車する。標高2000mほどの場所で気温はかなり低く周辺には雪が積もっている。

ここから約2km歩くと天梯山石窟の入口に到着する。

目の前に見える黄羊河水庫のダム湖を見ながら天梯山石窟への道を歩いて行く。

09:50頃、天梯山石窟に到着する。入場料は30元(約600円)だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。天梯山石窟は観光客があまり訪れないようで、管理人のお姉ちゃんが無料で案内をしてくれた。

まずは天梯山石窟陳列館を見学して、天梯山石窟へ向かう。石窟は1958年にダムの黄羊河水庫が建設されたときに一部がダム湖に水没するため壁画や石仏の移設工事が行われた。石窟から取り出された壁画や石仏は蘭州の甘粛省博物館と敦煌に移設され保管、展示されている。そのため現在、見学できる石窟は第13号窟の一つのみである。

石窟の入口は扉で閉ざされており管理人のお姉ちゃんが扉を開ける。盗掘などによる破壊から守るためだろうか警備は厳重で観光客が来たときだけ扉が開かれ普段は鍵を掛けた状態だそうだ。トンネルとダム湖の桟道を通り石窟に到着する。

石窟には唐代に作られた高さ28mの釈迦仏があるが、頭部は文化大革命で破壊され現在ある釈迦仏の頭部は復元されたものということであった。

そして、釈迦仏はダム湖の水による浸食を防ぐために周囲に堰を作り保護されている。

天梯山石窟はシルクロード遺跡のひとつで敦煌の莫高窟、天水の麦積山石窟、蘭州の炳霊寺石窟などの仏教石窟の仲間といってもよい。

五胡十六国北涼から明代にかけて造営された石窟で唐代に作られた高さ28mの釈迦仏のある石窟が最大のもので現在唯一見学ができる石窟の第13号窟だ。敦煌莫高窟ほどではないが河西回廊を代表する仏教石窟だ。

第13号窟から更に奥へ桟道が続いているが、この先は非公開となっており立ち入ることは出来ない。現在は第13号窟と背後に広がる黄羊河水庫の景色のみ見ることが出来る。

10:50頃、天梯山石窟を離れ来た道を戻る。11:20頃、天梯山路口に到着して武威へ戻るバスを待ち、11:25頃、武威行きのバスに乗車する。運賃は10元(約200円)だ。バスは山道を100km/h以上で爆走して武威へ向かい運転がかなり乱暴だ。

12:30頃、武威駅の近くまで戻ってきた。信号待ちでバスが停車しているとすぐ近くで新バスターミナルが建設中であった。12:35頃、武威市公用型汽車站に到着し賓館に戻るが予定より早く武威での目的が達成してしまったので午後は部屋に籠もるかと考えたが、賓館のチェックアウト時間が13:00になっているので予定変更で張掖へ移動可能だ。賓館の伝票も元々は2泊のはずなのだが、1泊になっているのでこのままチェックアウトして張掖へ向かうことにする。

鉄道で武威→張掖

12:55頃、賓館をチェックアウトして、13:00頃、客運中心のバス停から17路のバスに乗車して武威駅へ向かう。運賃は1元(約20円)だ。ちなみに17路のバスは武威駅と武威南駅を結ぶ路線だ。

13:05頃、武威駅に到着し切符売場へ向かう。張掖行きの切符を購入する。購入できたのは14:05発、蘭州→張掖のZ6207次、席は硬座で40.5元(約810円)だ。

発車1時間前でも硬座の切符が購入できたので混雑していないのだろう。まあ、運行区間が半端なので需要がないのだろう。朝から何も食べていないので駅前広場で小餅(1元/約20円)を2つ購入する。

13:25頃、切符と身分証確認、手荷物のX線検査を終えて待合室へ。13:50頃にホームへ移動するが切符の確認はなかったので改札なしであった。13:56頃、Z6207次が到着する。

乗客がそれほどいないので乗車バトル無しで問題なく乗車する。定刻より1分早い14:04に列車が発車する。張掖までは244km、2時間半の移動になる。車内は予想通り混雑しておらず空席はあるが乗車率は9割ぐらいだろうか?14:43頃、金昌に到着するが、ここでかなりの乗客が下車して乗車率は5割ぐらいになる。14:46頃、金昌を発車して荒野を走っていきシルクロードの雰囲気が出てくる。

16:10頃、山丹に到着するが目の前に軍用車両を乗せた貨物列車が停車している。トラックとかはそのまま乗せられているが一部の車両はカバーが掛けられている。一体何が隠れているのかな?

山丹を出ると万里の長城と平行して張掖へ向かう。車窓から万里の長城が見えるのでシルクロードを西へ進んでいるのが実感できる。16:41頃、張掖に到着する。

駅前から1路のバスに乗車するのだが誰も並ばないカオス状態なのでバスを3本見送って空いてくるのを待つ。バス乗り場はバスが到着すると大混乱だ。ちゃんと並べよ!空いてきて確実に座れるようになってから乗車する。運賃は1.5元で工商銀行で下車し4路のバスに乗り換える。運賃は1元で、18:00頃、化肥廠(化肥厂)で下車する。

さらに道なりに1-2分歩いてユースホステルの張掖七彩丹霞国際青年旅舍(张掖七彩丹霞国际青年旅舍/Zhangye Qicai Danxia International Youth Hostel)に到着する。部屋は4人ドミトリーで1泊25元(会員料金)だ。

部屋には先客でスイス人がおり夕飯を一緒に食べに行こうと誘われ出かける。近くのスイス人行きつけの食堂で麻辣麺(5元/約100円)を食べるが英語の出来ない自分はスイス人との会話に苦戦する。スイス人は英語、ドイツ語、フランス語など複数の言語が話せるから凄い。スイス人は西寧や敦煌へ行ってきたようで張掖には丹霞地形を見るために来たそうだ。丹霞地形は見たほうがいいらしい。これはちょっと調べる必要があるな。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13.6元
宿泊費 75元 1泊×3
バス 20元 武威↔天梯山路口
バス 1元
鉄道 40.5元 武威→張掖
合計 150.1元

シルクロード旅行記2015 鉄道で西安から西寧・青海省ダライ・ラマの故郷へ

四川省から西安到着

日付が変わった頃、ようやくエアコンの温度を下げたようで涼しくなってっきた。裸族もいなくなり普通の民工列車になった。深夜になると通路で寝ている乗客がいたり、寝ている乗客のことは考えずにスマートフォンでイヤホンせずにドラマを見ている乗客や賭けトランプに興じている乗客がいたりするのでかなりのサバイバル環境であることには変わりない。

06:15頃、宝鶏に到着する。ここでかなりの乗客が下車する。どうやら、ウルムチ行きの列車に乗り換えるようだ。06:28に列車が発車する。

08:43、西安到着。まずは切符売場でインターネットで予約購入しておいた4月2日の西安→西寧の切符を受け取る。

続いてバス停へ向かうがおサルさんが多く乗車バトルが各所で発生している。並べよ!09:15頃、乗車バトルで103路のバスに乗車する。乗車バトルは何とかくぐり抜け座席を確保したが、目の前のおっちゃんが頻繁にゲップをしている。朝から精神的打撃が大きい。玉祥門で下車する。ICカードで運賃は0.5元だ。

秦園青年旅舍(Warriors Youth Hostel)

09:50頃、Booking.comで予約しておいた秦園青年旅舍(秦园青年旅舍/Warriors Youth Hostel)に到着する。

部屋は8人ドミトリーで1泊25元だ。地下室のドミトリーであるがWi-Fiは使えるし、共同のトイレ・シャワーも許容範囲内で料金を考えると十分な設備だ。

陕西旅游年票を購入

10:15頃、ユースホステルを出て陕西旅游年票一卡通の購入に出かける。去年購入した店へ行ってみると、煉瓦の壁で覆われており再開発で閉店していた。仕方がないのでその辺を探していると超市で「旅游年票」の文字を発見!店のおっちゃんに聞いてみたら在庫があったので購入する。

値段は98元だ。これがあれば西安市内の主だった観光地が無料もしくは割引料金で見物できる。陝西省以外の観光地でも無料で見られる所があるので持っていて損のない一枚だ。

西安での目的のひとつは旅游年票の購入なので、今日はユースホステルへ戻り洗濯と靴を洗う。靴が臭ってきており、このまま悪臭を放っているとドミトリーを追い出される可能性があるので靴を徹底的に洗う!靴が乾くまでは事実上行動不能なので西安では情報収集と物資補給のみかな?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 22.2元
宿泊費 75元 1泊25元×3
バス 0.5元
陕西旅游年票一卡通 98元
合計 195.7元

鐘楼書店でロンリープラネットを購入

昨日洗った靴が乾くまで行動不能なので、昼頃にサンダルで鐘楼へ向かう。鐘楼の東200-300mの場所に新華書店の系列店である鐘楼書店があり、ガイドブックを立ち読みして情報収集をする。

地球の歩き方を列車のトイレで便器へ落下という事故をやらかして、紙媒体での西域へのガイドブックがないのでロンリープラネットを探す。今後の計画についてはシルクロードを西へ進み新疆ウイグル自治区のウルムチ、トルファン、カシュガル、そして、パミール高原のタシュクルガンを目指す。

そのため、Lonely Planet:丝绸之路を購入する。定価は69元だ。新華書店は店員の態度が悪いので本当は購入したくなかったのだが、かといってアマゾンだと値段が安くても日本みたいに翌日や翌々日到着というのは期待できないので、仕方なく購入した。

これで、物資補給は完了し、あとは靴が乾くのを待つだけだ。サンダルでは遠出できないし格好がみっともない。中国でおばちゃんがパジャマで出歩いているのと似たようなものだろう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 30元
ロンリープラネット丝绸之路 69元
合計 99元

雨で動けず

一昨日洗った靴がまだ乾かず今日も遠出ができない。09:30頃、サンダルで外へ出るが天気は曇りで雨が降りそうな気配だ。近くの安定門まで行ってみたものの雨が降り始めたのでユースホステルへ戻り部屋で大人しくする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 23元
合計 23元

鉄道で陝西省→青海省

西安駅

※HDDデータが吹き飛んだために画像はございません!
05:45頃、起床して出発準備を整える。今日から新彊ウイグル自治区のウルムチ、カシュガル、ホータンを目指して鉄道でのシルクロード旅行の開始である。計画では天山北路、天山南路、西域南道を巡る。

06:15頃、ユースホステルをチェックアウトする。雨はやんでいるが天気は曇りだ。sa金橋のバス停から103路のバスで西安駅へ向かう。運賃はICカードで0.5元だ。朝の通勤ラッシュが始まる前なので道路は空いており、06:50頃、西安駅に到着する。

入口でいつもの切符と身分証確認、荷物のX線検査を受けて待合室へはいるが駅員はパスポートの中身までは確認せずだ。外国人には関わりたくないのか?それとも外国人はどうでもよいということか?待合室に入るが改札口はすでに列ができている。これから乗車するのは、07:30発の西寧行きZ273次だ。今回初めてZ列車に乗車するのだが、正直言ってあまり鉄分補給にはならない。

直達特快のZ列車は2004年頃に登場した当時は特快のT列車より上の最上級の列車で、始発駅から終点まで停車駅なしのノンス トップもしくは停車駅1駅のみで、夜発車で翌朝到着といったダイヤで北京-上海などの大都市間を結んでおり、主な客層は金持ちやビジネスマンであり、日本 でいえばブルートレイン+ビジネス特急みたいな感じかな。当時は最上級の列車であったが、現在は途中の停車駅が増えて直達特快とはいえないダイヤで特快のT列車と同等の扱いになっている。

Z273次も西寧まで停車駅がいくつもあり隴西とかの田舎駅にも停車する。これでは快速のK列車と同等といってもいいぐらいだ。はっきりいってZ列車の存在価値がなくなりつつある。そして、改札口には発車時刻遅延の表示が・・・。15分遅れの07:45発のようだ。

07:38に改札が始まるが、これだと発車時間がさらに遅れるような・・・。改札口の乗車バトルを突破して乗車するが、すでに荷物棚は一杯だ。しかし、座席下に荷物を置くのは避けなければならない。座席下はガキの小便やおサルさんたちの痰、手鼻などで汚染される可能性が高い。荷物棚にカップ麺が置かれている場所を見つけカップ麺をどけてバックパックの置き場を確保する。

バックパックを荷物棚に載せている間に列車が発車する。07:30発が予想通りさらに遅れて29分遅れの07:59の発車であった。終点の西寧までは892km、約10時間の旅だ。定刻通りなら17:40に西寧到着だが約30分の遅れは取り戻せるか?まあ、蘭州あたりの停車時間を削れば楽勝だろうな。Z列車なので車両は25Tで最高速度160km/hまで出せるので停車時間を削る以外でも十分遅れは取り戻せるだろう。

西寧到着まで乗り鉄が十分楽しめると思ったのだが、GPSの感度が悪く測位できない。
これでは現在位置や速度がわからない。25Gとかの他の車両ではGPSが問題なく使えたのだが、25TだとGPSの信号が受信できない。

2009年に青海チベット鉄道でラサへ行ったときも25Tの車両でGPSが使えなかった。どうも、25Tの車両はGPSの電波を通さない仕様のようだ。窓ガラスも25Gとかとは別物を使用しているようだ。これは意図的にGPSが使えないようにしているのか?それとも偶然使えないだけか?

宝鶏に09:35頃到着する。ホームに降りてGPSを試してみると問題なく測位できた。そして、発車間近になり乗車するが、車内では信号ロストでGPSは使えなかった。やはり、25TはGPSの電波を通さない仕様のようだ。

09:45頃、列車が発車するが、30分遅れでの運行だ。宝鶏を出発して徐々に山が多くなりトンネルの区間が多くなってきた。曇りだった天気は晴れに変わり風景も徐々に変わってくる。11:00に天水到着。

天水はシルクロード遺跡で世界遺産の麦積山石窟や三国志遺跡の街亭古戦場などがあるが今回は素通りする。11:05に列車が天水を発車する。12:00頃、盒飯の車内販売が始まる。値段は、いつもの通りで20元(約400円)のボッタクリ価格だ。日本のコンビニ弁当と大して変わらないのに20元は高い。

この頃になると外の風景は乾燥地帯に変わり山に木は生えておらず西域の風景になってきた。12:33に隴西到着。12:38頃、隴西を発車する。

この時に意外なことに気がつく。客車の乗降口でGPSを試してみたら信号を受信して測位できたのだ。どうやら、客車内のガラスと乗降口のガラスは違う種類のようだ。客車内のガラスはUVカットとかの仕様で、たまたまGPSの電波が遮断されているのか、それとも大人の事情でGPSの電波を遮断する仕様にされているのか?乗降口から座席に戻るがGPSは信号ロストして測位できない。13:35に定西到着し、13:38に発車する。

15:06頃、蘭州に到着する。甘粛省の省都なので半分ほどの乗客が下車する。停車時間が長いのでホームへ降りてみる。この時期の蘭州はまだ寒いと思っていたが意外にも暖かい。ホームでは幾つものワゴンがありカップ麺や飲み物などが売られている。

15:21に蘭州を発車する。16:39頃、海石湾に到着して、16:42頃、列車が発車する。
次は終点の西寧になる。

17:47頃、7分遅れで西寧に到着する。西寧駅は新駅舎になり昔の駅より規模が大きくなっている。しかも、出口には自動改札機が導入されており、最先端の設備を導入しているようだ。

出口を出るが、まず目に付くのが武装警察だ。しかも、数多いし自動小銃まで持って警備している。西安駅では公安だけで武警はいなかったが、西安よりはるかに田舎の西寧で自動小銃を持ってまで警備する必要があるのか?一体何を恐れているのだ?18:08頃、西寧駅の隣にできた公交汽車站から1路のバスに乗車して大什字で下車する。運賃は1元だ。

理体青年旅舎

18:30頃、青海省政府近くの民主路まで歩いて、eLongで予約しておいた青海行青年旅舎に到着する。1泊35元で3泊する予定であったが、外人お断りのユースホステルで宿泊拒否され別のユースホステルを案内され追い出される。とりあえず20分ほど歩いて案内された理体青年旅舎へ行き1泊40元の6人ドミトリーを3泊することにする。

すでに夜になっているので夕飯を食べに出かける。近くにイスラム食堂があるので牛肉麺(7元/約140円)を食べるが、まだ物足りないので別のイスラム食堂で乾伴麺(9元/約180円)を食べる。これでもまだ物足りないのでさらに別のイスラム食堂で乾伴麺(10元/約200円)を食べる。これでようやく食べた気になった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 26元
宿泊費 120元 1泊40元×3
バス 1.5元 路線バス
合計 147.5元

ダライ・ラマの故郷

西寧→平安→タクツェル(紅崖村)

※HDDデータが吹き飛んだために画像はございません!
06:30頃に起床して、06:55頃、30路のバスに乗車して康楽で下車しいて八一客運站へ向かう。運賃は1元だ。

07:10頃、バスターミナルの八一客運站の交差点から平安行きバスに乗車する。平安までの運賃は5元だ。乗車時は誰も並ばずに乗車バトルに突入しているが、確実に座れる状態だったので自分は乗車バトルには参戦せず後ろからバトルを見物しながら乗車する。なぜ確実に座れるのに乗車バトルをしているのだろうか?まあ、ある意味で安定の中国だ。

08:20頃、平安に到着。平安驛の駅前広場の近くから石灰窯行きのバスが出ているが、先に朝食と昼食に油餅を購入しておく。1個2元(約40円)で3個購入する。

ダライ・ラマの故郷タクツェル(紅崖村)までは直線距離で約25kmだ。前回、タクツェル(紅崖村)を訪れたときは手前の集落までしかバスが行かなかったが、今回は運ちゃんに聞いてみたらタクツェル(紅崖村)への分かれ道を通るということであった。運賃は4元だ。
09:45頃、タクツェルへの分かれ道に到着し下車する。バスはさらに奥の集落へと走っていった。ここからタクツェルまではひたすら坂を上る。

タクツェルの手前で分かれ道があり、この脇道がダライ・ラマの生家への近道だ。

脇道を歩くとダライ・ラマ生家が見えてきた。

ダライ・ラマ生家

10:40頃、ダライ・ラマの生家に到着する。

門は閉ざされ中へ入ることはできない。

そして、このド田舎に何故か監視カメラが2台設置されていた。一体このド田舎で何を監視するのだ?何を恐れているのだろうか?

裏の畑の小道を登り内部の様子をうかがうが建物は新しく整備されており古さは感じられない。ちなみに隣の家はダライ・ラマの親戚の家で生家を管理しているらしい。

周辺を歩いてみるが訪れる時期が早すぎたので畑は耕し始めたばかりで、谷には雪が残っており草も生えていない。

4月とはいえタクツェルは標高2800m付近の高地だ。タクツェルに春が訪れればかなりよい景色が見られるだろう。

タクツェルは非開放区のようなので公安に見つかると面倒なので、昼頃に坂を下り来た道を戻りながらバスが来るのを待つ。

13:45頃、ようやくバスが通りがかり、平安行きのバスに乗車する。運賃は3元だ。14:30頃、平安に到着、平安驛の駅前広場から西寧行きのバスに乗車する。バスがすぐに発車し客を乗せながら西寧へ向かう。西寧までの運賃は5元だ。
15:40頃、八一路客運站に到着する。

夕飯はユースホステル近くのイスラム食堂2軒で乾伴麺(9元/約180円)と乾拉(8元/約160円)を食べる。夜は中国鉄路客戸服務中心で明後日の西寧→蘭州の切符を予約購入する。当初の予定では明々後日に蘭州へ移動しようと考えていたが天気が悪いので予定を切り上げて蘭州へ移動する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 23元
バス 10元 西寧↔平安
バス 4元 平安→タクツェル(紅崖村)への分かれ道
バス 3元 石灰窯→平安
バス 2元 路線バス
鉄道 32.5元 西寧→蘭州
合計 74.5元

西寧汽車站

※HDDデータが吹き飛んだために画像はございません!
07:00頃、起床するが天気は曇りで雨が降りそうだ。いや、雪が降りそうな寒さだ。08:20頃、西寧駅を訪れる。駅の隣にある公交汽車站は路線バスと長距離バスのバスターミナルになっている。公交汽車站の中に西寧汽車站が入っているのだ。長距離バスの時刻表があったので撮影しておいたが、どうも別の場所に西寧汽車站の新バスターミナルを建設するようなので数年後には路線バス専用のバスターミナルになりそうだ。

西寧駅は新駅舎になり巨大で便利になったが、なぜかまだ建設されていない地下鉄の案内があったりと混乱を招くような表示がある。そして、今日は駅前に武警がいない。今日は休みか?

08:30頃、昨晩インターネットで予約購入した蘭州行きの切符を受け取るため切符売場へ行く。入口で保安のボディチェックを受けて列に並ぶが自動券売機は空いている。中国人は二代身分証を持っているのに、なぜわざわざ行列に並んで切符を買うのだ?自動券売機なら時間もかからず楽だろうに・・・。で、行列に並んでいるとおサルさんが割り込みをしてきた。まあ、いつもの中国だな。そして、割り込みのおサルさんを追い出す。

09:00頃に一度全ての窓口が閉まる。どうやら人員交代のようだが、行列が一気に増えて最後尾は1時間待ち確実の状況だ。自分の順番が近くなると窓口で割り込みをしようとするおサルさんが現れる。後ろに並ぶようにいうが1時間以上並びたくないらしい。

そこでおサルさんに二代身分証を持っているから空いている自動券売機なら簡単に購入できることを教えてあげるが、何故か自動券売機では買いたくないらしい。自動券売機で購入できるのに、わざわざ行列に割り込んで切符を購入しようとするおサルさんの行動パターンは理解不能だ。

09:15頃、切符を受け取り切符売り場を出るが入口で公安が身分証確認をしている。そして、駅前広場には自動小銃を携帯して武警が巡回している。どうやら、公安や武警は9時から勤務開始のようだ。

高原明珠

09:40頃、公交汽車站から5路のバスに乗車して紙坊街で下車して南西へ歩く。11:00頃、高原明珠に到着する。高原明珠は西寧で一番高い建物で展望台だ。上海の東方明珠塔の西寧版で形も東方明珠塔によく似ている。こういった現代建築の展望台とかには興味はないのだが訪れてみた。「だったら行くなよ!」とかいうツッコミはご容赦を・・・。

何でここに来たかというと陝西旅游年票が使えるから来たのだ。通常は入場料50元なのだが陝西旅游年票を使うと1回だけ無料で見物できるのだ。

で、この展望タワーに上がってみたが天気が悪いので西寧の街は一望できず・・・。おまけに天気が悪いからといって観光客は清明節前日の土曜日なのに自分と親子連れ2人の合計3人だけ・・・。

これはどう考えても赤字経営だろ!数年以内に廃墟になる気配がする。バブル崩壊後の日本みたいになりそうなというか、このままだと夕張とかにあったテーマパークの二の舞になるだろう。それでも箱物建設に走る中国は、この先大丈夫か?

金塔寺

昼頃、高原明珠最寄りの西山一巷のバス停から40路のバスに乗車する。運賃は1元だ。40路のバスは西寧駅行きだったので、5路のバスより40路に乗車して来れば歩く距離が短くすんだ。

11:40頃、高原明珠を離れる。五中のバス停で下車して、宏覚寺街にあるチベット仏教寺院の金塔寺を訪れる。西寧の中心部近くにある寺なので外からだと寺というのが分かりにくいが入口付近にルンタや線香を売る店があるので何とか見つけた。金塔寺は明の万暦12年(1612)に建立され西寧市内に残る数少ないチベット仏教寺院である。13:00頃、イスラム食堂で乾拉麺(8元/約160円)を食べてユースホステルへ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 21元
バス 3元 路線バス
合計 24元

河南省旅行記2014秋2 古都・洛陽とシルクロード遺跡

洛陽易家国際青年旅舍へ戻る

09:20頃、ユースホステルの洛陽中原驛国際青年旅舎をチェックアウトするが、この地区を担当している公安の表示が路地に貼られているが顔写真の部分が穴だらけだ。これは住民から恨みを買っているということなのか?

七里河のバス停から9路のバスに乗車して青年宮で下車する。09:45頃、ユースホステルの洛陽易家国際青年旅舍(洛阳易家国际青年旅舍/ Luoyang Yijia International Youth hostel)に戻ってきた。昨日、YHAchinaのWEBサイトで1週間分予約してあり残金を支払う。今回の部屋は前回と同じ6人ドミトリーだがベッドに照明とコンセントが付いている。

世界文化遺産 定鼎門遺址

10:10頃、青年宮のバス停から58路のバスに乗車して、10:30頃、洛陽国際学校で下車する。10:40頃、定鼎門遺址にやってきた。定鼎門遺址は2014年に世界文化遺産に登録されたシルクロード遺跡だ。

定鼎門は隋の大業元年(605)に建設が始まった洛陽城の南門で隋、唐の王朝で都の正門としても機能している。現在は定鼎門遺址博物館となっている。定鼎門遺址の前には唐代のシルクロードを往来した商隊の轍、ラクダや人の足跡が保存されている。

定鼎門の遺跡の上に定鼎門遺址博物館があり入場料は30元で世界遺産の中では比較的入場料が安い。
館内には定鼎門の遺跡がそのまま保存されており、その巨大さから隋や唐の国力が伺い知れる。こういった古代中国の遺跡を見ると中国は凄いと感心する。

それなのに外では現代中国人が痰吐き、割り込み、交通ルール無視など行い中国のイメージを壊している。本来中国は尊敬されるはずなのだが現代中国人のあまりのサルぶりに中国が尊敬されていないことに現代中国人は気づいていないのだろうか?

定鼎門遺址博物館には観光客がほとんどおらず静かに見学ができ貸し切り状態に近く世界遺産としては穴場ともいえる。

北宋の宰相 呂蒙正故里

12:50頃、定鼎門遺址博物館を離れ、53路のバスに乗車して、13:30頃、西関で86路のバスに乗り換える。昨日、二里頭遺跡へ行った際に、偃師の7路のバスへの乗り継ぎに失敗しているので洛陽から二里頭遺跡への路線バス経路確立のために終点の相公庄東まで行き偃師の7路の乗り場を確認する。

で、86路のバスに乗車したが滅茶苦茶混んでおり、始発の西関で乗車しなければ座ることができない。運行本数が少ないので埼京線並みの混雑になるのだろう。14:10頃、終点の相公庄東に到着するが、偃師の7路のバスには接続しておらず、代わり偃師の11路のバスが通っていた。

そして、ここで思わぬ収穫があった。相公庄東の近くに呂蒙正故里の石碑を発見する。

呂蒙正は北宋の第2代皇帝の太宗 趙匡義の治世において科挙で状元となり、後に宰相となった人物である。

洛陽→二里頭遺跡ルート打通作戦

14:30頃、呂蒙正故里から農道を東へ歩いてみる。途中で北へ向かい、GPSを頼りに、昨日、偶然見つけた漢魏洛陽故城の南の城壁跡へ向かう。

偃師の7路のバスが通る道に出たら南へ向かう。偃師の7路のバスが目の前を通り過ぎて行くので道は間違っていない。そのまま南へ歩くと90路のバスが停車している。15:10頃、90路のバスの終点である東大郊に到着する。

バスの終点にあった功徳碑を見ると「漢魏」の文字がありこの辺りが漢魏洛陽故城に関係しているのが伺える。実際この北に昨日偶然見つけた漢魏洛陽故城の南側城壁跡がある。

そして、バスの終点の前を偃師の7路のバスが通り過ぎていくおり、90路のバスが二里頭遺跡へ行く偃師の7路のバスと接続していた。今日の目的は達成できたが、この経路は黄庄の通りが工事中のために臨時でバスの経路が変更されているものなので道路工事が終われば元の経路に戻ると思われる。15:30頃、90路のバスで洛陽市内へ向かう。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

洛陽中原驛国際青年旅舍
N 34°39’47.46″
E112°24’42.57″
洛陽易家国際青年旅舍
N 34°41’06.99″
E112°28’36.89″
定鼎門遺址博物館
N 34°37’58.20″
E112°27’38.24″
呂蒙正故里
N 34°40’35.09″
E112°37’38.44″
相公庄東(86路バス終点)
N 34°40’30.16″
E112°37’40.42″
東大郊(90路バス終点)
N 34°41’17.59″
E112°37’53.67″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
宿泊費 220.5元 1泊35元×7
(ネット予約の残金)
バス 5.5元 路線バス
定鼎門遺址博物館 30元
日用品 2.6元
合計 276.6元

三国志遺跡・新安漢函谷関遺址

洛陽→新安

07:00頃、ユースホステルを出て41路のバスで洛陽駅へ向かう。07:40頃、洛陽駅の西隣にある錦遠汽車站で新安県行きのバスのチケットを購入する。

購入は自動券売機で支払いは銀行のキャッシュカードでするというか、現金非対応で銀聯マークのあるカードしか使えない。カードのみというのは、中国では珍しく最先端といえるかもしれない。

世界文化遺産 新安漢函谷関遺址

新安県までの運賃は8元で08:02発車だ。三門峽行きのバスに乗車して新安県まで行く。乗車率3割ぐらいで、08:04にバスが発車し新安県を目指す。もちろん、途中で客を拾いながらだ。

途中で洛陽-新安の路線バスが走っているのを見つける。洛陽汽車站から出ているバスだろう。一般的には新安までは洛陽-新安の路線バスを利用するようだ。08:30頃、どこかの交差点で客待ちの停車をして新安行きの客が乗車してくる。

09:00頃、満員になりというか定員オーバーでバスが爆走し始めて対向車線もお構いなしで新安へ向かう。日本なら白バイに追いかけられるレベルの運転だが中国では問題ないようだ。

09:30頃、新安漢函谷関遺址近くの国道と線路の交差地点でバスを降りて陸橋脇の下り坂を降りて函谷関へ向かう。09:40頃、新安漢函谷関遺址に到着するが、周辺の住民は移転させられ函谷関はきれいに整備されていた。

そして、柵で囲まれ中に入れないように封鎖されていた。中には警備員が常駐しており柵を越えたりして勝手に入れないようになっていた。

内部には案内標識があるので一般公開に向けた準備はしているようだ。でも、確実に有料だろうな。

世界遺産の脇で撮り鉄

函谷関周辺を歩いてみるが、すぐ近くの線路脇に道があり地元民も殆ど通らないので撮り鉄をしていく。

11:30頃、函谷関を離れて陸橋脇で洛陽行きのバスに乗車する。運賃は7元だ。

洛陽へ戻る途中で国道脇に漢函谷関遺址と表示されたゲートがあった。もしや、ここが入口なのか?確認する必要があるな。明日もう一度訪れて確認しよう。12:45頃、洛陽汽車站に到着する。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

洛陽易家国際青年旅舍
N 34°41’06.99″
E112°28’36.89″
洛陽駅
N 34°41’09.60″
E112°25’48.31″
新安漢函谷関遺址
N 34°43’13.73″
E112°09’57.44″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 18.9元
バス 8元 洛陽→新安
バス 7元 新安漢函谷関遺址→洛陽
バス 2元 路線バス
合計 35.9元

洛陽→千唐誌齋(千唐志斋)

06:50頃、41路のバスで洛陽駅へ向かう。07:25頃、洛陽駅に到着しバスターミナルの洛陽汽車站で千唐誌齋(千唐志斋)行きのバスのチケットを自動券売機で購入する。支払いは銀聯カードで運賃は10元だ。


07:45頃、バスに乗車し、07:49に発車するが乗車率が5割ぐらいなので途中で客を乗せながら走るのだろう。今日訪れる千唐誌齋(千唐志斋)は、昨日訪れた新安漢函谷関のある新安県鉄門鎮にある主に唐代の墓誌を約2000枚も集めた博物館だ。

中国最大の墓誌博物館 千唐誌齋(千唐志斋)

09:30頃、千唐誌齋(千唐志斋)に到着する。バスを降りると目の前が千唐誌齋(千唐志斋)で新安の2路のバスも停車していた。千唐誌齋(千唐志斋)の入場料は無料でパスポートを提示して入場券を受け取る。

一応一日の入場者数に制限があり平日500人、休日1000人となっているが見学者は殆どいない。

千唐誌齋(千唐志斋)は中華民国から中華人民共和国にかけての将軍で鉄門鎮出身の張鈁が収集した唐を中心とした西晋、北魏、隋、宋の墓誌の収蔵地を指す。

中華民国の頃、洛陽周辺では墓地の盗掘被害が深刻であり、張鈁は墓誌を収集し自身の園林「蟄廬」の一部分に保管した。収集した墓誌は約2000枚になり、その歴史的価値は非常に高い。これが現在の千唐誌齋である。

墓誌の陳列室は撮影禁止なのだが、唐の武宗の治世で宰相を務めた李徳裕則天武后の治世で宰相を務めた狄仁傑の墓誌があったりして非常に興味深い。かなりマニアックな展示物ではあるが個人的には一見の価値ありである。

そして、千唐誌齋で興味深かったのは「蟄廬」と書かれた額だ。康有為の署名があるではないか!

康有為は清の光緒帝に仕え戊戌変法を推し進め清朝の政治改革をしようとした人物だ。
どうやら、張鈁と康有為は付き合いがあったようだ。

それと千唐誌齋には北魏石窟がある。

元々は新安県西沃郷にあったものを移設しており、黄河中下流域で北魏時代唯一の石窟である。

交通事故現場に遭遇

10:45頃、千唐誌齋(千唐志斋)を離れて2路のバスで新安の県城へ向かう。運賃は1元だ。11:40頃、新安の県城に到着し、徒歩で漢函谷関へ向かう。

線路を越える陸橋の手前で大型トレーラーと乗用車の接触事故が目の前で起こる。

原因はフォルクスワーゲンが左右を十分確認せずに右折しようとして国道を走っていた大型トレーラーの横っ腹に突っ込んだからだ。簡単にいえば中国でよくある割り込みが原因だ。


大型トレーラーの損傷は見た目はなさそうだが、乗用車のフォルクスワーゲンはフロントが破損している。運ちゃんたちはすぐに公安に通報して事故発生から5分ほどで公安が到着する。事故現場は渋滞が発生しているが事故処理が終わるまでは仕方ないだろう。

新安漢函谷関遺址は閉鎖中

12:15頃、昨日見つけた国道310号沿いの新安漢函谷関遺址の入口に到着するが整備中で閉まっていた。門番のおっちゃんにいつ開放されるか訊ねてみたが、未定ということであった。残念である。

新安漢函谷関遺址が閉まっていたので洛陽行きのバスに乗車して洛陽へ戻ることにする。洛陽-新安のバスに乗車して、12:55頃、谷水で下車する。運賃は5元だ。

13:00頃、谷水西のバス停から101路のトロリーバスで西関まで戻る。13:40頃、西関からは徒歩でユースホステルへ戻る。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

洛陽易家国際青年旅舍
N 34°41’06.99″
E112°28’36.89″
洛陽汽車站
N 34°41’08.10″
E112°25’56.31″
千唐誌齋(千唐志斋)
N 34°44’20.58″
E112°00’50.94″
新安漢函谷関遺址入口
N 34°43’05.86″
E112°10’21.17″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
バス 10元 洛陽→千唐誌齋(千唐志斋)
バス 5元 新安漢函谷関遺址→谷水
バス 3元 路線バス
合計 33元

漢光武帝陵と三国志遺跡 曹休墓

漢光武帝陵

07:00頃、ユースホステルを出て9路のバスで東花壇へ向かう。07:35頃、東花壇(东花坛)のバス停で85路のバスに乗り換えて、08:10頃、雷河で下車する。東花壇-雷河の運賃は2元。

雷河から漢光武帝陵までは約3km離れている。まずは西へ歩き龍馬負図寺(龙马负图寺)の前を通り過ぎひたすら歩く。

08:50頃、漢光武帝陵に到着する。漢光武帝陵の前を白鶴-洛陽のバスが通過していたのでバスターミナルの洛陽汽車站からも行けるようだ。神道を通り漢光武帝陵の入口にやってきた。漢光武帝陵の入場料は30元だ。

漢光武帝陵は後漢の初代皇帝・劉秀の陵墓だ。

洛陽の主要観光地の一つであるはずなのだが観光客がいなかった。

陵墓の隣には光武帝を祀った光武祠がある。

墓碑は清の乾隆年間のものであるがよく見ると「刘」とか彫られている。どこのサルが落書きしているんだよ!

中国人が漢を中興した劉秀の墓に何で落書きなんかするんだよ!後漢を建国した光武帝は中国人から尊敬されていないのだろうか?皇帝陵墓で中国人の文化財に対するマナーの悪さを見せられるとは・・・。

龍馬負図寺

10:10頃、漢光武帝陵を離れ来た道を戻る。10:50頃、龍馬負図寺(龙马负图寺)に到着する。龍馬負図寺の入場料は30元だ。

龍馬負図寺は河図発祥地であり晋の懐帝の永嘉年間に伏羲の功績を讃えるために創建された。

風水や八卦に関して非常に重要な地であるため敷地内には三皇、孔子、周の文王が祀られている。

漢安帝陵

昼頃、雷河のバス停から85路のバスに乗車するが、途中の邙山に差し掛かると朝通った時には気づかなかったが、周辺に小さな山が多数ある。邙山陵墓群のようだ。古代墓マニアにとってはかなり興味深い地であろう。

12:15頃、三十里鋪で下車する。雷河-三十里鋪の運賃は1元だ。南へ向かい歩いていくと曹休墓のある連霍高速の洛陽服務区が見えてきた。曹休墓はお楽しみにとっておいて先に前方に見える漢安帝陵へ向かう。

12:30頃、漢安帝陵に到着する。一応は文物保護単位の石碑があり漢安帝陵と分かるが石碑がない場合は判別が難しいだろう。

安帝は13歳で後漢の第6代皇帝に即位するが、安帝の治世から後漢は衰退への道を進んでいく。

まずは陵墓を一周して墓碑の有無を確認すると南側に埋もれた墓碑を発見する。墓碑には漢明帝の文字がある。安帝ではないのか?墓碑の損傷が酷く文字が判読できず墓碑が建立された年代は分からず。

曹休墓を探す

陵墓の上からは周辺が見渡せるが大気汚染の影響で遠くは見えない。ただ周辺には大小いくつかの陵墓が見える。周辺には後漢の皇帝陵墓があるようなので、これらの陵墓の中に皇帝陵墓があるのだろう。

それと曹休墓のある洛陽服務区も見える。

13:00頃、漢安帝陵を離れて曹休墓のある洛陽服務区へ向かう。ネットのニュース記事によれば高速道路のサービスエリア内で曹休墓が発見されたそうなので、まずは洛陽服務区に入らなければならないのだが、当然ながら外部からは進入できないようになっている。

しかし、ここは中国だ!必ずどこかに抜け道があるはずだ。まずは洛陽服務区の外側を歩いて抜け道を探すと3ヶ所の抜け道があった。そこで地元民に紛れて洛陽服務区へ入り曹休墓を探してみるが見あたらない。

洛陽服務区の南側に建設中の博物館があるようなのだが、それらしい建物が見当たらない。洛陽服務区の北側も探してみるが、こちらにもない。本当に洛陽服務区に曹休墓があるのだろうか?

三国志遺跡 魏征東大将軍 曹休墓

洛陽服務区を出て外側をもう一度歩いてみると洛陽服務区の東側で最初に見つけた抜け道にプレハブ小屋が見える。何か怪しい。

でも、博物館建設中というから、これも違うような・・・。念のためプレハブ小屋へ行ってみると奥に「考古重地」の看板と建設中の建物が見えるではないか!

プレハブ小屋に人がいそうなので呼んでみると管理人のおっちゃんがいた。曹休墓か聞いてみると、やはりここが曹休墓であった。

14:20頃、三国志遺跡の曹休墓に到着する。

見学できるか聞いてみるが、やはり内部見学は不可であった。でも、外から見るのはOKであった。

魏の大将軍 曹休の墓は2010年に発見されたそうで洛陽ではかなり大きな考古学的発見となり、発見当時は大きなニュースになった。14:50頃、曹休墓を離れ、15:20頃、85路のバスで洛陽市内へ戻る。運賃は1元だ。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

洛陽易家国際青年旅舍
N 34°41’06.99″
E112°28’36.89″
漢光武帝陵
N 34°50’37.25″
E112°35’21.09″
龍馬負図寺
N 34°49’52.06″
E112°37’00.18″
漢安帝陵
N 34°46’31.15″
E112°34’58.36″
曹休墓
N 34°46’27.34″
E112°35’28.30″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
バス 6元 路線バス
漢光武帝陵 30元
龍馬負図寺 30元
合計 76元

古代墓マニア必見!洛陽古代芸術博物館

07:15頃、ユースホステルを出て41路のバスで洛陽駅へ向かう。洛陽駅近くのバスターミナルの洛陽汽車站から北宋の皇帝陵墓がある鞏義(巩义)行きバスに乗車しようと思ったが天気が悪いので、今日は予定変更で洛陽古代芸術博物館へ行くことにする。

まあ、これは天気が悪いというよりも大気汚染が深刻と言った方がいいかもしれない。遠くだけではなく近くのビルもよく見えない。

08:00頃、洛陽駅で83路のバスに乗車して、08:30頃、洛陽古代芸術博物館で下車する。洛陽古代芸術博物館は河南古代壁画館とかの名称もあり少しややこしい。

洛陽古代芸術博物館は、9時開館ということで、まだ閉まったままであったが、開館前に来る奴が珍しかったようで警備のおっちゃんが「どこから来た?」とか 聞くので日本から来たことを言ったら博物館の職員がまだ出勤していないから待つようにという事であったが、ちょっと待っていたら警備のおっちゃんが開館時 間前でも中に入れてくれた。

開館前にやってきた日本人が珍しかったようだ。洛陽古代芸術博物館は洛陽周辺で出土した古代墓を移設して展示しており無料で見学ができる。日本にはこういった古代墓を集めた博物館は無いだろう。

漢から唐、宋、金までの古代墓が展示されており時代が変わるごとに墓の様式が変わり唐や宋になると墓の作りが複雑になっている。これは一見の価値ありだ。

開館時間を過ぎると土曜日という事もあり見学者が多い。洛陽市民は古代墓マニアなのか?

個人的にはかなり満足度の高い博物館であるが、展示されている古代墓を見ていると落書きが・・・。どうして文化財に落書きするアホが中国には多いんだ?中国は人口が多いからアホが多くても仕方ないが、貴重な文化財が傷付けられるのは残念である。

他にも敷地内奥に河南古代壁画館があり壁画の展示を見学できる。こちらは土足厳禁で靴のカバー代1元が必要であったが、その展示物は素晴らしいの一言である。壁画マニアが確実に満足する内容だろう。ただし、撮影禁止なのが残念であるが、ここは見る価値ありだ。

北魏宣武帝の景陵

そして、洛陽古代芸術博物館の敷地内には北魏の第8代皇帝宣武帝の陵墓である景陵がある。

景陵の墓室は公開されており内部を見学することが出来る。

皇帝陵墓の墓室が公開されているのは珍しいので結構興味深い。

11:10頃、洛陽古代芸術博物館を出て83路のバスで洛陽駅へ戻る。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

洛陽易家国際青年旅舍
N 34°41’06.99″
E112°28’36.89″
洛陽駅
N 34°41’09.60″
E112°25’48.31″
洛陽古代芸術博物館
N 34°43’57.97″
E112°24’31.61″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 17.8元
バス 4元 路線バス
鉄道 46.5元 洛陽→安陽
河南古代壁画館 1元 靴のカバー代
合計 69.3元

洛陽老城と三国志遺跡 阮籍故居

洛陽老城

今日も天気が悪いというか大気汚染が酷い。雨は止んでおり曇だがビルが霞んでいる。ネットで洛陽のAQIを確認すると200を超えて6段階の上から2番目の重度汚染になっている。

昼頃に近くの洛陽老城を歩いてみる。大気汚染の影響なのか城門が霞んで見える。洛陽老城は古い街並みが残っており洛陽中心部の観光地にもなっている。

三国志遺跡 阮籍故居

老城を歩いていると阮籍故居の表示を見つける。こんな所にも三国志遺跡があるようなので寄って行ってみるが閉まっていた。午後は3時から開くようなので出直すことにする。

15:10頃、阮籍故居を再び訪れる。今度は扉が開いており内部を見学していくが、いきなり酒と書かれた瓶が置かれている。酒飲みの阮籍を意識した演出だ。

阮籍竹林の七賢の一人で魏に仕えた人物で白眼、青眼の語源ともなっている人物だ。

建物などは復元したものだろうが雰囲気的には良い。周辺は再開発の波が押し寄せているようで取り壊しを意味する「折」の文字が書かれた建物が多い。恐らく観光用に明清建築の建物が建つのだろう。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

洛陽易家国際青年旅舍
N 34°41’06.99″
E112°28’36.89″
阮籍故居
N 34°40’57.23″
E112°23’29.27″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 9元
合計 9元

洛陽駅で安陽行きの切符を受け取る

今日も大気汚染が酷くビルが霞んでいる。ネットで洛陽のAQIを確認すると今日も200を超えて6段階の上から2番目の重度汚染になっている。

洛陽駅で明日の安陽行きの切符を受け取りに行く。窓口は空いておりほとんど待ち時間なしで切符を受け取れた。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

洛陽易家国際青年旅舍
N 34°41’06.99″
E112°28’36.89″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 9.9元
バス 2元 路線バス
合計 11.9元

河南省旅行記2014秋1 古都洛陽とシルクロード遺跡

鉄道で西安→洛陽

中国は尋ね人が多い

07:30頃、ユースホステルの西安雁影国際青年旅舍をチェックアウトして大雁塔南広場のバス停へ向かう。ここから30路のバスに乗車して西安駅へ向かうのだが、バス停に尋ね人の貼り紙を見つける。

どうやら子供が行方不明のようだが、中国ではこういった尋ね人の貼り紙が非常に多い。子供の場合は誘拐の可能性が高いのだが、ニュースとかではほとんどならない。

日本なら公開捜査になればマスコミが大騒ぎするのだが、中国では子供が行方不明になってもほとんどニュースにもならない。社会不安を煽るような誘拐事件の報道は政府にとって都合が悪いので規制があるのだろうか?

たまに誘拐事件の報道があっても、それは救出され事件が解決したという社会に安心感を与える報道内容に感じられる。

しかし、日本で同じように2000人以上が救出とかいう報道がされたら、政府と警察の無能さを批判されるだろう。

鉄道で西安→洛陽

30路のバスに乗車して西安駅へ向かうが幸い朝のラッシュ時間にも関わらず座ることができた。中国の路線バスは基本的に07:30ー09:00ぐらいまでは通勤ラッシュでほとんど座れない。

08:05頃、西安駅に到着し、まずは駅の入口で切符とパスポートの確認を受ける。西安駅の駅員はしっかりしているようでパスポートをちゃんと確認している。続いて手荷物検査で、ここではボディチェックまで厳重にしており長い列ができている。西安駅の警備は結構厳しい。

待合室へ行き改札が始まるまで待つことになる。今日は、09:58発のK386次で洛陽まで移動する。

改札口の前に陣取って待機となるが隣の改札口で改札が始まるが、おサルさんが多いようで我先にで並んでいない。改札口には駅員が2人しかいないのだから2列に並ぶとかいう発想はないのだろうか?ちゃんと並べよ!

そして、西安駅はカオス度が高いので、そこら中で痰や唾を吐いているおサルさんがいる。それと、手鼻もいる。西安は唐代には長安と呼ばれ世界の中心都市であったのだが、現在はおサルさんの集まる動物園のサル山と化している。

世界中から尊敬を受けていた中国人が現代ではこの有様とは・・・。伝統と格式を持つはずの中国なのに、古代と現代の中国人の差にがっかりさせられる。玄宗皇帝が泣いていることだろう。

そして、駅の待合室で、この文章を打ち込んでいるのだが隣の中国人がジロジロと端末をのぞき込んでいる。何で人のものをジロジロ見ているんだ?大した物じゃないんだし、待合室でノートPCいじっている金持ち中国人だっているのに・・・。

発車時間が09:58なのだが列車に遅れが発生しており、10:03に改札が始まる。もちろん周辺はおサルさんばかりなので列への割り込みが発生しており大混乱だ。おサルさん同士で順番争って改札口塞ぐから時間のロスが発生しているし、ちゃんと並んだ方が絶対に早く改札口を通れるのに・・・。

古代中国は世界中から尊敬を受けていたのに、目の前に群がっている中国人がこれでは・・・。嘆かわしい限りだ。

09:58発のK386次が29分遅れの10:27に発車する。中国の鉄道は頻繁に遅れるので、この程度の遅れは基本だ。西安から洛陽まで4時間43分の旅になるが車内は何とか平和そうだ。荷物棚にも空きスペースがある。

K386次は四川省成都から遼寧省の瀋陽北駅まで行く長距離列車なので、かなりのカオス度を覚悟していたが平和に移動できそうだ。昼頃になり昼食にカップ麺を食べる乗客が多く見受けられたが、床に調味料の袋とかをポイ捨てしている。これだから一部の中国人には困るのだ。ちゃんとゴミをゴミ箱に捨てろよ!

というか、このサルをゴミ箱に捨てて処分した方がいいのかもしれない。人口過剰の中国でサルを減らした方が人口抑制になるだろうし。掃除する乗務員の事を考えて行動して欲しいものだ。

古都洛陽に到着

15:40、59分遅れで洛陽に到着する。29分遅れで西安を発車して、洛陽には更に遅れが悪化して59分遅れになっていた。

出口を出ると宿の客引きのおばちゃんや地図を売っているおばちゃんが声をかけてくる。いつもなら無視するのだが地図を2元で購入する。

洛陽駅の東が世界遺産 龍門石窟行きの81路、西が高速鉄道の龍門駅行き33路のバス乗り場がある。

16:10頃、33路のバスに乗車して趙村(赵村)で下車する。

洛陽龍門国際青年旅舍

バス停から道路の向かい側に移動して、今日の宿の洛陽龍門国際青年旅舍(洛阳龙门国际青年旅舍/LUOYANG LONGMEN YOUTH HOSTEL)に到着する。今回はeLongで2泊予約(1泊29元)して宿泊費は今まで消費券を使って貯めておいたキャッシュバックを宿泊費に充てる。

部屋は10人ドミトリーで掃除はちゃんとしてあるので片付いている。ベッドにはコンセントとLED照明が付いており、LED照明が部屋の照明より明るい。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

西安駅
N 34°16’42.05″
E108°57’30.70″
洛陽駅
N 34°41’09.60″
E112°25’48.31″
洛陽龍門国際青年旅舍
N 34°38’14.34″
E112°27’57.98″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 7元 ネット予約:洛陽易家国際青年旅舎
食費 7元 ネット予約:洛陽中原驛国際青年旅舎
食費 7元
バス 1.5元 路線バス
地図 2元
合計 24.5元

龍門石窟と唐の詩人・白居易の墓

世界遺産 龍門石窟

08:05頃、ユースホステル近くの趙村(赵村)のバス停から53路のバスで世界文化遺産の龍門石窟へ向かう。
運賃は1元だ。朝からバスの車内は地元民のおっちゃんが痰を吐いており、とても不快な音が響いている。これから古代中国の尊敬すべき歴史や文化を学ぼうとしているのに朝から現代中国の文化体験をさせられるとは・・・。

08:30頃、龍門石窟に到着する。入場料は観光客の足元を見た120元のボッタクリ料金だ。

まずは西山石窟

龍門石窟は北魏から唐代かけて造営された石窟で世界文化遺産に登録されている。今日は天気が快晴で大気汚染の酷い中国では貴重な撮影日よりである。

まずは龍門石窟の中心部分である西山石窟を見物だ。

朝の時間帯なので観光客は比較的少なく静かで中国の悠久の歴史を感じるのに十分な環境だ。

しかし、時間が経つにつれて状況が一変してくる。
奴らがやってきたのだ。中国人の団体観光客だ!

海外でもマナーの悪さで有名な中国人の団体観光客、奴らが来るととにかくやかましい。静かに見物するとか、古代中国の素晴らしさを学ぶとかいう発想は皆無のようだ。通路いっぱいに広がって後ろの観光客が通れないように通路を塞いだり、記念撮影は騒いでポーズを決めて撮影したり、そして、世界遺産の前で痰を吐く。

もう、則天武后もびっくりの行動です。イナゴの大群のように襲来して去った後は地面には痰や唾が残される。古代中国の素晴らしさと現代中国のマナーの悪さが目の前で見物できた。

東山石窟

続いて東山石窟を見物するが、ほとんどの中国人観光客は西山石窟だけ見物して帰ってしまうようで東山石窟は空いており静かに見物できる。

香山寺

東山石窟の次は香山寺を見物する。

香山寺は仏教寺院でもあり清の乾隆帝の御碑と蒋介石の別荘がある場所だ。

寺なので観光客が参拝しており、そこそこ賑わっている。

白居易墓

最後に白園を訪れる。白園には唐代の詩人・白居易の墓がある。白居易は杜甫と並び中国を代表する詩人だ。

白居易の詩は教科書にも載っているほど日本でも有名だが、白居易墓で中国の悠久の歴史を感じている中で、白居易墓を素通りしていく中国人観光客が多い。一体どうなっているのだ?

白居易は中国を代表する詩人のはずだが、それほど有名ではないのか?中国人は白居易を尊敬していないようだ。13:10頃、53路のバスに乗車してユースホステルのある趙村(赵村)へ戻る。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

洛陽龍門国際青年旅舍
N 34°38’14.34″
E112°27’57.98″
龍門石窟
N 34°33’09.92″
E112°28’12.35″
白居易墓
N 34°33’33.66″
E112°28’32.38″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
バス 2元 路線バス
龍門石窟 120元
合計 137元

洛陽三国志遺跡・関羽の墓 関林

ユースホステルを移動

09:00頃、ユースホステルの洛陽龍門国際青年旅舎をチェックアウトして58路のバスに乗車する。運賃は1.5元で青年宮で下車する。

バス停から100mほど歩き、09:25頃、ユースホステルの洛陽易家国際青年旅舍(洛阳易家国际青年旅舍/ Luoyang Yijia International Youth hostel)に到着する。
部屋は6人ドミトリーで1泊35元(会員料金)だ。

ネットで2泊予約した際の残金63元を支払う。6人ドミトリーは既に4人先客がおり3人寝ていた。ベッドにはコンセントはあるが照明や小物を置く台はない。でも、部屋には6人分の小型ロッカーがあるし、エアコンがついているので快適だろう。

で、荷物をバックパックから出している時に、ある事に気がついた。ベッドに枕がない。いや、正確には隣の奴が枕2つ使って寝ている。そこで、レセプションへ枕をもらいに行ったら、何やら部屋を交換することになってしまった。部屋変更するほど大事ではないのだが?

枕さえもらえれば問題なのだが、まあ、とにかく部屋変更となってしまい、荷物をまとめて新しい部屋へ移動する。次の部屋も6人ドミトリーなのだが誰もいない部屋で貸し切り状態だった。まあ、夕方までには埋まるだろうな。

で、ベッドにはコンセントとか無しだよ。でも、6人分の小型ロッカーと棚があった。ドミトリーの仕様が共通化されていない点から推察するに元々は賓館だったのをユースホステルに改装したのだろうか?

三国志遺跡 関林

10:10頃、青年宮のバス停から58路のバスに乗車する。関林廟までは運賃1.5元だ。洛陽の路線バスの運賃は1元と1.5元があるようなので1元以外にも5角の紙幣や硬貨を多めに持っていた方がよいだろう。

11:00頃、関林廟に到着し関林を見物する。入場料は40元だ。

関林は言わずと知れた三国志遺跡、いや、三国志聖地だ。

三大関帝廟(残りは山西省運城の解州関帝廟、湖北省当陽の関陵)のひとつで関羽の首が葬られている。

関羽が呉の呂蒙に敗れ処刑された後に首が曹操の元へ送られるが、曹操は洛陽に墓を建立した。
それが首塚の関林だ。

関林は歴代の王朝が改修を重ね清の乾隆年間に大規模な改修が行われている。

関林は関羽ファンにとっては一生に一度は巡礼に訪れなければならない聖地であり、多くの巨大関羽像が出迎えてくれる。寝ている関羽像があったりとかなり重要度が高い。

関羽像以外にも建築物も見る価値ありで明代、清代の建物がしっかりと残されており歴史を感じさせる雰囲気が漂っている。
そして、洛陽の有名観光地でもあるが龍門石窟のように観光客で溢れておらず、観光客は少なめで静かだ。

12:55頃、58路のバスに乗車して青年宮で下車、ユースホステルへ戻る。

昼食は青菜拉麺

ユースホステルの裏側が旧市街になっており、そこにあったイスラム食堂で昼食に青菜拉麺(6元/約120円)を食べる。

サントリーのビール

夕方にユースホステルの近くにあるスーパーでビールを買い込む。洛陽まで来ると日系企業の商品が出回っており、サントリーのビールを購入する。

青ラベル(2元/約40円)と金ラベル(2.5元/約50円)の2種類が特売品になっていた。日系企業の商品は普段は高めなのだが特売となるとさすがに安い!

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

洛陽龍門国際青年旅舍
N 34°38’14.34″
E112°27’57.98″
洛陽易家国際青年旅舍
N 34°41’06.99″
E112°28’36.89″
関林
N 34°36’33.99″
E112°28’38.56″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 20.2元
宿泊費 63元 1泊35元×2
(ネット予約の残金)
バス 3元
関林 40元
合計 126.2元

洛陽博物館

10:30頃、ユースホステルを出て41路と77路のバスを乗り継いで、11:30頃、洛陽博物館にやってきた。

今日は小雨が降っており天気が悪いので雨を避けて洛陽博物館を見学する。入場料は無料だが、パスポートがないと入場券がもらえないので要注意だ。

呉王夫差銅剣

展示内容は夏から隋、唐までの主に洛陽に都を置いていた王朝に力を入れている。青銅器の展示物には呉王夫差銅剣があったりして、ちょっと感動である。個人的には呉王夫差銅剣が一番価値のある展示品だ。

唐代の展示品には、もちろん唐三彩がある。

東武侯王基断碑

三国志関連だと魏、晋の頃の出土品があり、気になったのが「東武侯王基断碑」で魏の元帝曹奐の景元2年(261)の石碑だ。
王基は魏の武将で諸葛誕の乱で活躍している。

そしてもう一つ、魏の斉王曹芳の正始2年に作られた「正始石経」だ。

洛陽駅前のバスターミナル洛陽汽車站

13:10頃、77路のバスに乗車して洛陽駅へ向かう。13:45頃、洛陽駅近くのバスターミナルである洛陽汽車站を訪れる。

まずはここでバスの情報を確認する。

基本的に近距離の鄭州、登封、開封、安陽などから長距離の西安、漢中、昆明、大連、太原、蘭州、無錫、杭州、重慶、西寧、北京、天津など幅広くバスがある総合バスターミナルだ。

洛陽駅西隣のバスターミナル錦遠汽車站

13:55頃、洛陽駅の西隣にあるバスターミナルの錦遠汽車站を訪れる。

錦遠汽車站は洛陽汽車站に比べれば規模は小さい。時刻表は見当たらずバスの本数は不明だ。運賃表があったが物価上昇の著しい中国では現在もこの運賃もあてにならないので参考程度に見ておいてください。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

洛陽易家国際青年旅舍
N 34°41’06.99″
E112°28’36.89″
洛陽博物館
N 34°38’14.34″
E112°27’57.98″
洛陽駅
N 34°41’09.60″
E112°25’48.31″
洛陽汽車站
N 34°41’08.10″
E112°25’56.31″
錦遠汽車站
N 34°41’09.70″
E112°25’41.82″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
バス 4元
合計 14元

三国志遺跡・漢魏洛陽故城

ユースホステルを移動

09:15頃、ユースホステルの洛陽易家国際青年旅舎をチェックアウトして、9路のバスに乗車して七里河で下車する。
バス停から5分ほど歩いてユースホステルの洛陽中原驛国際青年旅舎(洛阳中原驿国际青年旅舍/Luoyang Heartland Youth Hostel)に到着する。

YHAchinaのWEBサイトで2泊予約しており残金を支払う。部屋は6人ドミトリーでトイレ・シャワー付きだ。ネット環境は光回線を入れているそうでネットの速度が速い。

世界遺産 漢魏洛陽故城

10:50頃、ユースホステルを出て9路のバスで東花壇(东花坛)で87路のバスに乗り換えて白馬寺へ向かう。

しかし、バスはかなり混雑している。そう、今日は日曜日で天気が晴れなので有名観光地の白馬寺は確実に混雑していそうなので、白馬寺は素通りして近くにある三国志遺跡の漢魏故城へ向かう。12:15頃、翟泉工業区(翟泉工业区)のバス停で下車して、5分ほど歩くと漢魏洛陽城国家遺址公園に到着する。

国道沿いに標識と入口があるので迷うことはない。

漢魏洛陽城国家遺址公園は2014年に世界文化遺産に登録された漢魏洛陽故城を国家遺址公園として整備している。

世界遺産に登録された経緯からして一般的にはシルクロードの遺跡となっているが、ここは後漢と魏の都が置かれていた場所で三国志遺跡でもある。

2007年に訪れた時は畑ばかりで国道沿いに石碑が申し訳程度にあっただけであったが、漢魏洛陽城国家遺址公園として整備され、現在は遺跡の保護区域は柵で囲まれ立ち入ることができなくなっていた。

白馬寺に近い西の区画の一カ所だけ開放されていたが案内図には入場券売場とかの表示があり整備が完了次第有料化されそうだ。

どうも、西安の大明宮国家遺址公園と同じような運営方式になりそうな感じだ。世界遺産に登録されているので最低でも入場料は50元くらいは取るだろう。有料化されると貧乏バックパッカーにはかなりの打撃になるだろう。

貨物列車を撮り鉄

漢魏洛陽城国家遺址公園のすぐ近くには線路があり線路脇や陸橋から撮影が可能だが、PM2.5の影響で天気が晴れでも遠くが霞んでいる。陸橋から翟泉工業区のバス停へ戻る途中に87路のバスが北から走ってくるのが見えた。

87路のバスは漢魏洛陽城国家遺址公園を南北に縦断しており、つまり87路のバスで終点まで乗車していれば三国志遺跡を南北に縦断する事ができるという事だ。14:40頃、翟泉工業区(翟泉工业区)のバス停に戻り、87路と9路のバスを乗り継いで、15:50頃、ユースホステルへ戻る。

夕飯は蛋炒飯と水餃子

夕飯はユースホステル近くのイスラム食堂で蛋炒飯(6元/約120円)と水餃子(10元/約200円)を食べる。今回の旅で初めて食べる水餃子だ。それと炒飯と餃子を同時に注文するので持ち帰りなのか老板に確認されてしまった。

中国では炒飯も餃子も主食なので一緒に注文するような中国人はまずいない。もし、中国で炒飯と餃子を同時に注文している客がいたら日本人の可能性が非常に高い。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

洛陽中原驛国際青年旅舍
N 34°39’47.46″
E112°24’42.57″
漢魏洛陽故城 石碑1
N 34°43’19.49″
E112°36’37.76″
漢魏洛陽故城 石碑2
N 34°43’32.73″
E112°36’42.74″
漢魏洛陽故城 石碑3
N 34°43’16.56″
E112°36’43.06″
漢魏洛陽故城 石碑4
N 34°43’16.59″
E112°36’42.42″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
バス 4元 路線バス
合計 14元

漢魏洛陽故城と夏王朝の二里頭遺跡

路線バスで洛陽→偃師

07:10頃、ユースホステルの洛陽中原驛国際青年旅舎を出て七里河のバス停から9路のバスに乗車して西関(西关)で下車し、08:00頃、西関のロータリーの東にあるバス停から86路のバスに乗車する。

今日は伝説の夏王朝の都とも考えられている二里頭遺跡を訪れる。当初はユースホステルでレンタルサイクルを借りて行く予定であったが、情報収集しているうちにバスでも行けることがわかった。

08:45頃、黄庄西で下車するはずが先のバス停の相公庄で下車する。バスがなぜか黄庄西を通らなかったのだが、道を西に歩いて村の中を通ると道路工事をしておりバスの経路が変更になっていた。

道路工事で偃師市の7路のバスも走っておらず、徒歩で二里頭を目指すが直線距離で約8kmある。(翌日、90路のバスの終点で偃師市の7路のバスに接続可能と判明)GPSを頼りに、まずは北へ向かい洛河の手前で東へ向かう。周辺は完全に農村地帯で霧に包まれた畑が広がっている。

漢魏洛陽故城の南側城壁跡

10:00頃、偃師市佃庄鎮朱圪当村に差し掛かると偶然にも漢魏洛陽故城の文物保護単位の石碑を発見する。石碑の後ろの方に小山があるのであれが南側の城壁跡のようだ。

思わぬ所で三国志遺跡の収穫があったが順調に二里頭遺跡へ行っていたら辿りつけなかった場所だ。

漢魏洛陽故城の石碑から東へ歩き朱圪当村へ入って行くと朱圪当村民委員会の前を通過する。これが目印になるだろう。

そして、洛陽博物館にあった漢魏洛陽故城の地図を確認すると洛河の南にも城壁の跡があるので、大体の現在位置が分かってきた。

村の掲示板には漢魏故城霊台遺址(汉魏故城灵台遗址)の完成図や住民への公告があったりする。どうやら村おこしの開発計画が進行中のようだ。

朱圪当村を抜けて広めの道路に出て東へ向かうと後ろからバスがやって来た。何と偃師の7路のバスだ。10:15頃、7路のバスに乗車して二里頭村へ向かう。二里頭村までの運賃は2.5元だ。

10:30頃、二里頭村に到着する。道路には二里頭遺跡の標識があり、バスの運ちゃんが気を利かせて二里頭遺跡の標識の前で降ろしてくれた。

夏王朝の二里頭遺跡

まずは二里頭遺跡の広場にやって来たが広場は特に遺跡があるわけでもなく普通の広場であった。

しかし、洛陽博物館にあった二里頭遺跡の地図を確認すると広場周辺は祭祀遺存区となっており、この辺りも遺跡のようだ。

この周辺に伝説の夏王朝の遺跡が眠っているということになる。でも、夏王朝の存在は確定していないようだが、洛陽博物館の展示内容を見る限り中国では夏王朝は存在することになっているようだ。

広場近くには小さな山があり山の上から二里頭遺跡を見渡せるのだが小麦畑しか広がっていない。現在は埋め戻されており遺跡は小麦畑の下で眠っている。

二里頭遺跡の祭祀遺存区から南へ歩いて行くと宮城と呼ばれる区域になる。この辺りも小麦畑なのだが普通の小麦畑とは違い監視カメラのある小麦畑だ。

中国政府は盗掘を警戒しているようだ。中国では遺跡の盗掘が深刻なようなので当然の処置であろう。

自分としては昔日本でもあった自作自演の神の手を防止するのに役立つとも考えられる。この宮城以外の場所には監視カメラがなかったので、その他の場所は重要度は高くないようだ。

発掘作業はやっていないように思われたが宮城の一角で掘り起こし作業が行われていた。

まだ発掘作業のための準備段階のようだが掘り起こしや測量が行われていた。また大規模な発掘調査が行われるのだろうか?

漢魏洛陽故城の東側城壁跡

12:50頃、二里頭から漢魏洛陽故城の東の城壁跡を目指す。洛河大橋を渡り、13:20頃、漢魏洛陽故城に到着。東の城壁跡が漢魏洛陽故城の中で一番城壁の保存状態が良い。と言っても、土が盛ってあるだけの土塁の跡である。

13:50頃、城壁跡の北にある国道へ出て洛陽行きのバスに乗車し洛陽へ戻る。運賃は5元だ。

14:30頃、洛陽駅近くのバスターミナルの洛陽二運客運総站に到着する。洛陽駅から33路のバスで解放路中洲中路のバス停で下車してカルフールに寄っていく。

洛陽にもカルフールがあるのだが、2007年に洛陽を訪れた時には既にあった。ユースホステルに戻り更に4泊しようと思いレセプションへ行くが、予約時は1泊35元だったが延泊だと1泊40元ということなので延泊するのをやめて、洛陽易家国際青年旅舍を予約しておく。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

洛陽中原驛国際青年旅舍
N 34°39’47.46″
E112°24’42.57″
漢魏洛陽故城 石碑5(東側城壁跡)
N 34°43’01.44″
E112°38’22.09″
漢魏洛陽故城 石碑6(南側城壁跡)
N 34°41’51.26″
E112°37’39.46″
二里頭遺跡 祭祀遺存区
N 34°41’51.64″
E112°41’24.51″
二里頭遺跡 宮城
N 34°41’37.15″
E112°41’18.77″
洛陽二運客運総站
N 34°41’08.06″
E112°26’03.24″
カルフール
N 34°40’22.30″
E112°25’43.28″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 20.9元
宿泊費 24.5元 ネット予約:洛陽易家国際青年旅舎
バス 4.5元 路線バス
バス 5元 漢魏洛陽故城→洛陽
合計 54.9元

陝西省旅行記2014秋3 シルクロード世界遺産

西安の阿倍仲麻呂記念碑

09:00頃、興慶宮公園を訪れる。興慶宮公園には阿倍仲麻呂記念碑があるのだが、今日は土曜日であった。中国では観光地や大きな公園は休日には地元民が押し寄せてくるのだが、興慶宮公園も例外でなく人多すぎだ。

阿倍仲麻呂記念碑周辺は地元民に占領され写真撮影しても人が映っており駄目だ。おまけに痰や唾吐いているおサルさんが多く朝から不快指数急上昇だ。中国に来てから毎日痰吐き、唾吐きなどのおサルさんに遭遇しており、日本ではあり得ない事態だ。

まあ、中国全土が人間サファリパークとして考えて、おサルさんたちを飼育動物として見物するしかないな。

秦二世皇帝陵

10:30頃、東門のバス停から22路のバスに乗車して曲江池管委会のバス停で下車して、11:30頃、秦二世皇帝陵を訪れる。ここは、秦の始皇帝の息子の二世皇帝胡亥の墓だ。

2007年に訪れたときはボロボロの博物館だったのだが、何と立派な曲江秦二世陵遺址公園として整備されているではないか!カッコイイ秦兵の像まであるし・・・。

しかも、何もなかった周辺にはマンションが建設されており、凄い変わり様だ。

公園内には立派な博物館があり、秦滅亡に関する展示や周辺の古代墓で発掘された出土品が展示されている。博物館は入場料20元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。12:30頃、曲江池管委会のバス停から224路のバスで小南門へ戻る。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

阿倍仲麻呂記念碑
N 34°15’11.33″
E108°58’50.58″
秦二世皇帝陵
N 34°11’37.74″
E108°58’48.85″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 11元
バス 2元 路線バス
合計 13元

全真教の聖地・重陽宮

バスで西安→祖庵・重陽宮へ

07:20頃、宿を出てバスターミナルの西安市汽車站へ向かう。城壁を見ながら歩いて、07:30頃、西安市汽車站に到着する。西安にはバスターミナルがいくつかあるが西安市汽車站は西安城壁の西南角の西側にある小さなバスターミナルだ。路線数は少なく近郊へ向かうバスがほとんどなので利用客は少なく空いている。

ちょっと気になったのが洛寧(洛宁)行きのバスがあることだ。洛寧は核ミサイル基地がある所だ。

この小さなバスターミナルへ来た理由は重陽宮へ行くためだ。重陽宮と言えば金庸の武侠小説の射雕英雄伝神雕剣侠でお馴染みの王重陽が開祖の道教の一派である全真教の発祥地だ。

ある意味で金庸の武侠小説の聖地へ今日は向かう。バスターミナルで重陽宮のある祖庵行きのチケットを購入する。運賃は13.2元だ。

バスに乗車するとすぐに出発となり、07:40頃、バスが出発する。乗客は自分を含め4人だけだ。農村へのバスなので途中で客が乗車するのだろう。予想通り、どこかの通りで客待ちの停車をしたりして走っていく。

全真教の聖地・重陽宮

約1時間45分かけて、09:25頃、祖庵鎮に到着し、そのまま歩くと重陽宮に到着だ。一応道沿いに小さな標識があるので迷わないだろう。

重陽宮は800年以上の歴史がある道教寺院で、元は全真教の開祖・王重陽が修行をしていた庵があった場所で、後に「天下祖庭」と呼ばれ全真教発祥の地とされる。

入場料は25元で結構高い。中華圏では金庸の武侠小説は人気があるので、ファンの足元を見た料金設定と言っても良いだろう。

重陽宮には王重陽や弟子の全真七子たちの像がある。

清代の建物とかもあるようだが、観光開発中のために建物はどれも新しくなっている。どうやら重陽宮で村おこしをして中華圏から観光客誘致のようだ。

三義廟

11:30頃、標識に三義廟の文字を見つけ探してみると確かに三義廟があった。三義廟とは三国志の劉備、関羽、張飛を祭った廟だが、なぜここにあるのかは不明だ。

ただし、石碑を見る限り明の嘉靖年間にはあったようなので、それなりには歴史はあるようだ。そして、三義廟は劉備、関羽、張飛の義兄弟が主役と言ってよいのだが、入口ではいきなり諸葛亮がお出迎えで、どっちが主役なんだよといった感じだ。

特に三国志とは関係なさそうな場所の三義廟なのちょっとだけ見て成道宮へ向かう。

成道宮

12:15頃、重陽宮の北東約1.5kmの場所にある成道宮に到着する。

古く痛んでいる道教寺院だが、観光用の新しい重陽宮と比べると成道宮の方が、如何にも古くからあるという雰囲気が出ている。

活死人墓

成道宮の一番の見所は活死人墓であり、全真教の開祖・王重陽が修行をしていたのが活死人墓がある。

金庸の武侠小説・神雕剣侠に古墓派の本拠地として活死人墓が登場する。活死人墓の石碑は新しいが、それ以外は古さが出ている。


12:45頃、成道宮から祖庵へ戻り、13:30頃、バスで西安へ向かう。
15:15頃、西門で下車する。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

西安市汽車站
N 34°15’10.78″
E108°54’56.24″
重陽宮
N 34°06’32.99″
E108°29’22.79″
三義廟
N 34°06’17.17″
E108°29’02.32″
活死人墓
N 34°07’20.76″
E108°29’37.47″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.4元
バス 13.2元 西安→祖庵
バス 13元 祖庵→西安
重陽宮 25元
合計 66.6元

行くと後悔する法門寺

バスで西安→法門寺へ

07:15頃、宿を出て小南門のバス停から6路のバスで西安駅へ向かう。07:40頃、西安駅に到着し、兵馬俑や乾陵行きなどのバスが出ている駅東のバス乗り場から游2路のバスに乗車する。今日は陝西省を代表する仏教寺院の法門寺へ行くのだが、毎朝1便、西安駅東側のバス乗り場から法門寺行きの游2路のバスが発車している。

ロンリー・プラネット陝西の記事だと08:30に出発とあるが、08:25頃、運賃徴収が始まり運賃は往復で70元、片道は50元だが、片道運賃がなんかボッタクリだ。片道で行って法門寺を自由に見物してから帰りのバスを探すつもりの客が文句を言っているが運ちゃん曰く「法門寺には他の車はない」と言って強気だ。

ブチ切れた一部の客たちはバスを降りる。帰りの車がないような事を運ちゃんは言っているが西バスターミナルの城西客運站からも法門寺行きのバスが出ているし、扶風(扶风)から法門寺行きのバスもあるので、当然帰りの交通手段もある。

ロンリー・プラネット陝西で調査済みだ。何も知らない客を騙しちゃいけないよな!まあ、弱肉強食の中国なので中国人が中国人を騙しても不思議はないな。

08:45頃、バスが発車し法門寺へ向かうが、09:00頃、ガソリンスタンドで給油する。中国だとよくあることなのだが、客を乗せた状態で給油するということがある。客を乗せる前に給油するという考えがないようだ。

そして、いつの間にかバスにガイドの姉ちゃんがいる。このパターンは、団体ツアーということか?以前、洛陽のバスターミナルから少林寺行きのバスに乗車したらツアーバスだったという事があった。

仏教テーマパーク法門寺

バスが出発するとガイドの姉ちゃんが法門寺の入場券の販売を始める。車内で入場券を買っておけば入場券売場で並ばず済むので購入している乗客が多い。学生や陝西旅游年票を持っている自分は入場券売場で優待入場券を購入するので車内では買わない。

入場券の販売が終わったら法門寺の説明が始まるが、もう、これは法門寺ツアーのバスだ。で、20元でガイド付ツアーに参加できるのだが、今回は試しに参加してみる。約2時間かけて、10:50頃、法門寺に到着する。ガイドの姉ちゃんに連れられて法門寺を見物する。

法門寺は約千八百年の歴史があり、後漢に建立され唐代に最も繁栄している。

中国でも有名な千年古刹だが古さが感じられない。建物が新しすぎるし、仏像の巨大モニュメントがあったりして何やらテーマパークの雰囲気が・・・。

想像していたような千年古刹ではなかった。

法門寺は仏教テーマパークだ!法門寺は巨大モニュメントなどの新しい建造物ばかりで歴史を感じることがほとんどできない。

後悔先に立たず

来なければよかったが後悔しても後の祭りだ。中国には「不看后悔,看了更后悔」という言葉があり、「見なければ後悔し、見て更に後悔する」という意味で、今回はこれに該当する。というか、「后悔死了!」である。

14:20頃、駐車場のバスに戻り、14:45頃、バスが西安へ向けて出発する。17:05頃、西安駅前に到着する。法門寺は金を溝に捨てるつもりで見物しなければならない。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

西安駅
N 34°16’42.05″
E108°57’30.70″
法門寺
N 34°26’25.86″
E107°53’57.30″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 21.9元
バス 70元 西安↔法門寺
バス 1元 路線バス
法門寺 84元 優待価格
電動カート 30元
ガイド 20元
合計 226.9元

シルクロード遺跡・世界遺産 興教寺

西安・世界遺産 興教寺

朝から小雨が降っており天気が悪いが、07:50頃、南門にある地下鉄2号線の永寧門駅から航天城へ向かう。運賃は公共交通カードの長安通を使い割引運賃で2.1元だ。

08:15頃、航天城に到着、駅最寄りのバス停の東長安街西口を確認すると917路のバスが興教寺へ行く。それと南門からは323路や215路のバスでも東長安街西口のバス停へ行くことができる。

08:45頃、917路のバスに乗車する。興教寺までは2元で、09:05頃に興教寺のバス停で下車し北への道を進む。

山の上に寺が見えるので、あれが興教寺だろう。09:20頃、興教寺に到着する。

興教寺は唐の総章2年(669)に三蔵法師の遺骨を納めるために創建された千年古刹であり、三蔵法師の舎利が収められた玄奘塔(興教寺塔)や弟子の窺基、圓測の墓塔があり、玄奘塔、窺基塔、圓測塔の三塔と、山門、大殿が2014年に世界遺産に登録されている。

清の同治年間に戦火に巻き込まれ破壊されるが中華民国の頃に再建される。
しかし、毛沢東や江青らの文化大革命によって紅衛兵による破壊の危機が迫るが、周恩来の保護命令により興教寺は紅衛兵による破壊を免れ寺は守られた。
昨日、見物した同じ千年古刹だが仏教テーマパークの法門寺と違い寺は比較的小規模だが千年古刹としての雰囲気が保たれ静かな雰囲気が漂っている。世界遺産に登録はされているが入場券売場はなく無料で見物できた。

周辺には土産物屋はなく、地元のおっちゃん2人が寺への道で線香を売っているぐらいで商業化はされていない。観光客も殆どおらず、拝金主義にまみれていない貴重な寺院である。

しかし、この世界遺産 興教寺にも観光開発の波が襲いかかろうとしている。それが2013年4月に起きた興教寺事件である。西安市が興教寺の世界遺産登録申請に向けて文化財保護を名目に寺に立ち退き要求をしている。

しかし、僧侶たちは寺の立ち退きを拒否して、この騒動がマスコミの知れるところとなった。
興教寺の僧侶たちは、商業開発のための立ち退き要求と疑っているようだ。

まあ、マスコミに知られて騒ぎが大きくなったので西安市は不動産開発の常套手段であるチンピラを雇って追い出すという戦法が使えなくなったので、しばらくは大人しくしているだろう。

しかし、立ち退き計画は撤回されていないようなので、いつ開発が始まるかわからないのだ。観光地化され土産物屋が立ち並ぶ興教寺になる前に見物すべきであろう。幸い今回は静かな興教寺を見物できたが来年以降は怪しい。10:15頃、興教寺を離れ917路と215路のバスを乗り継いで南門へ戻る。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

興教寺
N 34°05’28.70″
E109°02’02.34″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 48.3元
地下鉄 2.1元 永寧門(永宁门)→航天城
バス 5元 路線バス
合計 55.4元

シルクロード遺跡・大唐西市

大唐西市博物館

今日は朝から曇っており昨日に引き続き天気が悪い、おまけに大気汚染のせいなのか周辺のビルが霞んで見える。502路のバスに乗車して、大唐西市で下車する。

大唐西市は唐代に市が開かれ、多くの外国商人が訪れており、当時、世界の貿易中心地となる規模を誇っていた。現在は商業街となっておりレストランやホテルがあり、無印良品もある。

09:00頃、その一角に唐代の遺跡の上に建設された大唐西市博物館を訪れる。入場料は60元で特別展示とのセット券は120元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。


館内に発掘されたままの唐代の遺跡が保存されており、唐代の道や車輪の跡が見える。

展示物は出土品以外もあるが、銅鏡、唐三彩、貨幣などが展示されている。展示物を見ていると唐王朝と当時の中国人の凄さがうかがい知れるのと、中国の歴史の素晴らしさが分かってくる。

10:30頃、大唐西市博物館を離れバス停でバス待ちをしていると近くのおっちゃんが痰を吐いた。これだから自分は大多数の中国人が好きになれない。

せっかく中国の歴史の素晴らしさを実感している所で、ぶち壊してくれるのだから・・・。唐王朝の中国人と現代の中国人は同じ中国人なのだろうか?

いや、違うだろう!遣隋使や遣唐使は痰吐きや割り込みを学んでいないし・・・。中国の歴史は素晴らしいが、現代の中国人はマナーが酷すぎる。43路のバスで興慶宮公園(兴庆宫公园)へ向かう。

興慶宮公園・阿倍仲麻呂記念碑

11:45頃、興慶宮公園に到着し、昼頃に阿倍仲麻呂記念碑までやって来た。
土曜日に訪れた時は休日だったので公園内は地元民で溢れて記念碑の撮影には向かなかったが、今日は平日なので人は少なく自由に撮影ができた。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

大唐西市博物館
N 34°14’55.70″
E108°54’12.96″
阿倍仲麻呂記念碑
N 34°15’11.33″
E108°58’50.58″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 37.6元
バス 3元 路線バス
合計 40.6元

陝西歴史博物館

今日も天気が曇りで撮影には不向きな条件だ。08:30頃、小南門のバス停から610路のバスに乗車して翠華路で下車する。今日は陝西歴史博物館を見物する。ここなら室内なので特に天気を気にする必要はないが、入場券の窓口が凄い行列だ。

西安の有名観光地で無料だから平日でも観光客が押し寄せている。しかし、陝西旅游年票があれば一般の窓口に並ぶ必要はない!ネット予約の入場券窓口で入場券が受け取れる。ネット予約の入場券窓口は一人しか並んでいなかったので待ち時間ほとんどなし、おまけにパスポートの提示も不要であった。

楽勝で入場して、09:15頃、見学開始であるが人多すぎだ。平日なのに何なんだこの人の多さは!しかも、大声でやかましい!静かに見学できないのか?

やはり無理かな?中国人に静かに見学してもらうという発想が間違っているかな?欧米人も結構いるのだが、中国人たちは欧米人の目の前でも大声で話をして所構わず撮影している。

館内はフラッシュ禁止で撮影OKなのだが、中国人には関係ないようで平気でフラッシュ撮影している。中国の歴史の素晴らしさを学びに来たはずだったが、この無秩序な状態では不可能である。

展示物は凄いと思うのだが、それを見に来る客がおサルさんばかりで中国の素晴らしさを感じることができなかった。結局見物したのはマナーやモラルのない大量の中国のサルの生態であった。五千年の歴史と礼節を誇る中国のイメージが崩れさっていく・・・。

南バスターミナルの城南客運站

10:30頃、401路のバスで南バスターミナルの城南客運站へ向かう。11:00頃、南バスターミナルの城南客運站に到着する。城南客運站からは漢中行きのバスが出ており、さらには諸葛孔明の墓である武侯墓などがある勉県行きのバスもある。

そこで、今日は漢中の勉県行きのバスの切符を購入しようと来てみたのだが、何やら自動券売機がある。外観は駅にある切符の自動券売機と殆ど同じだ。


そして、二代身分証(二代身份证)の読取り部分もあるので外国人は使えないと思いつつ試しに操作ししてみたら身分証を要求されずに支払画面にまで来た。何と身分証なしでも購入可能であった。そこで11月3日の勉県行きのバスの切符を購入する。

運賃は110元だが、おばちゃんのいる窓口では109.5元だ。自動券売機のほうが0.5元高い。これは5角や1角の紙幣や硬貨に対応していないので繰り上げになっている可能性が高い。

それとも、窓口に並ばずに買えるとか、窓口のおばちゃんと戦わず済むから高いのか?まあ、今回は勉強代として考えておこう。(実は服務台でお釣りを払ってくれることが分かり出発当日に5角を服務台で受け取りました。)11:30頃、18路のバスで小南門へ戻る。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

陝西歴史博物館
N 34°13’31.84″
E108°57’02.19″
城南客運站
N 34°11’13.91″
E108°55’59.28″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 5.5元 ネット予約
西安湘子門国際青年旅舍
(西安湘子门国际青年旅舍/Xiangzimen Youth Hostel)
バス 109.5元 西安→勉県
バス 3元 路線バス
合計 118元

西安で撮り鉄

朝から雨が降っており外に出られない。午前中は完全に缶詰状態で午後になって天気が曇りになったが、午後から出かけるにしても遠くへ行けない。そこで西安駅近くの陸橋へ行き列車撮影をする。

15:20頃、西安駅近くの陸橋にやって来たが鉄オタは誰一人としていない。通行人が行き交う中で自分一人だけが陸橋で列車の通過を待つ。雨が降っていたので大気中のホコリやチリが除かれ遠くまで見通すことが出来て視界良好だ。
まずは機関車を撮影だが、目の前に韶山型から和諧型まで集結しており鉄分補給に最適だ。ここは機務段かな?そして、通過する列車の撮影もする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11元
バス 1元 路線バス
合計 12元

シルクロード遺跡・世界遺産 彬県大仏寺石窟

西安→彬県

08:25頃、小南門のバス停から224路バスで城西客運站へ向かう。今日の目的地は2014年に世界文化遺産に登録された彬県大仏寺石窟だ。

天気は曇りであまり条件はよくないが、08:50頃、城西客運站に到着、彬県行きのバスのチケットを購入する。彬県までの運賃は47.5元だ。バスは18:00まで随時発車となっており、バスに乗車し客が集まるのを待つことになる。

09:15頃、客が集まり出発する。彬県までは約3時間の道のりとなり高速道路を爆走していく。途中の乾県に入ると左手に唐の高宗と則天武后の陵墓である乾陵が見える。

彬県汽車站

11:20頃、バスターミナルの彬県汽車站に到着する。

まずはバスターミナルでバスの情報を調べるが、運賃表が古く実際の運賃と乖離が生じている。とりあえず参考程度に上記に画像を載せておく。

時刻表の方は恐らく変更はないと思うのだが西安行きの最終バスは、18:00になっている。

11:50頃、3路のバスで大仏寺へ向かう。車掌のおばちゃんに運賃を支払うが運賃は4元だ。ロンリー・プラネット陝西だと3元とあったが値上げされたようだ。

世界遺産 彬県大仏寺石窟

12:25頃、大仏寺に到着する。入場料は35元だ。

彬県大仏寺石窟は唐の太宗・李世民が亡くなった10万人の兵士のために唐の貞観2年(628)に建立し、建立当時は応福寺と呼ばれた。北宋の仁宗皇帝が養母の誕生日に慶寿寺と改名し、明代以降は大佛寺と呼ばれるようになった。

2014年に世界遺産に登録はされているが観光客は少なめだ。

そして、驚いたことに石窟の殆どは柵などで保護されておらず、そのまま見ることが出来るのだ。

麦積山石窟は扉や金網で厳重に保護され金網越しでしか見ることが出来なかったが、彬県大仏寺石窟は直に見ることが出来る。

しかし、防犯カメラが設置されているとはいえ、ここは中国だ。

確実におサルさんが仏像に落書きをしたり破壊活動をするだろう。彬県大仏寺石窟も金網や柵で保護されるのも時間の問題だろう。

14:00頃、大仏寺から3路のバスでバスターミナルへ戻るが運賃は3元だった。やられたよ!行きのバスで運賃1元騙されたよ。だから中国は油断できない。よそ者はカモなので平気で騙すから・・・。弱肉強食の中国、騙す奴より騙される奴が悪いという中国だ。

14:20頃、バスターミナルの彬県汽車站に到着、西安行きのバスの切符を購入。運賃は46.5元でバスターミナルの手数料が西安より安く行きの時より1元安い。
14:30に西安へ向けて出発する。16:40頃、西安の西バスターミナルである城西客運站に到着する。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

城西客運站
N 34°16’29.93″
E108°52’10.44″
彬県汽車站
N 35°02’28.69″
E108°04’44.38″
彬県大仏寺石窟
N 35°04’22.45″
E107°59’31.60″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 7元
バス 47.5元 西安→彬県
バス 46.5元 彬県→西安
バス 8元 路線バス
彬県大仏寺石窟 35元
合計 144元

シルクロード遺跡・世界遺産 興教寺

西安の土地強制収用

08:15頃、西安城壁の南西にある含光門近くの土地強制収用を巡るトラブル現場を訪れる。

昨日、世界遺産の彬県大仏寺石窟を見物した帰りに見つけて来てみたのだが、取り壊し途中のビルが1棟だけあり周辺は既に取り壊し済みで更地になっている。


ビルの壁にには色々と書いてあるのだが、どうやら5年以上も争っているようだ。まあ、不動産開発業者の保証金が安いので立ち退かないというやつだな。おまけに周囲には壁が作られ水と電気も止められて兵糧攻めを受けているようだ。

西安湘子門国際青年旅舍

09:30頃、ユースホステルの豆漿面湯国際青年旅舍(豆浆面汤国际青年旅舍/DJMT Universal Guest House)をチェックアウトして徒歩で南門近くの西安湘子門国際青年旅舍(西安湘子门国际青年旅舍/Xiangzimen Youth Hostel)へ移動する。

西安では老舗の部類に入るユースホステルで、今回宿泊するのは4人ドミトリーで1泊55元(会員料金)だ。レセプションの料金表にはドミトリーは65元になっており、事前にネットで予約しておいたほうが良いだろう。

西安湘子門国際青年旅舍は以前にも泊まったことがるのだが基本的に設備や雰囲気は良い。もちろん部屋もちゃんと掃除してある。問題点はネットの速度が遅いという点ぐらいかな。

再び世界遺産 興教寺へ

10:30頃、南門からバスを乗り継いで世界遺産の興教寺へ向かう。今日は天気が晴れなので前回は雨で撮影条件が悪かった興教寺へ再挑戦となる。

昼頃に到着するが日曜日なので観光客が多い。しかし、上手く観光客が写らないように玄奘塔などを撮影していく。

これは三蔵院と三蔵法師の像。

屋根と外にあった仏像。

一番奥の建物にあった涅槃像。

湘子廟

夕方にユースホステルの前にある道教寺院の湘子廟を見物する。

湘子廟は宋代に創建され元、明の頃に栄えた。道教の一派である全真教の寺院でもある。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

西安湘子門国際青年旅舍
N 34°15’15.58″
E108°56’23.79″
興教寺
N 34°05’28.70″
E109°02’02.34″
湘子廟
N 34°15’15.84″
E108°56’22.63″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.1元
宿泊費 49.5元 ネット予約の残額
バス 5.5元 路線バス
合計 70.1元

陝西省旅行記2014秋2 三国志遺跡・五丈原

陝西旅游年票

古城青年旅舎へ移動

深夜にウンコしたくなったのでトイレへ行くが、まだしていないウンコがすでに便器にある。どこぞのサルがウンコやり逃げしやがった!こういう中国は勘弁してくれ!何でウンコ流さないんだよ!

08:30頃にユースホステルの西安七賢国際青年旅舍(西安七贤国际青年旅舍/QIXIAN (7SAGES) YOUTH HOSTEL)をチェックアウトして、今日の宿の古城青年旅舎(Ancient City youth hostel)へ向かう。古城青年旅舎は地下鉄の北大街駅の近くなのでバスを使うほどの距離ではないのでそのまま徒歩で向かう。

08:50頃、古城青年旅舎に到着する。YHA Chinaで1泊35元(会員料金)の6人ドミトリーを予約しており、ネットで先に支払った学の残額31.5元を支払う。

ちなみに料金表のドミトリーは1泊60元になっているので飛び込みでなくネットで事前に予約しておいたほうが良い。チェックインの際にレセプションに何故か西安湘子門国際青年旅舍の伝票とかが置いてある。

後でわかったのだが、西安湘子門国際青年旅舍と古城青年旅舎は姉妹店のようだ。肝心の6人ドミトリーだが今まで西安で宿泊した宿で一番綺麗で広い部屋だ!ユースホステルというよりホテルに近い感じだ。

トイレ・シャワーも綺麗に掃除されている。今回西安で宿泊した宿では一番設備が良い!もちろんレセプションのお姉ちゃんの愛想も良い。欧米人の宿泊客もいるのだが西安七賢国際青年旅舍ほど多くはない。

客層はバックパッカーは少なめの感じで羽振りの良さそうな中国人が多めだ。料金の割に設備が充実しているので追加で3泊することにする。

岐山臊子麺

夕飯に陝西省の名物料理の岐山臊子麺(岐山臊子面)を食べる。7.5元(約135円)で値段も手頃だ。

陝西省の料理というと水餃子が有名だが麺料理も数多くある。

陝西旅游年票を購入

夕方、ユースホステルの近くを歩いていると、旅游年票の貼り紙をしている店を発見する。店のおばちゃんに旅游年票があるか聞いたらあったので購入する。鐘楼郵局では外人には売ってくれなかったが、ここでは普通に定価の98元で売ってくれた。

ここ数日、いくつかの郵便局を廻っていたが、どこも売り切れで「鐘楼郵局へならまだあるかも」と言われて半分諦めていたが思わぬ所で陝西旅游年票を購入できた。

それで、陝西旅游年票について説明しておくが、陝西旅游年票は陝西省各地の観光地が無料もしくは優待価格で入場できるというものだ。2014年版は陝西省112ヶ所、陝西省以外500ヶ所の観光地が対象となっている。価格は98元で結構高いのだが、西安城壁54元、鐘楼35元、鼓楼35元、大明宫国家遗址公園60元が無料で見物できるので西安だけで元が取れる。

特に大明宫国家遗址公園は2014年に世界文化遺産に登録されているので見ておく価値はあるだろう。他にも鉄ちゃんにとって聖地とも言える遼寧省調兵山の鉄嶺鉄煤蒸汽機車(铁岭铁煤蒸汽机车景区)が無料になっているので侮れない。ほかにも三国志関連の観光地もあったりするので、持っていて損はないだろう。

ユースホステルに戻って夜になり、廊下にある机を占領してWEBサイト作成をしているのだが、共同シャワーを使った中国人宿泊客がパンツ一丁で廊下を歩いて目の前を通過し部屋へ戻っていった。

もう泣きたくなってくるよ!ここは欧米人が宿泊しているユースホステルだよ。農民工のおっちゃんたちが宿泊する招待所じゃないんだよ。孔子が草葉の陰で泣いているよ。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

古城青年旅舎
N 34°16’15.83″
E108°56’29.12″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 31.5元 ネット予約の残額
宿泊費 105元 1泊35元×3
食費 17.5元
陝西旅游年票 98元
合計 252元

高家大院

09:30頃、鼓楼近くの回民街にある高家大院を訪れる。入場料は15元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。

高家大院は明、清代の四合院建築で400年以上の歴史があり、明の崇禎帝より高一族が賜った邸宅だ。

イスラム教徒である回族たちの回民街の中に残る貴重な四合院建築だ。

内部は静かで回民街の中にあるとは思えない雰囲気だ。

イスラム街の回民街

10:10頃、高家大院を出てイスラム街の回民街を見て回る。

回民街はイスラム教徒の回族が多く住んでおり西安を代表する観光街になっている。レストランや土産物屋が多数あり賑わっている。

こんな感じで飴を引き延ばしていたり、色々と日本では見られない料理が並んでいる。

でも、観光地価格で高いので見てるだけにしておく。西安で8元が相場の牛肉面が10元とか15元はボッタクリだろ!貧乏人には厳しい場所だ。

10:30頃、鼓楼を見物する。入場料は35元だが陝西旅游年票を使い無料で見物するが雨が降ってきて、早々にユースホステルへ戻る。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

高家大院
N 34°15’52.28″
E108°56’19.75″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 23元
合計 23元

三国志遺跡・五丈原

五丈原の諸葛亮廟

05:30頃、同じドミトリーの中国人が出発の準備をしており目が覚める。ずいぶん早い出発だなと思いつつ2度寝をする。中国人が出ていったが部屋の照明がつけっぱなしになっている。他の中国人2人は夢の中で起きていない。

照明消して出ていけよ!電気の無駄だろうが!

07:10頃、北大街のバス停から103路のバスで西バスターミナルの城西客運站へ向かう。今日は三国志聖地の五丈原を目指す。

07:45頃、西バスターミナルの城西客運站に到着し蔡家坡行きのバスのチケットを購入する。運賃は38.5元で購入時に身分賞の確認がありパスポートを提示する。バスの切符に印刷された発車時間が18:00前と表記されており、18:00までのバスに自由に乗車できる。

バスに乗車して出発を待ち、08:00頃に発車する。乗客は自分を含め4人だけだ。バスは珍しく綺麗で運ちゃんや乗務員も制服を着ており、その辺の長距離バスとは大きく異なっている。

高速道路に乗り蔡家坡へ一気に爆走かと思ったら料金所の手前で渋滞にはまる。

乗務員が前方に同じ蔡家坡行きのバスがあるから乗り換えるようにと前方のバスまで高速道路を歩く。料金所まで来ると、何と濃霧で通行止めとなっており渋滞の原因が分かった。

08:30頃、料金所に停車していたバスに乗り換え発車を待つ。09:50頃、バスが出発する。高速道路は封鎖されたままなので、迂回して咸陽から高速道路へ入り爆走していく。

12:15頃、蔡家坡汽車客運站に到着する。

まずはバスの情報を確認すると時刻表と運賃表があった。

五丈原や諸葛亮廟の表示がないので五丈原へは陝汽行きのバスに乗車して五丈原の入口で降りるしかなさそうだ。まあ、念のためチケット売場で五丈原行きバスがあるか聞いてみたら諸葛亮廟行きがあった。運賃は3.7元だ。諸葛亮廟行きのバスがあるとはかなり便利になったものだ。

鶏坡村(鸡坡村)行きのバスが諸葛亮廟まで行く。12:15頃、バスが出発して途中で客を乗せながら、12:50頃、諸葛亮廟に到着する。

地元民のババアが線香をしつこく売りつけてくるが無視する。諸葛亮廟の山門の前はトウモロコシの天日干しの場所と化していた。感動半減である。

諸葛亮廟の入場料は35元だ。

魏延像

馬岱像山門をくぐると魏延と馬岱の像が出迎えてくれる。

そして、本殿に諸葛亮の像があるがガラスケースで保護されており、撮影しても写り込みが・・・。

そして、孔明の脇には王平と関興、張苞と廖化の像がある。

本殿の裏手には諸葛亮衣冠塚がある。14:30頃、諸葛亮廟を出て五丈原を降りて近くの公路へ出て蔡家坡行きのバスを待つ。

15:15頃、バスに乗車する。蔡家坡まで運賃は2.5元だ。途中で高速鉄道の岐山駅に寄り、15:35頃、蔡家坡汽車客運站に到着して、2路の路線バスに乗車する。運賃は1元だ。

16:00頃、蔡家坡駅に到着し、西安行きのチケットを購入する。運賃は17.5元でバスの半分以下だ。

乗車する列車は16:36発、宝鶏→連雲港東の1148次だ。発車直前に切符を購入しているので当然ながら座席指定なしの無座切符だ。まあ、連雲港東までの長距離列車なので、かなりのカオス状態が予想される。

16:25頃、改札が始まりが改札口はおサルさんたちが並ばないので大混雑だ。おまけに痰を何度も吐くおサルさんまでいる。ホームへ向かい、おサルさんたちと一緒に並んで列車の到着を待つ。ホームには調教師の駅員さんがおサルさんたちを強制的に並ばせている。

列車が到着するとおサルさんたちは待てないようで我先にと乗車口へなだれ込み列が崩壊しカオス状態になる。調教した犬なら餌をやる時に、ちゃんと待てるのに、中国のおサルさんたちは駅員さんたちの調教が足りないようだ。
サルの群に飛び込んで無理に乗車する必要はないので、おサルさんたちの生態観察をしながら待つことにする。自分は6号車の無座切符なのだが、6号車の乗車口にやたらと唾を吐くおサルさんがおり一緒の車両だと精神衛生上悪いので隣の5号車から乗車する。

カオス状態を予想していたが意外にも空席があり席に座れた。そして、3分遅れの16:39に蔡家坡を発車する。途中で楊凌で停車して満席となり、自分は無座なので席がなくなる。楊凌を発車して再び西安へと列車が走る。

18:35頃、西安駅に到着。約2時間の乗車であった。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

城西客運站
N 34°16’29.93″
E108°52’10.44″
蔡家坡汽車客運站
N 34°19’07.14″
E107°36’43.95″
蔡家坡駅
N 34°19’21.61″
E107°35’41.21″
諸葛亮廟
N 34°15’49.44″
E107°37’21.95″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
鉄道 17.5元 蔡家坡→西安
バス 38.5元 西安→蔡家坡
バス 3.7元 蔡家坡→諸葛亮廟
バス 2.5元 五丈原の麓の公路→蔡家坡
バス 2元 路線バス
諸葛亮廟 35元
合計 114.2元

大明宮国家遺址公園

10:30頃、西安駅の北にある大明宮国家遺址公園を訪れる。大明宮国家遺址公園は2014年に世界遺産に登録されている。

かなり広い公園なので一日潰す覚悟できたのだが天気が曇りというかPM2.5の影響で空が灰色で視界も悪い。まともな写真が取れそうもないので退散する。

刀削麺

昼食はイスラム食堂で刀削麺(8元/約148円)を食べる。

西安で撮り鉄

昼食後は西安駅近くの高架橋で撮り鉄。高架橋は線路げゴミを投げ込めないようにフェンスが厳重に張られており金網が写らないようにコンデジで何とか撮影する。

でも、西安のPM2.5は酷いようで視界が悪く西安駅が霞んで見える。

ウォルマートで中国の物価調査

鐘楼近くのウォルマートで買い物をする。

そして、物価調査をするが1Lの果汁100%のウォルマートのPB飲料が11.8元(約212円)でかなり高い。これだと容量は少ないが日本のローソンストア100で買う果汁100%飲料の方が安い。

続いて康師傅の緑茶2.4元(約43円)とジャスミン茶2.5元(約45円)でお茶系の飲料は日本より安いだろう。

しかし、中国のペットボトル入りのお茶は基本的に砂糖が入っている。砂糖なんか入れていたら糖尿病になるだろうが!

茶系飲料でも値段が高いのがミルクティーだ。原材料のコストが掛かっているのと欧米の飲み物というイメージがあるので高いと思われる。統一のアッサムミルクティーや康師傅のミルクティーが3.7元(約66円)だ。

缶ビールの価格については青島ビール2.5元(約45円)、ウォルマートのPB品が2元(約36円)になっている。日本よりビールがはるかに安い!味についてはウォルマートのPB品は苦いので嫌い!

瓶ビールになると容量が多いのでお得感が更に増してくる。地元メーカーの地ビール2.15元(約38円)、青島ビール3.1元(約55円)で格安です。ビール好きには天国です。

そして、ウォルマートの食料品売場で貧乏バックパッカーにとって重要なのがパン売場にある処分品を集めた棚だ。

この棚には消費期限が迫ったパンが4割引きで売られている。中国ではパン等の洋食は高級品なので価格が高くは手が出しづらい。しかし、処分品となると貧乏バックパッカーでも手が出せるようになる。毎日、炒飯や牛肉麺など食べている自分にとっては貴重な存在だ。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

大明宮国家遺址公園
N 34°17’23.79″
E108°57’33.89″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 23.6元
バス 1元 路線バス
日用品 6元
合計 30.6元

西安城壁

西安の交通マナー

朝のラッシュ時間帯に地下鉄北大街駅の交差点で西安の交通マナーを観察してみた。西安は外国人が多数訪れる観光都市なのだが意外にも交通マナーが良くない。この状況を欧米人に見られても大丈夫なのか?

ユースホステルを移動

09:45頃、古城青年旅舎(Ancient City youth hostel)をチェクアウトして鐘楼のバス停から35路のバスに乗車して朱雀門(小南門)で下車する。10:10頃、豆漿面湯国際青年旅舍(豆浆面汤国际青年旅舍/DJMT Universal Guest House)に到着する。

今回は少し長めの10泊となるが部屋は1泊45元の4人ドミトリーだ。

西安城壁 南門(永寧門)

11:15頃、南門(永寧門)を訪れ、今日は西安城壁を見物する。西安城壁は中国に現存する城壁でも保存状態がよく最大規模を誇る。西安城壁は隋の開皇2年(582)に建設が始まり五代、宋、金、元を経て明の洪武年間に唐の長安城の基礎上に周囲13.74kmの城壁が築かれた。

入場料は54元だが陝西旅游年票を使い無料で入場する。陝西旅游年票だと西安城壁に1日1回入場できる。

南門(永寧門)→西門(安定門)

西安城壁は徒歩で1周することも可能だが、レンタルサイクルもあり自転車で城壁の上を走ることも出来る。レンタルサイクルは東西南北それぞれの門で借りることができ、どの門でも返却可能だ。

城壁を歩いていると欧米人はグループでレンタルサイクルを借りて城壁を走っているのをよく見かけた。自分は金欠なので徒歩で南門(永寧門)から西門(安定門)へ向かう。

今日は天気が晴れで珍しく青空が見える。でも、遠くは靄がかかっておりPM2.5の濃度は高いのだろう。城壁の上を歩いていると10月下旬でも結構暑く半袖でちょうどいいくらいの暑さだ。

13:45頃、西門(安定門)に到着する。

ウォルマートで靴を購入

西門(安定門)近くのウォルマートで靴(129元/約2300円)を購入する。

今履いている靴は穴が開いており限界のようだ。本当は日本でちゃんとしたのを探したいのだが靴がもうダメなので、1年履ければ良いと考えて靴を購入した。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

南門(永寧門)
N 34°15’10.56″
E108°56’32.32″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 14.3元
バス 1元 路線バス
129元
合計 144.3元

シルクロード遺跡・世界遺産 大明宮国家遺址公園

世界遺産 大明宮国家遺址公園

09:15頃、西安駅の北にある世界遺産の大明宮国家遺址公園を訪れる。先日は天気が曇りだったので早々に退散したが、今日は天気が晴れなので見物することにする。

09:30に游客服務中心で陝西旅游年票を使い入場券を受け取る。通常は入場料60元だが陝西旅游年票を使えば1回だけ無料の入場券を受け取れる。陝西旅游年票は98元で、すでに鼓楼や西安城壁などを見物しているので、今回の大明宮国家遺址公園で元は取れた。

今回は無料だが2014年に世界遺産に登録されているので、来年以降はどうなるか怪しい。中国だと世界遺産に登録されれば翌年値上げというパターンが基本だ。

丹鳳門遺址博物館

丹鳳門遺址博物館の前には世界遺産のロゴがしっかりと設置されている。まずは丹鳳門遺址博物館を見物する。丹鳳門の遺跡の上に博物館が建てられており巨大な門の跡を見ることができ唐王朝の国力が伺い知ることができる。

10:30に御道広場でアトラクションがある。観光客のために毎日やってるっぽい。

含元殿遺址

続いて含元殿遺址を見物する。

ここで唐の玄宗など歴代皇帝が外国からの使節団などと謁見したりしており、唐王朝の政治の中心地とも言える場所だ。

世界遺産の大明宮国家遺址公園はとにかく広い。含元殿の他にも宣政殿、紫宸殿、蓬萊殿、含涼殿、玄武殿等がある。有料の場所だけでなく無料の場所まで細かく見て回ったら1日使い果たしてしまうだろう。

世界遺産の遺跡公園としては本当に凄いが、2007年に訪れた時は公園はまだ建設中で周辺には貧民街が広がっていたが、全て取り壊して綺麗に公園となっている。この当時から世界遺産登録を目指して住民を追い出したのだろうか?中国だとチンピラ雇って住民追い出しとか不動産開発だとよくあることだし・・・。

13:30頃、大明宮国家遺址公園から西門ヘ向かい、ウォルマートで買い物してユースホステルへ戻る。

西安の乞食

ユースホステルへ戻る途中で乞食に遭遇する。両腕がなく歩道に脚で文字を書いている。字は非常に上手く、この芸で稼いでいるようだ。周囲には見物人が結構おり1元札とかを置いている。

中国には、こういった障害者の乞食が多いのだが、中国政府から障害者年金とかもらっていないのか?社会主義国だから医療福祉制度が充実しているはずなのだが・・・。社会主義国は名ばかりなのか?

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

大明宮国家遺址公園
N 34°17’23.79″
E108°57’33.89″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 28.4元
バス 1.5元 路線バス
合計 29.9元

陝西省旅行記2014秋1

宝鶏

鉄道で甘粛省天水→陝西省宝鶏へ移動

07:20頃に起床して出発準備を整える。07:50頃、1週間滞在したユースホステルの天水小梦想青年之家をチェックアウトする。水道がほとんど使えないに等しい状態で設備面ではユースホステルとしては問題ありだが老板は親切で良かった。

今後はトイレ・シャワーの水周りが改善されることを期待したい。天水で貴重なユースホステルなのだから・・・。

08:20頃、天水駅に到着し、入口で切符と身分証の確認があったが、駅員はパスポートの中身を確認せずに返してきた。続いて公安の身分証確認があったが、外国人は対象外のようで、そのまま手荷物検査へ進むように指示される。中国人は全員並ばされているので、一人だけ身分証確認なしで手荷物検査へ進む奴を何者だという感じで見ている。

今日は09:27発、コルラ-西安のK170次で宝鶏へ移動する。

待合室(候车室)で改札が始まるのを待つが、天水駅では珍しく事前に駅員が待合室にいる乗客の切符を確認して列車が到着したら、そのまま乗客はホームへ移動する方式であった。いつもなら改札口が割り込みするおサルさんたちでカオス状態になるのが、今回は改札口にカオス状態が発生しなかった。

09:15頃、寝台の乗客が並んでいる改札口が開いて寝台の乗客だけホームへ移動となる。硬座の乗客は後になるが、自分は寝台の乗客が並んでいる区画にいたので、そのまま一緒にホームへ移動する。

中国ではガキの小便に警戒する

ホームにはすでに列車が到着しており、すぐに乗車できた。荷物の置き場所も無事に確保でき、09:28に定刻通り宝鶏へ向けて列車は発車する。宝鶏までは約2時間半の道のりだ。

車内は宝鶏まで平和に過ごせるかと思ったが前の席の保育園児か幼稚園児ぐらいのガキ2人がうるさいし、床にゴミを散らかしたりしておサルさんとなっている。母ザル2人は注意やゴミを片づけることもなく世間話に忙しそうだ。

この場合は周囲の大人が注意すべきなのだが、自分が注意すると「小日本のくせに生意気だぞ!」と袋叩きに遭う可能性が非常に高いので不快指数上昇中でも我慢しなければならない。

そして、追い打ちをかけるように右隣のおっちゃんはゲップしているし、今回はおサルの列車に乗車してしまったようだ。まあ、今更だがこれぐらいのことは中国では正常な日常だ。

それと、ガキ2人がうるさい事は、まだ大した問題ではない。本当に恐ろしいのは、このガキ2人がウンコや小便をしたくなった場合だ。中国伝統の又割れズボンを穿いているので、トイレへ行かずに目の前、もしくは列車の通路でウンコや小便をする危険性がある。

日本ではウンコや小便はトイレでするのが一般的だが、中国の場合はトイレ以外の場所でもウンコや小便をしている光景を日本より遙かに高い確率でよく見かける。基本的に中国では近くにガキがいる場合は要注意だ。

そして、親が「シーシー」と掛け声を始めたら小便が始まった合図で緊急事態である。
小便がこちらへ流れてこないか警戒しなければならない。12:10頃、宝鶏駅に到着する。

駅を出て宿を探さなければならないのだが、宝鶏にはユースホステルがない。とりあえず招待所を順番に聞いていくが、どこも外国人お断りで追い出される。大体部屋まで見せてくれて登記の段階でパスポートを出すと、招待所のおばちゃんたちはパスポートを見たことが無いようで説明をしなければならない。

で、目の前に外国人がいるのが分かっても日本人という所まで理解できていない。パスポートに日本国って漢字で表記されていても何故か分かっていない。こうして何度も追い出されていると、ちょっと高くても如家酒店や7天连锁酒店とかの全国チェーンのビジネスホテルとかに行ったほうが快適で楽なような気もするのだが、あえてボロい招待所へ行くのが、やはりバックパッカーだろう。

そして、今回行き着いたのが宝鶏駅の北にある順安招待所だ。駅から徒歩5分で立地条件は良いが、ここも外国人お断りの招待所なのだが、服務員のおばちゃんが老板娘を呼んでくれて交渉の結果が内緒で宿泊となった。

1泊60元のトイレ・シャワー付の部屋だが汚い。シャワーなんかとても使える状態ではない。ネットで予約すれば1泊100元ぐらいで润之轩宝鸡大酒店とかの3つ星ホテルに宿泊できるのだが・・・。

13:30頃、宝鶏駅でインターネットの铁路客户服务中心で予約購入しておいた明日の宝鶏→西安の切符を受け取る。

宝鶏の街を散歩しながら炎帝祠へ向かう。

炎帝祠

14:20頃、炎帝祠を訪れる。

炎帝は三皇五帝の一人であり神農氏とも呼ばれ中華民族の祖先である。

宝鶏は炎帝の故郷であり、炎帝を祀っているのが炎帝祠で宝鶏市内の主要観光地である。

金台観

15:30頃、金台観を訪れる。

金台観は元朝末期に創建された道教寺院で太極拳の創始者と言われる張三豊が数十年修行していた場所である。入場料は30元の表示が出ていたが、期間限定で10元だった。

金台観の建物は新しくなっているが道教寺院の雰囲気は保たれている。道士も複数常駐しているようで、ちゃんとした道教寺院として運営されているようだ。

金台観の麓には太極拳の創始者と言われる張三豊の像がある。

GPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

天水駅
N 34°34’00.40″
E105°53’40.26″
宝鶏駅
N 34°22’26.06″
E107°08’52.34″
順安招待所
N 34°22’32.86″
E107°08’45.88″
炎帝祠
N 34°22’30.72″
E107°07’50.23″
金台観
N 34°22’47.27″
E107°08’52.07″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 60元
食費 15元
炎帝祠 3元
金台観 10元
合計 88元

西安ゲストハウス巡り

鉄道で宝鶏→西安

07:20頃に起床して出発準備を整える。08:40頃、招待所を出て宝鶏駅へ向かう。今日は宝鶏から西安へ移動する。08:45頃、宝鶏駅に到着し、入口で切符と身分証確認を受ける。宝鶏駅の駅員はやる気があるようで、ちゃんとパスポートの中身を確認していた。

これから乗車する列車は09:49発、4920次の宝鶏-西安で宝鶏が始発、西安が終点の地元民向けの列車だ。カオス状態になると面倒なので早めに改札口に並んで待機をする。早めに並んだが自分は3番目になる。

09:15頃、改札が始まるがおばちゃんの姿をしたおサルさんが割り込んできたので日本語と中国語で後ろに並ぶように注意する。おサルさんは言葉が理解できたようで後ろに並んでくれたが、列の一番後ろではなく自分のすぐ後ろに並びやがった。予想外の展開だが、中国はある意味で期待を裏切らない。

ホームへ移動して列車に乗車する。宝鶏-西安の短距離列車なのでボロボロの緑の塗装の緑皮車かと思ったら、快速列車で使われる紅皮車であった。行先票を見ると煙台-西安の表示もあり、煙台-西安がメインの運転で宝鶏-西安はサブの運転のようだ。

車内は始発駅なので当然きれいである。問題は西安までこの状態を維持できるかだが・・・。荷物の置き場所を確保したらホームへ降りて機関車の撮影である。客車を牽引する機関車は詔山7型だ。

09:49に定刻通りに西安へ向けて発車する。車内は空席があり珍しく平和だ。車内放送で音楽が流れ平和な一時が訪れる。

12:19に西安到着。

これから今日の宿を目指す。今日の宿はeLongで予約したユースホステルの西安三朵青年旅舍だ。西安駅から9路のバスに乗車して豊禾路(丰禾路)で下車する。

西安のゲストハウス

蔚蓝花城という住宅地のマンションの6階に西安三朵青年旅舍はあった。

一応マンションはオートロックになっています。何だかユースホステルという表現よりもゲストハウスという表現のほうが良さそうな感じだ。

部屋は1泊30元の畳部屋ということなのだが、実際は共有スペースに敷いてあるマットであった。まあそんなもんだろうな。中国では畳がどういう物か理解されていないようだ。

で、共有スペースで寝泊まりなのだが、マット2人、ソファー2人の計4人で利用となるが、床にタバコの吸殻が散乱している。掃除には力を入れていないようだ。1泊で十分かな・・・。

4G携帯のSIMカードを契約する

とりあえず宿は確保したので、14:30頃、鐘楼へ向かう。15:00頃、鐘楼に到着する。まずは郵便局の鐘楼郵局で陕西旅游年票を購入しようとするが、窓口のおばちゃんに外国人販売不可ということで追い返される。まあ、他の所へ行って買うしかなさそうだ。

続いて携帯電話を購入するためにチャイナ・ユニコム(中国联通)の店やその辺の携帯電話屋を見て回るが、西安中心部の鐘楼周辺の店は混雑している。端末の値段や契約条件を確認してみたが、SIMフリー端末があるので、とりえずSIMカードさえあれば大丈夫だろうという結論になり、ゲストハウスの近くにあるチャイナ・ユニコムの店舗で4G携帯の基本料毎月8元のプランに加入する。

関連記事:中国4G携帯電話のSIMカードを契約する

GPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

宝鶏駅
N 34°22’26.06″
E107°08’52.34″
西安駅
N 34°16’42.05″
E108°57’30.70″
西安三朵青年旅舍
N 34°17’00.77″
E108°54’45.72″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 30元
食費 12.5元
バス 1.5元 路線バス
携帯電話SIMカード 50元 チャイナ・ユニコム
合計 94元

西安駅近くのゲストハウスへ移動

11:30頃にゲストハウスの西安三朵青年旅舍をチェックアウトする。チェックアウトと言っても老板たちは出かけており、誰も居ないので勝手に出ていくという方式だ。西安駅に移動して、昼頃にeLongで予約したゲストハウスの西安金針菇青年旅舍(西安金针菇青年旅舍/Xi’an Enoki Youth Hostel)があるビルの西苑大厦に到着する。

宿の看板とかがないので、ビルの内装工事をしていたおっちゃんに聞いてみたらエレベーターと階段で行けると教えてくれて西安金針菇青年旅舍に到着する。ビルの一室をゲストハウスとしており、8人ドミトリーで1泊40元だ。

ドミトリーはちゃんと掃除されており問題なしだ。トイレ・シャワー・洗面台は別々になっているので使い勝手も少し良さそうだ。でも、もう少し綺麗に掃除してほしいな。まあ、西安駅から直線距離で約500mという立地条件を考えると文句はあまり言えない。

西安名物biangbiang麺を食べる

14:00頃、ゲストハウスのあるビルの1階に西安名物biangbiang麺の店があったので食べに行く。

biangbiang麺は幅広麺でうどんのように歯ごたえのある麺だ。

ただし、biangbiang麺は味だけでなく、発音や表記方法が風変わりなので西安名物としての知名度を得ている感がある。biangという発音は標準語の普通話には存在しておらず西安方言のようだ。

漢字は非常に複雑な表記なのだがUnicodeにも収録されていないので文字入力が出来ない。現在使用されている漢字の元となる康煕字典にも収録されていないので、いつ頃考えだされたのかもはっきりしない。
今回食べるbiangbiang麺は10元(約180円)だ。唐辛子、トマトソース、青菜が乗っかっておりスープはない。

甘粛省からは牛肉麺ばかり食べていたので、このbiangbiang麺は今までとは全く違う食感の麺だ。うどんのように歯ごたえのある麺で美味い!

蒜蘸麺を食べる。こちらは8元(約148円)で少し安い。

蒜蘸麺も西安名物で幅広麺をすり潰したニンニクと唐辛子のスープで食べる。これも美味い!陝西省は色々な麺があり50種類くらいあるらしいので毎日違う麺を食べられそうだ。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

西安金針菇青年旅舍
N 34°16’35.13″
E108°57’44.58″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 40元
宿泊費 3.5元 ネット予約
西安七賢国際青年旅舍
(西安七贤国际青年旅舍)
食費 23.8元
バス 1.5元 路線バス
合計 68.8元

鐘楼近くの上級者向けユースホステルへ移動

11:00頃にユースホステルの西安金針菇青年旅舍(西安金针菇青年旅舍/Xi’an Enoki Youth Hostel)をチェックアウトする。

西安駅に移動して、611路のバスに乗車して鐘楼で下車する。バス停から5分ほどでeLongで予約したユースホステルの西安尘客青年旅舍(Xi’an Chenke Youth Hostel)があるビルの吉慶大厦(吉庆大厦)に到着するが、ビルの看板とかが出ていなかったので少し迷った。

巴厘岛假日酒店や巴厘岛酒店のといったホテルの看板があるビルが吉慶大厦(吉庆大厦)だ。昨日と同様で雑居ビルで入口がどこにあるのか分らない。とりあえずビルの周りを確認すると网吧の看板の下辺りにビルの奥へ行く暗い入口があるではないか!

かなり上級者向けの場所に宿がありそうな気配というか、ビルの12階に宿がある時点でもう確定なのだが、とにかく凄い場所にありそうだ。まあ、香港の重慶マンション経験者とかなら、これぐらいは大した事はないだろう。

ビルの住民が出入りする入口を通ると更に奥へ道が続いている。外見はホテルとかが入っているビルなので綺麗であったが、外から見えない内部はかなりボロボロなビルだ。

ユースホステルはビルのC座12Fにあるので、案内表示に従い奥へ進むが、住民が窓から捨てたゴミとかが上から落ちてくる可能性があるので壁伝いに進む。一番奥の突き当りを左へ曲がるとC座の入口がありエレベーターがあった。エレベータは三菱って書いてあるけど、かなりボロボロというか、横揺れがあるけど大丈夫か?本当に三菱のエレベーターですか?

西安尘客青年旅舍

ちゃんとメンテナンスされているか怪しいエレベーターで一番上の12階へ行き、1207室の西安尘客青年旅舍(Xi’an Chenke Youth Hostel)に到着する。部屋は6人ドミトリーで1泊35元だ。

かなりボロいビルだったので、部屋も重慶マンション以上に凄いのかと思っていたらドミトリーは意外にも片付いていた。トイレ・シャワーはまだまだ掃除が足りない感じであった。

今日も西安名物biangbiang麺を食べる

今日も西安名物のbiangbiang麺を食べ行く。

今日は新民街にあるbiangbiang麺のチェーン店の本店で食べる。大盛りで11元(約198円)だ。昨日の店とは違いスープが少しあった。

夕飯はbiangbiang麺のチェーン店の支店で食べる。

biangbiang麺は美味い!横浜の中華街とかでbiangbiang麺は食べられないのかな?

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

西安尘客青年旅舍
N 34°15’43.31″
E108°56’46.37″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 35元
宿泊費 3.5元 ネット予約
古城青年旅舍
(古城青年旅舍)
食費 22元
バス 1.5元 路線バス
合計 62元
>

小南門近くのユースホステルへ移動

10:00頃にユースホステルのの西安尘客青年旅舍(Xi’an Chenke Youth Hostel)をチェックアウトする。鐘楼のバス停から、35路のバスに乗車して小南門で下車する。

バス停から5分ほどでeLongで予約したユースホステルの豆漿面湯国際青年旅舍(豆浆面汤国际青年旅舍)(DJMT Universal Guest House)があるビルに到着する。事前に携帯のSMSでネット屋の看板のあるビルという案内があったのですぐに見つける。

「豆浆面汤」という看板もあったので迷わずに到着する。
でも、雑居ビルの4階にあるユースホステルである。ちゃんと掃除しているか気になるが、まずはレセプションへ!

料金表を見るとドミトリーは1泊50元になっており、ネットで予約したほうが少し安くなる。部屋は1泊45元のドミトリーで予約しておいたが、部屋は意外にも2人ドミトリーであった。でも、部屋はビルの端で間取りが四角でなく三角形となっている。そして、問題のトイレ・シャワーだが、ここは比較的しっかりしている。
昼食は近くの食堂で11元(約198元)の岐山臊子麺(岐山臊子面)を食べる。岐山臊子麺は西安の郊外にある岐山県の郷土料理だ。

「臊子」とは肉のみじん切りというような意味を持ち、肉や野菜がみじん切りになり唐辛子がふんだんに使用されている。唐辛子の辛さが効いていて美味い!

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

豆漿面湯国際青年旅舍
N 34°15’12.92″
E108°55’54.35″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 45元
食費 25.9元
バス 1元 路線バス
合計 71.9元

西安の人気定番ユースホステルへ

09:00頃にユースホステルの豆漿面湯国際青年旅舍(豆浆面汤国际青年旅舍/DJMT Universal Guest House)をチェックアウトして、小南門バス停から、608路のバスに乗車して終点の西安駅で下車する。

西安城壁の内側を歩いて、10:10頃、西安七賢国際青年旅舍(西安七贤国际青年旅舍/QIXIAN (7SAGES) YOUTH HOSTEL)に到着する。YHA Chinaで1泊35元(会員料金)の12人ドミトリーを予約しておいたが、実際の部屋は6人ドミトリーであった。

まあ、部屋の人数は特に気にしておらず、むしろ50人ドミトリーとか100人ドミトリーとかがあった方が記録に挑戦で面白い。西安七賢国際青年旅舍は人気定番ユースホステルなので欧米人が多い。2007年に宿泊した時は空いていたのだが、今はとにかく繁盛しており宿泊客が多い。

昼食は西安名物の11元(約198円)のbiangbiang麺を食べる。

牛肉麺が8元で食べられるので11元のbiangbiang麺は高級品だ。

11:30頃、ユースホステルの隣にある八路軍西安弁事処紀念館へいく。日中戦争中に共産党の事務所が置かれた場所で周恩来が滞在していたこともある場所だ。

西安の定番観光地でもあり観光客で賑わっていた。四合院様式の建物は修復されているとはいえ歴史を感じさせて、なかなかよい雰囲気だ。パネル展示が充実しているのだが真っ赤かな内容で・・・。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

西安七賢国際青年旅舍
N 34°16’30.86″
E108°56’59.90″
八路軍西安弁事処紀念館
N 34°16’27.77″
E108°56’59.19″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 31.5元 ネット予約の残額
食費 27元
バス 0.5元 路線バス
合計 59元

甘粛省旅行記2014秋-世界遺産 炳霊寺石窟

蘭州へ移動

夏河→蘭州 国慶節に備えて避難

07:10頃、ユースホステルの甘粛拉卜楞紅石国際青年旅舍(甘肃拉卜楞红石国际青年旅舍)(Labrang Redrock International Youth Hostel)を出てバスターミナルへ向かう。

昨日は午後から雨が降っていたのに、今日の天気は冷え込むが晴れだ。撮影日よりなのだが蘭州へ行かなければならない。残念である。07:35頃、バスターミナルの夏河県公用型汽車站(夏河县公用型汽车站)に到着する。すでに08:30出発の蘭州行きのバスが停車しており乗車して出発を待つ。

6分遅れの08:36にバスは出発して夏河から蘭州へ向かう。蘭州までは約4時間の旅程だ。乗客の中には欧米人が4人ほど乗車していた。

10:30頃、夏河と蘭州の中間の都市の臨夏に到着する。臨夏はイスラム教徒の回族の都市だ。チベット仏教の寺院はなくモスクが多くチベットからイスラム世界の西域に入ったことが実感できる。臨夏からは高速道路を通り蘭州へ向かう。

12:15頃、夏河から約3時間45分で南バスターミナルの蘭州汽車南站(兰州汽车南站)に到着する。

百度地図に騙される

バスターミナルには蘭州駅への直通バスがあるのだが6元でかなり高めだ。急いでいる場合は必要かもしれないが、路線バスを乗り継げば2元で済むので、一応あるということだけ覚えておく。

111路の路線バスに乗車して、バス停の路橋音楽広場で302路のバスに乗り換えるのだが、302路のバスが通っていなかった。百度地図の検索結果に騙された。ある意味でチャイナクオリティだ。

蘭州公交集団(兰州公交集团)のwebサイトで調べておけば良かった。ここで動揺しても何も始まらないし、現状の解決策を考える。その結果、そのまま西へ歩くことになった。西へ行けば駅前通りの天水南路にぶつかるからだ。

西へ歩くこと約20分、13:30頃、蘭州大学に到着した。蘭州大学の前の通りが天水南路なので、天水南路を南へ進むと蘭州駅が見えてきた。

蘭州駅前のユースホステル

この近くに民族大移動の国慶節期間中の避難場所として考えているユースホステルの蘭州女掌櫃青年旅舍(兰州女掌柜青年旅舍)があるはずなのだが見つからない。中国建設銀行の隣ということなのだが、取り壊し中の中国建設銀行の店舗は見つけた。

おそらく店舗のあるビル(华金房地产の看板がある)の10階にあるはずなのだが入口が見あたらない。インターネットの情報だと10階までエレベーターを2回乗り継ぐという事なのだが、エレベーターが見つからない。

ビルの隅に複数の招待所の看板が出ているところがあったので覗いてみるとエレベーターを発見!エレベーターに乗り込むが、ちょうど中国人バックパッカー2人が乗り込んできた。エレベーターは3階止まりで、そのままバックパッカーの後を付いて行くと2つ目のエレベーターに乗り込んだ。

9階で降りて中国国旗の飾られた階段を上り10階に着くと蘭州女掌櫃青年旅舍(兰州女掌柜青年旅舍)のレセプションがあった。ある意味で香港の重慶マンションなみの複雑さだったが、14:00頃、ユースホステルに到着だ。

老版にドミトリーが空いているか聞くと1泊40元ということで1週間宿泊することにする。

部屋は屋上に増築されたような10人ドミトリーでそのまま屋上へ出られるようになっていた。屋上からは蘭州駅が見えて交通の便の良さは明白だ。

入口が分かりにくいのと設備面に問題点は多少あるが蘭州駅から300mほどの立地なのでバックパッカーの宿としては十分泊まる価値はあるだろう。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 280元 1泊40元×7
食費 12元
バス 1元 路線バス
合計 293元

西バスターミナルの蘭州汽車西站

08:30頃、蘭州駅から1路のバスで蘭州汽車西站へ向かう。09:20頃、公交集団のバス停で下車して100mぐらい戻り西バスターミナルの蘭州汽車西站(兰州汽车西站)に到着だ。

ここで劉家峡(刘家峡)行きのバスを確認する。07:00-18:20まで20分間隔ぐらいバスが運行されているようだ。明日の劉家峡行きの計画が固まってきたので蘭州汽車西站での情報収集は終了だ。

五泉山公園

少し蘭州の街なかを歩いて、09:55頃、西湖公園のバス停から130路のバスに乗車して五泉山へ向かう。五泉山のバス停で下車して南へ歩く。五泉山公園入口の五泉広場がバスの発着場所になっているので五泉広場に停車するバスの方が便利だろう。

五泉山公園は漢の将軍の霍去病が匈奴討伐の西域遠征の時に、この地で泉を見つけた故事から来ている。なので、五泉山公園の入口には霍去病の像がある。

五泉山公園には他にも孫文の像もある。

今回、五泉山公園に来てみたのだが残念なことに千佛閣の桟道が閉鎖されており見物できなかった。五泉山公園の一番の見所が崖に作られた千佛閣だったのに・・・。

昼頃、五泉山公園を出て五泉広場へ向かう。五泉広場は路線バスのバスターミナルになっており、急いでいなければ確実にバスに座って移動できる。

五泉広場から12路のバスに乗車して蘭州車站のバス停で下車する。ユースホステルに戻ると10人ドミトリーが自分1人だけになっていた。

チェックイン時に聞いてはいたが今日は10人の団体が来るので一時的に自分は4人ドミトリーに移動することになっているのだが、掃除していた老板娘が「荷物が多いから移動しなくていいよ!」と言ってきた。

どうやら団体は10人以上のようで部屋を上手く分けてくれたようだ。移動するつもりだったのだが、移動せずに済んだ。そして、団体が来ると思っていたら、10人ドミトリーには1人とか、2人とか徐々にベッドが埋まっていく。

宿泊客と話をしているうちに団体だが、個人個人は各地に散らばっていて、このユースホステルが集合場所になっており、明日から張掖などの西域を巡るそうだ。で、老板がわざわざ宿泊客に日本人がいることを知らせているので、珍獣扱いで「何処行ってきた?」とか、「次は何処行くんだ?」など質問攻めに遭遇する。

そして、夜になると普洱茶好きの団体のリーダーのA先生が日程の説明をしており、朝5時起床で6時前に蘭州駅に行くようだ。国慶節の前から民族大移動が起きているようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 6元
バス 3元 路線バス
合計 9元

蘭州→劉家峡

05:30に起床して出発の準備を整える。同じドミトリーの中国人グループ9人も既に起きて出発の準備をしている。中国人グループは張液へ行くそうで国慶節期間中は西域周遊のようだ。中国人グループが一足早く出発するが、リーダーのA先生が昨晩うるさくて申し訳ないと謝ってきた。

さすがに年長者で若い衆をまとめるリーダーになると周囲にも配慮している。こういった周囲に気を使える中国人は滅多にいない。大多数はおサルさんで酷い状況だ。世界中で悪名を轟かせる中国人観光客にA先生を見習って欲しいものだ。

06:00頃に宿を出る。今日は世界遺産の炳霊寺(炳灵寺)へ行くのだ。まずは蘭州駅から1路のバスに乗車する。1路のバスは06:00から運行していたので、すぐに乗車でき出発を待つ。

06:15に蘭州駅を出発して、06:35に公交集団のバス停で下車する。夜明け前で道は空いており20分で公交集団のバス停に着いた。昼間なら渋滞で相当時間がかかるのに大きな違いだ。西バスターミナルの蘭州汽車西站(兰州汽车西站)から劉家峡行きのバスに乗車する。
07:00出発の朝一番のバスで運賃は19.5元だ。8分遅れの07:08にバスが出発するが客を乗せたり荷物を預かったりしながらノロノロ運転で進む。08:20頃、工事渋滞で動かなくなる。

08:35頃、乗客と車掌が相談して迂回路として高速道路を使って向かうことになる。高速道路代として1人5元追加徴収となるが、08:55頃、高速道路に入るとバスは一気に速度を上げて爆走し始める。

劉家峡ダムで車掌が降りる客がいるか確認してきたが、そのまま劉家峡へ向かう。本来は劉家峡ダムで下車して埠頭から船で炳霊寺へ向かうのだが、バスターミナルの劉家峡汽車站(刘家峡汽车站)の情報を確認したいので素通りした。

10:20頃、約3時間かけてバスターミナルの劉家峡汽車站(刘家峡汽车站)に到着する。

劉家峡汽車站(刘家峡汽车站)で運ちゃんたちが声をかけてくるが、ぼったくりタクシーなので相手にせず、バスターミナルでバスの情報を確認する。
バス情報の確認ができたので劉家峡汽車站(刘家峡汽车站)から来た道を戻る。

劉家峡ダムへ

劉家峡ダムの近くまで戻ると標識が出ているのを見つける。「大坝乘船码头」と船の乗り場が書いてある。

標識のとおりに進むと駐車場と「刘家峡水电站旅游接待中心」の建物が見えてきた。水力発電所の観光センターのようだが船の埠頭はどこだ?

よく見たら建物の裏に「黄河三峡游客服务中心」と看板のある乗船券売り場があった。11:00頃、劉家峡碼頭(刘家峡码头)に到着する。
運賃表を確認すると炳霊寺(炳灵寺)行きは一番早い快艇が往復で120元だ。片道1時間ぐらいで炳霊寺(炳灵寺)の見物時間を入れて往復で3-4時間かかるようだ。

他にも大型船とかあるようだが団体しか使えないようで、個人の観光客は快艇しか選択肢はない。早速乗船券を買おうとするが一番速い船の快艇は7人集まらないと出発しないということで客が集まるのを待つことになる。人数が集まるのを待っていると運ちゃんたちが声をかけてくるが、こういう場合は基本は聞き流しておくのが一番だ。

そうして待っている間に炳霊寺(炳灵寺)行きの客が自分を含めて6人集まってきたが、ここで運ちゃんが集まった客を横取りするために船が大きいとか巧みに声をかけてきて、別の埠頭から炳霊寺(炳灵寺)へ行くことになる。炳霊寺(炳灵寺)行きは6人いるが、あと4人集まれば出発となる。

駐車場で客4人を上手く集めて、11:15に10人で劉家峡碼頭(刘家峡码头)を出発する。

劉家峡碼頭(刘家峡码头)のチケット売場のおばちゃんは客を横取りされるのを阻止することすらせずに、そのまま放置だ。自分たちの縄張りで客を横取りされても何ともないようだ。劉家峡碼頭(刘家峡码头)の運営会社は国営企業か?商売やる気なしである。

初めは白タクだと思っていたが、車内をよく見たら「大坝-水上公园」と路線バスの営業許可のプレートがあった。白タクではないようだが客の横取りをして売上を稼いでいるようだ。12:00頃、金水岸という埠頭に到着する。

ボートで炳霊寺石窟へ

ここで客2人が合流して12人で乗船して、12:15頃に出発する。

劉家峡の奥の方にある埠頭のようで炳霊寺碼頭(炳灵寺码头)まで20分ぐらいで到着するということだ。

12:40頃、炳霊寺碼頭(炳灵寺码头)に到着して自由行動となる。出発は14:00なので1時間20分の自由行動となる。

世界遺産 炳霊寺石窟

炳霊寺(炳灵寺)石窟の入場料は50元だが、2014年に世界遺産に登録されたので、いつ入場料の値上げがあっても不思議はない。

世界遺産に登録されたので、しっかり世界遺産の石碑が設置されていた。

峡谷の風景もなかなかの物だが時間がないので炳霊寺石窟(炳灵寺石窟)へ急ぐ。

炳霊寺石窟(炳灵寺石窟)について簡単に説明しておくが、炳霊寺石窟(炳灵寺石窟)は甘粛省臨夏回族自治州永靖県の南西35kmの小積山大寺溝に位置している。

石窟は十六国時代の西秦の建弘元年(420)に造営が始まり、約1600年の歴史があり、歴代王朝の北魏、北周、隋、唐、宋、元、明、清が石窟の造営を続けてきた。

炳霊寺石窟(炳灵寺石窟)は上寺、下寺に別れ主に観光客が訪れるのが下寺になる。
上寺は下寺から5kmほど離れた場所にあり、専用車で行くことが出来る。

炳霊寺石窟(炳灵寺石窟)も敦煌莫高窟のように石窟に扉がつけられてアパートのようになっている。

炳霊寺石窟(炳灵寺石窟)は交通手段が船という事もあり行くのが難しく観光客が少ない。

石窟は修復工事が行われている所があり一部の公開されている石窟は見ることができなかった。

そして、世界遺産に登録されたからなのだろうか、警備は保安だけでなく公安まで常駐していた。

蘭州へ戻る

14:00に炳霊寺碼頭(炳灵寺码头)を出発して、14:25頃、金水岸の埠頭に戻る。ここで遅めの昼食となるが、高いので自分はそのまま待機となる。15:40頃、劉家峡碼頭(刘家峡码头)へ向けて出発する。16:15頃、劉家峡碼頭(刘家峡码头)に到着。

運ちゃんに120元支払い、国道213号へ出て蘭州行きのバスが通るのを待つ。16:40頃、蘭州行きのバスが来たので両手を振って停めて乗車する。蘭州までは19.5元だ。バスに乗り蘭州へ向かうが雨が降ってきた。乾燥地域の蘭州で雨に遭遇するとは思ってもいなかった。

蘭州市内に入ると酷い渋滞に遭遇しながら、18:45頃、西バスターミナルの蘭州汽車西站(兰州汽车西站)に到着するが、チケット売場が大変なことになっていた。国慶節は明日なのだが、すでに民族大移動が始まっておりチケット売場が大混雑しているのだ。そして、1路の路線バスに乗車して蘭州駅へ戻るのだが、バスは夕方のラッシュに加えて国慶節の民族大移動で蘭州駅へ向かう旅行客が押し寄せ大混雑になっている。

途中のバス停では乗車できない乗客が続出して、無理やり乗車しようとするおサルさんに対してバスの運ちゃんがブチ切れたりとカオス度が急上昇していた。

19:40頃、蘭州駅に到着するが駅前は大渋滞でバスが動かなくなり路上で乗客が降ろされるというカオスぶりだ。国慶節の民族大移動は恐ろしい。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18.5元
バス 39元 蘭州(兰州)↔劉家峡(刘家峡)
バス 5元 高速追加料金
バス 2元 路線バス
バス&船 120元 劉家峡碼頭(刘家峡码头)↔
炳霊寺(炳灵寺)
炳霊寺石窟 50元
合計 234.5元

国慶節の民族大移動が始まった

06:30頃に起きてウンコしにトイレへ行くと、まだしていないはずのウンコが目の前に何故かある。猿ウンコ流せよ!何で中国だとウンコ流さないサルがいるんだよ!中国人はトイレで水を流すことを知らないのか?朝から他人のウンコを見ることになるとは・・・。

国慶節の民族大移動が始まった。蘭州駅へ行ってみたが人多すぎだ。インターネットで切符の予約購入をしても発券機には長蛇の列ができている。通常ではありえない光景だ。いつもならほとんど列なんかできていないのに・・・。

ラサ行きの列車の待合室は平和そうだが、一般の待合室は入口に列ができており内部の状態が容易に想像できる。この時期の移動は非常に危険だ。

駅前には特警の車両もあったりして警備も厳しそうだ。というか、人多すぎるし公安が多いのであまり撮影ができない。


蘭州駅の近くにあるバスターミナルの蘭州客運中心にも行ってみるが大混雑だ。とてもじゃないが内部には入れない。

蘭州名物の牛肉麺

今日はあまり外を歩かないほうがいいような気がしてきた。ユースホステルへ戻る前に牛肉麺を食べておくことにする。
蘭州と言ったら牛肉麺だ!そこら中に牛肉麺の店がある。

その辺を歩けば牛肉麺の店があるので、見つけた店で牛肉麺を食べる。値段は6元で安い!安いだけでなく、もちろん美味い!

牛肉麺を食べた後は蘭州駅周辺で一番大きいスーパーの北京華聯でパンとビールを購入する。

ビールは地ビールの五泉啤酒(600ml)が2.2元で、ペプシコーラ(600ml)の2.7元より安い!これだけあれば今日は乗り切ることが出来るだろう。食料を購入したのでユースホステルへ戻り今日一日避難生活である。明日は出かけることが出来るだろうか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 21.91元
合計 21.91元

蘭州の中山橋

09:00頃、蘭州駅前で10路のバスに乗車して書刊批発市場(甘肃书刊批发市场)へ向かう。書刊批発市場は書籍の卸売り市場で書店より安く本が購入できるのだ。日本では本は定価販売しなければならないが、中国では本の値引き販売がされているのだ。

09:30頃、書刊批発市場にやって来たが、国慶節の連休でほとんどの店が休みであった。
国慶節の事を忘れていた。10:00頃、109路のバスで中山橋に向かう。10:50頃、中山橋へやって来た。

黄河に架かる最初の鉄橋で蘭州の主要観光地だ。国慶節ということもあり中山橋には中国国旗が飾り付けられている。ここから黄河を渡れば対岸には白塔山公園があるのだが、山頂の仏塔が工事中のようなので今回は行くのを見送る。

ロンリー・プラネット陝西を購入

陝西省の情報収集のために、あまり利用したくないが新華書店でロンリー・プラネット陝西を探すが見当たらなかったのでユースホステルへ戻ろうとするが、甘粛省人民政府の前にあった広場書城で探してみたらロンリー・プラネット陝西があったので購入する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16.5元
バス 3元 路線バス
ロンリー・プラネット陝西 59元
合計 78.5元

鲁土司衙門旧址を目指すが失敗

06:10頃、宿を出て西バスターミナルの蘭州汽車西站(兰州汽车西站)へ向かう。今日は連城(连城)にある鲁土司衙門旧址(鲁土司衙门旧址)へ行こうと思うのだが、バスターミナルで連城(连城)行きのバスを確認するが一番早いバスが09:30出発なので、窯街(窑街)行きのバスに乗車する。運賃は28元だ。

07:30頃、バスが出発するが連城(连城)まで無事にたどり着けるかは謎だ。10:10頃、蘭州の紅古区に到着するが、紅古区のバスターミナル前で客が自分1人だけなったので運ちゃんバスの運行を打ち切りやがった!
バスターミナル前の交差点から乗り合いタクシーに乗れば連城(连城)へいけるという事であったが、窯街(窑街)と民和へのボリタクしかなく連城(连城)は窯街(窑街)の先だ。運ちゃんに騙されたよ!

とりあえず、窯街(窑街)まで行って連城(连城)へ行く方法を考えるしかなさそうだ。しかし、窯街(窑街)行きのタクシーは滅茶苦茶混んでいて、11:00頃、ようやく窯街(窑街)行き乗り合いタクシーに乗車。運賃は5元。

11:50頃、窯街(窑街)に到着する。目の前に永登行きのバスとかがあったので、乗務員のおばちゃんに連城(连城)へ行くか聞いてみたら乗り合いタクシーで行けるという事であった。どうも、このまま連城(连城)を目指してもたどり着けないような気がしてきた。強行軍で行っても連城(连城)から帰ってこられるかも怪しい。

残念であるが撤退を決断して、13:45頃、紅古区に戻ってきた。バスターミナルの紅古区汽車站で14:10出発の蘭州行きのバスに乗車する。

運賃は25元で、バスの切符には出発地が海石湾となっている。紅古区は海石湾とも呼ぶようだ。15:50頃、蘭州汽車西站に到着する。大人しく最初から連城(连城)行きのバスに乗っていればよかった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16元
バス 28元 蘭州→窯街
バス 10元 海石湾↔窯街
バス 25元 海石湾→蘭州
バス 2元 路線バス
合計 81元

蘭州→天水の切符を購入

朝起きたらすぐに鉄路客戸服務中心で明日の蘭州→天水の切符を予約購入する。09:30頃、蘭州駅へ行き窓口で切符を受け取る。

国慶節の大型連休中であるが切符売場は空いていた。いや、切符売場だけでなく蘭州駅周辺も空いている。民族大移動は終わったのか?まだUターンラッシュが控えている可能性があるので油断はできない。

蘭州名物の牛肉麺

明日の天水行きの切符を購入したので、あとはユースホステルへ戻り明日の準備をするだけだ。ユースホステルへ戻る前に蘭州名物の牛肉麺(蘭州拉麺)のを食べに行くことにする。蘭州市内の各地に牛肉麺の店があるが、蘭州駅周辺も多くの牛肉麺の店が営業している。

今日は舌尖尖牛肉面というチェーン店で牛肉麺を食べる。蘭州の牛肉面の相場は6元で安く庶民の味として親しまれている。日本でいうと牛丼と言ったところかな?

殆どの店では最初に食券を買って食べることになる。盛り付け時に店員さんに何も言わなければ唐辛子や香菜が山盛りになるので注意が必要だ。

基本的にセルフ式になるのだが、食べ終わった後はお碗を片付けなくても店員さんが片付けてくれるというのが中国式だ。蘭州に来た時は必ず蘭州名物の牛肉麺を食べて置かなければならない。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 22元
鉄道 51.5元 硬座 蘭州→天水
合計 73.5元