鉄道で西安→洛陽
中国は尋ね人が多い
07:30頃、ユースホステルの西安雁影国際青年旅舍をチェックアウトして大雁塔南広場のバス停へ向かう。ここから30路のバスに乗車して西安駅へ向かうのだが、バス停に尋ね人の貼り紙を見つける。
どうやら子供が行方不明のようだが、中国ではこういった尋ね人の貼り紙が非常に多い。子供の場合は誘拐の可能性が高いのだが、ニュースとかではほとんどならない。
日本なら公開捜査になればマスコミが大騒ぎするのだが、中国では子供が行方不明になってもほとんどニュースにもならない。社会不安を煽るような誘拐事件の報道は政府にとって都合が悪いので規制があるのだろうか?
たまに誘拐事件の報道があっても、それは救出され事件が解決したという社会に安心感を与える報道内容に感じられる。
しかし、日本で同じように2000人以上が救出とかいう報道がされたら、政府と警察の無能さを批判されるだろう。
鉄道で西安→洛陽
30路のバスに乗車して西安駅へ向かうが幸い朝のラッシュ時間にも関わらず座ることができた。中国の路線バスは基本的に07:30ー09:00ぐらいまでは通勤ラッシュでほとんど座れない。
08:05頃、西安駅に到着し、まずは駅の入口で切符とパスポートの確認を受ける。西安駅の駅員はしっかりしているようでパスポートをちゃんと確認している。続いて手荷物検査で、ここではボディチェックまで厳重にしており長い列ができている。西安駅の警備は結構厳しい。
待合室へ行き改札が始まるまで待つことになる。今日は、09:58発のK386次で洛陽まで移動する。
改札口の前に陣取って待機となるが隣の改札口で改札が始まるが、おサルさんが多いようで我先にで並んでいない。改札口には駅員が2人しかいないのだから2列に並ぶとかいう発想はないのだろうか?ちゃんと並べよ!
そして、西安駅はカオス度が高いので、そこら中で痰や唾を吐いているおサルさんがいる。それと、手鼻もいる。西安は唐代には長安と呼ばれ世界の中心都市であったのだが、現在はおサルさんの集まる動物園のサル山と化している。
世界中から尊敬を受けていた中国人が現代ではこの有様とは・・・。伝統と格式を持つはずの中国なのに、古代と現代の中国人の差にがっかりさせられる。玄宗皇帝が泣いていることだろう。
そして、駅の待合室で、この文章を打ち込んでいるのだが隣の中国人がジロジロと端末をのぞき込んでいる。何で人のものをジロジロ見ているんだ?大した物じゃないんだし、待合室でノートPCいじっている金持ち中国人だっているのに・・・。
発車時間が09:58なのだが列車に遅れが発生しており、10:03に改札が始まる。もちろん周辺はおサルさんばかりなので列への割り込みが発生しており大混乱だ。おサルさん同士で順番争って改札口塞ぐから時間のロスが発生しているし、ちゃんと並んだ方が絶対に早く改札口を通れるのに・・・。
古代中国は世界中から尊敬を受けていたのに、目の前に群がっている中国人がこれでは・・・。嘆かわしい限りだ。
09:58発のK386次が29分遅れの10:27に発車する。中国の鉄道は頻繁に遅れるので、この程度の遅れは基本だ。西安から洛陽まで4時間43分の旅になるが車内は何とか平和そうだ。荷物棚にも空きスペースがある。
K386次は四川省成都から遼寧省の瀋陽北駅まで行く長距離列車なので、かなりのカオス度を覚悟していたが平和に移動できそうだ。昼頃になり昼食にカップ麺を食べる乗客が多く見受けられたが、床に調味料の袋とかをポイ捨てしている。これだから一部の中国人には困るのだ。ちゃんとゴミをゴミ箱に捨てろよ!
というか、このサルをゴミ箱に捨てて処分した方がいいのかもしれない。人口過剰の中国でサルを減らした方が人口抑制になるだろうし。掃除する乗務員の事を考えて行動して欲しいものだ。
古都洛陽に到着
15:40、59分遅れで洛陽に到着する。29分遅れで西安を発車して、洛陽には更に遅れが悪化して59分遅れになっていた。
出口を出ると宿の客引きのおばちゃんや地図を売っているおばちゃんが声をかけてくる。いつもなら無視するのだが地図を2元で購入する。
洛陽駅の東が世界遺産 龍門石窟行きの81路、西が高速鉄道の龍門駅行き33路のバス乗り場がある。
16:10頃、33路のバスに乗車して趙村(赵村)で下車する。
洛陽龍門国際青年旅舍
バス停から道路の向かい側に移動して、今日の宿の洛陽龍門国際青年旅舍(洛阳龙门国际青年旅舍/LUOYANG LONGMEN YOUTH HOSTEL)に到着する。今回はeLongで2泊予約(1泊29元)して宿泊費は今まで消費券を使って貯めておいたキャッシュバックを宿泊費に充てる。
部屋は10人ドミトリーで掃除はちゃんとしてあるので片付いている。ベッドにはコンセントとLED照明が付いており、LED照明が部屋の照明より明るい。
GPSデータ
あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!
- 西安駅
- N 34°16’42.05″
- E108°57’30.70″
- 洛陽駅
- N 34°41’09.60″
- E112°25’48.31″
- 洛陽龍門国際青年旅舍
- N 34°38’14.34″
- E112°27’57.98″
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
宿泊費 | 7元 | ネット予約:洛陽易家国際青年旅舎 |
食費 | 7元 | ネット予約:洛陽中原驛国際青年旅舎 |
食費 | 7元 | |
バス | 1.5元 | 路線バス |
地図 | 2元 | |
合計 | 24.5元 |
龍門石窟と唐の詩人・白居易の墓
世界遺産 龍門石窟
08:05頃、ユースホステル近くの趙村(赵村)のバス停から53路のバスで世界文化遺産の龍門石窟へ向かう。
運賃は1元だ。朝からバスの車内は地元民のおっちゃんが痰を吐いており、とても不快な音が響いている。これから古代中国の尊敬すべき歴史や文化を学ぼうとしているのに朝から現代中国の文化体験をさせられるとは・・・。
08:30頃、龍門石窟に到着する。入場料は観光客の足元を見た120元のボッタクリ料金だ。
まずは西山石窟
龍門石窟は北魏から唐代かけて造営された石窟で世界文化遺産に登録されている。今日は天気が快晴で大気汚染の酷い中国では貴重な撮影日よりである。
朝の時間帯なので観光客は比較的少なく静かで中国の悠久の歴史を感じるのに十分な環境だ。
しかし、時間が経つにつれて状況が一変してくる。
奴らがやってきたのだ。中国人の団体観光客だ!
海外でもマナーの悪さで有名な中国人の団体観光客、奴らが来るととにかくやかましい。静かに見物するとか、古代中国の素晴らしさを学ぶとかいう発想は皆無のようだ。通路いっぱいに広がって後ろの観光客が通れないように通路を塞いだり、記念撮影は騒いでポーズを決めて撮影したり、そして、世界遺産の前で痰を吐く。
もう、則天武后もびっくりの行動です。イナゴの大群のように襲来して去った後は地面には痰や唾が残される。古代中国の素晴らしさと現代中国のマナーの悪さが目の前で見物できた。
東山石窟
続いて東山石窟を見物するが、ほとんどの中国人観光客は西山石窟だけ見物して帰ってしまうようで東山石窟は空いており静かに見物できる。
香山寺
香山寺は仏教寺院でもあり清の乾隆帝の御碑と蒋介石の別荘がある場所だ。
白居易墓
最後に白園を訪れる。白園には唐代の詩人・白居易の墓がある。白居易は杜甫と並び中国を代表する詩人だ。
白居易の詩は教科書にも載っているほど日本でも有名だが、白居易墓で中国の悠久の歴史を感じている中で、白居易墓を素通りしていく中国人観光客が多い。一体どうなっているのだ?
白居易は中国を代表する詩人のはずだが、それほど有名ではないのか?中国人は白居易を尊敬していないようだ。13:10頃、53路のバスに乗車してユースホステルのある趙村(赵村)へ戻る。
GPSデータ
あくまで参考データです。
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実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!
- 洛陽龍門国際青年旅舍
- N 34°38’14.34″
- E112°27’57.98″
- 龍門石窟
- N 34°33’09.92″
- E112°28’12.35″
- 白居易墓
- N 34°33’33.66″
- E112°28’32.38″
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 15元 | |
バス | 2元 | 路線バス |
龍門石窟 | 120元 | |
合計 | 137元 |
洛陽三国志遺跡・関羽の墓 関林
ユースホステルを移動
09:00頃、ユースホステルの洛陽龍門国際青年旅舎をチェックアウトして58路のバスに乗車する。運賃は1.5元で青年宮で下車する。
バス停から100mほど歩き、09:25頃、ユースホステルの洛陽易家国際青年旅舍(洛阳易家国际青年旅舍/ Luoyang Yijia International Youth hostel)に到着する。
部屋は6人ドミトリーで1泊35元(会員料金)だ。
ネットで2泊予約した際の残金63元を支払う。6人ドミトリーは既に4人先客がおり3人寝ていた。ベッドにはコンセントはあるが照明や小物を置く台はない。でも、部屋には6人分の小型ロッカーがあるし、エアコンがついているので快適だろう。
で、荷物をバックパックから出している時に、ある事に気がついた。ベッドに枕がない。いや、正確には隣の奴が枕2つ使って寝ている。そこで、レセプションへ枕をもらいに行ったら、何やら部屋を交換することになってしまった。部屋変更するほど大事ではないのだが?
枕さえもらえれば問題なのだが、まあ、とにかく部屋変更となってしまい、荷物をまとめて新しい部屋へ移動する。次の部屋も6人ドミトリーなのだが誰もいない部屋で貸し切り状態だった。まあ、夕方までには埋まるだろうな。
で、ベッドにはコンセントとか無しだよ。でも、6人分の小型ロッカーと棚があった。ドミトリーの仕様が共通化されていない点から推察するに元々は賓館だったのをユースホステルに改装したのだろうか?
三国志遺跡 関林
10:10頃、青年宮のバス停から58路のバスに乗車する。関林廟までは運賃1.5元だ。洛陽の路線バスの運賃は1元と1.5元があるようなので1元以外にも5角の紙幣や硬貨を多めに持っていた方がよいだろう。
11:00頃、関林廟に到着し関林を見物する。入場料は40元だ。
三大関帝廟(残りは山西省運城の解州関帝廟、湖北省当陽の関陵)のひとつで関羽の首が葬られている。
関羽が呉の呂蒙に敗れ処刑された後に首が曹操の元へ送られるが、曹操は洛陽に墓を建立した。
それが首塚の関林だ。
関林は歴代の王朝が改修を重ね清の乾隆年間に大規模な改修が行われている。
関林は関羽ファンにとっては一生に一度は巡礼に訪れなければならない聖地であり、多くの巨大関羽像が出迎えてくれる。寝ている関羽像があったりとかなり重要度が高い。
関羽像以外にも建築物も見る価値ありで明代、清代の建物がしっかりと残されており歴史を感じさせる雰囲気が漂っている。
そして、洛陽の有名観光地でもあるが龍門石窟のように観光客で溢れておらず、観光客は少なめで静かだ。
12:55頃、58路のバスに乗車して青年宮で下車、ユースホステルへ戻る。
昼食は青菜拉麺
ユースホステルの裏側が旧市街になっており、そこにあったイスラム食堂で昼食に青菜拉麺(6元/約120円)を食べる。
サントリーのビール
夕方にユースホステルの近くにあるスーパーでビールを買い込む。洛陽まで来ると日系企業の商品が出回っており、サントリーのビールを購入する。
青ラベル(2元/約40円)と金ラベル(2.5元/約50円)の2種類が特売品になっていた。日系企業の商品は普段は高めなのだが特売となるとさすがに安い!
GPSデータ
あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!
- 洛陽龍門国際青年旅舍
- N 34°38’14.34″
- E112°27’57.98″
- 洛陽易家国際青年旅舍
- N 34°41’06.99″
- E112°28’36.89″
- 関林
- N 34°36’33.99″
- E112°28’38.56″
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 20.2元 | |
宿泊費 | 63元 | 1泊35元×2 (ネット予約の残金) |
バス | 3元 | |
関林 | 40元 | |
合計 | 126.2元 |
洛陽博物館
10:30頃、ユースホステルを出て41路と77路のバスを乗り継いで、11:30頃、洛陽博物館にやってきた。
今日は小雨が降っており天気が悪いので雨を避けて洛陽博物館を見学する。入場料は無料だが、パスポートがないと入場券がもらえないので要注意だ。
呉王夫差銅剣
展示内容は夏から隋、唐までの主に洛陽に都を置いていた王朝に力を入れている。青銅器の展示物には呉王夫差銅剣があったりして、ちょっと感動である。個人的には呉王夫差銅剣が一番価値のある展示品だ。
東武侯王基断碑
三国志関連だと魏、晋の頃の出土品があり、気になったのが「東武侯王基断碑」で魏の元帝曹奐の景元2年(261)の石碑だ。
王基は魏の武将で諸葛誕の乱で活躍している。
そしてもう一つ、魏の斉王曹芳の正始2年に作られた「正始石経」だ。
洛陽駅前のバスターミナル洛陽汽車站
13:10頃、77路のバスに乗車して洛陽駅へ向かう。13:45頃、洛陽駅近くのバスターミナルである洛陽汽車站を訪れる。
基本的に近距離の鄭州、登封、開封、安陽などから長距離の西安、漢中、昆明、大連、太原、蘭州、無錫、杭州、重慶、西寧、北京、天津など幅広くバスがある総合バスターミナルだ。
洛陽駅西隣のバスターミナル錦遠汽車站
13:55頃、洛陽駅の西隣にあるバスターミナルの錦遠汽車站を訪れる。
錦遠汽車站は洛陽汽車站に比べれば規模は小さい。時刻表は見当たらずバスの本数は不明だ。運賃表があったが物価上昇の著しい中国では現在もこの運賃もあてにならないので参考程度に見ておいてください。
GPSデータ
あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!
- 洛陽易家国際青年旅舍
- N 34°41’06.99″
- E112°28’36.89″
- 洛陽博物館
- N 34°38’14.34″
- E112°27’57.98″
- 洛陽駅
- N 34°41’09.60″
- E112°25’48.31″
- 洛陽汽車站
- N 34°41’08.10″
- E112°25’56.31″
- 錦遠汽車站
- N 34°41’09.70″
- E112°25’41.82″
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 10元 | |
バス | 4元 | |
合計 | 14元 |
三国志遺跡・漢魏洛陽故城
ユースホステルを移動
09:15頃、ユースホステルの洛陽易家国際青年旅舎をチェックアウトして、9路のバスに乗車して七里河で下車する。
バス停から5分ほど歩いてユースホステルの洛陽中原驛国際青年旅舎(洛阳中原驿国际青年旅舍/Luoyang Heartland Youth Hostel)に到着する。
YHAchinaのWEBサイトで2泊予約しており残金を支払う。部屋は6人ドミトリーでトイレ・シャワー付きだ。ネット環境は光回線を入れているそうでネットの速度が速い。
世界遺産 漢魏洛陽故城
10:50頃、ユースホステルを出て9路のバスで東花壇(东花坛)で87路のバスに乗り換えて白馬寺へ向かう。
しかし、バスはかなり混雑している。そう、今日は日曜日で天気が晴れなので有名観光地の白馬寺は確実に混雑していそうなので、白馬寺は素通りして近くにある三国志遺跡の漢魏故城へ向かう。12:15頃、翟泉工業区(翟泉工业区)のバス停で下車して、5分ほど歩くと漢魏洛陽城国家遺址公園に到着する。
漢魏洛陽城国家遺址公園は2014年に世界文化遺産に登録された漢魏洛陽故城を国家遺址公園として整備している。
世界遺産に登録された経緯からして一般的にはシルクロードの遺跡となっているが、ここは後漢と魏の都が置かれていた場所で三国志遺跡でもある。
2007年に訪れた時は畑ばかりで国道沿いに石碑が申し訳程度にあっただけであったが、漢魏洛陽城国家遺址公園として整備され、現在は遺跡の保護区域は柵で囲まれ立ち入ることができなくなっていた。
白馬寺に近い西の区画の一カ所だけ開放されていたが案内図には入場券売場とかの表示があり整備が完了次第有料化されそうだ。
どうも、西安の大明宮国家遺址公園と同じような運営方式になりそうな感じだ。世界遺産に登録されているので最低でも入場料は50元くらいは取るだろう。有料化されると貧乏バックパッカーにはかなりの打撃になるだろう。
貨物列車を撮り鉄
漢魏洛陽城国家遺址公園のすぐ近くには線路があり線路脇や陸橋から撮影が可能だが、PM2.5の影響で天気が晴れでも遠くが霞んでいる。陸橋から翟泉工業区のバス停へ戻る途中に87路のバスが北から走ってくるのが見えた。
87路のバスは漢魏洛陽城国家遺址公園を南北に縦断しており、つまり87路のバスで終点まで乗車していれば三国志遺跡を南北に縦断する事ができるという事だ。14:40頃、翟泉工業区(翟泉工业区)のバス停に戻り、87路と9路のバスを乗り継いで、15:50頃、ユースホステルへ戻る。
夕飯は蛋炒飯と水餃子
夕飯はユースホステル近くのイスラム食堂で蛋炒飯(6元/約120円)と水餃子(10元/約200円)を食べる。今回の旅で初めて食べる水餃子だ。それと炒飯と餃子を同時に注文するので持ち帰りなのか老板に確認されてしまった。
中国では炒飯も餃子も主食なので一緒に注文するような中国人はまずいない。もし、中国で炒飯と餃子を同時に注文している客がいたら日本人の可能性が非常に高い。
GPSデータ
あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!
- 洛陽中原驛国際青年旅舍
- N 34°39’47.46″
- E112°24’42.57″
- 漢魏洛陽故城 石碑1
- N 34°43’19.49″
- E112°36’37.76″
- 漢魏洛陽故城 石碑2
- N 34°43’32.73″
- E112°36’42.74″
- 漢魏洛陽故城 石碑3
- N 34°43’16.56″
- E112°36’43.06″
- 漢魏洛陽故城 石碑4
- N 34°43’16.59″
- E112°36’42.42″
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 10元 | |
バス | 4元 | 路線バス |
合計 | 14元 |
漢魏洛陽故城と夏王朝の二里頭遺跡
路線バスで洛陽→偃師
07:10頃、ユースホステルの洛陽中原驛国際青年旅舎を出て七里河のバス停から9路のバスに乗車して西関(西关)で下車し、08:00頃、西関のロータリーの東にあるバス停から86路のバスに乗車する。
今日は伝説の夏王朝の都とも考えられている二里頭遺跡を訪れる。当初はユースホステルでレンタルサイクルを借りて行く予定であったが、情報収集しているうちにバスでも行けることがわかった。
08:45頃、黄庄西で下車するはずが先のバス停の相公庄で下車する。バスがなぜか黄庄西を通らなかったのだが、道を西に歩いて村の中を通ると道路工事をしておりバスの経路が変更になっていた。
道路工事で偃師市の7路のバスも走っておらず、徒歩で二里頭を目指すが直線距離で約8kmある。(翌日、90路のバスの終点で偃師市の7路のバスに接続可能と判明)GPSを頼りに、まずは北へ向かい洛河の手前で東へ向かう。周辺は完全に農村地帯で霧に包まれた畑が広がっている。
漢魏洛陽故城の南側城壁跡
10:00頃、偃師市佃庄鎮朱圪当村に差し掛かると偶然にも漢魏洛陽故城の文物保護単位の石碑を発見する。石碑の後ろの方に小山があるのであれが南側の城壁跡のようだ。
思わぬ所で三国志遺跡の収穫があったが順調に二里頭遺跡へ行っていたら辿りつけなかった場所だ。
漢魏洛陽故城の石碑から東へ歩き朱圪当村へ入って行くと朱圪当村民委員会の前を通過する。これが目印になるだろう。
そして、洛陽博物館にあった漢魏洛陽故城の地図を確認すると洛河の南にも城壁の跡があるので、大体の現在位置が分かってきた。
村の掲示板には漢魏故城霊台遺址(汉魏故城灵台遗址)の完成図や住民への公告があったりする。どうやら村おこしの開発計画が進行中のようだ。
朱圪当村を抜けて広めの道路に出て東へ向かうと後ろからバスがやって来た。何と偃師の7路のバスだ。10:15頃、7路のバスに乗車して二里頭村へ向かう。二里頭村までの運賃は2.5元だ。
10:30頃、二里頭村に到着する。道路には二里頭遺跡の標識があり、バスの運ちゃんが気を利かせて二里頭遺跡の標識の前で降ろしてくれた。
夏王朝の二里頭遺跡
まずは二里頭遺跡の広場にやって来たが広場は特に遺跡があるわけでもなく普通の広場であった。
しかし、洛陽博物館にあった二里頭遺跡の地図を確認すると広場周辺は祭祀遺存区となっており、この辺りも遺跡のようだ。
この周辺に伝説の夏王朝の遺跡が眠っているということになる。でも、夏王朝の存在は確定していないようだが、洛陽博物館の展示内容を見る限り中国では夏王朝は存在することになっているようだ。
広場近くには小さな山があり山の上から二里頭遺跡を見渡せるのだが小麦畑しか広がっていない。現在は埋め戻されており遺跡は小麦畑の下で眠っている。
二里頭遺跡の祭祀遺存区から南へ歩いて行くと宮城と呼ばれる区域になる。この辺りも小麦畑なのだが普通の小麦畑とは違い監視カメラのある小麦畑だ。
自分としては昔日本でもあった自作自演の神の手を防止するのに役立つとも考えられる。この宮城以外の場所には監視カメラがなかったので、その他の場所は重要度は高くないようだ。
漢魏洛陽故城の東側城壁跡
GPSデータ
あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!
- 洛陽中原驛国際青年旅舍
- N 34°39’47.46″
- E112°24’42.57″
- 漢魏洛陽故城 石碑5(東側城壁跡)
- N 34°43’01.44″
- E112°38’22.09″
- 漢魏洛陽故城 石碑6(南側城壁跡)
- N 34°41’51.26″
- E112°37’39.46″
- 二里頭遺跡 祭祀遺存区
- N 34°41’51.64″
- E112°41’24.51″
- 二里頭遺跡 宮城
- N 34°41’37.15″
- E112°41’18.77″
- 洛陽二運客運総站
- N 34°41’08.06″
- E112°26’03.24″
- カルフール
- N 34°40’22.30″
- E112°25’43.28″
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 20.9元 | |
宿泊費 | 24.5元 | ネット予約:洛陽易家国際青年旅舎 |
バス | 4.5元 | 路線バス |
バス | 5元 | 漢魏洛陽故城→洛陽 |
合計 | 54.9元 |