東北三省旅行記~乗り鉄

N81次 硬座でハルピン→東方紅

dongbei_054昼に12日滞在したユースを出て11路のバスでハルピン駅へ移動する。

dongbei_055N81次 ハルピン→東方紅の切符

dongbei_056今日は17:10発のN81次で東方紅まで乗り鉄するのだが既に待合室は他の列車の乗客たちで大混雑。とりあえず座れる場所を確保して改札まで待つ事にする。15:00頃、N81次の改札口が決まるとすぐに先頭にバックパックを置いて順番を確保する。

後は改札が始まるのを待つだけなのだが隣の婆さんがゲロを吐いていた。婆さんは何か悪いものでも食べたのだろうか?床にそのままゲロを吐いている。娘がゲロ袋を持ってきたがこの時点で既にゲロ袋を使う意味は無いような・・・。

16:00過ぎに改札口に列が出来始めるがゲロを吐いていた婆さんもN81次に乗車するようだ。でも、この状態だと車内でもゲロを吐きそうなのだが・・・。正直言って乗らないほうが良さそうだが、まあ他人の事だし同じ車両でなければ車内でいくら吐こうが知った事ではない。

dongbei_05716:40に改札が始まり先頭で改札を通過してホームへ。

dongbei_058余裕で荷物置き場を確保して発車時間を待つが発車時刻の1710になっても発車しない。

dongbei_059結局17:20頃に10分遅れで発車する。列車が発車して車内検札が始まるが、切符を持っていない人民が1人、2人、3人と湧いて出てくる。どうして、切符を持たない人民が乗車しているんだ?ハルピン駅のどこかに抜け道でもあるのか?湧いて出てくる切符無しの人民たちは次々と車内精算をさせられていく。車内精算だと切符売場で買うよりも手続費として1元余計に徴収されているのだが、この人民たちは知っていてキセルに挑戦しているのか?

列車は東へ向かい 23:00頃、牡丹江に到着する。牡丹江で半分以上の乗客が降り、そこそこの数の乗客が新たに乗車してくるが、乗車率は下がり3列シートを占領して寝ている人民もいる。しかし、糞をしにトイレへ行くと別の車両は何故か大混雑で通路でも人民が寝ている。なぜ自分の車両は空いていて他の車両は大混雑なんだ?一体この差は何なんだ?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9元
バス 1元 路線バス
合計 10元

東方江に到着

dongbei_06007:00過ぎに東方紅に到着する。

dongbei_061東方紅といえば文革時代に事実上の国歌として歌われた東方紅で有名だ。そこで、東方紅に来てみたのだが田舎の駅で何も 無かった。毛沢東の故郷で有名な韶山を訪れた時は駅舎に毛沢東の肖像画が掲げられていて立派だったのだが・・・。

dongbei_062これが東方紅駅。

N78次 硬座で東方紅→牡丹江だったが・・・

dongbei_063東方紅は特にこれといったものは無さそうなので牡丹江へ戻る事にする。先ほどまで乗車していたN81次は折り返しでN78次になるのだが、これに乗車して牡丹江へ向かうがここで重大な事に気づいた。予定では1時間ほど後に発車する6224次に乗車するのだったが、うっかり忘れてN78次に乗車してしまっ た。

dongbei_064「別にいいじゃん!」という方もいるかと思うがN81次とN78次は東方紅-牡丹江の経路は同じなのだが6224次は別の経路で牡丹江へ戻るので6224次に乗り鉄しなければならないのだ。そこで、途中の虎林で途中下車して切符を6224次に変更する事にする。

dongbei_065トウモロコシ畑が広がっています。

6224次 無座で虎林→牡丹江

dongbei_06608:30過ぎに虎林に到着する。

dongbei_067精算窓口の补票处を探すが見当たらないので出口の駅員に途中下車で列車変更したい事を告げると切符売場で変更するように言われ出口を出て切符売場へ。切符を6224次に変更してもらい1時間ほど虎林駅で待つ。虎林は何も無い街のようだが路線バスが5路線運行されているので比較的規模の大きい街なのだろう。

待合室で改札が始まるのを待っていると原因不明の親子喧嘩が発生する。といっても、父親は相手にしておらずガキが泣き喚いて父親に唾を吐いたりと日本では見る事のできないご乱行ぶりだ。こうやって小さい頃から所構わず唾を吐くというのを習得していくようだ。

そして、母親が 仲裁に入るがガキの怒りは収まらずに父親の鞄を床に投げたりと荒れ放題だ。さすがに母親は怒ってガキに蹴りを入れていた。まあ、こんな田舎でも甘やかして小皇帝になるガキがいるようだ。

dongbei_06809:50頃、列車が到着して乗車する。無座切符であったが田舎の路線の鈍行列車(普慢)なので席は確保できた。

dongbei_069車内では人民がお昼寝中です。

dongbei_070ホームが無い場合は人民は線路から直接乗り込みます。

dongbei_071鈍行列車なので地元民しか利用しないので大きな駅以外では乗客がそれほどいないので昼間でも3列シートを占領して昼寝をしている人民がいる。途中のホーム の無い駅では線路から直接人民が乗車してきたりと田舎ならではの光景が見られた。そして、冬の寒さが厳しいこの地域は線路沿いに防風林が植えられている。 でも、この場合は防風林と呼ぶより鉄道林の方がいいのかな?

dongbei_072そして、東北部は米の産地としても有名なだけあって収穫間近の水田が当たり一面に広がっている。田舎をひたすら走ります。

dongbei_073鶏西を過ぎて夜になり牡丹江まで後少しの所まで来た所で対面の人民が「何処まで行くの?」と話しかけてきたので普通に答えておいたら次々質問してきて「聞いても分からないから。自分日本人だから」と答えておいたら、この人民は日本人が珍しいようで「給料いくらだ?」とか今まで話した人民たちと同じような質問攻勢をしてくる。死亡フラグが立ったようだ。 せっかくGPSで駅の位置を調べていたのに人民のおかげで作業中断となってしまった。

6273次 硬座で牡丹江→佳木斯

dongbei_07420:20頃、牡丹江駅に到着してそのまま切符売場へ急ぐ。佳木斯行きの6273次が20:42発で切符が残っていれば牡丹江に宿泊せずに佳木斯へ移動できる。切符は発車15分前までの販売で切符売場には人民が数人いたがすぐに順番が回ってきて佳木斯行きの切符が購入できた。しかも、座席指定だ!時計は20:16になっていた。販売停止1分前だった。切符売場のおばちゃんも「他に佳木斯行きはいない?」と聞いていたので自分が最後だったようだ。

dongbei_075急いで改札を通過してホームへ降りる。ほとんどの乗客が既に乗車しており荷物置き場を諦めて乗車するが荷物棚は半分ぐらいしか埋まっていなかった。おかげで荷物置 き場を確保できて席にも座れるという奇跡が起きた。どうやらこの列車は短距離の乗客が多いようだ。ようするに地元民用の通勤列車の性格が強いようだ。定刻通り20:42に発車して佳木斯へ向かう。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 37元 硬座 東方紅→牡丹江
鉄道 21元 硬座 牡丹江→佳木斯
合計 58元

佳木斯に到着

dongbei_07604:40頃、佳木斯に到着。北京よりかなり東に位置しているので既に夜明けで駅前にはタクシー、バス、宿の客引きが活動していた。佳木斯の朝は早いようだ。おまけに朝の冷え込んで長袖のTシャツ1枚だと肌寒い。人民たちも上着を着ているのからTシャツ1枚のまで幅広い。

dongbei_077さて、まずは切符売場で今日の前進鎮行きの切符を購入する。切符購入後に切符売場にあった東北部の路線図を確認してみると時刻表の路線図には載っていない路線がいくつかあるのを見つける。 ここで今まで立てた計画が大幅に修正される事が決定的となる。

dongbei_110今回の乗り鉄は内蒙古自治区満洲里-黒龍江省ハルピンを結ぶ濱洲線とハルピン-綏芬河を結ぶ濱芬線の北側、即ち黒龍江省の北半分を乗り鉄制覇するつもりであったが情報不足で細かく路線図まで確認できていなかった。

鉄路招待所

dongbei_078切符を購入したので次は宿を探さなければならないのだが、まだ05:00過ぎなので宿代を1泊余計に取られそうなので06:00頃まで駅前で待機する。 06:00過ぎにとりあえず開いている宿を探して部屋がいくらか聞いてみる。鉄路招待所が1泊20元だったのでここに宿泊する。宿代は1泊分だけで済んだ。

dongbei_079前進鎮行きの4135次は09:19発なので08:00頃までHP作成をする。08:00過ぎに駅前のバスターミナルで情報収集してから駅へ向かう。

4135次 硬座で佳木斯→前進鎮

dongbei_0804135次 佳木斯→前進鎮

dongbei_08109:05頃に改札が始まり列車に乗り込む。

dongbei_08209:19に前進鎮へ向けて発車する。車内はそこそこ混んでいるが徐々に乗車率は下がり田舎の列車の雰囲気が 漂い始める。外はトウモロコシ畑などが広がりいくつかの駅には国家食糧備蓄庫がありこの辺り一帯が穀倉地帯ということを認識させる。

dongbei_08315:15過ぎに前進鎮に到着する。

dongbei_084前進鎮は中国最東端の駅で「東方第一站」とも称されている。

4136次 硬座で前進鎮→佳木斯

dongbei_085前進鎮は中国最東端の駅なのだが外に出ると予想通り外には店が数軒あるがはっきり言って何も無い。

dongbei_086早々に佳木斯行き4136次の切符を購入して列車に乗り込む。21:30頃、佳木斯に到着。すでに駅前の店はほとんどが閉まっていた。佳木斯の朝は早いが夜も早いようだ。とりあえずまだ営業している食堂でカレー炒飯と肉絲麺を食べて招待所へ戻る。部屋で明日以降の計画を練るが明日は当初の予定には無かったが双鴨山へ行ってみることにする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9元
宿泊費 20元
鉄道 22元 硬座 佳木斯→前進鎮
鉄道 22元 硬座 前進鎮→佳木斯
合計 73元

N87次 硬座で佳木斯→双鴨山

dongbei_08706:30頃、双鴨山行きの切符を購入するが東北部では珍しく空調快速だ。おまけに運行距離が短いのに・・・。何故この黒龍江省の田舎で空調快速が運行されているのかという理由は佳木斯に戻って来てから分かる事になる。

dongbei_088定刻通り発車して09:00過ぎに双鴨山に到着する。双鴨山は意外にも小都市として発展している街であった。

N88次 硬座で双鴨山→佳木斯

dongbei_089帰りの切符を購入してN88次で佳木斯へ戻る。

dongbei_090N88次 双鴨山→佳木斯の切符

dongbei_11110:55頃、佳木斯に到着すると乗車していたN88次は北京行きのK340次へと変わっていた。北京行きのK340次と同じ編成を使っていたので東北部の田舎でも空調快速が走っていた訳だ。

6291次 硬座で佳木斯→鶴北

dongbei_091昼前に鉄路招待所を出て駅へ向かう。次に乗車する鶴北行きの6291次は16:50発なので待合室で約4時間半待つ事になる。ちょうど日中なので待合室は 日のさす所は少々暑いが日陰は寒くも暑くも無くちょうどよい。ハルビンより北にある佳木斯は朝晩はもうそこそこ冷え込んでいるのだが日中は過ごしやすい。

dongbei_09216:20頃、改札が始まり乗車するが99%は地元民と言っても良いだろう。16:50に発車して途中の鶴崗でほとんどの乗客が下車する。鶴岡は炭鉱で賑わっている都市で石炭を満載した貨物列車を多く見かけた。

dongbei_09319:30頃に終点の鶴北に到着するが駅の外には何も無かった。そう、店や宿、街灯も無い。地元民の為にタクシーが数台停車していたがすぐにいなくなった。色々な意味でかなりの秘境駅のようなのですぐに折り返しのN22次の切符を購入する。これを逃したら朝まで野宿確定である。

N22次 無座で鶴北→南岔

dongbei_094列車に乗車して発車と同時に洗面台で顔を洗って歯を磨く。現時点では乗車率1割以下なのだが無座切符なので、この先の南岔までの乗客の動向しだいでは座席指定の人民に追い出される可能性が高い。というか、N22次の終点はハルピン東なので何処かの駅で絶対に人民が流れ込んでくる。

そして、予想していた通り人民が流れ込んでくる駅に到着してしまった。それは炭鉱で賑わう鶴崗だった。そう、佳木斯まで座る事すらできなかった。まあ、無座切符だから仕方が無いな。南岔には00:43着の予定なので3時間ほど立っている事になる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8元
鉄道 8元 硬座 佳木斯→双鴨山
鉄道 8元 硬座 双鴨山→佳木斯
鉄道 8元 硬座 佳木斯→鶴北
鉄道 24元 無座 鶴北→南岔
合計 56元

南岔に到着

dongbei_09500:43頃、南岔に到着するが乗客の乗り降りはほとんど無かった。

dongbei_096真夜中で真っ暗なので駅の規模、街の規模はよく分からない。とりあえず出口を出るとタクシーや宿の客引きがいた。駅前にも招待所、旅店が数軒並んでいる。どうやらそこそこの規模の街のようだ。まずは切符売場へ行くがこの時間でも窓口は開い ていた。烏伊嶺(乌伊岭)行きの切符を購入して待合室へ。

N17次 無座で南岔→烏伊嶺

dongbei_097烏伊嶺行きのN17次は04:11発なのでそのまま駅の待合室で待つ事にする。深夜でも待合室には人民がおり列車を待っている。

dongbei_09804:00頃、改札が始まりホームでN17次の到着を待つ。

dongbei_099列車が到着して乗車するが車内は予想外にも空いていたが1人で3列シートを占領して寝ている人民が多数いる。とりあえず、空いている席に勝手に座る。

dongbei_100目的地は烏伊嶺なのだがどういうところか全く分からない。「嶺」という字を使っているから山間部だというのは予想できるのだが・・・。

dongbei_101途中でそこそこの規模の街である伊春を通り過ぎて10:00頃、烏伊嶺に到着する。出口を出ると予想はしていたが田舎の駅だった。駅前には宿が2,3軒あったが田舎である事には変わりない。

A28次 硬座で烏伊嶺→伊春

dongbei_102烏伊嶺も早々に立ち去った方が良さそうなのだがハルピン東行きの列車は夕方の発車だ。約7時間も烏伊嶺で足止めかと思いつつ切符売場へ行き時刻表を確認す ると・・・。伊春行きA28次が10:20発になっている。そう、A列車といえば時刻表には掲載されていない臨時列車(临客)だ。このまま烏伊嶺にいてもつまらなさそうなので伊春行きの切符を購入する。

dongbei_103ホームへ出て乗車しようとすると先ほどまで乗車していたN17次が折り返しでA28次になっており乗務員も同じだったので「さっき降りたのじゃないか?」とか質問してくる。ここではバックパック背負ってうろうろしているのは自分1人なので完全に覚えられていた。おまけにわざわざ烏伊嶺まで来てすぐに伊春に引き返すのは不審としか言い様がないだろう。

乗務員が「何処から来たんだ?」と聞いたきたので日本人で鉄道旅行している事を告げたらかなり興味津々のようで地図とハルピンからの切符を全部見せて説明する。理解してくれているかは不明だが・・・。色々と話をしていると他の乗務員もこんな所に現れた日本人が珍しいようで「中国語どれくらい勉強したんだ?」とか聞いてくる。

dongbei_104こうして、乗務員に覚えられる事になるが これが伊春まで良い意味で作用する事になる。それは、南岔-烏伊嶺は切符を持っている乗客が少なくほとんどが切符を買わずにそのまま乗車しており駅を発車する度に検札があったのだが自分は覚えられているので伊春まで検札は免除の状態であった。13:50頃、伊春に到着する。

A60次 伊春→南岔

dongbei_105伊春まで戻ってきたがこの先の列車があるかはまだ分からない。

dongbei_106出口を出て切符売場へ行き時刻表を確認するとA60次が運行されていた。これで南岔まで戻れるので明日の朝までにはハルピンへ移動できそうだ。切符を購入して待合室へ向かうと待合室がやたらと広い。駅の規模の割には列車の本数が少ないので待合室 にはほとんど人がいない。というか、待合室が無駄に広すぎるのだ。

dongbei_10714:30頃、改札が始まりホームへ移動し列車に乗車する。

dongbei_108乗車率は50%前後でのんびりと南岔へと向かう。

dongbei_10917:20頃、南岔に到着する。

水餃子を食べる

dongbei_112まずはハルピンへの切符を購入しなければならないのだが、欲しいのはハルピン東行きの切符だ。で、一番早い23:07発の4140次の切符を購入する。今回は途中駅からにもかかわらず座席指定であった。

dongbei_113切符が確保でき発車時刻まで約5時間半あるのでどこかで夕飯を食べる事にする。バックパックを背負ったまま南岔駅前を歩いて餃子屋に入って水餃子(12元)を注文する。餃子は肉の入っていない素餃子だ。普段イスラム食堂で食事して豚肉を食べないので、ここでも豚肉無しだ。自然とイスラム教徒化してきている。

水餃子を1斤(500g)食べて駅へ戻ると時計は18:30を過ぎていた。まだ4時間半ある・・・。待合室で大人しく待っていると糞をしたくなってきた。人間食べたら出さなきゃいけないのが自然の道理なのだが、駅のトイレへと思ったら工事中になっている。何やら怪しげな空気が漂い始めるが我慢して列車に乗ってから糞をする事にする。

4140次 硬座で南岔→ハルピン東

dongbei_1144140次 南岔→ハルピン東の切符

dongbei_11522:50頃、改札が始まりホームで列車の到着を待つのだが自分の腹は既に緊急事態である。列車が到着して乗車すると車内は空いており荷物置き場も余裕で確保できた。で、D列車やZ列車は関係ないのだが中国では駅に停車中はトイレの使用は禁止されているのだ。

理由は簡単でトイレが旧式の垂れ流し式だからだ。駅に停車中はトイレが使えないように鍵が賭けられてしまうのだがこの列車は鍵がかかっておらず自由に使える状態であった。糞はしたいのだが発車まで待つ事にして先に顔を洗っておく。列車が発車してようやくトイレで糞をする。今まで何度か緊急事態があったが今回は結構やばかった。糞した後はハルピン東に到着するのを待つだけだが、寝て過ごすしかないな。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
鉄道 23元 無座 南岔→烏伊嶺
鉄道 10元 硬座 烏伊嶺→伊春
鉄道 7元 硬座 伊春→南岔
鉄道 26元 硬座 南岔→ハルピン東
合計 78元

東北三省旅行記~準備

市場で食料調達

09:00頃、厨房で朝食兼昼食を作り始めて10:00頃に完成する。11:00頃、市場へ出かけて成都、フフホトまでの食料を調達する。今日は夕方に列 車で成都へ向かうのだが成都でフフホト行きの切符が購入できれば一気にフフホトまで移動することになる。そうすると4日間の乗り鉄で移動する事になる。14:00前に昆明茶花国際青年旅舎を出て63路のバスで昆明駅へ向かう。

2640次 硬座で昆明→成都

dongbei_00114:30頃、昆明駅に到着する。2640次は17:13発なので、まだ2時間以上待合室で待つ事になる。

dongbei_00215:00頃、改札の先頭に陣取って待つ。 16:30頃に改札が始まり乗車する。17:13に定刻通り発車して成都へ向かうが隣のガキたちが五月蝿い。夕飯に買っておいた豆沙包と肉包を食べて寝る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 4.4元
バス 1元 路線バス
日用品 0.5元
合計 5.9元

六盤水で降ろされる

隣のガキたちがトランプをして騒いでいるので五月蝿くて眠れず腹が立つが、何やら気分が悪くなってきた。とりあえず連結部で横になってと思ったら事態が逼迫していたようで連結部へ行く前に倒れそうなので、民工の様になりふり構わず通路のど真ん中で横になって寝る。寝ていると乗務員に起こされてしまい、次は自分の座席下へ潜り込んで寝る事にする。座席下は民工が寝ている事が多いのだが案外ここは暗いので寝るのにちょうど良い。

しかし、再び乗務員に起こされて席に座るが体調はまだ回復していないので、また座席下で寝るが寝ていると乗務員にまた起こされる。

乗務員が切符と身分証の提示を求めてきたのだが、正直言ってここでパスポートを提示すると乗務員は非常に面倒な事になるのだが・・・。まあ、「後でどうなっても知らないよ」というような感じで仕方なく切符とパスポートを提示すると予想通り乗務員驚くというか周りの人民どもの反応の方が大きかった。「日本鬼子!日本鬼子!」「あの日本人中国語が分かるぞ!」とか言っているのだがこんな所に日本人がいるとは思わないだろう。というか、人民どもよ!小日本が1匹いるぐらいでそんなに驚く事かよ!

外国人ぐらいは出稼ぎで都会に行った時に1度は見たことあるだろ?人民どもが騒いでいる中で乗務員はその辺の人民が気分悪くて寝ているなら放っといても問題ないのだろうが、 小日本が座席下なんかで寝ているのでは見なかった事にとはいかない様だ。そして、乗務員に荷物を持って食堂車(餐车)に来るように言われ食堂車へ。食堂車へ移動する間に他の車両でも通路で寝ていたりする人民が多数いるのだが、どうやら乗務員には自分は通路で寝ている人民とは違うようで目に付くようだ。

で、 食堂車に連れてこられたのだが、次の六盤水で降りて病院に行くように言われる。こんな所で降ろされて病院送りは困るのだが状況はこちらに不利であり仕方な く六盤水で下車する事になる。01:00頃、六盤水に到着して身柄を駅員に引き渡されるが途中下車になるので切符を明日の成都行きの2004次の変更(中转)して病院へは行かずに宿を探す。

宿を追い出される

とりあえず、駅の隣にある賓館で1泊する事にするが寝ていると服務員のドアを叩く音がする。何かと思えば実は外国人お断りの宿で「出て行ってくれ」の催促だった。深夜に賓館を追い出されて近くのボロ旅社に1泊20元で宿泊することにするが、老板娘が「小姐は要らないか?」とか聞いてくるので断って寝る事にする。

2004次 硬座で六盤水→成都

dongbei_003昼頃にボロ旅社を出て駅の待合室で5時間半ほど待つことになる。

dongbei_00417:40頃、改札が始まりホームで列車の到着を待つのだが六盤水では乗客が多くかなり混雑している。本当は到着時の列車を撮り鉄したかったが人民多すぎで断念する。列車が到着して乗客が降りてくるが脳みそが詰まっていない人民たちは下車する乗客がいても乗車しようとするので駅員、乗務員、公安に怒鳴られるが人民どもは全く理解していない。

当然だが誰も並んでいないので自分も強行突破で乗車するが乗車時に後ろの人民に蹴りを入れてストレス解消をする。そして、素早く荷物棚にバックパックを置いて席を確保する。今回は途中駅だったが座席指定になっていたので成都まで快適に行けそうだ。でも、無座の人民もかなりいる。

dongbei_005列車が発車して暫くすると窓からカップ麺の容器やペットボトル、ビール瓶など色々と投げ捨てられる。百歩譲ってバナナの皮とか自然分解されるゴミは許しても、ペットボトルやビール瓶といった再生資源を投げ捨てる事は許せない。それに石油製品は自然分解されないのに・・・。人民どもは学校で石油製品が自然分解されない事を習わなかったのか?

でも、中国の教育水準が低すぎて環境問題とか授業ではやらないのかな?やはり文明人になれない様なこういう人民を片っ端から処分すれば一人っ子政策をせずに人口抑制が出来るだろうに・・・。まあ、 9割以上の人民が処分対象になりそうだが・・・。

21:00過ぎに昭通に到着するが、ここで一気に乗車率が急上昇して埼京線の混雑を超えてしまう。3列席 には4人、2列席には3人が座り、トイレの中にも人民が陣取っている。当然、自分の座っている2列席も3人座っているのだが、中国で歪んだ性格になった自分は席を詰めずに逆に広く陣取る。こうして、ほとんど身動きが取れなくなった状態で列車は成都へと向かう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
合計 20元

成都到着

dongbei_00608:25過ぎに成都に到着する。実は成都に何時到着するのか知らなかったのだが朝到着だったとは・・・。成都は生憎の雨だが涼しい。出口を出て切符売場 へ向かう。次の目的地のフフホトへの切符を買うのだ。

dongbei_007切符の販売状況を確認すると今日の22:30発の1718次の切符がまだ残っている。でも、これを買うと12時間以上も成都駅で列車待ちになってしまう。そこで、考えた結果は明日の1718次の切符を購入して、まだ宿泊したことの無い成都夢之旅国際青年旅舎へ行ってみる事する。予定が決まった所で窓口の列に並んで順番を待つ。10人ほどの列なのだが切符購入に30分かかった。

まあ、30分なら早い方だが大多数の人民は切符を買う時に「今日の北京西行き硬座1枚」「明日の昆明行き硬臥1枚」とかしか言わない。おかげで窓口のおばちゃんが「朝の列車?昼の列車?」とか聞いたりするので人民が「朝発は何時到着だ?」とか聞いたりと余計に時間がかかる。勘の良い人は分かっているだろうが、大多数の人民たちは時刻表を調べずに切符を買いに来ているのだ!

列車番号を調べて第1候補から第3候補まで決めていればもっと切符を早く効率的に買えるのだが大多数の人民たちはそこまで進化していないのだ。共産党にはもっと頑張ってもらって人民たちを教育してもらわないと街中が猿や原始人で溢れてしまう。あっ!とっくに溢れているか!

成都夢之旅国際青年旅舎

dongbei_008駅前から57路のバスに乗車して武侯祠で下車する。道路を横断して成都夢之旅国際青年旅舎に到着する。ここは武侯祠の目と鼻の先で孔明ファンにとっては最適の宿泊場所と言っても良いだろう。

dongbei_009で、1泊25元で10人ドミに宿泊する事にするのだが登記の際にユースの姉ちゃんに「パスポートにビザが無い」とか言われて「日本人は15日間ノービザだから公安局に問い合わせて」と返答して公安局に電話させる場面もあった・・・。どうやら、ここには日本人は来ない様だ。やはり、日本人はシムズに集結しているのだな。

体を洗ってついでに洗濯をしてから周辺の偵察へ出かける。武侯祠は1度見物しているので今回は無視して、ユースの裏の通りへ行ってみるとチベット仏教の店やチベタンレストランが目立つ。おまけにチベット仏教の坊さんもそこそこいるのでどうやらこの辺りは チベット族が多いようだ。

中国人は浪費の天才

夕飯を食べて21:00過ぎに寝ようかと思って10人ドミに戻って来たのだが、エアコンが稼動しながら窓が開いている・・・。さすが中国人だとしか言いようが無い。全国共通で電力浪費は当たり前のようだ。寒くなったらエアコンを停止させるという発想は無くて窓を開けるのだ。これでは毎年夏の電力供給が逼迫する訳だ。

胡錦濤国家主席や温家宝首相が節約を呼びかけても所詮人民どもは聞く耳を持たないようだ。日本で同じことをやったら東京電力管内ならでんこちゃんに叱られるだろう!改革開放で経済発展しても人民どもの意識発展はしていない。共産党は人民どもを甘やかせず電力浪費しないように徹底的に教育しろっ! 教育しても駄目な人民は地球温暖化防止の為なので1億でも2億でも処刑しても構わないぞ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
宿泊費 25元
鉄道 124元 硬座 成都→フフホト
バス 1元 路線バス
合計 168元

夜までユースで時間を潰す

昼にユースをチェックアウトするがフフホト行きの1718次は2230発なので夜までユースで過ごす。

1718次 硬座で成都→フフホト

dongbei_01019:30過ぎに荷物をまとめてユースを出て57路のバスで成都駅へと向かう。

dongbei_011夜の成都駅は昼間と同様で人民で溢れており待合室は大混雑だ。こういう状況だと先頭に並んでいないと割り込みの得意な人民どもに先を越されてしまうので改札口の先頭をしっかり確保して待つ。

dongbei_01222:00頃に改札が始まり乗車するが既に民工(出稼ぎ労働者)どもがいる。どうやら無座切符だから荷物の場所だけでも確保する為に10元という大金を払って茶座(サロン)から改札が始まる前に優先入場したようだ。

そして、発車時間が近づくに連れて車内は完全な民工車へと変貌していく。1718次はエアコン無しの非空調列車なので車内はサウナ状態で既に裸族が多数生息しているというか定員120人ちょっとの車両で20人以上の裸族が生息するという、ある意味での移動動物園になっている。

列車が 発車してから車内探検に出かけるが通路で寝ている民工がいるのだが、車内は乗車率70%ぐらいで収まっているので1人で3列シートを占領して寝ている民工もいる。民工の世界も弱肉強食の世界のようだ。でも、裸族多すぎだ。それに乗客の9割以上が見た目で民工と分かる非常に分かり易い人民ばかりだ。おかげで盗難を警戒して車内撮影出来ず・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
バス 2元 路線バス
合計 22元

無座切符乱発するな!

dongbei_013朝起きると目の前の民工が3列シートを1人で占領して寝ていやがる。この状況に自分は朝からご機嫌斜めである。ここで民工に嫌がらせをする事にしてサンダ ルを蹴り飛ばして座席下に隠しておく。かなり低レベルで陰湿な嫌がらせだが、こうなったのも日頃から人を騙そうとする中国人たちの中で過ごしているので自分の捻くれた性格にも更に磨きがかかっているのだ。

昼過ぎに宝鶏に到着して乗車率100%を超えるがまだ許容範囲内であったのだが、天水以降では人民たちが次々と乗車して身動きが取れなくなるが19:30過ぎ蘭州に到着して多少混雑が緩和されるがそれでも通路に人民が溢れている。こうして、移動2日目が終わる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費
合計 0元

民工車がフフホト到着

dongbei_01403:40頃、寧夏回族自治区銀川に到着時に目が覚める。外はかなり涼しいというか寒い。車内は民工で溢れて床で寝ていたりするが、自分の3列シートに民工が3人座っている。そう3列シートに4人座っている事になるのだ。こちらはちゃんと指定席なのでしっかり1人分の空間を確保して民工には情けをかけない。

内モンゴル自治区に入り臨河(临河)の手前で蒸気機関車が10両近く放置されているされているのを発見する。これは鉄にとっては非常に貴重な場所だ。 しかし、朽ち果てており蒸気機関車の墓場と化していた。

dongbei_015臨河駅手前で蒸気機関車が10両以上放置されている。

dongbei_016蒸気機関車の墓場と化している。

dongbei_01711:30頃、包頭に到着して民工たちが下車していく。恐らくほとんどが炭鉱や製鉄所で働くのだろうか?13:40頃、約20分遅れでフフホトに到着する。

dongbei_018成都→フフホト2316kmの移動がようやく終わった。フフホトは日差しは強いが涼しい風が吹いており季節は秋へと変わろうとしている様だ。

内蒙古賓悦国際青年旅舎

駅を出て切符売場で明日の1816次のハルピン行きの切符を購入しようとするが無座しか残っていない・・・。ハルピン行きの1816次は隔日運行なのでそ の次の25日なら硬座の切符はまだある。今回は無座を避けて25日の硬座の切符を購入して34路のバスに乗車して内蒙古師範大学で下車して内蒙古賓悦国際青年旅舎へ向かう。

今回は3泊する事になるのだが、何と生憎ドミは予約が一杯で1泊しかできないという事で1泊だけする事にする。ということで、フフホト駅へ戻り切符を明日のハルピン行きの無座に変更する。どうやら鉄の神は「無座でハルピンまで乗り鉄しろっ!」と試練を与えたようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13.5元
宿泊費 40元
鉄道 107元 無座 フフホト→ハルピン
バス 3元 路線バス
合計 163.5元

1816次 無座でフフホト→ハルピン

dongbei_019最初は25日の切符を買ったのだが・・・。

dongbei_020明日の1816次に変更することに・・・。しかも無座だ。

dongbei_02108:50頃、内蒙古賓悦国際青年旅舎をチェックアウトして34路のバスでフフホト駅へ向かう。駅の待合室は既に混雑しているのだがフフホト駅の待合室にはオリンピック中でテロ警戒で武警が常駐していた。そういえば、去年来た時も武警がいたのだがフフホト駅はオリンピック関係無しで平時でも武警が常駐なのか?

10:00過ぎに改札が始まりホームへ降りて列に並び列車の到着を待つ。今回はフフホト→ハルピンの1935kmを無座で移動なので荷物置き場だけは絶対に確保しなければならない!列車が到着して並ばされていた人民の列が一気に崩れて無法地帯と化す。混乱の中を何とか乗車して荷物置き場を確保する事が出来た。

列車が発車してハルピンへと走り出す。実は去年の10月にチチハルまで1816次に乗車しているのだが、この時は夕方辺りにかなり乗車率が下がったのを覚えている。今回は途中で空いてくるのだろうか?

12:30過ぎに集寧南に到着する。下車する乗客多かったので席が空いてきた。すかさず空いた席に座ると隣の姉ちゃんと婆さんが「有人!有人!」(人いるよ)とかほざいているが目の前で席が空いたののを見ているので無視して座る。人民はいつも席が空いていても「有人!有人!」とか席に誰かがいるような事を言って誰も座らせない様にする習性があるので人民の言葉は無視するに限る。

本日の出費
項目 金額 備考
バス 1元 路線バス
合計 1元

雲南省旅行記(夏)~メーターゲージ乗り鉄編

夕方まで籠もる

0700頃、S先生が出発する準備をしている。確か河口へ行って売春市場を取材するはずだ。で、自分は再び寝るのだが今日は腹の調子が悪く、外に出かける と30分足らずで緊急事態になりそうな雰囲気だったので部屋に籠もってyoutubeから落としたNHKスペシャルの激流中国を見て過ごす。

マンゴーが安くて美味い

yunnan3_092午前中にB先生にマンゴーを貰って食べたのが、これが美味かったので市場へ行ってマンゴーを探すと安いのは1kg2.5元なので7元分購入する。ユースに戻りH先生とB先生がドミにいたので雑談をしているとB先生が当HPを見ていたことが判明する。

yunnan3_093自分が買った奴は皮が黒くなっていたりする処分品。まあ、味は問題ないので貧乏旅行者にはこれで十分だろう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14元
合計 14元

昆明北駅でメーターゲージを乗り鉄

yunnan3_0940620頃に起床して64路のバスで昆明北駅へ向かう。0710頃、昆明北駅に到着する。

yunnan3_095そして、切符売場の入口には公安が手荷物検査をしており人民が 次々と検査を受けてホームへ向かっている。入口に貼られていた公告を確認すると石咀-昆明北-王家営の路線が入手した情報通りにこっそりと運行されていたのだ。もちろん、ホームへ向かい撮影開始だ。

yunnan3_096ホームへ出ると列車が停車していた。

8861次 硬座で昆明北→王家営

yunnan3_0978861次 昆明北→王家営の切符

yunnan3_098昆明北駅からの列車は他の路線と違い中国で唯一の線路幅が1mのメーターゲージなのだ。日本の在来線は1067mmである。鉄としては乗車しなくては意味が無いので今日は運行されている石咀-昆明北-王家営を乗り鉄するのだ。編成は客車(YZM1)6両と行季+郵政(XU30)1両だ。

yunnan3_099昆明北駅で列車に乗車できるとは・・・。嬉しいかぎりである!

yunnan3_100乗車する列車は機関車が東方紅で「学習”毛沢東号”模範機車組」というプレートが付いている。かなりマニア度が高そうな機関車だ。

yunnan3_101車内は座席が2列+2列で日本と同じだ。

yunnan3_102定刻通り0725に発車して昆明の街中を走り抜けていくのだが、とにかく遅い。最高時速は40km/h出ているか出ていないかという遅さだ。これでは河口までの路線がバスとの競争に敗れて運休になるはずだ。車内で切符を購入して0825頃、王家営に到着する。

ホームで撮影していると公安が 「撮るな」とか因縁をつけてきたので車内へ戻るが「撮るな」と言われても既に撮影は終了している。でも、昆明北駅は自由に撮影できたが、こんな田舎で撮られると困るものでもあるのか?

8862次 硬座で王家営→石咀

yunnan3_103次は王家営→石咀を乗り鉄です。

yunnan3_1048862次 王家営→石咀の切符。

yunnan3_105王家営を発車して昆明北に戻り更に石咀へと走る。1105頃、石咀に15分ほど遅れて到着する。

8866次 硬座で石咀→昆明北

yunnan3_1068866次 石咀→昆明北の切符

yunnan3_107石咀で折り返しの為に再び機関車を切り離し連結作業が始まる。石咀では親子連れが多く間近で連結作業を見物している。連結作業が終了すると発車ベルが鳴り皆急いで乗車する。

yunnan3_108既にダイヤにかなりの遅れが発生している中を発車する。発車してもこの列車は速度が遅く車や自転車にも追い越されている。おまけに線路の間近に民家が迫っていたり線路脇を人民が歩いていたりするので、常に警笛を鳴らしっ放しである。これでは遅れを取り戻すというのは不可能である。結局14分遅れの1200に昆明北に到着する。

夕飯おごってもらう

yunnan3_109夕飯は自分とB先生、C女史の3人で食べに出かけるがB先生のおごりで普段食べられないかなり豪勢な夕食となった。3人で十分食べて会計は57元だ。1人当たり19元で夕食で1日分の食費に相当する額になっている。普段なら絶対にこういった高そうな店には入れないが今日はおごりでしっかりご馳走になってしまった。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 2.5元 昆明北→王家営
鉄道 2.5元 王家営→石咀
鉄道 1.5元 石咀→昆明北
バス 2元 路線バス
合計 8.5元

切符を買いに出かける

0800頃、64路のバスで昆明駅へ向かう。昆明汽車客運站で明日の河口行きのバスの切符を購入して昆明駅で17日の成都行きの切符を購入する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12.5元
鉄道 73元 硬座 昆明→成都
バス 2元 路線バス
バス 128元 昆明→河口
合計 215.5元

昆明→河口

yunnan3_1100830頃、昆明大脚氏国際青年旅舎をチェックアウトして64路のバスで昆明駅へ向かう。終点の永平路で下車して昆明駅前の北京路にある昆明汽車客運站へ 移動する。バスの発車まではまだ時間があるのだが既にバスの前には乗客が集結している。白人さんは4人おりベトナムへ渡るのだろう。

yunnan3_1110930頃、運ちゃんがやって来てトランクルームへ荷物をしまい始める。0940過ぎにバスが発車して河口へと走り出す。
yunnan3_112石林を通過して1215頃、昼食休憩でレストラン(餐厅)に立ち寄るが予想通りぼったくり店だった。快餐が10元とか客の足元を見た価格設定だ。もちろん、自分は食べずにバスの発車を待つ。白人たちは臭豆腐や葡萄とかを食べているが、葡萄は500g10元とこれまた舐めた値段だ。通常は500g2.5元だろっ!しかし、白人は葡萄を買って食べている。金持ちの白人には10元なんてドブに捨ててもいい金なのだろう。

yunnan3_113昼食休憩が終わり再びバスが走り始めるが蒙自を過ぎると山道に入り所々で崖崩れがあり道路状況が良くない。河口に近づき河口まで19kmの地点にある南渓公安邊防検査站に到着すると武警による身分証確認があり自分と白人4人はパスポートを提出して登記を待つ。この時、白人さん4人はフランス人1人、イタリア人3人という事が判明する。登記が終わりパスポートが返却されバスが出発するが2000頃、河口まで8kmほどの所で崖崩れで道が半分以上塞がっている。

yunnan3_114南渓公安邊防検査站を先に通過したトラックやバスが見当たらないので崖崩れは10分以内に発生したと思われる。バイクや小型車は隙間を強行突破していくがバスやトラックは通れないので足止めとなる。2200前にブルドーザーが到着して道路の復旧作業が行われる。

2215頃、河口に到着する。宿の客引きやタクシーの運ちゃんが待ち構えていたが無視して、とりあえず宿を探すために歩き始める。白人さんたちは宿の客引きと交渉をしていた。今回は時間も遅いので以前宿泊 した湘中招待所に宿泊することにする。1泊20元だ。

河口名物の売春市場へ出かける

yunnan3_115宿に荷物を置いて河口名物の売春市場へ出かける。写真を撮っているとすぐにおばちゃんが「小姐!小姐!」と声をかけてくるが無視して市場の2階へ移動。2階と3階に表向き床屋やカラオケ店とかの店があるのだがすぐに姉ちゃんたちに腕を掴まれるが振り切って1周するが営業している店は半分ぐらいしかない。

それに助平な日本人とかも見当たらない。どうも繁盛している様子も無いので河口の売春市場は衰退へ向かっているのだろうか?売春市場の見物を終わらせて1階の店で米線を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5元
宿泊費 20元
バス 1元 路線バス
合計 26元

ベトナム入国後3分以内で中国へ

yunnan3_116河口の中越国境は0800に開くので0750頃、河口口岸へ向かう。

yunnan3_117今日は一旦ベトナムへ出国してすぐに中国入国、昆明へ戻るという計画だ。

yunnan3_1180800に国旗掲揚が始まり国境が開く。すぐに出国してベトナムのラオカイへ向かうがベトナム側から自転車部隊が続々と中国へと向かっていく。ここは国境 貿易が盛んでおばちゃんたちが自転車に農産物や雑貨品を積んで中国とベトナムを行き来している。

yunnan3_1190810頃、ベトナム側に入り入国手続きをするが入国カー ドを記入する前にパスポートに入国スタンプを押され入国カードを渡され記入するが順序が違うような・・・。入国カードの記入も終わりベトナムに入国すると バイタクの運ちゃんが寄ってくるがすぐに出国カウンターへ・・・。

出国手続きを終えて中国側に戻り入国審査の列に並ぶが武警が声をかけてきてパスポートと入国カードを確認するが、この時に入国カードに「401」と記入されてパスポートと入国カードを返された。この401とは一体何の暗号だ?河口で中国とベトナムを行き来する助平な日本人という意味か?

入国審査ではこちらがちょっと中国語が話せるので係官と「昆明の後はどこへ行くの?」「南京の総統府は行った事あるの?」など雑談しながら入国手続きが行われる。でも、何やら雑談が長い。助平な日本人か、不審者かを判断しているのだろうか?

河口→昆明

yunnan3_120結局、入国できてバスターミナルで昆明行きのバスの切符を購入する。発車まで残り15分で急いで宿へ戻り荷物をまとめて宿を出る。何とかバスに間に合い0845にバスが発車するがこのバスは昨日、昆明から乗車したバスだった。当然、運ちゃんも昨日と同じだ。

昨日通った道を戻るので南渓公安邊防検査站で身分証の登記が行われて昼頃、屏邊(屏边)で昼食休憩になるがここの快餐も10元でぼったくりだったので何も食べずに昆明へ行く事になるが、昼食休憩が終わりバスが発車するのだが人民どもは快餐でも喰い切れないほど注文していたようで店の姉ちゃんが残飯を片付けていた。

この光景は飢えている自分にとっては十分殺意を抱かせるものであった。人民どもには一度もったいないお化けに可愛がって貰った方が良いだろう。途中で2回ほどトイレ休憩があり2100過ぎ、昆明汽車站に到着する。

茶花賓館

yunnan3_121昆明に戻って来たので今日の宿はまだ宿泊したことの無い茶花賓館に宿泊することにする。場所は分かっているので徒歩で向かうが朝から何も食べていない自分 には約3kmのこの道のりはかなりの苦行となった。糖分が不足しているので歩く速度も通常の3割程度で結局1時間かかって2200頃、茶花賓館に到着する。茶花賓館には昆明茶花国際青年旅舎が併設されており8人ドミに2泊する事にする。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 50元 1泊25元×2
バス 128元 河口→昆明
合計 228元

久しぶりに自炊

yunnan3_1220830頃、空腹で足元がおぼつかない状態で茶花賓館の対面にある省体育館へ向かう。省体育館の脇には市場がありここで食材を調達するのだ。まずは空腹を 何とかする為にあんまん(豆沙包)を買って食べる。糖分が補給されようやく体力が回復してきたので買い物を開始する。米、ジャガイモ、キノコ、白菜を購入するのだが本当は松茸も買いたかったが香りが無かったので買うのはやめて茶花に戻る。

yunnan3_1230945頃、厨房で料理を始めるが炊飯器が無いので米は鍋に入れてIHクッキングヒーターで30分ほど炊く事になる。ご飯を炊いている間にジャガイモの皮剥きとかして過ごす。ご飯が炊けたら鍋に白菜、ジャガイモ、キノコを入れて煮込む。調味料は一切入れておらず野菜の味しかしない。肉も入っていないので精進料理もどきが1045頃に完成するが量が多すぎた。全部は食べきれず一部は自前の快餐の容器に移して夕飯の為に冷蔵庫へ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12.2元
合計 12.2元

雲南省旅行記(夏)~成都ビザ延長編

夜まで白樺林で過ごす

今日はいよいよウルムチを離れ西安へ向かう日である。1000前にチェックアウトして荷物を預けて、そのままテレビを見ながら過ごす。今日のウルムチは珍 しく雨が降っていた。昼食と夕食はB先生と一緒にラグメンの店へ行く。完全にウルムチではラグメンが主食になっている。というかラグメンは美味しい!夕食の後に4個1元の饅頭を買って西安までの食料にする。2100過ぎ、白樺林国際青年旅舎を出て537路のバスでウルムチ駅へ移動する。

1044次 硬座でウルムチ→西安

yunnan3_001初めは17日に西安へ移動の予定だったが歯医者が臨時休業で変更する羽目に・・・。

yunnan3_002これが変更した1044次の切符。

yunnan3_0032200頃、ウルムチ駅に到着するがウルムチ駅は厳戒態勢で白酒ですら持ち込み禁止になっている。空港と同じ警備体制でテロを相当警戒しているようだ。これがウルムチ駅なのだが、実は2200頃に撮影でウルムチはまだ夕方なのだ。

yunnan3_004手荷物検査で予想通り水筒の水を飲まされるが、ここで悲劇が・・・。金属探知機を持った公安の姉ちゃんが首からぶら下げたパスポートと財布に金属探知機をかざすと反応が出たので因縁つけられる前に「財布です」と答えるが公安の姉ちゃんは何も言わずにいきなりTシャツをめくり自分は公衆の面前で上半身裸状態にされる。

yunnan3_005日本の警察ではありえない事が堂々と行われる中国だが手荷物検査を通過して待合室で改札を待つ。そして、人民が「これは5806次の列か?」とか聞いてきたりするのだが面倒なので無視する。というか、さっきアクス行きの5806次の放送してしていただろっ!どうして、中国語を理解できていない小日本が放送を聞き取れて人民が聞き取れないんだ?人民は小日本に質問しないでくれ!面倒だ!

2330頃、改札が始まりホームへ降り乗車する。1044次は2358発で翌々日の1129に西安到着だ。一応は2泊3日の乗り鉄だが1日目は2分で終了だから、これだと2泊2日というのが良いのかな?どちらにせよ35時間31分、2810㎞の長旅だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11元
バス 1元 路線バス
合計 12元

車内でも荷物検査

2358に列車が発車してすぐに日付が変わる。寝ていると乗務員と乗警が人民たちの荷物を金属探知機で検査したり中身を調べている。こちらは眠いのでそのまま寝ていると乗務員と乗警が起こされる。どうやら自分のバックパックが怪しいらしく「開けろ」とか言っている。面倒だがご希望通り中身を見せるが生憎だが爆弾は所持していない。

乗警が身分証提示を求めるのでパスポートを提示するが中身をよく確認せずにすぐに返却して来た。荷物検査と身分証確認が終わるが、この時点で人民たちに日本人だと知られてしまう。このまま、荷物が無くならずに西安に辿り着けるだろうか?

姉ちゃんやおばちゃんに食料を貰う

朝になり朝食に饅頭を食べていると同じ4人BOX席の姉ちゃんやおばちゃんが「日本人なんでしょ?」「新疆はどこに行ったの?」とか質問してきた。「トルファンとウルムチに行ったよ」とか答えていると、ハミ瓜や葡萄などをくれた。饅頭だけで西安まで食いつなぐ筈だったか姉ちゃんやおばちゃんがくれる食料で 飢えずに西安へ行けそうだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 0元
合計

西安に到着するが・・・

yunnan3_006朝から姉ちゃんやおばちゃんに梨やハミ瓜を貰い朝食代わりに食べる。1130頃、西安に到着するが西安の天気は雨だった。雨の中を603路のバスで南門へ 向かう。西安では西安書院国際青年旅舎を狙っていたが満室であった。すぐ近くの湘子門国際青年旅舎を紹介されたがどうもドミは全滅のようなので西安七賢国際青年旅舎へ行ってみるがここも満室であった。

この時点で西安は駄目だと判断してビザ延長が出来て宿の確保が楽そうな都市を考えるが、すぐに成都が思い浮 かんだ。地震の影響でまだ観光客が戻ってきていないから宿は空いているはずだ。まずは西安駅で切符を買わなくては!

2128次 硬臥で西安→成都

yunnan3_0071300頃、西安駅に戻ってきた。

yunnan3_008切符売場で並び成都行きの切符があるか確認すると1720発の2128次の切符が残っていた。でも、硬臥だ・・・。去年10月以来、硬臥は全く利用していなかったが今回はビザの有効期限が残り3日なので切符を購入する。久しぶりの硬臥で贅沢な旅になってしまった。

とりあえず4時間ほど時間があるので西安で通っていたイスラム食堂で昼食兼夕食を食べる。1400頃、西安駅に戻り待合室へ向かう。今回は硬臥での移動なので久しぶりにデジカメで動画撮影をするが西安駅の待合室では人民たちが期待以上の動画素材を提供してくれた。待合室は既に民工(出稼ぎ労働者)たちで埋め尽くされている。まだ改札まで3時間もあるのに改札口には民工が陣取っている。

この光景を見た時点で硬座は凄い事になること間違いなしだと確信した。この時点で改札口を先頭で通過する事が不可能なので、どうやって早くホームへ移動するか考える。そこでひとつの方法を思いついた。2128次の改札口の隣が1710発の西寧行きのL39次になっている。そう、隙を狙ってL39次の改札でホームへ移動するのだ。1630頃、L39次の改札が始まった。予想通りの大混雑で人民の群れに紛れ込んで改札を突破する。

yunnan3_009そして、一足先にホームへ移動するがまだ列車の扉が閉まったままで準備が出来ていないようだ。でも、同じようにうまく改札を突破した民工や茶座(サロン) から先にホーム来た金持ちの人民の姿があった。こうして余裕で先に乗車して発車を待つ。

1720に定刻通り発車して成都へと走り出す。外の景色を見ていても漢中までは既に通った事のある区間だし夕方なので早々に寝る事になりそうだ。今回は深夜にまだ通った事の無い漢中-陽平関を通るのだが寝ている間に通過だろう。それに、真っ暗で外は何も見えないだろう。

今回は半年以上ぶりに硬臥を利用するのだが乗客の民度は硬座にいる民工と大差はないというか硬臥に民工がいるので民度は相当低い。窓からゴミを投げ捨てるし痰吐く、手鼻噛むとやりたい放題だ。共産党には一人っ子政策をやるより、こういう民度の低い人民どもを処分して人口を減らした方が手っ取り早いだろう。たとえ「人民を虐殺している」「人権侵害だ」と世界中が批判しても民度の低い人民どもの処分なら自分は共産党を支持してやる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
鉄道 130元 硬臥 西安→成都
バス 2元 路線バス
合計 142元

成都到着

0600頃に目が覚める。既に四川省に入っており広元に到着する。外は明るくなっているので途中でテントが所々で見えてくる。大地震の被災者はまだテント生活をしているのだ。そして、1130頃に成都へ到着する。

成都はやはり老沈青年旅舎

412路のバスに乗車して一環路北四段で下車する。宿はやっぱり定番のシムズなので老沈青年旅舎だ。とりあえず、1泊する事にしてすぐに成都市公安局出入境管理處へ向かう。

成都市公安局出入境接待大庁でビザ延長

yunnan3_0101300頃、成都市公安局出入境接待大庁に到着。窓口は空いており早速窓口でビザ延長をしたい事を伝えてパスポート、宿泊証明書を提出すると、「観華に泊 まっているの?」とか聞いてくる。公安でもシムズはしっかり知られているようだ。でも、文殊院の近くの頃の名前で・・・。

で、他に必要な書類とか、滞在費 は1日100米ドル相当で計算、30日延長は3000米ドル相当必要とか確認して申請書を貰って一旦出直す。近くのコピー屋でパスポートの顔写真のペー ジ、ビザ、最終入国のスタンプ、宿泊証明書のコピーをして、次に中国建設銀行で4000元を降ろす。

yunnan3_011そして、再び成都市公安局出入境接待大庁で申請書に必要事項を記入して顔写真を貼って窓口へ。今回は有り金全部持って来ているのだが30日延長に必要な3000米ドル相当は無いので、とりあえず22日延長で申請してみる。係官に人民元、香港ドル、日本円を見せるが特に数えるとかせずに口頭で「日本円は人民元でどれくらい?」とか聞かれただけだったので所持金が不足していても普通に30日延長できそうだった。

まあ、人民元、香港ドル、日本円をわざわざ計算するのも面倒なんだろうな。書類に問題も無くUSBカメラかなんかで撮影して、「どこで中国語を勉強したの?」「中国には何度も来ているようだけど何処に行った事あるの?」と雑談しながら書類が作成され5営業日 後の29日の1430-1630受取りだと説明を受ける。ビザ申請費はビザ受取り時に支払うという事で今日の手続きは終了する。

両替
JTBグローバルキャッシュ(中国建設銀行で引き出す) 4000元=65782円

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8.5元
宿泊費 30元
バス 2元 路線バス
理髪 15元
コピー 1.5元
合計 57元

成都は西瓜が高い

今日もやる気が無くなる蒸し暑さの中を過ごす。何処にも行く気が無く昼食、夕食で外へ出かけるだけになった。夕飯を食べて帰る途中に果物類の相場を確認す るが西瓜が高い。500g1.5元-2元ぐらいなのだがウルムチのカルフールでは特売で1kg0.49元で他でも500g0.5元だ。成都では西瓜が高く てとても買う気にはならない。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
宿泊費 180元 1泊30元×6
合計 190元

蒸し暑い

昼過ぎに雷雨があり少し涼しくなったが1時間ほどで太陽が出て蒸し暑くなる。もう、やる気無しだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13.2元
合計 13.2元

眼鏡のレンズを交換

最近、眼鏡のレンズに傷が付いて見えにくくなったので切符を買うついでに成都駅前の眼鏡屋へ行く。数件の店を見て周るがフレームが高くて気に入ったデザインが無かったのでレンズだけ交換する事にする。で、数件の眼鏡屋の中から1件の店でレンズを交換してもらう事にする。まずは検眼して次にレンズを選ぶ。今回は158元の上海製のレンズにしておく。

まあ、あまりレンズは薄くならないだろうから日本へ帰ったら眼鏡を新しく買う事になるだろう。店員は500元の 韓国製レンズを勧めていたが高いのでやめておいた。というか、レンズで500元払うのなら日本に帰って眼鏡を新しく買った方がいいだろう。

因みに眼鏡業界は中国ではかなりの暴利を貪る業界のようだ。レンズを選んだらその場で機械で研磨開始。20分ほど待つと研磨が終わりレンズ交換終了。レンズは予想どおり分厚いが中国にいる間はこれで十分 だ。レンズ代はちょっと値引きしてくれて150元だ。新しくなったレンズで切符売場の電光掲示板もよく見える。7/30の昆明行きのK113次の切符を購入してシムズへ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 2.2元
鉄道 230元 硬座 成都→昆明
バス 路線バス
眼鏡 150元
合計 276.2元

暑い、やる気無し

今日も蒸し暑い。やる気無しだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
合計 10元

もう駄目

暑い・・・。ドミは24時間サウナ状態だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
合計 10元

2回目のビザ延長完了

yunnan3_0121400頃、成都市公安局出入境接待大庁へ徒歩で向かう。1430頃、到着して2階の窓口で預り証(回执单)を提出すると四川省政府非税収入一般繳款書 (四川省政府非税収入一般缴款书)という振込用紙を貰い、預り証(回执单)は返却される。これを持って外へ出て右へ100m程歩くと中国工商銀行があるのでここでビザ申請費の160元を支払って振込用紙の控え2枚を受取るが人民が多すぎて30分ほど待つ。

yunnan3_013再び成都市公安局出入境接待大庁へ戻り窓口で預り証 (回执单)と2枚の振込用紙の控えを提出すると、ビザが延長されたパスポートと振込用紙の控え1枚を受取りビザ延長手続き完了である。

yunnan3_014以前のビザは「CANCELLED注销」と取消処理されていた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 6.8元
ビザ 160元
合計 166.8元

新疆ウイグル自治区旅行記~準備編

N752次 硬座で貴陽→成都

xinjiang_0011200頃、ユースホステルを出て貴陽駅まで徒歩で向かう。今日はN752次で成都へ向かうのだが1627発なのでまだまだ時間がある。ゆっくり歩いて1300 頃、貴陽駅に到着する。

xinjiang_002貴陽駅では何故か入口に人民が屯しており待合室へ向かう乗客にとっては邪魔な存在である。一体何故わざわざ入口に屯しているのだろうか?

xinjiang_003待合室に到着すると今度は暑さにやられた人民が横になって寝ている。

xinjiang_004こういう光景を見ると「こいつらは社会の底辺で金持ちに搾取されているのだろう」とか考えてしまう。

xinjiang_0051550頃、改札が始まり列車に乗り込む。今日の列車はエアコン無しの非空調なので安い切符を求めて貧乏人で溢れると予想する。

xinjiang_006そして、列車が発車すると 一見車内はそれほど混雑は酷く無さそうであったが無座の乗客の定番位置である乗降口、連結部は人民と荷物で溢れていた。発車してから暫くすると人民たちがカップ麺やバナナなどを食べ始めるが予想通り空容器やバナナの皮を窓から投げ捨ててくれた。非空調の宿命である民度の低い人民により車内はヒマワリの種、 痰などで汚染が進んでいく。そして、連結部ではガキが泣き喚いている。あまりの暑さに耐え切れないのだろう。車内の温度計は34度を指しておりサウナ状態だ。夜になるまでガキは生きていられるか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5.4元
合計 5.4元

成都に到着

xinjiang_007夜が明けると既に四川省へ入っており1100過ぎに成都に到着する。駅を出てバス停へ向かうが先月の大地震の影響は成都には全く無かった。

老沈青年旅舎

xinjiang_008で、成都での宿なのだが・・・。もちろん老沈青年旅舎に宿泊だ。去年、観華青年旅舎が再開発で閉店になってしまったが老沈青年旅舎はそれを上回る規模になっていた。しかし、チベット暴動や成都は大地震でこれといった被害は無かったのだが風評被害とかいうやつの影響で成都の観光業はかなりの打撃を受けてい た。

xinjiang_009そして、老沈青年旅舎も客が少ない。まだ、客足が戻ってきていないようだ。まあ、欧米人は地震に慣れていないから怖くて成都へ近づけないのだろう。

xinjiang_010日本人からすれば地震から1ヶ月以上経っているのだから既に地震は問題ではないだろう。旅行客は少ないのだが復興支援のボランティアの拠点と化しているようで打ち合わせをしているのをよく見かけた。

成都駅で切符購入

xinjiang_0111400頃、成都駅へ行き明後日の成都→蘭州と明々後日の蘭州→トルファンの切符を買おうとするのだが列に並んでいると後ろの人民の兄ちゃんがやたらと密 着してくる。「こいつスリか?」と思っていたら鼻息をかけてくるし、尻に股間が当たるしでスリというより変態のようだ。

中国の切符売場だとやたらと密着してくる人民が多いのでこういった事には度々遭遇してるのだが今日のは酷いので「鼻息荒れえぞ」「股間当てるな変態」とか言ってやるが人民は日本語を理解できないので中国語で何か言っている。でも、普通話では無いので何を言っているのか全く分からず。

xinjiang_012で、肝心の切符は蘭州までは買えたが 蘭州→トルファンが買えなかった。何故か蘭州→アクスの硬臥は販売していたが2倍の料金になってしまうので、蘭州へ行ってから考える事にする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 7元
宿泊費 60元
鉄道 73元 硬座 成都→蘭州
バス 5元 路線バス
合計 145元

躓いて左足の親指負傷

朝から段差に躓いて左足の親指を負傷してしまう。見事に爪が割れて痛い。完治には2,3週間必要といった所だろうか。それまでは歩くのも遅くなるので列車に乗る時は人民との競争でかなり不利になる。この旅で最大の怪我だ。

インフレでも成都は・・・

インフレが酷い中国だが、去年訪れた時と同じように成都にはご飯食べ放題の食堂が健在であった。昨日、今日と去年見つけた食堂でご飯を食べまくる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
合計 12元

1048次 硬座で成都→蘭州

xinjiang_0131030頃、老沈青年旅舎を出て412路のバスで成都駅へ向かう。待合室に入り改札口に陣取り先頭を確保する。1150頃に改札が始まり荷物の置き場所を確保するが後から来た人民が勝手にバックパックを荷物棚から降ろそうとするので阻止すると何か文句を言っているが四川方言なので全く理解できないので無視する。せっかく先頭に並んで確保したのに場所を取られては大変だ。まあ、並ぶのが遅かった人民、お前が悪いのだ。荷物の置き場所を確保したければ早く並ぶ事である。

列車が発車して四川汶川大地震の被災地を通過していく。德陽、綿陽までは特に被災している様子は窺えなかったが綿陽を過ぎると青い被災者用のテントが確認できるようになってきた。山間部に入ると川原にテントが密集していたり、ある程度の街だと仮設住宅も見られた。そして、陝西省に入り陽平関に到着しても被災者用のテントが見える。改めて地震の規模が大きかった事を認識させられた。

地震の被害を目の当たりにしたのだが乗客の民度の低さも凄かった。 窓からゴミを何の躊躇いも無く外へ捨てるしビール瓶は10本以上が捨てられている。裸族も車内をうろついている。おまけにガキは目の前で小便をして座席下に置かれていた人民たちの荷物が被害に遭っていた。更には同じBOX席の人民どもがトランプで賭博をしており乗警にみつかり注意されるも懲りずに賭けトラ ンプをしている。

そして、深夜になり体調がどうも良くない。良くないというよりやばい。貧血だ!2,3年に1度は貧血になっているので今までの経験上で5分ほど横になれば問題ないのだが既に人民どもが3列シートを占領して熟睡していやがる。仕方ないので無座の人民がいる乗降口で横になって回復を待つ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5元
バス 1元 路線バス
合計 6元

2661次 硬座で蘭州→トルファン

xinjiang_0140830頃、蘭州に到着する。蘭州ではトルファン行きの切符を確保しなければならないのだが狙っていた2661次の切符は成都ではアクスまでの硬臥の切符しか販売していなかったので蘭州ではどうかと思い切符売場へ行くと硬座の切符を普通に販売していたのですぐに購入する。やはり中国だと発券システムが日本とは違い色々と不便なところが多い。

xinjiang_0152661次は1419発なのでそのまま待合室で待つ事にする。1400頃に改札が始まり乗車するがエアコン無しの非空調なので窓を開けようとしたら鍵がかけられていた。他の窓も少し開けて全て鍵がかけられており乗務員に窓開けるよういっても人民がゴミを投げ捨てるという理由で開錠してくれなかった。おかげで車内は既にサウナ状態。

列車が走り出しても暑いし窓が少ししか開けていなくても人民はゴミを普通に投げ捨てている。 まあ、さすがにビール瓶は投げ捨てる事はできなくなっていたが、はっきり言って窓に鍵をかけるのは乗客を人と思わず荷物扱いである。人民の民度の低さが招いた結果だろう。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 100元 硬座 蘭州→トルファン
合計 100元

貴州省旅行記~鎮遠・凱裏・貴陽

2301次 硬座で重慶→貴陽

guizhou_03609:10頃、重慶国際青年旅舎を出て503路のバスで重慶駅へ移動する。今日は貴州省貴陽まで移動なのだが天気は雨だ。というより、朝から雷が鳴ってい る。10:00頃、重慶駅に到着し手荷物検査を通過すると身分証確認が待っていたが面倒なので知らない振りしてそのまま待合室へ向かう。幸い見るからに「農民です!民工です!天秤棒と肥料袋は出稼ぎの必須アイテムです!」という人達だけが並ばされており自分は確認対象ではなかったようだ。

guizhou_0371020過ぎに 改札が始まりホームへ移動し乗車するが硬臥と軟臥はホームに屋根の付いている部分で濡れないのだが硬座は屋根無しホームになっていた。

guizhou_038何かあからさまに区別されているような気がした。

guizhou_039定刻通り10:45に発車して貴陽への乗り鉄が始まるのだが予想通りというか乗客の文明度はかなり低かった。昼になりぶっかけ飯の快餐やカップ麺を乗客たちが食べ始めるのだが食べ終わると空の容器を窓からポイ捨てしている。おまけにビール瓶もポイ捨てだ。更に裸族も出現する。

そして、隣のボックス席では子供に母ちゃんと婆ちゃんがご飯を食べさせていたのだが、このガキが曲者で食べながら床に小便をしているのだ。中国では子供のズボンは脱がなくても大小便が できるように股に穴が開いているというか縫い合わせていないのだ。おかげでガキどもは所構わず(バスの車内、スーパーの食料品売場など)大小便ができるという中国が誇る発明品となっている。ガキが床にした小便はそのまま放置され、この家族は何事も無かったかのように昼食の時間を過ごしている。

不快指数が急 上昇する中で対面のおっさんがタバコを吸い始めた。車内は禁煙なのに堂々とタバコを吸うので煙が来ないように窓を全開にするが風下になるおっさんは寒いよ うで窓を閉めるが嫌がらせですぐに全開にしてやる。こうして嫌がらせは成功するが次は隣のおっさんが床に唾を吐き始める。これほど文明度の低い人民が多すぎると呆れるを通り越して殺意を持ってしまう。

共産党にはもっとしっかりと人民どもを教育して猿から人へと進化させてやって欲しい。こういう田舎者が大都市で差別を受けているというが最低限の礼儀も無い田舎者は差別というか区別してやらなければ自分がどの階層にいるのか自覚できないだろう。共産党には本当に人民どもに礼儀作法を叩き込んで欲しい。頑張れ共産党!無理ならお猿さんの人民は抹殺してしまえばよいだろう。多すぎる人口も多少は減って無駄がなくなるだろう。

guizhou_040こうして、サルの人民に囲まれ20:30頃、貴陽に到着する。

guizhou_041貴陽駅

貴陽駅周辺の宿

今日は貴陽で1泊して明日は鎮遠へ移動するのだが、宿を探さなければならない。貴陽にもユースホステルが1件あるのだが今回は貴陽駅周辺の宿事情の調査も兼ねて1泊する。とりあえず、駅周辺を歩いてみるが招待所や旅社は多く高そうな賓館も数軒見受けられる。何軒かで料金を聞いてみるとそれなりの部屋は40元とかになってしまうが20元の部屋もあった。但し、20元部屋となると狭い、汚い、窓無しという所もあった。

そして、今回は珍しく客引きのおばちゃんを利用して20元部屋をいくつか案内させたのだが狭いのは分かっていたが自分の予想を上回る部屋が待っていた。それは、狭い、天井低い、階段が限りなく梯子に近いという物だった。窓は付いていたのだが天井低くて直立できないし階段というか梯子はバックパック背負って登れても降りる事はできないという構造だ。

久しぶり に色々な意味で中国が体験できる宿だったので1泊する。もちろん、やばそうな痰吐き人民とかが隣の部屋にいたりするので荷物を盗まれないようにパックセーフを使ってから切符購入と食事に出かける。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9元
宿泊費 20元
鉄道 18元 硬座 貴陽→鎮遠
バス 1元 路線バス
合計 48元

7440次 硬座で貴陽→鎮遠

guizhou_04206:00頃に起床して出発準備を整え始める。西南地方となると大連などの東北とは仕事始めの時間が違うようでまだ店は開いていない。大連だと06:00頃のは既に営業している飲食店があったほどなのだが広い中国では時間の感覚も地方によってだいぶ違う。

guizhou_04308:00頃、旅社を出て貴陽駅へと向かう。駅は思ったほど混雑しておらず待合室で改札が始まるのを待つ。

guizhou_04408:45頃、改札が始まりホームへ向かう。

guizhou_045今日の列車は普通慢車で普慢とか慢車と呼ばれる各駅停車で地元民御用達の列車だ。乗客には漢族とは服装が違うおばちゃんとかも乗車しておりちょっと少数民族の住む地域へ行くのだと認識する。

guizhou_0460907定刻通り発車し各駅停車でのんびりと鎮遠を目指すが乗客の人民た ちは予想通りサルだった。タバコを堂々と吸っているし、対面のおっさんは窓を開けてやたらと痰を吐いているし、床には喰い散らかされたヒマワリの種が散乱している。

guizhou_047文明社会ではない事を認識しつつ移動する。そして、各駅停車なので駅の間隔が短く日本の在来線のようにすぐに次の駅に到着していくが慢車なので貨物列車にも追い越されるほどの遅さだ。13:00頃、凱裏に到着するが今日はこのまま通り過ぎて鎮遠へ向かう。凱裏は明日訪れる予定だ。

guizhou_04815:15頃、今日の目的 地の鎮遠に到着する。

guizhou_049かなりの田舎だと思っていたが鎮遠古鎮とか、鎮遠古城とかで観光地として売り出し中なので駅は立派だ。

鎮遠古鎮

guizhou_050駅から古鎮までは3㎞ほど離れているのだが、鎮遠には路線バスは走っていなかった。

guizhou_051とりあえず宿を決めなければならないのだが駅前の招待所は何やらボロそうなので駅前の西秀街を古鎮と街のある東へ歩いていくが、今日はまだ何も食べていないので1㎞ほど歩いただけで疲れてきてしまった。

街に入ると宿が数軒見えてきたのでその中から金鳳凰招待所に1泊する事にする。30元部屋なのだが昨日の20元部屋とは天と地ほどの差があった。部屋は広く、テレビ、シャ ワー、トイレまで付いていた。荷物を置いて古鎮へと向かう。

guizhou_05217:00頃、古鎮の入口に到着する。

guizhou_053この辺りに来ると賓館、招待所、客桟など宿が豊富にある。ただ、外から覗いただけだが招待所とかでも1泊50元とかが目立っていたので観光地料金で高めのようだ。

青龍洞古建築群

guizhou_054古鎮を歩いていると川の対岸に青龍洞が見えてきた。

guizhou_055崖にいくつもの建築物がはり付くように建てられており遠くからでも見ごたえがある。橋を渡り青龍洞に向かう。

guizhou_056川では地元の子供たちが遊んでいるのだが、見た目でその水質だと色々と問題がありそうに思えるのだが・・・。

guizhou_057青龍洞。

guizhou_058青龍洞を見物するが既に閉まっており入場料とかは分からずじまいに終わり街へと戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
宿泊費 30元
合計 42元

7439次 無座で鎮遠→凱裏

guizhou_05908:00頃、招待所を出て鎮遠駅へ向かう。今日は凱裏へ移動なのだがまだ切符は買っていない。駅に着き切符売場へ行くと既に人民列ができていた。狙っている7439次は09:30発なのだがこれだけの長蛇の列なので1時間前に到着しておいてよかった。

並んで15分ほど待つとようやく順番が来たが姉ちゃんが割り込もうとするので「並べ!」と言って追い出すがこれはどうでも良かった。窓口のおばちゃんに「凱裏行き1枚」というと「11元」といって支払いをするが渡された切符は先に発車するK65次だったので「7439次にして!」というが言葉が通じない。おばちゃんの方言も聞き取れないので困った状況になり かけたが「慢車の切符!」といって何とか通じた。改札が始まりホームへ出て列車の到着を待つ。

guizhou_060貨物列車が通過した後に7439次が入線してきた。席を確保 できるか分からなかったのだが乗車してみたら余裕で座れた。各駅停車なので地元民しか需要が無いだろうから満席というのは滅多に無いのだろう。

guizhou_061列車はのんびりと凱裏へ向かいます。

guizhou_062桐木寨の駅の近くには集落があった。

guizhou_063車窓から見る風景を楽しみながら凱裏へと向かう。凱裏の手前の桐木寨の近くでは苗族と思われる集落が見え少数民族を売りにしている貴州省らしさが出てきた。1150頃、凱裏に到着する。凱裏の天気は晴れで蒸し暑い。

苗嶺青年旅舎

guizhou_064凱裏駅は街の北はずれにあるので路線バスで市区へと移動しなければならない。

guizhou_0651路のバスに乗車して大十字を目指すのだが、なぜ大十字へ行くのかというと凱裏で一番賑わっているのが大十字だからだ。そして、大十字にはこんな旅舎があるらしいので泊まってみる事にする。1路のバスで大十字に向かうのだが凱裏の1路と2路のバスはバス停以外でも自由に乗車する事ができるので油断しているとどのバス停まで行ったか分からなくなるだ。

guizhou_066何とか大十字に到着して苗嶺青年旅舎を探す。新華書店の近くとあったので新華書店を見つけてすぐに苗嶺青年旅舎の看板を見つける。で、とりあえず1泊する事にするがこの宿は「苗嶺青年旅舎」と「苗嶺青年旅社」の2種類の看板を掲げているのだが設備はニーハオトイレだったりで実際は「旅社」である。

凱裏市内を調査

guizhou_067凱裏は市内には見るような場所はないに等しく郊外の少数民族の村まで行かなければ何も無い田舎だ。それでも、市内のバス停は少数民族を意識した造りになっており観光で町おこしをしているとうかがえる。少数民族の村には明日行くとして今日はバスターミナルやビザ申請の為に公安局の場所を確認する。

凱裏市内には凱裏市公安局と黔東苗族侗族自治州公安局の2ヶ所があるのだが黔東苗族侗族自治州人民政府HPには黔東苗族侗族自治州公安局でビザ申請するような事が表記されている。しかし、瀋陽で遼寧省公安庁でビザ申請ができなかった事もあるし、凱裏市公安局には凱裏市公安局出入境弁証中心なんて立派な建物があり州公安局で申請できるかは疑問だ。

guizhou_068バス停は少数民族を意識した造りになっている

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17.9元
宿泊費 30元
切符 5.5元 無座 鎮遠→凱裏
バス 1元 路線バス
合計 54.4元

宿探しとバスターミナル

guizhou_069苗嶺青年旅舎は凱裏の中心部である大十字にあるのだが料金の割に設備が悪いので他の宿を探す事にする。08:00頃から周辺の宿を調べるが大十字周辺には 招待所や旅社がかなりあるのだが建物が古そうなので中の設備もどうも古そうだ。賓館とかなら外から見ても結構いい設備なのだろうと思わせる雰囲気なのだが 料金が3桁になっていてとても泊まる事はできない。

大十字周辺は諦めた方がよさそうなのでバスターミナル近くを探してみる事にする。バスターミナルの凱裏客車站は大十字から少し離れているがそれでも十分賑やかだ。賓館、招待所、旅社もそこそこ揃っているのでこちらで探した方がよさそうだろう。

guizhou_070とりあえず、 凱裏客車站の周辺で探すとして凱裏には他にもバスの発着場所があるらしい。そこで、歩いて探してみると確かにバスターミナルはあった。潰れていたが・・・。他にも探してみると市医路客車站を見つけた。ここは短距離専門のようだが少数民族の村へ行くかは不明だ。

guizhou_07111:00頃、苗嶺青年旅舎を出て凱裏客車站の周辺で新たな宿を探し始める。まずは賓館から数軒あたってみるが1泊50-120元と幅は広いがちょっと貧乏人には・・・。続いて招待所、旅社を探してみるが大体20-40元で部屋はあるが外国人お断りも宿もあった。

guizhou_072その中で今回は凱裏客車站から坂を下り交差点を右に進み凱運大道(凯云大道)にあった黎榕従招待所に宿泊する。ここはとりあえず外国人お断りではないようで登記もしていた。1泊30元でトイレ・ シャワー付きで昨日のボロ部屋からかなりの昇級といった所だ。

guizhou_073昼過ぎに新たに情報収集の為に出かける。凱裏客車站から9路のバスに乗車して城南客車站へ向かう。凱裏にはまだバスターミナルがあるようだ。バスは凱裏の南東へ走るが途中で黔嶺州林汽客車站というバスターミナルに到着する。ここは規模は小さいが比較的新しそうなバスターミナルなのでちょっと確認しておく事にする。

建物とかは新しかったがバスの時刻表とかは全く見当たらない。深圳行きのバスとかもあり一応営業はしているが利用客は少なく採算は取れているのかといった感じだ。そして、徒歩で9路のバスの経路を辿っていくと1路の終点に到着してしまった。ちょうど、凱裏の南に辿りついた様だが9路のバスは更に西 へ走っていった。

guizhou_074更に西へ進もうとすると博南客車站という看板を見つける。どうやら、1路の終点の近くにはバスターミナルがあるようだ。博南客車站を調査してみると貴陽、黄平へのバスが多いようだ。でも、利用客は少なかった。

guizhou_075そして、14:00頃に凱裏城南客運站へ到着するが試験営業中であった。まだ正式営業していないほどの新しいバスターミナルなのだが利用客はいなかったというか誰も存在を知らないのかもしれない。でも、規模からして今後は凱裏最大のバ スターミナルになる可能性は十分ある。

凱裏はガキの野糞が多い?

市中心部に戻りイスラム食堂でラグメン(牛肉干拌面)を食べてスーパーで500g1元で古くなったライチが売られていたので2.5kg購入する。そして、 歩道を歩いていると犬の糞と明らかに違う糞が各所に放置されている。「これは人の糞だろう」と思っていると目の前でガキが糞をしている。もちろん、ズボンを下ろす必要のない股割れのズボンだ。

どうやら、凱裏のガキは道端で糞をするのが当たり前だと思っているようだ。「ちゃんとトイレで糞させろよ。衛生上問 題だろ!」と親に言ってやりたい所だが、親も痰吐き、手鼻だから理解できないのだろう。ここは共産党にしっかり人民どもを教育して貰うしかないだろう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
宿泊費 30元
バス 2元 路線バス
合計 54元

招待所では境外人員登記卡を貰えない

07:00頃、起床して招待所のおばちゃんに「公安局に行ってビザ申請しないといけないから臨時宿泊証明書を発行して!」と言ったらおばちゃんは「うちは 招待所だからそういうのは無いよ。それにうちは外国人は泊めちゃいけないから泊まったのがばれたらうちが罰金払わないといけないんだ」とか言っている。登記していたくせに実は外国人お断りの宿だった。

そして、おばちゃんはこのまま公安局へ行かれると非常にまずい事になると判断して「大十字の賓館なら外国人は大丈夫だよ。凱裏には今日来た事にして!」とかこの危険な日本人を安全かつ速やかに追い出す体制に入っている。まあ、こちらも宿泊証明が貰えないのであれば泊まる必要が無いので速やかに出て行く。

まあ、とりあえず招待所や旅社は駄目なので賓館を数軒聞いてみるがいずれも「今日公安局に行くから臨時宿泊証明発行して!」と言ったら初めは宿泊可だった賓館ですら「うちは外国人駄目なんだよ」と急に外国人お断りの宿へと変貌する。

その中でバスターミナルの凱裏客車站の近くにあった物貿賓館では「うちは大丈夫だよ」というので1泊50元の部屋に宿泊することにする。すぐに公安局へ行くために服務台で宿泊証明書を頼んだら「うちは無いんだよ」とか言い始める。とりあえず、ここの住所と電話番号を聞いたら名刺をくれたのでそのまま公安局へ乗り込む。

凱裏市公安局へ行くが・・・

guizhou_07610:00頃、凱裏市公安局出入境弁証中心に到着するが閉まっていて誰もいない。隣の地元民の戸籍や身分証を発行する建物があったのでそこで聞いてみる と、「公安局の1階だよ」と教えてくれる。そして、公安局の入口で聞いてみると「そこだよ」と出国出境接待庁を案内される。そこにはおばちゃん係官1名で 地元民パスポートとかの手続きをしている部署であった。

で、早速係官にビザ申請したい事を伝えパスポートを提示すると「境外人員登記卡は貰っていない の?」と聞くので「賓館では発行してくれなくて名刺を貰ってきました」と言いながら名刺を差し出すと係官の表情が変わり、係官が「物貿賓館?ここは外国人は泊まれないよ。」と言うので、こちらは「登記する時に今日公安局でビザ申請するから宿泊証明発行してと言ったんですよ」と返答すると、「ここは駄目だから他の賓館にしなさい」と言ってくるが、こちらも「他の賓館は200元とか300元で高いので泊まれないんですよ」と応戦!すると、係官が「石油賓館に行きなさい。外国人宿泊可でここが一番安いから。」と言いながら、石油賓館に電話を掛け始める。

そして、一番安いのがドミトリーで36元という所まで確認してくれて、電話番号とか書いた紙を渡される。石油賓館は昨日調べた賓館のひとつだったので場所は分かっていたので「場所は知っています。あとひとつ問題が あって、物貿賓館には既に登記してしまって・・・。」と言いかけると「返金の事ね。ちょっと待って!」と言って、今度は物貿賓館に電話を掛けて、老板に対して色々と文句というか注意をしているのだが方言で何を言っているのかほとんど分からない。

でも、話をつけてくれて「石油賓館に移って境外人員登記卡を貰ったらもう一度来なさい」みたいなことを言ってくる。これで問題解決だがついでにビザ申請についても「ノービザからの申請は可能か?」「資金証明は キャッシュカードでも大丈夫か?」「ビザは即日発行か?」と聞いてみると、どれも問題ないとの事だった。こうして、一旦宿の移動のために凱裏市公安局を出る。

ビザ申請するなら凱裏は石油賓館へ行くべし

guizhou_077凱裏市公安局から物貿賓館に戻ってきたら早速、服務台で呼び止められて「さっき公安局から電話があってうちは外国人駄目なんだよ」とか言ってくる。こちら も「すぐ出て行きますから」と返答して部屋へ戻り荷物をまとめて物貿賓館を後にする。係官が電話で話をつけてくれたので宿泊費と保証金はそのまま無事に返却された。

そして、凱裏客車站の前を通る文化北路の坂を上りきりT字路を右に曲がった所に石油賓館はあった。で、早速登記して境外人員登記卡を発行してもらうが既に昼を回っていたので2時過ぎに再び凱裏市公安局へ行く事にする。

今度は黔東苗族侗族自治州公安局へ

guizhou_07914:00過ぎに再び凱裏市公安局を訪れる。おばちゃん係官に境外人員登記卡を貰ってきた事を言うと「ちゃんと石油賓館へ移ったね。じゃあ、今度は州公安局で手続きをして!」みたいな事を言うので「州公安局って、北京東路の公安局ですか?」と聞くと「そうそう、知っているね」と一言。お礼を言って州公安局 へと向かう。凱裏市公安局では建物があってもビザ手続きはしていなかった。

15:00頃、黔東苗族侗族自治州公安局に到着。ここでビザ手続きをしているの は黔東苗族侗族自治州人民政府HPをみて 知っており、そのまま堂々と中へ入ろうとしたら入口で呼び止められてしまった。ビザ申請に来た事を伝えると「そこだよ」と教えてくれて窓口へ。

窓口の係官にビザ申請に来た事を伝えてパスポートと境外人員登記卡を渡すと「まだ5日残っているよ!今日申請すると今日から30日の延長になるよ。」との事。どうやら、凱裏では最終日から30日延長でなく申請日から30日のようだ。ここで「南京で延長した時は香港で取得したビザの最終日から延長になっていますよ。」 と明らかに文法が滅茶苦茶な怪しげな中国語で粘るが、「ここでは申請日からなんだよ。30日は越えられないんだよ。」とあえなく玉砕。

でも係官が「じゃあ、今日は月曜だから木曜にもう一度来て申請すれば?」と提案してきた。どうせ凱裏にはまだいるのだし木曜に申請するのは問題ないので、「じゃあ、木曜にもう一度来ます。」と返答してついでに足りない書類が無いか確認したら、境外人員登記卡の他にパスポートと最終入国日のスタンプのコピー、顔写真が必要との事だった。

そして、瀋陽での過ちを繰り返さないように南京市公安局で貰ったパンフレットを見せて「資金証明に国際キャッシュカードは大丈夫ですか?」と聞くと、「キャッシュカードにはいくら預金があるの?」を質問するので「40万円ぐらいあります」と答える。しかし、「でも、残高はどうやって証明する の?」と雲行きの怪しい質問が・・・。

ここで、再度「キャッシュカードじゃ駄目なんですか?」と聞くと「いいよ!いいよ!」と資金証明に関しては不問に なった。そして、係官がパンフレットを見て「それどこで貰ったの?」と聞くので「南京市公安局で貰いました」と返答すると「ちょっとコピーさせてね」とコピーをする。どうやら参考資料にするつもりか?条件確認が済み係官にお礼を言って木曜に再度訪れる事にする。

ビザ申請で一日使い石油賓館へ戻る

とりあえずビザ申請は大丈夫そうなので明日、明後日は凱裏周辺の少数民族の村を見物する事を計画しながら石油賓館へ戻る。石油賓館の5人ドミには先客がいるのだがロンリープラネットが転がっており、どうやら欧米人が宿泊しているようだ。でも、表紙には「China」でなく「Cina」と表記されている。一 体どこの国の人だろう?そして、18:00過ぎに白人さんの姉ちゃん2人組が帰ってきた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12.9元
宿泊費 36元
バス 1元 路線バス
合計 49.9元

凱裏郊外の掛丁へ

guizhou_080凱裏近郊の観光地図

guizhou_081これは州の観光地図

guizhou_08207:00過ぎに起床していよいよ凱裏郊外の少数民族の村を見物しようと出かける。まずはバスターミナルの凱裏客車站で麻塘行きのバスが無いか窓口で聞いてみると麻塘行きは無いとの事。どうやら、麻塘行きは別の場所から出ているようだ。

そこで予定を変更して、凱裏客車站から坂を下った所にある凱運大道(凯云大道)にバスが集結している場所があるのでそこから三棵樹、掛丁へ行ってみることにする。まだ、08:00前なのでバスは少なかったが脚高まで行くバスが停車していたので、これに乗車する。08:00に発車してまずは三棵樹を通過する。三棵樹は三棵樹鎮の中心地で観光開発が進んでおり立派な侗族だか苗族 の建物がある。どうやら三棵樹は特に見物する価値は無さそうだ。

guizhou_08308:30頃、掛丁に到着するがただの田舎で民族衣装を着た地元民はいなかった。まずは歩いてみるが川の向こうに集落が見えてきた。

guizhou_084とりあえずは建物だけは民族風情があるようで・・・。

guizhou_085ようやく少数民族の集落が見られたがここは凱裏から近いので本当の民族風情とは程遠いのであろう。

麻塘革家寨

guizhou_08610:30頃、営盤西路(营盘东路)と金橋路(金桥路)のT字路の北側付近に凱裏西郊客車站(実際はただの停車場)を発見して龍場(龙场)、魚洞(鱼洞)へのバスに乗車する。

これから麻塘へ行き麻塘革家寨を見物するのだ。凱裏の西北にある龍場、魚洞、麻塘周辺には革家と呼ばれる人口1万人ほどの少数民族が 住んでいるのだが革家は中国の55の少数民族に入っていない民族なのだ。で、麻塘革家寨が一番観光地として有名らしい。因みに、革家は本当は(亻革)家と書くらしいが(亻革)の字がPCでは表示できないのだ。というか、漢字として認められているのかも?なので看板とかは「革家」だったり「(亻革)家」だったりするのだ。

guizhou_0871120頃、麻塘の入口に到着する。ここからは徒歩で麻塘革家寨へ向かう。砂利道を歩いていくと向かいから白人さん2人、中国人1人がやってくる。どうやら、観光客とガイドのようだ。やはり、麻塘革家寨は有名らしい。

guizhou_088この牌坊から20分ほど歩きます。

guizhou_08911:40頃、麻塘革家寨が見えてきた。集落へ入ると民族衣装を着た婆ちゃんがいたが民芸品を売っていた。自分は民芸品は要らないので集落を散歩する。

guizhou_090集落へ入ってみます。

guizhou_091建物は新しくは無く雰囲気としては良さそう。

guizhou_092バスを降りて麻塘革家寨までの道は砂利道だったのだが集落内部の道路は舗装されていた。徐々に観光開発が進んでおりこの田舎の光景が何時まで保存されるのだろうか?土産物屋とかができたら、ある意味で既に魅力の無くなった観光地になるのかもしれないだろう。少数民族の村の魅力は観光開発されていないのが条件だろうな。

guizhou_093集落は山の斜面にあり、水田は平地にという形になっている。

guizhou_094麻塘革家寨

舟渓

guizhou_095凱裏西郊客車站に戻り、1300過ぎに舟渓行きのバスに乗車する。舟渓は凱裏の西南にあるのだが行ってみたら特にこれといった物は無かった。舟渓から更に奥に行くと青曼苗寨という苗族の集落があるのだが・・・。16:30頃、石油賓館へ戻ると白人さんの姉ちゃん2人組が出発の準備をしていた。どうやら移動のようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14.1元
宿泊費 72元 1泊36元×2
バス 6元 凱裏⇔掛丁
バス 10元 凱裏⇔麻塘
バス 11元 凱裏⇔舟渓
合計 113.1元

排楽

guizhou_09609:10頃、石油賓館を出発して凱裏客車站の近くにある凱運大道のバス終結場所から排楽行きのバスに乗車する。09:50頃、バスが出発して昨日通った 三棵樹から南へ進んでいく。三棵樹を過ぎると巴拉河に沿って山間部を走り続ける。まだ、凱裏からそれほど離れていないのだが景色はかなり良い。所々に苗族の集落もある。

guizhou_09710:30頃、排楽に到着する。排楽自体は民族風情などは全く無いのだが少し歩くと巴拉河と棚田が見えてきた。風景はなかなか良い。恐らく更に奥へ行く雷山や榕江へのバスに乗れば苗族の集落や巴拉河の風景が楽しめるのだろう。

guizhou_098更に奥の雷山や榕江へのバスに乗ればもっと良い風景があるかもしれない。

guizhou_09911:10頃、排楽から凱裏へ戻るバスへ乗車して途中の南花を目指す。巴拉河と途中に見える苗族の集落を見ながら過ごす。

guizhou_100巴拉河の景色を楽しみながら進みます。

guizhou_101途中で山の上に苗族の集落もある。

南花

guizhou_10211:30頃、南花に到着する。ここは南花苗寨があり700-800人の苗族が住んでいる。観光客もそこそこ見受けられるのである程度知られた観光地のようだ。

guizhou_103南花橋

guizhou_104南花苗寨

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18.9元
バス 5元 凱裏→排楽
バス 2元 排楽→南花
バス 4元 南花→凱裏
コピー 0.2元
合計 30.1元

黔東苗族侗族自治州公安局で即日ビザ取得

guizhou_10508:20頃、石油賓館を出て黔東苗族侗族自治州公安局へ向かう。今日はいよいよビザ申請をするのだ。08:35頃、黔東苗族侗族自治州公安局に到着する。入口から堂々と入るが今日は呼び止められずそのまま中へ入れた。恐らく入口の警備は「この前の外人がまた来たよ」と思っているのだろう。

guizhou_106で、窓口へ行ってみると何と08:00から受付をしていた。もう少し早く来ても良かったようだ。早速手続きの為に申請書を記入して、パスポート、境外人員登記卡などを提出する。係官もすぐに作業に入り暫く待っていると「他に用事があれば2時間後に来て」みたいな事を言うので石油賓館へ戻る。

因みにパスポートの預り証といった類の物は発行されていない。凱裏はビザ申請者がほとんどいないのと平和なのでそういう事をする必要が無いようだ。11:00頃、再び黔東苗族侗族 自治州公安局を訪れるとまだ手続きの途中であったが印刷が終わりパスポートにビザを貼るだけになっていた。必要な書類の確認作業などが終わりビザ代160元を支払い11:30頃、ビザ申請が完了する。

guizhou_107凱裏では約3時間でノービザからのビザ申請ができた。

1835次 無座で凱裏→貴陽

guizhou_108石油賓館へ戻り荷物をまとめて1路のバスで凱裏駅へと向かう。今日は貴陽まで移動して明後日の成都への移動に備えるのだ。12:10頃、凱裏駅に到着し貴陽行きの切符を購入する。

guizhou_10912:36発の1835次に乗車するのだが列車が到着してホームへ出ると乗客の人民たちがほとんどの窓から顔を出している。どうやら、人民には窓から顔を出すという習性があるようだ。

guizhou_110今回の切符は無座なので乗車してまずは荷物置き場の確保が最優先事項となる。幸い荷物棚が空いておりまずは一安心だ。

guizhou_111でも、席は無いというか寝ていたり脚を放り出している人民がいるので、こいつらをどかせば座れるのだが無理すると返り討ちになるので大人しくする。

guizhou_112凱裏を発車して30分ほどすると何故か席が空いて座れてしまった。

guizhou_113そして、車内では人民が乗務員の目を盗んでおばちゃんたちが豆腐料理や鶏肉料理、ミネラルウォーターを売っている。おまけに子供までミネラルウォーターを売り歩いているではないか!今日は木曜で平日だ。学校は?学校には行っていないのだろうか?さすが中国だ。社会主義と言いながら立派な資本主義になっている。ところかまわず金儲けのようだ。

そして、人民どもはペットボトルやゴミを窓からポイ捨てするといういつもの行動をしていた。更にこの列車では窓から足を出すというのも当たり前のようだ。これがオリンピックを開催する国の実態とは・・・。 何時になったら文明社会になるのだか・・・。

guizhou_114途中で広州行きの列車とすれ違った。

guizhou_115人民は窓から顔を出している。危険だろっ!。

guizhou_11615:55頃、貴陽に到着する。出口を出て切符売場で明後日の成都行きの切符を購入して24路のバスに乗車して貴州逸都青年旅舎を目指す。

貴州逸都青年旅舎

guizhou_11717:00頃、貴州逸都青年旅舎に到着する。

guizhou_118ここは逸都酒店の中に併設されたユースホステルだ。10人ドミを狙っていたが満室で6人ドミとなってしまった。とりあえず、明日は貴陽市内を観光してみよう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8.4元
宿泊費 100元 1泊50元×2
鉄道 14元 無座 凱裏→貴陽
鉄道 68元 硬座 貴陽→成都
バス 2元 路線バス
日用品 1.5元
ビザ 160元
合計 353.9元

惠水

guizhou_11909:00頃にユースホステルを出て貴陽客車站へ向かう。今日は貴陽の郊外にある青岩古鎮にでも行こうと思ったのだが情報不足で行き方が良く分からない。貴陽客車站でバスを調べても青岩行きは見当たらない。そこで、代わりに青岩方向の惠水へ行ってみることにする。と言っても、今日の天気は雨であまり遠出できるような状況ではない。

guizhou_12010:00過ぎに惠水行きのバスが発車するが渋滞でなかなか貴陽市内から出る事ができない。貴陽市内を出ると青岩古鎮のすぐ近くを通るのだがこのまま惠水まで行ってみる事にする。昼頃になってようやく惠水に到着する。

guizhou_121惠水まで来てみたものの惠水には何も無かった。代わりにバスターミナルにあった持込禁止品のリストを見て笑ってしまった。持込禁止品に手榴弾と爆薬があるのだ。どうやら人民は手榴弾と爆薬を持ってバスに乗ろうとするようだ。このご時世でそんな危険な物を持っていたらテロリスト扱いだろっ!それに危険物に手榴弾があるという事は中国では普通に入手できる物という事か?さすが何でもありの中国だ。手榴弾も市場に流通しているのか?

guizhou_122惠水→青岩のバスの切符

青岩古鎮

guizhou_12313:00頃、青岩古鎮に到着する。

guizhou_124青岩古鎮は明の洪武11年(1378)に造られた古鎮だ。現在でも古い建物が比較的良い状態で保存されつつ観光開発が進んでいる。

guizhou_125湖南省の鳳凰古城に近い古鎮といった感じだ。

guizhou_126青岩古鎮からは花渓車站へバスとタクシーが出ていた。

guizhou_127帰りはタクシーで花渓車站へ移動して203路のバスで貴陽駅へ戻った。

guizhou_128貴陽駅から203路のバスで花渓へ行く事もできる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13.9元
バス 4元 路線バス
バス 13元 貴陽→恵水
バス 6.5元 恵水→青岩
タクシー 3元
合計 40.4元

貴州省旅行記~準備

深圳到着

guizhou_00105:13定刻どおり深圳に到着する。3152キ㎞の長旅にも関わらずに時間通り到着というのは中国では奇跡に近いと言って良いくらいだ。それとも、やはり特快だとその辺の普快と違いダイヤの優先度が高く当たり前なのか?まあ、どちらにせよ無事に深圳に到着した。

福田口岸から出境してすぐに入境

guizhou_00206:30過ぎに地下鉄の運転が始まり皇崗まで移動して福田口岸から香港へ入境するのだが中国側のイミグレで「ビザが切れてる」とか言われるので5/30 の入国スタンプを指差してノービザで入った事を告げるとあっさり出国スタンプを押してくれて問題なし。まあ、中国と香港のスタンプばかりだから分かり難いのだろうな。でも、端末に最終入国日は表示されていないのかな?

中国を出て香港へ入り再び中国へ戻るのだが、以前ならMTRで羅湖へ移動して中国へ再入境するのだが今回は新たな経路を見つけることに成功した。新たな経路は香港のイミグレを出て左のバス乗り場へ降りると香港出境のイミグレカウンターへつながる階段があるのだ。前回、香港宿泊の時にこのバス乗り場を発見して「路線バスもあるんだ」と思っていたのだが、もしかしたらここからそのまま出境カウンターへ行けるのではないかと思い今回調べてみたら予想通りそのまま抜けられる事が分かった。

guizhou_003これで、今まで羅湖や皇崗から香港へ入っても一度MTRやバス で上水へ行かなければならなかったのが福田口岸だと香港へ入境してすぐに中国へ戻る事ができるのだ。

賽格電子市場

今回も深圳僑城旅友国際青年旅舎に宿泊することにして夕方に華強北路の賽格電子市場や賽格数碼広場などへ行ってみた。賽格電子市場などが集まる華強北路は秋葉原みたいな電脳街となっている。夕方に訪れた為に既に閉店している店舗も明日出直す事にする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8.2元
宿泊費 100元 1泊50元×2
地下鉄 13元
合計 121.2元

深圳の電脳街「華強北路」

guizhou_00510:05頃、地下鉄1号線で僑城東から華強路へ向かう。華強路駅に到着後はA出口を出ると電脳街の華強北路だ。香港で購入したオリンパスのFE-310があまりにも使い物にならない糞デジカメだったので代わりのデジカメを探すのだ。

で、この深圳の電脳街である華強北路周辺は他の電脳街と比べてどの程度なのかというとビル1棟で香港の高登電脳商場の規模を既に超えています。電子部品を扱う業者が入る電子城もいくつかあるのですが、電子城1つで秋葉原のラジオセンターとラジオデパートの数倍の規模を誇っています。はっきり言って規模に関しては半端じゃありません!但し、秋葉原のようにラオックスやソフマップみたいな大規模店舗は皆無で個人商店規模のPCパーツ店、携帯電話屋とかが多数あります。この辺は日本とは事情が違うようです。

guizhou_006そして、品揃えに関しては さすがに秋葉原には劣ります。まあ、これは個人商店規模の店ばかりなので売れ筋重視で品揃え重視というのができないという事なのでしょうか?まあ、品揃え に関しては北京の中関村や瀋陽の三好街も似たような感じですね。

それと、中古市場に関してはPCパーツの中古品は充実しているのですがデジカメの中古市場に関しては数件あるだけで発展途上といったところでしょう。さて、自分はデジカメを探すのだがソニーやキャノンはどこの店でも扱っているのだが意外な事に松下が少ないという事が分かってきた。これは中古デジカメでも共通しておりソニー、キャノンは種類が豊富だった。

guizhou_004さらに色々と調べているうちに携帯電話やデジカメの修理屋もかなりあることが分かってきた。日本なら壊れたらメーカー送りや買い替えだが、中国の場合は保証期間が過ぎていたり中古品とかは修理 屋に持ち込むようだ。さらに修理屋は二個一の携帯電話やデジカメも作っているので腕は確かなようだ。こうして、情報収集をしながらオリンパスの糞デジカメ FE-310を売却して松下のDMC-LZ8を購入した。因みにDMC-LZ8は中国製で日本未発売の型のようだ。

両替
JTBグローバルキャッシュ(HSBCで引き出す) 49453円→3000元 1元=16.48円

本日の出費
項目 金額 備考
地下鉄 6元
デジカメ 1680元 松下 DMC-LZ8
メディア 125元 SDHC4GB
合計 1811元

中国では車酔いする人民が多い

05:00頃に起床してビザが切れる27日までの予定を組み始める。深圳を出発する当日の朝に行動予定を立てるという我ながらかなり無茶な事をやっている。08:30頃、近くのスーパーで今日と明日の食料を調達して09:10頃、ユースホステルを出て234路のバスで深圳西駅へ向かうのだがバスの中で姉ちゃんがゲロを吐き始める。

どうも中国だとバスの中でゲロを吐く人民がやたらと多いのだが最近になって理由が分かってきた。理由はごく簡単なものだった。車に乗る 機会が少ないから簡単に酔って吐くというものだ。日本は車社会だから幼い頃から車に乗って車酔いとかに強くなっているから大人はそう簡単には酔わないのだが、中国はようやく車社会に入ったと言っても田舎では牛、馬、ロバが現役で車に乗る機会なんて滅多にない状態だ。

そんな田舎から深圳なんて大都会にやってきた人民では路線バスでも酔ってしまうのだ。田舎でもバスの中で吐いている人民はいつも見かけるし窓から頭出して吐く人民もいる。しかも、窓から頭出して吐かれると風圧で後ろの席にゲロが飛んでくるという二次災害も発生するのだ。自分も二次災害に巻き込まれた事が何度かある。もし、バスで吐いている人民を見かけたら確実にその人民は普段車に乗る機会のない田舎者だということを頭の片隅に覚えておこう。

K586次 硬座で深圳西→重慶北

guizhou_00710:10頃、深圳西駅に到着する。

guizhou_008ユースホステルを出るのが遅くなってしまったので10:38発の列車に乗るのに1010頃に到着ははっきり言ってかなり危険な状態だ。改札は始まっているだろうし荷物棚は確保できないだろう。荷物検査を終えて待合室へ入ると改札は既に始まっており乗客がホームへ向かっている。

自分も急いでホームへ向かい乗車するが予想通り荷物棚は一杯であり何処に荷物を置くか迷っていると乗務員が座席の下にバックパックの置き場所を確保してくれて何とか荷物は置けたが座席下、即ち床に置いているので重慶北までバックパックが無傷かという問題が残った。

guizhou_009そして、6分遅れの10:44に列車が重慶北 へ向けて発車する。今回、乗車した列車はK586次なのだが深圳西発なので民工御用達列車だと思っていたが少なくとも自分の乗車している10号車には天秤棒や尿素と書かれた肥料袋は見当たらなかった。

発車後暫くすると乗警(乘警)2人が乗客に対して挨拶をしている。そして、乗務員も床にゴミのポイ捨てをし ないようにとか、タバコは連結部でとか注意事項を説明している。何やらいつもと違い乗警と乗務員の士気が高い。この士気の高さを裏付けるように乗務員はこ まめに掃除をしたり、ちゃんと駅到着前に大声でお知らせをしている。乗警もちゃんと巡回をしていた。でも、内陸へ向かう列車だったので夜に身分証確認はなかった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
バス 2元 路線バス
合計 12元

党員先鋒崗は伊達じゃない

guizhou_01005:00頃、桂林の西にある三江に到着した頃に目が覚める。トイレへ行って用足しを済ませ、顔を洗うが車内はあまり汚れていない。これは奇跡に近い!いつもならゴミ捨て場のようになるのだが綺麗なままだ。でも、1人で3列シート占領して寝ていたり、足を通路に出している人民はいた。

そして、朝食にパンを 食べている時に気づいたのだが車内に「党員先鋒崗」とかいう旗が飾られている。どうやらこの列車の乗務員は共産党員のようだ。人民の模範となる共産党員として日夜勤務しているようだ。道理で士気が高いわけだ。共産党は腐敗が酷いようだが、ここはまだまだしっかりと人民の模範となっている。

でも、この列車の 乗務員たちは既にパンダ並の絶滅危惧種なのかもしれない。今までは「青年文明号」とかのプレートがついている列車は乗務員の士気が高いと認識していたのだが「党員先鋒崗」も同様に士気が高い事を学べた。こうして、「中国にはまだ人民の模範になる共産党員がいるんだ」と思いながらパンを食べる。

パンを食べ終わって糞がしたくなったのでトイレへ行くのだがトイレのドアを開けたら人民が脱糞中であった。「鍵掛けろよ!」と思ったが既に脱糞中の人民を見てしまった。気分は下降気味になりながら別のトイレへ向かう。

08:30頃、湖南省懐化に到着。あと11時間の乗り鉄だ。昼を過ぎた頃、新たな珍事件が発生した。斜め前の席のガキがトイレへ行きたくなったようだが生憎停車駅が近づき既にトイレに鍵がかけられていた。そこで、ガキの母ちゃんがペットボトルを手に取り小便をさせ始める。この光景に隣と向かいの席の姉ちゃんたちは何故か大喜びしている。で、幸いガキのチンコはペットボトルの口径より小さかったので飛び散ることなく無事に小便はペットボトルに回収されちゃんと処分された。

guizhou_01119:01に重慶北駅到着。深圳西から2041㎞の乗り鉄は終了した。

重慶国際青年旅舎

guizhou_012重慶北駅から141路のバスに乗車して朝天門へ向かう。因みに重慶を訪れる人は重慶北駅は龍頭寺火車站(龙头寺火车站)、重慶駅は菜園壩火車站(菜园坝火车站)と呼ばれているので覚えておくと便利だ。20:15頃、朝天門に到着する。バスターミナルの朝天門汽車総站(朝天门汽车总站)から西へ5分ほど歩くと重慶国際青年旅舎に到着する。

ここは5/1に正式開業したばかりのユースホステルなのでどんな物か調査の為に宿泊する事にする。立地条件は三峡下りの起点になる重慶港まで徒歩で15分ほどの場所でバスターミナルは徒歩5分でまずまずだ。とりあえず6人ドミトリーに3泊する事にして重慶での拠点を確保する。

既に夜になっており夕飯を食べに出かける。夕飯に鶏蛋炒飯を食べて帰りに古くなって叩き売られていたライチが500g2.5元だったので2元分購入する。ユースホステルに戻り今年最初のライチを食べる。22:00頃、ドミに白人さんが1名やって来たが英語で何か言っている。「yangshuo(陽朔)」とか言っておりよく考えたら陽朔で同じドミだった白人さんだった。こちらは全く覚えていなかったが向こうは覚えていた。まあ、こういう事もあるんだな。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 6元
宿泊費 90元 1泊30元×3
バス 1元 路線バス
合計 197元

バスターミナルでスリの捕り物劇


09:30頃、ユースホステルを出てバスターミナルの朝天門汽車総站へ行ってみる。ここは長距離バスターミナルだが路線バスのターミナルにもなっている。今日は重慶中国三峡博物館と桂園でも見物しようと路線バスに乗ろうとするのだがここで事件が発生する。

前方から男2人が走ってくる。前を走る男が何かをやらかして 逃げているようで追いかけてくる男がバスの車掌のようだ。「これは追いかけるしかない!」と判断して追跡を開始すると、周辺の住民も一斉に追跡を開始して事の顛末を見物しようとする。

そして、男に追いついた時には既に乗務員が手錠をかけて取り押さえていた。野次馬の人民が何事かと集まり様子を伺っていると女性がやって来てバックの中を確認したりしているのでどうやらスリが捕まったようだ。スリは乗務員に顔を叩かれているが袋叩きにはならずに近くの治安亭(交番みたいな所)に連行される。

それにしても、バスの乗務員でも手錠を持っているというのは驚きだ。でも、スリは多いからそれぐらいの装備がないと捕まえても逃げられてしまうから当然の装備なのだろうな。まあ、現金輸送車の警備員がショットガンを装備している国だから何でもありなのだろう。

桂園、曽家岩50号

guizhou_01310:30頃、朝天門からバスで上清寺へ移動する。何路のバスかは忘れたが、恐らく104路とかだと思うが・・・。上清寺で下車して徒歩5分ほどで桂園に到着する。

桂園は国共内戦が勃発する前に蒋介石と毛沢東が2回会談した場所である。去年訪れた時は有料だったのだが今年の3/26から無料になったのだ。無料化はここだけでなく共産党大会で博物館や紀念館を無料化しようという宣言を受けて三峡博物館や紅岩村革命紀念館など重慶の主だった博物館、紀念館も一斉に無料化されたのだ。おかげでインフレの激しい昨今、貧乏旅行者にはありがたい無料化だ。

こういう時だけは「やはり共産党が中国を統治するのが一番だな!」と思ってしまうが冷静に考えると「インフレ止めろ!」「資源の浪費をやめろ!」「環境破壊をやめろ!」という言葉が浮かんでくる。博物館無料化で人民の目を逸らさせる事はできるのか?でも、重慶では革命関連の観光地が14ヶ所無料化になっているのはありがたい。

guizhou_014周恩来弁公室。ここで重慶談判の間に周恩来は執務を執っていた。

guizhou_015入場券

guizhou_016桂園は見物した事があるので10分ほど見物して曽家岩50号へ向かう。11:05頃に曽家岩50号に到着する。ここは周公館と呼ばれた場所で日中戦争時に周恩来が執務を執っていた場所である。

重慶中国三峡博物館

guizhou_01711:30頃、大礼堂の対面にある重慶中国三峡博物館を訪れる。ここは通称「三峡博物館」として重慶の定番観光地となっている。ここも無料化されありがたく見物する。以前は入場料40元だったのでここの無料化はかなり凄い。

まずは入場券を貰わなければならないのだが窓口のおばちゃんに「身分証!」といわれ てパスポートを提示するがおばちゃん分かっていなかったので「パスポートですよ。これ見て!」といって期限切れだけどビザを見せるとすんなり入場券をくれた。

何時の時代かは分からないが関羽像が展示されている。

guizhou_018重慶周辺の出土物が展示されている。

guizhou_019古代の合葬墓も展示されている。

guizhou_020西南地方の少数民族についても展示がある。

guizhou_021これは風雨橋で有名な侗族。

guizhou_022さていよいよ見物だが重慶周辺の歴史と三峡について知る事ができるので三峡下りの前には是非見物しておきたい場所なのだが自分が三峡下りの時はまだ有料だった。石器、青銅器から三峡、西南地方の少数民族、抗日戦争まで幅広い展示内容になっている。

guizhou_023そして、重慶といえば重慶爆撃だ。抗日戦争の展示では日本軍の非道と如何にして勝利したかの展示がある中でどこぞの日本人が重慶まで慰霊に訪れたというパネルが展示されており、パネルの前にはメッセージノートが置かれていたの覗いてみると地震やオリンピックに関する模範的な書き込みが大多数であったが・・・。

guizhou_024これがメッセージノート。

guizhou_025

guizhou_026「杀死日本人(日本人殺す)」だそうです。

guizhou_027「中国万岁!日本右翼去死!(中国万歳!日本の右翼死ね!)」だそうです。

guizhou_028やはり、ありました。日本人に対する書き込みが・・・。「杀死日本人(日本人殺す)」「中国万岁!日本右翼去死!(中国万歳!日本の右翼死ね!)」「日本人该死!!!打死日本人(日本人は死ぬべき!!!日本人を殺せ)」だそうで、ご丁寧に挿絵付で日本人は豚になっている。

まあ、「日本の右翼死ね」は右翼限定なら日中国交回復時に毛沢東が「日本人民も被害者」というのと同じように一般国民と分けているから構わないが、「日本人殺す」は考えがかなり貧弱だ。まあ、実際に日本で暮らして酷い目にあったとかいうのなら分からなくもないが、日本に行った事もないような人民の書き込みだと井の中の蛙としかいいようがない。

極めつけは挿絵付の書き込みだが日本人は豚だそうだ。中国は豚の生産量、消費量世界一の豚大好き国家の筈だが・・・。大嫌いな日本人を大好きな豚に例えるのはどういう事なんだ?

guizhou_029もしかしたら、回族の書き込みか?それなら、イスラム教で豚は不浄の動物だから納得するが・・・。

特園中国民主党派歴史陳列館

guizhou_030あと忘れていたが桂園と曽家岩50号へ行く前に特園を訪れていた。特園は重慶談判の間に毛沢東が3度訪れ民主党派と会談を行っており、修復され5/12に対外開放された施設で中国民主党派歴史陳列館となっている。

中国は共産党の一党独裁なのだが実は民主党派と呼ばれている8政党があるのだ。でも、民主党派といっても共産党との関係は親分と子分の関係である。まあ、珍しいので見物しようと思ったが入場料は無料だが館内土足禁止で靴のカバーが5角になっていた。「おいおい、入場料無料と言っておいてそりゃないだろ!」と思いつつ外から見物するだけで終了となる。

guizhou_031特園は重慶談判の間に毛沢東が3度訪れ民主党派と会談を行っている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.9元
バス 3元 路線バス
合計 18.9元

貴陽行きの切符を購入

guizhou_03210:00過ぎに朝天門のバスターミナルから503路のバスで重慶駅へ向かう。今日は明日の貴陽行きの切符を調達しなければならない。もちろん狙う切符は非空調の普快で条件に合うのは2301次の重慶-湛江だ。

guizhou_033列に並び10分ほどで切符を購入する。貴陽までは34元だ。切符は買えたのだが重慶駅はダフ屋が多すぎるというか窓口の目の前で「乌鲁木齐!乌鲁木齐!(ウルムチ!ウルムチ!)」と堂々と叫んでいる。重慶の公安はやる気無しのようでダフ屋は野放し だ。

カルフールでマンゴーを買う

guizhou_034昼頃に503路のバスで朝天門に戻り一旦ユースホステルで休んでからカルフールまで買い物に出かける。この時気づいたのだが重慶国際青年旅舎は入口が2ヶ所あり大通りの長濱路は裏口だったのだ。道理で見つけ時に「分かりにくい入口だなぁ」と思ったわけだ。で、正面の入口は古い街並みを再現した路地に面しているのだが、まだ開発途上で逆にこちらが裏通りではと思ってしまうぐらいだ。
guizhou_035正面から出てカルフールへ向かうが朝天門の周辺は路地が入り組んでいて自分がどの辺にいるのか把握しにくい。何とかカルフールに到着して食料調達を開始する。果物コーナーでは茘枝(ライチ)が500g3.98元、芒果(マンゴー)は 500g2.48元だ。今回はマンゴーを買う事にする。

マンゴーを買ってユースホステルへ戻り早速食べてみる。今までマンゴーなんて食べた事なかったのだが、甘いし食感もよいではないか!マンゴーがこんなに美味いものだとは知らなかった。恐らくもっと南の産地へ行けば安くて更に甘いマンゴーが食べられるのだろう。

マンゴーを食べていると老板が「あなたを見かけた事がある。磁器口に泊まった事あるでしょ?」と聞いてくるので何で知っているのかと思ったら磁器口のユースホステルの姉ちゃんだった。まあ、去年の国慶節の期間中住み着いていたし、その後も泊まりに行ったので変な日本人だと覚えていたのだろう。磁器口とこのユースホステルは何か関係がありそうというか老板が同一人物っぽい。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9.7元
鉄道 34元 硬座 重慶→貴陽
バス 2元 路線バス
合計 45.7元

遼寧省旅行記~瀋陽

4302次 硬座で丹東→瀋陽

liaoning_0560530頃に起床して0650頃、丹東駅へ向かう。丹東駅は新駅舎を建設中で現在は仮駅舎となっている。

liaoning_0570705頃に改札が始まりホームへ向かう。

liaoning_058ホームを歩いていると何と丹東→新義州の列車が停車しているではないか!まさか北朝鮮への国際列車を目撃できるとは思っていなかった。この機会を逃すことはできないので、まずは車内に荷物を置いて急いで撮影へと向かう。

liaoning_059北朝鮮行きの列車を撮影していると駅員のおばちゃんが何か言っている。

liaoning_060いつもの事ながら中国では鉄はまだ珍しいようで行動を理解してくれないようだ。もっとも国境の駅という事もあるのかもしれないが・・・。日本なら「撮り鉄か」で終わってしまいそうなのだが中国はまだその域に達していない。

liaoning_0610730に定刻 どおり丹東を発車して瀋陽へ向かう。今回は座席が窓側ではなかったので昼寝して過ごす。何もしないまま瀋陽へ行ってもつまらないので瀋陽に近づいてきた所で香港でもらった法輪功の大紀元時報と人民報を人民が自由に見られるように車内において瀋陽駅へ降りた。人民はあの新聞を読んでどう反応するだろうか?

帥府国際青年旅舎

liaoning_0621230頃、瀋陽駅前から環路のバスに乗車して故宮で下車する。西へ歩いて瀋陽故宮を通り過ぎた所に瀋陽での拠点にする帥府国際青年旅舎がある。このユースホステルは国際ユースホステル連盟の国際青年旅舎HPの加盟リストには入っていないのだが入口にはおなじみのロゴがある。別のユースホステル団体の中国青年旅舎には加盟しているので、そちらのロゴは目立つようになっている。ちょっと胡散臭いのだが会員証は使えて料金は1割引になった。

瀋陽の電脳街「三好街」

liaoning_0631430頃、環路のバスで三好街へ向かう。三好街は瀋陽の電脳街で日本の秋葉原みたいな所だ。PC関連の店はメーカー製からパーツまで豊富にある。パーツに関しては中古品も豊富だ。それにゲーム関連の店もありXBOX360などが売られていたが店員は商売よりゲームに熱中しているのが多かった。

liaoning_064但し、三好街の特徴としては商品に価格表示がないのだ。人によって価格が高くもなるし安くもなるという事だ。まあ、これは中国共通かな?試しにデジカメの価格を数店で聞いてみたが安い所もあるが少し高めの所もある。中国語が少し話せて見た目が外国人でなければぼったくりに遭遇する確率は低く抑えられそうだ。

人民と裸の付き合い

宿に戻り1週間ぶりにシャワーを使おうと思ったら壊れていた。代わりに同じ建物内のシャワー屋が利用できるようになっていたのでシャワー屋へ行ってみたら 日本の銭湯に近い方式だったので人民たちと強制的に裸の付き合いになってしまう。これは欧米人の方々にとってはかなりの試練かもしれない。自分にとってもかなりの試練だった。どうして、ここまで来て見たくもない人の裸を見なきゃいけないんだ。

何故か廊下に糞が・・・

3kg1.5元で安売りされていた梨を買って部屋で食べて後片付けをしていると廊下でおばちゃんが掃除をしていたのだがこの時は特に気にしていなかったが、トイレに糞があるのを発見してしまう。糞があるというのは糞を流していないという意味ではなく便器からかなり離れた所に糞があるという意味である。

どうやら誰かが糞を漏らしたらしい。そして、部屋へ戻る途中で廊下でおばちゃんが片付けていたのは何と糞であった。廊下でも誰かが糞を漏らしたようだ。いや、これは漏らしたというよりも意図的に脱糞したのではないかと疑ってしまう。いくら仕事とはいえおばちゃんも大変だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17.1元
宿泊費 144元 1泊36元×4
バス 3元 路線バス
合計 164.1元

瀋陽故宮

liaoning_065午前中にカルフールで充電池を購入して午後は瀋陽故宮へ行ってみる。

liaoning_066瀋陽は1625年に後金の都になり、瀋陽故宮は清の建国式典が行われた場所でもあり世界文化遺産に登録されている。入場料は50元で金持ちしか見られないようになっているので、いつもの事ながら外から眺めて終了である。

張氏帥府

liaoning_067東北軍閥といえば張作霖だ。この張氏帥府は張作霖と長男の張学良の官邸兼邸宅であり大帥府や小帥府とも呼ばれている。

liaoning_068瀋陽故宮の南にあるので徒歩10分ほどで辿り着ける。入場料は50元で張氏帥府と近くの金融博物館などが見学できるようになっている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8元
雑貨 35元 充電池
合計 43元

世界文化遺産 清昭陵

liaoning_069今日は明け方から雨が降っていたのだが0830頃に雨が止んだので0930頃に清昭陵へ向かうことにする。バスに乗車して1040頃、清昭陵のある北陵公園に到着する。

liaoning_070世界文化遺産に登録されているだけの事はあり綺麗に整備されている。入場料は北陵公園6元、清昭陵30元となっていた。自分は皇帝や王の陵墓はなるべく見物するようにしているのだが今回は入口だけの見物にしておいた。

まあ、これは自分が清朝の皇帝にあまり関心がないのと世界文化遺産に登録されている有名観光地で、瀋陽には日本総領事館があるほど日本人が多く訪れそうな場所だからだ。やはり見物するならマニアックな皇帝や王の陵墓で日本人が少ない場所でないとな。

張作霖爆殺現場

liaoning_0711130頃、瀋陽駅と瀋陽北駅の中間にある京哈線と瀋大線が交差する張作霖爆殺事件の現場を訪れる。東北軍閥の張作霖が北京で蒋介石の国民党軍に破れ列車で奉天へ戻る際に関東軍の独断により列車ごと爆殺されたという場所だ。この事件では時の首相であった田中義一が昭和天皇に内閣総辞職を迫られて総辞職するほどの事態になっている。

liaoning_072上の線路が北京からの張作霖が乗る列車が通過した京哈線で、関東軍がこの橋脚の部分に爆弾を仕掛けて列車ごと張作霖を爆殺した。下は大連-瀋陽を結ぶ瀋大線。

liaoning_073張作霖爆殺事件は中国では「皇姑屯事件」と呼ばれ現場には皇姑屯事件発生地の石碑がある。

liaoning_074そして、現在の現場は人民のゴミの不法投棄場所と化していた。教科書にも出てくる重大事件の発生現場なのに一体どういう事なんだ?もはや、人民にとっては張作霖爆殺事件はどうでもよい事なのか?この惨状にはがっかりさせられた。

雨が降り宿へ戻る

午後になり曇り空だった天気が一気に悪くなり雨が激しく降ってくる。これ以上の市内見物は無理と判断して宿へ戻り大人しくする事にする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14元
バス 3元 路線バス
合計 17元

満州事変発端の地・柳条湖と九一八歴史博物館

liaoning_0750730頃、宿を出て満州事変発端の地である柳条湖へ向かう。満州事変は1931年9月18日22時30分頃に瀋陽郊外の柳条湖付近で関東軍参謀・石原莞爾、板垣征四郎の指揮で南満州鉄道を爆破し中国側の仕業として各地で軍事行動を開始し東北部を占領した事件だ。まあ早い話がこれ以後の戦争の発端となったという事だ。0800頃、九一八歴史博物館に到着。

liaoning_076以前は入場料20元だったらしいが無料になっていた。で、ここには関東軍司令官・本圧繁により書 かれた奉天忠霊祠石碑と関東軍により設置された記念碑の柳条湖爆破地点碑が展示されているのだが、わざわざ倒して展示している。それほど日本嫌いなら産業廃棄物処分場にでも捨ててしまえばと思ってしまうのは自分だけだろうか?そして、博物館は閉まったままになっており建物内に入れなかった。改装中なのだろうか?

liaoning_077九一八事変柳条湖爆破地点碑

liaoning_078博物館だから色々と日本鬼子の展示が満載だと期待していたのだが、かなりがっかりさせられてしまった。代わりに爆破現場がどこなのか線路沿いに歩いてみるがそれらしい記念碑が見当たらない。まあ、線路沿いに紀念館を建設して終わりのようだ。自分としては具体的にどの場所が爆破現場だったのか知りたかったのでがっかりだ。せっかく線路沿いにいるので柳条湖事件の現場付近で撮り鉄を開始する。

liaoning_079中国では尋ね人の貼り紙をよく見かける。どうやら行方不明になる人が多いらしい。

世界文化遺産 清福陵

liaoning_080325路のバスで瀋陽北駅へ移動して1030頃、168路のバスで東陵公園へ移動する。東陵公園には世界文化遺産の清福陵がある。

liaoning_081福陵は清の太祖ヌルハチ(努尔哈赤)と孝慈高皇后のエホナラ氏(叶赫纳喇氏)の陵墓である。1140頃、東陵公園に到着する。入場料は30元なので入口だけ見物して早々に立ち去る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9.9元
バス 10元 路線バス
合計 19.9元

端午節の振り替え休日なのに公安庁へ

今日は月曜なのでビザ申請に遼寧省公安庁出入境管理局へ行ってみたが昨日が端午節だったので今日は振替休日というのを忘れてうっかり来てしまい警備のおっ ちゃんに「今日は休みだよ」と言われてしまった。仕方ないので歩いて宿へ戻るついでに瀋陽市公安局出入境管理処の場所も確認してみるが調べた場所にはそれらしい建物や看板すらなかった。
宿に戻り念のためにビザ申請で必要になるかもしれない臨時宿泊登記証明をもらうが、この時に老板が瀋陽市公安局出入境管理處の行き方を教えてくれた。どうやら北陵公園の対面に移転したようだ。それにしても、瀋陽はやたらと暑い。今日の最高気温は28度らしい。どうりで東北部 でも外に裸族が出没しているわけだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14元
宿泊費 72元 1泊36元×2
バス 1元 路線バス
合計 87元

遼寧省公安庁ではビザ手続きをしていなかった

1000頃、瀋陽北駅から217路のバスで遼寧省公安庁出入境管理局にやってきた。公安庁は各地の公安局を束ねる場所で日本なら県警本部に相当する機関だ。今回は公安局でなく親分の公安庁でビザ申請を受理してくれるか試すという事だ。出入境管理局は公安庁の対面のビルにあるのだが警備のおっちゃんがなかなか通してくれなかったのだが日本人と気づいたらすんなり「3Fだよ」との事。下手くそな中国語なんだからすぐに外人だと気づいてくれよ!

で、3Fの窓口でビザ申請に来たことを伝えると後ろの方にいたお偉いさんが「ここじゃやってないんだよ!北陵公園の対面に公安局があるからそこで申請して!」みたいな事 を言われる。公安庁でもやっていると思ったが考えが甘かった。

瀋陽市公安局出入境管理處

公安庁を出て通りをそのまま北へ歩いて1030頃、北陵公園の対面にある瀋陽市公安局出入境管理處に到着するがビザ申請の4Fは大混雑で既に今日の番号札の発券は終了していた。1030で既に満杯とはどういうことなんだ?この後訪れた人たちは保安に「明日来て」と追い返されていたが自分は今日申請しないと不受理だった場合に深圳へ退避が間に合わなくなってしまう。

保安に「今日申請しないと間に合わない」と言ったら課長(科长)に相談するように言われて4時間待って課長(科长)にノービザの期限が迫っていることを告げて何とかならないかお願いしたら足りない書類や申請書のチェックをしてくれて「座って待つように」と一言。書類に不備は無さそうでノービザ申請も大丈夫なようだ。更に2時間待って1600過ぎに番号札を持っていない人の受付が始まったが、ここで思わぬ災難が・・・。キャッシュカードは預金証明にならないということで不受理になってしまった。

これには課長も「カードじゃ駄目なんだよ。銀行で預金証明書をもらって明日また来て」みたいな事を言ってくるが中国銀行の口座には2万元の残高はないし、国際キャッシュカードも10万円くらいしかないので全額引き出しても足りない。この瞬間、ノービザ申請の野望は消えうせて深圳へ退避する事を決意する。

深圳行きの切符を購入

1730頃、瀋陽北駅にやって来た。今やらなければいけない事は13日がビザの期限なので、それまでに深圳に辿り着き香港へ出る事だ。で、ここで買わなければいけない切符は明日のT188次 瀋陽北-深圳の切符か明日、明後日の瀋陽北-広州東の切符だ。何れかの切符が買えなければ進退窮まる事になる。切符売り場の列に並び20分ほどで順番が回ってきた。
明日の深圳行きがあるかを聞いたら奇跡的に残っていた。もちろん硬座の切符を購入する。これで、今回の旅で最長距離である3152㎞を硬座で移動する事になる。おまけに車内2泊で35時間23分の乗り鉄の旅だ。硬臥でもこれほどの移動をした覚えがないのでどうなる事か・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
鉄道 320元 硬座 瀋陽北→深圳
バス 5元 路線バス
コピー 1元
合計 336元

6381次 無座で瀋陽→世博園

liaoning_0820500頃に起床して朝一の環路のバスで瀋陽駅へ向かう。

liaoning_0830550頃、瀋陽駅に到着して世博園行きの切符を購入する。ついでに6/15の深圳西→重慶北の 切符も購入する。世博園は2006年に世界園芸博覧会が開催された場所で元々は瀋陽植物園だった場所だそうで現在は博覧会跡地を園芸関係のテーマパークにして瀋陽の定番観光地になっているらしい。

liaoning_084よく見るとこの1編成で普慢からN列車、A列車まで運用されているようだ。

liaoning_085で、何でこんなつまらない確率99%の場所に早起きして行くのかというとここに瀋陽市蒸気機関車博物館(沈阳市蒸汽机车博物馆)があるらしいという情報を得たからだ。細かい情報を集めていないので本当にあるかは分からない。でも、調べる価値はありそうなので行ってみる事にした。列車に乗り込むが早朝の列車なので各車両に乗客は4,5人しか乗車していない。

liaoning_086列車が発車して張作霖爆殺事件の現場を通り過ぎ瀋陽北駅へ。

liaoning_087そして、世博園に到着するが開園は0900からになっている。とりあえず、園内の地図を確認するのだが蒸気機関車の博物館が見当たらない。どうも、怪しい。おまけに入場料 50元で貧乏人からすればぼったくりだ。

悩んだ挙句にもっと情報を集めてから出直す事にして168路のバスで瀋陽市内へ戻る。後日結果としてこの判断が正しい事だった判明する。瀋陽市蒸気機関車博物館は世博園(瀋陽植物園)にあったのだが鉄西区へ移転している事が分かった。危うく50元をドブに捨てるところだった。

T188次 硬座で瀋陽北→深圳

liaoning_088昼頃に宿を出て333路のバスで瀋陽北駅へ向かう。今日は1750発のT188次に乗車して深圳へ移動するという強行軍を開始するのだ。それも、硬座で3152㎞の旅で今までの旅で最長距離の移動になる。おまけにダイヤ通りに運行されると35時間23分の旅だ。さすがに青春18きっぷと大垣行臨時夜行で鍛えた鉄でも乗りたくない列車だろう。

liaoning_089発車まで5時間ほど時間があるので待合室で気長に待つことにする。

liaoning_090そして、1720頃に改札が始まり列車に乗車して 荷物を置いて発車時間まで撮り鉄開始である。

liaoning_091今回は特快で車両は25Kで典型的な藍皮車(蓝皮车)なのだが、乗客が乗車している間は食堂車(餐车)では乗務員が整列して出迎えている。これが普快の緑色の車両の緑皮車(绿皮车)なら食堂車の乗務員は確実に休憩でくつろいでいるだろう。さすが特快となれば乗務員の質も格段に高い。たまに例外もあるが・・・。T185次は瀋陽北-深圳の運行だし乗務員の質も高そうなので広州鉄路局の運行かと思っていたが後で車内放送とかで瀋陽鉄路局による運行だと分かった。

liaoning_092そして、撮り鉄をしているといつの間にか隣のホームにCRH5が停車しているではないか!CRH5はフランスのTGVを製造しているアルストムの技術を導入している高速鉄道だ。まあ、TGVの兄弟分ってところかな?

liaoning_093CRH5の撮影をして車内に戻り1750定刻どおりに列車は発車する。発車後は中国の鉄道ではおなじみの車内放送で音楽が流れ始めるのだが、しかし、乗客は中国人である。大人しく車内放送を聴いているわけがない。

各自携帯電話で音楽を流し始める。中国は日本と違い車内で携帯電話を使うのは問題ないのだが、その使い方には特徴があるのだ。周囲を気にせず大声で話すのはもちろんの事だが、音楽も大音量で流すのだ。中国ではヘッドホンを使うという習慣は無い様で音楽を聴くときも周囲を気にせずに大音量で聞くのだ。

どうして大音量で音楽を聞くのかというのは人民に質問した事がないので不明なのだが、推測としては、ヘッドホンを買う金がない。周囲に携帯電話を持っている事を自慢したい。というのが 思い浮かんだのだが、どちらにせよ中国人の不思議な習慣である。

夜になり乗警(乘警)の身分証確認が始まるのだが、パスポートを提示すると乗警はパスポー トの中身すら確認せずにすぐに返してきた。どうやら、見なかった事にしたらしい。周囲の乗客は「コイツ何者だ?」という目で見ているのだが、この後に予想外の展開が発生する。2人掛けシートの4人ボックス席なのだが自分以外の3人の人民が全て身分証不携帯だったのだ。乗警は特に怒りもせずに名前だけ聞いて端末に入力してお咎め無しなのだ。

身分証の携帯は義務の筈なのに、どうして逮捕しないんだ?どう考えても彼奴らは怪しいだろっ!身分証不携帯で罪にならないのでは一体何の為の身分証確認なんだ?こうして、身分証不携帯の怪しげな人民3人に囲まれて車内1泊目へと突入する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5元
鉄道 1.5元 無座 瀋陽→世博園
鉄道 231元 硬座 深圳西→重慶北
バス 5元 路線バス
発券手数料 5元
合計 247.5元

特快といえども硬座は民工列車と化す

liaoning_094夜も明けて何時の間にやら天津を過ぎて山東省を走行していた。途中で水滸伝の梁山泊がある梁山を停車することなく通過して安徽省に入る。そして、阜陽(阜阳)を過ぎる頃になると車内がやたらと混んできた。昼食にカップ麺を食べる為にお湯を入れに行くが、連結部と洗面台に無座の乗客とおなじみの尿素と書かれた肥料袋の荷物が溢れていた。

そう、既に特快も出稼ぎ労働者の民工が溢れる民工列車と化していたのだ。というか、民工は連結部で寝るなっ!通行の邪魔だろっ!因みに今回の35時間23分の旅での食事はこのカップ麺1個だけである。それにしても、民工で溢れ始めたのに気付いてからは連結部以外でも乗車率が徐々に上がって行き南昌を過ぎる頃には3人掛けシートが4人掛けになっていたり通路に座り込む人民、タバコを吸う人民や床にポイ捨てされたゴミも見かける ようになる。

どうして、民工が乗り込んでくると車内環境が悪化してくるのだろうか?はっきり言って民工どもには特快に乗って欲しくない!いや、民工は特快に乗るなっ!普慢と普快だけに乗れっ!こうして、車内はゴミ捨て場へと変貌しそうだったのだが乗務員が頻繁に清掃作業をするので座席周辺だけはとりあえず 衛生状態を保つことに成功する。さすが特快の乗務員だ。しかし、連結部は民工たちの溜まり場なのでゴミと痰とタバコの吸殻で溢れていた。こうして車内2泊目へと突入する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 0元
合計 0元

遼寧省旅行記~大連・旅順・丹東

6331次 無座で大連→旅順

liaoning_0250530頃に起床して旅順への出発準備を整える。今日は雨が降るらしいので傘を準備して大連駅へ向かう。

liaoning_0260630頃、歩いて5分足らずで大連駅に到着。待 合室へ向かうと既に改札が始まっている。

liaoning_027問題なく改札を通過してホームへ降りて撮影開始。今回は未開放地区への列車に乗車するので撮影は自粛するのだが、 実は公安の目の前で撮影していたりする。公安は特に気にせずにホームの巡回をしていた。どうやら隠れているより堂々としていた方が安全なようだ。

追加情報:2010/1/11の朝日新聞朝刊によると旅順が対外開放された。これにより小日本が旅順を歩いていても拘束される事は無くなりそうだ。でも、軍事施設はもちろん非開放なので写真を撮ったりすると命の保証は無いだろう。

liaoning_0280655に定刻どおり列車が発車して車内検札が始まる。乗務員と乗警がやって来て切符を提示して無事にやり過ごす。大連では乗客は少なかったが次の沙河口で一気に通勤ラッシュになるが徐々に乗車率は下がっていき旅順の手前では乗車率1割程度になっていた。

liaoning_0290845頃、雨の降る旅順に到着する。出口に公安がいたが身分証確認もなく無事外へ出る。どうやらキセルを警戒しているだけのようだ。

liaoning_030そして、未開放地区でまずは旅順駅の撮影だ。旅順駅は100年の歴史があり大連市文物保護単位にも指定されている。で、駅の目と鼻の先には軍港の旅順港があるのだが、さすがにここは撮影できないので近くのバス停で5路のバスに乗車して二〇三高地へ向かう。

二〇三高地

liaoning_0310900頃、終点の石板橋に到着して道を真直ぐ歩いていくと二〇三高地の看板が見えてきた。

liaoning_032更に進むと二〇三高地の入場券売場に到着する。入場料は30元になっている。まあ、わざわざ二〇三高地に登る必要はないし既に目の前に見えているので十分だ。それ以前に天気が悪いので早々に引き返す。

liaoning_033最寄のバス停は5路の石板桥(石板橋)だ。旅順へ列車で訪れたら駅前の海沿いの通りから乗車する。

水師営

liaoning_0345路のバスで旅順駅に戻り12路のバスに乗り換えて水師営へ向かおうと思ったが何時まで経ってもバスが来ないので徒歩で旅順の城区へ移動する。海沿いに軍 港を見ながら歩いて進むが途中で軍港游園とかいう観光客が集まる場所の前を通る。どうやら軍艦を背景に記念撮影をできる公園のような場所なのだが切符売場には入場料が表示されていない。普通なら窓口のおばちゃんに聞くのだがここは未開放地区なのでうっかりへまをするといけないので結局入場料とかは分からずだ。

でも、中国人観光客を対象といえども軍艦を背景に記念撮影ができるような場所があるのでは既に未開放地区にしておく意味は無い様に思えるのだが?旅順の城区に入り8路のバスに乗車して水師営へ向かう。昼頃、水師営に到着するがどこに乃木大将とステッセル中将の会見場があるのか分からず彷徨う。

暫くしてバス停の先に観光バスが停車しているのを見つけ近寄ってみると入場券売場があり水師営に到着する。ここの入場料は40元だがここは古い小屋が並んでいるだけで見る価値があるか疑問らしいのだが外から窺うだけでも40元の価値があるように思えない。早々に立ち去り信号のある交差点まで戻り大連行きのバスに乗車して大連の周水前まで戻る。周水前からは路線バスで中山広場へ向かう。

中山広場

liaoning_0351500頃、中山広場に到着。中山広場周辺には日本時代の建物が残っており旧大和ホテルや旧大連市役所などを見物する。これは大連賓館で旧大和ホテル。

liaoning_036旧大連市役所。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
宿泊費 30元
鉄道 52元 硬座 大連→丹東
バス 3元 路線バス
バス 5元 水師営→大連
合計 100元

N139次 硬座で大連→丹東

liaoning_0370600頃に起床して0800頃に大連駅へ向かう。待合室へ入るとちょうど改札が始まる直前であった。

liaoning_038そして、改札口には自動改札機が設置されている。大連も深圳や広州と同様にかなりの都会になっているようだ。でも、自動改札機は稼動していなかった。

liaoning_039改札が始まり列車に乗車して荷物を置き客車と機関車の連結作業を見物する。今回は途中の瀋陽までが電化区間なのでSS9型に牽引されていくのだ。SS9型は最高速度170㎞/hの高性能の電気機関車なのだが何故か重連運転になっている。

liaoning_040連結作業を見物。

liaoning_041因みに客車は22型なので最高速度は120㎞/hです。客車の編成自体が少ないのでかなりの無駄遣いだ。

liaoning_042連結作業の撮影を終えて再び乗車するのだが、大連駅のホームにどこぞのHPからパクリましたという様な新幹線がの画像が使用された看板がある。ちゃんと使用許可は取ってあるのだろうか?新幹線勢揃いの画像は鉄が見たら分かるでしょ!

liaoning_0430845に定刻どおり発車し丹東へ向かう。1400頃、瀋陽に到着して電気機関車からディーゼル機関車へと切り替わり丹東へ向かう。1907に4分遅れで雨の降る丹東に到着。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 7.5元
宿泊費 30元
合計 47.5元

中朝友誼橋・鴨緑江断橋

liaoning_0440800頃に中朝国境の鴨緑江に架かる中朝友誼橋と鴨緑江断橋を見物しに行く。中朝友誼橋は日本のテレビでも度々出てくる定番の中朝国境だ。

liaoning_045橋は架かっているのだが鉄道、トラックの往来は見受けられない。もちろん人の往来もない。中越国境の東興、河口に架かる友誼橋のような活気は全くない。

虎山長城・北朝鮮見物

liaoning_0460955頃、駅前の丹東客運站から虎山長城行きのバスに乗車する。事前調査だと15路のバスが虎山長城へ行くらしいのだがバス停が見つからなかった。途中で客を拾いながら1100頃、虎山長城に到着する。

liaoning_047虎山長城は万里の長城の一部で山海関や老龍頭よりも東にある。但し、虎山長城には昔の古い長城は残っていないらしく復元された物しかないらしい。おまけに入場料は40元だ。長城は外から見るだけにして、ここでの目的は中朝国境を見ることだ。 GoogleEarthで確認したら川幅が狭く間近に北朝鮮が見られそうだったので、うまくいけば北朝鮮の兵士が見られるかもしれない。

liaoning_048対岸が北朝鮮で道路の間近に国境線がある。

liaoning_049とりあえず虎山長城の周辺を歩いてみるとすぐに国境が見えてきた。川が国境になっているがこの辺りは川幅が狭くなっている。畑のあぜ道を通って川岸へ向かうと遠くから地元民が声をかけてきた。もちろん無視して更に進むと後ろから怒鳴り声が聞こえてくる。どうやら川岸に近づけさせたくないらしい。この川が北朝鮮国境のようだ。すぐ近くの派出所に通報されると厄介なので他の場所を探す。

liaoning_050おとなしく道路沿いに歩いていると川幅が数mまで狭くなっている所があったり遠くに北朝鮮の監視所らしい建物も見える。そして、兵士は見つけられなかったが北朝鮮の人民がいた。

liaoning_051北朝鮮側には監視所らしき建物があるが人の気配は感じられない。

liaoning_052このように国境の川沿いには中国側、北朝鮮側の双方に有刺鉄線が張られている。

liaoning_053北朝鮮の人民がいたといっても今回は2人しか目撃できなかった。畑とかは耕してあるようなのだが人民が農作業をしているという光景は見られなかった。 1330頃、虎山長城で宽甸(寛甸)からのバスを拾って丹東へ戻る。虎山長城へは宽甸(寛甸)行きなどのバスが虎山長城の前を通過するようなので交通の便 はそれほど悪くはなさそうだ。

再び中朝友誼橋と鴨緑江断橋

liaoning_0541450頃、再び中朝友誼橋と鴨緑江断橋にやって来た。

liaoning_055北朝鮮側に工場が見えるのだが稼動している様子はない。煙突から煙は出ておらず、ただの飾りになっているようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
宿泊費 30元
バス 4.5元 丹東→虎山長城
バス 5元 虎山長城→丹東
合計 52.5元

遼寧省旅行記~準備

K38次 硬座で桂林→広州

liaoning_001昼頃に桂林花満楼国際青年旅舎をチェックアウトして桂林駅で1842発のK38次を待つ。まだ6時間ほどあるのだがのんびりと気長に待つことにする。 K38次は柳州発で桂林に1828着なのだが時間になっても到着しない。どうやら遅れているようだ。1840頃に列車が到着して1851に桂林を発車した。

K38次は広州までは北回りの湖南省の衡陽を経由していく、本当はまだ通っていない広西チワン族自治区の玉林を経由する南回りを通りたかったのだが 狙っていたT40次がどうやら硬座車両が連結されていないようなので諦めざる得なかった。K38次は硬座は満席であったが寝台の硬臥は空いているようで車 内放送で案内をしていた。そして、駅を通過するたびに乗車率が下がっていき1人でシートを占領して横になることができた。これじゃあ硬臥は売れ残るな。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.7元
日用品 6.5元
合計 22.2元

広州駅でデジカメを落とす

0640頃、広州駅に到着して切符売り場に向かうがこの後に今回の旅で最大の悲劇に見舞われる。切符売り場で、まずは5/30の広州→漢口と5/31の漢口→威海の切符を買うのだが広州→漢口は無座切符で民工たちによる凄い展開が待ち構えている事が確定した。ついでに5363次の広州→深圳西の切符も買おうとしたが窓口のおばちゃんが「窓口が違う」とか言って追い出される。発券システムは同じなのにどうしてまとめて買わせないのだろうか?
そして広東省内の専用切符売り場に並び直して5363次の広州→深圳西の切符を買おうとするが窓口のおばちゃんが端末もたたかずに「没有」(無い)の一言。切符の販売状況を示す電光掲示板には無座と硬臥は「有」になっているのだが「没有」の一点張り。「D列車の切符は要らないから特快か快速の切符が要る」と言うと「没有」 と「バスで行きな!」と吐き捨ててきた。

別の窓口で聞いて端末を叩かせても表示されず電光掲示板に無座が「有」になっていることを言っても「没有」とかほざいている。どうやらD列車の切符を強制販売しているようだ。おまけにこの時にリュックからデジカメを落としていた。リュックは前に抱えていたので掏られてはいないのだが実はリュックのファスナーが購入した時から壊れており、ちゃんと閉まっていなかったので見事に切符売り場を彷徨っている内に落としてしまった。念のため周囲を探すが既に民工が拾って持ち去った後のようだ。

どうも今日は厄日のようだ。というより、夏はあまり良いことが無い。去年は安徽省合 肥でデジカメを1度掏られて、新疆ウイグル自治区ではバスで移動中に居眠りして財布を掏られている。この手の災難は何れも上着がTシャツだけの夏に発生している。それ以外の季節は懐にデジカメ、財布をしまって全く問題が無いのだ。まあ、今回は自分の落ち度だから仕方が無いのだがデジカメを落としたのと窓口のおばちゃんの態度に心中穏やかでない状態で深圳へ向かう方法を考える。

改札口を強行突破で乗車

liaoning_002まずは基本の站台票(入場券)を買って車内精算する方法だが、ここも窓口のおばちゃんが「切符売り場で買え」とか言って站台票を売ろうとしない。切符売り場で買えないからここに着たのに・・・。仕方が無いので最終手段で先ほど買った5/30の広州→漢口の切符で入場する。

もちろん日付は隠して入場で駅員が呼び止めても聞こえない振りして待合室まで強行突破する。5363次は遅れており0840頃に到着する。ホームには何故か切符を持ったおばちゃんがおり一体どのようにして購入したのか気になったが乗車して車内精算をする。車内精算は桂林→広州のK38次の切符を見せて問題なく精算できたのだが精算金額が31元でぼったくりだ。CRHを利用しない貧乏人への新たな嫌がらせの気配がする。

そして、更に車内にはかなり空席があった。駅の窓口では「没有」の一点張りで切符を売ってくれなかったのだが実際には空席があるし一体どういう事だ。やはりD列車の高い切符を無理やり買わせる魂胆なのだろうか?

賽馬會摩星嶺青年旅舍

1100頃、深圳西に到着してバスと地下鉄で福田口岸から香港へ入りMTRとスターフェリーを乗り継いで中環に到着する。中環からは徒歩で上環へ向かい1430頃、ユースホステルの送迎バス発着場所を見つけてバスが来るのを待つことにする。1640頃、バスに乗車して1700の発車を待つ。1730頃、賽馬會摩星嶺青年旅舍に到着する。

両替
中国銀行で引き出す 2692.50元=3000香港ドル 2692.50元1元=1.114206香港ドル

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 31元 無座 広州→深圳西
鉄道 68元 無座 広州→漢口
鉄道 78元 硬座 漢口→威海
地下鉄 3元
バス 2元 路線バス
発券手数料 5元
合計 187元
項目 金額 備考
宿泊費 500元 1泊100香港ドル×5
鉄道 34.8香港ドル
フェリー 1.7香港ドル スターフェリー
合計 36.5香港ドル

ビザ申請で不受理になる

0730過ぎにユースホステルの送迎バスで上環へ移動しトラムで湾仔へ向かう。0820頃、既に行列の出来ている香港外交部に到着する。0920頃、ようやく中に入り申請の順番を待つが1040過ぎまで待つことになる。順番が来て窓口に申請表を提出するが係官に「現在Lビザは30日までで帰りの航空券と宿の予約証明書が必要だ」と言われて不受理になってしまった。

前回は3月下旬にビザ発給が厳しくなった直後に申請した時は航空券とかは言われなかったのだが更に厳しくなっていた。まあ、航空券とかが必要なのはHPを見て何となく気づいていたのだが見事に門前払いを喰らった。

深水渉でデジカメを購入

香港でビザ申請不受理となり今後の計画が大幅に狂うことが確定してしまったのだが、新しいデジカメを調達するために深水渉の高登電脳商場と黄金商場へ向かう。高登電脳商場と黄金商場は香港の電気街で秋葉原のラジオデパート、ラジオセンター、パソコン店が凝縮された場所だ。

1200頃、深水渉に到着する。2つの商場は別々の場所にあると思っていたら同じビルに入っていた。デジカメを買いに来たのだがここで3時間ほどカオス状態の電気街を見物する。高登電脳商場と黄金商場は香港の定番の電気街なのだがPC店は腐るほどあるのだがデジカメを扱う店は少なかった。まあ、とりあえず専門店で品定めをして今回はオリンパスのFE-310を購入した。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 12.8香港ドル
フェリー 3.9香港ドル スターフェリー
デジカメ 1150香港ドル
メディア 115香港ドル xDピクチャーカード1G
電源プラグ 8香港ドル
合計 1289.7香港ドル

ユースホステルに籠もる

liaoning_003ビザ申請不受理になってしまったので香港ではやることが無い。宿代もまとめて払っているので5/30まで山の上に籠もることになる。

liaoning_004まあ新しく購入したデジカメの操作に慣れるようにするしかないな。で、夜景とかを撮影してみた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 0香港ドル
合計 0香港ドル

中国人は面子が大事

今日もユースホステルに籠もって情報収集をするのだが、知り合った広州人の陳先生が今日広州へ帰るそうで周辺の欧米人に片っ端からメモ帳にメッセージを書いてもらっている。皆快くメッセージを書いており色々と良い思い出ができたようだ。そして、暫くすると自分の所にも来て日本語でメッセージを書くように頼んできたのだが、こちらは何を書けばよいか良く分からないのだが、とりあえず書いてあげたら喜んでくれた。

陳先生は大学生のようで帰ってから周囲に集めたメッセージを自慢するらしい。香港旅行だけでも十分自慢になると思うのだが色々と見栄を張らなければいけないらしい。陳先生は広州の大学生で香港旅行に来ているのだから金持ちのお坊ちゃんなのだろう。でも、学生が平日に香港旅行って大丈夫なのか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 0香港ドル
合計 0香港ドル

武漢人と話をする

さて今日もユースホステルに籠もるのだが昨日は広州人の学生が帰ったので今日は武漢人の蘇先生と色々と話す時間ができた。蘇先生は英語がうまく欧米人と普通に会話をしているのをよく見かけていたので欧米の事情に詳しいと思っていたら日本の事にもかなり興味があるようだ。当然ながら日本のアニメ、ゲーム、ドラマについて色々知っていた。

まあ、日本のアニメとかに興味を持つのは中国の若者には当たり前なので特に驚かないのだが、ここは無線LANが使えるので一緒に日本のニュースを見ながら話をしていくと蘇先生から「日本では毎日こんなにも殺人事件があるの?」と聞かれてしまった。見ていたニュースでは3件の殺人事件が報道されていたが日本人からすれば3件ぐらいは多いとは思わないのだが、確かに中国では殺人事件の報道が極端に少ない。

CCTVでは殺人事件の報道は滅多に無く地元TV局が報道するぐらいだ。そして、デートクラブ摘発のニュースにかなり興味津々の様子で「こういう所に行った事あるの?」「料金はいくらぐらい?」とか聞いてくるし店内の映像とか見て笑っていた。そして、お約束の小泉純一郎の靖国参拝や福田内閣の支持率が低い事とかについての事情を知る限りの知識を動員して話をすると、かなり驚きと興味を持って聞いてくるし質問もしてきた。

どうやら中国国内だと日本側の情報が手に入りにくいようだ。色々と話をしていくうちに蘇先生はオーストラリアに移民する準備をしている事を話してくれた。道理であんなにも英語が流暢で政治の話でも冷静に聞いていて普通の中国人と違う訳だ。でも、どうして移民するのだろうか?一旗あげるのか?それとも自由を求めてなのか?この辺については敢えて聞かなかった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 0香港ドル
合計 0香港ドル

スターフェリーとMTRで深圳へ

liaoning_0050600頃に起床して厨房で漢口までの食料として一昨日欧米人からもらった卵でゆで卵を作る。0700過ぎにチェックアウトして上環までの送迎バスを待つ ことにする。0730頃、送迎バスで上環へ移動して徒歩で中環のスターフェリー乗り場へ移動する。スターフェリーで香港島を離れ九龍半島の尖沙咀へ。

liaoning_006尖沙咀のスターフェリー乗り場では法輪功の人たちが大紀元時報を配っていたのでもらってMTRに乗車して尖東から羅湖へ。

liaoning_0070900頃、羅湖口岸から深圳へ入るが税関では荷物のX線検査があったが中身までは検査せず待ち込み禁止のはずの大紀元時報もそのままである。まあ、税関の職員は機械のモニターを見ておらず世間話をしている様子だった。税関を抜けて深圳側の免税店まで来ると何やら警察の規制線が張られている。

そして、通行人に見えないように一部に衝立があるのだがよく見ると奥には黒人が倒れている。しかも、公安がビデオカメラで撮影しているので事件か何かの現場検証のようだ。とすると、あの黒人は既に死んでいるということか?立ち止まって覗いていると公安の視線がこちらに向いている。どうやらここには居てはいけないらしいので速やかに深圳へ出ることにする。 しかし、警備厳重な場所になぜ黒人の死体が?

D714次 2等座で深圳→広州

liaoning_008深圳駅で広州行きの切符を購入するが75元もした。ただでさえ広州鉄路集団の路線は切符が高いのにCRHの切符を購入では悲鳴をあげたくなる。

liaoning_009改札口へ向かうとIC自動改札機があるのだが何故かすべて稼動しておらず1ヶ所おきに使えないようになっている。

しかも、全てに人員が配置されている。前回はこんな事は無かったのだが理由は容易に推測できた。IC自動改札は中国ではまだ非常に珍しいようで人民は使い方をよく理解していないのでIC自動改札機の前でもたついたり、自分が通るIC自動改札機に切符を通さずに隣のIC自動改札機に通すという笑える光景がよく見られるのだ。

そして、こういった事を防止するために人員配置をしたり1ヶ所おきにしか使えないようにしたようだ。これではもはや最先端のIC自動改札機を導入した意味が無くなっている。中国では自動改札機は普及しそうに無い。

liaoning_010D714次は定刻どおり1003に発車して広州へと向かう。前回乗車した時は最高速度が180㎞/hしか出ていなかったのであまり期待していなかったが今回は201㎞/hまで出ている。CRH1だってとりあえずは200㎞/h以上出せるようだ。

しかし、よく揺れて乗り心地は悪い。これは車両の問題ではなく線路の問題だろう。深圳-広州は元は在来線でカーブが多いのだ。早く専用軌道を建設して欲しいものだ。1120頃、広州駅に到着する。

2805次 無座で広州→漢口

liaoning_011広州からはこれまでの金持ち専用列車から一気に非空調の民工専用の2805次で漢口へ向かう。しかも、今回は今までと違いより一層民工の視点で鉄道の旅を楽しむ為に無座切符になっている。・・・・。いや違う。無座の切符しか残っていなかったんだ。誰が好き好んで無座切符で民工どもと車中泊するんだ!

liaoning_0121330頃、改札が始まり人民ダッシュに負けないように場所取りの為に走る。座席指定なら心に余裕があるのだが今回は違う。ホームを走り乗車して真直ぐ使われていない乗車口を占領する。中国の鉄道では車両の左右に2ヶ所の乗車口があるのだが何故か始発から終点まで1ヶ所しか使っていない。たまに終点で2ヶ所使うこともあるけど・・・。

なので無座切符の民工にとっては乗車口は荷物が置けて座れるかなり重要な場所なのである。日頃から民工の行動を観察して きたので今回は自分が実践することになった。まずは床に香港でもらったフリーペーパーを敷いて荷物と座る場所を確保する。もちろん、荷物は他の民工が占領 場所に勝手に荷物を置かないようにように微妙に間隔をあけて置く。

1353に定刻どおり発車して漢口までの民工体験の旅が始まる。因みに反対側の乗車口に は民工4人がござを敷いてタバコを吸っている。こちらは1人で占領しているので作戦はほぼ成功のようだ。但し、乗車口は喫煙場所にもなっているのでタバコ臭いのと短時間座るだけでも尻が痛くなるのが欠点だ。乗車率は余裕で100%以上で列車は走り続け停車駅の度に混雑が増して連結部にも民工が溢れてきたというか既に限界に達している。

そして、公安の身分証確認が始まりパスポートを提示すると公安の反応は民工たちの身分証確認の時と違って驚いていた。まあ、この驚きは民工たちの中にどうして日本人がいるのかという事だろう。公安はパスポートの中身を確認すると何も言わずに返却してくれた。いや返却したというよりも「見なかった事にして厄介事には関わらない様にしよう」という感じだ。こういった状況でも1人で乗車口を守り抜き乗車率が下がり始める深夜に突入していく。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 75元 二等座
合計 75元
本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 34.8香港ドル
フェリー 1.7香港ドル スターフェリー
合計 36.5香港ドル

1066次 硬座で漢口→威海

liaoning_0130440頃、湖北省武漢の漢口駅に到着する。出口を出てまずは切符売り場へ。

liaoning_014ここで1066次の切符を1961次の成都行きに変更しようとしたが、四川大地震の影響で運行停止になっていた。ということで、そのまま0801発の1066次に乗車して威海へ向かうことになる。待合室で朝食に昨日作ったゆで卵を食べる。そういえば昨日は食事無しだったな。

liaoning_0150730頃改札が始まり乗車する。乗車率100%以上で発車して威海へ向かうが途中の阜陽から一気に乗車率が下がり始めて1人で3列シートを占領することになる。

liaoning_016そして、夕方に徐州に到着すると再び乗車率が急上昇するがこの先は停車駅の度に乗車率は徐々に下がっていく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 0元
合計 0元

フェリーで威海→大連

liaoning_0170500頃、威海に到着する。駅から威海港へ移動しなければならないのだが実は威海のフェリー乗り場の場所や路線バスについて全く調べていないのだ。とり あえず人民たちが歩く方向へ向かうとバスターミナルの威海汽車站に到着するがバスターミナルは目的地ではないので目の前のバス停で路線を確認すると、どうやら駅は開発区にあり市区から離れているようなので市区へ移動する。

liaoning_018市区で降りて彷徨っていると道路標識に「威海港客运站(威海港客運站)」の文字を発見する。そして、バス停でも1路のバスが威海港客運站へ行くのを見つけるが、何と1路はバスターミナルを通過する路線だった。初めから乗っていれば・・・。 幸い威海港客運站までは3つ先のバス停で徒歩圏内だったで助かった。0720頃、威海港客運站に到着する。切符売場には既に列ができており自分も並ぶこと にする。

liaoning_019威海→大連のフェリーは1日3便で朝1便、夜2便の運行になっている。0730になり切符の販売が始まる。切符を購入して待合室で乗船が始まるのを待つ。 0830頃、乗船開始になるが威海→大連のフェリーは身分証がないと乗船できないようになっていた。以前乗船した海口-広州や海口-海安などでは身分証の確認は無かったのだが・・・。

liaoning_0200900になると威海を出港して大連へと向かう。大連までは約8時間の船旅だ。船内ではやる事が無いので溜まっているHP制作に励むが人民たちがやたらと後ろから覗き込んでいる。中国では列車内でもノートPCで遊んでいる金持ち中国人を見る事があるのだが、まだ人民にはノートPCは珍しいのだろうか?というより人民たちの行動が後ろから覗き込むという1つの行動しかないので分かりやすい。

liaoning_0211630頃、大連港に到着する。大連は まだ涼しく上着が必要だった。

大連到着

liaoning_022大連港からは13路のバスで大連駅へ移動する。

liaoning_023大連駅の周辺で宿を探さなければならないのだが安そうな宿は建物がやたらと古くて「大丈夫か?」と言いたくなる物ばかりだ。もしかして日本時代の建物なのだろうか?新しい建物は賓館や酒店とか高そうな所ばかりだ。駅周辺を彷徨っていると駅の東に建物がそこそこ新しそうで宿が4件ほど集まっている所を見つける。その中から海婷旅社に宿泊することにする。

部屋に荷物を置いたら、まずは大連駅で明日の旅順行きの切符を購入する。旅順は二〇三高地と水師営以外は外国人は立ち入り禁止らしいのだが問題なく普通に切符は購入できた。青蔵鉄路みたいに「入境証を出せ」みたいな事はなかった。

liaoning_024大連ではどら焼きが売られていた。どら焼きといえばドラえもんというのは中国、日本の共通認識のようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
宿泊費 30元
鉄道 4.5元 硬座 大連→旅順
バス 2元 路線バス
フェリー 120元 威海→大連
合計 164.5元