4302次 硬座で丹東→瀋陽
0530頃に起床して0650頃、丹東駅へ向かう。丹東駅は新駅舎を建設中で現在は仮駅舎となっている。
ホームを歩いていると何と丹東→新義州の列車が停車しているではないか!まさか北朝鮮への国際列車を目撃できるとは思っていなかった。この機会を逃すことはできないので、まずは車内に荷物を置いて急いで撮影へと向かう。
北朝鮮行きの列車を撮影していると駅員のおばちゃんが何か言っている。
いつもの事ながら中国では鉄はまだ珍しいようで行動を理解してくれないようだ。もっとも国境の駅という事もあるのかもしれないが・・・。日本なら「撮り鉄か」で終わってしまいそうなのだが中国はまだその域に達していない。
0730に定刻 どおり丹東を発車して瀋陽へ向かう。今回は座席が窓側ではなかったので昼寝して過ごす。何もしないまま瀋陽へ行ってもつまらないので瀋陽に近づいてきた所で香港でもらった法輪功の大紀元時報と人民報を人民が自由に見られるように車内において瀋陽駅へ降りた。人民はあの新聞を読んでどう反応するだろうか?
帥府国際青年旅舎
1230頃、瀋陽駅前から環路のバスに乗車して故宮で下車する。西へ歩いて瀋陽故宮を通り過ぎた所に瀋陽での拠点にする帥府国際青年旅舎がある。このユースホステルは国際ユースホステル連盟の国際青年旅舎HPの加盟リストには入っていないのだが入口にはおなじみのロゴがある。別のユースホステル団体の中国青年旅舎には加盟しているので、そちらのロゴは目立つようになっている。ちょっと胡散臭いのだが会員証は使えて料金は1割引になった。
瀋陽の電脳街「三好街」
1430頃、環路のバスで三好街へ向かう。三好街は瀋陽の電脳街で日本の秋葉原みたいな所だ。PC関連の店はメーカー製からパーツまで豊富にある。パーツに関しては中古品も豊富だ。それにゲーム関連の店もありXBOX360などが売られていたが店員は商売よりゲームに熱中しているのが多かった。
但し、三好街の特徴としては商品に価格表示がないのだ。人によって価格が高くもなるし安くもなるという事だ。まあ、これは中国共通かな?試しにデジカメの価格を数店で聞いてみたが安い所もあるが少し高めの所もある。中国語が少し話せて見た目が外国人でなければぼったくりに遭遇する確率は低く抑えられそうだ。
人民と裸の付き合い
宿に戻り1週間ぶりにシャワーを使おうと思ったら壊れていた。代わりに同じ建物内のシャワー屋が利用できるようになっていたのでシャワー屋へ行ってみたら 日本の銭湯に近い方式だったので人民たちと強制的に裸の付き合いになってしまう。これは欧米人の方々にとってはかなりの試練かもしれない。自分にとってもかなりの試練だった。どうして、ここまで来て見たくもない人の裸を見なきゃいけないんだ。
何故か廊下に糞が・・・
3kg1.5元で安売りされていた梨を買って部屋で食べて後片付けをしていると廊下でおばちゃんが掃除をしていたのだがこの時は特に気にしていなかったが、トイレに糞があるのを発見してしまう。糞があるというのは糞を流していないという意味ではなく便器からかなり離れた所に糞があるという意味である。
どうやら誰かが糞を漏らしたらしい。そして、部屋へ戻る途中で廊下でおばちゃんが片付けていたのは何と糞であった。廊下でも誰かが糞を漏らしたようだ。いや、これは漏らしたというよりも意図的に脱糞したのではないかと疑ってしまう。いくら仕事とはいえおばちゃんも大変だ。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 17.1元 | |
宿泊費 | 144元 | 1泊36元×4 |
バス | 3元 | 路線バス |
合計 | 164.1元 |
瀋陽故宮
午前中にカルフールで充電池を購入して午後は瀋陽故宮へ行ってみる。
瀋陽は1625年に後金の都になり、瀋陽故宮は清の建国式典が行われた場所でもあり世界文化遺産に登録されている。入場料は50元で金持ちしか見られないようになっているので、いつもの事ながら外から眺めて終了である。
張氏帥府
東北軍閥といえば張作霖だ。この張氏帥府は張作霖と長男の張学良の官邸兼邸宅であり大帥府や小帥府とも呼ばれている。
瀋陽故宮の南にあるので徒歩10分ほどで辿り着ける。入場料は50元で張氏帥府と近くの金融博物館などが見学できるようになっている。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 8元 | |
雑貨 | 35元 | 充電池 |
合計 | 43元 |
世界文化遺産 清昭陵
今日は明け方から雨が降っていたのだが0830頃に雨が止んだので0930頃に清昭陵へ向かうことにする。バスに乗車して1040頃、清昭陵のある北陵公園に到着する。
世界文化遺産に登録されているだけの事はあり綺麗に整備されている。入場料は北陵公園6元、清昭陵30元となっていた。自分は皇帝や王の陵墓はなるべく見物するようにしているのだが今回は入口だけの見物にしておいた。
まあ、これは自分が清朝の皇帝にあまり関心がないのと世界文化遺産に登録されている有名観光地で、瀋陽には日本総領事館があるほど日本人が多く訪れそうな場所だからだ。やはり見物するならマニアックな皇帝や王の陵墓で日本人が少ない場所でないとな。
張作霖爆殺現場
1130頃、瀋陽駅と瀋陽北駅の中間にある京哈線と瀋大線が交差する張作霖爆殺事件の現場を訪れる。東北軍閥の張作霖が北京で蒋介石の国民党軍に破れ列車で奉天へ戻る際に関東軍の独断により列車ごと爆殺されたという場所だ。この事件では時の首相であった田中義一が昭和天皇に内閣総辞職を迫られて総辞職するほどの事態になっている。
上の線路が北京からの張作霖が乗る列車が通過した京哈線で、関東軍がこの橋脚の部分に爆弾を仕掛けて列車ごと張作霖を爆殺した。下は大連-瀋陽を結ぶ瀋大線。
張作霖爆殺事件は中国では「皇姑屯事件」と呼ばれ現場には皇姑屯事件発生地の石碑がある。
そして、現在の現場は人民のゴミの不法投棄場所と化していた。教科書にも出てくる重大事件の発生現場なのに一体どういう事なんだ?もはや、人民にとっては張作霖爆殺事件はどうでもよい事なのか?この惨状にはがっかりさせられた。
雨が降り宿へ戻る
午後になり曇り空だった天気が一気に悪くなり雨が激しく降ってくる。これ以上の市内見物は無理と判断して宿へ戻り大人しくする事にする。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 14元 | |
バス | 3元 | 路線バス |
合計 | 17元 |
満州事変発端の地・柳条湖と九一八歴史博物館
0730頃、宿を出て満州事変発端の地である柳条湖へ向かう。満州事変は1931年9月18日22時30分頃に瀋陽郊外の柳条湖付近で関東軍参謀・石原莞爾、板垣征四郎の指揮で南満州鉄道を爆破し中国側の仕業として各地で軍事行動を開始し東北部を占領した事件だ。まあ早い話がこれ以後の戦争の発端となったという事だ。0800頃、九一八歴史博物館に到着。
以前は入場料20元だったらしいが無料になっていた。で、ここには関東軍司令官・本圧繁により書 かれた奉天忠霊祠石碑と関東軍により設置された記念碑の柳条湖爆破地点碑が展示されているのだが、わざわざ倒して展示している。それほど日本嫌いなら産業廃棄物処分場にでも捨ててしまえばと思ってしまうのは自分だけだろうか?そして、博物館は閉まったままになっており建物内に入れなかった。改装中なのだろうか?
博物館だから色々と日本鬼子の展示が満載だと期待していたのだが、かなりがっかりさせられてしまった。代わりに爆破現場がどこなのか線路沿いに歩いてみるがそれらしい記念碑が見当たらない。まあ、線路沿いに紀念館を建設して終わりのようだ。自分としては具体的にどの場所が爆破現場だったのか知りたかったのでがっかりだ。せっかく線路沿いにいるので柳条湖事件の現場付近で撮り鉄を開始する。
中国では尋ね人の貼り紙をよく見かける。どうやら行方不明になる人が多いらしい。
世界文化遺産 清福陵
325路のバスで瀋陽北駅へ移動して1030頃、168路のバスで東陵公園へ移動する。東陵公園には世界文化遺産の清福陵がある。
福陵は清の太祖ヌルハチ(努尔哈赤)と孝慈高皇后のエホナラ氏(叶赫纳喇氏)の陵墓である。1140頃、東陵公園に到着する。入場料は30元なので入口だけ見物して早々に立ち去る。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 9.9元 | |
バス | 10元 | 路線バス |
合計 | 19.9元 |
端午節の振り替え休日なのに公安庁へ
今日は月曜なのでビザ申請に遼寧省公安庁出入境管理局へ行ってみたが昨日が端午節だったので今日は振替休日というのを忘れてうっかり来てしまい警備のおっ ちゃんに「今日は休みだよ」と言われてしまった。仕方ないので歩いて宿へ戻るついでに瀋陽市公安局出入境管理処の場所も確認してみるが調べた場所にはそれらしい建物や看板すらなかった。
宿に戻り念のためにビザ申請で必要になるかもしれない臨時宿泊登記証明をもらうが、この時に老板が瀋陽市公安局出入境管理處の行き方を教えてくれた。どうやら北陵公園の対面に移転したようだ。それにしても、瀋陽はやたらと暑い。今日の最高気温は28度らしい。どうりで東北部 でも外に裸族が出没しているわけだ。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 14元 | |
宿泊費 | 72元 | 1泊36元×2 |
バス | 1元 | 路線バス |
合計 | 87元 |
遼寧省公安庁ではビザ手続きをしていなかった
1000頃、瀋陽北駅から217路のバスで遼寧省公安庁出入境管理局にやってきた。公安庁は各地の公安局を束ねる場所で日本なら県警本部に相当する機関だ。今回は公安局でなく親分の公安庁でビザ申請を受理してくれるか試すという事だ。出入境管理局は公安庁の対面のビルにあるのだが警備のおっちゃんがなかなか通してくれなかったのだが日本人と気づいたらすんなり「3Fだよ」との事。下手くそな中国語なんだからすぐに外人だと気づいてくれよ!
で、3Fの窓口でビザ申請に来たことを伝えると後ろの方にいたお偉いさんが「ここじゃやってないんだよ!北陵公園の対面に公安局があるからそこで申請して!」みたいな事 を言われる。公安庁でもやっていると思ったが考えが甘かった。
瀋陽市公安局出入境管理處
公安庁を出て通りをそのまま北へ歩いて1030頃、北陵公園の対面にある瀋陽市公安局出入境管理處に到着するがビザ申請の4Fは大混雑で既に今日の番号札の発券は終了していた。1030で既に満杯とはどういうことなんだ?この後訪れた人たちは保安に「明日来て」と追い返されていたが自分は今日申請しないと不受理だった場合に深圳へ退避が間に合わなくなってしまう。
保安に「今日申請しないと間に合わない」と言ったら課長(科长)に相談するように言われて4時間待って課長(科长)にノービザの期限が迫っていることを告げて何とかならないかお願いしたら足りない書類や申請書のチェックをしてくれて「座って待つように」と一言。書類に不備は無さそうでノービザ申請も大丈夫なようだ。更に2時間待って1600過ぎに番号札を持っていない人の受付が始まったが、ここで思わぬ災難が・・・。キャッシュカードは預金証明にならないということで不受理になってしまった。
これには課長も「カードじゃ駄目なんだよ。銀行で預金証明書をもらって明日また来て」みたいな事を言ってくるが中国銀行の口座には2万元の残高はないし、国際キャッシュカードも10万円くらいしかないので全額引き出しても足りない。この瞬間、ノービザ申請の野望は消えうせて深圳へ退避する事を決意する。
深圳行きの切符を購入
1730頃、瀋陽北駅にやって来た。今やらなければいけない事は13日がビザの期限なので、それまでに深圳に辿り着き香港へ出る事だ。で、ここで買わなければいけない切符は明日のT188次 瀋陽北-深圳の切符か明日、明後日の瀋陽北-広州東の切符だ。何れかの切符が買えなければ進退窮まる事になる。切符売り場の列に並び20分ほどで順番が回ってきた。
明日の深圳行きがあるかを聞いたら奇跡的に残っていた。もちろん硬座の切符を購入する。これで、今回の旅で最長距離である3152㎞を硬座で移動する事になる。おまけに車内2泊で35時間23分の乗り鉄の旅だ。硬臥でもこれほどの移動をした覚えがないのでどうなる事か・・・。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 10元 | |
鉄道 | 320元 | 硬座 瀋陽北→深圳 |
バス | 5元 | 路線バス |
コピー | 1元 | |
合計 | 336元 |
6381次 無座で瀋陽→世博園
0550頃、瀋陽駅に到着して世博園行きの切符を購入する。ついでに6/15の深圳西→重慶北の 切符も購入する。世博園は2006年に世界園芸博覧会が開催された場所で元々は瀋陽植物園だった場所だそうで現在は博覧会跡地を園芸関係のテーマパークにして瀋陽の定番観光地になっているらしい。
よく見るとこの1編成で普慢からN列車、A列車まで運用されているようだ。
で、何でこんなつまらない確率99%の場所に早起きして行くのかというとここに瀋陽市蒸気機関車博物館(沈阳市蒸汽机车博物馆)があるらしいという情報を得たからだ。細かい情報を集めていないので本当にあるかは分からない。でも、調べる価値はありそうなので行ってみる事にした。列車に乗り込むが早朝の列車なので各車両に乗客は4,5人しか乗車していない。
そして、世博園に到着するが開園は0900からになっている。とりあえず、園内の地図を確認するのだが蒸気機関車の博物館が見当たらない。どうも、怪しい。おまけに入場料 50元で貧乏人からすればぼったくりだ。
悩んだ挙句にもっと情報を集めてから出直す事にして168路のバスで瀋陽市内へ戻る。後日結果としてこの判断が正しい事だった判明する。瀋陽市蒸気機関車博物館は世博園(瀋陽植物園)にあったのだが鉄西区へ移転している事が分かった。危うく50元をドブに捨てるところだった。
T188次 硬座で瀋陽北→深圳
昼頃に宿を出て333路のバスで瀋陽北駅へ向かう。今日は1750発のT188次に乗車して深圳へ移動するという強行軍を開始するのだ。それも、硬座で3152㎞の旅で今までの旅で最長距離の移動になる。おまけにダイヤ通りに運行されると35時間23分の旅だ。さすがに青春18きっぷと大垣行臨時夜行で鍛えた鉄でも乗りたくない列車だろう。
発車まで5時間ほど時間があるので待合室で気長に待つことにする。
そして、1720頃に改札が始まり列車に乗車して 荷物を置いて発車時間まで撮り鉄開始である。
今回は特快で車両は25Kで典型的な藍皮車(蓝皮车)なのだが、乗客が乗車している間は食堂車(餐车)では乗務員が整列して出迎えている。これが普快の緑色の車両の緑皮車(绿皮车)なら食堂車の乗務員は確実に休憩でくつろいでいるだろう。さすが特快となれば乗務員の質も格段に高い。たまに例外もあるが・・・。T185次は瀋陽北-深圳の運行だし乗務員の質も高そうなので広州鉄路局の運行かと思っていたが後で車内放送とかで瀋陽鉄路局による運行だと分かった。
そして、撮り鉄をしているといつの間にか隣のホームにCRH5が停車しているではないか!CRH5はフランスのTGVを製造しているアルストムの技術を導入している高速鉄道だ。まあ、TGVの兄弟分ってところかな?
CRH5の撮影をして車内に戻り1750定刻どおりに列車は発車する。発車後は中国の鉄道ではおなじみの車内放送で音楽が流れ始めるのだが、しかし、乗客は中国人である。大人しく車内放送を聴いているわけがない。
各自携帯電話で音楽を流し始める。中国は日本と違い車内で携帯電話を使うのは問題ないのだが、その使い方には特徴があるのだ。周囲を気にせず大声で話すのはもちろんの事だが、音楽も大音量で流すのだ。中国ではヘッドホンを使うという習慣は無い様で音楽を聴くときも周囲を気にせずに大音量で聞くのだ。
どうして大音量で音楽を聞くのかというのは人民に質問した事がないので不明なのだが、推測としては、ヘッドホンを買う金がない。周囲に携帯電話を持っている事を自慢したい。というのが 思い浮かんだのだが、どちらにせよ中国人の不思議な習慣である。
夜になり乗警(乘警)の身分証確認が始まるのだが、パスポートを提示すると乗警はパスポー トの中身すら確認せずにすぐに返してきた。どうやら、見なかった事にしたらしい。周囲の乗客は「コイツ何者だ?」という目で見ているのだが、この後に予想外の展開が発生する。2人掛けシートの4人ボックス席なのだが自分以外の3人の人民が全て身分証不携帯だったのだ。乗警は特に怒りもせずに名前だけ聞いて端末に入力してお咎め無しなのだ。
身分証の携帯は義務の筈なのに、どうして逮捕しないんだ?どう考えても彼奴らは怪しいだろっ!身分証不携帯で罪にならないのでは一体何の為の身分証確認なんだ?こうして、身分証不携帯の怪しげな人民3人に囲まれて車内1泊目へと突入する。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 5元 | |
鉄道 | 1.5元 | 無座 瀋陽→世博園 |
鉄道 | 231元 | 硬座 深圳西→重慶北 |
バス | 5元 | 路線バス |
発券手数料 | 5元 | |
合計 | 247.5元 |
特快といえども硬座は民工列車と化す
夜も明けて何時の間にやら天津を過ぎて山東省を走行していた。途中で水滸伝の梁山泊がある梁山を停車することなく通過して安徽省に入る。そして、阜陽(阜阳)を過ぎる頃になると車内がやたらと混んできた。昼食にカップ麺を食べる為にお湯を入れに行くが、連結部と洗面台に無座の乗客とおなじみの尿素と書かれた肥料袋の荷物が溢れていた。
そう、既に特快も出稼ぎ労働者の民工が溢れる民工列車と化していたのだ。というか、民工は連結部で寝るなっ!通行の邪魔だろっ!因みに今回の35時間23分の旅での食事はこのカップ麺1個だけである。それにしても、民工で溢れ始めたのに気付いてからは連結部以外でも乗車率が徐々に上がって行き南昌を過ぎる頃には3人掛けシートが4人掛けになっていたり通路に座り込む人民、タバコを吸う人民や床にポイ捨てされたゴミも見かける ようになる。
どうして、民工が乗り込んでくると車内環境が悪化してくるのだろうか?はっきり言って民工どもには特快に乗って欲しくない!いや、民工は特快に乗るなっ!普慢と普快だけに乗れっ!こうして、車内はゴミ捨て場へと変貌しそうだったのだが乗務員が頻繁に清掃作業をするので座席周辺だけはとりあえず 衛生状態を保つことに成功する。さすが特快の乗務員だ。しかし、連結部は民工たちの溜まり場なのでゴミと痰とタバコの吸殻で溢れていた。こうして車内2泊目へと突入する。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 0元 | |
合計 | 0元 |