日本からポメラDM100到着
09:20頃、郵便局の配達員から電話がありEMSを取りに行く。日本で注文したポメラDM100がようやく到着だ。18Fから1Fの入口まで行くと大悦城のマンション住民が小包の受け取りに集まっている。日本だと宅配便とかは高層マンションでも玄関まで配達だが、中国の場合は配達員が入口に到着すると受取人へ電話して取りに来てもらう方式だ。


遼寧省から内蒙古自治区へ
日本から補給物資を受け取ったので瀋陽から次の内モンゴル自治区へ移動できる。早速移動の準備で12306.cnで今日の瀋陽北→通遼、明日の通遼→大板の切符を購入する。
続いてウォルマートで買い出しだ。今回はバックパック(179元/約3580円)を新しく購入する。2009年に北京のカルフールで購入したバックパックに穴が空いたので交換である。6年使ったが十分元はとれただろう。宿に戻り昼前に出発の準備を整えて先にチェックアウトだけしておく。列車は夕方発車なので15:00頃まで居座らせてもらう。



瀋陽北→通遼




瀋陽を出てからは停車駅ごとに乗客が少なくなり遼寧省から内モンゴル自治区へ入ると乗車率はかなり下がり3列シートを占領して寝ている乗客が出現し始める。どうやら田舎を走る夜行列車のようだ。まあ幸い今回の列車は痰吐きのおサルさんがいないのでかなり平和な方だ。
内蒙古自治区通遼へ


ちなみに通遼は交通の要衝になっており深夜でも列車の本数が多く利用客も多い。駅前にもバスターミナルの通遼汽車站があり、賓館や旅店などの宿も多く揃っている。まさに交通の要衝と言っていいだろう。でも、観光地は市内に博物館があるぐらいだ。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 31.1元 | |
| 鉄道 | 46.5元 | 硬座 瀋陽北→通遼 |
| 鉄道 | 21.5元 | 通遼→大板 |
| 地下鉄 | 2元 | |
| 日用品 | 211.5元 | |
| 合計 | 312.6元 |
通遼で駅寝


通遼→大板


09:15頃、改札が始まり列車に乗車。荷物置き場を確保して機関車のDF4Dの撮影へ向かうが駅員に因縁付けられて撮影禁止であった。通遼では撮影されると都合が悪いらしい。まあ、他でもいくらでも撮影できるから問題ないけど。列車に乗車して窓を開けようとしたら全開にできないように改造されている。やられたよ!これは大きな問題だ。ゴミのポイ捨て防止で少ししか開けられないようになっている。この列車はおサルさんの乗車率が高いようだ。
09:29に定刻より1分早く列車が発車する。乗車率は5割ぐらいで今のところは平和だ。列車内は中国語以外の言語も聞こえるので、おそらくモンゴル語だろう。内モンゴル自治区の徐々に出てきた感じだ。


まあテレビに影響されてやって来たというところかな。この慶州白塔は何もない草原の中にポツンと千年近くも立っている。これはかなり重要度が高い。

老板娘が派出所に外人が泊まれる賓館を聞いてくれてバスターミナル脇の友誼商務賓館と人民政府近くの巴林賓館が宿泊可能とのことだが、友誼商務賓館に乗り込んだら満室で巴林賓館はネットで確認した時点で1泊300元とかなので問題外である。進退窮まる。ちなみにバスターミナル前を1路のバスが通っており街の中心へ移動できる。

チケット購入時に前のおっちゃんが慶州白塔のある白塔子行きのバスを聞いていて、08:30にバスがあることが分かる。待合室へ移動して出発を待つが待合室に手荷物預かり所がある。これなら早朝に大板に到着して荷物を預けて白塔子へ行くという戦法が使えるではないか!赤峰とか他地域へ行くバスがある時間までに戻ってこれるかという問題は残るが・・・。機会があれば遼慶州白塔へは再挑戦しよう。






| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 17元 | |
| 宿泊費 | 140元 | 1泊70元×2 |
| バス | 67元 | 大板→赤峰 |
| 合計 | 224元 |
赤峰駅
06:00頃、赤峰汽車站で明日の正藍旗行きのチケットを購入する。バスが08:00と09:20の2本あり08:00発のバスにしておく。正藍旗までの運賃は100元だ。続いて36路のバスで赤峰駅へ向かう。


赤峰→天義

既に改札が始まっており改札口に並ぶが2つの改札口のうち、なぜか片方だけ切符と身分証確認をしている。で、自分は運悪く身分証確認の方に並んでしまい待つことに・・・。他の乗客たちは文句言っているけど駅員は真面目に業務を遂行しているだけだ。ただし、もう片方の改札口は身分証確認していないので意味ないような・・・。


07:32に定刻通り発車する。乗車率は8割ぐらいで3列シート占領して寝いているおばちゃんがいる。荷物棚は2割ぐらいしか埋まっていないので利用客は地元民中心のようだ。今日の赤峰の天気は晴れだが朝はかなり涼しく扇風機は非稼働、窓もほとんど開いていない。田舎の平和な列車だ。
08:45頃、気温が上がってきて扇風機が稼働し始め窓も開き始める。そして、1元アイスの車内販売も始まる。
遼中京城遺址大明塔








天義へ戻る


天義→赤峰
駅へ戻り待合室へ入るが、いつもの切符と身分証があると思って駅員のおばちゃんに切符とパスポートを出したら払い戻しの退票のハンコを押される。何かおかしい。天義駅では切符と身分証の確認をしていなかった。おばちゃんに退票だと思われてハンコ押されていた。切符売場は身分証必須なのに待合室は昔のままで手荷物のX線検査だけであった。こんな平和な駅は初めてである。

14:59発であったが30分ほど遅延が発生して改札が始まるが、ここで問題が発生する。天義では切符と身分証の確認をしておらず、てっきりやっていると思って切符とパスポートを駅員のおばちゃんに渡したら退票だと思われて間違えて退票のハンコを押されており、改札口で駅員のおっちゃんが通してくれない。おばちゃんに助けを求め、おばちゃんの天の声でおっちゃんを黙らせて改札口フリーパスだ。やはり、どこの国でもおばちゃんは最強である。



18:15頃、駅前から35路のバスに乗車する。運賃は1元だ。18:35頃、赤峰汽車站に到着し宿へ戻る。

| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 19.7元 | |
| 鉄道 | 8.5元 | 硬座 赤峰→天義 |
| 鉄道 | 8.5元 | 硬座 天義→赤峰 |
| バス | 100元 | 赤峰→正藍旗 |
| バス | 10元 | 路線バス |
| ATM手数料 | 7.5元 | |
| 合計 | 154.2元 |




































































































































































































































































