台湾旅行記~乗り鉄編2

カルフールでカレーを買いだめ

夕方にカルフールへ行き特売のカゴメのカレー(125g×3箱 99台湾ドル)を4セット買い込む。これは大陸へ戻った際の食料である。大陸でもカレーは売っているのだが相場は90gで9-12元(42-56台湾ド ル)なのでここで買いだめしなければカレーを食べる機会がなくなってしまう。そして、今日もオーストラリア産牛筋を19台湾ドルで購入。夕食は貧乏人にとっては超高級の牛筋カレー(野菜なし)だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 550台湾ドル
合計 550台湾ドル

貧乏旅行者は吃到飽へ

taiwan_215朝起きてテレビを見ていると東森電視台のニュースで10台湾ドルの吃到飽(食べ放題)の店が紹介されていた。10台湾ドルで吃到飽なんてありえない料金だ。人民元に換算すれば2-3元、日本円で30-40円だ。こんな店を大陸でやったら民工たちが押し寄せて1日で潰れてしまう。自分もこの店に行こうと思ったが途中からこのニュースを見ていたので場所の紹介を見逃してしまった。

因みに台北には吃到飽(食べ放題)の店が多い。焼肉、しゃぶしゃぶ、日本料 理、素食など数多くの店がある。しかし、300台湾ドルぐらいの店が多く貧乏旅行者にはちょっと手が出せない。

でも、ネットで調べてみると100台湾ドル以下で吃到飽の店もあることが判明!これは食べに行かなくては・・・。そこで、50台湾ドルで吃到飽の慈梅素食を狙いに定めて1020頃、場所の確認に出発する。慈梅素食の住所は台北市松山區民生東路四段55巷30號なのでMRT中山國中からも近い。でも、交通費が勿体無いので徒歩で向かう。1100頃、 民生東路四段まで来たのだが慈梅素食があるはずの住所には別の店が・・・。近くで焼肉の吃到飽の店は見つけたのだが・・・。慈梅素食は潰れてしまったようだ。

taiwan_216がっかりしながら宿へ戻るが途中で65台湾ドルで吃到飽の店を見つける。場所は松江路97巷で波羅蜜素菜館という素食の店だ。今日の晩飯はここに決まりだ。

taiwan_217台北でも探せば100台湾ドル以下の吃到飽の店がたくさんありそうだ。宿に戻り吃到飽に関する情報を集めていると潰れたと思った慈梅素食はどうも移転していたらしい事が判明する。

参考にした吃到飽リスト1 2 3 4 5

波羅蜜素菜館で食べ放題

1800頃、波羅蜜素菜館へ向かうが既に夜なので見事に道を間違えて1900頃にようやく波羅蜜素菜館に到着する。店内は客が2,3人しかおらず繁盛していない雰囲気が・・・。まあ、とにかく食べ放題なので店内へ入りトレーに料理を山盛りにするが空の皿が多い。そして、店のお婆ちゃんに65台湾ドルを支払い後は席についてハイエナのように料理に喰い付くのみだ。全て喰い終わりお代わりをする。大陸の快餐と違い味は格段に上なのでとにかく喰い付くのみだ。

で、いつの間にか客は自分ひとりになっておばちゃんたちが後片付けを始めている。どうやら閉店時間のようだ。食べ終わってトレーをゴミ袋へ捨てるがゴミ袋 は満杯になっている。どうやら店は繁盛しているようで弊店間際だったので客が少なかっただけであった。だから皿が空になっていたのか。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 65台湾ドル
宿泊費 1800台湾ドル 300台湾ドル×7-300台湾ドル
合計 1865台湾ドル

今日も波羅蜜素菜館で吃到飽

昼前に波羅蜜素菜館へ向かう。土曜は昼が食べ放題になっているので夕飯の分もしっかり食べるぞ!昨日は弊店間際だったので空の皿が多かったのだが今日はしっかり食べられるように昼前に出発だ。1215頃、波羅蜜素菜館に到着するが、何やら今日も空の皿が多い。どうやら既に弊店間際のようだ。1130ぐら いに訪れないと駄目だった様だ。とりあえずトレーに料理を盛るが空の皿には美味い料理があったに違いない。しかし、残っている料理も美味いのでひたすら喰い付くのみだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 65台湾ドル
合計 65台湾ドル

故宮博物院は日本人多い

taiwan_2180900頃、宿を出てMRT台北駅からMRT士林駅へ移動して紅30のバスに乗車して故宮博物院に 0940頃到着する。今日は台北に来ていたのにすっかり忘れていた故宮博物院の見物だ。本当は今日は総統府の年に数回休日に行われる特別参観の日で見物す るはずだが中止になっていた。なので忘れていた故宮博物院を見物する事にしたのだ。入場は160台湾ドルで台北でも高い方になるのだろうが大陸のようにぼったくりではないだろう。

taiwan_219入場券を買って入口を通るが日本人の団体がいたのでその一員と間違われたようで入場券の確認をされずに入場してしまった。これなら買わなくてもよかったかな?どちらにせよ未使用の入場券が手元に残っているのでもう1回見物できるな。

taiwan_220で、館内は撮影禁止なので文明人として撮影する事はしない。大陸なら人民に紛れて遠慮せず隠し撮りなのだが、ここは台湾で文明国家だ。さすがに人民の様な事は出来ない。文明人らしく見物を開始するが人がやたら多い。故宮博物院はかなり大きな建物だがそれでも人口密度が高い。おまけにそこらじゅうで日本語が・・・。日本人多すぎる!展示内容は凄いのだと思うのだが大陸での生活が長く脳みそが民工程度まで低下している自分にはさっぱり理解できず。というか、その日の飯の事しか考えられなくなっている。

本日の出費
項目 金額 備考
MRT 28台湾ドル
バス 22台湾ドル 路線バス
故宮博物院 160台湾ドル
合計 210台湾ドル

乗り鉄で台湾一周

taiwan_2210530頃、宿を出て台北駅へ向かう。まだ夜が明けておらず真っ暗だったが台北駅に到着すると空が少し明るくなり始めていた。

taiwan_222今日は乗り鉄で台湾一周をするのだが予定だと2042に高鉄で台北に戻ってくる。約14時間の旅になるが果たして予定通りうまくいくかな?

区間車で台北→蘇澳→新蘇澳

taiwan_223まずは切符売場で台北→蘇澳の切符を購入して、続いて高鉄の切符売場へ向かう。

taiwan_224高鉄の切符売場は6時ちょうどに開き待っていた乗客が切符を購入する為に少し混雑している。自動券売機で1906左営発台北行きの切符を購入する。何故1906発の列車を選んだかというと割引で安くなっているからだ。11/1か ら新割引制度が始まり時間帯によっては指定席券が45%引きで買えるのだ。そして、当然この列車も指定席券が45%引きだ。

taiwan_225高鉄の切符を購入したので後は蘇澳行きの列車に乗車するだけだ。0625発の蘇澳行きに乗車していつの間にか寝ていた。久しぶりに早起きなんかしたので睡眠不足なのだろうか。0911頃、定刻通りに蘇澳に到着する。

taiwan_226蘇澳からは一駅前の蘇澳新に戻り花蓮行きの自強号に乗車するのだが蘇澳新行きの列車は0930発でまだ時間がある。花蓮までの切符を購入して駅周辺をちょっと散歩してみる事にする。駅から2分ほど歩くと晋安宮に到着する。

taiwan_227どういう神様が祀られているかは知らないが清の光緒年間と同治年間の石碑があるのでそこそこ歴史はありそうだ。

taiwan_228造りは豪華だ。

taiwan_229駅に戻り他の乗客たちと改札が始まるのを待つが何やらこの雰囲気は凄い懐かしい感じがする。改札が始まるのを待つのは日本でも自動改札機が導入される前、そう国鉄時代の駅の雰囲気に凄い似ている。改札が始まり切符に鋏が入れられるのも国鉄時代の雰囲気そのものだ。おまけに切符は裏が真っ白で磁気切符でない。これで切符が硬券だったら雰囲気最高なのだが・・・。

taiwan_230この列車で蘇澳新へ戻ります。

taiwan_2310930に列車が発車して0935に蘇澳新に到着する。

自強号で蘇澳新→花蓮

taiwan_232自強号は0942発で乗り継ぎは7分だ。隣のホームへ急いで移動してホームの端へ向かう撮り鉄の体制をとる。どの車種の自強号が到着するかは分からないが PP式(推拉式)なら文句無しだ。オンボロのディーゼルの自強号だったら撮り鉄の価値があるかは微妙だ。

taiwan_2330939頃、自強号が蘇澳新に到着する。期待していたPP式(推拉式)であった。ちょっと満足しながら乗車して空いている席に座る。因みに自分の切符は無座だ。でも、空席が多いので余裕で座れた。

taiwan_2340942に定刻通り発車して花蓮へ向かう。PP式なので動力は先頭と最後尾車両だけなので車内は静かで快適だ。1035頃、花蓮に到着する。

自強号で花蓮→台東

taiwan_235花蓮に到着してここからは毎日台湾一周をしている観光用の自強号に乗車して一気に高雄までと考えていたのだが切符売場へ行くと既に満席であった。

taiwan_236これだと高雄に何時に到着できるか分からなくなってきた。時刻表を確認すると1229発の自強号に乗車して台東で高雄行きの莒光号に乗り換えれば何とか1906左営発の高鉄に間に合いそうだ。

taiwan_237花蓮→台東の切符

taiwan_238台東までの自強号の切符を購入して後は発車時間を待つのだが、まだ1時間半ほど時間がある。ここは暇つぶしに駅周辺の散歩へと向かう。が、花蓮は自強号の停車駅と言っても田舎町で宿はホテルとかあるのだが観光地は郊外にあるようだ。1215頃、花蓮駅に戻ってきた。台東への自強号に乗車するがオンボロの ディーゼルだ。どうやら、この先は非電化区間のようだ。

莒光号で台東→高雄

taiwan_239台東→高雄の切符

taiwan_2401443頃、台東に到着する。降りたホームには高雄行きの莒光号が既に停車しており急いで出口を出て切符売場へ。といっても、ちゃんと切符には乗車証明の ハンコを押しておく。台鉄では出口で乗車証明のハンコを押すと切符は持ち帰る事が出来るのだ。旅行者にとっては切符は記念品になるのでハンコを押すのは重要だ。

まあ、莒光号の車内で精算も考えたがどうせなら指定席と考えて12分の乗り継ぎ時間で切符購入だ。切符売場に到着して高雄行きの切符を購入するが窓口の駅員が「1枚?」と日本語で話しかけてきた。インチキ中国語・・・。いや、台湾だからインチキ國語しか話せないので既に日本人と見破られていた。台東駅の駅員は侮れん!

taiwan_241そして、再び同じホームへ戻り莒光号に乗車する。台北から高雄までの東回りの経路は時間がかかるのだが自然が豊富で景色はなかなかのものだ。蘇澳新を出てからはずっと外の景色を見ていたがここに来て天気が急に悪くなってきた。途中の駅では激しい雨で新たに乗車してくる乗客はずぶ濡れだ。 そして、日は沈み1802に高雄に到着する。

区間車で高雄→新左営

taiwan_242高雄→新左営の切符

taiwan_243高雄からは区間車で高鉄の接続駅である新左営へ移動する。新左営は高鉄の営業開始後に新たに設置された駅だ。

台湾高鉄(台湾新幹線)で左営→台北

taiwan_244

taiwan_2451835頃、新左営駅に到着。出口を出てそのまま高鉄の左営駅へ。しかし、フランス製の自動改札機が切符を裏向きに入れなければいけないという欠陥品で知らずに表向きに何度も挿し込もうとして立ち往生する。日本の自動改札機なら表裏関係ないのだが・・・。ホームへ降りるとまだ掃除中で乗客が並んで待ってい る。掃除が終わりいよいよ列車に乗車する。車両が日本の700系の改良型なので車内は新幹線と変わらない。

taiwan_246車内はこんな感じ。

taiwan_2471906に左営を発車すると速度をどんどん上げていく。GPSで速度を測ると300km/hに達する事もある。乗り心地は快適で2042に台北に到着する。

taiwan_248やっと乗り鉄で台湾一周を達成した。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 176台湾ドル 台北→蘇澳
鉄道 965台湾ドル 左営→台北
鉄道 355台湾ドル 花蓮→台東
鉄道 280台湾ドル 台東→高雄
鉄道 189台湾ドル 蘇澳→花蓮
鉄道 15台湾ドル 高雄→新左営
合計 1980台湾ドル

萬年商業大樓

taiwan_249昼頃、西寧南路にある萬年商業大樓にやって来た。ここは台湾のオタクビルという話を聞いてやって来たのだが確かに4Fにはそれらしい店が何軒かあるのだが期待していたほどの内容の店はなかった。これは、台湾のオタクの店が大した事が無いという事か?それとも、一般人から見て凄い内容だが自分がオタクなので大した事が無いと思っているだけか?

台湾の高速バスは価格競争が熾烈

taiwan_250今日は萬年商業大樓が期待はずれでネタにならなかったので代わりに台湾の高速バスを取り上げてみる事にする。台湾の高速バスは・・・。はっきり言って競争 が熾烈を極めています。原油価格が1バレル60ドル台にまで下落したとはいえ、この原油高のご時世でこの競争は凄いです。どう凄いかというとバス会社によって多少違いがあるが台北-高雄で平日380-450台湾ドルという運賃設定です。

taiwan_251昨日乗車した台湾高鉄は割引運賃だが台北-左営が965台湾ドルで、台鉄の自強号だと台北-高雄は845台湾ドルです。台湾高鉄は速さが売りですからバスとは競合にならないのですが、台鉄とバスは速さで思いっきり競合しています。

taiwan_252バスと台鉄の自強号はいづれも台北-高雄を約5時間で結んでいます。こうなるとバスと鉄道の競争になり、更にバス会社間の競争は熾烈を極め激安のバスが運行されているのです。まあ、鉄でなければ格安の高速バスを使って台湾一周をしてみるのも面白いかもしれないだろう。
バス会社 國光客運 統聯客運 阿羅哈客運

本日の出費
項目 金額 備考
食費 65台湾ドル
合計 65台湾ドル

1日2往復の林口線を乗り鉄

taiwan_2530510頃、宿を出て台北駅へ向かう。今日は乗り鉄の難易度が高いと思われる林口線を乗り鉄する。桃園までの切符を購入して区間車に乗車する。

taiwan_2540620頃、桃園に到着する。

taiwan_255駅を出ると桃林鐵路の標識を見つける。標識に従い林口線の乗り場へ向かう。

taiwan_256駐車場を抜けた所に林口線のホームがあった。既にホームには利用客が数人おり一緒に列車を待つ。列車が入線してきて乗車して発車を待つが高校生がやたらと多い。

taiwan_257発車時には乗車率100%を超えるが乗客の90%以上は桃園高中の学生だ。なので次の桃園高中で乗車率は一気に10%以下に低下して、そのまま終点 の長興に到着する。長興から桃園へ戻る時も乗車率は20%ぐらいだった。どうやら林口線は桃園高中の学生の為に運行されていると言ってよいだろう。

八堵で太魯閣号の撮り鉄

taiwan_2580820頃、区間車で八堵へ移動する。次の目的は八堵で太魯閣号の撮り鉄である。

taiwan_259八堵駅はちょうどカーブになっており撮り鉄にはちょうど良い立地なのだ。 0955頃、八堵に到着。出口を出て台北行きの切符を購入して再びホームへ。

taiwan_260時刻表を調べた限りだと太魯閣号は1000頃に八堵を通過するはずだ。1番 ホームで太魯閣号を待っていると予想通り太魯閣号が通過する。撮り鉄を終えて1005発の区間車で台北へ戻る。

盗難事件発生

1100頃、宿に戻りご飯炊いて昼ご飯を食べているといつの間にか目の前に警察官がいる。何か起こったようだ。そのままご飯を食べていると警察官と宿泊客の華人の会話が聞こえてくる。どうやら何かを盗まれたらしい。

そして、周囲の会話も総合するとノートPCを盗まれたようだ。警察官と宿泊客の華人が外へ出て行った。恐らく派出所とかで事情聴取なのだろう。そういえば、さっきまでいた老板娘もいなくなっている。1300過ぎに警察官と宿泊客の華人が戻ってくる。今度は鑑識も連れてきており容疑者の可能性のある今日出て行った宿泊客の宿泊カードを確認している。でも、容疑者は既に桃園国際空港から高飛びしていそうだが・・・。

宿泊カードを確認すると再び警察官と宿泊客の華人は外へ消えていった。台湾は安全と言っても用心すべきだな。まあ、これは日本でも当たり前の事だな!あ、そういえば自分は玉葱を盗まれていたな・・・。

波羅蜜素菜館のお婆ちゃんは日本語が分かる

今日も夕飯は食べ放題の波羅蜜素菜館へ行く。いつも通りトレーに山盛りにしてカウンターでお金を払うとおばちゃんたちは自分が日本人だというのを知っており声をかけてくる。そして、お婆ちゃんが「いらっしゃい!ありがとう。」と日本語で話しかけてきた。しかも訛っていない!ここのお婆ちゃんも日本語が分かるようだ。凄い!

台湾は日本語が話せるお年寄りが本当に多い。話に聞いていた以上に多い。これだと日本語分からないだろうと思って台湾の悪口を言ったら即ばれて袋叩きだな。でも、台湾の悪口を言う日本人なんてほとんどいないだろう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 65台湾ドル
鉄道 43台湾ドル 台北→桃園
鉄道 79台湾ドル 桃園→八堵
鉄道 37台湾ドル 八堵→台北
合計 224台湾ドル

台湾旅行記~乗り鉄編1

区間車で台北→新竹

taiwan_1490745頃、台北駅にやってきた。今日は乗り鉄をするのだが、まだ何処へ行くかを決めていない。時刻表を見ながら西回りと東回りどちらにしようか迷ったが西回りに決めて区間車で新竹へ行く事にする。区間車は日本で言えば普通列車だ。切符は窓口と自動券売機のどちらでも購入できるが試しに窓口で購入を試みる。

taiwan_150台湾の切符売場でも自分のインチキ中国語が何とか通じて切符が購入できた。切符は磁気切符なので自動改札を通りホームへ。台湾は大陸のような割り込みがないし、自動券売機もちゃんと稼動して利用客は自動改札の使い方をちゃんと知っている。どこかの大陸の人民どもとは大違いだ。

taiwan_1510810発の区間車に乗車して新竹へ向かう。切符の購入から乗車まではっきり言って日本とほとんど同じだ。大陸の列車になれていた自分は久しぶりの日本と同じ乗車の仕方に戸惑っていた。これは自分が知らないうちに相当人民化していたという証拠だろう。

車内は通勤時間帯でも空いており座って新竹へ移動だ。大陸の列車と違い車内で乗客が痰を吐いたり、ガキが小便をするといったこともなく非常に快適というか日本の列車と同じだ。0945頃、新竹に到着する。

バスで新竹→竹東

taiwan_152新竹からは内湾線が内湾(内灣)まで延びているのだが新竹-竹東が工事中で竹東駅までは駅の隣にあるバスターミナルの新竹北站からバスの代行運転があるのだが自分は知らないうちに代行運転でなく駅の隣にあるもう一つのバスターミナルの新竹総站(新竹總站)から普通に運行されている新竹-竹東-下公館のバスで竹東へ向かう。

taiwan_153後で知ったのだが代行バスは運賃が51台湾ドルで1時間に1本しかないようだ。しかし、新竹-竹東-下公館のバスは44台湾ドルで15-30分間隔で運行さ れているようだが、竹東総站(竹東總站)から竹東駅へは東へ徒歩で10-15分ほどの距離がある。

taiwan_154バスターミナル

区間車で竹東→内湾

taiwan_1551110頃、竹東駅に到着。

taiwan_156発車間近で切符を購入して急いで乗車する。

taiwan_157といってもしっかり撮影だけはしておく。1両編成の典型的なローカル線だ。1140頃、内湾に到着する。

内湾を散歩

taiwan_158内湾(内灣)に来てみたものの実は内湾に何があるか全く調査していない。

taiwan_159とりあえず、駅を出てみると観光地にありそうな土産物屋街がある。どうやら内湾は観光地らしい。土産物屋を覗いていると「客家」の文字が目立つ。

taiwan_160後で分かったのだが内湾は客家と山岳少数民族が多く住む地域であった。

taiwan_161廟を見物したり川沿いに散歩して内湾観光をする。

taiwan_162内湾吊橋

taiwan_163内湾は田舎なのだがセブンイレブンがあったり観光バスの駐車場があったりして想像していたほどの田舎ではなかったようだ。

区間車で内湾→竹東

taiwan_1641220頃、内湾駅に戻ってきた。自動券売機で切符を購入して待合室で待つが内湾駅は日本の田舎の駅とほとんど同じ雰囲気だ。

taiwan_165大陸では田舎の駅に自動券売機なんて絶対になく代わりに蝿が飛び交っている。それに比べ台湾は熱帯、亜熱帯に属するのに蝿が少ない。というか、蝿がいない。

taiwan_166大陸なんて東北部の駅ですら蝿が飛び交っているのだから如何に不衛生か再認識させられる。

taiwan_1671240頃、列車が到着する。帰りも1両編成でローカル列車の旅だ。

taiwan_168途中で車内検札があったのだが車掌さんは日本と同じように低姿勢だ。おまけに切符を見せると「謝謝」と言っているではないか!大陸では考えられない光景だ!

大陸ではほとんどが複数人で検札をしてキセルをしようとする人民どもを捕まえているので「謝謝」なんて言わない。むしろ客を客とは思わず犬や豚だと思っているようだ。まあ、客の人民どもがキセルしようとするので仕方ない部分もあるが・・・。

竹東に到着し駅前には新竹行きの代行バスが停車していたが乗車せずに竹東総站から新竹行きのバスに乗車する。

区間車で新竹→台北

taiwan_1691430頃、新竹駅に到着。台北行きの切符を購入してホームで列車を待つ間に撮り鉄実行!大陸と違い日本と同じようにホームで列車を待てるので撮り鉄も自由に出来る。

taiwan_170新竹→台北の切符

taiwan_1711457発の区間車に乗車して台北へと戻る。

taiwan_1721630過ぎ、台北駅に到着する。階段を上がり改札口へ向かっていると構内放送で日本語が聞こえてきた。日本語の話せる駅員もいるのか?さすが台湾だ。臺鐵は侮れん!

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 232台湾ドル 台北⇔新竹
鉄道 36台湾ドル 竹東⇔内湾
バス 88台湾ドル 新竹⇔竹東
合計 356台湾ドル

区間車で台北→基隆→瑞芳

taiwan_1730800頃、宿を出て台北駅へ。今日は平渓線を 乗り鉄しに行くのだ。台北駅でまずは切符を購入しなければならないのだが台鉄でも日本のオレンジカードに相当する自動售票機購票卡が450台湾ドルで販売されており、500台湾ドル分の切符を購入する事が出来るのだ。短期の一般の旅行者は使い切れない可能性があるが鉄なら短期の旅行でも十分使いきれるだろう。

taiwan_174で、自動售票機購票卡を購入して自動券売機の前に来たところであることを思い出した。それは、台鉄でも中壢-台北-基隆でも悠遊卡が使え運賃が1割引になるという事だ。今回は先に悠遊卡で乗車するのを試してみるが、これが後に大幅な予定変更をもたらす事になる。

taiwan_175列車に乗車して0915頃、瑞芳に到着するが改札口に悠遊卡の端末が無い・・・。数秒考えてすぐに気が付いた!瑞芳は悠遊卡が使える駅でないことに・・・。実は3駅前の八堵で基隆への路線と分かれていたのだ。仕方がないので予定変更で八堵へ戻り基隆へ行く事にする。1015頃、基隆に到着する。

taiwan_176駅を出て少し歩くと目の前に基隆港が見える。駅前は港なのだ!基隆港を少し見物して再び瑞芳へ向かう事にする。

taiwan_177基隆では自動售票機購票卡で切符を購入して列車に乗車するが八堵で目の前で瑞芳行き列車を逃してしまう。乗り継ぎに失敗して八堵で約30分足止めに・・・。

taiwan_1781225頃、ようやく瑞芳に到着する。瑞芳は自動改札機が導入されていない田舎駅なのだが平渓線の菁桐行きの列車の始発駅になっている。

1日券で瑞芳-菁桐

taiwan_179そして、瑞芳駅では平渓線一日周遊券が販売されており購入する。周りの観光客も皆、平渓線一日周遊券を購入している。

taiwan_180

taiwan_1811300頃、菁桐行きの2両編成の列車が到着して乗車する。乗車率はそこそこで座席は全て埋まっておりほとんどは観光客だ。山の中を走り十份に到着すると半分ほどの乗客が下車していく。

十份は平渓線で最大の観光地で十份瀑布が有名だ。でも、十份瀑布は工事で休業中という情報を入手していたし乗り鉄が目的なので素通りする。

taiwan_1821340頃、菁桐に到着する。菁桐駅は日本の植民地時代の昭和6年(1931)に建てられた駅舎がまだ使われており日本の田舎駅の雰囲気が漂っている。駅舎を撮影して乗ってきた列車に再び乗車して瑞芳へ戻る。

taiwan_183こういった機器類があると雰囲気満点だ。

taiwan_184乗ってきた列車に再び乗車。

九份へ行ってみる

taiwan_1851445頃、瑞芳に到着。このまま台北へ戻ろうと思ったが駅前を散歩してみる事にする。バス停で何処行きのバスがあるのか確認していると九份行きのバスがある事を見つける。九份は 台北近郊の有名な観光地で行こうと思っていたので予定変更で九份へ行く事にする。

taiwan_186バス停でバスを待っていると日本人の姉ちゃん3人組とガイドらしいおばちゃん1人がやってくる。会話を聞いていたら姉ちゃん3人組も九份へ行くようだ。

そして、おばちゃんはガイドと思っていたがどうも違うようだ。姉ちゃんたちを観察していると隣にいた爺ちゃんが「あの3人日本人。もう1人朝鮮人ね。」といきなり日本語で話しかけてきた。この爺ちゃん自分が日本人だと見破っていたのだ。只者ではない。おまけにおばちゃんを朝鮮人と断言している。

確かに訛りのある日本語だが爺ちゃんは台湾人と朝鮮人の日本語が判別出来るようだ。 台湾のお年寄りは凄すぎる。九份行きのバスが到着し乗車する。運賃は22台湾ドルだ。

taiwan_18715分ほどで九份に到着する。

taiwan_188

taiwan_189九份は「千と千尋の神隠し」のモデルになった街として日本では知られているらしく、台湾では二二八事件を取り上げた映画「悲情城市」のロケ地として知られている。

taiwan_190腹を空かした自分にはこういうのは拷問だ。

taiwan_191とりあえず、一番賑わっている基山街を歩いてみる。土産物屋や食堂が軒を連ねており観光客で人口密度がやたらと高い。

taiwan_192基山街が土産物屋と食堂が軒を連ねている。

taiwan_193海がすぐ近くにあるので魚を使った料理が多い。

taiwan_194そして、日本人観光客もそこそこおり土産物屋には微妙な日本語表記もある。食堂からはいい匂いが漂っており朝から何も食べていない自分には拷問に近い状態である。基山街を見物して1630頃、バスで瑞芳へ戻り列車で台北へ戻る。

玉葱盗まれる

晩御飯にカレーを作るが冷蔵庫から玉葱が消えている。何者に貴重な玉葱を盗まれてしまった。まさか玉葱を盗まれるとは・・・。被害額は9台湾ドルだ。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 54台湾ドル 平渓線一日周遊券
鉄道 377台湾ドル 台北→二水
鉄道 39台湾ドル 台北→基隆
鉄道 52台湾ドル 瑞芳→台北
鉄道 21台湾ドル 基隆→瑞芳
バス 44台湾ドル 瑞芳⇔九份
合計 587台湾ドル

莒光号で台北→二水

taiwan_195

taiwan_196

taiwan_1970700頃、台北駅に到着。今日は台湾中部を走る集集線の乗り鉄に向かうのだ。0735発の莒光号に乗車して定刻通り1136に二水到着。

台湾鉄路文物展示館

taiwan_198二水から車埕行きの集集線に乗換えなのだが二水到着直前に蒸気機関車が見えたので見物に向かう。駅前には「臺灣鐵路文物展示館」の標識があったので入場料 取られるかと思ったら広場に蒸気機関車が2両屋外展示されているだけで入場券売場とかは一切ない。

taiwan_199展示されているのはCT278で川崎重工製で日本でいうC57とベルギー製の345号機関車の2両だ。こんな所にも日本の蒸気機関車があるとは・・・。

taiwan_200345号機関車

二水→車埕→彰化

taiwan_201二水駅へ戻り車埕行きの列車を待っていると目の前の車両が板バネを使った年代物の車両であった。台湾では今でもこのような車両が使われているとは鉄にはありがたい事である。そして、集集線の最大の売りはタブレット交換が行われている事だ。ホームでは昼食を食べている駅員の傍らにはタブレットがあった。タブレット交換が見られる集集線はかなり貴重だ。

taiwan_202そして、ホームの時刻表の片隅に「集集線1日券 80元」の文字が・・・。集集線でも周遊券が売られていたのだ。往復切符買うより8台湾ドルも安いし。自動券売機にはこんな貼り紙なかったぞ!後悔しつつ 1223発の列車に乗車して車埕へ向かう。

taiwan_203集集に到着すると遠足だか社会科見学の小学生が大勢乗り込んでくる。静かだった車内は急に賑やかになる。先生が集集線の歴史を説明しているがその中で「日本人が水力発電所を建設した」とか説明している。どうやらこの辺りでは日本の植民地時代に水力発電所が建設され ていたようだ。

taiwan_204車埕に到着して切符を買おうかと思ったら券売機がない。ここは券売機もない田舎のようだ。

taiwan_205車埕駅

taiwan_206まあ、車内精算すればよいのでそのまま列車に乗車する。列車が発車して精算をするが彰化に到着した時に何故か水里からの精算になっていた。3台湾ドル得をした。いや、周遊券を買いそびれていたので8台湾ドルの損が5台湾ドルの損になっただけだな。

彰化機務段の彰化扇形車庫

taiwan_207彰化で下車をして彰化機務段へ向かう。1500頃、彰化機務段に到着。

taiwan_208彰化機務段には大正11年(1922)に建設された彰化扇形車庫があり無料で見学できるのだ。入口で警備のおっちゃんにパスポートを提示して登記を済ませていよいよ見学だ。

taiwan_209さすが大正11年に建設された事だけはあり車庫には煙突が付いている。これは蒸気機関車が走っていた頃の車庫でなければ見ることはまずないだろう。そして、転車台も現役で稼動している。

taiwan_210CK101とCK124

taiwan_211車庫には蒸気機関車が3両納まっており鉄には涙物の光景だ。午後に訪れたので転車台は1回しか動いている所を見られなかったが満足度は高い。朝方だと機関車の出し入れが頻繁に見られるらしいが・・・。

太魯閣号で彰化→台北

taiwan_212彰化扇形車庫の見物を終えて1530頃、彰化駅へ戻る。後は台北へ戻るだけだが行きは海側の経路を通ったので帰りは山側の経路を通ることにして自強号の切符を購入する。

taiwan_213台湾の列車は普通列車に相当する区間車の他に復興号、莒光号、自強号があり自強号は日本の特急に相当する列車で台鉄で最も等級の高い列車だ。ホームで自強号の到着を待っている間に時刻表を確認すると乗車する自強号の車種が太魯閣号である事を知る。太魯閣号と言えば日立製作所が製造したTEMU1000が 採用されており営業運転での最高速度は130km/hだ。彰化-台北の所要時間は自強号は約2時間半だが太魯閣号は約2時間で走り30分短縮されている。思わぬ所で太魯閣号に乗車する機会がやってきた。

taiwan_2141600頃、太魯閣号が入線してきた。乗客は誰もおらず彰化始発であった。乗車して発車を待つが日本の特急列車と同じだと思ったが原型は885系だから当たり前か!

定刻通り1620に彰化を発車して最初の停車駅である台中へ向かう。速度はどんどん上がりGPSで速度を測る130km/hを表示している。狭軌で130km/hを出しているのはなかなか凄いでないか!しかも、振り子式だからカーブでも高速走行可能だ。

彰化では乗客はあまりいなかったが台中に到着すると一気に混雑してくる。といっても太魯閣号は無座切符(立ち席券)の販売がないので快適だ。何処かの大陸の列車のように農民工が乗り込んできて痰を吐くという事はないのだ。

そして、太魯閣号でも乗客が飲食しているが何処かの大陸みたいにカップラーメンを食べているのではない。日本の様に駅弁とかを食べているのだ。もう、日本と同じ光景である。さらに、台湾は列車内での携帯電話の使用は出来るようになっているが何処かの大陸のように大声では話さず静かに話している。それと、携帯で音楽を聴く際もヘッドホンを使用しており何処かの大陸のように大音量で周囲に騒音を流すような事はない。台湾と何処かの大陸は100年以上の差がある様だ。1825に台北に到着して今日の乗り鉄は終了!

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 88台湾ドル 水里→彰化
鉄道 416台湾ドル 彰化→台北
鉄道 44台湾ドル 二水→車埕
合計 548台湾ドル

台湾旅行記~台北編2

忠烈祠

taiwan_0980800頃、ユースを出て287路のバスで忠烈祠へ向かう。忠烈祠は1969年に北京の故宮太和殿を模して建立され、清仏戦争、辛亥革命から抗日戦争、国 共内戦で戦死した兵士やSARSの治療で殉職した医師など33万人が祀られているそうでツアーで必ず見学するといってよいほどの台北の定番観光地である。

taiwan_099ここの見所は衛兵の交代式なのだが朝一番で衛兵が任務に着く所を見物する事にして0840頃、忠烈祠に到着する。しかし、開園前なのに既に日本人観光客が入口の衛兵の脇で記念撮影を・・・。しかも、そこら中で日本語が飛び交っておりここにいる観光客の半数は日本人じゃないか!

taiwan_100廟へ伸びる足跡は儀仗兵が歩いた跡です。

taiwan_101廟内の位牌

taiwan_1020900になり衛兵が大殿へゆっくりと行進して行き、その後ろを観光客が金魚の糞の様に付いて行く。そして、衛兵が大殿で警備の任に就くと観光客による撮影会が始まる。

taiwan_103これだけ観光客が騒いでいるにもかかわらず衛兵は動かずにじっと遠くを見つめているだけだ。凄い精神力と体力だ。

taiwan_104日本人観光客という嵐が過ぎ去り静寂が戻ってくると自分にとっての衛兵の撮影会が始まる。邪魔な日本人観光客も写っておらず満足のいく写真が撮影できた。

そして、この時に係員が衛兵の服装を整えたり汗を拭いたりしているではないか!衛兵は一切動かず警備するのが任務なので係員が不埒な観光客がいないか監視するだけでなく衛兵の汗を拭いたりもしているようだ。

MRTに乗車

taiwan_1050930頃、忠烈祠を後にしてMRT圓山駅へ向かうが1000頃、車のブレーキ音が聞こえると乗用車が目の前で道路脇の樹木に突っ込んでいった。物損事故の発生である。台北でも事故を見る事になるとは・・・。

taiwan_1061010頃、MRT圓山駅に到着、台湾の地下鉄である台北捷運に始めて乗車だ。と言っても、圓山駅では地上を走っているのだが・・・。

taiwan_107MRTに乗車してMRT龍山寺駅で下車する。

龍山寺

taiwan_1081035頃、駅を出て徒歩1分ほどで龍山寺に到着する。

taiwan_109龍山寺は清の乾隆3年(1738)に建立された台北の古刹で嘉慶20年に大地震に遭い建て直され、同治6年に暴風雨で再び修復され、その後は民国8年には白蟻の被害で大規模な修復と改築が行われ民国13年に完成する。

taiwan_110そして、ここも台北の定番観光地なので日本人が多い・・・。というか、日本人多すぎる!でも、ガイドは日本語が達者だ。もちろん、日本人観光客だけでなく参拝 者もたくさんいる。欧米人観光客は少しいたな。皆信仰心が厚いようで線香を供えたりしている。

taiwan_111で、ここは寺だ。外にはあいつがいた!乞食だ!まあ、台北駅の周辺にも乞食がいたので大して驚かなかったのだが台湾でも寺の門前は乞食にとっての定番の営業場所のようだ。

でも、大陸に比べれば乞食は極度に少ない。それに手無し、足無し、全身火傷とか悲惨な姿の乞食は一切見かけない。乞食に関しても大陸と台湾はかなり違うようだ。台湾は社会福祉にもしっかり予算をつけているということかな?どこかの国も宇宙遊泳する金があるなら福祉予算に回すべきだろう。

地蔵庵

taiwan_1131105頃、龍山寺の近くにある地蔵庵を訪れる。地蔵庵は清の乾隆25年(1760)に建立された廟だ。由緒正しい歴史ある廟なのだが商店街の中に埋もれており初めは気づかなかった。

taiwan_114そして、清の威豊6年(1856)に建立された青山宮、乾隆52年(1787)に建立された清水厳を訪れる。

taiwan_115清水厳

台湾の物価は高い

taiwan_116昼食はユースホステルの裏手にある南陽街の快餐で食べるのだが55台湾ドルで人民元に換算すると12元ぐらいだ。結構高い・・・。

taiwan_117夕方に再び南陽街の快餐で夕食を食べるが1軒目は量り売りの快餐で自分で盛り付けておばちゃんが計って140台湾ドルだ。まあ、昼間の快餐の3倍近くの量なのだが正直言って食い足りない。もう1軒に寄ると店のおっちゃんが一目で日本人と見抜いてきた。大陸では人民に同化して日本人だと一目で見抜かれることは滅多に無かったが、台湾では簡単に見破られてしまった。

taiwan_118でも、日本人だと分かると快餐にカレーをおまけに付けてくれた。で、この快餐は60台湾ドルだった。今日の食費は255台湾ドルで人民元に換算すると55元くらいだ。台湾の物価は高い!これは米を買って自炊で何とか耐えるしか無さそうだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 255台湾ドル
バス 15台湾ドル 路線バス
MRT 36台湾ドル
合計 306台湾ドル

国父紀念館

taiwan_1190820頃、ユースを出てMRTで国父紀念館(國父紀念館)へ向かう。国父紀念館は国父である孫文の銅像があり忠烈祠と同様に衛兵が警備しているのだ。0840頃、MRT國父紀念館駅に到着、出口を出て徒歩1分ほどで到着する。忠烈祠は開園前から観光客が押し寄せていたが国父紀念館は地元のおばちゃんたちがダンスをしていたりと地元民の憩いの場と化しており親子連れの観光客など数人が入口にいるだけであった。

taiwan_1200900前に衛兵の軍靴の音が聞こえてきた。いよいよ衛兵が警備の任務に就くようだ。

taiwan_121衛兵が孫文の銅像の前に到着すると開館になり少ない観光客たちが夢中で撮影をする。

taiwan_122衛兵が警備の任務に就くと観光客の撮影は終わり衛兵はじっと遠くを見つめて微動だにしない。

taiwan_123たまに係員が衛兵の汗を拭いたり制服のシワを直したりしている。でも、ここは建物の中だから忠烈祠よりは環境はいいだろう。でも、大変な任務である事には変わりない。

孔廟

taiwan_124台北駅に戻りMRTで圓山駅へ移動して1100頃、孔廟に到着する。

taiwan_125ここはいわずと知れた孔子を祀った廟だ。ここも台北では有名な観光地のようで日本人団体客がいた。どうも、台北は日本人観光客が多すぎる。

保安宮

taiwan_126そして、孔廟の近くにある保安宮を訪れる。

taiwan_127保安宮は清の嘉慶10年(1805)に創建され保生大帝を祀る道教寺院だ。もちろん、ここにも日本人の団体がいた。

taiwan_128保生大帝が祀られている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 186台湾ドル
バス 7台湾ドル 路線バス
MRT 40台湾ドル
合計 233台湾ドル

台北ホステルへ移動

taiwan_1291030頃、台北YH国際青年旅舎をチェックアウトして台北ホステルへ移動するが天気は小雨だ。台湾に来て初めての雨だ。台北ホステルは路地裏のちょっと分かり難い場所に位置しているが前日に場所を確認しておいたので迷わずに1100頃、台北ホステルに到着する。

taiwan_130ドミトリーは1泊300台湾ドルなのだが1週間前払いだと1泊分割引で1800台湾ドルだ。ドミには欧米人と韓国人が宿泊していた。今日は天気が悪いので観光には向かないので食料買出しだけにとどめておく事にする。

カルフールで米と牛筋を買ってカレー作る

taiwan_131

taiwan_132で 台湾産と米国産のブレンド米4kg(135台湾ドル)、カレールウ、カレー粉、玉葱、牛肉などを購入する。日本を出発して以来初めて牛肉を購入する。貧乏 バックパッカーにとって牛肉を購入するという事はとても贅沢な事だ。

カルフールでは台湾産、米国産、オーストラリア産の牛肉が販売されていたのだがここは迷わず1番安いオージービーフの牛筋を購入する事にする。何gかは分からないが1パックで10台湾ドル(約30円)だ。他のちゃんとした牛肉は100g25台湾ドルとかでとても手が出ないのだ。しかし、牛筋も牛肉だ!今日の夕飯はビーフカレーだ!・・・。正確には牛筋カレーだな。

taiwan_133宿に戻り米を研いで、牛筋を煮込んでと調理を始めるが台湾の炊飯器は日本と違い炊飯器の中に水を張って米を炊くという物であった。1時間ほどで牛筋カレーが完成し食べるが1度にこれだけの肉を食べるのは日本を出てから初めてかもしれない。米4kg購入したのでこの1週間は米を炊いてしのぐ事になる。

台湾での1日の食費は100台湾ドルに!

台湾に来て以来1日の食費を明確に決めていなかったのだが色々計算して自炊した場合の実現可能な1日の食費は100台湾ドル(約300円、約21元)と算出した。

この内訳は、カルフールで食材を調達した場合で1日の米消費量を500gとすると台湾産と米国産のブレンド米4kg(135台湾ドル)が米500g当たりで約17台湾ドル、特売のカゴメのカレールウが100g当たり26.4台湾ドル、じゃがいも1個(約200g)9台湾ドル、玉葱2個(約 400g)18台湾ドル、人参(約400g)20台湾ドルで計90.4台湾ドルになる。

そして、残りの9.6台湾ドルで何か食材を追加できる。但し、カレーライスは夕食にするので問題は朝食と昼食だ。朝食と昼食抜きなら問題ないが1日1食は辛いので最悪は米だけで乗り切ることになる。それと、毎日カレーだと飽きるのでご飯を炊いて夕飯のおかずに快餐で便當を買ってくるという選択肢もある。

他にもカレールウではなくカレー粉(500g105台湾ドル)を使って具無しカレーピラフとかでしのぐという事も出来る。計画通りに進めば物価高の台湾でもかなりの倹約生活が実現できる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 448台湾ドル
宿泊費 1600台湾ドル 300台湾ドル×7-300台湾ドル
合計 2248台湾ドル

清真寺

taiwan_1341130頃、宿を出て善導寺からMRTに乗車して科技大樓で下車する。西へ歩くと大安公園に辿り着き更に西へ歩き1300頃、大安公園の西にある清真寺に到着する。清真寺は1958年に創建されたイスラム教のモスクで世界各地のイスラム教指導者が台湾を訪れた際にはここにも礼拝に訪れているそうだ。

反政府・反中デモ

taiwan_1351400頃、MRT忠孝復興駅の近くにある太平洋そごうにやってきた。別に買い物をするわけではない。昨日、テレビを見ていると民進党の CMで反政府・反中デモを呼びかけていたので、これから民進党主催の反政府・反中デモを見物するのだ。

taiwan_136既に交通規制で忠孝東路の半分はデモ参加者で溢れて おりあちこちで馬英九批判、中国批判、台湾独立の演説が行われている。今日の反政府・反中デモは太平洋そごう前を含めて台北市内5ヶ所からデモ隊が総統府前に集結することになっている。

taiwan_137「消滅共匪」や「CHINA FREE」の文字が・・・。

taiwan_138反政府・反中全開でデモ中です。

taiwan_139参加者多い。

taiwan_140参加者はかなり共産党が嫌いなようで「共匪」(共産匪賊)の幟も見かけた。そして、「CHINA FREE」「毒奶」(毒ミルク)の文字がかなり目立っており中国製品に対しての不信感が高いようだ。1500頃、デモ隊は総統府へ向けて移動を開始する。

taiwan_141総統府は不測の事態に備えてバリケードで封鎖されており厳重な警備体制が敷かれていた。そして、集結したデモ参加者は演説の度に歓声を上げている。というか、凄い人の数だ。総統府前に一体何人の市民が集まっているんだ?民進党の発表では60万人参加らしいが多少は誇張しているから話半分で30万だろう。それでも、30万人も集まっているのか?

taiwan_142しかし、天安門広場で同じ事とやったら確実に戦車で轢き殺されたり機関銃掃射で鎮圧だろう。さすが台湾はデモ活動を認める民主国家だな。因みに今日のデモは「1025反黑心‧顧台灣大遊行」と命名されており「有毒食品に反対し、台湾を護る」という意味で馬英九政権の無能を糾弾、劉兆玄行政院長(首相)の辞職を要求、中国に対して有毒食品の被害への賠償や補償を求めている。

taiwan_143そして、「反黑心商品(有毒食品反対)」「反一中教育(中国と一体化する教育政策への反対)」「反掏空主權(主権の空洞化に反対する)」「反一中市場(中国との市場統合に反対する)」「反無能政府」の5つのテーマが掲げられている。

taiwan_144台湾でも中国の有毒食品が流通しており問題になっているのだが毒ミルクに例えて「黑心馬奶」(有毒食品・馬英九乳?)という文字を見つけるが「100%支那血」という文字まで・・・。支那って使って大丈夫なんですか?

taiwan_145台湾人も中国人を蔑視する場合は支那と呼ぶようだ。中国人は台湾人を同胞と呼んでいても台湾人はそうは思っていないようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10台湾ドル
MRT 16台湾ドル
合計 26台湾ドル

行天宮

taiwan_1460930頃、MRT善導寺駅からMRT中山國中駅へ移動する。今日は行天宮へ行こうと思うのだが行天宮とは関帝廟の事で関羽が祀られている。

taiwan_147真ん中が関羽。

taiwan_1480950頃、MRT中山國中駅に到着、通りを西へ15分ほど歩くと行天宮に到着。境内は参拝客で溢れ熱心にお供え物や線香をを供えたりしている。

本日の出費
項目 金額 備考
MRT 16台湾ドル
合計 16台湾ドル

台湾旅行記~台北編1

国立台湾博物館

taiwan_0471000頃、ユースホステルの周辺を散歩してみる事にするが実は台北の観光地については調べずに来たのでどのような観光地があるのか分からない。正直言って故宮博物院や中正紀念堂しか観光地は思い浮かばない。

taiwan_048ユースホステルで貰った路線バスの地図を参考にして二二八和平公園にでも行ってみる事にする。1010頃、何やら古そうな建物が見えてきた二二八和平公園の敷地内にある国立台湾博物館に到着だ。入場料は20台湾ドルだ。

taiwan_049館内には台湾の歴史、自然、原住民についての展示があるのだが日本人の功績を紹介しているような展示もある。大陸なら日本人を褒めるなんて考えられない展示だ。館内には撮影禁止の場所もあるのだが初めは撮影しようと思ったが見学者は撮影禁止場所では撮影していなかったので自分もやめておいた。大陸なら人民に紛れて構わず撮影なのだが、ここは台湾であって文明的な行動をしなければならない。でも、台湾の原住民を紹介している展示は撮影可なので遠慮なく撮影す る。

taiwan_050そして、館内には台湾で民生長官を務め満鉄初代総裁の後藤新平の銅像が展示されていた。

taiwan_051この時、国立台湾博物館が元々は1915年に「児島総督及後藤民生長官紀念館」として建設されていた事を知る。

歩いてみる

taiwan_052国立台湾博物館を出て二二八和平公園を抜けて歩いていると立派な建物が見えてきた。初めは何の建物か分からなかったが近づいてみると自動小銃を持った憲兵がいるではないか!政府機関の建物のようだ。そして、総統府の文字を発見する。いつの間にか総統府に来ていたのだ。総統府は旧総督府の建物を利用しているというので日本時代に建設された建物だ。

taiwan_053総統府を後にして西へ進んでいくとカルフールを発見!台湾にもカルフールがあったのだ!夕方に買い物でもしよう。

taiwan_054台北城の名残かな?

taiwan_055路線バスの案内図に掲載されている地図を参考にしながら歩いているのだが何処に観光地があるかよく分からない。

taiwan_056ちゃんとネットで調べてからでないと時間と労力の浪費になるようだ。というか、すでに浪費しているな・・・。

taiwan_057でも、当ても無く歩いていると通りに台湾の国旗である青天白日満地紅旗をいたる所で見かける。総統府の近くだからという事もあるかもしれないが「台湾に来たなぁ」という気分になる。

国軍歴史文物館

taiwan_058国軍歴史文物館(國軍歷史文物館)を見つけ入場料無料だったので見学する事にする。国軍歴史文物館はその名のとおり台湾軍に関する博物館と思いきやほとんどが国民党軍の歴史を扱った展示で抗日戦争や国共内戦に関する展示が目立っている。

taiwan_0591500頃、総統府の近くでで、運営しているのは軍なので館内の職員は全員軍人さんのようだ。

taiwan_060

taiwan_061館内は蒋介石が北伐時に使用した指揮刀など国民党軍に関する収蔵品が豊富だ。

taiwan_062抗日戦争のコーナーもあり南京大虐殺などの展示があるが大陸とは微妙に表現が異なる印象を受けた。そして、国共内戦に関する展示は負けたという表現が見当たらない。あくまで台湾防衛、大陸反攻の準備みたいな表現になっている。

カルフールで買い物

taiwan_0631600頃、カルフールで買い物をするが大陸のカルフールと違いバックやリュックを店内に持ち込めるのだ。日本のスーパーと同じだ。更に大陸のカルフールとの違いはまだあった。

taiwan_064台湾のカルフールは食料品の値段表示に1kgとか500ml、1Lあたりの値段も表記されているのだ。おかげで価格の比較が非常にしやすくなっている。

そして、やたらと日本語表記の商品が多いのだ。でも、日本の商品かなと思って手にとってみると日本では使わなくなった難しい漢字があったりと完全な台湾製なのだ。どうも、台湾では日本語を使っておくと消費者の購買意欲を掻き立てる作用があるようだ。これは日本に対する印象が良い台湾ならではの光景だろう。店内を一回りしてTシャツ2枚と可果美(カゴメ)のカレーの3箱セット、ビールを購入する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 136台湾ドル
衣類 118台湾ドル
合計 254元

二二八和平公園・二二八和平紀念館

taiwan_0650800頃に起床する。昨日、溜まっていたHP作成を進めたが、まだかなり溜まっており作業が追いつかない。1045頃にユースホステルを出て二二八和平公園へ向かう。昨日は国立台湾博物館だけ見学したが今日は下調べをしておいたのでじっくり見物だ。まずは国立台湾博物館の近くにある2両の蒸気機関車を見て鉄分補給する事にする。

ここには台湾最初の蒸気機関車である1号機関車「騰雲」と9号機関車が展示されており台湾の鉄道史における重要な機関車である。ここでは10台湾ドルで汽笛が聞けたりするのだが家族連れが硬貨を投入してくれたので便乗して汽笛を聞く事が出来た。

taiwan_066鉄分補給の後は二二八紀念塔を見物して二二八 和平紀念館へ向かう。

taiwan_0671115頃、二二八和平紀念館に到着する。二二八和平紀念館は1947年に起きた二二八事件に関する資料館で建物はNHKの台北放送局としてラジオ放送が行われていた。

taiwan_068入場料は20台湾ドルで館内は日本時代の台湾と二二八事件における国民党軍の虐殺に関する資料が展示されている。

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taiwan_070訪れた時は台北放送局と臺灣廣播電台の特別展示が行われており台湾のラジオ史が紹介されていたのだが、何故か昭和天皇の玉音放送が繰り返し流されていた。 どうやら、台湾のラジオ史では玉音放送はかなり特別らしい。まあ、日本のラジオ史でも玉音放送は特別な出来事といっていいだろうな。

中正紀念堂

taiwan_0711230頃、中正紀念堂に到着する。といっても、まだ巨大な牌坊の前である。中正紀念堂といえばツアー旅行でほぼ100%訪れる定番観光地だ。牌坊を潜り抜けて中世紀念堂へ向かうがやたらと広い。台湾も大陸と同じで「でっかい事はいいことだ!」という考えなのだろうか?

taiwan_072広場では一般市民参加の防災訓練をやっていたりするのだが、大陸では人民参加の防災訓練なんて見たことが無かったな。防災意識の違いも台湾と大陸の違いを表しているのだろうか?

taiwan_073中正紀念堂にようやく到着というか90段の階段を登り巨大な蒋介石の銅像を撮影する。

taiwan_074以前は衛兵が警備していたのだが民進党政権の時に衛兵の警備が廃止されてしまった。今年の総統選挙で再び国民党政権に戻ったので今後衛兵復活の可能性がありそうだ。

taiwan_075蒋介石の銅像を見物した後は蒋介石の遺品が展示されているので見学する。

taiwan_076良くも悪くも台湾を統治していた蒋介石だが遺品の展示を見る限りでは悪い印象は無い。

taiwan_077まあ、蒋介石の為の中正紀念堂だから批判的な内容が無いのは当たり前だな。

taiwan_078中正紀念堂を後にしてユースホステルへ戻る事にするが途中の横断歩道で赤信号なので待っているとガキ、母ちゃん、婆ちゃんの3人組がやってくる。ガキが赤信号を渡ろうとすると婆ちゃんが「赤信号!赤信号!」と言ってガキを制止する。それでもガキは渡ろうとすると婆ちゃんと母ちゃんに引っ叩かれていた。

日本ではこれは何気ない光景なのだが、大陸を旅していた自分にとっては衝撃的な光景であった。大陸なら小皇帝を叱ることなく家族全員で信号無視だ。当然、人民どもも100人中99人が交通ルールを守るという事は無いと言っても良い。台湾と大陸の差を目の当たりにした。

そして、横断歩道を渡り歩道を歩いて行くと教育部の前でデモ活動が行われていた。自由にデモが認められているとはさすが台湾!民主国家だ。大陸で同じような事をしたら投獄されてしまうだろうし、ついでに行方不明にもなりそうだ。

新光三越へ行ってみる

taiwan_0791400頃、ユースホステルの隣にある新光三越で 買い物をするが自分は三越で買い物をするのは日本の三越を含めて初めてである。三越の前を通り過ぎた事はあったのだが貧乏人の自分にとっては敷居が高すぎるのである。もちろん、三越だけでなく百貨店と分類される店は貧乏人の自分には怖くてとても入れない。三越で買い物なんて日本では考えられなかったが台湾で三越を利用する事になるとは・・・。

因みに言っておくが昨日カルフールで買ったTシャツは三越で買い物する為に小ぎれいにしておこうと買っておいたのでないぞ!既に穴あきTシャツで限界に達したから買い換えただけである。

taiwan_080で、台湾の三越は正直言って貧乏人にとっては別世界だ。何もかもが高い!地下2階の食料品売場へ行くとさすが三越!日本の食料品が豊富である。カルフールのように実は台湾製というようなオチはない。

正真正銘の日本の食料品が並んでいる。でも、値段は高い。自分はとても日本の食料品は買えないので特売の緑茶を買うので精一杯である。上流階級の世界は自分には合っていない。民工の世界がちょうど身の丈にあっている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12台湾ドル
二二八和平紀念館 20台湾ドル
合計 32台湾ドル

国立歴史博物館へ行くが・・・

taiwan_0810915頃、ユースホステルを出て中正紀念堂へ向かう。中正紀念堂で蒋介石の銅像を見た後に国立歴史博物館へ向かうが途中である重大な事に気が付く。今日は月曜日。博物館はほとんど休館のような・・・。予想通り国立歴史博物館も休館であった。仕方が無いので明日出直すことにして台湾の電気街である光華商場へ向かう。

光華商場

taiwan_0821100頃、光華商場に到着。ここは台湾の秋葉原とも称される電脳街だ。自分のイメージだと海賊版とかが売られて滅茶苦茶怪しい場所と考えていたのだが、 建物が新しくなって真っ当なショッピングモールに生まれ変わっていた。

taiwan_083で、電脳街なのでアキバ同様にアニメ関連の店も入っていた。そして、光華商場に来た目的はSDカードを購入する事である。実は深圳で購入したPQIのSDカード4GBがくたばり始めて今までに何度も画像が消えるトラブルに見舞われているのだ。

taiwan_084画像が消える度にファイル復活ソフトを使って何とかしのいでいたが危険な状態には変わりないので買い換える事にする。数軒の店を調べて創見(Transcend)のSDカード4GBを240台湾ドルで購入する。

悠遊卡を購入する

taiwan_0851230頃、台北駅にやってきた。ここで悠遊卡(Easy card)を購入する。

taiwan_086悠遊卡はSuicaやPASUMOの様の使えるICカードで台北のMRTや路線バスなどで利用できるのだ。

taiwan_087これがあれば路線バスでわざわざ小銭を準備する必要が無いので台北観光には必須である。

カルフールでビール大量購入

taiwan_0881500頃、カルフール(家樂福)でビールを大量購入する。台湾産の青島ビール、韓国産のビール、タイ産のビールを購入したのだが1缶では販売しておらず3缶とか6缶のセット販売だったので大量購入になってしまった。このままだと台湾でアル中になりそうだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 418台湾ドル
SDカード 240台湾ドル 4GB
合計 658台湾ドル

総統府を見学するが・・・

taiwan_0891030頃、総統府へ やってきた。ここは旧台湾総督府で建物の概観は当時のままだ。日本で言えば首相官邸に当たる重要施設なのだが周囲には塀が無く物々しい雰囲気は無い。国家の中心部ともいえる場所なのに警備がこんなに手薄でいいの?なんて思ってしまうのだが、よく見ると自動小銃を持った憲兵がいたり私服の警備がいて一応は警備しているようだ。でも、警備の人数少ないような・・・。まあ、それだけ平和という事なのだろう。

taiwan_090で、総統府は平日の午前中に1階部分のみ見学できるようになっているので見学用の入口へ移動する。入口には自動小銃を持った憲兵がいて物々しい雰囲気なのだが受付でパスポートを提示して登録手続をするがガイド付きで見学しなければならないようで日本語ガイドを呼んでくれている間待つことになる。

taiwan_091自分としては台湾人の団体に便乗させていただき見学するのでも問題なかったのだが受付のおばちゃんがわざわざ日本語ガイドを呼んでくれたのでご好意の甘える事にした。日本語ガイドのお爺ちゃんがやって来て見学開始となるが、まずは手荷物検査でリュックとGPSを預ける事になり総統府へ。因みに内部は撮影禁止でカメラも預けなければならない。

taiwan_092総統府には6人の日本語ガイドがおりいづれもボランティアでこのお爺ちゃんもボランティアである。このお爺ちゃんはもちろん台湾人であり仮にここでは先生と呼ぶ事にしよう。先生はしっかり日本語が話せるのでこちらもしっかり説明を聞くのだが、何故か日本の植民地以前の展示は「つまらないから」と言って飛ばしてしまう。

自分としては植民地以前の展示も充分面白いと思うのだが、ここは先生に従う事にする。先生は日本の植民地時代の展示で下関条約や日本軍の台湾上陸を説明するが「平和的に台湾は日本に引き渡された」とか全く予想していなかった説明を受ける。確か日本が台湾を接収する際には台湾民主国を滅ぼして14000人ぐらい犠牲者が出ていたはず(参考)なのでこの説明には驚きである。まあ、大陸だったら「日寇は略奪と殺戮の限りを尽くし・・・」というような説明の筈だ。

そして、先生は教育政策の部分の説明では教育勅語を暗誦し始めて、明治天皇を明治天皇様と呼び「日本は台湾に学校を作ってくれた」「台湾をいじめたり、愚民化政策をするなら学校は作らない」と日本と明治天皇をべた褒めする。教育勅語を暗唱できる時点で既に凄いのだが、明治天皇までべた褒めするのでこれまた驚きだ。韓国なら「八つ裂きにし ても足りない日王」と紹介しても不思議ないだろう。

この様に日本を褒めちぎる中で蒋介石や宋美齢、国民党については「日本の財産は蒋介石と国民党が引き継いだ」「台湾政府は日本から財産を引き継いでいない」「支那人は嘘をつくでしょ」「支那人が来る前は強盗や殺人事件は大事件だったが、今じゃ大事件じゃないでしょ。東京にも支那人がたくさん来て同じでしょ。」「蒋介石が死んで宋美齢はアメリカに逃げた」と一転して何やら厳しい発言が・・・。というか、先生 「支那人」と言っちゃまずいですよ。

更に六士先生の芝山巌事件に関しては「この人達は台湾の教育の為に来たのに台湾じゃ悪い人にされている。本当の歴史は違う。これは反対教育、反日教育。」と予想外の展開が続き、廖添丁の展示では「この人は泥棒なのに今じゃ義賊になっている。これも反対教育、反日教育。」と言っちゃまずいような内容になっている。

そして、「ここじゃあまり見せられないけど、この本あげるからちゃんと読んでね」と日本語の本を貰う。自分もすぐにポケットに本をしまうと先生が「あの黒の上着で襟が赤の人いるでしょ。あれ国民党の人。」とかなり警戒した様子だ。どうやら、先生は蒋介石、宋美齢、国民党、大陸人がかなり嫌いなようだ。本省人と外省人の対立は予想以上に根深いというのを認識させられた。

更に「日本でも餃子の事があったでしょ。最近はインゲンとか・・・。だから支那は駄目。」と大陸批判全開である。次に台湾の水道事業の説明を受けるが「東京より先に台湾に上水道ができた」と説明を受けて「東京より先だったんですか?」と驚くと先生は「日本は台湾を重要視していたんだ」と凄く嬉しそうに説明を続けて、「日本は外国から技師を連れてきた」「台湾をいじめるなら外国から技師は連れてこない」と日本びいき全開である。

更には八田興一の説明では「八田興一さんは灌漑設備を作ってくれた」とか後藤新平の説明では「自分たちはこの人に助けられた」「日本からお医者さんをたくさん連れてきてくれた」といった驚きの発言ばかりである。

更に台湾人日本兵の説明では「台湾人も日本の兵隊さんとして戦ったんだ」「鹿児島の知覧特効基地に行ったことある?私は3回行った事があるよ。機会があれば行きなさい。」と説明が続き、従軍慰安婦についての説明というか先生の意見を聞く事になるがそれは「軍部が女の人達を攫ったなんて嘘」「強制してたら女の人はみんな自殺する」 「お金がたくさん貰えて、病気になっても国がちゃんと治療したから応募したんだ」と驚きの意見であった。

まあ、自ら応募した女性もいるかと思うが強制された女性もいるんじゃないかな?現代で例えるなら多重債務でサラ金のおっちゃんたちによってお風呂屋さんに沈められた女性みたいに嫌々というのもあるよう な・・・。というか、先生は日本の悪い所を一切説明していない。

更に「麻生はまあまあだね。小泉さんははっきり言うからいいね!福田は駄目だね。」と日本の首相を評価し始める。先生は親中の福田は嫌いなようだ。でも、安部さんは忘れ去られていた。もう、驚きの連続です!大陸では絶対にありえない発言の連続だ。そして、最後に先生から11/2が普段は非公開の2階と3階が見学できて撮影可能という特別参観日という事を教えてもらう。

国立歴史博物館

taiwan_0931145頃、昨日休館だった国立歴史博物館に到着する。

taiwan_094国立歴史博物館というから台湾の歴史満載かなと思ったら大陸から持ってきた彫刻やら磁器やらが多いような・・・。でも、ちゃんと台湾の遺跡からの出土品も展示していた。

taiwan_095

食料を食い尽くした

大陸から持ち込んだ米とラーメンを台湾に来て以来食べていたが、ついに食い尽くしてしまった。明日からは快餐を利用する事になりそうだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 国立歴史博物館 30台湾ドル
合計 30台湾ドル

台湾旅行記~小三通 アモイ→金門編

フェリーでアモイ→金門

taiwan_0090600頃に起床して台北の安宿について調べて0830頃にユースホステルを出て520路のバスに乗車して0900頃、国際郵輪碼頭で下車する。

taiwan_010フェリーターミナルの乗船券売場は一昨日と違い空いており窓口の姉ちゃんにパスポートを提出するとビザとかを確認するのだがビザがいくつも貼られたパスポートなので最新のビザを見つけるのに手間取りながらも端末に入力し始める。180元(切符150元、施設利用費29元、保険1元)を支払い0930発の金門行きの乗船券を購入する。乗船券は2枚組みになっていた。

taiwan_096既に出港まで残り20分になっており少し急ぐ。

taiwan_097まずは乗船手続を済ませて、税関のX線検査、出国審査、安全検査のX線検査を済ませるが「X線検査は1回で 充分じゃないか?」と思いつつ船へと向かう。

taiwan_011因みにフェリーターミナルには両替所や銀行は見当たらなかったが代わりに交通銀行のATMが1台あったが調整中であった。VISAやPlus、Cirrusのロゴが付いていたのに・・・。早く修理しろよ!

taiwan_012船に乗船して席は何処かなと乗船券を確認していると乗務員に「席は自由だよ!」と言われる。

taiwan_013とりあえず空いている席に荷物を置いて出港を待つ。

taiwan_014デッキでくつろいでいます。因みに人民ではなく台湾人です。

taiwan_0150930に出港して金門島へと向かう。

taiwan_016金門島へ着くまでは船内探検とデッキから外の景色を楽しむ。

taiwan_0171015頃、中国に対抗した「三民主義統一中國」のスローガンが見えてきた。どうやら、小金門を通過しているようだ。1100頃、金門島の水頭碼頭に到着する。

ついに小三通で台湾入国

taiwan_018下船してイミグレーションへと向かうが外国人用の入国カードが見当たらない。周りを見ても免税店と両替所があるだけだ。

taiwan_019まあ、とりあえずそのまま入国カウンターでパスポートを提出したら係官が入国カードをくれたので初めて見る台湾の入国カードを記入して再び入国カウンターへ。この時には既に他の乗客は入国手続を終えており自分が最後になっていた。

taiwan_020金門島からの入国時に押された入国スタンプ

taiwan_021パスポートには入国カードの控えが留められています。
taiwan_022そして、係官がパスポートを確認するのだが、やたらと貼られた中国ビザと出入国スタンプを見て「大陸に留学しているのか?」とか聞いてくるので「いいえ、 旅行ですよ」と答えると入国スタンプを押して入国カードの控えをホチキスでパスポートに留めてくれた。それにしても係官が中国を大陸と言っていた所が色々な意味で印象に残った。

両替して空港へ

taiwan_023さて、何とかアモイ→金門の小三通の経路で台湾への入国を果たしたが次は台北か高雄へ移動しなければならないのだが自分は人民元を持っているが台湾ドルは 持っていない。フェリーターミナルを探索してみると4つの銀行の両替所があったのでレートを確認すると全て1元=4.65台湾ドルになっていた。そういえ ば免税店の近くにあった両替所も同じレートだったな。どうやらレートは横並びでどこで両替しても同じようだ。

空港へ行けばATMがあるだろうから現時点で自分が必要な台湾ドルは空港までのバスの運賃、水頭碼頭-金城車站の12台湾ドルと金城車站-民航站の24台湾ドルの計36台湾ドルだ。とりあえず一番近かった臺灣銀行の両替所で小汚くなった毛沢東の絵柄の20元札を台湾ドルへ両替しようとしたら両替の最低金額は100元だったので100元を両替する。これで465台湾ドルを入手!しかも、孫文の絵柄の100台湾ドル紙幣はピン札だ。台湾何やら凄いぞ!

taiwan_024そして、フェリーターミナルを出てバス停へ行くがここで小金門へのフェリー乗り場を発見!とりあえず時刻表を確認するが、ここであることを思い出す。金門 -高雄の間には金門快輪というフェリーが運航されているのだ。但し、月に1本か2本の不定期運行というかなりマニアックな航路なのだが運行されているか周囲を探索してみたが乗船券売場とかは見当たらなかった。

さすがに何時運行されるか分からないフェリーを待つ事はできないので7路のバスで金城車站へ向かう事にするが、ここで重大なミスを犯してしまった。運賃は12台湾ドルなのだが手持ちの台湾ドルは100台湾ドル紙幣が4枚、50台湾ドル硬貨1枚、10台 湾ドル硬貨1枚、5台湾ドル硬貨1枚で1台湾ドル硬貨がないのだ。

taiwan_025バスは釣銭が出ないだろうから15台湾ドル払って後から来る乗客から釣銭回収という面倒な事になった。そうしているうちに7路のバスが到着する。とりあえず乗車すると料金箱が無い。先に乗車した地元民が運ちゃんに行き先を告げて運賃を支払っている。しかも、切符が発券されて釣銭まで出ているではないか!自分も同じように運賃を支払い切符と釣銭を受取る。何やら大陸の路線バスとはまるで違う。台湾凄いぞ!因みに切符は下車時に回収するようになっている。

taiwan_0261200頃、金城車站に到着して3路のバスに乗換えなのだが1310発で暫く待つしかないようだ。待ち時間を利用してバスターミナル前にあった土地銀行のATMが使えるか試してみたらVISA、Cirrus、Plusが利用可能になっており17000台湾ドルを引き出す。

taiwan_027金城の街並み

飛行機で台北へ

taiwan_0281310に3路のバスで空港へ向かう。

taiwan_0291330頃、空港に到着する。

taiwan_030空港には臺灣銀行のATMがあったが既に台湾ドルは調達済みなのでそのまま航空会社のカウンターへ向かう。

taiwan_031狙っている航空会社はHP上で運賃が一番安かった復興航空なのだが1400発、台北行きに空席があったので迷わず購入するが運賃は1989台湾ドルだった。HPだと2088台湾ドルだったのだが・・・。まあ、安くなっているのだから問題無しだ。

taiwan_032出発まで30分を切っているのでそのまま搭乗手続きとX線検査へ進むが搭乗手続きは大丈夫だったのだがX線検査で保安に「荷物大きすぎ。預けてきて!」とバックパックの機内持ち込みを拒否されてしまう。面倒なので中国語の分からない振りして強行突破を試みるが手に持ってい たパスポートに気づかれて日本語の分かる職員を呼ばれて万事休す。まあ、バックパックの持ち込みは駄目だろうと思っていたがやっぱり駄目だった。それにしても日本語の分かる職員がいるとは・・・。台湾は凄い!

taiwan_033でも、水筒とカッターナイフ、十徳ナイフ(五徳ナイフだったかも?)は機内に持ち込めた。国際線は持ち込みは絶対駄目だろうが国内線はテロなんて関係無しのようだ。

taiwan_034さあ、いよいよ飛行機に乗り込むが今回の旅で初めての飛行機だ。

taiwan_035元々は飛行機禁止だったのだが金門快輪は不定期運行でどうしようもないのだ。

taiwan_036それに日本を出国時に台湾へ行く予定は無かったし・・・。

taiwan_0374年ぶりに飛行機に乗るのだが、やっぱ列車と違って清潔で快適だ。機内サービスで新聞が無料だったので遠慮せず2紙頂く。

taiwan_0381400に離陸をして台北へと向かう。GPSで高度と速度を測ると高度6700m以上で800㎞/hで飛行しており1500頃に台北の松山空港に到着する。

taiwan_039預けたバックパックがターンテーブルから出てくるのを待ちながら空港内の様子を窺う。

松山空港→台北駅

taiwan_040預けた荷物を回収です。

taiwan_041バックパックを回収してバス停へと思ったが、空港内の施設を調査してみる。空港内には郵便局、銀行がありちゃんとATMもある。ここでもカードがあれば台湾ドルが入手できそうだ。

taiwan_042空港を出て1530頃、262路のバスに乗車するが松山機場-台北車站まで運賃は15台湾ドルなのだが台北の路線バスは大陸と同じ料金箱に硬貨を投入する方式で釣銭が出ないので小銭を探すが財布の中は台湾ドルと人民元が入り混じり5台湾ドル硬貨がなかなか見つからない。

taiwan_043すると、乗客のおばちゃんが「小銭ないの?両替しようか?」と声をかけてきたので10台湾ドルを両替して運賃を支払う。おばちゃんありがとう!台湾人は親切だ!現時点で自分の想像する台湾が目の前に広がっている。

taiwan_044初めて大陸(西安)へ行った時は交通ルールを守らないとかで見事に理想の中国と現実の中国の差にがっかりしたが、まだ台湾は大丈夫だ。1600頃、台北車站で下車する。

台北YH國際青年旅舍

taiwan_045目の前には台北駅があり駅の対面には新光三越がある。台北は大都会だ!そして、新光三越の隣のビルの13階に台北YH国際青年旅舎(台北YH國際青年旅舍)があるのでエレベーターで13階へ!エレベーターを降りてフロントへ行きドミトリーが空いているか聞くと空いていたので7泊する事にする。

taiwan_046ドミは8人部屋で結構広い。そして、このユースには厨房があるので自炊が出来るのだ。大陸から米とインスタントラーメンを持ち込んでいるので自分にはありがたい。 で、早速夕飯に米を炊いて食べる。

両替
臺灣銀行 100元→465台湾ドル 1元=4.65台湾ドル
JTBグローバルキャッシュ 土地銀行で引き出す 55109円→17000台湾ドル 1台湾ドル=3.24円

本日の出費
項目 金額 備考
バス 1元 路線バス
フェリー 180元 アモイ→金門
合計 181元
項目 金額 備考
宿泊費 2370台湾ドル 1泊390台湾ドル×7
バス 41台湾ドル 路線バス
航空券 1989台湾ドル 金門→台北
合計 4760台湾ドル

台湾旅行記~準備編

鷹潭に到着


昨日の夕方に瀋陽北駅を発車して遼寧省、河北省、天津、山東省、河南省、安徽省、湖北省、江西省へと一気に南下する。昼間は車内で人民と乗警が言い争いをして他の人民たちと見物をしていたがそれ以外は平和に過ごせたと思っていたら人民どもは床にゴミを捨てたり唾を吐いたりとかなりの原始人振りを見せつけてくれる。乗務員がモップ掛けをした直後に痰を吐いたりと半端でない原始人振りだ。

taiwan_0012200頃、約40分遅れで鷹潭に到着する。出口を出て切符売場へ向かいアモイ(厦門)行きの2025次の切符を購入する。切符は無座だと思っていたが予想外にも座席指定であった。瀋陽北では2025次の切符は売り切れであったがやはり鷹潭では切符は余っていた。やはり鉄路局が違うのと途中駅からの切符というので割当てが無いというが原因なのだろう。

taiwan_0022025次は0242発なので鷹潭で約5時間ほど待つ事になるので餐庁で夜食でも食べておく事にして駅前を歩いてみると鷹潭の駅前には結構遅い時間なのに宿や飲食店がまだ営業している。おまけにタクシーの運ちゃんも待機している。駅前を歩いていると何とイスラ ム食堂を発見!迷わず店内へ入り鶏蛋炒飯と青菜拉麺を注文するが鶏蛋炒飯はご飯が無くて青菜拉麺だけ食べる事になった。しかし、この時間にイスラム食堂が営業しているとは・・・。アラーに感謝である。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 3.5元
鉄道 83元 硬座 鷹潭→アモイ
合計 86.5元

2025次 硬座で鷹潭→アモイ

taiwan_0032025次 鷹潭→アモイ

taiwan_004鷹潭駅に戻り待合室で待つ事にするが、ただ待っているだけではつまらないので駅寝中の人民を撮影する。深夜に駅の待合室でカメラを出すのは「盗んでください」と言っているのと同じなのだが駅寝中の人民の姿は撮影しておかなくては!

taiwan_0050242になるが列車はまだ到着していない。遅れているようだ。10分遅れで列車が到着して乗車する。車内は比較的空いており横になって寝ている人民もいる。

taiwan_006夜が明けて福建省を南へと走り続けるが小便がしたくなりトイレへ行くと人民が鍵をかけずに脱糞中であった。今まで何度鍵をかけずに脱糞中の人民に遭遇しただろうか?生憎自分は人の脱糞や放尿を見て喜ぶ人種ではないので気分は最悪だ。

おまけに夜が明けて人民たちが活動し始めると車内はゴミ捨て場へと変貌していく。床にはヒマワリの種とカップ麺の容器が散乱し、人民は唾を吐きまくる。乗務員が掃除をしても30分以内にゴミ捨て場へと戻っている。人民ども車内を綺麗に保つという事を知らないのだろうか?

昼を過ぎて昼寝をしていると乗警に起こされて何処で乗車したのか聞かれ答えると「身分証出せ!」とか言うのでパ スポートを出すとパスポートを見た瞬間に何も無かった事になってしまった。それほど自分が怪しげな民工にでも見えたのか?

1730頃、アモイに到着する。 アモイは暑かった。半袖のTシャツで充分過ごせるほどの暑さだ。出口を出て1路のバスに乗車して理工学院で下車して厦門国際青年旅舎へ向かう。約10ヶ月ぶりに厦門国際青年旅舎を訪れ今回は6人ドミに3泊することにする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19元
宿泊費 135元 1泊45元×3
バス 1元 路線バス
合計 155元

厦門国際郵輪中心

taiwan_0070630頃に起床して0820頃、最寄の博物館から520路のバスで国際郵輪碼頭(国际邮轮码头)へ向かう。0850頃、国際郵輪碼頭で下車して0900頃、厦門国際郵輪中心に到着する。厦門国際郵輪中心は台湾の金門島へのフェリーが発着するフェリーターミナルで台湾が国民党の馬英九政権になって夏から外国人でもフェリーで金門島へ渡る事ができる様になったのだ。

taiwan_008今日は金門島へのフェリーの情報を調べるのだ。フェリーターミナルへ入ると旅行会社のカウンターがずらりと並んでいる。そして、片隅にフェリーの切符売場があったので並んで順番を待つが並んでいるのは台湾人ばかりだ。おかげで駅の切符売場の様な割り込みが無く平和なのだが切符を買うにしてもパスポートが必要で発券に時間がかかっている。

自分の番が来て10/18の切符を購入しようとすると窓口は当日券のみの販売で旅行会社のカウンターで予約してくれとの事だった。ついでに往復切符の販売をやっているか聞いてみたら片道切符だけの販売であった。

とりあえずおおよその事情が分かったので帰ろうとすると横から姉ちゃんが声をかけてきた。どうやら旅行会社の姉ちゃんのようで「台北へは行きますか?」とか聞いてくるので「台北へ行くつもりですよ」と答えるとフェリーの切符と航空券を扱っているというので値段だけ聞いてみる事にする。フェリーの切符と金門→ 台北の航空券で750元という事であった。内訳はフェリーの切符180元、航空券570元であった。支払いは人民元、台湾ドルどちらでも可という事であった。

すぐに買う必要はないので考えてからという事でフェリーターミナルを後にしてユースへ戻る帰りにスーパーで今日と明日の食糧を買い込んでおく。因み台北行きの航空券は買わなくて正解であった。ネットで航空会社のHPで運賃表を調べてみると下のような料金だったので台湾で買ったほうが良さそうだ。

台北 – 金門
復興航空 2088台湾ドル(440.47元)
立榮航空 2220台湾ドル(467.91元)
華信航空 2190台湾ドル(461.59元)

為替相場
100台湾ドル=21.08元
1台湾ドル=0.21元
1元=4.74台湾ドル
1台湾ドル=3.13円

ドミの白人さんたちは・・・

夕方になると6人ドミが白人さんたちで満杯になっていた。今日の朝までは自分と国籍不明のアジア人だけであったが、自分以外は白人さんだけのドミになってしまっ た。まあ、ここまでは別に良いのだが白人さんたちは厦門の暑さに弱いらしくエアコンを使い始めるが温度が16度に設定されている。

もう少し節度ある使い方は出来ないのかと思っていたが、白人さんの1人のバックパックに名札が付いており「Stockholm」「Sweden」という表記を見つける。この5人組の少な くとも1人はスウェーデン人のようだ。北欧のスウェーデン人ではこの暑さはかなり堪えるのだろうか?

2300頃、5人組がドミに戻ってきて話をしているのだが明らかに英語ではない。英語が全く分からない自分でも5人組の標準語が英語でない事は分かる。そうなるとどうやら全員スウェーデン人のようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20.1元
バス 2元 路線バス
日用品 2.8元
合計 24.9元

スウェーデンは環境先進国の筈だが・・・

今日は溜まっていたHP作成に励むが昼過ぎにドミに戻るとスウェーデン人の姉ちゃんがエアコンを稼動させて昼寝をしている。しかし、窓が開いていた・・・。窓閉めろよ!スウェーデンは環境先進国で国民一丸となって二酸化炭素削減に励んでいるのではないのか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 0元
合計 0元

東北三省旅行記~瀋陽メラミン牛乳

N198次 硬座で白河→瀋陽北

dongbei_40105:00過ぎに起床して出発準備を整えて06:30頃にユースを出る。

dongbei_402白河駅までは2分ほどで到着して待合室へ入るが白河駅にはX線検査装置が導入されておらず駅員と公安が荷物を開けて確認するのだが入口に誰もいないので検査無しで改札が始まりホームへ出る。白河は終点になっているのだが地図上だと線路 は延吉まで繋がっているので貨物列車がこの先を延吉まで走っている可能性がある。旅客列車も延吉まで運行されていると便利だと思うのだが・・・。

dongbei_40307:00に白河を発車して列車は瀋陽へと走り始める。車内は乗車率50%ぐらいから始まり駅や乗降所に停車する毎に混んできて乗車率はほぼ100%になる。しかし、通化に到着するとほとんどの乗客が降りて車内は田舎を走る路線ならではの光景が広がる。それは、昼寝をする人民たちである。

dongbei_4043列シートを1人で占領して昼寝をするのだが靴を脱がず土足のままで昼寝をする人民もいて人民たちの貴重な生態をうかがい知る事が出来た。

dongbei_40520:15頃、瀋陽北駅に到着する。切符は瀋陽駅までなのだが乗換えの列車が瀋陽北発なので下車して出口へ向かう。

瀋陽北で駅寝

出口を出て切符売場へ行き明日のK668次 瀋陽北→鷹潭と14日の2025次 鷹潭→アモイ(厦門)の切符を購入しようとするがK668次は問題なかったが2025次が売切れで買えなかった。恐らく2025次は鉄路局が違うので切符の割当てが無かったのだろう。それに途中駅の鷹潭では尚更買えないだろう。それでも鷹潭へ行けば最悪でも無座の切符は買えるだろう。
切符購入を終えてこの後をどうするかが問題だ。K668次は明日の1804発なので発車時刻までどう過ごすか考えたのだが明日の昼間は6月に瀋陽を訪れた際に失敗した瀋陽蒸気機関車博物館の見物だ。

そして、明日の朝までは瀋陽北駅の待合室で駅寝する事にする。日本でも鉄が無人駅で駅寝する事があるが中国では金の無い民工が駅寝をして列車の乗り継ぎをするのだ。深夜は待合室も空いており横になって寝ることも出来るのだ。でも、置き引きの危険性は高いのだが・・・。待合室で寝ている人民たちに混じり自分も寝る事にする。さすがに横になると熟睡して置き引きに遭いそうなのでベンチに座ったままで寝たり起きたりを繰り返す。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 253元 硬座 瀋陽北→鷹潭
合計 253元

深夜2時頃にバックパックを預ける

02:00頃に切符売場の隣にある荷物預かり所でバックパックを預ける事にするが、ここの婆さんが最初は預り証に20元とか記入するので、「高いだろ!やめておく!」とか言ったら「2日分だ」とかほざくので「夕方まで預けるだけだ。日付は変わっているぞ!」と言ったら10元になった。

因みに瀋陽北駅だと手荷物の保管料は2-6元で一番大きい高さ60cm以下だと6元で割高である。料金表では高さ60cm以下の荷物までの様に表示されているが、実際は人民たちの巨大な荷物も預けられているので大きめの荷物は割増料金で預かってくれる。

瀋陽蒸気機関車博物館

dongbei_406夜も明けて07:30頃、瀋陽での目的地である瀋陽蒸気機関車博物館へ向かう事にする。駅前から114路のバスで終点の鉄西森林公園で下車するのだが 114路のバス停が見当たらない。仕方ないので次の北京路で114路に乗車して08:20頃、鉄西森林公園に到着する。バスを降りて南へ10分ほど歩くと瀋陽蒸気機関車博物館に到着する。

dongbei_407瀋陽蒸気機関車博物館には日本の植民地時代に大陸を走っていた「あじあ号」の機関車であるパシナ型が保存されている。 で、博物館に到着したものの開館している様子は無いのでおそらく09:00開館だと判断して待つ事にする。

dongbei_40809:00を過ぎて警備員が扉を開けたので入場券売場を聞くと「まだ開館していないよ。」との事。そこで、「何時開館ですか?」と聞くと何やら何時に開館とかの問題ではなく博物館自体がまだ工事中という事らしい。751のプレートは・・・。パシナ型を発見!しかし、ここまで来てお預け状態は辛い。

そして、見物に来た家族連れも開館時間を聞いていたが結局帰っていった。自分はこのまま手ぶらで帰る訳には行かないのでガラス越しに館内を撮影するが確かにまだ工事中の所がある。せっかく来たのに中途半端な鉄分補給になってしまった。いや、むしろパシナ型の後ろ部分だけガラス越しに見せられて鉄分不足になってしまった。

09:30頃、114路のバスで瀋陽北駅へ戻るがバス停は駅前ではなく駅前の郵便局の対面にある迎賓街(迎宾街)にあった。こ こじゃあ見つからない訳だ。

カルフールで伊利の牛乳を購入

dongbei_409瀋陽北駅に戻ってきたが列車は夕方の発車でまだ8時間ほど余裕がある。そこで、カルフールで食料調達と時間を潰す事にする。中国ではメラミン入り牛乳が大問題になっており普段は多少の残留農薬とかも気にしない人民たちですら牛乳や乳製品を買わなくなっている。おまけに、蒙牛、伊利、光明などの有名ブランドの牛乳からもメラミンが検出されたりするのだからもう大騒ぎだ。

dongbei_410おかげで事件発覚後はスーパーの牛乳や乳製品のコーナーからは客が消え空きの棚が出てきたりと人民たちが寄り付かない状態だったが、瀋陽のカルフールでは牛乳の安売りというか在庫処分が行われて人民たちが牛乳を買っていたのだ。危ないと分かっていても人民は安さに弱いらしい。

特に売れていたのが伊利の牛乳1Lで5.9元なのだが2本買うと1本おまけという販売手法で人民たちが見事に購入している。2本買うと1本おまけだから実質3Lで11.8元なのだが、実際この価格は本当に安いのだ。どれくらい安いかというとコカ・コーラ600mlが2.5 元くらいなのだが、伊利の牛乳は600ml当たり2.36元になる。コカ・コーラより安いというのは通常ではありえない事だ。それだけ消費者離れが深刻で不良在庫化しているのだろう。

dongbei_411そこで、今回は敢えて在庫処分されている伊利の牛乳を買うことにした。しかも、箱買いで6Lの牛乳だ。購入する際には生産日を確認したのだがよく見ると生産日が2008/8/19になっている。これは中国政府も問題ないと宣伝している生産日なのだが、勘の良い人は気づいているだろうがこの牛乳はオリンピック真っ只中で事件発覚前に生産された牛乳だ。

中国政府はオリンピック中で事件を隠蔽していたし、メラミンの検出体制が整う前に生産された牛乳だ。この牛乳が安全だという保証は何処にも無い。仮にメラミンが入っていなくても別の物が入っているというオチもありそうだし・・・。しかし、ここは敢えて危険を冒してメラミンが入っているかもしれない牛乳を購入する。まあ、今更メラミン入り牛乳で騒いでいるようでは中国で旅は続けられない。

dongbei_412因みに雑学であるが、中国には日本と違い2種類の牛乳があるが安全な牛乳とメラミン牛乳という意味ではない。中国では純牛乳(纯牛奶)と鮮牛乳(鲜牛奶)に種類が分けられ日本の牛乳に相当するのが鮮牛乳になりますが市場に流通している大多数は純牛乳になります。

鮮牛乳は日本の牛乳と同じように冷蔵で消費期限も短いのですが味は純牛乳より上のようです。価格も高いです。但し、冷蔵で消費期限が短いので販売されている地域が大都市に限られています。

一方、純牛乳は未開封なら常温で半年ぐらい保管する事が出来るので中国各地へ輸送でき長期間の保存が出来るので販売店でも売れ残りの可能性も低く抑えられます。中国で牛乳といったら通常は純牛乳を指します。ただ、鮮牛乳と純牛乳については製造方法がどう違うのか、純牛乳は何故長期間の常温保存が出来るのか謎の部分もあります。

K668次 硬座で瀋陽北→鷹潭

カルフールでの買い物を終えて瀋陽北駅に戻るが入口で人民の喧嘩に遭遇する。初めは人民同士の喧嘩であったがいつの間にか人民と公安の喧嘩になっていた。喧嘩の原因は不明だ。

dongbei_413K668次 瀋陽北→鷹潭の切符

dongbei_414待合室は相変わらず大混雑。

dongbei_415ようやく乗車です。

dongbei_41614:00頃から駅の待合室で改札を待ち1740頃に改札が始まり列車に乗車する。

dongbei_417車内は徐々に混雑して乗車率はほぼ100%になる。

dongbei_418そして、饅頭とメラミンが入っているかもしれない伊利の牛乳が夕飯なのだが牛乳なんか飲むので周りの人民たち の視線を集めてしまう。人民たちは「危険」「メラミン」とか話しており牛乳はまだ危険だと思っているようだ。実際危険なんだろうけど・・・。18:04に 定刻通り発車して江西省鷹潭へと向かう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 44.3元
日用品 17.8元
荷物保管 10元
合計 72.1元

東北三省旅行記~中朝国境 臨江・長白・白河

6349次 無座で通化→臨江

dongbei_34407:00前に宿を出て通化駅へ向かう。今日は北朝鮮との国境にある臨江(临江)へ移動する。

dongbei_345待合室へ入ると既に人民で溢れていたがほとんどが吉林方面へ向かうので乗車する6349次の改札が始まる頃には待合室は空いていた。

dongbei_346列車に乗車して席を確保して発車を待つ。発車後は外の紅葉を眺めながらの旅だったが11:00を過ぎて臨江へ近づいてきた時に事件は発生した。「シーシー」という掛け声が聞こえてきた。今までの経験上この掛け声が聞こえてきた場合はガ キが小便をしている可能性が高い。

予想通り近くに赤ん坊を連れた人民がおり母親が通路でガキに小便をさせている。チンコから勢いよく小便が出されて通路が汚染されていく。そして、対面の席に座っていた姉ちゃんがガキが小便する光景を見ている。いや違う!ガキの小便を見ているのではない。ガキのチンコに釘付けになっている。確かに姉ちゃんには付いていないから珍しいのは分かるがガキのチンコを見るのでも少し自重してくれ。

dongbei_347こうして、この地域の人民たちが文明人ではない原始人という事を認識する事になった。列車の速度が落ちて臨江に到着間近になり荷物棚からバックパックを降ろして下車準備をするがガキが小便した通路は通れないので自然と出口は1ヶ所になるが、また「シーシー」という掛け声が聞こえてきた。

今度は父親が通路で はなく座席でガキに小便をさせている。もう呆れてしまうしかない。父親と母親が揃ってこれではこのガキも将来は同じように文明人にはなれないだろう。 11:30頃、臨江に到着する。

dongbei_348出口を出るとタクシーとバスの客引きが待機していた。長白行きのバスが停車していたのでこのまま長白へ移動する事も考えた が、やはり臨江の情報収集と中朝国境を見物をする事するが駅前には宿が数軒あるだけで雰囲気からして市の外れのようだ。ほとんどのタクシーが東へ走っていくのでそちらが市街地と判断して駅前の臨江大街(临江大街)を左(東)へ歩いて行く。

バスターミナルまで移動

dongbei_349臨江大街を東へ歩いて行くと臨江大橋に辿り着いた。橋を渡ると市街地になっており臨江がそこそこの規模である事が分かる。市街地に入ったのだが臨江の地図が無いので何処にバスターミナルがあるか分からないのだ。まあ、とりあえず歩いて行くことにする。市街地を歩いて行くと臨江市人民政府に到着する。どうやらここが市の中心部のようだ。そして、目の前をバスが通り過ぎたのでバスターミナルはもう少し先のようだ。

dongbei_350人民政府を通り過ぎて更に臨江大街を東へ歩くと 12:00頃、臨江口岸客運站に到着する。バスの状況を確認すると長白行きのバスがあったのでこれで長白まで行けそうだ。

dongbei_351バスの確認を終えて次は宿の確保だ。バスターミナル周辺には招待所や旅社がそこそこ揃っており今日は聚宝招待所に宿泊することにする。部屋は窓付きで1泊20元だ。登記の際におばちゃんにパスポートを提示するが何故か初めは日本人だと分からずにビザ発給地の内蒙古の人間だと思われていた。まあ、日本人が宿泊に訪れるなんて考えた事も無いだろうからな。

臨江の中朝国境

dongbei_35212:30頃、バスターミナルで明日の長白行きの切符を購入して中朝国境を流れる鴨緑江へ向かう。

dongbei_353市街地のすぐ南に鴨緑江が流れているのですぐに到着。鴨緑江の中洲の江心島へ渡り対岸の北朝鮮を見物する。

dongbei_354脱北者には食事や宿の提供をしてはいけないようだ。

dongbei_355江心島は公園になっており貸しボートで鴨緑江下りが出来るようなっている。そして、対岸の北朝鮮には北朝鮮人民たちが洗濯をしていたり体を洗っていたりと今までの中朝国境の中では一番北朝鮮人民を目撃する事が出来る。対岸に北朝鮮人民が多くいるということは、もしかしたら貸しボート屋のおばちゃんに頼むと噂に聞く人間サファリパークが出来るのかもしれない。人間サファリパークとは中朝国境で行われている観光でボートに米などの食料やタバコとかを積んで対岸の北朝鮮人民に物資を投げてそれを拾う北朝鮮人民を見て楽しむというものだ。

dongbei_356鴨緑江で洗濯をする北朝鮮人民たち

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18.9元
宿泊費 20元
バス 44.5元 臨江→長白
合計 93.4元

バスで臨江→長白

dongbei_35704:30頃に起床して出発の準備を整える。05:30頃には外が明るくなってきた。06:00頃、宿を出てバスターミナルの臨江口岸客運站へ移動する。 今日は臨江から長白まで中朝国境の鴨緑江沿いに移動する。中朝国境地帯でもかなり内陸部になるので脱北者を警戒してかなりの検問があると思うが、まあチベットじゃないので途中で追い返される事はないと思うのだが因縁つけられないように気をつけるしかないかな?でも、これはどうしようもないな。

dongbei_358今回のバス は辺境地域だからオンボロバスかと思っていたら意外にもエアコンと液晶テレビが付いてるバスであった。

dongbei_35906:30になりバスが発車するかと思っていたがまだ1人乗車していないようで切符と人数を確認して結局1人置いていく事になり3分遅れで発車する。鴨緑江に沿って東へバスは進み窓からは北朝鮮が見える。 所々で集落が見えるのだが住民たちはかなり粗末な小屋に住んでいるようだ。そして、北朝鮮側に鴨緑江に沿って線路がある。鉄道が通っているようだ。

dongbei_360鴨緑江沿いに北朝鮮を見ていると北朝鮮側の山は急斜面でも畑があったり集落の近くだと禿山やほとんど畑にされている山が多く見えた。この無理な耕作や薪として切り出されてで山の木々が無くなり少しの雨でも土砂崩れが発生しているようだ。これでは畑にしてもすぐに水害の被害に遭うだろうに・・・。

逆に中国側 の山は「封山育林区」の看板があったりして伐採を禁止している山があった。北朝鮮側でも人の住んでいない場所は山に木々があり紅葉真っ盛りで景色はなかなかの物だ。

dongbei_36110:00頃、北朝鮮側に集落でなく街が見えてきた。今までの集落の小屋と違い3階建てや4階建ての建物が見える。でも、人が見当たらない。この街には人が住んでいるのか?それとも、宣伝用に造られた無人の街か?

dongbei_36211:20頃、長白の入口までやってきた。対岸には北朝鮮の都市がある。そして、 ちゃんと人もいる。ここは人が住んでいる本物の北朝鮮の都市だ。12:00頃、長白客運站に到着する。予想していた検問は全く無かった。というか、兵士も いなかった。

二道白河行きのバスが・・・

dongbei_363長白に到着してまずは宿を探すが長白の街自体が小さいのでバスターミナル周辺には6件ぐらい宿があるぐらいだ。とりあえず、相場の確認をする為にバスターミナル前の旅店で一番安い部屋が1泊いくらか聞くと30元であった。部屋を見せてもらうと4人部屋であったので1ベット1泊いくらか聞くと10元なので、 どうせ客もいないだろうから1ベットで泊まろうとしたら1部屋でしか泊めたくないらしく交渉決裂。他を探す事にして結局バスターミナル近くの同順旅店に1 泊30元で宿泊することにする。

dongbei_36412:10頃、長白客運站で明日の二道白河行きの切符を買おうとしたら何と売り切れで仕方が無いので明後日の切符を買おうとしたら二道白河へのバスは偶数日のみの運行であった。結局3日後の切符を購入するが長白で2日余計に足止めになってしまった。

中朝国境の街・長白

dongbei_365長白の街は小さくバスターミナルのある長白大街に行政機関が集中して、1本南の白山大街に長白賓館や商業街がある。路線バスは当然走っていない。走らせるほど街は広くないし・・・。

dongbei_366長白の街

dongbei_367長白の街

dongbei_368ちょうど昼時なので高く無さそうな餐庁を探して、昼食にキムチ炒飯?(辣白菜炒饭)と玉米麺を食べる。朝鮮族の街なので料理もしっかりキムチや唐辛子が使われている。

dongbei_369玉米麺はスープが唐辛子で赤くなっていた。

中朝国境を見物

dongbei_37013:30頃、鴨緑江から北朝鮮を見物するが中国側から北朝鮮側へ荷物を担いで鴨緑江を渡る人間がいる。どうやら、密輸の様だがこれほど大胆に鴨緑江を渡るとは・・・。中国側も北朝鮮側も警備兵は見当たらない。

dongbei_371

dongbei_372そして、北朝鮮側では鴨緑江で洗濯をする住民たちがいる。因みに中国側には「覚醒剤の密輸販売、 密貿易は厳禁」という立て札がある。覚醒剤の密輸販売を禁止しているという事は中国政府も北朝鮮から覚醒剤が密輸されているという事を把握しているということか?

dongbei_373鴨緑江沿いに散歩をしながら北朝鮮を見ていると気になる看板が見えてきた。ハングルで表記されているので読めないが21の数字だけは分かる。これはワイドショーで紹介されていた「21世紀の太陽、金正日・・・」とかいうスローガンだろうか?

dongbei_37414:00頃、長白口岸に到着する。国門が見物できるようで入場券売場がある。入場料がいくらか聞いてみると10元だったが「韓国人か?」とか質問された。韓国人はお断りなのだろうか?それとも外国人お断りなのだろうか?

dongbei_375長白口岸には義烏商品城が建設されており将来的には貿易をする計画のようだ。でも、北朝鮮からは何を買うのだ?

dongbei_376国境に橋がかかっているが閉ざされている。

dongbei_377長白口岸周辺を見物していると北朝鮮側に駅があるのを見つける。駅には金日成の肖像画が掲げられているが列車は運行されているのか?

dongbei_378それと、北朝鮮側では珍しく車が走っているのが確認できた。それも、トラックや軍用車両の他に乗用車が走っていた。乗用車は幹部の車だろうか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14元
宿泊費 30元
バス 42.5元 長白→二道白河
合計 86.5元

宿を変えてみる

dongbei_37911:00頃、雨の天気の中で宿を出るが長白から出るわけではなく宿を変えるだけである。昨日見つけた雅林旅店で部屋が空いているか聞くと空いており部屋を見せてもらう。

dongbei_3801泊40元だったが「2日泊まるから」と交渉したら30元になったので宿泊することにする。

dongbei_381登記をして試しに領収書をくれるか聞くとちゃんと領収書をくれた。その場で領収書のスクラッチくじを削ると2元当たった。今まで領収書のくじにはイカサマで当たりなんか無いと思っていたが当たりくじがあった。

長白は超市が2軒しかないようだ

dongbei_382昼食に冷麺を食べてスーパーで買い物をするが長白には見た限りだとスーパーが2軒しかないようだ。

dongbei_383それにスーパーといっても個人商店に毛が生えた程度の規模だ。

dongbei_384

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
宿泊費 60元 1泊30元×2
合計 75元

北朝鮮を撮影

dongbei_385今日も対岸の北朝鮮見物です。

dongbei_38611:00頃、鴨緑江から北朝鮮を見物する。今日は川原に下りて北朝鮮を撮影するが住民たちはたまにこちらを見るがあまり気にしていない様子だ。どうやら撮影されるのには慣れてしまっている様だ。

dongbei_387おっさんたちが屯している。

dongbei_388そして、一昨日運び屋が密輸していた場所に来てみると北朝鮮側に監視小屋が2軒あるのを見つける。

dongbei_389運び屋は監視小屋の兵士に賄賂を渡して密輸をしていたという事だろうか?監視小屋には警備の兵士がいるのが確認できたが見る限りでは暇そうだ。

dongbei_390巡回中だろうか?

dongbei_391監視小屋

dongbei_392川原では兵士が洗濯をしており国境地帯の緊張感はあまり感じられない。というか、軍には物資が優先的に回ってくるはずだが、洗濯機は配給されないのだろうか?まあ、動かすための電力の問題もあるけど・・・。

北朝鮮は食糧不足なのに・・・

昼過ぎに餐庁で昼食に餛飩を食べるが先にいた客どもが料理を喰い残して出て行く。それも残し方が酷くほとんど食べていない料理まである。鴨緑江を挟んで飢えている人間がいるというのに中国人は食い切れないほど注文して残していく。でも、こいつらは朝鮮族か?朝鮮族なら同胞が飢えているのに気にせずに汚残しをするとは。まあ、日本人も食料を無駄にしている点ではあまり人様の事を批判できないが・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9元
合計 9元

バスで長白→二道白河

dongbei_39305:30頃に起床して出発準備を整えて06:45頃に宿を出る。2分ほどでバスターミナルの長白客運站に到着するが改札は始まっておらず待つ事になる。

dongbei_39407:25に改札が始まりバスに乗車するが乗客のほとんどが朝鮮族のようで車内の標準語は中国語でなく朝鮮語だ。運ちゃんや車掌も朝鮮語で会話している。 中国であって中国で無い不思議な空間だ。バスは07:30に発車して二道白河へ向かう。

長白山の西側を北へと走るが道路の状況は悪く各所で工事が行われている。3年後くらいには立派な道路が開通しそうだが現時点では悪路が続く。長白山周辺は自然保護区になっているので途中で数ヶ所の検問所で停車するがバスは検査無しでそのまま通過する。検問所は木材の違法伐採を取り締まる為にある様だ。自然保護区内で10分ほどトイレ休憩があるのだがここで見たくない光景を目撃する。

乗客たちが道路に空き缶を投げ捨てたのだ。それだけではない。痰を吐いたり手鼻をかんでいるのだが乗客たちは朝鮮語で会話をしていた。朝鮮族でも自然保護区内でゴミのポイ捨てや痰を吐いたり手鼻をかんだりするのだ。自分の知る限りでは韓国人でこのような猿や原始人のような行為をした人には今まで遭遇した事は無い。同じ民族でも韓国人は文明人、中国の朝鮮族は猿、原始人であった。

このような現場に遭遇したら韓国人は中国の朝鮮族を同胞と思っているのだろうか?日本人の自分から見て韓国人と中国の朝鮮族は別であると思った。昼頃、二道鎮に到着して昼食で30分ほど休憩となる。13:00過ぎ、休憩が終わりバスが出発するが車掌が「白河で降りるのはいるか?」と聞いているので「駅の近くで降りる」と答える。というか、何処行きの切符が何枚売れたか把握していないのか?13:30頃、白河駅前に到着して降りる。

長白山望松国際青年旅舎

dongbei_396白河駅前に到着して今日の宿の長白山望松国際青年旅舎を探すが1分ほどで見つかった。

dongbei_397で、20元ドミに宿泊することにするが老板娘が「お客さんが誰もいないから標準間使っていいよ」とドミ料金で100元(会員80元)の標準間に泊まれる事になってしまった。国慶節の連休が終わり今年の長白山の観光シーズンは終了して客がいないようだ。

朝鮮料理

dongbei_39815:00頃、朝鮮料理の餐庁で昼食兼夕食に辣白菜炒飯と温麺を食べるが主食を2つも注文したので老板娘は不思議がっていた。

dongbei_399中国人だと普通は主食を2つ注文しないから不思議なんだろうが実は日本人が注文しているんだな。食後にスーパーでビールを買って宿へ戻る。宿に戻ると客が2人ほどおり、まだ長白山観光に訪れる観光客がいるようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14.5元
宿泊費 60元 1泊20元×3
合計 74.5元

ネットが使えない

実は昨日からネットが使えない。ユースには無線LANがあるのだがADSLモデムまではネットワークの接続が出来ているのだが、その先につながっておらずネットが使えない状態なのだ。モデムのLINKランプが点灯していないのでモデムの先に問題があるようだが原因が分からずネットが使えない。

のんびり過ごす

dongbei_400昼食にもやし炒飯(豆芽炒饭)と温麺を食べるが朝鮮料理の店だったのでもやし炒飯にはキムチとかが付いてきたが、ここでも主食を2つ注文していたので奥では「あの客連れがいるのか?」とかいう声が聞こえてきた。ユースに戻り1400頃に駅で明後日の瀋陽行きの切符を購入してユースでHP作成をしながらテレビを見る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17元
鉄道 50元 硬座 白河→瀋陽
合計 67元

のんびり過ごす

ネットがつなげないのでテレビを見て過ごす。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
合計 15元

東北三省旅行記~集安 高句麗遺跡

6347次 無座で通化→集安

dongbei_31707:50頃、宿を出て通化駅へ向かう。今日は中朝国境の集安へ移動して好太王碑など見物する予定だが駅のX線検査で因縁つけられてバックパックの中身を出すが保安が気になっていたのはCD-RとDVD-RWのメディアだった。

爆弾にでも見えたのだろうか?おまけにバックパックに荷物を戻していると公安が勝手に人のデイバッグを持ち去って調べようとするので文句を言って阻止する。持ち主のいない所で調べる振りして毒品(薬物)とか仕込まれて冤罪で死刑にされては困るのでこの辺はしっかり注意しないといけない。

dongbei_318因縁つけられたおかげで改札は既に始まっており乗車したら車内に空席がほとんど無い。最後尾車両で何とか座る事が出来たが座れない乗客もいた。

dongbei_31911:30頃、集安に到着する。出口を出て駅前で宿を探そうと思ったら数軒あるだけだったので市街地まで 歩いて探す事にする。因みに駅前の通りには好太王碑のある太王-市内の路線バスが通っているので利用した方が楽である。

バスターミナル前の宿

dongbei_32012:30頃、バスターミナル前に到着する。さすがに市街地なので宿もそこそこ揃っているので数軒部屋を見るが外国人お断りで追い出される。しかし、シャワー・トイレ付きだと30元からあるのが分かった。結局宿泊することにしたのは登記無しで1泊20元のボロ部屋だ。とりあえず今日は荷物置き場として使えればよいので金を払ってすぐに外出する。

鴨緑江大橋

dongbei_32113:00頃、市内から太王行きのバスで終点まで乗車する。終点は好太王碑と中朝国境の鉄道橋への道分岐点になっている。まずは一番遠い鉄道橋から見物する事にして道路脇の線路を歩いて行く。

dongbei_322鉄道橋までは約4㎞あり途中で鴨緑江の堤防沿いに歩いて行く。堤防沿いからは北朝鮮が見え稼動している工場や道を歩いている北朝鮮の人民が見える。

dongbei_32314:15頃、鉄道橋の鴨緑江大橋までかなり近づいてきた。

dongbei_324鉄道橋には観光客がおり橋の中間地点まで行って記念撮影しているのが見える。中国側の国門を撮影して堤防から線路へ上がると国境警備をしていた自動小銃を担いだ武警に呼び止められた。武警が「何処から来たんだ?1人か?」と聞くので「1人だよ。そこから上がって来た」と階段を指差すと何やら武警は驚いた様子だ。

そして、武警が「何人だ?」と聞くので「日本人」と答えると又驚いている。武警は「来た道を戻ってくれ」と言うので、どうやらちゃんと入口で入場券を買ってからでないと見物できないようだ。でも、間近で鉄道橋を見物してしまったのだが・・・。

まあ、言われたとおりに堤防沿いを戻るが入場券売場がどこか確認するために堤防から線路を越えて公路に出て1440頃、バスが停車していた入口らしい場所に到着。売店があったり武警が警備しているのでここが入口 のようだ。入場券売場が見当たらないので周辺の様子を窺うと売店に入って売店から入場券をもって出てくる観光客がいる。

dongbei_325で、売店で「入場券いくら?」と聞くと売店のおっさんが「お前何人だ?」と聞くので「日本人だ」と答えると「駄目だ!駄目だ!」のそっけない返事が・・・。ここは日本人お断りの観光地で入場券を買う以前の問題であった。

だから武警は目の前に日本人が現れたのに驚いていたのか?というか、堤防に柵作って禁区にして入れないようにしておけよ。 徒歩で太王まで戻る事にするが途中で青石行きのバスとすれ違う。青石行きのバスを利用して鉄道橋の近くで降りたり、集安に戻るバスを拾って戻る事も出来そ うだ。

好太王碑、将軍墳

dongbei_32616:00頃、好太王碑に到着する。集安にある好太王碑など高句麗の遺跡は2004年に世界文化遺産に登録されており観光開発が進められている。

dongbei_3274ヶ所の遺跡がセットで100元。高い・・・。

dongbei_328好太王碑は広開土王の墓碑で倭国に関する記述もあり古代史が好きな人達にはかなり有名な墓碑らしい。

dongbei_32916:20頃、将軍墳(将军坟)に到着する。将軍墳は広開土王か息子の長寿王の墓と言われている。この2ヶ所は道路から見えるので金の無い貧乏旅行者でも遠くから見物できる。16:50頃、バスで市内へ戻る。因みに集安の路線バスには観光路線があるようだが国慶節の連休中でもバス停があってもバスは走っていなかった。客がいなくて廃止になったのか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12.3元
宿泊費 20元
バス 2元 路線バス
合計 34.3元

国内城址

dongbei_33006:30頃、宿を出て市内に残る高句麗の城壁を見物する。天気は生憎の雨であったが小雨なので強行軍で城壁に沿って歩いて丸都山城へ向かう。高句麗の都は平時は平地に置かれ、有事の際には山城の丸都山城に都の機能を移していたらしい。

丸都山城

dongbei_331丸都山城は集安の北約2.5㎞に位置している高句麗の山城である。市内から徒歩で川沿いに歩いて行くと途中で1路の路線バスに追い越される。どうやら丸都山城までバスが運行されているようだがバスには乗らずに丸都山城へ向かう。07:30頃、丸都山城に到着する。

丸都山城の手前の橋の近くには1路のバスが停車しており市内から丸都山城まで行く事が出来るのを確認できた。丸都山城の麓には高句麗の古墓群である山城下貴族墓地があり、ここでは2ヶ所の遺跡が見物できるようだ。

dongbei_332駐車場へ行くと既に入場券売場が開いているようだ。と言っても入場券売場はテントに設置されておりまだ観光地としては整備途中のようだ。 07:40頃、1路のバスに乗車して市内へ戻るが乗客が6人ぐらいしかいない。

禹山貴族墓地

dongbei_33308:00頃、市内から徒歩で禹山貴族墓地へ向かう。場所は集安駅の北なので、まずは集安駅へ移動だ。集安駅に到着して通化行き切符を購入した後に駅舎の 隣にあるイミグレーションの集安口岸の脇の道から地元民に紛れて線路を渡り路地を抜けると禹山貴族墓地が目の前に見えてきた。

道路沿いに東へ歩いて行くと駐車場が見えてきて08:30頃、入口に到着する。駐車場には数台の車があり金持ち中国人が観光に来ているようだ。貧乏旅行者の自分は柵の外から見物である。市内へ戻りながら禹山貴族墓地を見物して09:30頃、快餐で朝食に炒飯を食べる。

6348次 無座で集安→通化

dongbei_33410:40頃、宿を出て太王行きのバスで駅前へ移動する。

dongbei_335集安駅は駅舎の隣にイミグレーションの集安口岸があり一応は出入国のカウンターはあるようなのだが北朝鮮行きの列車がないようなのでほとんど機能していないようだ。

dongbei_33611:50頃、改札が始まり列車に乗車する。今日は通化へ戻り明日は臨江へ移動する計画だ。本来の予定だと集安には2泊のつもりであったが早朝から丸都山城へ行ったので今日の通化行きの列車に間に合ってしまった。

dongbei_337列車が発車して暫くは車窓から北朝鮮が見えて集安を出ると山間部を走り続ける。

dongbei_338山は紅葉真盛りで景色はなかなかだ。しかし、対面に座っているガキが林檎の皮を窓からポイ捨てしている。まあ、百歩譲って自然分解される林檎の皮なら許すがガキが将来その辺の民工の様にビール瓶やカップ麺の空容器をポイ捨てしないか心配だ。15:15頃、通化に到着する。

国貿旅店部

dongbei_339駅を出て駅前の国貿旅店部で部屋を見せてもらい30元の窓付きの部屋に宿泊することにする。登記の際には宿のおっちゃんが「日本人は駄目だ」とか言っていたがおばちゃんが「中国語分かるから大丈夫だ」とか言って結局「1泊して朝出て行くから」と言ったら大丈夫だった。

dongbei_340で、この宿はトイレ・シャワー共同だが 掃除はされているようでこの種の安宿ではまあまあのレベルだ。

ワインと牛乳ビール

dongbei_34115:40頃、駅で明日の臨江行きの切符を購入して餐庁で餛飩と刀削麺を食べる。

dongbei_342そして、せっかく通化にいるのでスーパーで通化名産のワインを購入する事にするがスーパーで牛乳を使用したビールを見つける。今は乳製品はメラミン混入の問題で大打撃を受けているようでこのスーパーでは牛乳の安売りが始まっていた。各地でも牛乳の在庫処分が始まっているのだろうか?牛乳ビールは珍しいので敢えてワインと一緒に購入する。このビールもメラミン入りなのだろうか?

dongbei_343市場では葡萄が500g2.5元とかで売られているのだがバラバラになった葡萄が500g1元で売られていたので1kg購入するがバラの葡萄が1.9kgしかなかったので、おばちゃんが500g2元の葡萄を100g付けて2元になった。

約1ヶ月ぶりに体を洗う

17:10頃、宿に戻りシャワーを使う事にする。9/5にハルピンを出て以来ののシャワーだ。もちろん洗濯もするがズボンは一晩では乾きそうも無いのでやめておく。久しぶりにさっぱりして葡萄を食べながらHP作成に励むが22:00過ぎにトイレで糞をしていると人民が小便をしにきた。

そして、人民は小便を終えて水を流さずにトイレから出て行きやがった。どうして、人民はトイレで小便や糞を水で流すという事をしないのだろうか?「研究卫生」という標語も人民には理解できないようだ。まあ、これが中国人の衛生感覚なのだろう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20.5元
宿泊費 30元
鉄道 8元 無座 集安→通化
鉄道 9元 無座 通化→臨江
バス 2元 路線バス
合計 59.5元

東北三省旅行記~図們・長春

中朝国境の図們

dongbei_27407:00頃、宿を出て中朝国境へ向かう。図們は中朝国境の都市として御馴染みの都市だ。国境貿易はほとんど無さそうだが国境観光はそこそこ賑わっているようで図們口岸の国門見物や友誼橋を途中まで歩けるようだ。でも、料金表示の無い入場券売場があるので有料のようだ。

dongbei_275図們口岸の国門

dongbei_276豆満江に架かる中朝友誼橋

dongbei_277図們の対岸にある北朝鮮の町は南陽と呼ぶようだが煙が上がっていたりするので人が生活している事は分かったがそれ以外にはこれといった発見は無かった。

dongbei_278最後に豆満江に架かる鉄道橋を見物するが、この時気づいたのだが豆満江の川岸は禁区になっているようで地元民以外は入れないようだ。監視カメラが複数設置されていた。

dongbei_279これは鉄道橋にある国門

dongbei_280図們は夜は真っ暗で何も分からなかったが国境の都市という事だけあって綺麗に整備されている。そして、ハングル文字の看板も多数ある。まあ、図們の人口の6割が朝鮮族という事らしいので当然だろう。

dongbei_28108:00頃、図們での目的である中朝国境見物を終えたので駅で長春行きの切符を購入して朝食に犬肉スープとご飯(狗肉汤饭)を食べる。

N166次 硬座で図們→長春

dongbei_282切符を買って朝食を食べて09:00頃、宿を出て駅へ移動。待合室にはそこそこ人がいるが混雑しているというほどではない。

dongbei_283N166次 図們→長春の切符

dongbei_284待合室

dongbei_28509:25過ぎに改札が始まり列車に乗車する。

dongbei_286発車は0944なのでまだ少し時間に余裕があるので機関車の撮影へ向かう。

dongbei_287列車が発車して長春へ向かうが窓際の席で無いので寝て過ごす事にするが車内の乗車率は100%を超えている。昼間の図們→長春の列車はN166次1本だけなのでこの混雑は仕方が無いだろう。18:50頃、約15分遅れで長春に到着する。

dongbei_288出口へ向かうとキセルの人民たちが次々と駅員たちに捕まって連行されて いる。自分の前を歩いていた人民の兄ちゃんも途中までの切符だったので駅員に首根っこを掴まれてあえなく御用となっていた。

隣の部屋で一発やっているようだ

駅周辺で宿を探すがシャワー付きの部屋は50元ぐらいからあるようだがちょっと高い。30元でシャワー付きなら文句は無いのだが・・・。で、結局は2畳半ほどの広さで1泊20元の部屋を見つけ泊まる事にする。トイレ共同なのだが部屋に窓が付いているのが決め手になった。

そして、20:00頃に近くのイスラ ム食堂で刀削麺と炒飯を食べて部屋に帰ると隣の部屋から女の喘ぎ声が聞こえてくる。隣の部屋で一発やっているようだ。しかも、壁が薄い石膏ボードなのでほ とんど防音効果が無い。テレビを見ていても喘ぎ声の方が五月蝿くて困る。せっかくお気に入りのドラマ聊齋志異を見ているのに・・・。何発やっても構わないが静かにやってくれ!結局、日付が変わる頃までやっていたので一発どころじゃなかったようだ・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
宿泊費 20元
鉄道 44元 硬座 図們→長春
合計 82元

旧大和ホテル、偽満皇宮

dongbei_28906:10頃、宿を出て長春駅へ向かう。朝は冷え込んでいるが風が無いのでハイラルや満洲里と比べれば過ごしやすい。長春は見所が旧満州の建物ぐらいしか 思いつかなかったので朝早くから見て周れば1日で長春観光が終わりそうだ。当初の予定だと長春には3日滞在のつもりだったが季節は冬に向かっているので吉林省にも何時冬の到来があっても不思議は無いだろうから早く移動する事にする。

dongbei_290朝の長春駅と駅前にある旧大和ホテルの春誼賓館を見物するが人民たちが所構わず唾を吐いており耳障りな音が聞こえてくる。

dongbei_29106:50頃、偽満皇宮に到着する。偽満皇宮は1932年から13年の間、満州国皇帝・溥儀が暮らしていた皇宮だ。入場料は80元でぼったくりになっているが日本語案内だと団体料金の表記が「1割引」が「9割引」になっていたりしているがそのまま放置されているようだ。

dongbei_29207:30頃、長春駅に戻り明日のN188次の通化行きの切符を購入する事にする。初めは長春観光を終えてから切符を買おうと思ったがよく考えたら明日から国慶節の連休で民族大移動が始まるので今の内に切符を買っておいた方が良いと判断して窓口に並んで購入する。

長春軽軌に乗る

dongbei_29308:10頃、長春軽軌の撮り鉄をする。

dongbei_294長春には市内をバス以外にもトラムの類が走っているのだ。

dongbei_29508:25頃、軽軌に乗車して解放橋へ移動する。

偽満国務院

dongbei_29609:20頃、偽満国務院に到着する。ここは満州国の国務院が置かれていた場所で現在は吉林大学の施設になっている。

dongbei_297溥儀が松を植えた場所だそうだが今ある松は溥儀が植えた松だろうか?

dongbei_298偽満国務院と溥儀植松址に生える松。

偽満州八大部

dongbei_299偽満国務院をはじめとして文化広場から新民大街を南下していくと軍事部、司法部、経済部、交通部の行政機関址の建物が見られる。軍事部址。現在は吉林大学附属第一臨床学院になっている。

dongbei_300司法部址。現在は吉林大学白求恩医学部になっている。

dongbei_301経済部址。現在は吉林大学第三臨床医学院になっている。

dongbei_302交通部址。現在は吉林大学公共衛生学院になっている。

dongbei_303興農部址。現在は東北大学附属中学になっている。

dongbei_304民生部址。現在は吉林省石油化工設計研究院になっている。偽満国務院は一部が見物できるようになっているがそれ以外は病院だったり、大学だったりして建物の外観しか見ることが出来ない。

dongbei_305外交部だった建物は太陽会大飯店というレストランになっているので客として行けば中には入れる。1330頃、満州国時代の建物を見物し終わり一旦宿へ戻る。長春観光は1日で終わってしまった。長春は省都の割りには小規模であった。その代わりに人民の痰や唾を吐く割合が多く歩いていると道路のあちこちに吐かれた跡が残っている。

カルフールとウォルマート

dongbei_30614:00過ぎにカルフールとウォルマートへ行きインスタントラーメンとビールを購入する。で、この2店でも乳製品の売場を覗いてみるとカルフールは棚に 空きが目立つほど牛乳の撤去をしていた。当然客もいなかった。ウォルマートは牛乳は売っていはいるがやはり客は少ない。代わりにヨーグルトの販売に力を入 れておりそこそこ売れて入るようだ。牛乳が駄目だからヨーグルトで誤魔化すという考えだろうか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16.5元
宿泊費 20元
鉄道 32元 硬座 長春→通化
鉄道 2元 軽軌
バス 1元 路線バス
合計 71.5元

長春の乞食

dongbei_30709:00頃、長春駅前を散歩してみると乞食がやたらといる。撮影できたのは手無し女の乞食と足無し爺さんの乞食だ。

dongbei_308足無し爺さんの乞食は 「阿弥陀仏~」と音楽を流してしっかり営業活動をしている。音楽を流して営業活動をしているのでそれなりの設備投資が出来る金を持っているようだ。

dongbei_309撮影はできなかったが他にも出稼ぎで長春に来ていた兄がバイクとの交通事故で死んで遺体を故郷に運ぶために320元集めていた高校生ぐらいの兄ちゃんがいた。路上には死亡診断書や路上に転がって死んでいる兄の写真とか置かれていた。これが事実なら兄の死体の写真まで公衆の面前で公開するのは問題かと思うのだが・・・。

そして、もう一つが苗族の15歳の少女が歌って金を集めていたのだが、少女の場合は母親が学費の為に工芸品の行商をしていたがひき逃げに遭って母親の治療費に数万元が必要という内容であった。でも、マイクやスピーカーをちゃんと準備しているのはどうも・・・。それに、苗族は南方の少数民族だし長春で行商して儲かるのか?

あとは「腹減った5元くれ」「帰りのバス代6元くれ」といった内容がチョークで路上に書かれていて全国共通のいつもの乞食たちがいた。それにしても社会主義国家の中国には障害者年金や生活保護制度は無いのかな?社会主義国家には乞食はいない筈なのだが・・・。乞食見物を終えて快餐で早めの昼食に鶏蛋豆腐飯を食べる。

N188次 硬座で長春→通化

dongbei_310昼前に宿を出て長春駅へ向かう。今日は長春を離れて通化へ移動する。

dongbei_311今日から国慶節の連休が始まり民族大移動で長春駅はかなり混雑している。入口には人民が集結しており色々な意味で凄い事になっている。

dongbei_312人民の海に飛び込み入口を通過するが脇から割り込む人民がいるので混雑に紛れて人民に爪先で蹴りを入れるが安全靴で爪先は鋼鉄なので当然人民は痛がっている。

dongbei_313待合室も予想通りの混雑で人民で溢れている。乗車するN188次は14:40発で約2時間ほど待合室で待つ事になるが人民が改札口を通らず柵を超えて強行突破し駅員に追いかけられたりと面白い光景が見られた。

dongbei_31414:32頃に改札が始まり列車に乗車する。

dongbei_315隣のホームにはCRH5が停車しておりとりあえず撮影する。14:40頃、列車が発して通化へ向けて走り始める。車内は無座の乗客も降りかなり混雑している。そして、この時期には珍しい裸族が出現した。長春は朝は冷えるが長袖のTシャツに上着一枚着ていれば充分で昼間は暖かく過ごしやすい。でも、裸族が出現するほどの気温ではないのだが・・・。

日が暮れて1800を過ぎた頃に事件が発生した。裸族と乗客の喧嘩発生である。原因は不明だが口論になっている。 殴り合いになるかと期待していたが双方の連れが止めに入り喧嘩終了になってしまった。しかし、日が暮れても裸族がいるとは・・・。1枚着ないと寒いと思う のだが。

dongbei_3162215頃、通化に到着する。通化はこの地域の中心都市になっており下車する乗客も多い。出口を出てタクシーや宿の客引きを無視して宿を探す。
追加情報:帰国後に知ったのだが通化の何処かには核ミサイル基地があり中距離弾道ミサイルの東風3(射程約3100km)と東風21(射程約2150km)が配備されているらしい。照準はもちろん日本である。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 4元
宿泊費 20元
鉄道 8元 硬座 通化→集安
合計 52元