シルクロード鉄道旅行記2012

航空券を購入する

お盆休みにシルクロードを鉄道旅行する。ウルムチからカシュガルを鉄道で目指すが昼間に天山山脈を越えるので目の前には絶景が広がる。
日本からウルムチまでは一気に飛行機で移動するので楽天トラベルやExpediaなどで航空券を探したがHISにて条件にあった航空券があったので購入する。

  • 中国国際航空(航空会社コード:CA)
  • エコノミークラス
  • 往路: CA0926 成田空港15:15 –> 北京首都国際空港18:10
  • 往路: CA1295 北京首都国際空港19:45 –> ウルムチ地窩堡国際空港23:55
  • 復路: CA1478 カシュガル空港18:00 –> 北京首都国際空港00:15
  • 復路: CA0925 北京首都国際空港09:25 –> 成田空港13:55

*カシュガル→北京のCA1478はウルムチ経由になる。
*実際には機材故障とかで上記の日程では運航されなかった。

料金明細
項目 金額 備考
航空券料金 127500円
燃油特別付加運賃 15380円
国内空港使用料 2040円
旅客保安サービス料 500円
中国空港使用料 2470円
航空保険料 660円
合計 148430円

ウルムチ→カシュガルの切符をネットで予約

  • 5826次 ウルムチ08:38 –> カシュガル翌10:32 軟臥340元

中国铁路客户服务中心でウルムチ-カシュガル(距離:1588km)の切符を予約購入する。今回は一番切符の高い軟臥(日本のA寝台に相当)で移動することにする。340元はかなり高い!因みに一番安い硬座は93元である。支払いには中国のネットバンキング対応の銀行口座が必要なので中国工商銀行の口座で支払う。

宿を予約する

2012/6/13と6/16にYHA Chinaで予約する。今回はカシュガルのユースホステルに宿泊してみる。

  • カシュガル老城青年旅舎(喀什老城青年旅舍)
  • 宿泊期間:
  • 部屋:8人ドミトリー
  • 料金:1泊40元
  • 北京炮局工廠青年旅舎(北京炮局工厂青年旅舍)
  • 宿泊期間:
  • 部屋:4人ドミトリー
  • 料金:1泊50元

旅の総費用

両替
王府井にあった中国工商銀行ATMでスルガ銀行VISAデビットカードを使い引き出す
3000元(¥38744円 1元=約12.8円)

使用金額
総費用の半分以上は航空券代である。人民元の使用金額は3410.1元で日本円換算(1元=13円)だと約44331円である。日本円換算の総旅行費用は197561円となる。

項目 金額 備考
航空券 148430円
鉄道 4800円 京成上野⇔成田空港
合計 153230円

中国滞在費 3410.1元

1時間半遅れで成田から北京へ出発

sichouzhilu2012_005東京駅から快速エアポート成田に乗車して成田空港へ向かう。お盆の出国ラッシュを予想していたのだが、中国国際航空のチェックインカウンターには20分ほど並ぶだけで済んだ。チェックインの際にバックパックを機内に持ち込む事と北京でウルムチ行きの便に乗り継ぐ事を告げると北京-ウルムチの搭乗券まで発券してくれた。保安検査から出国手続きは5分ぐらいで済み搭乗口でひたすら待つ。

sichouzhilu2012_00614:35頃、搭乗手続が始まり機内へ移動するが出発時刻の15:15になっても飛行機は動かない。そして、遅延理由の説明が無いまま1時間が経過し、しばらくすると出発の案内がようやく始まるが、ここでイベントが発生する。

隣の中国人のおっちゃんが離陸前なのに携帯電話を使っており客室乗務員の姉ちゃんに2回、兄ちゃんに1回注意されたのだ。これだけ注意されれば携帯電話の電源を切ると思ったら全く気にせず通話中である。まだ成田にいるのに既にモラルは中国国内のようだ。

おっちゃんの行動に自分は驚きと殺意を抱いたが1時間以上機内に閉じこめられた自分には注意する気力は残っておらず、墜落しても「没有办法」と思っていた。16:49におっちゃんが携帯電話の電源を切らないまま離陸する。

機内放送で北京到着が18:55頃と知るのだがCA1295便は19:15搭乗開始、19:45出発なので、北京到着後の空港内の移動時間、入国手続を考慮すると間に合わないような・・・。間に合わなかったら、便の変更や払い戻しは可能だろうか?

非常に悪い状況の中でCA926便は北京へ飛んでいくが17:50頃、隣のおっちゃんが、またやらかしてくれた。突然歌い始めたのだ。中国だと列車やバスに乗車していると稀に一人で歌っている人を見かけるのだが飛行機でもいるとは・・・。

19:00頃、約1時間遅れで北京首都国際空港に到着する。飛行機を降り走ってイミグレーションへ向かうが、目の前に入国待ちの列が・・・。19:30頃、入国手続きを済ませ19:40頃、国内線乗り継ぎカウンターに到着する。

ウルムチ行きも遅延

sichouzhilu2012_007ウルムチ行きCA1295便は19:45出発なので時間的には既に手遅れなのだが、乗り継ぎカウンターへ行くと搭乗券にC34と搭乗口を記入され行くように指示される。19:50頃、C34搭乗口に到着する。外に飛行機が駐機されているがカウンターには誰もいない。間に合わなかったようだ。

便の変更とか出来るか確認しなければならないのだが、カウンターに誰もいないので近くにいた掃除のおばちゃんに聞いてみたら「あっちのカウンターに係員がいるから聞いて みて!」というように教えられる。掃除のおばちゃんにお礼を言って隣のC33搭乗口の係員のお姉ちゃんに聞いてみたら端末を叩いてくれて返ってきた答えは 「CA1295便は20:30出発ですよ」との事。

自分は聴き間違いと思ってもう一度確認するが同じ答えだった。近くにあったモニターで確認したら確かにウルムチ行きのCA1295便(深圳航空のZH1295便との共同運航便)は20:30発に変更になっていたのだ。助かった!これでウルムチへ行ける。

中国の国内線はよく遅れると聞いていたのだが、今回は良い方へ作用してくれた。一安心して搭乗手続きが始まるのを待つ。

sichouzhilu2012_00820:10頃、搭乗手続きが始まり機内へ移動する。自分の斜め前の席には日本人の女性2人組が座っていた。20:30頃、出発するが誘導路でしばらく待機してから離陸する。

sichouzhilu2012_009機内放送でウルムチへは00:55到着で所要時間3時間50分と判明する。機内食にはイスラム教徒でも食べられるように面条と鶏肉飯が用意されていたので鶏肉飯を食べて今回の旅行の為に購入したポメラで旅行記を書いていく。00:40頃、ウルムチ地窩堡国際空港に到着する。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 2400円 京成上野→空港第2ビル
合計 2400円

民航巴士でウルムチ駅へ

sichouzhilu2012_010飛行機を降りて気づいたのだが、CA195便には日本人ツアー客が10人ぐらい乗っていた。当初の予定ではウルムチ地窩堡国際空港を出てタクシーでウルムチ駅へ移動しようと考えていたのだが、3号出口の近くに「民航巴士」「机场」「火车站」の文字が見え、出口を出ると民航バスが停車していたので車掌のお姉 ちゃんにウルムチ駅に行くか聞くいたところ、駅へ行くという事なので乗車する。運賃は10元である。

sichouzhilu2012_01101:20頃、ウルムチ地窩堡国際空港を出発して、途中でウルムチ市内の明園、紅山を経由して02:00頃、ウルムチ駅に到着する。駅の近くにある安そうな宿を巡るが外国人お断りになっており、残っているのはカザフスタン行き国際列車の切符売場のある湘友酒店しかないのだが、一応駅前では高級ホテルに入るので宿泊料はぼったくりだからウルムチ駅の切符売場入口で野宿することにする。

周辺には農民工のおっちゃんたちがいて少々危険な雰囲気も漂っているのだが、荷物が無くならないように朝まで寝たり起きたりを繰り返す。

ウルムチから和田玉龍号でカシュガルへ

sichouzhilu2012_01206:00頃、切符売場の入口に列が出来始めたので並んで入口が開くのを待つ。

sichouzhilu2012_013今回の旅行の目的はウルムチから鉄道で天山山脈を越えてカシュガルまでの1588kmの乗り鉄なので、中国铁路客户服务中心で予約しておいた5826次の切符を受け取らなければならないのだ。06:30頃、切符売場の営業が始まったので安全検査を通過するが、ここで列に並んで待つことの出来ないおばちゃんが強行突破しようとして駅員に怒鳴られていた。

切符売場の営業が始まったのだが、開いている窓口が1043次専用窓口の2つだけで他の切符は07:30から発売となっており大混雑している。駅員たちにはやる気があるのだろうか・・・。窓口開く気がないなら自動券売機を設置しろよ!

07:00頃、5826次の当日販売分の窓口がいつの間にか開いており並ぶが、周辺には割り込みをしてくる共産党の調教が行き届いていないお猿さんが多く油断できない。まじめに並んでいる人とお猿さんとの小競り合いも発生している。

しかし、お猿さんの群れに天敵の公安が来ると状況が一変する。公安はお猿さんたちを容赦なく追い払い窓口周辺を平和にしてくれた。公安は権力を行使したいだけかもしれないが、こちらにとっては大歓迎である。07:30頃、お猿さんの群れを警戒しながらネットで予約購入しておいた切符を受け取り、待合室へ向かうが駅の入口では駅員が切符と身分証を照合していた。

sichouzhilu2012_014中国の鉄道では 切符に実名制が導入されており切符に身分証番号と氏名が記載されており、表向きは他人が使用することが出来ないようになっているのだが、今まで確認をしている所を一度も見たことがなかったのだがウルムチ駅では確認をしていたのだ。これは駅員のやる気があるのだろうか?それとも東トルキスタン独立運動を警戒した政治的な理由だろうか?待合室へ入ると既に混雑しており座る場所が殆ど無い。

sichouzhilu2012_015今回は軟臥の切符を購入したのでウルムチ駅に軟席候車室があれば軟席候車室から乗車できるので探してみると2Fの茶座の隣に軟席候車室があった。

sichouzhilu2012_016軟席候車室(软席候车室)は軟座や軟臥の乗客専用の待合室であり、硬座や硬臥の乗客が利用する候車室より空いておりホームへ優先的に入場できるのだ。

軟席候車室で時間まで待つことになるが、改札が始まる前に駅の売店でカップ麺と飲み物を調達することにする。今回は今麦郎の紅焼牛肉面を4個と統一の冰紅茶を1本購入するが、値段がぼったくりであった。紅焼牛肉面が1個6元、冰紅茶が4元だ。スーパーマーケットの倍の値段だ。

sichouzhilu2012_01708:30頃、軟席待合室の改札が始まった。もちろん、硬座よりホームへ優先入場である。今回乗車する5826次はウルムチ-ホータンを結ぶ普快だ。「和田玉龍号」の別名も付いている。利用する軟臥は8号車で5826次には、この1両だけ繋げられている。8号車に乗車して乗務員に切符を換票証に交換してもらいホームへ出て機関車の撮影へ向かう。

sichouzhilu2012_018しかし、機関車を撮影していると駅員に撮影禁止と言われ車内で大人しくすることになる。ウルムチ駅での撮影はどうやら御法度のようだ。

sichouzhilu2012_01909:00頃、約20分遅れで列車が発車しトルファンへと向かう。

sichouzhilu2012_02011:00頃、トルファンに到着し機関車の交換を行い進行方向が逆になり天山山脈へと向かう。

sichouzhilu2012_021トルファンを出た頃は荒涼とした乾燥地帯が広がっていたが、荒涼とした風景の中に風力発電の風車が数多く立てられているのが確認できた。

sichouzhilu2012_022荒涼とした風景の中に風力発電の風車が数多く立てられている。

sichouzhilu2012_023天山山脈へ近づいてくると乾燥帯にも草が少しばかり見受けられるようになる。

鉄道で天山山脈を越える

sichouzhilu2012_024魚児溝(鱼儿沟)を過ぎ天山山脈の雪解け水が集まって出来た川が流れる阿拉渓谷に沿って天山山脈を登り始める。

sichouzhilu2012_025風景も徐々に草や木が見えてくる。

sichouzhilu2012_026昼頃、軟臥で同じコンパートメントになったおばちゃんが盒飯を買っていたのだが、これが20元というぼったくり価格だ。でも盒飯と言っても、よく見かけるぶっかけ飯や猫まんまと言う類でなくコンビニ弁当を貧弱にした程度である。盒飯の中では上の部類になるだろう。盒飯の話はこれくらいにして、天山山脈越えの話に戻そう。

sichouzhilu2012_027標高が上がってくると木がなくなり草だけになり高原地帯に入ってきたようだ。

sichouzhilu2012_028そして、残雪が残る山が見えてきた。

sichouzhilu2012_0298月でも天山山脈に雪が残っているのだ。山の頂には万年雪が残り高原には牛が放牧されていた。

sichouzhilu2012_030標高2900mまで登ると扎亥萨拉駅で列車交換のため停車する。

sichouzhilu2012_031扎亥萨拉駅を過ぎると徐々に標高が下がってくる。

sichouzhilu2012_032昼食のカップめんを食べる為に6号車へお湯をもらいにいく。7号車から前は硬臥で6号車も硬臥なのだが他の車両とは違っていた。それはお湯を沸かす為の石炭ボイラーがあり車内には煙が充満してサウナ地獄になっていた。窓全開、扇風機全開でも裸族が見受けられるほどの凄まじさであった。

sichouzhilu2012_03318:20頃、和静に到着する。和静を過ぎると景色は畑や胡楊の木が目立つようになってくる。

sichouzhilu2012_03420:30頃、コルラ(库尔勒)に到着する。まだ、日没になっていないが疲れたので寝ることにする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 28元
合計 28元

カシュガルに到着

sichouzhilu2012_03507:40頃、起床する。GPSを見ると、まだ日の出前だが外は一面荒野になっていた。顔を洗い、朝食のカップめんを準備する。

sichouzhilu2012_03607:57頃、巴楚に到着 する。巴楚の辺りから荒野に草が生え始める。しかし、よく見ると水たまりがあったりしており、どうやらこの地域では珍しく雨が降ったようだ。どうりで天気が曇りなわけだ。

sichouzhilu2012_037アルトゥシュ(阿図什)に近づくと景色は荒野から葡萄畑へと変わってきた。この辺りは農業が盛んなようだ。

sichouzhilu2012_03810:50頃、カシュガルに到着する。

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sichouzhilu2012_040天山山脈越えの1588kmの乗り鉄は無事に終了した。

sichouzhilu2012_041駅前から28路のバスに乗車してエイティガール寺院の近くで下車する。

sichouzhilu2012_042エイティガール寺院の南の路地を西へ進むとカシュガル老城青年旅舎に到着する。

sichouzhilu2012_043中国に来てから体を洗っていないので、まずはシャワーを使い体を洗うことにする。

sichouzhilu2012_044そして、いよいよカシュガル観光でなく、喉が渇いているので超市を探す。2007年にカシュガルを訪れたときにエイティガール寺院の寺院の近くにあったよ うな記憶があるので探すと伊合拉斯超市がエイティガール広場の南に有ったのだが、地下式の店舗だったかな?

sichouzhilu2012_045まあ細かいことは気にせずイムランコーラ(伊木然可乐)等を購入してエイティガール広場で休みながら飲むが、カシュガルではコーラはコカ・コーラやペプシ以外にイムランコーラ(伊木然可乐)が流通しているようだ。今はラマダンの時期で日中は飲食禁止なのだがアラーには大目に見てもらうことにする。

しかし、曇りだった天気が雨に変わり観光出来る状態ではない。カシュガルで雨が降ってくるとは想定外である。いや、アラーの怒りを買ったのかもしれない。

カシュガル国際汽車站

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sichouzhilu2012_047この天気では観光する気にはならないのでカシュガル国際汽車站(喀什国际汽车站)に向かいパキスタン、キルギス行きのバスの情報収集を開始するが、国際バスの運賃表だけ撮影に成功するが、それ以外の撮影はやめておいた方がよいような雰囲気が漂っているのでやめておく。

ユスフ・ハズ・ジャジェブ墓

sichouzhilu2012_048次に人民公園へ向かい徒歩で南へ向かう。ユスフ・ハズ・ジャジェブ墓(玉素甫・哈斯・哈吉甫墓)に到着して見物する。入場料は30元である。

sichouzhilu2012_049ユスフ・ハ ズ・ジャジェブ(1019-1085)はカラハン朝の思想家である。

sichouzhilu2012_0501069-1070年にかけてウイグル文字で書かれた書物「福楽智慧」はカラハン朝のスルタンに献上され、スルタンよりハズ・ジャジェブ(哈斯・哈吉甫)の称号を与えられている。

sichouzhilu2012_051ウイグルの偉大な人物の墓なのだが感想は一言「ぼったくり」である。

sichouzhilu2012_052あれで30元は酷いだろ!この頃には天気は回復し太陽も出てきた。

高台民居

sichouzhilu2012_053続いて高台民居を訪れるが入場券売場のおばちゃんが昼寝中だったのだが素通りせず入場券を買うために昼寝中の所を起こすが何故か「現在観光客は見物できない」と言われ追い返される。昼寝の邪魔をしたからか?

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カシュガルでもビールが買える

sichouzhilu2012_056次に香妃墓を訪れようと思ったが既に1800になっていたので明日訪れることにする。喉が渇いたので漢族が経営する超市でビール2本を購入する。新疆啤酒、乌苏啤酒がそれぞれ2.4元だ。カシュガルでも漢族の店ならビールが買えることをこの時知る。

sichouzhilu2012_057ウイグル族の街なのだがビールで夕飯兼水分補給をして町並みの写真を撮りながら21:00頃、宿へ戻る。22:00頃に日没になり寝ることにする。

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本日の出費
項目 金額 備考
食費 16.7元
バス 6元 路線バス
ユスフ・ハズ・ジャジェブ墓 30元
合計 52.7元

朝食は清湯牛肉麺

sichouzhilu2012_05907:00頃、起床するが、どうも調子がよくない。缶ビール2本で二日酔いだろうか?それとも、まともに食事をしていないからか?08:30頃、客運站の 近くで朝食に6元の清湯牛肉麺を食べる。ここの店は老板は漢族のようだが、厨房で麺を作っているのはウイグル族のおっちゃんだ。厨房では中国語でない言語 (ウイグル語?)が飛び交っており雰囲気的によい!

sichouzhilu2012_06009:30頃、漢族の超市で飲み物とヨーグルトを買い、客運站のバス停から20路のバスで香妃墓へ向か う。

アバクホージャ墓

sichouzhilu2012_06110:00頃、終点の香妃墓に到着するが、以前来た時の記憶がないのでバス停から香妃墓までの道がわからない。とりあえず道を少し歩くと見覚えのある建物が遠くに見える。香妃墓だ!

sichouzhilu2012_062入口の場所とかも思い出したが、とりあえず脇道を歩いてシルクロードの雰囲気を味わいながら香妃墓へ向かう。

sichouzhilu2012_063香妃墓周辺は古い民家が取り壊されており再開発が始まっているようで数年で土産物屋街とかが出来てしまうのだろう。途中で取り壊された民家跡にロバが繋がれていた。

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sichouzhilu2012_065香妃墓は正式名をアバクホージャ墓(阿巴克霍加麻扎)と呼び、イスラム教白帽派の指導者であったアバクホージャ一族72人が葬られているマザール(霊廟) である。

sichouzhilu2012_066清朝の乾隆帝の妃である香妃が埋葬されたから香妃墓と呼ばれているのだが、近年の研究では香妃はここには埋葬されておらず清東陵に埋葬されているそうだ。

平和そうに見えたカシュガルだが

sichouzhilu2012_06720路のバスで市内へ戻り、11:00頃、人民広場の前を通ると朝には何もなかった広場に公安や武警の車両が停車している。平和そうに見えたカシュガルだがテロ事件を警戒しているのだろうか?これだけ厳重に警備していれば漢族は安心して暮らせるだろう。ウイグル族が安心するかは・・・。

とにかく公安や武警の活躍は撮影しなければと思いバスから、こっそり公安や武警の活躍する様子を撮影する。

エイティガール寺院

sichouzhilu2012_06812:00頃、エイティガール寺院を訪れる。

sichouzhilu2012_069エイティガール寺院は1422年に創建された新疆ウイグル自治区最大のモスクである。

sichouzhilu2012_0702007年に一度訪れているのだが、前回は入場券売場で引き返してしまったが今回はモスクの内部まで見ていくことにする。

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sichouzhilu2012_073内部は人が少なく静かである。でも、礼拝の時間になれば賑わうだろうし違った雰囲気の写真も撮れるのだろう。

昼食はヨーグルト

sichouzhilu2012_07413:00頃、伊合拉斯超市でヨーグルトなどを購入してカシュガル老城青年旅舎へ戻る。ベッドのシーツを洗濯機の脇に置いてきたりチェックアウトの準備をして、先ほど購入してきたヨーグルトを昼食に食べる。

カシュガルを歩く


13:55頃、カシュガル老城青年旅舎をチェックアウトしてカシュガルの街を歩く。

バスでカシュガル空港へ

sichouzhilu2012_075エイティガール寺院の近くにある民貿のバス停から2路のバスに乗車してカシュガル空港へ向かう。

sichouzhilu2012_07615:00頃、カシュガル空港の前に到着する。

北京行きの便が・・・

sichouzhilu2012_077カシュガル空港の入口で駅やバスターミナルでやっているいい加減な安全検査をしていたのだが、ここでペットボトルの飲み物を没収される。どうやらカシュガル空港の建物内は液体物の持ち込みは禁止ということらしい。しかし、チェックイン時に預けるお土産の酒とかは他の客が持ち込んでいた。基準が曖昧で不満である。没収された飲み物は警備員が休憩時に美味しく頂くようだ。

sichouzhilu2012_078チェックインカウンターで搭乗券を発券してもらい、バックパックを今回は預けておく。次は搭乗するためのちゃんとした安全検査を済ませ待合室(候机厅)で時間まで待つことにするが、今回北京まで乗る中国国際航空のCA1478便の出発時刻が18:00から18:40に変更され18:30頃に搭乗ゲートが開く。18:40過ぎに出発するが誘導路で待機したまま一向に動く気配がない。
sichouzhilu2012_07919:30頃、何か問題があったようで戻って乗客と荷物を全て降ろされる。

sichouzhilu2012_08020:30頃、乗客にカップ麺とソーセージが配られる。心中複雑である。中国で飛行機が遅れると乗客が騒いで乱闘が発生するそうだが、今回は皆我慢しているようだ。カップ麺とソーセージを食べて大人しく待っていると放送でCA1478便に対して「宾馆休息」とか言っているのでホテルで休むよりこのまま待っていようと判断する。

しかし、この判断が重大な過ちであった。23:00頃、最終便が出る時間帯になり、係員が声をかけてきたので CA1478便はどうなったか聞くと「運行取り消しになった」の答えが・・・。案内のモニターには「办票截止」が表示されたままで「已取消 」になっていないじゃないか!係員の話によれば乗客はホテルに移動したり、他社の便に変更したりしたそうで、チェックインカウンターか案内カウンターで変更手続きするように言われ案内の係員に聞きに入ったら、自分と同じようなヘマをしたのが4人いた。

4人がいなくなり係員に聞くと明日の朝にCA1478便が出発するそうで乗客は海尔巴格大饭店に宿泊しているのでタクシー拾って行ってくれとの事。場所を聞くとチニワク賓館の近くと言うから驚いた。カシュガル市内じゃないか!係員の話のよれば空港の近くにはホテルは無く市内に行かないとホテルはないとの事。

23:50頃、空港を出て真っ暗な通りでタクシーを待つ。というか、こんな時間にタクシー通るのか?でも、先ほどの4人組は白タクに乗り込んで市内へ向かっていった。真っ暗な通りに自分一人だけ残される。タ クシーが3台通るが客を乗せていたために素通りされる。そして、前を通った白タクのウイグル族のおっちゃんが声をかけてきた。海尔巴格大饭店を知っているか聞いたら知っているそうで運賃20元で乗せてもらう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
バス 6元 路線バス
香妃墓 30元
エイティガール寺院 20元
合計 71元

白タクで海尔巴格大飯店へ

sichouzhilu2012_08100:15頃、チニワク賓館の隣にある海尔巴格大飯店(Eden Hotel)に到着する。ウイグル族のおっちゃんに20元を払う。100元札で払うとお釣りが返ってこないような気がするので10元札2枚で払う。海尔巴格大饭店で CA1478便の乗客であることを告げて部屋を手配してもらう。フロントのお姉ちゃんに朝食は7時でバスの出発は8時、飛行機の出発は10時と告げられる。

sichouzhilu2012_082準備された部屋は268元の部屋のようだが見た目は悪くなかったがバス・トイレの水周りが下水の臭いがして酷い状況であった。これで268元を取っているとはかなり悪どい商売である。それにしても、飛行機の欠航に遭うとは・・・。

そういえば中国国際航空は欠航便の乗客にホテルを手配するとかしていたが、それは当たり前の事なのだが、何人の乗客が他の便に振り替えたか、何人の乗客がホテルへ移動して明日の便に振り替えるかとか把握していないようだ。自分と少なくとも4人が空港に残ったままであったのだから・・・。中国国際航空を利用する際は要注意である。02:00頃に就寝する。

カシュガルからウルムチへ

sichouzhilu2012_08305:30頃、起床する。07:00頃、餐厅で朝食を食べる。08:00頃、手配されていた空港行きのミニバスに乗り込み海尔巴格大飯店を出発する。 0815頃、カシュガル空港に到着するが入口が閉まったままなので外で待機する。

sichouzhilu2012_084しばらくすると入口が開きチェックインカウンターに並び搭乗券の変更と チェックイン手続きが始まるのを待つが、係員が昨日チェックイン時に預けた荷物を返却されていない人は受け取ってからチェックインカウンターに並ぶように 案内している。自分も荷物を預けたままなのでバックパックを回収してくるとチェックイン手続きが始まっておりチェックインカウンターに並ぶが、自分が並ん でいるカウンターはやたらと時間がかかっている。

sichouzhilu2012_085ちょうど手続きをしているのは日本人のお姉ちゃん3人組だ。何が原因かわからないが係員のお姉ちゃんが手続きにもたついている。自分の後ろの中国人の兄ちゃんは待ち時間の長さにいらついているようだが、ここは大人しく待つしかない。09:00頃、チェックイ ン手続きを終えるが搭乗券の名前の欄が一部手書きになっていた。今回は荷物を預けずに機内持ち込みにする。

sichouzhilu2012_086安全検査を終えて待合室へ移動する。さっきの日本人のお姉ちゃんたちがいたので声をかける。どこを観光してきたか聞いたらタシュクルガンとカラクリ湖をツアーで行ってきたとのこと。カシュガルからの3日間の現地ツアーで1人1800元だったそうだ。これは自分にとっては真っ青になる金額だが、あの絶景を快 適に見て回るのなら相応の金額なのだろう。

そして、お姉ちゃんたちからCA1478便の欠航は機材故障だった事を知る。09:50頃、搭乗手続きが始まり 10:22にCA1478便がウルムチへ向けて離陸する。

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sichouzhilu2012_088外には雪の残る天山山脈が見える。

ウルムチから北京へ

sichouzhilu2012_08911:50頃、ウルムチ地窩堡国際空港に到着する。乗客全員降機してウルムチまでの乗客と北京行きの乗客に分かれて、それぞれバスに乗車する。

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sichouzhilu2012_091北京行きの乗客は过站登机牌を受け取り待合室へ向かう。

sichouzhilu2012_09212:15頃、便名がCA1478からCA147Rへ変わり搭乗手続きが始まるが搭乗ゲートで書類に署名させられると400元渡された。係員が「抱歉费」 と言っているのが聞き取れたので、どうやら遅れた分のお詫びのようだ。昨日機嫌が悪かった乗客たちも現金を目の前にして笑顔を見せている。自分にとっては土産を買うための1日が潰れたので400元よりも早く北京へ飛んでほしかった。

sichouzhilu2012_09312:55頃、便名がCA1478からCA147Rへ変わったが同じ機体に再び乗り込み13:20頃、北京へ向けて出発する。機内食に牛肉麺と鶏肉飯が出たので鶏肉飯を食べることにする。ウルムチからの便だからかイスラム教徒でも食べられるようになっていた。

sichouzhilu2012_09416:45頃、北京首都国際空港に到着する。

北京炮局工廠青年旅舎

sichouzhilu2012_09517:20頃、エアポートエクスプレス(機場快軌)に乗車し東直門で地下鉄2号線に乗り換え18:00頃、雍和宮で下車する。B出口から出てすぐ右の胡同というか路地を歩いていく雍和宮小学で左へ曲がりコンビニの快客を過ぎて右の路地を歩いていくと予約しておいた北京炮局工廠青年旅舎(北京炮局工厂青年旅舍)に到着する。
sichouzhilu2012_096雍和宮駅から5分ほどの近さである。本来は今日の02:00ー03:00頃に到着するはずだったのだが、カシュガルー北京の中国国際航空の CA1478便が機材故障で欠航となり予定時刻より16時間ほど遅れて到着したために大遅刻である。レセプション(前台)でチェックインの手続きをする際に遅刻した事を言ったらやはり「大遅刻!」と言われてしまった。カシュガルからの飛行機が遅れた事を説明すると納得してくれた。

sichouzhilu2012_097部屋に案内されると先客が1人いた。A先生は安徽省合肥から来たというので自分が包公墓や逍遥津に行ったことがあるというと喜んでいた。北京炮局工廠青年旅舎は工場の跡地をユースホステルに改装して営業をしているのだが、日中戦争の頃は日本軍が収容所を設置していたという興味深い歴史を持っている。

天福茗茶で茶葉を買う

sichouzhilu2012_09818:20頃、雍和宮駅から地下鉄5号線と地下鉄1号線を乗り継いで王府井へ向かう。19:00頃、王府井に到着する。王府井で土産の中国茶を購入するのだが、駅を出て30秒足らずで乞食がいた。火傷で顔面焼け爛れたおっちゃんと頭部が常人の2ー3倍の大きさになった幼児を抱えたおばちゃんの2組がいた。

50mも離れていない所には武警が直立不動で警備しているのだが乞讨の取り締まりはしないようだ。北京オリンピックの時は欧米人に見られると都合の悪い農民工を北京から追い出したりしていたが、現在は王府井で乞食の乞讨を欧米人に見られても問題ないようだ。
社会主義のなのに乞食がいるという現実に複雑な心境になってしまったが、今回の旅行は乞食特集をやる訳ではないので、撮影は自粛しておく。今日、王府井に来たのは土産を買うためである。

sichouzhilu2012_099中国茶を呉裕泰天福茗茶で 購入する予定なのだが、まずは清朝の光緒年間、分かりやすく言えば西太后の時代に創業した老舗の呉裕泰を見てみる。店内は客で賑わっており、品揃えも多い 感じだ。

店内を5分ほど見て回るが店員が一切声をかけてこない。これは中国ではかなり珍しい。中国では外国人が土産を買うような店では確実に声を掛けてくる。店員の給料は基本給+歩合制が一般的なので絶対にカモを逃さないはずだが、どうやら自分はカモに見えなかったのだろうか?

sichouzhilu2012_100呉裕泰を出て次に天福茗茶へ向かう。天福茗茶は中国で最大の中国茶のチェーン店である。天福茗茶で一通り見て買おうと思って店内へ入ったら10秒経たないうちに店員に声を掛けられた。やはりこうでなければ中国ではないな!

大紅袍や鉄観音など欲しい茶葉だけを購入するつもりだったが、店員に言いくるめられて予定外の茶葉を2種類ほど買ってしまい、中国茶8種類ほどで3000元も使ってしまった。結構な量の茶葉になったのだが、これをバックパックに詰め込んで日本へ帰るしかない。本来の予定では茶葉は郵便局から船便で発送したらカルフールやウォルマート、十里堡のイトーヨーカ堂で土産にビールや豆板醤などを購入するつもりであったが、 カシュガル-
北京の中国国際航空の便が機材故障で遅れてしまったので、豆板醤などは断念する。

21:15頃、北京炮局工廠青年旅舎に戻り、シャワーを使い体を洗う。シャワーのお湯の出は問題ない。ただ、灯りが少し暗い。22:00頃、近くのコンビニの快客でビールや飲み物を購入する。ビールは土産にして、 飲み物は晩御飯と明日の朝食となった。今回の旅行では店で食事をしたのはカシュガルで清湯牛肉麺を食べた1度だけになってしまった。23:00頃、就寝する。

両替
スルガ銀行VISAデビットカード(中国工商銀行ATMで引き出す) 3000元 1元=約12.8円

本日の出費
項目 金額 備考
食費 50元
宿泊費 50元
地下鉄 31元
タクシー 20元
中国茶 3000元
合計 3151元

北京首都国際空港へ

sichouzhilu2012_10104:30頃、起床する。顔を洗いに外へ出ると東の空が少し明るくなっていたが、この時間でも宿泊客が騒いでいた。出発の準備を整え05:00頃に北京炮局工廠青年旅舎をチェックアウトする。外はすでに夜が明けて明るくなっていた。

雍和宮駅へ向かう途中にあるコンビニの快客は閉まっていた。どうやら夜の 11時か12時までの営業のようだ。雍和宮駅から地下鉄2号線に乗車して東直門で機場快軌に乗り換え、06:20頃、北京首都国際空港の第3ターミナルに 到着する。

sichouzhilu2012_102成田までは中国国際航空のCA925便を利用する。チェックインを済ませて空港内を散歩する。09:30出発予定、08:45までに搭乗ゲート へ行けばよいのでまだ時間がある。07:30頃に出国手続きの列に並び08:00に手荷物の安全検査まで終える。08:40頃に搭乗手続きが始まり、 09:40に出発するが空港周辺の空路が混雑しているため誘導路で30分ほど待たされ離陸する。

sichouzhilu2012_103機内食は鶏肉飯と海鮮飯の2種類で、今回も鶏肉飯を食べる。14:25頃、成田空港に到着する。今回の旅行は飛行機が遅れて北京での観光ができず予定が大幅に狂ってしまったというか、利用した中国国際航空の便 は全て遅れていた。恐るべし中国国際航空!次回からは中国の国内線を利用して奥地へ行くのはやめて、大人しく北京、上海の周辺を旅行するのが良いようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
地下鉄 27元
合計 27元
項目 金額 備考
鉄道 2400円 成田空港→上野
合計 2400円

少林寺旅行記2012~少林寺

世界遺産 少林寺へ

shaolinsi2012_06807:00頃に起床してネットをしながら、ある事を思いついた。宿のPCを日本語入力できるようにすれば帰国してから旅行記を書き始めずに済むはず・・・。そこでGoogleからIMEをDLしてインストールを試みたがCドライブの空き容量がなくてインストールに失敗する。仕方なくBaiduIMEをDLしてインストールを試みると今度はインストール先を指定できるようになっていたので今度はインストールに成功する。

shaolinsi2012_069日本語環境が整ったので08:30頃に宿を出発する。今日の目的地は2010年に世界遺産に登録された少林寺である。

shaolinsi2012_070まずは西バスターミナルへ向かい少林寺行きのバスに乗車する。車掌のおっちゃんに2.5元を払い発車を待つ。客が集まり08:45頃にバスが少林寺へ向けて発車する。少林寺までアクセル全開で爆走して行 き、09:05頃に少林寺の入口に到着する。まずは入場券を購入するが100元もする。相変わらず高額な入場料である。

shaolinsi2012_071少林寺の牌坊

shaolinsi2012_072少林寺演武庁

shaolinsi2012_073入口から少林寺の山門まで徒歩で15分ぐらい掛かり途中に少林寺演武庁があり、ここで武術ショーが行われている。09:30頃、少林寺の山門に到着する。

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shaolinsi2012_076まだ朝の時間帯なので観光客は比較的少なめで撮影には条件が良い。山門をくぐり少林寺の境内を散策兼撮影をする。

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shaolinsi2012_079少林寺は2010年に登封「天地之中」歴史建築群として世界遺産に登録されている。

shaolinsi2012_080色々と撮影をしていると10:15頃に僧侶の集団がこちらへやってくる。周囲にある意味で本物のカメラ小僧(少林寺の僧侶がCanonの一眼レフを持っている)や警備員がおり一人だけ袈裟が違う坊さんがいる。よく見ると少林寺の方丈である釈永信住職だ!釈永信住職と僧侶たちが客堂へ入り扉が閉められた。どうやら会議のようである。

shaolinsi2012_08110:25頃、今度は黒人さんの僧侶2人に遭遇するが黒人の僧侶は山門の方へ小走りで通り過ぎていった。

shaolinsi2012_083少林寺の隣にある少林薬局を見物して外へ出ると、少林薬局の前に行列が出来ているではないか!少林薬局の前に鍋が置かれ僧侶が待機しており、どうやら今日は旧暦の12月8日で臘八節という日で臘八粥(もち米の粥に栗・棗・胡桃・落花生などが入っている)が振舞われるらしい。

shaolinsi2012_084そして、列の先頭には先ほどの黒人さんの僧侶がいた。11:00から臘八粥が振舞われるそうなので、先に塔林を見物してくることにする。

塔林

shaolinsi2012_08510:40頃、塔林に到着する。

shaolinsi2012_086

shaolinsi2012_087塔林は少林寺の歴代方丈の墓地になっており、塔の一つ一つが墓であり塔が林のように並んでいるので塔林と呼ばれている。ここも世界遺産に登録されている。

少林寺の臘八節

shaolinsi2012_08811:00頃、少林薬局の前に戻ると僧侶たちが並んでおり釈永信住職が現れ読経が始まる。

shaolinsi2012_089釈永信住職が経を読んでいる。僧侶たちがお経を読んでいると一眼レフを持った観光客が僧侶たちの中に乱入して撮影をしている。経験上こういうのが現れると秩序が乱れ我先にと混乱するのが中国であるが、予想通り最後の方は撮影困難な状態になってしまった。さすが中国!少林寺の徳を持ってもマナーを守らすということは無理なようだ。

shaolinsi2012_090しかし、これは始まりに過ぎなかった!これからが本当の中国の姿・・・。そう、お約束の展開が待っていたのだ!臘八粥が振舞われ始めると予想通り割り込みが発生し坊さんが観光客を説教するが「馬の耳に念仏」のようで意味がない。
shaolinsi2012_091割り込みが発生して坊さん怒る。

shaolinsi2012_092もはや誰が列の先頭か分かりません(笑)


少林寺の威光も中国人には役立たずになってしまったようだ。列に並んでしばらく待つが割り込みが酷くて順番が来そうもないので諦めて、1145頃に少林寺の対面にある十方禅院を見物することにする。

十方禅院

shaolinsi2012_093十方禅院

shaolinsi2012_094玉皇殿

shaolinsi2012_095十方禅院は五百羅漢像があるのだが残念ながら内部は撮影禁止になっていた。

shaolinsi2012_09612:00頃、再び少林薬局で臘八粥の列に並ぶ。今度は空いていたので5分ほど並んだら臘八粥がもらえた。

shaolinsi2012_097先ほどまでの割り込みはどこに行ってしまったのだろう?まあ、臘八粥がもらえたので深く考えないようにしよう。臘八粥が昼食になり、昼代が浮いた。

初祖庵

shaolinsi2012_09812:30頃、初祖庵へ向けて山道を歩いていく。
shaolinsi2012_099

shaolinsi2012_100途中に畑があったりして観光地とは違った雰囲気が漂っている。

shaolinsi2012_10112:55頃、初祖庵に到着する。

shaolinsi2012_102初祖庵は北宋の宣和7年(1125)に建立された庵である。

shaolinsi2012_103まあ庵だから小さくて当たり前だが少林寺と比べると規模は非常に小さい。でも、観光客は少ないので静かである。庵の奥は尼僧禅舎になっており、どうやら初祖庵は尼寺のようだ。

shaolinsi2012_10413:05頃、初祖庵を後にして山道を降りていく。

shaolinsi2012_105遊歩道

shaolinsi2012_106山の中に畑がある

少林寺武術ショー

shaolinsi2012_10713:35頃、少林寺演武庁に到着する。
shaolinsi2012_108武術ショーの上演時間


14:00から武術ショーあるので席に座り待つ。14:00に武術ショーが始まるが客席に空席が目立つ。冬の閑散期では観光客が少ないようだ。

永泰寺

shaolinsi2012_1094:30頃、少林寺を離れて永泰寺へ徒歩で向かう。

shaolinsi2012_110途中までは少林寺から登封へ戻るバスでも行けるのだがいつもの癖で歩いてしまった。45分ほど歩いて15:15頃、永泰寺に到着する。

shaolinsi2012_111永泰寺は北魏の頃に建立された千年古刹だそうだ。

shaolinsi2012_112しかし、寺の規模と比べて入場料が60元となっておりボッタクリ料金である。

shaolinsi2012_113

shaolinsi2012_11415:40頃、永泰寺を離れて登封行きのバスで16:10頃、西バスターミナルに戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14元
バス 1元 路線バス
バス 1元 登封⇔少林寺
少林寺 100元
永泰寺 60元
合計 180元

会善寺

shaolinsi2012_11505:00頃に起床して08:30頃まで旅行記の作成をする。09:00頃、西バスターミナルから少林寺行きのバスに乗車する。09:10頃、西バスターミナルと少林寺の中間ぐらいにある十字路の手前で会善寺の標識が見えたので下車して20分ほど歩き09:30頃、会善寺に到着する。

shaolinsi2012_116会善寺も世界遺産に登録されており、その歴史は北魏の時代まで遡る。会善寺は元は北魏の孝文帝(471-499年)の離宮であったが、隋の文帝から会善寺の名を賜り、唐代には 一行、道安、浄蔵などの高僧が修行をしている。

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shaolinsi2012_118清代には乾隆帝が少林寺に宿泊した翌日に会善寺を訪れており、今でも乾隆帝の御碑が残されている。

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shaolinsi2012_120ここは法王寺や嵩岳寺塔などの入場券で見物できるのだが入口に誰もおらず観光客はそのまま中に入り見物しているので自分も勝手に見物する。

少室闕

shaolinsi2012_12110:00頃、会善寺を離れて来た道をもどる。少林寺へ行く国道との十字路の手前の標識に少室闕0.2KMの表記を見つける。

shaolinsi2012_122少室闕も世界遺産に登録され ているので見物していかなければならない。

shaolinsi2012_123標識に従い国道を渡ると駐車場と世界遺産の石碑が見えてきた。10:20頃、少室闕に到着するが入口が閉ざされ ている。

shaolinsi2012_124近くに文物管理所があったので訊いてみたら少室闕は非公開になっているとのことで仕方なく周囲を一周して見物終了である。

shaolinsi2012_125石碑や駐車場まで整備しておいて非公開というのは残念である。

shaolinsi2012_126でも、将来は公開するつもりだから周辺の整備はしているのだろう。

shaolinsi2012_12710:45頃、国道へ戻り登封市内へ向けて歩いていく。

shaolinsi2012_128途中で「少林寺素餅」とかいう少林寺のお膝元らしい看板を見かける。10:55頃、1路のバスの終点「西十里鋪」に到着する。1路のバスに乗車して登封市内へ戻り2路のバスで嵩陽書院へ向かう。

啓母闕

shaolinsi2012_12911:30頃、嵩陽書院に到着して太室路を南東へ歩いていく。12:00頃、啓母闕に到着する。

shaolinsi2012_130啓母闕も世界遺産に登録されているのだが、少室闕と同様に非公開になっていたが啓母石は見物できた。

shaolinsi2012_131でも、駐車場が整備され観光客もそこそこいたので、そのうち入場料を取るのかもしれない。

shaolinsi2012_13212:45頃、啓母闕の西隣にある道教寺院の崇福宮を訪れる。

shaolinsi2012_133入場無料であったが観光開発の途中で見るべき物はまだなかった。

shaolinsi2012_13412:50頃、崇福宮を出て通りを南へ向かう。この通りは崇福路というようで市内に近づくと建物が多くなってくる。13:00頃、8路のバス停「教堂」に到着する。

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shaolinsi2012_1368路のバスに乗車して市中心部へ戻る途中で「家福楽超市」を見つける。カルフールの「家楽福」と似ているようというか錯誤を招きそうな名称だ。商標侵害の問題とか大丈夫なのだろうか?

市中心部に戻り中岳大街を歩いていると鉄道の切符代理販売所を見つける。登封でも切符が買えるとなると、これは非常に便利である。例えば前もって鄭州→北京とかの切符を買ったりする必要がなくなるし、少林寺観光が予定より早く終わりそうな場合、洛陽→北京とかの切符を買って洛陽1日観光を追加することも可能だろう。

ここは重要な場所になるかもしれない。切符代理販売所の場所は少林賓館から東へ5分ぐらいの所で中国銀行を過ぎた所にある。

shaolinsi2012_13713:45頃、イスラム食堂を見つけて6元の牛肉炒飯を食べる。

城隍廟

shaolinsi2012_13814:10頃、城隍廟を訪れる。

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shaolinsi2012_140城隍廟は明代初期に建立された道教寺院である。入場無料だったのだが参拝客は少なく子供の遊び場と化していた。

列車で鄭州→北京西へ

shaolinsi2012_141

shaolinsi2012_14217:15頃、新華賓館をチェックアウトして西バスターミナルで鄭州行きの切符を購入するが、窓口のおばちゃんは「バスは次の6時20分だよ」と言うが切符には発車時間が「18:40」とあった。更にバスの運ちゃんに発車時間を訊いたら「6時30分だよ」の返答が・・・。一体何時発車なんだ?時間通り発車しないような気がするし置いてかれては困るのでバスに乗り込んで待つことにする。

shaolinsi2012_14318:30頃、バスが発車して20:15頃、鄭州駅に到着する。

shaolinsi2012_144鄭州駅

shaolinsi2012_145第2候車庁でK180次の改札が始まるのを待つ。

shaolinsi2012_14621:30頃、改札が始まりK180次に乗車する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 6元
バス 4.5元 路線バス
バス 26元 登封→鄭州
合計 36.5元

北京福豊国際青年旅舎

shaolinsi2012_14706:20頃、北京西駅に到着する。ここから北京福豊国際青年旅舎(北京福丰国际青年旅舍)へはバスと地下鉄を乗り継いでいくのだが、まずは54路のバスに乗り長椿街口東(长椿街口东)で下車して地下鉄の長椿街(长椿街)で地下鉄2号線に乗り崇文門(崇文门)で地下鉄5号線に乗換えて灯市口で下車して北へ歩いて行く。

shaolinsi2012_14808:00頃、演楽胡同にある北京福豊国際青年旅舎に辿り着いたが、表にユースホステルのロゴが入った看板が無いので一度通りすぎてしまった。

北京城東南角楼で撮り鉄

shaolinsi2012_149午前中に王府井へ行った後に北京駅の南東にある北京城東南角楼へ向かう。王府井から地下鉄1号線に乗車して建国門で下車して10分ほど南へ歩く。 13:00頃、北京城東南角楼に到着する。入場料は10元である。

shaolinsi2012_150

shaolinsi2012_151北京城東南角楼は明の正統元年(1436年)に建設された箭楼である。

shaolinsi2012_152北京城東南角楼は観光地なのだが、すぐ近くに北京駅があり鉄ちゃんにとっては貴重な撮影場所なのである。思う存分撮影しようと思ったが冬の北京で強風に晒された状態では30分ほどの滞在が限界であった。

これは煙台-北京を結ぶK286次。

shaolinsi2012_153CRH5

北京首都国際空港

shaolinsi2012_15415:00頃、北京西駅の南にある馬連道へやってきた。

shaolinsi2012_155馬連道は北京最大の茶葉市場であるが、今回もここで土産に茶葉をボッタクリ価格で購入する。 17:30頃、王府井の郵便局で購入した茶葉の一部を小包で日本へ送ってみた。航空便で送料58元、箱代4元であった。小包は5日後の1/8に到着していた。この後、地下鉄1号線の大望路駅近くのウォルマートへ行く。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 56.7元
宿泊費 55元
地下鉄 10元
バス 2元 路線バス
北京城東南角楼 10元
郵送 62元
大紅袍250g 200元
金駿眉250g 500元
野生紅茶250g 300元
正山小種500g 200元
凍頂烏龍500g 300元
合計 1695.7元

北京首都国際空港

shaolinsi2012_15607:00頃、北京福豊国際青年旅舎をチェックアウトして地下鉄5号線、地下鉄2号線、機場快軌を乗り継いで、08:00頃、北京首都国際空港に到着する。ANAのカウンターへ向かいチェックインを済ませ出国カウンターへ急ぐ。

NH956便の搭乗開始時刻は08:20となっているので時間にほとんど余裕が無い。出国手続きを終えて安全検査を受けるが昨日ウォルマートで購入したLGの歯磨粉が没収されてしまった。歯磨粉も液体と同じ扱いで機内への持ち込みが禁止されていたのだ。歯磨粉は没収されてしまったが飛行機には乗ることができた。

shaolinsi2012_157NH956便は08:55出発の予定だが北京上空の航路が混雑しているとかで15分以上も誘導路で待たされる。13:45頃、成田空港に到着する。

本日の出費
項目 金額 備考
地下鉄 27元
合計 27元
項目 金額 備考
鉄道 2400円 成田空港→京成上野
合計 2400円

少林寺旅行記2012~中岳廟・嵩陽書院編

航空券を購入する

年末年始に休みが取れたので初詣に少林寺を訪れることにする。そして、少林寺と共に世界遺産へ登録された中岳廟や嵩陽書院などへも脚を運んでみる。まずは航空券だが楽天トラベルやExpediaなどで航空券を探したがANAにて条件にあった航空券があったので購入する。

  • 全日空(航空会社コード:NH)
  • エコノミークラス
  • 往路: NH905 成田空港1030 –> 北京首都国際空港 1340
  • 復路: NH956 北京首都国際空港08:55 –> 成田空港1325
料金明細
項目 金額 備考
航空券料金 56400円
航空保険料及び燃油特別付加運賃 9600円
旅客サービス施設使用料 2040円
旅客保安サービス料 500円
空港税 1140円
合計 69680円

北京西⇔鄭州の切符をネットで予約

  • 往路: K157次 北京西1917 –> 鄭州0413 硬臥164元
  • 復路: K180次 鄭州2212 –> 北京西0616 硬臥164元

今回は北京から河南省鄭州まで鉄道で移動するので北京西-鄭州の往復切符を中国铁路客服服务中心で予約購入する。支払いには中国のネットバンキング対応の銀行口座が必要なので中国工商銀行の口座で支払う。

旅の新装備

地球の歩き方
今回初めて定番のガイドブックである「地球の歩き方」を購入した。しかし、利用したのはP158-P163の嵩山の部分だけ!事前に必要な情報はネットで調べていたので購入せずに立ち読みだけで十分だった。

旅の総費用

両替
王府井にあった中国工商銀行ATMでスルガ銀行VISAデビットカードを使い引き出す
2500元(¥32035円 1元=約12.8円)

使用金額
総費用の半分以上は航空券代である。人民元の使用金額は2977.6元で日本円換算(1元=13円)だと約38708円である。日本円換算の総旅行費用は113188円となる。

本日の出費
項目 金額 備考
航空券 69680円 成田⇔北京
鉄道 4800円 京成上野⇔成田空港
合計 74480円

中国滞在費 2977.6元

成田空港→北京首都国際空港

shaolinsi2012_002さて、今回も上野からスカイライナーで成田へ。年末だから酷い混雑だと思っていたがそうでもなく、08:30頃、成田空港に到着する。今回利用する航空会社はANAでチェックインを済ませ出国カウンターへ向かう。

shaolinsi2012_00309:20頃、出国手続きを終えて54番ゲートで搭乗開始を待つが、すぐ近くにはニューヨーク行きの便を待っていると思われる外人さんが就寝中であった。

shaolinsi2012_00410:05に搭乗手続きが始まり、10:30頃に出発する。NH905便は13:30に北京到着予定だ。機内食を食べてワインも飲むが普段酒を飲まない自分は酒に酔って北京到着直前まで気持ち悪くて吐かないように耐えることに・・・。

shaolinsi2012_00513:40頃、北京首都国際空港に到着する。入国手続きを済ませて、ここで手荷物を受け取ります。

shaolinsi2012_006バス乗り場へ行く前に機場快線(机场快线)の切符売場で公交IC卡を購入しておく。15:00頃、リムジンバス(机场巴士)の切符を購入する。

北京市内へのリムジンバスの運賃は一律16元で7番乗り場で北京西駅行きのリムジンバスに乗車する。と言ってもリムジンバスはあまり掃除していないようで田舎のバスと大して変わらない。徳勝門からの八達嶺行きのバスの方が綺麗なような・・・。

shaolinsi2012_00715:20頃、バスが出発して高速を爆走するが北京市内へ入ると酷い渋滞に遭遇する。

北京西駅から列車で鄭州へ

shaolinsi2012_00817:10頃、空港から110分も掛かって北京西駅に到着する。正確には北京西駅の南広場の南西にある中塩飯店(中盐饭店)というホテルが発着場になっている。バスを降りるとバイクタクシーや宿の客引きが待ち構えているが相手にせずに駅へと向かう。

shaolinsi2012_009南広場には旧正月の帰省ラッシュである春運に備えて臨時待合室の建設が進められていた。

shaolinsi2012_010

shaolinsi2012_011北京西駅の切符売り場へ行きネットで予約購入した北京西-鄭州の往復切符を受け取るが、帰りの鄭州→北京西の切符に関しては异地售票なので発券手数料5元を取られてしまった。

shaolinsi2012_01217:30頃、待合室へ向かうが既に待合室は大混雑で写真撮影不可能なカオス状態!天秤棒で肥料袋などを担いだ農民工で溢れている。そんなカオス状態でも 紅帽のおっちゃんに荷物を運んでもらっている金持ちは先にホームへ優先入場して行く。18:30頃、改札が始まり鄭州行きのK157次に乗車する。

shaolinsi2012_013K157次は約36時間かけ2774km走り、鄭州、武昌、長沙、桂林を通って行く広東省湛江行きの快速列車だ。

shaolinsi2012_014乗車時に車掌さんが切符を換票証に交換してくれた。この換票証は下車駅の手前で車掌さんが切符に交換しに来るので寝過ごすことがないのだ。19:19にK157次が2分遅れで発車する。鄭州には 04:13に到着予定なのですぐに寝ることにする。

本日の出費
項目 金額 備考
バス 16元 エアポートバス
発券手数料 5元
合計 21元
項目 金額 備考
鉄道 2400円 京成上野→成田空港
合計 2400元

バスで鄭州→登封へ

shaolinsi2012_01504:00頃、乗務員に起こされて下車の準備をする。04:19に鄭州に到着する。鄭州駅には出口が東西に分かれているのだが西出口から出てみると外がやたらと閑散としている。どうやら出口を間違えてしまったようだ。

鄭州駅には東口と西口を結ぶ連絡通路が無いようでこのままでは東口までかなりの距離を歩いて向かうことになってしまう。そこで少し考えた。そして、計画を実行に移して東口へ向かった。

それは、帰りの北京西行きの切符で改札を突破して東口へ向かうことである。切符の日付の部分を隠して早朝でやる気のない状態の駅員の目をごまかして改札を通過して待合室で1時間ほど過ごして05:30頃、東口へと出た。

shaolinsi2012_016鄭州駅前にバスターミナルの鄭州長途汽車中心站と鄭州旅游汽車站があり鄭州長途汽車中心站で登封行きの切符を購入して改札へ向かうと係員にバスは鄭州旅游汽車站から出ると言われて鄭州旅游汽車站へ移動する。

shaolinsi2012_017改めて改札を通り登封行きのバスを見つけて乗り込む。

shaolinsi2012_01806:00頃バスが発車して07:40頃、バスターミナルの登封汽車客運総站(登封汽车客运总站)に到着する。登封にはバスターミナルが2ヶ所ありもう一つは西バスターミナルの登封西汽車站がある。

西バスターミナルから少林寺行きのバスが出ているので宿は西バスターミナルに近い所が良いと思いGPSを見な がら登封市内を歩いていく。途中で2路のバスに乗り市中心部へと移動する。
shaolinsi2012_01908:30頃、2路のバスを降りて再び歩き西バスターミナルに到着する。西バスターミナルには少林寺と鄭州行きのバスがあったが登封汽車客運総站と比べると規模が小さい。少林寺行きのバスが確認できたので次は宿探しだが周辺に宿は少ない。西バスターミナルから中岳大街を市中心部の東へ歩いていく。

宿さがしと情報収集

shaolinsi2012_020中岳大街と嵩山路の交差点で新華書店のビルに新華賓館の看板を見つける。部屋を見せてもらい新華賓館に宿泊することにする。料金はトイレ、シャワー付の標準間で1泊108元である。

shaolinsi2012_02109:00頃、新華賓館を出て周囲の情報収集をはじめる。新華賓館のそばには2路のバス停「新華書店(新华书店)」と1路のバス停「医薬公司(医药公司)」があり2路のバスで世界遺産の中岳廟と嵩陽書院へ移動でき、1路のバスで登封汽車客運総站へ移動できる。

shaolinsi2012_022新華賓館から中岳大街を東へ3分ほど歩いていくと少林賓館を見つける。少林賓館は地球の歩き方に掲載されていた宿だ。少林賓館の前には1路のバス停「少林賓館」があるので一人旅が不慣れな方でも楽にたどり着けるだろう。

shaolinsi2012_023中心部の情報収集を終えて1路のバスで登封汽車客運総站へ向かうがここである事に気がつく。それはバス停名が行きと帰りでは微妙に違うということだ。登封汽車客運総站からの1路のバスにはバス停「少林賓館」があるのだが、登封汽車客運総站へ向かう1路のバスにはバス停「少林賓館」が無かった。他の路線でもバス停名が微妙に違うことが考えられるので要注意のようだ。

観星台

shaolinsi2012_02410:00頃、登封汽車客運総站に到着して切符売場で観星台行きの切符を買おうとしたが窓口のおばちゃんに「ここでは売っていない」と言われる。乗車後に運賃を払う方式だと思って観星台の近くを通る徐庄行きのバスを探すが見当たらない。近くにいたおっちゃんに聞いてみたらバスターミナルから出ていないこと が判明する。

shaolinsi2012_025そして、おっちゃんが教えてくれた方向へ歩いていくと徐庄行きのバスを発見する。徐庄行きのバスは登封汽車客運総站の対面にある停車場から発車していたのだ。地球の歩き方だとバスターミナルから出ているようなことが書かれていたけど違っていた。徐庄行きのバスに乗車して観星台へ向かう。運賃は3元である。

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shaolinsi2012_02710:20頃、バスから降ろされ西へ3分ほど歩くと観星台に到着する。入場料は40元で少々高いのだが案内板が中国語、英語、日本語の三ヶ国語で表記され整備されている。

shaolinsi2012_028観星台は少林寺と共に世界遺産に登録されて河南省登封市の南東約7kmの告成鎮に位置している。

shaolinsi2012_029山門をくぐり進んでいくと周公測影台があった。周公測影台は周の文王の四男である周公が洛陽を建造した時に、この場所で太陽の影を観測し四季の変化を調べたそうだ。

shaolinsi2012_030唐の玄宗の開元11年(723年)に太史監の南宮悦がこの地に測影台を建てて今も残っているのだ。

shaolinsi2012_031周公測影台から奥へ進んでいくと観星台が見えてきた。観星台は元のフビライの至元13年(1276)に郭守敬により建てられた天文台であり、郭守敬王恂らの観測により至元18年(1281年)に当時世界で最も進んだ暦である授時暦が制定される。

現在採用されている太陽暦であるグレゴリオ暦より300年早く制定され、グレゴリオ暦との誤差は1年で僅か26秒である。

shaolinsi2012_032観星台を見物していると観星台に日本軍の砲撃跡が2ヶ所残っていた。こんな田舎にも日本軍が来ていたらしい。

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中岳廟

shaolinsi2012_03411:00頃、バスに乗車して11:35頃、登封に戻る。次は中岳廟へ徒歩で向かう。途中でイスラム食堂を発見し昼食に5元の牛肉拉麺を食べて15分ほど歩き12:15頃、中岳廟に到着する。

shaolinsi2012_035地球の歩き方だと市内の4つ星ホテルである天中大酒店から徒歩10分ほどと書かれていたけど、どう考えても徒歩15 分以上だと思うのだが・・・。地球の歩き方の記事はかなりいい加減なようだ。

shaolinsi2012_036世界遺産の石碑

shaolinsi2012_037中岳廟は少林寺と共に世界遺産に登録されている道教寺院である。

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shaolinsi2012_039入場料は40元だがかなり規模の大きい道教寺院なので入場料は妥当だろう。

shaolinsi2012_040中岳廟の歴史は東周元年(紀元前770)に周の平王が 鎬京(陝西省西安)から洛邑(河南省洛陽)へ遷都し中岳廟の前身である太室祠が創建された所から始まり、北魏の時代に嵩岳廟となり、唐の玄宗皇帝の時代 に中岳廟の名称を賜る。

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shaolinsi2012_042現存する建物は明清代に建立されたもので、敷地内には漢代から清代までの柏の古木が331株がある。

中岳漢三闕の太室闕へ

shaolinsi2012_04340分ほど見物して13:00頃、中岳廟の南にある太室闕へ向かう。

shaolinsi2012_0441310頃、太室闕に到着する。

shaolinsi2012_045太室闕は後漢の安帝の 元初5年(118年)に太室祠の神道闕として建立された闕である。闕とは石造りで銘文の刻まれた門だそうだ。太室闕、少室闕、啓母闕が中岳漢三闕と呼ばれており世界遺産に登録されている。

太室闕は建物の中に保存されているが扉が閉まっている。すぐ近くに管理小屋があるのだが管理人不在のようで内部を見ることができなかった。

中国四大書院の嵩陽書院

shaolinsi2012_04613:20頃、2路のバスに乗車して13:50頃、終点の嵩陽書院に到着する。

shaolinsi2012_047嵩陽書院も少林寺と共に世界遺産に登録されている。

shaolinsi2012_048嵩陽書院は中国四大書院のひとつになる。他の中国四大書院は江西省九江の白鹿洞書院、河南省商丘の応天府書院、湖南省長沙の岳麓書院である。入場料は30元で、法王寺、嵩岳寺 塔、会善寺、嵩山の嵩陽景区を見物する場合は別途50元が必要であるが入場券のデザインが観星台や中岳廟の入場券と同じになっている。

shaolinsi2012_049嵩陽書院は北魏の孝文帝の太和8年(484年)に嵩陽寺として建立され、隋の煬帝の大業年間(605-618年)に道教寺院の嵩陽観に変わり、宋の仁宗の景祐2年(1035年)に嵩陽書院となり中国四大書院のひとつになる。

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shaolinsi2012_052将軍柏

shaolinsi2012_053将軍柏

shaolinsi2012_054嵩陽書院の見所は前漢の武帝から元封元年(紀元前110年)に将軍柏の名を賜った樹齢4500年の柏の古木と唐の天宝3年(744年)に建立された大唐嵩陽観紀聖徳感応頌碑である。

法王寺

shaolinsi2012_05514:00頃、嵩陽書院を離れて法王寺へ向かう。上り坂を登り1445頃、遠くに法王寺が見えてきた。

shaolinsi2012_05614:55頃、法王寺に到着する。

shaolinsi2012_057法王寺は後漢の永平14年(71年)に創建され中国で最も早い時期に建立された洛陽の白馬寺の3年後の建立である。三国時代の青龍2年(234年)に護国 寺となり、晋の恵帝の永康元年(291年)には護国寺に法華寺が建立され、隋の文帝の仁寿2年(602年)に舎利塔が建立され、唐の太宗の貞観3年 (629年)に功徳寺となり、玄宗年間に御客寺となり、代宗の大歴年間に法王寺に戻る。

shaolinsi2012_0581900年以上の歴史を持つ中国でも有数の千年古刹である。

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嵩岳寺塔

shaolinsi2012_0611時間ほど見物して15:20頃、嵩岳寺塔へ向かうが来た道を戻ると遠回りなので山道を通って近道していくことにするが道が次第に険しくなっていく。どうやら道を間違えたようだ。
shaolinsi2012_062しかし、山を越えたら嵩岳寺塔が見えたので塔へ向かって進み遊歩道へ何とか出た。遊歩道を歩いていると放牧されていた牛に遭遇し 15:50頃、嵩岳寺塔に到着する。

shaolinsi2012_063嵩岳寺塔は北魏の正光4年(523年)に建立された中国で現存する最古の仏塔だそうだ。

shaolinsi2012_064そして、嵩岳寺塔も世界遺産に登録されている。

shaolinsi2012_065嵩岳寺塔を見物しているとひなたぼっこをしている猫を見つける。16:00頃、嵩岳寺塔を離れバス停へ向かう。

カルフールのパクリ発見

shaolinsi2012_06616:40頃、ようやくバス停に戻ってきた。2路のバスで市内へ戻り超市で買い物をするが店の名称が「家楽福超市」となっている。確かフランスのカルフールは「家楽福」だが、これは中国お得意のパクりだろうか?

shaolinsi2012_067ビールとか買い込む。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 31.4元
宿泊費 300元
バス 4元 路線バス
バス 27元 鄭州→登封
バス 6元 登封⇔観星台
観星台 40元
中岳廟 40元
嵩陽書院 30元
嵩山風景区 50元
合計 528元

中国高速鉄道旅行記2011~上海-北京乗り鉄

航空券を購入する

まず、今回の旅行期間は8/13-16の3泊4日である。お盆期間中の航空券が一番高い時期なのだが、仕事の都合でこの時期にしか中国へ行けないので、「没有办法」である。そして、今回航空券を購入したのはスカイゲートで ある。楽天トラベル、Expedia、H.I.Sとかいくつかのサイトで探してみたのだが、何故スカイゲートで購入したかというと、オープンジョーの検索が出来たからであったが、実は大失敗であった。

購入した航空券は日本航空の正規割引航空券(PEX)だったのだが、日本航空のサイトで直接購入していれば手配料金3150円が不要であった。色々調べてみると正規割引航空券(PEX)は航空会社から直接購入したほうが安いらしい。航空券を購入するときは航空会社と旅行会社の両方で価格を調べておかなければならない。3150円あれば2泊分の宿代になっていた。今回は高い授業料となった。

  • 日本航空(航空会社コード:JL)
  • エコノミークラス
  • 往路: JL873 成田空港0940 –> 上海浦東国際空港1200
  • 復路: JL860 北京首都国際空港0825 –> 成田空港1255
料金明細
項目 金額 備考
航空券料金 53000円
海外諸税(燃油代含む) 11260円
空港使用料 2040円
手配料金 3150円
合計 69450円

宿を予約する

2011/7/17にYHA Chinaで予約する。今回は故宮や天安門広場に近い北平国際青年旅舎に宿泊してみることにする。今までに宿泊したユースホステルで最も高いドミトリーだ。

  • 北平国際青年旅舎(北平国际青年旅舍)
  • 宿泊期間:
  • 部屋:8人ドミトリー
  • 料金:1泊95元

旅の新装備

ザックカバー
今まで使っていたTATONKAのザックカバーかなり傷んでいたので新しくAmazonで1859円にて購入。

パスポートケース
以前使っていたパスポートケースは海南島の海口巴纳纳青年旅舍に宿泊した時に先客が破れて置いていったのを頂いて修復して使っていたが、ついに今回パスポートケースをAmazonで1095円(別途送料525円)にて購入!購入したのは香港警察とかに装備品を供給しているMIL-FORCEのパスポートケースにした。

DMC-TZ20
以前使用していたPanasonic DMC-LZ8から画素数や動画撮影機能が大幅に強化されたDMC-TZ20へ買い替えた。価格.comで調べて18800円で購入。

SDHCカード16GB
デジカメと一緒に転送速度がClass10に対応したSDHCカードを2415円にて購入。購入したのはSilicon PowerのSP016GBSDH010V10である。

デジカメ用バッテリー
予備のバッテリーとしてPanasonic DMW-BCG10の互換品を2個セットで楽天市場にて1650円で購入。

旅の総費用

両替
交通銀行ATMでスルガ銀行VISAデビットカードを使い引き出す
2000元(25057円 1元=12.5285円)

中国工商銀行で預金を両替
110004円→8817.59元 1元=約12.475円

使用金額
総費用の半分近くが航空券代である。

本日の出費
項目 金額 備考
航空券 69450円 成田→上海・北京→成田
鉄道 3400円 上野⇔成田空港
ユースホステル予約 1532円
海外旅行保険 1600円
ザックカバー 1859円
パスポートケース 1620円
デジカメ 18800円
SDHCカード 2415円 16GB
デジカメ用バッテリー 1650円
合計 119745円

中国滞在費 2779.3元(約36000円)

出国ラッシュの成田空港へ

gaotie2011_00606:45頃、京成上野駅に到着する。今回もスカイライナーで成田空港へ向かうのだが、お盆期間中の成田空港はどうなっているのだろうか・・・。

gaotie2011_007切符を購入してホームへ向かうが案内表示は日本語、英語、中国語、韓国語になっているのだが、中国語表示よく見ると簡体字でホームを「月台」と表記している。簡体字なら「站台」でなければいけないのだが。「月台」は香港や台湾の繁体字での表記なのだが・・・。京成電鉄でもこういう事があるんだなと思いつつスカイライナーで成田空港へ向かう。

gaotie2011_008京成上野では乗客は少なかったが日暮里で一気に満席になり時速160kmで成田空港へ爆走していく。

gaotie2011_00908:00頃、空港第2ビルに到着する。お盆期間中だったのでTV局のカメラをいくつか見かけたが、それほど混雑はしていなかった。

gaotie2011_010今回は日本航空で成田→上海、北京→成田という経路で移動する。上海→北京は高速鉄道での移動だ。

gaotie2011_011日本航空のカウンターへ向かいチェックインを済ませ、08:30頃に出国手続きが完了。お盆期間中でも30分ほどで手続きは全て完了してしまった。

gaotie2011_01209:25頃、いつの間にか搭乗するJL873便の搭乗手続きが始まっており機内へ移動する。予定より10分早い09:30に出発する。

gaotie2011_01311:40頃、予定より20分早く上海浦東国際空港に到着する。

gaotie2011_014入国審査では係官がやたらと中国の出入国スタンプ押されたパスポートをじっくりと確認しており、他の外国人より入国スタンプを押すのに時間がかかった。

上海リニアと地下鉄で上海虹橋駅へ

gaotie2011_015空港からは高速鉄道の上海虹橋駅(上海虹桥站)へは地下鉄2号線で移動できるのだが、せっかくなので上海リニア(上海磁浮线)に乗車することにする。上海リニアの乗り場へ向かうが途中でファミリーマート(全家)を発見する。こんな所でファミリーマートを見かけるとは意外である。

gaotie2011_016上海リニアの乗り場へ再び向かい、公安の前を通り過ぎる。

gaotie2011_01712:05頃、上海リニアの駅に到着する。

gaotie2011_018運賃は片道50元だが上海リニアは日本のSuicaやPASMOとかに相当する公共交通カードだと割引が適用されて40元になる。駅では公共交通カードが販売されているので長期滞在者はここで購入しておくといいだろう。公共交通カードが必要ない人は窓口で当日の搭乗券の半券を出せば同じく割引で40元になるので、自分は搭乗券の半券と20元札2枚を窓口へ出し切符を購入する。

gaotie2011_0191217頃、浦東国際空港を発車する。最高速度は時速430kmなのだが時間帯によっては時速300kmに落とされて運行されるのだが、乗車したリニアは時速300kmまでしか出さなかった。12:25頃に龍陽路駅(龙阳路站)に到着する。

龍陽路駅で地下鉄2号線に乗り換えて虹橋駅駅(虹桥火车站站)へ向かう。虹橋駅駅は高速鉄道の上海虹橋駅(上海虹桥站)を指すのだが、何故か地下鉄は虹橋駅駅になっている。上海虹橋駅に名称を統一した方が分かりやすいと思うのだが・・・。

高速鉄道で上海虹橋駅から北京南駅へ乗り鉄

gaotie2011_02013:30頃、虹橋駅駅に到着する。そのまま改札を出ると上海虹橋駅である。今回の一番の目的は京滬高速鉄道(京沪高铁)に乗車することである。8/16からは中国北車のCRH380BLが欠陥でリコールされ京滬高速鉄道の運行本数が大幅に減らされ、更に9/1からはダイヤ改正で最高速度が時速300kmから時速250kmに引き下げられる。今回はリコールされる前に欠陥車両であるCRH380BLに乗車できれば目的達成だ!

温州での高速鉄道事故が発生して以来、「世界最速の棺桶」とか言われているけど、自分にとっては「世界最速の棺桶」に鉄ちゃんとして乗っておかなければならないのだ。仮に事故が 起きても無料で車両ごと現場に埋葬してくれるので鉄ちゃんにとっては非常に嬉しいサービスである。これは日本ではありえない中国独自の先進的なサービスである。

さて、切符売り場で北京南行きの切符を購入するのだが、高速鉄道の切符は実名制が導入されており、外国人は窓口で切符を購入しなければならない。因みに中国人はICチップが内蔵された第二代身分証(第二代身份证)を持っていれば自動券売機で購入可能である。

自動券売機が空港の自動チェックイン機みたいにしたらパスポートでも簡単に購入できる様になり便利だと思うのだが・・・。設備投資の資金が無いのだろうか?それとも開発する技術力がないのか?まあ、中国なので外国人が利用することを想定していないのだろう。

gaotie2011_021自分は 小日本なので面倒な窓口に並んで10分ほど待つ。自分の順番が来てパスポートを出して北京南行きの切符を購入する。購入したのは14:25発のG38次の 二等座の切符で555元である。切符にはパスポート番号が印字されている。

切符を購入たら待合室へ移動であるが、待合室の前にはお馴染みの安全検査が待っている。背負っていたバックパックを降ろしてX線検査を通過するが、係員に呼び止められ、「バックパックの中にナイフが入っていないか?」と訊かれる。十徳ナイフをしまってあるので、「あります」と返答したら特に何もなかった。

今まで十徳ナイフを入れておいて呼び止められた事がなかったのだが、ここの係員はしっかり仕事をしているようだ。何とか身柄拘束されずに待合室に入り改札時間まで探検する。上海虹橋駅の待合室は北京南駅の待合室のようにやたらとでかい!ホームは1番線から30番線まであり日本の駅とは規模が違う。

gaotie2011_02214:20頃、改札が始まるが切符に実名制を導入しておきながらパスポートの確認とかは一切無しで有名無実のようだ。切符の実名制はダフ屋対策として導入されたが、実際は地方役人が自分たちの汚職を北京へ直訴に行かれると困るから要注意人物の移動を監視するために導入されたという説もある。

gaotie2011_023ホームへ降りるとG38次が入線してきた。車両がドイツのICE3にそっくりなので、どうやら噂のリコール対象の中国北車が製造したCRH380BLのようだ。14:25に定刻通り上海虹橋駅を発車して時速300kmで北京南駅へ向けて爆走する。


車内はガラ空きという報道を 聞いていたが、実際はほぼ満席であった。車内がほぼ満席ということで周りを気にせず携帯電話の音量最大で音楽を聞いていたり、ポータプルDVDプレーヤを 大音量で見ていたりする乗客がおり中国の鉄道でお馴染みの光景が広がっていた。

そして、作業着を着た兄ちゃんと乗務員が話しをしているのを見かけるが兄ちゃんの背中には「中国北車」の文字が・・・。これは故障時に備えて整備士を待機させているという事なのか?

蘇州北駅を過ぎて常州北駅へ近づくと外の雲行きが怪しくなってきた。黒い雲に稲光だ。常州北駅に到着する頃には雷雨の中を走行していた。徐々に列車ごと無料埋葬サービスの条件が揃ってきたような気がする。

gaotie2011_024しかし、落雷で故障したりせずに時速300kmで爆走していく。ちょっと期待外れである。せっかく海外旅行保険にまで加入しておいたのに・・・。南京南駅を過ぎてからは昼寝をしたりして北京南駅に時刻表だと19:49着のはずが19:46に到着する。

北平国際青年旅舎へ

gaotie2011_025北京南駅から地下鉄4号線に乗車して西単で地下鉄1号線に乗り換え天安門東駅で下車する。今回の北京での宿は故宮の東にある北平国際青年旅舎なのだが、北京の中心地で、しかも故宮のすぐ東に位置しているのに途中の道路状況が良くない。街灯が殆ど無いのだ。暗い道を15分ほど歩いて20:30頃、北平国際青年旅舎に到着する。

ここは故宮の近くで人気の宿らしかったので予約していたのだが、予想通りの白人さん御用達宿であった。登記をする時に、あまり使わないと思うのだが新しく会員カードを作っておく。部屋は8人ドミトリーでちゃんと掃除されている。先客に中国人の姉ちゃんと白人さんの姉ちゃんがおり挨拶だけしておく。

腹が減っているので外へ買い物へ出かける。5分ほど歩いた所にコンビニがあったのでビール2本と緑茶1本を購入して早速歩きながら飲む。晩御飯はビールになってしまった。部屋に戻り寝る準備をしていると重大なことに気がついた。部屋にはトイレとシャワーが付いているのだが、これが問題なのだ。

トイレとシャワーの扉を閉めても密室にはならないのだ。上の部分が30cmぐらい開いているのでシャワーを使えば部屋に湿気が充満するし、トイレで爆音を立てて臭い糞をするわけにもいかない。1泊100元もするドミトリーなのにこの設備は・・・。失敗である。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8.5元
宿泊費 17元
鉄道 555元 二等座 上海虹橋→北京南
鉄道 40元 上海リニア
地下鉄 8元
ユースホステル会員証 50元
合計 832.5元
項目 金額 備考
鉄道 2400円
合計 2400円

北海公園

gaotie2011_02605:30頃、起床する。白人さんの兄ちゃんや姉ちゃんたちは、まだ夢の中のようなので静かに出かける準備を整える。06:00頃、出発して故宮と景山公園を見ながら北海公園へ向かう。06:30頃、北海公園に到着する。

gaotie2011_027ここは白塔と九龍壁で有名な公園だ。まだ早朝だったので白塔がある永安寺は閉まっていたので間近では見られなかった。

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gaotie2011_029北海公園内を散歩していると瓊島春陰碑を見つける。「瓊島春陰」は金代の燕京八景に数えられており、瓊島春陰碑は清の乾隆帝の御書である。

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gaotie2011_031北海公園の名所の一つである九龍壁まで行こうと思ったが遠いので諦めた。暑さでやる気なしである。

北京北⇔延慶を乗り鉄

gaotie2011_03208:30頃、北京北駅にやってきた。

gaotie2011_033これから今日の主な目的であるS2線で延慶までの乗り鉄を実行する。2年ほど前にY列車で八達嶺まで乗り鉄をしているが、先月からY列車が無くなりS列車が走り始めたので乗り鉄をするのだ。情報によれば観光用のY列車は運賃が高く利用客が少なかったので廃止され、新たに運賃の安い通勤用のS列車が導入との事である。

gaotie2011_034S列車は運賃が1駅までは5元で、2駅以降は6元となっており、駅前広場に八達嶺行きの切符売場がある。そして、S列車の大きな特徴が切符を購入せずに公共交通カードが使用できるのだ。因みに八達嶺までの運賃は6元である。

gaotie2011_035入口でカードを通して待合室へ入りS列車の改札が始まるのを待つ、08:40頃に改札が始まり乗車する。乗車したのはS207次で09:03に定刻通り発車する。観光用のY列車から通勤用のS列車になったと聞いていたので車両も変更されていると思ったが、車両は以前と同じNDJ3型の和諧長城号であった。

車両が変わっておらず二等座でも一等座でも運賃が6元ということなので一等座に座って行くのだが、車内は満席でY列車の頃には考えられない光景が広がっていた。S2線の最大の売りは「万里の長城を見ながら列車で八達嶺まで行ける」である。八達嶺到着までに居庸関、水関長城を車窓から見ることができる。

そして、鉄ちゃんにとってはスイッチバックまで楽しめるのである。10:14頃、定刻通り八達嶺に到着する。八達嶺で殆どの乗客が下車していく。

gaotie2011_03610:34頃、定刻通り延慶に到着する。延慶駅を出ると白タクのおっちゃんたちが獲物を待ち構えているので捕まらないように突破していく。駅前にはバス停があり延慶の中心部や周辺へのバスが停車していた。

gaotie2011_037周辺を散歩してからS列車で北京北駅へ戻る。

中華式セグウェイ「智能単警」


13:45頃、天安門広場を散歩していると公安が中華式セグウェイ「智能単警」を乗り回しているのを発見する。噂には聞いていたが現物を見るのは初めてである。中華式セグウェイで天安門広場を警備しているのだが、ある意味であれに追いかけられるのは御免である。

中国工商銀行で両替

gaotie2011_05115:30頃、北京西駅で7月に発売された時刻表を購入する。でも、8/16から京滬高速鉄道の運行本数が減らされるので既に使えない時刻表である。 16:00頃、馬連道の近くにある中国工商銀行で前回北京へ行った時に預金しておいた日本円を元に両替する。

gaotie2011_052両替には個人結匯業務申請書(个人结汇业务申 请书)を記入したり、テンキーに暗証番号を数回入力したりと結構時間がかかった。因みに隣の窓口で両替しようとしていた白人さんたちは何やら書類に不備があるようで両替できずに窓口の姉ちゃんに「今日は閉店」と言われて通訳のおっちゃんがぶち切れていた。

gaotie2011_053両替を済ませて馬連道にあるカルフールでマンゴーやビールなどを買い込んで北平国際青年旅舎へ戻る。

両替
110004円→8817.59元 1元=約12.475円

本日の出費
項目 金額 備考
食費 66.9元
鉄道 12元 北京北⇔延慶
地下鉄 6元
バス 2元 路線バス
北海公園 10元
日用品 16.4元
時刻表 15元
合計 128.3元

盧溝橋

gaotie2011_03807:00頃、前門から301路のバスで盧溝橋へ向かう。今日は終戦記念日で、中国は戦勝記念日とかいって反日イベントをやっていそうなので中国人民抗日戦争紀念館を見物するのだ。

gaotie2011_03908:30頃、抗戦彫塑園(抗战雕塑园)でバスを降りる。バス停から盧溝橋までは離れているので15分ほど歩く。盧溝橋はマルコ・ポーロの東方見聞録に登場する橋として有名だ。そして、盧溝橋事件の現場としても有名である。

gaotie2011_040

gaotie2011_041盧溝橋は観光地として有名だが地元民にとっては生活道路になっているので自転車や電動バイクが行き来している。そして、腹を出したり上半身裸のおっちゃんたちが盧溝橋に現れる。

gaotie2011_042これは、中華式クールビズと中華式スーパークールビズであり夏になると各地でみられるようになる中国の風物詩である。

終戦記念日に中国人民抗日戦争紀念館へ


09:30頃、宛平城内にある反日記念館として有名な中国人民抗日戦争紀念館を訪れる。終戦記念日だから反日イベントをやっていると思って期待してきてみたが、いつもと変わらず静かであった。

どうやら期待していた反日イベントはないようなので、入口でパスポートを提示して入場券をもらい館内へ入る。終戦記念日でも特別展示とかもなくいつも通り日本軍の蛮行と共産党の大活躍が紹介されていた。11:00頃、301路のバスで北京市内に戻る。

茶市場の馬連道

gaotie2011_043北平国際青年旅舎で昨日買ったマンゴーを昼食に食べてから、景山公園の近くにあるバス停の沙灘路口西(沙滩路口西)から109路のバスで北京西駅へ向かう。北京西駅周辺を散歩しながら、14:30頃に馬連道(马连道)に到着する。馬連道は北京最大の茶葉市場で茶葉の問屋や小売店が数多くある。ここは京閩茶城だ。

gaotie2011_044馬連道

gaotie2011_045土産の中国茶を購入しようと思うのだが、店が多すぎてどこで買えばいいのかよくわからない。いや、どこの店ならぼられずに済むかよくわからない。まあ、定番の馬連道茶城で何軒かの店を廻って購入したが、どこの店でも試飲を勧めてくるので茶の飲み過ぎになってしまう。

3時間ほどかけて中国茶を買い込んで19:00頃に 北平国際青年旅舎に戻る。夕飯は10分ほど歩いた所にあるイスラム食堂で8元の牛肉麺を食べる。牛肉麺が8元もするとは・・・。インフレが進んでいるという実感が湧いてきた瞬間であった。牛肉麺を食べてからコンビニでビールを買って北平国際青年旅舎へ戻り、2100頃に寝る。

両替
スルガ銀行VISAデビットカード(交通銀行ATMで引き出す) 2000元 1元=12.5285円

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20.5元
バス 2.4元 路線バス
盧溝橋 20元
茉莉花茶1500g 450元
鉄観音500g 60元
普洱茶500g 320元
飄雪500g 100元
白茶250g 300元
東方美人(工芸花茶)250g 100元
鉄観音500g 100元
龍井茶500g 180元
祁門紅茶250g 140元
合計 1792.9元

北京から帰国

gaotie2011_046

gaotie2011_04705:50頃、北平国際青年旅舎をチェックアウトして地下鉄1号線と地下鉄2号線を乗り継いで東直門駅から機場快軌(机场快轨)北京首都国際空港(北京首都国际机场)へ向かう。

07:00頃に北京首都国際空港に到着する。日本航空のカウンターでチェックインを済ませて出国カウンターへ向かう。出国手続きは混雑しており20分ほど待たされる。

gaotie2011_04807:55頃、JL860便の搭乗手続きが始まり機内へ移動する。

gaotie2011_049北京を出発してから成田到着までは3時間半ほどである。機内食を食べてからは成田到着をひたすら待つだけで暇である。

gaotie2011_05013:00過ぎに成田に到着して今回の旅行は終了である。

本日の出費
項目 金額 備考
地下鉄 27元
合計 27元
項目 金額 備考
鉄道 1000円 空港第2ビル→京成上野
合計 1000円

北京旅行記2011~地下鉄で巡る北京

航空券を購入する

まず、今回の旅行期間は2泊3日である。そして、航空券を購入するのだが、2010年の上海旅行の時はHISで航空券を購入したのだが、2011/1/23の時点では行き先をまだ決めていなかったので、今回はYahoo!トラベルで空席のある一番安い中国行きの航空券を探してみたところイーツアーで扱っていた北京行きの航空券が条件に適合した。

という事で、今回の行き先は北京に決定する。早速イーツアーで申し込みをするがすぐに支払い・発券ではなく空席を確保してから支払いになっており翌日の1/24に確認のメールが来たのでカードで支払う。1/25に発券完了のメールが来ておりeチケットレシートを印刷しておいた。

  • ユナイテッド航空(航空会社コード:UA)
  • エコノミークラス
  • 往路: UA0897 成田空港1855 —> 北京首都国際空港2215
  • 復路: UA0898 北京首都国際空港1040 —> 成田空港1455
料金明細
項目 金額 備考
航空券料金 24800円
入出国管理税 1370円
燃油サーチャージ 5000円
空港使用料 2540円
手配料金 1050円
合計 34760円

宿を予約する

2011/1/30にYHA Chinaで予約する。今回は空港から近く交通の便がそこそこの宿を探すと北京雍和国際青年旅舎が該当した。地下鉄5号線の北新橋(北新桥)から徒歩5分の位置にあるからだ。空港から北京地下鉄機場線と地下鉄2号線、地下鉄5号線を乗り継けばよいのだ。

YHA Chinaのwebサイトから予約するのだが会員証が有効期限切れになっているのでwebサイトでユーザー登録をする。予約手続きを進めていくと支払い方法が大きく変わっていた。去年は中国語ページからはインターネットバンキングでの支払いしか対応していなかったのだが、新たにクレジットカードでの支払いに対応したのだ。

そこで今回はVISAでの支払いを試してみると、決済通貨は人民元ではなく香港ドルになっていた。これは中国の為替政策が影響しているのだろうか?

旅の新装備

GPS
2010年の上海旅行で2年以上も酷使していたGARMIN Geko101が昇天してしまったので、新たにGARMIN GPSmap 62SJを楽天市場にて80325円で購入。最低限の機能しかなかったローエンドモデルのGeko101と比べハイエンドモデルのGPSmap 62SJは多機能になっており日の出、日没の時刻表示からPCとの接続まで盛り沢山である。

ヘッドランプ
2年間の中国放浪時に使用していたクリプトン電球からLEDに強化した。因みに購入したのはオーム電機のCS-3Sで楽天市場にて1260円で購入。

旅の総費用

両替
地下鉄天安門西駅にあった中国農業銀行ATMでスルガ銀行VISAデビットカードを使い引き出す
3000元(¥38935円 1元=約12.978円)

使用金額
総費用の半分以上はGPSの購入費である。北京での使用金額は414.3元で日本円換算だと約5400円である。

項目 金額 備考
航空券 34760円 成田⇔北京
鉄道 3400円 上野⇔成田空港
ユースホステル予約 152円
ヘッドライト 1260円
合計 119745円

中国滞在費 414.3元

京成スカイライナーで成田空港へ

beijing2011_001約1年ぶりの中国旅行へ出発する。天気は生憎の雪であったが某駅から日暮里駅まで移動して、スカイライナーで成田空港へ向かう。去年開業した成田スカイア クセスがどうなっているのか気になっていたが、乗車してみたら乗車率は5割ぐらいで予想していたより空いていた。

beijing2011_00215:24に成田空港に到着して、まずは ユナイテッド航空のカウンターを探す。今回は北京行きUA897便を利用するのだがチェックイン手続きは端末でパスポートを読み取って搭乗券を発券するだけで印刷しておいたeチケットの出番はなかった。16:30頃、出国手続きを済ませて空港内の探検を始める。

beijing2011_003出発は18:50なので2時間ほどの時間があるので空港の端から端まで歩いてまわる。出発ロビーには免税店が多数あるのだが賑わっているのは出国カウンターの周辺だけで隅の方へ行くと人も少なくなり閑古鳥が泣いている。

それでも、客の入っている免税店は中国人観光客がやたらと多い。出発ロビーでもノート パソコンを使っている金持ちの中国人観光客がやたらといる。大勢の中国の金持ちが観光に来ているということが実感できる。

beijing2011_00417:30頃、出発ロビーで待っ ていると出発時刻変更のお知らせが流れ、出発時刻が18:50から19:20に変更となった。空港周辺の悪天候で離発着を見合わせているとのことだ。雪が降っているので遅れるのは仕方ないのだが、これだと北京に到着してもエアポートエクスプレス(機場快軌)の終電には間に合わないだろう。そうすると北京市内へはリムジンバスで移動ということになる。

19:00頃、搭乗手続きが始まり機内へ移動する。ようやく出発かと思っていたら機体に付着した雪を落とす作業で更に遅れて離陸したのは20:00過ぎになっていた。

北京首都国際空港から北京市内へ

beijing2011_00523:00頃、北京首都国際空港に到着する。中国と日本との時差は1時間あるから日本時間だと既に日付が変わっている。この北京首都国際空港はアジア最大の規模を誇っており、やたらと広く端の方に飛行機を駐機されると入国カウンターまで15ぐらい歩くことになると聞いていたのだが、第3ターミナル(T3-E)の入国カウンターに比較的近い場所に駐機してくれたようで、5分位歩くだけで済んだ。

入国手続を済ませて出口へ向かうのだがアジア最大規模の空港なので出口までの道のりはまだ長い。T3-E 2Fからは、更に旅客捷運(Auto mated People Mover)に乗車するのだ。そして、5分ほどでT3-C 2Fに到着、荷物を預けていた乗客は、ここで荷物を受け取るのだが、今回自分は最小限の荷物で機内持ち込みだけだったので素通りする。

23:30頃、よう やく到着ロビーの出口を出る。近くには北京銀行と中国工商銀行、恒生联合外币兑换がある。深夜到着の場合だと現金の両替は24時間営業の恒生联合外币兑换と手荷物引渡場の近くにある両替所しかないようだが、国際キャッシュカードやVISA等のクレジットカードがあれば、深夜でも中国工商銀行とかのATMで人民元を引き出すことが可能だ。

beijing2011_006ここから、T3-E 1Fへ移動してリムジンバス(机场巴士)で北京市内の東直門(东直门)へ移動するのだが、東直門を通る路線を確認する。東直門へは北京駅(北京站)行きの路線に乗車すれば良いようで、切符売場を探すと7番出口(7号门)に切符売場があったので切符を購入する。

切符代は市内へのリムジンバスは一律16元なので中国語の分からない欧米人でも切符売場のおばちゃんに行き先を言わずに黙って16元払えば購入できる様になっている。でも、切符代が16元というのを知っている必要があるような・・・。切符を購入してバスに乗車するが発車前に日付が変わってしまう。

本日の出費
項目 金額 備考
バス 16元 路線バス
合計 16元
項目 金額 備考
鉄道 2400円 日暮里→成田空港
合計 2400円

北京雍和国際青年旅舎へ

beijing2011_00700:00過ぎ、バスが発車して空港から北京市内を結ぶ高速道路である北京機場高速公路(北京机场高速公路)を爆走しながら北京市内へ向かう。高速を降りると三元橋(三元桥)、漁陽飯店(渔阳饭店)で客を降ろしながら、00:25頃、東直門(东直门)に到着する。
東直門で下車して東直門外大街(东直门外大街)を西へと歩いて行く。地下鉄東直門駅を過ぎて東直門内大街(东直门内大街)を更に西へと歩いて行く。ここから、GPSと印刷しておいたGoogleマップで位置を確認しながら予約しておいたユースホステルを目指す。

出発前に主な行き先はGoogleマップで位置を確認してGPSに登録してあるので道に迷うこともないだろう。まあ、北京雍和国際青年旅舎は地下鉄北新橋駅(北新桥站)の近くなのでGPSを使う必要性はなさそうなのだが、せっかく新しく買ったGPSを使わなければ勿体無いので、距離や速度とか確認しながら歩いていく。

ところが、GPSでは北京雍和国際青年旅舎まで300m以内まで到達しているのだが、地図で確認すると実際には500m以上手前の位置にいるのだ。どうやら、GPSの位置情報がズレているようだ。

帰国後にGoogleマップとGoogleEarthで色々と確認したら、Googleマップの中国の地図は緯度と経度がズレているようなのだ。日本地図は正確だったのだが中国の部分は緯度と経度が間違っていたのだ。GPSがあてにならないので地図を頼りに歩いていく。

beijing2011_0080100頃、北京雍和国際青年旅舎に到着する。YHA Chinaで予約した時に画面を印刷しておいたのでチェックイン手続きの登記は簡単に済んだ。1泊40元で2泊するのだが予約時に1割ネットで支払っているので残金72元と保証金100元を支払って部屋へ向かう。

深夜なので静かに16人部屋へ入り、ベットの確保をして探検を兼ねてトイレ・シャワーなどを確認をする。部屋のベットにはコンセントや照明が付いていないが寝るには問題ない。しかし、シャワーの湯量が少なく、トイレが臭い。北京のユースホステルでこの設備は貧弱と思ってしまうのだが、地下鉄2号線の内側で1泊40元だから妥当だろう。

日本で言えば山手線の内側にあるようなものだ。それに中国で旅をするなら、ここで慣れておかないと内陸部まで行けないだろうから、訓練には良いのかもしれない。02:00頃、疲れきっているので就寝。

天安門広場の国旗掲揚式

beijing2011_00905:30頃、起床する。北京観光ができるのは、この1日だけのなので、まずは天安門広場の国旗掲揚式から見物するのだ。

beijing2011_01006:00頃、地下鉄5号線の北新橋から乗車して、東単(东单)で地下鉄1号線に乗り換えて天安門西(天安门西)で下車する。駅に中国農業銀行のATMがあったのでスルガ銀行のVISAデビットカードで3000元引き出しておく。

beijing2011_011駅を出て天安門広場へ向かうが夜明け前なのに路上では既に地図を売るおばちゃんたちが営業中だ。0640頃、天安門広場の入口で安全検査を受ける。金属探知機を通りポケットに入っているものを全て公安に検査される。GPSを公安に「これ携帯か?」と聞かれるが「これ携帯」と答えておく。

携帯と答える理由は 中国ではGPSのトラックログをとるのは違法なので、GPSを持っていることを公安に知らせると面倒なことになる可能性があるからだ。早朝で人が少ないの で細かく調べているのだが、まあ、昼間だと人が多すぎるからここまではやらないのだろうな。

beijing2011_01206:45頃、天安門広場に到着する。天安門広場には既に国旗掲揚式を見物しようと観光客が集まっている。隅の最前列に場所を確保して待つが、雪が積もっているほどの寒さでもこれだけ人が集まっているというのには驚いた。

帰国後に調べたのだが天气在线に よるとこの日の北京の07:00の気温は-10℃だ。-10℃の世界で日の出の07:11を待つ。

しかし、すんなり国旗掲揚式まで待たせてくれないのが中国だ。周りの観光客が天安門広場で痰を吐いているのだ。神聖なはずの天安門広場でも痰を吐いても中国人には問題ないらしい。中国人が所構わず痰を吐くというのは事実であった。さすが中国人だ。共産党はこいつらを処罰しないのだろうか?


日の出の07:11が近づくと道路が封鎖され天安門から衛兵が行進してきて国旗掲揚式が始まった。義勇軍行進曲が流れて国旗掲揚台に五星紅旗が掲げられる。国旗掲揚式を見物し終えて天安門西駅から地下鉄に乗り西単で地下鉄4号線に乗り換えて円明園(圆明园)へ向かう。

円明園

beijing2011_01308:00過ぎ、円明園(圆明园)に到着する。円明園での観光時間は90分の予定だ。入場料は西洋楼遺址景区とのセット券で25元。

beijing2011_014正門である綺春園宮門から西洋楼遺址まではかなり離れており20分くらい歩く。

beijing2011_015円明園にある湖は凍っており夜はかなり冷え込んでいるようだ。

beijing2011_016円明園は雍正帝によって1725年に着工された庭園だ。

beijing2011_017イエズス会の宣教師2人によって設計されたバロック式の庭園で有名だ。

beijing2011_018しかし、庭園は第二次アヘン戦争で英仏軍により破壊され廃墟と化している。

beijing2011_01908:30頃、西洋楼遺址に到着する。既にガイドに連れられた観光客が見物しており、ここも観光地として人気が上がってきているのだろう。

beijing2011_020観光時間が90 分で入口から西洋楼遺址まで20分も歩いているので見物するのにあまり時間をかけられないので写真を撮りまくる。

beijing2011_02109:00頃、西洋楼遺址を離れ来た道を戻る。09:30頃、地下鉄で天安門西へ戻るが自動券売機で公交卡にチャージ(充值)できる様になっていたので300元チャージしておく。

人民大会堂

beijing2011_02210:20頃、人民大会堂に到着。

beijing2011_023入場料は30元なのだが入場券の裏面には「銃・弾薬・危険物の携帯を禁止する」と突込みどころ満載の表記がされている。

beijing2011_024誰が人民大会堂に銃や弾薬を持ち込むんだ?中国はテロリストが潜伏する物騒な国なのか?

beijing2011_025人民大会堂の内部は広いのだが照明が暗く撮影には向かない。

beijing2011_026わざと暗くしているのか照明設備が貧弱なのかは分からないが酷い状態だ。

beijing2011_027大会議場は全国人民代表大会が開かれ胡錦濤国家主席や温家宝首相が演説している場所だ。そして、100元札の裏面のデザインは人民大会堂の正面玄関とこの大会議場の天井になっているのだが、この天井が見える部分での記念撮影は別料金になっていた。

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beijing2011_029人民大会堂は30分ほど見物して次の目的地である天安門へ向かう。

天安門

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beijing2011_031人民大会堂から天安門へ向かうが途中に公安の安全検査があり不審人物は身分証確認や荷物検査を受けている。

beijing2011_032自分は公安から見て不審人物では無いようで何もなかったが、如何にも田舎から来ましたというようなおっちゃんが公安に囲まれて荷物検査を受けていたので天安門を撮影するふりをしてこっそり公安を撮影しておく。

beijing2011_03311:00頃、天安門に到着する。入場料は15元だ。

beijing2011_034天安門は警備が厳しいようで金属探知機と手荷物検査が待っている。自分は懐にGPSやデジカメを入れ ていたのだが予想通り係員に「これ何だ?」とか訊かれるがGPSを携帯電話と誤魔化す。

beijing2011_035天安門に登って楼閣の内部を見物するがパネル展示と土産物屋があるくらいで特に見物するようなものはなかった。天安門で見物するものは目の前に広がる天安門広場だけのようだ。

端門

beijing2011_03611:30頃、端門に到着。

beijing2011_037端門は天安門の次の門で、端門の次の門が故宮博物院の入口である午門がある。

beijing2011_038入場料は10元で天安門より5元安い。端門は天安門ほど混雑しておらず人気はそれほど無いようだ。

世界文化遺産 故宮博物院

beijing2011_03911:45頃、故宮博物院に到着。入場料は40元だ。

beijing2011_0402007年に一度訪れているのだが北京オリンピックを控えて太和殿が改修中で見られなかったので今回は太和殿を見物するのが目的だ。

beijing2011_041それと、九龍壁と珍妃井の見物も目的である。

beijing2011_042午門を通り、まず見えてくるのは太和門だ。この奥に太和殿があるのだ。

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beijing2011_044太和殿は皇帝の玉座があり各種行事が行われた宮殿だ。太和殿を見物して乾清宮などを見物するが敷地が広いのでひたすら歩く。

beijing2011_04512:30頃、珍宝館の入口に到着。九龍壁と珍妃井は別料金になっており、珍宝館の入場券を購入する。入場料は10元である。紫禁城の九龍壁は中国三大九龍壁の一つであり、残りは北海公園の九龍壁と山西省大同の九龍壁だ。大同の九龍壁は2007年に見物済みだが、北海公園の九龍壁はまだ見物していない。北海公園は故宮の北西にあるのだが、今回は時間都合で断念する。

beijing2011_046九龍壁を見物して続いて珍妃井の見物だ。珍妃井は清の光緒帝の妃であった珍妃義和団の乱で西太后によって井戸に投げ込まれ殺害された場所だ。

beijing2011_047珍妃井を見物して故宮博物院の見物は終了で次の天壇公園へ向かう為に13:20頃、故宮博物院を出る。天安門を出るとお堀の水がまだ凍りついており北京の気温はかなり低いようだ。

世界文化遺産 天壇

beijing2011_048天安門東から地下鉄1号線に乗車して東単で地下鉄5号線に乗り換えて天壇東門で下車する。14:00頃、天壇公園に到着する。入場料は30元だ。

beijing2011_049天壇は明清代の皇帝が祭祀を行った場所で世界文化遺産でもある。まずは祈年殿を見物するが人が多い。
beijing2011_050世界遺産なので観光客が押し寄せてくるのだろう。欧米人の姿も見受けられた。

beijing2011_051祈念殿を見物して次は回音壁と皇穹宇へ向かう。

beijing2011_0521420頃、回音壁に到着する。回音壁の内側に皇穹宇がある。

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beijing2011_054回音壁のすぐ対面には圜丘壇があり、ここは皇帝が冬至に天を祀る儀式を執り行っていた場所だ。

beijing2011_055圜丘壇

beijing2011_056圜丘壇

beijing2011_057圜丘壇の中心にあるのが天心石で、皇帝がここに立ち天に祈りを捧げたそうだ。

beijing2011_058圜丘壇

北京最大のチベット仏教寺院 雍和宮

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beijing2011_06015:00頃、天壇東門から地下鉄5号線に乗車して雍和宮で下車する。雍和宮大街を南へ歩いて行く。途中には仏具屋が立ち並び参拝客が線香を買っている。15:25頃、雍和宮に到着する。

beijing2011_061雍和宮は北京最大のチベット仏教寺院で元々は清朝第4代皇帝の康熙帝の第4子であった胤禎(雍正帝)の府邸であり乾隆帝の時代に本格的にチベット寺院へ改修された。

beijing2011_062雍和宮の入場料は25元で少々高いが、参拝客が線香を焚いていたりするので雰囲気は十分だ。

beijing2011_063法輪殿

beijing2011_064法輪殿

beijing2011_065しかし、仏像の写真を撮っていると撮影禁止の看板はなかったのだが坊さんに「写真撮るな!」と言われる。

beijing2011_066撮影禁止じゃ仕方ないと思っていたら、白人さんたちが坊さんの隣で写真撮影を開始する。坊さんが注意すると思っていたら、何故か何も言わずに放置である。何故、白人さんは撮影OKなんだ?

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中国二大孔廟 北京孔廟

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beijing2011_06915:50頃、雍和宮の西にある孔廟へ向かう。雍和宮大街を渡り国子監街を歩いて行く。

beijing2011_070この国子監街は北京十大胡同のひとつに数えられている。16:00頃、北京孔廟に到着する。北京孔廟は隣にある国子監と繋がっており入場料30元で北京孔廟と国子監が見物できる。

入場券を購入する際に前の白人さんの兄ちゃん2人組が入場券売場のおばちゃんに「クレジットカード使える?」と英語で訊いていたが、おばちゃんは動じずに中国語で「クレジットカード使えないよ!」と一言。白人さんたちは雍和宮の方へ歩いて行った。入場券売場でクレジットカードは中国じゃ無理だろ!日本でも無理だと思うけど・・・。

beijing2011_071孔子を祀る北京孔廟は曲阜の孔廟に次ぐ中国二大孔廟のひとつに数えられ元の大徳6年(1302)に建設が始まり大徳10年(1306)に完成する。

beijing2011_072北京孔廟は雍和宮と違い観光客は少なく静かである。孔子が祀られている大成殿は孟子や老子の像があるのだが、残念ながら撮影禁止になっている。

国子監

beijing2011_07316:10頃、北京孔廟から隣の国子監に到着。

beijing2011_074
beijing2011_075国子監は元明清代の最高学府であり、歴代の科挙合格者の進士の名が刻まれた碑林や清の乾隆帝の御筆である「圜槁教譯」「學海節觀」の額がはめられた瑠璃牌坊がある。

北京駅で時刻表を購入

beijing2011_07616:30頃、国子監を出て雍和宮駅へ戻る。地下鉄2号線に乗車して、16:50頃、北京駅に到着する。

beijing2011_077北京駅で時刻表を購入して、再び地下鉄2号線に乗車して建国門で地下鉄1号線に乗換えて大望路で下車する。近くのウォルマートで土産にビールを購入して地下鉄1号線と5号線を乗継いで18:20頃、北京雍和国際青年旅舎に戻る。

イスラム食堂で夕飯

beijing2011_08118:30頃、夕飯を食べに外へ出る。表通りの東直門内大街は金持ち向けのレストランが立ち並んでいるが自分には金がないので安食堂を探す。

beijing2011_078南へ歩き東四北大街を歩いていると例の店を見つけた。看板に「新疆風味」の文字がある。イスラム食堂だ!

beijing2011_079やはり自分にとってはイスラム教徒の店で食事するのが慣れていて安心である。牛肉麺7元と紅焼牛肉蓋飯10元を注文するが値段が結構高くインフレが進んでいるのが実感できた。

beijing2011_080紅焼牛肉蓋飯

宿へ戻る

beijing2011_08219:20頃、北京雍和国際青年旅舎に戻りライチビールを飲んで明日の準備をする。

beijing2011_083明日は早めに空港へ行かないといけないので、20:00頃に就寝する。

両替
スルガ銀行VISAデビットカード(中国農業銀行ATMで引き出す) 3000元(¥38935円 1元=約12.978円)

本日の出費
項目 金額 備考
食費 48.3元
宿泊費 72元
地下鉄 21元
円明園 25元
人民大会堂 30元
天安門 15元
端門 10元
故宮博物院 40元
珍宝館 10元
天壇公園聯票 30元
雍和宮 25元
孔廟・国子監 30元
時刻表 15元
合計 371.3元

北京首都国際空港へ

beijing2011_08406:00頃に起床するが洗面所を中国人女性3人組が化粧の為に占領している。退くように言って「小日本のくせに生意気だぞ!」と逆ギレされると困るので10分後に出直すが化粧でまだ占領している。

更に10分後に出直すがまだ化粧中だ。厚化粧に時間を掛けなくても良いと思うのだが・・・。5分後に出直すとまだ厚化粧をしていたが3人組は洗面所の隅に退いており他の宿泊客が使用していた。自分はようやく顔を洗うことができた。

beijing2011_08507:00頃、チェックアウトするが外では雪が降っている。

beijing2011_086雪が降っている。

beijing2011_087北新橋から地下鉄5号線に乗車して雍和宮で2号線に乗換え東直門で機場快軌に乗車する。

beijing2011_088次の列車は8分後。

beijing2011_089空港へ向かう。

beijing2011_09008:05頃、3号航站楼(第3ターミナル)で下車する。

beijing2011_091

beijing2011_09208:15頃、ユナイテッド航空のカウンターでチェックイン手続きをして空港内を探検する。

beijing2011_093出発ロビーの4Fから到着ロビーの2Fへ移動して中国工商銀行を見つける。日曜日なのに営業していたので110000円預金しておく。帰国後にインターネットバンキングで日本円から人民元に両替を試したらできなかった。色々調べてみると外国人の口座はネットで外貨両替ができなくなっているようだ。中国へまた行ったら窓口で両替だな・・・。

beijing2011_09408:50頃、旅客捷運 (Auto mated People Mover)で出国カウンターへ移動する。

beijing2011_095

beijing2011_096出国手続きを済ませて出発時刻を待つ。成田行きUA898便は10:40が出発時刻なのでまだ1時間半くらいの時間がある。免税店を見物しようと思ったが客がほとんどいないので、店に入ったら捕まって商品を買うまで拘束される可能性が非常に高いので外から見るだけにする。

beijing2011_097中国茶の免税店もある。

beijing2011_098免税店

beijing2011_099免税店を外から見物したら、時間まで大人しく待つことにする。

beijing2011_100近くにいた白人さんは疲れているようで横になって寝ていた。

beijing2011_10109:50頃、搭乗手続きが始まり列に並ぶ。

beijing2011_10210:00頃、機内へ移動して出発を待つ。

beijing2011_10310:40頃、出発して成田へと向かう。機内食を食べたら、のんびりと到着を待つ。

beijing2011_10415:00頃、成田空港に到着する。今回の旅行は無事に終了である。入国・税関手続きを済ませて京成本線で京成上野へ向かう。

本日の出費
項目 金額 備考
地下鉄 27元
合計 27元
項目 金額 備考
鉄道 1000円 成田空港→京成上野
合計 1000円

上海旅行記2010~楓涇古鎮編

航空券を購入する

2009/12/30にHISで東京-上海の往復航空券を購入する。いろいろ探せばもっと安い航空券があると思うのだが今回は無難にHISのwebサイトでオンライン購入する。HP上では「航空会社未定」になっていたのだがオンライン決済を終えたら上海航空で発券手続きまで完了しており、未定とか言っても実際は航空会社が決まっているようだ。

  • 上海航空(航空会社コード:FM)
  • エコノミークラス
  • 往路: FM816 羽田空港1430 —> 上海虹橋空港1635
  • 復路: FM815 上海虹橋空港0940 —> 羽田空港1330
料金明細
項目 金額 備考
航空券料金 34000円
現地税 1230円
航空保険料 770円
燃油サーチャージ 3000円
国内空港使用料 2040円
手配料金 1050円
合計 42090円

宿を予約する

2010/1/1にYHA Chinaで予約する。会員カードがまだ有効期限内だったので試しにオンライン予約できるかやってみた。中国語ページでの予約は難しくは無いのだが何故かクレジットカードの支払いには非対応。

インターネットバンキング対応の中国の銀行口座でのみ支払できるようになっているので中国工商銀行の口座から支払う。因みに英語ページからだとクレジットカードでの支払いが出来るようになっていた。でも、クレジットカードだと香港ドルでの決済になっている。これは中国の為替政策の影響か?

  • 明堂人民広場青年旅舎(明堂人民广场青年旅舍)
  • 宿泊期間:
  • 部屋:6人ドミトリー
  • 料金:1泊40元

鉄道・モノレールで羽田空港へ

shanghai2010_001約9ヶ月ぶりに中国へ向けて0900頃、自宅を出発する。徒歩で某駅へ移動し電車で都内へ移動する。

shanghai2010_0021030頃、上野駅で京浜東北線に乗車し浜松町で東京 モノレールに乗り換え終点の羽田空港第2ビル駅へ向う。終点の羽田空港第2ビル駅は第2旅客ターミナルにあり、ここから連絡バスで国際線ターミナルへ移動する。もちろん無料の連絡バスなので貧乏人も安心して利用できる。1130頃、国際線ターミナルに到着!

shanghai2010_003チェックイン手続き1230からなのでかなり早い到着だ。今回は上海航空で移動なので上海空港のカウンターを探すとまだ閉まっていた。

でも、手荷物検査の所に既に数人が並んで待っているので自分も並んで待つことにする。並んで待っていると色々と気づいたのだが国際線ターミナルはゴルフバックや土産をカートに乗せた韓国人が多くソウル行きの便が多いようだ。

そして、自分が並んでいる列には中国人がおりカートには荷物が満載だ。しかも、ビックカメラの袋やパンパースの箱が2箱ある。日本に来て紙おむつを大人買いのようだ。メラミン混入事件の影響で日本で粉ミルクを買う金持ち中国人はニュースで知っているのだ が、紙おむつまで日本で購入していくのは驚きだ。金持ちのする事は理解できん!

shanghai2010_0041230になりチェックイン手続きが始まる。印刷しておいたe-ticketを取り出してチェックイン手続きをする。大きさの関係で荷物のほとんど入っていないバックパックを預けるのだが重量は4.5kgしかなかった。チェックイン手続きを終えて次はセキュリティチェックと出国手続きだ。

セキュリティチェックでは予想通り自分は引っかかる。まあ、安全靴なんか履いていたら当然だな。他の乗客より少し時間がかかったが出国手続きの列に並び順番を待つがすぐに順番が来て出国手続き完了。

shanghai2010_005出発は1430なので時間まで搭乗口近くでテレビを見ながら待つ。外には破綻前のJALの機体が・・・。1400頃、搭乗手続が始まる。

上海虹橋空港に到着

shanghai2010_0061430頃に出発し、約3時間かけて現地時間の1635に到着予定なのだが、気流の影響で30分ほど遅れることになる。機内は殆どが日本人と中国人だがビジネスクラスには白人がいた。1700頃、上海虹橋空港に到着する。

shanghai2010_007約9ヶ月ぶりの中国だ。外には公安のパトカーが停車しており中国に来た実感が湧いてきた。そして、第一の関門である入国審査へ向う。列に並び順番を待つ。

shanghai2010_008そして、自分の順番が来てパスポートと入国カードを提出する。どうかな?と思っていたらまたされずに入国スタンプが押されて無事入国する。大中華様は小日本の事は気にも留めていなかったようだ。

ユースホステルへ移動して南京東路へ

shanghai2010_009無事に入国を済まして空港を出る。右へ進みマクドナルドの近くに人民広場行きの925路のバス停を発見する。1730頃、925路のバスに乗車するが誰も並んでいないので、自分も並ばずに乗車して席を確保する。そして、乗車率200%超で車内は既にほとんど身動きがとれない状態で発車して車掌のおっちゃんに4元支払う。いつものサバイバル中国が始まった。

1830頃、終点の人民広場に到着する。GPSを使い方角を確認しながら歩くのだが、ここで重大な問題が発生する。GPSの時計が壊れてるのだ。位置情報は正しく表示されているのだが、時間が表示され無くなっているのだ。ガーミンのGPSを購入してから3年経つのだが中国で2年以上も毎日酷使していたのでついに壊れてしまったようだ。

人民広場から10分ほど歩き1840頃、今回の宿である明堂人民広場青年旅舎に到着する。ネットで予約した時の画面を印刷しておいたのでチェックイン時に服務員に見せたら手続きが簡単に進む。会員料金は1泊40元なのだが建物を改装中で快適ではないという事で1割引の1泊36元になった。

上海万博を控えて改装してガッポリ儲けようという事なのだろう。既に2泊分の予約金で8元支払っているので、ここで支払う金額は1泊あたり32元になる。とりあえず1泊分と保証金100元を支払い、明日もう一泊分を支払うことにする。部屋は6 人ドミで窓無しだった。窓無しは時間の感覚が分からなくなり寝坊するので要注意だ。

shanghai2010_0101930頃、部屋に荷物をおいて南京東路へ向う。10分ほどで南京東路に到着して観光開始だ!と言っても人が多いだけでつまらない。

shanghai2010_011晩御飯を食べる為に店を探すが南京東路は金持ち用の店しか無いので路地を歩いて探してみる。 すると、やはりあった!イスラム食堂!やはり此処で食べなければ中国へ来た意味がない。久しぶりに牛肉干拌面を食べて2100頃、宿へ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12.6元
宿泊費 32元
バス 4元 路線バス
合計 48.6元
項目 金額 備考
鉄道 1750円
合計 1750円

楓涇古鎮

shanghai2010_0120630頃、ユースホステルを出て地下鉄の人民広場駅へ向う。今日は上海の南西にある楓涇古鎮(枫泾古镇)を見物するのだ。まずは人民広場駅で公交卡に20元チャージする。公交卡は日本のsuicaやPASMOみたいなカードだ。

地下鉄1号線に乗車して錦江楽園 (锦江乐园)へ移動する。0720頃、錦江楽園に到着する。駅を出て左へ歩いて行くと西南汽車站(汽車站と言ってもバス停に毛が生えた程度の規模)に到着し切符売場で楓涇(枫泾)行きの切符を11元で購入する。

西南汽車站にはいくつかの路線が乗り入れており楓梅線(枫梅线)が楓涇行きだ。楓梅線のバスに乗車して発車を待つ。

shanghai2010_0130730頃、バスが発車して高速道路を爆走して0810頃、楓涇に到着する。すぐそばに楓涇古鎮の牌坊があり牌坊をくぐり楓涇古鎮へ向う。

shanghai2010_014楓涇古鎮の入場料は50元なのだが古鎮内の観光地に入らなければ入場券を買う必要はないので、いつもの通りに入場券を買わずに見物である。

shanghai2010_015古鎮を歩いてみると、やたらと工事中の場所がある。どうやら上海万博で世界中から観光客が押し寄せるからしっかり儲けようという事のようだ。

shanghai2010_016そういえば上海市内も至る所で工事が行われており上海万博にあわせての建設ラッシュのようだ。そこら中で工事中となると、この時期の上海観光は失敗のようだ。

shanghai2010_017楓涇古鎮は唐宋代に市が出来て、元代に鎮になり、1500年以上の歴史がある江南水郷古鎮である。

shanghai2010_018楓涇古鎮には52の橋があり現存する最古の橋は元代に架けられた致和橋で700年の歴史があるそうだ。でも、52も橋があったかな?

shanghai2010_019楓涇古鎮は人材も多く排出しているらしく状元2名、進士53名、挙人125名 を排出している。

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shanghai2010_022水郷古鎮らしく水路沿いに雰囲気のある建物が残っている。

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shanghai2010_025楓涇古鎮の規模は七宝古鎮より大きく朱家角より小さいといった感じだ。

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shanghai2010_0270830頃、路地を歩いていると人民公社旧址に到着する。改革開放前の中国の雰囲気が漂っている。

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shanghai2010_031古鎮を歩いていると施王廟に到着する。中に入ると金を取られそうなので外から見るだけにしておく。

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shanghai2010_034路地を歩き古鎮の外れから中心部へ戻りイスラム食堂で朝食に牛肉炒飯を5元で食べる。上海市内だと10元近くするのだが、ここは物価が安いようだ。

朝食の後に理髪店で髪を切ってもらう。理髪代は6元だ。髪を切り終えてバス停へ戻ろうと思ったのだが緊急事態が発生する。糞がしたくなったのだ!古鎮内に無料のトイレがあったので、そこで糞をする。もちろん扉無し、紙無しのニーハオトイレだ。

shanghai2010_035糞をしてすっきりしたのでバス停へ戻る。1015頃、バス停で上海市内へ戻る路線を探すと蓮楓専線(莲枫专线)が地下鉄1号線の蓮花路(莲花路)へ行くので乗車する。

shanghai2010_0361030頃、バスが発車して車掌のおばちゃんが料金徴収に来たので10元を支払う。発車直後の乗車率は20%ぐらいだったのだが路線バスなので徐々に混雑してくる。昼頃、蓮花路に到着する。

shanghai2010_037蓮花路駅

宋慶齢陵園・内山完造墓

shanghai2010_038蓮花路駅から地下鉄1号線と4号線を乗り継いで虹橋路駅へ移動する。虹橋路駅から南へ歩き虹橋路を西へ歩き途中の宋園路を南へ歩き1230頃、宋慶齢陵園に到着する。

shanghai2010_039宋慶齢陵園は名称の通り宋慶齢の墓地があり、そして外国人墓地にもなっている。宋慶齢は言わずと知れた孫文の妻であり文革中に劉少奇江青に打倒された際には董必武とともに国家主席の職務を代行している。

shanghai2010_040中国では国父・孫文の夫人であることから国母とも称されている宋慶齢の墓なのでしっかりと整備されている。以前は入場料を取られていたのだが今は無料開放 され1日2000人限定で見学出来るようになっている。

しかし、せっかくやって来たのだが上海万博に合わせて墓が工事中で宋慶齢の像までしか見物できな かった。万博期間中は観光客が多く訪れるから今のうちに整備しておこうという事のようだ。

shanghai2010_041上海万博に合わせて綺麗に修復工事のようだ。

内山完造墓

shanghai2010_042宋慶齢陵園にある外国人墓地にやって来た。

shanghai2010_0431240頃、宋慶齢陵園の敷地内にある内山完造墓に到着。内山完造は小説家として有名な魯迅の友人であり内山書店の創業者である。

shanghai2010_044内山書店の跡地は上海観光の定番コースになっているが、現在の内山書店は神田神保町で中国図書の専門書店として営業している。

南京東路

shanghai2010_0451400頃、明堂人民広場青年旅舎に戻り今日の宿代を支払って南京東路へ向う。1430頃、南京東路を散歩する。土曜日なので人の多さは半端ではないが上 海万博が始まればもっと凄い事になるのだろう。

shanghai2010_046南京東路には上海万博の公式グッズの販売店があるのだが近くの人民広場では上海万博公式マスコットの海宝の偽ぬいぐるみとかが売られている。金持ちは本物、貧乏人は偽物を買うという事なのだろうか?いや、本当の貧乏人は偽のぬいぐるみも買えないのだろう。そういえば、本物と偽物の価格を調べるのを忘れた。

shanghai2010_047そして、南京東路のユニクロ(优衣库)も健在だ!日本のユニクロと違って中国のユニクロは金持ちのための衣料品店なので貧乏人に買えるようなジーパンは売られていない。

ジーパンでも1本200元くらいするので日本と価格が殆ど変わらないのだ。ちなみにウォルマート(沃尔玛)カルフール(家乐福)なら安ければ50元ぐらいでジーパンが買える。

shanghai2010_048更に南京東路には牛丼の吉野家がある。

shanghai2010_049日本では庶民の味方の吉野家だが中国では金持ちの店となっている。農民工が入れる価格設定にはなっていない。

shanghai2010_050日本で牛丼並盛が280円なのに対して中国では牛丼(牛肉饭)並盛が15元(約 225円)であり、物価の割に高いのだ。10分ほど歩いた所にあるイスラム食堂なら15元あれば牛肉麺と炒飯が食べられるので自分の視点からは吉野家はかなりの高級店だ。

中国銀行で口座解約

shanghai2010_051外灘へ向う。

shanghai2010_0521445頃、外灘にある中国銀行上海分行で口座解約をする。口座に残っていた約1200香港ドルを人民元に両替して土産の軍資金にする。

shanghai2010_053

上海駅

shanghai2010_054地下鉄1号線と2号線を乗り継いで1600頃、上海駅に到着する。

shanghai2010_055駅正面の切符売場が窓口を全て潰して自動券売機が導入されていた。しかも、動車組専用切 符売場となっており、これは大きな変化であり、動車組専用切符売場という事で農民工は駅前広場の有人切符売場へ追い出された形になった。

shanghai2010_056駅前広場には有人切符売場が健在、上海は来る度にどんどん発展しているようだ。

上海大寧国際茶城

shanghai2010_057上海駅から地下鉄1号線に乗車して延長路駅で下車する。大通りを南へ5分ほど歩き1630頃、上海大寧国際茶城に到着する。

shanghai2010_058上海大寧国際茶城は2007年に上海駅近くの上海大統路茶葉批発市場が再開発により閉鎖されたのを受けて開業した茶葉市場だ。

shanghai2010_059300軒のお茶屋が集まっているそうで規模は上海最大だと か・・・。

shanghai2010_060ここは茶葉の卸売市場なのだが小売もしてくれるので観光客が訪れたりもしている。店によっては試飲できるので飲み比べることも出来る。もっとも中国茶の味が分からなければ意味が無いのだが・・・。

shanghai2010_061今回はここで土産として中国茶を買うのだが、まずはビルの中を歩いて大丈夫そうな店を探す。ここは4階建てのビルになっており1階から3階に店が入っており、1階は通路の茶葉が積まれていたりして卸問屋街の雰囲気が漂い、2階と3階は高そうな茶器の店と茶葉の店があり、こちらはやや小売向けの雰囲気がある。

shanghai2010_0622時間ほどかけて6軒の店で祁門紅茶、碧螺春、鉄観音、普洱茶、烏龍茶、龍井茶、大紅包を購入する。1930頃、明堂人民広場青年旅舎に戻り近くのイスラム食堂で夕飯を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 26.5元
宿泊費 32元
地下鉄 21元
バス 11元 西南汽車站→楓涇
バス 10元 楓涇→蓮花路
理髪 6元
鉄観音500g 180元
祁門紅茶(貢茶)100g 130元
祁門紅茶(特級)200g 60元
碧螺春500g 280元
烏龍茶500g 100元
普洱茶500g 100元
龍井茶250g 190元
大紅袍500g 400元
合計 1566.5元

虹橋空港から羽田空港へ

shanghai2010_0630600頃に起床する。同じドミの白人さんの姉ちゃん達はまだ眠っているので静かに荷物をまとめて部屋を出る。0640頃、明堂人民広場青年旅舎をチェックアウトして人民広場の925路のバス停へ向う。途中で香菇菜包を2個買って歩きながら朝食として食べる。0655頃、925路のバスに乗車して0700頃に発車する。乗車率は日曜の朝という事もあり半分程度で100%を超えることはなかった。

shanghai2010_0640740頃、虹橋空港に到着。

shanghai2010_065すでに上海空港のカウンターが開いており列に並びカウンターでバックパックを預けて手続きを済ませる。因みにバックパックの重量は10kgで約5kgが茶葉である。

shanghai2010_066続いて手荷物検査を受けるが、もちろん安全靴なんか履いているので金属探知機が鳴る。まあ刃物とかは持っていないので検査はすぐ終了して出国手続きへ。ここは5分ほど並んで出国手続き完了。

shanghai2010_067搭乗口近くでテレビを見ながら時間を待つ。0900頃、搭乗手続が始まり機内へ移動する。0940頃、定刻通り虹橋空港を出発する。

shanghai2010_068富士山が見える。

shanghai2010_069日本時間1400頃、羽田空港に到着し無事に帰国出来た。

shanghai2010_070今回の2泊3日の上海旅行は時間は足りないし、観光地は工事中の場所が多かったし、失敗だったな。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 2元
バス 4元 路線バス
合計 6元

北京旅行記2009~燕京号帰国

ドミの人民がパンツ一丁でうろつく

06:00頃に起床する。08:00頃から出発の準備をする。トイレへ行き糞をして部屋に戻るとエアコンが稼動している。暑いのでエアコンを停止しておく。暫くすると部屋の外からパンツ一丁の人民が1匹戻ってきてエアコンの電源を入れた。

パンツ一丁の人民に声をかけるのは武装警察に声をかける以上に勇気がいるが、勇気を振り絞り頑張って「寒いんかいボケェ?」と訊いたら「寒いんじゃいボケェ!」との返答が・・・。寒いなら何故パンツ一丁で部屋の外をうろつくんだ・・・。

電力節約の為にエアコンを停止したいがここでエアコン切ったらパンツ一丁の人民怒りそうなので、リモコンをいじって30分後に切れるようにしておく。北京でもパンツ一丁でうろつく人民に遭遇するとは・・・。

C2273次 二等座で北京南→塘沽の筈が・・・

beijing2009_14908:20頃、北京藍亭国際青年旅舎をチェックアウトして104路のトロリーバスで北京駅へ移動する。09:20頃、北京駅に到着。

北京駅で20路のバスに乗換えて北京南駅へ行くのだが最後の北京駅なので何か変わった所は無いかと見ていたら切符の販売状況を知らせる電光掲示板でありえない表示を見つけた。 Z21次の無座切符が27枚あるではないか!Z列車は金持ち専用列車で軟臥と軟座が基本で無座切符の販売は無い筈だ。それなのに無座切符があるのだ!電光掲示板を撮影してバス停へ行くが20路のバスが来ない。

beijing2009_15009:55頃、ようやくバスが来るが10:45発のC2273次に乗り遅れ確定のような・・・。北京南駅に到着して更にここから北京南駅の入口の北京南駅南広場までバスで移動する。

10:48、北京南駅南広場に到着。・・・。乗り遅れた!やらかしてしまった。まあ、仕方ないので切符売場へ行き窓口で次の塘沽行きに変更(改签)出来るか試してみるとあっさりと12:35発のC2275次に変更出来た。

beijing2009_151切符の変更が出来たので発車時刻までのんびり待つだけだ。12:20頃に改札が始まり乗車する。12:35に北京南駅を発車し30分ほどで天津駅に到着する。

beijing2009_152天津駅を発車して塘沽駅までは在来線の区間を走るので最高速度は130km/hに留まるが在来線の区間をCRH3が走行しているというのは何か不思議な感じである。そして、13:30頃、塘沽駅に到着する。

塘沽駅前で宿確保

beijing2009_153まずは塘沽駅を出て宿探しであるが駅前には宿が数軒あるので相場を確認する為に数軒訊いてみると、大体個室トイレ共同だと50元ぐらいが相場のようである。高い!沿海部の都市だと宿代が高いのは分かっているのだが50元もあれば田舎ならトイレ・シャワー付きの部屋に泊まれるぞ。まあ、相場が分かったので 1泊40元の碧海旅館に宿泊する事にする。

beijing2009_154トイレ・シャワー共同の個室だが窓が付いているので許容範囲内かな。

塘沽で物資調達

beijing2009_155明日は中国を離れるので今日中に汚い人民元を使い切っておかなければならないのでスーパーで買出しへ行く。その前にイスラム食堂で昼食に炒飯を食べておく。

beijing2009_156昼食を終えて塘沽外灘へ向かうと乞食がいた。これが中国での乞食の見納めであろう。腕無しの乞食が盲目の爺さんを引っ張っている。何処かで親分が監視しているのだろう。いや、手下が監視しているのかな?

塘沽外灘近くにあるスーパーへ行き米などの食料品を購入する。支払いは北京で作った中国工商銀行のキャッシュカードを使ってみる。端末に暗証番号を入力して明細に署名して手続き終了である。

食料調達を終えたが汚い紙幣が残っている。そこで、床屋へ行って髪を切っておく。もちろん、ちゃんとした床屋なのでお姉ちゃんによるチンコにマッサージとかは無い。夜になってイスラム食堂で中国最後の食事に新疆拌面を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 81.8元
宿泊費 40元
バス 1.2元 路線バス
日用品 19.9元
理髪 15元
合計 167.5元

燕京号 二等B 天津→神戸

beijing2009_15707:15頃、宿を出て102路のバスで新港へ向かう。バスは通勤時間帯なので大混雑していたが30kg近くの荷物があるにもかかわらず人の迷惑顧みずで乗車する。07:50頃、新港に到着。

beijing2009_158

beijing2009_159既にフェリーターミナルには乗客が屯している。白人バックパッカーの兄ちゃん2人組もおり燕京号もバックパッカー御用達のフェリーというのが分かる。

beijing2009_16008:20過ぎに乗船手続きが早めに始まる。まずここで乗船手続きをして燃料付加費150元を払うが乗客名簿は120人ぐらいになっていた。続いてフェリーターミナル使用料30元を払わなければならないのだが、こちらの支払い窓口はまだ開かない。暫く待って窓口が開き30元を支払い、待合室へ移動。

beijing2009_161今日の燕京号は予想外に乗客が多い。団体のお姉ちゃんたちがいるのだが荷物のスーツケースに「山東国際合作聯合有限公司」とシールが貼られており、更に日本の企業名が記されているので技能実習に行くようだ。

と言っても、実習という名目で実質的な出稼ぎなのだが日本の悪徳老板に遭遇しなければよいのだが・・・。 09:40頃、出国手続きが開始、今までラサなどで中国政府の都合の悪い映像を撮影してニコニコ動画にうpして来たがHPの存在も気づかれていないようで拘束される事も無く出国手続き完了。

beijing2009_16210:00頃、燕京号に乗船するが乗務員にバックパックを服務台に預けろとか言われるの預けようと思ったら料金200円かかることが判明。スーツケースを船室に持ち込んでいる客がいたので、自分はバックパックを預けるのをやめてそのまま船室へ。

二等Bの船室は和室の大部屋の筈なのだが、畳なんて無くて普通の洋室の大部屋であった。21人部屋なのだが自分を入れて、この船室の乗客は9人で自分以外は中国人だ。おっちゃんとおばちゃんの3人は旅行か親族訪問らしい、兄ちゃんたち5人は技能実習生らしい。いや、技能実習名目の出稼ぎか?

出港までまだ時間があるので中国電信のモバイル接続を利用して中国最後のメール確認をするのだが、実はこのモバイル接続は今年の1月までの契約で本来は使えない筈なのだが何故か使えるのだ。まあ、何でもありの中国なので問題無しかな?

beijing2009_16311:30頃、天津港を出港して神戸へと向かう。2日かかるが船室にはコンセントがありノートPCの電源供給に問題が無いので神戸到着までに遅れているHP作成を済ませようとするが、船酔いで寝込む。やはり揺れる船内でPCを使うのは少々無理があったようだ。

beijing2009_16419:00頃、シャワー室と浴場を確認しに行くが誰も使っていない。浴場には湯船もあるのだがロッカーの鍵が全部壊れており安心して風呂に入れる状態ではないのでシャワー室を使う事にする。

本日の出費
項目 金額 備考
バス 1.5元 路線バス
フェリーターミナル使用料 30元
燃油サーチャージ 150元
合計 181.5元

燕京号

beijing2009_16506:00頃、起床する。08:00頃、2階の餐庁に朝食を食べに行く。燕京号は朝食だけは無料なので遠慮なく頂く。でも、量が少ない。10:30頃、早めの昼食にインスタントラーメンを食べるが日本へ帰国するというのに未だに人民と同じ様にお湯を入れに給湯器へ行く自分。社会復帰できるのか?
beijing2009_166ラーメン食べてからのんびりしていると船内放送があり服務台で税関の申告書を受け取る様にとの事で服務台へ行くと税関の申告書と検疫の番号札を受け取る。検疫の番号札は意味あるのか?

酷い船酔いになる

beijing2009_16716:00頃、韓国の済州島付近を通過するが、20:00頃に波が高くなっているようで船がかなり揺れて酷い船酔いになる。中国人も寝込んでおり船内はエンジン音ぐらいしか聞こえない。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 0元
合計 0元

日本の領海に入る

beijing2009_16806:00頃(ここから日本時間)、起床する。

beijing2009_169外を見ると島が見えるので日本の領海に入っているようだ。

beijing2009_170瀬戸大橋が見えてきた。

beijing2009_171昼頃、瀬戸大橋を通過する。中国人実習生たちは記念撮影しており楽しそうだ。神戸まであと4時間ぐらいで到着なのでのんびりと待つというか何もする事が無い。暇だ!

15:00頃、船内では掃除が始まり船室を追い出されてロビーに荷物を置いて神戸到着を待つ。やはり、中国のフェリーなので客が下船してから掃除ではなく客を追い出して掃除であった。

日本帰国

16:00頃、神戸港に到着するがまずは税関だか入管の職員が乗り込んでくる。そして、検疫所の職員も乗り込んでくる。まずは乗客の荷物が降ろされたり米とかの食糧が運び込まれてすぐには下船できずに30分ぐらい待たされる。

16:30頃、船内で検疫所の職員が設置したサーモグラフィーの前を通過して検疫が行われる。鳥インフルエンザを警戒しているのだろうか?この時に昨日貰った検疫の番号札を提出する。どうやら、検疫を受けない奴が出ないように番号札を配っていたようだ。検疫が終わるとようやく下船して入国審査だ。中国人たちは念入りにパスポートを確認されているが自分はすぐにスタンプを押されて無事帰国!

続いて税関検査だが米を持ち込んでいることを伝えたら沖縄の時と同じ様に検疫所で届出を出す事になり荷物は一旦税関に置いたままにして米だけ持って検疫所のカウンターで輸入届の書類に必要事項に記入する。輸入手続を終えて税関へ戻りバックパッカーお約束の荷物全検査の始まりである。

バックパックから荷物を一つ一つ取り出しては「これ服です」「これはお茶です」「これはカレー粉です」「これインスタントラーメンです」と税関の係官に説明していく。

係官に説明していると麻薬探知犬がやってきて荷物の臭いを嗅いでいる。そして、自分も麻薬探知犬に臭いを嗅がれるのだが股間の臭いまで嗅がれる。・・・。自分は燕京号ではちゃんとシャワーを使って体を洗ったぞ!もちろん、何処かの俳優みたいにパンツの中に大麻を隠していたりはしない。何も無いので麻薬探知犬に吠えられる事無く荷物の説明を続ける。

荷物の説明を終えてバックパックに荷物を詰めていくのだがこれが大変である。ちゃんと順番通りに詰めていかないとバッ クパックに全部入らないのだ。荷物を詰め終えて出口へ向かうが税関では他の乗客の荷物全検査が続いていた。どうも見た感じだと日本人、中国人関係なく全員荷物全検査のようだ。

beijing2009_17217:30頃、出口を出てポートターミナル駅からポートライナーで三ノ宮駅へ移動する。とうとう日本に帰ってきてしまった。 2006/12/22に出発して2年4ヶ月におよぶ旅が終了したのだ。さて、これから仕事を探さないと!と言っても世界は金融危機で日本は不況の真っ只中だ。このままアキバのガード下にダンボールハウスを建ててホームレスか?

beijing2009_173まずは三宮へ移動だ。

beijing2009_174三ノ宮駅。ここで約2年の旅は終了になる。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 200円
合計 200円

北京旅行記2009~世界遺産 明十三陵

世界文化遺産 明十三陵を徒歩で廻る

beijing2009_06505:45頃に起床して06:15頃、徳勝門へ向かう。06:35頃、徳勝門から345快のバスに乗車して昌平東関(昌平东关)で314路のバスに乗換え08:20頃、七孔橋(七孔桥)に到着する。

今日は明十三陵の 未開放になっている陵墓の入口を見物するのだ。予定だと夕方までに10の未開放陵墓の内、思陵を除く9の陵墓を廻る事が出来るだろう。前日にGoogle Earthで確認した地図をデジカメに保存して、GPSに位置情報を入力してあるので準備は万全だ!たぶん・・・。

beijing2009_066因みに開放されている長陵、定陵、昭陵は一昨年見物しているので省略する。七孔橋からGPSを起動して移動距離をリセットする。今日は一体で何km歩くかな?

まずは永陵と徳陵を目指して東へ歩き始める。道路標識にも永陵と徳陵が表記されているのでこれなら楽に辿り着けそうだ。

永陵

beijing2009_067道路標識に従い歩いて行くとそれらしい陵墓が見えてきた。08:30頃、まずは永陵に到着する。入口には何も書かれていない石碑が建っている。これは無字碑と呼ばれている。

beijing2009_068入口の門は閉ざされているのだが中から人の声がする。

beijing2009_069地元民のおっちゃんたちが永陵の修復作業をしているようだ。

beijing2009_070門の隙間から永陵の内部を見るが修復作業はそこそこ進んでいるような感じだ。

beijing2009_071永陵は明朝第12代皇帝嘉靖帝の陵墓だ。嘉靖帝は政治を省みずに紫禁城に引き籠っていた暗君であった。

beijing2009_072

beijing2009_073中へは入れないので外から永陵を見物して0845頃、再び入口へ戻ると門が開いておりおっちゃんたちが資材を運び込んでいる。

beijing2009_074この機会を逃さずに開いている門から永陵の内部を撮影する。永陵から徳陵へ向かう途中で永陵の前を昌55路のバスが通過する。どうやら、路線バスが走っているようだ。どういう経路で走っているかは分からないのが徳陵や他の陵墓へ行く間に徐々に分かるだろう。

徳陵

beijing2009_07509:00頃、徳陵に到着する。

beijing2009_076徳陵は入口周辺が綺麗に整備されており修復がかなり進んでいるようだ。

beijing2009_077徳陵は明朝第16代皇帝天啓帝の陵墓だ。天啓帝は宦官魏忠賢の専横を許し東北部でヌルハチ率いる後金の勢力を拡大させてしまった。

beijing2009_078徳陵はある程度修復が進んでいると思ったら、2002/3/10に修復作業が始まり2004/7/22に修復工事が完了していた。

beijing2009_079徳陵は次の一般公開される陵墓の最有力候補だろう。

景陵

beijing2009_08009:40頃、景陵に到着する。

beijing2009_081ここは元々あった門は崩壊したようで鉄柵の門で閉ざされている。鉄柵の門になっているので柵越しで内部を見る事は出来る。

beijing2009_082景陵は明朝第5代皇帝宣徳帝の 陵墓だ。

beijing2009_083宣徳帝と父の洪熙帝の治世に明朝の最盛期を向かえており宣徳帝は政治に熱心であった。

beijing2009_084景陵から献陵へ向かう途中で一般公開されている長陵を通り過ぎるが昌55路のバスが長陵の前を通り過ぎて献陵の方へ走って行った。長陵の前を昌55路のバスが通過しているので明十三陵の非公開陵墓を訪れるのに使えるだろう。

献陵

beijing2009_08510:20頃、献陵に到着する。

beijing2009_086献陵は外から見る限りは修復作業が進んでいるようだ。

beijing2009_087門の前には地元民のおっちゃんたちの人民チャリやバイクがあり中で修復作業をしていた。

beijing2009_088門は閉ざされていたが隙間から内部を見る事が出来た。

beijing2009_089献陵は明朝第4代皇帝洪熙帝の陵墓だ。洪熙帝は永楽帝の息子であるが在位1年で崩御してしまうが洪熙帝と息子の宣徳帝の治世が明朝の最盛期とされ仁宣の治と称されている。

慶陵

beijing2009_09010:30頃、慶陵に到着する。

beijing2009_091慶陵の門は見事に崩壊しており鉄柵で閉ざされていた。見る限りだと内部もかなり崩壊している様子だ。

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beijing2009_094慶陵は明朝第15代皇帝泰昌帝の陵墓だ。泰昌帝は即位して僅か1ヶ月で崩御してしまうという何か陰謀でもあるのではないかというほどの在位期間の短さだ。

裕陵

beijing2009_09510:50頃、裕陵に到着する。

beijing2009_096裕陵は遠くからでも崩壊が進んでいるのが分かるほど酷い状態だ。

beijing2009_097裕陵は明朝第6代、第8代皇帝英宗の陵墓だ。

beijing2009_098英宗は土木の変で中国の統一王朝で唯一野戦で捕虜となった皇帝として知られている。

beijing2009_099入口の門は崩壊して鉄柵の門になっており内部の様子を窺う事が出来るが痛み具合がかなり激しい。

beijing2009_100でも、中国語と英語の説明の看板があったりして「非公開 じゃなかったのか?」と言いたいのだが他の陵墓でも同じ様に中国語と英語の説明の看板があった。

beijing2009_101中国政府が招待した外国の要人が見物したりしているのか? それとも、旅行会社に金を払って裏ルートで内緒で見物できるのか?

茂陵

beijing2009_10211:00頃、茂陵に到着する。

beijing2009_103茂陵も門は崩壊しており鉄柵の門になっていた。

beijing2009_104茂陵は明朝第9代皇帝成化帝の陵墓だ。

beijing2009_105成化帝は19歳年上の万貴妃を寵愛しており、かなりの年増好きだったようだ。

beijing2009_106茂陵も痛み具合が酷く、崩壊寸前といった状況だ。これは修復できるのか?

beijing2009_107茂陵から泰陵へ歩いて行くと康陵との分かれ道に辿り着く。真っ直ぐ進めば泰陵、左へ行けば康陵だ。まずは泰陵へと向かう。昌55路のバスが通り過ぎて行くので長陵から泰陵までバスで行けるのが確認できた。

泰陵

beijing2009_10811:35頃、泰陵に到着する。

beijing2009_109ここも門は崩壊しており鉄柵の門になっている。

beijing2009_110泰陵は明朝第10代皇帝弘治帝の陵墓だ。

beijing2009_111弘治帝は政治に熱心であり改革を断行し北方の防衛体制強化に努め明中興の祖と称されている。

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beijing2009_113柵越しで内部を窺う事は出来るが、ここは裕陵や茂陵の様に酷く崩壊は進んでいない様だ。

康陵

beijing2009_11412:05頃、明十三陵で最も奥にある康陵に到着する。

beijing2009_115門の前では観光客が弁当を食べている。

beijing2009_116康陵は明朝第11代皇帝正徳帝の陵墓だ。

beijing2009_117かなりの馬鹿皇帝で親征先で美女を誘拐したりとやりたい放題だったようだ。

beijing2009_118門の隙間から内部を撮影していると観光客のおっちゃんが「何処から来たんや?」と訊くの「日本から来たんや」と答えると「日本から来たんか」と驚いている。

beijing2009_119いくら世界文化遺産の明十三陵と言えども非公開で一番奥の康陵まで来る日本人は少ないだろうから、驚くのも無理は無いな。

beijing2009_120康陵の外側を歩いて中が見られる場所が無いか探すと、鉄柵の門があったの鉄柵越しに康陵の内部を見物する。

beijing2009_121今日の予定は夕方までに康陵までの見物であったが、予想以上に順調に廻れてまだ昼過ぎだ。

beijing2009_122これなら明日訪れる予定だった思陵へも行ってみる事にする。

beijing2009_123永陵から康陵まで徒歩で移動したがGPSを確認すると18.5km歩いていた。康陵から来た道を戻り泰陵と長陵への分かれ道へ戻って来た。ここで昌55路のバスに乗車して長陵まで戻る。運賃は5角で10分ほどで到着する。

長陵

beijing2009_12412:50頃、長陵の戻り最後の思陵へ行く為に314路のバスに乗車して13:30頃、昌平胡庄で下車してひたすら西へと歩く。思陵までは約4kmの道程だ。

思陵

beijing2009_125GPSと地図を確認しながら歩いて行くと北京雪世界滑雪場というスキー場の前を通過する。そろそろ北側に思陵があるので道がある筈なのだが・・・。

beijing2009_126そして、次の集落へ入ると脇道からいかにも観光客というような一団が出てきた。脇道へ入り歩いて行くと王承恩墓に到着。王承恩は崇禎帝に最後まで従った宦官で崇禎帝が首を吊った後に殉死している。思陵はこの奥にあるようだ。

beijing2009_127更に奥へ進み14:30頃、思陵に到着する。

beijing2009_128これで明十三陵を全て制覇した。思陵は明十三陵の中では最も規模が小さく内部には建物が見当たらない。

beijing2009_129思陵は明朝第17代皇帝崇禎帝の陵墓だ。

beijing2009_130崇禎帝は明朝最後の皇帝で明朝建て直しの為に政治に熱心であったようだが明朝滅亡の流れを止める事は出来ず李自成軍により北京が陥落すると紫禁城の北にある景山で首を吊って自殺した。

beijing2009_131地元民のおっちゃんたちが作業をしており門が開いていたので内部を撮影するがあまり広くない。

beijing2009_132外から見て廻っても規模が小さいので5分ぐらいで1周出来てしまう。おまけに北京市でも田舎なので肥溜めの罠が仕掛けられており油断しているととんでもない事になる。

beijing2009_13314:45頃、昌平胡庄に戻り314路のバスで 昌平東関へ戻り345快のバスで北京市内の徳勝門へ戻る。GPSを見ると今日は26km歩いていたようだ。恐らく今日は今までで最も歩いた日になっただろう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8.7元
バス 3.7元 路線バス
合計 12.4元

キャッシュカードで支払いをしてみる

beijing2009_13410:00頃、北京動物園近くのイトーヨーカ堂でジーパンを買う。まあ、日本での社会復帰に備えての訓練といったところだ。

beijing2009_135続いて、これも北京動物園の近くにあるカルフールで買い物をするがここで中国で初めてキャッシュカードを使って支払いをしてみた。自分はクレジットカードを持たずにニコニコ現金払いで過ごしてきたのでカードでの支払いは初めてだ。

beijing2009_136支払いはカードを通して暗証番号を入力して明細に署名して終了だ。銀行口座からは瞬時に引き落とされるので預金残高の範囲内で利用になり多重債務者の様に使い過ぎの心配は無い。日本のデビットカードに相当する機能だ。

beijing2009_137で、カルフールでは韓国企業のインスタントカレーと海南島産のパイナップルとマンゴーを購入する。カレーは日本へ帰ってからの食料でパイナップルとマンゴーは恐らく日本へ帰ったら食べる機会が無さそうなので今のうちに食べておく。

beijing2009_138海南島産のパイナップルを食べる。

beijing2009_139痛み始めて安売りしていたマンゴー。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 42.6元
バス 0.8元 路線バス
日用品 11.9元
衣類 99元
合計 154.3元

食料調達

09:00頃、ウォルマートで米、インスタントラーメン等の食料を購入する。これらは日本へ帰ってからの食料だ。

交通事故

beijing2009_14014:30頃、交通事故現場に遭遇する。路上におばちゃんが座り込んでいるので轢かれたか接触したのだろう。運ちゃんは携帯電話で何処かへ連絡している。左のおばちゃんが轢かれた?右が運ちゃん?

beijing2009_141そして、事件事故のある所に人民が集結するのは世の常で、既に人民たちが見物に集まっている。

beijing2009_142人民は事件や事故が大好きなようだ。

郵便局で小包を発送

beijing2009_14315:00過ぎに王府井書店で中国の歴史の本と北京のガイドブックを購入する。「今更ガイドブック購入してどうすんねん!」とツッコミを入れられそうだが日本に帰ってから読むのとHP作成のネタにするつもりだ。

16:00頃、購入した本をそのまま郵便局へ持って行き服務台でおばちゃんに梱包してもらい送り状に記入する。送 り状の記入が終わり窓口で郵送費209.8元を支払う。

beijing2009_145本が402元で送料209.8元なので送料が滅茶苦茶高い。それでも一番安い船便だ。まあ、問題なければ1ヶ月後にはボコボコになって日本に到着するだろう。

帰国前に残りの人民元を預金

beijing2009_14616:40過ぎ、郵便局を出て王府井の中国工商銀行で手持ちの小銭を預金をする。営業終了間際で自分が整理券を受け取ると警備員が入口を閉めた。ちょっと遅かったら使えない大量の小銭を日本に持ち帰るところであった。

銀行内には客が数人おり自分の順番まで時間がかかりそうなので預金する人民元がいくらなのか数える事にする。実はこの時点で自分が幾らの小銭を持ってきているか把握していないのだ。なので銀行内で1元札、5角札、1角札などを数え始める。

札束と小銭の山は総額367元8角1分であった。自分の順番が来て窓口に札束と小銭の山を出す。窓口のお姉ちゃんは札束と小銭の山をちゃんと数えているが営業終了間際にこんな事をするのはほとんど嫌がらせだな。

beijing2009_147これが明細で367元8角1分を預金した。

beijing2009_148無事預金を済ませて外へ出ると現金輸送車が停車している。中国の現金輸送車は日本と違って警備員が銃で武装しているので不用意に近づくと撃たれる可能性があるのだが、人民はあまり気にせずに現金輸送車の近くを通ったりしている。

まあ、中国で現金輸送車を襲撃するとその場で射殺されるのは確実なので襲う奴は滅多にいないようだ。中国で現金輸送車を襲撃するよりも日本で現金輸送車を襲撃した方がまだ安全だろう。というか、自分には現金輸送車を襲撃する勇気は無い。

両替
JTBグローバルキャッシュ 12560円→800元

本日の出費
項目 金額 備考
食費 73.7元
バス 2.4元 路線バス
日用品 8.4元
書籍 402元
発送費 221.8元
合計 708.6元

北京旅行記2009~慕田峪長城

天安門広場は人民で溢れる

beijing2009_01708:30頃、天安門広場へやってきた。しかし、天安門広場に入る際に手荷物検査と身体検査が待っていた。一昨年来た時は手荷物検査や身体検査なんか無かったのだが・・・。北京オリンピックは去年だし・・・。今年は建国60周年で中国にとって重要な年だからテロを警戒しているのだろうか?しかし、何故そこまでテロを恐れる?

そして、天安門広場なのだが今日は土曜日、おまけに清明節で今日から3連休で既に天安門広場は人民で溢れていた。今日は清明節で日本で言えば彼岸に相当する日だから毛主席紀念堂で毛沢東の遺体を墓参り感覚で見物しようとおのぼりさんの人民が長蛇の列を作っている。

beijing2009_018しかも、警備体制が厳重で田舎者の人民が割り込みしようとすれば係員や公安に注意されるというかとっちめられている。

beijing2009_019こういう強制力が働いているので珍しく人民が並ぶ光景を見る事が出来た。でも、人民多すぎだろ!

beijing2009_020列は毛主席紀念堂を囲んでおり1km以上の長さになっているだろう。

beijing2009_021今日は天安門広場は避けた方が良さそうだ。

石景山游楽園のその後を見に行く

beijing2009_02209:30頃、前門西から337路のバスに乗車する。これから一昨年ディズニーを怒らせた北京パクリーランドこと石景山游楽園へ向かう。10:45頃、京原路口東で下車して11:50頃、石景山游楽園に到着する。約2年ぶりに石景山游楽園にやって来た。入場券は10元で値上げされておらず誰でも入れるような金額である。


園内に入り現在はどうなっているかを調査してみたがディズニーを怒らせたミッキーマウスそっくりの大きな耳の猫とかはおらず、どうやらカタギの商売をしているようだ。まあ、去年北京オリンピックがあったから共産党の熱烈な指導でパクリはやめて商売するようになったのだろう。

中国人民抗日戦争紀念館

beijing2009_02314:00頃、前門西から301路のバスに乗車して14:40頃、抗戦雕塑園(抗战雕塑园)で下車する。15:00頃、盧溝橋に到着する。ここは 1937/7/7に盧溝橋事件が発生して日中戦争発端となった場所だ。そして、この盧溝橋の隣にあるのが宛平城であり、宛平城内に反日教育施設として知られる中国人民抗日戦争紀念館がある。


ここも去年から無料開放になっており見物していく事にする。無料開放といっても参観券を貰わないといけないのだが身分証明書が必須になっている。なので、窓口でお姉ちゃんに堂々とパスポートを提示して参観券をもらうが、やっぱり驚いていた。で、館内を見物するのだが、一昨年来た時と特に変わっていなかった。16:00頃、301路のバスに乗車して前門へ戻る。

前門

beijing2009_02416:55頃、前門に到着する。天安門広場は朝と比べると混雑は少し緩和されたようだが、それでも人民で溢れていた。

beijing2009_025天安門広場は避けて北京オリンピック直前に工事が終わった前門大街を見物する事にする。前門大街は綺麗に観光商業街へと変わっていたのだが建物の中身はほとんどが空のままだ。工事は終わったがテナントまでは入っていないようだ。

beijing2009_026そして、前門の東には北京鉄路博物館があるのだがここも工事中の様で開館していない。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
バス 2.8元 路線バス
石景山游楽園 10元
地図 1元
合計 25.8元

明景泰陵

beijing2009_02707:00頃、西直門から634路のバスに乗車して頤和園を通り過ぎて08:00頃、娘娘府で下車する。

beijing2009_028北京には明十三陵に明朝の皇帝陵墓があると思われているが、実は北京には明十三陵以外の場所にも皇帝の陵墓があるのだ。それは明朝第7代皇帝の景泰帝の陵墓だ。

beijing2009_029今日は一般にはほとんど知られていない陵墓を見物しようと思うのだが、ネットで調べた限りだと明景泰陵への道程は厳しそうだ。バス停からまず周辺の状況確認の為に少し歩く。明景泰陵は北側にある金山の麓にあるので近くまで来ているというのは分かっている。

バス停の近くに路地があるのでここを歩いていくとネットで調べたとおりそれらしい施設がある。そう、それらしい施設とは軍の干休所、軍隊幹部休養所だ。入口には迷彩服着た兵士がいるし普通はこんな所に皇帝の陵墓があるとは思わないだろう。まあ、まずは兵士に明景泰陵への行き方を訊いて敷地内にあるなら見物できるか訊いてみよう。

で、訊いてみたら敷地内にあるのは確認できたが見物させてはくれなかった。ネットで紹介されていたとか言っても駄目だった。「何処から来た?」とか訊かれて「日本から来た」と答えたら兵士が驚いていたので粘ってみたが結局駄目だった。

実際に見物している人はいるので何とかなると思ったが兵士の気分次第か?それとも紅包を用意しないと駄目かな?まあ、見物したい人は正面突破ではなく旅行会社を通して「走后门」で何とかした方が良さそう だ。

カルフールで買い物

beijing2009_03010:30頃、北京動物園の近くにあるカルフールで買い物をする。ここで新しくリュックサックを購入する。今まで使っていたリュックサックは日本を出発した時からファスナーが壊れていたが、日本へ帰る前に北京で新しいのに換えておくのだ。

というか、「日本へ帰る前でなく、日本を出発する前に新しいのに換えておけよ!」とツッコミが入りそうだな。ファスナー壊れていたおかげで広州駅でデジカメ落としたりしていたし・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19元
バス 3.2元 路線バス
日用品 204.8元
合計 227元

C2015次 二等座で北京南→天津

beijing2009_03106:30頃、ユースホステルを出て104路と20路のバスを乗り継いで北京南駅へ向かう。20路の終点は北京南站なのだが北京南駅の入口は北京南站南广场とややこしくなっており、もう1本バスを乗り継がなければならないのを知らず徒歩で北京南駅へ向かうが、駅周辺は未だに工事中の場所が多く道が分かり難い。

北京オリンピックに合わせて開業した筈だったが南口しか出来ておらず、北口は未だに工事中だ。まあ、面子で無理やり開業していただけで不便である。さて、ようやく北京南駅の入口までの無料送迎バスの乗り場を見つけて北京南駅へ向かう。

08:00頃、北京南駅に到着する。手荷物検査を済ませて駅の中へ入る。待合室と切符売場が一緒になっているのだが切符売場は閉まっている。というか、自動券売機があるので窓口業務は必要無いという事の様だ。自動券売機は壊れておらずちゃんと動いている。

天津までの切符を購入して改札が始まるのを待つが改札口は自動改札になっており、北京オリンピックに合わせて最新機器を投入してオリンピックを見物に来た外国人に中国の先進性を印象付ける作戦なのだろう。でも、台湾ではとっくの昔に自動券売機と自動改札が導入されているな。

beijing2009_03208:30頃、改札が始まりホームへ降りて乗車する。発車まで少し時間があるので先頭車両を撮影するが片方のヘッドライトが消えている。壊れているのか? 昼間にヘッドライト1個が消えたままでの300km/h運転は大丈夫そうだが、ちゃんと整備されているか非常に疑問だ。

この北京南-天津の高速鉄道はCRH3が投入されているがCRH3は独シーメンスのICE3を基にしている。しかし、いくらドイツの技術といっても整備不良のまま走らせられると事故を起こすような気が・・・。

いや、中国政府は高速鉄道は中国独自の技術と謳っているから、CRH3で事故が起きてもドイツは関係ないよな。でも、中国独自の技術と謳っていてもCRH2で事故が起きたら中国政府は「CRH2は中国独自の技術と一言も言った覚えは無い。CRH2は日本の技術を導入している。中国には責任は無い、全て日本が悪い!日本に賠償を要求する!」などと日本が悪いとか因縁つけられそう。

0845に発車して10分足らずで300km/h以上で走行する。オリンピック期間中は350km/hで走行していたようだが、この時は332km/hが最高速度であった。350km/hでの走行はオリン ピックで面子の為にやっていたという事かな?オリンピックが終わってから速度を落としたという事は安全性に問題ありという事かな?09:15に天津駅に到着する。北京-天津が30分で移動できてしまった。普快なら2時間は必要だ。

天津港の新港を下見

beijing2009_03309:30頃、天津駅の路線バスターミナルのA乗り場から621路のバスに乗車して塘沽へ向かう。11:00頃、塘沽駅(塘沽火车站)で下車する。実は塘 沽駅(塘沽火车站)には1日4本、北京南駅からC列車が乗り入れいているので、塘沽駅(塘沽火车站)がどうなっているかちょっと見てみたが、まず目に入っ たのが「危険物を持って列車に乗るとこうなるぞ!」という宣伝掲示板。

beijing2009_034人民は説明しても理解できないようなので生々しい死体の写真を見せて危険物を持って乗車しないように啓蒙活動が行われている。

beijing2009_035そして、塘沽駅(塘沽火车站)にもC列車の自動券売機が導入されていた。因みに北京南-天津-塘沽は56分ぐらいで結ばれている。駅前は新しい建物が多く宿もそこそこあるのである程度は便利そうだ。

beijing2009_03611:10頃、塘沽駅(塘沽火车站)から102路のバスに乗車して、途中で塘沽の中心地と観光地になっている塘沽外灘を通りすぎで11:35頃、終点の新港に到着する。

beijing2009_037ここには天津港客運站があり天津-神戸間を運航しているフェリー燕京号の出港場所になっている。13日にここから日本へ帰国するつもりなので場所の確認に来たのだが乗船券売場があったので窓口のおばちゃんに燕京号の乗船券が買えるか訊いてみたら窓口では運航日の08:30から販売との事であった。

さすがに利用客が少ないといっても当日に神戸行きのフェリーの乗船券を買う勇気は自分には無い。北京に戻って代理店の旅行社で乗船券を買う事にしよう。

beijing2009_03811:30頃、102路のバスに乗車して塘沽駅(塘沽火车站)を過ぎて胡家園で下車する。ここには塘沽のバスターミナルである濱海客運総站がありバスの状況を確認する。北京、青島、大連などへのバスが発着しており路線、本数ともにそこそこありそうだ。

beijing2009_03912:55頃、濱海客運総站から結構離れた所にある津濱軽軌の胡家園駅から軽軌を終点の東海路まで乗り鉄する。

beijing2009_040東海路から一旦軽軌の塘沽駅(塘沽站)で下車して936路のバスで1.5kmほど離れた塘沽外灘へ移動する。

beijing2009_041新港へ行く102路のバスが塘沽外灘を通るので天津市内から軽軌で塘沽へ行き塘沽外灘から102路のバスで新港へ行く事も出来る。1440過ぎに再び軽軌に乗車して天津市区の中山門へ移動する。1540頃、中山門に到着し、803路のバスに乗換えて天津駅へ移動する。

C2082次 一等座で天津→北京南

beijing2009_04216:10頃、天津駅に到着。帰りの北京南行きの切符を購入しようとしたら3時間先の列車の切符まで売り切れになっている。こうなると駅前から北京行きのバスに乗って帰った方が早く着きそうなのだが、やはり鉄ちゃんは列車で帰らなければいけないだろう。

beijing2009_043という事で、2035発のC2082次の切符を購入するがほんの数分迷っていた間に二等座が売り切れてしまったので一等座を購入。

発車まで4時間ほどあるので駅周辺を歩いてみるとウォルマートを発見する。ここでパンと米酒を買って橋の下で飲み食いする。日本へ帰って社会復帰するつもりなのだが、行動は農民工になっているような・・・。人民に同化するのは止めなければ・・・。

beijing2009_04420:20頃、改札が始まり乗車する。

beijing2009_0452035に天津駅を発車して21:05に北京南駅に到着する。駅を出てバスに乗る前に12日の塘沽行きの切符を購入しておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19.2元
鉄道 58元 北京南→天津
鉄道 69元 天津→北京南
鉄道 70元 北京南→塘沽
地下鉄 10元
バス 12元 路線バス
合計 238.2元

毛主席紀念堂

08:40頃、天安門広場へやってきた。天安門広場に入るには手荷物検査と身体検査があるが、上着が米軍の迷彩服とはいえ見た目が農民工の格好なので公安の姉ちゃんが「何処の省のもんじゃい、、われぇ!」と訊くので、「東京から来たんじゃい!」と答えると驚いて日本語で「どうぞ!」と言ってあっさり通してくれた。どうやら、胡散臭い農民工と思ったら小日本だったので関っている暇は無いらしい。

そして、毛主席紀念堂の長蛇の列に並ぶ。今日は天安門広場の南にある毛主席紀念堂で毛沢東の遺体を見物するのだ。しかし、開館時間は08:30なのに既に1km以上の長蛇の列だ。まあ、気長に待つしか無いだろう。毛主席紀念堂はカメラやリュックサック、飲料水などの持ち込みは厳禁になっているのでカメラ無しで来たのだが並んでいる人民たちの写真が撮れずに残念だ。

人民たちは係員の指示に従い4列で並んでおり、人民もやる気になればちゃんと並べると思った矢先にロープをくぐって列に割り込む家族連れの人民が・・・。そして、係員は見逃さずに外に出るように言うが家族連れの人民は言い訳して外に出ようとしない。指示に従おうとしないので係員が2人、3人と集まって結局、家族連れの人民は摘み出された。

そして、案内放送で「痰吐くな」と言っていても後ろのおっさんが痰を吐いた。後ろのおっさんだけではなく、各所で痰を吐く音がするし地面に痰がある。ここは天安門広場で人民たちにとって神聖な場所の筈では?人民たちはこれから毛沢東の遺体を参観するというのにこの有様とは・・・。毛沢東もサルどもの見世物になって、さぞかしあの世で喜んでいるだろう。

09:40頃、ようやく毛主席紀念堂の入口までやって来た。ここで身体検査となり金属類を全て出して金属探知機を通るが自分は安全靴を履いているので当然鳴って色々調べられるが問題無し。いよいよ、毛主席紀念堂に入るが、ここでは人民どもは騒いだり痰を吐いたりはしなかった。

サルでもここでは痰を吐いたら無事に生きて帰れないというのは分かっているらしい。毛沢東の遺体が安置されている部屋へ入り毛沢東の遺体を見物するが30秒足らずで終了。毛沢東の遺体は顔色が不自然な感じであった。本当は蝋人形じゃないの?と疑いたくなるほど不自然だった。

燕京号の乗船券を購入

beijing2009_04613:30頃、バスで建国門にやって来た。これから天津-神戸のフェリーの乗船券を購入するのだ。建国門近くの旅游大厦1Fにある神舟国旅で 燕京号の乗船券を購入する。申込書のパスポート番号、滞在場所の住所、日本の住所などを記入していく。

乗船券は二等Bで1430元、燃料付加費は150元、ターミナル使用料で30元が必要なのだが、今日は乗船券の1430元だけの支払いで、燃料付加費とターミナル使用料は当日、港で支払えば良いとの事であった。

ウォルマートでも公交IC卡で支払える

beijing2009_047乗船券を買った帰りに建国路にあるウォルマートで日本だと入手するのが難しそうな盒飯の容器とかを購入する。

beijing2009_048ウォルマートでも支払いに公交IC卡が使える ようになっていたので試しに使ってみる。北京は公交IC卡が電子マネーとして便利に使えるようになっている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12.7元
バス 2.4元 路線バス
フェリー 1430元 天津→神戸
日用品 22.8元
合計 1457.9元

慕田峪長城

beijing2009_04907:00頃、特2路のバスで東直門北へ向かう。07:50頃、東直門北に到着、ここから東直門外へ移動して936路のバスに乗車する。今日は世界文化遺産にも登録されている慕田峪長城を見物するのだ。

去年の10月から936路のバスが紅螺寺から慕田峪長城まで路線が延長されたので、今までは916路のバスで懐柔(怀柔)まで行きボリタクで慕田峪長城という行き方しかなかったが、これで936路のバスで慕田峪長城まで行けるのだ。

beijing2009_05008:20頃、東直門外を出発する。慕田峪長城までの運賃は16元なのだが公交IC卡だと6.4元と激安なのだ。しかし、北京市内を出るまで渋滞が酷くなかなか進まない。おまけにバス停で停車するごとに乗客が増えていき車内は明らかに定員超過だ。

11:00頃、紅螺寺に到着してほとんどが下車していく。紅螺寺は有名な観光地のようだ。11:20頃、慕田峪長城に到着する。バス停を見ると慕田峪長城までは毎年3月15日-11月25日までの運行のようだ。観光シーズンだけ慕田峪長城まで来るという事のようだ。

beijing2009_051土産物屋街を通り過ぎて入場券売場で入場券を購入する。40元は高いが万里の長城を見納めという事で見物だ!でも、ロープウェイは使わずに徒歩で山を登り長城へ向かう。

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beijing2009_05311:40頃、慕田峪長城に到着するが既に疲れて帰りたい気分だが、せっかく来たので全部は見ないが見物する事にする。

beijing2009_054で、慕田峪長城も八達嶺同様に落書きが酷い。

beijing2009_055それと、白人さんたちが多い。慕田峪長城は観光客が少ないと思っていたが実際は多かった。

beijing2009_056長城を登って行くが暑くて汗が噴出してくる。城楼の中は涼しくて休むが今日の予想最高気温は26度で夏日だ。ここ数日は急に暑くなっており、既に裸族や腹出し族が出現する条件が整っている。帰国前に肥満の人民の腹を見る事になるのだろうか・・・。

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beijing2009_059慕田峪長城からの景色はなかなかの物だ。そうそう、慕田峪長城は明の中山王徐達が北斉の長城址に築いたのだ。

beijing2009_060あまりの暑さで城楼で涼んで休憩するのだが城楼の中に何故か糞がある。ついでにアンモニア臭も凄い。慕田峪長城には3ケ所トイレがあるのだが、トイレまで辿り着けない観光客がいるようだ。登る前に小便と糞しておけよ!

beijing2009_061でも、世界遺産に放尿や脱糞してさぞかし気分爽快なのだろうな!いや、世界遺産に放尿や脱糞はまずいだろう。やはり、別の場所で立小便や野糞をして世界遺産を守るべきだろう。でも、緊急事態だと世界遺産なんて気にしていられないか・・・。

beijing2009_06212:20頃、麓の駐車場へ向かう。12:45頃、駐車場に到着してバス停で936路のバスを待つが白人さん2人組がバス停にやって来た。どうやら、936路のバスで北京市内に戻るようだ。しかし、ここは中国の観光地だ!中国の観光地では白人さんはあいつらにとって格好の獲物だ。

beijing2009_063そう、ボリタクの運ちゃんが白人さんに声をかけてきた。「懐柔(怀柔)まで行って916路で北京へ行ける」「懐柔(怀柔)まで50元」とか言っている。やはり、ボリタク舐めた事ぬかしている。936路なら公交IC卡だと6.4元で東直門外まで戻れるだろうが!成り行きを見守っていると白人さんたちはボリタクに乗ってしまった。

beijing2009_06413:15頃、936路のバスが到着し乗車する。13:30頃、慕田峪長城を出発して15:45頃、東直門外に到着する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17.04元
バス 13.6元 路線バス
慕田峪長城 40元
合計 70.64元

北京旅行記2009~和諧長城号乗り鉄

余った香港ドルを中国銀行で預金

beijing2009_00111:00頃、浦東賓家国際青年旅舎をチェックアウトして地下鉄で上海駅へ向かう。しかし、中国銀行の前を通り過ぎた時にある事に気づいた。手持ちの余った香港ドルを日本へ持って帰っても意味が無い。次に中国や香港へ行くのは何時かは分からないが中国銀行に預金しておく事にする。

急遽予定変更でバックパックを背負ったまま銀行へ入り1290香港ドルを預金する。周りから見ればどう見ても不審人物だが自分はちゃんとした客だ。台湾ドルも余っているのだが、これは預金できないので日本へ持って帰る事にする。

次に中国や香港へ行った時にこの預金は使うのだが何年先に次はあるのか?それに機会があったとしても預金している香港ドルや人民元が大恐慌でジンバブエドルみたいに紙屑かも・・・。そうなれば日本円も紙屑?

1462次 硬座で上海→北京

beijing2009_00211:30頃、上海駅に到着する。今日はこれから13:00発の1462次で北京まで乗り鉄するのだ。と言っても、中国の鉄ちゃんなら恐らく誰でも知っているのだろうが、この1462次は出稼ぎ労働者たち、そう農民工専用列車となっているのだ。「何でこれが農民工専用列車なの?」と疑問に思う初心者の鉄ちゃんの為に説明しておこう。

この1462次は4桁の数字だけの普快という種類の列車に該当して、車両は空調無しの緑皮車と呼ばれる緑色の車両で、北京までの運行時間は23時間10分で遅い。で、農民工専用となる決定的要素は空調無しという部分で、運賃が空調付きの列車の半分くらいになるので農民工が自然とこの列車を利用するのだ。

beijing2009_003因みに他の列車の運賃は上海→北京の金持ち専用列車のZ22次は軟座だと283元、軟臥下段(日本のA寝台に相当)で499 元、運行時間は11時間28分、そこそこ金がある場合はT104次で硬座だと179元、硬臥下段(日本のB寝台に相当)だと327元、運行時間は13時間 31分なのだ。

上海駅前には農民工が屯しており見た目で明らかに大都会の上海に馴染んでいない。金融危機の影響で大都市に来ても仕事は無いだろうに一体どうするんだ?まあ、自分も人の事を心配している場合ではないな。さて、入口の手荷物検査を済ませて待合室へ向かう。

待合室は予想通り農民工が改札口に屯しているのだが前回は一昨年同じ1462次に乗ったのだが、その時は農民工で溢れていて色々な意味で夢の様な世界が待っていたのだが、今回は溢れているという所まで凄い状態にはなっていない。でも、汗と白酒の臭いが漂っており色々な意味で限界かも?農民工は昼から白酒を飲んでいないと人生やっていられないのだろうか?

で、 農民工のおっちゃんたちに30分ほど囲まれて改札が始まるのを待つ。12:25頃、改札が始まると前回より人が少ないのだが「待つ」という事を知らない農民工はお約束の尿素袋や茶碗の入ったバケツとか持って我先にと改札口へ向かう。おかげで改札口は大混乱!農民工が遠慮するという事を知らないのなら、こちらも爪先に鉄板の入った安全靴で気付かれない様に蹴りを入れて改札口を通過する。


列車に乗車して荷物置き場を確保して再びホームへ。発車まで30分近くあるのでちょっと探検する。一昨年乗車した時は硬臥で北京へ行ったのだが、今回乗車する1462次は客車はすべて硬座車両になっているという情報を入手していたので1両目から見てみると確かに硬臥は無く18両編成で硬座15両、残りは食堂車とかだった。ある意味では最強の農民工専用列車に強化されていた。

車内へ戻ると何やら凄い空いている。乗車率3割ぐらいだ。他の車両は混雑していたり空いていたりして一体どういう切符の売り方をしているんだ?発車時刻が近づいてくると乗務員が「走行中は動車組とすれ違うから窓を開けないように!」「ペットボトルが飛ばされて危ないから」みたいな事を言っていたが、動車組が導入された時から疑問に思っていたのだが、やはり250km/hで走行する動車組とすれ違ってペットボトルが吹き飛ばされていたんだ。

日本で言えば普通列車とはやてがすれ違うというあり得ない事が中国では起きているのだ。しかも、危ないから非空調の車両で窓開けるなという事は夏はサウナ状態で死人が出るぞ!動車組の運行区間での非空調車両での運行は既に無理なのではないだろうか?

13:00に定刻通り発車して北京へと向かう。途中で何度か動車組とすれ違うが確かに風圧が凄い。窓開けていたら危険だ!動車組の追い越しの為に停車していても、追い越し時に風圧で車両が揺れている。いくら線路幅が同じでも在来線と高速鉄道を同じ線路で走らすのは無茶なのかも・・・。

18:00過ぎに南京に到着してこの頃には車内はかなり混雑してきたが、まだ農民工と愉快な仲間たちによる乗車率200%の夢のような世界にはなっていない。どうやら今回は期待外れの乗り鉄のようだ。ゴミだらけの床で寝ている農民工とか想像していたが普通の長距離列車で終わりそうだ。

それに乗務員のやる気があるようでこまめに掃除していて床が綺麗だ。でも、となりのおっさんは停車する度に窓を開けて痰を吐いている。連結部にいる農民工はタバコ吸ったり、痰吐いたりとこの辺はいつもの光景だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 3元
地下鉄 4元
合計 7元

北京藍亭国際青年旅舎

beijing2009_004朝になり山東省から河北省へ入り10:00頃、天津西駅に到着。12:00前に北京南駅を通過する。12:10頃、北京駅に到着する。

出口を出て地下鉄に乗車するのだが入口には手荷物検査が・・・。北京オリンピックが終わっても地下鉄でも手荷物検査をしている。中国政府は未だにテロを警戒しているのか?地 下鉄で安定門へ移動して113路のバスで外館斜街へ移動する。13:30頃、北京藍亭国際青年旅舎に到着する。

beijing2009_005外には「藍亭賓館」という看板があり賓館と しても営業しているようだ。ドミは空いており1泊30元で6泊する事にする。

北京でも公交IC卡で買い物が出来る

夕方、首航国力というスーパーでビールを買うが会計の際にレジに「刷卡一卡通」という文字があるのを発見する。どうやら北京でも南京と同じように公交IC 卡で買い物が出来るようだ。試しに公交IC卡で支払いをしてみるが後ろに並んでいる人民たちが珍しそうに覗き込んでいる。おいおい、自分は数分前に公交 IC卡で支払いが出来ると知ったのに何で北京市民の人民が珍しそうに覗き込んでいるんだよ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13.4元
宿泊費 180元
地下鉄 2元
バス 0.4元 路線バス
合計 195.8元

北京の路線バスは中国一

06:20頃に起床して07:00過ぎに北京北駅へ向かう。バス停では一昨年、北京に来た時と同じように政府に動員されているかもしれないボランティアのおばちゃんが人民たちを並ばせている。おばちゃんたちが目を光らせているので朝の通勤時間帯でも人民たちが並ぶという奇跡が起きている。

これは人民たちが北京オリンピックで並ぶという事を学習したのか?それともおばちゃんたちが怖くて並んでいるのか?どちらにせよ、おばちゃんたちがオリンピックが終わった後も人民たちを教育(いや、調教かな?)しているので、自分の知る限りでは北京のバス乗車マナーは中国で一番良いだろう。

それとバスの運賃も1元バスでも空調付きで、公交IC卡を使えば運賃は0.4元だ。これだけ割引率が高いのは北京だけだろう。それにバスも新しいし、運ちゃんと車掌も制服着用でしっかりしている。中国の路線バスでは北京が一番だろう。

それに比べ田舎の路線バスは酷い。人民は並ばないし、運ちゃんや車掌に注意されると逆ギレするし・・・。 北京の人民が人だと田舎の人民はサルだな・・・。

Y567次 二等座で北京北→八達嶺

beijing2009_00608:00頃、北京北駅に到着する。一昨年、北京北駅から八達嶺へ行った時は、北京北駅は北京オリンピックを控えて新駅舎を建設中でボロボロの駅舎であったが今回は新駅舎を利用する事になる。まずは切符を購入するのだが切符売場も綺麗になっている。

ちょっと混雑しているが各窓口5人ぐらいの列が出来ているだけだ。列に並んで順番を待つが自分の前の姉ちゃんが切符を買っている時におっさんが姉ちゃんの横に立つ。・・・。いつもの割り込みの展開が待っているようだ。自分はおっさんの割り込みを放置する気は毛頭無い。むしろおっさんを追い払いたい。姉ちゃんが切符を買い終わると予想通りおっさんが割り込んできたので阻止して追い払う。

切符を購入して入口の手荷物検査は荷物無しなのでそのまま通過かと思いきや公安の身分証確認が待っていた。久しぶりの身分証確認で正直言って楽しい!公安がどういう反応を示すか楽しみにしながらパスポートを提示すると、一応中身を確認してすぐに「行っていいよ!」であった。ちょっと期待外れであった。外国人は用無しの様だ。

beijing2009_007待合室へ入り改札が始まるのを待つが北京北駅の待合室は明るくて広い。駅舎自体も大きく中国政府が面子を賭けてオリンピック前に完成させただけはある。駅員もこまめに掃除しており仕事へのやる気が感じられる。

しかし、駅舎が新しくても駅員のやる気があっても、利用客は変わっていなかった。目の前の人民が唾を吐きやがった。1度ではない。2度、3度と唾を吐いている。さっき、駅員が床をモップがけしたばかりなの に・・・。せっかく乗り鉄するのにこういうサルに遭遇すると腹が立つ。サルは都市に出てくるな!田舎に籠もっていろ!

beijing2009_00809:02頃、和諧長城号が4番線に入線し09:15頃、改札が始まる。まずはホームで撮影開始。そして、発車時間が近づいて来たので乗車する。

09:33に発車して八達嶺駅へと向かう。この和諧長城号は北京オリンピックに合わせて観光用に投入された列車で先頭車両と最後尾車両が気動車になっておりPB式で折り返し時に機関車の付け替えが必要なくダイヤの短縮が出来るのだ。

9両編成で2両起動車、3両一等車、3両二等車、1両ビュッフェとなってい る。窓は大きめ、前後の座席間は広くなっており観光用として投入された事を物語っている。最高速度は160km/hで車両性能も高い。二等座の車両はすべて満席で一等座の車両には乗客はほとんどいない。

車内検札が始まり乗務員に切符を見せるが隣の兄ちゃんが「どうして自分たちの切符を違うんだ?」とか言っている。実は自分の切符は磁気切符なのだ。北京北駅だと磁気切符で購入できるのだが自動改札はまだ導入されていない。

北京北から南口までは平地で速度は135km/hまで出していたが南口を過ぎると山間部になり速度は40km/h前後での運転となる。まあ、この先は八達嶺駅まで居庸関、水関長城があるのでゆっくり走った方が見逃さずに済むのでちょうど良いだろう。居庸関、水関長城を過ぎて車窓から八達嶺が見えてきて八達嶺駅の1つ手前の駅である青龍橋に到着する。

この青龍橋でスイッチバックの為に進行方向が変わるので鉄ちゃんにとっては重要な駅である。スイッチバックで進行方向が変わったのだが乗客は座席を回転させる事を知らないのかそのまま座っている。隣の車両では座席を回転させている乗客はいたのだが自分の車両では全員そのままだ。

10:45頃、八達嶺駅に到着する。ここで下車する乗客は比較的多くボリタクや徒歩で八達嶺へと向かっていった。自分も八達嶺へではなく、まずは帰りの切符を購入する。 11:42発のY572次の切符を買うのだがここで贅沢にも一等座の切符を購入する。切符代は二等座よりも3元高い17元だ。それでもまだ閑散期なので切符に「折」と印字されており割引価格が適用されている。発車まで50分ほど時間があるので八達嶺をちょっと見ていく事にする。

八達嶺

beijing2009_009八達嶺駅から5分ほど歩くと北京市内の徳勝門へ行く919路のバス停、駐車場、長城博物館、詹天佑紀念館に到着する。鉄ちゃんにとっては一番重要なのは詹天佑紀念館だろう。詹天佑は中国の鉄道の父と称される人物で青龍橋のスイッチバックを設計した人物なのだ。

しかし、詹天佑紀念館は工事中だった。恐らく和諧長城号が投入され、この路線を設計した詹天佑が再び注目を集め始めたので政府が愛国主義とかの宣伝や鉄ちゃん以外の一般観光客が訪れるように改修しているのだろうか?

そして、八達嶺の入場券売場までやって来た。相変わらず人多いわ。これで一応万里の長城を見た事になるな。11:00頃、八達嶺から八達嶺 駅へ戻る。待合室は自分ひとりで他には誰もいなかった。

Y572次 一等座で八達嶺→北京北

beijing2009_01011:30頃、駅員が何処行きの列車を待っているか訊いてきたので「北京北」と答える一緒にそのままホームへ移動。ホームで列車の到着を待っていると白人さん2人組がやってきた。八達嶺駅からの乗客は自分だけかと思ったが他にもいた。白人さんたちは予想通り切符は一等座だ。自分も一等座だ。

beijing2009_011しかも、1号車の1 番座席だ。11:41頃、Y572次が到着して乗車する。

予想通り一等座には誰もいない。64人の定員に対して自分と白人さんたちの3人で貸切状態だ。気分は北の将軍様や共産党高級幹部か?

beijing2009_01211:42に発車してスイッチバックの青龍橋へ向かう。実は青龍橋は2つあり厳密にいうと北駅と南駅がある。でも、時刻表では区別されておらず1つの駅として見なされているのだ。で、行きに通ったのが南駅でこれから通るのは北駅で、北駅のスイッチバックが詹天佑が設計した路線だ。11:48頃、青龍橋に到 着する。ここには詹天佑の銅像と墓がある。中国の鉄ちゃんにとっては聖地と言える場所だろう。青龍橋をスイッチバックで進行方向を変えて発車する。水関長城、居庸関を通過して13:00頃、北京北駅に到着する。

中国銀行へ

beijing2009_01314:00頃、北京藍亭国際青年旅舎に戻り上海の中国銀行で預金した香港ドルを定期にしておこうと思い、インターネットバンキングで定期を組もうとしたら何故か出来ない。

原因を調べるとどうやら去年の秋にインターネットバンキングのシステムを各省ごとから全国統一に変更したようで、新システムへの申し込みをしないと残高照会以外は出来ないようだ。道理でインターネットバンキングのアドレスも今までの各省ごとでは無い訳だ。

そして、インターネットバンキング が使えないという事は・・・。どうやら、やらかしてしまったようだ!これなら上海で香港ドルを預金するんじゃなかった。そこで、何か対策は無いか考えた。

そして、思いついた。インターネットバンキングが全国統一のシステムになったのなら北京で上海の口座のインターネットバンキングの手続きが出来るか試すという事を・・・。16:00頃、104路と109路のバスを乗り継いで朝陽門にある中国銀行北京分行を訪れる。

beijing2009_014因みに道路を挟んだ対面には日本の外務省に相当する外交部がある。

中国銀行へ入り窓口で上海の口座のインターネットバンキングの手続きが出来るか訊いてみるが「出来ない」の返答が・・・。インターネットバンキングが全国統一のシステムと謳っていても所詮中国で窓口まで全国統一とはならなかった。

そこで、北京で口座を開設して上海の預金を移してイン ターネットバンキングが出来るか訊いたら出来るそうで、北京で口座を開設する事にする。申込書に必要事項を記入して口座を開設しようとしたら17:00を 過ぎて手続きが出来ないという事で明日出直す事になる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18.7元
鉄道 14元 二等座 北京北→八達嶺
鉄道 17元 一等座 八達嶺→北京北
バス 2.4元 路線バス
合計 52.1元

中国銀行で口座開設

09:00頃、中国銀行北京分行を訪れる。昨日、口座開設が出来なかったので今日はその続きだ。窓口で申込書を提出するが、昨日と違って「上海の口座の香港ドルは北京の口座には移せない」「人民元しか移せない」とか言い始める。担当者によって答えが違うというのは中国では当たり前なので、「銀行でもあるのか」と思いつつ。

昨日記入させられた「中国銀行北京分行储蓄存款异地托收同城转户临时收据」を見せてもう一度出来ないのか訊くと行員同士で色々話し合って出て来た答えが「香港ドルを上海から北京に移すのに1ヶ月かかる」とかだ。おいおい、1ヶ月かかるって何やねん!同じ中国銀行なんだからオンラインで振替できねえのかよ。それにその返答自体が怪しい・・・。
これでは「口座開設しても意味ねえじゃん!」という事である。まあ、せっかくここまで来たので北京で口座を開設してインターネットバンキングが使えるようにしておこうと思い口座を開設する。キャッシュカードの維持費(借记卡年费)10元、キャッシュカー ド発行手数料(借记卡开卡换卡费)5元を払い、普通預金(活期)に初回の最低金額10元を預金する。

そして、インターネットバンキングを開通させようとした所で「上海の口座でインターネットバンキングを使っているから北京の口座でインターネットバンキングは使えない」「インターネットバンキングは1人1口座しか持てない」「上海に電話してインターネットバンキングを解約してからでないと北京の口座でインターネットバンキングは申し込めない」とか予想外の展開が訪れる。

昨日は上海の口座のインターネットバンキングが申し込めないから北京で口座を開設してインターネットバンキングを申し込めるか訊いたら出来るという事であったが実際は出来なかった。昨日訊いたら「出来る」で今日やってみたら結果は「出来ない」であった。

さすが中国銀行、見事な対応だ。1時間半と25元を無駄にしたわ。いや、中国銀行で既にインターネットバンキングの口座を持っている場合は新たにインターネットバンキングの口座を開設できないという事を学んだな。1つ賢くなったな。25元は授業料かな?10:45頃、中国銀行を出て近くの中国工商銀行へ向かう。

中国工商銀行で口座開設

beijing2009_01611:00頃、中国工商銀行東四支行を訪れる。中国銀行でインターネットバンキングの口座が開設できないのなら中国工商銀行で口座を開設してインターネッ トバンキングに申し込んでおく事にする。順番を待って窓口で「开户」「活期100元」「定期一年100元」「网上银行」と書いた紙を見せて口座開設したい事を告げると、申込書をくれて早速記入する。

ここで通帳が必要なのかキャッシュカードが必要なのか訊かれたのでキャッシュカードが必要な事を告げる。どうやら紙には「借记卡」と書いておいた方が良かったな。そして、更に「定期は別で通帳を作るか?それとも、キャッシュカードにまとめておく?」と訊かれて通帳は必要ないので全部キャッシュカードにまとめてもらえるようにお願いする。

申込書とパスポートを提出すると手続き開始。キャッシュカードの維持費(e时代卡年费)10元、キャッシュカード発行手数料(e时代卡工本费)5元を払い。何度かテンキーで暗証番号を入力して、普通預金(活期)と定期預金(定期)のそれぞれに100元を預金して30分ほどで手続き完了。

北京藍亭国際青年旅舎へ戻り中国工商銀行のインターネットバンキングを使ってみる。ちゃんとログイン出来た。試しに普通預金の100元を3ヶ月定期にしてみると、ちゃんと定期預金になった。

夕方になり中国銀行のATMから引き出せるだけの現金をすべて中国工商銀行で預金した。今日は銀行口座の開設に一日使ってしまった。というか、日本に帰るのに自分は今更何やっているんだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10.18元
バス 1.2元 路線バス
銀行口座開設 30元
合計 41.38元