航空券を購入する
まず、今回の旅行期間は2泊3日である。そして、航空券を購入するのだが、2010年の上海旅行の時はHISで航空券を購入したのだが、2011/1/23の時点では行き先をまだ決めていなかったので、今回はYahoo!トラベルで空席のある一番安い中国行きの航空券を探してみたところイーツアーで扱っていた北京行きの航空券が条件に適合した。
という事で、今回の行き先は北京に決定する。早速イーツアーで申し込みをするがすぐに支払い・発券ではなく空席を確保してから支払いになっており翌日の1/24に確認のメールが来たのでカードで支払う。1/25に発券完了のメールが来ておりeチケットレシートを印刷しておいた。
- ユナイテッド航空(航空会社コード:UA)
- エコノミークラス
- 往路: UA0897 成田空港1855 —> 北京首都国際空港2215
- 復路: UA0898 北京首都国際空港1040 —> 成田空港1455
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
航空券料金 | 24800円 | |
入出国管理税 | 1370円 | |
燃油サーチャージ | 5000円 | |
空港使用料 | 2540円 | |
手配料金 | 1050円 | |
合計 | 34760円 |
宿を予約する
2011/1/30にYHA Chinaで予約する。今回は空港から近く交通の便がそこそこの宿を探すと北京雍和国際青年旅舎が該当した。地下鉄5号線の北新橋(北新桥)から徒歩5分の位置にあるからだ。空港から北京地下鉄機場線と地下鉄2号線、地下鉄5号線を乗り継けばよいのだ。
YHA Chinaのwebサイトから予約するのだが会員証が有効期限切れになっているのでwebサイトでユーザー登録をする。予約手続きを進めていくと支払い方法が大きく変わっていた。去年は中国語ページからはインターネットバンキングでの支払いしか対応していなかったのだが、新たにクレジットカードでの支払いに対応したのだ。
そこで今回はVISAでの支払いを試してみると、決済通貨は人民元ではなく香港ドルになっていた。これは中国の為替政策が影響しているのだろうか?
- 北京雍和国際青年旅舎(北京雍和国际青年旅舍)
- 宿泊期間:–
- 部屋:16人ドミトリー
- 料金:1泊40元
旅の新装備
GPS
2010年の上海旅行で2年以上も酷使していたGARMIN Geko101が昇天してしまったので、新たにGARMIN GPSmap 62SJを楽天市場にて80325円で購入。最低限の機能しかなかったローエンドモデルのGeko101と比べハイエンドモデルのGPSmap 62SJは多機能になっており日の出、日没の時刻表示からPCとの接続まで盛り沢山である。
ヘッドランプ
2年間の中国放浪時に使用していたクリプトン電球からLEDに強化した。因みに購入したのはオーム電機のCS-3Sで楽天市場にて1260円で購入。
旅の総費用
両替
地下鉄天安門西駅にあった中国農業銀行ATMでスルガ銀行VISAデビットカードを使い引き出す
3000元(¥38935円 1元=約12.978円)
総費用の半分以上はGPSの購入費である。北京での使用金額は414.3元で日本円換算だと約5400円である。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
航空券 | 34760円 | 成田⇔北京 |
鉄道 | 3400円 | 上野⇔成田空港 |
ユースホステル予約 | 152円 | |
ヘッドライト | 1260円 | |
合計 | 119745円 |
中国滞在費 414.3元
京成スカイライナーで成田空港へ
約1年ぶりの中国旅行へ出発する。天気は生憎の雪であったが某駅から日暮里駅まで移動して、スカイライナーで成田空港へ向かう。去年開業した成田スカイア クセスがどうなっているのか気になっていたが、乗車してみたら乗車率は5割ぐらいで予想していたより空いていた。
15:24に成田空港に到着して、まずは ユナイテッド航空のカウンターを探す。今回は北京行きUA897便を利用するのだがチェックイン手続きは端末でパスポートを読み取って搭乗券を発券するだけで印刷しておいたeチケットの出番はなかった。16:30頃、出国手続きを済ませて空港内の探検を始める。
出発は18:50なので2時間ほどの時間があるので空港の端から端まで歩いてまわる。出発ロビーには免税店が多数あるのだが賑わっているのは出国カウンターの周辺だけで隅の方へ行くと人も少なくなり閑古鳥が泣いている。
それでも、客の入っている免税店は中国人観光客がやたらと多い。出発ロビーでもノート パソコンを使っている金持ちの中国人観光客がやたらといる。大勢の中国の金持ちが観光に来ているということが実感できる。
17:30頃、出発ロビーで待っ ていると出発時刻変更のお知らせが流れ、出発時刻が18:50から19:20に変更となった。空港周辺の悪天候で離発着を見合わせているとのことだ。雪が降っているので遅れるのは仕方ないのだが、これだと北京に到着してもエアポートエクスプレス(機場快軌)の終電には間に合わないだろう。そうすると北京市内へはリムジンバスで移動ということになる。
19:00頃、搭乗手続きが始まり機内へ移動する。ようやく出発かと思っていたら機体に付着した雪を落とす作業で更に遅れて離陸したのは20:00過ぎになっていた。
北京首都国際空港から北京市内へ
23:00頃、北京首都国際空港に到着する。中国と日本との時差は1時間あるから日本時間だと既に日付が変わっている。この北京首都国際空港はアジア最大の規模を誇っており、やたらと広く端の方に飛行機を駐機されると入国カウンターまで15ぐらい歩くことになると聞いていたのだが、第3ターミナル(T3-E)の入国カウンターに比較的近い場所に駐機してくれたようで、5分位歩くだけで済んだ。
入国手続を済ませて出口へ向かうのだがアジア最大規模の空港なので出口までの道のりはまだ長い。T3-E 2Fからは、更に旅客捷運(Auto mated People Mover)に乗車するのだ。そして、5分ほどでT3-C 2Fに到着、荷物を預けていた乗客は、ここで荷物を受け取るのだが、今回自分は最小限の荷物で機内持ち込みだけだったので素通りする。
23:30頃、よう やく到着ロビーの出口を出る。近くには北京銀行と中国工商銀行、恒生联合外币兑换がある。深夜到着の場合だと現金の両替は24時間営業の恒生联合外币兑换と手荷物引渡場の近くにある両替所しかないようだが、国際キャッシュカードやVISA等のクレジットカードがあれば、深夜でも中国工商銀行とかのATMで人民元を引き出すことが可能だ。
ここから、T3-E 1Fへ移動してリムジンバス(机场巴士)で北京市内の東直門(东直门)へ移動するのだが、東直門を通る路線を確認する。東直門へは北京駅(北京站)行きの路線に乗車すれば良いようで、切符売場を探すと7番出口(7号门)に切符売場があったので切符を購入する。
切符代は市内へのリムジンバスは一律16元なので中国語の分からない欧米人でも切符売場のおばちゃんに行き先を言わずに黙って16元払えば購入できる様になっている。でも、切符代が16元というのを知っている必要があるような・・・。切符を購入してバスに乗車するが発車前に日付が変わってしまう。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
バス | 16元 | 路線バス |
合計 | 16元 |
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
鉄道 | 2400円 | 日暮里→成田空港 |
合計 | 2400円 |
北京雍和国際青年旅舎へ
00:00過ぎ、バスが発車して空港から北京市内を結ぶ高速道路である北京機場高速公路(北京机场高速公路)を爆走しながら北京市内へ向かう。高速を降りると三元橋(三元桥)、漁陽飯店(渔阳饭店)で客を降ろしながら、00:25頃、東直門(东直门)に到着する。
東直門で下車して東直門外大街(东直门外大街)を西へと歩いて行く。地下鉄東直門駅を過ぎて東直門内大街(东直门内大街)を更に西へと歩いて行く。ここから、GPSと印刷しておいたGoogleマップで位置を確認しながら予約しておいたユースホステルを目指す。
出発前に主な行き先はGoogleマップで位置を確認してGPSに登録してあるので道に迷うこともないだろう。まあ、北京雍和国際青年旅舎は地下鉄北新橋駅(北新桥站)の近くなのでGPSを使う必要性はなさそうなのだが、せっかく新しく買ったGPSを使わなければ勿体無いので、距離や速度とか確認しながら歩いていく。
ところが、GPSでは北京雍和国際青年旅舎まで300m以内まで到達しているのだが、地図で確認すると実際には500m以上手前の位置にいるのだ。どうやら、GPSの位置情報がズレているようだ。
帰国後にGoogleマップとGoogleEarthで色々と確認したら、Googleマップの中国の地図は緯度と経度がズレているようなのだ。日本地図は正確だったのだが中国の部分は緯度と経度が間違っていたのだ。GPSがあてにならないので地図を頼りに歩いていく。
0100頃、北京雍和国際青年旅舎に到着する。YHA Chinaで予約した時に画面を印刷しておいたのでチェックイン手続きの登記は簡単に済んだ。1泊40元で2泊するのだが予約時に1割ネットで支払っているので残金72元と保証金100元を支払って部屋へ向かう。
深夜なので静かに16人部屋へ入り、ベットの確保をして探検を兼ねてトイレ・シャワーなどを確認をする。部屋のベットにはコンセントや照明が付いていないが寝るには問題ない。しかし、シャワーの湯量が少なく、トイレが臭い。北京のユースホステルでこの設備は貧弱と思ってしまうのだが、地下鉄2号線の内側で1泊40元だから妥当だろう。
日本で言えば山手線の内側にあるようなものだ。それに中国で旅をするなら、ここで慣れておかないと内陸部まで行けないだろうから、訓練には良いのかもしれない。02:00頃、疲れきっているので就寝。
天安門広場の国旗掲揚式
05:30頃、起床する。北京観光ができるのは、この1日だけのなので、まずは天安門広場の国旗掲揚式から見物するのだ。
06:00頃、地下鉄5号線の北新橋から乗車して、東単(东单)で地下鉄1号線に乗り換えて天安門西(天安门西)で下車する。駅に中国農業銀行のATMがあったのでスルガ銀行のVISAデビットカードで3000元引き出しておく。
駅を出て天安門広場へ向かうが夜明け前なのに路上では既に地図を売るおばちゃんたちが営業中だ。0640頃、天安門広場の入口で安全検査を受ける。金属探知機を通りポケットに入っているものを全て公安に検査される。GPSを公安に「これ携帯か?」と聞かれるが「これ携帯」と答えておく。
携帯と答える理由は 中国ではGPSのトラックログをとるのは違法なので、GPSを持っていることを公安に知らせると面倒なことになる可能性があるからだ。早朝で人が少ないの で細かく調べているのだが、まあ、昼間だと人が多すぎるからここまではやらないのだろうな。
06:45頃、天安門広場に到着する。天安門広場には既に国旗掲揚式を見物しようと観光客が集まっている。隅の最前列に場所を確保して待つが、雪が積もっているほどの寒さでもこれだけ人が集まっているというのには驚いた。
帰国後に調べたのだが天气在线に よるとこの日の北京の07:00の気温は-10℃だ。-10℃の世界で日の出の07:11を待つ。
しかし、すんなり国旗掲揚式まで待たせてくれないのが中国だ。周りの観光客が天安門広場で痰を吐いているのだ。神聖なはずの天安門広場でも痰を吐いても中国人には問題ないらしい。中国人が所構わず痰を吐くというのは事実であった。さすが中国人だ。共産党はこいつらを処罰しないのだろうか?
日の出の07:11が近づくと道路が封鎖され天安門から衛兵が行進してきて国旗掲揚式が始まった。義勇軍行進曲が流れて国旗掲揚台に五星紅旗が掲げられる。国旗掲揚式を見物し終えて天安門西駅から地下鉄に乗り西単で地下鉄4号線に乗り換えて円明園(圆明园)へ向かう。
円明園
08:00過ぎ、円明園(圆明园)に到着する。円明園での観光時間は90分の予定だ。入場料は西洋楼遺址景区とのセット券で25元。
正門である綺春園宮門から西洋楼遺址まではかなり離れており20分くらい歩く。
イエズス会の宣教師2人によって設計されたバロック式の庭園で有名だ。
しかし、庭園は第二次アヘン戦争で英仏軍により破壊され廃墟と化している。
08:30頃、西洋楼遺址に到着する。既にガイドに連れられた観光客が見物しており、ここも観光地として人気が上がってきているのだろう。
観光時間が90 分で入口から西洋楼遺址まで20分も歩いているので見物するのにあまり時間をかけられないので写真を撮りまくる。
09:00頃、西洋楼遺址を離れ来た道を戻る。09:30頃、地下鉄で天安門西へ戻るが自動券売機で公交卡にチャージ(充值)できる様になっていたので300元チャージしておく。
人民大会堂
10:20頃、人民大会堂に到着。
入場料は30元なのだが入場券の裏面には「銃・弾薬・危険物の携帯を禁止する」と突込みどころ満載の表記がされている。
誰が人民大会堂に銃や弾薬を持ち込むんだ?中国はテロリストが潜伏する物騒な国なのか?
わざと暗くしているのか照明設備が貧弱なのかは分からないが酷い状態だ。
大会議場は全国人民代表大会が開かれ胡錦濤国家主席や温家宝首相が演説している場所だ。そして、100元札の裏面のデザインは人民大会堂の正面玄関とこの大会議場の天井になっているのだが、この天井が見える部分での記念撮影は別料金になっていた。
人民大会堂は30分ほど見物して次の目的地である天安門へ向かう。
天安門
人民大会堂から天安門へ向かうが途中に公安の安全検査があり不審人物は身分証確認や荷物検査を受けている。
自分は公安から見て不審人物では無いようで何もなかったが、如何にも田舎から来ましたというようなおっちゃんが公安に囲まれて荷物検査を受けていたので天安門を撮影するふりをしてこっそり公安を撮影しておく。
天安門は警備が厳しいようで金属探知機と手荷物検査が待っている。自分は懐にGPSやデジカメを入れ ていたのだが予想通り係員に「これ何だ?」とか訊かれるがGPSを携帯電話と誤魔化す。
天安門に登って楼閣の内部を見物するがパネル展示と土産物屋があるくらいで特に見物するようなものはなかった。天安門で見物するものは目の前に広がる天安門広場だけのようだ。
端門
端門は天安門の次の門で、端門の次の門が故宮博物院の入口である午門がある。
入場料は10元で天安門より5元安い。端門は天安門ほど混雑しておらず人気はそれほど無いようだ。
世界文化遺産 故宮博物院
2007年に一度訪れているのだが北京オリンピックを控えて太和殿が改修中で見られなかったので今回は太和殿を見物するのが目的だ。
午門を通り、まず見えてくるのは太和門だ。この奥に太和殿があるのだ。
太和殿は皇帝の玉座があり各種行事が行われた宮殿だ。太和殿を見物して乾清宮などを見物するが敷地が広いのでひたすら歩く。
12:30頃、珍宝館の入口に到着。九龍壁と珍妃井は別料金になっており、珍宝館の入場券を購入する。入場料は10元である。紫禁城の九龍壁は中国三大九龍壁の一つであり、残りは北海公園の九龍壁と山西省大同の九龍壁だ。大同の九龍壁は2007年に見物済みだが、北海公園の九龍壁はまだ見物していない。北海公園は故宮の北西にあるのだが、今回は時間都合で断念する。
九龍壁を見物して続いて珍妃井の見物だ。珍妃井は清の光緒帝の妃であった珍妃が義和団の乱で西太后によって井戸に投げ込まれ殺害された場所だ。
珍妃井を見物して故宮博物院の見物は終了で次の天壇公園へ向かう為に13:20頃、故宮博物院を出る。天安門を出るとお堀の水がまだ凍りついており北京の気温はかなり低いようだ。
世界文化遺産 天壇
天安門東から地下鉄1号線に乗車して東単で地下鉄5号線に乗り換えて天壇東門で下車する。14:00頃、天壇公園に到着する。入場料は30元だ。
天壇は明清代の皇帝が祭祀を行った場所で世界文化遺産でもある。まずは祈年殿を見物するが人が多い。
世界遺産なので観光客が押し寄せてくるのだろう。欧米人の姿も見受けられた。
回音壁のすぐ対面には圜丘壇があり、ここは皇帝が冬至に天を祀る儀式を執り行っていた場所だ。
圜丘壇の中心にあるのが天心石で、皇帝がここに立ち天に祈りを捧げたそうだ。
北京最大のチベット仏教寺院 雍和宮
15:00頃、天壇東門から地下鉄5号線に乗車して雍和宮で下車する。雍和宮大街を南へ歩いて行く。途中には仏具屋が立ち並び参拝客が線香を買っている。15:25頃、雍和宮に到着する。
雍和宮は北京最大のチベット仏教寺院で元々は清朝第4代皇帝の康熙帝の第4子であった胤禎(雍正帝)の府邸であり乾隆帝の時代に本格的にチベット寺院へ改修された。
雍和宮の入場料は25元で少々高いが、参拝客が線香を焚いていたりするので雰囲気は十分だ。
しかし、仏像の写真を撮っていると撮影禁止の看板はなかったのだが坊さんに「写真撮るな!」と言われる。
撮影禁止じゃ仕方ないと思っていたら、白人さんたちが坊さんの隣で写真撮影を開始する。坊さんが注意すると思っていたら、何故か何も言わずに放置である。何故、白人さんは撮影OKなんだ?
中国二大孔廟 北京孔廟
15:50頃、雍和宮の西にある孔廟へ向かう。雍和宮大街を渡り国子監街を歩いて行く。
この国子監街は北京十大胡同のひとつに数えられている。16:00頃、北京孔廟に到着する。北京孔廟は隣にある国子監と繋がっており入場料30元で北京孔廟と国子監が見物できる。
入場券を購入する際に前の白人さんの兄ちゃん2人組が入場券売場のおばちゃんに「クレジットカード使える?」と英語で訊いていたが、おばちゃんは動じずに中国語で「クレジットカード使えないよ!」と一言。白人さんたちは雍和宮の方へ歩いて行った。入場券売場でクレジットカードは中国じゃ無理だろ!日本でも無理だと思うけど・・・。
孔子を祀る北京孔廟は曲阜の孔廟に次ぐ中国二大孔廟のひとつに数えられ元の大徳6年(1302)に建設が始まり大徳10年(1306)に完成する。
北京孔廟は雍和宮と違い観光客は少なく静かである。孔子が祀られている大成殿は孟子や老子の像があるのだが、残念ながら撮影禁止になっている。
国子監
国子監は元明清代の最高学府であり、歴代の科挙合格者の進士の名が刻まれた碑林や清の乾隆帝の御筆である「圜槁教譯」「學海節觀」の額がはめられた瑠璃牌坊がある。
北京駅で時刻表を購入
16:30頃、国子監を出て雍和宮駅へ戻る。地下鉄2号線に乗車して、16:50頃、北京駅に到着する。
北京駅で時刻表を購入して、再び地下鉄2号線に乗車して建国門で地下鉄1号線に乗換えて大望路で下車する。近くのウォルマートで土産にビールを購入して地下鉄1号線と5号線を乗継いで18:20頃、北京雍和国際青年旅舎に戻る。
イスラム食堂で夕飯
18:30頃、夕飯を食べに外へ出る。表通りの東直門内大街は金持ち向けのレストランが立ち並んでいるが自分には金がないので安食堂を探す。
南へ歩き東四北大街を歩いていると例の店を見つけた。看板に「新疆風味」の文字がある。イスラム食堂だ!
やはり自分にとってはイスラム教徒の店で食事するのが慣れていて安心である。牛肉麺7元と紅焼牛肉蓋飯10元を注文するが値段が結構高くインフレが進んでいるのが実感できた。
宿へ戻る
19:20頃、北京雍和国際青年旅舎に戻りライチビールを飲んで明日の準備をする。
明日は早めに空港へ行かないといけないので、20:00頃に就寝する。
両替
スルガ銀行VISAデビットカード(中国農業銀行ATMで引き出す) 3000元(¥38935円 1元=約12.978円)
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 48.3元 | |
宿泊費 | 72元 | |
地下鉄 | 21元 | |
円明園 | 25元 | |
人民大会堂 | 30元 | |
天安門 | 15元 | |
端門 | 10元 | |
故宮博物院 | 40元 | |
珍宝館 | 10元 | |
天壇公園聯票 | 30元 | |
雍和宮 | 25元 | |
孔廟・国子監 | 30元 | |
時刻表 | 15元 | |
合計 | 371.3元 |
北京首都国際空港へ
06:00頃に起床するが洗面所を中国人女性3人組が化粧の為に占領している。退くように言って「小日本のくせに生意気だぞ!」と逆ギレされると困るので10分後に出直すが化粧でまだ占領している。
更に10分後に出直すがまだ化粧中だ。厚化粧に時間を掛けなくても良いと思うのだが・・・。5分後に出直すとまだ厚化粧をしていたが3人組は洗面所の隅に退いており他の宿泊客が使用していた。自分はようやく顔を洗うことができた。
北新橋から地下鉄5号線に乗車して雍和宮で2号線に乗換え東直門で機場快軌に乗車する。
08:15頃、ユナイテッド航空のカウンターでチェックイン手続きをして空港内を探検する。
出発ロビーの4Fから到着ロビーの2Fへ移動して中国工商銀行を見つける。日曜日なのに営業していたので110000円預金しておく。帰国後にインターネットバンキングで日本円から人民元に両替を試したらできなかった。色々調べてみると外国人の口座はネットで外貨両替ができなくなっているようだ。中国へまた行ったら窓口で両替だな・・・。
08:50頃、旅客捷運 (Auto mated People Mover)で出国カウンターへ移動する。
出国手続きを済ませて出発時刻を待つ。成田行きUA898便は10:40が出発時刻なのでまだ1時間半くらいの時間がある。免税店を見物しようと思ったが客がほとんどいないので、店に入ったら捕まって商品を買うまで拘束される可能性が非常に高いので外から見るだけにする。
10:40頃、出発して成田へと向かう。機内食を食べたら、のんびりと到着を待つ。
15:00頃、成田空港に到着する。今回の旅行は無事に終了である。入国・税関手続きを済ませて京成本線で京成上野へ向かう。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
地下鉄 | 27元 | |
合計 | 27元 |
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
鉄道 | 1000円 | 成田空港→京成上野 |
合計 | 1000円 |