ドミの人民がパンツ一丁でうろつく
06:00頃に起床する。08:00頃から出発の準備をする。トイレへ行き糞をして部屋に戻るとエアコンが稼動している。暑いのでエアコンを停止しておく。暫くすると部屋の外からパンツ一丁の人民が1匹戻ってきてエアコンの電源を入れた。
パンツ一丁の人民に声をかけるのは武装警察に声をかける以上に勇気がいるが、勇気を振り絞り頑張って「寒いんかいボケェ?」と訊いたら「寒いんじゃいボケェ!」との返答が・・・。寒いなら何故パンツ一丁で部屋の外をうろつくんだ・・・。
電力節約の為にエアコンを停止したいがここでエアコン切ったらパンツ一丁の人民怒りそうなので、リモコンをいじって30分後に切れるようにしておく。北京でもパンツ一丁でうろつく人民に遭遇するとは・・・。
C2273次 二等座で北京南→塘沽の筈が・・・

北京駅で20路のバスに乗換えて北京南駅へ行くのだが最後の北京駅なので何か変わった所は無いかと見ていたら切符の販売状況を知らせる電光掲示板でありえない表示を見つけた。 Z21次の無座切符が27枚あるではないか!Z列車は金持ち専用列車で軟臥と軟座が基本で無座切符の販売は無い筈だ。それなのに無座切符があるのだ!電光掲示板を撮影してバス停へ行くが20路のバスが来ない。

10:48、北京南駅南広場に到着。・・・。乗り遅れた!やらかしてしまった。まあ、仕方ないので切符売場へ行き窓口で次の塘沽行きに変更(改签)出来るか試してみるとあっさりと12:35発のC2275次に変更出来た。


塘沽駅前で宿確保


塘沽で物資調達


塘沽外灘近くにあるスーパーへ行き米などの食料品を購入する。支払いは北京で作った中国工商銀行のキャッシュカードを使ってみる。端末に暗証番号を入力して明細に署名して手続き終了である。
食料調達を終えたが汚い紙幣が残っている。そこで、床屋へ行って髪を切っておく。もちろん、ちゃんとした床屋なのでお姉ちゃんによるチンコにマッサージとかは無い。夜になってイスラム食堂で中国最後の食事に新疆拌面を食べる。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 81.8元 | |
| 宿泊費 | 40元 | |
| バス | 1.2元 | 路線バス |
| 日用品 | 19.9元 | |
| 理髪 | 15元 | |
| 合計 | 167.5元 |
燕京号 二等B 天津→神戸




と言っても、実習という名目で実質的な出稼ぎなのだが日本の悪徳老板に遭遇しなければよいのだが・・・。 09:40頃、出国手続きが開始、今までラサなどで中国政府の都合の悪い映像を撮影してニコニコ動画にうpして来たがHPの存在も気づかれていないようで拘束される事も無く出国手続き完了。

二等Bの船室は和室の大部屋の筈なのだが、畳なんて無くて普通の洋室の大部屋であった。21人部屋なのだが自分を入れて、この船室の乗客は9人で自分以外は中国人だ。おっちゃんとおばちゃんの3人は旅行か親族訪問らしい、兄ちゃんたち5人は技能実習生らしい。いや、技能実習名目の出稼ぎか?
出港までまだ時間があるので中国電信のモバイル接続を利用して中国最後のメール確認をするのだが、実はこのモバイル接続は今年の1月までの契約で本来は使えない筈なのだが何故か使えるのだ。まあ、何でもありの中国なので問題無しかな?


| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| バス | 1.5元 | 路線バス |
| フェリーターミナル使用料 | 30元 | |
| 燃油サーチャージ | 150元 | |
| 合計 | 181.5元 |
燕京号


酷い船酔いになる

| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 0元 | |
| 合計 | 0元 |
日本の領海に入る

15:00頃、船内では掃除が始まり船室を追い出されてロビーに荷物を置いて神戸到着を待つ。やはり、中国のフェリーなので客が下船してから掃除ではなく客を追い出して掃除であった。
日本帰国
16:00頃、神戸港に到着するがまずは税関だか入管の職員が乗り込んでくる。そして、検疫所の職員も乗り込んでくる。まずは乗客の荷物が降ろされたり米とかの食糧が運び込まれてすぐには下船できずに30分ぐらい待たされる。
16:30頃、船内で検疫所の職員が設置したサーモグラフィーの前を通過して検疫が行われる。鳥インフルエンザを警戒しているのだろうか?この時に昨日貰った検疫の番号札を提出する。どうやら、検疫を受けない奴が出ないように番号札を配っていたようだ。検疫が終わるとようやく下船して入国審査だ。中国人たちは念入りにパスポートを確認されているが自分はすぐにスタンプを押されて無事帰国!
続いて税関検査だが米を持ち込んでいることを伝えたら沖縄の時と同じ様に検疫所で届出を出す事になり荷物は一旦税関に置いたままにして米だけ持って検疫所のカウンターで輸入届の書類に必要事項に記入する。輸入手続を終えて税関へ戻りバックパッカーお約束の荷物全検査の始まりである。
バックパックから荷物を一つ一つ取り出しては「これ服です」「これはお茶です」「これはカレー粉です」「これインスタントラーメンです」と税関の係官に説明していく。
係官に説明していると麻薬探知犬がやってきて荷物の臭いを嗅いでいる。そして、自分も麻薬探知犬に臭いを嗅がれるのだが股間の臭いまで嗅がれる。・・・。自分は燕京号ではちゃんとシャワーを使って体を洗ったぞ!もちろん、何処かの俳優みたいにパンツの中に大麻を隠していたりはしない。何も無いので麻薬探知犬に吠えられる事無く荷物の説明を続ける。
荷物の説明を終えてバックパックに荷物を詰めていくのだがこれが大変である。ちゃんと順番通りに詰めていかないとバッ クパックに全部入らないのだ。荷物を詰め終えて出口へ向かうが税関では他の乗客の荷物全検査が続いていた。どうも見た感じだと日本人、中国人関係なく全員荷物全検査のようだ。

| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 鉄道 | 200円 | |
| 合計 | 200円 |





