東北三省旅行記~内モンゴル撮り鉄

6240次 硬座で塔尔气→ハイラル(海拉尔)

dongbei_19205:30頃に起床する。07:30頃、宿を出て駅へ向かう。切符を購入して乗車するが乗車率は半分以下で地元民しか乗車していない様子だ。定刻通り 0827に発車してハイラル(海拉尔)へ向かう。ハイラルには夕方着なので車内で寝て過ごすが石門子のスイッチバックまで寝たまま通過してしまった。

dongbei_19317:17頃、ハイラルに到着する。

dongbei_194時刻表だと17:19着なのだが、まあ早く到着するのなら文句は無い。

dongbei_195

dongbei_196出口を出てまずは切符売場へ行ってみると予想通り今日も伊図里河(伊图里河)-満帰(满归)が運休になっている。今回は満帰へ行くのは無理だな。復旧の目処が立っていないようだし・・・。

宿探しが面倒

dongbei_197さて、宿探しをしなければならないのだがハルピンを出発して以来、15日間も体を洗っていないし洗濯もしていない。既に乞食の世界にかなり近づいているような気がするのだが、まずはシャワーつきの宿を探さなければならない。1軒目は駅前の海鉄招待所へ行ってみるがシャワー付きの部屋は260元、シャワー共 同で80元とかぼったくりだったのでやめておく。

そして、旅店や招待所を5軒ほど部屋を見せてもらうがトイレ付きの部屋はあるがシャワー付きの部屋は1軒もなかった。どうやら、東北部や内モンゴルだとシャワー付きの部屋は賓館でないとないようだ。南方なら安宿でもシャワー付きの部屋があるのだが東北部や内モンゴルだと冬になると水道管が凍結して破裂したりするからシャワー付きの部屋はないのだろう。

それとも、シャワーを使う習慣が無いのか?シャワー付きの 部屋は諦めて宿を探す事にするがドミトリーは10元ですぐに見つかるが窓無しの汚いドミに民工たちがおり朝まで荷物があるか怪しい雰囲気だ。そして、数軒見比べて振海招待所に宿泊する事にする。

dongbei_198ここは4人ドミだが1ベット15元でちょっと高めだが窓があってちゃんと掃除されている。高めの料金だが宿泊客は 民工の一つ上の階層のようだ。しかし、人民たちと同じ部屋で寝るのでバックパックはパックセーフで暖房用の配管に括り付けて防犯対策をする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 6元
宿泊費 45元 1泊15元×3
鉄道 22元 硬座 塔尔气→ハイラル
合計 78元

ハイラルを散歩

dongbei_19907:40頃、宿を出て市内へ向かう。ハイラル駅は市内の北にあるので駅の西(駅の出口を出て左方向)にある歩道橋を渡ると路線バスの乗り場がある。路線バスを確認すると1路のバスが市公安局に行くので利用価値がありそうだ。後で分かったのだが、1路のバスは友誼大厦など市中心部を走るのでやはり1路のバスが1番使えそうだ。

dongbei_200でも、ハイラルはあまり大きくないのでバスは使わずに歩いてみる。今回ハイラルに来たのはビザ延長をする為だ。そこで、ホロンバイル市公安局まで歩いていくが駅の南側は綺麗に整備されており高そうな賓館とかがある。もちろん、旅店や招待所もある。金に余裕がある場合は駅前で宿を探すよりも駅の南側で探した方が良いだろう。

スーパーの粉ミルクと牛乳売場

昼前にビールでも買おうとスーパー2軒に寄ると粉ミルク売場はメラミン混入の毒ミルク事件の影響で買い物客が慎重に商品を選んでいる。棚には企業リストとか貼られていたり、売場に店員も3人以上配置されていたりとニュースで見たとおり深刻な事態になっているようだ。でも、棚に置かれている安全とされる粉ミルクは本当に安全だろうか?メラミン以外のおまけ付きかもしれないし・・・。

そして、牛乳売場は客がいなかった。今までスーパーの牛乳売場は客で賑わっている光景はよく見たのだが、牛乳でもメラミン汚染が発覚してここまで客がいないというのは凄い!中国人は中国産の食品が危ないというのを承知で食べていた筈だが、その中国人が危ないと判断したのだからメラミン汚染は本当に深刻なのだろう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.3元
合計 15.3元

ホロンバイル市公安局でビザ延長

dongbei_20108:00頃、宿を出てビザ延長の為にホロンバイル市公安局(呼伦贝尔市公安局)へ向かう。そういえば、説明していなかったがハイラルはホロンバイル市の区のひとつでありホロンバイル市の中心地であるのだ。更に付け加えるとホロンバイル市の名称は観光地にもなっているホロン湖(呼伦湖)とバイル湖(贝尔湖)から由来している。

0845頃、ホロンバイル市公安局に到着する。公安局の1階にホロンバイル市公安局出入境接待大庁がありここでビザ延長の手続ができる。早速中へ入りビザの窓口でビザ延長を申し出ておばちゃん係官にパスポートを提出する。係官が入国日やビザを確認するが自分のパスポートはいくつもの中国ビザが貼られており、おまけに中国と香港の出入国のスタンプだらけだったのでこれが原因でややこしい事になる。

係官2人が最終入国日のスタンプと最新のビザを確認して何やら相談していて返ってきた答えが「既に2回ビザ延長しているからできない」と言われてしまう。自分はハルピンで1回しか延長していないので説明すると成都で発給されたビザが有効期限が8/16までになっており8/15にLビザで雲南省河口から再入国しているという事だった。

でも、成都で発給されたビザはゼロビザ(零次)だし、例えシングルビザでも残り1日ならこの場合は日本人ならノービザで入国するということを説明したら係官が勘違いしていた事に気づいてくれた。そこで、まだ再延長ができることを言ったら電話でお偉いさんに確認を取ってくれて延長できる事になった。

公安局と招待所を行き来する

dongbei_202しかし、ここで面倒な事態になるというかお約束の展開が待っていた。係官から宿泊している宿について質問され駅前の振海招待所にに宿泊していることを告げ收据(レシート)を提出すると境外人員臨時住宿登記表(境外人员临时住宿登记表)を渡され「これに記入して宿のハンコ貰って来て」との事。

そして、ビザ申請書(外国人签证、居留许可申请表)も貰う。どうやら1度宿に戻らないといけないようだ。そして、更に滞在費の証明に延長日数1日当たり100米ドル相当の現金を提示しなければならない。まあ、滞在費の証明はいつもの事だから「キャッシュカードでもいいですか?」と聞くと係官に「キャッシュカードの残高がここでは確認できないから預金証明書を貰ってきて」と言われてしまう。

そこで「国際キャッシュカードだから中国で預金証明書の発行は無理です。」と粘ると 「ATMで残高確認して明細書に残高が表示されていれば明細書でもいいよ」との事。うーん、ATMの明細書でも認めてくれて係官は少しは融通が利くような のだが今回はキャッシュカードで乗り切る戦法は使えないようだ。

10:30頃、とりあえず宿に戻り老板娘に宿代払って境外人員臨時住宿登記表にハンコを押 してもらう。そして、有り金全部持って再び公安局へ向かう。1130過ぎに再び公安局に到着するが昼休みになっている予感がしながら窓口へ行くと予想通り昼休みになっていた。しかし、おばちゃん係官が書類の確認と滞在費の証明に持ってきた現金の確認だけしてくれたのだが実は30日延長に必要な3000米ドル相当の現金は持っていない。

今まで滞在費の確認といっても現金をちゃんと数えられた事が無いので水増し申告で乗り切る戦法で試みたが、おばちゃん係官は手強かった。ちゃんと機械で人民元を数えて確認を始める。因みに人民元は5300元しかない。

今回は30日延長が出来ない雰囲気が漂ってきたが日本円を見せたら「いくらあるの?」と聞いてきたので「20万円あります」とかなり水増し申告したが日本円を数えられる事は無く「それならいいよ。午後にもう一度来て、確認の現金は持ってこなくていいよ。」との事。申告した金額でも3000米ドルに満たないのだが何とか滞在費証明も乗り切った。午後は2時半から業務 開始という事を確認して昼食を食べに外へ出る。

ビザは2日後受け取り

昼食は清真寺(モスク)の近くのイスラム食堂で拉麺の仲間でうどんに近い抻麺(抻面)を食べる。ハイラルは内蒙古の東北部なのだが意外にもイスラム食堂が多く清真や回民といった看板をよく見かける。どうやらイスラム教徒が多いようだ。

食後に宿に戻り14:10過ぎに公安局へ向かう。14:45頃、公安局に到着して窓口へ行くとビザの申請書に貼った顔写真は駄目でビザ代160元の支払い時に写真代42元も払いバーコード付きの顔写真を撮影する事に・・・。 ぼったくりだ!

写真撮影を終えるといつの間にか窓口が混雑している。モンゴル人留学生たちとロシア人のおばちゃんがいる。自分はモンゴル人留学生たちを中国人だと思っていたがパスポートと学校の入学通知書を見てモンゴル人留学生たちと気づいた。わざわざモンゴルから中国語を勉強しに来るのだからお坊ちゃんやお嬢様なのだろう。服装も明らかに自分より遥かに高級だ。でも、朝青龍や白鵬みたいなのはいなかったな。

30分ほどモンゴル人留学生たちのビザ手続が終わるのを待って、ようやく自分の番だ。書類は全て揃っているのですぐに端末に入力開始なのだが係官から「ビザは今日から30日延長で明後日の受取りになるよ」と告げられる。田舎でビザ延長だと申請日から30日延長というのは覚悟していたがここもか・・・。

ここで、ちょっと考える。このままビザ延長をするか、一旦ビザ延長を中断して満洲里へ行き中国の蒸気機関車の聖地であるジャライノール観光をしてからビザ期限の9/29前に延長手続をするかを考えた。ビザが切れる9/29は月曜でこの日に申請すると2日後は10/1の国慶節だ。これだと国慶節の期間中の10/1-10/5まで公安局も休みでビザの受取りが出来なくなり無駄にハイラルに滞在することになってしまう。

その前に申請するにしても土日は休みなのでハイラルで無駄に過ごす事になる。これだと、このままビザ申請をした方が良さそうだ。16:00頃、ビザ延長手続を終える。受取りは明後日の朝だ。因みに田舎なので預り証とかは発行されていない。今回は30日延長なのだが申請日からの延長なので実質23日の延長になってしまった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
宿泊費 15元
バス 4元 路線バス
ビザ 160元
写真 42元
コピー 1.5元
合計 234.5元

4185次 硬座でハイラル→ジャライノール

dongbei_203昨日ビザ延長の手続をして明日受取りで今日は暇だ。

dongbei_204そこで、急遽ジャライノール(扎赉诺尔)へ行く事にして08:30過ぎに駅で切符を購入して4185次に乗車する。

dongbei_20509:30に発車してジャライノールまでは約2時間の道程で11:32頃、ジャライノールに到着する。駅の利用者はほとんどおらず田舎の駅であった。

蒸気機関車の聖地・ジャライノール炭鉱

dongbei_206そして、GPSを片手に駅前の通りを西へと歩いていく。今日の目的地のジャライノール炭鉱は中国最後の蒸気機関車の聖地と称され露天掘りの炭鉱で20両以上の蒸気機関車が石炭を輸送しているそうだ。このジャライノール炭鉱は2010年には石炭の採掘を終了してジャライノール国家鉱山公園になるらしい。

つまり、蒸気機関車が見られなくなってしまうということだ。恐らく自分にとって今回が最初で最後のジャライノールでの蒸気機関車見物になりそうだ。11:50 頃、目の前に引込み線が見えてきた。

dongbei_207そして、その向こうから汽笛が聞こえてくるではないか!どうやら炭鉱のすぐ近くまで来ているようだ。引込み線の線路上を歩いていくと蒸気機関車が見えてきた。しかも、ちゃんと動いている。

dongbei_208あちこちで蒸気機関車が石炭輸送の為に動いており鉄にとっては至福の時である。

dongbei_209引込み線を降りて近づける所まで近づいて撮影開始である。

dongbei_210今回は時間の都合で炭鉱を1周しながら撮り鉄というのが出来ないので迅速に撮影場所を選ぶ。

dongbei_211天気は晴れていたのだが風が強く5倍ズームとかだと手ぶれが酷くて撮影が難しい。

dongbei_212この雄姿を見られただけでも幸せである。

dongbei_213それでも何とか30分ほど撮影して12:30頃、ジャライノール西駅へ向かう。

1302次 無座でジャライノール西→ハイラル

dongbei_21413:35頃、ジャライノール西駅に到着する。ジャライノールは西駅の方が開発されておりこちらが中心駅のようだ。

dongbei_215切符売場でハイラル行きの切符を買おうと列に並ぶがお約束の人民割り込みに遭遇するが屈折した心の自分は素早く100元札を窓口に突っ込み割り込みを阻止する。そして、切符を買い終わりるが非常に陰湿な性格の自分は割り込みして来た人民に故意に肩をぶつけて窓口から追い出そうとすると人民が怒り出して何かを言っているが無視する。

dongbei_21613:51頃、1302次が到着するがプレート(车牌)を見ると朝乗車した4185次と同じ編成だった。

dongbei_217人民の辞書には「排队(並ぶ)」という単語は無いようです。

dongbei_21815:40頃、ハイラルに到着する。1302次は北京行きなので肥料袋を持った民工が多数乗車しようとしているが、相変わらず乗降口では誰も並んでいない。人民の辞書には「排队(並ぶ)」という単語は無いようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 7元
鉄道 14元 硬座 ハイラル→ジャライノール
鉄道 20元 無座 ジャライノール西→ハイラル
鉄道 17元 硬座 ハイラル→満洲里
合計 58元

公安局でビザを受取る

dongbei_21907:25頃、宿を出て公安局へ向かう。今日は一昨日申請したビザの受取日だ。08:00頃、公安局に到着するがまだ開いていない。外に人民が数人待っているので一緒に待っていると中から「8時半からだよ」という声が聞こえてきた。そのまま外で待つがかなり寒い。今日のホロンバイル市の予想最高気温は11度になっているが既に秋は終わり冬に入っているようだ。

08:20頃、入口の扉が開いて中で待つ。0830になり窓口へ行くと既に係官がビザを確認して待っていてくれた。まあ、ここに日本人が来るなんて滅多に無いだろうから係官も覚えていたようだ。新しく発給したビザを確認して係官にお礼を言って外へ出 る。1路のバスに乗車して駅へ向かう。

4185次 硬座でハイラル→満洲里

dongbei_22008:45頃、宿に戻り荷物をまとめて08:50過ぎに駅へ向かう。

dongbei_221今日も昨日と同じ4185次に乗車するが目的地は中露国境の満洲里だ。

dongbei_222駅に到着すると改札が既に始まっておりそのまま列車に乗車して発車を待つが09:30発の筈だったが09:28に発車していた。まあ、中国だから2分早く発車しても問題ないのだろう。車内は比較的空いており快適である。

そして、如何にも金持ちの旅行客という人民たちが乗車している。この旅行客が地元民から色々と見所を聞いているようなので盗み聞きをすると、この旅行客たちは広州人で定年退職して各地を旅行しているようだ。各地を旅行しているという事はかなりの金持ちなのだろう。

服装や行動を見ていてもその辺の人民とは全く違い仮に東京観光させても中国人とは分からないほどだ。逆にその辺の人民を東京に連れて行ったらすぐに日本人ではないと分かるだろう。久しぶりに文明人の中国人を目撃した。12:13に満洲里に到着する。定刻より2分早くの到着だ。

満洲里

dongbei_223駅を出て宿を探すが満洲里駅は出入口が市の南側にあり市の中心は北側にあるのだ。おかげで駅前は人気があまり無いのだが招待所や旅店はたくさんある。

dongbei_224今回は満鉄招待所に1泊20元で宿泊する。ここは設備というより宿の名前で泊まる事にした。宿に荷物を置いて駅で明日の綏芬河行きの切符を購入してから駅の西(駅の出口を出て右方向)にある歩道橋から市の中心へ向かう。それにしても、市街地が駅の北側にあるのなら駅の出入口を南でなく北に作った方が便利だと思 うのだが?

dongbei_225駅の北側は区画整理されておりロシア風の建物が数多く並んで街中ロシア語だらけです。

dongbei_226そして、賓館から招待所、旅社、旅店まで揃っている。それに数も駅前をはるかに超えている。

dongbei_227市街地の店にはロシア語が表記されておりあちらこちらにロシア人がいる。もう完全にロシアの雰囲気が漂っている。

中露国境・満洲里の国門

dongbei_228市内から6路のバスに乗車して13:10頃、国門に到着する。運賃は2元。目的は中露国境の国門を見物する事なのだが目の前の広場に解放型蒸気機関車があるではないか!まずは解放型の撮影である。

dongbei_229そして、ロシアの貨物列車が停車しているのを見つけてついでに撮影。

dongbei_230線路の向こうには中国側の監視塔が見える。観光地といってもここは国境地帯で警備は厳重ということのようだ。

dongbei_231国門景区の入場料は30元なのだが正直言って払う気は無い。それにフェンス越しに国門が見えるし・・・。これが国門。奥に見えるのはロシア側の国門

dongbei_232国門景区の入口。

dongbei_233国門の撮影をしていると停車していたロシアの貨物列車がロシアへと走り出した。13:40頃、6路のバスで満洲里市内へ戻る。

シャワー無しの旅で最終手段に・・・

9/5にハルピンを出発して以来シャワー付きの部屋に泊まっていない。つまり体を洗っていないのだ。既に乞食にかなり近づいており何とかしなければならないのだが、内蒙古や東北部はシャワー付きの安宿が南方と比べてほとんど無い。おかげで頭が痒くてどうしようもないので最終手段として床屋で坊主にしてもらう。

床屋で「坊主にしてくれ」と頼んだらおばちゃんに「本当にいいの?」聞かれたがバッサリと坊主にしてもらうが髪を切ってくれたのはおばちゃんの娘だと思われる姉ちゃんでやたらと嬉しそうにバリカンで刈ってくれた。人の髪をバッサリと全部刈ってしまうので面白いのだろう。で、床屋代は3元だった。さっぱりして無事に坊さんと同じになってしまったが別に出家した訳ではない。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19.5元
20
鉄道 88元 硬座 満洲里→綏芬河
バス 5元 路線バス
理髪 3元
合計 137.5元

4192次 硬座で満洲里→綏芬河

dongbei_23404:00頃に起床する。黒河で寝坊して早朝の列車に乗り遅れたが今回はちゃんと起きて準備万端で05:20頃、宿を出る。

dongbei_235駅に到着するとちょうど改札が始まり待ち時間無しで列車に乗車する。今日は内蒙古の満洲里から黒龍江省の中露国境の都市である綏芬河を目指す。内蒙古から黒龍江省に入り一気に黒龍江省を横断するのだ。

dongbei_236列車は05:45に定刻通り発車して綏芬河へ向けて走り始める。牙克石を過ぎると9月なのに雪が降り始める。黒龍江省を移動している時からかなり冷え込んでいたが内モンゴルは既に冬に入っていた。

乗車率100%以上で車内はかなり混雑しているのだが外で雪が降っている天気なので車内は当然冷蔵庫だ。非空調でも暖房は付いているのだが暖房は稼動していない。寒さに耐えながらの移動で20:20頃、ハルピンに到着する。乗客のほとんどがここで 降りて乗車率は2割程度まで下がり横になって寝る乗客が現れ始める。自分も遠慮せずに3列シートを占領して横になるが寒いのであまり寝られない。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 0元
合計 0元

東北三省旅行記~内モンゴル特別編

N93次 硬座で加格達奇→伊図里河

dongbei_16201:30頃、加格達奇に到着して伊図里河行きの切符を購入して待合室で約4時間半待つ事になる。幸い待合室は外よりは暖かいので凍死せずに朝を迎えられた。

dongbei_16306:10頃にN93次が到着して乗車する。混雑していると予想したが意外にも空いていた。

dongbei_164列車は管内快速のN列車なのだが切符には「硬座快慢」と表示されている。これは快速なのか鈍行なのか?N93次も謎の列車だ。11:30頃、伊図里河に到着する。

4182次が運休でバスで根河へ

dongbei_165伊図里河で4182次に乗り換えるはずだったが切符を買いに窓口へ行くと「今日は運休」と言われてしまう。公告を見ると列車が大幅に遅れて今日1日運休のようだ。タイミングが悪すぎる・・・。伊図里河は田舎で駅前に宿が3軒あるだけだ。

dongbei_166ここで少し考えて伊図里河周辺で中心の街になっている根河へ移動する事にする。駅前に根河行きのバスが停車していたので乗車する。

dongbei_16713:30頃、バスが発車して14:30頃、根河に到着する。とりあえず駅前を通り過ぎてバスターミナルまで行く。今日はバスターミナル近くの宿に宿泊する事にする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
宿泊費 20元
鉄道 15元 硬座 加格達奇→伊図里河
バス 6元 伊図里河→根河
合計 56元

6269次 無座で根河→莫爾道嘎

dongbei_16806:30頃、宿を出て根河駅へ向かう。30分ほど歩いて07:00頃、根河駅に到着する。

dongbei_169莫爾道嘎行きの6269次の切符を購入して改札を待っていると中国人旅行客が「莫爾道嘎に行くんでしょ?」とか話しかけてきた。話を聞くと莫爾道嘎の奥に自然保護区があるようでそこまで一緒にタクシーをチャーターしようという事だった。しかし、生憎自分は乗り鉄目的で莫爾道嘎へ行くので「我是铁路迷」とか説明したら納得していた。

dongbei_17007:34頃、列車が到着する。

dongbei_171列車に乗車するが車内はやたらと蝿が多い。それも半端な数ではない!牛糞に集る蝿を超える数だ。殺虫スプレーで・・・、いや違う。この場合はバルサンでも使った方がいいだろう。中国の鉄道は定期的に消毒とかしているのだろうか?消毒なんて面倒でやっていないだろうな。それに、車両の消毒よりも人民の消毒が先だろうな。

dongbei_17210:30頃、莫爾道嘎に到着する。

dongbei_173予想はしていたが駅前には何も無かった。

莫爾道嘎を散歩

dongbei_174折り返しの6270次は17:13発で6時間半ほど時間がある。駅前にタクシーが集結していたので莫爾道嘎鎮の中心まで行ってみる事にする。莫爾道嘎鎮の中心からのんびり駅まで散歩する。

dongbei_175途中線路脇に馬が放牧されていたりとのんびりした光景が続く。

dongbei_176駅に近づくと四駆の乗合タクシーのおっちゃんが「旅行か?黒龍江省の漠河へは行かないか?」とか声をかけてきた。どうやら客を探しているようだ。車内には武警の兄ちゃんもいたりして、見たところあと1人で出発のようだ。生憎自分は漠河へは既に行ったというか通り過ぎたので用は無くおっちゃんたちと別れた。

6270次 硬座で莫爾道嘎→牙克石

dongbei_17711:45頃、莫爾道嘎駅に戻ってきた。発車時刻というか切符の販売開始まで外で待つしかないのだが柱に貼られた公告を見つけ確認してみると昨日に続いて 伊図里河(伊图里河)-満帰(满归)が運休になっている。これだと、根河に戻っても明日の満帰行きの列車が復旧しているか怪しい。ここは予定を変更して牙克石へ移動して、先に塔爾气へ行く事にする。

dongbei_17815:30頃、牙克石行きの切符を購入して人民たちに紛れて勝手に列車に乗車して発車を待つ。

dongbei_179定刻通り17:13に列車が発車して牙克石へ向かう。車内は暖房が効いていたが相変わらず蝿が多い。そして、途中の駅で民工たちが乗り込んできた。民工どもは所構わずに床に唾を吐いている。蝿の次は民工である。この時ばかりは暖房なんか止めて民工を冷蔵なり冷凍して産地直送でハルピンでも北京にでも出荷してしまえと思った。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 7元 無座 根河→莫爾道嘎
鉄道 22元 硬座 莫爾道嘎→牙克石
タクシー 5元 路線バス
合計 34元

牙克石に到着

dongbei_18003:30過ぎ牙克石に到着する。深夜という事もあり外は寒い。晩秋というより冬である。切符売場で塔爾气行きの切符を購入して待合室で夜明けを待つ。

牙克石の蒸気機関車

dongbei_181夜が明けて08:30頃、駅前の上游型蒸気機関車の撮影を開始する。

dongbei_182牙克石は日本の新橋のように駅前に蒸気機関車が置かれているのだ。これだけでも鉄分補給ができる。

dongbei_183撮影を終えて再び待合室へ行くが公告欄に今日も伊図里河(伊图里河)-満帰(满归)が運休になっている。復旧の目処が立たないなら「1日運休(停运一天)」という表記をやめて「暫く運休(暂时停运)」にした方がいいだろう。

6238次 無座で牙克石→塔爾气

dongbei_184待合室へ戻り民工たちを撮影するが民工の必須アイテム肥料袋がやたらと多い。あの肥料袋の中には布団、茶碗、洗面器などの生活用品一式が詰め込まれており 民工の全財産といっても良いだろう。しかし、民工と金持ちはどうしてあれほど見た目で差があるのだろうか?民工は一目で分かるほど行動、服装、持ち物が全国共通と言ってよいほど似ている。

dongbei_1856238次 牙克石→塔尔气の切符

dongbei_18609:30頃、6238次が到着する。

dongbei_187列車に乗り込み塔爾气へ向かう。

dongbei_188

dongbei_189塔爾气までは草原と林が広がり牛、羊、馬、山羊が放牧されている。そして、石門子に到着して方向転換して走り出したと思ったら坂を上り始めているではないか!そう、ここにはスイッチバックがあったのだ。予想外の鉄分補給になったが車内の状態は酷かった。

dongbei_190車内禁煙の筈なのだが人民どもがタバコを吸っている。おまけに吸殻を消さずに草原に投げ捨てている。どうやら、人民どもは草原火災や山火事は何とも無いようだ。さすが中国、少しくらいの火事は気にしないようだ。というより、タバコ吸っている人民ども死ねっ!共産党もこういう輩を廃棄処分にして草原の肥やしにでもしてくれ!

dongbei_19117:30頃、塔爾气に到着する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8元
宿泊費 20元
鉄道 18元 無座 牙克石→塔爾气
合計 46元

東北三省旅行記~中国最北端乗り鉄

深夜に加格達奇到着

dongbei_14502:00過ぎに糞をしにトイレへ行き扉を開けると人民が脱糞中であった。自分は他人の脱糞を見ても興奮する人間ではないのだが・・・。人民は他人に脱糞を見られると興奮するようだ。どうして、人民はトイレの鍵をかけないのだろうか?もちろん、人民の脱糞は見たくないので他の車両のトイレへ行く。

03:15過ぎ、加格達奇に到着する。加格達奇は内蒙古自治区で一旦黒龍江省を出たのだ。この後は加格達奇から北へ向かい再び黒龍江省へ入るのだ。まずは 切符売場で碧水行きの切符を購入するが駅の外にはこの時間でも招待所などの客引きのおばちゃんがいた。加格達奇駅周辺には賓館から招待所、旅店が一通り揃っており野宿は避けられるようになっている。

6247次 硬座で加格達奇→碧水

dongbei_1466247次 加格達奇→碧水の切符

dongbei_147待合室で3時間ほど待つが深夜3時過ぎでも列車を待っている人民がいる。04:30頃に空が明るくなり06:20頃に改札が始まる。06:51に列車は発車して碧水へ向かう。

dongbei_148碧水がどんな所かは分からないが地図で見る限りは山の中にあるようだ。まあ、凄い田舎だろう。そして、予想通り森の中を走り続けて13:45頃、碧水に到着する。碧水周辺は林業が盛んなようでこの路線は木材搬出が主な利用目的のようで旅客輸送は1日1往復でついでのようだ。

6248次 無座で碧水→加格達奇

dongbei_149まあ、とんでもない田舎なので駅には切符売場が無い。なので乗ってきた列車に再び乗車して車内精算をする。そして、盲腸線なので来た路線をそのまま戻るので退屈である。

dongbei_150外は木々が黄色く色づいた景色が続くだけで他には何も無い。

dongbei_151しかし、加格達奇に近づくと車内が混雑してきてイベント発生だ!人民が乗務員に向かって怒鳴っているので何事かと窺っていると、どうやら混雑していて座れないのを理由に車内精算を拒否しているようだ。まあ無茶苦茶な理由だ。

その内に人民が乗務員に掴みかかって本格的に喧嘩かと期待したが周りの人民たちが仲裁に入るが言い争いが続いている。まあ、はっきり言って「金無いなら人民乗るな よ!」という心境だ。20:50頃、加格達奇に到着する。

6245次 無座で加格達奇→古蓮

dongbei_152加格達奇に到着して古蓮行きの切符を購入する。6245次は22:23発なので1時間ほど時間があるので約50時間ぶりに氷砂糖以外に食事する事にしてロバ肉蒸し餃子を食べる。

dongbei_15322:00過ぎに改札が始まり列車に乗車するが車内は空いておりほとんどの人民が横になって寝ている。自分も横になって一眠りする事にする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11元
鉄道 18元 硬座 加格達奇→碧水
鉄道 18元 無座 碧水→加格達奇
鉄道 30元 無座 加格達奇→古蓮
合計 77元

6246次 無座で古蓮→塔河

dongbei_15409:30頃、古蓮に到着するが何も無い田舎であった。おまけに雨が降って寒い・・・。古蓮も碧水と同じように林業が盛んなようでこの路線も木材搬出の為の路線のようだ。折り返しの6246次は発車まで1時間先だがホームで突っ立て待っているといると乗務員が哀れんでくれたようだ扉を開けて乗車させてくれた。古蓮には何も無いのだが古蓮の西には規模は分からないがが金鉱がある。

dongbei_155そして、古蓮の手前の漠河県から北へ約100kmの所には中国最北端の村の北極村がある。北極村へ行く事も考えたが漠河県からはバスが1日数本あるらしいが入村料60元というのでやめた。それにこの時期は冬目前で寒いし・・・。古蓮から加格達奇方面へ戻るが天気が雨という事もあり寒くコートを着ている人民までいる。17:20頃、途中の塔河で下車して1泊する事にする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13.5元
宿泊費 20元
鉄道 17元 無座 古蓮→塔河
合計 50.5元

6221次 無座で塔河→韓家園

dongbei_15608:45頃、旅店を出て強風の中で塔河駅へ移動。今日は塔河→韓家園→加格達奇へと移動する計画だ。韓家園も盲腸線の終点でとんでもない田舎の確率が高い。おまけに韓家園での折り返し列車の待ち時間は約5時間だ。恐らく切符売場も待合室も無い駅のホームで待つ事になり秘境駅という事はほぼ確定だろう。

まずは切符を購入するのだが切符がいつもと違っていた。窓口には発券端末があるのだが韓家園行きだけが発券されず手書きになっている。それに塔河-韓家園の路線はチチハルなどで見た路線図には表示されていないのだ。この路線は色々と謎がありそうだ。

dongbei_15709:02に6221次が塔河に到着する。乗車すると車内検札が行われていたがいつも大声で会話している人民たちが小声で行き先を言っている。それほど金を払いたくないようだ。

dongbei_158列車が発車して12:30過ぎに韓家園に到着する。予想通り何も無い所であった。駅前にはタクシーと呼瑪(呼玛)へのバスが停車していた。呼瑪は韓家園と中露国境の黒河の間にある街だ。呼瑪行きのバスがあるという事は韓家園-呼瑪-黒河までバスを乗り継いで行けるという事だ。韓家園での収穫はこのバスの事ぐらいだろう。

6222次 無座で韓家園→塔河

dongbei_159韓家園まで来たのだが17:00過ぎまで列車を待たなければならない。しかも、天気は曇りで強い北風が吹いている。シベリアから産地直送で冬の風が届けられているようでとにかく寒い。駅の片隅で風を避けながら待っていると乗務員が哀れんで先に列車に乗せてくれた。昨日も先に乗せてくれたが今日もかなり哀れな姿をさらしていたのだろう。そして、この駅には待合室がないと思っていたが地元民が勝手に利用している部屋があるのを見つける。どうやら待合室があったらしい。

dongbei_16017:13頃、列車が発車して車内精算が始まるが何故か韓家園→塔河と塔河→加格達奇に切符が分けられている。他の乗客も塔河から先の切符が別で発券されている。一体どうなっているんだ。謎が多い路線だ。

dongbei_161列車はチチハル行きなので途中で人民が次々と乗車して混雑してくるが車内は冷蔵庫のように冷えたままだ。どうやら民工は野菜と同じで冷蔵で産地直送するようだ。自分は冷蔵されるのは嫌なので加格達奇で下車するけど・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 18元 無座 塔河→韓家園
鉄道 18元 無座 韓家園→塔河
鉄道 19元 無座 塔河→加格達奇
合計 55元

東北三省旅行記~中露国境・黒河

4031次 硬座でハルピン東→黒河

dongbei_11605:30前、ハルピン東駅に到着するがハルピンの天気は雨であった。切符売場で黒河行きの切符を購入して待合室へ移動。

dongbei_117トイレへ糞をしに行くがトイレには偽札(假币)の売人の連絡先と思われる携帯の番号が・・・。偽札が販売されているようだ。さすが何でもありの中国だ。

dongbei_11807:15頃、改札が始まりホームへ降り列車に乗車する。雨の中列車が発車して黒河へと向か う。14:00過ぎ北安に到着する頃には天気も晴れになる。

国境の町・黒河到着

dongbei_11921:55頃、北緯50度を越えて黒河に到着する。出口を出ると宿の客引きやタクシーの運ちゃんたちが待ち構えていたが無視して駅前通りにある旅店や招待 所を見ながら今日の寝床を探す。

dongbei_120宿はバスターミナルの隣にあった東方旅館にする。HP作成が滞っていたので溜まっていた写真を整理しながらHP作成をしていると廊下から喘ぎ声が聞こえてくる。どうやら何処かの部屋で一発やっているようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
宿泊費 20元
鉄道 53元 硬座 ハルピン東→黒河
合計 83元

中露国境の街・黒河

dongbei_12109:00頃、駅前のバスターミナル脇の旅館を出る。まずは黒河駅で明日のチチハル行きの切符を購入する。駅前の通りを真直ぐ北へ歩いていくと大黒河島へ架かる橋が見えてきた。橋を渡り大黒河島へ入る。

dongbei_122大黒河島は黒龍江の中洲で中俄自由貿易城や大黒河島国際商貿城といったロシア製品を扱う貿易センターがある。

dongbei_123黒河は中露国境の都市として有名で貿易で賑わっているらしい。

dongbei_12410:00頃、大黒河島からロシア・アムール州の州都ブラゴベシチェンスクを見る。人生で初めてロシアを見た!本当は対岸まで渡れればよいのだが。

dongbei_125そして、大黒河島にはフェリー乗り場があるらしいので探してみると工事中の怪しげな建物を発見する。駐車場にはロシア人、中国人の団体観光客がいる。どうやらここがフェリー乗り場のようだが入口に武警がいる。暫く様子を窺い特に通行証とかは必要無さそうなので建物内へ突入する。内部はイミグレーションでやはりここがフェリー乗り場であった。必要以上に内部に留まると因縁つけられそうなので外へ出る。

黒河を散歩

dongbei_126黒龍江に沿ってロシアを見ながら散歩をする。

dongbei_127黒河は中露国境の街なのでロシア語の看板やロシア商品の問屋街が多い。

dongbei_128しかし、この中露国境の都市にもケン タッキーがあった。さすがにマクドナルドまでは見当たらなかったが・・・。そうそう、今日の黒河の気温は21度だった。もう夏は終わり秋になっている。

愛琿歴史陳列館へ行こうと思ったが・・・

dongbei_129

dongbei_130昼過ぎに宿に戻り黒河で何か見るような所が無いか調べてみると黒河の南南東約30kmの場所に愛琿(爱辉)という場所で清朝がロシアとの間で1858年に不平等条約「愛琿条約」を締結している。中国にとっては国辱の地のようで愛琿には愛琿歴史陳列館という反露施設があるので行こうと思ったがバスが1日3本しかないので明日のバスの切符を購入する。

dongbei_131予定変更という事で黒河駅へ行き明日のチチハル行きの切符を明後日に変更しようとしたら窓口のおばちゃんが「変更できない。払い戻ししかできない。」とか言う。始発駅なのに切符の変更ができないとはどういう事なんだ?愛琿歴史陳列館へ行こうと思ったが結局はバスの切符を払い戻して明日チチハルへ向かう事になる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10.9元
宿泊費 20元
鉄道 47元 硬座 黒河→チチハル
バス 7.4元 黒河→愛琿
合計 85.3元

寝坊してしまった!

目が覚めてGPSの時計を確認すると0609になっている。4084次の発車時刻は06:15で寝坊してしまった!荷物をまとめて宿を出たのが06:15、駅に到着したのが0618頃、既に列車は発車していた。今回の旅で初めて寝坊してしまった。

どうしようもないので切符売場で払い戻しか列車変 更をしようとしたが「発車後の払い戻しはできない」「変更もできない」と言われて切符は紙屑に・・・。普通なら1回だけ列車変更できたり、大都市の駅だと発車後2時間以内までなら払い戻しに応じる所もあるのだが黒河では駄目であった。

次の4032次の北安までの切符を購入して待合室で待つ事にするが、ここで地元人民のおっさん3人ほどが「お前日本人か?韓国人か?」と声をかけてきた。珍しく自分が外国人だと見破るとは侮れない連中だ。「日本人だ」と答えると人民Aの仲間の人民Bを指差して「こいつの爺さんは日本人なんだ」という。本当かどうかは知らないが「そうなのか?」と答えておく。暫く話に付き合って いると人民Aが「南京大虐殺を知っているか?」と聞いてくるので「知っているよ」と答えると人民Aが「俺は東京大虐殺をしたい。東京で強姦をしたい。」とか発想の貧弱な狂った発言をし始める。

どうやら、声をかけてきたのは文句を言いたかったようだが、こちらが中国語を全く理解できなかった場合はどうするつもりだったのだろうか?まあ、色々と荒唐無稽な事を話し続けるので黙って聞いておく。敢えて「何時戦争するのか?」「胡錦濤国家主席は中日関係改善を進めているけど?」「おまえは日本にいる中国人を見捨てるのか?」「おまえ東京に行く金あるの?」「日米安全保障条約は知っているのか?」とか突っ込みするのはやめておいた。

文句を一通り言い終えると人民たちは駅の外へ消えていった。人民たちはストレスが溜まっているのだろうか?それとも戦勝国の自分たちが旅行できずに敗戦国の小日本が気ままに旅行するのが羨ましくて妬んでいるのだろうか?

4032次 硬座で黒河→北安

dongbei_13208:40頃、改札が始まり列車に乗車する。とりあえず現時点でできる事は北安まで移動する事である。

dongbei_133北安は黒河-北安の北黒線、ハルピン-北安の濱北線、チチハル-北安の斉北線が交わる交通の要所だ。北安まで行けば列車の本数も増えてチチハルまでの移動が楽になる。

定刻通り08:55に黒河を発車する。乗車率は半分ぐらいで横になって昼寝している乗客もいる。自分は初めは外の景色を見ていたが途中から昼寝する事にする。そして、14:40頃に北安到着である。

北安で改签に成功!損失を最小限に

dongbei_134

dongbei_135出口を出て切符売場へ行き時刻表を確認する。本来の予定では明日はチチハル17:22発の6221次で加格達奇へ向かう筈だったのだがこの有様だ。時刻表を確認すると北安09:57発の2124次がチチハル13:44着になっている。2124次に乗れば6221次に間に合う。

早速明日の2124次の切符を買うのではなく紙屑になった4084次の切符が途中下車の列車変更(中转)ができるか試してみると窓口のおばちゃんが切符の裏にハンコを押して列車番号を記入してあっさりと列車変更してくれた。黒河では列車変更すら受け付けてくれなかったが北安では列車変更ができて損失は黒河-北安の切符代30元だけに抑える事ができた。

次は宿を探さなければならないのだが珍しく客引きのおばちゃんを利用して1泊20元の平安招待所へ。まあ、今回寝坊というへまをやらかしたのだが学んだ事もいくつかあった。

・窓付きの部屋に宿泊すべし!
窓無しの部屋だったので日の出とともに起きれずに寝坊した。
・夜は早く寝よう
朝早い場合はやはり早寝が必須
本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
宿泊費 20元
鉄道 30元 硬座 黒河→北安
合計 63元

2124次 無座で北安→チチハル

dongbei_136昨日寝坊で乗り遅れた4084次の切符だが・・・

dongbei_137裏にハンコを押してもらい日付と乗車する列車番号が記入してある。

dongbei_13809:30頃、招待所を出て駅で列車を待つ。田舎とは言えども交通の要所なので利用客もそこそこいる。途中下車で無座の切符になるので席が確保できるか問題だ。

dongbei_13909:50頃、2124次が到着するが人民は並ばす乗降口に群がっている。並んだ方が早いと思うのだが・・・。自分は人民のリュックに蹴りを入れたりしながら乗車して席を確保してチチハルまで向かう。
dongbei_14013:45頃、チチハルに到着して出口へ向かうが出口ではイベントが待ち構えていた。それは、目の前で駅員がいかにも民工というおっさんたちに切符提示を求めるが民工たちは何故か切符の提示を拒否して駅員の追及を受ける。結局は民工たちが切符を提示するがチチハルまでの切符ではなかったので連行されていった。キセルをする民工とそうでない民工を見分けるとは凄い眼力だ。

そして、自分は出口を出ようとするが出口の駅員も切符をちゃんと見ており自分の切符が昨日の日付だったので止められるが切符の裏を見せると問題なく外へ出られた。チチハル駅の駅員はしっかり仕事をしているようだ。

6221次 硬座でチチハル→加格達奇

dongbei_141「毛沢東思想万歳」だそうです。

dongbei_1426221次 チチハル→加格達奇の切符。

dongbei_143切符売場で加格達奇(ジャグダチ)行きの切符を購入して待合室へ。6221次は17:27発なのでまだ3時間ほど時間がある。待合室で非常食に買っておいた氷砂糖を食べながら過ごす。

dongbei_14417:00頃、改札が始まり列車に乗車する。車内の乗車率はほぼ100%だが発車後は駅に停車する度に混雑は少なくなり富裕を過ぎる頃には座席で横になって寝る乗客が現れ始めた。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 27元 硬座 チチハル→加格達奇
合計 27元

東北三省旅行記~乗り鉄

N81次 硬座でハルピン→東方紅

dongbei_054昼に12日滞在したユースを出て11路のバスでハルピン駅へ移動する。

dongbei_055N81次 ハルピン→東方紅の切符

dongbei_056今日は17:10発のN81次で東方紅まで乗り鉄するのだが既に待合室は他の列車の乗客たちで大混雑。とりあえず座れる場所を確保して改札まで待つ事にする。15:00頃、N81次の改札口が決まるとすぐに先頭にバックパックを置いて順番を確保する。

後は改札が始まるのを待つだけなのだが隣の婆さんがゲロを吐いていた。婆さんは何か悪いものでも食べたのだろうか?床にそのままゲロを吐いている。娘がゲロ袋を持ってきたがこの時点で既にゲロ袋を使う意味は無いような・・・。

16:00過ぎに改札口に列が出来始めるがゲロを吐いていた婆さんもN81次に乗車するようだ。でも、この状態だと車内でもゲロを吐きそうなのだが・・・。正直言って乗らないほうが良さそうだが、まあ他人の事だし同じ車両でなければ車内でいくら吐こうが知った事ではない。

dongbei_05716:40に改札が始まり先頭で改札を通過してホームへ。

dongbei_058余裕で荷物置き場を確保して発車時間を待つが発車時刻の1710になっても発車しない。

dongbei_059結局17:20頃に10分遅れで発車する。列車が発車して車内検札が始まるが、切符を持っていない人民が1人、2人、3人と湧いて出てくる。どうして、切符を持たない人民が乗車しているんだ?ハルピン駅のどこかに抜け道でもあるのか?湧いて出てくる切符無しの人民たちは次々と車内精算をさせられていく。車内精算だと切符売場で買うよりも手続費として1元余計に徴収されているのだが、この人民たちは知っていてキセルに挑戦しているのか?

列車は東へ向かい 23:00頃、牡丹江に到着する。牡丹江で半分以上の乗客が降り、そこそこの数の乗客が新たに乗車してくるが、乗車率は下がり3列シートを占領して寝ている人民もいる。しかし、糞をしにトイレへ行くと別の車両は何故か大混雑で通路でも人民が寝ている。なぜ自分の車両は空いていて他の車両は大混雑なんだ?一体この差は何なんだ?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9元
バス 1元 路線バス
合計 10元

東方江に到着

dongbei_06007:00過ぎに東方紅に到着する。

dongbei_061東方紅といえば文革時代に事実上の国歌として歌われた東方紅で有名だ。そこで、東方紅に来てみたのだが田舎の駅で何も 無かった。毛沢東の故郷で有名な韶山を訪れた時は駅舎に毛沢東の肖像画が掲げられていて立派だったのだが・・・。

dongbei_062これが東方紅駅。

N78次 硬座で東方紅→牡丹江だったが・・・

dongbei_063東方紅は特にこれといったものは無さそうなので牡丹江へ戻る事にする。先ほどまで乗車していたN81次は折り返しでN78次になるのだが、これに乗車して牡丹江へ向かうがここで重大な事に気づいた。予定では1時間ほど後に発車する6224次に乗車するのだったが、うっかり忘れてN78次に乗車してしまっ た。

dongbei_064「別にいいじゃん!」という方もいるかと思うがN81次とN78次は東方紅-牡丹江の経路は同じなのだが6224次は別の経路で牡丹江へ戻るので6224次に乗り鉄しなければならないのだ。そこで、途中の虎林で途中下車して切符を6224次に変更する事にする。

dongbei_065トウモロコシ畑が広がっています。

6224次 無座で虎林→牡丹江

dongbei_06608:30過ぎに虎林に到着する。

dongbei_067精算窓口の补票处を探すが見当たらないので出口の駅員に途中下車で列車変更したい事を告げると切符売場で変更するように言われ出口を出て切符売場へ。切符を6224次に変更してもらい1時間ほど虎林駅で待つ。虎林は何も無い街のようだが路線バスが5路線運行されているので比較的規模の大きい街なのだろう。

待合室で改札が始まるのを待っていると原因不明の親子喧嘩が発生する。といっても、父親は相手にしておらずガキが泣き喚いて父親に唾を吐いたりと日本では見る事のできないご乱行ぶりだ。こうやって小さい頃から所構わず唾を吐くというのを習得していくようだ。

そして、母親が 仲裁に入るがガキの怒りは収まらずに父親の鞄を床に投げたりと荒れ放題だ。さすがに母親は怒ってガキに蹴りを入れていた。まあ、こんな田舎でも甘やかして小皇帝になるガキがいるようだ。

dongbei_06809:50頃、列車が到着して乗車する。無座切符であったが田舎の路線の鈍行列車(普慢)なので席は確保できた。

dongbei_069車内では人民がお昼寝中です。

dongbei_070ホームが無い場合は人民は線路から直接乗り込みます。

dongbei_071鈍行列車なので地元民しか利用しないので大きな駅以外では乗客がそれほどいないので昼間でも3列シートを占領して昼寝をしている人民がいる。途中のホーム の無い駅では線路から直接人民が乗車してきたりと田舎ならではの光景が見られた。そして、冬の寒さが厳しいこの地域は線路沿いに防風林が植えられている。 でも、この場合は防風林と呼ぶより鉄道林の方がいいのかな?

dongbei_072そして、東北部は米の産地としても有名なだけあって収穫間近の水田が当たり一面に広がっている。田舎をひたすら走ります。

dongbei_073鶏西を過ぎて夜になり牡丹江まで後少しの所まで来た所で対面の人民が「何処まで行くの?」と話しかけてきたので普通に答えておいたら次々質問してきて「聞いても分からないから。自分日本人だから」と答えておいたら、この人民は日本人が珍しいようで「給料いくらだ?」とか今まで話した人民たちと同じような質問攻勢をしてくる。死亡フラグが立ったようだ。 せっかくGPSで駅の位置を調べていたのに人民のおかげで作業中断となってしまった。

6273次 硬座で牡丹江→佳木斯

dongbei_07420:20頃、牡丹江駅に到着してそのまま切符売場へ急ぐ。佳木斯行きの6273次が20:42発で切符が残っていれば牡丹江に宿泊せずに佳木斯へ移動できる。切符は発車15分前までの販売で切符売場には人民が数人いたがすぐに順番が回ってきて佳木斯行きの切符が購入できた。しかも、座席指定だ!時計は20:16になっていた。販売停止1分前だった。切符売場のおばちゃんも「他に佳木斯行きはいない?」と聞いていたので自分が最後だったようだ。

dongbei_075急いで改札を通過してホームへ降りる。ほとんどの乗客が既に乗車しており荷物置き場を諦めて乗車するが荷物棚は半分ぐらいしか埋まっていなかった。おかげで荷物置 き場を確保できて席にも座れるという奇跡が起きた。どうやらこの列車は短距離の乗客が多いようだ。ようするに地元民用の通勤列車の性格が強いようだ。定刻通り20:42に発車して佳木斯へ向かう。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 37元 硬座 東方紅→牡丹江
鉄道 21元 硬座 牡丹江→佳木斯
合計 58元

佳木斯に到着

dongbei_07604:40頃、佳木斯に到着。北京よりかなり東に位置しているので既に夜明けで駅前にはタクシー、バス、宿の客引きが活動していた。佳木斯の朝は早いようだ。おまけに朝の冷え込んで長袖のTシャツ1枚だと肌寒い。人民たちも上着を着ているのからTシャツ1枚のまで幅広い。

dongbei_077さて、まずは切符売場で今日の前進鎮行きの切符を購入する。切符購入後に切符売場にあった東北部の路線図を確認してみると時刻表の路線図には載っていない路線がいくつかあるのを見つける。 ここで今まで立てた計画が大幅に修正される事が決定的となる。

dongbei_110今回の乗り鉄は内蒙古自治区満洲里-黒龍江省ハルピンを結ぶ濱洲線とハルピン-綏芬河を結ぶ濱芬線の北側、即ち黒龍江省の北半分を乗り鉄制覇するつもりであったが情報不足で細かく路線図まで確認できていなかった。

鉄路招待所

dongbei_078切符を購入したので次は宿を探さなければならないのだが、まだ05:00過ぎなので宿代を1泊余計に取られそうなので06:00頃まで駅前で待機する。 06:00過ぎにとりあえず開いている宿を探して部屋がいくらか聞いてみる。鉄路招待所が1泊20元だったのでここに宿泊する。宿代は1泊分だけで済んだ。

dongbei_079前進鎮行きの4135次は09:19発なので08:00頃までHP作成をする。08:00過ぎに駅前のバスターミナルで情報収集してから駅へ向かう。

4135次 硬座で佳木斯→前進鎮

dongbei_0804135次 佳木斯→前進鎮

dongbei_08109:05頃に改札が始まり列車に乗り込む。

dongbei_08209:19に前進鎮へ向けて発車する。車内はそこそこ混んでいるが徐々に乗車率は下がり田舎の列車の雰囲気が 漂い始める。外はトウモロコシ畑などが広がりいくつかの駅には国家食糧備蓄庫がありこの辺り一帯が穀倉地帯ということを認識させる。

dongbei_08315:15過ぎに前進鎮に到着する。

dongbei_084前進鎮は中国最東端の駅で「東方第一站」とも称されている。

4136次 硬座で前進鎮→佳木斯

dongbei_085前進鎮は中国最東端の駅なのだが外に出ると予想通り外には店が数軒あるがはっきり言って何も無い。

dongbei_086早々に佳木斯行き4136次の切符を購入して列車に乗り込む。21:30頃、佳木斯に到着。すでに駅前の店はほとんどが閉まっていた。佳木斯の朝は早いが夜も早いようだ。とりあえずまだ営業している食堂でカレー炒飯と肉絲麺を食べて招待所へ戻る。部屋で明日以降の計画を練るが明日は当初の予定には無かったが双鴨山へ行ってみることにする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9元
宿泊費 20元
鉄道 22元 硬座 佳木斯→前進鎮
鉄道 22元 硬座 前進鎮→佳木斯
合計 73元

N87次 硬座で佳木斯→双鴨山

dongbei_08706:30頃、双鴨山行きの切符を購入するが東北部では珍しく空調快速だ。おまけに運行距離が短いのに・・・。何故この黒龍江省の田舎で空調快速が運行されているのかという理由は佳木斯に戻って来てから分かる事になる。

dongbei_088定刻通り発車して09:00過ぎに双鴨山に到着する。双鴨山は意外にも小都市として発展している街であった。

N88次 硬座で双鴨山→佳木斯

dongbei_089帰りの切符を購入してN88次で佳木斯へ戻る。

dongbei_090N88次 双鴨山→佳木斯の切符

dongbei_11110:55頃、佳木斯に到着すると乗車していたN88次は北京行きのK340次へと変わっていた。北京行きのK340次と同じ編成を使っていたので東北部の田舎でも空調快速が走っていた訳だ。

6291次 硬座で佳木斯→鶴北

dongbei_091昼前に鉄路招待所を出て駅へ向かう。次に乗車する鶴北行きの6291次は16:50発なので待合室で約4時間半待つ事になる。ちょうど日中なので待合室は 日のさす所は少々暑いが日陰は寒くも暑くも無くちょうどよい。ハルビンより北にある佳木斯は朝晩はもうそこそこ冷え込んでいるのだが日中は過ごしやすい。

dongbei_09216:20頃、改札が始まり乗車するが99%は地元民と言っても良いだろう。16:50に発車して途中の鶴崗でほとんどの乗客が下車する。鶴岡は炭鉱で賑わっている都市で石炭を満載した貨物列車を多く見かけた。

dongbei_09319:30頃に終点の鶴北に到着するが駅の外には何も無かった。そう、店や宿、街灯も無い。地元民の為にタクシーが数台停車していたがすぐにいなくなった。色々な意味でかなりの秘境駅のようなのですぐに折り返しのN22次の切符を購入する。これを逃したら朝まで野宿確定である。

N22次 無座で鶴北→南岔

dongbei_094列車に乗車して発車と同時に洗面台で顔を洗って歯を磨く。現時点では乗車率1割以下なのだが無座切符なので、この先の南岔までの乗客の動向しだいでは座席指定の人民に追い出される可能性が高い。というか、N22次の終点はハルピン東なので何処かの駅で絶対に人民が流れ込んでくる。

そして、予想していた通り人民が流れ込んでくる駅に到着してしまった。それは炭鉱で賑わう鶴崗だった。そう、佳木斯まで座る事すらできなかった。まあ、無座切符だから仕方が無いな。南岔には00:43着の予定なので3時間ほど立っている事になる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8元
鉄道 8元 硬座 佳木斯→双鴨山
鉄道 8元 硬座 双鴨山→佳木斯
鉄道 8元 硬座 佳木斯→鶴北
鉄道 24元 無座 鶴北→南岔
合計 56元

南岔に到着

dongbei_09500:43頃、南岔に到着するが乗客の乗り降りはほとんど無かった。

dongbei_096真夜中で真っ暗なので駅の規模、街の規模はよく分からない。とりあえず出口を出るとタクシーや宿の客引きがいた。駅前にも招待所、旅店が数軒並んでいる。どうやらそこそこの規模の街のようだ。まずは切符売場へ行くがこの時間でも窓口は開い ていた。烏伊嶺(乌伊岭)行きの切符を購入して待合室へ。

N17次 無座で南岔→烏伊嶺

dongbei_097烏伊嶺行きのN17次は04:11発なのでそのまま駅の待合室で待つ事にする。深夜でも待合室には人民がおり列車を待っている。

dongbei_09804:00頃、改札が始まりホームでN17次の到着を待つ。

dongbei_099列車が到着して乗車するが車内は予想外にも空いていたが1人で3列シートを占領して寝ている人民が多数いる。とりあえず、空いている席に勝手に座る。

dongbei_100目的地は烏伊嶺なのだがどういうところか全く分からない。「嶺」という字を使っているから山間部だというのは予想できるのだが・・・。

dongbei_101途中でそこそこの規模の街である伊春を通り過ぎて10:00頃、烏伊嶺に到着する。出口を出ると予想はしていたが田舎の駅だった。駅前には宿が2,3軒あったが田舎である事には変わりない。

A28次 硬座で烏伊嶺→伊春

dongbei_102烏伊嶺も早々に立ち去った方が良さそうなのだがハルピン東行きの列車は夕方の発車だ。約7時間も烏伊嶺で足止めかと思いつつ切符売場へ行き時刻表を確認す ると・・・。伊春行きA28次が10:20発になっている。そう、A列車といえば時刻表には掲載されていない臨時列車(临客)だ。このまま烏伊嶺にいてもつまらなさそうなので伊春行きの切符を購入する。

dongbei_103ホームへ出て乗車しようとすると先ほどまで乗車していたN17次が折り返しでA28次になっており乗務員も同じだったので「さっき降りたのじゃないか?」とか質問してくる。ここではバックパック背負ってうろうろしているのは自分1人なので完全に覚えられていた。おまけにわざわざ烏伊嶺まで来てすぐに伊春に引き返すのは不審としか言い様がないだろう。

乗務員が「何処から来たんだ?」と聞いたきたので日本人で鉄道旅行している事を告げたらかなり興味津々のようで地図とハルピンからの切符を全部見せて説明する。理解してくれているかは不明だが・・・。色々と話をしていると他の乗務員もこんな所に現れた日本人が珍しいようで「中国語どれくらい勉強したんだ?」とか聞いてくる。

dongbei_104こうして、乗務員に覚えられる事になるが これが伊春まで良い意味で作用する事になる。それは、南岔-烏伊嶺は切符を持っている乗客が少なくほとんどが切符を買わずにそのまま乗車しており駅を発車する度に検札があったのだが自分は覚えられているので伊春まで検札は免除の状態であった。13:50頃、伊春に到着する。

A60次 伊春→南岔

dongbei_105伊春まで戻ってきたがこの先の列車があるかはまだ分からない。

dongbei_106出口を出て切符売場へ行き時刻表を確認するとA60次が運行されていた。これで南岔まで戻れるので明日の朝までにはハルピンへ移動できそうだ。切符を購入して待合室へ向かうと待合室がやたらと広い。駅の規模の割には列車の本数が少ないので待合室 にはほとんど人がいない。というか、待合室が無駄に広すぎるのだ。

dongbei_10714:30頃、改札が始まりホームへ移動し列車に乗車する。

dongbei_108乗車率は50%前後でのんびりと南岔へと向かう。

dongbei_10917:20頃、南岔に到着する。

水餃子を食べる

dongbei_112まずはハルピンへの切符を購入しなければならないのだが、欲しいのはハルピン東行きの切符だ。で、一番早い23:07発の4140次の切符を購入する。今回は途中駅からにもかかわらず座席指定であった。

dongbei_113切符が確保でき発車時刻まで約5時間半あるのでどこかで夕飯を食べる事にする。バックパックを背負ったまま南岔駅前を歩いて餃子屋に入って水餃子(12元)を注文する。餃子は肉の入っていない素餃子だ。普段イスラム食堂で食事して豚肉を食べないので、ここでも豚肉無しだ。自然とイスラム教徒化してきている。

水餃子を1斤(500g)食べて駅へ戻ると時計は18:30を過ぎていた。まだ4時間半ある・・・。待合室で大人しく待っていると糞をしたくなってきた。人間食べたら出さなきゃいけないのが自然の道理なのだが、駅のトイレへと思ったら工事中になっている。何やら怪しげな空気が漂い始めるが我慢して列車に乗ってから糞をする事にする。

4140次 硬座で南岔→ハルピン東

dongbei_1144140次 南岔→ハルピン東の切符

dongbei_11522:50頃、改札が始まりホームで列車の到着を待つのだが自分の腹は既に緊急事態である。列車が到着して乗車すると車内は空いており荷物置き場も余裕で確保できた。で、D列車やZ列車は関係ないのだが中国では駅に停車中はトイレの使用は禁止されているのだ。

理由は簡単でトイレが旧式の垂れ流し式だからだ。駅に停車中はトイレが使えないように鍵が賭けられてしまうのだがこの列車は鍵がかかっておらず自由に使える状態であった。糞はしたいのだが発車まで待つ事にして先に顔を洗っておく。列車が発車してようやくトイレで糞をする。今まで何度か緊急事態があったが今回は結構やばかった。糞した後はハルピン東に到着するのを待つだけだが、寝て過ごすしかないな。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
鉄道 23元 無座 南岔→烏伊嶺
鉄道 10元 硬座 烏伊嶺→伊春
鉄道 7元 硬座 伊春→南岔
鉄道 26元 硬座 南岔→ハルピン東
合計 78元

江西省旅行記~深圳・香港

深圳西に到着

jiangxi_0010430頃に車内が蒸し風呂状態なので目が覚めるが車内は床で寝ている人民が多数おり民工車にふさわしい状況になっている。暑いので当然窓を開けるが自分が涼しくなればよいので全開にはせずに人民たちには蒸し風呂を味わってもらうことにする。本当に暑ければ人民自ら窓を開けるだろうし・・・。夜が明け人民たちが起き始め車内が五月蝿くなってくる。


そして、隣のボックス席のガキが新たな伝説を作ってくれた。糞を漏らして糞まみれの服が通路に脱ぎ捨てられた。家族の人民たちが新しい服を着せるが糞まみれの服は片付けずに通路に放置される。おかげで車内には糞の臭いが漂うのだが自分は窓際の席に座って窓も開いており悪臭から逃れる。0810頃、広州駅に到着すると乗客のほとんどが下車して車内には大量のゴミが残され乗務員がゴミを黙々と片付けている。

広州駅のホームに降りて写真撮影していると公安が「ここは撮影禁止だ。お前どこから来た?」とか聞いてくるので「日本から来た。どうして駄目なんだ?」と答えてやると公安はどこかの田舎者だと思っていたようで「お前日本人なのか?」とか言っている。結局はホームでの撮影は駄目だったので車内に戻る。

jiangxi_0021100頃、深圳西駅に到着する。立派な深圳駅と比べると相当見劣りして民工専用駅としての地位を不動の物にしているようだ。まずは切符売場で4/2の南昌行きの切符を購入してバス停へ向かう。バスの路線を確認すると深圳西駅は「南头火车西站(南頭火車西站)」と呼ばれているようだ。

jiangxi_003234路のバスに乗車してユースホステルのある「康佳集团(康佳集団)」へ向か う。

3ヶ月ビザが発給停止になっていた

深圳僑城旅友国際青年旅舎に到着して洗濯などをしてからインターネットでビザの状況を確認したら3ヶ月ビザが発給停止になっていた。1年、半年、3ヶ月が 発給停止になり発給しているのは1ヶ月の観光ビザだけになってしまった。しかも、昨日までは3ヶ月ビザの申請を受け付けており1日の差で苦しい状況に追い込まれてしまった。

ビザ発給停止はオリンピックを控えているので一時的な措置らしいがチベット騒乱の影が見え隠れするのは気のせいか?いずれにせよ1ヶ月ビザでは行動範囲が限られてしまうので旅の計画は大きく変更することになる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12.5元
宿泊費 200元 50元×4
バス 2元 路線バス
合計 214.5元

宋少帝陵

jiangxi_0040800頃、204路のバスと226路のバスを乗り継いで赤湾へ向かう。赤湾には南宋最後の皇帝である少帝の陵墓がある。0900頃、終点の赤湾に到着するが1駅手前の南山公司で降りた方が宋少帝陵に近かった。といっても、徒歩で3分ぐらいの距離しか違わないが・・・。0910頃、宋少帝陵に到着する。

jiangxi_005入口には少帝が陸秀夫に背負われた像がある。陵墓は1906年に発見され元々は小さかったが香港の富豪たちが資金を出して1984年に現在のように整備され たとか。まさか深圳に皇帝の陵墓があるとは最近まで知らなかったので自分としてはかなり満足だ。それに無料だし。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
バス 4元 路線バス
合計 17元

香港外交部へビザ申請しに行くが・・・

jiangxi_0060700頃、YHAを出て地下鉄に乗車して福田口岸から香港へ入境する。今日はビザを申請するのだが羅湖口岸には香港→中国へ抜ける際に緩衝地帯の中に旅行会社2社ほどありここで代理でビザを申請してくれるのだ。しかも、料金は高いけど1時間ぐらいで取れるとか?試しに羅湖口岸で日本人には関係なくなったが深圳経済特区限定の特区ビザを発給しているイミグレの2階へ行くと特区ビザを申請する外国人が集まっており、ビザを代行してくれる旅行会社もある。

0900になりビザの申請窓口が開くが旅行会社は閉まったままだ。今日は月曜日で営業の筈だが・・・。10分ほど待ったが営業する気配というか人の気配が無いので深圳へ入り再び香港へ入り香港外交部を目指す。1000頃、スターフェリーでいつものようにセントラル(中環)へ向かうが実はセントラル行きでなく湾仔行きのスターフェリーに乗るべきであった。おかげでトラムで湾仔へ移動して後に道に迷い香港外交部に到着したのは1155頃で既に並んでいる列は午後申請の列であった。

jiangxi_007予定では午前中に特急申請して1500以降にビザ受取の筈だったが、これで明日の1000以降受取になってしまった。そして、このま ま列に並び香港での宿の確保をせずに1500頃にビザ申請を済ます。これで、香港での野宿が決定となった。

コンビニ弁当食べて香港で野宿

jiangxi_008ビザ申請が終わったのでセブンイレブンでコンビニ弁当を買って湾仔公園で食べる。

jiangxi_009この後は明日の0900まで時間を潰さなければならないので湾仔公園、湾仔駅、香港外交部の周辺を彷徨いながら過ごす。

両替
400元→446香港ドル 1元=1.115香港ドル

本日の出費
項目 金額 備考
地下鉄 3元
合計 3元
項目 金額 備考
食費 27.9香港ドル
鉄道 42.6香港ドル
フェリー 1.7香港ドル
合計 90.4香港ドル

湾仔駅の入口で野宿

MTRの運行が終わり湾仔駅のシャッターが下りるが暖気が漏れて来るので入口で野宿することにするが色々な意味で危険なのでほとんど眠れずに朝を迎える。

香港外交部でビザを受取る

jiangxi_0100700頃、香港外交部へ行くと既に白人と東洋人が5人並んでいたので自分は6番目に並ぶ。受付開始の0900になると既に列の最後尾は見えなくなっていた。0945頃、ビザの受取りが予定よりは早く始まる。ビザを受取り料金を払い外へ出る。今回は1ヶ月Lビザが発給された。

現在はオリンピック前で3ヶ月 や半年ビザは発給停止になっているのだが旅行目的で半年ビザを申請している華人がいたが大丈夫だろうか?華人は別扱いかな?帰りは香港外交部から徒歩5分ほどのところにある湾仔のスターフェリー乗り場から尖沙咀行きのスターフェリーに乗船して九龍半島へ戻り、尖東駅からMTRで羅湖へ向かう。

食糧調達

深圳に戻りウォルマートで数日分のインスタントラーメンと快餐用の容器を購入する。最近気付いたのだが物価上昇が激しくカップラーメンを購入するより袋入りのインスタントラーメンの方がちょっと安く上がることが分かった。でも、容器を洗う必要があるけど・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 35.7元
バス 2元 路線バス
日用品 19.8元
合計 57.5元
項目 金額 備考
鉄道 34.8香港ドル
フェリー 2.2香港ドル スターフェリー
ビザ 400香港ドル
合計 437香港ドル

福建省旅行記~福州・厦門

K163次、硬座で上海南→福州

fujian02011:00頃、上海藍山国際青年旅舎をチェックアウトし144路のバスで上海南駅へ向かい11:40頃に到着する。上海南駅は新しい駅なのだが今までの駅とは乗車方法がちょっと違っていた。

fujian021まずは荷物のX線検査です。

fujian022上海南駅の待合室です。凄く綺麗なのだが上海万博まで清潔さを保てるか?

fujian023南京駅も凄かったけど上海南駅も凄い!

fujian024どう違うかというと硬座の乗客でもCRHと同じように待合室に入る際に改札を受けてホームへ移動する際には改札はなく駅員に誘導されてホームへ移動する方式だ。

fujian02512:00頃、ホームへ降りて乗車するが、いつもの改札で大混乱、人民が一斉に走って行くという光景はなかった。駅員に誘導され皆落ち着いている。 改札の有り無しでこんなにも違うとは・・・。

CRH1を撮影

fujian026さて、今回乗車する列車はK163次だ。

fujian027残念ながら空調付きなので切符が高いのだが硬座でもある程度は快適だろう。

fujian028乗車して荷物を置いたら撮影のために先頭車両へ走る。この時点では今回は電気機関車かディーゼル機関車か分からなかったが、ディーゼル機関車が見えてきた。やはり、福建省が非電化区間なのだろう。

fujian029機関車の撮影をと思っていたらCRH1が入線してくるではないか!

fujian030ここは、予定変更で先にCRH1を撮影するが気付くのが早ければもう少し良い写真が取れたかもしれない。

fujian031DF11

K163次の硬臥は人気が無い?

fujian032撮影を終えて車内に戻ると乗客でかなり混雑している。12:43に定刻通り発車して福州へ向かう。乗客は痰吐き、唾吐きはなく快適だが、義烏を過ぎる頃に なると1人で座席3つ占領して寝ていたり、通路に足を出して寝る乗客が目立ち始める。どうやら、猿や原始人が乗車していたようだ。まあ、痰吐き、唾吐きが 無いだけましだろう。

fujian033そして、車内放送で寝台が余っている事を告げていた。どうも、この列車の硬臥は人気が無いようだ。まあ、硬座でも1人で座席3つ占領して寝ている人民がいるから当然かな。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 6.8元
バス 2元 路線バス
合計 8.8元

福州到着

fujian03405:20頃、福州に到着する。

fujian035当然まだ夜は明けていないので普通は宿を探すのだが、この時間だと朝までで1日分の宿泊費を取られてしまうので駅前で夜が明けるのを待つことにする。野宿に近い状態なので福州駅で一番安全そうな公安値班室の前に座って過ごす。公安値班室は直訳すれば「公安の宿直室」なので交番みたいな所と考えてよいだろう。福建省に来ていきなりこの状態とは・・・。この先大丈夫だろうか?

夜が明け06:30頃、售票厅が開いていたので明日の アモイ(厦門)行きの切符を購入するが福州→舟州は購入できたが舟州→厦門は購入できなかった。大都市の駅でも田舎の駅の切符だと未だに販売できないと は・・・。オンライン化されていてもまだまだ遅れているようだ。因みに福州→厦門は鉄道よりも長距離バスのほうが圧倒的に早く到着する。

バスは海岸沿いを走り、鉄道は遠回りして内陸の山岳地帯を走るからだ。どうして、時間のかかる鉄道で行くのかは当然、鉄だからだ!それにネット上だと福州→厦門の鉄道での経路を紹介しているHPが見当たらなかったし。

朝から按摩の怪しげな姉ちゃん

福州→舟州の切符を購入したので宿探しをするが1件目の旅社でいきなり断られる。身分証というのでパスポート(日本国の文字を見せず)出したら見もせずに婆さんに追い出された。人民が持っている身分証と違うのが理由か?恐らく婆さんはパスポートという物を見たことが無いのだろう。

2件目は福州駅前の金山大飯店でパスポートを出したらフロントの姉ちゃんは初めは不思議がっていたがすぐに目の前に日本人がいることに気付いた。ここは追い出されずに1泊30元の部屋に宿泊することになる。ここは一応は大飯店と唄っているが中身は招待所と同等だ。トイレは扉無し、客は糞流さない、痰吐き唾吐き当たり前、おまけに宿泊客は歯を磨くときはコップ無しで蛇口に口つけていた。「研究卫生」の張り紙がむなしい。

極めつけは朝なのに按摩の怪しげな姉ちゃんが2人も来た。まだ朝7時を過ぎたばかりだぞ!それに按摩と言ったってチンコに按摩だろっ!あいにく自分は化粧の濃い姉ちゃんを買う金は持っていないというかフロントの姉ちゃん連絡するなよ!でも、もしかしたら、連絡は掃除のおばちゃんか?

于山風景区

fujian036福州は福建省の省都なのだが、どうもこれといった観光地が思い浮かばない。見たいのは林則徐紀念館しかないのだが、まずは26路のバスで于山風景区へ向かう。バスを降りると目の前に明代の古城壁が保存されている。

fujian037ちょっと期待できるかと思っていたが見所の白塔寺は工事中だし于山風景区と言っても革命関連の資料館と公園があるだけだった。バス停に戻り次の行き先を考えていると周囲で唾を吐く音がする。福州は上海よりも痰や唾を所構わず吐く人民が多い。

林則徐紀念館

fujian03810:50頃、林則徐紀念館に到着するが紙が貼られ閉まっていた。周辺が再開発で古い建物がことごとく取り壊されており紀念館も建て替えのようだ。12/14に閉まっており数日の差で見学できないとは残念だ。

fujian039林則徐紀念館が見学できないとなると福州にはもう用は無い。これなら、福州に1泊する必要はなかったな、駅で荷物預けておけば今日のうちに厦門へ出発できたし・・・。

開元寺

fujian040既に福州での観光をする気がなくなっていたが、あと1ヶ所だけ見ておいても良さそうなところを思い出した。弘法大師空海が訪れたことがある開元寺だ。

fujian041空海像

fujian042昼頃に開元寺を訪れるが千年古刹という割には建物が新しい。ここにも観光開発の波が押し寄せているようだ。

福州の長距離バスターミナル

fujian043福州には長距離バスターミナルがいくつかあるようなのだが福州駅周辺には晋安泉頭客運站、福州華威西園客運站、福州汽車北站の3ヵ所がある。いずれも厦門、泉州など所内の路線が充実している。こちらは晋安泉頭客運站。

fujian044福州華威西園客運站

fujian045福州汽車北站

福州にも乞食がいた

fujian046福州の街を歩いていると、やはりというか乞食がいた。どうして中国には乞食が多いんだ?社会主義国家に乞食はいない筈なのだが?因みに乞食は12月なのに上半身裸だが、この日の福州の最高気温は23度と暖かい。福建省は亜熱帯性気候に属するので冬でも暖かいのだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
宿泊費 30元
鉄道 25元 硬座 福州→来舟
バス 3元 路線バス
合計 70元

K392次、硬座で福州→来舟

fujian04708:30頃に起床するがK68次の発車時間は14:28でまだ時間がある。来舟→厦門の福州では切符は確保できていないので、これなら早めに来舟へ移動して切符を購入した方が良さそうだ。

fujian04809:30頃、福州駅で列車の運行と切符の販売状況を確認すると11:38発のK392次がまだ購入できる。

fujian049どうするか良く考える為にイスラム食堂で朝食を食べながら考えた末に予定を早めてK68次からK392次で来舟へ移動することにする。すぐに金山大飯店へ戻り荷物 をまとめてチェックアウトする。售票厅でK68次からK392次に乗車変更の手続きをして候车室へ向かう。

fujian050候车室は既に改札待ちの列が出来ており自分もすぐに列に並ぶ。並ぶと言っても改札が始まると割り込みでほとんど意味が無かった。

fujian051改札を通ると乗車する11号車まで走って行くが乗車してみたらまだ空いていた。

fujian052荷物を置いて発車時刻まで待つが11:38になっても発車せず8分遅れの11:46に発車して 15:38頃、来舟に到着する。

来舟→厦門の切符を購入

fujian053出口を出てそのまま售票处へ向かい厦門行きの5209次を買おうとするが既に売り切れであった。仕方が無いので18:26発の2521次の切符を購入する。

fujian054まだ3時間ほど時間がるのだが来舟駅前は典型的な田舎だった。

fujian055特に何もする事が無いので候车室で約3時間待つことにする。

2521次、硬座で来舟→厦門

fujian05618:00頃に改札が始まるが田舎の駅なので乗客ものんびりしており混乱無くホームで列車の到着を待つ。列車が到着して乗車するが車内はほとんど乗客がいなかった。

fujian057乗車率は2割ぐらいで、まさかこんなに空いている列車とは思わなかった。

fujian058列車が発車すると車内放送で寝台が空いていることを知るが、硬座でこれなら硬臥を買う必要は無いだろう。1人でBOX席を占領して寝ている乗客がいるほどだし・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 3元
鉄道 48元 無座 来舟→厦門
合計 51元

厦門到着

fujian05904:58に厦門到着。時刻表だと05:02着なのだが何故か早く到着する。夜が明けるまで駅前で待機することになり、明るくなってから厦門国際青年旅舎へ向かう。厦門国際青年旅舎では一番安い6人ドミが生憎満室で4人ドミに泊まることになる。午前中はインターネットで情報収集と溜まったメール確認で過ご す。

コロンス島は観光客だらけで見る価値無し

fujian06014:30頃、フェリーでコロンス島へ渡る。

fujian061コロンス島はヨーロッパ建築の建物が多く厦門で一番の観光地らしいが実際に行ってみると自分にとっては見る価値が無かった。

fujian062吊革に摑まっていますがフェリー内部です。通勤電車ではありません。

fujian063周囲は観光客だらけで島は観光整備済み、おまけに帰りのフェリーは運賃が8元だ。因みに行きは無料なので実質片道4元だが、あの距離で生活路線なら片道1元だろう。少しコロンス島を散歩してみたが遠くから鄭成功の像を見て戻ることにした。中国人の団体観光客と白人が多くて全く面白くなかった。1530頃、厦門輪渡に戻ってきた。コロンス島観光は1時間で終わった。

fujian064ヨーロッパの雰囲気はあるのですが・・・。

fujian065建物は歴史建築として保存されているようです。

fujian066島内は観光客だらけで面白みに欠けていた。

fujian067つまらないので戻ることにしました。

fujian068フェリーから見た厦門。

中台対立の最前線、金門島を見る

fujian069厦門も福州と同様で見たい場所が少ない。唯一見たい場所は金門島だ!厦門は中台対立の最前線で沖合い数㎞の場所に台湾領の金門島がある。

fujian070過去に何度も金門島を巡り小競り合いが発生しており金門島は台湾の要塞となっている。現在は過去のような緊迫した状況では無いので金門島の間近まで観光フェリーで見物しに行くことができる。

fujian071で、観光フェリーは120元ぐらいするので自分は陸上から金門島を眺めることにした。フェリー乗り場のバス停から503路に乗車して16:10頃、黄厝石冑頭で下車する。海の向こうには島が見える。恐らく金門島か小金門島だろう。目と鼻の先に台湾がある。中台対立の最前線なのだが観光客でそこそこ賑わっている。

fujian072どこに中台対立があるのかと思うほど平和だと思ったが道路脇に監視用のトーチカがあり兵士が常駐している。表面上は平和でも、やはり軍事上の最前線という事を改めて知らされた。

fujian073おまけに「一国两制统一中国」(一国二制度統一中国)と巨大な看板まである。それ対して金門島には三民主義の看板があるらしい。なんか38度線みたいに宣伝合戦でもする気なのだろうか?

厦門は物価が高い

金門島を見たので厦門での観光は終わってしまったといってよいだろう。明日は泉州行きのバスの切符を購入してのんびり散歩かな?さて、夕飯を食べるために貧乏旅行者にちょうど良さそうな食堂を探すが厦門は物価が高い!田舎の福建省でも厦門は観光都市の色合いが濃いので牛肉拉麺や炒飯でも最低5元からだ。貧乏旅行者には物価の安い内陸部の方が過ごしやすいな。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
宿泊費 80元 1泊40元×2
バス 4元 路線バス
フェリー 8元
合計 102元

厦門駅とその周辺

fujian07407:00頃に起床する。厦門での観光は終了しているので今日は厦門駅と長距離バスターミナルの調査に向かうことにする。09:00過ぎ、厦門駅に到着する。

fujian075昨日は夜明け前に到着して明るくなってすぐにバスで移動したので周辺の様子はよく把握していなかったが駅前にはウォルマート、マクドナルド、ケンタッ キーまで揃っているではないか!

fujian076厦門は都会だ!周辺でもビルが建設中で更に発展していきそうだ。

長距離バスターミナル

fujian077厦門駅から815路のバスに乗車して松柏長途汽車站へ向かう。815路は駅と長距離バスターミナルを結ぶシャトルバスのような役割を果たしている。 10:15頃、松柏長途汽車站に到着する。バスの状況を確認すると福州へは約10分に1本の割合で出発しているようだ。泉州でも20分間隔だ。明日は泉州へ移動するのだがこれなら当日切符を買うので十分だ。

fujian078松柏長途汽車站で816路のバスに乗り10:40頃、湖濱長途汽車站に到着する。ここも長距離バス ターミナルだが厦門旅游集散中心にもなっており観光客向けのバスターミナルの側面も持っている。福州や泉州へのバスは無いが客家土楼で有名な永定へのバス はここから1日8本出発している。他にも雲南省の昆明や広西チワン族自治区の東興(ベトナムとの国境の町)へのバスがあったりと凄い。

南普陀寺

fujian07914:00頃、厦門国際青年旅舎から徒歩5分ほどの所にある南普陀寺を訪れる。南普陀寺は厦門の仏教聖地で千年古刹だ。

fujian080厦門の定番観光地にもなっているようで観光バスでツアー客が押し寄せている。敷地内には清の乾隆帝の御碑もある。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
バス 4元 路線バス
日用品 15.5元
合計 39.5元

1462次上海~北京鉄道旅行記2007

寧波から上海へ移動

08:00頃に起床して朝食兼昼食に饅頭を買いに行く。09:30頃に寧波李宅国際青年旅舎をチェックアウトして寧波駅の軟座の待合室で改札を待つ。10:00頃にT744次の改札が始まり乗車する。今回の旅で初めて軟座を利用するのだが座り心地は硬座より遥かに良い。乗客も比較的裕福そうな人が多く見受けられる。ただし、網棚にある荷物を見る限りでは、裕福ではなさそうな人たちもかなり乗車しているようだ。

10:25に発車して約3時間半の旅路である。14:00過ぎに上海駅に到着する。ちょうど反対側のホームには北京行きの1462次の列車が停車している。まず上海ではこの1462次の切符を購入 しなければならない。

北京行き1462次の切符を購入

1462_01混雑する改札を出ようとすると前の客が乗り越しで清算しないで改札を突破しようとして駅員に怒られていた。この客は見る限り農民工のようだ。よくもまあ 堂々と改札を突破しようとするとは。改札を出て切符を購入するために窓口に並ぶが電光掲示板に表示される販売状況を確認すると1462次は既に3/10ま で硬臥がほとんど売切れになっている。しかし幸いなことに購入しようとしている3/4分はまだ残っているようだ。列の順番が来て窓口で3/4の1462次の切符を購入することができた。

ところで、なぜ1462次の切符を購入するのかというと、もちろん安いからである。ただし、車両が古く時間が倍ぐらいかか る。TやZ列車は12~13時間ぐらいで北京に到着するが1462次は約22時間かかる。しかも、安い上海発北京行の列車はこの1462次しかないようだ。ようするに農民工御用達の列車でもあるのだ。

crh切符購入後に先ごろ運行を始めた中国製新幹線のCRHの案内を見つけた。まだ、本来の性能が出せないでいるが今後が気になるCRHだ。切符を購入して次は宿を決めなければならないがお金がないので前回宿泊した上海旅行者国際青年旅舎に再び宿泊する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10.6元
宿泊費 150元 1泊50元×3
鉄道 176元 硬座 上海→北京
バス 2元 路線バス
合計 338.6元

四行倉庫を見に行く

4hang01北京へ行く3/4までは上海で時間調整で滞在する間に四行倉庫を見に行った。

4hang02四行倉庫というのは日中戦争で上海最大の激戦地であり蒋介石がドイツの支援を得て訓練された精鋭部隊を投入したものの撤退に追い込まれた場所です。

4hang03現在は資料館はあるものの予約が必要なようで入口しか見ることができなかった。17:00過ぎに近くの食堂で刀削麺でも食べようと思ったら店の人に「麺類は売り切れだよ!ワンタンならあるよ。」と言われる。仕方ないのでワンタン を2人前注文すると「もう1人いるの?」と聞いてくるので「1人だよ!1人で2人前です。」と答えると店の人ちょっと驚く。ワンタンを2人前は結構な量だったが食べきる。会計を済ましていると店のおばちゃんが奥で「本当に2人前食べてるよ!」と騒いでいる。確かにあの量は多いから驚くだろう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.4元
バス 2元 路線バス
合計 17.4元

中国銀行で定期預金の口座を開設

yinhang01午前中に外灘の中国銀行上海分行で定期預金(定期一本通)の口座を開設しに行く。以前口座を開設したときは普通預金(活期一本通)だけだったのでネットバ ンキングで定期預金ができなかったので今回上海に戻ってきたので開設を試みた。

申請書に日本の住所で試したら上海の住所を記入するように窓口で言われ宿泊していないけど浦江飯店の住所を記入してキャッシュカードと一緒に提出してネットバンキングでも定期預金をしたいことを告げる。キャッシュカードの暗証番号入力と定期預金の通帳の暗証番号設定、書類に署名をして約10分ほどで手続きが終了。宿に戻りネットバンキングを試すと定期預金が使えるようになっていた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11.5元
合計 11.5元

いよいよ1462次で北京へ出発進行!

1462_02上海旅行者国際青年旅舎をお昼ちょうどにチェックアウトして64路のバスで上海駅へ行く。1462次の列車は14:25発なのでまだ2時間以上の時間があった。

1462_03しかし、待合室は既にほぼ満杯だった。何とか座って待つことができ1330頃に改札に列ができ始めたので並んで待っていると改札を乗り越えてホームへ向かう輩がいる。改札に駅員がいないので勝手にホームに向かっているようだ。この連中はちゃんと切符を購入しているのかも疑わしい。

1462_0414:00前に改札が始まり3番ホームに乗客が一斉に走り出す。

1462_05列車に乗り込み荷物の置き場を無事確保して後は発車までのんびり待つだけである。

1462_061425になり発車するはずが、なぜか停車したままで10分遅れの14:35に発車する。車内はまだ空席があり、どうやら途中の駅で一気に乗り込んできそうな雰囲気である。

1462_0715:30頃に早めの夕食に買い込んどいた饅頭を食べる。饅頭を食べ終わると後は寝るだけになってしまう。南京に到着する19:00頃に就寝す る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
合計 12元

北京は寒かった!

1462_0806:00過ぎに起床する。列車は山東省まで来ており済南駅に到着する。朝食に昨日の残りの饅頭を食べた後にまた一眠りする。10:30頃に目が覚めると 天津にまで列車は到着していたが外は雪景色だった。天気予報だと北京や天津は昨日は雨だったはずなのだが・・・。何かだんだんと嫌な予感がしてきた。北京に近づいていくと雪はなくなり大都市の景観が目に付く。

1462_0912:15定刻どおりに北京駅に到着するが外は物凄く寒かった。上海は暖かかったのに北京は冷蔵庫の中だった。おまけに風が物凄く強い。赤城おろしや六甲おろしといい勝負だ。3月の北京はまだ寒いと聞いていたがこれほど寒いとは・・・。まずは駅前から今夜の宿の候補地である北京実佳国際青年旅舍(北京实佳国际青年旅舍)へ歩いて向かう。15分ほど歩いて難なく到着する。

ドミトリーも空いており1泊35元でとりあえず3泊することにする。8人部屋のドミトリーだ。事前に調べた限りだと北京の宿は高めのようでここが市内で最安の部類に入るようだ。まあ、何はともあれ北京到着、宿も確保できたので1462次での鉄道旅行は終了である。これからしばらく北京に滞在して色々と観光地めぐりをしよう!一体北京には何日間滞在することになるのだろうか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16元
宿泊費 105元 1泊35×3
地図 4元
インターネット 3元
合計 128元

寧波旅行記2007

紹興からN569次に乗車するが・・・

n569_010600頃に起床。紹興から寧波へ向かう準備を整える。0745頃に東峰旅館をチェックアウトして紹興駅に向かう。紹興駅の待合室は1つだけなので混雑している。0800頃に改札が始まり2番ホームで列車の到着を待つ。

ningbo01しばらくすると列車が到着するが大混雑である。山手線や埼京線などはまだ良いほうだ。2人分の座席に3人座り、さらに通路には荷物が置かれている。何も考えずに無座の切符を販売するので酷い状況だ。何とか乗車するも前に進めない。発車ベルはとっくに鳴っているがこれだと遅れるのは確実だ。列車が発車しても 席には辿り着けず少しづつ前進して自分の席に辿り着くが、なぜか1人分の席に2人座っている。

とにかく座っている奴がいるので切符を見せて立ち退き要求をすると周りが騒ぎ始める。まあ、この状況で退けと言うのは酷だがこちらは硬座のお金を払っているので冷たくあしらう。しかし、すぐには退けずに次の駅に到 着したときにようやく座れた。座れても混雑した車内は窮屈で仕方がない。1014に24分遅れで寧波に到着。ようやく混雑から開放された。

ningbo02寧波駅からは宿 の候補にしていた寧波李宅国際青年旅舎に向かう。徒歩5分ほどで到着しドミトリーが空いているかを聞いて空いていたので4日泊まることにする。6人部屋は 割と広く綺麗に掃除してある。珍しく先客も居らずいきなり貸切状態である。まあ、寧波に外国人バックパッカーが来るのかも疑問である。それに寧波はロン リープラネットに紹介されているのかな?

寧波のバスターミナルを調査

1300頃に徒歩で市内を調査する。寧波の市街地はあまり広くないのでやる気になれば徒歩で市内観光はできる。とりあえず、汽車北站を目指し歩く。30分ほどで汽車北站に到着。このバスターミナルからの路線を確認すると、桃花島へのバスが0650に1日1本だけ出ている。事前調査だとこのバスがフェリーに乗り込んで桃花島の射彫英雄伝旅游城に行くらしいと分かっている。汽車北站は寧波近郊のバスが発着しているが路線は少ない。

続いて東に5分ほどのところにある客運港北站を調査。ここは普陀山へのフェリーを利用する際に世話になるところだ。ここからバスで寧波郊外の港へ行き普陀山へのフェリーに乗船する。ここまで調査したところで1500過ぎになっていたので遅くなったが昼食を食べて汽車東站へ向かう。汽車東站は寧波周辺の路線が多く発着しており人の往来もそこそこある。まあ、汽車東站は天童寺や阿育王寺へ向かう時にしか使わないだろう。

最後に寧波駅近くの汽車南站を調べてみると、ここは寧波周辺の主だった 都市へのバスが主に発着している。上海、杭州、紹興への路線があるので一番需要があるだろう。今日は市内を調査してみたが明日からは郊外にも足を伸ばして みよう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
宿泊費 180元
バス 3元
合計 201元

阿育王寺を見学

ningbo030730頃に起床する。今日の行き先を決めて0900頃に宿を出る。まずは汽車東站に向かい阿育王寺と天童寺へのバスを待つ。

ningbo040940頃に554路のバス に乗り阿育王寺へ向かう。1010頃に阿育王寺に到着。外観から規模の大きそうな寺である。

ningbo05阿育王寺は西晋の太康3年(282)に創建された名刹で宋の寧宗年間に禅宗五山に数えられるようになったそうだ。

ningbo06唐代には日本へ渡ろうとする鑑真が滞在した場所でもあるそうだ。参拝客も訪れておりかなり有名な寺のようだ。拝観料は5元だがこれなら誰も文句は言わないだろう。建物も古いものもあり修行僧もおり雰囲気は十分ある。ただ寺の外には乞食がいてまとわり付いてくるので困った。

次は天童寺を目指す

ningbo07阿育王寺の後は天童寺へ向かおうとするが362路のバス停「阿育王寺」が分からず一度汽車東站へ戻ろうとしたら554路のバス停「阿育」と362路の「阿育王寺」が同じ場所にあった。なんとも紛らわしい。まあ、何とか362路のバスに乗車して1215頃に天童寺に到着する。

ningbo08バス停からはミニバス(2元)が出ているのだが利用する必要は全くない。参道を歩く間に線香などの露店や乞食がいるので見物しながら歩くと良い。20分ほど歩くと天童寺に到着。

ningbo09ここも拝観料は5元で安くてありがたい。参拝でなく観光で来ても十分楽しめる。曹洞宗の開祖である道元は天童寺で修行をしており日本ともつながりがあるようだ。

保国寺は期待はずれ

ningbo10阿育王寺と天童寺を見物して1400頃に汽車東站に戻る。次は保国寺を見物するためにバス停「第三医院」へ移動する。第三医院からは332路のバスに乗る のだが、運行本数が少ないようで30分ほど待つことなり1515頃にようやく出発する。30分ほどかけて1545過ぎに保国寺に到着。券売所で入場券を買 おうとするが入場料が20元に値上げされている。

ningbo11ちょっと迷ったが見物することにする。しかし、これが間違いだった。寺だと思っていたが実際は修行僧は1 人も見当たらず建物だけが寺なのだが博物館として運営されていた。もちろん参拝客は1人も居らず、観光客が訪れているだけであった。

ningbo12案内標識には日本語も 見受けられ日本人観光客も訪れているようだ。正直ここはやめておいたほうが良かった。1630頃に保国寺を後にして1700過ぎに汽車北站で明日の桃花行 きの切符を購入する。明日はいよいよ桃花島へ渡る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19元
バス 14元 路線バス
バス 50元 寧波→桃花
阿育王寺 5元
天童寺 5元
保国寺 20元
合計 113元

桃花島の射彫英雄伝旅游城へ行く

ningbo130500頃に起床する。相部屋の中国人を起こさないよう静かに外出準備を始める。0610に宿を出発し寧波駅前から1路のバスに乗車する。20分ほどして 外灘で下車して汽車北站へ向かう。バスターミナルで桃花行きのバスに乗車するが乗客は自分を含めて4人だけ。しかも、出発時間の0650を過ぎても発車しないと思っていたら車両故障である。結局0730頃に代替のワゴンに乗せられ出発。

1時間半ほど東に進むと道路標識に「桃花島」の文字が現れる。 さらに「春暁」の文字が目に留まる。どうやらここは以前テレビ朝日のサンデープロジェクトで紹介していた春暁という村がある地域のようだ。ここは領土問題で村の名前を春暁してしまったという所だ。まあ、サンプロを見た人は分かるけど見ていない人は調べてみてください。ここでは詳しいことは省きます。

話を戻して、0900に郭巨码头に到着。ワゴンを降りてフェリーに乗船するとすぐに出港した。どうやらフェリーを待たせていたようだ。どれぐらい遅れて いるかは分からないがフェリーは出港して約1時間で桃花島の沙岙码头に到着する。下船すると路線バスとワゴンが待っており、とりあえず行き先が 「射雕城」と書かれたワゴンに他の客と一緒に乗り込む。10分ほどして1010頃に射彫英雄伝旅游城(射雕英雄传旅游城)に到着。

ningbo14ようやく、寧波での最大の目的地に到着である。入場料38元を払い早速中へ!まずは牛家村の楊鉄心の家を見学。テレビで見たセットが目の前にありちょっと喜ぶ。

ningbo15他にも黄薬師庄や帰雲庄とドラマの風景が目の前にありじっくり見学する。

ningbo16観光客も予想通り少ないのでのんびり写真撮影もできる。

ningbo17田舎の島にあるのでオープンセットの公開だけでアトラクションとかは何もなかった。

ningbo18まあ、大理の天龍八部影視城よりはマシだと思う。

ningbo19ただし、ドラマを見たことのない人は来てもつまらないだろうな。

寧波には夕方到着

ningbo20射彫英雄伝旅游城をのんびり見物して1400頃に入口の食堂で昼食を食べる。値段が高いことは覚悟していたが炒飯が10元もした。でも一緒についてきた スープにエビが大量に入っており炒飯よりスープにコストがかかっているような気がした。食後にバスで港に戻るが桃花島には港が2つあり違う港に来てしまう。よく調べると、この港は舟山市の沈家门からの船が来る港で桃花島の主要港であった。寧波の郭巨からの船は沙岙という小さいほうの港であった。まあ、間違えて来てしまったが2つ港があることが分かったのでよしとしよう。

1500頃に沙岙码头へ戻り、寧波の郭巨行きのフェリーに乗船する。運賃は20元であ る。1530頃に出港し1640頃に郭巨に到着する。港からは三輪バイクタクシーでバスターミナルへ向かう。運賃は5元とかなり高い。港からバスターミナ ルは徒歩20分くらいなのだが夕方でこの先最終バスの心配もあるので利用する。バスターミナルにはちょうど559路のバスが停車しており乗車する。郭巨か ら汽車東站までの運賃は5元である。1645頃に発車して1800頃に汽車東站に到着。汽車東站からは514路のバスで汽車南站に移動して宿に戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 21.5元
バス 15元
フェリー 20元 沙岙码头→郭巨码头
バイクタクシー 5元
射彫英雄伝旅游城 38元
合計 99.5元

上海行きの切符を購入

0730頃に寧波駅へ上海行きの切符を購入しに行く。時刻表、料金表、販売状況を確認すると都合の良い時間の列車は軟座しかなく、しかたなく今回初めて軟座の切符を購入する。これで明日は寧波から上海に移動できるので今日は宿に戻り溜っているHP製作に励むことができる。1400頃に昼食を食べに外出する が明日には寧波を離れるのでちょっと贅沢をしていつもより一品多く昼食をとる。食後は宿でずっとHP制作と情報収集をする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 25元
鉄道 81元 軟座 寧波→上海
合計 106元

広州~杭州春節鉄道旅行記2007

荷物を預けて広州観光

guangzhou0109:00頃に謎の宿を出発して広州駅前の国営の寄存处に荷物を預けて夜まで広州観光をすることを計画する。まずは、昨日に続き春節の広州駅前の状況を見物する。

guangzhou02各地に帰る帰省客で溢れているが公安などの警備の人数も半端ではない。駅前の混雑を見物しているが夜には自分がこの混雑の中に飛び込むことになる。

guangzhou0310:00頃に越秀公園に徒歩で向かう。途中で雨が降り始めるが傘は持っておらず強行軍で10:30頃に越秀公園に到着する。

guangzhou04入場料は5元と安く済み懐もあまり痛まずに済んだ。まあ、越秀公園は定番の観光地になっているようで観光バスも停まっていた。自分は目当ての中山紀念碑と孫中山先生読書治事処を見学 して12:00頃に越秀公園を後にする。

guangzhou05越秀公園の次は西漢南越王博物館を見学する。

guangzhou06越秀公園の西隣なのですぐに到着する。

guangzhou07入館料12元を払って見学をする。

guangzhou081時間ほど見学をして三元宮へ向かう。

guangzhou0913:30頃に三元宮を見学する。三元宮は道教寺院であり参拝客で賑わっていた。

guangzhou10三元宮はあまり広くないのですぐに見学し終わり道を挟んで位置する中山紀念堂に向かう。

guangzhou11中山紀念堂は名前の通り孫中山(孫文)を記念して建てられた堂である。

guangzhou12終戦時には広東省に展開していた日本軍の降伏文書の調印式が行われた場所でもある。見学と休憩をして15:30過ぎに光孝寺へ向かう。

guangzhou1316:00頃に光孝寺に到着する。

guangzhou14大きな寺院のようで周辺には線香など供え物を売る店を多く見かける。ついでに乞食も多かった。

guangzhou15外国人観光客も訪れており有名観光地のようだ。

guangzhou16光孝寺を見学して続いて1640頃に六榕寺を見学する。ここも外国人観光客が多かった。

guangzhou17券売所(售票处)で白人の団体客が窓口のおばちゃんに英語が通じずにがもたついていたので「快点儿!快点儿!」と急かして追い払い、先に入場券を購入。

guangzhou18時間も遅くなってきたので足早に見学して近くの広東料理の店で夕食を食べる。

guangzhou19食後は市場で果物を購入して広州駅へ戻る。

広州駅で春節の大混雑を体験

1312_01
18:30頃に広州駅に戻り預けていた荷物を回収して、いよいよ春節の混雑を体験する時が来た。駅前広場の臨時待合所は相変わらず混雑しているが自分が乗 車する1312次の乗客は駅の待合室で待つので普通に荷物検査を受けて2階の第六候車室に入るが予想以上の大混雑であった。

1312_02床に座り込んで待つ乗客が至る所におり自分も床に座り込んで待つことにする。19:30過ぎに座り込んでいた乗客が立ち始め改札が始まるようだ。

1312_03並んで待つが一向に改札が始まらないが突然並んでいたはずの乗客が第六候車室を出て行く。係員が改札は1階で行うアナウンスをしている。

1312_04状況が一変して乗客は大混乱に陥る。我先にと1階を目指すので危険な状態が続く。予想通り荷物に足を取られる乗客もいる。何とか改札を通り4番ホームから 1312次に乗車する。列車は4分遅れの20:09に発車する。乗車するだけでも一苦労だったが何とか乗車でき一安心。肝心の杭州東に1312次が何時に 到着するかはまだこの時は知らない。南京西行きというのも待合室に入るとき知ったほどの状態だ。後で到着時間を調べることにして市場で購入した果物を食べ る。南方の果物はこれでしばらくお別れになりそうだ。果物を食べて21:00過ぎに明日に備えて寝る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 24.5元
地下鉄 2元
越秀公園 5元
西漢南越王博物館 12元
中山紀念堂 10元
三元宮 1元
光孝寺 5元
六榕寺 5元
六榕寺塔 10元
荷物保管 15元
合計 89.5元

杭州東への到着時刻を知る

1312_0607:00頃に車内放送で目が覚める。KやTの列車ではないから昼過ぎ杭州東に到着と思っていたが昼を過ぎてもまだ到着しない。車内の時刻表を確認してみると1312次は杭州東に20:56着になっている。南京西に早朝に到着するので予想以上に遅い運行になっているようだ。

1312_05こうなっては仕方が無いので寝て 待つしかない。お腹が減って快餐を買うか食堂車で食事をすることも考えたがボッタクリ料金なので途中の停車駅でカップめんを1個5元で購入する。それでも スーパーの2倍近くの価格だ。読みが甘かったことを反省したが1日をほとんど寝てすごし19:00過ぎに義烏を過ぎて車掌さんが換票証を切符に変えに来た。次が杭州東駅だ。長い道程だった。21:00頃にようやく杭州東駅に到着する。春節で西湖は花火大会が行われ、あちこちで爆竹が鳴らされていた。バス 停に向かうがほとんどの路線は最終バスが出てしまっており今日はここで足止めのようだ。

杭州でも宿泊拒否に遭う

宿を確保するため駅周辺の招待所や旅館を訪ねるが料金交渉まで終わって身分証の確認で日本人と分かると「賓館じゃないと泊まれないよ」と宿泊拒否で追い出 されてしまう。しばらく駅周辺を彷徨うが興意旅館(兴意旅馆)で1泊25元の部屋に泊まることができた。初めは宿泊拒否されたのだが登記しないで内緒で泊めてくれる事にしてくれて今日の寝床は確保できた。21:30頃に駅前の食堂で食事を済ませ宿に戻るが春節で花火と爆竹が01:00を過ぎても鳴り響いている。これではさすがに寝むれない。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
宿泊費 25元
合計 45元