紹興旅行記2007

杭州駅で中国製新幹線を目撃

n561_010805頃に杭州呉山驛青年旅舎をチェックアウトして徒歩で杭州駅に向かう。0855頃に杭州駅前に到着。駅前の郵便局で葉書を出してから杭州駅へ行く。 駅の待合室はすでに混雑していたが何とか座って待つことができた。1000頃にN561次の改札が始まり乗客は4番ホームへ走っていく。

n561_02「急がなくても座れるのに・・・」と思いつつ一緒に階段を駆け下りる。列車に乗り込み発車時間を待つが1番ホームに見覚えのある車両が停車している。

n561_03「新幹線に良く似ているなぁ」と思ったが、「これは噂の中国製新幹線なのでは?」と瞬時に中国製新幹線が運行していることを思い出す。

n561_041020に定刻通り に発車するがこの時に中国製新幹線の先頭車両を確認する。「やはり新幹線だった」と思いつつ紹興へ向けて列車は走る。

紹興に到着。魯迅故里へ

shaoxing01時刻表では1110に紹興駅到着となっていたが1118に到着する。まずは宿を確保するために駅周辺を歩くが思ったほど宿はなく駅前の東峰旅館に1泊30元で泊まることにする。共同トイレが扉なしだったがすでに慣れているので驚かなかった。とりあえず寝るだけなので住環境は気にしない。ちょうど昼時なので 近くのイスラム食堂で炒飯とラーメンを食べた後に駅前からK004路のバスに乗車して魯迅路口で下車する。魯迅中路を歩いているとやたらと繁盛している店 がある。咸享酒店だ!魯迅の小説に出てくる店に似ているとかでガイドブックにも良く載っている有名店だ。

shaoxing02咸享酒店をちょっと見物して再び魯迅故里を目指す。このあたりに来ると古い街並みが再現され紹興酒の店を良く見かける。

shaoxing031320過ぎに魯迅故里に到着。

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shaoxing04入場料が80元もするので魯迅故居、魯迅紀念館、三味書屋の入口だけ見学して紹興博物館へ向かう。

周恩来祖居などを巡る

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shaoxing101400頃に紹興博物館を見学して王羲之故宅、題扇橋、周恩来祖居、大善塔、秋瑾烈士紀念碑、府山公園と足早に見学して行く。

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shaoxing121500頃に周恩来祖居を見学したのだが珍しく共産党関連の史跡にしては入場料が18元と高額になっていた。一体どうなっているんだ?

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shaoxing14まあ、それでも他よりは安いほうだろう。紹興は比較的小さな町なので徒歩で次の観光地へと移動できる。

shaoxing151630頃には府山公園まで辿り着き越王台、越王殿を見学できた。

shaoxing16この調子だと紹興に3泊の予定が2泊で済みそうである。

shaoxing17紹興は観光地が市内に集中してい るので本当に観光には便利である。おまけに路線バスは比較的空いており満席になることは少なく交通渋滞も他の都市に比べ少ない。しかし、紹興は日本でも知 られている観光地だが日本人観光客には遭遇しなかった。閑散期だからか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19.3元
宿泊費 30元
バス 1元
紹興博物館 5元
周恩来祖居 18元
越国遺址 8元
切手 23元
合計 104.3元

今日は大禹陵から観光を始める

shaoxing180600頃に起床。0800過ぎに駅前から2路のバスで大禹陵へ向かう。0830頃に大禹陵に到着するが入場料が50元もするので入口だけ眺めてすぐに引 き返す。

shaoxing192路のバスで市内に引き返すが途中の塔山で下車して応天塔に向かう。0900頃に応天塔に到着。入場料2元で非常に安い。安いのは良いが危険度も かなり高かった。応天塔内部の階段は非常に急で、もはや階段ではなく梯子と言った方が良いくらいの角度で登る。踏み外せば確実に大怪我か死が待っている。

shaoxing20何とか登りきると紹興全体が一望できる。眺めは良いのだが今度は降りるのが大変だ。登る時よりも慎重に降りるが危険な状態だ。日本なら確実に立ち入り禁止 区域のはずだ。

shaoxing21安くて危険な応天塔を見学した後は秋瑾故居へ徒歩で移動する。約5分後の0930頃に秋瑾故居に到着。

shaoxing22入場料10元を払って見学をする。書 斎、寝室、厨房などが再現され、資料展示も充実しており10元払った甲斐はあった。

shaoxing231000頃に秋瑾故居を後にして、次の目的地の青藤書屋に向けて歩く。青藤書屋は路地にある為に辿り着くのには苦労した。

shaoxing24こんなところに観光客が来るのか 疑問を持つくらいの場所にあるのだが1020頃に到着したときには先客が4人いた。入場料が5元で安いのだが残念ながら5元払って見学するほどの物ではな かった。敷地が狭いので展示資料も少なく10分もあれば見学し終わる。

shaoxing25青藤書屋の見学が終わり市内の観光に区切りが付いたので徒歩で駅前に移動し昼食後に1路のバスで東湖に向かう。

shaoxing261230頃に東湖に到着。

shaoxing27入場料が40元なので入口を見て退散する。

王羲之の蘭亭へ行くが・・・

shaoxing28東湖から市内に戻り1330頃に市政府から3路のバスで蘭亭へ向かう。運賃は3.5元。30分ほどで蘭亭に到着。

shaoxing29入場料が40元なので当然のことながら入口を見て退散する。

shaoxing30市内に戻ろうとバス停に向かうが道路脇の看板の文字に興味を引かれる。「印山越国王陵」と書かれ2km先にあるようだ。

shaoxing31時間もまだあるので予定を変更して 歩いて向かう。30分ほど歩くとそれらしい山が見えてきた。入場料が18元と微妙な料金設定だが、ここまで来たので見学することにする。

shaoxing32説明の看板を読む 限りここは越王勾践の父・允常の陵墓のようである。

shaoxing33展示資料を見ていくと発掘されたのも最近で2001年に一般公開が始まったそうだ。

shaoxing34陵墓も大きく見ごたえがある。ガイドブックにも載っていなかったので予 想外の収穫だった。1545頃に印山越国王陵を後にして1700頃に紹興駅前に到着。明日の寧波行きの切符を購入してから近くで夕飯を食べる。紹興観光は 2日で終わってしまった。お金があればちゃんと見学できるのだが・・・。まあ、ツアーで来ても1日ぐらいの滞在で魯迅故里と紹興酒で終わりなんだろうな。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
宿泊費 30元
鉄道 17元 無座 紹興→寧波
バス 12元
応天塔 2元
秋瑾故居 10元
青藤書屋 5元
印山越国王陵 18元
合計 114元

杭州旅行記2007

杭州湖中居青年旅舍に拠点を移す

hangzhou01昨日は寝床の確保に苦労したが今日は大丈夫だろうと08:55頃に興意旅館をチェックアウトする。杭州東駅からY5路のバスで杭州花圃で下車して徒歩5 分、09:40頃に杭州湖中居青年旅舍に到着する。西湖周辺を観光するには最適の立地である。早速ドミトリーが空いてるか聞くと空いているので、とりあえ ず2日泊まることにした。通常は1泊50元だがユースホステルの会員は40元だった。これでユースホステル会員への加入費用は減価償却完了である。

1泊40元はユースホステルの中だと高い部類に入りそうだが部屋が凄かった。ドミトリーなのにトイレ・シャワー付で部屋も広い。上海旅行者青年旅舍と同系列の ユースホステルなのにレベルが違う。一体どうなっているんだ?まあ、とにかく荷物を置いて早速1週間ぶりにシャワーを使う。体を洗うのはもちろん、いつ洗ったか分からないズボン、Tシャツなども洗濯する。たぶん、列車内では悪臭を周囲にまいていたんだなと考えながら体を洗い洗濯をする。

西湖をちょっと散歩

hangzhou0215:30過ぎに西湖周辺を散歩する。

hangzhou03観光客が多く賑わっているが杭州の地図を買っていないので周辺がよく分からない。今後の列車の確認もかねて杭州駅で地図を買うためK7路のバスで移動。杭州駅に到着して列車の状況を確認後、夕食を食べる。

hangzhou04杭州は予想以上に都会だったため物価が高く食費が余計にかかる。早く農民工が利用するような安食堂を見つけなければ!

hangzhou05食後に駅の売店で地図を購入して宿に戻る。今日もそこらじゅうで花火と爆竹が鳴り響いている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
宿泊費 80元 1泊40元×2
バス 7元
地図 5元
合計 105元

西湖周辺を散策する

hangzhou0609:30過ぎに西湖周辺の散策に出る。まずは30分ほど蘇堤を歩いてみるが観光客が多すぎる。まあ、有名観光地なので仕方ない。

hangzhou07蘇提を歩き終わり西湖の南にある雷峰塔に到着。ここも観光客で賑わっているが入場料が40元もするので外から見て終わりにする。

hangzhou0810:30頃に西湖からちょっと南に歩いたところに中国絲調博物館があり見学をする。

hangzhou09ここは絹についての博物館で無料で見学ができた。バックパッカーにはありがたいところである。

hangzhou1011:30頃に昼食を食べて西湖の東にある呉山広場に到着。

hangzhou11呉山広場周辺も観光地のようで城隍閣や鼓楼などがある。城隍閣は入場料30元なのでここも入口だけ見学して無料で見学できる東岳廟などを巡る。

hangzhou12鼓楼を見学して少し歩くと河坊街に辿り着いた。

hangzhou15河坊街は古い街並みが再現され観光客で賑わっている。

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hangzhou14土産物、漢方薬、お茶などの店が集まりかなり楽しめた。

バス東ターミナルと西ターミナルを調査

15:00頃に杭州汽車東站に到着。ここは上海、蘇州、紹興、寧波などへのバスが発着している。列車の切符が取れなかったときに世話になりそうだ。さらに 周辺には招待所や旅館も多数あり杭州東駅より便利だ。16:00過ぎには杭州汽車西站へ到着。ここは東とは違い宿や店が少なく寂しい。発着しているバスも 知らない地名ばかりで周辺の田舎へ向かうらしい。ここはあまり世話にはなりそうもない。

17:00頃に夕食を食べてスーパーでミカンを1斤 (500g)0.98元で2kg購入したのだが5元支払うがなぜか釣銭が3元だった。原因は店員に「要两公斤橘子(ミカン2kgください)」といったので2kgと2斤の値段を間違えたようだ。ちょっと得をした。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
バス 9.5元 路線バス
合計 27.5元

宿を杭州呉山驛青年旅舎に変えてみる

hangzhou1609:30過ぎに湖中居青年旅舍をチェックアウトしてバスで呉山広場近くまで移動する。11:00頃に杭州呉山驛青年旅舎に到着してドミトリーの空きがあるかを確認する。空きがあったので3泊することに決定する。部屋は特に問題はなくエアコンが付いていた。

昼ごろに呉山広場からK805のバスで黄龍旅游集散中心に向かうが西湖周辺の酷い渋滞で時間がかかった。黄龍旅游集散中心は黄龍体育館にあり杭州市内外の観光路線バスのバスターミナルになっている。ここからは杭州郊外の新昌県の大佛寺へのツアーが毎週土曜日に出ていることが分かった。新昌県の大佛寺は武侠ドラマの射雕英雄传や笑傲江湖の撮影地にもなっ ており見てみたかったのだが大佛寺の入場料が50元と非常に高い。入場料がもっと安ければツアーに参加してもよかったのだが断念せざる終えない。

霊隠寺、梅家塢を見物

hangzhou1714:00頃に黄龍旅游集散中心からバスで霊隠寺に向かうが渋滞で1時間以上かけて霊隠寺に到着。西湖周辺は渋滞が酷いようでバスで観光するよりも徒歩で 観光することを年頭に計画をしたほうがよいようだ。霊隠寺は観光客で混雑しており入場料も35元するのですぐに退散することにする。霊隠寺から徒歩10分 ほどのところに法鏡寺があるのだがここも混雑しており入場料は10元である。

hangzhou18入場料は高くはないのだが人が多すぎるので見物はやめる。寺の入口には子供の乞食3人と親玉の乞食がいた。

hangzhou19どうして寺の入口は乞食が多いのだろうか?16:00頃に龍井茶の生産地で有名な梅家塢を訪れる。

hangzhou20茶畑が広がっているのだが、まだ時期にはちょっと早いので龍井茶の直売はまだやっていなかった。でも、周囲の山々は霞がかかっておりこれが良い茶葉を育てるらしい。明日は中国茶葉博物館でも見学しよう!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
宿泊費 90元 1泊30元×3
バス 13元
合計 123元

宋城、中国茶葉博物館に行く

hangzhou21昼過ぎに宋城と中国茶葉博物館を見物しようと昼食を食べた後に出かける。13:30頃に宋城に到着。ここは宋の時代の街並みを再現したテーマパークだ。非常に賑わっているが入場料が80元もするので驚いた。中国の物価を考えれば非常に高額で金持ちしか入れない場所である。

hangzhou22もちろん自分は入場券を買うことはできず入口から中の様子を伺って宋城から立ち去る。杭州は入場料の高い観光施設ばかりで貧乏人が訪れるような場所が少ない。

hangzhou23そんな中で次に訪れた中国茶葉博物館は無料で見学できるとてもありがたい観光施設である。

hangzhou24霊隠寺の近くまでバスで移動して徒歩で中国茶葉博物館に向かう途中で事故で消火栓が壊れて水が噴出す現場に遭遇する。テレビ局の取材班も駆けつけており野次馬も見物していた。

hangzhou2515:00過ぎに中国茶葉博物館に到着。

hangzhou26周辺には茶畑があり雰囲気もいい感じだ。

hangzhou27博物館にはお茶の歴史、茶葉、茶器に関する展示があり外国人観光客も訪れていた。

東坡肉を食べるが・・・

夕方になり岳廟近くのレストランで特別に奮発して杭州名物の東坡肉を食べるが量が少ない。7元でまあまあの値段と思ったが正直言って「やられた」という感じだ。味も普通だった。他の料理は軒並み値段が高かったので大きな出費になってしまった。やはり貧乏人はレストランではなく食堂で食べるのがちょうど良い。自分は安さと量が最優先で味はどうでも良いので今回の出費は良い勉強になった。

最近は日本にいたときよりズボンに大きな隙間があり明らかに痩せているので食事の量を増やさねばならない。ただでさえ体重が58kgだったのがさらに痩せているのでは危険な状態だ。食費は増やすべきか現状維持か悩むところ だ。20:00頃に宿に戻るとドミトリーは自分1人だけで他の宿泊客はチェックアウトしていた。どうやら、今晩は6人部屋を貸しきり状態に出来そうだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 37.8元
バス 6元
合計 43.8元

紹興行きの切符を購入する

hangzhou2810:00頃に明日の紹興行きの切符を購入する為に杭州駅へ向かう。バスで行こうと思ったが節約のために徒歩で杭州駅へ。約40分かけて杭州駅に到着。杭 州駅は先日訪れたときと違い混雑していた。切符の販売窓口も大混雑しており列に並んで待つが並んでいても割り込もうとする客がいるが他の客が許すはずもなく追い出されていた。約1時間15分並んでようやく紹興行きの切符を購入する。上海や広州でもこれほど待ったことはなかったので疲れた。

ちょうど昼過ぎだったのでイスラム教の食堂でカレー炒飯を食べる。杭州では食事はほとんどイスラム教の食堂を利用している。普通の中華料理の食堂だと唐辛子を大量に使い 辛くて、しかも油を大量に使うので胃がもたれる。それに比べイスラム教の食堂は油は少なく、唐辛子はほとんど使わない。値段もあまり高くないので非常に重 宝している。食後は宿へ向け徒歩で戻る。

上海浦東發展銀行のATMを利用

hangzhou2914:00頃に徒歩で宿へ戻る途中に手持ちの人民元が200元以下になっているので上海浦東發展銀行のATMでJTBグローバルキャッシュを使い現金を引き出す。ここのATMでもJCB、VISAなどでも現金が引き出せるようになっていた。自分はクレジットカードは持っていないが中国のATMもかなり便利になっている。参考になるかと思いATMの写真を撮っていたら警備員に「なに写真とっているんだ!」と因縁つけられた。どうやら写真は撮っちゃいけないらしい。 それ以前に不審者扱いをされている。ATMを利用している顧客なんだけどなあ。まあ、現金を引き出したので早々にその場から逃げる。

hangzhou30宿に戻る中に革命烈士紀念碑を見ていないことを思い出す。革命烈士紀念碑は呉山広場の南、宿の裏山である紫陽山の麓にある。宿を通り過ぎて5分ほど山道を 歩くと革命烈士紀念碑が見えてきた。近くには浙江革命烈士紀念館があるのだが春節期間中は休館になっていた。周辺を散策して15:00頃に宿に戻りHP制作を始める。杭州では他にも見たい観光地があるのだが春節で観光客が多く交通渋滞が酷いので今日で杭州観光は終わりだ。

夜になって部屋に中国人女性2人組が新たに宿泊客としてきたが、向こうは先客が男とは知らなかったらしく部屋を変更してもらっていた。こちらとしても因縁つけられるのも困るので変更してく れた方がありがたい。おかげで今日もドミトリーは自分1人での貸切のようである。21:00頃に杭州最後の食事として特別予算でイスラム料理の食堂で夜食 を食べる。明日は紹興へ出発だ。

両替
JTBグローバルキャッシュ 2500元 1元=16.41円

本日の出費
項目 金額 備考
食費 30元
鉄道 13元 硬座 杭州→紹興
合計 43元

広州~杭州春節鉄道旅行記2007

荷物を預けて広州観光

guangzhou0109:00頃に謎の宿を出発して広州駅前の国営の寄存处に荷物を預けて夜まで広州観光をすることを計画する。まずは、昨日に続き春節の広州駅前の状況を見物する。

guangzhou02各地に帰る帰省客で溢れているが公安などの警備の人数も半端ではない。駅前の混雑を見物しているが夜には自分がこの混雑の中に飛び込むことになる。

guangzhou0310:00頃に越秀公園に徒歩で向かう。途中で雨が降り始めるが傘は持っておらず強行軍で10:30頃に越秀公園に到着する。

guangzhou04入場料は5元と安く済み懐もあまり痛まずに済んだ。まあ、越秀公園は定番の観光地になっているようで観光バスも停まっていた。自分は目当ての中山紀念碑と孫中山先生読書治事処を見学 して12:00頃に越秀公園を後にする。

guangzhou05越秀公園の次は西漢南越王博物館を見学する。

guangzhou06越秀公園の西隣なのですぐに到着する。

guangzhou07入館料12元を払って見学をする。

guangzhou081時間ほど見学をして三元宮へ向かう。

guangzhou0913:30頃に三元宮を見学する。三元宮は道教寺院であり参拝客で賑わっていた。

guangzhou10三元宮はあまり広くないのですぐに見学し終わり道を挟んで位置する中山紀念堂に向かう。

guangzhou11中山紀念堂は名前の通り孫中山(孫文)を記念して建てられた堂である。

guangzhou12終戦時には広東省に展開していた日本軍の降伏文書の調印式が行われた場所でもある。見学と休憩をして15:30過ぎに光孝寺へ向かう。

guangzhou1316:00頃に光孝寺に到着する。

guangzhou14大きな寺院のようで周辺には線香など供え物を売る店を多く見かける。ついでに乞食も多かった。

guangzhou15外国人観光客も訪れており有名観光地のようだ。

guangzhou16光孝寺を見学して続いて1640頃に六榕寺を見学する。ここも外国人観光客が多かった。

guangzhou17券売所(售票处)で白人の団体客が窓口のおばちゃんに英語が通じずにがもたついていたので「快点儿!快点儿!」と急かして追い払い、先に入場券を購入。

guangzhou18時間も遅くなってきたので足早に見学して近くの広東料理の店で夕食を食べる。

guangzhou19食後は市場で果物を購入して広州駅へ戻る。

広州駅で春節の大混雑を体験

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18:30頃に広州駅に戻り預けていた荷物を回収して、いよいよ春節の混雑を体験する時が来た。駅前広場の臨時待合所は相変わらず混雑しているが自分が乗 車する1312次の乗客は駅の待合室で待つので普通に荷物検査を受けて2階の第六候車室に入るが予想以上の大混雑であった。

1312_02床に座り込んで待つ乗客が至る所におり自分も床に座り込んで待つことにする。19:30過ぎに座り込んでいた乗客が立ち始め改札が始まるようだ。

1312_03並んで待つが一向に改札が始まらないが突然並んでいたはずの乗客が第六候車室を出て行く。係員が改札は1階で行うアナウンスをしている。

1312_04状況が一変して乗客は大混乱に陥る。我先にと1階を目指すので危険な状態が続く。予想通り荷物に足を取られる乗客もいる。何とか改札を通り4番ホームから 1312次に乗車する。列車は4分遅れの20:09に発車する。乗車するだけでも一苦労だったが何とか乗車でき一安心。肝心の杭州東に1312次が何時に 到着するかはまだこの時は知らない。南京西行きというのも待合室に入るとき知ったほどの状態だ。後で到着時間を調べることにして市場で購入した果物を食べ る。南方の果物はこれでしばらくお別れになりそうだ。果物を食べて21:00過ぎに明日に備えて寝る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 24.5元
地下鉄 2元
越秀公園 5元
西漢南越王博物館 12元
中山紀念堂 10元
三元宮 1元
光孝寺 5元
六榕寺 5元
六榕寺塔 10元
荷物保管 15元
合計 89.5元

杭州東への到着時刻を知る

1312_0607:00頃に車内放送で目が覚める。KやTの列車ではないから昼過ぎ杭州東に到着と思っていたが昼を過ぎてもまだ到着しない。車内の時刻表を確認してみると1312次は杭州東に20:56着になっている。南京西に早朝に到着するので予想以上に遅い運行になっているようだ。

1312_05こうなっては仕方が無いので寝て 待つしかない。お腹が減って快餐を買うか食堂車で食事をすることも考えたがボッタクリ料金なので途中の停車駅でカップめんを1個5元で購入する。それでも スーパーの2倍近くの価格だ。読みが甘かったことを反省したが1日をほとんど寝てすごし19:00過ぎに義烏を過ぎて車掌さんが換票証を切符に変えに来た。次が杭州東駅だ。長い道程だった。21:00頃にようやく杭州東駅に到着する。春節で西湖は花火大会が行われ、あちこちで爆竹が鳴らされていた。バス 停に向かうがほとんどの路線は最終バスが出てしまっており今日はここで足止めのようだ。

杭州でも宿泊拒否に遭う

宿を確保するため駅周辺の招待所や旅館を訪ねるが料金交渉まで終わって身分証の確認で日本人と分かると「賓館じゃないと泊まれないよ」と宿泊拒否で追い出 されてしまう。しばらく駅周辺を彷徨うが興意旅館(兴意旅馆)で1泊25元の部屋に泊まることができた。初めは宿泊拒否されたのだが登記しないで内緒で泊めてくれる事にしてくれて今日の寝床は確保できた。21:30頃に駅前の食堂で食事を済ませ宿に戻るが春節で花火と爆竹が01:00を過ぎても鳴り響いている。これではさすがに寝むれない。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
宿泊費 25元
合計 45元

雲南旅行記 麗江編

麗江へ出発

souzan01今日は天気がよく蒼山が綺麗に雪化粧している。朝の大理古城を散歩し掃除のおばちゃんたちが夜明け前からゴミを片付けていた。実は汚れている大理古城。意外な一面を見てしまった。

saisoku0830過ぎに四季客桟をチェックアウトするのだが同じ部屋に泊まっている英語圏の外人が宿代を滞納しておりドアに催促の紙が昨日から張られたままだった。

dali110930頃に大理汽車客運站で麗江行きのバスに乗り込む。1000頃に出発。おそらく大理古城を通るだろうと予想してたのだが、予想通り大理古城で客を乗せていた。どうやら契約している旅行代理店の前で停車するようだ。大理古城をでるとひたすら麗江へ走る。途中で公安の検問を受けて山道に突入。昨日までの雪が残っており雪山の中を走行する。

lijiang011400頃に麗江高快客運站に到着し、8路のバスに乗り百貨大楼で降りるつもりが手前の七星街で降りてしまう。徒歩で百貨大楼のバス停まで行くと麗江古城の入口が見えてきた。

麗江は物価高

lijiang02とりあえず今日の宿を決めねばならぬがやはり古城内に宿泊したいので候補に上げていた古城老街青年旅舎を見つけて部屋が空いているかを聞いてみるとドミト リーは空いておらず2人部屋が空いているとのこと。部屋を見せてもらい料金を聞くと1人なら1泊50元とちょっと高い。しかし、LANのコンセントがあり部屋からインターネットのつなげる。悩んだ末1泊だけすることにした。

早速たまっていたデータをUPしてから周辺調査を行う。麗江古城と言うが大理より観光開発が進んでおり賑わっている。レストランも多くあるのだが価格表がない。何とか価格表のある店を見つけても20元や30元を超える料理ばかりである。 どうやら貧乏旅行者には近寄りがたい観光地のようだ。そして、明日からの麗江の拠点にする宿を探すのだが古城内には宿はあるのだがどうも観光客の足元を見ていそうな気がする。やはり、安くても50元からのような気がしてならない。
そこで、古城から離れたところを探してみると招待所とかはあるのだが料金表が出ていない。非常に嫌な予感がする。歩き回った結果、普通間で20元の看板を出している招待所を2件見つける。どうやら、最安値は20元ぐらいのようだ。 明日の午前中に古城内の宿を調べてボッタクリ価格なら古城外で宿を決めるしかないようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
宿泊費 50元
バス 0.5元 路線バス
地図 6元
合計 74.5元

麗江古城内で宿を確保

lijiang03朝から何件かの宿を訪ねてみたが一人部屋でテレビ・トイレ・シャワー付は60元ぐらいが最低料金のようだ。2人部屋でトイレ・シャワー共同だと20元から 40元だが、今まで宿泊した宿と比べるとどれもボッタクリであった。やはり世界遺産ということで調子に乗っているようだ。

麗江古城内を彷徨っていると偶然にも麗江国際青年旅舎を発見する。すぐに1泊いくらか聞いてみると6人部屋のドミトリーで20元だった。ユースホステルの会員カードを持っていることを伝 えたら会員価格は15元であった。すぐに5泊すること決定する。宿泊費を払ってからすぐに古城老街青年旅舎に戻り荷物をまとめてチェックアウト。麗江国際青年旅舎に宿を変えた。

麗江古城を散策

lijiang04麗江での拠点を確保して、昼前にいよいよ麗江古城を散策する。とりあえずは木府を目指して歩き始めるが道に迷う。麗江古城は迷路のように道が入り組んでお り地図があっても良く分からない。GPSも電波の受信状況が良くなく使えずにどこを通ったかも分からない。いつの間にか南門街まで歩いておりかなり方向がずれていた。途中で三眼井を見つける。テレビで見たとおり本当に今でも使われていたが油が浮いていたりしてちょっと汚れていた。

lijiang05何とか木府に辿り着いたが地図に木府の入場料が35元と記載されていたので初めから見学する気は無く、

lijiang06本当に入場料が35元というのを確認して木府の牌坊を写真に撮って木府の見学は終了である。

lijiang07次は万古楼に向かうが階段を上るだけで一苦労で息切れしながら入口に到達。

lijiang08万古楼の入場料は15元なので支払っても良い金額と判断して入場する。

lijiang09万古楼からは麗江の街並みが一望でき雪に覆われている玉龍雪山もよく見える。

lijiang10ここは15元を払った価値はあったようだ。1500頃に麗江国際青年旅舎に戻って休息をとり四方街周辺を散策する。

lijiang11四方街ではナシ族のお年寄りたちが歌や踊りを披露していた。観光客は記念撮影に励んでおり観光客にとっては麗江でここが一番面白いのだろう。

lijiang12夕方になりちょっと空腹感を覚えたのでみかんを購入する。しかし麗江は物価が高い。みかん500gで2.5元である。大理では1kgで2元だったので価格 差に驚いた。

lijiang13このままだと食費は1日20元と決めているのに達成できなくなる。1日2食で過ごしているが、さすがに1食では身が持たない。こうなると饅頭 と炒飯だけで乗り切るしかなさそうだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
宿泊費 75元
万古楼 15元
合計 108元

玉龍雪山に行ってみたが

lijiang140930頃に毛沢東像のある紅太陽広場近くで7路のバスに乗り玉龍雪山に向かおうとするが、7路のバスは実はタクシーというかワゴンで客が集まるまで出発しない。 待っている間に運転手に玉龍雪山はケーブルカーと徒歩と馬に乗って登山する3種類があり登山口が2種類あることを教えてもらう。ケーブルカーは入山費 120元とケーブルカー160元の合計280元が必要で、徒歩は120元、馬は180元が必要なことを聞く。新・個人旅行には入山自由と記載されていたが金を取り始めたようだ。この瞬間に入山するのはやめて入口まで行ってどんなものか確認だけすることにした。

とりあえず運転手には徒歩と馬の登山口まで行っ てもらうことを伝えた。1時間ほど待ってようやくワゴンタクシー、いや7路のバスは出発して20分ほどで登山口に到着。雪が降っておりすぐにケーブルカー の登山口に向かい、その後に麗江に戻る。はっきり言って意味が無かった。往復16元は無駄な出費になってしまった。

長江第一湾に行こうとするが

lijiang15昼食に涼米線と麗江名物の麗江粑粑をたべる。それぞれ4元なのだが涼米線はまずかった。大理で食べた米線は美味しかったのに・・・。麗江粑粑は美味しかったが他の店では倍の値段の8元で売っているところもあった。昼食後に四方街で休憩して長江第一湾に向かうべく、その辺のワゴンタクシーに料金を聞くが予想 通りボッタクリ料金で150元を提示してきた。すぐに断り長江第一湾は諦めた。こうなると麗江で見るような観光地はもうない。行きたくても入場料が高く問 題外である。残りの麗江での滞在はどうすべきか悩むところである。

夕飯は狗肉米線

さて、ここ麗江でも犬肉を食べる機会がやってきた。麗江古城の南門街付近の市場でも犬が檻の中で豚や鶏と一緒に売られているの確認しており犬鍋料理の店も発見した。さすがに犬鍋はすでに食べたので、今回は犬肉入りの米線に決定した。狗肉米線は昼に食べた涼米線と比べ遥かに美味しかった。今日の夕飯は狗肉米 線と米飯の2品で7元で納まった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18.5元
バス 17元
合計 35.5元

自転車で長江第一湾へ向かう

lijiang16昨日、長江第一湾を諦めたのだがどうしても見たいので自転車で向かうことを決意する。麗江古城の玉河広場付近で1日10元、保証金200元で自転車を借りる。長江第一湾までは地図によれば45kmほどのようなので何とかなると考えたが後に大変な事態になる。

lijiang171100頃に麗江古城を出発する。途中で昼食用の饅頭を買おうと思っていたが、こういう時に限って饅頭を売っている店が無い。仕方なく食料無しで水のみを持って自転車を走らせる。長江第一湾までの道程は観光地図とGPSだけが頼りである。麗江を出る頃に道路標識に「石鼓」の表示を発見。石鼓鎮は映画『単騎、千里を走る。』の撮影が行われた場所だ。これで方向は間違っていないようなので標識に従いひたすら進む。

lijiang18山道を進み道程の3分の1にあたる拉市郷(拉市乡)に到着する頃には疲れており、すでに2時間が経過して1300を過ぎていた。しかし、ここまでの道程はほんの序の口に過ぎなかった。拉市郷からは上り坂をひたすら歩いて山道を進んでいく。峠を上りきると下り坂になり一気に山を下る。

lijiang19山を下ると道が2つに別れ大理と香格里拉の標識を見つける。地図によれば香格里拉へ向かう道を進むのが良いようである。進路を香格里拉方面にとり山道を突き進む。この辺りはほとんど下り坂なので道程は楽だ。しばらく進むと道が2つに分かれている。香格里拉と長江第一湾に分かれていた。

lijiang20長江第一湾の道を下り 進むと右手に長江が見えてきた。

lijiang21さらに進むと石鼓の料金所に到着する。どうやら、あと少しで長江第一湾のようだ。あれほど疲れていたのだが体力は別として 気力は回復した。

長江第一湾、石鼓鎮に到着

lijiang25料金所を過ぎ下り坂も終わりひたすら自転車のペダルを踏む。長江を見ながら疲れを紛らわして進んでいると何やら看板が立っている。「長江第一湾」の文字が表示されている。

lijiang22麗江から約4時間の1500過ぎについに目的地到着である。すぐに写真撮影をするが観光客は見当たらない。

lijiang23長江の川岸に人の姿が確認できるのだが恐らく観光客なのだろう。

lijiang24長江第一湾に到達したあとは、もう一つの目的地の石鼓鎮に向かう。石鼓鎮は長江第一湾から5分ほどで到着。

lijiang26すぐに映画「単騎千里を走る」で出てくる鉄虹橋を見つける。

lijiang27ガイドブックには入場料が必要だとあったが販売所に人が居らずに自由に見学が出来た。

lijiang28鉄虹橋を見学後は紅軍長征渡江紀念碑を見学する。

lijiang29これで今日の目的は達成である。次にどうするか考えながらちょっと石鼓鎮を見学してみたが宿が何軒かあり宿泊することも出来そうだ。

lijiang30石鼓鎮の街並みを見たので近くの食堂で遅くなったが昼食に鶏蛋炒飯を食べる。

lijiang31昼食を食べたら次はどうやって麗江に戻るかである。

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lijiang35さすがに自転車で来た道を戻る体力は無いのでタクシーを利用するしかない。とりあえず、その辺の運転手に聞くと「麗江まで120元だよ」みたいな事 を言ってくる。

lijiang36完全に足元を見ているが何人かに聞くうちに「客を乗せているタクシーなら麗江まで15元ぐらいだよ」と教えてもらう。これは有力な情 報だ。客を乗せているタクシーを探していると鶏を積み込んでいるタクシーを見つける。

lijiang37すぐに「麗江に行きますか?」「麗江までいくらですか?」と聞くと運転手が「麗江まで15元だよ!自転車は5元だよ!」と言ってきた。すぐに乗ることを決 めて、自転車を積み込み1630頃に出発する。車内では鶏の鳴き声する中で麗江へ向かう。1815頃に麗江古城近くに到着。長い旅路であった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
タクシー 20元
自転車レンタル 10元
合計 50元

麗江古城の忠義市場を見物

lijiang38麗江周辺の観光地は入場料が高いので、もう麗江で見るような観光地が無くなってしまった。今日は麗江古城の南(木府と万古楼の南)にある忠義市場(忠义市场)を見物してみた。

lijiang39はっきり言って、麗江古城の四方街より忠義市場の方が活気がある。

lijiang45観光地化された麗江に飽きたら忠義市場で活気のある麗江を楽しんだ方が良い。忠義市場には見た限り外国人(白人)は見当たらない。

lijiang41完全に麗江のありのままの姿が見られる。市場には野菜、肉、魚、雑貨といった具合に区画分けされている。一番の見所は鶏、豚、犬の売場だ。

lijiang42鶏、犬は檻の中で、豚は子豚が籠に入れられ売られるのを待っていたり、鶏をその場で絞めたり、豚がさばかれるのを見ることが出来る。

lijiang43市場は見物するだけでは終わらない。 市場では小吃の店もあるので麗江古城のボッタクリ価格のレストランで食事するより、市場で食事した方が安く済む。どれぐらい安いかといえば最大で麗江古城 の半分の予算で食事ができる。

lijiang44ただし、店によっては衛生状態が極端に悪い。皿や茶碗を綺麗に洗わずに使っており注意が必要だ。

lijiang46さらにパイナップルやサトウキビの皮をその場で剥いて売っているのも買ってはいけない。確実に下痢になる。

lijiang47食べ物以外でも市場には意外な利用方法があった。

lijiang40市場にはタクシー乗り場?があり、どうやら麗江周辺から農産物がワゴンに積まれて運ばれてくるようだ。もちろんタクシーとして人も乗せてい る。そうすると、このタクシー乗り場?をうまく利用すると荷物を積んで各地へ向かうワゴンタクシーで長江第一湾のある石鼓鎮へ向かうのがあれば安く拾うことが出来る。いろいろな意味で面白く十分楽しめた。

食費が予算オーバーしてしまった

夕飯をちょっと豪華に3品ほど注文したら今日の食費の合計が21元と1元の予算オーバーである。これは問題である。やはり今後のためにも制裁措置をとらなければならない。ということで明日から3日間は食費の上限を10元にする。

夜の麗江古城

lijiang48食後に麗江古城の夜景を撮影してみた。夜の麗江古城は昼間と違い飲食店が争うように客の呼び込みをしている。

lijiang49昼間は土産物屋で夜は飲食店が麗江古城の主役 のようだ。

lijiang50正直こんな光景を見てしまうとテレビで見た麗江古城との差が激しい。

lijiang51さすがにテレビで観光地化、商業地化された麗江古城なんか放送できないだろ う。

lijiang52宿の同じ部屋の中国人も土産物屋と飲食店の多さに驚き、「もう二度と来ない」と言っているほどだ。

lijiang53

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本日の出費
項目 金額 備考
食費 21元
合計 21元

泡菜にあたったようだ

夜中から腹の調子がおかしい。過去2回の下痢とは比較にならないほど酷い。朝までに4回以上トイレに駆け込んだのだが一向に状況は改善しない。これはもう 食中毒のようだ。原因は大体見当がついている。一昨日、石鼓鎮で食べた鶏蛋炒飯に付いてきた泡菜か、昨日食べた土豆炒飯に付いてきた泡菜である。これ以外は火の通ったものしか食べていない。午前中にバスの切符を買いに行ったが腹の調子が悪いままで一苦労だった。もう今日は部屋で大人しくしているのがよさそ うだ。

世界遺産・麗江古城の真の姿

lijiang58麗江に6日間滞在しているのだがテレビで見た麗江と実際に見た麗江は全く違っていた。

lijiang59実際の麗江は観光地化、商業地化され世界遺産というのは名ばかりの状態であった。麗江古城内は土産物屋、飲食店、宿が乱立しており遠くから見れば古城の雰囲気が出ているが近くで見ると店の看板には英語表記が目立ち雰囲気も何もない。

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おまけに宿やツアーの客引きが多く、ほぼ毎日声をかけられしつこかった。土産物屋の土産もほとんどが麗江以外で大量生産されたもので、麗江で作られたみや げ物はほとんど無い。

lijiang60恐らく一度訪れた人はテレビで見た麗江との差に驚き、もう二度と訪れない可能性が高い。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 4.5元
バス 1.5元 路線バス
バス 41元 麗江→大理
切手 4元
はがき 6元
合計 57元

麗江から大理に移動

dali121030過ぎに麗江国際青年旅舎を出て、1100過ぎに高快客運站に到着。大理行きのバスに乗車する。1200に高快客運站を出発して1210過ぎに麗江 客運站に到着。1240に出発なのでバスターミナル内を見物して回る。麗江客運站は麗江古城のすぐ近くにあったのだが手狭になったので少し南に引っ越したと聞いていたが、確かに跡地と比べると広くなっている。バスの本数も多く麗江周辺の観光地へ行く際にはかなり使える。1240過ぎに出発して途中で2度車両検査の検問で停車する。1600頃に大理汽車客運北站に到着。切符の販売所をのぞいてみると大理汽車客運北站は主に大理周辺の観光地への近距離バスが多く発着していることが分かった。もちろん、昆明などの長距離バスも多く発着している。恐らく大理では一番便利なバスターミナルではないだろうか。はじめから知っていればここを使っていたのに・・・。

切符を買って宿を探す

dali13大理汽車客運北站から8路のバスで大理駅に向かう。1640頃に大理駅で明日の昆明行きの切符を購入する。バスで昆明に行っても良かったのだが、やはり鉄 道で移動したいので大理で1泊して明日昆明に行くことにした。切符を購入したらまた8路のバスに乗車して今度は大理古城に向かう。

dali15大理古城では予想通りバスを降りた途端に客引きが声をかけてくるので無視して古城南門へ歩いて向かう。

dali141750頃に古城南門近くの古城三友客桟に到着。ドミトリーを見せてもらったが3人部屋でトイレシャワー付だった。すでに2人先客がいた。1泊10元なの で泊まることに決定する。

dali16何故ここを選んだかというと麗江国際青年旅舎で古城三友客桟のパンフレットが置かれていたからである。1泊10元で無線LANが 使えるということだったが実際には無線LANは無かった。しかし、無料でインターネットは利用できる。自分はノートPCがあるのでLANケーブルを接続し て使えた。まあ、ネットにつなげれば問題なしだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
宿泊費 10元
鉄道 45元 硬座 大理→昆明
バス 3.5元 路線バス
切手 4.5元
合計 73元

大理からL528次で昆明に移動

eki010745過ぎに古城三友客桟を出て、0850過ぎに大理駅に到着する。待合室はすでに混雑しており改札が始まるのを待つ。0915頃に改札が始まり列車に 乗り込む。車両は寝台車なのだが上段が荷物置き場、下段を座席として使用する。0935に定刻どおり発車する。外を眺めながら、およそ6時間半の列車の旅が始まる。

しかし、外を眺めているだけではつまらないので車内を探検する。6号車では乗務員がカップラーメンを販売しており混雑しており通り過ぎるのも一 苦労である。車内を探検し終わるともう寝るしかない。昼寝をしながらいくつかの駅に停車するたびに眼が覚め乗客が減っていくのが分かった。昆明に到着する 頃にはおそらく乗客は半分くらいになっていたのだろう。1604に定刻どおり昆明に到着する。

南寧行きの切符を買って宿へ

eki02昆明駅で海口へ向かう経路を探すがどうやら海口行きの列車無いようだ。いろいろ調べるとまずは南寧行きの切符を確保する必要がある。窓口で明後日の 2056次の切符を購入する。購入するまで1時間弱かかり1700頃に昆明駅前から64路のバスで雲南日報社で下車し昆明大脚氏国際青年旅舎へ向かう。昆明大脚氏国際青年旅舎では幸い部屋が空いており8人部屋のドミトリーを1泊20元で2日泊まることにした。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8元
宿泊費 40元 1泊20元×2
鉄道 157元 昆明→南寧
バス 2.5元 路線バス
合計 207.5元

ウォルマートで買い物するが・・・

woerma02woerma030800頃に起きてHPの修正をしていくが、昨日今日とこの宿のインターネットが使えない。局側の問題のようでどうしようもない。昆明の茶葉市場を調べて 見物しようと思っていたが諦めた。ウォルマート(沃尔玛)で物資調達をすることにして昼頃にウォルマートへ徒歩で向かう。日曜ということもあり店内は大混雑していた。まずは、店内を気ままに見て回る。すると、十徳ナイフを発見する。価格は19.9元(約320円)と安い。今まで皮の剥いてある食べ物では酷い目にあっているので果物の皮を剥くの重宝しそうだ。続いて水筒を見つける。今までミネラルウォーターを買っていたが宿や列車で水筒にお湯を入れて飲むなり、お茶にして飲むなりすれば節約になりそうだ。

woerma01価格は500mlで44.9元(約720円)である。500mlのミネラルウォーターが約1元なので45 回以上使えば減価償却が出来たことになる。およそ1ヵ月あれば減価償却できそうだ。まあ、水筒は飲酒禁止の場所で隠れて飲酒するのに使えそうなので購入するというのも理由だ。あとは明日の列車内での夕食のカップめんと林檎酒と葡萄酒を買ってみた。他にも見て回ると安いものが多い。中でも驚いたのが日本で買った可変ダイヤル式南京錠とほとんど外観まで同じものが20元(約320円)ぐらいで売られていた。日本では2000円ぐらいするのに・・・。

ウォルマートは混雑していて繁盛しているのは分かるのだが、やはり昆明のウォルマートは一味違うようだ。自分はアメリカのウォルマートがどうなっているかは知らないので何ともいえないが、日本の大手スーパーやホームセンターと比較すると驚きの光景を目撃できる。日曜大工のコーナーでは客が椅子や脚立のラッピングを店員に断りもせずに勝手に剥がし試したあと結局買わずにどこかへ行ってしまう。

日用品のコーナーでも似たような光景を目撃してしまう。トイレットペーパーの袋を破り紙質を確認して買うのだが数種類の袋が破られ1種類だけ買われていく。買われなかった袋を破られた商品はこの後どうなるの?自分が水筒を選ぶときはちゃんと中をあけて確認したが商品によっては壊れていたり部品が抜き取られている水筒もあった。一番驚いたのはカップ麺のコーナーで親が子供に小便をさせているのを目撃する。カップ麺コーナーの床には小便が垂れ流しにされていた。店内にはトイレがちゃんとあるのだが昆明のウォルマートは店内で自由に小便が出来るらしい!?日本では考えられない光景が目撃でき良い経験になりました。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.6元
雑貨 64.8元 水筒44.9元、十徳ナイフ19.9元
合計 80.4元

雲南旅行記 大理編

また腹を壊す

大理に向かうバスの中でまた腹の調子がおかしくなり緊急事態の発生だ!原因はわかっている。昨日バスに乗る前に1元で買ったサトウキビだ。前回のパイナッ プルで学習していたのでサトウキビも中るかなと思っていたら予想通りだ。バスがトイレ休憩のたびにトイレに駆け込む。もちろん扉のないトイレなのだが贅沢 は言っていられない。他の乗客と一緒に大便である。途中ではトイレ代3角をおばちゃんに徴収され散々であった。やはり生物は食べてはいけない。苦しみなが らも1130頃に大理汽車客運站に到着する。

大理古城に滞在

dali01まずはバスで大理古城へ向かう。しかし、到着早々に宿の客引きがしつこく追いかけてくる。おかげで逃げるために無駄な時間をすごす。途中で安い宿があると いう客引きが話しかけてきたので話を聞き、とりあえず1330頃に旅游之家旅館に1泊30元で泊まることにした。荷物を置いて散歩すると大理古城の外で天 龍八部影視城の案内を発見!大理観光の本命を早くも発見しとりあえず案内をたどるがうわさに聞いていたが坂を登り山のほうへ行く途中で疲れて引き返す。体調が戻ったら見学しよう!今日はもう疲れたので寝る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17元
宿泊費 30元
バス 2.5元 路線バス
トイレ 0.3元
合計 49.8元

四季客桟に移動

dali02旅游之家旅館を1000頃にチェックアウトする。すぐに四季客桟に移動してベッドが空いてるか聞くとあるとのこと。1泊20元で会員は15元。会員になれ るか聞くと70元でカード発行できるということなので会員になる。今まで宿泊したユースホステルはいつも返事は「没有」「现在结束了」だったのでようやく会員になれた。大体14日宿泊すると元が取れるのですぐに元は取れるだろう!

今回は5日宿泊予定なのだが様子見で1泊分の宿泊費を払い良ければ明日残り4 日分をまとめて払う。部屋も4人部屋でテレビなしでトイレ・シャワー共同のバックパッカー御用達の部屋である。ようやく大理での拠点を見つけることができ た。とりあえず5日ぶりにシャワーで体を洗い、何日洗っていないか分からない服を洗濯すると思っていたらお湯は出るのだが水が出ずに熱すぎる。すぐに服務 員に聞いてみると工事中でいつ水が出るか分からないということである。まあ、仕方ないので大理古城を散歩することにする。

大理古城を散歩

dali03昼ごろに大理古城を散歩するのだが、とりあえず南門を目的地にして東の復興路を目指して歩いてみる。冬の寒い時期にもかかわらず外国人観光客はそこそこ見かける。店とかの看板にも英語表記が目立つので観光シーズンになるともっと外国人観光客が来るのだろう。

大理古城でも一番賑わっている復興路に到達して南へ向かう。復興路には土産物、翡翠や普洱茶を扱う店が多いのだが土産物屋があるのは当然で、普洱茶は茶馬古道が大理を通っているから分かる。問題は翡翠 だ。翡翠はミャンマー産なのだ。はっきり言ってこれは買う価値がないです。

品質の問題ではなく産地と大理の関係があるのか疑問です。仮に買ってもよいとしたらミャンマー産ではなくホータン(和田)産とかの新疆ウイグル自治区の翡翠でしょう。中国に来ているのだからシルクロードに関連しているならよいだろうけど、ミャンマーだと?ですね。

dali04疑問に思いつつ南門に向かい歩いていると大理市博物館と人民英雄紀念碑を発見。人民英雄紀念碑は軍の施設の敷地内にあるようで撮影禁止の看板はあるものの観光客はかまわず撮影しており、警備の兵士 も特に注意せず事実上撮影可能になっていた。

dali05観光客に混ざり撮影をして次に大理市博物館を見学する。入館料は5元と低料金でありがたい。

dali06展示内容も5元が 妥当で10元だとボッタクリになりそうだ。30分ほど見学して南門を再び目指す。

南門の古楼に登る

蒼山
南門にようやく到着する。南門の古楼は入場料2元になっていたので、迷わず払い古楼に登る。古楼からは大理古城が一望でき洱海も遠くに確認でき2元分の価 値はあった。そのまま城壁を歩いていくといくつか城壁に上る入口があるのだが料金を徴収する人がいない。どうやら南門の古楼のみに料金徴収のおばちゃんが いてそれ以外の入口からの城壁のみ見学の場合は事実上無料になっているようだ。ただし、おばちゃんに見つかるとどうなるかは分からない。

dali07古楼と城壁を見学 した後は南門周辺を散歩する。南門の前で地図や本を売るおばちゃんが声をかけてきた。どうやら本を買って欲しいらしい。大理や麗江の写真集を売り込んでく るのだが80元と高い。

dali08本は無視して大理の地図をまだ買っていないので地図を見ていると、写真集を50元に値下げしてきた。やはり定価があってないような国だ。日本とは違う。し かし、写真集に興味のない自分は4元の大理の地図を購入するが別のおばちゃんまで本を売り込んでくるのですぐに移動する。

dali10南門を見学したので次は東門を見 学しようと思ったら東門には閉鎖されており登れなかった。近くでは城壁の復元工事も行われており将来は城壁で古城を囲むのだろうか?東門を登れなかったものの見学して北門を目指す。歩いて分かったのだが東門から北門にかけては城壁はなく観光客もおらず、ただの農村で開発はされていなかった。大理古城といっ ても観光地とそうでないところがはっきりしている。古鎮として開発されているのは一部だけのようだ。北門に到着後は四季客桟に戻る。

市場で果物を買う

四季客桟に戻る途中で市場を見つけていたので、再び四季客桟を出発。市場でリンゴ、ミカン、バナナをそれぞれ1kg購入する。値段はリンゴ3元、ミカン2 元、バナナ2元なのだが計り売りなのでバナナが1kgを超えてしまい3元分購入する。合計8元なのだが大理ではレストランで食事するよりも市場で果物を買って節約する方が安上がりのようだ。大理は観光地なのでレストランでの料金は高く、値段表もない。

昆明にいた時の方がどれだけ安く炒飯が食べられたか・・・。果物なのであたらないようにその場で皮を剥いたりしない物を選んだ。さすがに今回は問題ないはずだ。1600頃に四季客桟に戻りリンゴなどを夕 飯として食べる。明日はいよいよ本命の天龍八部影視城を見学だ。料金がボッタクリではありませんように・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11.5元
宿泊費 15元
会員カード 70元
大理南門古楼 2元
大理市博物館 5元
地図 4元
合計 107.5元

天龍八部影視城を見学

tianlong010800起床。0900頃に四季客桟を出て天龍八部影視城に向かう。30分ほどで到着するが入場料が52元と高い。

tianlong02少し迷ったが天龍八部の撮影にも使われ たのでここで引き返すわけには行かずに52元を支払い入場する。

tianlong03客の入りはあまりよろしくないようで閑散としている。

tianlong04工事中の所もあれば、ほとんど放置され手入れされていない建物もある。

tianlong05入口周辺だけがしっかり整備されているがその他は放置されているか工事中になっている。

tianlong06ドラマで見たセットもあり期待していたのだがどうも52元を支払う価値はなかったようだ。

tianlong07はっきり言ってがっかりした。客も少ないのに拡張工事していたりして経営が成り立っているのか疑問である。

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tianlong101億元を投資されているようだが、とても回収できているとは思えない。

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tianlong13ドラマの撮影はたまにあるようだが・・・。

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tianlong16どうして中国のテーマパークはどこも入場料が高くて客の少ない所ばかりなんだろう?日本なら絶対潰れている。

将軍洞に向かう

shogun01天龍八部影視城を失意のうちに後にして、一塔寺を訪れたが工事中で入れずに次の目的地を探す。地図に将軍洞という場所を見つけ早速向かう。大理古城を一旦離れ下関に向かい。12路のバスで終点の将軍洞に1300頃に到着。

shogun02将軍洞風景区は入場料が2元でバックパッカーにはうれしい低料金だった。

shogun03将軍洞風景区は祠と龍泉が主な観光地であるが山の中にあるため自然も豊富だ。

shogun04山の中にあるため険しい山道を登るのだが将軍洞風景区からは大理の町や洱海が一望でき眺めは最高だ。

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龍泉から出る水はお年寄りたちがペットボトルやポリタンクに入れて持って帰っている。

shogun06そういえば周辺でも湧き水を汲んでいる人たちがいたが、大理の湧き水 は飲料水にもなっているようだ。

shogun07将軍洞風景区は標高2000~2200mに位置しているので体力はかなり消耗するが2元以上の価値はある。大理を訪れる バックパッカーにはお勧めの場所だ。
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砂鍋魚を食べる

将軍洞から1600頃に大理古城へ戻り夕飯に大理名物の砂鍋魚を食べる。洱海で獲れる魚を使った鍋でおいしかった。料金は20元とやはり高いがやはり名物を食べなければ。今回は特別に予算を奮発した。

四季客桟で停電に遭遇

四季客桟に戻ってHP製作に励んでいると停電に遭遇。宿泊客は騒いでいるが自分は気にせず川口浩探検隊のようにヘッドライトをつけて気にせずノートPCに向かう。まあ、停電で騒いでいるようだと一人前のバックパッカーにはなれないだろう。

寝る前に酒を飲む

寝る前に夕方買ったカップ酒を飲んだ。酒精38度と表示してあったが酒をほとんど飲んだことのない自分にはどの程度のものかわからない。正直言って辛くて 飲みにくかった。おそらく酒豪にとってはおいしいのだろう。今まで飲んだ酒が5L以下が確実の自分には酒の味はわからない。まあ、この先アル中にならない 程度でたくさんの種類を試してみようと思う。量り売りの酒も面白そうだ。肝臓が悪くならないように気をつけながら飲もう!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 26.8元
宿泊費 60元
バス 7元 路線バス
天龍八部影視城 52元
将軍洞風景区 2元
トイレットペーパー 3.8元
合計 151.6元

今日はHP製作で籠もる

今日は雨が降ったり晴れたりと山の天気で怪しいので部屋に籠もってHP製作に励む。かなり中途半端な部分があり忘れないうちに一気に仕上げた。

鶏肉涼米線を食べる

夕飯に鶏肉涼米線を食べた。鶏肉涼米線もこのあたりの名物らしいので昨日の砂鍋魚に続いて食べたがおいしかった。でも、量が少なかったので他の店で鶏蛋炒 飯を食べてようやく満腹!夜にスーパーでまた酒を買った。老白干という酒精38度の酒だ。450mlで3.8元だったがレジで釣銭の2角が無くて、代わりにガムを貰った。中国では釣銭切れのときはガムなどで代用するようだ。酒は醜態を晒さないように寝る前に飲んでおこう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18.5元
合計 18.5元

二日酔いで午前中は動けず

0800過ぎに起床するが平衡感覚がおかしい。どうやら二日酔いらしい。二日酔いは頭が痛くなると聞いていたが頭は痛くないのだが三半規管に異常が発生したようで平衡感覚がおかしい。天気も雨からみぞれに変わり寒い。午前中はおとなしく体調の回復を待つ。

天気悪くておとなしくする

外出してみたものの寒いし天気が悪いので郵便局で葉書を出すなど用事を済ませ部屋に戻り大人しくする。蒼山は雪化粧しており一昨日とは様子がまったく違っていた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 7.5元
切手 4元
合計 11.5元

朝から雪でやる気なし

起きてみたものの雪が降っている。3日連続で天気が悪く寒い。初めの3日間は天気が悪くなかったので散歩したり将軍洞まで遠出できたが、この3日間は何もできずに大理に滞在している。ある意味の沈没状態だろうか?

麗江行きの切符を調達

chepiao010930頃に寒いのを我慢して麗江行きの切符調達と両替に大理古城から下関に移動する。まあ、大理古城でも出来る事なのだが大理古城から下関の路線バスで どのくらいの時間がかかるのか調べたかったので下関まで出かけた。このバスは大理古城から下関の4路の路線バスとは別のバスで3分間隔で運行しているシャトルバスみたいなものである。運賃は4路のバスと同じで1.5元で大理古城の博愛路からバスターミナルの下関客運站までを走っている。0940に発車して途中で客を乗せながら1010頃にバスターミナルに到着。この頃には雪は雨に変わっていた。

近くに中国銀行が無いか探し5分ほどで見つけ2000元引き出す。初めは3000元引き出そうとしたが1回2000元が限度額だった。3年ぐらい前は1回1000元が限度額だったか今は2000元になっていた。さら に使えるクレジットカードがVISA以外にJCB、AMEX、ダイナーズと増えている。3年でこんなに変わるとは中国の変化の速さはすごい!現金調達の後は下関客運站から西に徒歩5分ほどの所にある大理汽車客運站で麗江行きの一番安い1000発の切符を調達する。47元で保険料込である。

とりあえず、今日 の目的は達成したので近くの食堂で米線を食べて昼ごろに大理古城に戻る。大理古城に戻ると天気は雨から曇りに変わっていた。さすがにこの天気と寒さで観光 客は少ない。外国人や客引きをほとんど見かけられない。この天気では客引きも休みだろうな。明日は麗江に向けて出発だ。でも天気悪そう。

両替
JTBグローバルキャッシュ 2000元
為替レート1元=16.3005円

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18.5元
バス 47元 大理→麗江(保険料込)
バス 3元 路線バス
合計 68.5元

雲南旅行記 昆明・石林編

昆明駅から昆明国際青年旅舎に移動

eki01昆明駅の出口を出て切符売り場へ向かう。

eki02昆明からの切符の状況を確認するのだが朝なのに大混雑だ。大理行きの列車状況を確認するが夜に発車する列車は29 日まで全て売り切れだ。昼間の臨時列車は空席があるものの到着が夜のようだ。状況だけ掴めたので次は宿へ移動だ。

yh01昆明駅から2路のバスで五一路で下車して 昆明国際青年旅舎を探すが道に迷い1時間ほどかけて到着。本来なら10分もあれば着くのだが場所が分かりにくいところにあった。でも、部屋は空いていた。 3日泊まることにする。6人部屋で1泊20元。部屋に荷物を置いて、まずは溜まっているHP製作である。

yh02しばらくすると同じ部屋の中国人女性がチェックアウトするのでタクシー拾うので荷物を運ぶのを手伝ってほしいと頼まれる。運ぶのを手伝ってあげたのだが自分の中国語があまり通じなかった。上海では大体通じていたのに・・・。

理髪店で髪を切る

1530過ぎに周辺偵察を含めて理髪店で髪を切る。料金は6元で安い!髪を切った後は夕食を済ませ宿に戻りシャワーと3週間洗っていないズボンなどを洗濯する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9.5元
宿泊費 60元 1泊20元×3
バス 1元 路線バス
理髪 6元
合計 76.5元

昆明国際青年旅舎で驚愕の朝を体験

昆明の夜明けは遅く0800前にようやく明るくなる。起きて初めて昆明国際青年旅舎のトイレを使ったのだが驚愕の事実が待っていた。扉がないのだ。自分が小をしている間に後ろでは敷地内の工事現場で働く農民工のおっちゃんが大をしている。しかも、大の便器は3つあるのだが1つには便器内には誰かの置き土産 が・・・。まさかユースホステルで「你好トイレ」とも呼ばれる扉なしトイレとは・・・。はっきり言って公園のトイレのほうが綺麗に掃除されているぞ!この瞬間、ここに宿泊したことを後悔した。1泊20元ならもっと良いところがあるはずだ。

雲南省博物館を見学

hakubutsu01気分を取り直して0830頃に昆明駅で切符の販売状況の確認をしてバスターミナルでも路線の確認をする。駅前で地図を買って、64路のバスで雲南日報社で 下車する。昆明国際青年旅舎を出た後のことを考え、昆明大脚氏国際青年旅舎(昆明大脚氏国际青年旅舍)の場所だけ確認しておいた。

hakubutsu02続いて、徒歩で雲南省博物館に向かう。15分ほど歩いて到着。

hakubutsu03入館料は10元。まあ、そこそこ安いのだが見学者はそれほどいない。

hakubutsu04展示内容は10元払って見る価値はありそうだ。

hakubutsu05

hakubutsu071時間ほど見学して徒歩で翠湖公園へ向かう。

圓通寺まで足を伸ばす

yuantong01雲南省博物館から徒歩で20分ほどでを翠湖公園に到着。翠湖公園の近くに昆明国際青年旅舎があるので昆明大脚氏国際青年旅舎に宿を変える場合は徒歩で移動できることが確認できた。翠湖公園を通り過ぎ10分ほど東に歩き圓通寺に到着。

yuantong02すぐ近くには昆明動物園があるのだが圓通寺だけ見ることにする。

yuantong03拝観料は4元。4元なら十分安いので、参拝客が大勢いる。境内は工事中のところが多くちょっと風情がない。

yuantong04でも、拡張工事をしているということは儲かっているようだ。ただ、お坊さんを余り見かけなかったし、お経も聞こえてこなかった。

翠湖公園を散歩

cuihu01

cuihu03再び翠湖公園に戻り公園内を散歩。日曜なので大勢の人で賑わっている。

cuihu02公園内を散歩して1530過ぎにかなり早いが夕食を近くの食堂で食べる。青椒鶏蛋炒 飯が3元だったので注文。今まで食べた炒飯より量も十分あり物価が安いことを実感する。食後にまた散歩する。途中で焼き芋を買うが3.5元でちょっと高 い。炒飯より焼き芋が高いとは・・・。

cuihu04公園内の散歩はかなり面白く、色々な商売をする人を見かけることができる。

cuihu05似顔絵書き、菓子、鳥の餌、串焼き、焼き芋、おもちゃを売る人などかなりあり日本の的屋に負けないくらいの商売の多さだ。

cuihu06公園外にも似たような商売の人はいるし、乞食もいる。

cuihu07ただし、公園外で商売している人たちは公園の警備員が巡回に来ると一斉に逃げ出すので許可を取っていないようだ。まあ、色々と面白い。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 7.5元
バス 5元 路線バス
雲南省博物館 10元
圓通寺 4元
地図 3元
切手 4元
合計 33.5元

石林の入場料はボッタクリ

sekirin01昆明に来たからには石林に行かなければ来た意味が無いだろう。0820頃に昆明駅周辺のバスターミナルで石林行きのバスを探してみる。まずは「新・個人旅 行」でも紹介されていた中北客運站(中北客运站)に行ってみたが確かに石林行きのバスは有るのだが客引きが多くてしつこい。これではガイドブックを信じて訪れた日本人が鴨になること必至だろう。やはり、駅の東にある昆明站長途汽車客運站(昆明站长途汽车客运站)が一番無難だ。客引きも少ないのでゆっくり時刻表を確認できる。石林行きの切符を保険料込みの22元で購入。バスに乗り込むと白人3人組がすでに乗り込んでいた。0900に出発して1030過ぎに石林に到着。

sekirin02入口に行くが入場料が「140元」と馬鹿高い。
sekirin06はっきり言って人の足元を見たボッタクリです。ここまで来て引き返すのも悔しいので泣く泣く140元を支払う。

sekirin03大幅に予算オーバーなので明日から節約生活が待っている。

sekirin05石林を見て回るが団体客が多く賑わっているが少し奥に行くと静かになる。
sekirin063時間ほど石林を散策するが疲れただけだった。どうやら石林にはバックパッカーのような貧乏旅行者は来てはいけない所だった。

sekirin07金持ち専用の観光地だ。昆明に戻るバスに乗り1340に出発する。

明日は建水に行くことに決定

keyunzhan011600頃に昆明駅付近で渋滞する中に昆明~建水のバスを発見!どうやら昆明汽車客運站(昆明汽车客运站)から出ているようだ。今まで建水行きのバスを見 つけられなかったので明日は中越国境の河口に行くつもりでいたが、何とか建水に行けるかも知れない。バスを降りると昆明汽車客運站に向かう。切符売り場で 明日の建水行きのバスがあるか聞いてみるとあることが判明!0900発の切符を保険料込みの52元で購入する。これで建水を見物して河口に行く事が決定する。

宿に戻ると6人部屋は他の客がいなくなり自分ひとりだけで占領している状態になっていた。しかし、夕飯を食べて帰ってくると、新たな宿泊客が来た。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.9元
バス 2元 路線バス
バス 42元 昆明~石林(往復)
バス 52元 昆明→建水
石林 140元
合計 251.9元

桂林旅行記2007

桂林へ出発

n802_107:15頃に高昌旅社をチェックアウトする。南寧駅(南宁火车站)の待合室(候车室)で時間を待つ。

n802_4桂林行きN802次の改札が始まって1番ホームを小走りで3号車に向かい乗車する。

n802_2バックパックの置き場所を確保してまずは一安心。席は硬座なのだがかなりいい席で列車内には液晶テレビが付いていた。硬座でも快適に桂林に向かえそうだ。 列車が発車してしばらくすると車内販売が始まる。ミネラルウォーターとかは分かるのだが、靴下、磁気ネックレスまで売るとは商魂たくましい。

n802_313:00過 ぎに桂林に到着。下車してバスターミナルへ向かうが1月の桂林はまだ寒かった。どこかのガイドブックには桂林は冬でも東京より暖かいようなことを書いてあったが騙されました。この先寒さとの戦いが待ち受けていた。

桂林から龍勝へ

ryushou01駅前でも陽朔などへ向かうバスが有ったのだが手持ちの人民元が少ないので中国銀行を探しながらバスターミナルへ向かうことにした。ATMで人民元を引き出し、バスターミナルで龍勝行きのバス(普通班车)に乗車。もちろん豪華じゃないバス(中巴)で料金は保険料2元込みで20元。

ryushou0213:50に出発。途中で客 を乗せながら龍勝に向かう。1時間ほどもすれば山の中を走っていた。

ryushou03「とんでもないところに来たな」と思っていたら急に温泉街のような町並みが出現!龍勝 のようだ。2時間半ほどで龍勝のバスターミナルに到着。

ryushou04龍勝は棚田が有名らしいが温泉もあるようだ。とりあえず、宿を決めなければならないので、すぐに移動する。旺旺招待所で2人部屋、トイレ・シャワー付で 60元だが1人分の30元で泊まることにする。料金を支払い鍵を受け取るが間違えて別の部屋に鍵を差し込んだところ鍵が壊れる。強度のない金属でカギが作 られていたようだ。まあ、間違えた自分が悪いので後でカギ代1元を支払うことで合意。

銀水侗寨を見学

ryushou05龍勝では棚田と銀水侗寨が有名らしいので17:00頃に3輪バイクタクシー(摩的)で向かうことにする。バスターミナル前で運転手と料金交渉をする。料金 10元を提示してきたので6元で頼んでみる。相場だと初乗りで1元なので下げられることは分かりきっている。まあ、行き先がバスターミナルから10分ほど の銀水侗寨なので観光客価格なのだろう。交渉を続け運転手は8元を提示してきたので、ここで往復で13元の交渉を持ちかける。運転手が15元を提示したの で手をうち交渉成立。ちょっと、不満だが1人だけなので仕方ないかな。3人ぐらいいればかなり節約できるのだが・・・。

ryushou07銀水侗寨に向けて出発!途中の客を無視して貸しきり状態だが5分もすれば山道になり10分ほどで銀水侗寨に到着。

ryushou08ガイドブックによれば入村料10元かかる らしいが夕方だったので誰も居らず勝手に見学してバスターミナルに戻る。

ryushou09途中で地元の人が5人乗車して貸切から乗り合いに・・・。支払いは料金15元で済 み、値段変更もなく済んだ。銀水侗寨を見学したし、棚田は時期はずれなので龍勝にはもういる理由がないので明日は移動だ。
両替
JTBグローバルキャッシュ 2000元 為替レート1元=16.267円

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5.5元
宿泊費 30元
バス 20元 桂林→龍勝
3輪バイクタクシー 15元
カギ 1元
合計 71.5元

龍勝から三江へ

3jiang0109:00頃に旺旺招待所をチェックアウトする。バスターミナルで三江行きの售票处で切符を購入しようとするが車内で直接支払うように言われる。時刻表に は次の発車が09:20発になっていたのでバスに乗り込み待つが時間になっても運転手が朝食をとっており発車する気配がない。どうやら、ある程度客を乗せ てからの発車のようだ。

3jiang0210:00頃にようやくバスターミナルを出発するが途中で客を乗せながらのゆっくりとしたペースで進む。道もかなり危険な状態でほ とんどが工事区間になっており舗装されていない。ところどころ落石の跡もあり桂林~龍勝の道路とはまったく別物であった。道を外れれば谷底転落は確実であ り、三江を訪れる場合は道路整備が終わりそうな1年後くらいからがよさそうだ。しかし、バスに乗ってしまったので引き返すこともできないので進むしかなく 3時間以上の道のりで13:30頃に三江に到着する。

程陽風雨橋を見学

3jiang06三江は山の中の小さな町だが宿はかなりある。バスターミナル周辺でいくつか宿を物色すると1人部屋、トイレ付で1泊20元ぐらいからが相場のようだ。宿は 祥和旅社で1人部屋、トイレ・シャワー付の1泊25元である。元々は30元なのだが値切って泊まることにした。

荷物を部屋に置き目的地を程陽風雨橋と馬胖 鼓楼に決定して出発。三江の西にある三江汽車站から程陽行きのバスが出ているのでバスターミナルを探す。三江は東と西にバスターミナルがあり、主に外地からのバスは東、三江区域内のバスは西のバスターミナルから出ているらしい。まあ、三江自体が小さな町なので三江を南北に流れる川があるので橋を渡り西に行 けばすぐに三江汽車站に着いた。程陽行きの切符を買ってバスに乗り込む。
chengyang01定刻どおり14:35発なのだがバスターミナル前で客を乗せ始めて少し遅れてようやく出発。1510頃に程陽に到着。

chengyang05

chengyang0630元の入村料を払って見学する。

chengyang02ここは、トン族の集落で独特の木造建築の橋が目玉である。

chengyang03他にも奥に行けば集落がいくつかあり楽しめる。風雨橋周辺には宿が何件もあり観光シーズンには外国人もそこそこ訪れて賑わうらしい。この時期は観光客もまばらでかなり静かだった。

chengyang04それでも風雨橋では民芸品を売るトン族のおばちゃんがしっかり売り込んで きた。帰りは夕方でバスも来ないという状況だったのでワゴンタクシーを1人5元で中国人3人と一緒に乗り三江に戻る。でも、途中で客を乗せ定員オーバーで走行。何とか無事に三江に戻る。馬胖鼓楼は近くまで行くバスもなく、ワゴンタクシーやバイクタクシーは足元見て100元を提示してくるのでやめにした。

夕食は犬鍋

夕食をどこで食べるか考えたがちょうど「狗肉」の文字を発見!おばちゃんに「犬肉あるの?」と聞くと「あるよ」との返事。迷わず「狗肉火鍋」を注文!つい に犬肉を食べるときが来ました。犬肉の味は牛肉に似たような感じで日本で黙って出しても犬肉とは気づかれないだろう!もっとも犬肉を食べたことのある日本人がどれだけいるか・・・。犬鍋を食べ終わり会計なのだが、32元でちょっと予算超過になってしまった。でも、食べる機会は少ないから良いだろう。次は猫肉を扱う店を探さなければ!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 32元
宿泊費 25元
バス 20元 龍勝→三江
バス 4.5元 三江→程陽
程陽風雨橋 30元
お布施 2元
タクシー 5元
合計 118.5元

三江から桂林へ戻る

3jiang0608:00頃に祥和旅社をチェックアウトする。バスターミナルで桂林行きの切符を購入してバスに乗り込む。

3jiang04普通班车なのだがバスはそこそこ新しいようだ。

3jiang05今まではオンボロバスが定番だったが今回初めて綺麗なバスだった。ただし、空調なしなので車内は冷蔵庫状態だった。08:35に定刻どおり出発するが、爆 竹を鳴らして見送られる。天気は雨で危険な山道を進む。途中でがけ崩れで道半分が塞がり目の前を石が転げ落ちていくのが見えた。バスはゆっくり現場を通過 する。1145頃に龍勝に到着。ここからは道が整備されているので快調に山を下っていく。途中で10分のトイレ休憩と泥だらけのバスを洗車して14:30 頃に桂林汽車客運總站に到着。

昆明行きの切符を購入

今日の宿を決めるべく、数件の宿を比べて金府飯店で1人部屋、エアコン・トイレ・シャワー付を1泊40元だったので泊まることにする。うっかり、寒い時期 に桂林に来てしまったのでエアコン付で40元はありがたい。しかも、泊まった205号室は何故か無線LANでインターネットに接続できた。どこかのアクセスポイントをタダ乗りできるようだ。荷物を部屋に置き51路と1路のバスを乗り継いで桂林北駅で明日の昆明行きの切符を購入しようとするがすべて売り切 れ、しかし、南寧から昆明への切符が残っているので桂林北から南寧の切符を購入する。南寧で5時間ほど足止めになるが昆明への移動手段を確保できた。これで桂林から離れられる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9.8元
宿泊費 40元
鉄道 65元 桂林北→南寧
鉄道 175元 南寧→昆明
バス 30元 三江→桂林
バス 4.2元
発券手数料 5元 异地售票手续费
合計 330元

開平旅行記

深圳から開平へ

shenzhen01羅湖(罗湖)から無事入境してバスターミナル(罗湖汽车客运站)で開平(开平)行きのバスに乗る。運賃は80元。初めて長距離バスを利用したのだがバス ターミナル内は注意して歩かないと確実に轢かれます。荷物をトランクルームに置いて席に座るが出発直前になって係員がビデオ撮影を始める。はじめは何か分からなかったがすぐに理解した。

CCTVのニュースチャンネル(新闻频道)のニュースで窃盗犯グループがスーツケースに仲間を入れてトランクルームに置 いて発車後に仲間がスーツケースから出てトランクルームの荷物を物色するという事件を思い出した。何か犯罪がらみの問題がおきたときに撮影したテープを公安に提出するのだろう。良く言えば日本と違って危機管理が徹底している。悪く言えば乗客を信用していない。

バスは定刻どおり0930にバスターミナルを出発。途中の東昇(东升)で休憩を取って3時間半の道のりで定刻どおり1200頃に開平到着。開平にはバスターミナルが開平汽車總站(开平汽车总站)と開平義祠客運總站(开平义祠客运总站)の2箇所あり開平汽車總站の方にバスは到着する。バスを降りてバイクタクシーの客引きを無視して、まずは周辺を歩いてみる。

バスターミナル周辺には宿はそこそこあるがガイドブックによれば赤坎鎮にも招待所があるらしいので4路のバスで赤坎鎮へ行くがこの判断は間違っていた。赤坎鎮に着いたものの招待所らしきものは見当らなかった。バックパック背負ったよそ者がうろうろしているので目立って仕方がない。早々にバスターミナ ルに引き上げる。とりあえず宿の看板を見つけて、蓮香楼旅業(莲香楼旅业)という宿で1泊30元の部屋に泊まることにした。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5元
宿泊費 30元
バス 80元 深圳→開平
合計 110元

宿を変えて立園へ

kaiping010900過ぎに蓮香楼旅業(莲香楼旅业)をチェックアウトしてほぼ対面にある永安旅店に宿を変更。これは蓮香楼旅業が気に入らないと理由ではなく他の宿にも宿泊して開平の安宿がどの程度か調べるためである。平安旅店で部屋を見せてもらい1泊25元の部屋に2泊することにする。

部屋に荷物を置いてバスターミナルから立園(立园)へ行くバスに乗る。運賃は4元。観光客は自分ひとりだけで他は地元の人ばかり。バスが発車してしばらくすると道路標識に立園の標識が 見え始めるが途中でバスが止まり運転手が「立園を通り過ぎちゃったから、ここで降りて少し戻って右に曲がると立園だから」という様なことを言われ、仕方なく牛や犬がくつろぐ田舎に日本人一人下車する。道を戻ると確かに立園の標識があり何とか到着。

立園を見学

liyuan01到着はしたが、入場料が60元になっていた。2年前に買ったガイドブックには15元とあったのだが、値上げしていた。少し迷ったが世界遺産に登録されると調子に乗ってもっと値上げしそうなので泣く泣く60元支払って入場。しかし、観光客があまりいない。特に外国人観光客なんて白人3人を目撃したぐらいだ。

liyuan02まだ、人気はないようだがしっかり観光地開発されている。肝心の碉楼はあるものの数はそれほどではない。もともとは華僑が立てた私邸を観光地開発している から少なくて当然かな?ただ、これで60元というのには納得できない。どうしてもボッタクリのような気がする。

liyuan03一通り見学して出口へ行くがちょうど団体客が押し寄せてきて客の少なかった立園が観光地らしく賑わい始めた。

liyuan04どうも観光客の入りは波が激しいようだ。

liyuan05駐車 場も観光バスが停車しておりそれらしくなっている。世界遺産に登録されれば連日満車になるのだろう。そして、入場料値上げがあるのだろう。立園を後にして自力村碉楼群を目指して移動。

自力村碉楼群へ辿り着く

diaolou01立園からバスで移動することを考えていたが道路案内を見て自力村碉楼群まで4kmということが判明。

diaolou02バスは20~30分に1本の間隔のようなので徒歩で行くことにする。

diaolou03田舎の道を歩くと牛、アヒル、犬にかなり遭遇する。特に犬は狂犬病じゃないかと疑い用心して横を通り過ぎる。

diaolou041時間近く掛けて入口まで辿り着く。

diaolou05辿り着くまでにバス2本に追い越されているがバス代が節約できたし、碉楼も遠くから確認することもできた。

方氏灯楼を見学するが・・・

tourou01ようやく自力村碉楼群の入口まで来たのだが、まだ1kmあるようだ。ひたすら歩くしかない。少し歩くと方氏灯楼の標識が目に入る。

tourou02脇道にそれて歩いていくと丘の上に方氏灯楼が見えてきたが周囲はお墓が多数ある。

tourou03そう墓場の中心に方氏灯楼があったのだ。

tourou04観光客は自分以外誰もいない。いや、この墓場には自分一人だけしかいない。まずは写真撮影をするが、世界遺産に登録された場合ここはどうなるのだろうか?

tourou05このまま墓場のど真ん中に方氏灯楼があると観光客が押し寄せたときが大変だろう。墓場をなくして観光地開発するのか今後に注目だ。

自力村碉楼群を見学

zili01方氏灯楼を見学して自力村碉楼群に向かう。しばらくして、駐車場が見てきたので着いたようである。

zili02售票处で門票を30元で購入して見学。観光客はここも少なく村人が圧倒的に多い。

zili03村内を歩いていると碉楼の中にはまだ住居として使われているものもあり立園よりは見ごたえがある。日本語の案内標識もあるので日本人も来ているようだ。

zili04観光開発はそれほど進んではおらず露店で農産物を売っていたりするが土産物屋といえる程のものはまだない。あと何年かすればそこらじゅう土産物屋になる可能性は大だろう。

zili05それにしても自力村は犬と鴨が多い。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11.1元
宿泊費 50元 1泊25元×2
バス 10.5元
立園 60元
自力村碉楼群 30元
合計 161.6元

赤坎鎮を見学

chikan010930過ぎに赤坎鎮を再度見学するために出発。1000頃に赤坎鎮に到着するが観光客は誰もいない。

chikan02街並みを撮影するがよそ者一人では目立って仕方がないが一通り撮影を終える。

chikan03古い町並みが並ぶのだが碉楼とただの古い建物の差が余り無い様に思える。

chikan04碉楼と思われる建物も店になっており看板がかかり本当に世界遺産に登録申請されている所なのかと疑うほど風情が感じられない。

chikan05まあ、いずれ本格的に観光開発され大きく変わるのだろう。だけど、本当に開平は犬が多いなあ。

南楼と南楼七烈士

nanlou01赤坎鎮を見学後に6路のバスで南楼に向かう。南楼は碉楼であるとともに抗日戦争で日本軍と南楼七烈士が戦った場所でもある。

nanlou02牌坊を潜り抜け售票处兼売店にて3元で入場券を購入。

nanlou03南楼七烈士の勇ましい彫像が正面にあり、奥に南楼がある。南楼は日本軍の砲撃の跡が残り一部は修復しているようだがかなり傷んでいる。日本軍と南楼七烈士の戦いは1945年7月18日から7日7晩の激戦が展開され日本軍の化学兵器による攻撃により陥落する。楼内には弾痕が多数残り当 時の戦闘の激しさがうかがえる。開平で入場料が一番安く済んだ観光地で3元なら文句の無い内容である。でも、観光客が来ているように思えないが採算は取れ ているのだろうか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9.2元
バス 7.5元
南楼 3元
合計 19.7元

開平から南寧へのはずが・・・

昼前に永安旅店をチェックアウトする。南寧行きのバスは1440発なので3時間近く時間があるが行くところが無いので開平汽車總站(开平汽车总站)の待合 室(候车室)で大人しく待つしかない。3時間近く待ってようやく出発時間が改札口(检票口)へ行くと、何と改札のおばちゃんに運行中止だと告げられる。おばちゃんの会話はあまり聞き取れなかったが「坏了(壊れた)」と言うのが聞き取れたのでバスが事故か故障で壊れたことは理解できた。仕方なく翌日のバスに変更してもらう。

とりあえず、明日までの寝床を確保しなければならないので蓮香楼旅業(莲香楼旅业)に再び泊まることにした。フロントでパスポートを提示 したら「ここに泊まったことあるでしょ?」と聞かれ、「あるよ!」と答える。どうやら、宿の人全員が日本人が宿泊したことを知っていそうだ。まあ、色々あったが明日こそは南寧へ行かねば!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5元
宿泊費 30元
合計 35元

今日こそ開平から南寧へ

昼過ぎに蓮香楼旅業(莲香楼旅业)をチェックアウトする。今日こそは南寧行きのバスに乗らねば!1440発なのでまだ3時間近く時間があるが昨日と同じで行くところが無いので開平汽車總站(开平汽车总站)の待合室(候车室)で大人しく待つしかない。恐らく改札口(检票口)のおばちゃんは「昨日の南寧に行けなかったのがいるよ」とか思っているのだろう。こちらも好きで2日連続待っているわけじゃないのだが・・・。まあ、大人しく待っているうちに時間になり無事バスに乗ることができた。

バスは寝台バス(卧铺)で席は1号になっているのだが、車掌になぜか「ここはだめ、後ろにして」と前の方の客は後ろに追いやられて3列ある席の真ん中の上段になった。深夜に物が盗まれないか心配だが下段よりは安全だろう。ちなみにこのバスでの標準言語は広東語であり、普通話はほとんど聞かれなかった。もちろん、普通話での案内は無し。

寝台バスで驚きの連続

定刻どおり出発したと思ったら開平義祠客運總站(开平义祠客运总站)に立ち寄り乗客を乗せる。ここまでは当たり前のことだと思うのだが何故かガソリンスタ ンドに立ち寄り給油と客をさらに乗せる。そして、運転手2人と車掌2人の計4人が食事を取り始めてガソリンスタンドで客を乗せたまま1時間過ごす。運転手の食事が終わり出発する。開平汽車總站を出発して1時間以上たつが未だに開平市内・・・。日本で同じようなことやったらバス会社は確実に潰れるだろう。これが中国では当たり前だと判断してあきらめる。

さらに道行く途中で客を乗せ通路に客が溢れる。しばらくして乗客がタバコ、酒盛りをして運転手に怒鳴られる。途中でトイレ休憩を挟みながら進んでいくが現在位置は分からず日没。大人しく寝て待つが2200頃にサービスエリアらしきところに停車する。乗客と運転手たちが夜食を取りに下車していく。自分は「夜食とってる場合じゃないだろ!早く南寧に向かってくれ!」と思いながら寝込む。そして、広西チワン族自治区へ向かう!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 0元
合計 0元

香港旅行記

紅磡駅から重慶マンションを目指す

etst01上海駅から九龍駅までの列車の旅も終え、無事に香港入境。次は九廣東鐵の紅磡駅から尖東駅に移動するのだが、実は九龍駅と紅磡駅は同じ駅なのです。中国から香港、香港から中国への列車は九龍駅に発着になっています。香港内を走る九廣東鐵は紅磡駅の発着となっており、同じ駅舎なのに名前が2つあります。ちなみに地下鉄にも九龍駅がありますがこれは別の場所です。

まずは、紅磡駅から移動する前に両替です。とりあえず駅構内に銀行でもないか探すが中国銀行の ATMを発見。他にも銀行はないかと探すが見当らず。ATMじゃ日本円を両替できないので、日本で申し込んでおいた国際キャッシュカードのJTBグローバ ルキャッシュを試しに使ってみた。ATMの表示は英語と中国語しかないので迷わず中国語を選択。とりあえず、500香港ドルを引き出す。続いて切符売り場に行くが、なんと切符売り場近くに両替所を発見!もう少し探しておくんだった。

気を取り直し、切符売り場へ行く。自動券売機の説明を読むがオクトパス(八達通)を買うことを思い出す。オクトパスはsuicaのような機能を持っており鉄道、バス、コンビニでも使える優れものだ。すぐに有人の切符売り場で購入。初めての購入の場合は最低150香港ドルが必要になる。内訳はオクトパスに50香港ドル、チャージ(充値)に100香港ドルである。購入の際、自分は 英語や広東語が話せないので中国語(普通話)で話しかけるとあっさり通じた。駅構内の放送も中国語が使われており、英語、広東語が分からない自分にはあり がたい。

紅磡駅で乗車して次の終点である尖東駅まですぐに到着。改札を出て駅の案内地図を確認。彌敦道に出るにはL2出口を目指し移動。L2出口を進むとなぜか地下鉄の尖沙咀駅の改札口に到着。駅の案内地図を見ると案内と出口表示も変わっている。尖東駅と尖沙咀駅は繋がっていることが判明。でも、尖沙咀駅の案内地図に重慶大厦(重慶マンション)が表示されているのでD1出口を目指す。

D1出口を出てすぐに宿の客引きが声をかけてくる。中国語で「不需要」と言って撃退。撃退後はそのまま重慶マンション目指し彌敦道を南へ歩く。途中で美麗都マンションの前で宿の客引き追われるがひたすら中国語で撃退。下手に日本語を喋ってしまうとどんな目に合わされるか分からない。そして、重慶マンションに到着。黒人の客引きに囲まれる。英語と日本語で話しかけてくる。日本人 バックパッカーと見破るとは侮れない。しかし、中国語だけで乗り切る。黒人の客引きも英語と日本語が通じないと分かると諦めて離れていった。

重慶マンションに突入!

jukei01重慶マンションに足を踏み入れ、まずは真っ直ぐ進むと案内図を発見。位置を確認してA座のエレベーターで7階へ、事前調査で候補に上げていた第一招待所に行ってみる。

jukei02入口におじさんがいたので部屋が空いているか聞いてみると空いていた。一泊いくらか聞くと100香港ドルなので重慶マンションの宿ではそんなに高くはないので部屋を見て決めた。とりあえず、3泊することを告げ300香港ドルを支払う。

dai1shotaijo01部屋は1号室、シングルで3畳あるかないかの広さで窓が付いており彌敦道に面した部屋だ。

dai1shotaijo02予想外なことに電話、TV、エアコンが付いていた。トイレ、シャワーは共同だった。

dai1shotaijo03領収書を見ると系列のB座7Fの紐育招待所の領収書だった。

重慶マンションで両替

ryogae01重慶マンションのもうひとつの売りは両替商だ。ということで、中国銀行などで為替レートを確認した後に重慶マンションの両替商を周ってみたのですが話しに 聞いていたのと違い銀行よりもレートが悪かった。

ryogae02入口周辺の両替商は評判どおりレートが悪いのですが奥のほうもダメ。円の両替は諦めて人民元を香港ドルに両替してみた。重慶マンションの堅成找換で100元→99香港ドルで1000元を両替。ちゃんと990香港ドル両替してくれた。

ryogae03だけど、人民元は香港でも 使える店が増えているので両替する意味があるのか疑問である。しかも、重慶マンションとは別の両替商で1元→1香港ドルの等価交換を見つけてしまう。

ビザ取得に出向く

香港に来たのはビザ取得が目的であり、事前調査で決めていた華世旅行社を訪れた。華世旅行社は重慶マンションから徒歩で10分ぐらいの近場にある。半年マ ルチビザを申請してもらうことにしたのだが受取が月曜の12時以降にとのこと。ちょうど土日を挟んでしまうので仕方がない。でも、一度の滞在期間30日の 外交部発給のビザよりも制限のない公安部発給のビザが入手できるのなら十分だ。
両替
JTBグローバルキャッシュ 500香港ドル 1香港ドル=16.568円
堅成找換 1000元→990香港ドル

本日の出費
項目 金額 備考
食費 30香港ドル
宿泊費 300香港ドル
鉄道 3.9香港ドル
合計 303.9香港ドル

香港の物価高に苦しむ

star01香港の物価が高いことは認識していたが、あれほど高いとは思わなかった。交通機関はバスですら3~10香港ドルを超える高さ、地下鉄や九廣鐵路はとても利用できない。利用できるのは1.7香港ドルのスターフェリーと2香港ドルのトラムだけである。

star02まずは、スターフェリーで香港島に渡る。スターフェリーは安いので利用客も多い。

star03地下鉄なんか高くて乗れないから非常に助かった。船からの景色もなかなか良い。

香港島でトラムに乗る

tram02お金のないバックパッカーが香港島に来ても使えるお金がないので、トラムに乗車して観光するしかない。ということで、トラムに乗車して香港名物の道路に突き出た看板を見ながらの観光となった。トラムは運賃が一律2香港ドルと格安なのだが、欠点は速度が非常に遅いことだ。バスに追い抜かれるのは当たり前で、 自転車にも追い抜かれていた。この遅さのおかげで3回乗車しただけで香港島に昼に来ていたのが夕方になっていた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12香港ドル
鉄道 6香港ドル トラム(電車)
フェリー 3.4香港ドル スターフェリー(天星小輪)
合計 21.4香港ドル

トラムで筲箕湾まで足を伸ばす

tram03今日もトラムでのんびり観光です。昨日はトラムで西の堅尼地城まで足を伸ばしていたが今日は東の筲箕湾まで足を伸ばした。10:00にセントラル(中環) に到着。

tram04トラムに揺られること約1時間で終点の筲箕湾に到着。すぐ近くで市場が開かれていたので見物しながら周辺を一回り。昼頃にトラムでセントラルに戻る。

孫中山紀念館を見学

sunzhongshan01香港に来て見学したい所が一箇所だけあったのだがようやく実現。

sunzhongshan02セントラルを歩いていると標識に「孫中山紀念館」の文字を発見!

central01標識の通り歩いていくがきつい上り坂や階段を登り、ついに孫中山紀念館に到着。

central02実は香港の孫中山紀念館は2006年12月に開館したばかり、迷わず10香港ドルを支払って入場。資料展示も充実しているが建物自体も1914年に建築され甘棠第と呼ばれている洋館である。

central03帰りはセントラルの路地の露店を見物しながらスターフェリーの埠頭へ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 35.8香港ドル
鉄道 4香港ドル トラム(電車)
フェリー 3.4香港ドル スターフェリー(天星小輪)
孫中山紀念館 10香港ドル
合計 53.2香港ドル

宿を変えてみる

kaikou0110:00に第一招待所をチェックアウトする。とりあえず、上の8階から次の宿を探してみた。8階の新亞賓館から部屋が空いているか聞いてみたが「空いていない」の返事。他も順に宿をあたりながら下の階へ移動していくが宿が閉まっていたり宿の人がいなかったりして1階まで来てしまった。続いてB座を9階あたりから聞いていくが同じく宿が閉まっていたり宿の人がいなかったりして徐々に下の階へ、宿の人がいても英語しか話せず、電話で経営者と中国語で交渉する も料金が高すぎたりする。4階の海港賓館で宿のおばちゃんが中国語で応対してくれたので、部屋、トイレ、シャワーを見せてもらい、すんなり100香港ドル で一泊することに決定。

海港賓館は部屋が狭い

kaikou02海港賓館の2号室に宿泊ですが部屋は一言で言うと狭いです。テレビとエアコン、窓は付いており狭い意外は問題なし、道路に面していないので第一招待所の1号室よりは静かなのが良い点です。

kaikou03火事の際は4階の階段に一番近い区画なので何とか助かりそう?

切手を買って釣銭取り忘れる

昼頃に近くの郵便局の自販機で切手を3香港ドル分購入するが釣銭を取り忘れる。2香港ドル硬貨2枚投入していたので1香港ドルのお釣りがあるのだが10香港セント硬貨1枚を1香港ドルと勘違いして90香港セントを置き去りに・・・。ああ、愚か・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 25香港ドル
宿泊費 100香港ドル
切手 3香港ドル
その他 0.9香港ドル 切手のお釣り取り忘れる
合計 128.9香港ドル

重慶マンションの怪しげな宿に宿泊

e3f01海港迎賓館をチェックアウトして別の宿に移るのだが、海港迎賓館で領収書を貰っていないことに気付く。「やばい!」と思っていたがすんなり11:00に チェックアウト。おばちゃんは客に対する悪意はなく親切だった。今日も宿を移動で最初はB座16階中國招待所に泊まろうと訪ねたら宿のお婆ちゃんには中国語(普通話)が通じず、お婆ちゃんと一緒にいたおばちゃんが応対してくれるが「何日宿泊?

e3f02いくら出せる?」見たいな事を聞いてくるので「宿泊は1日、 100香港ドル」と返答すると、エレベーターで別の場所に案内される。この時、「案内していると言うことは100香港ドルで部屋があるんだな。80香港ド ルって言っておけばよかったな。」と後悔しながら付いて行くとB座からE座3Fへ。部屋に案内され見ると今までと違い広い部屋が出現。「この部屋100香 港ドルじゃないだろう」と思っているとおばちゃんが紙に金額書いて見せてくる。「HK$180」の文字が見えて、「もういい。必要ない」と言って帰ろうとすると「150、130、120、100」と値段を下げてきた。

e3f03100香港ドルまで下げてきたので泊まることに決定。100香港ドル支払って領収書をお願 いすると何故か出し渋る。どうしても領収書出さないのなら宿帳記入せずに警察沙汰にしようと思っていたら宿帳の記入がない。おばちゃんが鍵を渡してくると 結局は領収書を発行せずに部屋を出て行った。この宿は部屋が4室あるが看板もなく、どうやらここは中國招待所では無く営業許可を得ていない宿のようだ。

ビザを受取り、香港で銀行口座開設

ginko01宿を出て頼んでいた6ヶ月マルチビザを受取り、続いて中國銀行で口座開設をする。自分は英語と広東語が話せないので窓口の人と中国語と筆談で何とか手続きをする。パスポートと国際運転免許証を提出するが窓口の人が紙に「地址証明」と書いてきたので国際運転免許証の住所欄と中国語の説明欄をを指差して説明する。窓口の人は困った様子で別の窓口の人にパスポートと国際運転免許証を見せて相談している。しばらくすると端末を操作し始めたのでどうやら口座開設できそうだ。

書類に署名をしたり、職業を記入する。インターネットバンキングも必要か聞いてきたので、もちろん申し込んだ。色々と筆談や中国語で何とか乗り切 り口座開設終了。通帳とパスワードの書かれた書類などを受け取った。でも、キャッシュカードは無かった。本土と違い別申請らしい。一緒に申請しておけばよかった。

宿に戻ると部屋におばちゃんがいた

宿に戻ると部屋になぜかおばちゃんがいた。ちょっと驚くが何故か携帯電話の充電をしている。おばちゃんが名刺を渡してくれて、色々と話をするが「中国に行くならビザの手続き、宿、航空券も手配できるよ」とチラシを渡してきた。このおばちゃんは宿の経営だけでなく旅行に関することは何でもやっているようだ。 恐るべし香港人。おばちゃんが「明日は何時に出るの?」と聞いてくるので「7時か8時に出る」と答えると、おばちゃんが「朝に出るの?それなら鍵は机の上 に置いてくれれば、そのまま出てっていいから!」と言って部屋を出て行った。すぐに荷物を調べるが別に何も取られていなかった。やっぱり、E座3Fの4部 屋はおばちゃん個人で借りてる部屋のようだ。部屋に雑誌や炊飯器、洗濯機まであって生活感ありすぎ!重慶マンションの謎は奥深い!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 38.1香港ドル
宿泊費 100香港ドル
ビザ 580香港ドル 6ヶ月マルチビザ
合計 718.1香港ドル

九廣東鐵で羅湖へ

lowu0106:50頃に重慶マンションを出発。0658に尖東駅から羅湖駅へ向けて列車は発車する。

lowu02羅湖駅に到着後は案内に従い進む。

lowu03羅湖側からの入口には両替商が一軒だけ営業しており他の店はまだ閉まっていた。

羅湖から深圳へ入境

lowu04羅湖からの出境はすぐに終わり、通路を進んでいくと通路が水路をまたいでおり、これが境界線のようだ。

lowu05次は本土への入境手続きである。
shenzhen02入境手続きもすぐに終わり、ようやく本土に入境した。税関でも申告するものがなくX線検査だけで終了。

shenzhen01出口を出てバスターミナル(长途汽车站)へ。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 34.8香港ドル
合計 34.8香港ドル

上海旅行記2006

上海到着

上海東方明珠塔この日から北京時間を採用。6:30に起床。早速、現在の航行位置を確認する。もうすでに上海のすぐそばまで来ていた。速度も約15ノットに減速しており、海の色も青ではなく泥の色になっていた。甲板で写真を撮り始める。しばらくすると軍艦が停泊しているのを発見。すかさず撮影する。上海で最初の収穫だ。08:30に朝食をとり、その後は甲板で写真撮影や船室で下船準備を始める。10:00頃にはすでに東方明珠塔や外灘が見え港に接岸していた。

11:00頃に公安が乗船して船内検査をする。11:30頃には下船が始まる。人数を区切って下船させており自分は第2陣で下船した。下船後にバスに乗 車。一度にバスの定員しか下船させないようだ。バスで税関、検疫所、出入境管理処のあるところまで移動。まずは手荷物検査を受ける。荷物をX線で検査。みかんを没収されていた中国人がいた。みかん等の果物は持ち込み禁止のようだ。続いて検疫の申告書を提出。自分は申告書に蘇州號を簡体字で「苏州号」と書く のを「苏洲号」と書き間違えていたがそのままにして提出した。特に何もなくそのまま通過。出入境管理処も無事通過、最後に税関でもう一度荷物のX線検査を 受けてそのまま出口へ。無事上海到着である。

国際フェリーターミナル~地下鉄

入国審査も無事通過し、次は宿を探さねばならない。ネットで調べた限りだと大体ここで浦江飯店(浦江饭店)やCaptainHostel(船长青年饭店)を目指すのがバックパッカーの王道らしい。しかも蘇州號で同室だった乗客が「CaptainHostelは満室で予約できなかった」と言っていたのでガイドブックに載っている有名な所は満室の可能性が高い。そこで出発前に候補にあげていたガイドブックに載ってなさそうな楽途国際青年旅舎(乐途国际青年旅舍)を 目指すことに決定!

この時すでにお昼頃。地下鉄の駅を目指し東大名路(东大名路)を東に歩く。しかし、本来なら東大名路から楊樹浦路(杨树浦路)へとまっすぐ進み大連路(大连路)と交差する所で地下鉄4号線(地铁四号线)の楊樹浦路駅(杨树浦路站)に到達するはずなのだが、途中で北に進んでしまい大連路駅 (大连路站)に到着。

大連路駅で曹楊路駅(曹杨路站)までの切符を購入しようとするが窓口と自動券売機がある。窓口が混んでいたの券売機で買おうとするが 券売機の近くにいた客だと思っていた人が「到哪里?(どこまで?)」と聞いてきたので、とっさに「曹杨路(曹楊路まで)」と答えてしまった。この人、実は 係員らしい。持っていた10元札を渡すと、券売機に硬貨を投入して切符とお釣の6元を渡された。券売機にも紙幣の投入口があるのだが、これでは自動券売機 の意味がないのではと思ったが後に理由が判明する。理由は後程。

地下鉄のホームは空いており、きれいに整備されている。しかも、線路への転落防止のために 自動ドアが設置されている。さらに車両もすごい。走行時にどこかで聞いた音がする。この車両はVVVFなのだ。E231系に似た音。上海の地下鉄は侮れない。大阪の地下鉄は、もっと頑張らねば。地下鉄は上海駅(上海站)の手前で地上に出て高架を走行する。

楽途国際青年旅舎に到着

rakuto曹楊路駅で下車後そのまま高架下を次の金沙江駅(金沙江站)へ向かって歩く。楽途国際青年旅舎は金沙江駅と曹楊路駅の中間に位置している。5分足らずで到着。服務台でドミトリー(多人间)が空いているかを聞いてみた。下手な中国語だったので小姐が英語で聞き返してきたので、「我不会说英语(英語話せませ ん)」と答えて中国語で会話。

ドミトリーは空いており、とりあえず24,25,26日の3日間泊まることにする。1泊70元、保証金(押金)50元、3泊 で260元を支払う。部屋は6人部屋で荷物があり先客が2人いるようだ荷物を部屋に置いていると黒人さんが一人帰ってきて荷物をまとめて出て行った。どうやら、6人部屋でも客は2人だけになったようだ。まあ、まずは上海駅(上海火车站)へ香港の九龍行きの切符を買いに行かなければならない。香港でビザを取得 しなければこの先の旅が続けられない。

上海駅で切符を購入

eki15:00頃に地下鉄で上海駅まで行き。駅周辺を見物後に切符を購入しようと上海駅南広場の售票大厅に行くが電光掲示板に九龍(九龙)行きの切符は12番 窓口で販売と表示されている。12番窓口は南広場の東にある售票处にあることが分かり、すぐに移動。12番窓口は香港とチベット行きの切符を扱っている。 料金表を確認すると九龍行きは日本のB寝台に当たる硬臥(硬卧)の料金500元前半から後半になっている。ネット調べた時より100元高くなっている。

不満だが列に並び、「要一张一月二号去九龙的票(1月2日の九龍行き一枚)」と聞いて列車番号等を書いた紙を渡すが「没有一月二号(1月2日は無いよ)」といわれ3日の硬臥中段の切符を購入。料金はなぜか料金表と違い476元だった。料金表より何故100元安いのだ?読み間違えたのだろうか?切符が購入できたので宿に戻る。地下鉄の切符売り場で気付いたのだが自動券売機はよく故障するようだ。紙幣を飲み込まれて切符とお釣りが出てこずに駅員を呼んでいる客がいた。これで大連路駅の自動券売機が有人券売機になっていた理由が分かった。

曹楊路駅に着くと駅前に人だかりができていた。「人民の集まるところに喧嘩と事故がある」と判断して見に行く予想通りの展開だった。自転車2台とバイクの衝突事故だ。3人が激しく言い争っているうちに警察到着。これ以上見てても意味が無いので夕飯を食べて宿に戻る。部屋の鍵が開いていた。先客が戻っていた。先客は日本人だった。西安と南京に行ってきたそうでもうじき帰国するそうだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 4.5元
宿泊費 210元 70元×3
鉄道 476元 硬臥 上海→九龍
地下鉄 10元
合計 700.5元

中国銀行上海市分行を目指す

0700起床。周辺を散歩後に溜まったメール確認などをする。1200過ぎに外灘(外滩)へ向け宿を出発。とりあえずバスで行けるか試してみるも地図を購 入していなかったので道に迷い何故か上海交通大学やアメリカ総領事館にたどり着く。アメリカ総領事館は至る所に武装警察が警備しており写真撮影を断念。その後バスを乗り継いで人民広場(人民广场)に到着。南京東路(南京东路)を通り、1600に外灘到着。中国銀行を見つけ内部に突入していく。

中国銀行で口座開設

waitang中国銀行上海市分行の内部は広く窓口を確認する。窓口の電光掲示板に番号が表示されており番号札も必要なようだ。

ginko01周囲を確認して案内の小姐に聞いてみた。 「请问一下,我要开户(ちょっとお聞きしたいのですが、口座を開設したいのですが)」と思いつく中国語を言いながら「开户申请」(口座開設申請)と書いた 紙を見せたら、「你有身份证吗?(身分証はお持ちですか?)」と聞かれ「护照,可以吗?(パスポートでよろしいですか?)」と答えると「可以(いいですよ)」とすぐに申込書をくれた。

ginko02受付番号が印刷されたレシートも受け取り、次の説明を聞いたがよく理解できず「20番窓口」みたいな事しか分からなかった。とりあえず言われた窓口を探す が入金窓口に20番窓口は無い、ちょっと周りを確認すると後ろに自分の受付番号が表示された窓口があった。この窓口のようだ。レシートをみせて申込書とパ スポートを提出。

ginko036桁の暗証番号を設定したり書類に署名、10元を預金した。なぜか口座開設に10元の手数料を取られた。中国の銀行だから仕方ないのだろ うか?

南京東路で声をかけられる

nankintouro1630過ぎ。口座開設も終わり宿に帰る途中の南京東路で不審な小姐に英語で声をかけられる。英語と中国で「どこから来たの?」聞いてくるので中国語で 「韓国人です」と答え、「今暇か?」と聞かれ、「暇じゃない」と答え撃退。それにしてもよく外人だと見破ったものだ。まあ、南京東路で写真を撮っている時 点でばれてしまうな。
補足:南京東路に限らず上海では外国人をお茶に誘って金を巻き上げる小姐とぼったくり店のおっさんたちがいるので要注意だ。スケベ心を出すと良い事は無い。
参考:北欧エリートがぼったくり被害 地元政府が賠償-上海

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14.5元
地下鉄 10元
バス 6元 路線バス
中国銀行口座開設費用 10元
合計 40.5元

上海大統路茶葉批発市場

daitouro010630起床。近くで水餃子を食べて朝食を済ます。お昼頃に上海駅の東にある上海大統路茶葉批発市場(上海大统路茶叶市场)を見物に行く。ここは茶葉の卸 売市場になっており専門店が軒を連ねている。

daitouro02日本からも業者が買い付けに来ており、その道では知られた茶葉市場だ。もちろん小売もしてくれる。茶葉の値段も安いものから高いものまで幅広く揃っており土産を買うのによさそうだ。

daitouro03日本でもガイドブックで紹介されていたりするが知名度はまだ低いようだ。しかし、上海駅から徒歩で約5分という絶好の場所に位置している。周辺は再開発が 始まっているようで建物の取り壊し作業が行われていた。ここも建て替えをするのだろうか?

daitouro04今回の見物は何も買わずに写真だけ撮っていたので周囲からは不審 人物に見えただろうな。ここは小売もしてくれるけど本当に業者のための卸売市場でした。

補足:上海大統路茶葉批発市場は上海駅北口周辺の再開発により2007年に閉鎖され上海大寧国際茶城へ移転した。参考1 2 3

天山茶城

tenzan01上海大統路茶葉批発市場に続いて天山茶城(天山茶城)も見物に行く。ここも茶葉の卸売市場なのだが、実際は観光客向けになっている。

tenzan02日本でもガイドブックで天山茶城はかなり紹介されたり、ツアーでもお土産購入のルートに組み込まれているほどであり知名度は高い。実際に天山茶城で日本語の看板を表示している店が良く目に付く。

tenzan03一部の店は怪しげな日本語になっているが、日本人観光客が良く来ている証拠である。

tenzan04天山茶城の内部は1階が茶葉、2階が茶器、3階が骨董品、美術品の専門店で構成されている。1階と2階はお茶に関係しているが、3階は一体・・・?
天山茶城
住所:上海市中山西路518号

また銀行口座開設

icbc011600頃。外灘で中国工商銀行と中国招商銀行で口座開設を試みる。中国工商銀行では書類に必要事項を記入し、今回は日本の住所で試してみた。あっさり、 通帳を受け取って口座開設終了。でもキャッシュカードが無い。別で申請が必要なようだ。でも手数料は取られなかった。預金もせずに口座開設だけなのに応対も良かった。

icbc02続いて中国招商銀行でも口座開設を試みる。申込書に分からないところがあったが記入できるところだけ記入して、もちろん日本の住所で申請して みた。窓口の担当者が申込書とパスポートを確認して、「ここが姓と名前ですか?」と聞いてきたので「上が姓です」と答える。申込書は簡体字で書いて、パス ポートはローマ字表記だから処理も色々大変みたいだ。ピンインなら簡単だからね。郵便番号のところでも「7桁なのか?」と聞いてきた。そう言えば中国は6 桁だったような。いつの間にか2、3人の行員で相談を始めいる。

cmbちょっと困った様子だが端末を操作しても無事キャッシュカードを受け取る。通帳は無かっ た。「存折」の項目をチェックしなかったからかな?でも、預金をしない客でも手数料は取らなかった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 7.4元
地下鉄 17元
バス 2元 路線バス
地図 6元
合計 32.4元

宿を移動

ryokousha01楽途国際青年旅舎をチェックアウトする。このまま滞在しても良いのだが上海の他のユースホステルはどんなものか比較すべく移動する。外灘の近くの上海旅行 者青年旅舎にチェックインする。4人部屋で料金は1泊55元と上海では安い部類に入るのだが建物が古いせいかトイレやシャワーはあまり綺麗とは言えない。 荷物を置いて周辺を散策してみる。周辺は租界時代の建物が残っており昔の上海の雰囲気が残っている。

夕方、部屋に戻り、今後の計画を検討していると先客Aが部屋に戻ってきた。「你好!」と挨拶をすると返事をしてくれた。しかし、このあと会話をするまでの10分間、自分は中国人だと思われていた。先客Aは杭州の人で東洋エンジニアリングで仕事をしているといっていた。夜になって新たに宿泊客が来たが日本人だった。ちょっと様子を見てから「你好!」と挨拶しようと思い黙っていたが、この日本人が「この部屋、中国人だけだよ!」と悪意のこもった一言。「日本人もいるんだけど、你好ぐらい挨拶はないのか」と思いつつ黙って無視。このままこの小日本の男は部屋に日本人がいることを知らずに旅立っていった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
宿泊費 385元 1泊55元×7
地下鉄 4元
合計 399元

朱家角へ向かう

shukakaku010800に宿を出発。地下鉄2号線の河南中路駅(河南中路站)で公共交通カード(公交卡)を購入してから地下鉄1号線の上海体育館駅(上海体育馆站)に移動する。上海体育館の旅游集散中心(旅游集散中心)で朱家角行きの切符を70元で購入、これ1枚で往復のバス代と朱家角の入村券と朱家角の6箇所の施設入場券がセットになっている。游4線(游4线)で約1時間で朱家角に到着。

朱家角を見学

shukakaku05朱家角の第一印象は「観光開発のされた水郷古鎮」であった。土産物屋が数多く立ち並びガイドブックに書かれた内容とは大きくかけ離れている。

shukakaku02建物は昔の佇まいがあるのだが大体が店になっており観光地として定着していることが良く分かる。6箇所の博物館などもあまり興味をそそられる展示内容ではなかった。

shukakaku04まあ、見ても損はしなさそうなところは大清郵局だけだ。

shukakaku03注意しなければならないのが城隍廟である。ここで線香を渡してくるおっちゃんは無視するように、受け取るとお布施する羽目になります。自分はうっかり受け取ってお布施する羽目になりました。
堂内で線香を備えた後におみくじみたいなのを引いた後にノート に名前と国籍とお布施の金額を記入するのですが、ほとんど英語で書かれており100元から600元まで外国人はお布施しているようです。しかし、自分はこ こまで馬鹿じゃないのでいい加減な名前と国籍を韓国、お布施の金額欄には10元と記入してやりました。そうすると、おっちゃんは紙に100元と書いて見せ るので、「非常贵!(高い!)」と言い返して10元のお布施で押し通しました。外国人だからと高額なお布施を要求するとは侮れない。

shukakaku06ここで予定外の出費が 発生したため今日の飯代が4元になってしまった。この後は朱家角内を探索するが途中で一般道路に出たりして、はっきり言って入村券買わなくても見学できます。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 4元
地下鉄 8元
朱家角 70元 交通費込
お布施 10元
合計 92元

中国銀行で両替

昼過ぎに中山公園駅近くの中国銀行に両替に赴くが、何と窓口が40人待ちであった。年末の金曜でも中国は旧正月前が混むと思っていたら日本と同じだった。1時間15分待たされ最大で70人待ちまで待たされた。みんな待たされている中で、お婆ちゃんが騒いでいた。銀行員に向かって騒いでいたので話が聞き取れ なくても見当はついた。確かに70人待ちまでいったら怒るだろうな。50000円を両替して3199.9元になった。レートは100円=6.3998元で ある。

中国聯通のモバイル通信に申し込む

中山公園近くの中国聯通(中国联通)の長寧路店で掌中宽带に申し込む。掌中宽带はCDMA 1Xでモバイル通信ができるサービスであり、理論値で 153.6KB/Sの速度が出る。実速度はISDNぐらいだ。それでも中国移動(中国移动)のGPRSより高速である。

さっそく窓口でおばちゃんにHPを 印刷した紙を見せながら聞いてみた。おばちゃんは直ぐに係員を呼んでくれてサービス内容の説明を受ける。いくつかのコースがあるのだが自分は月200元/200時間まで定額、200時間以上は従量制のコースにした。これなら1日6時間つないでもまだ余裕がある。このコースは1年前払いなので2400元と SIMカード代100元の合計2500元を支払う。ちょっと高いのだが実はモバイルカードがもらえるのである。モバイルカード自体で500元から700元 位するのでかなりお得感がある。しかもその場でノートPCにドライバをインストールしてくれて動作確認をしてくれた。

日本語のXPにも関わらず係員は驚きもせず慣れた様子でインストールしている。この係員は外人慣れか日本人慣れをしている。さすが中国聯通の上海での旗艦店をうたっている店舗だ。動作確認も 終えて商品を受け取る。パスポートの提示もなくあっさり手続き終了。いつもなら、買い物では最初にどこの国の人か聞かれるのに今回は聞かれもせず済んだ。

静安寺を見物する

jinanshi011500頃に静安寺を見物する。商業地の真っ只中にあるのだが期待せずに10元払って見物をする。

jinanshi02境内は壁に囲まれているために車の騒音が急に静かになり お経が聞こえてくる。ちょうどお坊さんたちが修行中のようである。とりあえず、周辺を撮影していると観光客のお姉ちゃん2人組に写真を頼まれカメラ小僧をする。中国語で会話をしたので日本人とはばれなかったようである。

jinanshi03続いて、お坊さんたちを撮影しに本堂に突入する。周りの観光客もお祈りしていたりする中 で自分はなりふり構わず撮影開始する。撮影しているのは自分ひとりだけなのでお坊さんもこちらを見たりしている。あまりしつこく撮影して注意されると厄介 なので頃合を見て退散をする。
両替
中国銀行 50000円→3199.9元 レート1元=15.625488297円

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8.4元
地下鉄 7元
バス 2元 路線バス
静安寺 10元
データ通信カード 2400元 中国聯通
SIMカード 100元
合計 2527.4元

魯迅公園を見学

luxun010900頃に魯迅公園を見学する。ここはとにかく人が多い。太極拳、書道、歌や踊りと色々趣味を持った人が集まっている。

luxun02まずは公園を一回りしてみる。ほどなく魯迅墓に到着。魯迅の像があるのですぐに見つかった。魯迅公園内では日本人の団体客にやたらと遭遇する。やはり定番のコースのようである。

luxun03続いて公 園内の魯迅紀念館を入館料8元払って見学。魯迅に関連する資料は豊富なのだが館内はほとんど撮影禁止。撮影していたら警備員に怒られました。

魯迅故居に向かう

luxun04魯迅紀念館の後は魯迅故居に向かう。魯迅公園の南東に位置するのだが普通に路地にあるので見落とす可能性あり。偶然、写真撮影をしている集団を見つけて辿 り着く。しかも、日本人の集団だった。

luxun05まずは、外観を撮影した後に入場券を購入するが、椅子に座って待つように言われる。おとなしく待っている間に係員の おばちゃんたちが日本語の練習を始める。「ちょっと待って」とか言っており、ここには日本人がよく来るようだ。でも、ここに日本人がいるのだが・・・。気付いていないようだ。そうしている間におばちゃんに呼ばれてお姉ちゃん2人組の観光客と一緒に魯迅故居を見学する。

どうやら、内部は警備員が案内してくれるようで、先ほどの日本人たちが出てきた。一度に見学できる人数に制限があるようで、先に見学しているグループがいると待っていないといけないようだ。い よいよ魯迅故居を見学するのだが、ここも撮影禁止であった。でも警備員は色々と説明をしてくれるので8元払っても損はないだろう。

豫園周辺を見物

yuyuan011200頃に豫園周辺を見物する。まずは城隍廟を見学するが拝観料10元は高いです。特に見る価値はありません。続いて豫園を入場料30元払って見学しますが日本人の観光客多すぎです。

yuyuan02正直ここは30元の価値があるかというと疑問です。10元なら払っても良いかも?

nanshou01少なくともバックパッカーには行く必要のない観光地です。豫園を見学後は南翔饅頭店を見物する。上海で小龍包と言えばこの店である。ガイドブックだとテイクアウトで16個8元と紹介されていたが10元になっていた。値上げされたのかガイドブックが間違っているのか、どちらだろうか?

nanshou02まあ、どちらにしても話 のネタに食べてみて損はないと思う。帰りに40分並んで買って食べました。味は正直言って、味音痴の自分には分かりません!行列ができているから美味しいのだろう!

文廟と新天地へ向かう

bunbyo01豫園周辺を見物したら徒歩で南西に15分くらいの所に文廟が ある。文廟のある文廟路は露店が並んでおり豫園ほどではないが賑わっている。外国人観光客はあまり見かけない。文廟には拝観料10元を払って見学するが はっきり言って見学する物がありません。ここは見学より露店を楽しんだほうが良いです。

chukyo01続いて文廟から北西に15分くらいの所に新天地があり徒歩で移動です。新天地では中共一大会址紀念館(中共一大会址纪念馆)を見学します。

chukyo02入館料が3元と他の観光施設より安く設定されているので料金分の価値は十分あります。ここに限らず共産党関連の観光地は軒並み安く押さえられているのでありがたいです。しかし、館内は撮影禁止になっておりちょっと残念。撮影しようにも警備員と監視カメラでどうしようもありません。うっかり撮影して日本人だとばれたら袋叩きじゃ済まないかもしれません。おとなしく見学するしかありません。

宿に戻って吃驚

宿に戻ったら同部屋の杭州人からサダム・フセインの処刑を知らされ驚いた。新聞やテレビも見ないで、さらに台湾地震のせいでインターネットにも繋がらなかったので世界の動きは全く知らず。浦島太郎状態です。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
バス 8元 路線バス
魯迅紀念館 8元
魯迅故居 8元
城堭廟 10元
豫園 30元
文廟 10元
中共一大会址紀念館 3元
中共一大会址紀念はがき 10元
合計 100元

今日は紅色の旅

mazedong01今日は朝から紅色の旅になりそうだ。まずは毛沢東故居を見学する。大きな通りには案内の道路標識が出ていたので迷わずに辿り着く。

mazedong02入館料は5元なのだが入 場券が記念はがきで60分の切手代が込みになっているので差し引くと実質4元4角の入場料だ。郵便局であと3元9角分の切手を購入すれば日本にも記念はが きを送ることができる。観光客には嬉しい入場券だ。

mazedong03館内は撮影禁止のようなのだが警備員がおらず、管理しているおばちゃんも滅多に見回りに来ない。と言うことは、ほとんど撮影し放題なのです。館内には毛沢東が使っていたソファーや手紙が展示されており、狭い館内でも資料は揃っていたので5元払った甲斐は あったかなと思う。

中共二大会址紀念館を見学

2dai01毛沢東故居から中共二大会址紀念館を目指して移動するが徒歩15分くらいであっさり到着。

2dai02周辺を見物して入館料3元を支払う。ここの入場券も記念はがきな のだが切手は貼らないといけない。料金が安い分仕方ないか。館内を見学するも資料はあまりない。

2dai03しかも、ここも撮影禁止なのだがおばちゃんにぴったりマークされ監視が厳しくて全く撮影できず。諦めて孫中山故居に向かう。

今日の最終目的の孫中山故居を見学

sunzhongshan01
中共二大会址からほぼ南に10分ほど歩いて孫中山故居に到着。孫中山とは辛亥革命の孫文の 事だ。しかし、入館料が20元になっている。ガイドブックには8元と書いてあったのだが値上げしていた。2倍以上の値上げは正直痛い。ちょっと迷ったがや はり見ないと後悔しそうなので20元支払ってまずは孫中山文物館を見学するが館内は撮影禁止になっておりがっかりする。しかし、展示内容は満足できる内容だ。

sunzhongshan02
梅屋庄吉から孫文に送った写真や孫文が来た中山服など資料は豊富で20元でも仕方ないかなと思った。しかし、警備員の監視が厳しく撮影は困難であった。続いて孫中山故居を見学するが、ここは土足厳禁なのだが靴は脱がずに警察の鑑識のように靴にビニールをかぶせて見学する。

sunzhongshan03しかも、警備員の案内で見学をする。おまけにじっくり見学もできない。5分くらいで孫中山故居の見学終了。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10.7元
バス 5元 路線バス
毛沢東故居 5元
中共二大会址紀念館 3元
切手代 3.9元
合計 27.6元

新年早々天気は雨

朝から天気は雨で今日は宿で大人しくしているしかない。明日以降の計画を練るしかないようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 7.5元
合計 7.5元

龍華寺を拝観

ryukaji01今日も天気は小雨だったのだが明日には上海を出発するので観光は今日しかできないので強行する。まずは三国時代に建立された龍華寺を訪れる。上海駅から 41路のバスで龍華路で下車する。

ryukaji02すぐに龍華塔が見えるので道に迷うこともなかった。肝心の拝観料は10元だが、それほど高くはない。早速内部を見学すると雨にもかかわらず参拝客が大勢訪れている。皆熱心に線香を上げたり、お祈りをしている。写真撮影をしている観光客は思っていたほど多くない。

ryukaji03境内には食 堂もあり吉祥面が10元になっていた。5元なら食べても良いけど10元はちょっと高い。まあ、寺の重要な収入なんだろうな。

宋慶齢故居を見学

soukeirei01
龍華寺を見学した後は龍華路で44路のバスに乗車して交通大学で下車して淮海中路を東に5分ほど歩くと宋慶齢故居に到着。しかし、入場券を販売する售票处はあるのだが入口に人民解放軍の兵士か武警が立っておりちょっと驚く。入場券を購入後恐る恐る入るが特に問題なかった。敷地の一番奥に宋慶齢故居があり入ると、なんとここも孫中山故居と同じく警察の鑑識のように靴をビニールで覆って見学だった。同じく撮影禁止。見学開始時間は12:30だったので椅子に座って待つ。この時は見学者は自分ひとりだけだった。

soukeirei02しばらくすると係員が「还有2个小日本」(あと小日本が2匹来る)と会話しているのが聞こえた。個人的に「小日本」と言うのは自由だけど、勤務中はマズイでしょ。それに、ここにも小日本が一匹いるんですけど。気付いていないのかな?

soukeirei03少しすると会話の通り日本人が2人来て、ついに案内の小姐に連れられて見学 開始!中国語の説明を聞くが半分も理解できなかったがスターリンや金日成からの贈り物や宋慶齢と毛沢東の写真もあった。

soukeirei04日本人2人組には英語で説明したりしていたが自分は英語がさっぱり分からず。見学終了後は宋慶齢文物館を見学。

soukeirei05孫文と宋慶齢の日本語の結婚誓約書やインドネシアのスカルノやアメリカのニクソンから送られた銀食器などが展示されている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9元
地下鉄 3元
バス 7.5元
龍華寺 10元
宋慶齢故居 20元
合計 49.5元