雲南省旅行記2015春2 茶馬古道・沙渓古鎮

沙渓古鎮へ移動

維西→麗江

朝から雨が降っており天気が悪い。07:30頃、宿をチェックアウトしてバスターミナルへ行くが、窓口のおばちゃんが「麗江行きの客が3人しかいないので、07:50発のバスがキャンセルで09:30発のバスに変更」と言ってチケットを回収する。
まあ、客が少ないのではキャンセルもあるだろうが予定が狂ってしまう。

07:45頃、窓口のおばちゃんが「やっぱ麗江行きあるから乗車して!」とバスに乗車するように言ってきて乗車する。おい!おい!さっきキャンセルで今度はやっぱりあるというのはどういうことだ?まあ、予定通りバスが出発するので問題ないが・・・。

08:00頃に乗客3人で発車する。維西を出ると天気は雨から雪に変わり雪道の省道303号をシャングリラ、麗江方面へ進む。

道路状況は舗装された田舎道だがバスは70km/h以上で爆走する。この頃には天気は再び雨になる。09:15頃、長めのトイレ休憩となる。

09:45頃、バスが出発し田舎道を爆走していく。其宗を過ぎると金沙江沿いに走り、10:30頃、小さな町の塔城を通過する。10:50頃、麗江→維西のバスとすれ違う。

11:10頃、巨甸に入り道が広くなる。11:30頃、鶴慶→麗江→維西のバスとすれ違う。この頃には天気が晴れに変わる。

11:35頃、麗江と老君山黎明景区への分岐点の黎明郷中興を通過する。観光地への中継地点なので店や宿が少しある集落になっており、長江第一湾のある石鼓までは約40kmになる。

11:45頃、麗江→維西と下関(大理)→巨甸のバスとすれ違う。12:20頃、石鼓鎮に入り長江第一湾を通過する。13:20頃、麗江市内に入りガソリンスタンドでエンジンをかけたまま軽油を給油する。

日本ではあり得ない給油方法だが、中国ではエンジンかけっぱなしの給油は問題なしのようだ。他にも中国のガソリンスタンドには防爆壁がなかったり日本のガソリンスタンドとは違いが大きい。ちなみに軽油は1Lで5.82元(約116円)、ガソリンはオクタン価93で1L6.55元(約131円)であった。

麗江→剣川

13:30頃、維西から約5時間半でバスターミナルの麗江客運站に到着、ここで剣川行きのチケットを購入するが次のバスが16:00発で2時間半ほど待機となる。
チケット購入の際に身分証が必要でパスポートを提示する。剣川までの運賃は22元だ。

15:50頃、バスに乗車して発車を待つ。15:56頃、乗客が集まったので4分ほど早くバスが出発する。剣川までは約2時間の道のりだ。

17:15頃、予想より早く剣川客運站に到着。

まずは時刻表でバスの状況を確認すると大理の新市街の下関(下关)行きのバスが15分おき出ており一番本数がある。それ以外の麗江、昆明、シャングリラなどは本数が少ない。

剣川→沙渓

バスターミナル前で客待ちしている沙渓行き乗り合いタクシーに乗車する。運賃は13元だ。17:30頃、客が集まり乗り合いタクシーが出発する。乗客は地元民5人とイスラエル人1人、自分の合計7人だ。

18:20頃、沙渓古鎮に到着する。

馬圏46国際青年旅舎

沙渓古鎮での宿は古戯台の隣にあるユースホステルの雲南沙渓馬圏46国際青年旅舎だ。

部屋は8人ドミトリーで1泊25元(会員料金)だ。白族の古民家を利用しており雰囲気は非常に良い。古民家だが入口はオートロックになっており防犯面もしっかりしている感じだ。

ユースホステルには4泊して成都を目指すので、3月23日の大理→昆明、3月24日の昆明→成都の切符をネットで予約購入しておく。それと成都での宿も予約しておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14元
宿泊費 100元 1泊25元(会員料金)×4
バス 22元 麗江→剣川
ミニバン 13元 剣川→沙渓
鉄道 64元 大理→昆明
鉄道 252.5元 昆明→成都
合計 465.5元

茶馬古道の沙渓古鎮

茶馬古道の石橋・石鰲橋

09:30頃、沙渓古鎮周辺の散策へ出かける。
目的地は沙渓古鎮の南にある大理州最大の城隍廟と茶馬古道の遺跡である石鰲橋(石鳌桥)だ。まずは沙渓古鎮の東門になる東寨門から出て南北に流れる黒恵江に沿って南へ進む。

馬幇たちのキャラバン隊が行き交っていた時代は、大理からのキャラバン隊が東寨門から沙渓古鎮へ入っていった。黒恵江沿いから県道84号に入りひたすら南へ進む。

ロンリープラネット雲南によると南へ4kmの場所に城隍廟があるということであったが見あたらない。そのまま県道を南へ進み渓南村を過ぎると道路左側に石橋が見えてきた。11:45頃、石鰲橋(石鳌桥)に到着する。

沙渓古鎮の南約6kmの場所にある石鰲橋は清代に架けられた石橋で茶馬古道を行き交う馬幇たちのキャラバン隊が、ここから沙渓古鎮へ入っていった。今は石鰲橋以外に茶馬古道の痕跡は見あたらないが、この橋から川沿いに茶馬古道が沙渓古鎮へ延びていたのだろう。

沙渓城隍廟大照壁

12:15頃、橋を後にして県道を戻ると道路脇に怪しい古そうな白族の建物がある。近づいてみると「城隍」の文字が見える。

そして、文物保護単位の石碑を見つける。13:10頃、沙渓城隍廟大照壁に到着する。ロンリープラネット雲南には沙渓古鎮の南4kmとあったが実際は南2kmの場所であった。

沙渓城隍廟は大理ペー族自治州最大の城隍廟照壁が最大の特徴である。しかし、文化大革命では城隍廟は食糧庫として使用され現在も修復されず放置状態で門は閉ざされている。門の隙間から中を覗くと壁に当時の宣伝画が残っており文化大革命の跡がそのまま残されている。

マーケットが開かれる沙渓

13:30頃、沙渓古鎮に戻ってきた。通りではマーケットが開かれており結構賑わっている。7年前に訪れたときはこんなのなかったのだが・・・。

マーケットでは農機具から衣料、食料品、雑貨まで幅広く売られており、饅頭屋とかもあった。

沙渓古鎮はそこそこの規模のスーパーマーケットや安食堂もあるので大理古城なみに長期滞在が可能だ。

しかし、このマーケットの中でお経が聞こえてきた。こういった場所でお経が聞こえてくる場合は、やはり乞食が営業活動をしていた。日本だと乞食は禁止されているのだが、中国も表向きは乞食は禁止らしい。

でも、何故か乞食がいるのだ。今回は僧侶型乞食でお経を流していた。音響設備まで揃えているので職業乞食であることは間違いないであろう。毎月どれぐらいの稼ぎがあるのか興味深いところだ。

夕飯は回鍋肉炒飯(10元/約200円)を食べて、大理ビール610ml(3元/約60円)を飲む。昨日は別の店で6元の炒飯を食べたが、今日の店はスープと漬け物付きだ。

ビールは3元で安いのだが、コカコーラ500mlとペプシ600mlも3元だ。ビールとコーラが同じ値段というのは一体・・・。夜になりネットで成都→広元、広元→西安の切符を予約購入、広元での宿を予約しておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
鉄道 46.5元 成都→広元
鉄道 75元 広元→西安
合計 134.5元

朝の沙渓古鎮

07:30頃、起床して朝の沙渓古鎮を散策する。3月下旬になるが朝はかなり冷え込み霜が降りている。玉津橋などを見て回るが朝から観光客が出歩いている。

7年前に訪れたときは昼間でも観光客がほとんどいなかったのに・・・。凄い変わりぶりだ。玉津橋は大理からやって来る馬幇たちのキャラバン隊が渡る橋だ。

現在は大理への茶馬古道は残っていないようだが、橋から東へ延びる畑のあぜ道が茶馬古道の跡なのだろう。

恐らくこの道を進むと大理古城までつながっているのかもしれない。周辺の畑ではすでに農作業が始まっていた。

朝の沙渓古鎮はまだ店が開いておらず観光客が途切れると静かな空間が広がっている。

興教寺

09:30頃、興教寺を見物する。入場料は20元だ。

興教寺は明の永楽13年(1415)に創建された密教寺院で雲南からチベットへ続く茶馬古道に現存する貴重な寺院である。

20元払って見物してみたのだが正直言って内部は見る価値なし!僧侶はおらず博物館として運営されていた。山門で記念撮影すれば十分といった感じだ。

山門の修復に金掛けすぎて内部はパネル展示とかで誤魔化している感じがする。一応は本殿に金ピカの仏像があるのだが山門の仏像に比べるとかなり手抜きのような気がする。

山門の仏像は迫力があり寺の内部も非常に期待を持たせるのだが、実際は期待外れであった。

石宝山景区

09:50頃、剣川行きのミニバンに乗車する。10:15頃、沙渓から約10km離れた途中の石宝山への分かれ道で下車する。運賃は剣川までと同じ13元だ。この分かれ道から石宝山まで2km歩く。

10:40頃、石宝山景区入口に到着する。

入場料は50元から65元に値上げされていた。

10:55頃、まずは海雲居に到着する。海雲居は別名を茶花寺と呼び、清の康煕年間に創建された密教寺院だ。

海雲居

寺は結構古く修復もされていない様子なので歴史を感じさせなかなか良い雰囲気だ。寺院内には何故か関羽像がある。

もちろん周倉と関平の像もあったが由来は不明だ。11:20頃、海雲居を離れ奥へと進む。

宝相寺

11:45頃、宝相寺の入口に到着する。ここには野生の猿がいた。入口から階段を上がっていくと途中で古木が倒れて道を塞いでいる。

昼頃に山門に到着する。宝相寺は元の至正年間に建立された密教寺院で、元々は祝延寺と呼ばれていた。清の康煕年間(1687)に火災で焼失し康煕年間(1690)に再建された。

寺の本殿は絶壁に貼り付くように建てられ、内部には様々な仏像があり見応えがある。

宝相寺には徐霞客の像がある。
徐霞客は明の万暦年間から崇禎年間にかけての地理学者、旅行家である。まあ、バックパッカーの魁のような人物だ。明の崇禎12年(1639)に徐霞客は石宝山を2度訪れている。

絶壁に仏像がありなかなか見応えがる。その分だが階段が多く体力の消耗は激しい。

13:10頃、宝相寺から降りて再び奥を目指す。14:40頃、獅子関石窟区の入口に到着、ここから道路を外れ遊歩道へ入る。

14:50頃、獅子関石窟区に到着するが石窟のある御堂は鍵が掛かっており隙間から中を覗くだけになる。

石鐘寺

しかし、絶壁にあるので対面にある石鐘寺がよく見える。14:55頃、獅子関を通り抜け急な階段を下りていき今度は階段を上っていく。

この時間はかなり暑く半袖でちょうどいい気候だ。朝は霜が降りるほどの寒さであったが昼間は気温が高くなり寒暖差が激しい。体力を著しく消耗して、15:10頃、石鐘寺に到着する。

寺なのだが僧侶はおらず石窟を管理する博物館として機能している。石鐘山石窟には南昭国や大理国時代の石窟が残されており石宝山景区の一番の見所である。

石窟以外には清の光緒年間などの石碑が残っているが石窟などの文物の撮影は禁止となっている。15:40頃、石鐘寺を離れる。

沙渓古鎮へ戻るために山道を下って行くが、ゴミ箱からゴミが溢れていたり、ゴミのポイ捨てとかが酷い。

まあ、中国だから今更驚かなくなったが山でのゴミのポイ捨てとかタバコの吸い殻が本当に多い。中国人は山火事になったらどうするのだろうか?

ひたすら山道を下って行くと途中で沙渓が一望できる場所に出る。菜の花畑による黄色い絨毯が広がっていた。

17:00頃、沙登箐石窟区に到着。南詔国時代の石窟があるが中には入れず外から見るだけになる。

沙渓の菜の花畑

17:10頃、山道を抜けて畑が見え始める。沙坪村を通り県道84号に出た。道路脇には菜の花畑が広がっている。

菜の花畑の中を通り沙渓古鎮へと向かう。

17:45頃、沙渓古鎮に戻る。

夕飯は郵便局近くの情縁飯店で鶏蛋苦菜炒飯(6元/約120円)と雑醤米線の大盛り(8元/約160円)を食べる。この店は沙渓古鎮で数少ない安食堂だ。おまけに量が多いので非常に重宝する。大理や麗江なら10元出さないと同じ量の物は食べられないだろう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17元
乗合タクシー 13元 沙渓→石宝山
石宝山景区 65元
合計 95元

欧陽大院

昼頃、沙渓古鎮にある欧陽大院を訪れてみる。欧陽大院は個人宅で現在も人が住んでいる古民家だ。そして、入場料は10元だ。

10元払って中を見るかどうか考えてみたが外から中を覗うと、どうも中は見なくてもいいような気がしてきた。中国の民家だとリビングに冷蔵庫があったりするので入口だけにしておく。

外から門を見る限りは非常に雰囲気が良いのだが、実際に人が住んでいるとなると邸宅の中に家電製品とかがあってがっかりする確率が高い。

雲南名物の餌絲

昼食は沙渓古鎮でのもう一軒の行きつけの食堂の美美飯店へ。

美美飯店で雲南名物の餌絲(饵丝)を大盛り(8元/約160円)で食べる。ここは漬け物とかがお好みでトッピングできるのが特徴だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16元
合計 16元

雲南省旅行記2015春 梅里雪山と茨中教堂

24時間で河口からシャングリラへ

河口から鉄道で大理到着

06:15頃、目が覚める。まだ外は夜が明けていない。昆明で機関車を交換して進行方向が変わっている。大理到着は、07:22であと約1時間ほどだ。昨日、寝るまでの車内は空いていたが、予想通り乗客で混雑している。自分の寝台の区画は欧米人が5人寝ていた。やはり大理行きの列車は欧米人にも人気があるということかな?06:20頃になり、乗務員が切符と換票証の交換を始まり乗客が起きる。

大理駅到着前に車内放送で大理到着後に8号車で麗江行きの切符を販売すると放送している。このK9690次は大理到着後に麗江行きの列車になるので、そのまま車内精算という形で麗江行きの切符を販売して切符売り場の混雑緩和ということかな?

07:10頃、定刻より12分早くK9690次が大理駅に到着する。

20150312-02列車を降りるが始発駅の河口では半袖でちょうどよかった服装だが、大理ではさすがに半袖は寒すぎる。上着を着なければだめだ。

鉄道で大理→麗江

20150312-04駅を出て、そのまま切符売り場へ行き12306.cnで予約購入しておいた大理→麗江のK9629次の切符を受け取る。切符売り場は少し列が出来ていたが発券自体は1分ほどで終了。そのまま、駅2Fの待合室へ移動。

20150312-03入口で切符とパスポートの確認、荷物のX線検査を受けて待合室で2時間ほど待機するが、朝から痰吐きと手鼻の音が頻繁に響く。タイ、ベトナム、台湾の駅では、このような音は響かないので中国独特の光景といってよい。

20150312-0509:00頃、改札が始まる。

20150312-06改札口の先頭で待機していたので、改札口での乗車バトルはなく楽に乗車する。車内はまだ空いておりホームでは乗車の光景を撮影する。

20150312-07K9629次の発車時間は09:25なので発車まで少し時間があるので先頭の機関車を撮影に行く。機関車は韶山型のSS7Cで塗装が黄色なのは珍しい。今まで見た韶山型は緑系の塗装が多かったので、黄色の塗装は大理だけなのか?

20150312-08そして、行先票は列車番号が多く複雑な運行になっているのがうかがえる。

20150312-09定刻より2分早い09:23に列車が発車する。麗江までは約2時間の道のりだ。車内は平和でヒマワリの種を食べている乗客がいる。定刻より2分早い11:45に麗江到着。

20150312-10麗江の天気は晴れで暖かいというより涼しいといった感じだ。Tシャツの上にもう一枚着ていれば十分である。駅前は自動小銃を持った武警が警備しており、警備がかなり厳重だ。去年の夏はこれほど警備は厳しくなかったのだが、やはり全人代の会期中ということで警備が厳しいのだろうか?

麗江客運站

20150312-11麗江駅からは18路のバスで古城の近くまで行き、徒歩でバスターミナルの麗江客運站へ向かう。

20150312-1212:30頃、麗江客運站に到着し、バスの時刻表と運賃を確認するが去年の夏に訪れた時と変わっていないようだ。

20150312-13

20150312-14去年と同じでも念のため時刻表と運賃表を撮影しておく。

バスで麗江→シャングリラ

20150312-1513:00発、シャングリラ行きのバスのチケットを購入する。運賃は67元、観光客が多い路線なのでバスは結構綺麗だ。

20150312-1613:00に定刻通りバスが出発して高速道路を北へと爆走していく。14:15頃、トイレ休憩で停車するが有料トイレで料金徴収の爺さんがおり、文句言っている中国人がいた。

15:50頃、シャングリラの30km手前で検問がある。乗客全員が下車して身分証登記を行う。自分はパスポートを警官に提示するが登記はなしで顔写真との照合とビザを確認しただけで終了。全人代の関連の警備強化かと思ったが、ここはチベットだ。2008年3月14日のラサ暴動から7年になるが、やはり3月14日が近づくと外国人が多数訪れるシャングリラでも大人の事情で警備が厳しくなるようだ。

16:25頃、シャングリラの入口で再び検問。自動小銃を持った公安が乗車してきて身分証確認。自分はパスポートを提示するとパスポートの情報を台帳に記入して返却。特に問題はなし。

20150312-172路の路線バス終点である白塔には自動小銃を持った武警が3人で警備中。シャングリラの警備が厳しい。普段とは違う緊迫したシャングリラなので、こっそり武警の活躍する姿を撮影しておく。

20150312-1816:40頃、バスターミナルの香格里拉汽車客運站に到着。

20150312-19

20150312-2017:00頃、徳欽行きバスの状況を確認してから7路のバスに乗車する。運賃は1元だ。大きな交差点を通過すると武警が警戒にあたっており、シャングリラがいつもと違う状況に置かれていることがうかがえる。

一体何を恐れているのだろうか?シャングリラでテロでも起きるのか?4つ目の信号機のある交差点手前の二中路口のバス停で下車してユースホステルの香格里拉国際青年旅舎へ向かう。

香格里拉国際青年旅舎

20150312-21バスを降りて徒歩10分ほどで香格里拉国際青年旅舎に到着する。予約なしで乗り込んだけと寝床は確保できた。部屋は12人ドミトリーで1泊25元(会員料金)だ。

20150312-22ニーハオトイレなのだが宿代が安いし近くには食堂やスーパーもあるので、何だかんだ文句を言ってもここが一番である。古城内だと宿代が安くても周辺には高くて量の少ない観光用のレストランやボッタクリ食堂しかないので、総合的には高くついてしまう。

20150312-23夕飯は行きつけの食堂で香菇鶏麺(10元/約200円)と酸菜肉絲炒飯(10元/約200円)を食べるが、インフレで1元づつ値上がりしていた。

20150312-24去年は10元で大盛りだったのが、10元で中盛になってしまった。20:00頃、部屋で溜まったデータを整理していると同じ部屋の若者たちがこの後チベットへ行くなど楽しそうに旅行の計画を話している。

外国人の自分からするとシャングリラでの武警の警備状況からして中国の若者は何も違和感を覚えないのだろうか?なぜシャングリラにこれほどの武警が配置されているか考えないようにしているのだろうか?全人代の会期中というだけの理由でないことは薄々気付いているとは思うのだが・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
宿泊費 75元 25元×3泊
バス 67元 麗江→香格里拉
バス 2元 路線バス
合計 164元

古城近くの百鶏寺

07:30頃、起床するが3000m以上の高地にあるシャングリラの朝は冷え込む。シャングリラには表向きは高地順応のための滞在だが、裏の目的は、3月14日のシャングリラの様子を確認だ。

09:45頃、ユースホステルから徒歩で独克宗古城へ向かう。朝の散歩をかねて30分ほどかけていくが武警の巡回に遭遇する。何かのテロを警戒しているのか?シャングリラではアルカイダやイスラム国のテロ警戒ではなさそうだが・・・。

20150313-0110:15頃、独克宗古城に到着。

20150313-02去年の大火災から1年経過して一部では新しい建物の建設が始まっているが、まだ古い土台が残ったままの場所もあり復旧はまだまだ先のようだ。

20150313-03古城近くの山にある百鶏寺へ向かい、11:00頃、百鶏寺に到着する。GPSを確認すると3428mの場所で富士山より高い場所だ。

20150313-04チベット仏教の小さな寺院だが、地元民が参拝に訪れている。さすがに寺には公安はおらず表向きは平和そうだ。

20150313-05百鶏寺は元代にチベット仏教カギュ派の寺院として創建され、清の康煕13年にゲルク派の寺院に改められる。その後、災害が発生するたびに寺には祈祷のために鶏が放たれ百羽、千羽と増えていくうちに百鶏寺と呼ばれるようになった。

20150313-0613:00頃、スーパーで大理V6ビール470ml(2.8元/約58円)と康師傅のインスタントラーメン2袋(1袋3元/約62円)、統一のインスタントラーメン2袋(1袋2.5元/約62円)を購入する。「高地にいるのにビールなんか飲んでいるのか?」というツッコミはなしで!ユースホステルへ戻り昼食にインスタントラーメンを食べてビールを飲む。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 23.8元
合計 23.8元

警備の厳しいシャングリラ

20150314-01 09:30頃、シャングリラの独克宗古城へ向かう。今日は3月14日で中国政府にとってはチベット人の居住地に外国人が一番いてほしくない日とも言える。チベット自治区はパーミットの発給を停止して外国人を閉め出しているが、そのほかの地域は表向きは外国人旅行者は訪れることが出来る。

20150314-02まあ、シャングリラとかまで立ち入り禁止にすると欧米のマスコミが喜んで記事にしてしまうので、中国政府も表向きは外国人観光客歓迎ということだ。まあ、今の時期はオフシーズンだから外国人が少なく影響も少ないのだろう。

で、シャングリラの街を歩いてみると公安や武警が大きな交差点では警備についている。本当は写真を撮りたいのだが観光客がいないので、すぐバレて熱烈な指導を受けてしまいそうなので撮影は出来ない。

20150314-03大人しく古城を散歩して昼前にユースホステルへ戻る。

20150314-04昼食は節約のためインスタントラーメンで乗り切り、夕飯は回鍋肉炒飯を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 21元
合計 21元

シャングリラ→徳欽→飛来寺

バスで徳欽へ

06:30頃、起床して出発の準備を整える。今日は徳欽の飛来寺まで移動する。07:50頃、ユースホステルをチェックアウトしてバス停へ向かうが今日のシャングリラの天気は曇りでかなり冷え込む。

昨日、一昨日は春の陽気であったが今日は冬の天気だ。7路のバスでバスターミナルのシャングリラ汽車客運站へ移動する。運賃は1元だ。昨日まで大きな交差点では朝から武警や公安が警備していたのだが、今日は誰もいなくなっており、どうやら3月14日を過ぎれば警備は解除のようだ。

20150315-0108:20頃、シャングリラ汽車客運站に到着し、窓口で徳欽行きのチケットを購入しようとすると、08:20発のバスにまだ乗車できるということで検票口で精算して乗車する。

20150315-02運賃は67元で座席は一番先頭の補助席であった。08:26頃、バスが発車して国道214号を北上する。

20150315-0309:50頃、奔子欄の手前で検問により停車し運ちゃんが乗客の身分証を回収、登記しに行く。自分はパスポートを運ちゃんに渡す。登記が終わるまで休憩となり自撮り棒で金沙江を背景に記念撮影している乗客などがいる。

20150315-04検問所は公安以外にも自動小銃を持った武警が監視塔から警備しており田舎に似つかわしくない厳しい警備体制だ。

20150315-0510:05頃、登記が終わり運ちゃんが戻ってきてバスが出発となる。外国人の徳欽行きは従来通り特に規制なしのようだ。10:20頃、金沙江大湾(金沙江第一湾)を通過する。

20150315-0610:55頃、トイレ休憩で停車する。天気は晴れになり日差しは強いが気温は低く周辺の山は雪化粧したままだ。11:05頃、バスが出発して山道を登っていく。

世界自然遺産 三江併流・白馬雪山

20150315-0711:30頃、峠を越えたところで5分間の休憩となり白馬雪山を撮影する。

20150315-08白馬雪山は自然保護区に指定されており、世界自然遺産・三江併流の一部である。12:30頃、運ちゃんが飛来寺行きの乗客がいるか聞いてきた。そして、飛来寺行きの乗客が全部で10人おり1人5元で飛来寺まで行ってくれることになる。

20150315-0912:40頃、徳欽汽車站に到着。12:55頃、バスが臨時で飛来寺へ出発する。運賃は5元だ。13:00頃、西当から徳欽へ戻るバスとすれ違う。雨崩村へ行く場合は、西当へのバスに乗車して終点の西当温泉で下車し、その先は徒歩か馬になる。

20150315-1013:10頃、飛来寺に到着する。正確には飛来寺景区の景観台の前に到着だ。

飛来寺覚色滇郷青年旅舍

20150315-11ここから徒歩5分ほどでユースホステルの飛来寺覚色滇郷青年旅舍に到着する。

20150315-12オフシーズンなので宿泊客はほとんどおらず1泊20元(会員料金)の10人ドミトリーは自分を含めて3人だけだった。

20150315-13国道沿いに歩いて梅里雪山や麓の西当村、瀾滄江(メコン川の上流)の景色を見るが梅里雪山は雲に隠れている。

20150315-14眼下には瀾滄江(メコン川)が流れている。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 20元
バス 67元 シャングリラ→徳欽
バス 5元 徳欽→飛来寺
合計 92元

梅里雪山

飛来寺明珠拉卡景観台

07:30頃、起床して梅里雪山の見物へ向かう。外はかなり冷え込んでいるが天気は晴れですでに飛来寺景区(飛来寺明珠拉卡景観台)には観光客が多く訪れている。

20150316-01入場料は金沙江大湾とかのセット券で150元するが、昨夏に明永氷河や雨崩村へ行った時の入場券があり、まだ飛来寺景区は未使用で試しに使ってみたらそのまま使えた。

20150316-02昨日は雲に覆われていた梅里雪山だが、今日は朝から天気が良く梅里雪山が一望できる。

20150316-03朝のうちは観光客で賑わっているが、ほとんどが雨崩村へ行ったり、シャングリラや麗江へ戻るので、09:00頃になると観光客はほとんどいなくなる。いるのは巡礼で訪れているチベット人ぐらいになる。

20150316-0410:30頃、ユースホステルへ戻るが宿泊客ほとんどチェックアウトしており残っているのは自分ともう一人だけだ。去年の夏に宿泊した時は賑わっていたのだが、閑散期になるとこれほど客がいなくなるとは・・・。まあ、他の宿も開店休業状態で似たような感じだ。

でも、11月-3月が晴天の確率が一番高く梅里雪山を見るのには最適な季節だが、かなり冷え込む季節というのが難点であるが・・・。

昼前にユースホステルをチェックアウトして国道沿いで徳欽の県城へ向かうバスが通過するのを待つ。昼ぐらいに西当温泉から徳欽へ戻るバスが発車しているはずなので、13:00前後に飛来寺を通過するので、それを狙って待つのだが老板が徳欽の県城へ行く用事があるようでタクシーで一緒に徳欽の県城へ向かう。タクシー代は10元だ。

徳新楼

20150316-05昼頃、徳欽の県城に到着しバスターミナルで茨中行きのバスがあるか確認したら今日は既にバスがなく明日朝の維西行きのバスで茨中橋から徒歩ということだった。まあ、バスがないので徳欽で1泊することになり、去年も利用した徳新楼へ。1泊40元だが外国人OKの宿なので追い出される心配はない。

20150316-06時間が出来たので何も見るところのない徳欽の街を散歩して過ごす。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14.6元
宿泊費 40元
タクシー 10元 飛来寺→徳欽
合計 64.6元

フランス人宣教師が建てた茨中教堂

徳欽→茨中橋

06:40頃、起床するがすでに巡礼者と思われるチベット人たちは起きて出発の準備をしている。こちらも出発の準備を整えるがウンコしにトイレへ行くと茶色い大きなバナナが山盛りだ。ウンコぐらい流せよ!どうやら、中国人のチベット人はダライ・ラマたちのチベット人とは全く違うのかもしれない。

20150317-0107:20頃、宿をチェックアウトして徒歩2分ぐらいのバスターミナルへ移動。茨中行きのチケットを買おうとしたが茨中への直通バスは運行されておらず、茨中の入口になる茨中橋までチケットを購入。

20150317-0208:00発車の維西行きのバスに乗車する。運賃は26元だ。

20150317-0308:00頃、バスが発車して省道233号を瀾滄江に沿って南下していく。バスは25人乗りだが乗客は自分を含めて4人だけだ。維西へは、12:30-13:30到着ということであった。

20150317-04そして、当然だが途中で客を乗せながらバスは走る。維西への道は7年前の2008年とは違い新道ができており道路状況はよいが梅里雪山は見えなくなっていた。旧道は道が悪くても梅里雪山が見える絶景だったのだが・・・。

標高3200mの徳欽から峡谷を下っていくが途中で雨が降り始める。標高2600mぐらいまで下がってくると瀾滄江沿いに樹木が見え始める。徐々に高山帯の気候から変わっているようだ。

茨中橋から徒歩で茨中へ

20150317-0509:20頃、茨中橋手前の燕門を通過して、09:40頃、茨中橋に到着する。ちょうど雨はやんで晴れ間が見えてきた。茨中橋で下車したのは自分一人だ。瀾滄江の対岸にある村に教会が見えるので、あれが茨中教堂(茨中天主教堂)だろう。

20150317-06峡谷の下にある吊り橋が茨中橋だ。7年前に通ったときは道路は橋の脇を通っていたが、今は旧道は放置され新道が峡谷の上を通っている。

20150317-07谷を下り吊り橋の茨中橋を渡るが「危橋」の標識がある。吊り橋はかなり傷んでいるようだ。吊り橋の脇ではコンクリートの新しい橋が建設中だ。今は歩いて吊り橋を渡っていくという秘境への旅という雰囲気が出ているが、あと1年もすれば新しい橋が完成して茨中への交通の便がよくなれば秘境ではなくなるだろう。

20150317-08橋を渡り村とは逆の左(南)へ道が延びている。道なりに上り坂を歩いて行くと道が左右に分かれ、ここで右(北)へと歩いていく。そして、ひたすら未舗装の道を歩いていくと茨中教堂が見えてきた。10:30頃、茨中教堂に到着する。とりあえず、教会の近くにあるナシ族の納西閣劉老客桟に1泊する事にする。

20150317-09部屋は3人ドミトリーで1泊40元だ。設備からすると料金は高いが辺境の土田舎でも茨中教堂というそこそこ有名な観光地があるので、この料金なのだろう。

20150317-10でも、トイレは壁と屋根と穴があるだけだ。しかも、穴にしたまま水を流さないニーハオトイレなので穴の底はウジだらけの地獄絵図だ。夏はハエが大量発生して衛生状態はかなり悪いといえる。

茨中教堂

20150317-11茨中は食堂とかがなさそうな村なので老板娘に昼食と夕飯を1食30元ということでお願いしておく。11:00頃、茨中教堂へ行ってみるが神父が昼食の準備で教会を閉めるということで追い出される。

20150317-12入口の貼り紙には午前中の見学は08:00ー12:00となっているのだが・・・。仕方がないので村の中を歩いて撮影場所を探す。

20150317-13周辺を歩いて茨中教堂を撮影しつつ村の中を探検してみるが教会以外には特に見どころはない。

20150317-1414:00頃、遅めの昼食になり老板娘たちとお昼ご飯を食べる。30元も取るので二葷一菜で食べ放題というか量多すぎだ。あとバター茶付きだ。料理の味は申し分なし!まさに本格中華料理だな。

残しては悪いと思い遠慮なくどんどん食べていくが、おかずがなくなりかけると老板娘がおかずを補充してきた。ナシ族でも食べきれないほどの食事を出すという中国伝統の悪習があるのか?残してはもったいないと思いどんどん食べたが、やはり食べきれなかった。

残ったおかずがもったいないのだが、この客桟には豚が飼われており、豚の餌になるのだろう。しっかり、リサイクルシステムが確立されてはいるのだが、老板娘がせっかく作った料理が豚の餌になってしまうのは少々納得がいかない。

20150317-15食後に周辺を散歩するが建設中の橋が完成すると茨中への交通の便が格段によくなるのだが、橋ができると村の中にそれなりの道路が通ることになる。そうすると観光開発の波が押し寄せて教会のある静かな村が・・・。

20150317-16茨中教堂は2年か3年後には騒がしいレストランや土産物屋だらけの観光地になりそうな気配が・・・。すでに橋の建設現場周辺の畑には教会の方へ向けて規制線がある。これは道路を通すという意味か?

20150317-17教会へ向かいながら麦畑とブドウ畑を見ていく。麦畑はちょうど実がなっており来月辺りには刈り入れになるのだろう。

20150317-18ブドウ畑は枝から芽が出ており、これから育っていくといったところだ。ブドウの収穫は9月中旬辺りのようなので半年も先になる。

20150317-1915:30頃、教会へ行くが観光客は誰もいない。いるのは神父だけであった。茨中教堂(茨中天主教堂)はプロテスタントの教会で元々は19世紀にキリスト教の伝道のためにやってきたフランス人宣教師によって茨中村の南にある茨姑村 に教会が建てられたが清の光緒31年(1905)にキリスト教排斥運動で破壊され、清の宣統元年(1909)にフランス人宣教師によって茨中村で再建が始まり1921年に完成した。

20150317-20そして、フランス人宣教師がキリスト教と共にワインの製造技術とブドウの苗を伝えた。このブドウの苗がローズハニーと呼ばれる品種でフランスでは絶滅してしまった品種で、このローズハニーを使ったワインは珍品として世界中のワイン愛好家に知られている。

教会のその後は文化大革命で小学校として使用されていたため他の教会や寺院などのような壊滅的な破壊は免れた。現在はチベット仏教が信仰される地域に残る教会、そして、フランス人宣教師が建てた教会とローズハニーで作られたワインという歴史的背景により、茨中教堂は広く知られている。

20150317-2115:55頃、茨中橋を渡るバスを発見する。よく見ると徳欽-茨中のバスであった。昨日は茨中行きのバスはないといわれていたのだが、隔日運行とかなのか?それともバスターミナル発でなく乗り合いタクシーとかの乗り場から出ているのか?

20150317-22まあ、どちらにせよ徳欽-茨中のバスが運行されていることはわかった。この時間に茨中橋を通っているので、徳欽を14:00ー14:30ぐらいに出発かな?16:30頃、タルチョの見える岩山に上ってみると茨中の村が一望できる場所であった。

20150317-23

20150317-24タルチョがたなびく岩山から茨中の村を眺めながら過ごす。

20150317-25そして、岩山の裏側はキリスト教徒の墓地になっていた。

20150317-26この村はチベット仏教とキリスト教が共存する村であった。村を散歩してみて分かったのが看板の出ている宿は4軒だけであった。売店は教会の近くで1軒営業していた。

夕食後は教会とブドウ畑以外は何もない村なのであとは寝るだけとなる。老板娘たちは中国のドラマで最大の娯楽ともいえる抗日ドラマを見ており、時折変な日本語が聞こえてくる。ドラマの中で無理に日本語を使おうとしてデタラメな日本語になるのだろう。視聴者は正しい日本語がわからないのでデタラメな発音や文法でも問題ないようだ。抗日ドラマで手っ取り早く視聴率を稼ぐが視聴者の無知につけ込んでいい加減な日本語でも問題なしということか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 60元
宿泊費 40元
バス 26元 徳欽→茨中橋
合計 126元

徒歩で茨中→茨中橋

05:00頃、ウンコしたくなったので外のニーハオトイレへ行く。もちろん、灯りはないのでヘッドライトをつけてでないと真っ暗でなにも見えず板を踏み外してウジの湧いたウンコへ落ちてしまう。かなり上級者向けのトイレだ。

20150318-0107:00頃、起床する。08:00頃、客桟を出て谷の向かい側の省道へ向かう。

20150318-02昨日来た道を戻り谷底にある吊り橋の茨中橋を渡る。

20150318-03瀾滄江を越えて再び谷を上り、08:45頃、省道233号に到着。道路脇には売店があり、ここで物資補給したり、バスが来るのを待つことができる。

20150318-04それと、売店の隣は武警の詰め所になっており、道路上にはパイロンが置かれ車は一時停止するようになっている。バイクはそのまま素通りしているので、ここはそれほど警備は厳しくない。身分証確認なしで車内を一目見るだけで終わっている。

茨中橋→維西

20150318-0509:00頃、昨日、徳欽から茨中へ来たバスが通り徳欽へ戻っていった。おそらくバスは毎日運行の可能性がある。省道脇の売店で維西行きのバスが通のを待つが、昨日、徳欽から来たときには、09:40頃、茨中橋に到着したので30分ほどの待機で済むだろう。

20150318-0609:15頃、予想より早く維西行きのバスがやってきた。バスに乗車して瀾滄江に沿って維西へ向かう。運賃は60元だ。

20150318-0709:35頃、烏弄龍水力発電所で通行規制のため停車となる。10:30頃、通行規制が解除されバスが出発する。10:45頃、維西からの徳欽行きバスとすれ違う。10:50頃、巴迪郷を通過してトイレ休憩となる。

ウンコしたいので1元の有料ニーハオトイレへ駆け込む。ニーハオトイレはウンコまみれの地獄絵図を覚悟していたが、運良くウンコが流れていく側溝は水が流れておりウンコなしで、シャングリラバスターミナルのウンコ山盛り有料トイレと比べれば100万倍以上良好であった。ちゃんと掃除してあれば有料のニーハオトイレでも料金は払ってもいいだろう。ウンコしたら掃除のおばちゃんに1元払ってバスへ戻る。

20150318-0811:05頃、バスが建設中の里底水力発電所の脇を通過する。瀾滄江ではいくつかの水力発電所が建設されている。水量のある瀾滄江ならかなりの発電量を期待できるだろうが、ダムで水をせき止めたりするのでメコン川下流域の国々への影響が心配だ。12:15頃、小維西を通過。12:45頃、維西→徳欽のバスとすれ違う。

維西客運服務站

20150318-0913:10頃、維西のバスターミナルである維西客運服務站に到着する。昨日食べ過ぎたので、またウンコしたくなってバスターミナルの1元の有料ニーハオトイレへ行く。すでに先客3人ほどがウンコ中であった。

20150318-10ウンコをした後は窓口のオバちゃんに剣川行きのバスがあるか聞いてみるが、剣川行きはなく、今日の麗江やシャングリラ行きのバスも終わっているということなので明日朝の麗江行きのチケットを購入する。とりあえず維西のバスの運賃時刻表も確認しておく。

興隆賓館

20150318-11続いて宿探しだが周辺にはボロ宿から値段の高そうな賓館まで揃っている。今回はバスターミナルの斜め向かいにあった興隆賓館に宿泊することにする。

20150318-121泊40元でトイレ共同、シャワーなしだが、窓のある部屋なのでまあ良いだろう。登記の際にオンラインでパスポート情報を入力できず、台帳に記入していたので本当は外国人の宿泊はダメな宿のようだが何とか泊めてくれた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18.5元
宿泊費 40元
バス 60元 茨中橋→維西
バス 69元 維西→麗江
トイレ 2元
合計 189.5元

東南アジア旅行記2015-中国からベトナムへ

フェリーで神戸→上海1日目

神戸港ポートターミナル

09:00頃、三ノ宮駅に到着する。三ノ宮駅前が新鑑真に乗船する前にATMで現金を引き出したり、コンビニで食料を買い込んだりできるの最後の補給場所になる。

補給を済ませたらポートライナーに乗車して2駅目のポートターミナルで下車する。乗車時間は6分ぐらいで、ここが神戸ー上海を結ぶフェリー乗り場だ。駅を出てポートターミナルの2Fへ移動して乗船手続きを済ます。予約しておいた2等和室の往復運賃を現金34000円支払う。

10時頃から検温や出国手続きが始まるので40分ほど待機となる。ポートターミナルの状況だが工事中の区画が多いのだが、正直言って何もない。コンビニやATMが存在しない都会の中の田舎だ。

10:00頃に検温が始まり続いて出国手続きが始まるが出国カウンターは2つだけ開いており空港と比べるとかなり寂しい。パスポートに出国スタンプを押してもらい出国手続きを済まし、続いて税関検査でパスポートの確認だけをする。出国時で税関検査を受けるのは初めてだが特に申告するものはない。ちなみに100万円相当の現金を持ち出す場合は届け出が必要だ。

税関検査を済ました所でトラブルが発生する。日本人のおっさん一人が税関検査を無視して通り過ぎて行き税関職員に呼び止められるというか、税関職員が追いかけて連れ戻すが、おっさんは大声で税関職員に文句を言っている。

出国時に税関検査は滅多にないので税関検査を受けるのがお気に召さないようだ。おっさんが喚くので2人体制の税関業務はストップしてしまう。乗客全員が税関検査を受けているのに何で税関検査を嫌がるのだ?出国時でも税関検査があることは税関のWEBサイトにも書いてあるぞ!何か見られると都合の悪い物でも持ちだそうとしているのか?

まあ、見物していても時間の無駄なので自分は新鑑真に乗船する。部屋は2等和室なのだが乗客は自分一人で貸切状態だ。

出港は11:00なのでデッキに出て外の状況を確認していると、先ほど税関で喚いていたおっさんが船員と一緒に乗船していく。あれから結構時間が過ぎているので税関で足止めを喰らっていたようだ。おっさんの後に乗船する乗客が見当たらなかったので、最後まで税関検査を嫌がっていたようだ。

この状況からして手荷物全検査された可能性は非常に高いだろう。最初から大人しく税関検査受けていればパスポートの確認だけで済んだのだろうに・・・。11:00頃、神戸港を出港して上海へ向かう。

新鑑真は瀬戸内海を航行

神戸港を出てから明石海峡大橋、瀬戸大橋を通過して瀬戸内海を航行していく。

17:00頃になると夕焼けの海を見ることが出来るが外はかなり寒い。瀬戸内の夕日は暖かくなってからでないと見るのはしんどい。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。

神戸港(ポートターミナル)
N 34°40’49.17″
E135°12’11.53″

フェリーで神戸→上海2日目

船酔いで寝込む

朝から船酔いだ。長崎の五島列島沖を通過した頃から揺れが酷くなり完全に寝込む。この日は朝食を食べただけで翌日まで飲食なしで寝ているだけだ。

フェリーで上海到着、列車で雲南省昆明へ

上海港到着

朝になりすでに陸地が見え長江を航行している。途中で艦艇が停泊しているのが見える。上海港到着は11:00の予定で現在はちょうど9時だ。まだ時間があるのでゆっくりと準備をする。

10:30頃、上海港に到着するが手続きが終わるまでは下船はできないのいで、しばらく待機となる。上海の天気は曇りで対岸の東方明珠塔は霞んでいる。

地下鉄で上海南駅へ

10:55頃、下船しバスでフェリーターミナルのビルへ移動し入国手続きをする。窓口は1つだけしか開いておらず長蛇の列だ。入国手続きは無事に済み、11:25頃、上海港国際客運中心の外へ出た。下船から約30分での中国入国だ。

徒歩で地下鉄12号線の国際客運中心駅まで移動するが、途中で街路樹に痰を吐くおっちゃんに遭遇する。何てことだ。中国入国から約10分で痰吐きに遭遇するとは・・・。約1ヶ月ぶりの痰吐きの音であった。これから上海南駅まで移動するのだが、上海南駅までの運賃は4元だ。

11:40頃、地下鉄に乗車して大連路で4号線に乗り換え、宝山路で3号線に乗り換え、12:30頃、終点の上海南駅に到着する。

地下鉄の改札口を出て、上海南駅へ移動する。

上海南駅で切符受け取り

まずは荷物などのX線検査を受けてから切符売場へ向かう。

設置前の新しい自動発券機があったが外観からはパスポート読み取り機能はなさそうだ。ネットで切符を購入しても自動券売機にはパスポート読み取り機能がないので外国人は窓口のおばちゃんたちと戦わなくてはならない。

ということで、窓口で予約番号を書いたメモとパスポートを出して切符を受け取る。
幸い混雑はしていなかったので問題無しだ。

雲南省昆明まで列車で2泊3日

今回乗車する列車は18:35発、上海南→昆明のK79次だ。2泊3日で雲南省昆明まで2660kmの長旅だ。まだ発車まで5時間以上あるので待合室で待機となる。

待合室の入口では切符と身分証の確認をしており、上海南駅の駅員はしっかりしているようで、ちゃんとパスポートを確認していた。やはり大都市の駅だとしっかりと仕事している。

17:50頃、待合室に列が出来始めたので並んで改札が始まるのを待つが既に列は崩壊して割り込みが・・・。

18:10頃、改札が始まるが何故か両隣の改札口に変更になり大混乱に陥る。何で変更なんかするんだ?1番乗りしていた白人さんは何が起きたか理解していない様子であったが遅れながらも隣の改札口へ向かう。自分も改札口を通過して7番線へと向かう。乗客はエスカレーターで降りようとして長蛇の列が・・・。

しかし、脇に階段があるのを見つけ誰もいない階段を下りてホームへ向かう。階段は誰もいないのに何故エスカレーターを使うとするのだろうか?中国人の行動心理は理解不能だ。

K79次の車両には「大理号旅游文化列車」と表示されている。

18:15頃、乗車して切符と換票証を交換する。これにより寝ていても目的地の手前で乗務員が換票証と切符を交換しに来て起こしてくれるので寝過ごす心配がない。切符を換票証に交換したら次は荷物の置き場所を確保する。

今回は昆明までの2泊3日の長旅なので座席の硬座ではなく寝台の硬臥(日本のB寝台に相当)で移動する。年寄りには2泊3日の硬座は過酷なので久しぶりに硬臥となる。

18:35に定刻通り上海南駅を発車し昆明へ向けて走り始める。2泊3日2660kmの寝台列車の旅の始まりだ。車内放送で音楽が流れ雰囲気満点である。日本にはない車内音楽は中国の鉄道の特色である。久しぶりの硬臥は思いの外快適だ。

車内放送の音楽が流れるだけでうるさい話し声は聞こえない。硬座と硬臥の差がこれほどとは思いもしなかった。快適な鉄道旅行は寝台車に限るようだ。今頃、硬座の車両はいつも通りのカオス状態なのだろう。

ちょうど夕飯時なので盒飯の車内販売が始まる。盒飯は簡単にいえば弁当だが、ぶっかけ飯やネコまんまの場合もある。この列車の盒飯はコンビニ弁当みたいな感じで値段は20元で結構高い。

20:35頃、杭州東駅に到着する。杭州東駅は高速鉄道も発着する大きな駅なのだが、2007年に旅をしたときは結構ボロい駅だったのだが、何やら物凄く立派な駅に変貌している。中国の発展の速度は速い。

杭州東駅を発車して列車は南へと走る。この時間になると寝ている乗客が多くなってくる。21:00過ぎになりボチボチ寝ることにする。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

上海港国際客運中心
N 31°14’57.95″
E121°29’34.28″
国際客運中心駅
N 31°15’06.98″
E121°29’34.89″
上海南駅
N 31°09’15.92″
E121°25’34.07″
本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 488.5元 上海南→昆明
日本でネット予約
地下鉄 4元
合計 492.5元

鉄道で上海南→昆明

列車は湖南省を西へ走る

07:30頃に起床する。GPSで確認すると列車は湖南省あたりを走っているようだ。

車内ではちょうど朝食に車内販売が始まる。米線や稀飯(おかゆ)、饅頭を売っているが値段は15元(約300円)で結構いい値段をする。

外は霧が出ており遠くが見えないので周辺の状況はよくわからない。わかっているのは田舎を走っていることぐらいだ。外の霧の景色を眺めていると車内で乗務員が清掃を始める。乗務員がこまめに清掃をするので車内は清潔に保たれている。

中国では列車の運行中に車内清掃をするのが一般的で清掃をしないと乗客の質にもよるが車内はゴミだらけになってしまう。乗客の一人一人がゴミをゴミ箱に捨てれば乗務員の負担が軽減されるのだが、乗客はその様なことを考えていないのだろう。

株洲に到着する。株洲は湖南省の地方都市だが滋賀県の地方スーパーの平和堂が出店している。しかも、スーパーではなく高級百貨店としてだ。2012年の反日暴動では襲撃に遭っているが頑張って営業しているようだ。株洲は鉄道の要衝でもあり各地からの列車が通るのだ。

09:00頃、株洲を発車して西へと向かう。10:40頃、娄底に停車、11:15頃、漣源に停車して西へ向かう。周囲の状況は徐々に丘陵地帯から山が増え始めて山間部に入り始めたようだ。
11:30頃、盒飯の車内販売が始まる。盒飯は20元(約400円)で高い。どれくらい高いかというと20元もあればイスラム食堂で牛肉麺と炒飯が食べられる金額になる。まあ、食堂車で食べるともっと高くなるけど・・・。

午後になるとトンネルが多くなり山間部に突入したようだ。ポメラとGPSの電池がなくなってきたので車内で充電をするがコンセントが数少ないのでいつも塞がっているのだが、ハノジ型のコンセントは開いているので変換アダプタを使って充電をする。

しかし、変換アダプタなんか使うので乗客の注目を集めてしまう。まあ、変換アダプタなんて普通は持っていないからなあ・・・。

昼食は盒飯

14:45頃、湖南省最後の停車駅である懐化に到着する。停車時間が15分ほどあるのでホームでは、おっちゃんやおばちゃんたちが盒飯、カップめん、飲料などを売っており乗客が降りて購入している。

自分も遅めの昼食に盒飯を購入する。盒飯でも駅で売っているから駅弁みたいな感じかな?値段は10元(約200円)で車内の盒飯の半額だ。半額といってもまだ高めなのだが、まあ駅でこの価格は妥当だろう。

それで、肝心の盒飯だが、作りたてのようでまだ暖かく量的には日本のコンビニ弁当と同じぐらいで味も悪くない。唐辛子が程良く利いている。

でも、炒め物の油が多いが、まあ中華料理だから仕方ないか。ご飯は長粒種で粘りけは少ない。総合的には味も値段も妥当だ。ただ、作りたてを販売できるのなら日本の駅弁みたいに地域の特産品を使うと面白いと思うのだが、中国で駅弁というのは無理かな?

15:00頃、懐化を発車して湖南省から次の停車駅のある貴州省玉屏へ向かう。15:30頃、公安の身分証確認が始まった。いつもなら夕方か夜になってからなのだが、今日は早めだ。

公安にパスポートを提示すると、「う~ん」と唸りながらしっかり中身を確認している。そして、公安がしっかり確認しているので周囲の乗客の視線もパスポートへ。ビザの欄を確認したら、そのままパスポート返却で終了。しっかり確認しているので質問してくるのかなと思ったが、やはり外国人には関わりたくないのかな?

16:55頃、貴州省最初の駅である玉屏に到着する。ここでは、その場で盛りつける盒飯を販売していた。でも、快餐みたいなぶっかけ飯ではなくおばちゃんが「鶏腿○○」と叫んでおり、でかい鶏のもも肉が盛りつけられた弁当であった。

これはある意味で駅弁ということか?
値段を聞き忘れたがなかなか興味深い。
日本みたいにご当地駅弁で売り出せば面白いと思うのだが、中国に駅弁文化があればなあ・・・。

17:00頃、玉屏を発車して、少数民族で有名な凱里へ向かう。17:20頃、夕飯時なので盒飯の車内販売が始まる。値段は20元(約400円)で中身はお昼のと同じなので、駅で買った方がいいかな?それに駅で買った方が駅弁の雰囲気もあるし・・・。

凱里の盒飯は外れ

18:55頃、ミャオ族などの少数民族で有名な凱里に10分ほど停車する。ホームでは盒飯の販売があり、玉屏で売られていた盒飯と似たような感じで鶏のもも肉が盛られている。値段は20元(約400円)で結構高めだが試しに買って食べてみる。

19:10頃、凱里を発車して西の貴陽、昆明へと列車は走る。車内で購入した盒飯を食べるが正直言ってあまり美味くない。懐化で買った10元の盒飯の方が美味かったぞ!

どうも駅で売られている盒飯は当たり外れがあるようだ。今日はもう寝ることにする。明日は時刻表通りなら7時前に昆明到着だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 30元
合計 30元

新路線を乗り鉄・昆明→河口北

昆明到着

03:45頃、雲南省の宣威に到着する。昆明には06:57到着予定なので、まだ3時間ほどある。洗面台へ顔を洗いにいくと先客の兄ちゃんが顔を洗っている。隣で自分も顔を洗うが先客の兄ちゃんが蛇口に直接口を付けて口を濯いでいる。

そして、口を濯いだらそのまま立ち去ってしまった。おいおい、蛇口洗えよ!いや、蛇口に口付けんじゃねえよ!さらに連結部でタバコを吸っているおっさんは痰を吐いているし・・・。夜が明ける前から今日も中国はアクセル全開のようだ。

04:00頃、列車は宣威を発車し、次の停車駅の曲靖へ向かう。乗務員が曲靖で降りる乗客を起こして切符と換票証を交換している。切符と換票証を交換することによって寝過ごしを防止するのだ。

05:00頃、曲靖に到着し数名の乗客が下車していく。そして、乗務員が二度寝して寝過ごす乗客がいないか車内の確認もしている。

05:10頃、曲靖を発車すると車内の照明がつき、車内放送も始まる。これで寝ていた乗客も起き始める。次は終点の昆明だ。切符と換票証を交換して昆明到着を待つ。

07:01に2泊3日かけてK79次で上海南駅から昆明駅に到着する。まずは切符売場へ行きネットで予約しておいた河口北行きの切符を受け取る。河口北行きの切符は硬座がまだ300枚以上残っていたのでネットで予約購入しなくても大丈夫そうだ。

切符を受け取ったので次に待合室へ向かう。駅前の広場には夜明け前でも武警が自動小銃を持って警備している。どうやら2014年のテロ事件以降は24時間体制で警備しているようだ。

待合室までに切符とパスポートの確認とX線検査があり、07:30頃、待合室に到着する。昆明からは、09:32発のK9832次で河口北へ向かう。

昆明-河口の鉄道は昆明北-河口のメーターゲージの営業運転が停止していたが、2014年12月10日から新たに標準軌で昆明-河口北の路線400kmが営業運転開始となっている。これでベトナム国境の河口まで鉄道でいけるのだ。

鉄道で昆明から河口へ

改札が始まるまで約1時間半の待機だ。

09:05頃、改札が始まり乗車する。

車両に付いている行先票は麗江、大理、昆明、河口北と表示されている。車両の編成が硬座2両で残りが硬臥と軟臥になっているので昆明-大理-麗江が主路線で昆明-河口北は副路線という感じのようだ。

09:32に定刻通り昆明駅を発車する。とりあえず自分のいる硬座車両は満席になっている。外の天気は雨だが、河口も雨だろうか?

そして、発車から6分でタオルの実演販売が始まった。中国の鉄道は車内販売は飲食物だけでなく、日用雑貨の実演販売がある。今まで遭遇したのが、タオル、靴下、歯ブラシ、偽札識別の紫外線ライト、記念硬貨、ベルトなどがある。この実演販売は中国の鉄道旅行での名物といってもよいだろう。

昆陽、玉渓、通海と列車は南へ走るが路線は単線で列車交換待ちが何度もあった。玉渓まで以前からあった線路のためかそれほど速度が出ていないが、玉渓から南は線路を新規に敷設した線路なので列車の速度は上がり、通海を過ぎると110kmほど出ている。

13:05頃、建水に到着する。下車する乗客が多かったが、それ以上に乗車する乗客が多く少数民族のおばちゃんやお婆ちゃんが雪崩込んでくる。駅舎も田舎の中では規模は大きい。

13:10頃、建水を発車する。車内は少数民族の色合いがかなり濃くなってきた。13:45頃、蒙自北に到着する。紅河ハニ族自治州の州都なので、比較的駅が大きく下車する乗客と乗車する乗客が多い。

14:00頃、蒙自北を発車するが駅の南側の駐車場にバスが数台停車して人が集まっているのが見えた。蒙自市内へ行くバスだろうか?駅から市内への交通手段はありそうな気配だ。まあ、ボリタクも確実にいるだろうな。

14:15頃、蒙自に到着する。下車する乗客は少ないが乗車してくる乗客が多い。蒙自には駅が2つあるが必要なのか?

14:18に発車するが駅前が工事中で市内へのバスがあるか確認できなかった。まあ、乗客が多数いるのでボリタクとか何らかの交通手段はあるのだろう。蒙自から南はトンネルの区間が長くなり山岳地帯を一気に抜けていく。8年ほど前にバスで昆明から河口へ行ったときは1日掛かりで山岳地帯を越えていたが列車はトンネルを一気に走る。

14:55頃、トンネルを抜け屏辺に到着するがホームの長さが足りず一部の乗客は前の車両から下車する。すぐ脇で新ホームを建設中で駅が完全に完成する前に旅客列車の運行が始まったようだ。14:58に屏辺を発車し再び長いトンネルの中を走り終点の河口北へ向かう。

河口北駅に到着

15:46頃、昆明から400km走り河口北駅に到着する。

駅を出ると人が多いのでボリタクの運ちゃんが「ラオカイ!サパ!」と声をかけてくる。ボリタクは無視して路線バスを探す。

駅から河口の町への移動は路線バスで行くのだが人が多過ぎて最初に待機していた4台のバスには乗車できずにバスが来るのを待つことになる。GPSで駅から河口の街までは3kmほど離れているので最悪歩いて行けばよいのだが、他の乗客と一緒にバスを待つ。

バスが来て乗車しようとするがバス停がないので誰も並ばず我先にとなる。バス停があっても意味ないか・・・。バスで河口の県城へ向かう。運賃は2元だ。

17:00に老客運站に到着するが、7年ほど前に訪れた時あった旧バスターミナルは無くなりビルが建設中であった。新バスターミナルが出来たのは知っていたのだが、河口で不動産バブルが発生しているとは思わなかった。

でも、ビルの建設現場のすぐ近くにはお姉ちゃんたちがいる土産物市場が昔と変わらずにあった。

まずは宿を探さないといけないので昔の記憶を頼りに河口の街を歩く。

そして、以前泊まったことのある湘中招待所に到着する。

1泊30元の一人部屋なのだが、小姐の連れ込みは別途20元徴収と紙がはられている。

17:00頃、宿は確保したので国境の河口口岸へ行くが、まだベトナムとの国境は開いていた。ベトナム・ドンを持っていれば今日のうちに国境を越えても良かったのだが、明日両替してからベトナムへ渡ろう。

橋の向こうのベトナムの様子を見てから、夕飯に10元食べ放題の快餐へ行く。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

昆明駅
N 25°01’02.74″
E102°43’11.87″
河口北駅
N 22°31’56.38″
E103°58’24.39″
湘中招待所
N 22°30’36.37″
E103°57’32.62″
河口口岸
N 22°30’29.82″
E103°57’47.32″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
宿泊費 30元
鉄道 70.5元 昆明→河口北
日本でネット予約
バス 2元 路線バス
合計 112.5元

雲南省旅行記2014夏7

濾沽湖行き準備

朝の麗江古城

07:30頃、麗江古城を散歩する。テーマパーク化された世界遺産の麗江古城だが朝は人が殆どおらず静かな世界遺産になる。

これが麗江のあるべき姿だと思うが商売も大事なので10時を過ぎると店が開いて人が多くなる。

こういう静かな麗江古城は本当に貴重だ。早起きした甲斐があった。

麗江老謝車馬店青年旅舍へ移動

08:55頃、中国最強32人ドミトリーの麗江古城国際青年旅舎をチェックアウトする。四方街と木府を通り抜けて、09:10頃、麗江老謝車馬店青年旅舍(丽江老谢车马店青年旅舍)(Lao Shay Youth Hostel Lijiang)に到着する。6年ほど前に宿泊した時は四方街の近くにあったのだが、いつの間にか麗江古城の南にある白馬龍潭のある通りへ移転していた。

「地球の歩き方 D06 成都 九寨溝 麗江 2014~2015年版」の地図は昔の位置を掲載たままだ。「地球の迷い方」と言われるのもうなずける。

予約はしていなかったが6人ドミトリーが空いていた。1泊50元(会員料金)で6人ドミトリーに宿泊する。ナシ族の古民家を改造しており雰囲気はとても良い。

しかし、ドミトリーにあるトイレ・シャワーなのだが扉は付いているのだが、扉の上が壁なしで筒抜けになっている。それにトイレ・シャワーの区画とベッドの区画には扉がない。これではウンコした時に爆音が部屋中に響くではないか!何やら構造的に問題のあるドミトリーのようだ。

濾沽湖行きバスのチケットを購入する

10:00頃、バスターミナルの麗江客運站で明日の濾沽湖行きのバスのチケットを購入する。08:30出発で運賃は100元だ。

バスのチケットを購入したのでユースホステルへ戻り濾沽湖行きの準備をする。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 50元
食費 25元
バス 100元 麗江→濾沽湖
バス 3元 路線バス
合計 178元

麗江→濾沽湖

麗江客運站から濾沽湖行きバスに乗車

真夜中に同じドミトリーの中国人宿泊客が返ってきた。シャワーを使っておりうるさい。トイレ・シャワーの区画とベッドの区画を区切る扉がないのでシャワーの音が部屋中に響き渡る。うるさくて眠れない。

時刻を確認すると、00:30になっていた。このドミトリーは失敗であった。今更騒いでも仕方ないので寝ることにする。

07:00に起床して濾沽湖行き準備をする。シーツや枕カバーを片づけていると、中国人宿泊客がトイレへ行った。朝から他人がウンコをブリブリする音を聞くのか思ったが、自分もウンコをブリブリしているので文句は言えない。

やっぱり、トイレ・シャワーとドミトリーを区切る扉がついていない、このドミトリーは音がそのまま漏れる構造欠陥を抱えているよな。中国人宿泊客がウンコしているのかと思ったら小便であった。中国人宿泊客がトイレから出てきた。

ここまでは特に文句はなかったが、水を流す音がしない。何てことだユースホステルにおサルさんが宿泊していた。小便のやり逃げせずに水流せよ!何で水流さないんだよ!

07:30にユースホステルの老謝車馬店をチェックアウトしてバスターミナルの麗江客運站へ向かう。20分ほど歩いて、07:50頃、麗江客運站に到着する。

08:10頃、濾沽湖行きのバスに乗車する。バスは08:30出発なので、まだ少し時間がある。大人しく出発を待っていると自分の右斜め前方の2番の席のおっさんが痰を吐きやがった。

しかも、床に直接吐きやがった。おまけに出発までに5回も吐きやがった。朝から最悪だ。他の乗客はほとんど観光客で上品にしており、孔子や孟子の中国という感じだ。

バスの車内は孔子や孟子の中国とサル山の2つの中国があった。ある意味で一国二制度だ。自分としては孔子や孟子の中国だけにして欲しい。

08:30に運ちゃんから濾沽湖までの道のりの説明があり、大型バスは濾沽湖に入れないので途中で乗り換えがあるという説明があった。出発前に運ちゃんから道のりの事前説明があるというのは非常に珍しい。この運ちゃんはかなり親切だ。

08:35にバスターミナルの麗江客運站を出発する。10:45頃、トイレ休憩で停車する。山道の土産物屋みたいなところだが、トイレは有料で1元だ。11:00に濾沽湖へ向けてバスが出発する。

バスを2回乗り換え濾沽湖へ

11:30頃、バスの乗り換えと昼休憩で停車する。濾沽湖は21人以上乗車の大型車は通行禁止なので19人乗りの中型バス2台に分かれて乗車することになる。

昼休憩で食堂へ行く乗客もいるが1人20元のボッタクリ料金なので自分を含めて11人が昼食抜きで過ごす。

12:00頃、バスが出発する。道路状況が悪くなりかなり揺れる。舗装はしてあるが穴だらけだ。

13:40頃、2回目のバスの乗り換えとトイレ休憩で停車する。ここがどこなのかよく分からなかったが寧蒗イ族自治県(宁蒗彝族自治县)の戦河郷(战河乡)という場所だ。

13:55頃、バスが出発する。寧蒗(宁蒗)の県城を過ぎると道路状況が一気に改善されバスが爆走していく。

濾沽湖風景区に到着

17:00頃、濾沽湖風景区入口のチケット売り場に到着して運ちゃんが100元徴収して入場券をまとめ買いしてくる。

チケット売り場から濾沽湖客運站へ向けてバスが出発するが、途中で撮影のために停車する。

17:15頃、濾沽湖客運站に到着する。麗江から約9時間のバスの旅であった。

濾沽湖客運站は小さなバスターミナルで時刻表をみると麗江と西昌行きぐらいしか使えそうなバスがない。西昌行きは時刻が表示されていないが毎朝バスがあるようだ。まあ、西昌行きのバスの切符は明日もう一度聞いてみてバスがあれば切符を購入しよう。

時刻表の他には落水村から里格、左所(濾沽湖鎮)などへのタクシーのチャーター運賃表があった。一応チャーターだけど4人まで乗車できるので人数を集めれば安くなる。濾沽湖客運站で情報を集めたので濾沽湖の湖畔へ向かう。

濾沽湖客運站の時刻表

濾沽湖の湖畔へ出て歩き、17:30頃、今日の宿のユースホステルの麗江濾沽湖思茶屋国際青年旅舍(丽江泸沽湖湖思茶屋国际青年旅舍)(Hu Si Tea House International Youth Hostel)に到着する。

予約はしていなかったが6人ドミトリーが空いており1泊30元(会員料金)で2泊することにする。昨日まで中秋節の3連休だったので、空きがあるか怪しかったけど大丈夫であった。

麗江濾沽湖思茶屋国際青年旅舍は濾沽湖の湖畔にあり立地条件は最高だ。

夕飯は併設されているレストランで麻婆豆腐(15元)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 60元 1泊30元(会員料金)×2
食費 17元
濾沽湖 100元
合計 177元

雲南省と四川省の境界・濾沽湖

濾沽湖 大洛水を散歩

07:00頃に起床する。濾沽湖の湖畔沿いに大洛水を散歩する。

そして、朝から痰吐きの音が聞こえる。中国では毎日どこかで痰吐きの音に遭遇している。目の前に大自然が広がる濾沽湖も例外ではなかった。

昨日は夕方に到着したので周辺の調査をしていなかったが散歩して気がついたのがATMが1台しか見当たらない。しかも農村信用社のATMなのでVISAやMASTERなどは使えない。使えるのは中国国内の銀聯カードだけっぽい。

大洛水を散歩していると停車場に乗り合いタクシーが集結しているのを見つける。濾沽湖周辺への移動で重要な交通手段だ。

ひと通り歩いたのでユースホステルの麗江濾沽湖思茶屋国際青年旅舍に戻る。裏口があったので、そちらから戻り、併設されているレストランで朝食に鶏蛋炒飯(鸡蛋炒饭)を食べる。12元(約204円)で麗江より高いけど、この辺境地域では仕方がない。

10:00頃、ユースホステルの近くで自転車を借りる。レンタルサイクルは1日30元だ。ジャイアントのチャリを試乗して自転車を選びパスポートを預けて30元支払う。伝票と鍵を受け取り濾沽湖1周へ出発する。

湖畔沿いにレンタルサイクル屋が数軒あるが自転車の他に電動スクーターやスクーターもレンタルしている。レンタルサイクル屋の営業時間は08:00-18:00なので、もう少し早く借りておけば良かった。

濾沽湖を反時計回りで1周に挑戦する。約60kmの道のりだ。

濾沽湖は雲南省と四川省の境界にあるので、まずは四川省側にある左所とも呼ばれる濾沽湖鎮(泸沽湖镇)を目指す。道はほとんど平坦で順調に進んでいく。

四川省側の濾沽湖風景区入口に到着

11:45頃、四川省側の濾沽湖風景区の入口に到着する。案内図を確認して、ここからさらに濾沽湖鎮(泸沽湖镇)を目指す。

天気は晴れていて良いのだが日差しが強く標高3000mの高地でも暑い。半袖のTシャツでも汗が出てくる。濾沽湖は昼間は暑くても朝晩は涼しくて過ごしやすい。

12:10頃、濾沽湖鎮(泸沽湖镇)に到着する。広場前に塩源(盐源)行きバスが停まっているのを見つける。

塩源(盐源)は濾沽湖と西昌の中継点になる場所だ。さら塩源(盐源)は木里への中継点でもある。木里といえばテレビ東京の世界秘境全集でムーリ高地が登場する。

塩源(盐源)行きバスが停車している広場前のスーパーには西昌行き、攀枝花行きの看板が出ている。ロンリープラネット四川・重慶だと、ここでバスのチケットを買えるということだ。詳しくはスーパーの人に聞いてみないと分からないが・・・。

濾沽湖鎮(泸沽湖镇)は宿はそこそこあるのだが、濾沽湖から離れているので観光客は見当たらない。四川省側からの観光客は濾沽湖鎮(泸沽湖镇)に泊まらず湖周辺の村や雲南省側の大洛水へ移動するのだろう。

13:00頃、祭神台に到着。
濾沽湖が見渡せる場所で観光客が多い。それと地元のオバちゃんやおっちゃんが屋台を開いていて、ちょうど昼食を食べている観光客もいる。

祭神台から濾沽湖をみて女神湾へ行こうとしたら、屋台のおっちゃんが酒瓶を崖に投げ捨てやがった!どうしてポイ捨てするんだよ!ガラス瓶は回収して再資源化するって学校で習ったり、親に教えられているだろ!それは日本の話だった。

中国人も当然学校なり家で習っているだろ!それに濾沽湖にどうして観光客が来るか分かっているだろ!目の前にある大自然目当てだろ。濾沽湖がゴミだらけになったら観光客が来なくなるだろ。

そうなれば観光客相手に商売している自分たちの生活が成り立たなくなるだろ!それぐらい分かっているよな?おっちゃん自分の手で濾沽湖の自然を壊すなよ。

13:30頃、濾沽湖の女神湾に到着する。女神湾から先には道がなかったので山越えの遊歩道をチャリを押して進む。山を越えて再び濾沽湖鎮(泸沽湖镇)を通り進んでいく。

濾沽湖鎮(泸沽湖镇)からは小洛水や里格などの村を通るのだが、上り坂と下り坂が続き起伏が激しい。かなり疲れてきたが、16:00頃、四川省と雲南省の境界に到着する。ようやく雲南省へ戻って来た。

18:00までにチャリを返却しないといけなので、とにかく前へ進む。17:15頃、濾沽湖に虹が架かっているのを見つける。ちょっと休憩して再び進む。


17:45頃、大洛水の濾沽湖客運站に到着する。ここで明日の四川省の西昌行きのバスの切符を購入しようとするが、西昌行きのバスは07:30に出発だそうだが切符は売っておらず、乗車時に購入とのことであった。

西湘行きのバスの情報が手に入ったので湖畔のレンタルサイクル屋へ向かう。17:50頃、自転車を返却する。ちょうど老板が店じまい片付けを始めるところであった。自転車での濾沽湖1周は何とか完了した。

濾沽湖1周は余裕を持って朝一番で自転車を借りたほうがいいだろう。濾沽湖は1周60kmのはずであったが山の遊歩道を通ったりしていたのでGPSを確認すると約70kmの道のりになっていた。

ユースホステルへ戻りレストランで夕飯に糖醋白菜(15元)を食べる。今日は疲れた。明日は早朝に出ていくので先にチェックアウトの手続きをしておく。

濾沽湖のまとめ
  • バスターミナルは雲南省側の大洛水にある濾沽湖客運站。
    麗江からのバスは濾沽湖客運站が終点。
  • 四川省側からのバスは濾沽湖鎮(泸沽湖镇)が終点。
  • 入場料は雲南省側が100元、四川省側が80元。
  • 宿泊施設やレンタルサイクル屋が一番整っているのは濾沽湖客運站のある大洛水。
  • レンタルサイクルは1日30元が相場。
    電動スクーターとか1日100元ぐらい。
  • チャリで濾沽湖1周するなら朝一番で借りたほうが良い。
  • 標高3000mの高地でも昼間は暑い
濾沽湖のGPSデータ

あくまで参考データです。

実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

濾沽湖客運站
N 27°40’54.70″
E100°46’02.01″
濾沽湖の宿
麗江濾沽湖思茶屋国際青年旅舍
(丽江泸沽湖湖思茶屋国际青年旅舍)
(Hu Si Tea House International Youth Hostel)
N 27°41’00.10″
E100°46’13.98″
濾沽湖風景区入口(雲南省側)
N 27°39’23.84″
E100°48’25.96″
濾沽湖鎮(泸沽湖镇)
N 27°43’44.16″
E100°51’22.43″
祭神台
N 27°42’39.58″
E100°48’26.82″
女神湾
N 27°42’16.76″
E100°48’20.30″
乗り合いタクシー乗車場所
N 27°40’53.82″
E100°46’16.19″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 29元
レンタルサイクル 30元
合計 59元

雲南省旅行記2014夏6

鉄道で大理へ

警備の厳しい昆明駅へ

07:00頃、雨の音で目が覚める。今日は大理へ移動するのに天気が悪い。準備を整えてKunming Cloudland International Youth Hostel(昆明大脚氏国际青年旅舍)をチェックアウトする。

07:30頃、近くの雲南日報社のバス停から64路のバスに乗車して昆明駅へ向かう。朝の通勤時間帯だったが珍しく渋滞がなく、07:50過ぎに昆明駅に到着する。昆明駅では雨は止んでおり、まずは一安心だが駅の広場の入口は手荷物のX線検査とボディチェックで混雑している。

手荷物のX線検査とボディチェックを済ませて待合室(候车室)へ向かうが駅舎の入口には切符と身分証の確認で再び行列ができている。切符と身分証の次はさらに手荷物のX線検査とボディチェックが待っていた。3月のテロ事件の影響なのだろうか?警備が厳重だ!

08:10頃、待合室(候车室)に到着する。09:45発の麗江行きのK9618次で大理へ向かうのだが、ちょうど1本前の08:35発、大理行きK9640次の改札が始まっていた。すんなり待合室(候车室)までたどり着けるようならK9640次の切符を買っておいてもよかったかな?

待合室(候车室)で約1時間待つことになるが、改札口の先頭を陣取っておく。これで割り込みのおサルさんの心配がなくなる。同じ待合室(候车室)で成都行きの改札が始まるが、さすが成都行きの列車で大混雑している。
成都行きの改札が終わる頃になって駆け込んでくる乗客が結構いる。理由は分からないが改札口で駅員に大声でわめき散らしているのがいたりして、「またかよ!」みたいな感じだ。大体改札口が閉まる時間に駆け込んで間に合わなかったりして騒ぐのがいる。

鉄道で昆明→大理

09:15頃、改札が始まる。先頭を確保していたので問題なく改札を通過する。

後方では、おサルさんによる割り込みが当然発生しているというか、真後ろに先ほどまでいなかった婆さんが並んでいる。いや、並んだのではなく割り込んだのだな。まあ、いつもの中国だな。

09:45発車のはずだが1分早く発車する。大理には15:48到着で約6時間の列車の旅だ。車内の状況はタバコを吸うおサルさんはいないが、後方で痰を吐く音がする。どうやら、おサルさんが紛れ込んでいるようだ。おサルさんが少なくとも1匹いるが、それ以外は特に問題はない。

昼前に日本で言う弁当というか、ぶっかけ飯の盒飯(盒饭)の車内販売があったが、1個20元でボッタクリだ。ぶっかけ飯のそれで20元は酷くないか?自分の前に座っている夫婦が盒飯(盒饭)を食べているが残しやがった。食べ残しなんかするなよ!一般的な中国人だから食べ残しするのだろう。食べ残しは中国五千年の伝統だが中国人の悪習でもある。

中国政府と共産党は、この中国人の悪習を正そうと宣伝活動をしたりするが効果はないようだ。将来予想される世界的な食糧危機を中国政府と共産党は警戒して食糧の浪費を抑えようとしているのだと思うが、長年の愚民化政策の効果で末端の中国人は世界の食糧事情を理解せず食糧の浪費中のようだ。

中国政府と共産党には、もっと頑張ってもらいたいものだ。日本も食料の無駄が多いのであまり他人の事は言えないが・・・。

14:00過ぎになり大理まで約2時間になった。隣のおばちゃんがスマートホンでドラマを見始める。スマホでドラマや映画を見るのは中国では一般的なのだが、イヤホンせずに見ているのでうるさい。中国では周囲のことを考えずにイヤホンせずに大音量でドラマや映画を見るのは当たり前のようだ。まあ、おサルさんでは静かな環境では過ごせないのだろう。

大理に到着

大理駅に25分遅れの16:13に到着する。しかし、大理駅のホームには16:08到着と表示されている。到着時間を5分ごまかしている。頭の中を「チャイナクオリティ」という言葉が駆け巡った。20分以上遅れているのに、今更何故5分ごまかす必要があるのだろうか?

バスで大理古城へ

大理駅を出ると宿の客引きのおばちゃんとかが待ち構えていたが、そのままバス停へ向かう。大理駅から大理古城までは8路と崇聖寺三塔専線(崇圣寺三塔专线)で行けるのだが運賃が2元になっている。

ロンリー・プラネットや地球の歩き方には1.5元と書いてあったのだが大理にも物価上昇の波が押し寄せている。今まで大理に来た時は8路のバスを利用しているので、今回も8路バスで大理古城へ向かう。バス停は列車の乗客で混雑しているので空くのを待つことにする。

しかし、8路のバスは並ぶことを知らないおサルさんたちで混雑している。並べよ!おサルさんたちがいなくなりバス停が空いてきたので8路のバスに乗車して大理古城へ向かう。ところが、おサルさんが一匹紛れ込んでおり自分の隣でタバコを吸っている。目の前に禁煙のシールが張ってあるのだが、おサルさんは漢字が読めないようだ。

気分的には袋叩きにしてバスの外へ放り出したいのだが、おサルさんに「小日本のくせに生意気だぞ!」と逆にボコボコにされる確率が高いので、おサルさんが早く降りることを願ってタバコの煙を我慢する。

17:10頃、大理古城の東の風花雪月酒店(风花雪月酒店)のバス停に到着するが、8路のバスの路線が変更されており、今まで大理古城内を通って西門まで行っていたのが、大理古城内を通らず大理古城の外を通り北門近くの六十医院が終点になっていた。

とりあえず、大理古城の東の入口の風花雪月酒店(风花雪月酒店)のバス停で下車する。大理古城の案内図があったので確認すると、以前8路のバスが走っていた区間は観光用の電動カートが走るようになっていた。

今日の宿であるがBooking.comで大理古城内の北東にある大理古城風鈴青年旅舍 (大理古城风铃青年旅舍) (Dali Ancient City Campanula Hostel)を予約しておいたので向かう。

路地に位置しているが近くに目印になる劇場があるので問題はない。10人ドミトリーで1泊30元だ。すでに夕飯の時間帯になっていたので、近くの食堂で炒飯を食べる。明日は大理にもある老謝車馬店へ移動する。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 30元
食費 17元
バス 2.9元 路線バス
合計 49.9元

下痢ピーピー&熱出して大理で寝込む

朝から何やら腹の調子が悪い。昨日の夕飯に食べた炒飯にあたったようだ。でも、炒飯は火が通っているのになぜあたるのだ?可能性としては油だろうな。恐らく下水油(地沟油)を使っていたのだろう。

調子悪いけど11:00頃に大理古城風鈴青年旅舍 (大理古城风铃青年旅舍) (Dali Ancient City Campanula Hostel)をチェックアウトして大理老謝車馬店(大理老谢车马店)(Dali Lao Shay Hostel)へ移動する。
10人ドミトリーで1泊25元(会員料金)だ。

老謝車馬店は麗江やシャングリラにも店舗を構える人気店だから10人ドミトリーは一杯だろうと思っていたら、何と自分一人だけであった!大理古城内にあるのになぜ宿泊客がいないのだ?徒歩5分圏内には市場やスーパー(四方街超市)があるという好立地なのに・・・。

ちょっと考えてみたら大理老謝車馬店(大理老谢车马店)(Dali Lao Shay Hostel)は、あまり宣伝していないことに気がついた。YHA China等のウェブサイトに載せていないのだ。

せめてhihostels.comやBooking.comに乗せていないと欧米人が来ないだろう。
ホステルワールドには載っていたけど、欧米人がいないよ!

まあ、おかげで10人ドミトリーを1人で占領することができた。しかし、ここで問題が発生する。荷物をバックパックから出していたら、荷物が濡れている。何と缶ビールに穴が開いてビールが漏れていたのだ!

これは緊急事態だ!すぐにノートPCを確認する。ノートPCは無事であったが、ズボンとバックパックがビールまみれになっていた。バックパックの中にあった鍋に当って穴が開いたようだ。

到着早々洗濯をする羽目になった。洗濯を終えて一息ついたが、腹の調子が悪い。完全に下痢ピーピーだ。おまけに歩くのも結構つらい。夕方になると熱が出てきたのか寒い。
下痢ピーピーの中で完全に寝こむ。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 75元 1泊25元(会員料金)×3
食費 15.9元
合計 90.9元

大理古城

6年ぶりの大理古城

08:30頃に目が覚める。十分に睡眠をとったので熱も下がり体力も回復してきた。まだ本調子とはいえないが外に出られるようになった。

09:30頃、大理古城内の散歩に出かける。今日は朝から天気が良く観光には条件が良い。
ただし、標高が2000mの高地でも半袖でないと暑い。大理古城を6年ぶりに散歩してみたが大きく変わっている。ホテルや土産物屋などが至る所にできている。10:00頃、大理古城の南門へやって来た。
この辺りは6年前とさほど変わった様子はないようだ。と思ったら、城壁に登るのが無料になっていた。以前は2元の入場料を取っていたのが無料化されていた。無料化されたので遠慮せずに城壁に登る。


城壁を歩き大理古城を見ていると、あることに気がつく。それは屋根に温水のタンクが多すぎる。中国の家庭だと家の屋根に太陽熱で暖めた温水を貯めておくタンクがあるのだが、大理古城のような観光地だと景観上の問題で雰囲気台無しである。

大理古城の微妙な日本語標識

大理古城を歩いていると変な日本語表示が目につく。言いたい事は大体分かるのだが、「五华楼」を「五華のビル」、「博爱路」を「愛の道」と訳す必要はないだろう。

そのまま漢字を変換するだけで十分だろうが!この変な日本語表示は、恐らく百度で翻訳して、そのまま使用したようだ。百度で「五华楼」を日本語変換すると「五華のビル」と表示される。せっかく標識を設置するなら金と手間を惜しまずしっかり作れよ!

予算がなければ昆明にいる日本人留学生や大理に長期滞在している日本人バックパッカーに長期ビザを餌にして作らせればいいだろうに・・・。自分なら長期ビザという餌に目が眩んで、出来る範囲内で翻訳するぞ!日本語表示がおかしいので、そうなると英語も怪しい。

11:00頃、大理古城の外にある一塔を訪れる。大理は三塔が有名だが一塔は人がいないので雰囲気的には、こちらの方が良い。

しかし、一塔は開放されておらず入口は閉ざされている。どこぞの会社の敷地になっているようだが、大理で6年以上も観光開発の手から逃れているというのは不思議だ。大体中国の場合、こういった観光開発されても不思議のない場所は地元政府がチンピラを雇ったりしてあの手この手の嫌がらせで追い出すのだが・・・。

素食の安食堂

11:30過ぎに大理古城の博愛路(博爱路)と紅龍井路(红龙井路)の十字路から少し南の路地にある一然堂素食館(一然堂素食馆)で昼食を食べる。一然堂素食館はロンリー・プラネット雲南に掲載されていた店だが、何と言っても値段が安い。5元(約85円)で食事できるのだ。

6年前に大理に滞在した時は、ご飯おかわりし放題の快餐(快餐)があったりしたのだが、今回その場所へ行ってみたら快餐(快餐)が無くなっていた。貧乏バックパッカーのための店が消えて行く中で一然堂素食館は貴重である。

一然堂素食館は素食の店、つまり肉を使わないベジタリアンの店だ。自分で食材を選ぶビュッフェ方式になっている。格安で食べられるので開店直後から行列ができている。地元民はお碗持参で食べに来ている。

支払う5元は店員に渡すのではなく、目の前においてある壺に入れていく方式だ。食事代でなくお布施ということなのか?

素食の店なので流れている音楽はお経で寺の雰囲気が漂っている。
営業時間外は読書ができるそうだが置いてある本は仏教の本ばかり、それに仏像もあるし、経営者は仏教関係者かな?

お碗にご飯とおかずを山盛りにしたが病み上がりなので、いつもなら楽勝のはずの量が8割ぐらいでお腹いっぱいになってしまった。一然堂素食館は食べ放題ではないが残し厳禁の店なので頑張って全部食べる。食べ終えた頃には欧米人の客とかもいた。

洱海の才村碼頭

13:00頃、大理古城の北門から2路(C2路とも呼ばれる)のバスで才村碼頭(才村码头)へ向かう。運賃は1.5元。

才村碼頭は洱海観光の拠点になっており遊覧船の港がある。遊覧船は180元でかなり高額だ。遊覧船に乗らなくても洱海は見ることが出来る。

並ぶことを知らない中国人

才村碼頭周辺は田園風景が広がっているが、6年前と違うのは宿泊施設の客桟が乱立していることだ。

6年前は、まだ観光開発がそれほど進んでいない農村だったのだが、今は観光客が多くなり、すっかり観光地となっている。欧米人がノーヘルでスクーターに乗っている姿も見られた。ただし、免許は大丈夫かという疑問が出てきたが・・・。

そんな国内外から観光客が訪れる才村碼頭だが、バス停の状況は酷い。バスの乗り降りで並ばないのは中国標準でいつもの事で呆れるが、才村碼頭ではさらに降車口から乗客が降りているのに乗車しようとするおサルさんがいることである。

これではいつまでたっても乗れるわけがない。このおサルさんたちの光景を欧米人観光客に見られているのだが、大理のイメージダウンは確実だろう。

大理市の共産党幹部は、このおサルさんたちを欧米人に見られても恥ずかしくない文明人に教育するか、見られないように隔離するしか選択しはないが、賄賂をもらうので忙しいとかで放置は勘弁して欲しいところだ。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 3元 ネット予約
麗江在路上国際青年旅舍
(丽江在路上国际青年旅舍)
(On tde Road International Youtd Hostel)
食費 5元
切符 34元 大理→麗江
バス 1.5元 路線バス
合計 43.5元

雲南省旅行記2014夏

大理駅で自動券売機を試してみる

08:00頃に大理古城西側の通りを通る路線バスの崇聖寺三塔専線(崇圣寺三塔专线)に乗車して大理駅へ向かう。運賃は2元。車内は空いており楽勝で座れた。

09:10頃、大理駅に到着する。大理駅で明日の麗江行きの切符を確保するのが目的だが、先に300mほど東にあるバスターミナルの大理汽車客運站へ向かう。

大理にはバスターミナルがいくつかあるようだが、大理駅近くの大理汽車客運站は大理の東にあるので東站(东站)とも呼ばれている。主に弥渡、賓川(宾川)、南澗(南涧)、海東(海东)方面のバスがある。


09:45頃、大理駅に戻る。麗江行きの切符は昨晩インターネットの中国鉄路客戸服務中心で予約購入してあるので窓口で切符を受け取るだけなのだが、それでだけではつまらないので昆明駅で購入できなかった自動券売機での切符購入を再び試してみる。

結果は同じというのは分かっているが、もう一度試してみる。自動券売機での切符購入には中国人が携帯を義務付けられている二代身分証(二代身份证)と呼ばれるICチップ内蔵型の身分証が必要だ。外国人には二代身分証は発給されないので、自動券売機は使用できず窓口で購入することしかできない。

しかし、この自動券売機は外国人利用不可にもかかわらず英語メニューでの切符購入が出来るようになっている。将来的にはパスポートのICチップが読み取れるようになると期待したいのだが・・・。今回パスポートのICチップが読み取れるようになっているか、自動券売機で麗江行きの切符購入を試してみたが、やはり二代身分証しか読み取れないので購入できませんでした。

大人しく窓口で予約番号(订单号码)をメモした紙とパスポートを出して、ネットで予約購入した麗江行きの切符を受け取りました。

8路のバスで大理古城へ戻り、11:30過ぎに昨日昼食を食べた一然堂素食館(一然堂素食馆)へ行く。

5元で満腹になる量なのでコストパフォーマンスは最高だ。店内で流れている仏教のDVDを見ながら昼食を食べる。日本でこういった店があると新興宗教の店とか思われて客は入らないだろう。中国だから商売可能なのだろうな。

元世祖平雲南碑

12:30頃、大理古城の西にある三月街を訪れる。ここにはモンゴル帝国のクビライに大理国が滅ぼされた後に建立された石碑が残っている。

三月街は6年前と比べると店が結構開いている。しかも、KTVが数軒あるではないか!KTVがあるということは、いかがわしいサービスをする店がある確率が高い!大理も大きく変わったものだ。12:40頃、元世祖平雲南碑に到着する。

元世祖平雲南碑は元の大徳8年(1304)に建立された石碑で、1253-1254年に起こったモンゴル帝国の雲南・大理遠征について書かれているようだ。

元世祖平雲南碑は修復されているようで、現在は壁に囲まれて扉は閉ざされ見物することができない。しかし、扉の一部に覗き穴が有り遠くから石碑を見ることが出来る。

大理に自生する大麻

近くで見られなかったが元世祖平雲南碑を見物したのでユースホステルへ戻るが、三月街を通らず脇道を通る。この時期になると道端には大麻が生えているのだが・・・。やっぱり大麻が生えていました。

日本だと北海道で自生していますが、日本で大麻を見つけた場合は警察や保健所に通報しないといけませんが、中国では誰もそんな事しません。そのまま放置されています。中国では麻薬を所持しているだけで死刑になるのですが、なぜか自生する大麻はほったらかしです。大麻の除去が面倒なのでしょうか?

でも、道端に生えているからといって抜いたりするのはやめておいた方がいいでしょう。麻薬類は所持しているだけで死刑になりますから!

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 3.5元 ネット予約
麗江陌上花開青年旅舍
(丽江陌上花开青年旅舍)
(Memory of March International Youtd Hostel)
宿泊費 27元 ネット予約
麗江北門苑国際青年旅舍
(丽江北门苑国际青年旅舍)
(Nortd Garden International Youtd Hostel Lijiang)
宿泊費 5元 ネット予約
麗江古城国際青年旅舍
(丽江古城国际青年旅舍)
(LIJIANG Ancient Town International Youtd Hostel)
食費 5元
バス 4元 路線バス
合計 44.5元

鉄道で麗江へ

大理古城から大理駅へ

07:25頃、大理老謝車馬店をチェックアウトして、07:30頃、路線バスの崇聖寺三塔専線(崇圣寺三塔专线)のバスに乗車する。乗車時は空いていたが、一塔路口のバス停を過ぎて大理古城を離れる頃には満員になる。

08:00頃、大理中心部の下関(下关)に入るが渋滞が激しい。渋滞の原因は交通ルールを無視した運転だ。赤信号でも車が交差点に進入するので、交差点が塞がれて渋滞が発生するのだ。よくこんな運転で免許が取得できるものだ。

まあ、中国なので賄賂払っていれば免許取得なんて楽勝なのだろう。交差点が塞がれて左折できないバスの運ちゃんは切れて文句言っているが、交差点を塞いでいるのは同じ路線バスではないか!バス会社で研修を実施した方がいいと思うぞ!

08:40頃、大理駅に到着する。

今日は09:15発の麗江行きK9627次に乗車する。大理駅では、まずは切符と身分証の確認、次に手荷物のX線検査とボディチェックがあった。6年前は手荷物のX線検査だけだったので、かなり警備が強化されている。それでも昆明駅と比べれば警備は緩い方である。

改札口に並び10分ほどで改札が始まるが、おサルさんたちの割り込みで並んでいた意味がなくなる。

郷に入れば郷に従えで、改札口で乗車バトルを開始する。後ろから割り込もうとするおサルさんたちをバックパックを振って阻止する。バックパックの直撃を受けるおサルさんは文句言っているが、ちゃんと並んでいればこんな面倒なことをせずにすむのだ。

鉄道で大理→麗江

改札口を通過してカオス状態がなくなり、無事の乗車できた。K9627次は大理駅が始発駅なので改札が始まるのが早く、まだ発車まで時間がある。

この時間を利用して先頭の機関車を撮影に行く。今回、客車を牽引する機関車は韶山7型だ。韶山7型でもSS7Cで、しかも初めて見る黄色の塗装だ。

09:15に定刻通り発車する。今回の座席は硬臥代座で寝台の硬臥を座席の硬座として使用している。運賃は硬座として使用しているので硬座と同じである。11:35頃、麗江駅に到着する。

麗江駅から路線バスで麗江古城へ

麗江駅からは18路のバスで麗江古城へ向かうのだが、列車を降りた乗客でバス停が混雑しているので30分ほど待って、昼頃に18路のバスに乗車する。乗客がほとんどいないので余裕で座れた。

終点の白龍広場(白龙广场)で2路のバスに乗り換えて、13:00頃、石油公司で下車する。バス停近くのガソリンスタンドの斜め向かいに、今日の宿の麗江在路上国際青年旅舎(丽江在路上国际青年旅舍)(On The Road International Youth Hostel)がある。

路線バスが通る通り沿いにあるユースホステルなのだが、入口が3階になっており、レセプションが1階にあった。麗江在路上国際青年旅舎は予約しておいたのでチェックインはすぐに完了。部屋は10人ドミトリーで1泊30元(会員料金)だ。

ネットで予約した時に予約金を払ってあるので残金の27元を支払う。10人ドミトリーは綺麗に掃除してあり、ベッドにはコンセントと照明がある。ロッカーは自分で南京錠とかの鍵を用意しないといけないが80Lぐらいの大きめのバックパックをしまえる。

部屋は問題なかったが、シャワーが問題だ。3つあるシャワーのうち1つはシャワーヘッドが壊れて使えない。もう一つは建物がナシ族の古民家なので立て付け悪くて扉が閉まらず使用不可。使えるのがトイレ兼シャワーの1つだけという状態であった。

建物はナシ族の古民家で改造してユースホステルとして使用している点は雰囲気的には良いのだが、壊れた部分を放置しているのが惜しい。13:45頃、麗江古城の散歩に出かけるが、ユースホステルに入口がもう一つあるのを見つける。

麗江古城の路地に面している入口で、こちらの入口が表口のようだ。2路のバス停の石油公司近くの入口は裏口であった。

麗江古城の中心部の四方街からは離れているのだがユースホステルを出るとすぐに麗江古城の路地が広がっている。周辺には宿の客桟や観光地価格のレストランとかが並んでいる。

中心部の四方街から離れているので観光客が少なく静かに散歩ができる。麗江古城の路地は迷路のようになっているので、ユースホステルから5分ほど歩いただけで自分がどこを歩いているのか分からなくなってしまう。地図があったほうが良さそうだ。

散歩しながら麗江古城の南にある忠義市場でマンゴーを購入する。5斤(2.5kg)で10元(約170円)の処分品だが、日本で高いマンゴーを買えない自分には貴重だ。

17:30頃、麗江古城の大水車の北東にある阿媽素食館(阿妈素食馆)を訪れる。ここはロンリー・プラネット雲南に紹介されていた素食の店だ。営業時間は平日11:30-13:00、17:30-19:00で短いのだが1人10元(約170円)で素食が食べられる。

ちょうど訪れた時は、まだ準備中だったが他の客と一緒に本読んだり、老板の話を聞きながら待つ。店内はお経とか流れていないけど、寺の賽銭箱の功徳箱みたいな箱に食事代を入れる方式で店の雰囲気や老板の話から仏教系の素食店だ。

素食の準備ができて、ようやく食事となる。ビュッフェ方式で食べ放題になっており、これはかなりお得だ。客の中国人が「古城で食べる高くて不味い炒飯より良い!」というような話をしており、麗江古城には酷いレストランがあるようだ。

中国人に不味いと言わせる炒飯は相当酷い。それに比べ阿媽素食館の素食は美味い!これで食べ放題は凄い!でも、もちろん食べ残し厳禁です。食べ終わったら食器は自分で片付ける方式だ。それと、老板は台湾人のようだ。

ユースホステルに戻り食後のデザートではないが忠義市場で買ったマンゴーを食べる。5斤(2.5kg)で10元(約170円)の処分品でも十分美味い。マンゴーの季節は終わりなので来年にならないと市場には出回らないだろうな。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 27元
食費 20元
バス 4元 路線バス
合計 51元

麗江古城でユースホステルを移動

11:00頃、麗江在路上国際青年旅舎(丽江在路上国际青年旅舍)(On The Road International Youth Hostel)をチェックアウトして、麗江古城内の別のユースホステルへ移動する。

移動途中に雨が降ってきたので大変であったが、昨日、忠義市場へ行く時に場所を確認しておいたので雨以外は問題なく、11:30頃、麗江陌上花開青年旅舍(丽江陌上花开青年旅舍)(Memory of March Youth Hostel)に到着する。YHA Chinaで予約しておいたので残金の31.5元を支払う。部屋は6人ドミトリーだ。

12:00頃、昼食を食べに昨日の素食の店へ向かうが、麗江の天気は雨が降ったりして悪い。今日は外を出歩かないほうが良いかもしれない。素食の店で食べ放題の10元(約170円)素食を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 31.5元
食費 20元
合計 51.5元

麗江の黒龍潭

10:00頃に麗江陌上花開青年旅舍(丽江陌上花开青年旅舍)(Memory of March Youth Hostel)をチェックアウトして、次のユースホステルの麗江北門苑国際青年旅舍(丽江北门苑国际青年旅舍)(North Garden International Youth Hostel Lijiang)へ向かう。

麗江北門苑国際青年旅舍の場所は既に分かっているので、まずは麗江古城の入口にある大水車へ向かう。大水車から10-15分歩いて、10:30頃、麗江北門苑国際青年旅舍に到着する。部屋は8人ドミトリーで1泊27元(会員料金)だ。

YHA Chinaで予約時に宿泊費を支払っているので保証金(押金)100元だけになる。8人ドミトリーは基本的に問題ないのだが、元々は客桟だったようでトイレ兼シャワーがユースホステルの設備と微妙にグレードが違う。シャワーが中国のホテルとかで見かけるガラス張りタイプなのだ。

まあ、これはマイナス評価というわけではない。ユースホステルは麗江古城の外にあるのだが立地条件も悪くなく、大水車まで10-15分だ。路地に入った所にあるので静かだが、レストランやスーパー、鉄道切符の代理販売所は徒歩圏内だ。

ユースホステル自体の設備も悪くなく麗江古城の外にありながら大水車に近く、レストランやスーパーも徒歩圏内というのは結構凄い。おまけに宿泊客少ないので狙い目である。

12:00頃、今日も阿媽素食館(阿妈素食馆)で昼食を食べる。13:30頃、麗江古城の北にある黒龍潭(黑龙潭)を訪れる。以前は入場料を取っていたが、現在は古城維持費80元の領収書があれば無料で見物できる。

古城維持費80元の領収書は7日間有効とか言われていたが、自分の古城維持費80元の領収書の日付は8/15だったが、南門の入口でスタンプ押してもらって、そのまま入場できた。

黒龍潭は玉泉公園とも呼ばれており、麗江古城の北に位置しています。玉龍雪山の湧き水が溜まり池となり、池の水が麗江古城の水路へと流れています。ナシ族の聖地でもあり、麗江の水源にもなっています。

無料とはいえ古城維持費の領収書を持っていないと入場できないので実質有料ですが、古城維持費を払っていない観光客は入れないので内部は、それほど混雑はしておらず、しっかり整備されています。でも、逃票出来る場所はあるけど・・・。

18:00頃に素食の店で夕飯を食べる。いつもより遅めに行ったら今日に限って客が多い。台湾人の老板は片付けで忙しそう、ナシ族のオバちゃんは追加の料理を作っている。
残り少なくなっていた料理を皿に盛り食べる。おかわり自由なのに、これで10元(約170円)は麗江では激安だ。いや、麗江じゃなくても激安である。

ユースホステルへ戻り夜になると客が少しづつ増え始める。昼間は宿泊客がほとんどいなかったが、どうやらここは夜に増える傾向のようだ。8人ドミトリーも昼間は自分一人であったが、夜になり4人なった。

ドミトリーで中国人バックパッカーのA先生とB先生と話をするが、A先生が「チベットへは行かないの?」と聞いてきたので「外国人は入藏証ないと入れないよ」と答えると、B先生が「チベットの文化と自然保護で外国人は制限されているんだよ」というような中国政府の建前を説明していた。

建前というのを知っていて説明しているならいいのだが、本気で説明しているなら忠実な操り人形だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
合計 20元

中国最強32人ドミトリー

麗江古城国際青年旅舎

10:00頃、麗江北門苑国際青年旅舍(丽江北门苑国际青年旅舍)(North Garden International Youth Hostel Lijiang)をチェックアウトする。麗江古城の大水車近くを通り四方街近くにあるユースホステルの麗江古城国際青年旅舎(丽江古城国际青年旅舍)(LIJIANG Ancient Town International Youth Hostel)へ向かう。

場所は調査済みなので迷わずに、10:20頃、麗江古城国際青年旅舎に到着する。部屋は中国最強の32人ドミトリーで1泊25元(会員料金)だ。YHA Chinaで2泊予約したので残金45元を支払う。32人ドミトリーなので予想通りの上級者向けのカオス状態だ。

でも、埋まっているベッドは2割から3割なので、まだ大したことはない。ドミトリーにシャワーとトイレが有るのだが、意外にもシャワーは壊れていないし、トイレはウンコ山盛りではなかった。設備は意外にも普通だ。

ただし、レセプションのオバちゃんはユースホステルのスタッフというよりも、招待所のオバちゃんといった感じだ。チェックイン時は会員証はちゃんと確認していたがパスポートは中身は見るが伝票にパスポート番号とか記入せずに返してきた。オンラインでパスポート情報を入力しておらず登記無しの宿泊だ。

11:30頃、今日も素食の店へ行く。一番乗りかなと思ったら、毎日来ているオバちゃんが既にいた。そういう自分も毎日来ているけど・・・。毎日来ていてもおかずが毎回違うので飽きない。

午後は麗江古城を散策してみる。四方街周辺は人が多すぎるので獅子山付近を歩く。上り坂がきついのだが麗江古城の街並みが一望できる。



獅子山周辺は比較的人が少ないので静かに麗江の街並みの中を歩くことが出来る。麗江古城はテーマパークと化しているが、少し外れた所を歩くとテレビで見る静かな麗江が残っている。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 45元 1泊25元×2
(ネットで予約金5元支払済)
食費 30元
合計 75元

世界文化遺産 束河古鎮

今日は朝から曇で天気が悪い玉龍雪山へ行くのを計画していたが予定変更で麗江古城の北西にある束河古鎮へ行くことにする。行き方はよく調べていなかったので11路のバスの乗車して束河路口で下車する。

束河路口には6路Bのバスも停車するのだが、この6路Bは白沙古鎮や玉峰寺へ行く路線であった。束河古鎮を見物したら6路Bのバスで束河路口から玉峰寺へ行くことにする。09:10頃、束河路口のバス停から束河古鎮へ向かう。他の観光客の後を付いて行って、09:30頃、束河古鎮に到着する。


束河古鎮は麗江古城とともに世界文化遺産に登録されている古鎮だ。茶馬古道の要衝であり、昔は馬幇が茶葉を馬でチベットへと運んでいたが、現在は観光客を馬に乗せてガイドをしている。

束河古鎮は麗江古城ほど観光客は多くないものの観光開発が進みテーマパーク化が著しい。

麗江五大寺院 玉峰寺

昼頃に束河路口のバス停から6路Bのバスに乗車して玉峰寺へ向かう。途中で白沙古鎮にも停車するので既にバスは満員状態だ。白沙古鎮に宿泊する場合は大きな荷物を持ってバスに乗るのは要注意だ。

バス停の白沙郷人民政府(白沙乡人民政府)が白沙古鎮の白沙壁画の前であり、ここで一気に乗客がいなくなる。12:50頃、玉峰寺に到着する。

寺の山門にはナシ族のおばあちゃんたちが歓迎の歌と踊りで出迎えてくれたが、この場合は後から金を請求されるので見ざる聞かざるで素通りする。他の観光客たちも素通りであった。

入場券は25元だが、古城維持費の領収書の確認があった。領収書の有効期限は1週間と言われているが日付は8月15日で1週間以上過ぎていても黒龍潭と同様で特に何も言われず・・・。

玉峰寺は清の康煕年間に建立されたチベット仏教の寺院で麗江五大寺院(残りは文峰寺、指雲寺、普済寺、福国寺)として知られる。

玉峰寺の建築物は本堂の大殿院、万朵茶花院、十里香院の3つで構成されている。寺自体はそれほどの規模はないのだが欧米人観光客が見受けられるので意外と有名っぽい。

万朵山茶は明の成化年間(1465-1487)に植えられ樹齢500年以上の椿で「世界山茶之王」とも称される。玉峰寺が建立される100年以上前に植えられている。玉峰寺の本堂の大殿院よりも椿の万朵山茶の方が価値がありそうな感じだ。

再び6路のバスで麗江市内へ戻るのだが、6路のバスはA線(A线)とB線(B线)の2種類がある。基本的に停車するバス停は同じなのだが、白沙郷人民政府(白沙乡人民政府)から麗江市内のバス停は環状線扱いなので行きは通っても帰りは通らないという方式だ。A線が外回りでB線が内回りになっている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19元
バス 4元 路線バス
玉峰寺 25元
合計 48元

麗江五大寺院 福国寺と白沙古鎮

07:30頃に起床して麗江古城を散歩する。天気が曇っているので玉龍雪山は諦めて白沙古鎮へ行くことにする。とりあえず麗江古城を出て8路か11路のバス停を探す。大通りの香格里大道を歩いていると束河古鎮乗車点(束河古镇乘车点)という看板を見つける。

麗江の地場系スーパーの麗客隆超市の前に専用の駐車場がある。

駐車場をよく見ると束河古鎮まで1人3元の看板があるのを見つける。3元は微妙な金額だ。客が集まらないと出発しないから・・・。5路のバスに乗車すれば1元で入口まで行けるし・・・。

それに50mぐらい離れた所にある福慧市場のバス停から11路のバスに乗って束河路口で下車すれば徒歩20分で束河古鎮の入口に着くし、11路のバスも1元だし・・・。あまり利用価値はなさそうだ。

08:20頃、福慧市場のバス停から8路のバスに乗車して象山市場で下車する。象山市場から6路Bのバスに乗車して白沙古鎮へ向かう。ここでちょっと説明しておくが6路のバスはA線(A线)とB線(B线)の2種類がある。これから乗車するのは内回りの6路Bのバスだ。

08:50頃、新文村で下車する。福国寺の看板が出ているので、その方向へ進む。福国寺までは2kmと出ているが中国の案内表示はあてにならないので、2倍の4kmと予想して歩いて行く。

途中の道端に月餅の空き箱が捨てられていた。中秋節が近いので中国人は月餅を買い込むのだが、道端に月餅の空き箱を捨てるというのは孔子や孟子もビックリのモラルだ。

でも、ここは白沙古鎮だから捨てたのはナシ族かな?こんな光景を外国人に見られたら中国政府や共産党の面子丸つぶれだな!海外に「美麗中国」とか宣伝しても、これじゃダメだな!愛国教育より道徳教育が先だよな。いずれにせよ中国の恥部が田舎で見られた。

麗江五大寺院 福国寺

福国寺までは案内表示には2kmとあったが予想通り2km以上歩いても到着しない。直線距離で2kmなのだろう。山道に入りひたすら上り坂を登っていく。途中でチャリダーたちに追い抜かれていく。この道はチャリダーたちのサイクリングロードにもなっているようだ。

09:55頃、約1時間かけて福国寺に到着する。GPSを確認する5km歩いていた。
案内表示の2kmは大嘘であった。

福国寺はチベット仏教の寺院で明の万暦29年(1601)に木氏により安楽寺の名称で建立される。後に明の天啓帝より福国寺の名称を賜わり現在の名称となる。麗江古城の北にある黒龍潭公園の五鳳楼は福国寺から移築されたものである。

福国寺は麗江五大寺院に数えられるが建物は新しく建設ラッシュの真っ最中であった。入場料は取られなかったが観光開発が完了すると怪しい。

11:30頃、白沙古鎮に到着するが、下水道工事の真っ最中で観光できる状態ではなかった。工事が終わらない限りまともな観光はできないだろう。白沙古鎮は次の機会があれば再び訪れることにして、昼過ぎに6路Bのバスで麗江市内へ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 25元
食費 23元
バス 4元 路線バス
合計 52元

雲南省旅行記2014夏5

鉄道で昆明へ

麗江を出発

07:20頃にユースホステルをチェックアウトして、白龍広場から18路のバスで麗江駅へ向かう。列車の乗客で混雑していると思ったがバスは意外にも空いていた。07:45頃、麗江駅に到着する。

バスは空いていたが麗江駅前は結構混雑していた。待合室へ向かうが麗江駅の駅員はやる気があるようで、切符と身分証の確認をちゃんとやっておりパスポートの番号と切符に印字された番号を確認してから確認の印を押していた。

いつものパターンだと駅員は外国人とは関わりたくないのでパスポートの番号を確認せずに返却なのだが麗江駅は違った。手荷物のX線検査を済ませて待合室に到着する。

ちょうど改札が始まるところで混雑している。一応並んではいるが後ろの方はカオス状態だ。そして、目の前でおサルさんが痰を吐きやがった。正直言って、おサルさんは乗車拒否にしてほしい。中国政府や共産党が、あれだけマナー向上を訴えているのに、なぜマナーが向上しないのだ?

改札が始まり列車に乗車する。列車は昆明行きのK9612次だ。列車は定刻通り発車して、まずは大理へ向かう。

車窓からの景色はよいのだが、残念ながら空調車なので窓が開けられない。これでは旅の情緒も半分以下、いや1割以下だ。やはり、窓の開けられる非空調車でなければ鉄ちゃんには満足できない。

車内の状況は普通の中国の鉄道だ。ようするにわざわざ通路に足を出しているとか、カップ麺食べているとかだ。タバコを吸っているおサルさんはいなかったので、この点はよかった。

ただし、自分の隣の中国人がゲップしやがった。中国人ではなくおサルさんであった。
ゲップするなとは言わないが人前でするな。孔子や孟子の生まれた国なんだから中国政府と共産党にはおサルさんのマナー向上に一層の力を入れて欲しい。

10:24頃、大理に到着する。停車時間は11分だ。大理で機関車の交換が行われ進行方向が変わる。大理を発車すると列車はゆっくりと40-50km/hくらいの速度で昆明へ向かう。すぐ近くの高速道路を走る車は列車を追い抜いていく。これが雲南十八怪の第十三怪「列車より車の方が速い」(汽车还比火车快)という奴だ。

昆明に到着

16:43に昆明駅に到着する。駅のホームには16:38到着となっているが、実際には5分遅れで到着だ。中国では5分の遅れは遅れにはならないのか?

6年ぶりに昆明にやって来たが駅前の警備がずいぶんと厳しい。やはり、無差別殺傷事件の影響が大きいようだ。いたる所に公安と武装警察が警備をしている。昆明も物騒になったものだ。

今日の宿は昆明駅の近くにユースホステルがあるので、そこを目指す。昆明駅前の站前路を東へ500mほど行った所にKunming The Elegant House Youth Hostel(昆明雅居国际青年旅舍)がある。

予約はしていなかったが6人ドミトリーが空いていた。1泊40元(会員料金)だ。昆明駅に近いということもあり、繁盛している様子だ。

ただ共有スペースが少し狭い。駅のすぐ近くなので土地代が高いから仕方がないか。鉄道を利用するバックパッカーにとっては非常に重宝する宿だ。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 40元
食費 20元
バス 1元 路線バス
合計 61元

昆明

公共交通ICカードをチャージする

09:00過ぎにユースホステルの1本裏の通りの永平路と永勝路(永胜路)の交差点近くにある公共交通ICカード(昆明公交IC卡)のチャージ場所の充値点(充值点)へ行く。昨日の夕方にチャージしようと行ったのだが営業時間を過ぎていたので再びやって来たのだ。営業時間が08:30-17:30なので、既に営業している。

6年前に使用していた公共交通ICカード(昆明公交IC卡)に50元チャージしたが、残額が128元になっており、以前の残額78元が残っていた。6年も前の残額なので無効にされていると思ったが、まだ有効であった。

昆明倾城国际青年旅舍

10:00頃、Kunming The Elegant House Youth Hostel(昆明雅居国际青年旅舍)をチェックアウトして站前路のバス停から2路のバスに乗車する。文廟(文庙)で下車して、人民中路から文廟(文庙)の前から華山西路を通り、10分ほどでユースホステルのKunming upland youth hostel(昆明倾城国际青年旅舍)に到着する。

予約はしてあるのだがチェックインは昼過ぎからということでレセプションの前で待たせてもらう。昼近くになるとチェックアウトとチェックインの客で滅茶苦茶混雑してくる。自分は1時間以上待っているので先にチェックインさせて欲しいところだが、その場の空気を読んで空くのを待つ。

どこかの国の愚民みたいに我先にというのはしない。でも、予約していなかったら、郷に入れば郷に従えで愚民と同じように我先にをやっているな。

13:00頃、空いてきたのでチェックインの手続きをする。16人ドミトリーで1泊35元(会員料金)だ。インターネットの予約時に3.5元を予約金で支払っているので残額の31.5元を支払う。16人ドミトリーなので、かなりのカオス状態とか、長期滞在の主とかがいると思っていたのだが意外にもドミトリーは綺麗に片付いていた。

それにドミトリーはロッカーがあったり、ベッドにはコンセント、小物を置く台、照明が完備されており、Kunming Cloudland International Youth Hostel(昆明大脚氏国际青年旅舍)の系列店らしく部屋はしっかりとしている。Lonely Planetにも紹介されているので欧米人は多い。

夕方にインターネットでKunming Cloudland International Youth Hostel(昆明大脚氏国际青年旅舍)の8人ドミトリーの予約をしておいた。ちょっと長めの1週間滞在する。でも、過去に大脚氏には1ヶ月ぐらい宿泊というか住み着いていたから1週間はまだ短いな。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 31.5元
宿泊費 24.5元 ネット予約
Kunming Cloudland International Youtd Hostel
(昆明大脚氏国际青年旅舍)
食費 16元
バス 1.8元 路線バス
合計 73.8元

昆明街歩き

明永暦帝殉国処碑

11:00頃、ユースホステルのKunming upland youth hostel(昆明倾城国际青年旅舍)をチェックアウトする。今日はThe Hump Youth Hostel(昆明驼峰国际青年旅舍)へ移動するのだがバス停へ向かう途中に明永暦帝殉国処碑を偶然見つける。これは超マイナー史跡と言って良いのだが、久しぶりに心を動かす史跡に巡りあった。

この石碑は南明の永暦帝が明王朝を裏切り清朝に寝返った呉三桂に殺害され明王朝の皇統が完全に断絶した事を示す石碑だ。呉三桂は清朝の平西王に封じられ雲南一体を治めていたが清朝に反乱を起こす。しかし、明朝を滅亡へ追いやった張本人の呉三桂に大義はなく反乱は失敗して呉三桂は非業の最期を遂げる。

バックパッカーの王道 ハンプホステルへ移動

文廟から1路のバスに乗車して、得勝橋(得胜桥)で下車して金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)へ向かう。12:30頃、金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)のThe Hump Youth Hostel(昆明驼峰国际青年旅舍)に到着する。日本ではハンプホステルとしてバックパッカーの間では昆明の定番宿の一つとして知られている。

ハンプホステルの存在は6年以上前から知っていたが、欧米人の定番宿で混雑している聞いていたのと、Kunming Cloudland International Youth Hostel(昆明大脚氏国际青年旅舍)が自分の沈没地となっていたので、今まで場所までは知っていたが宿泊したことがなかった。

入口は1階のバー(驼峰酒吧)の裏にあり、3階にレセプション(总服务台)がある。金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)という昆明の繁華街のド真ん中にあるのだが、入口がちょっと上級者向けの位置にあるが、何とかレセプション(总服务台)まで辿り着く。

1泊30元(会員料金)だがYHA Chinaの公式サイトで10人ドミトリーを予約して予約金を支払っていたので、残金27元を支払う。10人ドミトリーは既に欧米人が2人いた。ドミトリーの設備は60Lのバックパックが収納可能なロッカーに、各ベットに小物を置く台、コンセント、照明まであり使い勝手は文句なしだ。さらに天井が高く圧迫感がない。

金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)という昆明の繁華街のド真ん中という立地条件で、仏系スーパーのカルフール(家乐福)まで徒歩5-10分の距離である。欧米人に人気の宿というのも納得である。個人的には裏通りに地元民の安食堂があるので有り難い。

金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)

今日は天気が晴れて良いので散歩に出かける。まずはハンプホステルのある金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)を散歩してみる。金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)は中国人の昆明での定番観光地らしくカメラ持った観光客が見受けられる。

金馬牌坊(金马牌坊)と碧鶏牌坊(碧鸡牌坊)が金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)のシンボルなのだが牌坊のすぐ脇には武装警察の車両が待機している。やはり昆明駅での無差別殺傷事件の影響なのだろうか?

常楽寺塔(東寺塔)と恵光寺塔(西寺塔)

常楽寺塔(東寺塔)

恵光寺塔(西寺塔)

13:00過ぎに金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)の南にある常楽寺塔(東寺塔)と恵光寺塔(西寺塔)を訪れる。南詔国の時代に創建された塔だが、地震や戦火で失われたりして、現在の塔は清朝末期に建てられたそうだ。

カルフールで米酒と瀾滄江ビール

14:00過ぎに金馬碧鶏広場(金马碧鸡广场)の北東にあるカルフールへ行く。米酒290ml(3元)と瀾滄江ビール(澜沧江啤酒)(600ml)3.3元を購入する。

支払いは銀行のキャッシュカードでする。中国の銀行のキャッシュカードは銀聯(银联)のロゴが入っておりデビットカードとして多くの店で使うことができる。カルフール(家乐福)やウォルマート(沃尔玛)など大型スーパーなら確実に使える。現金を使わずに支払いができるので、ニコニコ現金払いの釣り銭で偽札を掴まされることもなく便利である。

久しぶりに米酒とビールを飲む。米酒なんて6年以上ぶりだ。米酒は湖北省産であったが、アルコール度数が0.1-0.5%で低く甘く美味かった。

ビールは瀾滄江ビール(澜沧江啤酒)で雲南省の地ビールだ。同じ容量のコカ・コーラが2.5元であったので、その差が0.8元となるとビール好きには嬉しい安さであろう。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 27元
食費 25.3元
バス 1.8元 路線バス
合計 54.1元

ユースホステル移動

ハンプホステルをチェックアウトして金殿へ

11:10頃、ユースホステルのThe Hump Youth Hostel(昆明驼峰国际青年旅舍)をチェックアウトする。今日はKunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)へ移動する。

11:30頃、カルフールの近くの南屏街東口(南屏街东口)のバス停から71路のバスで金殿へ向かう。始発のバス停から終点のバス停までの移動で45分ほど、12:10頃、終点の金殿に到着する。金殿からは147路のバスで麦沖村(麦冲村)へ移動なのだが、147路のバス停表を見ると最終バスの時間が早い。そうなるとバスの本数が少ない可能性が高い。予想通り147路のバスは30分-1時間に1本のようで12:45に出発した。

金殿バスターミナル

Kunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)

金殿から山道へ入っていき急激に都会から田舎へと景色が変わっていく。12:55頃、麦沖村(麦冲村)で147路のバスを下車して道なりに歩くと道路の左に臥龍寺(卧龙寺)の石碑が見えてきた。臥龍寺(卧龙寺)の石碑で左へ曲がり上り坂を登っていく。

臥龍寺(卧龙寺)を過ぎて、13:10頃、Kunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)に到着するが門が閉まっている。門には「開けて欲しい人は電話してちょ!」と電話番号の張り紙が・・・。中国の携帯電話持っていないのですが・・・。門を叩いて呼ぶが反応なし。

困っていると車が来て欧米人のカップルが降りてきた。タクシーの運ちゃんが「今電話したから開くよ!」と言って、すぐに老板が来て門が開いた。助かった!門から建物まで30mぐらい離れており、これでは門を叩いても気付いてくれない訳だ。

Kunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)は事前にBooking.comで10人ドミトリーを予約しておりチェックインの手続きは問題なく終える。

沈没地になりそうな静かなユースホステル

10人ドミトリーには、先ほどの欧米人が先客としていたが、他に滞在者はいないようだ。10人ドミトリーは綺麗に掃除されており、ロッカーがあり、各ベッドには小物を置く台とコンセントが有る。これはかなり設備が整っている。

ユースホステルの中を探検してみるが、敷地が結構広い。それに建物も比較的新しい。

どうも、ユースホステルにしては敷地が広すぎるし、建物が立派過ぎる。山の中のユースホステルなのに設備投資過剰と言っていいぐらい設備良すぎだ。元々は金持ちや共産党幹部の別荘だったのだろうか?

宿泊客は少なめで静かだ。日本の自宅警備員が、ここでドミトリー警備員になっても快適に暮らせそうだ。交通の便は少々不便であるが静かにのんびり過ごしたいという人には良いユースホステルだ。

夕飯はユースホステルの食堂で老板たちと一緒に食事である。1人10元で夕飯を食べさせてもらうが量が多い。おばちゃん料理作りすぎだ!

夕飯食べ終わって犬と遊んでいると、家族連れの宿泊客が野菜を買い込んで帰ってきた。厨房を借りて夕飯を作っているが火鍋をやるようだ。というか、厨房借りられるのか?
まあ、その辺は老板と要交渉なのかな?

そういえば欧米人のカップルは夕飯どうしたのだろうか?外に出ていった形跡ないし、厨房を借りてもいないし・・・。

夜になりインターネットで情報収集をしていると、老板と家族連れの宿泊客がお茶飲みながら談笑している。ぼちぼち寝ようかなと思ったら老板たちに一緒にお茶飲むよう誘われが、家族連れの宿泊客は台湾人だった。そうすると今日は中国人の宿泊客がおらず、全て外国人ではないか?

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 30元
食費 18元
バス 3.6元 路線バス
合計 51.6元

昆明の定番ユースホステル

ユースホステルから無料送迎で金殿へ

07:10頃に起床する。08:00頃になり台湾人の家族連れも起きてきた。朝食は何やらキャンペーン中だったので肉醤麺を無料で頂けることになった。台湾人の家族連れと一緒に朝食を食べる。チェックアウトの準備で荷物をまとめるがドミトリーの欧米人は起きてはいるが眠たそうな様子だ。09:40頃、Kunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)をチェックアウトして金殿までの無料送迎の車を待つ。

09:45頃、老板が手配してくれたタクシーが来た。台湾人の家族連れ6人も一緒に乗車する。自分は金殿まで送ってもらい、台湾人の家族連れは空港まで送ってもらうそうだ。というか、送迎まで無料で付けて、このユースホステルの経営は大丈夫なのか?居心地が良かったユースホステルだっただけに心配になってしまう。10:00頃、金殿に到着して、台湾人の家族連れは空港へ向かう。

昆明大脚氏国際青年旅舍

自分は金殿から10路のバスに乗車して小西門(小西门)で下車する。10-15分ほど歩いて、11:05頃、Kunming Cloudland International Youth Hostel(昆明大脚氏国际青年旅舍)に到着する。

2008年に宿泊して以来、6年ぶりにKunming Cloudland International Youth Hostel(昆明大脚氏国际青年旅舍)にやって来たが外観は変わっていない。2013年に改装したそうだが、レセプションの机が立派になっている!

チェックイン手続きをするがユースホステルの人は自分が初めて来た客だと思っているようだ。まあ、1ヶ月以上も宿泊というか住み着いていた日本人が再びやって来るとは思わないだろうな!

今回は8人ドミトリー1泊35元(会員料金)に1週間滞在するのだが、インターネットで予約して1割予約金で支払っているので残金220.5元を支払う。鍵を受け取り8人ドミトリーへ向かう。改装したばかりということもありドミトリーは綺麗で新しい。

というか、この場所は元々は活動室とかで長期滞在していた頃はネットをやっている宿泊客の溜まり場だった。ドミトリーに改装してベッド数を増やしようだ。

郵便局からEMSを出す

12:20頃、ユースホステル近くの雲南日報社(云南日报社)のバス停から64路のバスで昆明駅へ向かう。13:00頃、昆明駅に到着。駅前の郵便局へ行く。

何で郵便局なんかに行くのかって?それは、Kunming EC Youth Hostel(昆明培力国际青年旅舍)をチェックアウトする時に鍵を返し忘れたのでEMSで送り返すためだ。また鍵を返し忘れてしまった。

青海省の祁連で一度やらかしていたのだが、またやらかしてしまった。
今回はEMSを使って返却することにした。それに今まで中国でEMSを使ったこともなかったので勉強のためにも使ってみる。窓口でEMSの伝票をもらい記入する。

伝票と鍵とお詫びの手紙を窓口に持って行くと、窓口のお姉ちゃんがEMS専用の封筒に鍵と手紙を入れて封をする。あとは重量計って伝票を確認する。

発送人の電話番号が日本の携帯の電話番号だったので、お姉ちゃんに中国の電話番号がないか聞かれるが、中国の電話番号を持っていないことを伝えると、そのまま処理してくれて、EMSの料金20元と専用の封筒代3元の計23元を支払う。

EMSで鍵の返却を済ましたので、次は3月に発生したの無差別殺傷事件の影響で警備が厳重な昆明駅へ行ってみる。しかし、写真なんか撮っていると、明らかに観光客なので宿の客引きのおばちゃんが声をかけてくる。

切符買いに来ただけとか、明日列車に乗るとか言っても、「休息吧」とか言って、おばちゃんの客引きは止まらない。そして、「お姉ちゃん40元(約980円)だよ!(小姑娘40块!)」とか言ってくる。40元は絶対に嘘だろ!

小姑娘は絶対にありえない!この場合は、良くてもドラム缶の胖姑娘か昔は小姑娘だったかもしれない老姑娘、ようするに大姐、おばちゃんだろ!こんなのに引っかかる自分ではないので無視しておく。

昆明駅は警備厳重で柵で囲まれ、切符売場へ行くのでも手荷物のX線検査とボディチェックを受けなければならない。そして、公安や武装警察が目を光らせている。

武装警察は自動小銃まで携帯しておりテロリストを逮捕するより射殺が優先のようだ。昆明駅には自動券売機が多数配置されているのだが、使い方を知らない人間が多いようで自動券売機は比較的空いており有人窓口が混んでいる。

自動券売機は二代身分証(二代身份证)がないと切符の購入ができず外国人は利用できない。しかし、外国人が利用できないのに英語メニューがあるのだ。

もしかして、パスポートのICチップが読み取れるのかと思い大理行きの切符購入を試してみるが、英語メニューでも二代身分証(二代身份证)を要求してきた。この状況は、どういう風に受け取ればよいのだろうか?

外国人は使えないのに英語メニュー付きの自動券売機を開発したメーカーが馬鹿なのか?二代身分証(二代身份证)を持っていないのに自動券売機で切符を買おうとした外国人が馬鹿なのか?鉄道部(今は解体され無くなった)の役人が馬鹿なのか?

13:45頃、昆明駅前の站前路から80路のバスに乗車して、14:30頃、終点の馬街で下車する。

昆明西部汽車客運站にやって来た。バスの運行状況を確認するのだが西部客運站からは大理やシャングリラ(香格里拉)など昆明から西へ向かうバスが発着している。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 220.5元 1泊35元(会員料金)×7 ネット予約の残金
食費 12元
バス 3.6元 路線バス
EMS 23元 国内EMS20元 封筒3元
合計 259.1元

昆明沈没

ウォルマートで買い物

昼過ぎに近くのウォルマート(沃尔玛)へ買い出しへ行く。インスタントラーメンとウォルマートのPB商品のパイナップルビールを購入する。インスタントラーメンは5袋入りで10.8元(約180円)と10.9元(約180円)の2つを購入。

インスタントラーメンは5袋入りだと12-13元ぐらいの商品が多い。2種類とも唐辛子がほとんど入っていないやつだ。中国ではカップ麺やインスタントラーメンには必ずと言っていいほど唐辛子を使っており辛い。

辛くないのを探すのは非常に難しく種類が少ない。日本では毎月新製品のカップ麺が発売され競争が激しいが、中国では出回っているのが大体決まっており競争は日本ほど激しくはないようだ。

パイナップルビールは330mlで1.5元(約25円)だ。レジでの支払いは銀行のキャッシュカードで口座引落にする。午後は雨が降ってきて外へ出ることができずユースホステルに缶詰だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 43.2元
合計 43.2元

靴洗ったので今日はドミトリー警備員です

日本を出てから一度も洗っていなかった靴を洗った。おかげで靴が乾くまでは完全に外に出られない。昨日ウォルマートで買ってきたインスタントラーメンで食いつないで大人しくしているしか無いな。天気も悪いしドミトリーで自宅警備員でなくドミトリー警備員をして過ごすことにする。

本日の出費
項目 金額 備考
合計 0元

靴乾かず昆明大脚氏国際青年旅舎に籠る

昨日洗った靴が乾いていないので昆明大脚氏国際青年旅舎に籠る。ウォルマートで買ったインスタントラーメンで食いつないで乗り切る。
食料の底がついたらユースホステルのレストランで注文すればいいだけなのだが、極力貧乏旅行を心掛けているので高い所は避けたいところだ。今日で昆明大脚氏国際青年旅舎の滞在は3日目になるが、日本人は自分以外に1人しか見ていない。

5年前は宿泊した8人ドミトリーの半分が日本人になっていた事もあったほど日本人が結構いた。業界の有名人である香港のゴダイゴゲストハウスのオーナーに遭遇した事もあった。

それが今では日本人がいなくなった。欧米人の宿泊客の割合も減ったような気もする。まあ、国際情勢も変化しているし、昆明に競合店が多くできているからなのだろうか?5年の間にユースホステルの勢力図も変わっているのだろう。

本日の出費
項目 金額 備考
合計 0元

昆明出発準備

ネットで切符を予約して昆明駅で受け取る

朝から雨が激しく降っている。夜中は雷が鳴っていたほど強い雨だったが朝になっても強いままだ。昼前になって雨がやんだのでインターネットで8月29日の大理行きの切符を予約購入して昆明駅で受け取る。

昆明駅は相変わらずの厳重な警備だが、切符売場の自動券売機も相変わらず空いている。やはり中国人は自動券売機の使い方が分からないので有人窓口に並んでしまい混雑しているのか?

自動券売機を利用できない日本人の自分が自動券売機の使い方を知っていて、なぜ中国人が使い方を知らないのだ?自動券売機にパスポート読取り機能さえ付けてくれれば有人窓口に並ばずに済むのに・・・。

有人窓口に30分ほど並んでパスポートと予約番号(订单号)を書いたメモ紙を窓口に出して切符を受け取る。

南のバスターミナル昆明南部汽車客運站

14:00頃、昆明駅近くの永勝路から154路のバスに乗車して、15:00頃に終点の新螺蛳湾公交枢纽站で下車する。

ここは昆明の東西南北の長距離バスターミナルのひとつである昆明南部汽車客運站があるが、路線バスのバスターミナルや公共交通カード(公交IC卡)のチャージ場所もある。昆明の他のバスターミナルや空港行きのバスがある。

そして、重要なのが長距離バスターミナルの昆明南部汽車客運站だ。主に景洪、普洱、磨憨など南へのバスが多い。バックパッカーにとってはラオスのビエンチャン(万象)、ルアンパバーン(琅勃拉邦)、フアイサーイ(会晒)への国際バスが重要と言っても良いだろう。

それと、昆明南部汽車客運站の向かいには地下鉄1号線の南部汽車站があった。目の前に地下鉄1号線の駅があるのは非常に便利だ。事前に調べていなかったが地下鉄1号線を使えば渋滞に巻き込まれずに昆明駅まで行ける。昆明も大きっ変わったものだ。

義烏の昆明版「中豪・螺螄湾国際商貿城」

昆明南部汽車客運站の隣の区画には中豪・螺螄湾国際商貿城という義烏の雑貨品卸売市場の昆明版とも言える市場がある。広さは半端でなく、日本のイオンモールなんて小さすぎです。

ただし、規模がデカすぎるので奥の方や上の階へ行くと人が少なくなってくる。どうもこのままだと「ガイアの夜明け」や「未来世紀ジパング」で出てきそうなゴーストタウン(鬼城)になってしまうのではと心配してしまう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 40.5元
切符 64元 昆明→大理
バス 5.4元 路線バス
合計 109.9元

東の長距離バスターミナル昆明市東部汽車客運站

09:00頃、ユースホステルを出て22路のバスで東部公交枢紐站へ向かう。10:20頃、東部公交枢紐站に到着する。

東部公交枢紐站は路線バスのバスターミナルであるが、隣の区画には昆明の東の長距離バスターミナルである昆明市東部汽車客運站と地下鉄6号線の東部汽車站がある。地下鉄6号線は空港と結んでおり、数年以内には昆明市内へ延伸するだろう。路線バス、長距離バス、地下鉄が集中している昆明の交通の要衝だ。

昆明市東部汽車客運站は主に雲南省南部、東部へのバスが出ている。主だったバスは蒙自、箇旧(个旧)、開遠(开远)、文山、河口がある。ベトナムを目指すバックパッカーと市場の2階や3階にいるお姉ちゃんたちが目当ての人たちは国境の町である河口へのバスが重要であろう。

新華書店でロンリー・プラネットを買う

13:30頃、ハンプホステル近くの南屏街にやって来た。昆明中心部の繁華街だが、南屏街の新華書店でロンリー・プラネット甘粛・寧夏を購入するが店員の態度が悪すぎる。

まあ、国営企業の新華書店に接客サービスを求めるのは間違いなのだろうが、レジで椅子に座って業務したり、客に小銭出させて切りの良い金額にしないと釣り銭を出さないとか接客態度が悪すぎる。新華書店には顧客満足度とかいう概念が無いのだろう。明らかに売ってやっているという態度である。

今後は新華書店では本の購入は極力避けて、なるべくアマゾン中国で購入することにしよう。アマゾン中国の方が値引き販売しているし!

雲南コーヒーを買って飲む

新華書店で買い物を終えて、すぐ近くのカルフールへ向かうが、この南屏街には他にもユニクロ、無印良品、味千ラーメンの入った商業施設もある。商業施設の前にある広場には武装警察の車両が待機しており警備が厳重である。これはウイグル族のテロを警戒しているということなのだろう。反日暴動が起きた場合はユニクロや無印良品が略奪に遭っても放置なのだろうな。

カルフールでは雲南コーヒーと米酒を購入する。支払は銀聯カードでする。現金いらずで銀行口座から引き落としなので便利だ。釣り銭ごまかされたり、偽札を掴まされることもないし。

雲南コーヒーはインスタントコーヒーだけど雲南省に来たのだし特産のコーヒーを買っておくのも良いだろう。それに雲南コーヒーは1箱9.5元だが、特売で2箱だと13.8元になっていた。本当はコーヒー豆で買うのが一番良いのだろうが、コーヒー豆は高級品ばかりなので手が届かない。そして、米酒は前回買ったのと同じ米婆婆の米酒だ。

15:00頃、ユースホステルに戻り雲南コーヒーを淹れてみる。インスタントコーヒーなので手間いらずで、すぐに完成だ。自分はコーヒーの味なんか分からないので飲んでも美味いのかは分からない。ただコーヒーは嗜好品なので金持ちの飲み物というイメージしかない。

勝手にブルジョワ階級の気分に浸る。でも、中国だとブルジョワ階級は労働者階級の敵なんだよな。敵なのに拝金主義で中国人は金持ちになることを夢見ている。中国政府はこの矛盾をどう解決する?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 41.8元
バス 5.4元 路線バス
ロンリー・プラネット甘粛・寧夏 59元
合計 106.2元

地下鉄で北バスターミナルの昆明市北部汽車客運站へ

08:30頃、96路のバスで北バスターミナルがある北部公交枢紐站(北部公交枢纽站)へ行こうと思ったが、物凄い混雑で乗車できないので諦めて、地下鉄に乗車して行くことにする。イスラム食堂で刀削麺を朝食に食べて、一旦ユースホステルに戻る。

インターネットの百度地図でルート検索をして、ユースホステル近くの雲南日報社(云南日报社)のバス停から64路のバスに乗車して双龍商場(双龙商场)で下車して、近くの地下鉄2号線の環状南路(环城南路)へ向かう。

昆明にも地下鉄が開通したのだが初めて乗車する。自分の持っている公共交通カード(公交IC卡)は地下鉄が開通する遥か前に購入したカードなので自動改札機にタッチしても反応せず。仕方ないので自動券売機に並んで切符を購入する。

切符と言ってもICカードで回収されて再利用されるタイプだ。環状南路(环城南路)から北バスターミナルがある北部汽車站(北部汽车站)までは4元(約68円)だ。自動改札を通りホームで列車を待つがウンコしたくなってきた。朝食に刀削麺を食べたので、食べた分を出したくなったという訳だ。中国では外出中のウンコは大問題である。小便は最悪の場合は隠れて立ち小便という方法があるので小問題だ。

しかし、昆明地下鉄の駅には無料のトイレがあるので大丈夫だ。もちろん、昆明は文明都市なのでトイレには壁や扉がある。扉の鍵もちゃんと掛かる。便器にちょっと固形物が付いているけど、ちゃんと流してあるので安心してウンコができます。

シャングリラバスターミナルにある有料ニーハオトイレとは天と地の差以上です。シャングリラバスターミナルの有料ニーハオトイレは欧米人絶叫間違いなしのウンコ山盛りの地獄絵図でしたが、昆明地下鉄のトイレは問題なしです。

緊急事態を乗り切って、10:00頃、地下鉄2号線に乗車する。ちなみに隣の昆明駅から北バスターミナルの北部汽車站(北部汽车站)までも同じ運賃の4元(約68円)だ。もし、昆明駅から25路のバスで北バスターミナルがある北部公交枢紐站(北部公交枢纽站)へ行く場合は2元(約34円)で安いのだが渋滞とカオス状態の車内が待っている。

地下鉄2号線は空いており、渋滞とかも関係ない。何より客層が比較的上品なので精神衛生上良い。バスみたいに車内で痰吐いたり、タバコ吸ったりとかに遭遇しなかった。車内には飲食禁止、禁煙、ゴミ捨てるなの表示があったが乗客は、ちゃんと守っていた。

この地下鉄2号線は地下鉄1号線ともつながっているので、北バスターミナル、昆明駅、南バスターミナルを地下鉄だけで移動できるだ。数年後には地下鉄3号線が開通するだろうから、東バスターミナルと西バスターミナルも地下鉄で移動できるようになるだろう。

北の長距離バスターミナル昆明市北部汽車客運站

10:25頃、北バスターミナルがある北部汽車站(北部汽车站)に到着する。駅を出ると目の前に北バスターミナルの昆明市北部汽車客運站(昆明市北部汽车客运站)がある。ここは地下鉄の駅と長距離バスの北バスターミナルである昆明市北部汽車客運站(昆明市北部汽车客运站)、路線バスのバスターミナルである北部公交枢紐站(北部公交枢纽站)がある。

昆明市北部汽車客運站(昆明市北部汽车客运站)からは曲請(曲请)、富源、昭通などの雲南省北東部や貴州省貴陽、四川省成都、重慶、河南省鄭州、青島、上海行きのバスがある。青島や上海行きのバスは需要があるのか?鉄道の方が楽なような気がする。

ウォルマートで普洱茶とか購入

昼過ぎにユースホステル近くのウォルマート大観店で買い物をする。普洱茶、雪花ビール、ウォルマートのPB商品の米酒とビールを購入する。

支払は銀聯カードで銀行口座からの引き落としだ。雪花ビール(雪花啤酒)は330mlの6缶セットで9.8元(約166円)で1缶あたり約1.64元(約27円)で激安だ!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 50.6元
バス 2.7元 路線バス
地下鉄 4元
合計 57.3元

雲南省旅行記2014夏4

チベット行き失敗!

飛来寺→チベット自治区マルカム(芒康)行きに挑戦

07:00頃に起床するが雨が降っていて天気が悪い。飛来寺を離れるか迷う。08:30頃、雨がやんでいたので飛来寺を離れることにする。行き先はチベット自治区マルカム(芒康)だ。入境証は持っていないがチベット行きに挑戦だ。

08:45頃、ユースホステルをチェックアウトして飛来寺景区の入口へ向かう。ここにはチベット、麗江、シャングリラ、西当温泉など各地へ行くタクシーが集結している。7時台が一番車が多く客が集まりやすい時間帯のようだが、9時前でも車が多い。

飛来寺景区の入口に着くと、すぐに運ちゃんたちが声をかけてきた。マルカムへ行くことを告げると、マルカム行きの車に連れて行かれる。運賃は100元だ。徳欽のバスターミナルである徳欽汽車站からのバスだと89元なのだが、外国人にはバスの切符を売ってくれない可能性があるので、高くても乗り合いタクシーでバレないように行く事を決める。

運ちゃんたちに連れてこられたが、車のオーナーは別にいるようで、どこからか本当の運ちゃんを連れてきた。車に乗り込むと運ちゃんが仲間の運ちゃんに20元支払った。どうやら客引き手数料という事のようだ。

運ちゃんにどこから来たか聞かれ、日本から来たことを告げると、ちょっと驚いていた。そして、運ちゃんはチベットのチャムド(昌都)出身ということだ。日本人だと降ろされるかなと思ったが大丈夫であった。運ちゃんは外国人が入境証なしでチベットに行けないことを知らないのか、知ってて乗せているのかは不明だ。10:00頃、客が集まり飛来寺を出発する。乗客は自分を入れて8人だ。

チベット自治区の手前の雲南省佛山

11:00頃、チベット自治区の手前の雲南省の佛山に到着する。ガソリンスタンドで給油とトイレ休憩になる。

佛山の検問所で追い返される

11:15頃、佛山の外れにある徳欽公安局佛山警務站に到着する。ここがチベット行きの最大の難関である検問所だ。ここで運ちゃんが全員の身分証を回収して登記に行くが、予想通りというかお約束の展開で公安に自分だけ呼ばれる。

他に書類は持っていないか聞かれるが、当然のことだが入境証なんて持っていないので、何も事情を知らない旅行客のフリするが、公安に入境証のコピーを見せられて細かく説明を受けて、入境証を持っていないのでチベットへは入れないと告げられる。

運ちゃんが公安に交渉してくれたが、やはりダメで、逆に公安から入境証を持っていない外国人はチベットに入れない事の説明を受ける。運ちゃんには半額の50元を支払い佛山警務站で下車する。

そして、公安から同じように入境証を持たない日本人が、ここにいることを告げられる。目の前には初老の男性がいる。家族連れのようだが日本人?中国人だと思っていたが日本語が通じるではないか!

A先生の奥さんが中国人で娘夫婦と孫を連れて車でチベットへ行こうとして入境証を持っていなかったので引き返すところであった。ここでA先生の車に便乗させてもらいシャングリラまで戻ることになる。A先生に会わなければ佛山警務站で1日がかりのヒッチハイクという展開になるところであった。

A先生は中国に長年住んでいるそうだが入境証の事を知らずに来ていた。ここで日本人に遭遇したのも驚きだが、入境証を知らずに来たという方がもっと驚きであった。

11:35頃、佛山警務站を離れシャングリラへと出発する。公安には手を振って別れを告げ、公安も手を振って答えてくれた。佛山警務站の公安は結構親切でした。まあ、こちらが中国語を話せたからな?やはり中国語は重要だな!

13:00頃、徳欽で昼食休憩となる。ここでA先生から鍋料理をご馳走になる。

13:55頃、徳欽を出発して、18:00頃、シャングリラに到着する。A先生たちは、このまま麗江へ行かれるそうで、ここでお別れとなる。チベットへは行けなかったが、思いがけずにシャングリラまで戻ることができた。今日の宿は香格里拉国際青年旅舎だ。8人ドミトリーで1泊30元(会員料金)だ。

夕飯は通りの食堂で回鍋肉炒飯を食べる。

チベット自治区マルカム(芒康)行きのまとめ
  • 飛来寺(飞来寺)→マルカム(芒康)は乗り合いタクシーで1人100元。
    佛山の検問所で降ろされた場合は半額の50元。
  • 入境証の事を知らない運ちゃんなら外国人でも乗せてくれる。
  • 検問所があるのは雲南省側の佛山。
    佛山の町外れに検問所の徳欽公安局佛山警務站がある。
  • 入境証持っていないと当然だが追い返される。
  • 検問所で降ろされたら自力で徳欽へ戻る。
検問所までのGPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

徳欽汽車站
N 28°29’15.02″
E099°54’52.65″
飛来寺景区
N 28°26’30.35″
E098°52’35.04″
飛来寺の宿
飛来寺覚色滇郷青年旅舍
(飞来寺觉色滇乡青年旅舍)
(Deqin Feilai Temple youth hostel)
N 28°26’42.38″
E099°52’24.41″
検問所(入境証チェックポイント)
徳欽公安局佛山警務站
N 28°43’34.36″
E098°41’06.85″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 60元 1泊30元×2
食費 15元
乗り合いタクシー 50元 飛来寺→マルカム(芒康)
100元だったけど、佛山警務站で下車となり50元。
バス 1元 路線バス
合計 126元

シャングリラのマツタケ

雲南省シャングリラ(香格里拉) 松茸市場へ行く

09:20頃、シャングリラにある松茸市場のShangri-La matsutake Park(香格里拉松茸园区)を見物する。シャングリラ(香格里拉)は松茸の産地としても有名で日本で売られている中国産松茸のほとんどはシャングリラ(香格里拉)周辺で採れたものだとか。

で、その松茸市場に潜入してみました。松茸市場の隣には検疫所や税関の建物があり地元政府がどれだけ松茸を輸出品として重要視しているのかが分かる。

まだ、本格的なシーズンになっていないようで、松茸市場は人が少ない。しかし、大量の松茸が無造作にカゴに入れられていたり、おばちゃんたちが松茸を選別していたりする。もちろん、松茸を採ってきたチベット族の松茸ハンターのおばちゃんたちと仲買人のおっちゃんとの値段交渉バトルも発生している。


この松茸市場で松茸の相場はどれくらいなのか調べてみると、1kg75元~160元であった。日本のスーパーで売られているような大きさと形の良い松茸は1kg160元、小さかったり、大きくなりすぎた松茸が安くなっていた。

そして、大きさや形に関係なくシャングリラ(香格里拉)の松茸は香りがない。どの仲買人の松茸も香りがないのだ。今まで日本で売られていた中国産松茸は検疫の関係で洗浄されるから香りがないものだと思っていたが、中国産松茸は元々香りがなかった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
合計 20元

世界遺産・麗江古城

雲南省シャングリラ(香格里拉)→麗江

08:30頃、ユースホステルをチェックアウトして建塘路と香巴拉大道の交差点近くのバス停から7路のバスに乗車してバスターミナルの香格里拉客運站へ向かう。今日は麗江へ移動するのだが天気は雨だ。

香格里拉客運站で麗江行きのバスのチケットを購入するが窓口には割り込みをするおサルさんがいる。バスは10:00出発で1時間ほど待ち時間がある。待合室で大人しく待っていると隣のおサルさんがタバコを吸っている。「禁止吸烟」という禁煙の文字が読めないのだろうか?サルだから読めないのだろうな。

09:40頃に麗江行きのバスに乗車するが腹の調子が悪くなってきた。ウンコ漏らすわけにもいかないので、有料のニーハオトイレに行く。ニーハオトイレの入口にいるババアに0.5元を払う。

ニーハオトイレは予想通りウンコ山盛りで流れていない。桶に水はあるのだが田舎の中国人がウンコ流すわけ無いよな。既にウンコ山盛りなのに、中国人がさらにウンコをしている。自分は山盛りのウンコを流してからウンコをする。

中国人ウンコ流せよ!というか、入口のババアは金取るなら掃除しろよ!欧米人が来るシャングリラのバスターミナルのトイレがウンコ山盛りなんてLonely Planetにも載っていない情報だ。

シャングリラでウンコ山盛りという思い出を作り麗江行きのバスに乗車する。09:55頃、乗客が早く集まったので、5分早くバスが出発する。

12:00頃、トイレ休憩で停車する。ここのトイレは1元の有料トイレで入口でジジイが料金徴収している。自分はトイレには行かなかったが中がどうなっているか気になる。自分の考える掃除された有料トイレなら許せるが、中国のウンコ山盛りニーハオトイレなら怒り心頭だろう。

13:30頃、バスターミナルの麗江客運站に到着する。今日の宿はInternational Youth Hostel Lijiang(丽江国际青年旅舍)に決めており、麗江客運站から8路のバスに乗車してで明珍広場(明珍广场)で下車する。

路地に入りInternational Youth Hostel Lijiang(丽江国际青年旅舍)に到着する。それほど距離はなく麗江客運站から北へ10-15分歩くだけの距離であった。バス使わなくても良かったな。

さて、宿泊する部屋は4人ドミトリーで1泊30元(会員料金)だ。さらに古城維持費80元を徴収される。

テーマパーク麗江古城

15:00頃、麗江古城へ行ってみるが人が多すぎる。夏休み中なので人で溢れている。天気は曇りで、あまり写真撮影には向かない条件だ。これじゃあ麗江に来た意味が無いな。

麗江に来るのは晴れの多い冬がいいのかな?今日は特に古城の中を歩く気もないので入口付近だけ見て回る。麗江古城にマクドナルドなんかあると雰囲気ぶち壊しだな。

さらにケンタッキーとピザハットまである。ケンタッキーは24時間営業になっている。ケンタッキーは以前から水車の前に店舗を構えていたのが完全に古城内に進出している。

まあ、需要があるから古城内に店舗を構えているのだろう。もう、昔の麗江古城は存在しない。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 60元 1泊30元×2
食費 26元
バス 66元 香格里拉→麗江
バス 1元 路線バス
トイレ 0.5元 香格里拉客運站のウンコ山盛りニーハオトイレ
古城維持費 80元
切符 89元 麗江→昆明
合計 322.5元

昆明行き準備1

麗江駅で昆明行きの切符を買う

08:30頃、ユースホステルから徒歩3分ほどの所にある白龍広場(白龙广场)から18路のバスで麗江駅へ向かう。昨日インターネットで予約した昆明行きの切符を受け取るためだ。

09:10頃、麗江駅に到着して切符売場へ向かう。列車の本数が少ない駅にしては窓口に客が多く並んでいる。

窓口に列ができているのとは対照的に自動券売機には列ができていない。中国人は二代身分証を持っているので自動券売機を利用したほうが早く切符を買えるのになぜか利用していない。わざわざ混んでいる窓口に並んでいる。

恐らく使い方が分からないから窓口に並んでいるのだろう。はっきり言って馬鹿である。さらに自動券売機はパスポート読取り機能がないので外国人は利用することができないのだが、何故か画面には「English」の項目があり英語表示可能になっている。

将来的にはパスポート読取り機能が搭載されることを見越してあるのだろうか?外国人が利用できないことを分かっていて見栄で英語表示をしているようなら、馬鹿と言わざる負えない。

30分ほど列に並んで切符を受け取るのだが、自分の前のおばちゃんが昆明までの6人分の切符を購入している。しかも、寝台の切符で上段、中段、下段と一人づつ指定で、さらに子供の切符まで購入で窓口の兄ちゃんが何度も確認している。

はっきり言ってこのおばちゃんは愚民である。あらかじめインターネットで予約するかリストを作っておけば窓口の兄ちゃんは端末叩くだけで簡単に発券できる。どうして中国人は事前準備をせずに行き当たりばったりなのだろうか?

おばちゃんの次は自分の番だが、ここでおっちゃんが「10:00発の大理行きの切符を2枚買わないといけない。発車10分前で切符の販売が終わってしまうので先に番を譲って欲しい。」と頼んできた。普通の中国人なら何も言わずに割り込みなのだが、このおっちゃんはわざわざ事情を説明して頼んできた。

こういう場合はいくら性格のひねくれた自分でも譲ってやる。でも、後ろのババアが騒いでいる。ババアの事は無視して切符の受け取りをする。パスポートと予約番号を書いた紙を窓口の兄ちゃんに渡す。

窓口の兄ちゃんが端末を叩いて発券する。30秒ほどで切符を受け取った。やはりインターネットで予約しておくのが早く済む。自動券売機で受け取れるようになれば、もっと楽になるのだが。

麗江古城は人多すぎ

麗江古城に行ってみるが人が多すぎる。見物する意味が無いので麗江古城を出る。

スーパーで買物

麗江客運站の近くにある麗客隆超市で買い物をする。麗江の中でも規模の大きいスーパーなので物価がどの程度か調査してみる。コカ・コーラ500mlは2.9元、大理ビールは575mlで2.8元、米は500gで2.9元といった具合だ。

麗江の交通マナー


麗江古城の近くの交差点で地元民の交通マナーを観察してみた。日本と比べると大阪のおばちゃんを上回る凄さなのだが、中国の中では、かなり上品な交通マナーだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 32.1元
バス 2元 路線バス
合計 34.1元

昆明行き準備2

忠義市場

今日は朝から天気は晴れだ。でも、晴れと言っても雲が多いので撮影日和ではない。明日、列車で昆明へ移動するのでユースホステルに1泊延長の手続きをしておく。

夕方に麗江古城の南にある忠義市場へ行ってみる。個人的には麗江古城よりも忠義市場のほうが格段に面白い。少し綺麗に整備された部分はあるが、まだまだ混沌とした部分が残っており見て回るのが面白い。

インターネットでユースホステルを予約

忠義市場からユースホステルに戻り、インターネットで昆明で滞在するユースホステルを予約する。

わざわざ麗江まで来て麗江古城や玉龍雪山をまともに見ずに、さらに大理まで飛ばして昆明へ行くのは沈没しに行くのかと思うかもしれないが、そうではない!昆明のユースホステルとバスターミナルの調査をするためだ。ここ数年で昆明は大きく変わっているので改めて昆明の情報収集を行うのだ。

予約したユースホステルはThe Hump Youth Hostel(昆明驼峰国际青年旅舍)とKunming upland youth hostel(昆明倾城国际青年旅舍)の2軒だ。他のユースホステルは恐らく飛び込みでも大丈夫だろう。

The Hump Youth Hostel(昆明驼峰国际青年旅舍)は、特に欧米人に人気の宿なので予約は早めにしておかないと難しいだろう。YHA Chinaの公式サイトから予約をする。宿泊費の10%が予約金としてクレジットカードか中国国内の銀行口座から支払いとなる。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 30元
宿泊費 3元 ネット予約
tde Hump Youtd Hostel
(昆明驼峰国际青年旅舍)
宿泊費 3.5元 ネット予約
Kunming upland youtd hostel
(昆明倾城国际青年旅舍)
食費 26元
合計 62.5元

雲南省旅行記2014夏3

ユースホステルで休息

飛来寺のユースホステルで体力回復

昨日、明永氷河を徒歩で回り、さらに瀾滄江(澜沧江、メコン川の上流)に架かるカワクボ大橋(卡瓦格博大桥)近くの入場券売場まで徒歩で戻り、1日で25kmも歩いたので足腰が痛くて動きが鈍い。

このまま雨崩村を目指したら確実に途中で動けなくなる。ここは体力を回復させ準備を整えて雨崩村を目指したい。夕飯はユースホステルにあるレストランで麻婆豆腐を食べる。ご飯は桶半分で頼んだので今回の旅で初めて満腹になった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 22元
合計 22元

飛来寺

賽銭持っていても入れてくれない飛来寺

今日も足が痛くて動きが鈍い。午後にバスで西当温泉へ移動しようと考えていたが、ユースホステルにもう1泊することにする。

15:00頃、飛来寺へ向かう。主目的は西当温泉行きのバスが運行されているか飛来寺景区の入口で確認するためだ。西当温泉行きのバスは徳欽を15:00出発なので飛来寺へ向かう途中ですれ違うはずだ。

15:30頃、飛来寺の手前で西当温泉行きのバスとすれ違うが満席の状態だった。これだと西当温泉行きのバスは午後のには乗れないだろう。朝のバスで西当温泉へ向かうのが確実だろう。バスの状況が分かったので、次は飛来寺を訪れる。すると飛来寺の標識が新しくなっていた。4日前は、古い標識だったが新しい標識には、ちゃんと飛来寺と表記されていた。

飛来寺で雨崩村へ無事たどり着けるように賽銭を供えようと中へ入ろうとしたら、管理人のおっちゃんに扉を閉められた。他の参拝客は中に入れて、どうして自分だけ入れてくれないのだ!神仏なんかを信じようとした自分が愚かであった。賽銭なんかやるもんじゃないわ!

飛来寺のユースホステルに大麻

信仰心が0に戻った所でユースホステルへ戻る。夕飯を食べにユースホステルに併設されているレストランへ行こうとしたところで、ある植物に気がついた。

これは日本ではご禁制の大麻ではないか!ユースホステルの敷地内で大麻なんかが生えていて大丈夫なのか?まあ、大理でも大麻が自生しているから雲南省では日常の光景なのだろうな。日本じゃ警察沙汰になっているな。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 20元
食費 18元
合計 38元

梅里雪山 雨崩村 巡礼路トレッキング

飛来寺→雨崩上村

05:45に起床して出発の準備を整える。今日は雨崩村へ向かう。以前、NHKの桃源紀行ワイド 冬の絶景・ロングトレイル紀行「聖なる山 梅里雪山」で雨崩村が紹介されており行ってみたくなった。

06:35頃、レセプションが開いて宿泊客が一斉にチェックアウトする。チェックアウト時に5日後くらいに帰ってくると告げてバックパックを預ける。預かり料は5元だ。

06:45頃、飛来寺景区の入口近くで西当温泉行きのバスを待つ。07:00頃、バスが来たので乗車する。バスは07:30に出発ということなので、朝食に饅頭5個を購入する。1個2元なので結構高い。07:30になりバスが出発する。

08:30頃、カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)近くの入場券売場に到着する。入場券売場で雨崩村の入場券を購入する。既にセット券を購入しているので雨崩村だけの入場券80元だけの購入で済んだ。

入場券の他に5元の保険にも加入が必要なのだが、これは任意なので断った。すると保険を断る観光客は珍しいようで、どこの国か聞かれる。外国人と分かると外国人観光客のリストと保険に加入しない同意書に署名する。自分の前の外国人は台湾人であった。でも、明永氷河に行ったときには、既にセット券を購入済みだったのでバスから降りずに外国人リストには記入せずに明永氷河へ行った。

カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)を渡ると瀾滄江(澜沧江、メコン川の上流)に沿って未舗装の悪路を走る。カードレールとかはないので落ちたら濁流に飲まれて助からない。集落へ入ると舗装道路になり山を登り西当村へ入る。

09:30頃、西当温泉に到着する。GPSを確認すると標高2612mだ。バスから降りると早速入場券の確認がある。トレッキング開始の前にバスの運ちゃんに飛来寺へ戻るバスの時刻を確認すると、13:00出発とのことであった。そうすると、雨崩村から戻るときは朝早めの出発となる。飛来寺へ戻るバスの情報が手に入り雨崩村へのトレッキングを開始する。

西当温泉からは馬で雨崩村へ行くことができる。途中の峠の南宗拉垭口までは235元、雨崩上村までは305元だ。

ここで説明しておくが、雨崩村は細かく分けると2つに別れる。村を横切る谷を境界に北の標高の高い方を雨崩上村、南の標高の低い方を雨崩下村と呼ぶ。ガイドブックとかによっては上雨崩、下雨崩とも呼ばれている。この先は細かく上雨崩村、下雨崩村と表記していく。

事前に入手した情報だと道は一本道で迷うことはないということであったが、実際は一本道ではなくショートカットする道があったり、観光客通行禁止の道があったりして紛らわしい。

雨崩村への道を進むうちにあることに気がついた。電線をたどっていけば迷わない。車で行けない雨崩村だが電気は通っているので山の中に雨崩村へ向かう電柱が立っている。なので、電柱を見失わなければ問題ない。それと、道沿いにゴミ箱も設置されているし、馬の足跡もあるので、これらもたどっていけば問題ない。

それと、雨崩上村までの道のりには休憩地点が3箇所あるので、途中で物資補給が可能だ。値段は飛来寺よりも高くなる。出発から約1時間後の10:35頃、第1の休憩地点である軽松茶館に到着する。

GPSを確認すると軽松茶館の標高は3118mだ。ここで雨崩上村から西当温泉へ戻るキャラバン隊とすれ違う。車で物資を運ぶことができないので馬で雨崩上村へ物資を運んでいる。

でも、たまにバイクが通っている。バイクが通ったりするとテレビで見た雨崩村のイメージが崩れてがっかりする。それと、馬とすれ違う時は人は山側を歩くようにしないといけない。馬と接触して谷に落ちる危険性があるからだ。人とすれ違う時は右側通行だ。

10:45頃に軽松茶館を出発して、11:45頃、第2の休憩地点である八一茶館に到着する。ここは観光客の昼食場所になっており、皆カップ麺を昼食に食べている。

そして、ここの名物とも言える積み重ねられたカップ麺の空容器。空容器の数だけ、観光客がここを通っている。

GPSデータを確認すると八一茶館は標高3540mに位置しているようだ。

それと、バイクが通った。テレビで見たイメージを壊すバイクにがっかりする一幕だ。

11:55頃、八一茶館を出発する。山道の状態は雨季なのでぬかるんでいたりして悪い。電線をたどって山道を登っていく。タルチョが大量にかけられた道に入り峠に近づいているようだ。

12:40頃、峠の那宗拉垭口に到着する。GPSを確認すると標高3762mとなっていた。標高2612mの西当温泉から約3時間15分かけて1100m以上も登ってきた。約50分ほどかけて、12:45頃、第3の休憩地点である那宗拉垭口茶館に到着する。

那宗拉垭口茶館は峠を少し下った標高3758mにある。那宗拉垭口茶館が最後の休憩地点になり、この先は雨崩上村まで下り坂が続く。

雨崩村到着

峠を越えたので下り坂を下るだけなので比較的疲労は少なくなるが、足元に気をつけないと滑って危険だ。

14:00頃、雨崩上村の入口にあるチェックポイントに到着する。ここで入場券の確認と雨崩客桟管理費と称して5元徴収される。管理費とか言っても、どうせ村のおっちゃんたちの酒代になるのだろうから余計に腹が立つ。それに入場券に5元を含めていない所からして胡散臭い。

嫌々支払うが常駐しているおっちゃんたちに「ダライ・ラマ好きだろ!」「共産党嫌いだろ!」とか、ある意味での禁句を連呼してやる。おっちゃんたちは笑っているだけでスルーだ。やはり、真面目に答えることはできないらしい。

ちなみに雨崩村の入場券には世界遺産のロゴが入っている。三江併流の一部なので雨崩村も世界遺産になっているようだ。

チェックポイントを通過して雨崩上村に入り今日の宿を探す。探すと言っても雨崩上村は小さな村なので目的の宿はすぐに見つかる。14:20頃、ユースホステルのMeDo International Youth Hostel(迪庆雨崩梅朵国际青年旅舍)に到着する。4人ドミトリーで1泊20元(会員料金)だ。

チェックイン時の住宿登記はオンラインでの入力ではなく台帳への記入であった。同時に到着したアメリカ人のパスポートにはビザではなく居留許可証が貼られており中国に駐在しているようだ。

MeDo International Youth Hostel(迪庆雨崩梅朵国际青年旅舍)の位置をGPSで確認すると標高3258mに位置していた。西当温泉が標高2612m、峠の那宗拉垭口が標高3762mなので、かなりの高低差を約5時間かけて歩いて来たことになる。

少し休憩してから雨崩上村を散歩する。散歩していると上から呼び止める声がする。チベット人の兄ちゃんが呼んでいるが何の用かわからない。「一緒に飛来寺へ行ったでしょ!」とかい言っているので、ようやく思い出した。

明永氷河から飛来寺へ戻る時に一緒になったチベット人だ。こんな所で会うなんてなんという偶然だ。チベット人の兄ちゃんは巡礼で神の滝(神瀑)へ行くために雨崩村に来たそうだ。チベット人の兄ちゃんは、こんな所で日本人に再会したことに感激したようで、飯をおごるとか言い出してきた。仏のご加護でもなく偶然なのに大騒ぎしている。

こちらとしても、飯をおごるとか言うのは非常に胡散臭い。ここは丁重にお断りする。すると面子とか中国人のようなことを言い始める。仕方ないので最大限の警戒をしながら、一緒に食事へ行く。

適当に炒飯とかでいいかなと思ったら、面子がどうのとか言って高い料理を頼んでいる。その中に松茸料理があった。

食事代は全部で150元、しかもチベット人の兄ちゃんは、昼間からアルコール42度の青稞酒を飲んで酔っ払っている。それで、結局タダで食事をおごってもらった。チベット人の兄ちゃん、疑って悪かった。

夕方になると氷湖や神の滝(神瀑)から観光客が戻ってくる。山奥の農村の風景が広がっているが立派な観光地となっている。

しかし、この雨崩上村はハエが多い。そこら中に馬糞が落ちているのでハエが縦横無尽に飛んでいる。宿の中でもハエが大量に飛んでいる。伝染病が発生しても不思議のないくらいのハエの多さだ。

散歩していると子供がバイクを乗り回している。もちろん、ノーヘル、ナンバープレートなしだ。観光客と子供の話を盗み聞きすると子供は12歳であった。

山奥だと中国の法律が適用されないのか?それとも、ここは中国とは別の国か?

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 20元
食費 10元
バス 20元 飛来寺→西当温泉
雨崩村 80元
入村料 5元
荷物預かり料 5元
合計 140元

梅里雪山 雨崩村 巡礼路トレッキング1

雨崩村→氷湖までトレッキング

06:45頃、起床して出発準備を整える。朝食に昨日の残りの饅頭を1個食べる。残り1個は氷湖に到着してから食べるために残しておく。07:20頃、ユースホステルをチェックアウトして氷湖に向けて出発する。登山道の入口にあるチョルテンを通過して森に入っていく。

そして、登山道は急な上り坂になっていく。さらに、もはや登山道と呼べるような道はなくなり険しい山道になる。それも一本道ではなく複数の道があり観光用の道ではない。

唯一観光用の道であることを表しているのが山道に設置されたゴミ箱だ。ただし、落書きが酷い。このゴミ箱、人と馬の足跡、馬糞が道にある限り氷湖への道で間違いない。

ウンコ禁止の看板

山道を登り峠(標高3676m)と思われる場所に到着すると、「これより先、聖地」というような看板があった。ただし、看板には「うんこ、小便禁止、ゴミ、衣服捨てるな」とも表記されている。

どうやら禁止行為をする奴がいるから看板があるのだろう。さすが中国だ。あらゆる意味で期待を裏切らない。孔子もびっくりのモラルだ。

日中合同登山隊のベースキャンプ跡地 笑農大本営

チベット仏教の聖域に入ると下り坂になり山を下りていく。そして、氷河から流れる川沿いに進んでいくと、10:00頃、笑農大本営(笑农大本营)に到着する。笑農大本営(笑农大本营)は氷湖へ向かう観光客の休憩所だ。管理人のおっちゃん2人が常駐しているが、まだ、営業時間ではないようで売店は開いていない。笑農大本営(笑农大本营)からは氷河がよく見え景色がよい。

GPSを確認すると標高3642mだ。元々この笑農大本営はカワカブ登頂を目指して1991年に雪崩による遭難で17人の死者を出した日中合同登山隊のベースキャンプだったそうだ。そのベースキャンプは現在では氷湖への休憩地点となっている。

笑農大本営の名称の由来は、この場所が笑農高山牧場(笑农高山牧场)と呼ばれていて、日中合同登山隊のベースキャンプ(大本营)が置かれたので、後に笑農大本営と呼ばれるようになったそうだ。

笑農大本営を過ぎて氷湖へ向かうが、再び急な上り坂になり前へなかなか進まない。ゆっくり坂を上っていると、上から誰かが下りてくる。自分が一番乗りだと思っていたが、既に2人先客がいた。しかも、昨日、西当温泉からの道で知り合った2人じゃないか!氷湖までは、あと30分かかるという、嬉しくない情報を入手して前へ進む。

チベット仏教の聖地だがゴミだらけ

11:30頃、氷湖に3番乗りで到着する。約4時間の道のりであった。そして、遊泳禁止の看板を見つける。誰がこんな所で泳ぐんだよ!中国人が泳ぐから遊泳禁止の看板があるのかな?

さらにゴミ箱からはゴミが溢れている。ここはチベット仏教の聖地のはずでは?この状況は一体どういうことだ。個人的な意見ではあるが、こういった山の中ではゴミ箱が設置されていてもゴミは麓まで持ち帰るべきだと思う。雨崩村の場合はゴミ収集車の来る飛来寺までは最低持ち帰るべきであろう。

このチベット仏教の聖地にゴミを捨てるのはチベット人か?それとも中国人か?はたまた外国人であろうか?

氷湖

氷湖は標高3857mに位置しており富士山より高い位置にある。

昼食に昨日の饅頭を食べながら休息をとる。昼近くになってくると氷湖に観光客が次々と到着し始める。ユースホステルにいたアメリカ人も氷湖に来ていた。

氷湖の上には氷河があり、ここから溶けた水が滝となって氷湖へ流れ込んでいる。

12:00に雨崩村へ向けて戻る。下り坂が急なので足への負担が大きい。13:00頃、笑農大本営に到着する。先に山を下り始めたアメリカ人が休憩していた。自分は休憩せずに先を急ぐ。下り坂が終わり峠へ向けて山を登り始める。峠で休息をとり雨崩村へと山を下る。

15:00頃、雨崩村のチョルテンまで戻ってきた。今日の宿は明日の目的地である神瀑に近い下雨崩村で探すので上雨崩村から谷を越えて下雨崩村へ向かう。

下雨崩村のユースホステル

上雨崩村から下雨崩村は約1時間かけて移動する。16:30頃、下雨崩村に到着してユースホステルのSnow Scene Romance International Youth Hostel(雪域浪漫国際青年旅舎)を見つける。

2人ドミトリーで1泊20元(会員料金)だ。それに住宿登記なしでいい加減だ。さらに設備は酷い。まあ、寝る分には問題ないが、ニーハオトイレの状態は酷すぎる。あと、シャワーはありません。下雨崩村には宿が7軒あるのを確認したが、主な客層は神瀑へ向かうチベット人の巡礼者だ。その次に観光客といった感じだ。

そして、下雨崩村は上雨崩村と同様にハエが大量発生していた。これほどハエが大量発生しているのに一切対策を行っていないようだ。日本で同じようにハエが大量発生したら保健所がマスコミに叩かれます。中国はハエが大量発生しても問題ないという衛生概念なのだろう。

夜になり明日に備えて早めに寝るが隣の部屋のチベット人のおっちゃんが吐く痰の音が酷い。よくあんなに床に吐けるものだ。床じゅう痰だらけじゃないのか?それとトイレに行くのが面倒だからといって2階の通路から裏のトウモロコシ畑へ立ち小便するのはやめてほしい。明らかに立ち小便の音なので困る。

なかなかハードな環境の糞ユースホステルで過ごすことになるとは。いや、ユースホステルというより、チベット人の巡礼者のための宿坊といったところかな。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 20元
食費 27元
合計 47元

梅里雪山 雨崩村 巡礼路トレッキング2

雨崩村→神の滝

05:30頃にうるさくて目が覚める。チベット人の宿泊客たちが巡礼の準備をしている。早朝に神瀑へ向かうようだ。ただ、巡礼の準備をしているのは分かるのだが、痰を吐いたり、2階の通路から外の畑へ立ち小便している音がするのは勘弁してほしい。こちらも神瀑へのトレッキングの準備を始める。

外のニーハオトイレへウンコをしに行くがお約束の展開で既にウンコ山盛りの地獄絵図だ。仕方なくポリタンクに溜めてある水でチベット人のウンコを流してからウンコをする。もちろん自分はウンコした後は水で流します。チベット人のように水を流さずウンコのやり逃げはしません。

それと、体中がかゆい。足に赤い斑点ができていたりする。これは虫にやられたような気がする。ベッドに虫が住んでいたようだ。

これだと飛来寺のユースホステルに戻ったら体洗って、着ている衣服をしっかり洗濯しないと、いつまでも虫の脅威に晒される。06:50頃、糞ユースホステルを出て神瀑へ出発する。天気は雨でトレッキングの条件としては悪い。

チベット人の巡礼者たちが巡礼路を進んでいくので自分も後を付いていく。巡礼路が観光客のトレッキングコースになっているので、巡礼者と観光客が混在して森の中を進んでいく。森の中は比較的平坦であったが急に上り坂へと変わる。

ここから巡礼路は山道へとなり体力を消耗する。08:10頃、第1の休憩所に到着する。売店も併設されており賑わっている。ここで朝食をとっている観光客が多いようだ。少し休んで再び歩く。

08:25頃、第2の休憩所に到着する。ここも人が多い。もちろん売店もあるので飲み物などの補給が可能だ。休憩所を過ぎると道がさらに険しくなってくる。

そして、タルチョが多くなってくる。徐々に神瀑へ近づいているようだ。もはや、トレッキングコースとは呼べない巡礼路を進んでいく。タルチョがいたる所にあり、巡礼者が神の滝(神瀑)へと向かっている。

チベット仏教の聖地というのが肌で感じられるのだがゴミが多い。中国人がゴミを捨てているのかと思ったら、チベット人が目の前でビニール袋を捨てやがった。チベット人の巡礼者たちの行動を注意して観察しているとペットボトルや空き缶を捨てている。

チベット人と中国人関係なくゴミのポイ捨てをしていやがる!そして、ゴミ箱があってもゴミが溢れている。偉大なる共産党の50年以上にわたる統治の結果、チベット人と中国人のモラルが大躍進を遂げた成果を目の当たりにすることができた。

チベット仏教の聖地は、このままゴミ山になるのだろうか?愚民化政策を進める共産党には期待できないのでダライ・ラマに何とかしてもらいたいものです。

チベット仏教の聖地 神の滝(神瀑)

巡礼路が開けた所に着くと、前方に神の滝(神瀑)が見えた。すぐ近くまで来たようで最後の上り坂を上り、09:40頃、約3時間かけて標高3644mの神瀑に到着する。

チベット人の巡礼者たちは神瀑の下をくぐっていく。巡礼の最大の目的は滝の水に触れることにある。10:00頃、神瀑を離れて下雨崩村へ向かう。

途中の崖にチベット仏教の寺院があったので寄ってみる。小さな寺だが若いラマ僧が1人おり、どうやら常駐しているようだ。

小さな寺でも任されているのは凄いが、このとてつもない辺境に住んでいることの方が凄い。再び険しい巡礼路を戻る。

下雨崩村→上雨崩村

12:50頃、下雨崩村に戻ってきた。明日はバスで西当温泉から飛来寺へ戻るので西当温泉に近い上雨崩村へ向かう。昨日通った谷を再び越えて、14:10頃、上雨崩村のユースホステル氷湖之家国際青年旅舎に到着。

3人ドミトリーで1泊20元(会員料金)だ。おまけに住宿登記なしだった。昨日も住宿登記なしだったし、雨崩の宿は、かなりいい加減な感じだ。夕飯はユースホステルで炒白菜土豆絲と米飯を食べる。20元だ。

松茸炒め30元もあったのだが、我慢して節約する。8月は雲南省では松茸の時期になるので、乾燥じゃない、生の松茸が出回っている。

夕飯を食べ終わった頃にドミトリーに新たな宿泊客がやってきた。もちろん中国人だが、早朝に西当温泉を出発して、そのまま氷湖まで行ってきたという健脚だ。西当温泉は一泊する価値があると言っていた。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 20元
食費 20元
合計 40元

雨崩村最終日

雨崩村 巡礼路トレッキング 雨崩上村→西当温泉→飛来寺

06:00に起床する。小雨が降っているが飛来寺まで戻るため強行軍で、06:45に西当温泉へ向けて出発する。出発直後にデジカメのバッテリーが切れた。山道を進んでいくが疲れて足取りが重い、07:30頃に欧米人2人組に追い抜かれる。

08:30頃、峠を越えて下り坂になる。小雨は止むが道の状態は滑りやすくよくない。峠を越えると雨崩村へ向かうチベット人の巡礼者たちとすれ違う回数が多くなる。でも、中国人観光客とはすれ違っていない。

10:30頃、第一の休憩所である軽松茶館に到着する。軽松茶館のあたりから中国人観光客とすれ違い始める。飛来寺を07:30に出発したバスに乗車した観光客たちだろう。約4時間半かけて、11:10頃、西当温泉に到着する。

駐車場に飛来寺、徳欽へ戻るバスが停車しており乗車して出発を待つ。13:00出発のはずなのだが、12:55にバスが出発する。運ちゃんの気分で出発時間が変わるのは中国では当たり前なので特に驚きはない。乗客は10人ほどで、まだ空席がある。

西当温泉から飛来寺までは直線距離だと6-7kmなのだが、瀾滄江(澜沧江、メコン川の上流)が流れる谷があり大きく迂回して50-60kmの道のりを約1時間15分かけて、14:10頃、飛来寺に到着する。運賃は20元だ。

飛来寺のユースホステルへ戻る

そして、ユースホステルのDeqin Feilai Temple youth hostel(飞来寺觉色滇乡青年旅舍)へ向かう。預けていたバックパックを回収して10人ドミトリー、1泊20元(会員料金)に2泊する。

ドミトリーには留学生のイタリア人の姉ちゃん2人組と広東省の学生3人組、浙江省のバックパッカーがいたのだが、夜になり隣のドミトリーの学生どもがうるさくイタリア人の姉ちゃん2人が眠れずキレ気味になる。

こちらのドミトリーの学生たちは、明日、雨崩村へ行くということで早めに寝て静かなのだが、隣のドミトリーの小皇帝や小公主は日付が変わっても騒いでいるのでイタリア人の姉ちゃん2人組は壁を叩いて警告しているが効果なし。さすがに怒鳴りこむことはなかったが殺気が漂っていた。

雨崩村のまとめ
  • 徳欽(德钦)→西当温泉のバスが1日2本、徳欽バスターミナルを07:00、15:00に出発するが発車時刻は運ちゃんの気分次第。
    飛来寺景区を毎朝07:30に発車するので07:00頃にバスを待っていないと座れない可能性有り。
    午後は15:30頃に通過するが満席の可能性が高い。
    飛来寺→西当温泉の運賃は20元。
  • バスは飛来寺景区前を07:30に出発して、09:30頃、西当温泉に到着する。
  • 飛来寺→西当温泉の乗り合いタクシーは1人25元だが人数集まらないと出発しない。
    チャーターは片道250元、往復350元。
  • カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)の手前にチケット売り場がある。
    飛来寺景区、霧濃頂景区、金沙江大湾の150元のセット券か飛来寺景区、霧濃頂景区、金沙江大湾、明永氷河の228元のセット券を持っている場合は雨崩村の単独券80元を購入する。
    セット券を持っていない場合は、飛来寺景区、霧濃頂景区、金沙江大湾、雨崩村の230元のセット券を購入する。
  • 雨崩村の入場券には世界遺産のロゴがあるので三江併流の一部として世界遺産になっているようだ。
  • 雨崩村は谷を挟んで雨崩上村と雨崩下村に分かれている。
  • 西当温泉(標高2612m)から雨崩上村(標高3226m)までは馬で行くことが出来る。
    西当温泉→雨崩上村は305元、西当温泉→南宗拉垭口(途中の峠)は235元。
  • 西当温泉(標高2612m)→雨崩上村(標高3226m)には休憩所が3箇所ある。
    軽松茶館(標高3118m)は第1休憩所 。
    八一茶館(標高3532m)は第2休憩所で昼食にカップ麺を食べる客が多い。
    那宗拉垭口茶館(標高3757m)は峠の茶屋でこれ以降は休憩所はない。
  • 西当温泉→雨崩上村は1本道と言われているが、実際はショートカットする道が複数有りややこしい。
  • 西当温泉→雨崩上村は電線が通っているので電柱をたどっていけば道に迷わない。
  • 徒歩と馬でしか雨崩村へ行けないような情報があるが、実際はバイクが通っている。
  • 雨崩上村の入口に関所があり入場券の確認と雨崩客桟管理費と称して5元徴収される
  • 雨崩上村は宿が多く、雨崩下村は少なめだがチベット人の巡礼者が多い。
  • 雨崩上村(標高3226m)→氷湖(標高3855m)は約4時間の道のり。
  • 雨崩上村→氷湖には休憩所は1箇所のみ。
    休憩所の笑農大本営(笑农大本营)(標高3637m)は元々はカワカブ登頂を目指して1991年に雪崩による遭難で17人の死者を出した日中合同登山隊のベースキャンプ
  • 雨崩上村→雨崩下村は約1時間
  • 下雨崩村(標高3095m)→神の滝(神瀑)(標高3643m)までは約3時間。
  • 下雨崩村→神の滝(神瀑)には休憩所は2箇所ある。
  • 休憩所過ぎると崖にチベット仏教の寺院がある。
  • 神の滝(神瀑)周辺からは氷河が見える。
  • 西当温泉→徳欽のバスは13:00出発だが運ちゃんの気分で変わる。
    西当温泉→飛来寺は20元、所要時間は約1時間15分。
雨崩村のGPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

西当温泉
N 28°25’32.19″
E098°48’44.19″
軽松茶館
N 28°25’04.74″
E098°49’34.22″
八一茶館
N 28°24’07.77″
E098°49’21.90″
那宗拉垭口茶館
N 28°23’40.05″
E098°49’07.17″
那宗拉垭口(雨崩村への峠)
N 28°23’41.57″
E098°49’08.61″
雨崩上村の宿
MeDo International Youth Hostel
(迪庆雨崩梅朵国际青年旅舍)
N 28°24’02.98″
E098°47’31.62″
雨崩上村の宿
氷湖之家国際青年旅舎
N 28°24’00.92″
E098°47’33.12″
雨崩上村→氷湖の休憩所
笑農大本営(笑农大本营)
N 28°24’12.50″
E098°45’32.52″
氷湖
N 28°24’31.42″
E098°44’46.61″
雨崩下村の宿
Snow Scene Romance International Youth Hostel
(雪域浪漫国際青年旅舎)
N 28°23’31.92″
E098°47’34.92″
雨崩下村→神の滝(神瀑)の休憩所1
N 28°22’22.01″
E098°46’08.79″
雨崩下村→神の滝(神瀑)の休憩所2
N 28°22’17.98″
E098°45’57.88″
神の滝(神瀑)
N 28°22’00.45″
E098°45’16.85″
飛来寺景区
N 28°26’30.35″
E098°52’35.04″
飛来寺の宿
飛来寺覚色滇郷青年旅舍
(飞来寺觉色滇乡青年旅舍)
(Deqin Feilai Temple youth hostel)
N 28°26’42.38″
E099°52’24.41″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 40元 1泊20元×2
食費 18元
バス 20元 西当温泉→飛来寺
合計 78元

飛来寺のユースホステルで休息

ユースホステル

朝から曇で天気が悪い。午後になると雨が本格的に降り始める。ユースホステルには雨を避けようと避難してくる客が多くいた。恐らく雨崩村などへ向かおうとした客が予定を変更して飛来寺で足止めとなったのだろう。

夕飯はユースホステルのレストランで香菇油菜(15元)を食べる。ご飯は桶半分で注文した。飛来寺で体力を回復させたので明日はチベット行きに挑戦だ!

飛来寺のまとめ
  • 徳欽(德钦)→飛来寺(飞来寺)のバスは西当温泉行きバスで飛来寺下車。
    西当温泉行きバスは07:00と15:00の1日2本だが運ちゃんの気分で出発時刻が変わる。
    飛来寺までは運賃5元。
  • 飛来寺景区の入場料は60元(約1020円)だが、セット券(套票)しか販売していないので、最低150元(約2550円)の飛来寺景区、霧濃頂景区、金沙江大湾のセット券を購入しなければならない。
  • 飛来寺景区は入口に世界遺産のロゴがあるので三江併流の一部で世界遺産。
  • 飛来寺は賽銭持っていても中に入れてくれない。
    扉閉められて追い出されます。
  • 夏は天気悪くて梅里雪山は滅多に見えない。
  • 宿、レストラン、売店は多い。
    レストラン併設の宿多し。
  • 飛来寺景区から飛来寺は1km弱離れている。
飛来寺のGPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

徳欽汽車站
N 28°29’15.02″
E099°54’52.65″
飛来寺景区
N 28°26’30.35″
E098°52’35.04″
飛来寺
N 28°26’52.46″
E098°52’53.27″
飛来寺の宿
守望6740
N 28°26’34.35″
E098°52’29.47″
飛来寺の宿
飛来寺覚色滇郷青年旅舍
(飞来寺觉色滇乡青年旅舍)
(Deqin Feilai Temple youth hostel)
N 28°26’42.38″
E099°52’24.41″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 26元
合計 26元

雲南省旅行記2014夏2

雲南省シャングリラ(香格里拉)→奔子欄

シャングリラ(香格里拉)→奔子欄

今日はシャングリラ(香格里拉)を一旦離れて奔子欄(奔子栏)へ向かう。奔子欄はシャングリラ(香格里拉)と徳欽の間にある小さな町で茶馬古道のルートにもなっているおり、茶馬古道の時代には馬幇たちの商隊が奔子欄で補給を整えて金沙江を渡って行ったそうだ。

事前に調べた情報によれば奔子欄に泊まる旅行者は少ない。普通は奔子欄で昼休憩をして徳欽へ向かうそうで宿泊するのは珍しいようだ。

11:45頃にユースホステルをチェックアウトする。3路のバスでバスターミナルの香格里拉汽車站の西にある飛馬彫像のロータリー(飞马雕塑转盘路)へ行く。飛馬彫像のロータリー(飞马雕塑转盘路)の西から奔子欄行きのバスが出ている。

既にバスには数人乗っており、運ちゃんに運賃と出発時間を確認する。奔子欄までは25元で14:00出発とのことであった。

バックパックだけ先に預けて香格里拉汽車站へ向かう。先ほどから急に腹の調子が悪くなってきた。緊急事態だ!バスターミナルの香格里拉汽車站のトイレへ向かう。料金徴収のおばちゃんに0.5元支払うが、トイレはウンコ山盛りの地獄絵図であった。しかも、鍵が壊れていてニーハオトイレ状態だ。0.5元払ってトイレがこれでは相当酷い。

しかも、欧米人も多数利用している香格里拉汽車站だ。これでは中国政府のメンツは丸潰れだ。大多数の中国人は、これが世界標準だと思っているのだろうか?習近平国家主席が、この事実を知ったらシャングリラ(香格里拉)の書記は免職だろうな。

香格里拉汽車站から飛馬彫像のロータリー(飞马雕塑转盘路)へ戻るが、ここで書松(书松)の乗り合いタクシーを見つける。書松(书松)行きだと東竹林寺や塔巴林寺に行くことが可能だ。

バスに戻り出発時刻を待つが、13:30頃、急に晴れていた天気が崩れて雷雨になる。山の天気は急変しやすい。

14:00ちょうどにバスが出発する。この手のバスは客が集まり次第出発というのが、よくあるパターンなのだが珍しく定刻通りの出発だ。乗車率は7割から8割といったところだ。おそらく途中でも客を乗せて満席となるのだろう。

奔子欄に到着

奔子欄までの国道214号の道路状況は概ね良好だ。雨季なので所々で崖崩れや落石の跡が見受けられたがバスは順調に進む。16:30頃、奔子欄に到着する。国道沿いはレストランが数軒あるだけだが、町の中には宿、食堂や商店がそれなりにある。町自体小さいので集中して並んでいる。

まずは宿探しで町のほぼ中心にある好運来客桟(好运来客栈)に決める。3人ドミトリーで1泊15元だ。久しぶりに激安の宿にあたった。

でも、安いには理由がある。客層が、かなりのおサルさんのようで廊下で痰を吐く音が頻繁に聞こえる。そして、何故か登記なしだ。外国人と分かって泊めているのか、元々全ての客が登記なしなのかは不明だ。それと、奔子欄は電力事情が悪いようで停電中であった。

17:00過ぎに奔子欄を少し探検してみる。国道214号沿いにはレストランが数軒ある。それと、チョルテンもあり地元民がコルラしていた。

そして、中国のド田舎では珍しい歩道橋があるではないか!水路と兼用となっているが、これで地元民が安全に道路を渡ることができる。

中国では交通ルールを守らないのが常識となっているので、車も歩行者も左右を確認しないのが当たり前なので歩道橋を設置することは非常に意味がある。このド田舎で人を轢いたら確実に、そのまま走り去るだろう。

奔子欄で金沙江の吊り橋を渡る

奔子欄には金沙江に架かる金沙湾大橋がある。

金沙江が雲南省と四川省の境界になっており橋を渡れば対岸は四川省だ。そこで橋を渡り四川省へ行ってみた。

行ってみたけど得荣へ続く道があるだけだった。

雲南省側に戻るが、橋を渡るバイクはノーヘル2人乗りナンバープレートなしだ。中国はバイクはノーヘルでも特に問題ないようだ。

でも、ナンバープレートは付けていないといけないはずなのだが、四川省と雲南省ではほとんどのバイクはナンバープレートなしだ。これは法律が機能していないと言って良いだろう。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 15元
食費 26元
バス 1元 路線バス
バス 25元 香格里拉→奔子欄(奔子栏)
トイレ 0.5元 香格里拉汽車站のウンコ山盛りトイレ
合計 67.5元

世界自然遺産 三江併流・金沙江大湾

徒歩で奔子欄→金沙江大湾

奔子欄(奔子栏)を07:30頃に出発する。宿の近くの市場前にはシャングリラ(香格里拉)行きのバスが停まっている。

ロンリープラネット雲南には08:10出発とある。既に乗客が数人乗っていた。

今日の目的地は徳欽なのだが、まずは金沙江大湾を目指す。奔子欄から乗り合いタクシーを利用してもよいが、それだとボッタクられるだけでつまらないので徒歩で行く。

ロンリープラネット雲南によれば奔子欄から金沙江大湾までは上り坂で4kmとある。気合いを入れれば2時間で何とかなりそうだ。奔子欄を出てすぐの道標には1945と表記されている。恐らくラサまで1945kmという意味なのだろう。

それと、道標にはチャリダーや徒歩族の落書きが書かれている。上り坂で苦しめられて恨みの一言でも書きたい気持ちはわかるが、公共物に落書きするのは問題だ。さて、気合いを入れて国道214号を歩くが、08:00頃に雨が降ってきて道路脇の木の下に避難する。15分ほど様子を見るが雨は止みそうにないので強行軍で進む。

上り坂を上っていくうちに雨が止んで目の前にタルチョが見えてきた。タルチョで休憩をする。

ちょうど崖下にゴンパらしき建物とラマ僧がいるのを確認する。

休憩後、再びひたすら歩くが、後ろからチャリダーが追い抜いていく。追い抜いてくと言っても、ほとんど歩きと同じ速度で相当苦しそうだ。5人ぐらいのチャリダーに追い抜かれたが、ほとんどが単独だ。理塘のようにチャリダー軍団はいなかった。

1kmごとに休憩をとりながら進んでいくと休憩中のチャリダーに遭遇する。チャリダーから話しかけてきたので色々と情報を仕入れる。

奔子欄はチャリダーの補給基地になっているようで1泊するようだ。奔子欄を出発したら書松(书松)で休憩をとって徳欽を目指すそうだ。ただ時間や体力の問題がある場合は書松(书松)で1泊して、翌日、徳欽へ行くようだ。

徒歩族は書松(书松)で1泊でないと無理だそうだ。チャリダーから情報を仕入れたが、こちらが日本人と知って相当驚いていた。まあ、こんな所を日本人がバックパック背負って歩いているなんて考えられないよな。

休憩を終えてチャリダーが出発して自分も出発する。ひたすら歩くが、既に奔子欄から4km歩いたが、まだ金沙江大湾に到着しない。

ロンリープラネット雲南の奔子欄から金沙江大湾まで4kmというのは直線距離のことなのだろう。そうすると山の上まで歩かないといけないのだろう。一気に士気が下がってきます。とにかく歩かなければ金沙江大湾にはたどり着けない。頑張って歩くが太陽がでてきて急に暑くなってきた。

上着脱いでTシャツで歩くが汗が噴き出す。おまけに蝉が鳴き出して暑さ倍増です。8月とはいえ2000m以上の高地で蝉が鳴いているとは予想外であった。

世界自然遺産 三江併流の金沙江大湾

暑さに負けそうになったが、前方に金沙江大湾の看板が見えてきた。あと少しのようだ。

少し士気が回復して、10:50頃、ようやく金沙江大湾に到着した。奔子欄から金沙江大湾まで約6.5km、約3時間20分の道のりであった。

金沙江大湾の入場料は単独だと30元なのだが、現在は梅里雪山国家公園の金沙江大湾、飛来寺、霧濃頂の150元のセット券(套票)からの販売で金沙江大湾だけでは販売していない。自分は明永氷河までの228元のセット券(套票)を購入する。

セット券(套票)には特に有効期限は表記されていなかったが、8月中は大丈夫だろう。徒歩族じゃ全部回るのにも2~3週間ないと苦しいだろう。特に雨崩村のセット券(套票)は本当に1ヶ月欲しいよ。入場券をよく見ると世界遺産のロゴがある。金沙江大湾なども三江併流の区域だから当然か。

入場券を購入し金沙江大湾を見物する。確かにこの光景は凄い!

眼下に広がる金沙江大湾。そして、金沙江大湾に沿って道路がありトラックが小さく見える。

金沙江大湾で徳欽行きバスを捕まえる

昼頃、金沙江大湾の見物を終えて国道214号で徳欽行きのバスを待つ。この時間だとシャングリラを09:20に出発したバスが奔子欄で昼休憩をとっているはずだ。

バスを逃さないために車から見える位置にバックパックを配置して旅行客がいることをさりげなくアピールする。ただし、最近はヒッチハイカーがタダで乗せてもらうために各地で出没しているので、間違われないようにしないといけない。

国道脇で待機すること約30分、12:30頃に徳欽行きのバスがやってきた。両手を振って運ちゃんにちゃんと分かるようにアピールする。そして、間近に来ても両手を振って運ちゃんの目を見て客であることをアピールする。

バスは少し通り過ぎた所で停車したので、すかさず走ってバスへ向かいドアを叩く。ドアが開いたら徳欽までいくらかの料金交渉だ。40元ということで、待ってもらって荷物を取りに行く。(徳欽→奔子欄は36元)バスに乗車したら空いている席に座って作戦完了だ。バスに乗ったら安心だ。

幸い空席があったので乗れたのだが、奔子欄あたりで降りた客がいるのかもしれない。
バスは徳欽へ向かって順調に走っていく。途中の東竹林寺で旅行客を1人降ろして、書松(书松)で客を乗せ、15:15頃、徳欽に到着する。

バスターミナルにはチベットの昌都や芒康行きのバスが停車している。外国人が乗りたくても乗れないチベット行きのバスだ。まあ、今回は雨崩村から戻ったらチベット行きに挑戦してみるけど。上手く行くかは別だが。

徳欽は電力事情が悪い?

さて、今日の宿は徳新楼だ。徳新楼はロンリープラネット雲南や旅行人チベットにも掲載されているバックパッカー定番の宿だ。1人部屋で1泊40元だ。

でも、停電中だ。このところ停電している宿によく当たる。宿と言うより町や村だ。四川省の亜丁村、昨日の奔子欄、そして、徳欽だ。

これは工事による停電ではなく、強制的に停電させられているような気がする。ド田舎への電力供給を止めて、その分の電力を都会へ供給しているような気がする。でも、理塘や甘孜もド田舎だけど電力供給されていたのは、やはり暴動が起きてしまうという事だろうか?停電の本当の理由が気になる。

宿が決まり明日の明永村へのバスの切符を買いに行く。しかし、バスターミナルでは切符は売ってくれなかった。乗車して運賃を支払う方式であった。明永村へのバスは明日の朝確認ということになった。

一区切りついたので夕飯を食べに行く。四川料理の店で蛋炒飯を食べる。15元で高い。でも、徳欽は辺境で物資が自給できないので物価が高いのだ。

徳欽の町を歩くと停電中だけど発電機のある所だけ電力が確保されている。主に電力の確保されている場所は携帯電話の基地局だ。そして、金融機関も通常通り機能している。さらに一部のホテルやレストランも発電機が設置されていた。

コードがアンテナへ伸びている。

ちなみに中国農業銀行のATMはVISAやMASTERのマークが付いていた。

徳欽の中心街である南平街を歩いていると、恐らく徳欽で一番大きなスーパーと思われる「爱家购物广场」を見つける。ここで食料を購入と価格調査をしておく。

インスタントラーメンとジュースを購入する。ジュース450mlが1.9元で安かったのだが、これには訳がある。蓋を見ると期限が迫っているからだ。こういうワケあり品が特売品として田舎に流れてくるのだろうか?

それと、お釣りに飴玉2個が混じっていた。1角札が無いようで0.2元分が飴玉になった。

シャングリラ→奔子欄→徳欽のまとめ
  • シャングリラ(香格里拉)→奔子欄(奔子栏)のバスは香格里拉客運站の西にある飛馬彫像のロータリー(飞马雕塑转盘路)付近から14:00出発で25元。
  • シャングリラ(香格里拉)→奔子欄(奔子栏)の道路状況
    国道214号の路面は概ね良好。
    トラックなど大型車多い。
    土砂崩れ数カ所あり。
  • シャングリラ(香格里拉)→奔子欄(奔子栏)の所要時間は約2時間半
  • 奔子欄(奔子栏)には、16:30頃に到着
  • 奔子欄(奔子栏)は停電多く電力事情は悪い
  • 奔子欄(奔子栏)→シャングリラ(香格里拉)のバスは翌朝08:10?に中心部の市場付近から出発。
    07:30にはバスが停車して客が乗っていた。
  • 奔子欄(奔子栏)→金沙江大湾は約6.5kmの上り坂、徒歩で約3時間20分。
  • 金沙江大湾の単独入場券の販売はなし。
    最低でも飛来寺景区、金沙江大湾景区、霧濃頂景区のセット券(套票)150元を購入する。
  • 金沙江大湾→徳欽のバスは40元。
    シャングリラ(香格里拉)からのバスを上手く捕まえる。
  • 金沙江大湾→徳欽の所要時間は約2時間15分
  • 金沙江大湾→徳欽の道路状況
    国道214号の路面は概ね良好。
    一部工事区間あり。
    土砂崩れ数カ所あり。
シャングリラ→奔子欄→徳欽のGPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

香格里拉客運站
N 27°50’22.01″
E099°42’35.78″
香格里拉・得荣・徳欽の三叉路
N 28°10’11.16″
E099°23’20.45″
金沙湾大橋
N 28°14’25.31″
E099°18’22.74″
奔子欄の宿 好運来客桟(好运来客栈)
N 28°14’29.31″
E099°17’58.47″
奔子欄と金沙江大湾の間にあるタルチョ
(崖下にゴンパらしき建物あり)
N 28°14’51.71″
E099°16’52.09″
金沙江大湾
N 28°15’29.00″
E099°16’27.55″
東竹林寺
N 28°15’43.34″
E099°13’59.66″
書松村(书松村)
N 28°16’31.80″
E099°11’20.75″
白馬雪山観景台
N 28°18’23.44″
E099°08’59.16″
峠(4237m)
N 28°20’13.29″
E099°04’40.21″
峠(4296m)
N 28°21’07.64″
E099°02’46.33″
峠(4329m)
N 28°23’00.91″
E099°00’19.99″
徳欽汽車站
N 28°29’15.02″
E099°54’52.65″
徳欽の宿 徳新楼
N 28°29’11.86″
E099°54’56.29″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 40元
食費 34.7元
バス 40元 金沙江大湾→徳欽
梅里雪山国家公園 228元 金沙江大湾・飛来寺・霧濃頂・明永氷河
合計 342.7元

雲南省徳欽→飛来寺

飛来寺へ

06:00頃に起床して出発準備を整える。外は霧が出ており遠くが見えない。06:30頃、宿をチェックアウトして徳欽汽車站へ向かう。西当温泉行きのバスが既にバスターミナルの外で待機している。

明永村行きのバスは見当たらない。バスターミナルの中を探しても見当たらない。バスターミナルのおばちゃんがいたので明永村行きのバスがないか聞くと午後にあるという。ロンリープラネット雲南だと07:00と15:00の1日2本とあったが1日1本であった。

予定を変更して西当温泉行きのバスに乗り飛来寺を目指す。06:45頃にバスが出発する。飛来寺までの運賃は5元だ。バスの乗車率は6割ぐらいといったところだ。

朝霧の中をバスが進んでいき、07:15頃、飛来寺に到着する。飛来寺には宿が多数あるが、まずはユースホステルへ行ってみるが満室だった。朝の時間帯なので、まだ部屋が空いていないそうだ。仕方ないので、ロンリープラネット雲南に載っていた、守望6740へ行ってみる。

あいにく1泊30元のドミトリーは満室だが、空いたらチェックイン(登記)すればよいという事でレストラン兼共有スペースで待たせてもらう。ここは境外人員接待証があるので外国人OKの宿だ。

天気の悪い飛来寺

ここの宿は国道沿いに面しており梅里雪山が一望できる絶好の立地条件だ。外の国道には梅里雪山の写真を撮ろうとする観光客が見受けられる。ここの宿は梅里雪山を撮ろうとする観光客には最適の宿だろう。

雲に隠れている事が多い梅里雪山だが、この宿なら夏でも冷える外で待たずに中で待つことができる。シャッターチャンスが来たら外へ出ればいいのだ。

08:50頃、前の国道をチベットの塩井行きのバスが通る。客を乗せていたが身分証を確認している様子がない。上手く行けばバスに乗れそうな気がする。無事に検問を突破できるかは謎だが。09:15頃には芒康行きのバスが通過する。芒康行きのバスは自転車や荷物を満載しており、飛来寺からの乗車は無理そうだ。

雨季は雲が多く梅里雪山は見えなかった。来る時期を間違えた。

11:00頃、飛来寺景区へ行ってみる。飛来寺景区周辺には宿や食堂が十分にある。ユースホステルも2軒あった。

飛来寺景区周辺は朝はチベットやシャングリラへ向かう観光客や車で賑やかだが、昼近くになると人通りが少なくなる。

飛来寺景区からは梅里雪山は見えなかった。梅里雪山の見えない飛来寺景区はぼったくりだ。

飛来寺

飛来寺景区から1km弱ほど徳欽方面へ戻った所に「南卡扎西寺庙」の標識がある。ここが飛来寺だ。一般的には飛来寺といえば梅里雪山を見る飛来寺景区を指すが、この寺が本当の飛来寺だ。

パンチェン・ラマが訪れた記念に建立された寺だが、寺自体は非常に小さい。参拝客はいなかった。

宿に戻り今後の計画を練っていると、タクシーの運ちゃんが2人やって来た。このパターンは四川省稲城で経験しているので、相手にせずにおく。貧乏バックパッカーを相手にするより金持ちの中国人に声を掛けろよ!必要になったら、こちらから声をかけるから!

夕方の梅里雪山

夕方になり梅里雪山の雲が少なくなってきた。写真撮影の観光客が国道に集まってきた。この時期では貴重な撮影機会のようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 30元
食費 15元
バス 5元 徳欽→飛来寺
合計 50元

明永氷河を目指して 飛来寺→明永村

バスで飛来寺→カワカブ大橋

06:00頃に起床して明永氷河への出発の準備を整える。夜明け前であるが外の国道には梅里雪山を見ようと観光客が集まっているが、梅里雪山は雲に覆われている。

07:00過ぎに宿をチェックアウトして飛来寺景区の入口と梅里青年旅社の辺りで西当温泉行きのバスを待つ。本来は明永行きバスに乗車しないといけないのだが、明永行きのバスがないので西当温泉行きバスで途中のカワカブ大橋(卡瓦格博大桥)まで行き、そこから徒歩で明永氷河へ向かうという作戦だ。

西当温泉行きのバスを待っていると、西当温泉行きのバスが徳欽方向ではなく反対の西当温泉やチベット方向からやってきた。既に西当温泉行きのバスは飛来寺に来ており客を拾いながら回っていたようだ。

今日は西当温泉行きのバスに乗り途中の瀾滄江の橋を渡ったT字路で下車して徒歩で明永村へ行く。バスは07:30に出発するということで、まだ時間がある。

バスに乗車して待つことにするが、乗客は19人乗りのバスで4人ほどだ。女性の乗客2人組から雨崩村に行くのか聞かれ、明永氷河へ行くと言ったら、運ちゃんが明永氷河に行かないと言って降ろそうとするので、瀾滄江の橋で降りて徒歩で明永氷河へ行くと説明して難を逃れる。

07:30頃にバスが出発する。満席で1人座れなかったのがいるが、定員オーバーでも多少のことは中国では問題なしになってしまう。バスは国道をチベット方面へ走っていき、途中で梅里雪山景区への道へはいる。

道路状況は舗装されており良好だが、土砂崩れと落石の跡が数カ所あった。08:30頃、瀾滄江に架かるカワカブ大橋(卡瓦格博大桥)の手前で梅里雪山景区の入場券売場に到着する。ここで明永氷河や雨崩村の入場券を持たない観光客は入場券を購入する事になるが、事前に入場券を購入していたのは自分だけで、残りの乗客全員が入場券を購入する。

しかし、梅里雪山景区の入場券はセット券(套票)のみの販売で雨崩村だけの単独入場券の販売はない。雨崩村は80元だが、飛来寺などの部分が150元で雨崩村だけに行くのでも合計の230元を払わないといけない。

そうなると当然のごとく不満の声が聞こえてくる。これは、ドラクエⅡに売れ残りのソフトを抱き合わせ販売しているのに近い。乗客は色々と不満を言ってはいるが、皆仕方なくセット券(套票)を購入している。

しかし、嫌々購入しているので時間がかかっており運ちゃんが早くするように催促している。橋の工事で道路の通行止めの時間が迫っているようだ。

08:45頃、瀾滄江の橋を渡った所でバスを降りて徒歩で明永村へ向かう。

カワカブ大橋から徒歩で明永村へ

カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)から先は未舗装の悪路を瀾滄江に沿って約1km歩く。

瀾滄江(澜沧江、メコン川の上流)

明永村への分岐点

分岐点になり舗装された道路になった。ここに通行規制の看板が出ていた。カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)の補修工事で通行止めになるようだ。

上り坂が続きこまめに休憩をとりながら進む。晴れているので日差しが強く日陰を見つける度に休憩をとる感じだ。途中でチョルテンの建設現場に差し掛かると工事のおっちゃん2人に休んで行けと言われ少し休む。

徒歩で明永村へ向かう旅行者は珍しいようで声をかけたみたいだが、日本人だと分かると更に驚いていた。再び歩くと道路脇に湧き水があったりするので顔を洗ったりする。さすがに生水を飲むのは下痢しそうなのでやめておく。

明永氷河の明永村

明永村の入口に差し掛かると民家や畑が見えてきた。明永村はブドウ栽培が盛んなようでトウモロコシ畑に混じってブドウ畑が多い。

11:10頃、明永村に到着する。今日の宿はロンリープラネット雲南に掲載されていた崗堅賓館(岗坚宾馆)だ。しかし、中には誰もいない。誰か来るまで待たせてもらうことにするが、チェックアウトする客しか遭遇しなかった。しばらくすると、ようやく老板がやってきた。

1泊いくらか聞くと100元とかぬかすので、もっと安いのがあるだろと聞くと1泊30元のドミトリーがあった。ドミトリーは賓館ではなく、道を挟んで向かい側の老板のチベット式民家の自宅にあった。老板は普段は賓館にいないようで自宅にいるようだ。とりあえず宿は確保した。
13:00頃、明永氷河の入口を確認しに行く。明永氷河の入り口にはチョルテンがあり、駐車場になっている。明永氷河の入口が村で一番賑やかな場所で宿と食堂が数軒ある。でも長さは50m無いかもしれない。

しかし、明永村はハエが多い。宿もハエが多かったが、他の客桟や売店でもハエが飛び交っていた。氷河の近くで、こんなにハエがいるなんて異常としかいえない。衛生状態はかなり悪い印象を受ける。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 30元
バス 20元 飛来寺→カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)
(西当温泉行きバスに乗車)
合計 50元

梅里雪山 真夏の明永氷河

明永氷河までトレッキング

06:00に起床して、すぐに明永氷河へ向かう。外はまだ暗く誰もいない。もちろん明永氷河の入口には誰もおらず、そのまま素通りして登山開始。今日は一番乗りで明永氷河を目指す。

氷河から流れる川の音だけが辺りに響き周囲は状況はよく分からないが、道なりに山を登っていく。夜が明けて辺りが明るくなるが山道は険しくなる。何度も休憩しながら進むが、第一目標の太子廟にたどり着かない。

07:30過ぎに後方にチベット人4人組の観光客が迫ってきて追い抜かれた。チベット人は基礎体力が違うので、中年の日本人など相手にもならない。山道の途中で休憩所があり、ここから少しの距離だが桟道が設置され歩きやすくなった。

08:30頃、ようやく太子廟に到着する。ここにはラマ僧が1人住んでおり修行中であった。内部を拝観していると例の写真がありました。リタンのようにでかい写真はないのですが、ご禁制の観音菩薩の化身でノーベル平和賞を受賞した非常に徳の高い高僧の写真です。まあ、ある所にはあるのですね。

太子廟の次は明永氷河の観景台へと思ったけど、太子廟の裏の売店とレストランの所で明永氷河と蓮華寺の分かれ道になっており、先に蓮華寺へ向かうが山道がさらに険しくなる。
途中で長寿水という湧き水で休憩する。生水は避けた方がよいのだが、あまりの冷たさに負けて飲んじゃいました。長寿水を飲んで再び山道を歩く。

蓮華寺

山道から明永氷河が見えてくると、お香の匂いがしてきた。さらに歩くと蓮華寺に到着する。蓮華寺にはラマ僧は住んでいないようで、管理人のおっちゃんが一人住んでいた。

蓮花寺は創建時期は不明だが徳欽地区で最古の寺で文化大革命により破壊されたが2000年に再建された寺だ。

GPSを確認すると標高3194mのようだ。

蓮華寺の裏からは明永氷河が見えた。時折、氷河が崩れる音が周囲に響く。

明永氷河

蓮華寺の次は明永氷河の観景台だ。下り坂だから楽勝だと思っていたが間違いであった。雨が降ったせいで滑りやすく危険なのだ。さらに坂が急なので下り坂でも慎重に歩かなければならない。足への負担はかなりある。足の疲れが酷い状態で明永氷河の観景台に到着する。

しかし、ここで雨が降ってきた。こういう時になぜ雨が降ってくるんだ。明永氷河の観景台で天気の回復を待つ。

雨が止んで晴れてきて、ようやく氷河の迫力を目の当たりにできた。天気は晴れたが梅里雪山の頂上付近が雲に隠れて残念な状態だが氷河はしっかり見られた。

この明永氷河は世界中の氷河の中でも低緯度に位置する珍しい氷河だ。夏は気温が高いのだが冬に大量の降雪があるために夏でも氷河が残っているのだ。しかし、地球温暖化の影響で年々氷河は後退しているという。

12:15頃、氷河を見たので、この後は戻るのだが、結構急な山道なので下りるのも大変だ。雨が降ったせいで滑りやすく、何度も転びそうになる。足の疲労も相当なものだが、何とか今日中に飛来寺まで戻りたいので気合いで歩く。麓で待機している馬が見えてきて、13:25頃、明永氷河の入口に戻ってきた。

日中合同登山隊の慰霊碑

GPSを確認すると2345mの地点まで下りていた。所要時間は約7時間、高低差が約800m、移動距離が約17kmであった。

明永氷河の入口には1991年にチベット仏教の聖山カワカブ登頂に挑戦し遭難した日中合同登山隊の慰霊碑があった。

徒歩で明永村→カワカブ大橋

13:30頃、宿に戻り、13:45に宿をチェックアウトする。12:00を過ぎていたが老板娘に追加料金を取られずに済んだ。それより、歩いてメコン川の入場券売場へ戻ろうとしていることに驚いていた。

既に足の状態が限界に近いのだが、さらに荷物にバックパックが追加になり、6km先の瀾滄江(澜沧江、メコン川の上流)を目指す。明永村からは下り坂が続くが舗装道路なので、明永氷河の山道よりはマシだ。下り坂の途中で、昨日の湧き水の場所に到着する。ここで、顔を洗って少し休憩する。いい感じの冷たさの水だったので飲んでしまう。

体力を回復させて再び歩くが、建設中のチョルテンの前で昨日のおっちゃん2人がおり、おっちゃんたちに呼び止められ休憩していく。こんな所を歩いている日本人は珍しいようで、何で車を拾わないんだと言っていた。

チョルテンを離れ瀾滄江を目指す。舗装道路が未舗装道路になりメコン川沿いを歩く。ここで足がもつれ転ぶが、まだ何とか歩ける。谷側に転んでいたら瀾滄江に落ちて水葬となっていたところだ。

メコン川沿いに歩いていくと通行規制で足止めになる。これから発破作業が行われるという事で、16:00頃に橋の手前で足止めになる。

発破が行われ爆音と土煙が舞い上がる。安全確認が行われ歩行者の自分だけ通行可になる。車は通るスペースがないので通行止めのままだ。

瀾滄江に架かるカワカブ大橋(卡瓦格博大桥)を渡る。

漢族とチベット人と一緒にタクシーで飛来寺へ

16:20頃、入場券売場に到着する。明永村から入場券売場まで約7kmあり、今日は既に25km歩いたことになる。しかも、平地でなく山道だ。ここで飛来寺方面のバスなりタクシーを拾う。

しかし、車は通行止めのままだ。通行規制が解除されるのは17:00だ。それまでここで休憩だ。休憩していると漢族とチベット人2人組が、いつの間にか近くにいた。話を聞いていると雨崩村から戻ってきたようだ。

そして、こんな所にいるバックパッカーは気になるようで話しかけてきた。日本人という事が分かると驚いて、さらに朝6時から明永氷河まで行って徒歩で瀾滄江沿いの入場券売場まで戻ってきた事に驚いていた。2人組は飛来寺へ戻るので一緒にタクシーなりバスを捕まえて戻ろうという事になった。

しかし、バスなりタクシーが通るかは分からない。シャングリラのチベット人は、この付近で泊まるような所はなく飛来寺へ必ず戻らないといけないという。もし、この付近で宿泊したら毒を盛られて危険だという。冗談だと思うが顔は真顔であった。

17:00になり通行規制が解除された。もし、バスやタクシーが来たら止めて1人20元で乗せてもらえるようにシャングリラのチベット人が交渉するという作戦だ。この辺りの運ちゃんはチベット人なので外人や漢族だとカモになってしまうからだ。数台のバスが来たがツアーバスだったので止まってくれず。

しかし、客のいないタクシーが来た。漢族と自分で道を塞ぎタクシーを止める。そして、シャングリラのチベット人が交渉開始!1人20元で交渉が成立して、17:15頃、タクシーで飛来寺に向かい、17:55頃、飛来寺に到着する。

ここで2人組と分かれて、ユースホステルの飛来寺覚色滇郷青年旅舍(飞来寺觉色滇乡青年旅舍)Deqin Feilai Temple youth hostelへ向かう。10人ドミトリーが空いており、1泊20元(会員料金)で宿泊する。

今日は非常に疲れた。歩きすぎで靴下は穴が空いてだめになった。

明永氷河のまとめ
  • 徳欽(德钦)→明永村のバスは観光シーズンなのに運休していた。
  • 飛来寺→明永村の乗り合いタクシーは1人25元だが人数集まらないと出発しない。
    チャーターは片道250元、往復300元。
  • 飛来寺からは西当温泉行きのバスと徒歩で何とかなる。
    徳欽発、西当温泉行きのバスで西当温泉と明永村の分岐点のカワカブ大橋(卡瓦格博大桥)まで行き、徒歩で明永村へ行く。
  • 徳欽→西当温泉のバスは飛来寺景区の入口近くを毎朝07:30に出発して、約1時間15分でカワカブ大橋(卡瓦格博大桥)に到着。
  • カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)を渡って左(下流)が西当温泉、右(上流)が明永村への道。
  • カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)の手前にチケット売り場がある。
    飛来寺景区、霧濃頂景区、金沙江大湾の150元のセット券か飛来寺景区、霧濃頂景区、金沙江大湾、雨崩村の230元のセット券を持っている場合は明永氷河の単独券78元を購入する。
    セット券を持っていない場合は、飛来寺景区、霧濃頂景区、金沙江大湾、明永氷河の228元のセット券を購入する。
  • カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)→明永村は徒歩で約2時間。
  • 明永村は宿が数軒あるが、明永氷河の景区入口に集中している。
  • 明永村はハエが多い。
  • 日の出前の06:00は景区入口の小屋に誰もおらず入場券の確認なし。
  • 景区入口(標高2345m)から約2時間半で太子廟(太子庙)(標高2904m)に到着。
    道は険しい。
  • 太子廟(太子庙)(標高2904m)から蓮華寺(莲花寺)(標高3194m)は約1時間、道は非常に険しいが寺の裏から明永氷河が見える。
  • 太子廟(太子庙)(標高2904m)から明永氷河観景台(標高3073m)は約1時間、階段がきつい。
  • 馬で行く場合は景区入口→太子廟は往復200元、景区入口→蓮華寺は往復250元。(太子廟-蓮華寺は道が険しいので片道のみ乗馬)
  • 景区入口に日中合同登山隊の慰霊碑がある。
明永氷河のGPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

飛来寺景区
N 28°26’30.35″
E098°52’35.04″
カワカブ大橋手前の入場券売場
N 28°28’04.29″
E098°49’03.39″
カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)
N 28°27’52.95″
E098°48’55.32″
明永村の宿
崗堅賓館(岗坚宾馆)
N 28°28’17.39″
E098°47’21.64″
明永氷河景区入口
N 28°28’16.77″
E098°47’07.47″
太子廟(太子庙)
N 28°27’23.33″
E098°45’52.92″
明永氷河の売店(太子廟の裏)
N 28°27’18.69″
E098°45’48.09″
明永氷河観景台
N 28°27’20.25″
E098°45’26.44″
蓮花寺(莲花寺)
N 28°27’25.12″
E098°45’24.59″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 40元 1泊20元×2
食費 15元
タクシー 20元 カワカブ大橋(卡瓦格博大桥)→飛来寺
合計 75元

雲南省旅行記2014夏1

四川省稲城→雲南省シャングリラをバスで移動

05:00頃、ユースホステルをチェックアウトして稲城汽車站へ向かう。稲城汽車站は、既にシャングリラ、成都行きの客やタクシーの運ちゃんたちがいた。

05:30に各バスへの乗車が始まったが、切符売り場ではキャンセルになったシャングリラ行きの切符が1枚だけ売り出された。明日の成都行きの切符を買いに来ていた客もいたが、窓口のおばちゃんに「9時半から販売」と言われていた。シャングリラ行きのバスは荷物が多すぎて積み込みに時間がかかり、06:15過ぎに出発する。

まずは郷城へ向けて山道を登っていく。道路状況は舗装はされているが補修はされていないようで状態はよくない。それでも、順調に進んでいき4699mの峠を越えて進んでいくとチベット人の集落に「共産党万歳」とか斜面に描かれている。ああしないと焼き討ちにあってしまうのだろうか?

09:00過ぎに郷城に到着する。
しかし、町には入らずシャングリラへ向かう。

最大高低差2017mの移動

郷城を過ぎた所で標高が一番低く2682mになる。峠との標高差は2000mを超える。

そして、山道を登るが未舗装の悪路になる。途中に落石の跡があったり道が一部崩れていたりする。峠を越えて四川省から雲南省になり道を下っていく。

12:30頃、舗装道路になり集落に入り昼休憩で停車する。トイレに行くがド田舎のニーハオトイレなのでウンコ山盛りの地獄絵図であった。隣の女子トイレからは姉ちゃんたちの文句と悲鳴が聞こえてきたので、恐らくウンコ山盛りの似たような状態なのだろう。

昼食はチベット人の食堂なのだが、これがぼったくりだ。肉のおかずが20元、野菜のおかずが15元、ご飯3元で完全に足元を見ている。ご飯だけにしようかなと思ったが、ハエがたかっていたのでやめておいた。どうして中国はハエがこんなにも多いのだろうか?よく伝染病が発生しないなと感心してしまう。

13:15頃、再びバスが走り出す。

ここからは一部が舗装区間で大部分が未舗装または工事区間の悪路だ。落石やがけ崩れが発生しており道路状況はかなり悪い。

17:20頃、シャングリラに到着する。

シャングリラの宿は香格里拉国際青年旅舎

今日の宿は旅行人ノート チベット第4版にも掲載されている香格里拉国際青年旅舎(香格里拉国际青年旅舍)(SHANGRI-LA INTERNATLONAL YOUTH HOSTEL)だ。

場所は分かりにくいが8人ドミトリーで1泊30元(会員料金)だ。設備は30元の価値は十分ある。

しかし、ユースホステルなのにニーハオトイレなのはどうなのだろうか?これはド田舎のウンコ山盛りのニーハオトイレに慣れるための訓練施設という位置づけなのだろうか?

18:30頃、夕飯を食べに行くが頭が痛い。高山病の兆候だろう。高低差の激しい移動をしたせいだろうか?今日はもう大人しく寝ていよう。

四川省稲城→雲南省シャングリラのバスのまとめ
  • 稲城汽車站を06:00出発。
    05:30までには稲城汽車站へ行く。
  • 道路状況
    稲城-郷城(乡城)は稲城、郷城、理塘の三叉路までの省道216号は路面良好。
    三叉路から先の省道217号は舗装されているが補修されておらず凸凹道。
    最高地点の4699mの峠を越える。
    郷城(乡城)-シャングリラ(香格里拉)は、ほとんどが未舗装区間か工事区間で悪路。
    最低地点の2682mを通り3500m以上の山道を通る。
    郷城(乡城)の町を過ぎて温泉のある然烏郷(然烏乡)から山道を登り始めて本格的な悪路になる。
  • 峡谷を通るので景色は絶景だが、ほとんどがガードレール無しなので落ちたら谷底へ
  • 所要時間は11-12時間
  • シャングリラ(香格里拉)には、17:20頃に到着
四川省稲城→雲南省シャングリラのGPSデータ

あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

稲城汽車站
N 29°02’31.29″
E100°17’45.77″
理塘、稲城、郷城の三叉路
N 29°11’40.72″
E100°06’26.99″
峠4699m
N 29°08’18.50″
E100°02’35.81″
共産党万歳のチベット人の集落
N 29°06’47.23″
E100°01’56.35″
郷城
N 28°55’22.26″
E099°48’23.09″
峠4307m(大雪山) 四川省と雲南省の境界?
N 28°34’37.74″
E099°49’35.94″
昼休憩の場所
N 28°28’40.76″
E099°48’40.18″
峠3869m
N 28°19’10.42″
E099°45’28.63″
香格里拉客運站
N 27°50’22.01″
E099°42’35.78″
SHANGRI-LA INTERNATLONAL YOUTH HOSTEL
(香格里拉国际青年旅舍)
N 27°49’37.27″
E099°42’56.30″
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 60元 1泊30元×2
食費 15元
合計 75元

シャングリラ旧市街

最近流行りのチャリダー型乞食

11:00頃、独克宗古城の亀山公園を訪れる。ここには世界最大と言われるマニ車がある。独克宗古城のシンボルとも言える。

しかし、この観光地にも奴がいた!乞食だ!乞食と言っても最近流行りのチャリダータイプの乞食だ。乞食をしている割にはMERIDAのチャリとか結構いい装備をしている。乞食する前に、その装備を売って家に帰れよと言いたい。でも、職業乞食だから、そのチャリも商売道具なのだろう。

雲南省シャングリラ 大火災後の独克宗古城

独克宗古城は2014年1月11日に242棟を消失する大火災が起きたのだが、現在でもその焼け跡が残っている。独克宗古城の中心地といえる四方街周辺が焼け野原となっていた。

大火災後の独克宗古城

しかし、復興に向けて既に工事が行われている。来年の夏には新しい建物が建てられて今より多くの観光客が訪れるだろう。

被害に遭っていない所は通常営業

大火災と言っても独克宗古城が全て消失したわけではない。火災の被害を免れた区域もあり、しっかり営業しており観光客も来ている。ただ大火災のニュースが中国だけでなく世界中に知れ渡ってしまっているので、古城内の客桟やホテルは空室があり観光客は少なめだ。

亀山公園の前にある月光広場の停車場にナパ海行きのバスが停まっていた。発車時間や本数は不明だが、ぼったくりタクシーを使わなくて済むようになる。

スーパーで大理ビール(2.8元 470ml)と傷んで特売コーナーに追いやられたマンゴー(900g 1.8元)を購入する。
数年ぶりにマンゴーを食べることができた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16.6元
バス 2元 路線バス
合計 18.6元

独克宗古城のユースホステルに移動

藏地国际青年旅舍

今日は独克宗古城のユースホステルへと移動する。10:00頃、独克宗古城の藏地国际青年旅舍に到着するが、部屋の掃除が終わっていないのでチェックイン(登記)は1時間後ということになった。それまで共有スペースにてネットで情報収集をしながら時間が過ぎるのを待つ。11:30過ぎに、そろそろチェックイン(登記)できるだろうとレセプションへ行くと老板たちは昼食中だった。チェックイン(登記)できるか聞くと昼食後すぐということだった。

老板たちの昼食が終わりチェックイン(登記)するが、部屋は5人ドミトリーで1泊40元なのだが、掃除がまだ終わっていなかった。掃除が終わっていないからチェックイン(登記)できなかったのでは?
それと、掃除が終わっていないのに昼食?日本だと食事中でも接客対応が優先されるが、宿泊客を待たせるのは世界標準なのだろうか?それとも中国標準?

ユースホステルの隣は2014年1月11日の大火災の焼け跡で復旧工事が行われている。
すぐ隣まで火が迫っていたが、難を逃れたようだ。

スーパーで鍋とか購入

午後になりスーパーで水筒、鍋、茶葉を購入する。水筒は茶葉を入れてお茶が飲めるタイプだ。

そして、一番重要なのが鍋だ!鍋があればカップ麺でなく袋のインスタントラーメンで食事ができる。インスタントラーメンの方がカップ麺より1元くらい安いし、鍋なら厨房が借りられればご飯も炊ける。鍋があると色々と便利だ。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 80元 1泊40元×2
食費 35.7元
バス 1元 路線バス
雑貨 68.6元 水筒、鍋
合計 185.3元

雲南省シャングリラ 路線バスでナパ海へ

路線バスでナパ海へ

09:00頃、独克宗古城の巨大マニ車のある亀山公園へ向かう。今日はナパ海(纳帕海)へ行こうと思う。亀山公園の前にある月光広場の駐車場からナパ海(纳帕海)行きのバスが出ているのだ。

しかし、月光広場に着くと雨が降ってきた。今日のナパ海(纳帕海)行きは諦めてバスターミナルの香格里拉客運站へ向かい明日の奔子欄(奔子栏)行きのバスの切符を買おうとするが、窓口のおばちゃんに「奔子欄(奔子栏)行きは無いよ」と言われてしまう。

待合室の電光掲示板に奔子欄(奔子栏)14:00発と出ているのにどういう事ですか?よく聞いてみるとバスターミナルからは奔子欄(奔子栏)行きは出ておらず、近くの飛馬彫像のロータリー(飞马雕塑转盘路)から14:00に奔子欄(奔子栏)行きが出発しているという

そのバスなら昨日見たので知っている。とりあえず問題は解決した。バスターミナルを出ると雨は止んでおり7路のバスで独克宗古城へ再び向かう。

雨が止んだので諦めていたナパ海(纳帕海)を実行する。シャングリラのシンボルである巨大マニ車のある亀山公園の前の月光広場の駐車場でナパ海(纳帕海)行きのバスに乗る。ナパ海(纳帕海)までは5元だ。

運賃の5元は、何故か運賃箱へ入れずに運ちゃんに渡す。5元は運ちゃんの懐かな?運ちゃんにバスの運行状況を確認すると、08:00から約1時間に1本運行しているという。

ナパ海(纳帕海)から独克宗古城へ戻る最終バスは17:30ぐらいとの事だ。まあ、最終バスの時間は運ちゃんの気分次第で変わりそうだから、16:00ぐらいに戻るつもりでないと危ないな。

11:30頃に独克宗古城を出発する。乗客は自分一人だ。途中で客を2人乗せるが地元民なのでナパ海(纳帕海)の手前で降りてしまう。貸切状態の中、30分ほどでナパ海(纳帕海)に到着する。入場料は60元だ。

雲南省シャングリラ ナパ海

夏のナパ海(纳帕海)は放牧が行われておりヤク、羊、馬と言った家畜が草を食べている。

ナパ海(纳帕海)を歩いているとヤクの喧嘩に遭遇した。


ヤクが喧嘩していたが、草を食べるのに忙しいようで喧嘩はなくなり平和なナパ海(纳帕海)に戻る。

ナパ海(纳帕海)は湖なのだが草地の所にも水があり湿地帯になっている。馬に乗ってナパ海(纳帕海)を見物することもできるが料金が高い。

ナパ海(纳帕海)を歩くだけでなく山の上から全景を見るのもいいだろう。16:30頃、バスに乗車して、17:00頃、独克宗古城に到着する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14.5元
バス 2元 路線バス
バス 10元 独克宗古城↔ナパ海(纳帕海)
ナパ海(纳帕海) 60元
合計 86.5元