江南旅行記~上海

D415次 二等座で蘇州→上海

jiangnan_22810:00頃、蘇州浮生四季国際青年旅舎をチェックアウトしてバスで蘇州駅へ向かう。10:15頃、蘇州駅に到着して切符売場へ向かう。

第一售票处までは少し離れているので近くの当日券の切符売場に並びD列車の切符を購入しようとするが1人前で11:16発のD413次の切符が売り切れて12:26発のD415次の切符になってしまった。1時間余計に待つのか・・・。もう少し早く出ればよかった。待合室で2時間待って12:15頃に改札が始まる。

jiangnan_229ホームで列車の到着を待つが発車時刻の12:26を過ぎても列車は到着しない。12:30になってようやく到着する。

jiangnan_230上海までは40分ほどで到着して地下鉄に乗り換える。

上海大隠国際青年旅舎

jiangnan_231上海での第一候補の宿は今月開業したばかりの上海大隠国際青年旅舎だ。まずは上海の公交IC卡の残額が無いので50元補充して上海駅から地下鉄4号線で浦東大道駅へ移動する。路地裏にユースホステルがあって見つけるのに手間取ったが14:30頃に到着する。

jiangnan_232とりあえず4泊することを考えていたのだが、ドミが既に予 約で混雑しているようで日替わりで部屋を移動ならドミには泊まれるという事だったので、こちらとしては泊まれれば問題無しである。それに会員だとドミは4/10までは「住一天送一天」というキャンペーンをやっているし・・・。「住一天送一天」というのは簡単に言えば「1日泊まったら、もう1日おまけ」というやつだ。会員は1泊45元なので2日泊まれば実質1泊22.5元だ。上海でこれは滅茶苦茶安い!

jiangnan_233で、部屋は窓無しの4人ドミで部屋に荷物が散乱しており状況からしてこれは・・・。人民ドミのような・・・。因みに対面の部屋は窓付きの6人ドミで白人さんが快適そうに宿泊している。部屋によって客層がかなり違うのか?

人民パンツ一丁

夜寝ていると暑くて目が覚める。人民3人が帰ってきてエアコンを30度に設定してフル稼働させているようだ。さすがは人民!春になっても真冬並みの体制でエアコンを使っている。せめて使うなら設定温度を下げろよ。というか、人民3人ともパンツ一丁だよ。

1人はPSPで遊んで、1人はDVDを見て、1人は音楽を聴いている。人民3人がパンツ一丁(3人ともブリーフ)でくつろいでいる光景をユースホステルで見る事になるとは・・・。人民がパンツ一丁でいるのは夏に招待所や旅社で見る光景だと思っていたが・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
宿泊費 90元 1泊45元×2
鉄道 26元 蘇州→上海
地下鉄 4元
バス 1元 路線バス
合計 131元

欽賜仰殿

jiangnan_23411:00頃、徒歩15分ぐらいの所にある欽賜仰殿へ行ってみる。欽賜仰殿は上海でもかなり古い道教寺院で言い伝えだと三国時代に呉の孫権が母の呉国太の為に建立したとか。

jiangnan_235記録上は明の万暦年間(1573-1619)に金師娘殿として建立され、清の乾隆35年(1770)に現在の欽賜仰殿の名になった。

jiangnan_236文化大革命時に破壊され1983年から再建が始まり現在は東岳大帝を祀り東岳殿、三清殿、城隍殿などがあり600余の神像が祀られている。孫権が建立したと あるが、関羽が周倉と関平と一緒に祀られていたが孫権は見当たらず。

てんやと台湾料理

jiangnan_23718:40頃、batayan先生がユースホステルを訪ねて来てくれた。19:00頃に来られると思っていたので外へ出る準備を全くしておらず。地下鉄で人民広場の隣の大世界へ行き、ここでてんやの天丼を御馳走になる。てんやの天丼なんて何年ぶりだ?それにしても上海にてんやがあるというのも凄い。

jiangnan_238ここで、batayan先生の知り合いのK先生が合流して一緒に台湾料理の店へ向かう。その途中でbatayan先生が1元拾う。この暗い道で1元見つけるとは凄い!で、1元貰ちゃった。この1元は上海を出る時の食料に使おう。

そして、台湾料理の店に到着。ここの店は料理は勿論美味しいのだが従業員の接客もしっかりしている。中国だと従業員の接客はかなり酷い物なのだが、ここは従業員教育がしっかり行き届いているので文句無しだ。台湾料理を食べながら batayan先生とK先生と話をするがK先生も何やらbatayan先生と一緒に北の国がらみの武勇伝を持っており、かなりの猛者らしい。

jiangnan_239それに仕事辞めてユーラシア横断をしたいとか言っており何やら心中では色々計画を練っていそうだ。09:30頃に店を出てK先生と別れbatayan先生とタクシーで 地下鉄4号線の大連路駅まで行く。ここでbatayan先生を別れて地下鉄で浦東大道駅へ向かう。

同じドミの人民はサル

jiangnan_24022:30頃、ユースホステルに戻ったが部屋には誰もおらず明かりは点けっ放し、エアコンは設定温度30度で稼動中で常夏の環境が用意されていた。同じドミの心優 しき3人の人民たちが夜風に当たって帰ってくる小日本を心配して部屋を暖かくしてくれた様だ。・・・。そんな事は絶対に無いだろっ!何だこの人民どもは! 宿代払ったら電気水道使い放題だと思っているのか?

こいつらの頭の中には「節約」という言葉は無いのか?すまん!人民どもの頭の中に「節約」という言葉が無いからこういう状態なんだな・・・。人民どもの頭の中には「浪費」の2文字があるだけだな。どうして、誰もいない部屋でエアコンをフル稼働させる事が出 来るんだ?こいつら、はっきり言ってサルだ!

共産党はちゃんと人民どもを調教しろよ。こいつらが浪費するから毎年、上海は夏の電力需給が逼迫するんだろ! 共産党は人民どもを調教できないなら数を減らせ!人民多すぎなんだよ!教養とか礼儀とかを身に付けた人民が多いのなら文句は無いんだ。

jiangnan_241でも、サルが多いのは困るんだよ!このサルどもを何とかしたいのだが自分はサルを調教した事が無い。

いや、仮に「浪費は良くない。」「中国の資源を節約しよう!」「共産党と共に节能(省エネ)社会を実現しよう!」と説教してもジャイアンが「のび太のくせに生意気だぞ」と言う感じで「小日本のくせに生意気だぞ」というのは確実、他にも定番の「日本軍は南京で何をしたのか知っているのか?」「俺の親戚は日本軍に殺された。」とか言ってきそう・・・。人民は都合が悪くなると歴史問題にすり替える傾向が強いからな・・・。明日は別のドミへ移れるか訊いてみよう・・・。

机にはサル人民は物しかない。綺麗に使うとか共有スペースという概念が無いらしい。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 7元
地下鉄 7元
合計 14元

七宝古鎮

jiangnan_24207:30頃、人民どもの携帯電話が五月蝿くて目が覚める。こいつらと関るのは嫌なので、さっさと出かける。地下鉄4号線で上海体育場へ移動して92路のバスで七宝古鎮へ向かう。しかし、ここでおのぼりさんの自分は重大な過ちを犯していた。

jiangnan_243実は七宝古鎮の近くには地下鉄9号線の七宝駅があったのだ。わざわざ渋滞するバスに乗る必要は無かったのだ。

jiangnan_24410:30頃、七宝古鎮に到着する。七宝古鎮は朱家角ほどの規模や知名度ではないが地下鉄で簡単に行けるほど上海市内から近いので最近人気急上昇の古鎮らしい。

jiangnan_245何故か上海なのに「雲南竹筒鴨」が売られている。

jiangnan_246これは乞食鶏。

jiangnan_247上海の七宝古鎮で浙江省烏鎮の特産品かいな?

jiangnan_248

jiangnan_249

jiangnan_250七宝古鎮を見物してイスラム食堂で少し早めの昼食を済ませる。

中華式キヨスク

jiangnan_265昼頃、地下鉄9号線で宜山駅に到着する。ここで、4号線に乗り換えるのだが3号線と4号線に乗り換える場合は地上の連絡通路を通るのだが、この連絡通路は 外部とは金網で隔たれているだけなので金網越しで人民たちが商売をしているのだ。

営業許可とかは勿論取っていないというかやったもん勝ちなのだろう。こういう場所を見つけて商売をする人民はさすが商売の才能がある。でも、公安は見て見ぬ振りなのかな?それともショバ代を徴収しているのかな?ショバ代はこの地区担当の公安の懐に入るのかな?まあ、人民たちはいつでも逃げられるように店舗はリヤカーになっている。

jiangnan_266連絡通路では金網越しにおばちゃんたちが商売をしている。

jiangnan_267日本だと営業許可や道路の使用許可などが必要だが中国はやったもん勝ちか?

浦東賓家国際青年旅舎

jiangnan_251昼頃、ユースホステルに戻ると老板が険しい表情で「予約客で一杯で部屋が無いんだ。別の宿を探してくれないか?」とか言ってくる。予約取りすぎて部屋のやりくりが つかない様だ。偏見だが中国人のおのぼりさんはこういう時は「賠償金を要求する!」「慰謝料払え!」とか大騒ぎするのだろうな。

まあ、自分は別のユースホステルを探せばよいので「すぐ出ますよ」と返答したら老板の表情が良くなった。自分はそれほどサルじゃないから騒いだりはしないのだ。それにしても予約一杯とは人気があるな。

で、ドミに戻ると人民3人組が荷物をまとめている。こいつらも追い出されるようだ。さっさと荷物をまとめて上海大隠国際青年旅舎をチェックア ウトする。地下鉄4号線と2号線を乗り継いで東昌路駅近くの浦東賓家国際青年旅舎へ行く。

jiangnan_2521330頃、浦東賓家国際青年旅舎に到着して8人ドミに泊まる事にする。浦東賓家国際青年旅舎はCaptain Hostelの系列店だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
宿泊費 105元 1泊35元×3
地下鉄 11元
バス 1元 路線バス
合計 132元

朱家角

jiangnan_25307:30頃に起床して地下鉄2号線と1号線で上海南駅へ向かう。通勤ラッシュの時間帯であったが08:30頃、上海南駅に到着する。

jiangnan_254駅の南にある路線バス乗り場で30分ほど朱家角行きの上朱線のバスを待つが途中の青浦区までの区間車ばかりで朱家角行きのバスが来ない。待つのが嫌になったので青浦区までの区間車に乗車して途中まで行く事にする。青浦区からは青浦汽車站から周荘行きとかのバスが朱家角を通るのでこれに乗り換えれば問題ないだろう。

しかし、上海は渋滞や割り込みが酷いし、運ちゃんは急発進、急停車を繰り返して危ない。こんな運転だから車酔いをする人民が出る事を予想してか、乗車口にはゲロ袋が用意されている。

そして、ゲロ袋を取りに来る人民がいる。文明社会に慣れていない人民には路線バスと言えども大変なようだ。まあ、運ちゃんの運転が酷いから途中から乗って来て席の無い婆さんが急停車で見事に床に転んだ。

そして、すぐに近くの兄ちゃんが助け起こして席を譲った。兄ちゃん偉いやん!中国人は何故かバスの車内で老人に必ずと言っていいほど席を譲る。日本ではまず見られない光景だ。

中国人の敬老精神は本当に敬服させられる。これだけは中国人が世界に誇れる事だと思う。でも、どうして敬老精神はしっかりしているのに痰吐き、割り込み、浪費、腹出し、ぼったくりとかは止められないんだ?孔子が草葉の陰で泣いているぞ!

jiangnan_255青浦区に到着したのは10:30頃、ここから朱家角行きのバスに乗車して11:00頃、朱家角に到着する。

jiangnan_256朱家角は上海の定番観光地として不動の地位を確立している水郷古鎮だ。

jiangnan_2572006年12月に大阪から上海に上陸して上海観光でこの朱家角を訪れているが当時ド素人だった自分は上海体育場にある上海旅游集散中心から旅游バスで朱家角へ行ってしまった。

しかも、正直に入場券なんかも買っていた。おまけに城隍廟で は地元民が扮する糞占い師に10元もくれてやったりと思い出すだけでも腹が立つ!朱家角には良い思い出が無い

jiangnan_258因みに現在の朱家角は入場券を買わなくても 古鎮の中には入れるようになっている。但し、古鎮内の大清郵局とかを見物する場合に入場券が必要だ。

jiangnan_259どうも、朱家角では観光をしているという気分ではない。土産物屋とかを見ていても、「こいつらにぼったくられてたまるか!何も買わねえぞ!」と人間不信になっている。

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jiangnan_261まあ、今回は朱家角観光では無く「路線バスで朱家角へ行く方法」を調べに来たのだ。

jiangnan_262朱家角汽車站の対面にあったイスラム食堂で昼食を済ませて上朱線のバスで上海南駅へ戻るつもりだったがバスが来ないので13:00頃、人民広場へ行く沪朱線のバスに乗車する。

jiangnan_263上海南駅-朱家角の路線バス

jiangnan_264正確には人民広場近くの老成都北路大沽路へ行く。15:00頃、老成都北路に到着、10分ほど歩いて人民広場に到着。あとはユースホステルへ戻るだけ。

人民トイレの水流せよ

夜になってHP作成をしていると同じドミの人民がトイレで小便をしている。ここのユースホステルはドミにもトイレとシャワーが付いているのだが、人民がトイレから出てきた。でも、水を流した音がしない・・・。そして、自分が糞をしに行くと便器の中の液体は透明ではなく黄色になっていた。やっぱり水を流していなかったようだ。

因みにここのドミには他に白人が3人ほどいるが、3人とも夜遊びに出かけているようだ。それにしても、今回の上海滞在で少し分かったのだが上海のユースホステルに宿泊する中国人はおのぼりさんの様でかなりオサルさんに近いようだ。

まだ、4日しか上海に滞在していないが4人ドミで自分以外は人民全員パンツ一丁とかトイレの水を流さないとかだとサルとしか思えない人民にしか遭遇していない。まあ、上海まで観光に来る中国人はおのぼりさんだから当たり前なのか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17.5元
地下鉄 1元
バス 17元 路線バス
合計 41.5元

上海鉄路博物館

jiangnan_26808:00頃、地下鉄2号線と4号線を乗り継いで宝山路駅へ向かう。今日は上海鉄路博物館で鉄分補給をするのだ。08:55頃、宝山路駅の南にある上海鉄路博物館に到着する。開館時間は09:00なので周辺を散歩して時間を潰す。

jiangnan_26909:05頃、上海鉄路博物館の前に戻ってきた。10元で入場券を購入して、 まずは屋外展示されている米国製KD7型蒸気機関車から見物するが、突然雨が降り始めて館内へ非難する。

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jiangnan_271雨が降ってきたのでは仕方が無いので外の蒸気機関車は後回しにして館内を見て回ることにする。

jiangnan_272展示内容は上海周辺の鉄道の歴史を紹介しているのだが、雲南 鉄路博物館と比べると残念ながら濃い内容とは言えない。

jiangnan_273でも、屋外展示の蒸気機関車にはレール幅60cmの米国製SN26型があったりする。10:30頃、雨が止んでいたのでユースホステルへ戻る事にする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18.2元
地下鉄 8元
上海鉄路博物館 10元
合計 36.2元

東方明珠塔でおのぼりさんを観察

jiangnan_27410:30頃、上海の定番観光地である東方明珠塔へ行く。その前に黄浦江へ行き対岸にある外灘を見物するのではなく、外灘を見物する観光客を観察する。

jiangnan_275上海では外灘や東方明珠塔を観光する中国人は外地人で、特に田舎者らしい。ようするにおのぼりさんという事だ。但し、田舎者といっても観光で上海に来ているので金持ちの部類には入るようだ。でも、何か雰囲気が微妙に違う。田舎者のオーラを出しているのだろうか?

jiangnan_276写っているのはおのぼりさんやダフ屋ぐらいかな?

jiangnan_277この辺もほとんどが田舎からの観光客かな?

jiangnan_27811:00頃、東方明珠塔にやって来た。もちろん、東方明珠塔なんて見物する気は無い。東方明珠塔を見物に来たおのぼりさんたちの見物に来たのだ。記念撮影とかしているので、おのぼりさんというのは一目瞭然だ。でも、ここではおのぼりさんより入場券売場の前にいるダフ屋だかガイドの売り込みの方が凄かった。

上海駅で自動券売機導入される

jiangnan_27912:30頃、上海駅を訪れる。上海駅でも自動券売機が導入され窓口に並ばなくてもD列車の切符が買える様になったのだ。でも、今頃自動券売機の導入かよ!言っちゃ悪いが台湾は高鉄と台鉄の両方で自動券売機を使って切符を買えるぞ!中国の切符販売システムは台湾にかなり遅れをとっているな。

jiangnan_280中国ならやる気になれば2、3年で全国に自動券売機を導入できそうなのだが・・・。何年後に全列車の切符が自動券売機で買える様になるかな?

上海の地下鉄


帰りに地下鉄での人民たちの乗り降りの様子を撮影してみるが上海では「先に降ろして後から乗る」という事が実践出来ていないようでマナーが悪い。2010年の上海万博まで1年なのに大丈夫だろうか?

北京オリンピックの時は1年以上前からバス停に動員されているかもしれないボランティアのおばちゃんたちが人民たちを並ばせるように調教していたが、上海では地下鉄の駅、バス停の両方でそういった光景が見られない。中国政府は今更人民たちを調教しても無駄だと判断しているのか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12.9元
地下鉄 7元
合計 19.9元

上海駅へ切符を買いに行く

jiangnan_28109:30頃、部屋のドアをノックする音がするので、いつもの様に掃除のおばちゃんだと思って無視していたら何度かノックする音がするので誰かと思ったら蘇州先生の突然の訪問であった。泊まっている所がどんな所か見に来たとの事で、ちょっと話をして自分は上海駅に切符を買いに行こうと思ったら蘇州先生も切符を買う必要があるようで一緒に上海駅へ向かう。

jiangnan_282そして、蘇州先生は軟座切符の専用売場でD列車の切符を購入する。4/1のダイヤ改正で4桁のD列車が登 場するのだが蘇州先生が買った切符は4桁のD列車だ。おまけに一等座だ。

で、自分は上海駅の東にある切符売場で北京行きの農民工専用列車になっている1462次の硬座切符(88元)を購入する。初めはZ列車の切符を買おうと思っていたが上海→北京のZ22次は硬座は無く軟座と軟臥だけで軟座だと283 元でかなり高いのだ。

jiangnan_283切符を買い終わって蘇州先生と上海駅の北側を散歩というか見物する。上海駅の北側は再開発中で各地で建設工事が行われている。そして、上海駅の北側は治安がかなり悪いらしいというか上海の雰囲気がしない。

偽タバコが売られていたり、乞食がいたりして何でもありの世界で外地人ばかりで危険な雰囲気が漂っている。まあ、北斗の拳の世界をしょぼくした感じかな?人民広場周辺の大都会とは大違いだ。壁は電話番号の落書きと性病科の貼り紙ばかり。

jiangnan_284中国は性病科の貼り紙が多い。

jiangnan_285しかし、2、3年もすれば上海駅北側も高層ビルやマンションが立ち 並ぶ大都会に変わるのだろう。それと、大統路茶葉批発市場が再開発に伴い移転して上海国際茶城としてオープンしていた。

jiangnan_286昼頃、ユースホステルの近くで蘇州先生にイスラム食堂で昼食を御馳走になる。昼食後にスーパーで買い物をしてユースホステル戻る際に蘇州先生がここから金茂大厦上海環球金融中心の上海を代表する2つのビルが見える事を教えてくれる。

更に東方明珠塔も見えるので、この場所は凄いようだ。13:00頃、蘇州先生は所用で帰られ自分は部屋でネットをしながら、1500頃に来られるkunshan先生を待つ。

巴国布衣で四川料理と変臉

jiangnan_28715:00頃、kunshan先生が訪ねて来られ、今日は四川料理をご馳走してくれるとの事。夕方まではまだ時間があるのでそれまでユースホステルの近くに kunshan先生が利用している足裏マッサージ店へ行く。

念の為に書いておくがちゃんとした足裏マッサージだ。化粧の濃い姉ちゃんによるチンコにマッサージではない。このマッサージ店は大量の日本の漫画が置いてあり漫画を読みながらマッサージが受けられるのが売りとの事。漫画喫茶は知っているが漫画マッサージがあるというのは知らなかった。

1時間ほど足裏マッサージを受けながら史記を読む。もちろん、横山光輝のだ。足裏マッサージを終えて17:30 頃、四川料理店の巴国布衣に到着する。

jiangnan_288kunshan先生曰くここのお勧めは料理ではなく変臉で有名な四川省の川劇表演との事。ここでは四川省の川劇が見られるのだ。

もちろん料理も美味しいです。これは蟹黄豆花。

jiangnan_289この料理は豚肉が柔らかく美味しい。

jiangnan_290南瓜と豚肉を使った料理。

jiangnan_291川劇は19:30頃からなので、それまでゆっくり料理を食べる事になる。数品の料理を注文するが、いづれも1品で自分の1日の食費を越える高級品ばかりだ。今後食べる機会はまず無いだろうからしっかり食べるが、量が少し多かったようだ。

kunshan先生は限界に達したようで箸を置いて変臉が始まるのを待っている状態だ。自分は残さない様に頑張って食べたのだが、やはり自分の胃袋は限界に達しており少し残してしまった。

jiangnan_2921945頃、川劇が始まるようで舞台が見やすい階段に客が集まっている。19:50頃、川劇が始まり盛り上がってきた。


自分は変臉を見るのは初めてであり、これはかなり面白い。kunshan先生が料理より変臉がお勧めというのには納得である。役者さんが舞台から客席に来ると白人さんたちが特に大喜びで握手や記念撮影をしている。自分としてはお客さんが大喜びしているのを観察するのがかなり楽しい。

役者さんは握手攻めや記念撮影で大人気だ。これは「後楽園遊園地で僕と握手!」状態になっていると言って良いだろう。因みに自分は後楽園遊園地でヒーローショーを見た事はありませんが上野動物園でパンダを見た事はあります。

役者さんがお客さんの前で変臉をしたりしてお客さん大喜びで店内の盛り上がりは最高潮に達する。変臉は本当 に凄い!さすが五千年の歴史がある中国、凄いとしか言いようが無い。川劇が終わり暫くするとお客さんが帰り始める。皆、川劇の変臉が目当てで巴国布衣に来ているようだ。

で、会計となり金額は225元で凄い金額になっている。でも、ここに来るお客さんは料理の料金というより川劇の変臉の料金と考えているようだ。巴国布衣を出てkunshan先生の車でユースホステルの近くまで送ってもらう。今日の変臉は凄かった。変臉を見て喜ぶお客さんの姿も凄かった。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 88元 硬座 上海→北京
地下鉄 7元
合計 95元

籠もる

今日は夕方まで籠もる。18:30頃に夕飯の約束をしていた蘇州先生と合流。沙鍋をご馳走して貰う。いよいよ明日は上海を離れて農民工御用達列車で北京へ移動する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 2.9元
合計 2.9元

江南旅行記~蘇州・水郷古鎮巡り2

バスで蘇州→周荘

jiangnan_14610:00頃、103路のバスで蘇州駅へ向かう。蘇州駅から徒歩で蘇州北汽車站へ行く。今日は上海、蘇州近辺で最も有名だと思われる水郷古鎮の周荘へ行くのだ。蘇州北汽車站には旅游集散中心があり周荘、甪直、錦渓、同里への旅游バスが運行されている。

jiangnan_147そして、旅游集散中心だとバスの切符と各古鎮の入場券の 割引セット販売もされているが「裏口から入るから入場券いらへん」という場合はバスの切符だけ買えばよい。因みに蘇州駅の南のドブ川を渡った平四路にある 路線バスターミナルからも周荘、甪直、錦渓、同里への旅游バスが運行されている。で、もちろん自分は周荘行きのバスの切符だけ購入する。

jiangnan_148旅游バスは 11:05発なので30分ほど時間があり待合室で待つ事になる。11:00頃、改札が始まりバスに乗車するが乗客は自分を含め8人だけで乗車率半分以下だ。途中で甪直古鎮に寄るが客は居らず、そのまま周荘へ。

jiangnan_14912:00頃、周荘汽車站に到着する。

jiangnan_150運賃表と時刻表を見つけ確認すると周荘汽車站からは上海、蘇州、昆山、青浦などへバスが運行されている。

jiangnan_151そして、周荘汽車站から周荘古鎮までは少し離れており汽車站と古鎮の間を路線バスが運行されていた。でも、自分は1元をケチって徒歩で古鎮へ向かう。ついでに周囲の状況確認もしておきたいし・・・。

周荘古鎮

jiangnan_15212:30頃、周荘古鎮の正面入口に到着するが入口では地元のおばちゃんが見張り番として目を光らせている。入場券売場には「100元」の文字があるし・・・。入場券100元は高いな・・・。中国の最高額紙幣と同じ金額だよ。日本で言えば観光地の入場料が福沢諭吉1枚という事だよ。中国の観光地はぼったくりやん!まあ、文句を言っても意味が無いので、裏口を探す事にして歩く。

jiangnan_153そして、水路沿いに入れそうな場所を見つけて進んで行くと別の入口に到着する。入口には明らかに見張り番だと分かる地元の姉ちゃんがいたが、試しにそのまま通ってみる事にする。

jiangnan_154入口を通過するが姉ちゃん何も言わず無事に周荘古鎮に入ってしまった。これは見張り番の姉ちゃんがやる気無しという事か?それとも自分が観光客には見えなかったのか?まあ、とにかく周荘見物開始である。

jiangnan_155周荘には元、明、清代に架けられた14の橋や明清古建築の宅院が100以上保存されている。

jiangnan_156古鎮内には水路が張り巡らされており中国第一水郷とも称されている。

jiangnan_157周荘を歩いてみるが土産物屋が多く見られしっかり観光地化されている印象を受けたが電線はすべて地中に埋められているので電柱は見当たらず景観の保護には 力を入れているようだ。あとはエアコンの室外機を何とかしないとな・・・。

jiangnan_158観光客は多く訪れ平日でも賑わっており土産物屋は儲かっていそうな雰囲気だ。それに欧米人もそこそこ見かけた。

jiangnan_159世界文化遺産への登録を目指しているようだが今のままだと麗江の様になりそうな・・・。

jiangnan_16013:30頃、周荘古鎮を離れて周荘汽車站から昆山行きの路線バスで錦渓へ向かう。

錦渓古鎮

jiangnan_16114:05頃、錦渓汽車站に到着する。錦渓汽車站の前にあるバス停からは蘇州行きのバスが出ているようだが2時間に1本なので時間が合わなければ周荘へ戻って蘇州行きのバスに乗車しないといけないようだ。でも、バス停には何時にバスが来るかが表示されていない。

jiangnan_162錦渓→蘇州のバスは期待できないと判断していたが錦渓汽車站でバスの路線を確認しようとしたら黒板に蘇州行きのバスの時刻表が書かれていた。どうやら、次のバスは千灯を15:00に発車するようだ。そうすると、15:00までに錦渓古鎮を見物し終えれば蘇州行きのバスに乗れそうだ。

jiangnan_16314:10頃、錦渓汽車站を離れて「錦渓」と書かれた牌坊をくぐり古鎮へと向かう。

jiangnan_164普慶橋。清の雍正11年(1733)に架けられ乾隆年間に修復されている。

jiangnan_16514:25頃、錦渓古鎮の入口に到着する。錦渓古鎮の入場料は50元なのだが入場券を買わずにそのまま入口へ。

jiangnan_166入口には保安(警備員)がいたのだが地元民との世間話に忙しいようで特に何もなし。錦渓古鎮に入り見物開始!錦渓古鎮は周荘ほど知名度は無いので観光客はやや少なめだ。

jiangnan_167錦渓は二千年以上の歴史があり、明、清代に架けられた36の石橋が保存されており古鎮内には26の石橋が保存されている。

jiangnan_168錦渓は陳墓と呼ばれていた時期があり南宋の第二代皇帝孝宗の陳妃が隆興2年(1163)に錦渓で病死して錦渓の南にある五保湖に水葬され800年間、錦渓は陳墓と呼ばれてきた。

jiangnan_1691993年になり錦渓の名が復活した。

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jiangnan_172錦渓はそれほど観光開発が進んでいないのと水路沿いに長廊があったりするので周荘より写真撮影に向いているような気がする。

jiangnan_173そして、錦渓を散歩していると通りに出てしまった。どうやら入口は正面の1ヶ所だけのようで裏というか脇道からは自由に出入りできるようだ。でも、「入場 券買えよ!」という看板があった。

jiangnan_17414:45頃、錦渓古鎮から錦渓汽車站の前のバス停へ向かう。15:00までにバス停に戻り暫くすると蘇州行きのバスが 到着する。千灯からは乗客がいなかったようで自分を含め錦渓で乗車した3人だけで蘇州へ向かう。16:00頃、蘇州駅前の平四路の路線バスターミナルに到着する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
バス 2元 路線バス
バス 17元 蘇州→周荘
バス 2.5元 周荘→錦渓
バス 14元 錦渓→蘇州
合計 48.5元

同里古鎮

jiangnan_17510:15頃、蘇州駅前のドブ川を越えた所にある平四路の路線バスターミナル(平四路首末站)に到着。

jiangnan_176今日は同里古鎮を見物するのだ。

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jiangnan_177同里行きのバスの切符(8元)を購入して10:30頃に出発。途中で右側に宝帯橋が見えた。

jiangnan_17811:20頃、同里汽車站に到着。

jiangnan_179帰りのバスの状況を確認すると蘇州駅へのバスは大体15分間隔で運行されているようだ。青浦、朱家角行きのバスも同じように15分間隔のようだ。

jiangnan_180上海行きのバスも運行されているが1日10本のようだ。

jiangnan_181そして、同里汽車站から5路のバスで静思園にも行ける様になっている。今回は同里古鎮だけの見物で静思園には行かないのだが、ついでに静思園について説明しておこう。

静思園は江南最大の個人所有の園林として知られており、陳金根という超金持ち企業家が1993年から10年の歳月をかけて造り上げた庭園だ。今では国家AAAA級旅游景区にもなっておりかなり凄いらしい。

でも、中国で性格が屈折した自分に言わせれば「どうして、おっさんの庭を50元払って見なきゃいけないんだ?超金持ちなら無料で見せてやるくらいの度量は無いのかよ!自分の趣味で庭を造っておいて更に金儲けかよ!」である。

jiangnan_182同里汽車站を出て右(北西)へ進むと同里古鎮の 入口がある。ここから更に行くと入場券売場とかの本当の入口があるのだが同里古鎮の入場券は80元だ。

jiangnan_183世界文化遺産の退思園とかを見る場合は必要なのだが、自分は見る気は無いので入場券を買う気は無い。

jiangnan_184正面入口には見張り番の地元民がいるので迂回して別の入口から潜入する。見張り番らしきおばちゃんがいたのだが昼時だったので昼食の支度で忙しいようで何もなし。

jiangnan_185同里古鎮は千年古鎮とも言われるほどの歴史があり古鎮内には水路が張り巡らされ49の石橋があり水郷古鎮にもなっている。

jiangnan_186そして、同里古鎮は南宋の淳祐4年(1247)から清朝末期までに状元1名、進士42名、文武挙人93名の数多くの人材を輩出している。

jiangnan_187船で同里古鎮を見物することも出来る。

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jiangnan_189明清街もあるのだが土産物屋街になっている。

jiangnan_190因みに同里古鎮には中華性文化博物館という博物館があり、ここは別料金で20元になっている。館内は撮影禁止なのだが中国五千年の秘密の宝貝や房中術とかが公開されているのかもしれない。

自分としては初めは見物する価値ありと思ったのだが撮影禁止だったので止めた。でも、白人さんたちが20名以上の団体様御一行で館内へ入っていった。

jiangnan_191同里古鎮には世界文化遺産の退思園があり外国人観光客も多く訪れる観光地という事だけあって電線は地中に埋められて変圧器はうまく隠されている。

jiangnan_192同里古鎮自体を世界文化遺産に登録しようとしている様なので景観保護については力を入れているようだ。でも、土産物屋が多いので麗江と同じで一大商業地になりそうな気がする。1245頃、同里古鎮を出て同里汽車站へ戻る。

jiangnan_193同里汽車站の対面にイスラム食堂を発見して昼食に葱油拌面(6元)を食べる。

jiangnan_19413:30発のバスに乗車して14:20頃に蘇州駅へ戻る。

王四酒家で乞食鶏を食べる

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jiangnan_19715:00過ぎに蘇州浮生四季国際青年旅舎へ戻るとスタッフの兄ちゃんから蘇州先生が訪ねて来られた事を知らされる。そして、蘇州先生から電話があり夕食に連れて行って貰う事になる。17:30頃、蘇州先生が来られて夕食に出発する。蘇州料理の乞食鶏(叫化鸡)をご馳走してくれるとの事で1745頃、観前街にある王四酒家に到着する。

jiangnan_198ここは蘇州の有名店で相当有名らしい。自分は乞食鶏は知っていたが王四酒家は全く知らなかった。因みに王四酒家は清の光緒13年(1887)に常熟で創業した老舗だ。

jiangnan_199食べやすいようにほぐす。

jiangnan_200これが今日の夕飯。豪華すぎる!

jiangnan_201乞食鶏を食べながら蘇州先生から「何故銀行の中に両替屋がいるのか?」「上海や蘇州の不動産事情」などを教えてもらう。そして、お会計で蘇州先生が服務員 に領収書を頼む。で、持って来たのが↑の領収書。このレシート型の領収書だと店のレジと税務署(税务局)の端末がオンラインになっており常に税務署が売り 上げを把握しているそうだ。

しかも、売上に課税さるとの事。利益でなく売上という所が凄い。何故利益で無く売上に税金なのかというと客のほとんどが領収書の発行を頼まないので売上があっても売上に計上されないという事になる。即ち「領収書を発行しない→売上に計上されない→税金を誤魔化す→脱税」という事になる。

なので、領収書が発行されずに脱税されるのを前提にして利益でなく売上を課税対象にしているようだ。ちゃんと売上と利益が申告されるようすれば税の捕捉がしっかり出来て税収が増えてちゃんと貧困対策の予算を確保できるだろうに何故中国政府は制度改革をやらないのだろうか?やはり役人が賄賂に目が眩んでいるのか?

jiangnan_202王四酒家を出て続いて蘇州先生お勧めのラーメン屋へ連れて行ってもらう。同得興という店で「世界ウルルン滞在記」でも紹介されてかなり有名らしい。しかし、営業が終わっており代わりに19:30頃、朱鴻興(朱鸿兴)というもう1軒の有名店へ連れて行ってもらうが、レジのおばちゃんの接客態度が悪くて蘇州先生は少々ご立腹のご様子。ここでは燜肉麺(焖肉面)をご馳走になる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8元
宿泊費 100元 週末35元×2、平日30元
バス 2元 路線バス
バス 16元 蘇州⇔同里
合計 26元

蘇州の有名ラーメン屋「同得興」

jiangnan_203朝から雷が鳴り雨が降っている。今日は外へ行かない方が良いようだ。昼前には太陽が出て天気が良くなってきたので、昨日行った王四酒家と朱鴻興を見てから同得興へ行く。

jiangnan_204こちらは昨日、燜肉麺を食べた朱鴻興。
jiangnan_205では 雪菜肉絲麺(雪菜肉丝面)(5元)を食べるが、久しぶりに美味しいラーメンを食べた。同得興は素直に蘇州に行ったら訪れる価値のある店だと十分思える。これはお世辞ではない!

jiangnan_206例えるなら四川省成都の陳麻婆豆腐で話のネタとして麻婆豆腐を食べるのは一度で十分だが、蘇州の同得興は2度、3度でも足りないだろう。同得興は麺だけなくスープも美味しかったし、時間があれば数度訪れて色々な麺を食べる価値が十分あるだろう。

四川料理の川福楼

jiangnan_208夕方になりHPを読んでくれているbatayan先生が訪ねて来てくれた。更に先日、日本料理屋へ連れて行ってくれたkunshan先生とも合流して20:00頃、batayan先生とkunshan先生と一緒に観前街へ向かう。
jiangnan_209そして、川福楼という四川料理の店で晩御飯を御馳走して頂くことになるのだがbatayan先生が広西チワン族自治区の徳天瀑布へ 行った時に購入したというベトナムのタバコを見せてもらう。パッケージにイラクのサダム・フセイン大統領が描かれているがベトナムではこういったタバコを製造・販売しても大丈夫なのか?もしかしたらビンラディンのタバコもあるのかもしれない。

jiangnan_210それと、「中国关税未付」(中国の関税払ってません)と表記さ れているが、表記していても意味無しだと思う。

jiangnan_211川福楼では貧乏バックパッカーには縁の無い高級料理が目の前に並び凄い事になっている。batayan先生、kunshan先生と話しながら食べ始める が、batayan先生の北の国がらみの武勇伝や週末旅行に上海から飛行機とバスを駆使して中越国境のモンカイ・東興を越えて上海へ戻ったりと興味深い話が聞けた。

jiangnan_212名前は忘れたが、これが一番美味しかった料理だ。

jiangnan_213そして、日本人駐在員や中国の上流階級の人たちがどのような物を食べているかが分かった。満腹になって余った料理を打包(折詰にして貰う)して貰い3人で外へ出るのだが、店の外には中国の格差社会を思い知らされる光景が待っていた。

それは、乞食や客引きが待ち構えていたのだ。それも乞食は金を貰う為ではなく打包した料理まで狙っていたのだ。もちろん、折詰を持っていた自分も乞食の標的であったが包囲網を突破する。

そして、3人で観前街を歩いていたのだが次は子供の乞食が出現する。batayan先生とkunshan先生は子供の乞食をかわすが自分は折詰を子供の乞食に掴まれる。この時、「折詰くらい あげてもいいかな」なんて考えてしまったが、batayan先生が子供の乞食を追っ払う。さすが10年以上中国に住んでいるだけの事はある。

そう、子供の乞食と言えども甘やかしてはいけないのだ!そもそも乞食が存在しない筈の社会主義国の中国に乞食がいるというのがおかしいのだ。共産党は何をしているんだ!子供の乞食を保護して衣食住を与えて、義務教育を修了させるまで、しっかり責任を持って育てろよ。

素人考えだが中国は1年間に4万件も汚職事件が発生しているから汚職役人から財産没収すれば児童福祉施設の建設費から運営費まで賄えるのではないか?23:00頃、3人でユースホステルに戻る。batayan先生 とkunshan先生はここに1泊して、明日3人で昆山の千灯古鎮へ行くのだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5元
合計 5元

千灯古鎮

jiangnan_21408:00頃に目が覚める。今日は自分、batayan先生、kunshan先生の3人で昆山の千灯古鎮へ行くのだが09:00-11:00に出発予定なのだが09:00頃、kunshan先生が呼びに来てくれて出発となったがbatayan先生とkunshan先生は部屋の蚊が五月蝿くて05:30頃には起きていたとか・・・。

jiangnan_215そうと知っていればもっと早く出発できたな。千灯古鎮への経路はkunshan先生が知っており、蘇州汽車北站→昆山新客運站→千灯古鎮へと移動する。まずは蘇州汽車北站へバスでと思ったらタクシーでの移動に・・・。 何やら凄い事になっている。そして、蘇州汽車北站で昆山行きのバスに乗車して30分ぐらいで昆山新客運站に到着。

jiangnan_225昆山新客運站からは113路のバスで千灯古鎮へ行けるのだが、何故か路線バスなのにバスターミナルの切符売場で切符を買う必要がある。

jiangnan_21611:30頃、千灯 古鎮に到着する。

jiangnan_217kunshan先生は以前訪れた事があるそうで千灯古鎮は小さい古鎮だとか。

jiangnan_218でも、古鎮内の観光地に入らなければ入場券を買わなくても見物出来るという事なので見張り番の地元のおばちゃんたちとかを気にする必要は無いのだ。

jiangnan_2193人で千灯古鎮を見物して回るがkunshan先生が言っていた通り小さな古鎮なのですぐに古鎮の外れに到着。まだ、入口周辺しか観光開発されていないので奥の方は未開発というか地元民の住宅街だ。

古鎮の外れにも古い石橋があるのだが文物保護単位の石碑は破壊されて放置されたままで奥の方を観光地化する為の予算は組めていないようだ。電線の地中化も出来ていないから本格的な開発はまだまだ先かな?

jiangnan_220文物保護単位を示す石碑が無残な姿に・・・。

jiangnan_221水郷古鎮という事なのでこういう風景もある。

jiangnan_222ここで千灯古鎮について説明しておくが、千灯古鎮は二千年以上の歴史がある水郷古鎮であり昆劇(昆曲)の発祥地として知られている。

jiangnan_223昆劇は世界無形遺産に登録されている。千灯古鎮を見物し終わって3人で昆山市内へ戻り昼食となったが移動手段は白タク・・・。運賃は50元。50元で白タクに乗ってしまうのだ!自分なら白タク=ボリタクなので絶対に路線バスで移動だ。batayan先生とkunshan先生は凄すぎる。日本人駐在員にとってはタクシーとか当たり前なのだろうか?自分の知らない世界があるようだ。

jiangnan_224そして、日本料理屋へ入り焼肉定食をご馳走になる。こんなに贅沢をして良いのだろうか?ここ数日間、人様から普段食べていないというか食べた事の無い物ばかりご馳走になっている。

jiangnan_226昼食を終えて13:45頃、kunshan先生と別れてbatayan先生と新客運站へ向 かい蘇州行きの切符を購入。batayan先生は上海へ戻るのでここでお別れとなる。今日の千灯古鎮見物では1元も使っていない。いや、1分も使っていない。batayan先生とkunshan先生に奢って貰ったのだ。

夜はレストラン

jiangnan_22719:30頃、HPを読んでくれている猫先生とI先生がユースホステルを訪ねて来てくれて観前街のレストランでご馳走になる事になる。猫先生は元バックパッカーで中国各地を回っていた様で大理の菊屋の立ち上げにも関っていたという。大理の菊屋と言えば日本人の溜まり場として有名な店だ。その立ち上げにも関っていたとなるとかなりの猛者だ。

I先生は将来、湖南省の張家界から南へ下り広西チワン族自治区まで旅したいと言っており機会を窺っている様だ。I先生はミャオ族 やトン族、チワン族などの少数民族マニアか?食事をしながら色々と話をしたが猫先生とI先生は酒に強いようで青島ビールをかなり飲んでいた。

本日の出費
項目 金額 備考
バス 1元 路線バス
バス 15.5元 昆山→蘇州
合計 16.5元

江南旅行記~蘇州・水郷古鎮巡り1

木瀆古鎮

jiangnan_12411:30頃、蘇州駅から游4のバスで木瀆古鎮(木渎古镇)へ向かう。12:30頃、バス停の木瀆古鎮で下車するが木瀆古鎮までちょっと離れていた。というよりも、2つ先のバス停が木瀆古鎮の入口にあった。バス停の位置が間違っているような・・・。

木瀆古鎮は清の乾隆帝が6度も巡幸で訪れている由緒正しい古鎮なのだが、今まで見てきた古鎮の中では古鎮の雰囲気が薄い。何か中途半端な古鎮だ。来る必要はなかったかも・・・。

jiangnan_125木瀆古鎮は見る必要がなかったような・・・。

jiangnan_126都会の観光地という事でこんな物なんだろう。

咖喱飯を作る

jiangnan_127木瀆古鎮の帰りにカルフールにより食材を調達する。

jiangnan_128蘇州小雅国際青年旅舎に戻り早速料理の準備である。台湾のカルフールで買ったカレー粉を使ってカレーを作る。久しぶりの料理で少々作りすぎてしまったが残さずに食べた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 27.5元
バス 9元 路線バス
合計 36.5元

やる気なし

蘇州に来てみたものの市内では特に見たい所もないのでのんびりする事にする。昼と夜にカレー作っただけで何もしていない。自分は蘇州でカレーを作る為にいるのか?

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 40元
合計 40元

甪直古鎮

jiangnan_12908:00頃、蘇州駅へ行き518路のバスで甪直古鎮へ向かう。運賃は4元で路線バスにしては高い。物価の高い沿海部の蘇州では仕方がないかな。

jiangnan_13009:40頃、終点の甪直汽車站で下車して南へ歩くと甪直古鎮の入口というよりも裏口に到着する。

jiangnan_131甪直古鎮は蘇州の東25kmほどの所に位置しており千年以上の歴史がある水郷古鎮で宋、元、明、清代の石橋が72もあったそうで、現在でも41の石橋が残っている。

jiangnan_132甪直古鎮には保聖寺、沈宅、万盛米行などの景点があるのだが、これらの景点を見物する場合は甪直古鎮の入場券(60元)が必要で別に見物せずに甪直古鎮を散歩するだけなら入場券を買う必要はなかった。

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本日の出費
項目 金額 備考
食費 20.9元
宿泊費 40元
バス 9元 路線バス
合計 69.9元

蘇州浮生四季国際青年旅舎

jiangnan_13809:00、朝食にカレーを作って食べる。10:30頃、蘇州小雅国際青年旅舎をチェックアウトして11:00頃、蘇州浮生四季国際青年旅舎に到着する。何故移動するのかと言うと別の宿がどんな物か調べてみる為だ。

jiangnan_139で、蘇州浮生四季国際青年旅舎では6人ドミに宿泊する事にする。但し、改装工事をしており五月蝿い。でも、改装工事をしているという事は儲かっているという事かな?

宝帯橋

jiangnan_14011:30頃、近くの飲馬橋のバス停から103路のバスで汽車南站へ向かう。汽車南站でバスの状況を確認して徒歩で更に南へ向かう。これから中国最長の石橋である宝帯橋を見物しに行くのだ。

jiangnan_141場所はGoogle Earthで確認しているので問題はない。澹台湖大橋を渡ると橋から遠くにある宝帯橋が見える。更に南へ歩きバス停「石湖東路」を過ぎて最初の交差点で左 (東)へ歩く。この通りが石湖東路で工業地帯を進み運河に突き当たり左(北)へと進み12:55頃、宝帯橋に到着する。

jiangnan_142宝帯橋は趙州橋、盧溝橋などと共に 中国十大名橋と称されている。橋の建造が始まったのは唐代で千年以上の歴史がある。13:30頃、来た道を戻りバス停「石湖東路」で103路のバスで飲馬橋へ戻る。

初めて日本料理屋へ連れて行ってもらう

jiangnan_143宝帯橋から戻ったらHPの掲示板に蘇州先生から書き込みがあり夜にお会いする事になる。そして、更にkunshan先生も合流する事になり3人で晩御飯を食べに行く事になる。今まで昆明や三亜とかの旅先で偶然HPの読者に遭遇した事はあったのだが、連絡を取り合ってお会いするのは初めてである。

kunshan先生は19:00頃、蘇州先生は20:00頃、蘇州浮生四季国際青年旅舎に来られるとの事でそれまでHP作成をして過ごすが18:00過ぎに何やら気分が悪くなってきた。それに腹の調子も悪い。何か悪い物でも食べたのか?いや、3日前から自分でカレーを作って食べているから考え難い。それにカレーは火の通った料理だし・・・。この様な状態に陥りこれでは晩御飯に行けないかもと考え始める。

19:00頃、kunshan先生が到着してお土産に「関口智宏の中国鉄道大紀行」のDVDを貰う。鉄ちゃんの自分にはこれはかなり強力なアイテムだ。しかし、体調は悪化して行く一方で最悪の状態になる。 20:00頃、蘇州先生が到着して食事に出発する。この頃には体調はやや回復して何とかなっている。

で、何を食べに行くか相談するが自分は蘇州先生と kunshan先生にお任せして日本料理屋へ行く事になる。日本料理屋なんて金持ちしか行かない所なので今まで自分は入った事が無い。そして、タクシーで 日本料理屋へ向かう。タクシーなんて一昨年、甘粛省で嘉峪関の近くにある万里長城第一墩へ行った時以来だ。

それに自分にはタクシーは全てボリタクに見えて しまい警戒してしまう。20:30頃、やたらと日本語が目立つ繁華街に到着して日本料理屋へ入るが、この通りに並んでいる店は蘇州の日本人駐在員御用達の 店なんだろう。

jiangnan_144この店は98元で食べ放題の様だが自分にとっては真っ青になる金額だ。いや、これは自分だけではなくほとんどの人民にとっても真っ青になる金額だろう。色々注文をして3人で乾杯をして食べ始める。

食べ放題なら普段はたくさん注文する所だが調子悪くてあまり食べられず・・・。せっかく高い所に来たのに食が進まないというのは非常に残念!それにせっかく蘇州先生とkunshan先生が食事に連れて行ってくれたのに自分は体調不良で醜態をさらす始末・・・。

jiangnan_14523:00頃、店を出てタクシーを拾い、まずは蘇州先生と別れ、続いてkunshan先生と別れる。今日は蘇州先生とkunshan先生に食事代、タクシー代を奢って貰い感謝感激!それと体調不良で醜態をさらしてお恥ずかしいかぎりです。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 90元 1泊30元×3
バス 4元 路線バス
合計 94元

籠もって体力回復

昨日は調子が悪かったが一眠りしてかなり調子が良くなった。しかし、ここで油断して周荘や同里へ遠出すると途中で行き倒れになるかもしれないので大人しくHP作成しながら籠もる事にする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 0元
合計 0元

江南旅行記~南京・鎮江

K26次 無座で黄山→南京西

jiangnan_09306:20頃に起床して出発準備を整え07:00頃、黄山国際青年旅舎をチェックアウトする。黄山駅前には黄山行きのバスが既に待機しており、おっちゃんやおばちゃんが声をかけてくる。朝から活発に営業活動をしている。でも、自分は昨日黄山を見てきて、これから南京へ行く事を告げると営業活動終了!残念ながら自分は金にはならないのだ。

jiangnan_094駅の待合室に入り改札が始まるのを待つが利用客が少なく待合室は静かだ。

jiangnan_09507:30頃に改札が始まりホームに入線して来た列車に乗車する。

jiangnan_096車内は5割以下の乗車率で余裕で座れた。それもボックス席を丸ごと占領だ。終点の南京西駅まではのんびり外の景色を見ながら過ごせると思ったが績渓でガキを連れた人民が目の前に座りやがった。空いている席に座るだけなら全く問題は無いのだがガキが五月蝿い。

おまけに目の前で親子でヒマワリの種を喰い始めた。ヒマワリの種を食べるのは問題ないが種の皮が床に散乱し始める。「人民の親子よ。そんなにもハムスターの餌が美味いのか?」「てめえらは共産党のいう事を聞いて文明人になる気はねえのかよ?」と言いたい所だが人民の親子の行動を黙って観察する。観察中には乗務員が車内清掃をしてゴミが片付けられたが数分後には床にヒマワリの種のカスが・・・。

jiangnan_097そして、乗務員もこの状況に文句を言い始めるが、所詮こういう人民にはサル程度の知能しかないので全く効果なし!こうして、人民の親子がいなくなる馬鞍山まで不快指数100で過ごす。馬鞍山を過ぎてようやく平和が訪れる。14:20頃、南京西駅に到着する。

南京瞻園国際青年旅舎

jiangnan_09816路のバスに乗車して長楽街で下車して夫子廟と瞻園の間にあるユースホステルの南京瞻園国際青年旅舎(Nanjing Sunflower International Youth Hostel)へ向かう。

jiangnan_099で、8人ドミは会員証を使って40元→35元で宿泊でき た。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 23.8元
宿泊費 35元
バス 0.8元 路線バス
合計 59.6元

明功臣墓 呉良、呉楨墓

jiangnan_10009:00頃、1路のバスで南京駅へ行き136路に乗換えて鎖金村で下車する。今日は明功臣墓 呉良、呉楨墓を探すのだ。呉良は明の功臣で江国公に封じられ、呉楨は海国公に封じられている。さて、呉良、呉楨墓があると予想していた高級住宅地の新世界花園で警備員に聞いたら「無い」とか言って来るので近くの南京師範大学の施設で警備員に聞いてみても「無い」の答えだ。

確かにこの近くにあるはずなのだが 見つからない。一旦出直す事にして南京瞻園国際青年旅舎に戻りネットで情報収集すると南京電影機械廠の敷地内にあったらしいが南京電影機械廠は既に無く なってマンションが建っているらしい。やはり、新世界花園が怪しい・・・。

jiangnan_10114:00頃、再び捜索開始!今度は山の中から探してみる事にする。新世界花園の裏側を探すと新世界花園の敷地内に石像が見える。やっぱり、あるじゃないか!入口の警備員「無い」とか嘘つきやがって!でも、敷地内に勝手に入れないように壁があるので困ったな・・・。無断で入るわけには行かないし・・・。

壁越しに覗いていると工事のおっちゃんが声をかけてきたので「呉良墓を見物した い」と言ったら「どっから来たんだ?」とか言うので「そこの山を越えて来たんだよ」と返答すると「山越えてきちゃ駄目だよ!そこの入口から出てってくれ!」とか言われたので出て行く事にする。

jiangnan_102でも、呉良墓はしっかり見物して行く。しばらくするとに警備員が来て「何処から来たんだ?」とか訊くので「そこの山を越えて来た。今朝、入口で呉良墓があるか訊いたら『無い』と言われた。ずっと山の中を探していたけどここにあるじゃないか!」と一方的に文句を言ったら「次からは入口から入るように」と言われて他には何も無かったが「もう来ないと思う。一回見たら十分だろっ!」と思いつつ14:50頃に外へ出る。

南京大虐殺紀念館

15:50頃、南京大虐殺紀念館にやって来た。6度目の訪問で特に目新しい物も無いだが、今回は今まで撮影禁止だった万人坑遺址では人民が撮影していたの で一緒になって撮影をする。警備員が今までと違っていなくなっていたので撮影可になったのだろうか?それとも偶然にも警備員がいなくなっていただけだろう か?まあ、遠慮なく撮影して退散する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.8元
バス 11.2元 路線バス
合計 27元

南京は公交IC卡で買い物が出来る

jiangnan_10308:00頃に起床する。今日は鎮江へ移動するのだが、その前に公交IC卡の残額を使い切ってしまおうと思い宿の対面にあるスーパーの蘇果(苏果)で買い物をする。実は南京の公交IC卡は南京市内の蘇果で買い物の支払いに使う事が出来るのだ。電子マネーっていうやつだな!交通機関以外でも公交IC卡が利用できる南京はかなり凄い。

jiangnan_104買い物ではLGの歯磨き粉と南京特産の雨花茶を購入する。雨花茶は土産に買ったが人にあげる訳ではない。自分で飲む為である。

D429次 二等座で南京→鎮江

jiangnan_10510:00頃、雨が降る生憎の天気だが南京瞻園国際青年旅舎をチェックアウトして33路のバスで南京駅へ移動する。渋滞が酷く11:00頃、南京駅に到着 する。南京駅へはバスより地下鉄の方が便利だな。切符売場で鎮江行きの切符を購入して待合室へ移動。

乗車する列車はD列車で13:07発なので2時間近く 待つ事になる。隣の鎮江市なら待ち時間とか考えるとバスで行った方が楽そうだが、D列車で乗り鉄は捨て難い。12:45頃に改札が始まり乗車する。南京を発車して30分ほどで鎮江に到着する。

鎮江小山楼国際青年旅舎

jiangnan_106駅を出て2路のバスに乗車して伯先公園(伯先公园)で下車して西津渡古街へ入り歩いて行く。14:30頃、鎮江小山楼国際青年旅舎に到着する。

jiangnan_107鎮江小山楼国際青年旅舎

本日の出費
項目 金額 備考
食費 57.8元
宿泊費 35元
鉄道 20元 二等座 南京→鎮江
バス 0.8元 路線バス
合計 103.6元

やずやのCM撮影地「西津渡古街」

jiangnan_10809:40頃、西津渡古街を散歩してみる。西津渡は千年以上の昔から長江の港として栄えてきたそうで街の中には唐代~清代の石畳の跡や元代に建立されたチベット仏教のチョルテンが保存されていたりする。

jiangnan_109現在は観光開発が行われ西津渡古街として売り出し中のようだ。新しい明清建築の建物が並び雰囲気はなかなか良い。

jiangnan_110で、鎮江と言えば黒醋、香醋だ!そして、香醋と言えばやずやだろう。別に自分はやずやの回し者ではないが、この西津渡古街はやずやのCM「量り売り」編の撮影地なのだ!因みに西津渡古街の入場料は西津渡古街に幾つかある観光地に入らなければ必要はない。観光地を見る場合は30元必要だ。

jiangnan_111西津渡古街

jiangnan_112鎮江英国領事館旧址

jiangnan_113そして、西津渡古街には英国領事館旧址や赤壁の戦いで諸葛亮と周瑜が曹操軍に火計を用いる相談をしたという雲台山(蒜山)がある。

甘露寺

jiangnan_11410:00頃、北固山公園を訪れる。ここは甘露寺、太史慈墓、魯粛墓があり三国志関連の観光地になっている。但し、入場料が40元して高い。甘露寺は劉備 を孫尚香が見合いをした場所として有名だ。それと、劉備と孫権が剣で石を割ったのもここだったな。

jiangnan_115そして、北固山公園には太史慈墓、魯粛墓もある。幸い貧 乏バックパッカーの為か外から柵越しに見物できるようになっていた。

jiangnan_116いや、誰も見ないから放置という事なのかな・・・。

K187次 無座で鎮江→無錫

jiangnan_11711:30頃、鎮江小山楼国際青年旅舎をチェックアウトして2路のバスで鎮江駅へ行く。12:00頃、鎮江駅に到着する。

jiangnan_118

jiangnan_119切符売場で無錫行きの切符を購入して1254発のK187次で無錫へ移動する。

D635次 二等座で無錫→蘇州

jiangnan_12015:00頃、無錫に到着する。無錫では三国城でも見物しておこうかなと思い無錫国際青年旅舎へ行くがドミが満室・・・。

jiangnan_121無錫観光は省略することにして無錫駅へ戻り蘇州行きの切符を購入する。

jiangnan_12216:35発のD635次に乗車して蘇州へ向かう。


D列車に乗って蘇州へ移動なのだが乗車時間が20分ほどしかなく最高時速は170km/hしか出ておらず250km/hの世界は体験できずに乗り鉄の消化不良となる。

蘇州小雅国際青年旅舎

游1路のバスに乗車して市立医院東区東(市立医院东区东)で下車して東へ5分ほど歩き蘇州小雅国際青年旅舎に到着する。ドミは1泊40元でとりあえず2泊する事にする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 23.2元
宿泊費 80元 1泊40元×2
鉄道 19元 無座 鎮江→無錫
鉄道 13元 二等座 無錫→蘇州
バス 11元 路線バス
合計 146.2元

江南旅行記~紹興・黄山

1152次 硬座で西安→杭州

jiangnan_00110:00頃、611路のバスで西安駅へ向かう。10:30頃、西安駅に到着する。

jiangnan_002待合室は既に人民のサル山と化しており改札口には人民たちが座り込んでトランプをしていたり、寝ていたり、カップ麺を喰っていたりと色々な意味で日本では見る事が出来ない偉大な中国五千年の歴史が育んだ非常に貴重な光景が見られた。

jiangnan_003これから乗車する1152次は非空調で切符が安かったのと沿海部の大都市杭州へ行く列車なので農民工(出稼ぎ労働者)で溢れる事は予想はしていたのだが、どうやら杭州までは予想を上回る旅、いや、冒険が待っていそうだ。

jiangnan_00411:30頃、改札が始まり列車まで人民たちと競争である。客層が中国社会の最下層の人民たちがほとんどの様なので乗車する時に並ぶという事は出来ずにサ ルのように群れる事しか出来ない様である。共産党の人民どもに対する調教はまだまだ足りないようだ。列車に乗車して荷物の置き場所を確保してひとまず安心だ。

定刻通り11:52に発車して杭州へ向かうが席無しの無座の客が多いので乗務員がプラスチックの椅子を10元で車内販売している。そう、中国を旅した事のある人なら誰でも知っていそうな快餐とかの安食堂で見かけるあの椅子だ。おい!おい!無座切符を乱発しておいて更に車内販売で荒稼ぎかよ!

そして、車内では人民たちが乗務員の目を盗んで商売を始める。ミネラルウォーターや麻辣鶏を売って荒稼ぎだ。19:00過ぎに河南省鄭州に到着する。ここで車内の状態は埼京線並みになり身動きが取れなくなった。どうやら、このまま農民工と一緒に産地直送で杭州まで行きそうだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 1元
合計 1元

バスで杭州汽車東站→紹興市公路客運中心

jiangnan_00508:30頃、目が覚めるが何やら列車が1時間遅れている。10:15過ぎ、1時間遅れで杭州に到着する。出口を出て切符売り場へ着いた時には10:30を過ぎて次の紹興行きの列車は13:40頃まで無い。大変遺憾ではあるのだが時間が勿体無いのでK518路のバスに乗車して杭州汽車東站へ移動。

jiangnan_006バスで紹興へ移動する事にする。バスは高速(25元)と普通(20元)の2種類が合ったのだがもちろん普通で紹興へ向かう。

jiangnan_00711:39発のバスに乗車して 13:00頃、紹興市公路客運中心に到着する。ここから39路のバスに乗車して府山西路府山橋で下車する。

紹興国際青年旅舎

jiangnan_00813:40頃、紹興国際青年旅舎に到着する。今年開業したばかりのユースホステルなので新しく綺麗だ。

jiangnan_00910人ドミに宿泊する事にして部屋に荷物を置き魯迅故里へ向かう。

無料になった魯迅故里

jiangnan_010今回、紹興へ来た理由のひとつは魯迅故里が無料化されたという情報があったからだ。それと紹興にもユースホステルが開業したという事で「観光地無料化+ ユースが開業=貧乏バックパッカーの観光地」という方程式が成立した。

jiangnan_011なので、改めて紹興を見物することにしたのだ。で、紹興といえば紹興酒と小説家の魯迅の故郷で有名だ。

jiangnan_01214:55頃、游客中心で入場券を貰い魯迅祖居から見物をする。

jiangnan_013魯迅祖居

jiangnan_01415:05頃、魯迅紀念館を見物する。日本人のツアー客が多い・・・。

jiangnan_015魯迅像

jiangnan_01615:15頃、魯迅故居を見物する。ここは中国人のツアー客が多かった・・・。

jiangnan_017魯迅故居

jiangnan_018魯迅寝室

jiangnan_01915:30頃、三味書屋を見物する。

jiangnan_02030分ほどで見て回ったが魯迅の事を理解出来ていないので、どのくらい凄い所なのか全く分からなかった。

水郷古鎮紹興

jiangnan_02116:00頃、八字橋を訪れる。

jiangnan_022八字橋周辺は水郷古鎮としての紹興が残っており古い町並みを楽しむことが出来る。

jiangnan_023八字橋からの眺め

jiangnan_02416:30頃、王羲之で有名な題扇橋へやって来た。

jiangnan_025題扇橋

jiangnan_026この辺りも比較的古い町並みが残っている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.2元
宿泊費 40元
バス 3元 路線バス
バス 20元 杭州→紹興
合計 78.2元

5082次 無座で紹興→宣城

jiangnan_02707:15頃、起床して紹興駅へ切符を買いに行く。今日は黄山へ移動するので、まずは途中の宣城への切符を購入するが無座だ。恐らく混雑していて座れないだろう。

jiangnan_02810:20頃、紹興国際青年旅舎をチェックアウトして35路のバスで紹興駅へ向かう。

jiangnan_029紹興駅に到着した時には既に改札が始まっておりすぐに列車が到着する。混雑していて座れないと思っていたのだが予想に反してあっさり座れてしまった。

しかし、座れたのと引き換えに乗客はサルばかりで車内はゴミの山だ。目の前の席にいる人民の夫婦もオスザルとメスザルで昼頃にカップ麺を食べ始めるが床には蓋とかの残骸が・・・。そして、メスザルが床に唾を吐いた。 共産党の教育・・・。いや、調教が全く行われていないようだ。もっとしっかりしろよ共産党!サルどもをちゃんと調教しろよ!

更には今日はイベントフラグが多く立っている様で車内に乞食が登場する。乞食の爺さんが泣きながら乗客に集っている。おい!おい!何で社会主義国に乞食がいるんだよ!そして、自分にも集って来た・・・。偉大なる中華民族の面子を守ってあげる為に「走!走!」と乞食の爺さんに言って追い払う。

中国は戦勝国なのだから、いくら乞食だからといって敗戦国の人間に集るなんて許されない事だろう。人民はきっと「我らが偉大なる中国は小日本なんぞに集ることはしない!」と考えているはずだ。でも、 戦勝国は中華民国だな・・・。

K67次 無座で宣城→黄山

jiangnan_03015:10頃、宣城に到着する。

jiangnan_031切符売り場へ行き黄山行きの切符を購入する。

jiangnan_03215:38発のK67次に乗車して黄山へと向かう。K67次は車内は空いており1人で3列シートを占領して昼寝をしている人民がいるほどだ。でも、サルは少ないようで床にゴミが散乱していない。乗務員がこまめに清掃をしているようで、この列車の乗務員の士気は高いようだ。

jiangnan_03318:30頃、黄山に到着する。駅を出て12路のバスに乗車して昱中花園で下車する。

屯渓老街

jiangnan_034歩行街を歩いて行き屯渓老街の牌坊をくぐり19:00頃、黄山老街国際青年旅舎に到着する。4人ドミに宿泊する事にして、まずは夜の屯渓老街を散歩してみる。

jiangnan_035屯渓老街は宋代に作られ明清代には周辺地域からの物資集積地として発展していたそうだ。

jiangnan_036現在でも明清建築の建物が保存されており観光地として開発されている。

jiangnan_037屯渓老街

jiangnan_038屯渓老街

jiangnan_039

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11元
宿泊費 36元
バス 2元 路線バス
鉄道 24元 硬座 紹興→宣城
鉄道 29元 無座 宣城→黄山
合計 102元

黄山市汽車客運総站→宏村

jiangnan_04008:30頃に目が覚めて準備を整えて9路の路線バスでバスターミナルへ向かう。昨晩、ユースホステルでバスターミナルから宏村と西递への交通手段の情報を入手したので大体の見当がついている。09:30頃バスターミナルの黄山市汽車客運総站に到着する。

jiangnan_042バスの本数は少ないのだがここから旅游バスで宏村と西递へ行く事が出来る。

jiangnan_043屯渓→宏村のバスの切符

jiangnan_044旅游バスの時刻表

jiangnan_045旅游バス以外だとバスターミナルから普通に黟県行きのバスに乗車して黟県汽車站で宏村と西递行きのバスに乗換える方法がある。こちらは乗換えが必要だがバスの本数が多いので問題は無い。まあ、とりあえず10:00発の旅游バスで宏村へ行く事にして切符(15元)を購入して乗車する。

バスは発車後その辺で客を拾いながら走って行くので旅游バスといっても普通のバスとほとんど変わらない。10:30頃、斉雲山に到着する。斉雲山は道教四大名山に数えられるほど の道教聖地らしいが今回は素通りする。

11:00頃、西递に到着する。西递も宏村と共に世界文化遺産に登録されている古民居集落だ。ここは後で寄るので降りずに素通り。

世界文化遺産 宏村

jiangnan_04611:30頃、宏村に到着する。

jiangnan_047観光バスが多数停車しており観光客で賑わっている。入場料は80元なのだが外から見るだけにしておく。どこかに抜け道はあるかと探してみるものの宏村へ通じる道には地元民がしっかり見張っている。観光客が1人来る度に80元が村の収入になるのだからしっかり金儲けするのは当たり前だな。

jiangnan_048遠くからでもいいのでどこかに撮影ポイントがあるか探してみる。宏村の裏手に山があるのを見つける。山の上から全景が撮れるかもしれないと思 い山の中へ入って行く。山の中は茶畑があり道に沿って山を登って行くが宏村の全景が見える場所が見つからない。

jiangnan_049諦めて山を越えてそのまま宏村の入口へ戻ろうと川沿いの道を歩いて行く。途中で馬に遭遇したりして集落の中を突っ切って行くが何故か観光客が歩いている。・・・。

jiangnan_050いつの間にか宏村に入ってしまったようだ。

jiangnan_051豚肉が吊るされていた。

jiangnan_052入場券を買っていないのだが迷い込んでしまったので、このまま退散するのも勿体無いので遠慮せず見物して行く事にする。

jiangnan_053古い伝統建築がいい雰囲気を出している。

jiangnan_054宏村は北宋の紹熙年間(1190— 1194年)に建設が始まり汪一族が住んでいた。現在でも明清古民居が140余保存されており2000/11/30に世界文化遺産に登録された。

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jiangnan_057路地を歩いたりしながら古民居の雰囲気を楽しむのだが、宏村の通りには中国農業銀行の店舗があったりして「ここ本当に世界文化遺産?」と思ってしまう。まあ、麗江と似ているような気もする。

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jiangnan_060思いがけずに宏村をタダで見物して12:30頃、宏村からバス(2元)で黟県汽車站へ移動する。

世界文化遺産 西递

jiangnan_061黟県汽車站に戻り近くの食堂で昼食に拉麺を食べて西递行きのバス(2元)で移動する。

jiangnan_062因みに黟県汽車站から宏村と西递以外にも関麗と南坡の2ヶ所の古民居集落へのバスも運行されている。関麗と南坡の知名度は低いが世界文化遺産への登録申請をしているらしい。

jiangnan_06314:30頃、西递に到着する。ここは宏村と比べると観光客が少なめで静かだ。

jiangnan_064でも、入場料は宏村と同じで80元だ。外から見るだけにして農道沿いに歩いて西递を撮影する。

jiangnan_065途中で西递に入れる道もあったのだが入口から丸見えなので調子に乗って入って行くと地元の人民たちに見つかって袋叩きに遭う可能性があるので西递には入らずに外から見るだけに留める。西递は北宋の皇佑年間に李一族により建設され現在でも明清古民居が124余保存されている。 2000/11/30に世界文化遺産に登録された。

jiangnan_066西递は世界文化遺産なのだが駐車場脇は人民たちのゴミが無造作に捨てられており人民たちに世界文化遺産がどれほどの物か理解できていないようだ。金のなる木だという事は理解できているだろうけど・・・。そういう自分も世界文化遺産の価値についての理解度は人民と五十歩百歩だが・・・。

jiangnan_067それと、電線や携帯電話の基地局は何とかならないのかな?西递の景観を大きく損ねていると思うのだが・・・。中国政府は電線地下化とか投資するところはしっかり投資しなきゃいけないだろう。それと人民の教育もだ!15:30頃、黟県汽車站に戻り屯渓行きのバス(12.5元)で屯渓へ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18.5元
宿泊費 36元
バス 2元 路線バス
バス 15元 屯渓→宏村
バス 2元 宏村→黟県
バス 4元 黟県⇔西递
バス 12.5元 黟県→屯渓
合計 90元

黄山国際青年旅舎

jiangnan_06806:30頃に起きて荷物をまとめて黄山老街国際背年旅舎をチェックアウトする。

jiangnan_069屯渓老街の牌坊。

jiangnan_0709路のバスに乗車して黄山駅へ移動し黄山駅近くの黄山国際青年旅舎へ向かう。ドミトリーは空いており1泊する事にして部屋に荷物を置いて07:30頃、黄山駅で明日の南京西行きの切符を購入してから9路のバスでバスターミナルへ移動する。

バスで屯渓→歙県

jiangnan_071屯渓は9路のバスが黄山駅、屯渓老街、バスターミナルを結んでいるので利用価値が高い。

jiangnan_072因みに屯渓は黄山駅、屯渓老街、バスターミナルを結ぶ9路のバスが一番便利だ。バスターミナルで歙県行きのバス(5.5元)に乗車するがバスは黄山駅前を通ったのでわざわざバスターミナルへ行く必要はなかった。

今日はこれから歙県にある棠樾牌坊群を見物しに行くのだがバスが歙県に入ると途中で棠樾牌坊群へ行く4路のバスとすれ違う。ここでバスを降りて4路のバスに乗換えても良いのだがそのまま歙県汽車站まで行く事にする。

jiangnan_07309:00頃、歙県汽車站に到着、 4路のバス(2元)で棠樾牌坊群へ向かう。

棠樾牌坊群・鮑家花園

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jiangnan_075棠樾牌坊群に到着して目の前に入場券売場が見える。入場料は80元で高い!どこか脇道から棠樾牌坊群へ行けないか歩いてみるが村民用の村の入口には見張り番がいるので通る事は出来ない。

それなら迂回して行けば何とかなると思ったが、ここは平地で周囲は水田と畑で隠れる所が無いので逃票しようとしているのが 一目瞭然だ。見つかったら袋叩き確実だ。

jiangnan_076棠樾牌坊群は久しぶりに絶対見る価値はあると思っているので、1025頃、同じ景区内にある鮑家花園で泣く泣く入場券を買う。80元は高いなあ・・・。日本円にすれば1200円ぐらいなのだが中国の物価からすれば滅茶苦茶高い!

jiangnan_077どれくらい高いか説明すると、例えば中国では350ml缶のコカ・コーラは2元(30円)ぐらいで売られている。そうすると入場料80元はコカ・コーラ40本に相当する事になる。日本でコカ・コーラ40本は4000円くらいだろう。 日本で入場料が4000円もする観光地に入るのと同じ感覚なのだ!

jiangnan_078まあ、これ以上愚痴を言っても仕方が無いな・・・。まずは金を払ったからには元を取らなければならないので鮑家花園から見物して行く。盆栽とか展示されているが、はっきり言ってつまらない。他人の家の庭を見て何が面白いんだ!鮑家花園は15分くらい見物しただけで終了である。さっさと本命の棠樾牌坊群へ向かう。

jiangnan_07910:45頃、棠樾牌坊群に到着する。

jiangnan_080ここには鮑氏が立てた明代の牌坊が3つ、清代の牌坊が4つ、計7つの牌坊が田園風景の中を1本の道に等間隔で並んでおり中国を代表する牌坊と言っていいほど中国国内では知られている。

jiangnan_081清の乾隆帝が江南地方を巡幸した際にこの地を訪れ鮑氏一族は「慈孝天下無双里、袞綉江 南第一郷」という言葉を賜っている。

jiangnan_082ここは敦本堂(男祠)で鮑氏一族の位牌が祀られている。

jiangnan_083清の嘉慶6年(1801)に建立された。先祖の霊を祀っている所なので建物も立派である。当時の鮑氏の財力はかなりの物だったと思える。

jiangnan_084牌坊も凄いのだが敦本堂も見ごたえがあって十分楽しめる。

jiangnan_085敦本堂(男祠)

jiangnan_086敦本堂(男祠)

jiangnan_087敦本堂(男祠)

jiangnan_08811:30頃、4路のバスで歙県汽車站へ戻り昼頃、太平行きのバスに乗車して黄山へ向かう。

黄山

jiangnan_09013:10頃、黄山への入口のひとつである湯口に到着する。ここでバスを降りてとりあえず歩く。目の前に黄山が見えているので黄山の方へ歩いて行くと道路脇に屯渓行きバスが停車しており運ちゃんが昼寝をしていたりする。

jiangnan_091屯渓行きのバスとかはその辺に停まっている。

jiangnan_09213:30頃、「黄山」と書かれた牌坊に到着する。ここが黄山の入口らしいが入場券売場は見当たらない。恐らくもっと奥に入場券売場はあるのだろう。たまに旅游バスが奥へ入って行くのを見たが疲れたのでこれ以上先へ行く気が起こらない。

牌坊脇の停車場に屯渓行きのバスがあったので乗車するが、何時まで経っても発車する気配が無い。というか、客は自分1人だけだし・・・。しばらくして、タクシーで降りて来た4人組が乗車するが、こいつらが曲者でバスが発車する気配が全く無いので運ちゃんに喧嘩を売り始めた。運ちゃんが嫌々ながら発車して湯口の街中を行ったり来たりしながら客を拾ってようやく屯渓へ走り始める。15:40頃、黄山駅に到着する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
宿泊費 30元
鉄道 54元 硬座 黄山→南京西
バス 5元 路線バス
バス 5.5元 屯渓→歙県
バス 18元 歙県→湯口
バス 15元 湯口→屯渓
棠樾牌坊群 80元
合計 217.5元

陝西省旅行記~五丈原・乾陵編

K918次 硬座でラサ→西寧

shan3xi_0010900過ぎにユースホステルを出て徒歩で公交公司へ向かう。0920頃、武装警察が警備する公交公司に到着する。89路のバスに乗車して1010頃、ラサ駅に到着する。

shan3xi_002K918次の切符

shan3xi_003旅客健康登记卡

shan3xi_004ラサ駅は相変わらずの厳重な警備体制でX線検査で公安がバックパックの中身が怪しく見えたようで中身を見せるが金属製品はノートPC、コップ、盒飯の容器ぐらいだったので結果的には問題無し。改札時間を待っているとユースホステルのドミで一緒だったアムドのチベット族3人組に遭遇する。2人が蘭州へ帰り、1人は見送りという事であった。

shan3xi_005改札が始まりホームへ出て列車に乗り込む。既に車内はかなり混雑している。

shan3xi_006荷物の置き場所は確保できたので外へ出て機関車の撮影へと向かう。

shan3xi_007青海チベット鉄道の機関車といえば米国ゼネラル・エレクトリック社製NJ2型ディーゼル機関車だ。通常はNJ2型が3重連なのだが必要車両数が納入されていないのか購入できていないのか知らないがNJ2型2両+DF4D1両の編成になっていた。

shan3xi_008青蔵鉄路は硬座でも換票がある。

shan3xi_009定刻通り1120に発車するが車内は結構混んでいる。無座の乗客は居ない筈なのだが自分の足元には無座のチベット族のガキがいる。何やら硬座特有のサバイバルに突入しそうな雰囲気が・・・。発車後に乗務員が健康カード(健康登记卡)を回収しに来るが、回収の際に車内の写真撮影は禁止だと言われる。


そして、足元にいる無座のチベタンのガキだが、身長を誤魔化して切符無しで乗車していた様で乗務員に精算する様に言われて親共々連行される。1825頃、世界で最も高い所にある駅であるタングラ峠(唐古拉)を通過して鉄道の世界最高地点のタングラ峠(唐古拉山口)を越えてチベット自治区から青海省へと入る。

本日の出費
項目 金額 備考
バス 1元 路線バス
合計 1元

西寧に到着

shan3xi_0100100頃、ゴルムドにに到着する。ここで機関車交換の為に約20分ほど停車する。ここで一眠りして、0800頃に起きる。0820頃、青海湖を通過して1155頃、西寧に到着する。切符売り場で西安行きの切符を購入して待合室の売店で荷物を預けてタール寺の状況を調査しに向かう。

タール寺は平穏無事?

shan3xi_0111400頃、西寧体育館の近くのバス停・管理站から湟中行きのバスに乗車する。途中で客を乗せながらのんびり走るので1530頃、タール寺に到着する。

shan3xi_012タール寺は武装警察が警戒しているのかと思っていたのだが予想に反して平穏無事で武装警察はいなかった。ラサとは全く状況が違っていた。

shan3xi_013タール寺をちょっと見物するが表面上は特に緊張感は無い。

shan3xi_014大経堂では坊さんが問答をやっており普段通り修行をしているといった感じだ。敢えて言うなら観光客が少ない事ぐらいだ。湟中の街中では坊さんが普通に歩いておりラサでは考えられないほど自由になっている。でも、裏ではどうなっているか・・・。 1600頃、西寧行きのバスに乗車して1730頃、西寧に到着する。

L176次 硬座で西寧→西安

shan3xi_015L176次 西寧→西安の切符

shan3xi_0161800頃、イスラム食堂で夕飯を食べて西寧駅へ向かう。1900頃、西寧駅に到着する。改札は既に始まっており売店で荷物を回収して改札口を通過、そのままホームへ向かい乗車する。

shan3xi_017切符は3号車になっているのだが3号車は閉鎖されており、どうやら客が少ないので座席指定でも空いている席に座らされて自由席扱いらしい。定刻通り1925に発車して西安へと向かう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13.5元
鉄道 57元 硬座 西寧→西安
バス 1元 路線バス
バス 11元 西寧⇔湟中
荷物保管 6元
合計 88.5元

トイレ糞塗れで西安到着

shan3xi_0180800過ぎに宝鶏駅に停車中に目が覚める。宝鶏駅を発車して糞をしにトイレへ行くのだが、トイレは凄い事になっていた。人民の糞が山盛りになっているのだ!トイレの水は一応流れるのだが糞は山盛りの状態だ。

そして、便器の外にも人民の糞が・・・。仮に日本ならこういうトイレは使わないのだが、ここは中国だ!このまま糞をせずに出ると西安到着までに確実に漏らす!ここは山盛りの糞を見なかった事にして糞をする。

shan3xi_019しかし、便器の外に人民の糞があるのはどういう事なのだろうか?それにちゃんと便器の穴に糞をしていれば線路に糞が投下されて山盛りにはならないのだが・・・。1010頃、西安に到着する。611路 のバスで鐘楼へ移動する。

西安鐘楼国際青年旅舎

shan3xi_020鐘楼で下車して郵便局の建物内に西安鐘楼国際青年旅舎があるのだが入口が隅にあり少々分かり難い。

shan3xi_021しかし、ドミは空いており10人ドミが会員料金で1泊30元だ。

ひき逃げ事件発生

shan3xi_0221415頃、鐘楼から603路のバスに乗車して青龍寺へ向かう。1520頃、終点の青龍寺で下車して青龍寺へ向かうが途中でひき逃げ事件が発生する。路上に血だらけの兄ちゃんがおり野次馬が大勢集まっている。そして、救急車が到着して血だらけの兄ちゃんが運ばれて行った。路上には血の跡が残り公安が到着して現場検証を始めていた。

青龍寺

shan3xi_0231600頃、青龍寺に到着する。

shan3xi_024ここは隋代に創建され弘法大師空海が密教を学んだ寺として知られているようだ。入場料は10元だが外から見物するだけにしておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9.9元
宿泊費 60元 1泊30元×2
バス 4元 路線バス
ユースホステル会員証 50元
合計 159.9元

L7353次 硬座で西安→蔡家坡

shan3xi_0250800頃に起床する。寝坊した!今日は三国志ファンの聖地である五丈原へ行くつもりであったが寝坊した。予定では既に列車に乗っている筈だったのだが・・・。

shan3xi_0260900頃、西安駅へ行き五丈原に最も近い蔡家坡への切符を購入する。

shan3xi_027発車は1212なので駅の待合室で昼寝しながら改札が始まるのを待つ。 1140頃、改札が始まり列車に乗車する。定刻通り1212に発車して1415頃、蔡家坡に到着する。

shan3xi_028蔡家坡駅を出て五丈原行きのバスを探すが路線バスとボリタクしか見当たらない。

shan3xi_029駅前から2路のバスが汽車站へ行くのを見つける。バスには乗らずに歩いて行く事にして駅を出て右(西安方向・東)へ歩いて途中の地下道から線路を越えて蔡家坡の南側へ出る。東西に伸びる通りを2路のバスと宝鶏からのバスが行き来 しているので汽車站に近づいているのは間違いないだろう。

五丈原

shan3xi_030バス停の標識を確認しながら通りを東へ進むと蔡家坡汽車客運站に到着する。1440頃、バスターミナル到着である。

shan3xi_031事前の情報では陝汽行きのバスが五丈原を通過するという事なので車掌のおばちゃんに聞いてみたら五丈原の脇を通るとの事で陝汽行きのバスに乗車する。運賃は2.5元。

shan3xi_032乗客が集まって発車して1500頃、五丈原らしい丘が見えてきた。そして、道路標識にも「諸葛亮廟(诸葛亮庙)」とあり、ここで下車してひたすら歩いて行く。

shan3xi_033前方に五丈原が見える。

shan3xi_0341540頃、諸葛亮廟に到着する。

shan3xi_035ついに三国志聖地である五丈原へやって来た。普段は入口だけ見て帰る自分だが今日は入場券を買って諸葛亮廟を見物する。

shan3xi_036入口の山門には魏延と馬岱の像があり、「この組み合わせはマニアを意識したものか?」といきなりマニアの心を捉えている。(孔明の死後に魏延は馬岱に斬られている)

こちらは魏延。

shan3xi_037馬岱。

shan3xi_038諸葛孔明。

shan3xi_039諸葛亮衣冠塚。

shan3xi_040建物のほとんどは清代の物であるが廟は徐々に拡張されているようで「三国志で村おこし」は確実の様である。廟を一通り見物して五丈原からの眺めを楽しむが曇っていて遠くが見えない。

shan3xi_041五丈原を降りて麓には諸葛泉があったのだが泉とは名ばかりでゴミ捨て場と化していた。「人民よ。三国志で村おこしする前にお猿さんから人に進化する必要があるんじゃないか?」と文句を言いたくなる光景であった。孔明が草葉の陰で泣いているぞ!

shan3xi_042

バスで蔡家坡→西安

shan3xi_0431630頃、バスを拾って蔡家坡汽車站へ戻る。行きは2.5元だったが帰りは2元だった。ぼられたのか?

shan3xi_044蔡家坡汽車站へ戻り西安行きの切符を購入してバスに乗車するが切符代は25.2元になっている。0.2元は站務費となっているのだが、切符を買わなければ25元で西安まで行ける。で、乗客のほとんどは切符を買っていない。さすが中国!切符を買わないほうが安く済む。正直に買うと高くつく。これじゃあ、初めから切符売る必要ないじゃん!

バスの発車時間は1650だが、いつもの事ながら客が集まらないので1700頃に出発して、更に高速の入口で再び客が集まるのを待つ。運ちゃんは落花生を喰いながら同じく客待ちしている運ちゃん仲間と世間話・・・。仕事やる気無しだ。結局、客が集まらないまま1720頃、西安へ向けて高速を走るが高速道路で客を拾いながら走るので危ない!

中国は日本と違って高速道路にバス停は無い。でも、どこからともなく人民が高速道路に侵入してバスをヒッチハイクするのである。なので、何時でも何処でもバスは急停車で危ない。因みに高速道路では人民はバスをヒッチハイクするだけではない。地元の農民が高速道路で勝手にりんごやみかんの直売をしているのだ。中国は何でもありである。1900過ぎに城西客運站に到着する。252路のバスに乗り換えて鐘楼へ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
鉄道 15元 硬座 西安→蔡家坡
バス 2元 路線バス
バス 4.5元 蔡家坡→五丈原
バス 25.2元 蔡家坡→西安
合計 76.7元

陝西歴史博物館

shan3xi_0451000頃、西安駅へ行き明後日の杭州行きの切符を購入して、大雁塔の近くにある陝西歴史博物館へ行く。

shan3xi_0461130頃、陝西歴史博物館に到着する。ここも去年から無料化されたのでパスポートがあれば入場券を貰い見物する事が出来るのだ。

shan3xi_047展示内容は陝西省の歴史が中心なので秦、漢、唐の展示物が非常に多い。

shan3xi_048そして、展示物はかなり重要な物があるようで館内は武装警察が巡回しているほどの厳重な警備だ。

shan3xi_049まあ、それだけ展示物が凄いという事だな。自分にはさっぱりであったが・・・。

shan3xi_050

本日の出費
項目 金額 備考
食費 31.8元
鉄道 93元 硬座 西安→杭州
バス 3元 路線バス
合計 127.8元

城西客運站→乾県高速汽車站

shan3xi_0510755に目が覚める。又寝坊した。昨日、西安駅前でバス代45元の乾陵、茂陵、法門寺、咸陽博物館のツアーを見つけて何時に出発するかを聞いたら 0700-0800に出発すると聞いていたのでツアーに参加するつもりであったが見事に寝坊した。仕方が無いので自力で乾陵か茂陵へ行くことにして鐘楼から252路のバスで西安城外の西にある城西客運站へ向かう。

shan3xi_0521000頃、城西客運站に到着して乾陵のある乾県か茂陵の近くを通る興平行きのバスを探すが両方ともある。とりあえず、乾県行きの切符を購入する。高速と普通の2種類あったが奮発して高速の切符を購入する。

shan3xi_0531015頃、バスが出発して高速道路を爆走して1120頃、乾県高速汽車站に到着する。

乾陵

shan3xi_054乾県の街から乾陵までは3路のバスがあるという情報を入手していたので乾県の街を歩くと街の北側から3路のバスが出ているのを見つける。3路のバスに乗車して乾陵まで移動する。途中で懿徳太子墓(則天武后の孫)と泰平公主墓(則天武后の孫)を通り過ぎて1230頃、乾陵に到着する。

乾陵は中国で唯一の女帝である則天武后と唐の第3代皇帝高宗の陵墓である。入場料は45元だが秦始皇陵の時みたいに陵墓の登って終わりのような気がするので外から見るだけにする。

shan3xi_055乾陵の次は懿徳太子墓へ行くがここは入場料が30元で素通り、そして、泰平公主墓は40元でここも外から見るだけにする。

shan3xi_056乾陵博物館になっている永泰公主墓。

人民の集まる所に事件・事故あり

shan3xi_0571430頃、乾県の街に戻りバスターミナルを探していると、やたらと人口密度の高い場所がある。この場合は事件か事故というのが相場だ。近寄って様子を窺うとタクシーが荷台付きのバイクに追突している。まあ、中国ではよくある光景だろう。それにしても野次馬の数が多いな。

shan3xi_058事故現場を離れ乾県汽車站を見つける。ここは高速を走るバスはなく、普通のボロバスが運行しているようで西安行きのバスもあった。バスに乗る前に回族のイスラム食堂で遅めの昼食に炒飯を食べる。

1530頃、西安行きのバスに乗車してのんびり西安へと向かう。途中で漢の武帝の陵墓である茂陵の近くを通るが、さすがに降りて歩いて行く気は無いのでそのまま西安へと戻る。1715頃、西安の城西客運站に到着する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 23.2元
バス 19.5元 西安→乾県
バス 15元 乾県→西安
バス 2.5元 乾県→乾陵
日用品 8.9元
合計 69.1元

チベット旅行記 ~チベット暦新年&ラサ追い出され編

バルコル

tibet_1651500頃、遅めの昼食にジョカンの近くにあるトゥクパの店へ行く。今日は晴れているが風が強く埃が舞っており近くの山やポタラ宮が埃で霞んでいる。

tibet_166こんな天気でも巡礼者はジョカンで五体投地をしている。

tibet_167午後は五体投地をしている巡礼者が少ない。

tibet_168トゥクパを食べ終えてバルコルを歩く。いつもと同じで公安と武装警察が警備している。

tibet_169バルコル

tibet_170バルコル

ラモチェ近くで武装警察

tibet_1711600過ぎにラモチェ周辺を散歩していると巡回中の武装警察に遭遇。武装警察の勇姿を後ろから撮影する。

tibet_172それとスーパーで青稞酒(チベット語でネチャン)を購入する。

ラサではチベット語を話すべし

tibet_1731750頃、バナクショーホテルの対面にあるチベタンレストランで肉菜炒飯(8元)を食べる。メニュー表にはチベット語でも表記されているが何と読むかは分らず。で、出て来たのは漢字の通りで肉と野菜の炒飯であり少しカレー味がした。

会計の時に「谢谢」でなく「トゥジェチェ」と言ったら店の姉ちゃんが滅茶 苦茶嬉しそうにしていた。やはり「ありがとう」を言う時はチベット人には「トゥジェチェ」と言わなければいけないだろう。「谢谢」だと「何や漢族!とっとと出て行きやがれ!」と思っているのだろう。チベットでは中国語ではなくチベット語でなければいけないな。

tibet_174ユースホステルへ戻る時に遠くに見えるポタラ宮を撮るが埃で霞んでいる。

この時期に新たな日本人登場

今朝、A先生がダラムサラへ向け出発して日本人は自分ひとりになったと思ったら、2200頃、新たに日本人女性が1人やって来た。このB女史は入境証無しで上海から列車で来たという事だが、中国語が話せないので切符を買う際に紙に書いてラサ行きの切符を買ったとの事で驚きである。それと入境証を確認しない上海鉄路局はやる気無しのようだ。

でも、ラサに来た時期が悪すぎる。既に公安が外国人の追い出しを始めており長くは滞在できない。短期間で充分ラサ観光が出来るだろうか?心配である。でも、自分もラサから追い出されるので人の事を心配している場合ではないな。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16元
合計 16元

ジョカン近くの路地

tibet_1751000頃、ジョカン近くの路地を散歩してみる。

tibet_176まだ朝なので店は開店準備中のようだ

tibet_177ジョカン周辺にはまだチベットの古い建物が残っており散歩するにはちょうど良い。

tibet_178誰もいない路地

tibet_179途中でちょっとチベット人の家を覗いたりするがこういう雰囲気があと何年残るのか気になる所だ。

tibet_180出来れば100年後もチベット人の建物を残してもらいたいが中国政府がどうするかは?

ジョカンの五体投地

tibet_181今日もジョカンでは巡礼者が五体投地。

tibet_182続いてジョカンで五体投地の撮影だ。

tibet_183ジョカンは相変わらず巡礼者が熱心に五体投地をしている。

tibet_184

tibet_185巡礼者はジョカンの周りのバルコルをコルラしているが建物の屋上には武装警察が警備しており何かを警戒している。

ポタラ宮の五体投地

tibet_1861050頃、ポタラ宮で五体投地を撮影する。巡礼者が熱心に五体投地をしているがその後ろのポタラ宮広場の国旗掲揚台には五星紅旗が・・・。

ラサビールとヨーグルト

tibet_1871100過ぎにジョカン近くのトゥクパの店へ行く。朝食兼昼食を済ませてスーパーでラサビール(3.5元)とヨーグルト(2元)を購入する。ユースホステルへ戻ると昨日上海から来たB女史が置手紙を残して別の宿へ引っ越していた。置手紙に書かれていた情報にはヤクホテルはパーミット無しは宿泊拒否とあった。やはり、外国人への締め付けは厳しくなっている。

ジョカン周辺を散歩

tibet_1881500頃、ジョカン周辺を散歩する。路地には「热烈庆祝西藏民主改革50周年!」(チベット民主改革50周年を熱烈に慶祝する)や「维护祖国统一,维护 民族团结,维护西藏稳定!」(祖国統一を守り、民族団結を守り、チベットの安定を守る)と書かれた横断幕がある。

tibet_189ここでは敢えて何も言いますまい・・・。

tibet_190路地を歩いていきます。

tibet_191路地を進みモスクの近くへやって来た。

tibet_192モスクの前には回族がたくさんいるが、モスクの近くでは武装警察が警備していた。

tibet_193路地を歩きながらチベット人の住居の門を撮ってみる。

tibet_194彩色が新しいのもあれば色が薄れた古いのもある。そして、路地には監視カメラがある。

tibet_195治安維持の為にあるのだろう。何の治安維持かは・・・。

武装警察をストーカーしてみる

tibet_1961520頃、路地を巡回する武装警察を発見する。後ろからこっそり撮影しつつストーカーしてみる。武装警察をストーカーしてみるとある事が分った。武装警察が通り過ぎるとほとんどのチベット人が武装警察の方を見ている。チベット人を見る限り武装警察への視線は暖かくない。冷たい視線だ。老若男女問わずにチベット族が武装警察に対して悪い感情を持っている事が感じ取れる。

ジョカン周辺の市場

tibet_1971540頃、ジョカン周辺の市場を見物してみる事にする。ここは家具屋かな?箪笥や葛籠に相当するのかな?

tibet_198細い路地でも露店があるので前へ進むのが少々面倒だ。

tibet_199路地には肉屋の露店が並んでおりお好みの大きさに切って貰って買う事ができる。路地には肉屋以外にも野菜や果物も売られている。

tibet_200まずは肉屋を見てみる。そして、チベットならではでバターが売られている。

tibet_201続いて雑貨屋街だが、ここは鍋から電池、靴などが売られているが蹄鉄も売られているのだ。さすが遊牧民のチベット人だ!

tibet_202雑貨屋街を進むと・・・

tibet_203蹄鉄が売られていた。さすがチベット人!

tibet_204平和そうな市場ですが右には自動小銃を持った武警が4人、後方の建物の屋上にも武警がいます。

tibet_205バター屋

tibet_206バターとか色々

tibet_207バターでかすぎ

tibet_208ここはバターと茶葉の店。

tibet_209バター茶は生活必需品なのだがバターがでかい。量り売りと言ってもでかい。大人買いで丸ごと一個買ってみたいものだ。

tibet_210続いて肉屋の通りにやって来たが、肉は段ボールの上に置いてあるだけで、地面に置いてあるのと変わらない。

tibet_211値段交渉中かな?

tibet_212日本なら衛生上問題ありだと思うが中国では全く問題ないらしい。肉は必要な大きさに切って天秤で量り売りである。

tibet_213そして、山羊の頭や原型を留めた肉もある。山羊の頭も食べるようだ。美味しいのか?

tibet_214原型を留めているような・・・。

tibet_215ここにも頭が・・・。

tibet_216ここでも原形を留めているような・・・。

tibet_217ここでは肉は必要な大きさに斧で豪快に解体してくれる。

tibet_218山羊やヤクの頭が転がっていたりするので見応え有りだ。

ジョカンの巡礼者

tibet_2191630頃、ジョカンの巡礼者を撮影する。

tibet_220左のおっちゃんは袖が長すぎないか?

tibet_221マニ車は基本装備のようだ。

tibet_222このお婆ちゃんは標準的な巡礼者に見える。

tibet_223左のお婆ちゃんはマニ車を2つ回している。ある意味で最強かも?

tibet_224巡礼者は多いので被写体には困らないが撮影のタイミングが難しい。巡礼者が多いので被写体との間に民族衣装を着ていないどうでもよいおっさんが入ったりする。

北京人と大連人が五月蝿い

ドミに北京人のおっさんと大連人の兄ちゃんがいるのだが声がでかくで五月蝿い。おまけに北京人は夜になりヒマワリの種を食べている。食べているだけなら構わないが床には種の皮が散乱している。まあ、おサルさんだから仕方が無いかな?いや、ヒマワリの種はハムスターの餌だからおサルさんではないな。でも、ハ ムスターでもないな。溝鼠かな?

恐らくヒマワリの種を食べる人民の9割くらいが溝鼠(普通の人民)で1割以下がハムスター(共産党幹部とか金持ち)といった所だろう。そして、大連人はやたらと1人で歌を唄っている。日本だと精神を病んでいる人と思われても不思議が無い程度だ。まあ、この大連人に限らず中国では突然大声で唄い出す人民が多いのだ。所構わず痰を吐くと並んで、突然大声で唄い出すは中華民族五千年の伝統か?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16.5元
バス 1元 路線バス
合計 1元

激流中国に出ていたホテル

tibet_2251000頃、西蔵大学の近くでNHKの激流中国 第6回「チベット 聖地に富を求めて」に出ていたホテルの雅鲁藏布大酒店を見つける。このホテルのオーナーは漢族で激流中国を見る限りでは良く言えば「強力な指導力がある」、悪く言えば「チベット人を扱き使う、チベット人から骨董品を買い叩き高く売りさばく」と言った所だ。

ノートPCの電源ケーブルが断線

昨日、ノートPCのACアダプタの電源ケーブルが断線した。ACアダプタは先月、昆明で購入して約1ヶ月で電源ケーブルが断線した。DELLのACアダプタを買ったつもりであったが偽物だったようだ。さすが中国品質だ。中国の景気が低迷しないようにすぐに壊れるように作っておいて次の消費に繋げる様だ。

買い替えによって内需拡大だ!GDP年8%成長に一歩近づいたぞ!という事で、新しい電源ケーブルを買いに行くが20元とか、25元とかのぼったくり価格だ。どうみても、5-15元なので値切って12元で購入。でも、99%ぼったくられていそう。こうして、中国の内需拡大に貢献した。

でも、断線した電源 ケーブルはゴミになりそう。そうすると、また中国の環境汚染が・・・。何時になったら中国は壊れない製品を作ることが出来るのだろうか?ゴミの減量、環境保護は出来るのか?

今日の武装警察

tibet_226今日は朝から武装警察の輸送トラックを10台以上見かけた。兵員増強をして不測の事態に備えるつもりだろうか?そして、ジョカン周辺では昨日は武装警察がいなかった場所にまで新たに人員配置をしており徐々に戒厳令下に近づきつつある。既に事実上の戒厳令下かも?

tibet_227バルコルでも巡回中

チベット人は年末休みに入っている

明後日がチベット暦の新年でチベット人の店が年末年始の休業に入り始めている。通っていた数軒のチベット人の店は休みで全滅であった。仕方が無いので回族のイスラム食堂で夕飯を食べる。

夜のポタラ宮

tibet_2282000頃、ポタラ宮へ向かう。ポタラ宮広場から夜のポタラ宮を撮影するが公安と武装警察がやたらと多い。特に今回は私服の公安が多い。私服の公安なら周囲に気が付かれないように活動するのが目的だと思うが、何故か無線機の音量最大で「ここに公安がいまっせ!」と教えている。なのでポタラ宮を撮影していると背後で公安が行ったり来たりして監視されているのが分かる。

tibet_229撮影を早めに済ませてユースホステルに戻る事にするが北京東路では道路がほぼ閉鎖され交差点でゴミが燃やされている。一体何事かと思っているとそこらじゅうで爆竹や花火が打ち上げられている。テレビ局のインタビューに答えている人もいる。チベット暦の大晦日は明日の筈だが既に年越しが始まっているのか?

猛者の日本人が登場

ユースホステルに戻るとドミに新たに日本人のS先生がやって来た。この時期に蘭州から鉄道に乗ってパーミット無しでやって来たと言う。しかも、軟臥だ!蘭州では切符売場でパーミットが無くても普通に切符を売ってくれたとの事だ。規制が強化されていると思っていたのだが蘭州駅はやる気無しのようだ。

しかし、この時期 にラサへ来るとは凄い!更にS先生は夏河出身のチベット人とチベット語と英語で会話をしている。凄すぎや!でも、ラサの状況が緊迫してきているようでラサに来て以来初めて公安のお部屋訪問があった。でも、公安は一言も話さずに部屋の中を確認して出て行ってしまった。何かを警戒している・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 7元
PC用品 12元 電源ケーブル
合計 19元

チベット暦の大晦日

tibet_230チベット暦の大晦日でも巡礼

tibet_231これは縁起物?

tibet_232朝からジョカンへ行くが武装警察が多い。どれぐらい多いかと言うとラサに来た当初と比べて2倍以上と言って良いだろう。それに今日初めて公安までが催涙弾 を装備して警備しているのを見た。大晦日という事で市場を見て周るが半分くらいの店が閉まっており、それほど賑わっていなかった。今日は青稞啤酒(7元)を購入する。今まで購入したビールの中で最も高いビールだ。

大晦日の夜は何も無し

今日はチベット暦の大晦日なのだが夜になってから昨日のように北京東路で花火や爆竹が鳴る事は無かった。代わりに他の場所で花火が打ち上げられている。そ して、武装警察の巡回が強化されていた。ジョカンでも公安と武装警察の厳重な警備が敷かれ、ジョカン周辺は事実上の戒厳令下である。それにしても、何故昨日は花火や爆竹を鳴らしていたのだろうか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 26元
合計 26元

初詣にジョカン

tibet_233昨晩は雪が降ったようだ。左のスーパーは去年のチベット騒乱で焼き討ちに遭っている。

tibet_234今日はチベット暦の新年なので0930頃、初詣のつもりでジョカンへ向かう。昨晩は雪が降っていたようで道路に少し雪が残っている。ジョカンでは巡礼者が列を作って並んでおり、どうやら中には入れるようだ。

1010頃、自分も並んでジョカンを見物する事にする。しかし、この行列は普段よりも長いので待ち時間も長かった。しかも、並んでいるのはほとんどがチベット人だが至る所で割り込みが発生したり、チベット人のおっさんたちは痰を吐いたり、手鼻を噛んでいる。行動が漢族と変わらない・・・。

こんなのを見たらフリーチベットとかどうでもいいと思ってしまう。チベット人も偉大な中華民族のひとつなのだろう。いや、実際は偉大な中華民族の家畜以下の存在だろう。1200頃、ようやくジョカン内部に入る事が出来て見物する。無料で見物ができるのはありがたいのだが、やたらと人がいるので10分ぐらい見物して退散する。

ノルブリンカ

tibet_2351230頃、106路のバスでノルブリンカへ向かう。今日はチベット暦の元旦という事でノルブリンカと西蔵博物館は無料開放となっているのだ。ノルブリンカは無料開放という事で予想通り人が多い。まあ、ダライ・ラマが夏の離宮として使っていたから人が多いのは当たり前だな。それに世界文化遺産にも登録されているし・・・。まずは格桑頗章を見物する。内部は撮影禁止になっていたのと坊さんがいた。

tibet_236それと、チベット犬が飼われていた。番犬代わりなのかな?

tibet_237続いて金色頗章を見物する。ここにも、坊さんがいたな。

tibet_238金色頗章

tibet_239金色頗章

tibet_240ここは達丹明久頗章で、1954年に建設が始まり1956年に完成しダライ・ラマが住んでいた。内部には仏堂、修行室、経堂、客室、寝室などがある。

tibet_241ノルブリンカ

西蔵博物館

tibet_2421330頃、西蔵博物館を見物する。西蔵博物館は通常展示は無料展示に向けて休み中らしいが、「西蔵今昔」という展示だけはやっているのだ。「西蔵今昔」という題からして共産党のチベット統治の正当性を訴える内容の様な気がする。

内部へ入り展示内容を見るとチベットの歴史について説明はしているが中国の歴代王朝の立場からの内容だ。そして、予想通りありました!共産党によるチベット解放!しかも、映像で共産党によるチベット解放を説明しています。それを見学者たちが熱心に見ています。見学者はこの映像を信じるのかな?

ここはチベットの歴史と農奴社会についての展示

tibet_243共産党による農奴解放とかの映像コーナー。

tibet_244農奴の過酷な状況を伝えるパネル。

tibet_245飢饉と病気で路上に横たわる子供。

tibet_246農奴たちの晩餐。

そして、チベットの農奴社会がいかに過酷で悲惨であったかを念入りに説明するパネルがある。指を切られたりした農奴、飢饉と病気で路上に横たわる子供など農奴社会がいかに過酷かを訴えている。

tibet_247他にも農奴に使われた刑具が展示されており、いかに農奴が非人道的な扱いを受けてきたかを訴えている。

tibet_248農奴たちに使われた刑具

tibet_249農奴社会のチベットがいかに封建的で遅れた社会であるかを説明しているのに対して、共産党のチベット解放後の展示は照明がやたらと明るい。農奴解放後の明るい社会という事か?もう、この時点で何か見えない力を感じる。

tibet_250そして、チベット人に相当恨まれていそうな笑顔でチベット視察をする胡錦濤の写真や青海チベット鉄道の写真とかがある。

tibet_251青海チベット鉄道。

tibet_252ビデオカメラ、固定電話、冷蔵庫・・・。チベット人が豊かになったと言いたいらしい。

更にチベットが豊かになった事を強調するパネルがある。ビデオカメラ、固定電話、冷蔵庫・・・。経済が豊かになったのは分かるが、普及率はどうなっているの?

北京人のおっさんが痰を吐く

tibet_2531500頃、ドミに北京人のおっさんが帰ってきてヒマワリの種を食い始める。食べるのは別にかまわないが種の皮が床に散乱している。ちゃんとゴミ箱に捨て ろよ!まあ、ハムスターの餌を喰う溝鼠か。そして、1900頃に北京人のおっさんがゴミ箱に痰を吐いた。

tibet_254床に吐かないだけましだろうか?いや、ニューヨークやパリでゴミ箱に痰を吐いたらサル扱いかもしれない。自分はニューヨークやパリへ行った事はないけど・・・。サル扱いは可哀想かな?北京人だから北京原人にしておこう!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 7元
バス 2元 路線バス
合計 9元

ジョカン

tibet_255昼過ぎにS先生とチベット人の店へ茶を飲みに行く。ミルクティーを飲みながらS先生はチベット人と話しをしたり写真を撮ったりしている。1330頃、ジョカンへ行くがチベットの正月休みのようで閉まっている。

下密院

tibet_2561400頃、ユースホステルの近くにある下密院を見物する。入口には催涙弾を装備した武装警察が門番代わりに警備していた。

tibet_257下密院

tibet_258下密院から見えるポタラ宮

木如寺

tibet_2591420頃、下密院の隣にある木如寺を見物する。ここでS先生の知り合いの若い僧侶の部屋を訪れる。バター茶をご馳走になるが、外で他の僧侶や住民が雑談をしている。どうやら、若い僧侶の事が心配で遠回しに「早く出て行ってくれ!公安に見つかると面倒!」と言っている様だ。

tibet_260それとも、見た目から外国人と分かるS先生は問題外として、見た目から人民になっている自分の事を「何や、あの中国の犬は!何しに来やがった!」と思っているのかもしれない・・・。

tibet_261木如寺のマニ車。

tibet_262僧侶に別れを告げ部屋の外へ出る。木如寺はゴンパであるが敷地内には住居がありチベット人が普通に生活をしている。

tibet_2631440頃、木如寺を出る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 22元
合計 22元

チベット旅行記~セラ寺・デブン寺・ジョカン編

セラ寺

tibet_1021015頃、北京東路から503路のバスに乗車してセラ寺(色拉寺)へ向かう。セラ寺への途中には武装警察が警備しているのが見えた。1040頃、終点に 到着。運賃は2元。

tibet_103参道を歩いて行くと入口が見えてきた。入場料は50元なので外から見るだけである。

tibet_104入口で写真を撮っていると公安のおっちゃんが「何処から来たんだい?」と訊いてくるので「日本から来た」と返答するが通じなかった。でも、特に問題は無い様でセラ寺の外をコルラしながら見物する。

tibet_105金が無いのでコルラする事にする。

tibet_106外壁に沿って行きます。

tibet_107セラ寺はデプン寺、ガンデン寺に並ぶゲルク派三大寺院のひとつ。1419年に建立され最盛期には5500人の僧が修行していたそうだ。チベットが鎖国していた頃には日本人である事を隠して河口慧海や多田等観がセラ寺でチベット仏教を学んでいた。

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tibet_110セラ寺の外をコルラするのに金は要らないので貧乏旅行者には最適だ。巡礼者に混じってコルラをしつつ裏山に登って写真撮影をする。

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tibet_113そして、セラ寺の裏手には大量のタルチョがあり、如何にもチベットという雰囲気を味わえる。

tibet_114巡礼者に付いて行く

tibet_115古そうだが、築何年だろうか?

tibet_116セラ寺の外側をコルラするだけでも充分楽しめる。

公安の職務質問

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tibet_119セラ寺の東側を歩きながら岩に描かれた壁画を撮影したりする。途中に武装警察が警備していたが特に問題は無かった。

tibet_120石版やヤクの角が積まれている

tibet_121セラ寺からはラサの街が見えてポタラ宮も見える。ついでに地元民が石を投げて遊んでいる。

tibet_122セラ寺から見えるポタラ宮を撮影して入口へと戻るが何やら後ろから誰かが呼びかけている。誰かと思えば公安の兄ちゃんだ。公安の兄ちゃんが「ここで何している?何処から来た?」と訊くので「旅行。日本から来た。」と返答。

そして、公安の兄ちゃんと愉快な仲間たちが集まってきて撮影していた物が気になるようで職務質問となり寺の入口へ。別に武装警察や公安の写真は撮っていないので問題ないが、どうやらポタラ宮を撮った時に前方で石投げて遊んでいたのは地元民でなく公安の兄ちゃんたちだったようで、休憩中かサボって遊んでいたのかは知らないが撮られたと勘違いしたらしい。

寺の入口ではさっきの公安のおっちゃんがベンチに座って同僚たちと談笑中。公安の兄ちゃんが「隊長!」とか呼ぶと公安のおっちゃんがこちらへ来た。あのおっちゃんは隊長だったみたいだ。

で、公安の兄ちゃんの報告を受けて日本人がうろついていた事を知る。隊長、気がつくのが遅いよ。最初に訊かれた時に日本人って言ったのに・・・。で、いつの間にか隊長の周りには部下10人ほどが集まっている。日本人が珍しいのか、よほど暇なのだろうか?

まあ、とにかく面白い事になってきた。隊長が携帯電話で何処かへ連絡して、デジカメの画像を確認という事になり一緒に見る事になるが風景だけなので特に問題は無い筈だ。確認後に隊長が携帯電話で再び連絡している。隊長より偉い人の所だろうか?

風景だけなので問題無しという事で 「帰っていいよ」という事になり職務質問は10分ほどで終了。そういえば、パスポートや入境証の確認はしていないな。まあ、いいか。1150頃、503路 のバスに乗車してラサ市内へ戻る。

ネットに繋がらない

一昨日から回線工事でネットに繋がらないのだが、今日の午後になっても未だに繋げずにいる。レセプションで「ネットに繋がらないニャン。どうなっているニャン?」と訊くとチベット人の姉ちゃんの「3日後にならないと繋がらないワン」 との答えに「困ったニャン」。本当に困った。HP更新できないよ。

ドミにアムドのチベット族がやって来た

夜になりドミに男3人組のチベット人がやって来た。チベット語の話せるA先生が3人組と話を始める。自分はちょうどニコニコ動画かyoutubeでDLした激流中国を見ていた。もちろん見ていたのは第6回「チベット 聖地に富を求めて」だ。

3人組のチベット人はアムドの出身で1人はラプラン寺がある夏河の出身だった。 しかも、大学で英語を専攻して博士号まで取得しておりチベット人の希望の星である。相当の努力家だ。どうりでチベット族なのにメガネをかけている訳だ。

でも、A先生が去年のチベット騒乱の事を訊いたら何も答えられないという事であった。複雑な大人の事情があるようだ。まあ、「壁に耳有り障子に目有り」で何処に共産党の諜報員がいるか分からないし・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
バス 4元 路線バス
合計 16元

ネチュン寺

tibet_1230940頃、北京東路から301路のバスでデブン寺へ向かう。車内は9割以上がチベット族で1010頃、デブン寺の近くに到着したようでほとんどの客が降りるので自分も一緒に降りる。運賃は2元。

山の方にゴンパが見えるので恐らくあれがデブン寺だろう。山への道を歩き始めるがテブン寺へ向かうバスが停車している。バスには巡礼者が乗車して発車を待っている。自分はバス代をケチって歩いて行く。

tibet_124途中で道路が分岐しておりネチュン寺(乃琼寺)へ行ける様になっていたので、ちょっと見物していく事にする。1030頃、ネチュン寺に到着する。

tibet_125どうせ入場料取られるから入口だけ見物と思っていたら入場券売場が無い。 警戒しながら中に入り素早く撮影。本殿内は真っ暗で撮影できなかったのでデブン寺へ向かう。

デブン寺

tibet_1271100頃、デブン寺(哲蚌寺)に到着する。デブン寺はセラ寺、カンデン寺と並ぶチベット仏教ゲルク派三大寺院のひとつである。

tibet_1281416年にゲルク派の教祖ツォンカパの弟子ジャムヤン・チュジュが創建しダライ・ラマ5世まではデブン寺で政務を執っておりダライ・ラマ14世もここで学んでいたとされている。さて、肝心の入場料なのだが入場券売場で訊くと冬は半額の25元と言われて心が揺れたが入口だけ見物で終了だ。

tibet_129入口というか駐車場には土産物屋が数軒有り観光客と巡礼者が見物していた。

tibet_130それと、デブン寺からはラサ駅が見えた。

ラサは武装警察が守る

tibet_131北京東路を武装警察が警備している。

tibet_132デブン寺からの帰りにバスから武装警察を撮影する。やっぱ、武装警察はかっこいいですねぇ。ラサの平和を守る為に24時間各所で警備しています。これで漢族は枕を高くして眠れるのでしょう。でも、チベット人は枕を高くして眠れるのだろうか?何時になったら武装警察の警備は無くなるのだろうか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
バス 4元 路線バス
合計 19元

ジョカンとバルコル

tibet_1331030頃、A先生とジョカンの近くへトゥクパを食べに行く。食後はA先生と別れてジョカン周辺を見物する。

tibet_134巡礼者は五体投地をしている。

tibet_135ジョカン(大昭寺)は相変わらず巡礼者で賑わっており五体投地したりコルラをしている。

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tibet_137ジョカンの周りのバルコル(八庙街)を歩いていると「民族団結強化、中華民族の偉大なる振興を実現しよう」とかいう横断幕や「チベット百万農奴解放記念日の設立を熱烈に慶祝する」とかいう横断幕を見つける。多くを語る必要はないかな?

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tibet_140バルコルは土産物屋がたくさんあるが観光客がほとんどいないので儲かっているかは謎である。

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tibet_142そして、ジョカンの前では建物の屋上で武装警察が警備をしている。建物の屋上だけではなくジョカンを包囲するように北京東路、林廟東路、江蘇東路、朶森格 路のジョカンへ通じる路地には武装警察が配置されている。もちろん、バルコルにも武装警察が催涙弾や自動小銃を携帯して配置されている。中国政府は坊さんを恐れているのか?チベット仏教の坊さんは少林寺の坊さんみたいに戦えるとは思えないのだが?

魯固汽車站

tibet_143ジョカンの近くにある魯固汽車站

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tibet_145ジョカンの近くにある魯固汽車站へ行ってみるが路地にバスが停車しているだけで切符売場は見当たらない。何処行きのバスがあるかもよく分からずカオス状態であった。

ポタラ宮広場の五星紅旗

tibet_146今日は午前中から風が強く午後にポタラ宮広場へ行ったら五星紅旗がよくはためいていた。天安門広場同様に国旗掲揚台には武装警察が警備している。

ラサのイスラム食堂は駄目

夕飯にモスクの近くのイスラム食堂を数軒見て周るがほとんどの店でメニュー表が無いのだ。あっても「今日は麺しかない」とか商売やる気無しの状態だ。今まで中国各地のイスラム食堂を利用したがラサでイスラム食堂を利用するのだけは止めた方が良いと思った。チベット族の店でトゥクパやシャムデを食べていた方が絶対に良いだろう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11.5元
合計 11.5元

バルコルで撮影


1000頃、ジョカンへ行きバルコルをコルラしながら動画撮影を試みる。バルコルには各所に公安や武装警察が配置されているので色々な意味で撮影困難である。うっかり、恥ずかしがり屋の公安や武装警察を撮ってしまうと映っている部分を消すように頼まれたりするので大変だ。決して因縁つけられて画像を消すように強要されたりカメラ没収とかではない。あくまで頼まれるのだ。

で、ジョカンの正面から撮影を開始するがいきなり自動小銃を持って巡回中の武装警察が 映ってしまった。これは決してワザとではない。偶然撮影中に武装警察が自分の前を通過しただけだ。決して前日に武装警察の巡回経路を調べたとか、巡回中の武装警察を見つけて待ち構えていた訳ではない。

武装警察が通り過ぎていよいよコルラ開始である。巡礼者に混じってバルコルを歩いて行く。もちろん、公安や武装警察が映らない様にしなければならないのだが巡回中の武装警察に遭遇してしまう。とりあえず、目の前で五体投地している巡礼者を撮影して誤魔化す。コルラが終盤に差し掛かると建物の屋上で警備している武装警察が映ってしまうが狙っていた訳ではない。偶然である。ジョカンの正面に戻って来てコルラ終了で ある。

公安に追い出されそうな気配が・・・

夕飯を食べ終えてユースホステルに戻るとA先生が呼んでいる。何かと思えばスタッフのチベット人の姉ちゃんにどうやって入境証無しで来たか訊くように頼まれたようだ。蘭州で切符を買って列車で来た事を伝えたが、どうやら公安が入境証無しで来た方法を知りたがっているようだ。

来月はチベット騒乱1周年なので何かが起こりそうな雰囲気なのだが、どうも何かが起こる前に公安にチベットから追い出されそうな気配がしてきた。まあ、公安としては何かが起こって見られたり撮られたりするのは都合が悪いのだろう。まあ、公安に「出て行け」と言われたら駅で切符買って出て行くけど・・・。

本当にラサから追い出されるかも

1940頃にスタッフのチベット族の姉ちゃんが「パスポート確認させて」ときた。A先生のパスポートも確認したかった様だが不在であった。本当に追い出されそうな気配がしてきた。あと何日ラサにいられる?

本当にラサから追い出し確定

1950頃、A先生が帰って来たのでスタッフの姉ちゃんがパスポートを確認したがっていた事を伝えレセプションへ行こうとしたらちょうどスタッフの姉ちゃんが自分のパスポートを返しに来たがどうも公安局の御達しでラサから出て行かなければならなくなった。

詳細について話そうとするとレセプションでという事 になった。ドミでは漢族の兄ちゃんが寝ているが大人の事情で聞かれてはいけないらしい。で、状況としてはチベット暦の新年の2/25ぐらいまでにラサを出て行かなければならなくなった。

宿にも最大であと1週間しかいられなくなった。明日はラサ駅で切符を買わなくては・・・。切符は残っているのか?A先生は早速知り合いのチベット人に外国人が追い出されるという情報を教えに出かけていった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16元
合計 16元

ラサ駅で切符を買いに行くが・・・

tibet_1480900頃、ユースホステルを出てポタラ宮の近くで89路のバスに乗車してラサ駅へ向かう。ラサ駅の近くでは公安の検問がありタクシーや一般車両がトランクや車の下を調べられている。爆発物の検査だろうか?路線バスは停車せずに素通りして1000頃、ラサ駅に到着する。

tibet_149ラサ駅には公安と武装警察が警備しているが他の駅とは違いやたらと人数が多い。今日は西寧行きの切符を買う為に来たのだがラサ駅の隣にバスターミナルがあるのを見つける。

何処へいく路線があるか調べ てみようと思いバスターミナルへ行くが入口には武装警察が催涙弾を持って警備している。中に入ろうとしたら武装警察に呼び止められたので「切符を買いに来た」と答えたら「何処行きの?」と訊かれ「ゴルムド」と答えたら「ゴルムド行きは無い」と言われて中に入る事が出来なかった。まあ、追い出されたという事だ。

tibet_150武装警察に追い出されたので本来の目的である西寧行きの切符を買う事にする。駅舎から100mほど離れた道路脇に入口があり公安が5人ぐらいおり身分証確認をしている。公安にパスポートを提示したら特に問題なく通過。

次は駅舎と入口に中間に爆発物が無いか金属探知機とX線検査があるプレハブ小屋があり、ここで金属探知機を通るとブザーが鳴って公安に呼び止められる。他の駅では金属探知機が鳴っても鳴らなくても関係無しだったのだがラサでは違うらしい。デジカメ、財布、GPSを出して再度通るがブザーが鳴る。

次にベルトを外したら公安が「行っていいよ」との事でプレハブ小屋を出る。まあ、厳密に検査していたらベルト外しても安全靴履いているから・・・。

tibet_151ようやく駅舎にある切符売場へ入り2/27の西寧行きの切符を購入する。今回は健康カード(旅客健康登记 卡)が付いてきた。

tibet_152切符を買ったので89路のバスに乗車してラサ市内へ向かう。

拉薩汽車站

tibet_1531030頃、ノルブリンカの南にある拉薩汽車站で下車する。

tibet_154西寧やゴルムドへの長距離バスは拉薩汽車站から発車しているらしいので調査してみる事にする。

tibet_155チベット自治区内の路線の料金表

tibet_156切符売場へ行き路線の確認をしてみるとシガツェ(日喀则)などのチベット自治区内の路線とゴルムド、西寧、成都への路線があった。他にもネパール(尼泊尔)のカトマンドゥ(加德满都)行きの国際バスまである。でも、外国人が利用できるかは?

ネパール領事館へ行ってみる

tibet_157拉薩汽車站の次はノルブリンカの北にあるネパール領事館(尼泊尔领事馆)へ行ってみる。ネパール領事館には武装警察が警備しており撮影はできなかったが領事館の2軒ぐらい隣にある旅行会社でラサ(拉萨)→ダム(樟木)→カトマンドゥ(加德满都)へのバスとトヨタ車のチャーターの案内を見つける。
バスだと1人580元、トヨタ車(ランクル?)のチャーターだと1人680元になっている。まあ、人数が集まればの話だろうが実際にカトマンドゥ行くのなら便利かも?

tibet_158旅行会社の入口にはラサ→カトマンドゥのバスと車チャーターの案内があった。

tibet_159本当に1人680元でトヨタ車に乗ってカトマンドゥまで行くのか?

tibet_160ネパール領事館の前は武装警察以外は誰もいなかった。事前に得ていた情報だとダムまでのチャーター車の客引きが屯しているとの事だが、冬の閑散期と外国人のチベットへの立入規制が厳しいのでいなくなったようだ。

でも、領事館は業務をしているようでネパールビザが幾らか訊いてみる事にする。職員のおっちゃんに「ネパールビザ幾ら?」と訊くとおっちゃんは電話中だったが指差した方向を見ると料金表があった。ネパールビザは3種類有り、15日175元、30日 280元、90日700元でどれもマルチビザになっていた。

拉薩東郊汽車客運站

tibet_161ネパール領事館を出てノルブリンカから106路のバスに乗車して、次は拉薩東郊汽車客運站へ向かう。ユースホステルの前を通過して1130頃、拉薩東郊汽車客運站に到着する。

tibet_162料金表を見てみるとここからはラサ近郊へのバスが発車しているようだ。

ユースホステルの前に武装警察の休憩所が・・・

tibet_163ユースホステルに戻り1週間分の宿代を払うが、ちゃんと西寧行きの切符を見せてラサから出て行く事を伝えておいた。午後になって近くにあった武装警察の休憩所が工 事の影響でユースホステルの前、正確には去年のチベット騒乱で焼き討ちに遭った中国銀行の前に設置されていた。因みにこの武装警察は2054部隊と表示されていた。

tibet_164ちょうど場所が去年焼き討ちに遭った中国銀行の前というのは何か意味があるのだろうか?

公安のネット封鎖が始まっていた

2/14からネットに繋がらないのだが夕方にレセプションで「ネットに繋がらないニャン。既に1週間経っているニャン」とチベット人の姉ちゃんに訊くと 「警察が方法が無いと言っている」との返答が・・・。通信回線で何故警察?すぐにこの返答からある推測が思い浮かんだ。一旦ドミに戻るがレセプションにある無線LANのルータは稼動しておりアクセスランプも不規則に点滅している。怪しい・・・。

LANケーブルを持ってノートPCとルータを接続するとネット に繋がった。しかし、チベット人の姉ちゃんが「ネットに繋いじゃいけないワン」「公安局が駄目だと言っているワン」「ネットカフェへ行ってワン」とか言っている。どうやら無線LANのパスワードを変えていたようだ。

そして、チベット騒乱1周年を控えて外国人の宿泊している宿で外国人にネットを使わせないように公安局が熱烈な指導をしていたようだ。チベット族の姉ちゃんも初めから「公安局に言われているワン」と言えばいいのに、工事中とか言っちゃっ て・・・。

まあ、公安局から「本当の事を言ったらどうなるか分かっとるんやろな?」「公安を舐めたらあかんで!中国にいられなくなるで!」とか公安の熱烈な指導を受けているのだろう。念の為言っておくがユースホステルは公安の熱烈な指導を受けているだけで脅迫とか強要を受けている訳ではない。

モバイル通信で公安に対抗

公安が熱烈な指導をするなら、こちらはモバイル通信でネットに繋いで対抗しちゃうもんね!去年、チャイナユニコム(中国聯通)の1年契約のCDMA網のデータ通信に加入しており、ちょうど今月末が契約期限なのでまだ使用できるのだ。

でも、CDMA網はチャイナユニコムからチャイナテレコム(中国電信)に売却されているからチャイナテレコムのデータ通信という事になるな。で、溜まっていたメールとか確認する。既に夜遅いので明日HP更新をする。公安がユースホステルを熱烈な指導でネットに繋がせない様にするから、ニコニコ動画にジョカンを巡回するカッコイイ武装警察をうpしちゃうもんね!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
宿泊費 70元 1泊10元×7
鉄道 226元 硬座 ラサ→西寧
バス 3元 路線バス
合計 309元

チベット旅行記~ラサ・ポタラ宮編

ラサの朝は冷える

tibet_0530930頃、近くの小昭寺へ行ってみたがラサの朝は冷え込む。道路は日陰の部分が凍結している。

tibet_054小昭寺(ラモチェ) へ到着して撮影開始となったがデジカメの電池がすぐ無くなってしまった。おまけに寒さでデジカメの動作がおかしい。気温が上がる昼過ぎまでは外へは出ないほうが良さそうだ。

朝食

tibet_055部屋に戻るとA先生が起きており朝食に誘ってくれたのでお供する事にする。

tibet_0561000頃、チベタン料理の店に到着。

チベット料理のシャパレ

tibet_057ここでシャパレ(夏帕利)という揚げパンの中に肉が入った料理を食べる。中国の肉餅子に似ており具に肉とネギが入っている。肉はもちろんヤク肉だ。1枚1 元で5枚食べる。

tibet_058A先生は客のチベット人の姉ちゃんと話しをしていたが、店のおばちゃんはA先生の事をアムド(青海省と甘粛省のチベット人居住地域)から来たチベット人だと思っていたそうだ。

tibet_059チベット人の姉ちゃんは旅行会社で働いているそうで入境証無しでどうやってラサ行きの切符を買ったか尋ねてきたりとこの辺の事情に興味があるようだ。

小昭寺

tibet_0601400頃、再び小昭寺(ラモチェ) へ向かう。

tibet_061朝と違って小昭寺路はチベット人で賑わっている。

tibet_062チベット人は入場自由なのだが外国人は有料で切符売場の案内があったのでそちらへ行き坊さんに入場券がいくらか聞いてみたが、中国語で尋ねたので坊さんはやたらと警戒している。「なんや、この漢族!いてこましたるで!」とか思っているのだろう。でも、入場料20元というのは教えてくれた。

ドミで焼肉!恐るべし中国人

tibet_063いつの間にか1930を過ぎており辺りが暗くなってきたので夕飯を食べに出かけるが既に店じまいしている店がありラサでは早めに夕飯を済ませないといけない事に気づく。

おまけに営業している食堂を見つけたとしてもチベット人の店ではメニュー表が無いし、聞くにしても中国語だと良い印象をもたれない。イスラ ム食堂を何軒か見つけたのだが、せっかくラサまで来て慣れているイスラム食堂に逃げるのは勿体無いので、昨日のトゥクパの店に行った。幸いおばちゃんが覚えていてくれたので助かった。

チベットに行ったらほとんど中国語は役に立たない。単語だけでもチベット語を勉強しておくべきであった。部屋に戻りHP作成に取り掛かるが、同じドミの中国人たちが携帯用コンロで料理をし始める。室内で料理は止めた方が良いと思うのだが・・・。

暫くすると焼肉の煙が室内に充満し始める。これは宿のおばちゃんに見つかったら追い出されるだろう。共産党が「提高素质」と訴えても人民の左耳から入って右耳から出て行くようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
合計 10元

バルコル周辺

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tibet_065夕方にバルコル(八庙街)周辺を散歩してみる。ジョカン(大昭寺)の近くなので五体投地をしている巡礼者を見かけた。

tibet_066そして、ラサでは痰吐き、唾吐き、手鼻を各所で見る事が出来た。これはチベット人の伝統だろうか?それとも中国政府の漢化政策によるものだろうか?どちらにせよ、この光景を見たらチベット人も中華民族のひとつだと認識してしまう。痰吐き、唾吐き、手鼻は優秀な中華民族五千年の伝統だな・・・。

トゥクパの店へ行く

tibet_067A先生と夕飯に行く事になりA先生行きつけのトゥクパの店に連れて行ってもらう。

tibet_068店のおばちゃんや客に自分の事を漢族だと思われていたようだが日本人と分かるとかなり友好的であった。トゥクパはうどんに似た料理でなかなか美味かった。ここのトゥクパは3元だ。

トイレットペーパー盗まれる

tibet_069トゥクパを食べ終えA先生とジョカンをコルラしてドミに戻り、A先生からマオイストに支配されたネパールでもチベット人への迫害が始まっているとかいう話を聞かせてもらう。

夕飯を食べ終えたので糞がしたくなってトイレットペーパーを持ってトイレへと思ったら、枕元に置いておいたトイレットペーパーが無い。・・・。盗まれた。トイレットペーパーはウルムチで盗まれて以来だ。ご機嫌斜めになりつつ新しいトイレットペーパーを持ってトイレへ行く。

糞を終えて戻ってきて、トイレットペーパーを探す。一体何処に消えたのか?床に落ちているかもとベットの下を確認するがやはり見つからず。諦めてHP作成を開始する。暫くしてある事に気がつく。隣のベットで寝ているネパールへ向かうというチャリダー人民の枕元に盗まれたトイレットペーパーと使用量が同じくらいのトイレットペーパーがある。何か怪しい・・・。

そのトイレットペーパーをよく見ると小さく「オレサマ」と書かれている。・・・。人民、いてこましたるで!犯人はチャリダー人民であった。去年の夏にウルムチでトイレットペーパーを盗まれており、ウルムチでの事件を教訓に印をつけていたが本当に役立つと は・・・。

さて、この後どうするかだが、自分は非常に小心者なのでチャリダー人民に喧嘩を売るつもりは無い。きっとダラムサラにいるダライ・ラマも「暴力では何も解決しません。慈悲の心でチャリダー人民を許しなさい。」と思っているだろう。なので、慈悲の心で許してチャリダー人民の天使のような寝顔を撮影する。因みにこのチャリダー人民は昨晩、ドミで携帯用コンロを使い焼肉をした首謀者なのだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
合計 10元

もう1週間滞在

昼前に1週間延泊する事にして宿泊費を払う。料金表にはドミ15元と表記されているのだが、ネットで調べた時は会員15元、非会員20元だったので会員証を使わずに登記していたのだが、試しにチベタンの姉ちゃんに会員証あったら幾らか訊いたら10元との答えが・・・。

会員証を使っておけばと思ったら自分の会員証は有効期限が先月までだったな。そこで姉ちゃんに「会員証を作って!」と頼んだら在庫切れだったが1泊10元にまけてくれた。まあ、言ってみるもんだな。

チベット餃子のモモを食べる

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tibet_071昼にA先生とチベット料理のモモを食べに行く。モモは蒸し餃子に非常に似ておりあっさりしている。具はヤク肉だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16元
宿泊費 70元 1泊10元×7
合計 86元

散歩

tibet_072昼食を食べに出かけたついでに散歩すると中国国旗の五星紅旗を掲げたクリーニング店を見つける。チベットが中国と言ってもラサで五星紅旗を掲げていると 真っ先に襲われそうなのは気のせいだろうか?まあ、武装警察や軍隊が助けてくれるとは思うけど到着前に全焼するのは間違いないだろう。

tibet_073そして、イスラム教のモスクを見つける。モスクの前には回族が礼拝の為に集結している。

tibet_074回族もチベット人同様に漢族が嫌いらしいが回族とチベット人は仲が悪いらしい。少数民族同士で仲良くして欲しいものだ。

ポタラ宮

tibet_075昼食にトゥクパを食べてドミに戻りニコニコ動画に動画をうpしてHP更新をしようとしたらネットに繋がらない。レセプションでチベット人の姉ちゃんに 「ネットに繋がらないニャン」と訊くと「回線工事中だワン」との返答で急遽予定変更でポタラ宮でも見物しようと外へ出る。

ポタラ宮まではバスで行けるのだがラサの市街地は広くないので徒歩で充分だ。というより、徒歩なら催涙弾や自動小銃を持って警備している武装警察が間近で見られてチベットのおかれている状況を理解するのに絶対徒歩がお勧めだ。

tibet_0761315頃、ポタラ宮へやって来た。さすが世界遺産に登録されているだけの事はあり建物大きいし威厳を感じさせる。そして、ポタラ宮前のポタラ宮広場には西蔵和平開放紀念碑がある。和平開放か・・・。・・・・・・。

tibet_077さあ、見なかった事にしてポタラ宮見物開始である。と言っても、入場料は100元なので外から見るだけである。

tibet_078ポタラ宮の前では巡礼者が五体投地しており写真撮影をしているのを気づかれると寄付を求めてくるが中国での乞食の生態を観察していたせいか寄付とかには拒否反応があるので無視する。本当の巡礼者なら寄付しても良いかもしれないが本物か偽者かを見抜ける眼力が自分には無い。

で、画像を見ると分かるのだが巡礼者は歩道で五体投地をしているのだが五体投地をしている所だけ黒く跡が残っているのだ。それだけ巡礼者が多いという事なのだろう。でも、歩道で五体投地は 危険なような気もする。共産党はちゃんと五体投地する為に専用の場所を造れよ!

tibet_079ポタラ宮の周りにはマニ車がある。

tibet_080五体投地する巡礼者に影響されてか無信仰の自分がコルラし始める。ポタラ宮の周囲にはマニ車があるので回していく。マニ車を回すとお経を一回読んだのと同じ功徳が積めるらしいがマニ車を回しながらある考えが思い浮かぶ。マニ車に発電機付けてポタラ宮の電力の一部を賄う。マニ車を回せば功徳を積めるだけでなく環境保護にもなって一石二鳥じゃないかな?

tibet_081木にはタルチョが巻かれている。

tibet_082ポタラ宮の東側。

tibet_083巡礼者はマニ車を回して行く

タラルグ寺

tibet_084タルチョが掲げられた通りを行く

tibet_085査拉魯普石窟

tibet_086ポタラ宮広場の西にあるタラルグ寺(查拉鲁普寺)には査拉魯普石窟があって入場料は20元。もちろん外から見るだけです。

ラサの治安は万全

tibet_087さて、ラサの治安状況について解説しましょう。はっきり言ってラサは安全です。ポタラ宮の前を警備車両が巡回していたり、武装警察も警棒と盾を持って巡回しています。

tibet_088通りの要所では催涙弾や自動小銃を携帯した武装警察が不穏分子に対して睨みを利かせています。

tibet_089武装警察が市内の各地で警備しているおかげでラサの治安は保たれています。これなら漢族も枕を高くして安心して眠れますね。でも、ラサは安全なはずなのに外国人観光客がいませんね。どうしてなのかな?でも、今日は白人を4人見かけましたから外国人観光客は来ていますね。たった4人だけど・・・。

tibet_090ラサは観光で成り立っていると思うのだけど。安全ならたくさんの欧米人に来てもらって土産物屋、仏具屋でお金を使ってもらえばチベットの経済が潤うと思うのだけど。 共産党はチベットの経済が発展しなくていいのかな?

シャムデを食べる

tibet_0911730頃、A先生と夕飯に出かける。今日はチベット料理のシャムデを食べるのだ。連れて行ってもらったバナクショーホテル対面の店は外に看板が出ておらず一見すると何の店だか分からない。いや、店という事自体分からないだろう。中に入ると食事をする所というのは分かるのだが・・・。

tibet_092で、肝心のシャムデはカレーのような料理でジャガイモとヤク肉が入っている。値段は8元。カレーのような味でなかなか美味い!美味しい料理が出せるのだからせめてチベット語の看板出して営業すればいいのに・・・。出来たら漢字と英語の看板も出せば尚良いだろう。チベット人は商売には力を入れていないのかな?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
合計 15元

ポタラ宮には観光客がいない

tibet_093今日はノルブリンカにでも行ってみようと思い1000頃に出かける。ユースホステルからは106路のバスに乗ってノルブリンカで降りればよいのだが、ラサの治安を守る武装警察の働き振りを見るために徒歩でノルブリンカへ向かう。

北京東路の各所で武装警察が催涙弾や自動小銃を持って警備している。毎日、警備しており朝はまだ冷え込むので仕事とはいえ正義の味方も大変である。これならチベット人も悪さできないだろう。自分としてはラサの治安を守る正義の武装警察の勇姿を撮影して世界に配信したいのだが、武装警察は非常に恥ずかしがりやさんなので撮影出来ないのだ。決して撮影するとカメラ没収やボコボコにされる訳ではない。

tibet_094ポタラ宮に着くと巡礼者がコルラしていたり、ポタラ宮の前で五体投地している。巡礼者は多いのだがポタラ宮の入口には観光客がいない。ポタラ宮の入場券は入手困難だと聞いていたが・・・。ラサは安全な筈なので観光客で賑わっていなければいけない筈だが、どういう事なのかな?まさか中国政府が何か隠し事でもしているのかな?

tibet_095巡礼者は横一列に並んで五体投地の真っ最中。

ノルブリンカ

tibet_0961100頃、ノルブリンカ(罗布林卡)に到着する。

tibet_097ノルブリンカはダライ・ラマ7世の時代に造営が始められた離宮だそうで、夏の間はダライ・ラマが政務を執り式典を行っていた。1959年にダライ・ラマ14世はノルブリンカからインドへ脱出したとされている。世界文化遺産だが入場料は60元なので入口を見て終了である。

西蔵博物館

tibet_098ノルブリンカのほぼ対面にあるのが西蔵博物館なのだが暫く休みのようだ。

tibet_099でも、「西蔵今昔」という展示だけは見られるようになっていたが、疲れたのでユースホステルに戻る。あっ、入場料いくらか調べるの忘れた。まあ、いいや。

ラサの輪タク

tibet_100ラサには輪タクがいる。「中国の田舎なら何処にでもいるだろっ!」と言われるかも知れないが、ここはラサだ。富士山よりも高い所だ。そんな高地でチベット人が輪タクをしているのだ。

tibet_101日頃から農作業で鍛えている漢族のおっちゃんたちでも恐らくこの高地では耐えられないだろう。自分なら10分以内に高山病で病院送りになる自信があるぞ。チベット人凄すぎ!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
合計 15元

チベット旅行記~青海チベット鉄道編

1346次 硬座で成都→蘭州

tibet_024実は旅始まって以来のヤバイ状況下で日記を書いている。理由は後で分かる。さて、今日は蘭州への移動日だ。

tibet_025昼前、驢友記青年旅舎(Mix Hostel)をチェックアウトして徒歩で成都駅へ向かう。1215頃、成都駅に到着する。成都駅前は公安の車両が待機している。

tibet_026春運真っ只中なので駅前には武装警察がしっかり待機して周囲を警戒している。

tibet_027待合室を確認します。

tibet_028待合室へ入ると既に人民で溢れて座る場所が無い。なので改札口で先頭を陣取って約3時間待つ。そして、やはりイベントフラグが立っていた様で他の列車に乗り遅れた人民と駅員の言い争いが2件発生する。

まあ、これは発車5分前までに改札口に辿り着けなかった人民が100%悪いのだが、難癖つけて駅員に改札口 開けるように怒鳴っている。でも、列車は発車してしまったのでどうしようもない。乗り遅れた人民は駅員に罵声を浴びせるが武警が警備しているので結局は追い払われていく。まあ、乗り遅れた人民の往生際が悪すぎる。

tibet_0291500前に改札が始まりダッシュで列車に乗り込み荷物置き場を確保する。そして、予想はしていたが車内は身動きをとるのが困難なほどの大混雑になる。定刻通り1529に成都を発車して蘭州へ向かう。今回は非常に条件の悪い中での移動だ。

目の前に2歳ぐらいのガキがいる。目の前だけではない。周囲では既にガキ供の泣き声が聞こえている。今までの経験上だと近くにいるとガキの泣き声とかで不快指数が上昇して気分が悪くなる。おまけに春運で大混雑の車内だ。まあ、とにかく今は平常心を保って蘭州へ向かうしかない。

しかし、1時間、2時間と経過していくうちに新たな問題が発生した。ガキ以前に人民どもがサルばかりであった。窓からカップ麺の容器、ビール瓶などを投げ捨てる。床には痰を吐くし、ガキが小便をしたくなったらチンコにペットボトルを装着して放尿だ。夜になるとガキの夜鳴きで眠れない。色々な意味で危険な状態に陥っている。どうやら、自分は春運を甘く見ていた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5元
合計 5元

蘭州到着

tibet_030午前4時頃、ガキの夜鳴きで眠れない中で、とうとう予想していた事態が訪れた。気分が悪くなってきた。この場合は横になるのが一番なのだが座席下は既に人民、いやサルが寝ている。通路でもサルどもが寝ており場所が無い。とりあえず場所を探して車内を移動するが既に視界が狭くなり耳が聞こえなくなっている。

気力だけで動いて空間を見つけて横になるというか倒れた。もろに倒れるとサルどもが騒ぐので静かに倒れて回復を待つ。もちろん、通路で横になっているので汚染地域だ。何分横になっていたか分からないが耳が聞こえるようになって視界も元に戻った。でも、まだ気分悪い。横になっている間に自分の上をサルが跨いで行く。

とりあえず大丈夫そうになった所で立ち上がりトイレへ向かう。サルどもが寝ている時間帯なのでトイレは空いていた。トイレでサルが寝ていたらどうしようかと思ったが・・・。まあとにかく今、糞をしておかないと蘭州到着までトイレへ行ける機会はないだろう。糞を済ませて席へ戻り眠るように努力する。

tibet_0311230頃、蘭州に到着する。ここからどうするかが問題なのだ。蘭州でラサ行きの切符を買うか、西寧まで移動してラサ行きの切符を買うかだ。

しかし、駅の切符売場では身分証確認があり入境証を持っていなれば無理だ。街中の代理販売所でも恐らく身分証確認はあるだろう。ダフ屋はぼったくり価格になりそうだし、それ以前に本物の切符かも怪しい。

今後の行動を考えながら出口へ向かうと地下通路の階段付近で駅員の「阿克斯・拉萨的乘客(アクス・ラサの客)」という掛け声が聞こえてきた。何かと思い駅員と人民の会話を聞くと何やら今日のアクス行きとラサ行きの切符が買えるらしい。10人ほどの人民たちに紛れて駅員に付いて行くと別の出口から外へ出る。

ラサ行きの切符購入

tibet_032駅員に連れられ人民たちと一緒に何故か駅の切符売場ではなく路地を歩いて駅の旅館に連れて来られた。

tibet_033そして、何故かここでアクスとラサ行きの切符が売られていたのだ。で、駅の旅館なのでダフ屋ではないのだが「何故こんな所で?」という疑問が湧くのだが人民たちはアクスとラサ行きの切符を購入している。

で、自分もラサ行きの切符を買おうとしたらラサ行きの人民だけ身分証確認していやがる。これでは入境証を持っていない自分は買えないではないか!とりあえず様子を窺って一番最後に「ラサ行きの切符ある?」と聞いてみたら「寝台の切符があるよ」との事で高いけど買うことにした。身分証確認があるかと思っていたら何故か確認無しで買えてしまった。

忘れていたのか?それとも、外人と分かっていたけど目の前の現金に負けて売ってしまったのか?とにかくラサ行きの切符が買えてしまった。おまけに荷物を無料で預かってもらい昼食に出かけることができた。他のラサ行きの人民たちも同じように荷物を預かってもらって昼食へ出かけたり空いている部屋で一眠りしている。もちろん無料でだ。

1430頃、ラサ行きの人民が全員戻って来て駅員に連れられてラサ行きの待合室へ行く。それにしても切符売場でなく何故駅の旅館でアクスとラサ行きだけの切符を売っているのだ?少し考えて幾つかの説が思いついた。

例えば自分が買ったラサ行き硬臥中段の切符は537元だ。これを切符売場で払い戻す際に端末は操作せずに通常通り払い戻し手数料20%(107元)差し引いて払い戻して切符を横流しする。額面通り売りさばけば払い戻し手数料20%の107元は駅員たちの小遣いに・・・。まあ、実際どういう仕組みになっているのかは訊いていないので謎だ。

入境証無しで乗車

tibet_034さて、待合室に到着するが入口には武装警察が配置されておりヤバそうな雰囲気が漂うが入口の荷物検査は無事通過する。改札が始まるまでに30分ほどあり、 いつもなら改札口で先頭を陣取るのだが今日は控えめで真ん中あたりに並んで待つ。

tibet_035しかし、後ろから公安の「身份证拿出来(身分証出して)」の声が聞こえてきた。状況が非常に緊迫してきた。いきなり逃げると余計に怪しまれるので声を掛けられるまで知らん顔しつつ逃げ場所を探す。こちらが心拍数急上昇の中で公安が素通りしていく。

公安の行動を窺うと、どうやら中年のおっさんばかりを狙って身分証確認をしている。しかも、無線で名前の照会をするほどの念の入れようだ。そして、見た目で漢族のおっちゃんばかりが身分証確認の標的でチベット族や回族の身分証確認は無い。どうやらチベットがらみでの身分証確認では無さそうだ。

何とか危機は去り改札口が開くのを待つが今度は改札口で駅員が「票拿出来、身份证拿出来(切符出して、身分証出して)」の声が聞こえてきた。やはり、身分証確認は避けられないようだ。改札が始まり改札口に近づいていくと切符と身分証確認は無くそのままホームへ行けてしまった。乗客が多くて面倒で止めたのか?とにかく改札口は突破した。

T27次 硬臥で蘭州→ラサ

tibet_036ホームへ出るとT27次が停車している。乗車する時は切符の確認だけで全く問題は無かった。

tibet_037そういえばラサ行きの列車に乗車する時は健康カード(旅客健康 登记卡)を提出しなければいけないみたいだが要求もされなかったし提出もしていないな。

tibet_038それに、切符買った時に貰っていないし。

tibet_039

tibet_040乗車して定刻通り1521に列車が発車すると乗務員が切符を換票証と交換に来た。寝台の場合は乗車すると切符を換票証と交換して下車駅が近くなると乗務員が換票証を切符と交換してくれる。この時、もし寝ていても叩き起こされるので寝過ごす心配は無いのだ。

列車はラサへ向けて走り出し次の停車駅は西寧だ。西寧を過ぎれば青蔵鉄道の区間に入る。列車には乗車できたがまだ油断はできない。しかし、既に問題が発生していた。自分は中段の寝台なのだが姉ちゃんに占領されている。文句を言ったら「上段が空いている」とかほざいてくる。上段は中段より料金が安いのだが・・・。

通常の状況なら換票証を見せて正当な権利を実力行使するのだが、今は問題を悪化させて乗警にも来られたら非常に困るので「大事の前の小事」という事で引き下がる。西寧を過ぎて夜になった。一眠りしようかと思ったが硬臥の上段は下から何をしているかよく分からないというのに気がついた。

そこで、車内で日記を書く事にしたのだ。西寧を過ぎてから何度か車内放送で寝台に空きがある事を告げており、どうやら春運期間中といってもラサ行きの列車は西寧からは空いており切符が買いやすくなっているようだ。硬臥や軟臥は旅行会社が買占めていると思っていたが冬の閑散期とチベット騒乱後の外国人への規制が厳しくなって売れ残りが発生しているのか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 3.5元
鉄道 537元 硬臥 蘭州→ラサ
合計 540.5元

タングラ峠を越えてチベットへ

tibet_0410830頃、目が覚めた。外の状況からしてゴルムドを通過していたようだ。ゴルムドを通過したので何だかラサに行けそうな気がしてきた。という事で、自粛気味であるが車内探検を開始する。

tibet_042ラサ行きの列車という事で車内にはチベット語の表記も見受けられる。そして、ラサ行きの列車に使用されている車両は25Tになりカナダのボンバルディアと中国南方客車の2種類がある。最高速度は160km/hで、海抜5000m以上のタングラ峠を越えるので車内の気圧を保つために航空機と同じ与圧装置が装備されている。

tibet_043ゴミ箱いっぱいやな。

tibet_044更に環境に配慮した設計になっておりトイレは垂れ流し式でなくタンク式になっている。因みにトイレの窓は少し開けられるようになっており与圧装置の意味があるか少々疑問だ。

tibet_045ここは洗面台で220Vのコンセントもある。

tibet_046それと給湯器がカップ麺の容器を置く事を前提に作られているようで水筒は置き難い。

tibet_047タングラ峠へ向かう途中ではチベットカモシカを見る事が出来たが旅行会社のHPに出ているようなチベットカモシカの大群に遭遇する事は無かった。

まあ、現実はそんなものだろう。それに旅行会社は派手に宣伝しないとツアー客が集まらないだろうし・・・。昼頃、タングラ峠を越えてチベット自治区へ入るが世界一高い場所にある唐古拉駅(海抜5068m)には停車せずいつの間にか次の扎加藏布を通過していた。

ラサには2000到着なのでまだ8時間の乗り鉄という事になる。この8時間は長い。硬臥の乗車率は半分以下なので動き回ると目立つので大人しくしているが、列車に旅行会社の人間が乗車しており「ホテルは予約しているか?」「ガイドは要らないか?」とか訊いてきたりするのでヘマしないように追い払うのが大変だ。

ラサ到着

tibet_0481950頃、ラサに到着する。定刻より10分ほど早く到着した。

tibet_049出口では切符の確認だけで問題なく外に出られてしまった。

tibet_050駅の外にはシガツェや山南、八一への車が待機しており客引きが多い。

tibet_051自分はラサ市内へ行くので客引きを無視してバス乗り場で89路のバスに乗車する。とりあえず終点の公交公司まで乗りGPSを頼りに徒歩で拉薩東措国際青年旅舎を目指す。GPSだと1km弱なのでそれほど遠くないが、1つ手前のバス停で降りていた方が近かったようだ。

拉薩東措国際青年旅舎がある北京東路へ出て周囲を確認しながら歩くとバックパッカーの溜まり場であるバナクショー・ホテル(八郎学旅馆)を見つける。バナクショー・ホテルの近くにあるはずなので すぐそこのようだ。

tibet_0522100頃、拉薩東措国際青年旅舎に到着。ドミトリーは空いていたのだが料金表見ると会員でもなくても15元になっていた。面倒で会員でも非会員でも同じ料金にしてしまったのか?まあ、とりあえず3泊する事にするが登記する際に入境証があるか聞かれたが「听不懂」を連発して乗り切る。

賓館によっては入境証が無いと宿泊拒否があると聞いていたがユースホステルは大丈夫なようだ。で、部屋は12人ドミで日本人が1人いた。A先生はダラムサラでチベット語を勉強したそうでチベット語が話せるそうだ。A先生も入境証なしでラサに来たそうだがラサの公安は1週間しかビザ延長してくれないそうでビザ期限5日前に公安へ行っても西寧とかで延長するように言われて追い返されるそうだ。

通常ならビザ期限5日前から延長手続が出来るがラサは大人の事情で違うようだ。おまけにビザ期限当日を狙ってラサの公安で延長すると申請日から1週間延長でも2日後受取りなので実質5日延長になってしまうようだ。しかも、しっかり160元取られるとの事。

それに何時規定が変わって延長不可になるか分からないから、これならゴルムドか西寧で延長したほうがいいな。A先生はラサには何度か訪れた事があるようで近くに安い食堂があるか聞いたら、近くのチベット族の店にあるという事で連れて行ってもらう。チベット族の店でトゥクパを食べるがこれがなかなか美味しい。そして、A先生はおばちゃんと普通にチベット語で会話している。凄すぎる!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 4元
宿泊費 45元 1泊15元×3
バス 1元 路線バス
合計 51元