D415次 二等座で蘇州→上海
10:00頃、蘇州浮生四季国際青年旅舎をチェックアウトしてバスで蘇州駅へ向かう。10:15頃、蘇州駅に到着して切符売場へ向かう。
第一售票处までは少し離れているので近くの当日券の切符売場に並びD列車の切符を購入しようとするが1人前で11:16発のD413次の切符が売り切れて12:26発のD415次の切符になってしまった。1時間余計に待つのか・・・。もう少し早く出ればよかった。待合室で2時間待って12:15頃に改札が始まる。
ホームで列車の到着を待つが発車時刻の12:26を過ぎても列車は到着しない。12:30になってようやく到着する。
上海大隠国際青年旅舎
上海での第一候補の宿は今月開業したばかりの上海大隠国際青年旅舎だ。まずは上海の公交IC卡の残額が無いので50元補充して上海駅から地下鉄4号線で浦東大道駅へ移動する。路地裏にユースホステルがあって見つけるのに手間取ったが14:30頃に到着する。
とりあえず4泊することを考えていたのだが、ドミが既に予 約で混雑しているようで日替わりで部屋を移動ならドミには泊まれるという事だったので、こちらとしては泊まれれば問題無しである。それに会員だとドミは4/10までは「住一天送一天」というキャンペーンをやっているし・・・。「住一天送一天」というのは簡単に言えば「1日泊まったら、もう1日おまけ」というやつだ。会員は1泊45元なので2日泊まれば実質1泊22.5元だ。上海でこれは滅茶苦茶安い!
で、部屋は窓無しの4人ドミで部屋に荷物が散乱しており状況からしてこれは・・・。人民ドミのような・・・。因みに対面の部屋は窓付きの6人ドミで白人さんが快適そうに宿泊している。部屋によって客層がかなり違うのか?
人民パンツ一丁
夜寝ていると暑くて目が覚める。人民3人が帰ってきてエアコンを30度に設定してフル稼働させているようだ。さすがは人民!春になっても真冬並みの体制でエアコンを使っている。せめて使うなら設定温度を下げろよ。というか、人民3人ともパンツ一丁だよ。
1人はPSPで遊んで、1人はDVDを見て、1人は音楽を聴いている。人民3人がパンツ一丁(3人ともブリーフ)でくつろいでいる光景をユースホステルで見る事になるとは・・・。人民がパンツ一丁でいるのは夏に招待所や旅社で見る光景だと思っていたが・・・。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 10元 | |
宿泊費 | 90元 | 1泊45元×2 |
鉄道 | 26元 | 蘇州→上海 |
地下鉄 | 4元 | |
バス | 1元 | 路線バス |
合計 | 131元 |
欽賜仰殿
11:00頃、徒歩15分ぐらいの所にある欽賜仰殿へ行ってみる。欽賜仰殿は上海でもかなり古い道教寺院で言い伝えだと三国時代に呉の孫権が母の呉国太の為に建立したとか。
記録上は明の万暦年間(1573-1619)に金師娘殿として建立され、清の乾隆35年(1770)に現在の欽賜仰殿の名になった。
文化大革命時に破壊され1983年から再建が始まり現在は東岳大帝を祀り東岳殿、三清殿、城隍殿などがあり600余の神像が祀られている。孫権が建立したと あるが、関羽が周倉と関平と一緒に祀られていたが孫権は見当たらず。
てんやと台湾料理
18:40頃、batayan先生がユースホステルを訪ねて来てくれた。19:00頃に来られると思っていたので外へ出る準備を全くしておらず。地下鉄で人民広場の隣の大世界へ行き、ここでてんやの天丼を御馳走になる。てんやの天丼なんて何年ぶりだ?それにしても上海にてんやがあるというのも凄い。
ここで、batayan先生の知り合いのK先生が合流して一緒に台湾料理の店へ向かう。その途中でbatayan先生が1元拾う。この暗い道で1元見つけるとは凄い!で、1元貰ちゃった。この1元は上海を出る時の食料に使おう。
そして、台湾料理の店に到着。ここの店は料理は勿論美味しいのだが従業員の接客もしっかりしている。中国だと従業員の接客はかなり酷い物なのだが、ここは従業員教育がしっかり行き届いているので文句無しだ。台湾料理を食べながら batayan先生とK先生と話をするがK先生も何やらbatayan先生と一緒に北の国がらみの武勇伝を持っており、かなりの猛者らしい。
それに仕事辞めてユーラシア横断をしたいとか言っており何やら心中では色々計画を練っていそうだ。09:30頃に店を出てK先生と別れbatayan先生とタクシーで 地下鉄4号線の大連路駅まで行く。ここでbatayan先生を別れて地下鉄で浦東大道駅へ向かう。
同じドミの人民はサル
22:30頃、ユースホステルに戻ったが部屋には誰もおらず明かりは点けっ放し、エアコンは設定温度30度で稼動中で常夏の環境が用意されていた。同じドミの心優 しき3人の人民たちが夜風に当たって帰ってくる小日本を心配して部屋を暖かくしてくれた様だ。・・・。そんな事は絶対に無いだろっ!何だこの人民どもは! 宿代払ったら電気水道使い放題だと思っているのか?
こいつらの頭の中には「節約」という言葉は無いのか?すまん!人民どもの頭の中に「節約」という言葉が無いからこういう状態なんだな・・・。人民どもの頭の中には「浪費」の2文字があるだけだな。どうして、誰もいない部屋でエアコンをフル稼働させる事が出 来るんだ?こいつら、はっきり言ってサルだ!
共産党はちゃんと人民どもを調教しろよ。こいつらが浪費するから毎年、上海は夏の電力需給が逼迫するんだろ! 共産党は人民どもを調教できないなら数を減らせ!人民多すぎなんだよ!教養とか礼儀とかを身に付けた人民が多いのなら文句は無いんだ。
でも、サルが多いのは困るんだよ!このサルどもを何とかしたいのだが自分はサルを調教した事が無い。
いや、仮に「浪費は良くない。」「中国の資源を節約しよう!」「共産党と共に节能(省エネ)社会を実現しよう!」と説教してもジャイアンが「のび太のくせに生意気だぞ」と言う感じで「小日本のくせに生意気だぞ」というのは確実、他にも定番の「日本軍は南京で何をしたのか知っているのか?」「俺の親戚は日本軍に殺された。」とか言ってきそう・・・。人民は都合が悪くなると歴史問題にすり替える傾向が強いからな・・・。明日は別のドミへ移れるか訊いてみよう・・・。
机にはサル人民は物しかない。綺麗に使うとか共有スペースという概念が無いらしい。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 7元 | |
地下鉄 | 7元 | |
合計 | 14元 |
七宝古鎮
07:30頃、人民どもの携帯電話が五月蝿くて目が覚める。こいつらと関るのは嫌なので、さっさと出かける。地下鉄4号線で上海体育場へ移動して92路のバスで七宝古鎮へ向かう。しかし、ここでおのぼりさんの自分は重大な過ちを犯していた。
実は七宝古鎮の近くには地下鉄9号線の七宝駅があったのだ。わざわざ渋滞するバスに乗る必要は無かったのだ。
10:30頃、七宝古鎮に到着する。七宝古鎮は朱家角ほどの規模や知名度ではないが地下鉄で簡単に行けるほど上海市内から近いので最近人気急上昇の古鎮らしい。
中華式キヨスク
昼頃、地下鉄9号線で宜山駅に到着する。ここで、4号線に乗り換えるのだが3号線と4号線に乗り換える場合は地上の連絡通路を通るのだが、この連絡通路は 外部とは金網で隔たれているだけなので金網越しで人民たちが商売をしているのだ。
営業許可とかは勿論取っていないというかやったもん勝ちなのだろう。こういう場所を見つけて商売をする人民はさすが商売の才能がある。でも、公安は見て見ぬ振りなのかな?それともショバ代を徴収しているのかな?ショバ代はこの地区担当の公安の懐に入るのかな?まあ、人民たちはいつでも逃げられるように店舗はリヤカーになっている。
日本だと営業許可や道路の使用許可などが必要だが中国はやったもん勝ちか?
浦東賓家国際青年旅舎
昼頃、ユースホステルに戻ると老板が険しい表情で「予約客で一杯で部屋が無いんだ。別の宿を探してくれないか?」とか言ってくる。予約取りすぎて部屋のやりくりが つかない様だ。偏見だが中国人のおのぼりさんはこういう時は「賠償金を要求する!」「慰謝料払え!」とか大騒ぎするのだろうな。
まあ、自分は別のユースホステルを探せばよいので「すぐ出ますよ」と返答したら老板の表情が良くなった。自分はそれほどサルじゃないから騒いだりはしないのだ。それにしても予約一杯とは人気があるな。
で、ドミに戻ると人民3人組が荷物をまとめている。こいつらも追い出されるようだ。さっさと荷物をまとめて上海大隠国際青年旅舎をチェックア ウトする。地下鉄4号線と2号線を乗り継いで東昌路駅近くの浦東賓家国際青年旅舎へ行く。
1330頃、浦東賓家国際青年旅舎に到着して8人ドミに泊まる事にする。浦東賓家国際青年旅舎はCaptain Hostelの系列店だ。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 15元 | |
宿泊費 | 105元 | 1泊35元×3 |
地下鉄 | 11元 | |
バス | 1元 | 路線バス |
合計 | 132元 |
朱家角
07:30頃に起床して地下鉄2号線と1号線で上海南駅へ向かう。通勤ラッシュの時間帯であったが08:30頃、上海南駅に到着する。
駅の南にある路線バス乗り場で30分ほど朱家角行きの上朱線のバスを待つが途中の青浦区までの区間車ばかりで朱家角行きのバスが来ない。待つのが嫌になったので青浦区までの区間車に乗車して途中まで行く事にする。青浦区からは青浦汽車站から周荘行きとかのバスが朱家角を通るのでこれに乗り換えれば問題ないだろう。
しかし、上海は渋滞や割り込みが酷いし、運ちゃんは急発進、急停車を繰り返して危ない。こんな運転だから車酔いをする人民が出る事を予想してか、乗車口にはゲロ袋が用意されている。
そして、ゲロ袋を取りに来る人民がいる。文明社会に慣れていない人民には路線バスと言えども大変なようだ。まあ、運ちゃんの運転が酷いから途中から乗って来て席の無い婆さんが急停車で見事に床に転んだ。
そして、すぐに近くの兄ちゃんが助け起こして席を譲った。兄ちゃん偉いやん!中国人は何故かバスの車内で老人に必ずと言っていいほど席を譲る。日本ではまず見られない光景だ。
中国人の敬老精神は本当に敬服させられる。これだけは中国人が世界に誇れる事だと思う。でも、どうして敬老精神はしっかりしているのに痰吐き、割り込み、浪費、腹出し、ぼったくりとかは止められないんだ?孔子が草葉の陰で泣いているぞ!
青浦区に到着したのは10:30頃、ここから朱家角行きのバスに乗車して11:00頃、朱家角に到着する。
朱家角は上海の定番観光地として不動の地位を確立している水郷古鎮だ。
2006年12月に大阪から上海に上陸して上海観光でこの朱家角を訪れているが当時ド素人だった自分は上海体育場にある上海旅游集散中心から旅游バスで朱家角へ行ってしまった。
しかも、正直に入場券なんかも買っていた。おまけに城隍廟で は地元民が扮する糞占い師に10元もくれてやったりと思い出すだけでも腹が立つ!朱家角には良い思い出が無い
因みに現在の朱家角は入場券を買わなくても 古鎮の中には入れるようになっている。但し、古鎮内の大清郵局とかを見物する場合に入場券が必要だ。
どうも、朱家角では観光をしているという気分ではない。土産物屋とかを見ていても、「こいつらにぼったくられてたまるか!何も買わねえぞ!」と人間不信になっている。
まあ、今回は朱家角観光では無く「路線バスで朱家角へ行く方法」を調べに来たのだ。
朱家角汽車站の対面にあったイスラム食堂で昼食を済ませて上朱線のバスで上海南駅へ戻るつもりだったがバスが来ないので13:00頃、人民広場へ行く沪朱線のバスに乗車する。
正確には人民広場近くの老成都北路大沽路へ行く。15:00頃、老成都北路に到着、10分ほど歩いて人民広場に到着。あとはユースホステルへ戻るだけ。
人民トイレの水流せよ
夜になってHP作成をしていると同じドミの人民がトイレで小便をしている。ここのユースホステルはドミにもトイレとシャワーが付いているのだが、人民がトイレから出てきた。でも、水を流した音がしない・・・。そして、自分が糞をしに行くと便器の中の液体は透明ではなく黄色になっていた。やっぱり水を流していなかったようだ。
因みにここのドミには他に白人が3人ほどいるが、3人とも夜遊びに出かけているようだ。それにしても、今回の上海滞在で少し分かったのだが上海のユースホステルに宿泊する中国人はおのぼりさんの様でかなりオサルさんに近いようだ。
まだ、4日しか上海に滞在していないが4人ドミで自分以外は人民全員パンツ一丁とかトイレの水を流さないとかだとサルとしか思えない人民にしか遭遇していない。まあ、上海まで観光に来る中国人はおのぼりさんだから当たり前なのか?
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 17.5元 | |
地下鉄 | 1元 | |
バス | 17元 | 路線バス |
合計 | 41.5元 |
上海鉄路博物館
08:00頃、地下鉄2号線と4号線を乗り継いで宝山路駅へ向かう。今日は上海鉄路博物館で鉄分補給をするのだ。08:55頃、宝山路駅の南にある上海鉄路博物館に到着する。開館時間は09:00なので周辺を散歩して時間を潰す。
09:05頃、上海鉄路博物館の前に戻ってきた。10元で入場券を購入して、 まずは屋外展示されている米国製KD7型蒸気機関車から見物するが、突然雨が降り始めて館内へ非難する。
雨が降ってきたのでは仕方が無いので外の蒸気機関車は後回しにして館内を見て回ることにする。
展示内容は上海周辺の鉄道の歴史を紹介しているのだが、雲南 鉄路博物館と比べると残念ながら濃い内容とは言えない。
でも、屋外展示の蒸気機関車にはレール幅60cmの米国製SN26型があったりする。10:30頃、雨が止んでいたのでユースホステルへ戻る事にする。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 18.2元 | |
地下鉄 | 8元 | |
上海鉄路博物館 | 10元 | |
合計 | 36.2元 |
東方明珠塔でおのぼりさんを観察
10:30頃、上海の定番観光地である東方明珠塔へ行く。その前に黄浦江へ行き対岸にある外灘を見物するのではなく、外灘を見物する観光客を観察する。
上海では外灘や東方明珠塔を観光する中国人は外地人で、特に田舎者らしい。ようするにおのぼりさんという事だ。但し、田舎者といっても観光で上海に来ているので金持ちの部類には入るようだ。でも、何か雰囲気が微妙に違う。田舎者のオーラを出しているのだろうか?
11:00頃、東方明珠塔にやって来た。もちろん、東方明珠塔なんて見物する気は無い。東方明珠塔を見物に来たおのぼりさんたちの見物に来たのだ。記念撮影とかしているので、おのぼりさんというのは一目瞭然だ。でも、ここではおのぼりさんより入場券売場の前にいるダフ屋だかガイドの売り込みの方が凄かった。
上海駅で自動券売機導入される
12:30頃、上海駅を訪れる。上海駅でも自動券売機が導入され窓口に並ばなくてもD列車の切符が買える様になったのだ。でも、今頃自動券売機の導入かよ!言っちゃ悪いが台湾は高鉄と台鉄の両方で自動券売機を使って切符を買えるぞ!中国の切符販売システムは台湾にかなり遅れをとっているな。
中国ならやる気になれば2、3年で全国に自動券売機を導入できそうなのだが・・・。何年後に全列車の切符が自動券売機で買える様になるかな?
上海の地下鉄
帰りに地下鉄での人民たちの乗り降りの様子を撮影してみるが上海では「先に降ろして後から乗る」という事が実践出来ていないようでマナーが悪い。2010年の上海万博まで1年なのに大丈夫だろうか?
北京オリンピックの時は1年以上前からバス停に動員されているかもしれないボランティアのおばちゃんたちが人民たちを並ばせるように調教していたが、上海では地下鉄の駅、バス停の両方でそういった光景が見られない。中国政府は今更人民たちを調教しても無駄だと判断しているのか?
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 12.9元 | |
地下鉄 | 7元 | |
合計 | 19.9元 |
上海駅へ切符を買いに行く
09:30頃、部屋のドアをノックする音がするので、いつもの様に掃除のおばちゃんだと思って無視していたら何度かノックする音がするので誰かと思ったら蘇州先生の突然の訪問であった。泊まっている所がどんな所か見に来たとの事で、ちょっと話をして自分は上海駅に切符を買いに行こうと思ったら蘇州先生も切符を買う必要があるようで一緒に上海駅へ向かう。
そして、蘇州先生は軟座切符の専用売場でD列車の切符を購入する。4/1のダイヤ改正で4桁のD列車が登 場するのだが蘇州先生が買った切符は4桁のD列車だ。おまけに一等座だ。
で、自分は上海駅の東にある切符売場で北京行きの農民工専用列車になっている1462次の硬座切符(88元)を購入する。初めはZ列車の切符を買おうと思っていたが上海→北京のZ22次は硬座は無く軟座と軟臥だけで軟座だと283 元でかなり高いのだ。
切符を買い終わって蘇州先生と上海駅の北側を散歩というか見物する。上海駅の北側は再開発中で各地で建設工事が行われている。そして、上海駅の北側は治安がかなり悪いらしいというか上海の雰囲気がしない。
偽タバコが売られていたり、乞食がいたりして何でもありの世界で外地人ばかりで危険な雰囲気が漂っている。まあ、北斗の拳の世界をしょぼくした感じかな?人民広場周辺の大都会とは大違いだ。壁は電話番号の落書きと性病科の貼り紙ばかり。
しかし、2、3年もすれば上海駅北側も高層ビルやマンションが立ち 並ぶ大都会に変わるのだろう。それと、大統路茶葉批発市場が再開発に伴い移転して上海国際茶城としてオープンしていた。
昼頃、ユースホステルの近くで蘇州先生にイスラム食堂で昼食を御馳走になる。昼食後にスーパーで買い物をしてユースホステル戻る際に蘇州先生がここから金茂大厦、上海環球金融中心の上海を代表する2つのビルが見える事を教えてくれる。
更に東方明珠塔も見えるので、この場所は凄いようだ。13:00頃、蘇州先生は所用で帰られ自分は部屋でネットをしながら、1500頃に来られるkunshan先生を待つ。
巴国布衣で四川料理と変臉
15:00頃、kunshan先生が訪ねて来られ、今日は四川料理をご馳走してくれるとの事。夕方まではまだ時間があるのでそれまでユースホステルの近くに kunshan先生が利用している足裏マッサージ店へ行く。
念の為に書いておくがちゃんとした足裏マッサージだ。化粧の濃い姉ちゃんによるチンコにマッサージではない。このマッサージ店は大量の日本の漫画が置いてあり漫画を読みながらマッサージが受けられるのが売りとの事。漫画喫茶は知っているが漫画マッサージがあるというのは知らなかった。
1時間ほど足裏マッサージを受けながら史記を読む。もちろん、横山光輝のだ。足裏マッサージを終えて17:30 頃、四川料理店の巴国布衣に到着する。
kunshan先生曰くここのお勧めは料理ではなく変臉で有名な四川省の川劇表演との事。ここでは四川省の川劇が見られるのだ。
もちろん料理も美味しいです。これは蟹黄豆花。
川劇は19:30頃からなので、それまでゆっくり料理を食べる事になる。数品の料理を注文するが、いづれも1品で自分の1日の食費を越える高級品ばかりだ。今後食べる機会はまず無いだろうからしっかり食べるが、量が少し多かったようだ。
kunshan先生は限界に達したようで箸を置いて変臉が始まるのを待っている状態だ。自分は残さない様に頑張って食べたのだが、やはり自分の胃袋は限界に達しており少し残してしまった。
1945頃、川劇が始まるようで舞台が見やすい階段に客が集まっている。19:50頃、川劇が始まり盛り上がってきた。
自分は変臉を見るのは初めてであり、これはかなり面白い。kunshan先生が料理より変臉がお勧めというのには納得である。役者さんが舞台から客席に来ると白人さんたちが特に大喜びで握手や記念撮影をしている。自分としてはお客さんが大喜びしているのを観察するのがかなり楽しい。
役者さんは握手攻めや記念撮影で大人気だ。これは「後楽園遊園地で僕と握手!」状態になっていると言って良いだろう。因みに自分は後楽園遊園地でヒーローショーを見た事はありませんが上野動物園でパンダを見た事はあります。
役者さんがお客さんの前で変臉をしたりしてお客さん大喜びで店内の盛り上がりは最高潮に達する。変臉は本当 に凄い!さすが五千年の歴史がある中国、凄いとしか言いようが無い。川劇が終わり暫くするとお客さんが帰り始める。皆、川劇の変臉が目当てで巴国布衣に来ているようだ。
で、会計となり金額は225元で凄い金額になっている。でも、ここに来るお客さんは料理の料金というより川劇の変臉の料金と考えているようだ。巴国布衣を出てkunshan先生の車でユースホステルの近くまで送ってもらう。今日の変臉は凄かった。変臉を見て喜ぶお客さんの姿も凄かった。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
鉄道 | 88元 | 硬座 上海→北京 |
地下鉄 | 7元 | |
合計 | 95元 |
籠もる
今日は夕方まで籠もる。18:30頃に夕飯の約束をしていた蘇州先生と合流。沙鍋をご馳走して貰う。いよいよ明日は上海を離れて農民工御用達列車で北京へ移動する。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 2.9元 | |
合計 | 2.9元 |