昆明~海口~広州 鉄道・バス・フェリー旅行記

市場で包子を買うが・・・

10:00過ぎに近くの市場に朝食を食べに行くが、市場で客と店の主人が喧嘩しているのに遭遇する。客は携帯で110番通報していて周りの野次馬も騒いで いる。警察が到着するのに時間がかかるだろうから先に朝食を食べに行く。朝食を食べたあと市場で包子を買うが、店の人に「中国人ですか?」と聞かれたので 「違いますよ。」と答える。すると店の人が「日本人でしょ。」と聞いてきたので「そうですよ」と答える。

店の人は「どうして中国語が話せるの?」などと聞いてきたりして雑談を少しする。店の人は日本人が珍しいのか、それとも日本人だと当てたのが嬉しかったのか、周囲に「この人、日本人ですよ」と言い始める。こちらとしては周囲に大きな声で教えないで欲しいのだが、店の人は非常に気分が良いようで包子を4個おまけしてくれた。

今までは日本人と分かると「日本鬼子、東洋鬼子」と言われてきたが、今日は中国で初めて日本人で得をした。宿へ戻る途中で先ほどの喧嘩の現場を通りがかったら警察が事情聴取をしていた。ちょっと見物して宿へ戻り南寧への出発準備をする。

2056次で南寧へ

2056_0111:45過ぎに昆明大脚氏国際青年旅舎をチェックアウトして昆明駅へ64路のバスで向かう。

2056_0212:30頃に昆明駅に到着して待合室で3時間ほど待つ。

2056_0315:30頃に2056次の改札が始まり乗客が一斉に2番ホームへ走り出す。発車時間は15:53なのだが荷物の置き場所とかの確保で必死だ。

2056_04春節と重なったせいか後方の車両には「加1」「加2」と増結車両がある。どうやら、相当の混雑らしい。

2056_05列車に乗り込むと予想に反して綺麗な硬臥の車両である。KやTの列車ではないのでオンボロ車両と思っていたが今までで一番綺麗である。

2056_08

2056_09

2056_10荷物の置き場所を確保して発車時間を待つ。

2056_0615:53に定刻どおり発車して南寧を目指す。18:00頃に石林駅に到着する。

2056_07石林駅は駅周辺も岩だらけで石林の名の通りの風景が広がる。石林を発車して19:30頃には日没になる。外は真っ暗で何も見えないので寝ることにする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
バス 1元 路線バス
合計 11元

南寧に到着

2056_1105:01に南寧駅に到着する。南寧は既に暖かく雲南とは気候が違っており南寧の冬はもう終わったようである。駅周辺は早朝なのに人で溢れているが、これ は春節だからだろうか?自分も他の客と一緒に切符売場へ向かい海口方面の列車を探すが湛江行きの列車が海口の一番近くに行く列車のようだが発車時間が昼過 ぎと遅いので諦めバスで海口か海安を目指すことにして、江南客運站へ移動する。

05:30過ぎに江南客運站に到着するが、すでに切符売場には行列 が・・・。時刻表を確認すると海安行きのバスが一番早く出るようなので切符を購入し待合室で時間を潰す。それにしても朝早くからこんなに人がいると は・・・。

海安、海口へ

bus01海安行きのバスは08:00発なのだが時間が近づいても改札が始まらない。

bus02他のバスも同じような状況で待合室に人が溢れ、改札を待ちきれない乗客が窓から 乗り場へ出て行くほどだ。

bus03発車時間になって海安行きの改札が始まり08:15にようやく海安行きのバスが発車する。

bus04約8時間かけて16:30頃に海安港にバスが到着。すぐに海口行きのフェリーの切符を購入するが出港が18:00で1時間半も時間がある。待合室で仕方な く時間を潰す。17:50頃に改札が始まるが割り込みの客に並ぶように行ったら逆ギレされてしまうが割り込み阻止に成功する。18:00定刻どおり出港。

fune01 海口に近くなる頃には日没を向かえる。19:40に海口新港に入港。海南島に到着である。それにしても、海口は暑い。2月なのに半袖の人がいる。

初めて宿泊拒否に会う

海口に到着したが宿を探さなければならない。とりあえず見つけた旅館で聞くと部屋は空いていたが、日本人だと伝えると「日本人は賓館じゃないと泊まれない よ!」と初めて宿泊拒否に遭遇。次に招待所に行き部屋と料金が決まり、パスポートを見せると宿の管理人のおっちゃんが困った顔で「外国人を泊めてよいか確 認を取らなければならない」と言い、こちらが「日本人はダメなのですか?」と聞くと「日本人だけでなく、アメリカ人でも同じなんだよ!」との返答、さらに 「公安局に届けを出さなければならない」「無届けは罰金がある」などいろいろ説明をしてくれて、老板に確認の電話を入れて泊まれる事になった。今日の宿は 青島人旅館であり1泊30元でトイレ付、但し水は桶で流すやつです。今回の宿泊拒否で海南島での安宿確保は公安局が厳しくて難しいと分かった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
宿泊費 30元
バス 2元 路線バス
バス 142元 南寧→海安(保険料込)
フェリー 38元 海安→海口(保険料込)
合計 222元

五公祠へ行ってみる

haikou0108:30頃に海口新港で船の確認をしてみると秀英港から広州行きの船が出ていることがわかる。秀英港の場所を確認するついでに五公祠へ行ってみることに した。09:00前に海口新港から14路のバスに乗車。09:30頃に五公祠で下車する。入場料が20元するので入口だけ見学して秀英港を探すことにする。

バス停で路線を確認していると1路のバスのバスの車掌さんが「秀英港!秀英港!」と叫んでいる。1路のバスは秀英港まで行くようなので乗車する。30 分ほどすると終点に到着したようで降ろされる。とりあえず周辺を歩いてみるが港の位置がわからない。まあ、宿に戻ったら地図で確認すれば解決するので再び 1路のバスに乗車する。途中で海口新港からの22路バスに乗換えができる区間があったので22路に乗換えて開港新港に戻る。

haikou02まだ昼前だったので近くの食堂で米線と紅焼狗肉を食べる。この旅で3度目の犬肉料理である。ここの食堂の犬肉はちょっと硬めだった。昼食を済ませ宿に戻る と宿のおばちゃんに「今日出て行くの?まだ泊まるの?」と聞かれ、「すぐ出て行きますよ」と返答する。すぐに荷物をまとめて出発準備をする。12:45頃 に宿のおばちゃんに「チェックアウトしたいのですが」と言おうとしたら、ちょうど家族そろって昼食中だった。

おばちゃんと老板が「チェックアウト?行って いいよ!」と一言。どうやら部屋の確認とかはしないようだ。さらにおばちゃんが「どこに行くの?」と聞くので「広州に行きます」と言うと、「三亜に行った の?」と聞くので「三亜は行ってません」と雑談が始まる。少し雑談をして青島人旅館を離れる。

海口からフェリーで広州へ

haikou0313:00頃に海口新港から22路のバスと1路のバスを乗り継いで秀英港の近くまで行く。地図を確認しながら徒歩で15分ほど歩いて14:00頃に秀英港 に到着。秀英港ではバスの客引きが待ち構えており「どこまで行くの?広州?南寧?」と聞いてくるがバスが高いことは海口新港で確認しているので無視をす る。広州行きの4等乗船券を100元で購入する。春節で混雑しているから売り切れかもしれないと予想していたが意外にも出港2時間前でもあっさり購入でき た。

haikou04フェリーは料金が安いのが魅力でバスだと倍近くの料金だから非常に安い。まあ、欠点は時間がかかることぐらいだ。まだ、2時間ほど時間があるので近くの店で椰子の実を購入する。その場で穴を開けてもらうが穴を開ける鉈は洗ってなさそうなので、また腹を壊すかもしれない。価格は2元で硬貨で払おうとしたら受け取り拒否をしてきた。「硬貨は路線バスで使えないからダメ」というのが理由だった。ちょっと腹が立ったので1元札を持っていても出さずに20元札で 支払いをする。

haikou0615:30頃に改札に人が並び始めたので列に並ぶが、そのまま出港時間の1600を過ぎる。乗客が座り込んだりして待っているが一向に改札は始まらない。 17:00になってようやく改札が始まる。

haikou07乗船して船室に荷物を置く。4等船室はバックパッカーにぴったりの船室であった。寝床にはゴザが敷いてあり、枕 と掛け布団があるだけだ。この旅で初めでゴザで寝ることになった。

haikou08すぐに出港するかと思っているとなかなか出港しない。時間だけが過ぎていき18:00になる。船内を探検してみると日本語の船内地図を発見する。どうやらこの船は日本の中古船のようだ。おお腹も減ってきたので夕食はちょっと奮発して船のレストランで食べることにする。

haikou09しかし、実際はレストランではなく快餐 であった。値段も「これで15元かよ!」と突っ込みを入れたくなる量であった。まあ、日本でもスキー場とかでは異常に物価が高いが中国はその程度では無かった。夕食を済ませるがまだ出港していない。船内放送で公安局の許可が出ていないとか言っているのが聞き取れたので何か問題がることだけはわかった。 19:00頃に船から車が1台降ろされていくのが確認できた。どうやらこの車が原因のようだ。19:30になって、ようやく椰香公主号は秀英港を出港する。3時間半遅れの出港だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 28元
バス 7元
フェリー 100元 海口→広州
合計 135元

広州に到着

guangzhou0114:00頃に広州の南沙港に到着する。南沙港は広州の外れにあるため市内まで無料送迎バスがあり他の乗客と一緒に市内に向かう。15:00頃に市内に着き送迎バスを降りて路線バスで広州東駅へ向かう。15:30過ぎに広州東駅に到着する。

guangzhou02広州東駅は綺麗に整備され東京駅や新宿駅に肩を並べていると言って良いほど近代的である。しかし、駅周辺には安宿が見当たらず高そうなホテルが目立つ。少し歩いてみたが安宿がありそうな路地すらない。広州東駅での宿探しを諦め地下鉄で広州駅へ移動する。約30分ほどで広州駅に到着するが春節のため大混雑している。

昨日、椰香公主号でニュースを見ていた時に流れていた光景がそのまま目の前に現れた。正直この時「しまった!」と思った。よりによって一番混雑する時期で、しかも切符から宿代まで一番高い時期に広州に来てしまっ たのだ。宿探しのために駅周辺を探すがどこも満室や高額で泊まれない。このままでは農民工と一緒に駅前で野宿になるかもしれない。さすがに疲れているのに 野宿は避けたい。治安も公安、武装警察が厳戒態勢で警備しているが大丈夫か不安である。

宿の老板は小学生!?

guangzhou032時間ほど駅周辺を彷徨い客引きを無視し続けたが、日も暮れて夜になりそろそろ何とかしなければならない時に客引きに安い宿があるか聞くと一番安くて1泊 50元ということで部屋を見せてもらうが、一般の高層アパートの一室を数部屋にしている宿であった。怪しさ満点なのだが贅沢は言ってられず泊まることにする。しかも、宿の老板が不在で代わりに小学生の息子が管理人をしていた。一応は公安の許可は取っている宿のようで宿帳の記入があり小学生の小老板にパスポートを見せる。小老板はちょっと驚いていたが宿帳に記入をしていく。

もっと驚いていたのは客引きと宿泊客のほうだった。客引きはまさか外国人、しかも日本人を連れて来たとは思っていなかったようだ。宿泊客は「日本人ならお金があるでしょう」と言ってくる。小老板に宿代と保証金の計100元を払い部屋に荷物を置いて19:30過ぎに広州駅へ向かう。

広州駅で明日のアモイ、福州、杭州行きのいずれかの切符を確保したいのだがこの大混雑では残っているかもわか らない。窓口に並び聞いてみるがアモイは売り切れだが、杭州東駅までの切符が奇跡的に購入できた。何とか、明日の夜には広州から脱出できそうだ。一安心し て駅の混雑状況を見物する。

guangzhou04公安が巡回する横でこの混雑を写真に撮る。さすがにこの大混雑の状況は簡単に体験できないだろう。むしろ後先考えずに広州に来た自分も分かっていたら避け るだろうな。

guangzhou05駅周辺を見物して2030頃にやっと食事を取るが値段が高い。広州は食事代も余計にかかるようだ。早く脱出するのは正解のようだ。食事を済ま せ小老板の宿へ戻り明日の準備取り掛かる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17元
宿泊費 50元
鉄道 301元 硬臥 広州→杭州東
地下鉄 4元
バス 1元
合計 373元

桂林~南寧~昆明鉄道旅行記2007

桂林から南寧に移動

n801_040630頃に桂林駅近くの金府飯店をチェックアウトする。まだ夜も明けない中、100路のバスで北極広場で1路のバスに乗換え終点の始発火車站で下車す る。

n801_03始発火車站とは桂林北駅のことであり始めは良く分からなかったが桂林からの始発列車は全て桂林北駅からなので始発火車站と言うらしい。0700頃に N801次の始発駅の桂林北駅に到着。この頃には夜も明けていた。

n801_01N801次は桂林駅にも停車するのだが荷物置き場の確保と桂林北駅を利用したかったのでわざわざ早起きしてバスで移動したのだ。待合室で30分ほど待機してN801次に乗車。

n801_02バックパックの置き場を無事確保できた。0804に定刻どおり発車。約5時間かけて1300過ぎに南寧に到着。次は1810発の K393次に乗換えの為に改札口で待機である。

南寧駅で待機する次々と衝撃の光景が

k393_01改札口で待機するが春節と重なり駅は大混雑。とりあえず壁際に場所を確保しておとなしく待つ。電光掲示板を確認してどれぐらいで待合室に入れるか予想すると1530過ぎになりそうだ。約2時間半ほど改札口で待機する。その間に色々と見たくない光景を目にする。ゴミをポイ捨てする人民たち。ちゃんとゴミ箱が近くにあるのに何故かゴミ箱に捨てない。もちろん、ちゃんとゴミ箱にゴミを捨てる良識ある人民もいるのだがほとんどがポイ捨てをしている。中国政府が北京 オリンピックや上海万博に向けてキャンペーンをしているのだがほとんどの人民は政府の指導を聞かないようだ。ある意味でほとんどの人民は反革命分子だろう。一番酷いのが食べ終わって空になったカップ麺の容器を掃除のおばちゃんに投げつける女達。掃除のおばちゃんは怒っていたが、これには自分も腹が立った。

大人がこれだと子供も同じである。ホットドックを食べ終わった子供が棒をポイ捨て。親は注意しない。こんな子供では立派な共産党員になれないだろう。ゴミのポイ捨てがあるなら、所かまわずに痰を吐く人民もいる。あれだけ痰を吐くなと看板、ポスター、テレビで見るの何故か所かまわず痰を吐く人民たち。さらには乞食も現れて南寧駅で不快指数上昇の中で1530過ぎにようやく待合室に入る。

待合室では約2時間待てば乗車できるだろうと予想する。発車時間が近くなってくると待合室も混んでくるが、公安が身分証の確認をしているのは見つける。トイレに入って行く男まで追いかけてトイレの中で身分証を確認してい る。観察していくと男ばかり身分証の確認をしている。それも、一人一人確認している。だんだん自分の近くまで来て、いよいよ菊の御紋が入ったパスポートを出すときかなと思っていると何故か自分と周辺の男は身分証の確認がなかった。なんか無視された感じでがっかりしてしまった。いったいどんな基準で身分証確 認をしているのか気になる。1730過ぎにK393次の改札が始まりそうな気配なので並んで待つ。

いよいよK393次で昆明へ

k393_071740頃に電光掲示板に「開始検票」の文字が表示され改札口は大混雑。

k393_06改札が始まり改札口を通過すると皆一斉に走り始める。まだ、20分以上時間があるのに・・・。2番ホームに下りて8号車を目指す。

k393_08車掌さんに切符を渡して換票証を受取って車内へ。

k393_02荷物を寝台に置いてホームで饅頭とゆで卵を5元で購入。後は車内で発車を待つだけである。

k393_031810にK393次は南寧を定刻どおり発車。すぐに夜になり外 は暗闇。車内は30分も経たないうちに綺麗だった床にゴミが散乱している。なんといっても子供が向日葵の種とみかんを食い散らかすので酷い状況になる。親 は全く注意しない。親も一緒に食い散らかしている。

乗務員が後で掃除するからといっても酷い状況だ。どこかの都知事に因縁つけられたら何と言い返すのだろうか?これだと車掌さんたちは苦労するだろうな。饅 頭とゆで卵を食べて1930過ぎに就寝。2300過ぎに目が覚めるが車内は真っ暗。消灯のようだ。これだと泥棒が現れても不思議ではない。0600頃に起 床する。車内はまだ真っ暗。0700頃にやっと明かりがつく。

k393_040730にK393次は昆明に到着する。

k393_05列車を降りて出口へ向かう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5元
バス 3元
合計 8元

中国・ベトナム国境旅行記2007

南寧に到着

toukou010230頃に南寧(南宁)に到着していたが、当初は到着に気づかなかった。寝ている乗客もいたり食事している家族連れもいたので、どこぞのサービスエリア だと思いそのまま寝る。0530頃に運転手に起こされる。この時点で南寧に到着していたことを告げられる。他の乗客も下車していく。自分のバックパックは 降ろされ外に放置されていた。恐らく3時間だ。よく無事だったと驚く。

どうやら、南寧に到着してからバスターミナルの切符売り場(售票处)が開くまでバス が乗客の宿泊所代わりになっていたらしい。だから、南寧に到着しても起こされなかったわけだ。とりあえず、バックパックを担ぎ周辺を調査と行きたいがまだ 周辺は真っ暗。下手に動かないほうがよい。バスターミナルが江南客運站(江南客运站)ということだけ確認して、今後の行動を計画する。

中国とベトナムの国境地帯を目指すのだが東興(东兴)と憑祥(凭祥)のどちらにするかだ。鉄道なら憑祥なのだが駅までの交通手段が分からないので下手に暗闇を進んでも無駄に苦労するだけなので、このまま東興にバスで向かうことにする。東興から憑祥へのバスがあれば憑祥から鉄道で南寧に戻れる。まずは切符売り場で東興への直通 (快班直达)の切符を購入する。保険料込みで51元である。0720発なので待合室(候车室)で待つことにする。

国境の町「東興」へ

toukou020710頃に改札が始まりバックパックをトランクルームに入れる。0720に定刻どおり江南客運站を出発する。車掌からミネラルウォーターと新聞を貰う。 新聞を読んでいると南京で下着泥棒が捕まった記事があった。日本だけだと思っていたが中国にも変態がいることを知る。

0850頃に防城汽車站(防城汽车 站)で客の一部を降ろすのとトイレ休憩、0900に東興へ向けて出発。途中に公安の検問所があるものの人が居らず素通り。1030頃にバスターミナルの東興汽車總站(东兴汽车总站)に到着。すぐに憑祥へのバスを確認するが無かった。諦めて国境を目指すことにする。バイクタクシーの客引きを無視してバス停で 国境行きのバスを確認すると東興口岸(东兴口)の文字を発見!

toukou13バス停にいる間はバイクタクシーが数台停まり、「ベトナムに行くの?乗って行きなよ!」「2 元で国境まで乗っていきなよ!」と声をかけてくる。どうやら、東興汽車總站から東興口岸までのバイクタクシーの相場は2元らしい。では、バスは1元だろうと バスを待っているとバス停の標識には無い1路のバスが停車する。東興口岸行きのバスだったので乗車する。運賃は1元。しばらくして、東興口岸に無事到着!

toukou14そして、話には聞いていたが通行料の10元を支払い出国手続きの建物へ。出国カードを記入して出国審査の列に並び順番を待つ。いよいよ自分の番が来たのだ が日本人が東興からベトナムのモンカイへ行くなんて珍しいようで係官にパスポートの写真と比べられたり、パスポートを細かく調べられる。特にICチップが 入ったパスポートなのでICチップの部分を細かく検査している。

でも、東興にはICチップの読み取り機がない。まあ、ICチップなんてアメリカのテロ対策 で導入されているから中国はまだなのだろう。もしかしたら、係官はICチップ入りのパスポートを見たことがないのかもしれない。他の人たちは次々と出国していく中で、この出国審査で自分は5分ほど足止め。まあ、別室で尋問されないだけ良かったと考えよう!

ベトナム入国、モンカイを散歩

toukou03何とか出国できて、国境の橋を渡る。観光客は記念写真を撮ったりと平和な雰囲気だ。

toukou04自分ものんびりと国境の橋で撮影を楽しむ。

toukou05そして、ベトナムへの入国手続きである。

toukou06入国カードを記入するが、記入の仕方が良く分からないので分かるところだけ記入して係官に提出したら見事に突き返 される。

toukou07どうやら、滞在先を記入しないといけないようだ。係官に中国語で「まだ決まっていない」と言うと「記入してないとだめだ」と言い返される。

toukou09ベトナムの係官も中国語で応酬してくるとはさすがである。しばらく困っていると、中国人観光客が「Are you Japanese?」と聞いてきたので、「是小日本」と答えるが特に変わった反応無く、中国人観光客が入国カードに「ハロン湾」と記入してくれた。これで、再度提出するとあっさり入国スタンプが押された。
toukou08中国人観光客にお礼を言って外に出るが、お約束のバイクタクシーの客引きが待っていた。

toukou10英語で話しかけられたり、日本語で「ハロン湾、ハロン湾」と話しか ける客引きもいたが無視してモンカイを散歩してみる。散歩といってもバックパックを背負ったままなのでバックパッカーというのが一目で分かるので客引きの 誘いがしばらく続いた。

toukou11ベトナムはバイクが多いのは知っていたが、実際にそこらじゅうバイクだらけだった。何度も引かれそうになり、一時間足らずで来た道 を戻り、今度はベトナム側の通行料を支払い出国手続きに入る。通行料は人民元でも支払い可で10元を支払う。

toukou12ベトナムでの出国手続きはすんなり済んで国境の橋を渡り今度は中国への入国手続きだ!入国カードを記入して係官に提出。ここでは女性係官だったがパスポートの写真と比べられたり、またここでICチップの部分を調べられたり、すぐにベトナムから戻ってきたこともあり不審と判断され3分ほど足止め。数人の係官 がパスポートを検査したり、こちらを見たりするので笑顔で答えるがどうも挙動不審と判断されたようだ。

まあ、足止めされたが入国スタンプを押してもらい中 国に再入国。ベトナムを見物して帰ってきたら、東興に滞在する理由は無い。まあ、東興の街並みを楽しむために歩いて東興汽車總站へ戻る。

武警の検問に遭遇

南寧に戻るバスに乗るのだが行きは直通バスに乗ってきたので予算節約のために南寧行きの普通バス(普通班车)で戻ることにする。料金は41元(運賃40 元、保険料1元)で直通バスより10元安い。バスは予想通り直通バスと違いオンボロ中型バス(中巴)だ。1335にバスターミナルを出発。乗客は自分を含めて2名。

途中で客を拾いながら、まずは防城汽車站を目指し走るが東興を出たところで検問所で停車させられる。行きは検問所には誰もいなかったのに帰りは 武警の検問とは・・・。武警が乗り込んできて乗客の一人が荷物検査を受けるがバックの中を見るだけで数秒で終了するが、次は自分の番だった。武警の一人に 「里面!里面!(中!中!)」とバックパックを開けるように言われる。開けて中を見せると検査終了!そのまま再び出発。検問を受けるとは思っていなかったが、国境地帯なので麻薬の密輸とかがあるのだろう。

予想外の出来事は検問だけで済み、1440頃にバスターミナルの防城汽車站に到着する。乗客の一部が下 車して1500頃に南寧に向け出発。高速道路に乗り一気に南寧に向かう。途中で八寨溝なる観光地の標識を発見!中国には九寨溝の他にも八寨溝もあるのかと ちょっとしたトリビアだ!「へぇ~」ボタン連打ではないが・・・。1630過ぎに南寧のバスターミナル江南客運站に到着する。

宿を確保して憑祥行きの切符を買う

nanning01南寧に戻り、宿と憑祥行きの切符を買わなければならない。江南客運站の周辺に宿はたくさんあるが、鉄道で憑祥へ行くので、まずは南寧駅(南宁火车站)に行きバスを探して駅の近くで宿を探そう。幸い江南客運站から41路のバスが南寧駅に行くことが分かり乗車。運賃は2元。火车站で下車して宿を探す数件調べたところトイレ・シャワー付きの一人部屋だと50元ぐらいからあるようだ。

駅前の朝陽路(朝阳路)に招待所や旅社が数多くあったが金辰招待所に泊まることにする。一人部屋でトイレ・シャワー付で50元である。料金表には60元とあったが50元で泊まれた。宿に荷物を置いて駅に向かう。憑祥行きの切符を購入して本日の目的は達成する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5元
宿泊費 50元
鉄道 17元 硬座 南寧(南宁)→憑祥(凭祥)
バス 93元
国境通行料 20元
合計 185元

憑祥へ出発

nanning020740頃に金辰招待所をチェックアウトする。

nanning03南寧駅(南宁火车站)に到着したときには憑祥(凭祥)行きの改札は始まっておりそのままホームに向かい乗車する。定刻どおり発車し憑祥を目指す。

pingxiang01列車内は満席で憑祥の手前の寧明(宁明)でほとんどの乗客が下車していった。

pingxiang02憑祥に着いたときに同じ車両に白人バックパッカーが2人乗車していたことを知る。

国境の「友誼関」を目指す

youyiguan01憑祥の駅前は3輪バイクタクシー(摩的)が集結しており、ここでも客引きを振り切って宿を探す。駅の正面に国営の招待所があり、1人1泊20元の2人部 屋・トイレ共同(シャワーあったが使えなさそう)に決める。

この招待所にまで3輪バイクタクシーの客引きに遭遇!憑祥駅から友誼関までは20kmほどあることを知っていたので値段交渉をする。片道20元で交渉が始まるが、往復30元で取引が成立。荷物を部屋に置いて3輪バイクタクシーで友誼関へ向かう。途中で友誼関の2kmぐらい手前の浦寨までバスが来ていることを知るが、道を知らない人は3輪バイクタクシーを利用するのが懸命のようだ。

youyiguan02友誼関に到着して運転手を待たせて友誼関に行く。

youyiguan05入口で入場料10元を支払う。

youyiguan06すぐに正面に友誼関が見えてきた。

youyiguan04ここは国境であり観光地でもあり観光客が多数来ている。

youyiguan03このままベトナムに入国する観光客もいれば友誼関だけを見学する観光客もいる。

youyiguan07城壁や砲台を見てから出国手続きの建物に向かう。途中でパスポートチェックを受け建物内へ。

友誼関で中国出国、ベトナム入国

youyiguan08出国カードに必要事項を記入しなければならないのだが何故か出国カードが用意されていてもボールペンは無い。「おいおいどうやって記入するんだよ!」と思 いながら、係官にボールペンを借りて出国カードに記入。ちょうど中国人団体観光客が出国審査を受けていたが1人が別室に連れて行かれ全員足止めになってい た。

youyiguan09団体観光客の横でパスポート・出国カードを提出するが、昨日と同じく足止め。係官4人でパスポートを検査、特にまたICチップの部分をやたらと調べ る。ここもICチップの読み取り機は無いのだがやたらと調べる。5分ぐらいして出国スタンプを押されるが、後ろには行列が・・・。並んでた人はきっと「あいつ怪しいんだ!」とか思ってたに違いないだろう。何とか出国できたが、建物を出てベトナム側に入る手前で中国側のまたパスポートチェックを受ける。

youyiguan11出国スタンプを確認すると「行っていいよ!」とようやくベトナム側に入る。

youyiguan18入国審査のためにベトナム側の建物に入る手前に検問所がありパスポートチェックと通行料2元を支払う。

youyiguan12ようやくベトナム側の建物に入り入国手続きに入る。

youyiguan13入国カードを受け取り、さらにここでもボールペンを借りて記入。

youyiguan15パスポートと入国カードを提出して入国スタンプを押してもらい入国。

youyiguan16手続きが終わり建物を出るとバイクタクシーの客引きが・・・。いなかった。代わりに団体客用の観光バ スが止まっている。モンカイと違い山の中の田舎だった。一番近くの町はドンダン(DongDang)だが行く気は起きなかった。

離れてこっそり撮影しました周辺を10分ほど散歩して出国手続きを済ませベトナムを出国しようとするがベトナム側の検問所で係官に何か言われる。身体検査かと思い上着を脱ごうとするが違うようだ。中国語で「听不懂(わからない)」と言っているところにベトナムから帰国する中国人観光客が「你的衣服 真漂亮(あなたの服きれい)」と言っている教えてくれた。米軍の上着と仏軍のズボンが係官の目に留まっただけだったようだ。

youyiguan17検問所で通行料3元(何故かベトナムからは高くなっている)を払い中国側へ。

youyiguan20中国側でもパスポートチェックを受け入国審査の建物に入る。

youyiguan21また係官にボールペンを借りて入国カードを記入する。係官に「你刚刚出去・・・?(さっき出て 行ったのでは?)」と聞かれ「对!对!我马上回来了。(そうです!そうです!すぐに戻ってきました。)」と答える。ここで日本人が出国するなんて珍しいか ら覚えていたようだ。入国カードに必要事項を記入してパスポートと一緒に提出すると、入国審査でも同じ質問をされ答える。さら出国と同じようにパスポート を検査され3分ほど足止め。

youyiguan22入国スタンプを押されて建物を出て、最後にもう一度パスポートチェックを受けるが、またまた同じ質問が・・・。ここでは日本人はかなり珍しいようだ。係官はしっかり覚えている。

南寧に日帰りできた

5518_01何とか中国に戻り友誼関の入口に戻ると3輪バイクタクシーの運転手が待っていてくれた。

5518_02すぐに憑祥駅前に戻るため出発。駅前に着き30元を支払い明日の南寧行きの切符を買おうと駅に向かおうとすると運転手が「今なら今日の列車に間に合う、明日だと10時まで列車は無いよ」と教えてくれて、そのまま招待所から荷物を引き上げて招待所の隣の快餐で弁当を購入して切符を買って列車に乗り込み南寧に戻る。

5518_043輪バイクタクシーの運転手は良心的な人だったようだ。

5518_03料金は別として・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11元
宿泊費 45元
鉄道 65元 硬座 南寧(南宁)→桂林北
鉄道 17元 硬座 憑祥~南寧
3輪バイクタクシー 30元
友誼関 10元
国境通行料 5元
合計 183元

上海~九龍 K99次 鉄道旅行記

上海旅行者国際青年旅舎を出発

いよいよ上海から香港に移動する日が来た。しかし、今日もまた雨で昨日より酷い。近くの食堂で朝食を済ませ。スーパーで水を購入。9時に一週間お世話に なった上海旅行者国際青年旅舎をチェックアウトする。保証金の100元はちゃんと戻ってきた。そして、折りたたみ傘をついに使うことになった。バックパッ クを背負いながら傘を差すという間抜けな姿になってしまった。まずは江西中路で64路のバスに乗車、そのまま終点の上海駅南広場で下車。

上海駅でK99次に乗車

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とりあえず、改札口に向かうが駅舎の西側で出入境聯検大庁(出入境联检大厅)の文字が目に入る。なんか怪しい!通り過ぎると脇に行列ができている。どうや らこれが香港行きの列のようだ。一緒に列に並び少し様子を見ると1000前に列が動き始める。そのまま中に入ると予想通り出国検査場になっていた。
shanhai02出国手続きではパスポートに出国スタンプを押され返却される際に旅客査驗牌を渡され待合室(候车室)に移動する。

shanhai031030頃には待合室で写真を撮って時間 をつぶす。1100過ぎにようやくホームへ移動する。

shanhai04待合室の出口付近で駅員に旅客査驗牌を渡す。いよいよホームへ突入!噂には聞いていたが、公安の警備 が厳重です。人数多すぎです。別に逃げたり密入国したりしないのに・・・。密出国を企む輩はいるかも知れないけど・・・。

shanhai05無事に乗車して定刻どおり 1124に香港の九龍駅を目指し発車する。

金華、広州で警備の厳重さを再認識

kinka列車に乗ってしまえば九龍到着までやることはほとんどない。とりあえず車窓を眺めながながら杭州は何時頃通過するのかなと思っていたら金華に到着。どうや ら杭州は通らなかったようだ。

koushuしかし、金華駅のホームには公安の規制線が張られていた。ホームにいるおばちゃんも規制線の外にいる。もちろん、公安の監視の目も厳しい。金華を発車後は夜になり就寝。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5.3元
バス 2元 路線バス
合計 7.3元

翌日、広州に到着すると広州駅のホームは柵で区切られここも警備が厳しい。公安もホームに立っていたり、線路 を歩いて車両の下まで検査しているほどの厳しさだ。

九龍到着

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広州からは列車は速度を上げ時速160kmで走行。一気に香港に入域かと思えば深圳からノロノロ運転。いつ香港に入るのかなと思っていたら繁体字で書かれ た看板を発見。すでに香港に入っていた。一体どこに本土と香港の境界があったんだ?香港に入ったことが分かると乗客が荷物をまとめ始める。自分も下車の準 備を始めしばらくすると九龍駅に到着。
jiulong02下車後は検疫を通過して入境審査である。無事に審査も終えてパスポートにスタンプが押され90日の滞在できるようになった。無事に香港到着である。