桂林から南寧に移動
0630頃に桂林駅近くの金府飯店をチェックアウトする。まだ夜も明けない中、100路のバスで北極広場で1路のバスに乗換え終点の始発火車站で下車す る。
始発火車站とは桂林北駅のことであり始めは良く分からなかったが桂林からの始発列車は全て桂林北駅からなので始発火車站と言うらしい。0700頃に N801次の始発駅の桂林北駅に到着。この頃には夜も明けていた。
N801次は桂林駅にも停車するのだが荷物置き場の確保と桂林北駅を利用したかったのでわざわざ早起きしてバスで移動したのだ。待合室で30分ほど待機してN801次に乗車。
バックパックの置き場を無事確保できた。0804に定刻どおり発車。約5時間かけて1300過ぎに南寧に到着。次は1810発の K393次に乗換えの為に改札口で待機である。
南寧駅で待機する次々と衝撃の光景が
改札口で待機するが春節と重なり駅は大混雑。とりあえず壁際に場所を確保しておとなしく待つ。電光掲示板を確認してどれぐらいで待合室に入れるか予想すると1530過ぎになりそうだ。約2時間半ほど改札口で待機する。その間に色々と見たくない光景を目にする。ゴミをポイ捨てする人民たち。ちゃんとゴミ箱が近くにあるのに何故かゴミ箱に捨てない。もちろん、ちゃんとゴミ箱にゴミを捨てる良識ある人民もいるのだがほとんどがポイ捨てをしている。中国政府が北京 オリンピックや上海万博に向けてキャンペーンをしているのだがほとんどの人民は政府の指導を聞かないようだ。ある意味でほとんどの人民は反革命分子だろう。一番酷いのが食べ終わって空になったカップ麺の容器を掃除のおばちゃんに投げつける女達。掃除のおばちゃんは怒っていたが、これには自分も腹が立った。
大人がこれだと子供も同じである。ホットドックを食べ終わった子供が棒をポイ捨て。親は注意しない。こんな子供では立派な共産党員になれないだろう。ゴミのポイ捨てがあるなら、所かまわずに痰を吐く人民もいる。あれだけ痰を吐くなと看板、ポスター、テレビで見るの何故か所かまわず痰を吐く人民たち。さらには乞食も現れて南寧駅で不快指数上昇の中で1530過ぎにようやく待合室に入る。
待合室では約2時間待てば乗車できるだろうと予想する。発車時間が近くなってくると待合室も混んでくるが、公安が身分証の確認をしているのは見つける。トイレに入って行く男まで追いかけてトイレの中で身分証を確認してい る。観察していくと男ばかり身分証の確認をしている。それも、一人一人確認している。だんだん自分の近くまで来て、いよいよ菊の御紋が入ったパスポートを出すときかなと思っていると何故か自分と周辺の男は身分証の確認がなかった。なんか無視された感じでがっかりしてしまった。いったいどんな基準で身分証確 認をしているのか気になる。1730過ぎにK393次の改札が始まりそうな気配なので並んで待つ。
いよいよK393次で昆明へ
1740頃に電光掲示板に「開始検票」の文字が表示され改札口は大混雑。
改札が始まり改札口を通過すると皆一斉に走り始める。まだ、20分以上時間があるのに・・・。2番ホームに下りて8号車を目指す。
荷物を寝台に置いてホームで饅頭とゆで卵を5元で購入。後は車内で発車を待つだけである。
1810にK393次は南寧を定刻どおり発車。すぐに夜になり外 は暗闇。車内は30分も経たないうちに綺麗だった床にゴミが散乱している。なんといっても子供が向日葵の種とみかんを食い散らかすので酷い状況になる。親 は全く注意しない。親も一緒に食い散らかしている。
乗務員が後で掃除するからといっても酷い状況だ。どこかの都知事に因縁つけられたら何と言い返すのだろうか?これだと車掌さんたちは苦労するだろうな。饅 頭とゆで卵を食べて1930過ぎに就寝。2300過ぎに目が覚めるが車内は真っ暗。消灯のようだ。これだと泥棒が現れても不思議ではない。0600頃に起 床する。車内はまだ真っ暗。0700頃にやっと明かりがつく。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 5元 | |
バス | 3元 | |
合計 | 8元 |