ベトナム・中国陸路国境越え(モンカイ・東興)

ザーラムバスターミナル

07:15頃、ホステルをチェックアウトする。1泊5ドル×8泊で合計40ドルになるがドン払いかなと思っていたらドル払いOKであったのでドルで支払っておく。

今日はベトナム・ハノイから沿海部の国境モンカイから中国の東興へ陸路国境越えをする。通常ハノイから陸路で中国へ行く場合は旅行代理店で友誼関経由南寧行きのバスチケットを手配するのだが、今回は時間、手間、お金のかかるモンカイを目指す。07:45頃、1番バスに乗車してザーラムバスターミナルへ向かう。

ザーラムバスターミナル08:10頃、ザーラムバスターミナルに到着しモンカイ行きのチケットを購入するが、Lonely Planet Vietnam,Cambodia, Laos &Northern Thailandによればモンカイまでの運賃は260000ドンで所要時間は8時間だ。とりあえず窓口のおばちゃんに聞いてみるとモンカイ直通はなくハロン湾のあるバイチャイ(Bai Chay)で乗り継ぐようだ。まあ、とにかくモンカイ行きのチケットを購入する事にする。

500000ドン札を渡し釣り290000ドンであったので運賃は210000ドンである。なぜロンプラの情報より50000ドン安い?毎年インフレで物価上昇のベトナムなら運賃値上げのはずだが?

ハノイ→モンカイ

バス車内窓口にはすでに途中のハロン湾のバイチャイ(Bai Chay)行きのバスの運ちゃんが待機しており、運ちゃんに連れられボロバスに乗車。そして、チケット回収。半券もらえると思ったがもらえなかった。写真撮っておくの忘れた。てっきりヒュンダイあたりの大型バスかと思ったら中国の田舎を走っている中型バスと同じであった。

バス満員08:15頃、ハノイのザーラムバスターミナルを出発。客はあまり乗車しておらず渋滞の中をノロノロ運転で客を乗せながら走り満員になる。バスはボロバスでエアコンほとんど効かずに車内はサウナ状態で乗り心地は悪い。これだと8時間でモンカイに到着するだろうか?国境が閉まる前に到着してくれないと。

ハロン湾11:15頃、とうとうサウナ状態のボロバスのエアコンが機能しなくなり窓全開にする。入ってくるのは生暖かい風だがかなりマシになった。この頃、モンカイまで直線距離で約150kmの地点までやってきたが、運ちゃんの運転がかなり荒い。70km/hぐらいで爆走してトレーラーやトラックを次々と追い越すが対向車線のトラックと何度もぶつかりそうになる。そして、ハロン湾が見えてきた。

バイチャイバスターミナル12:15頃、ハロン湾のバイチャイ(Bai Chay)のバスターミナルに到着。ここで全員降りているので運ちゃんに聞いてみたら、運ちゃんは「MONG CAI OK!」と一言。そして、自分だけ車掌のおっちゃんに連れられてバスターミナル前の国道で通りすがりのHAI PHONG-MONG CAIと表示されたモンカイ行きのバスに乗せられる。

車掌のおっちゃんがモンカイ行きの車掌のおっちゃんに50000ドン渡していたので、これがハロン湾→モンカイの運賃のようだ。しかし、Lonely Planet Vietnam,Cambodia, Laos &Northern Thailandだとハロン湾からモンカイは90000ドンとあるのだが・・・。
なぜこれほど料金が違うのだ?謎だ!

モンカイ行きバスモンカイ行きのバスはちゃんとエアコンが効いており涼しい。モンカイまでは直線距離で約115kmだ。今日中に中国入国できるか?15:00頃、モンカイまで約60kmの地点で休憩となる。約3時間でハロン湾から50kmほど進んで、モンカイとの中間地点になるが進むペースが遅い。頻繁に乗客の乗り降りがあるのでスピードが出ないのだ。

モンカイ到着

モンカイバスターミナル16:50頃、ようやくモンカイに到着する。

モンカイ運賃時刻表バスの情報を確認するとハノイ行きは160000ドンとある。う~ん、ぼられたのか?でも、ディエンビエンフーとラオカイのバスは行きと帰りで運賃が違っていたという例もあるしな・・・。

モンカイ運賃時刻表まあ、とにかくバス情報を確認するが運賃時刻表が紙で貼りだされていたりするのでインフレで運賃変更が多く発生しているのかもしれない。

モンカイ運賃時刻表バスターミナルを出るとボリタクの運ちゃんたちが待ち構えているが通りに出てGPSを頼りに東へと歩く。モンカイの街は結構賑やかな感じであったが、イミグレーション周辺は空きテナントが多くゴーストタウン化している。

ベトナム・モンカイ出国

モンカイのイミグレーション17:20頃、ベトナム側モンカイのイミグレーションに到着。

モンカイ通行料5000ドン建物脇で通行料5000ドンを支払い出国手続きの列へ並ぶ。17:28頃、イミグレーションを出て中越友好橋を渡る。

中国・東興入国

東興口岸橋の中間線が国境で中国側へ入り時間も1時間早くなり北京時間になる。中国側イミグレーションの東興口岸へ入り入国カードを記入して入国カウンターに並ぶ。18:50頃、中国へ入国する。

東興のユースホステル

多米踏沙国際青年旅舍出口を出るとボリタクの運ちゃんたちが多数待機していたが、そのまま素通りして5分ほど歩いて、19:05頃、入口が分かり難いユースホステルの多米踏沙国際青年旅舍(多米踏沙国际青年旅舍/Dormi International Youth Hostel)に到着する。

多米踏沙国際青年旅舍とりあえず1泊で部屋は1泊34元(会員料金)の4人ドミトリーだが自分一人で貸切状態。しかし、部屋にはエアコンがなく扇風機しかない!冬は問題ないだろうが夏はヤバイ。おまけにネットにつながらなかった。Wi-Fiにはつながったがルーターから先につながらずネットが使えなかった。どうも失敗した感じがする。

肉絲伴麺19:30頃、夕飯を食べに出かける。肉絲伴麺(6元/約120円)を食べて、露天でライチ1.5kg(10元/約200円)を購入してユースホステルへ戻る。明日は南寧へ移動かな?

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 40ドル 1泊5ドル×8
合計 40ドル
項目 金額 備考
バス 7000ドン 路線バス
バス 210000ドン ハノイ(ザーラム)→モンカイ
合計 217000ドン
項目 金額 備考
食費 16元
宿泊費 34元 会員料金
合計 50元

東興口岸

今日も朝から晴天で汗が吹き出るほど暑い。08:15頃、国境の東興口岸へ行く。すでに国境は開いておりベトナムへ出国する人たちで混雑している。入口では両替屋のおばちゃんたちも営業中だ。

東興口岸国境の開いている時間は北京時間08:00ー20:00なので結構長い時間開いているようだ。

清代の国境石碑口岸近くにある清代の国境の石碑と友好橋を見物して、08:50頃、東興関帝廟を見物する。

東興関帝廟

東興関帝廟鐘が2011年鋳造だったので新しく建てられた関帝廟のようだ。東興関帝廟の歴史は不明だが城隍もまつられているので城隍廟も兼ねているようだ。おそらく元々あった古い関帝廟を建て直したのだろう。

東興関帝廟規模は小さいが関羽、関平、周倉の像がある。

関羽像関羽像は春秋を読んでいるやつだ。

桃園の誓い壁画廟内の壁画には桃園結義とかがある。

両替屋ユースホステルへ戻る途中で東興口岸前の交差点にある両替屋に寄ってみる。おそらく東興口岸近くで正式な両替屋はここだけであとは無許可の両替屋のおばちゃんたちだろう。窓口の兄ちゃんは昼寝中だったがレートを聞いてみる。レートは100元→340000ドンということで、河口の両替屋とほぼ同じだ。ここのレートを基準におばちゃんたちと交渉というのもありだろう。

ユースホステルへ戻るが部屋の鍵が壊れて10分ぐらい格闘するが鍵が壊れており老板は鍵を壊して扉を開ける。今回は本当に失敗した感がある。

1路バス10:25頃、ユースホステルをチェックアウトして東興口岸前の交差点から1路のバスに乗車してバスターミナルの東興汽車客運站へ向かう。運賃は1.5元。東興の市街地は8年前と違い、マンションやビルが並んでおり、もの凄い発展ぶりだ。

東興→南寧

東興汽車客運站10:45頃、東興汽車客運站に到着する。

東興汽車客運站時刻表まずは東興から各地へのバス情報を確認する。

南寧行きチケット続いて、南寧行きのバスチケットを購入。発車時間は11:20、運賃は68元、南寧までは182km、南寧の江南客運站まで直通だ。南寧行きのバスは直通以外にも防城を経由するバスもあり、南寧の江南客運站以外のバスターミナル行きのバスもある。

南寧行きバス出発まで待合室で待機するが、発車時刻の11:20になってもバスが来ない。バスが遅れており11:40頃にバスが到着し乗車する。11:50頃、30分遅れでようやく発車する。

南寧到着

江南客運站15:50頃、南寧の江南客運站に到着する。ここから先はどこへ行くかはまだ決めていない。東興のユースホステルでネットが使えなかったので、何も決められていないのだ。

41路バスとりあえず路線バスの確認をすると41路のバスが南寧駅へ行くのが確認できた。

江南客運站時刻表続いて長距離バスの状況を確認する。

江南客運站時刻表

長寿の郷・巴馬へ

巴馬行きチケット16:30の巴馬行きのバスがまだあるので巴馬行きのチケットを購入する。
運賃は115元だ。巴馬は長寿の郷として有名で観光地として人気らしい。時間まで待合室で待つが発車時刻の16:30になってもバスがこない。

ワゴンそして、改札口でおっちゃんが巴馬行きの乗客を呼び始めた。ようやく出発のようだ。巴馬行きの乗客が集められるが、集まったのは自分を含め6人だけでワゴンに乗せられて安吉客運站へ移動する。巴馬行きは江南客運站からでなく安吉客運站から出るようだ。

安吉客運站時刻表17:10頃、安吉客運站に到着する。運ちゃん曰く18:00の巴馬行きのバスに乗車とのこと。ここで状況が理解できた。

安吉客運站時刻表16:30の巴馬行きの客が少ないので安吉客運站の巴馬行きに振り替えたということか。時間があるので安吉客運站のバス運賃時刻表を確認しておく。

巴馬行きのバス17:55頃、改札が始まり、18:05に巴馬行きのバスが発車する。今回のバスは中国のバスにしては設備が良くかなりランクが高い。しかも、珍しくミネラルウォーターが配られた。でも、乗車率は5割ぐらいで予想外に空いている。人気観光地でも夏は暑すぎてオフシーズンか?高速道路の広昆高速を北西へと爆走して、19:40頃にサービスエリアでトイレ休憩。雲南省のサービスエリアと違いトイレなどの設備はかなり劣る。百色から高速を降りて山道を走り、22:10頃、巴馬に到着する。

夜の巴馬に到着

巴馬チケット売り場は閉まっているがバスターミナルの巴馬汽車総站で下車。この時間でも他地域からのバスが到着しており、暗闇の中でボリタクの運ちゃんたちが獲物を狙って多数待機中。ボリタクを無視してバスターミナルを出て左(西)へと通りを歩く。高そうなホテルのネオンが多く、巴馬は意外と観光開発が進んでいる気配がする。

巴馬得哥国際青年旅舍

巴馬得哥国際青年旅舍GPSを頼りに歩いて、22:40頃、川沿いにあるユースホステルの巴馬得哥国際青年旅舍(巴马得哥国际青年旅舍/Bama Dege International Youth Hostel)に到着する。予約なしでもドミトリーは空いており1泊30元(会員料金)で3泊する。

巴馬得哥国際青年旅舍部屋は8人ドミトリーだと思っていたら2人部屋であった。宿泊客が少ないから、とりあえず2人部屋に入れておくということかな?設備はトイレ・シャワー付きだがエアコンの代わりに扇風機だよ。冬は問題ないだろうが夏はキツイな。夜も遅いので外へ出ずに寝ることにする。今日食べたのは飴だけだよ。明日はちゃんとご飯を食べよう。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 90元 1泊30元(会員料金)×3
バス 1.5元 路線バス
バス 68元 東興→南寧
バス 115元 南寧→巴馬
合計 274.5元

ベトナム・ハノイ節約生活

金欠ハノイ引き籠り

06:00頃に起床する。欧米人と香港人、韓国人はいつの間にか戻ってきてベッドで寝ている。07:30頃、無料の朝食を食べて、その後は金が無いので部屋に籠もる。昼近くになると寝ていた香港人の姉ちゃんや欧米人の姉ちゃんたちも起きてシャワー使っているが、掃除のおばちゃんが部屋を掃除してくれるがトイレ・シャワーが掃除できずに困っている。夜遊び女王の方々はこの時間が朝なのだろうが、すでに昼だぞ!

マーケット夕方になり夕飯を食べに外へ出るが道に迷ってホステルへ戻ってきた。再びフォー屋でも探そうと東へ歩いたら旧市街の北にある市場のChợ Đồng Xuânに到着してしまう。東へ歩いていたつもりが北へ歩いていた。仕方ないので市場近くのフォー屋でフォー(35000ドン/約210円)を食べてホステルへ戻るがちょうど夕方のラッシュ時間に重なりバイク軍団に注意しながら歩く。ベトナムも中国同様に交通ルールを誰も守らないので道を歩くときは大変だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 35000ドン
合計 35000ドン

貧乏旅行者の生命線FIVIMARTのパン

今日は香港人の姉ちゃんが出て行ったので、散らかっていた部屋が片付いた。それでも、バスタブ周辺は英語やハングル、ベトナム語の石鹸やシャンプーでカオス状態になっている。一応は共有スペースなんだから整理整頓しておいてほしいな。

パン夕方になりフォー屋に行こうと思ったが毎日フォーだと飽きてしまうので、今日はFIVIMARTで食パン600g(16000ドン/約96円)とバゲット250g×2(15000ドン/約90円)を購入する。意外にも旧市街でフォーを食べるより安く済んでしまった。これならかなり節約できそうだ。ホステルへ戻り夕飯はラオスで買ったウイスキーを飲みながらパンを食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 31000ドン
合計 31000ドン

ブンボー

ブンボー今日はドミトリーで欧米人が入れ替わりで2人新たにやって来た。この部屋は完全に英語圏になっており、英語の話せない自分は肩身が狭い。ハノイの天気は午後から雷雨になり雨季らしい天気になってきた。

ブンボー夕方になりブンボー(40000ドン/約240円)を食べる。フォーと似たような麺料理で美味しい。店によってはお好みでモヤシなどの生野菜を付けるのだが、A型肝炎とか心配な人は生野菜は控えたほうが良いだろう。自分は予防接種受けているのでモヤシを載せて食べます。食後にホステルへ戻るのだが今日も道に迷ってGPS頼りに何とか戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 40000ドン
合計 40000ドン

台風で雨

ハノイの路地朝から雨が降っており今日は一日雨らしい。台風8号がトンキン湾にありベトナムに近づいているので今日と明日の天気は雨のようだ。夕方になりFIVIMARTへパンを買いに行くが小雨が降っている。でも、傘差している人は少ない。スクーター軍団はさすがにレインコートを着て安全運転で・・・。いや、いつも通り信号とか関係なし爆走している。FIVIMARTで食パンバゲットを買って夕飯を確保する。しかし、今日も帰り道で道に迷う。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 31000ドン
合計 31000ドン

ハノイは雨

夜中からずっと雨が降っており、今日も天気は雨のようだが欧米人たちは寝ている人もいれば雨でも朝から出かける人もいる。自分は滞在中はずっと部屋に籠もって観光に出かけないので欧米人たちに不審がられている。オーストラリア人の兄ちゃんには「Work?」「coding?」と聞かれるが、こちらは英語がわからないので「No Work」までしか答えられない。まあ、籠もってHTMLのコーディングをやってはいるが・・・。

ブンチャー夕方になり夕飯を食べに出かける。天気は回復しているが、また道に迷うと困るので、今日はホステルと同じ通りにあるブンチャー屋でベトナム版つけ麺のブンチャー(40000ドン/約240円)を食べる。ホステルへ戻り無料のコーヒーとお茶を飲む。自分の中ではコーヒーは嗜好品で高級品という位置づけなので日本では一切飲まないが、ここ数日は毎日コーヒーを飲んでいる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 40000ドン
合計 40000ドン

FIVIMARTへ買い出し

フィビマート今日は朝から天気が良い!明日は再び中国へ向かうので昼頃にFIVIMARTでベトナムコーヒー456g(40400ドン/約242円)とベトナムの緑茶100g(24600ドン/約151円)を購入する。

食料もちろん昼食兼夕食に食パンとバゲットも購入する。総額96000ドン(約576円)のベトナムでの超高額の買い物だ!ホステルへ戻り無料のコーヒーを飲みながらポットの横に置かれた朝食で余ったバナナも頂く。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 96000ドン
合計 96000ドン

ベトナム・ハノイ滞在

ベトナム・ハノイ

06:30頃、起床して宿で朝食を食べる。昨日、チェックイン時にクーポン券をもらっていたので朝食が無料であった。10:00頃に旧市街を散策するが暑い。ラオスよりも暑いし蒸している。そして、バイク軍団が凄い。

EXIM BANKEXIM BANKのATMで1回の引き出し限度額2000000ドン(11914円)引き出す。レートは10000ドン=59.57円だ。EXIM BANKの特徴は他の銀行とは違いATM手数料は無料だ。

ハノイ国際バスターミナル

20150617-02昼頃、LongBienのバス停から8番のバスに乗車して国際バスターミナルへ向かう。途中、南バスターミナルを経由して12:45頃、国際バスターミナルのBến xe Nước ngầmに到着する。運賃は7000ドン(約42円)だ。

ハノイ国際バスターミナル時刻表南バスターミナルに比べると規模やバスの本数は少ないが国際バスは基本はここからの発着になり、バスターミナルの外観はショボイが内部はそれなりに整備されている。チケット売場はバス会社や行き先ごとに分かれておりタイに近い。

ハノイ南バスターミナル13:15頃、南バスターミナルのBến xe Giáp Bátへやってきた。主に南へのバスが発着しており規模が大きく混雑している。そして、ボリタクの運ちゃんが多い。ここもチケット売場はバス会社や行き先ごとに分かれている。

13:30頃、8番のバスで旧市街へ戻るが、南バスターミナルで8番バスに乗車する際にはひとつ注意点がある。乗客が降りる際に車掌も降りてどこかへ行くのだが、車掌が戻ってくるまで乗車できず外で待機となる。昨日乗車した際も待たされたが今日ようやく理由がわかった。

Intimex

Intimex14:00頃、ホアンキエム湖の東にある旧市街に一番近いスーパーマーケットのIntimexを訪れるが品揃えはコンビニに毛が生えた程度でBigCの足元にも及ばないのだが、それでもその辺の個人商店よりは安く貴重な存在だ。

飲料値段は次の通りでミネラルウォーター500mlが3700ドン(約22円)、1.5Lが7400ドン(約44円)、ペプシコーラ1.5Lは15500ドン(約93円)といった感じだ。ただし、冷えた飲み物が少ないので真夏日のハノイでは利用価値は微妙だ。今回はベトナムのスポーツ飲料を購入してみた。400mlで7000ドン(約42円)だ。

で、湖畔のベンチで調べた商品価格をポメラに打ち込んでいたら欧米人の夫婦がポメラを見て「cool!cute!」とかいってきた。どうやらポメラは珍しいらしい。

ベトナムのビール

SHOP&GO15:25頃、旧市街でコンビニのSHOP&GOに寄る。

VietHaビールここでキンキンに冷えたVietHaビール330ml(10000ドン/約60円)を購入するが、先ほどのIntimexでは温いVietHaビールが8400ドン(約50円)で売られており1000ドン以上の差がある。ペプシーラの1.5Lは19000ドン(約114円)で3500ドン高い、ミネラルウォーター500mlは5000ドン(約30円)で1300ドン高く、1.5Lは9000ドン(約54円)で1600ドン高くなる。コンビニでは全てキンキンに冷やされておりこの差を冷蔵庫代と考えるかは難しい。

夕方になり同じドミトリー世界各地を回っているA先生とホステル近くの食堂でブンボー(40000ドン/約240円)を食べる。やはり、ベトナムへ来たからにはフォーやブンボーを食べておかないといけない。

両替
11914円→2000000ドン(10000ドン=59.57円)

本日の出費
項目 金額 備考
食費 57000ドン
バス 14000ドン 路線バス
合計 71000ドン

料金トラブル

08:00頃に起床する。今日は宿を移動するので昼まで待機となる。もっとも、今日のハノイは天気予報だと真夏日なので外へ出るのも躊躇するが・・・。出発の準備をしていると21人ドミトリーにやたらと日本人がいることに気がつく。おそらく5人ぐらいいそうだ。

昼前にHanoi Rendezvous Hostelをチェックアウトするが、ここで問題が発生する。宿泊費は2泊で219000ドン(約1314円)だったのだが、200000ドン札と50000ドン札で支払ったらレセプションの姉ちゃんはパスポートを返却して30000ドンしか釣り銭を渡さず。残り1000ドン(約6円)は金額が小さいという理由で拒否してきてレシートの金額を220000ドンに上書きしやがった。路線バスでも1000ドン札で釣り銭よこすのだが・・・。

こちらが路線バス用に温存していた手持ちの1000ドン札、2000ドン札、5000ドン札を全て投入して19000ドンを支払ったら嫌々50000ドン札を返却し、レシートの金額を再び219000ドンに書き換える。たとえ1000ドン(約6円)とはいえ、このレセプションのいい加減な銭のやりとりで結構良い設備のホステルでも評価は地に落ちた。

最初から220000ドンと表記していれば、ちょっとレート悪いぐらいの印象で終わっていたのだが・・・。今後は同じ料金価格帯で同等の設備を持つ宿が見つからない限りは極力利用しないようにしよう。そして、利用する方々は釣り銭のやりとりがないように小銭をしっかり用意することをお勧めする。

Hanoi Home Backpackers Hostel

Hanoi Home Backpackers Hostelホステルを出て10分ほど歩いて旧市街とハノイ駅の中間点の線路近くにあるHanoi Home Backpackers Hostelに12:00に到着する。Booking.comで予約しておいたのでチェックインは問題なしだが、ここでも支払いはチェックアウト時で担保にパスポートを預けることになる。

Hanoi Home Backpackers Hostel部屋は6人ドミトリーでトイレ・シャワー付きだが窓なし部屋で湿気が酷い。そして、建物の外観と異なり内部の設備は古い。トイレ・シャワーは最低レベルに近い。どうやらここは失敗のようだ。幸い1泊だけにしてあるのでチェックアウト時に料金トラブルさえなければ問題なしだ。

線路12:10頃、とりあえず周辺調査に出かける。すぐ近くに線路があるので早朝や夜にラオカイ行きの列車を見ることも可能だ。昼間は地元民と同じように線路を歩くなんてこともできる。

ホーチミン廟12:30頃、ホーチミン廟にやってきた。観光客で賑わっていると思ったら誰もいない。いや、衛兵や警備兵はいる。真夏日の日差しの中で木陰のないホーチミン廟には人が寄り付かなくなっていた。しかし、暑さで観光客が寄り付かないので貸切状態の穴場の観光地になっていた。

夕方になりホアンキエム湖近くのスーパーマーケットIntimexでミネラルウォーター1.5L(7800ドン/約46円)を購入する。会計時に食堂や個人商店で嫌がられる500000ドン札を細かくするために使うが釣り銭の100ドン単位の部分が切り捨てられて釣り銭は492200ドンが492000ドンになっていた。ようするにレシート上はミネラルウォーターは7800ドンだが実質8000ドンになっていた。まあ、100ドンの位は紙幣の在庫がないと釣り銭は切り捨てられるか、飴玉で返ってくるというので知ってはいたが、釣り銭ないのだったら、もう一品買って端数を揃えておけばよかったかな?

インスタントラーメン

インスタントラーメン夕飯は近くの大きめの食堂でMy Nau Thit Boとかいう35000ドン(約210円)の牛肉入りのラーメンを注文するが、出てきたのはインスタントラーメンに牛肉と野菜が入っている奴であった。何でインスタントラーメンなんだよ!これなら他の店でフォー食べたほうが良かったな。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 43000ドン
宿泊費 219000ドン 1泊109500ドン×2
合計 262000ドン

停電・蒸し風呂状態

03:30頃、暑さで目が覚める。エアコンが止まり部屋の中がサウナ状態になっている。エアコンのリモコンを押してみるが反応なし、よく確認すると照明もつかない。部屋の中だけ停電になっていた。この暑さでも欧米人2人は寝ているが、自分は扇風機の回っている共有スペースへ避難する。やはり、ここは失敗であった。

10:30頃にHanoi Home Backpackers Hostelをさっさとチェックアウトする。宿泊費は5ドルでドル払いOKだったのだが、あいにく残っているドルを全てバックパックにしまっていたので少しレートの悪いドン払いで110000ドン支払う。最初からドル払いOKなら用意しておけばよかったな。

Central Backpackers Hostel II

Central Backpackers Hostel IIGPSを頼りに旧市街を歩くが建物や街路樹の影響で精度が悪く道に迷いながら、11:00頃、Central Backpackers Hostel IIに到着する。ここも予約しておいたのでチェックインはすんなりと終了。パスポートは担保に預けることになるが、レセプションの姉ちゃんがパスポートが必要かの確認をしてきた。まあ、駅で切符を買う際はベトナムでも一応はパスポートが必要なのだが、今回はバスなのでそのまま預けておく。でも、パスポート不携帯はベトナムではOKなのか?

Central Backpackers Hostel IIさて、肝心の部屋は男女混合6人ドミトリーでトイレ・シャワー付きだ。シャワーだけでなくバスタブまで付いているけど。エアコンは24時間使い放題で室内は涼しい。Wi-Fiの電波は少し弱いがYhaooニュースの動画は途切れずに再生できたので許容範囲内であろう。

しかし、部屋が5Fにあるというのが問題だ。しかも、ベトナムは香港とかみたいに階数がGから始まるので5Fでも日本の6Fに相当する。重量物を持っていると昇り降りが大変だが、料金安いから仕方ないな。

あと、G階の共有スペースでコーヒーとお茶が飲み放題になっているが、欧米人は飲み終わった後に片付けずに出て行ってしまう。何かベトナムの隣国の痰吐きの人たちみたいではないか!少しがっかりである。まあ、仕方ないので自分がコーヒカップ洗っといてあげるけど。次の人が使いやすいようにして置かないとどうも気分が悪い。

FIVIMART13:30頃、ホアンキエム湖の東にあるハノイ最大のスーパーマーケットチェーンのFIVIMARTへ行ってみる。入口がちょっとわかりにくいのだが、看板が出ているのでなんとか分かるだろう。というか、看板にイオンのロゴが付いているぞ!調べてみたらFIVIMARTは2015年1月にイオンと資本業務提携を結んでいる。Intimexほどの店舗面積ではないのだが、商品の種類や数は、ほぼ互角と言っていいだろう。値段は微妙にFIVIMARTの方が安いような気がする。

ミネラルウォーター1.5Lが7200ドン、ペプシコーラ1.5Lが14900ドンで微妙に安かった。でも、7200ドンのミネラルウォーター1.5Lを購入したら500000ドン札出して釣り銭は492800ドンなのだが、ここも100ドンの位は切り捨てで釣り銭は492500ドンであった。500ドン札までは在庫しているようだが100ドン札は在庫していないようだ。釣り銭切り捨てられるのは気分悪いので、どうせなら飴玉でお釣り代わりとかにしてくれないかな?

ベトナムのライチ

ライチベトナムでもライチが旬を迎えているので買ってみることにするが、FIIMARTで1kg24000ドンなので、これを基準に、まずは見つけた行商のおばちゃんに値段を聞くが、最初の値段が1kgで60000ドンから40000ドンのボッタクリ価格に設定されている。断るとすぐに一律で30000ドンに下げてくるが、これでもまだ高いので値切って25000ドンまでは下がる。ベトナム語が話せればもっと下がると思うが、これが限界であった。

朝日新聞の記事だと市場では1kg15000ドンとか書いてあったけど、どこの市場だよ?買いに行くから教えてくれよ!値段をふっかけられるのは旧市街周辺をうろついている外人だから高いということか?とりあえずライチを1kg25000ドンで試しに購入してみるが、おばちゃん秤持ってないよ。本当に1kgあるのか?まあ、確かに1kgはありそうな重さだが・・・。数は32個なので他のところで買ったのと比較すれば正しいかはわかる。味の方はさすがに赤く熟しているので文句なしだ。中国だと冷凍物や熟していないのもかなりの量が流通しているので、この点はベトナムはよい。

ブンチャー

ブンチャー夕飯はホステルの近くでブンチャー(40000ドン/約240円)を食べる。ベトナムの麺料理だがフォーとは違ってブンチャーはベトナム版つけ麺だ。麺よりもつけ汁と具材の肉が美味しい。ホステルへ戻ると今日のドミトリーは自分以外は香港人と欧米人の姉ちゃんだけのようだ。中学生なら喜ぶだろうが、部屋の散らかり具合から自分は関わりたくない。幸い姉ちゃんたちは夜遊びで返ってくる気配がない。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 72500ドン
宿泊費 110000ドン
合計 182500ドン

ハノイの拠点確保

朝になると香港人と欧米人の姉ちゃんが帰ってきていたが、さらに欧米人のと韓国人の兄ちゃんが寝ており早朝に到着したようだ。07:00頃、グランドフロアの共有スペースで朝食。すでに出発する欧米人はバナナとパンをもらって出発する。食後にレセプションで延泊できるか聞いてみたら大丈夫だったので7日延泊する。これでハノイでの拠点を確保する。

バス停08:30頃、橋の北側のバス停から22番のバスでザーラム(GIA RAM)の長距離バスターミナルへ移動。運賃は7000ドン(約42円)。近くにロンビエン(LONG BIEN)の路線バスターミナルからもザーラム行きの路線バスは複数ある。

GIA RAMバスターミナル08:45頃、GIA RAMバスターミナルに到着する。ここからは中国国境のモンカイ(MONG CAI)やランソン(LANG SON)行きのバスがある。それとサパ(SA PA)やバックハー(BAC HA)行きのバスもある。

ザーラム駅

ザーラム駅そして、バスターミナルの北にあるのがザーラム駅(GA JIA RAM)になり中国・南寧からの国際列車が発着する駅である。国際列車が発着する駅といっても小さく遠くからでは駅だと判別しにくい。

ザーラム駅近くに来てようやく駅だと分かる。

ライチ

ライチ22番のバスでロンビエンの路線バスターミナルへ戻り、ホアンキエム湖近くのFIVIMARTでライチとミネラルウォーターを購入する。ライチは1kg24000ドンになり1.1kgで26400ドンだ。ライチは枝付きで重量の1割が枝だろうか?でも、ライチは枝付きで買った方がよい。ライチはバナナと違い収穫してしまうとそれ以上は熟さないし、さらに枝を取ってしまうと劣化が早くなるのだ。

そして、ミネラルウォーターは特売品が5Lで15900ドンだ。で、釣り銭の500ドン未満は100ドン札の在庫がないので切り捨てになった。特売品のミネラルウォーター5Lは1.5Lが2本分の値段に近いのでお買い得だ。特に中国に比べミネラルウォーターが高めのベトナムでは、この暑い時期はありがたい。
ライチ11:00頃、ホステルへ戻りライチを食べる。昨日、行商のおばちゃんから買ったライチがボリ価格か検証するためだ。で、FIIMARTで購入したライチは1.1kgで57個だった。100gあたり5個といったところだ。

昨日購入したライチは1kg32個なので、どうもやられた感がする。行商のライチは色づきがスーパーマーケットのよりは良いので、購入する場合は秤を持っていて枝付きのライチを売っている行商のおばちゃんを探すのが上策だろうか。あとは値切って30000ドン以下で購入できれば良いだろう。

フォーガー

フォーガー夕方になり手持ちのベトナム・ドンの軍資金を確認すると宿泊費を除いて1日60000ドン以下で過ごさないとあと一週間の滞在で軍資金が底をついてしまい中国国境のモンカイまで行けなくなる。これだと毎日ライチの贅沢は禁止で夕食にフォーを食べたら終わりといったところだ。夕食は10分ほど歩いたところのフォー屋でフォーガー(35000ドン/約210円)を食べる。そして、帰り道は旧市街で道に迷う。自分はハノイでは地図やGPSを持っていても道に迷ってしまうので完全に方向音痴だ。ハノイは上級者向けの街だ。

ノートPC修理

ノートPC夜は冷却ファンの音がやたらとうるさくなったノートPCを分解して修理する。大体原因はわかっていたが冷却ファンのネジが緩んで振動して騒音になっていた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 77500ドン
バス 14000ドン 路線バス
合計 91500ドン

ラオス・ベトナム陸路国境越え

世界遺産ルアンパバーンの托鉢 3日目

托鉢今日もルアンパバーン名物の托鉢で05:00に起床する。
今日は出入口の扉が開いており宿の兄ちゃんを起こさずに済む。

托鉢すでに先に出ていった宿泊客がいたのか宿の兄ちゃんが「今日も日本人が起こしに来るだろう」と先に開けていたかは不明だ。

托鉢すでに太鼓の音が聞こえ托鉢が始まっている。

托鉢3月は5時起きでちょうどよかったのだが、日の出の早い6月だと托鉢の時間が早めのようで、日の出の時刻に連動しているようだ。

托鉢今日は日曜日で天気は曇りだが青空も見えるので日中は晴れそうだ。

托鉢しかし、観光客が少ない。
雨期のラオスは旅行オフシーズンのようだ。

托鉢さて、托鉢の撮影ポイントを探すが高そうなホテルの前だとホテルの従業員が宿泊客のためにゴザを敷いて供物を準備している。
托鉢のルート上にあると、こういった付加価値も付けられるようだ。

托鉢表通りで撮影をしてから路地裏で撮影をする。

托鉢06:10頃に托鉢は終わり地元民は後片づけをする。

マーケット朝のメコン河を見物してから、今日も市場を見物していく。

マーケット今日も人が多く賑わっている。

マーケット食材も色々とあり豊富だ。

国際バスターミナル07:30頃、宿に戻り朝食を食べる。
09:00頃、国際バスターミナルへ向かう。
明日のベトナム・ハノイ行きのチケットを購入するためだ。
40分ほど歩いて国際バスターミナルに到着。
チケットオフィスで明日のハノイ行きのチケットを購入する。
運賃は350000キープ(約5460円)だ。
昨日の夕飯に利用した屋台で釣り銭に破れた紙幣を掴まされたので、支払い時に混ぜておいたが特に文句言われずに済む。

ラオスコーヒー

DaoCoffee帰りに隣の中華系スーパーマーケットの万客隆購物広場でラオスコーヒーのDaoCoffee(23000キープ/約359円)のインスタント版600g(20g×30)を購入する。
パッケージが赤、緑、茶の3種類あり、今回は赤のオリジナルを選択する。
ちなみに緑はエスプレッソ、茶はターボと表記してあった。
他にもコーヒー豆もあったが、こちらは高級品なので値段が高い。

そして、気になったのがバーコードがタイの885からになっていた。
なぜタイになっているのだ?
ラオスにはバーコードの国番号が割り当てられていないのか?

昨日に続いてラオスの物価調査で商品価格を再確認する。
ペブシコーラ500mlが3500キープ(約57円)、1.5Lが7000キープ(約110円)、ミネラルウォーター500mlが2000キープ(約32円)、1.5Lが4000(約63円)キープ、ビアラオ大瓶640mlが8000キープ(約125円)、ビアラオ500ml缶が9000キープ(約141円)になる。
ビアラオは缶より瓶の方が安い。

ラオスのウイスキー

ラオスのウイスキー
そして、酒のコーナーであることに気が付く。
ラオスのウイスキーが売られているのだ。
ラオスの酒なんてビアラオ、ナムカンビール、ラオラーオぐらいしか知らないので、ウイスキーには少し驚いた。

で、日本ではマッサンの影響でウイスキーブームらしいので、自分はラオスのウイスキーを買ってみる。
ビエンチャンのライオンウイスキーというメーカーが醸造しているようで、ウイスキーは3種類あり今回購入したのはLION2008SPECIALで容量は表記されていないが700mlぐらいアルコール度数は40度でかなり高い。

肝心の値段はビールとほぼ同じで9000キープ(約141円)だ。
ビールとウイスキーが同じ価格というのはどういうことだ?
ラオスの酒税とかはどうなっているのだ。

このラオスのウイスキーだが今日の飲むと明日のベトナム・ハノイ行きに影響するのでハノイに到着してから飲むことにする。

屋台夕方になり夕飯を食べにナイトマーケット近くの屋台へ行く。
今日は昨日の隣の屋台で食べてみる。
値段は15000キープ(約234円)で限界まで皿に盛るが屋台のおばちゃんの視線が・・・。
欧米人は平気で残しているけど、そっちはOKなのか?

夕飯今日はパイナップルも食べてみた。
10000キープ(約156円)の屋台は果物なしなのだが、15000キープ屋台は種類が多いだけでなく果物ありなのだ。
これで5000キープの差があるようだ。

宿に戻り夜にレセプションでミネラルウォーター1.5L(5000キープ/約78円)を購入する。
人民元だと約4元で中国の2倍ぐらいの価格でラオスは水が高い。
でも、ちゃんと冷えているし、その辺の商店と同じ価格に抑えているので価格設定は良心的だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 58500キープ
バス 350000キープ ルアンパバーン→ハノイ
合計 408500キープ

世界遺産ルアンパバーンの托鉢 5日目

托鉢今日も05:00に起床し托鉢見物へ出かける。
宿の兄ちゃんに扉を開けてもらうが外で欧米人の兄ちゃんが寝ていた。
どうやら門限に遅れて外で寝ていたようだ。
これがルアンパバーンの治安のようで外で寝ていても大丈夫らしい。

托鉢今日の天気は朝から曇りだが雲は明らかに雨雲だ。
欧米人観光客は少なめだが韓国人の団体客が非常に多い。
そこら中から韓国語が聞こえてくる。
中国人観光客もいるのだが、なぜか比較的少数で大人しい。

托鉢周辺からは太鼓の音が聞こえ僧侶たちが托鉢に出発している。
今日は天気の悪さから僧侶たちも傘を持って托鉢に出向いている。

托鉢そして、韓国人のヤンバン御一行様はその辺の庶民とは違い、まだ曇りでも雨に濡れてはいけないのでテントの下で供物を寄進する。

托鉢欧米人は地元民に混じって供物を寄進しているが、托鉢のルート上には籠が設置され僧侶たちがいらない物を捨てていく。

廃棄された供物回収された物は供物セットとして再販売されるのだろうが、もち米のカオニャオは犬や豚の餌になるのか?
正直言って寄進された供物が捨てられるというのは気分の良い光景とはいえない。
まあ、宗教行為と考えるより観光アトラクションとして考えておくべきだろうか?

06:10頃、托鉢が終わったので宿へ戻る。
07:30頃、かなり強い雨が降ってきた。
正に雨期の天気といったところだが、今日は夕方にバスでルアンパバーンからベトナム・ハノイへ移動するのだが、天気が回復しないと大変だ。

08:30頃、宿で朝食を食べるが欧米人の宿泊客は食べ終わった後に食器を片づけたりしていない。
食器を放置してたら次の人が利用できないのだが・・・。
欧米人は自分で食器を片づけないのが当たり前なのか?
昼前に先にチェックアウトだけして夕方まで宿で待機して過ごす。

ルアンパバーン→ベトナム・ハノイ国際バス

ルアンパバーン国際バスターミナル16:00頃、宿を出て国際バスターミナルへ向かう。
ベトナム・ハノイ行きのバスは18:00発車で17:30集合になっている。
宿から直線距離で2.5kmほど離れているが徒歩で向かう。
天気は朝の雨から晴れに変わり日差しが強い。
約1時間ほど歩いて16:45頃、ルアンパバーン国際バスターミナルに到着する。

ベトナム・ハノイ行き国際バスタイ・チェンマイ、ベトナム・フエ行きの国際バスはすでに待機しているがハノイ行きはまだであった。
まずはバスが来るのを待つことにする。
17:10頃、ベトナム・ハノイ行きの国際バスが到着。

レシートまずはチェッックインカウンターでレシートとパスポートを出して乗客名簿にパスポート情報を記載してチケットを受け取る。

チケットトランクルームに荷物を置いて、バスターミナルの売店で冷えたミネラルウォーター1.5L(5000キープ)を購入する。
出発時刻まで乗車できないということで欧米人たちと外で待機。
そして、発車時刻の18:00を過ぎる。
どうやら時刻表通りにはバスは運行されないようだ。

寝台バス

寝台バス車内18:25頃、バスへ乗車するが乗客が少ない。
乗客は15人ぐらいで乗車率は4割から5割だ。
派手な車内灯が特徴のベトナムの寝台バスだが、今回も中国同様で1列
2列の寝台だが、ベトナムの寝台バスは清潔で、中国の超ハイレベル仕様とは格が違う。
でも、ヒュンダイだけど・・・。

寝台バス車内今回は幸い1列側の寝台だったので隣の寝台がおばちゃんということはなく安心だ。
欧米人のカップルは2列の寝台でイチャイチャしている。
ちなみにチケットに書かれたシートNo.通りには寝台は振り分けられず運ちゃんが決めていくパターンであった。

18:30頃にバスが発車する。
天気は晴れで路面状況は問題なしだが、山岳地帯に入るとどうなるか心配だ。
ハノイまでは約24時間の道のりだが一番の問題は国境越えではなくトイレだ。
中国で鍛えているとはいえ、ラオスとベトナムのトイレ休憩は要注意だ。

ちゃんとしたレストランとかのトイレでも2000キープとか有料が予想されるが、トイレのある場所ならまだマシな方だろう。
真夜中の山の中で野糞ということもあるので、水や食事は控えめにしておくのがよい。
それとヘッドライトが必須だ。
手に持つ懐中電灯だとケツ拭くのに不便なのでLEDヘッドライトにしておくこと。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5000キープ
合計 5000キープ

ラオス・ベトナム陸路国境越え

00:00頃、小便がしたくなったので運ちゃんにバスを止めてもらい山の中で他の乗客と立ち小便。
01:30頃、どこかの町に到着して乗客が一気に増えほぼ満員。
欧米人も新たに乗車してきたので交通の要衝だと思われる。
そして、ベトナム行きの荷物も大量に積まれる。

04:30頃、再びトイレ休憩になり道端で立ち小便。
さらに荷物として木材が積み込まれる。
国際バスなのだが長距離トラックの代わりになっているようだ。

Nong Haetのイミグレーション05:25頃、ベトナムとの国境Nong Haetに到着。

ベトナム行き国際バス隣にはベトナム・フエ行きのバスが停車しており、ハノイまでは直線距離で約247km、フエは直線距離で約500kmだ。
天気は晴れで夜は明けておりトイレへ行く乗客もいれば、そのまま寝ている乗客もいる。
このままNong Haetの国境が開くまで待機となる。

Nong Haetのイミグレーション国境といってもラオス側Nong Haetのイミグレーションには誰も警備しておらず自由に通行できる状態だ。
一応は防犯カメラがあるけど動作しているかは?

両替所そして、イミグレーションには銀行の窓口があり、ここで両替も可能だ。

ラオス・ベトナム国境07:00頃に係官が出勤してきた。
07:10頃、窓口が開いて一斉に地元民がパスポートを窓口に出すが、もう一つ窓口が開いて外国人のパスポート処理が行われる。
ここでは出国カードが必要でカードを持っていない欧米人1人は先に出国カードへ記入することになる。
出国手続きは3分ほどで完了してパスポートに出国スタンプが押される。
07:30頃、徒歩でラオスNong HaetからベトナムNam Canへ移動する。

ラオス国境石碑途中のラオス国境の石碑を撮影。

ベトナム国境石碑国境に架かるナムカン・ブリッジを渡り、次はベトナム国境の石碑を撮影。

ベトナム側ナムカンのイミグレーション07:37頃、ベトナム側ナムカン(Nam Can)のイミグレーションに到着するが、ここでの検疫が非常に厳しく外国人は全員検疫カードを記入。
MERSを非常に警戒しており、14日以内にMERS発生国やその周辺国に入国したかを細かく確認する。
特に韓国入国の確認が徹底している。

検疫カードそして、自分は検疫カードにChinaと記入したので体温計での検温が追加される。
MERSが発生していなくても中国は要警戒のようだ。
ベトナムの係官は「sorry、sorry」といって丁寧に対応している。
まあ、外国人に嫌がられ逆ギレされても困るから、あらかじめソフト路線で対応ということか?
で、結構時間がかかったが07:55頃、検疫が終わりスタンプの押された検疫カードの半券をもらう。

パスポートは入国カウンターへ回されるが体温検査に時間がかかったので先に入国スタンプを押してもらい08:03頃、パスポートを受け取りイミグレーションを出るが、手荷物持たずに入国したためにバスの乗務員が代わりにバックパックをX線検査に通して運んでいた。
どうりで欧米人が出口へ行かずに入口から逆走して出ていったわけだ。
でも、逆走できるイミグレーションは問題ありのような気がするが・・・。

フォー08:15頃、イミグレーション前の食堂で朝食にフォー(30000ドン)を食べる。

山道08:35頃、バスが発車して山道を下っていく。
11:45頃に山岳地帯を抜けて国道沿いの食堂で昼休憩になる。
食堂のトイレで用足しを済ませてバスの出発を待つ。
今回は珍しく有料トイレには遭遇していない。
そして、道端で小便はあったが山盛りトイレとかには遭遇しておらず、トイレ環境は許容範囲内だ。
昼時なのだが外の猛烈な日差しと暑さで食欲は全くなしだ。

12:20頃、バスが出発する。
雨期のはずなのだがバスは雨に遭遇せずに順調にハノイへ向かっている。
15:45頃、国道沿いの食堂でトイレ休憩。
ここで降りる乗客も結構いたので比較的大きな町のようで、すぐ近くにBigCがあった。
ちょうどウンコしたかったのでトイレへ行くが、水は桶で流す奴だけど掃除はしてあり許容範囲内。
無料トイレだったのでありがたい。

バス乗り換え16:05頃、バスが出発、ハノイまでは直線距離で約130kmだ。
17:30頃、国道沿いでバスが停車してバスの乗換えということで全員下車して荷物も下ろす。

GIAP BAT行きバス荷物を卸してると1台のバスが到着しこれに乗り換えらしいがよく見ると「GIAP BAT」の文字が見える。
どうやらハノイの南バスターミナルGIAP BAT行きのバスのようだ。

寝台バス乗車していた国際バスは南バスターミナルから南へ約1kmの小さなバスターミナルのBến xe Nước ngầmまでしか行かないので、この乗り換えはちょうどいい。
ハノイまで直線距離で約81kmの地点で乗り換えハノイへ向かうが車内は定員オーバーだ。まあ、多少のことは気にするなということか?

ハノイ南バスターミナル19:10頃、ハノイ南バスターミナルのBến xe Giáp Bátに到着する。

バス停バスを降りるとボリタクの運ちゃんの攻勢に遭うが脱出して、バスターミナル前のバス停でLong Bien行きの8番のバスに乗車して旧市街へ向かう。
運賃は7000ドンだ。
ベトナムの路線バスは中国の路線バスとは違い並んではいないが我先にがないので乗車バトルはなく平和だ。

Hanoi Rendezvous Hostel 19:40頃、終点のLong Bienで下車して旧市街をGPS頼りに歩く。
ハノイは道が入り組んで迷いやすいので地図かGPSがないと苦戦を強いられる。

20:10頃、予約しておいたHanoi Rendezvous Hostel に到着する。
Booking.comで予約しておいたのでチェックインはすぐに終わったが料金後払い方式なので担保にパスポートを預けることになる。
ベトナムはパスポートの携帯は義務化されていないのか?
パスポート不携帯で逮捕というのはないのか?
部屋は1泊5ドルの21人ドミトリーなのだが、よりによって3段ベッドの一番上で登るのが大変だ。

フォー夕飯は近くのフォー屋でフォー(40000ドン/約240円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 70000ドン
合計 70000ドン

東南アジア旅行記2015-ラオス・中国・ベトナム陸路国境越え

ラオス・中国ビザラン

近距離バスターミナル

06:00にルアンナムターの防災無線だろうか?時報、ニュース、歌で目が覚める。これは日本に例えると湯沢町や片品村とかの田舎の防災無線で朝6時に時報とNHKニュースを放送するようなものだ。日本なら「朝からうるせーよ!」と苦情殺到だろうが、ラオスでは問題なくちょうど良い目覚ましのようだ。

06:30頃、新市街の短距離バスターミナルへ行く。新市街の北にあるゲストハウスからナイトマーケット前を通り過ぎ新市街の南東にある短距離バスターミナルまで徒歩5-10分だ。新市街はそれほど小さい。ルアンナムターのバスターミナルは旧市街の長距離バスターミナルと新市街の短距離バスターミナルに分かれる。

昨日、長距離バスターミナルの状況を確認しておいたので、今日は短距離バスターミナルを確認しておく。早朝だったので、まだ窓口は開いていなかったがミニバンが数台停車しており、地元民も数人待機しているのでバスターミナルはやっているようだ。とりあえず窓口には「Boten25000」と表示されているので運賃は分かった。時刻表らしい表はあったのだがラオス語だけで英語はなく内容不明だ。

一旦ゲストハウスに戻りPDFで購入しておいたロンリープラネットでルアンナムターのバスを確認する。中国国境のボーテン行きは、08:30から1日6本あるようだ。07:30頃、ゲストハウスをチェックアウトして短距離バスターミナルへ移動する。窓口でボーテン行きのチケットを買おうとしたら発車時間が、11:00ということであった。

ルアンナムター→ボーテン

ボーテン行きのミニバンは停車してはいるが運行本数が減っていた。利用客が少ないようだ。まあ、トゥクトゥクで旧市街の長距離バスターミナルへ移動するのも人数が集まらないと高いし面倒だし・・・。ボーテン行きのチケットを購入してのんびり待つことにする。ボーテンまでの運賃は25000キープ(約425円)だ。

それにしても、なぜ旧市街と新市街の両方にバスターミナルを設置しているのだ?外国人観光客なんか皆新市街へ移動してしまうし、バス自体の運行本数も少ないから一つにまとめた方が維持費とか安くすむだろうし。トゥクトゥクのおっちゃんが儲からなくなるからか?中国からの国際バスは長距離バスターミナルに発着しており利便性がかなり悪い。

08:00になると短距離バスターミナルのテレビからタイの国王賛歌が聞こえてきた。ラオスの北部でもタイのテレビが放送されていた。08:30頃になるとムアンシン行きの欧米人たちが集まっている。

出発時間の11:00になるがミニバンが発車する気配がない。やはりラオス時間で遅れるのだろう。

そして、窓口のおっちゃんが声をかけてきた。ようやく出発のようだがボーテン行きの所に停車しているミニバンでなく、その近くに停車しているボロ車がボーテン行きの車であった。

11:25頃、自分を含め客5人でボーテンへ向かう。ラオスの田舎道を走り中国国境へと向かう。11:52頃、途中の村で地元民2人が降りる。続いて上り坂で中国ナンバーのクレーン車が立ち往生している脇を通過する。11:59に再び途中の村で乗客2人を降ろし、乗客は自分1人になった。ボーテン近くになると道路沿いのレストランで水や食料を降ろしており宅配業も兼ねているようだ。

ラオス・中国陸路国境越え

12:35頃、ボーテンのイミグレーション前に到着する。イミグレーションに入り出国カウンター向かう。列はできていたが、ほとんど待ち時間なしで順番がやってきた。出国カードを出すのを忘れていたが、何も言われずに出国スタンプを押される。

12:45頃、ラオス側イミグレーションを出る。外には両替屋のおっちゃんが待機中ですぐに声をかけてきた。とりあえず、ラオス・キープ→人民元の両替レートを聞くと、1350キープ→1元であった。元々両替する必要がないので、そのまま行こうとしたら1320キープ→1元に下げてきた。それでも、銀行レートより悪い。両替は断って徒歩で中国側へ向かう。

12:50頃、国境の標識に到着する。7年ぶりのラオス・中国国境である。

徒歩で中国・モーハンから入国

国境の石碑を撮影しようと準備をしていると中国側からやかましい集団がやってきた。まあ、この集団が消えるまで待機となるが、とにかくやかましい!そんなにでかい声出さなくても聞こえるだろうに・・・。トラックの行き交う音しかしない国境が中国の喧噪の中へと入る。

ポーズ決めて記念撮影なんかしていなくていいから早くラオスへ行ってくれ!7年前は中国人観光客なんていなかったのだが、時代は大きく変わった。でも、マナーは変わっていないような・・・。やかましいので先に中国へ行きラオスへの帰りに石碑を撮影することにする。

国境を越えて中国へ入ったので時間も1時間早くなる。ラオス時間の13:15から北京時間の14:15に変わる。中国側イミグレーションの磨憨口岸に入り出入国カードに記入していると係官がやってきた。

窓口が暇なようで先にパスポート見せてくれということであった。入国待ちの列というか人がいないので入国手続きはすぐに完了。税関には誰もおらず検査なしで通過。検疫は見あたらなかったので、いつの間にか通過していたようだ。

14:25頃、中国側イミグレーションの磨憨口岸を出る。外には両替屋のおっちゃんたちが待機しており、両替レートは1320キープ→1元ということであった。確認だけなので両替を断っていたら1300キープ→1元まで下げてきた。

磨憨客運站

磨憨口岸から10分ほど坂を下って歩くと右手にバス乗り場の磨憨客運站が見えてきた。

ウドムサイ行きのバスを確認するが今日はすでに12:30のバスが出た後であった。

バスの時刻表兼運賃表を確認するとビエンチャン、ルアンパバーン、ルアンナムターだけでなく麻薬地帯と知られたゴールデントライアングル(金三角)行きの国際バスまであった。

バスターミナルを出るとモンラー(勐腊)行きのミニバンが前を通過していった。まだ時間がそれほど遅くないのでラオス側ボーテンでウドムサイ行きの車を探しに、再び磨憨口岸へ向かう。

モーハンの両替屋

今度は来た方向を戻るので坂を上っていくと右手に両替屋がある。

ちゃんとした店舗の両替屋は磨憨ではここだけかもしれないので、念のためレートを確認しておく。1元→1299キープで最初に提示しているレートだと、ここが一番高い!

ラオスへ戻る前に近くの商店で康師傅(康师傅)の水1.5L(3元/約60円)と氷紅茶500ml(3元/約60円)を購入する。国境地帯の辺境なので輸送費の関係で値段は少し高めだが、ラオスで同等の物を買うよりは少し安い。

徒歩で中国出国

14:56頃、中国側イミグレーションの磨憨口岸に戻ってきた。右側の出国者用入口前には両替屋のおばちゃんたちが多数待機している。念のために、おばちゃんたちに両替レートを確認してみると、おばちゃんによっては1元→1250キープや1280キープと開きがあった。

確認だけなので断ってイミグレーションの建物へ入ろうとすると1元→1300キープを提示してきたが、とりあえず手持ちのキープは何とかなっているので建物に入ったら「いくら希望?」とか聞いてきた。もう少し行けるのかな?でも、1元→1300キープはルアンパバーンで両替するよりレートは良い。

中国側の出国カウンターへ向かうが、先に検疫カウンターを通過した際に係官はいるのだが素通りしても何も言われず。出国カウンターは係官1人だけで何も言われず出国スタンプを押される。ただし、パスポートの顔写真と何度も確認される。さっき入国したのに出国するので別人と疑われたか?

15:09にイミグレーションの建物を出てラオス側イミグレーションへ向かう。いつの間にか税関も素通りしていたようだ。暇だと税関検査する時間が十分とれるから係官のやる気があると思っていたが、暇すぎてやる気なしで係官不在のノーチェック素通りといったところだろうか?

国境の石碑に再びやって来た。ここで時刻が1時間遅くなり北京時間15:15からラオス時間14:15に変わる。国境はやかましい集団がおらず静かに時間が流れている。

ラオス・中国ビザラン完了

たまに中国とラオスを往来するトラックが行き来したりするが、この時は静かであった。

14:25頃、ラオス側ボーテンのイミグレーションに入る。入国カウンターではパスポートだけ提出で入国カード記入なしで、14:25頃、ボーテンからノービザ入国。

イミグレーションの出口には運ちゃんたちが待機中でウドムサイまで人数が集まれば1人50000キープ、チャーターだと300000キープということであった。集まるまでイミグレーションの出口で運ちゃんたちと待機である。

ボーテン→ルアンナムター

15:20頃、景洪からのルアンナムター行き国際バスが通りかかり乗客を乗せているので乗車してルアンナムターに戻ることにする。ウドムサイに行くつもりがルアンナムターへ戻ってしまった。国境までビザランをしに来ただけであった。まあ、このまま待っていても人数集まらないだろうし、ボッタクられるのも困るし・・・。

15:44頃、国際バスが出発する。運賃は25000キープだ。人民元だと20元ということであった。バスには空席があるが何故か人参やセロリとかの野菜が大量に積まれていた。ラオスでも野菜は売っているのだが、中国で買ったほうが安いのか?

ボーテンは中国企業が開発をしているが正直言って鬼城というゴーストタウンに近い。仮に国境で1泊する場合は必ず中国側の磨憨に宿泊した方がまだましだ。宿、食堂、商店がそれなりにある。何よりバスターミナルがあるのでバスチケットさえ押さえれば翌日にラオスのルアンナムター、ウドムサイ、ルアンパバーンに行ける。もちろん、昆明や景洪へも抜けられる。

17:00頃、ルアンナムターの長距離バスターミナルに到着するが長距離バスターミナルには入らず一部の客を降ろして再び走り始める。客を降ろしながら新市街へ向かい、17:20頃、ナイトマーケット脇のラオス外商銀行(BCEL)の前で下車する。

昨日、旧市街の長距離バスターミナルからトゥクトゥクで新市街へ移動した際もここで降ろされた。てっきり、旧市街の長距離バスターミナルが終点だと思っていたが新市街まで運行していた。運ちゃんに中国へ戻るバスが毎日、銀行の前を通るのか聞いたら、07:30にナイトマーケット脇の銀行前を通るということであった。

そして、バスは残りの客を乗せて出発していった。そういえば、終点はどこなんだ?聞くのを忘れた!まあ、国際バスが新市街まで走ってくれることが分かっただけ収穫だな。

DokchampaHotel

今日の宿は南へ徒歩1分ほどの所にあるDokchampa Hotel(占芭大酒店)にする。

1人部屋で60000キープ(約900円)だが、昨日のゲストハウスとは全く格が違って、部屋キレイだし、設備もちゃんとしている。ここは当たりのようだ。客層は欧米人と中国人が多いようだ。ホテル内は英語はもちろんだが漢字表記も多い。

18:00頃、Dokchampa Hotelの向かいにある旅行代理店で明日のウドムサイ行きのバスチケットを購入する。トゥクトゥクで旧市街の長距離バスターミナルまでのピックアップ付きで60000キープ(約900円)だ。バスは08:30発車なので、07:30までに旅行代理店集合ということになった。

18:10頃、夕方なのだがモーニングマーケットでバナナを2房購入する。1房8000キープ(約120円)で合計16000キープ(約240円)だ。

物価の高いラオスだとバナナが中国の饅頭の代わりと言ったところだろうか・・・。それにしても、ルアンナムターの観光地図だと市場の名称がモーニングマーケットなのに夕方までやっているのは一体・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 6元
合計 6元
本日の出費
項目 金額 備考
食費 16000キープ
宿泊費 60000キープ
ミニバン 25000キープ ルアンナムター→ボーテン
バス 25000キープ ボーテン→ルアンナムター
ミニバン 60000キープ ルアンナムター→ウドムサイ
合計 186000キープ

ルアンナムター→ウドムサイ

トゥクトゥクでバスターミナルへ

07:20頃、Dokchampa Hotelをチェックアウトして向かいの旅行代理店へ行く。

すでにピックアップのトゥクトゥクが待機しており、これで長距離バスターミナルまで移動するのだろう。

バスのチケットを旅行代理店のお姉ちゃんに見せると、やはりこのトゥクトゥクに乗車となった。まだ人数が集まっていないので、それまでにバスの料金時刻表を撮影しておく。

バスターミナルまでトゥクトゥクの送迎付きなのでバスターミナルの運賃表より20000キープほど高くなっているが十分利用価値がある。時刻表にはベトナム・ディエンビエンフーやタイ・バンコク行きがあるが、かなりハードな移動になることは確実だ。

07:35頃、欧米人たちが集まって、自分を含めて11人で長距離バスターミナルへ向かう。

ルアンナムター→ウドムサイ

08:10頃、旧市街の長距離バスターミナルに到着し、そのままウドムサイ行きのバスに荷物を載せる。バスの席は早い者勝ちなので皆荷物を席において確保していく。

08:30頃、時刻表通りにバスが発車してウドムサイへ向かう。山道を爆走しながら、11:30頃、ウドムサイバスターミナルに到着する。

今日の移動はここまでなので、バスターミナルの向かいにあるウドムサイゲストハウスに宿泊するが失敗であった。

部屋は1泊80000キープ(約1200円)だが、トイレの水は桶で流す方式であった。おまけにWi-Fiなしでこの料金はボッタクリだ。もう少し歩いて探せば良かった。

ウドムサイ新バスターミナル

14:00頃、ゲストハウスから国道を南へ歩いて行く。7kmほど歩いて、15:55頃、ウドムサイ新バスターミナルに到着する。

ルアンパバーン→ルアンナムターの移動時に見つけたので確認しに来たのだ。

町からかなり離れた不便な所に新バスターミナルがあり、移動はトゥクトゥクでないとキツイだろう。新バスターミナルと旧バスターミナルの運賃時刻表があったが、ビエンチャンやルアンパバーン行きは新バスターミナルからの発着になっているので、利用時は注意が必要だ。

とりあえず、情報は集めたので近くの売店でペプシ500ml(5000キープ/約75円)を購入する。今日はこれが夕飯になった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5000キープ
宿泊費 80000キープ
合計 85000キープ

ラオス・ベトナム陸路国境越え

ベトナム・ディエンビエンフー行きチケット購入

06:50頃、ゲストハウスの向かいにあるウドムサイバスターミナルへ行く。今日はラオスからベトナム・ディエンビエンフーへ向かう。窓口には欧米人が数人おり窓口が開くのを待っている。

07:00になりチケット販売が始まる。ディエンビエンフーへのチケットは95000キープだが手持ちのキープがないのでタイ・バーツで支払いを試みる。ルアンパバーンでレートを確認した時は40バーツ=10000キープだったので、380バーツ=95000キープになる。で、窓口でバーツ払いをしようとしたら、「400バーツ!」とか言っている。足元見られているようだ。

人民元で支払いを試みたら、1元=1200キープで今までで一番レートが悪い。ウドムサイでは人民元でのレートが良いと聞いていたのだが・・・。とりあえず、窓口のおっちゃんに「ちょっと待って!」とお願いして一旦窓口を離れて考えることにする。

バーツで支払っても良いと思うのだが、そういえばラオスのATMで現金を引き出したことがないな。おそらく、タイやベトナムみたいに引き出し手数料がかかるのだろうが・・・。まあ、手数料高くても引き出してみるか。ということで、近くのBCELのATMで100000キープを引き出す。

手数料は20000キープであった。1回の引き出し限度額は1000000キープかな?ATMはラオス語、英語以外に中国語があったので自分にとっては引き出しは簡単であった。しかし、ここにも中国の影響が・・・。

ディエンビエンフー行きのチケットを購入して、ゲストハウスに戻り荷物をまとめて、07:40頃、チェックアウトする。

ラオス・ウドムサイ→ベトナム・ディエンビエンフー

バスターミナルでバスを待っていると、07:45頃、ディエンビエンフー行きバスが到着する。バスに乗り込み発車を待つが席は自由で早い者勝ちとなっている。席は満席でかなり狭い。欧米人は4人乗車しており、残りは地元民か?08:25頃、チケットの確認が行われ、08:42頃、12分遅れでバスが発車する。

時刻表だとディエンビエンフーまで7時間で到着らしいが・・・。当てにはならないな!途中で客や荷物を載せて定員オーバーでバスは走る。山の中で道路状況はかなり悪い。ほとんどが未舗装もしくは舗装が剥がれた区間だ。

そして、乗客の質もかなり悪い。中国同様に痰吐きが酷い。中国の裏庭と称される事もあるラオスだが、まさに中国化している。

11:30頃、ムアンクアに到着する。ムアンクアを過ぎると勾配とカーブがきつくなり本格的な山岳区間に入るが、道路はおおむね舗装されており路面状況は幾分ましだ。ただし、勾配とカーブの連続で2つ前の席の婆さんがゲロを吐きまくっているので飛沫を浴びないように窓は閉めきりにする。

12:30頃、昼休憩で30分ほど停車する。食堂はフォーとかを出しているようだがラオス語のメニュー表には、10000や15000の数字が並ぶ。一人あたりのGDPが3000ドル台のラオスにしては、やはり物価は高い。

もちろん、自分は食べずに飴と水だけにしておく。この辺境では食べた後にウンコしたくなったら確実に野糞確定だ。おまけにあたって下痢ピーピーになったら大変なんて物ではないだろう。

ラオス側PANG HOKのイミグレーション

13:07にバスが出発して山道を爆走していくが、途中で欧米人のチャリダーとすれ違ったり追い越したりする。この山岳地帯の国境を自転車で越えるというのは凄すぎる!13:51頃、ラオス側PANG HOKのイミグレーションに到着し、バスを降りて出国窓口へ。

PANG HOKのイミグレーションはベトナム政府が建設費を15億ベトナム・ドン(約900万円)出しているようで記念碑があった。ベトナムにとってもこの国境が重要だからお金を出したのだろう。
それだけ貿易で稼げる国境ということなのだろう。

出国手続きは外国人から先に処理が始まり、パスポートを提出する。


オンライン化されていないようで台帳記入してパスポートに出国スタンプを押して処理完了。

14:03頃、バスに乗車して、14:08にバスが出発。

ラオス・ベトナム国境の緩衝地帯をバスが走って行くがすれ違う車両はなかった。

ベトナム側TAY TRANGのイミグレーション

14:17頃、ベトナム側TAY TRANGのイミグレーションに到着し、入国カードなしで窓口にパスポートを提出する。ここでも外国人のパスポート処理から始まるが、ここの係官は英語ペラペラでディエンビエンフーからのハノイ、サパなどのバス情報など旅行者が必要な情報を説明してくれた。

自分は全く英語が分からないので理解できずだけど・・・。欧米人たちにはこの説明が非常に好評の様子であった。他にも係官の兄ちゃんが外貨のベトナム・ドンへの両替をしており、レートはどうなのか不明だが欧米人たちは不要になったラオス・キープを両替していた。

両替はイミグレーションとしてのサービスか、係官の兄ちゃんの副業かは不明だが、ボロボロのラオス・キープを欧米人たちは処分できたので結構うれしそうであった。まあ、ピン札のラオス・キープなら記念品にいいかもしれないが、ボロボロじゃ、レート悪くても処分した方がよいだろうな。

そうそう、ベトナム側のパスポート処理はオンラインであった。自分のパスポートが処理されているときに担当係官が英語ペラペラの係官に何かを確認している。

「40day」とか言っていたのでノービザ入国30日ルールに引っかからないかの確認だったようだ。自分は前回のベトナム出国から40日以上経過しているので問題なくパスポートを受け取りイミグレーションの出口へ向かうが検疫や税関検査はなく出口でパスポートの確認のみであった。

出口で2分ほど待機するとバスがベトナム側に入国し、待機していた乗客が乗車する。ベトナム側のイミグレーション前にはフォー屋が一軒あった。係官たちの行きつけの食堂か?国境越えのチャリダーには貴重な補給場所だろう。

バスが出発しディエンビエンフーへ向かう。道路状況は悪く舗装が剥がれている部分が多い。雨季になるとかなりの悪路になるのだろう。

山道を抜けて平地へ入ると水田が広がっている。

ここからは道路状況は良くなりバスのスピードはさらに上がっていく。

ディエンビエンフーバスターミナル

15:45頃、ディエンビエンフーのバスターミナルにほぼ時刻表通りでラオス・ウドムサイから7時間ほどで到着した。

バスを降りるとハノイやハロン湾へのバスの客引きから宿の客引きまで大勢押し寄せてくる。欧米人たちが客引きに囲まれている間に自分は荷物回収に動く。

続いてバスの運行状況を確認するとラオカイ行きの寝台バスがあるではないか!ディエンビエンフーで1泊する事を考えていたが寝台バスで一気にラオカイもありかもしれない。しかし、中国での経験上では寝台バスは非常に臭く過酷な移動になる。

しかも、ラオカイまでは山岳区間で道は険しい・・・。

まあ、ベトナムの寝台バスがどのようなものか試しに実験台になってみよう!ということで、17:30発のラオカイ行き寝台バスのチケットを購入する。料金は210000ドン(約1260円)だ。

発車まで時間があるのでバスターミナル近くの食堂でフォー・ガー(30000ドン/約180円)を食べる。

寝台バスでディエンビエンフー→ラオカイ

栄養補給が済んでバスターミナルへ戻ると寝台バスが停車しているのでバックパックを預けて車外で待機となる。バスにはやたらとハングル文字があるので韓国の中古車か?

17:20頃、チケットの確認と乗車が開始となる。今回の自分の寝台は3列の真ん中上段最前列だ。窓際でないのは不満であるが最前列なので場所としては良い方だ。ウンコしたくなったらすぐに運ちゃんに声をかけられるからな!

17:38に8分遅れでバスが発車する。ラオカイまでの夜行寝台バスの旅が始まりだ。谷底に落ちずに無事ラオカイに到着するだろうか?そういえばラオカイまで何時間かかるか聞いていないな・・・。夜明け前の到着はできれば勘弁してほしいな。

バスは運ちゃん2人、車掌?1人の3人態勢だ。道路状況は舗装されており問題はなさそうだ。ただし、水牛優先になっているようだ。

そして、途中で客を乗せて通路にも客が・・・。定員オーバーのような気がする。19:10頃、トイレ休憩で停車する。19:20頃、バスが出発する。

両替
ATMで引き出し2069円→120000キープ(10000キープ=172.5円)

本日の出費
項目 金額 備考
バス 95000キープ ラオス・ウドムサイ→
ベトナム・ディエンビエンフー
ATM手数料 20000キープ
合計 115000キープ
本日の出費
項目 金額 備考
食費 30000ドン
バス 210000ドン ディエンビエンフー→ラオカイ
合計 240000ドン

ベトナム・中国陸路国境越え

ラオカイ到着

03:30頃、サパに到着するが雨が降っている。気候が変わってきているようだ。05:00頃、ラオカイ駅の南にあるラオカイバスターミナルに到着する。

まだ夜は明けておらず周囲は真っ暗だが、バスターミナルは宿の客引きやバイクタクシーのおっちゃんたちで賑わっている。とりあえずまずはラオカイのバスの運行状況を確認する。

ハノイ、ディエンビエンフー、バックハーなど各地へのバスが運行されており利便性は非常に高い。

そして、ラオカイ-サパのバス運行案内を見つける。これを読むとバスターミナルの向かい200-300mの所にあるラオカイの駅前広場からサパ行きのバスが運行されており、運賃は1人28000ドンだ。バス情報を集めたら次はどうするかだ。国境へ行っても、まだ国境は開いていないし・・・。

国境が開くのが、07:00だからまだ時間があるが、05:45頃、国境へ向かうことにする。まずはラオカイ駅前のフォー屋でベトナム料理の食べ納めにフォー・ガー(30000ドン/約180円)を食べる。

ベトナム・ラオカイから陸路出国

06:00頃、国境へ向け歩き始める。あたりは明るくなり歩きやすくなってきたが車の通行量は増えてきたので注意しなければならない。

06:25頃、ベトナム・ラオカイのイミグレーションに到着。イミグレーションの建物は開いていたが窓口はまだ閉まっている。

しかし、イミグレーション内の両替屋のおっちゃんは営業中で話しかけられたので、とりあえず参考のためにレートを聞いてみると10000ドン→3元ということであった。とりあえず、出国カウンターの前に地元民が屯しているので一緒に待つことにする。この待ち時間を利用してモーハン口岸で余計にもらっておいた中国の出入国カードに記入しておく。

07:00に窓口が開くが検疫や税関検査はなしでパスポートを窓口に提出する。出国カードは入国時にもらっていないのでなしだ。パスポートに出国スタンプが押され、07:05にベトナム・ラオカイのイミグレーションを出る。

すでにおばちゃんたちが国境の橋を急いで渡って中国へ向かっている。

急ぐ必要はないが自分も急いで橋を渡るが、橋の中間地点が国境線なので、ここでは一度止まり中国へと入る。ここからは時間が1時間早まり、ハノイ時間の07:07に国境線を越えて、北京時間の08:07に変わる。

08:08に中国側イミグレーションの河口口岸に到着する。荷物満載の行商のおばちゃんたちはすでに外にある専用の窓口に並んでいる。

中国・河口陸路入国

自分は建物に入り入国窓口へ行こうとするが、係官に呼び止められ検疫カウンターでパスポート情報を入力する。続いて入国カウンターの外国人窓口に並ぶが、外国人窓口でも地元のおばちゃんが並んでいる。窓口分ける意味あるのか?地元民のおばちゃんたちが並んでいるけど一応「外国人」と表示された窓口に並ぶと列を整理していた係官の姉ちゃんがパスポートの確認をする。

そして、自分の番が来てパスポートと出入国カードを提出する。地元民のおばちゃんたちはパスポートでなく通行証なので20秒ぐらいで処理が終わるのだが、外国人のパスポートだとビザ情報の入力やカメラで顔を撮影したりするので時間がかかる。後ろのおばちゃんが文句言っているので、窓口の看板を指さして「ここは外国人窓口って書いてあるぞ!両脇の地元民用の窓口に並べよ!」と言っておく。

入国手続きが完了して次は税関検査だが、珍しく係官がおり荷物のX線検査を受ける。そして、バックパックの中身を見せるように言ってきた。といっても、ノートPCの下に何があるかということなので、中国で買った道路地図と観光地の入場券が入った袋を見せて、検査は30秒足らずで終了。本当は他にもチベットの高僧・・・。

08:19頃、河口口岸の建物を出る。とりあえず、ボロ宿の湘中招待所へ行く。老板はまだ寝ていたが起こして30元の部屋を確保する。上級者向けの超ハイクオリティな部屋で早速電池の充電やネットで夕方の河口北→大理の列車の切符などを予約する。まあ、ここは宿泊でなくトイレ、荷物置き場と充電とかの準備で使うだけである。

河口汽車客運站

11:15頃、旧バスターミナル跡地付近から路線バスで新バスターミナルの河口汽車客運站へ向かう。運賃は1元。

11:25頃、河口汽車客運站に到着する。

バスの情報を確認すると、旧バスターミナルの頃より路線がかなり増えて便利になっている。

シャングリラ行きの路線があったのだが、客が集まり次第のようなので集まらなければキャンセルということもあるのだろう。これはバスというよりミニバンとかでの乗り合いタクシー方式で、大きな町で何度も乗り換えて行く方式のような気がする。

昼頃、旧バスターミナル跡地へ戻り、紅河の対岸のベトナムを見物して散歩である。

河口のおねえちゃんたちのいる市場を通っていく。旧バスターミナル跡地は高層ビルが建設中で辺境の街にも不動産開発の波が押し寄せている。

市場近くの10元食べ放題の自助餐で昼食を食べるが、あまり食べ過ぎておばちゃんから追加料金徴収されたり出入り禁止になると困るので気付かれないようにご飯だけお代わりして食べまくる。でも、地元民のおっちゃんたちは遠慮なく喰いまくっていたな!

14:00頃、招待所を出て、14:10頃、旧バスターミナル跡地から路線バスで河口北駅へ移動する。運賃は2元だ。

鉄道で河口北→大理

14:25頃、河口北駅に到着するが切符売り場に行列が出来ている。河口北駅はまだ新しい駅なのだが自動券売機は設置されていない。設置されていても外国人は使用不可だから意味ないけど・・・。

行列が出来て混雑しているのだが、切符を購入しようとしている客は行き先だけ窓口のお姉ちゃんに伝えて、列車番号はもちろんだが、発車時間とかも決まっていないので条件に合う切符を購入するのに時間がかかっている。予めインターネットで調べるとか予約購入するとかいうことをしないのだろうか?

この駅には自動券売機はないのだが、自動券売機で簡単に購入している人たちと窓口で行き先しか伝えられないない人たちを見ていると同じ中国人なのにこのオーラの違いは何だと思ってしまう。同じ国籍でも住む世界が違うということなのか?弱肉強食の中国の一面を映しているのかもしれない・・・。

約30分並んで今朝インターネットで予約購入した河口北→大理のK9690次の切符を受け取る。発券自体は1分もかからなかった。

続いて待合室へ向かうが、まずは入口でお約束の切符と身分証の確認だ。田舎の駅だと外国人は見なかったことにしてパスポート確認せずに待合室へ行けるのだが、国境地帯の駅ということなのか、駅員がちゃんとパスポートを確認している。

切符と身分証の次は手荷物のX線検査だ。これはいつも通り通過するが、続いて公安のパスポートと切符の確認があり、スマートフォンでパスポートと切符を撮影する。最後に駅員が切符に鋏を入れて、さらに駅員と一緒にいる別の公安がパスポートと切符の確認する。

15:00頃、待合室に入り待機となる。河口北駅の駅員と公安はやる気があるようだ。それとも、今は全人代の会期中だから特別にやっているだけか?

15:30頃に改札口の先頭を陣取っておく。周囲の様子からしてお行儀よく乗車するような人たちには見えないので、先に手を打っておく。改札口が混雑してくると隣の婆さんが床に痰を吐いた。やはり、ここは中国だ。ベトナムやタイとは違う。

16:05頃、乗車が始まり乗客がホームへ一斉に雪崩込む。自分は先頭なので悠々とホームを歩くが後方には秩序はなくカオス状態があるだけである。

今回は大理までの硬座の切符が売り切れであったので寝台の硬臥で大理へ向かう。

16:22に定刻通りK9690次が発車する。硬臥の車内は乗客が10人ほどで非常に静かだ。おそらく昆明到着までには全ての寝台が埋まるのであろう。硬座の方はホームですでにカオス状態だったので、車内もカオス状態なのだろう。

発車後に乗務員が切符と換票証を交換に来た。これで、下車する駅の前で換票証を切符に交換しに来てくれるので寝ていても起こされ寝過ごすことがない。蒙自まではほとんどの区間がトンネルになっており、列車はトンネルをひたすら走っていく。

蒙自へ到着する前の17:30頃、かなり早いが眠ることにする。24時間でラオス・ウドムサイ→ベトナム・ディエンビエンフー→ラオカイ→中国・河口へと強行軍で移動したので疲れた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 30000ドン
合計 30000ドン
本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
宿泊費 30元
鉄道 206.5元 河口北→大理
鉄道 34元 大理→麗江
バス 4元 路線バス
合計 284.5元

東南アジア旅行記2015-カンボジア・プノンペン

バスで国境越えベトナム・ホーチミン→カンボジア・プノンペン

陸路でベトナムからカンボジアへ

04:20頃、教会の鐘で目が覚める。近くの教会の鐘は何故か毎日04:20になるのだ。この場合は04:30とか区切りのいい時間帯だと思うのだが・・・。まあ、教会は早起きということは分かった。

のんびりカンボジア行きの準備をしているうちに、今度は近所の鶏が鳴き始めた。ベトナムの朝は早い。近所の食堂はすでに営業していたりするので正直言って驚く。06:15頃、EZ STAY Saigonをチェックアウトする。管理人さんに見送られファングーラオ通り(Phạm Ngũ Lão)へ向かう。

まだ、6時半前なのだが通勤ラッシュが始まっておりスクーター軍団が爆走している。そして、ファングーラオ通りには各社のツーリストバスが停車しており、旅行代理店もほとんどが営業している。日本の旅行代理店なんて10時開店なのでベトナムは凄い!

06:20頃に集合場所のLacHongToursの前に来たが、まだ閉まっている。というか、それらしいバスも停車していない。集合時間の06:30になってもまだ閉まっている。

06:35になり旅行会社のお姉ちゃんが出勤してきた。5分の遅れはベトナムでは誤差の範囲内なのか?シャッターが開くと近くにいた欧米人が集まってきた。

そして、一昨日もらったレシートをお姉ちゃんに渡してカンボジア・プノンペン行きのバスチケットを受け取り、4軒隣のLONG PHUONG CAMBODIAのアオザイのお姉ちゃんに身柄が引き渡される。どうやら、乗車するバスはLONG PHUONG CAMBODIAのツーリストバスのようだ。06:40頃、LONG PHUONG CAMBODIAのツーリストバスが到着して乗車する。

ファングーラオ通りからバスが出発

06:45頃、バスが出発する。朝の通勤時間帯なのでスクーター軍団が爆走する中を国境へと向かう。出発してすぐに乗務員が全員のパスポートを回収し、ミネラルウォーターが配られる。
バスは大型バスなのだが乗客は自分を含めて12人(半分くらい欧米人)だけで乗車率は5割以下だ。これでは赤字ではないだろうか?パスポート回収時にアライバルビザ申請者はビザ代も支払っていた。自分は回収時にカンボジアビザを見せて渡したので何もなし。

ホーチミンを出ると風景が一変する。

田園地帯になったりするが、一応道沿いに売店や食堂が並んでいる。

陸路国境越え・ベトナム側国境モックバイ

08:55頃、ベトナム・カンボジアの国境に到着。まずはベトナム側のモックバイ(MOC BAI)で出国手続きをしないといけないので、ここで全員下車してイミグレーションへ行く。乗務員は先にイミグレーションの中に消えてしまい、自分は欧米人たちの後を金魚のフンのように付いて行く。

イミグレーションへ入り、まずは税関で手荷物をX線検査する。といっても、全員バックパックなどの大きな荷物はバスに載せたままなので検査の意味があるかは?税関検査が終わると出国手続きなのだが、全員のパスポートをバスの乗務員が先に係官に渡しており、名前を呼ばれるのをひたすら待つ。

ここが今までの陸路での国境越えと勝手が違う。今までは自分でパスポートを持って出国カウンターに並んで出国手続きなのだが、モックバイ(Moc Bai)では名前を呼ばれたらパスポートを受け取り出国カウンターを通過するという方式だ。

名前を呼ばれたらパスポートを受け取るので誰も並んでいない。ようするに出国カウンターの前に屯している状態だ。しかも、パスポートは係官→バスの乗務員→パスポート所持者という順番で受け取る。なので、係官がパスポートをバスの乗務員に渡しているので本人確認をしていないのだ。

出国手続きがこんなにいい加減で大丈夫なのだろうか。50分ほど待って、09:45頃、ようやく名前を呼ばれパスポートを受け取り出国カウンターを通過する。

イミグレーションを出ると、外の駐車場にバスが停車している。

バスに乗車して全員が集まるのを待つ。パスポートにはバスの乗務員が代筆したカンボジアの入国カードが挟まれている。全員が集まるとバスが発車し1分もしないうちにカンボジア側国境のバベット(Bavet)に到着。

ここで、バスを下車してイミグレーションで入国手続をするのだが、カンボジアの係官がバス下車時にパスポートを回収する。

陸路国境越え・カンボジア側国境バベット

そして、自分たちは案内表示に従いイミグレーションを通過するのだが入国カウンターはなく、検疫の検温だけ受けて建物の外へ出てバスに乗車して待機する。地球の歩き方だと指紋採取があるようなことが書いてあったけど、そのような事はなく入国完了。

イミグレーション前は、おばちゃんたちが果物とかを売っていた。

10:00頃、全員がバスに戻り・・・。いや、なぜか2人が国境で下車して、乗客10人で出発するがパスポートが戻って来ていないのだが・・・。欧米人の兄ちゃんたちが乗務員に「パスポートないよ!」と聞いている。

そして、アライバルビザの手続きが終わるまでレストランで休憩ということで欧米人たち静かになる。

10:05頃、バベットのイミグレーションから1.8kmほど離れたレストランに到着。ここでパスポートが戻ってくるのを待つというか、入国手続が終わっていないのにカンボジア国内に入っていいのか?

全員のパスポートが戻り、10:30頃にバスが出発する。パスポートには入国スタンプが押され、出国カードがホチキスで留められていた。

バスは農村地帯をひたすら西へと爆走していく。高速道路ではないのに90km/h以上出ておりカンボジアには制限速度はないのか?

それと、ベトナムのスクーター軍団はヘルメットをしていたのだが、カンボジアではすれ違うバイクはノーヘルばかりだ。

フェリーでメコン川を渡る

12:00頃、メコン川に到着してフェリーで対岸へと渡る。

フェリーにはバイクから大型バスまで載せて約5分でメコン川を渡る。フェリーには物売りのオバちゃんがいるので食料の調達も可能だ。

プノンペンへ近づいてくると交通量が多くなってくる。そして、トラックが天井部分に人を載せて走っている。こんなの日本でやったら、すぐに捕まってしまう。

バイクはヘルメットを付けている人が見え始めた。やはり、ノーヘルはダメなのか?カンボジアの交通法規はどうなっているのだろうか?

13:30頃、バスはプノンペンのPreah Sihanouk BoulevardにあるLONG PHUONG CAMBODIAの店舗の前に到着する。セントラルマーケットから南西に1.8kmの場所だ。ベトナム・ホーチミンから約7時間で到着した。

さて、ここから予約した宿は直線距離で約3km離れている。バスの停車場所にはすでにトゥクトゥクのおっちゃんたちが待ち構えている。基本はボリタクなので相手にせずに歩いて行くことにするが、プノンペンは暑い。

ホーチミンも暑かったがプノンペンはさらに暑い。1月なのに真夏の暑さだよ。30分ほど歩いて、14:00頃、セントラルマーケットまでやってきた。

プノンペンのユースホステル

トンレサップ川に沿って歩いて、14:50頃、ワット・プノン近くのMe Mates Place Hostelに到着する。カンボジアで2軒しかない国際ユースホステル連盟のウェブサイトで予約できるユースホステルなのだが、おなじみのあのロゴがないので外からは分かりにくい。

部屋は6人ドミトリー1泊10ドルなのだがBooking.comでセール中だったので1泊6ドルだ。今回は3泊するので18ドル支払う。カンボジアの通貨はリエルなのだが、米ドルが普通に流通している。

夕方になり夕飯を食べに行くがカンボジアで何を食べればよいのか分らない。とりあえず、近くのナイトマーケット周辺で食堂を探してみるが、欧米人向けの高そうな店が多い。

そんな中で中国語表記の店が見受けられる。試しに入ってみるとメニューに中国語がある。店の主人も中華系の感じなので中国語で注文したら通じたよ。で、食べたのが烤猪肉飯(5500リエル/約160円)だ。

ドルで支払って、お釣りはリエル

夕飯食べて宿へ戻る途中でカンボジアのコンビニを利用してみる。今回はPANDA MARTでアンコールビール330ml(0.69ドル)とアンカービール330ml(0.75ドル)を購入してみる。

ちなみに商品の値札はすべて米ドル表記になっているというか、レジも米ドル表示であった。合計金額は1.44ドルで5ドル札を出したら、お釣りは3ドル56セントだが、実際に受け取るお釣りは3ドルと2200リエルになった。

ドル札は流通しているがセント硬貨は流通していないようなので、1ドル未満のお釣りはリエルになって帰ってくる。2種類の通貨で計算するのは難しい。カンボジアはレベルが高い。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

EZ STAY Saigon
N 10°46’09.62″
E106°41’23.15″
LacHongTours
N 10°46’09.62″
E106°41’23.15″
ベトナム側国境
モックバイ(MOC BAI)
N 11°04’37.41″
E106°10’30.98″
カンボジア側国境
バベット(Bavet)
N 11°04’33.33″
E106°10’18.33″
メコン川のフェリー
N 11°15’42.58″
E105°17’01.13″
LONG PHUONG CAMBODIA
N 11°33’20.65″
E104°54’43.62″
Me Mates Place Hostel
N 11°34’41.05″
E104°55’25.00″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 5500リエル
合計 5500リエル
本日の出費
項目 金額 備考
食費 1.44ドル
宿泊費 18ドル 1泊6ドル×3
合計 19.44ドル

カンボジア王宮とシルバーパゴダ

朝から交通事故

07:30頃、すぐ近くのトンレサップ川へ行き川沿いに南にある王宮へ向かう。ユースホステルの前にはトゥクトゥクのおちゃんたちが既に待機中だが、そのまま素通り。朝のプノンペンは比較的涼しく過ごしやすいが交通量が多い。

そして、目の前で自転車とバイクの接触事故に遭遇する。自転車がバイクの横っ腹に突っ込んでバイクが転倒している。普通は自転車が転倒するものだと思うのだが、自転車は無傷でバイクのおっちゃんが転んでいた。

交通事故の見物は早々に切り上げて再び王宮へ向けて歩く。

道沿いの広告を見ているとカンボジアでもLTEのサービスが始まっているようだ。カンボジアで4Gの携帯が使えるということは、かなり便利なのだろう。そして、カンボジアの経済成長の速度が速いということも伺える。

王宮前

のんびり歩いて、08:30頃、王宮前に到着。王宮前の公園にはシハモニ国王の巨大な肖像画が飾られている。

そして、王宮周辺を散歩するが、ここにもトゥクトゥクのおっちゃんたちが待機中。もう、プノンペンはどこに行ってもトゥクトゥクのおっちゃんたちがいる。

08:45頃、王宮とシルバーパゴダの入場券売場に到着。入場料は25000リエル(6.5ドル)で10ドル紙幣で支払う。

お釣りは1ドルと10000リエルであった。大体お釣りがリエルの場合は1ドル=4000リエルとして計算されている。

カンボジア王宮とシルバーパゴダ

王宮へ来てみたのだが、既に人多いよ。

欧米人の団体もいるが、何より中国人の団体が多いというか、うるせーよ!静かに見学しろよ!遠くからすぐに中国人って分かるぞ!石像の前でポーズ決めて記念撮影するのは特に害はないからいいけど・・・。

王宮が一部とはいえ観光地として開放されているのは観光客にとっては興味深い。

これだけ外国人が多いとなると、この観光収入は結構な額の外貨収入になるのだろうな。

09:40頃、王宮に隣接するシルバーパゴダを見物する。

ノロドム国王の騎馬像がカッコイイ!

寺院なので各所に仏像があり、先ほどの王宮とは雰囲気がまた違う。

スーパーでパンとビール

11:30頃、セントラルマーケット近くのLucky SUPERMARKETでビールとパンを購入する。商品の金額は全てドル表示になっていた。

カンボジアビール330ml(0.55ドル)、バゲット(0.9ドル)の合計1.45ドル(6100リエル)で2ドル支払い、お釣りは2300リエルだ。もう、ドルとリエルの計算がややこしい。

トンレサップ川の近くで昼飯にバゲットを食べながらビールを飲む。

シェムリアップ行きバスチケット購入

12:30頃、ナイト・マーケット近くのOrient Express 1907で明後日のシェムリアップ行きのバスチケットを購入する。08:45発で出発場所はナイト・マーケット前のOrient Express 1907だ。ようするにバスチケットを購入した店舗の前だ。運賃は7ドルだ。

カウンターの姉ちゃんは最初9ドルとか言っていたが、時刻表に7ドルって書いてあるのを言ったら奥の偉い人に聞きに行って7ドルになった。ちなみにこの7ドルは期間限定のようだ。ウェブサイトに2月までと書いてあった。

BAYON MARKET

13:00頃、宿に戻るとドミトリーに英語以外の言語は話す外国人が4人いた。昨晩、ドミトリーは自分一人の貸切状態であったが今日は違うようだ。夕方になり列車が運行していないプノンペン駅近くにあるBAYON MARKETへ行く。

BAYON MARKETは輸入品も使っているスーパーマーケットで品揃えはそこそこだ。夕飯にビールとバナナを購入する。

カンボジアはビール爆安

商品は全てドル表示でキリンラガービール350ml(0.8ドル)、KINGDOM GOLD330ml(0.45ドル)、バナナ500g(0.85ドル)の合計2.1ドルで3ドル支払い、お釣りは3700リエルだ。

今回は日本産のキリンラガービールが特売品で1.6ドルが0.8ドルになっていたので購入した。輸入品なのに日本で買うより安い!バナナは熟していなかったので甘くなかった。正直言ってバナナは失敗で、中国で買ったほうが半額近くで黄色いバナナが購入できる。

他にも果汁100%のジュースは1Lで2ドル以上で販売されており、日本のほうが安い。
カンボジアの物価は複雑だ。

一日にビールを3缶も飲むダメ人間っぷりを発揮して宿へ戻る。ドミトリーへ戻ると外国人4人組がいなくなっていた。どうやら、夜行バスで移動するために休憩していたのか?

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

Me Mates Place Hostel
N 11°34’41.05″
E104°55’25.00″
カンボジア王宮(チケット売場入口)
N 11°33’46.98″
E104°55’57.15″
Orient Express 1907(プノンペン)
N 11°34’25.88″
E104°55’37.42″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 3.55ドル
バス 7ドル プノンペン→シェムリアップ
カンボジア王宮 6.5ドル
合計 17.05ドル

カンボジア・プノンペン街歩き

広東華僑の潮州会館

08:30頃、ナイト・マーケット近くの潮州会館を訪れてみる。潮州会館なので、この周辺には広東省潮州出身者や祖先を持つ華僑や華人が多いと思われる。会館というので集会場みたいになっているのかと思っていたが、建物内部は道教寺院となっていた。

そして、会館の敷地内には学校があるようで小学生ぐらいの子どもたちが中国語で授業をしていた。会館周辺には漢字表記の店や中華系の人達を見ることができるが、チャイナタウンと呼べる規模にはなっていない。

プノンペンの古刹ワット・ウナロム

ワット・ウナロムにやって来た。

プノンペンの古刹なのだが寺の建物は新しいようだ。王宮のすぐ近くにある大きな寺なので、それなりに格式が高いと思われる。

寺の敷地内には仏塔や仏像が結構あり静かな雰囲気を保っているのだが、寺で犬を飼っているようで放し飼いされた犬が数匹いる。それと、やたらと人懐っこい猫もいた。猫は可愛いのだが、自分は犬2匹に吠えられ追いかけられた。噛まれなかったが犬には要注意だ。

そして、寺の中でも人には要注意である。近所の住民なのだろうか、英語で話しかけられるが、自分は英語がわからない。「One Dollar」「eat」という単語は聞き取れた。これは中国で「给我十块钱!」と乞食が声をかけてくるのと同じパターンではないか!

住民?は「飯代1ドルくれ!」と言っているようだ。カンボジアは寺の中でも乞食の営業活動が認められているのか?まあ、これ以上は寺にいないほうが良さそうだな。

ワット・ウナロムからセントラルマーケットへ歩いて行くが、バイクタクシーやトゥクトゥクのおっちゃんに頻繁に声を掛けられる。おっちゃんたちは、こちらが日本人というのが分かっており日本語で声をかけてくる。「いらない!」と断っても粘るおっちゃんがいたりして困る。無視するのが一番良い。

そして、一番ダメなのが中国語で断ることだ。日本人と思って声を掛けてきたおっちゃんたちに意表を突いて中国語で断れば諦めると思っていたのだが、カンボジアには中国人観光客が押し寄せていて一番羽振りがよいようなので余計に狙われてしまう。

おっちゃんたちも中国人が金づるというのが分かっているようなので片言の中国語が話せる。カンボジアは手強い。

セントラルマーケット

09:45頃、セントラルマーケットにやって来た。周辺は渋滞がひどくカオス度も高い。

そして、トゥクトゥクのおっちゃんたちも多い。

セントラルマーケットはプノンペンの中心にある市場で外国人観光客も多く訪れる場所だ。

土産物から日用品、農産物まで幅広く扱っているマーケットだ。ただし、カオス度が非常に高いのでスリとかには要注意だ。
BAYON MARKETでペプシコーラ330ml(0.4ドル)とタイ産のOISHI BLACK TEA500ml(0.6ドル)を購入する。合計金額がちょうど1ドルになるようして、20ドル札で支払う。これでドルの小銭を調達する。

なるべくリエルで釣り銭をもらわないように計算して買い物しないといけない。そして、路上販売のパン屋を見つけて、おっちゃんにバゲットがいくらか聞くと1本500リエルということなので4本購入する。どうも地元民向けの店はリエル表記で、外国人も利用する店はドル表記のようだな。11:00頃、ワット・プノンで朝食兼昼食でバケットを食べる。

ワット・プノン

バケットを食べたらワット・プノンを見物する。

ワット・プノンは14世紀後半に建立された寺で小高い丘の上に立っている。ワット・プノンは公園で林のようになっており地元民から観光客まで涼んでいる。目の前にアメリカ大使館があるからか外国人が多い。


本殿には涅槃像など様々な仏像が安置されている。

プノンペンでは有名な観光地のようで外国人観光客が多いのだが、中国人のおっちゃんたちが目の前で痰を吐きやがったよ!寺で痰を吐くって・・・。お釈迦様もビックリかな?

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

Me Mates Place Hostel
N 11°34’41.05″
E104°55’25.00″
潮州会館
N 11°34’13.10″
E104°55’40.44″
ワット・ウナロム
N 11°34’05.34″
E104°55’48.41″
セントラルマーケット
N 11°34’08.22″
E104°55’16.22″
ワット・プノン
N 11°34’33.07″
E104°55’22.97″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 4000リエル
合計 4000リエル
本日の出費
項目 金額 備考
食費 1.85ドル
合計 1.85ドル

東南アジア旅行記2015-ベトナム・ホーチミン

統一鉄道でホーチミン到着

列車で海岸沿いと田園地帯を南下

06:00頃に起床する。すでに外は明るくなり列車は田園地帯を南へ走っていく。

そして、列車の進行方向が逆になっており途中で機関車交換をしたようだ。

GPSを確認してみると列車は海岸沿いに南下しているようだ。

07:00頃、南シナ海が見えてきた。海岸沿いに南下しているのが実感できる。

列車の速度は70km以上で走行する区間もありメーターゲージでは結構頑張っている感じだ。ただ、揺れが酷いのが問題だ。でも、御殿場線や八高線よりは速いかも・・・。

寝台車でノートPCを使う

08:30頃、Nha Trangに到着すると乗客がかなり降りて車内は静かになる。自分のいる寝台も下段のベッドが空いたのでノートPCで日記を打ち込み始める。

寝台車には各部屋にコンセントが2つ付いており携帯を充電したりノートPCをつかったりすることができる。車両は古いが実は意外と便利になている。

ドラゴンフルーツ畑

昼頃を過ぎると田園地帯から畑が目立ってきた。見たことがない木が数多く見えてきたが赤っぽい実が付いている。

よく見るとドラゴンフルーツではないか!どうやらドラゴンフルーツ畑を通っているようだ。

サイゴン駅到着

定刻より2分遅れの16:07、サイゴン駅に到着する。

ようやくホーチミンまでやって来た。

EZ STAY Saigon

サイゴン駅から宿へ向かわなければならないのだが、ハノイで予約なしだと街の中を彷徨うことを学んでおり、そして、ハノイで宿泊したEZ STAY Hanoiがいい感じだったので、EZ STAY Saigonを予約しておいた。

さて、EZ STAY Saigonへ向かうが、ホーチミンの道路もハノイと同様に十字路に斜めにもう一本道が入っていたりして迷いやすい。いや、すでに迷っている。迷いながら歩いて、17:00頃、EZ STAY Saigonに到着する。1泊250000ドン(約1500円)で4泊する。

部屋は4人ドミトリーで最上階には風呂がある。ベトナムで風呂がある宿というのは凄い!今までに数多くのゲストハウスやユースホステルなどに宿泊したが、ここは部屋広い、共有スペース広い、風呂が付いている等で確実に他の宿を圧倒する設備だ。

ここではのんびり出来そうだ。いや、沈没せずにカンボジアへ行かなければならない。
快適すぎて、ある意味で沈没に要注意のゲストハウスだ。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
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サイゴン駅
N 10°46’55.28″
E106°40’36.64″
EZ STAY Saigon
N 10°46’09.62″
E106°41’23.15″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 35000ドン
宿泊費 1000000ドン 1泊250000ドン×4
合計 1035000ドン

統一会堂とサイゴン大聖堂

統一会堂(旧大統領官邸)

06:30頃、鶏の鳴き声で目が覚める。近所で鶏を飼っているようで目覚まし時計は不要だ。

08:30頃、宿を出て統一会堂(旧大統領官邸)へ向かうが、ホーチミンの複雑な道路で案の定だが道に迷う。09:15頃、統一会堂に到着する。入場料は30000ドン(約180円)である。

統一会堂は南ベトナムの大統領官邸として1975年4月30日まで使用され、ベトナム戦争終結後は統一会堂と改名し博物館として開放されている。

統一会堂の片隅にはベトナム戦争当時に南ベトナム大統領官邸に突入した戦車が展示されている。

ベトナム戦争終結を物語る記念物として観光客が記念撮影をしている。

そして、統一会堂の奥では兵士が行進をしており博物館でもあるが国の重要な施設としても位置づけられているようだ。

さらに兵士が行進していた近くにはF5E戦闘機が展示されていた。

統一会堂は当時の大統領官邸をほぼそのままの状態で保存しており豪華な作りであることが分かる。
ここはSTATE BANQUETING HALL。

こちらは大統領執務室。

こちらの豪華な部屋がPRESIDENTIAL RECEPTION ROOMS。

外には噴水があり奥の正門から北ベトナムの戦車が突入してサイゴン陥落となりベトナム戦争が集結した。

2Fには龍のカーペットがあり、大統領の権力を物語っている。

そして、統一会堂にはヘリポートがありUH-1が残されている。ベトナム戦争終結の場所であるので観光客は非常に多い。特に欧米人が多くベトナム戦争への関心の高さが伺える。

サイゴン大聖堂

11:30頃、サイゴン大聖堂を訪れる。

カトリックの大聖堂でサイゴン大教会、聖マリア大聖堂、聖母マリア教会などとも呼ばれる。

フランス植民地時代に建てられた教会で規模は大きく観光客が多い。

サイゴン大聖堂を見物後に近くにあるスーパーマーケットのCo.opMartでビールの買い込んで宿へ戻る。

ビール3本で36200ドン(約211円)で日本よりメチャ安い!

宿へ戻る途中、食堂で昼食にフォー・ボー(30000ドン/約180円)を食べる。夕飯は高めの店でPho Bo Vienを55000ドン(約330円)で食べる。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

EZ STAY Saigon
N 10°46’09.62″
E106°41’23.15″
統一会堂(旧大統領官邸)
N 10°46’38.33″
E106°41’44.21″
サイゴン大聖堂
N 10°46’46.33″
E106°41’57.37″
Co.opMart
N 10°46’53.70″
E106°41’33.82″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 121200ドン
統一会堂(旧大統領官邸) 30000ドン
合計 151200ドン

ベトナム戦争を伝える戦争証跡博物館

朝食はフォー

06:50頃、今日も鶏の鳴き声で目が覚める。近所の鶏のおかげで寝坊することはない。09:45頃、宿の宿泊している他3人と朝食を食べにフォーの店へ行く。

店は昨日行ったフォーの店でフォー・ガー(55000ドン/約330円)を注文する。

ベトナム戦争の歴史を綴る博物館

10:30頃、戦争証跡博物館を訪れる。ここはベトナム戦争の関する資料を展示している博物館で多くの外国人観光客が訪れている。入場料は15000ドン(約90円)だ。

まずは屋外展示されている戦車や戦闘機が観光客の目を引いており、みな記念撮影をしている。
さながら遊園地のような雰囲気だ。

M.48 A3 TANK

屋外展示では観光客が記念撮影をしていましたが、館内は雰囲気が一変して資料を静かに見学しています。

枯葉剤によるダイオキシン汚染の実態に欧米人観光客は熱心に資料を見ています。

カンボジア・プノンペン行きバスチケット購入

昼過ぎにEZ STAY Saigonに戻りカンボジア行きのツーリストバス情報を調べる。明後日カンボジアへ行く予定なので管理人さんにカンボジア行きのバスについて相談したら知り合いの旅行会社を紹介してくれるということで、15:45頃、バイクでファングーラオ通り(Phạm Ngũ Lão)のLacHongToursという旅行会社へ連れて行ってもらいプノンペン行きのバスチケットを購入する。

自分はベトナム語と英語が全く分からないのでEZ STAY Saigonの管理人さんに話をつけてもらい5分ほどで手続き完了。明後日、06:30発のバスで料金は190000ドン(約1140円)で出発は旅行会社の前だ。宿からは徒歩5分ぐらい場所なので寝坊しない限り大丈夫だろう。

宿に戻り旅行会社でもらったパンフレットをみる。

ツーリストバス運賃表

ツアー料金表
ツーリストバスはハノイやバンコク行きが運行されている。そして、旅行会社なのでサパ行きのツアーとかも催行されている。

カンボジア・プノンペンの宿を予約

カンボジア行きのバスの手配が済んだので次は宿を確保しなければならない。そこでhihostels.comでカンボジアのユースホステルを探すとプノンペンとシェムリアップに1軒づつあるので予約しようと思ったが、念のためにBooking.comで確認してみたら同じユースホステルがBooking.comで予約した方が安かったのでBooking.comで予約する。宿を確保したので、これでプノンペンをさまよって身ぐるみを剥がされる危険性が低くなるだろう。

夕方になり夕飯を同じ宿の宿泊者2人と食べに行く。

繁盛している食堂でご飯とおかず4皿、スープ、スイカが付いて合計246000ドン(約1476円)である。3人で割り勘して1人82000ドン(約492円)だ。

ベトナムのスクーター軍団


宿へ戻る途中、ベトナム名物のスクーター軍団を見物する。この光景を見るとベトナムの勢いを感じられる。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

EZ STAY Saigon
N 10°46’09.62″
E106°41’23.15″
戦争証跡博物館
N 10°46’45.63″
E106°41’32.28″
Co.opMart
N 10°46’53.70″
E106°41’33.82″
LacHongTours
N 10°46’04.07″
E106°41’27.74″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 171800ドン
バス 190000ドン ホーチミン→プノンペン
戦争証跡博物館 15000ドン
合計 376800ドン

ベトナム・ホーチミンのバックパッカー街デタム通り

ツーリストバスの状況確認

昨日、EZ STAY Saigonの管理人さんに紹介してもらった旅行代理店でカンボジア・プノンペン行きのツーリストバスのチケットを購入したが、今日は朝からファングーラ オ通り(Phạm Ngũ Lão)から出発しているツーリストバスの状況を確認してみた。

宿から5分足らずでファングーラオ通りに出るのだが、バスは朝の6時台から出おり、訪れた時は朝7時頃なのだが通り沿いにはバスが多数停車している。

バスはそれぞれの旅行代理店やバス会社の前に停車して乗客が集まっている。

バス以外にもタクシーも停車しており、このファングーラオ通りがベトナム国内、カンボジア、タイ方面への出発点となっている。

デタム通り

11:30頃、バックパッカーが集まるデタム通り(Đề Thám)周辺を散歩してみる。

デタム通りとファングーラオ通りがぶつかるT字路周辺の地区がホーチミンで最も外国人観光客が集まるエリアになっている。

周辺には安宿、レストラン、旅行代理店などが集まっており賑わっている。これらの旅行代理店などが、この地区からツーリストバスを運行しているので自然とバックパッカーが集まってくる。

いや、バックパッカーが集まるから旅行代理店が集まってきたのか?夜になると特に人通りが多くなり歓楽街となる。

デタム通り周辺に外国人観光客が集まるので、当然ながらレストランは高い。

地元民向けの安食堂は離れた場所まで行かないといけない。

それと、デタム通り周辺には日系のコンビニが多く、特にサークルKが100m間隔ぐらいで出店しているという日本では考えられない状態だ。

昼食はフォータイ

昼食はフォーのチェーン店でフォータイ(35000ドン/約210円)を食べる。

フォーはスープも美味しいので、自分はラーメンと同じようにスープも飲んでしまう。

夕飯はバインセオ

19:00過ぎに管理人さんと宿泊者8人でバインセオを食べに行く。バインセオ以外にも春巻きとかを食べる。

バインセオはなかなか美味い。

明日はカンボジア・プノンペンへ移動なのでベトナムでの最後の食事となる。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

EZ STAY Saigon
N 10°46’09.62″
E106°41’23.15″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 135000ドン
合計 135000ドン

東南アジア旅行記2015-ベトナム・古都フエの世界遺産

統一鉄道・夜行列車でフエ到着&世界遺産 阮朝王宮

統一鉄道でフエへ

05:30頃に目が覚める。外は田園風景が広がっており列車は田舎を走っている。列車は70kmぐらい出ており結構速い。

しかし、車内の揺れが激しい。これは車両が古いからか?それとも、線路の状態が悪いのだろうか?

ベトナム列車のトイレ

夜が明けているので他の乗客が起き始める前にトイレへ行ってウンコをするのだが、ベトナムの鉄道のトイレは、やっぱり紙はなしだ。紙の持参は必須だ。

そして、ウンコをしたら水を流さなければならないのだが、水を流すレバーがない。代わりに備え付けのホースで水を流すのだ。これだと大きく的を外してもちゃんと流せるので安心だ。

ベトナムの某隣国の鉄道のトイレみたいに水が流れない、何故か大きく的を外してウンコだらけということがないのだ。

ベトナムのミネラルウォーター

これは昨日ハノイ駅を発車する前に乗務員が配っていたミネラルウォーター。キャップの部分にフィルムがあり蓋が未開封というように分かるようになっている。

これはベトナムの某隣国のように水道水を入れただけの偽物があるということなのだろうか?まあ、こういった細かい対策をしているのは良いことだ。

古都フエ到着

08:48に定刻通りフエ駅に列車が到着する。駅の出口では駅員が切符の確認と回収をしていたのだが、自分は切符を記念品としてもらった。おそらく切符は領収書としても使えるだろう。

下車した欧米人たちは街の方へ歩いて行く。自分も街の方へ歩いて行くが日本語のうまいタクシーの運ちゃんに声をかけられる。日本人宿のサニーホテルを勧められるが、サニーホテルはWEBで問い合わせたが返事がなく、他の宿を予約済みなので断って駅前の通りを歩いて市街地へ行く。

パクリ?Google Thanh Xuan Hotel

40分ほどフォーン川沿いに歩き2つ目の橋のチャンティエン橋の交差点で右(南)へ歩き、09:30頃、5つ星のImperial Hotelの南隣にあるGoogle Thanh Xuan Hotelに到着する。
何やら突っ込みどころのある名称なのだが、ベトナムでは問題ないらしい。

レセプションの姉ちゃんは英語ペラペラなのだが、自分は英語がわからないので英語が右耳から入って左耳から出て行く状態だ。

1泊104000ドン(5ドル)で3泊するので合計312000ドンなのだが、ここで問題が発生する。
姉ちゃんがパスポートを担保に預かろうとしているので、パスポートを返してもらう。

で、パスポートを預けないので1000ドン追加になって合計313000ドンになった。
おいおい!ベトナムではパスポートの差し押さえは問題ないのかよ?日本でやったら問題になるぞ!

ここで姉ちゃんに戦いを挑むか考えたが、よくよく考えてみると1000ドンは約6円だ。1000ドンで戦っても時間の無駄と精神的に疲れるだけなので、何もなかったことにしておく。肝心の部屋は8人ドミトリーでトイレ・シャワー付きでさらに珍しくテレビ付きだ。

世界遺産 阮朝王宮

10:30頃、阮朝王宮を訪れる。

入場料は105000ドン(約630円)で少し高めだが、某国のボッタクリ入場料と比べればまだまだ良心的だ。

阮朝王宮はベトナム最後の王朝である阮朝の王宮跡で1993年にユネスコの世界文化遺産に登録された。

現在ある建物は復元されたもので、元々の建物はベトナム戦争などで失われている。

そのため敷地内の殆どは草地になっているが王宮の復元作業が進められており工事箇所も多い。

世界遺産ということだけあって欧米人の観光客が多い。

それと日本人の団体にも初めて遭遇した。

そして、この広大な敷地でやかましい声が聞こえてきた。そう、ベトナムの隣国からやかましい集団が来ていたのだ。あれだけ離れた所にいるのに、声のデカさでどこの国の人間かがすぐ分かる。

しかし、もう少し静かに見学するとかしてくれないか?まあ、無理だな・・・。楽しそうにポーズを撮って記念撮影しているし・・・。このやかましい集団とは逆に進み静かに見物することにする。

東の顕仁門から出て道の向かい側にあるフエ宮廷骨董博物館へ向かう。

昼頃にフエ宮廷骨董博物館を訪れる。

阮朝の宮廷で使用された陶器などが収蔵されている。内部は撮影禁止だったので外だけの撮影というか、入場券は阮朝王宮とのセットになっているのだが入場券の確認は無し。

14:00頃、その辺の食堂で遅めの昼食を食べるが、とりあえずメニュー表に書いてあったのを勘で選んでみたら、野菜炒めが出てきた。値段は45000ドン(約270円)だ。

ベトナムのテレビ

宿に戻りベトナムのテレビ番組がどんなものか見てみるが、NHKの国際放送が映った。

他にも忍者ハットリくんまでやっているし・・・。

あと、中国時代劇の包青天がやっていた。中国と仲が悪くてもドラマは放送している。まあ、日本も韓流ドラマを放送しているし似たようなものかな?

サイゴン行きの切符を購入

夜になりフエ駅に25日のサイゴン行きの切符を買いに行く。夜でも窓口には列ができていたが某国のような割り込みとかはなく無事に購入できた。

エアコン付きハードベッド2段目(Nằm cứng điều hoà tầng 2)で運賃は853000ドン(約5118円)だ。ちなみに切符に名前とパスポート番号を印字するのでパスポート必須である。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

フエ駅
N 16°27’23.38″
E107°34’43.17″
Google Thanh Xuan Hotel
N 16°27’56.58″
E107°35’30.10″
阮朝王宮
N 16°28’02.80″
E107°34’45.74″
フエ宮廷骨董博物館
N 16°28’16.07″
E107°34’55.49″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 110000ドン
宿泊費 313000ドン 1泊104000ドン×3泊+1000ドン
鉄道(フエ→サイゴン) 853000ドン
阮朝王宮 105000ドン
合計 1381000ドン

世界遺産ティエンムー寺&英雄ファン・ボイ・チャウ墓

ファン・ボイ・チャウ像

07:30頃、チャンティエン橋の近くにあるファン・ボイ・チャウ像を訪れる。

ファン・ボイ・チャウはベトナム独立運動の英雄で日露戦争後に日本へ訪れたことのある人物であり、医師の浅羽佐喜太郎との交流は有名である。

朝食はフエ料理ブン・ボー・フエ

フォーン川沿いに散歩をしているとシクロのおっちゃんに旧市街観光を誘われるがボッタクられるのが嫌なので断り川沿いに散歩する。

フエ駅近くの食堂でフエ名物のブン・ボー・フエを食べる。値段は30000ドン(約180円)だ。

米麺料理なのだがでかい豚肉が入っており、さらにサラダ付きだ。生野菜はA型肝炎とかの心配もあるが予防接種をしてあるので大丈夫だろう。肉がでかいので食べ終わったら値段が変わっているのではと心配したが、30000ドンで大丈夫であった。

フォーン川の鉄橋近くで撮り鉄

08:30頃、フエ駅近くのフォーン川の鉄橋で、08:48フエ駅着の列車を撮影するために張り込む。すると、鉄橋を管理しているベトナム国鉄のおっちゃんが来たので、「シンチャオ」と挨拶したら「Train!Train!」と返してきてくれた。

どうやら、撮影OKのようだ。社会主義国だとダメな場合が多いがベトナムは鉄ちゃんに寛容なようだ。

しかし、列車が定刻通りに来ない。どうやら遅れているようだ。約30分経過してベトナム国鉄のおっちゃんが「Train!Train!」と教えてくれ列車が近づいてきた。

そして、線路から少し離れた所でカメラを構えていたら、おっちゃんが線路の間近で撮影させてくれた。ベトナムは撮り鉄に優しい国のようだ。

世界遺産ティエンムー寺

フエ駅近くの鉄橋から40分ほど歩き、10:30頃、世界文化遺産ティエンムー寺(Chùa Thiên Mụ)に到着する。

山門の仏像。

ティエンムー寺は外国人観光客が多い。

主に欧米人が多いのだが、日本人の団体やハングルを話す団体もいた。

これだけ観光客が訪れているのに入場料無料というのはなかなか凄い。

ファン・ボイ・チャウ記念館

11:00頃、ティエンムー寺を離れ来た道を戻りながらフエ駅へ向かう。ボリタクの運ちゃんに声をかけられるが当然断る。ひたすら歩いてフエ駅まで戻り、さらに近くの踏切を渡りファン・ボイ・チャウ通りを南下していき、12:10頃、ファン・ボイ・チャウ記念館に到着する。

記念館にはベトナムの英雄ファン・ボイ・チャウの墓があり、そして、墓の近くには「東遊運動が生んだ日越友好之碑」がある。

ファン・ボイ・チャウ墓

フエのスクーター軍団

昼食を食べてから宿に一旦戻ってから、チャンティエン橋を渡り旧市街へむかう。フエにもスクーター軍団がそこら中で走っており道路を横断する時は中国と同様に注意しないといけない。

それでも、フエのスクーター軍団はハノイよりは数が少ない。

ベトナムで貴重な手数料無料ATM

旧市街にあるEXIMBANKのATMで2000000ドンを引き出す。

レシートを確認したが今回も手数料無料だ。

フエのスーパーマーケット

ATMで現金を引き出したらチャンティエン橋のすぐ近くにあるCo.op martで買い物をする。おそらく旧市街で一番大きなスーパーマーケットだろう。

店内にはリュックとかは持ち込み禁止で入口で預ける方式だ。これは中国のスーパーマーケットと似たような感じだ。まずは、相場をちょっと確認してみる。

500mlのペプシコーラが特売で5700ドン(約34円)、通常でも6000ドン(約36円)だ。

午後の紅茶は350mlのミルクティーで9100ドン(約54円)、330mlの缶ビールが8300ドン(約54円)で結構安い。

ここではビールとバゲットを買い込む。

夜になり21:00頃になり、8人ドミトリーに欧米人の姉ちゃんがやって来た。ドミトリー一人で貸切状態かと思っていたのだが、そうはならなかった。というか、今日はもう誰も来ないと思ってベッドを散らかしていたのだが姉ちゃんが来たので急いで片付ける。それにしても、ドミトリー男女混合だったのかよ!

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

フエ駅
N 16°27’23.38″
E107°34’43.17″
Google Thanh Xuan Hotel
N 16°27’56.58″
E107°35’30.10″
ティエンムー寺
N 16°27’08.49″
E107°32’42.14″
ファン・ボイ・チャウ記念館
N 16°27’05.28″
E107°34’56.88″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 130500ドン
合計 130500ドン

統一鉄道・夜行列車でフエ→ホーチミン

朝は統一鉄道を撮り鉄

08:30頃、フエ駅近くの鉄橋へ向かい今日も撮影をする。昨日は列車が遅れていたが今日は到着後すぐに貨物列車が通過する。

そして、狙っていた旅客列車は今日も30分ほど遅れて通過する。

撮り鉄を終えて旧市街へ向かうがフォーン川の橋を渡った所で踏切が閉じており列車が来るようだ。

すぐに撮影体制に入るが逆光で条件が悪い。とりあえず貨物列車を撮影する。

フラッグタワー

旧市街の阮朝王宮のお堀に沿って歩きフラッグタワーの近くにやってきた。遠くからでも分かるベトナム国旗だが、近くに来るとその大きさが本当に大きいというのが分かる。

バゲットは貧乏旅行に必須

今日は夜行列車でホーチミンへ移動するので旧市街にあるスーパーマーケットで食料の買い出しをする。
購入したのはフランスパンのバケットだ。1本3800ドン(約22円)で値段が安いので、ベトナム旅行では重要な食料になること間違いなしだ。これは中国での貧乏旅行で活躍する饅頭に相当する貴重な食料だろう。

夜に列車でホーチミンへ移動するのでそれまでDaiVietビールを飲んで出発の準備をする。ちなみにDaiVietビールは日本へ輸出されイトーヨーカドーやセブン-イレブンで販売された実績もあるビールだ。

統一鉄道・夜行列車でフエ→サイゴン

18:00頃、Google Thanh Xuan Hotelをチェックアウトする。スタッフの兄ちゃんが「See you!」とかめっちゃ陽気に送り出してくれた。チェックイン時にパスポートを預かろうとしたのはちょっとよろしくないがそれ以外は料金相応、問題なしで、こちらが英語を話せなくてもスタッフの対応も良かった。

18:35頃、フエ駅に到着する。乗車する列車のSE7は19:55発なので1時間半ほど駅の待合室で待機となる。待合室と言っても切符売場と同じ建物で目の前に切符購入の列がある。
みな整然と並んで切符を購入している。

列に並ばない隣のジャイアニズムの国とは全く違う。待合室も平和で隣のジャイアニズムの国みたいに床に痰吐いたり、ゴミのポイ捨てもない。

19:35頃、改札口が開き乗客が一斉にホームへ移動するが切符の確認は無しで誰でもホームへ入れる状態だ。

10分遅れの19:57に列車が到着するが乗車時は誰も列に並ばずホームは大混乱だ。ちょっと残念な光景だが、ここは強行突破で乗車だ。

乗車時には切符の確認はなく自分の寝台へ向かう。今回も寝台はエアコン付きハードベッドの2段目BnLT2(Nằm cứng điều hoà tầng 2)で運賃は853000ドン(約5118円)になる。
ちなみにホーチミンの駅名は昔の都市名のままで、サイゴン駅になっている。

5分遅れの20:00に列車が発車してサイゴンへ向かう。発車後に乗務員が切符と行き先の確認に来たので切符を見せて車内検札は終了。フエ→サイゴン1038kmの旅が始まったが今日はもう寝ることにする。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

Google Thanh Xuan Hotel
N 16°27’56.58″
E107°35’30.10″
フエ駅
N 16°27’23.38″
E107°34’43.17″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 19000ドン
合計 19000ドン

東南アジア旅行記2015-ベトナム・ハノイ編

河口からベトナム入国・鉄道でラオカイ→ハノイ

中国ベトナム国境・河口

08:00頃、イミグレーションの河口口岸へ行ってみる。天気は曇りベトナムのラオカイは少しかすんで見える。

しかし、すでに国境は開いているようで国境の橋を人が行き来している。今日はベトナムへ渡るので手持ちの人民元をベトナム・ドンへ両替しておかないといけない。

昨日、河口口岸の近くで両替所を見つけたのが時間が遅かったので閉まっていたが朝は営業しているだろうと思い行ってみるが、まだ閉まっている。

人民元をベトナム・ドンへ両替

50mほど離れた所には国境貿易で中国とベトナムを行き来する行商のおばちゃんたち専用のゲートがあるので、おばちゃんたちに両替をお願いしてもよいのだがカモにされる可能性もあるので両替所が開くのを待つことにする。

08:40頃、再び両替所を訪れると営業していたので為替レート表を確認しようとしたら、レート表がないので窓口のおばちゃんにレートを聞いてみる。100元→343000ドンということなので、日本出発前にブルームバーグとかで確認していたレートと大体同じなのでパスポートと500元を渡してベトナム・ドンへ両替する。

で、おばちゃんが「3分待って」といって携帯でどこかへ中国語でない言語で連絡を取っている。
ベトナム側の業者へ確認しているのか?

そして、待っている間に両替所の名刺をもらい、500元から1715000ドンへ両替が完了する。

その場で金額を確認して、ついで日本円の両替もできるか聞いてみると、日本円は不可で表の看板に取り扱い通貨は米ドル、ユーロ、人民元、ベトナム・ドン、香港ドル、英ポンドの6通貨が表示されていた。

中国出国

ドンの入手ができたので宿へ戻り荷物を整えて、09:00頃、招待所をチェックアウトして河口口岸へ向かう。

09:10頃、河口口岸に到着。建物の左端のエスカレーターで2Fの出国カウンターへ向かうが、出国者は自分一人だけの貸し切り状態だ。

まず、検疫カウンターは申告することもないので、そのまま素通りして、次の税関検査では荷物のX線検査だけで、最後に出国手続きとなる。係官に「どこへ行くの?」「ベトナムは出国したら30日以内に2回目の入国はできないよ!」と質問と注意点を告げられて出国手続き完了。

ベトナム入国

09:20頃、国境の橋の中間にある国境線を越えて中国からベトナムへ。ここからは北京時間(UTC+8)からベトナム時間(UTC+7)へ変更となり、08:20頃、ベトナムの入国管理所へ。

入国のカウンターは一つだけ開いており、とりあえず列に並ぶと検疫カウンターの係官に呼ばれてパスポートを渡す。端末にパスポートの情報を入力して検疫手続き完了。検温や書類提出はなしであった。

再び入国カウンターに並んで入国手続きをする。係官がパスポートを確認して端末に情報入力をして書類提出とかは一切なしで入国手続き完了。最後に税関検査で荷物をX線検査するだけだ。

税関検査を終えると両替屋とバイクタクシーのおっちゃんが声をかけてくる。ラオカイ駅までは徒歩で行くし、両替も済ましてあるのだが、相場の確認のため両替屋のおっちゃんに100元いくらか聞いてみるというか、ベトナム語がわからないので電卓で確認してみると100元→300000ドンであった。ベトナム側だとレートが悪いようだ。

イミグレーションの建物を出るとタクシーと両替屋が一斉に声をかけてくる。イミグレーションの建物の中でも営業できるのは一部の業者だけなのかな?念のためここでも両替屋にレートを確認してみるが、やはり100元→300000ドンであった。両替はラオカイより河口の方が良さそうだ。

タクシーのおっちゃんたちを振り切って、08:35頃、ラオカイ駅へ歩いて向かう。

イミグレーションの前の通りを道沿いに東へ歩いていく。

途中で線路も平行しているので迷うこともない。

ラオカイ駅が近くなってくると、食堂や宿が並び始める。

09:00頃、ラオカイ駅に到着するが駅舎は工事中であった。

しかし、駅舎が工事中でも駅前にはサパ行きのバスが停車していた。

サパ行きのバス

時刻表と運賃表の看板もあるので、ここがラオカイーサパのバス乗り場か?

サパ行きのバスは時間帯にもよるが、早朝05:20から夕方18:00まで約1時間に1本の割合で運行されているようだ。今日はこのままハノイへ向かうので、ラオカイ駅の仮駅舎へ向かう。

ラオカイ駅

仮の駅舎は工事中の駅舎から中国側へ100ー200mの所にあった。09:10頃、ラオカイ駅の仮駅舎に到着する。

ハノイ行きの切符が買えるか心配だったが、窓口のおばちゃんに行き先、列車番号、座席の種類を書いた紙を渡すと、おばちゃんがすぐに端末を叩いてくれる。おばちゃんは外国人慣れしているようで端末画面の金額指さして確認をとってから発券してくれる。

購入した切符は09:50発、ラオカイ→ハノイのFAN付きハードシートで列車番号はLC4だ。運賃は126000ドンだ。切符を購入したので他の乗客と一緒に待合室で待機する。ベトナムの駅は身分証確認や荷物のX線検査がなく中国とは異なりかなり平和なようだ。

待ち時間の間に携帯の電波状況を確認してみるが河口では中国とベトナムの双方の携帯電話事業者の電波が受信できていたのだがラオカイ駅ではベトナムの携帯電話の電波しか受信できなかった。7年ほど前にラオカイ駅を訪れたときはチャイナ・ユニコムの電波が受信できていたのだが、今回は中国側の電波は受信できなかった。

ちなみにラオカイではGSMとW-CDMAの両方の電波が受信できた。ベトナムの田舎でも3Gの携帯が使えるようだ。10:25頃、改札口が開き乗客が列車へ向かう。

鉄道でラオカイ→ハノイ

改札口では切符の確認はなく乗車する車両で切符の確認が行われる。自分は一番安い席の切符を購入したのだがなぜか乗務員に寝台車へ案内される。

そして、寝台料金を請求される。まあ、何となくそういう展開になることは予想していたが、外国人は高い寝台車へ誘導するようだ。ベトナムは商魂たくましい。

昼間に移動で寝台車はもったいないので座席の車両へ戻る。一番安い席なので木製の座席だ。

乗車率は8割ぐらいで、09:48にラオカイ駅を発車する。定刻だと09:50発なのだが、ベトナムの鉄道は遅れが結構発生するようなので早く発車しておいた方がよいだろう。列車がハノイへ向け走り出すとすぐに乗客だったおばちゃんたちが飲食物から雑貨まで色々と車内販売を始める。ベトナムの鉄道では商売が自由なのか?

紅河に沿って列車はゆっくりと走る。速度は40kmぐらいが最高速度のようだ。軌道がメーターゲージなので高速走行には向かないのだろうか?それとも線路や車両の状態がよくないのだろうか?列車は農村地帯をゆっくり走りながらハノイへ向かう。

沿線にはバナナの木が多くみられ南国の雰囲気が漂っている。そして、ベトナムの列車は窓が開けられるので撮り鉄には最適だ。

しかし、開いている窓から乗客がゴミをポイ捨てしている。何てことだ・・・。ベトナム人が列車の窓から平気でゴミのポイ捨てをするとは・・・。ショックである。列車の窓からのゴミのポイ捨ては外国では当たり前なのか?

昼を過ぎてハノイまで180kmぐらいの所まできたが、乗車率は5割ぐらいで車内は比較的空いている。物売りのおばちゃんが列車内を行ったり来たりしており商売熱心だ。

そして、ちゃんとした車内販売のおばちゃんも来たりする。正式な車内販売があるのに、おばちゃんたちが自由に商売しているので、ベトナムは結構自由なようだ。

15:00ぐらいになると平地に入ったようで水田が見え始める。田植えをしているところもあり、やはり南国だ。平地に入ったからか列車の速度が50kmを越えるようになってきた。

17:30を過ぎてあたりは夜になり、ハノイまで100km以内に入った。

ハノイ駅が近くなると線路のすぐ脇に店があったりと目の前にすごい光景が広がっている。台湾の平渓線みたいだ。

ハノイ到着

20:15頃、ハノイ駅に到着する。これから宿を探さなければならないのだが、道路を行き交うベトナムのスクーター軍団に注意しながら歩いていく。

ハノイ駅から北東に約2kmほどの所にユースホステルがあるので、まずはそこを目指すが、予約していなかったのであえなく撃沈する。

このままハノイで野宿するような上級者ではないので、ハノイ駅から徒歩約10分(ハノイ駅の裏口に相当するハノイB駅なら徒歩5分)の日本人経営の宿・EZ STAY Hanoiに携帯電話でドミトリーが空いているか確認したら空いていたのでEZ STAY Hanoiへ向かう。

ちなみに携帯はチャイナ・ユニコムのSIMカードなので国際ローミングということかな。
やはり、携帯電話があると便利だ。

21:30頃、ハノイ駅の北西にあるEZ STAY Hanoiに到着する。ベトナム人のスタッフは日本語ペラペラだったので、ベトナム語や英語の話せない自分には助かった。というか、さっき電話で話していたのがこのベトナム人スタッフであった。めっちゃ日本語ペラペラやん。

ドミトリーは3泊以上だと1泊あたり200000ドンなので3泊することにする。何とかハノイで宿が確保できた。これで、3泊4日で上海→昆明→河口→ラオカイ→ハノイを鉄道、路線バス、徒歩で行けることが確認できた。

GPSデータ

あくまで参考データです。

グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。

実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

河口口岸(中国側入国管理所)
N 22°30’29.82″
E103°57’47.32″
ラオカイ・ベトナム側入国管理所
N 22°30’23.00″
E103°57’57.38″
ラオカイ駅(仮駅舎)
N 22°29’36.19″
E103°58’39.15″
ハノイ駅
N 21°01’28.97″
E105°50’28.62″
EZ STAY Hanoi
N 21°01’40.63″
E105°50’20.43″
両替レート
河口
100元→343000ドン
ラオカイ
100元→300000ドン
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 600000ドン 1泊200000ドン×3泊
鉄道 126000ドン ラオカイ→ハノイ
合計 726000ドン
項目 金額 備考
通信費 7.72元 チャイナ・ユニコム
国際ローミング1分17秒
合計 7.72元

ハノイを街歩き

朝食はベトナム料理ブン

08:45頃、同じドミトリーのS先生とP先生の2人と朝食にフォーの一種のブン(BUN)を食べる。値段は35000ドンで、A先生曰く牛肉が多いやつなので少し高めとのこと。

食後は3人でハノイの旧市街見物へ向かう。

ハノイ旧市街

ハノイの旧市街を散歩してみるが、道が複雑で非常に迷いやすい。十字路が少なく三叉路や五叉路といった感じで道が斜めに通っている。

さらに交通量が多くスクーター軍団がひっきりなしに通っている。

散歩の途中で商店でサントリーのお茶を買ってみる。

455mlで価格は10000ドン(約55円)だ。ちなみにコカ・コーラは330mlで9000ドンになっていた。

昼食は高そうなレストラン

昼食は3人で地球の歩き方に載っていたレストランへ行く。

そして、真昼間からビールを飲む。

春巻きとかのベトナム料理を食べて3人で524000ドンになったがP先生のおごりになった。

貧乏人にベトナム料理をご馳走してくれるなんて、P先生に感謝!

フエ行きの切符を購入

13:30頃、ハノイ駅(西側のハノイB駅と呼ばれる方)でフエ行きの切符を購入する。窓口は客がおらず待ち時間なしで、行き先や列車番号などを書いたメモを窓口に出すだけ購入できた。

ラオカイ駅での購入方法とほとんど同じで、唯一の違いはハノイ駅ではパスポートが必要で切符に名前とパスポート番号が印字されていた。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

EZ STAY Hanoi
N 21°01’42.40″
E105°50’22.35″
ハノイ駅
N 21°01’28.97″
E105°50’28.62″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 90000ドン
鉄道 628000ドン ハノイ→フエ
合計 718000ドン

ハノイの文廟とATMで引き出し

ATMでドンを引き出す

朝食に30000ドンでフォーを食べてから銀行を探す。昨日、フエ行きの切符を購入して手持ちのドンが少なくなってきたので、ATMでドンを引き出すことにする。

とりあえず、ハノイ駅近くから線路沿いに北へ歩くとEximbank(ベトナム輸出入銀行)があったのでATMで引き出し限度額の2000000ドン(11593円)引き出す。


ベトナムのATMでは国際キャッシュカードやクレジットカードで引き出すとベトナムの銀行からもATM手数料を取られるのが一般的なのだが、EximbankはATM手数料が無料になっている。

文廟(Van Mieu)

10:45頃、宿から徒歩5-10分ぐらいの所にある文廟(Van Mieu)を訪れる。入場料は30000ドン(約180円)で良心的な入場料だ。


文廟には科挙合格者の名前が刻まれた82の石碑がある。
この石碑はユネスコ記憶遺産にも登録されいる。

ハノイの有名観光地なので観光客が多いのだが、欧米人の団体より韓国人の団体が多かった。

韓国ではベトナムブームなのだろうか?孔子を祀っている文廟なので線香の匂いが辺りに漂って雰囲気的には良い。

ベトナムの文廟は中国の文廟とは少し雰囲気が違う。台湾や福建省あたりの建築様式に近い感じはするのだが微妙に雰囲気が違う。

ハノイのレーニン像

文廟を見物した後は北朝鮮大使館の前を通り、昼頃にレーニン像の前にやって来た。
北朝鮮大使館の写真を撮っておきたかったのだが、警備が厳重で撮影したら逮捕されそうなのでそのまま素通りになる。

そして、ハノイにはレーニン像があり社会主義国だと認識される。でも、ソ連崩壊後は旧共産圏でレーニン像が撤去されていたが、ベトナムではレーニン像はまだまだ現役だ。

ホーチミン廟

12:30頃、ホーチミン廟にやって来た。

白の制服を着た衛兵が廟の前を警備しており、観光客が記念撮影をしている。

一柱寺(Chua Mot Cot)

12:45頃、ホーチミン廟の近くにある古刹の一柱寺(Chua Mot Cot)を見物するが工事中で撮影にはあまり向かない状況だ。それでも欧米人の観光客が多く訪れており賑わっている。

一柱寺を出て宿に戻ろうかなと思ったら、バイクタクシーのおっちゃんに声をかけられる。おっちゃんは日本語の書かれたノートを見せてきた。ノートにはどこぞの日本人がおっちゃんを推薦する内容が書かれており、どうやら乗って欲しいようだ。

でも、このパターンは地球の歩き方に出ていたボリタクのパターンだよ・・・。というか、どこのボケがボリタクのおっちゃんをべた褒めする内容を書くんだよ!ボリタクのおっちゃんは相手にしないようにして宿へ戻る。

一度宿に戻ってから買い出しへ出かけパイナップル(10000ドン/約60円)、ビア・サイゴン・スペシャル330ml(13000ドン/約78円)、333export 330ml(10000ドン/約60円)、コカ・コーラ330ml(7000ドン/約42円)を購入する。

そして、16:00頃に早めの夕飯に謎のベトナム料理を食べる。値段は20000ドン(約120円)でそれほど高くない。

夜になってEZ STAY Saigonの管理人さんがやって来た。ハノイとホーチミンの2箇所を管理していてハノイにやって来たようだ。ゲストハウスの管理運営は色々と業務が忙しいようだ。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

EZ STAY Hanoi
N 21°01’42.40″
E105°50’22.35″
EximbankのATM
N 21°02’04.88″
E105°50’44.71″
文廟(Van Mieu)
N 21°01’39.65″
E105°50’07.72″
レーニン像
N 21°01’54.30″
E105°50’21.87″
一柱寺(Chua Mot Cot)
N 21°02’08.96″
E105°50’00.99″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 100000ドン
文廟(Van Mieu) 30000ドン
合計 130000ドン

世界遺産タンロン遺跡&夜行列車でハノイ→フエ

朝食はベトナム料理フォー・タイ

朝食に30000ドンでフォー・タイ(Pho Thai)を食べる。

ベトナム料理で知っているのは、まだフォーとブンだけなので今日もフォーを食べる。

世界文化遺産タンロン遺跡

09:45頃、世界文化遺産のタンロン遺跡(Thang Long)を訪れる。入場料は30000ドン(約180円)で世界遺産なのに入場料が安く抑えられており観光客には有り難い。

タンロン遺跡はベトナムの王朝の都跡でハノイのど真ん中に位置している。すぐ近くにはホーチミン廟もありハノイ観光の際には抑えておきたい場所だ。観光客は比較的少なめで静かに世界遺産を見学できる。

タンロン遺跡は都の遺跡なのだが、何やら日本の盆栽みたいな植木が数多く展示されている。

いや、日本の盆栽なんかより遥かにスケールが大きいし、建物の模型とかが配置されていてジオラマといった感じだ。何かベトナムは凄い!

これは龍の階段と呼ばれる龍の彫刻がある階段。

細かい龍の彫刻は必見だ!

訪れた時には遺跡の発掘作業が行われており、まだまだ大きな発見があるかもしれない。

そして、遺跡の隣にはベトナムの新しい国会議事堂が建てられており、ハノイの中心部にはベトナムの政治と観光の両方の中心がある。

昼食はフォー・ボー

昼食は宿の近くの屋台へ。

昼食は30000ドンでフォー・ボー(Pho Bo)を食べる。昼食後は宿に戻って夜の出発まで過ごす。

統一鉄道・夜行列車でハノイ→フエ

18:50頃、EZ STAY Hanoiを出て徒歩5分ほどのハノイ駅へ向かう。これから19:30発サイゴン行きのSE1でフエへ移動する。フエまでは688kmの距離があり、翌朝の08:48に到着予定だ。

今回は夜の移動なので寝台車で移動する。寝台はエアコン付きハードベッドの2段目でNằm cứng điều hoà tầng 2やBnLT2と表記する。運賃は628000ドン(約3768円)だ。慣れていればNgồi cứngやNCと表記される一番安いハードシートで行くのだがベトナム初心者の自分がいきなり無茶なことは出来ないので安全策で行く。

ハノイ駅までは徒歩5分で行けるのだが、夜のラッシュ時間に重なっているようでスクーター軍団が途切れることなく走るので道1本渡るのにも時間がかかり、19:00頃、ハノイ駅に到着。

待合室は人がまばらで改札口は開いたままなので、そのままホームへ向かう。乗車するSE1は1番線から発車なので左右を確認しながら線路を渡り1番線へ。すでに列車が停車しており乗車も始まっていた。切符を確認して乗車する車両へ向かう。

乗車口では乗務員が切符を確認しており切符を提示して乗車する。車内には欧米人が数名乗車しており、他にもホームを歩いている欧米人もいる。どうやら、この列車は欧米人にも人気がある様子だ。

荷物の置き場を確保して列車の発車を待つ。ちなみに寝台なのだが6人のコンパートメントになっていた。ようするに扉がついており6人で1部屋というような感じだ。

発車を待っていると乗務員がミネラルウォーターを配りに来て人数分を置いて行った。始発駅からだと水がもらえるのか?

そして、車内での切符の確認があり、定刻通り19:30に列車が発車する。まずは車内探検をするが給湯器と洗面台があり、給湯器は冷水も出るようになっていた。

あまりうろつくのも良くないので寝ることにするが冷房が効き過ぎで少し肌寒い。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

EZ STAY Hanoi
N 21°01’42.40″
E105°50’22.35″
タンロン遺跡入場券売場
N 21°02’00.91″
E105°50’21.56″
北朝鮮大使館
N 21°01’49.10″
E105°50’19.31″
ハノイ駅
N 21°01’28.97″
E105°50’28.62″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 95000ドン
タンロン遺跡 30000ドン
合計 125000ドン

雲南省旅行記~河口編

昆明→箇旧

yunnan2_0510630頃に起床して出発準備を整えY先生と共に0810頃に宿を出発する。Y先生とは元陽、河口まで一緒に行く予定だ。0845頃、昆明汽車客運站に到着し箇旧行きの切符を購入する。

yunnan2_052バスは0945発でまだ時間があるので待合室で待つことにするがバスターミナルの待合室にまで乞食が現れる。どうして、こんな所までと考えてしまうが、予想通り乞食が寄ってくるが当然恵んでやる金は無い。ちょうど紙幣を整理していたので目の前で期待を持たせて無視してやった。

yunnan2_0530945頃、昆明汽車客運站を出発して石林までは比較的順調に進んだが石林からは渋滞と悪路、天気は雨になり状況は変わる。

yunnan2_0541450頃、箇旧汽車客運中心に到着する。

箇旧→南沙

yunnan2_055箇旧からは元陽の南沙までのバスしかなかったので南沙行きの切符を購入するが1805発のバスまで待つことになる。

yunnan2_0561715頃、バスに乗車して発車を待つが客が集まり1740にバスが発車する。

yunnan2_057時間前に発車するのは珍しいのだが、もしかしたら切符に表示されている発車時間は関係なく実際は客が集まり次第の発車だったのかもしれない。元陽の南沙に入りバスターミナル手前で棚田のある新街行きのバスに乗客が乗換えていくが、この時自分は気付かずにそのまま元陽南沙汽車客運中心へ向かってしまう。

yunnan2_0581845頃、元陽南沙汽車客運中心に到着するが既に辺りは暗くなり始めている。バスターミナルで棚田のある新街行きの乗合タクシーを待てばよかったが歩きながらバスでも拾えばよいと判断を誤り結局、バスや乗合タクシーを拾えずに終わる。今日は南沙に1泊して明日新街へ移動することにする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9.5元
宿泊費 20元
バス 1元 路線バス
バス 58元 昆明→箇旧
バス 19元 箇旧→南沙
合計 107.5元

南沙→新街鎮

0730過ぎに起床して準備を整えY先生と0930頃、宿を出てバスターミナル前からタクシーで新街鎮へ向かう。南沙の天気は曇りであったが山を登るに連れて雲の中へ突入して霧で周囲の状況は全く分からない。途中で道路脇に棚田があるのを確認できたが想像しているような景色は全く見ることが出来ない。

1100頃、新街鎮の広場の近くに到着する。まずは宿を決めなければならないのだが陳家旅社に1泊することにする。陳家旅社は崖沿いにあるのでテラスとか から棚田が見られそうなのだが霧で棚田は全く見えなかった。晴れていれば絶景が広がっていそうだ。

新街鎮を散歩

yunnan2_059棚田を見に来たつもりだったが霧で全く見えないので新街鎮を散歩してみる。Y先生に連れられ、まずは街外れの新街汽車客運站を訪れるがバスと利用客がほとんど見当たらない。時刻表を確認すると各地へある程度の本数があるのだがほとんどの人は広場近くから出ている乗合タクシーやバスを利用しているのだろう。

yunnan2_060再び街へ向かうが壁に「女性や子供を誘拐して売り飛ばすのは犯罪」とか書かれている。「わざわざこんな事書かなくても・・・」と思ってしまうのだが視点を変えて考えると元陽では人身売買があるからこういう表示があるのだろう。