ベトナム・ハノイ滞在

ベトナム・ハノイ

06:30頃、起床して宿で朝食を食べる。昨日、チェックイン時にクーポン券をもらっていたので朝食が無料であった。10:00頃に旧市街を散策するが暑い。ラオスよりも暑いし蒸している。そして、バイク軍団が凄い。

EXIM BANKEXIM BANKのATMで1回の引き出し限度額2000000ドン(11914円)引き出す。レートは10000ドン=59.57円だ。EXIM BANKの特徴は他の銀行とは違いATM手数料は無料だ。

ハノイ国際バスターミナル

20150617-02昼頃、LongBienのバス停から8番のバスに乗車して国際バスターミナルへ向かう。途中、南バスターミナルを経由して12:45頃、国際バスターミナルのBến xe Nước ngầmに到着する。運賃は7000ドン(約42円)だ。

ハノイ国際バスターミナル時刻表南バスターミナルに比べると規模やバスの本数は少ないが国際バスは基本はここからの発着になり、バスターミナルの外観はショボイが内部はそれなりに整備されている。チケット売場はバス会社や行き先ごとに分かれておりタイに近い。

ハノイ南バスターミナル13:15頃、南バスターミナルのBến xe Giáp Bátへやってきた。主に南へのバスが発着しており規模が大きく混雑している。そして、ボリタクの運ちゃんが多い。ここもチケット売場はバス会社や行き先ごとに分かれている。

13:30頃、8番のバスで旧市街へ戻るが、南バスターミナルで8番バスに乗車する際にはひとつ注意点がある。乗客が降りる際に車掌も降りてどこかへ行くのだが、車掌が戻ってくるまで乗車できず外で待機となる。昨日乗車した際も待たされたが今日ようやく理由がわかった。

Intimex

Intimex14:00頃、ホアンキエム湖の東にある旧市街に一番近いスーパーマーケットのIntimexを訪れるが品揃えはコンビニに毛が生えた程度でBigCの足元にも及ばないのだが、それでもその辺の個人商店よりは安く貴重な存在だ。

飲料値段は次の通りでミネラルウォーター500mlが3700ドン(約22円)、1.5Lが7400ドン(約44円)、ペプシコーラ1.5Lは15500ドン(約93円)といった感じだ。ただし、冷えた飲み物が少ないので真夏日のハノイでは利用価値は微妙だ。今回はベトナムのスポーツ飲料を購入してみた。400mlで7000ドン(約42円)だ。

で、湖畔のベンチで調べた商品価格をポメラに打ち込んでいたら欧米人の夫婦がポメラを見て「cool!cute!」とかいってきた。どうやらポメラは珍しいらしい。

ベトナムのビール

SHOP&GO15:25頃、旧市街でコンビニのSHOP&GOに寄る。

VietHaビールここでキンキンに冷えたVietHaビール330ml(10000ドン/約60円)を購入するが、先ほどのIntimexでは温いVietHaビールが8400ドン(約50円)で売られており1000ドン以上の差がある。ペプシーラの1.5Lは19000ドン(約114円)で3500ドン高い、ミネラルウォーター500mlは5000ドン(約30円)で1300ドン高く、1.5Lは9000ドン(約54円)で1600ドン高くなる。コンビニでは全てキンキンに冷やされておりこの差を冷蔵庫代と考えるかは難しい。

夕方になり同じドミトリー世界各地を回っているA先生とホステル近くの食堂でブンボー(40000ドン/約240円)を食べる。やはり、ベトナムへ来たからにはフォーやブンボーを食べておかないといけない。

両替
11914円→2000000ドン(10000ドン=59.57円)

本日の出費
項目 金額 備考
食費 57000ドン
バス 14000ドン 路線バス
合計 71000ドン

料金トラブル

08:00頃に起床する。今日は宿を移動するので昼まで待機となる。もっとも、今日のハノイは天気予報だと真夏日なので外へ出るのも躊躇するが・・・。出発の準備をしていると21人ドミトリーにやたらと日本人がいることに気がつく。おそらく5人ぐらいいそうだ。

昼前にHanoi Rendezvous Hostelをチェックアウトするが、ここで問題が発生する。宿泊費は2泊で219000ドン(約1314円)だったのだが、200000ドン札と50000ドン札で支払ったらレセプションの姉ちゃんはパスポートを返却して30000ドンしか釣り銭を渡さず。残り1000ドン(約6円)は金額が小さいという理由で拒否してきてレシートの金額を220000ドンに上書きしやがった。路線バスでも1000ドン札で釣り銭よこすのだが・・・。

こちらが路線バス用に温存していた手持ちの1000ドン札、2000ドン札、5000ドン札を全て投入して19000ドンを支払ったら嫌々50000ドン札を返却し、レシートの金額を再び219000ドンに書き換える。たとえ1000ドン(約6円)とはいえ、このレセプションのいい加減な銭のやりとりで結構良い設備のホステルでも評価は地に落ちた。

最初から220000ドンと表記していれば、ちょっとレート悪いぐらいの印象で終わっていたのだが・・・。今後は同じ料金価格帯で同等の設備を持つ宿が見つからない限りは極力利用しないようにしよう。そして、利用する方々は釣り銭のやりとりがないように小銭をしっかり用意することをお勧めする。

Hanoi Home Backpackers Hostel

Hanoi Home Backpackers Hostelホステルを出て10分ほど歩いて旧市街とハノイ駅の中間点の線路近くにあるHanoi Home Backpackers Hostelに12:00に到着する。Booking.comで予約しておいたのでチェックインは問題なしだが、ここでも支払いはチェックアウト時で担保にパスポートを預けることになる。

Hanoi Home Backpackers Hostel部屋は6人ドミトリーでトイレ・シャワー付きだが窓なし部屋で湿気が酷い。そして、建物の外観と異なり内部の設備は古い。トイレ・シャワーは最低レベルに近い。どうやらここは失敗のようだ。幸い1泊だけにしてあるのでチェックアウト時に料金トラブルさえなければ問題なしだ。

線路12:10頃、とりあえず周辺調査に出かける。すぐ近くに線路があるので早朝や夜にラオカイ行きの列車を見ることも可能だ。昼間は地元民と同じように線路を歩くなんてこともできる。

ホーチミン廟12:30頃、ホーチミン廟にやってきた。観光客で賑わっていると思ったら誰もいない。いや、衛兵や警備兵はいる。真夏日の日差しの中で木陰のないホーチミン廟には人が寄り付かなくなっていた。しかし、暑さで観光客が寄り付かないので貸切状態の穴場の観光地になっていた。

夕方になりホアンキエム湖近くのスーパーマーケットIntimexでミネラルウォーター1.5L(7800ドン/約46円)を購入する。会計時に食堂や個人商店で嫌がられる500000ドン札を細かくするために使うが釣り銭の100ドン単位の部分が切り捨てられて釣り銭は492200ドンが492000ドンになっていた。ようするにレシート上はミネラルウォーターは7800ドンだが実質8000ドンになっていた。まあ、100ドンの位は紙幣の在庫がないと釣り銭は切り捨てられるか、飴玉で返ってくるというので知ってはいたが、釣り銭ないのだったら、もう一品買って端数を揃えておけばよかったかな?

インスタントラーメン

インスタントラーメン夕飯は近くの大きめの食堂でMy Nau Thit Boとかいう35000ドン(約210円)の牛肉入りのラーメンを注文するが、出てきたのはインスタントラーメンに牛肉と野菜が入っている奴であった。何でインスタントラーメンなんだよ!これなら他の店でフォー食べたほうが良かったな。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 43000ドン
宿泊費 219000ドン 1泊109500ドン×2
合計 262000ドン

停電・蒸し風呂状態

03:30頃、暑さで目が覚める。エアコンが止まり部屋の中がサウナ状態になっている。エアコンのリモコンを押してみるが反応なし、よく確認すると照明もつかない。部屋の中だけ停電になっていた。この暑さでも欧米人2人は寝ているが、自分は扇風機の回っている共有スペースへ避難する。やはり、ここは失敗であった。

10:30頃にHanoi Home Backpackers Hostelをさっさとチェックアウトする。宿泊費は5ドルでドル払いOKだったのだが、あいにく残っているドルを全てバックパックにしまっていたので少しレートの悪いドン払いで110000ドン支払う。最初からドル払いOKなら用意しておけばよかったな。

Central Backpackers Hostel II

Central Backpackers Hostel IIGPSを頼りに旧市街を歩くが建物や街路樹の影響で精度が悪く道に迷いながら、11:00頃、Central Backpackers Hostel IIに到着する。ここも予約しておいたのでチェックインはすんなりと終了。パスポートは担保に預けることになるが、レセプションの姉ちゃんがパスポートが必要かの確認をしてきた。まあ、駅で切符を買う際はベトナムでも一応はパスポートが必要なのだが、今回はバスなのでそのまま預けておく。でも、パスポート不携帯はベトナムではOKなのか?

Central Backpackers Hostel IIさて、肝心の部屋は男女混合6人ドミトリーでトイレ・シャワー付きだ。シャワーだけでなくバスタブまで付いているけど。エアコンは24時間使い放題で室内は涼しい。Wi-Fiの電波は少し弱いがYhaooニュースの動画は途切れずに再生できたので許容範囲内であろう。

しかし、部屋が5Fにあるというのが問題だ。しかも、ベトナムは香港とかみたいに階数がGから始まるので5Fでも日本の6Fに相当する。重量物を持っていると昇り降りが大変だが、料金安いから仕方ないな。

あと、G階の共有スペースでコーヒーとお茶が飲み放題になっているが、欧米人は飲み終わった後に片付けずに出て行ってしまう。何かベトナムの隣国の痰吐きの人たちみたいではないか!少しがっかりである。まあ、仕方ないので自分がコーヒカップ洗っといてあげるけど。次の人が使いやすいようにして置かないとどうも気分が悪い。

FIVIMART13:30頃、ホアンキエム湖の東にあるハノイ最大のスーパーマーケットチェーンのFIVIMARTへ行ってみる。入口がちょっとわかりにくいのだが、看板が出ているのでなんとか分かるだろう。というか、看板にイオンのロゴが付いているぞ!調べてみたらFIVIMARTは2015年1月にイオンと資本業務提携を結んでいる。Intimexほどの店舗面積ではないのだが、商品の種類や数は、ほぼ互角と言っていいだろう。値段は微妙にFIVIMARTの方が安いような気がする。

ミネラルウォーター1.5Lが7200ドン、ペプシコーラ1.5Lが14900ドンで微妙に安かった。でも、7200ドンのミネラルウォーター1.5Lを購入したら500000ドン札出して釣り銭は492800ドンなのだが、ここも100ドンの位は切り捨てで釣り銭は492500ドンであった。500ドン札までは在庫しているようだが100ドン札は在庫していないようだ。釣り銭切り捨てられるのは気分悪いので、どうせなら飴玉でお釣り代わりとかにしてくれないかな?

ベトナムのライチ

ライチベトナムでもライチが旬を迎えているので買ってみることにするが、FIIMARTで1kg24000ドンなので、これを基準に、まずは見つけた行商のおばちゃんに値段を聞くが、最初の値段が1kgで60000ドンから40000ドンのボッタクリ価格に設定されている。断るとすぐに一律で30000ドンに下げてくるが、これでもまだ高いので値切って25000ドンまでは下がる。ベトナム語が話せればもっと下がると思うが、これが限界であった。

朝日新聞の記事だと市場では1kg15000ドンとか書いてあったけど、どこの市場だよ?買いに行くから教えてくれよ!値段をふっかけられるのは旧市街周辺をうろついている外人だから高いということか?とりあえずライチを1kg25000ドンで試しに購入してみるが、おばちゃん秤持ってないよ。本当に1kgあるのか?まあ、確かに1kgはありそうな重さだが・・・。数は32個なので他のところで買ったのと比較すれば正しいかはわかる。味の方はさすがに赤く熟しているので文句なしだ。中国だと冷凍物や熟していないのもかなりの量が流通しているので、この点はベトナムはよい。

ブンチャー

ブンチャー夕飯はホステルの近くでブンチャー(40000ドン/約240円)を食べる。ベトナムの麺料理だがフォーとは違ってブンチャーはベトナム版つけ麺だ。麺よりもつけ汁と具材の肉が美味しい。ホステルへ戻ると今日のドミトリーは自分以外は香港人と欧米人の姉ちゃんだけのようだ。中学生なら喜ぶだろうが、部屋の散らかり具合から自分は関わりたくない。幸い姉ちゃんたちは夜遊びで返ってくる気配がない。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 72500ドン
宿泊費 110000ドン
合計 182500ドン

ハノイの拠点確保

朝になると香港人と欧米人の姉ちゃんが帰ってきていたが、さらに欧米人のと韓国人の兄ちゃんが寝ており早朝に到着したようだ。07:00頃、グランドフロアの共有スペースで朝食。すでに出発する欧米人はバナナとパンをもらって出発する。食後にレセプションで延泊できるか聞いてみたら大丈夫だったので7日延泊する。これでハノイでの拠点を確保する。

バス停08:30頃、橋の北側のバス停から22番のバスでザーラム(GIA RAM)の長距離バスターミナルへ移動。運賃は7000ドン(約42円)。近くにロンビエン(LONG BIEN)の路線バスターミナルからもザーラム行きの路線バスは複数ある。

GIA RAMバスターミナル08:45頃、GIA RAMバスターミナルに到着する。ここからは中国国境のモンカイ(MONG CAI)やランソン(LANG SON)行きのバスがある。それとサパ(SA PA)やバックハー(BAC HA)行きのバスもある。

ザーラム駅

ザーラム駅そして、バスターミナルの北にあるのがザーラム駅(GA JIA RAM)になり中国・南寧からの国際列車が発着する駅である。国際列車が発着する駅といっても小さく遠くからでは駅だと判別しにくい。

ザーラム駅近くに来てようやく駅だと分かる。

ライチ

ライチ22番のバスでロンビエンの路線バスターミナルへ戻り、ホアンキエム湖近くのFIVIMARTでライチとミネラルウォーターを購入する。ライチは1kg24000ドンになり1.1kgで26400ドンだ。ライチは枝付きで重量の1割が枝だろうか?でも、ライチは枝付きで買った方がよい。ライチはバナナと違い収穫してしまうとそれ以上は熟さないし、さらに枝を取ってしまうと劣化が早くなるのだ。

そして、ミネラルウォーターは特売品が5Lで15900ドンだ。で、釣り銭の500ドン未満は100ドン札の在庫がないので切り捨てになった。特売品のミネラルウォーター5Lは1.5Lが2本分の値段に近いのでお買い得だ。特に中国に比べミネラルウォーターが高めのベトナムでは、この暑い時期はありがたい。
ライチ11:00頃、ホステルへ戻りライチを食べる。昨日、行商のおばちゃんから買ったライチがボリ価格か検証するためだ。で、FIIMARTで購入したライチは1.1kgで57個だった。100gあたり5個といったところだ。

昨日購入したライチは1kg32個なので、どうもやられた感がする。行商のライチは色づきがスーパーマーケットのよりは良いので、購入する場合は秤を持っていて枝付きのライチを売っている行商のおばちゃんを探すのが上策だろうか。あとは値切って30000ドン以下で購入できれば良いだろう。

フォーガー

フォーガー夕方になり手持ちのベトナム・ドンの軍資金を確認すると宿泊費を除いて1日60000ドン以下で過ごさないとあと一週間の滞在で軍資金が底をついてしまい中国国境のモンカイまで行けなくなる。これだと毎日ライチの贅沢は禁止で夕食にフォーを食べたら終わりといったところだ。夕食は10分ほど歩いたところのフォー屋でフォーガー(35000ドン/約210円)を食べる。そして、帰り道は旧市街で道に迷う。自分はハノイでは地図やGPSを持っていても道に迷ってしまうので完全に方向音痴だ。ハノイは上級者向けの街だ。

ノートPC修理

ノートPC夜は冷却ファンの音がやたらとうるさくなったノートPCを分解して修理する。大体原因はわかっていたが冷却ファンのネジが緩んで振動して騒音になっていた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 77500ドン
バス 14000ドン 路線バス
合計 91500ドン

ラオス・ベトナム陸路国境越え

世界遺産ルアンパバーンの托鉢 3日目

托鉢今日もルアンパバーン名物の托鉢で05:00に起床する。
今日は出入口の扉が開いており宿の兄ちゃんを起こさずに済む。

托鉢すでに先に出ていった宿泊客がいたのか宿の兄ちゃんが「今日も日本人が起こしに来るだろう」と先に開けていたかは不明だ。

托鉢すでに太鼓の音が聞こえ托鉢が始まっている。

托鉢3月は5時起きでちょうどよかったのだが、日の出の早い6月だと托鉢の時間が早めのようで、日の出の時刻に連動しているようだ。

托鉢今日は日曜日で天気は曇りだが青空も見えるので日中は晴れそうだ。

托鉢しかし、観光客が少ない。
雨期のラオスは旅行オフシーズンのようだ。

托鉢さて、托鉢の撮影ポイントを探すが高そうなホテルの前だとホテルの従業員が宿泊客のためにゴザを敷いて供物を準備している。
托鉢のルート上にあると、こういった付加価値も付けられるようだ。

托鉢表通りで撮影をしてから路地裏で撮影をする。

托鉢06:10頃に托鉢は終わり地元民は後片づけをする。

マーケット朝のメコン河を見物してから、今日も市場を見物していく。

マーケット今日も人が多く賑わっている。

マーケット食材も色々とあり豊富だ。

国際バスターミナル07:30頃、宿に戻り朝食を食べる。
09:00頃、国際バスターミナルへ向かう。
明日のベトナム・ハノイ行きのチケットを購入するためだ。
40分ほど歩いて国際バスターミナルに到着。
チケットオフィスで明日のハノイ行きのチケットを購入する。
運賃は350000キープ(約5460円)だ。
昨日の夕飯に利用した屋台で釣り銭に破れた紙幣を掴まされたので、支払い時に混ぜておいたが特に文句言われずに済む。

ラオスコーヒー

DaoCoffee帰りに隣の中華系スーパーマーケットの万客隆購物広場でラオスコーヒーのDaoCoffee(23000キープ/約359円)のインスタント版600g(20g×30)を購入する。
パッケージが赤、緑、茶の3種類あり、今回は赤のオリジナルを選択する。
ちなみに緑はエスプレッソ、茶はターボと表記してあった。
他にもコーヒー豆もあったが、こちらは高級品なので値段が高い。

そして、気になったのがバーコードがタイの885からになっていた。
なぜタイになっているのだ?
ラオスにはバーコードの国番号が割り当てられていないのか?

昨日に続いてラオスの物価調査で商品価格を再確認する。
ペブシコーラ500mlが3500キープ(約57円)、1.5Lが7000キープ(約110円)、ミネラルウォーター500mlが2000キープ(約32円)、1.5Lが4000(約63円)キープ、ビアラオ大瓶640mlが8000キープ(約125円)、ビアラオ500ml缶が9000キープ(約141円)になる。
ビアラオは缶より瓶の方が安い。

ラオスのウイスキー

ラオスのウイスキー
そして、酒のコーナーであることに気が付く。
ラオスのウイスキーが売られているのだ。
ラオスの酒なんてビアラオ、ナムカンビール、ラオラーオぐらいしか知らないので、ウイスキーには少し驚いた。

で、日本ではマッサンの影響でウイスキーブームらしいので、自分はラオスのウイスキーを買ってみる。
ビエンチャンのライオンウイスキーというメーカーが醸造しているようで、ウイスキーは3種類あり今回購入したのはLION2008SPECIALで容量は表記されていないが700mlぐらいアルコール度数は40度でかなり高い。

肝心の値段はビールとほぼ同じで9000キープ(約141円)だ。
ビールとウイスキーが同じ価格というのはどういうことだ?
ラオスの酒税とかはどうなっているのだ。

このラオスのウイスキーだが今日の飲むと明日のベトナム・ハノイ行きに影響するのでハノイに到着してから飲むことにする。

屋台夕方になり夕飯を食べにナイトマーケット近くの屋台へ行く。
今日は昨日の隣の屋台で食べてみる。
値段は15000キープ(約234円)で限界まで皿に盛るが屋台のおばちゃんの視線が・・・。
欧米人は平気で残しているけど、そっちはOKなのか?

夕飯今日はパイナップルも食べてみた。
10000キープ(約156円)の屋台は果物なしなのだが、15000キープ屋台は種類が多いだけでなく果物ありなのだ。
これで5000キープの差があるようだ。

宿に戻り夜にレセプションでミネラルウォーター1.5L(5000キープ/約78円)を購入する。
人民元だと約4元で中国の2倍ぐらいの価格でラオスは水が高い。
でも、ちゃんと冷えているし、その辺の商店と同じ価格に抑えているので価格設定は良心的だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 58500キープ
バス 350000キープ ルアンパバーン→ハノイ
合計 408500キープ

世界遺産ルアンパバーンの托鉢 5日目

托鉢今日も05:00に起床し托鉢見物へ出かける。
宿の兄ちゃんに扉を開けてもらうが外で欧米人の兄ちゃんが寝ていた。
どうやら門限に遅れて外で寝ていたようだ。
これがルアンパバーンの治安のようで外で寝ていても大丈夫らしい。

托鉢今日の天気は朝から曇りだが雲は明らかに雨雲だ。
欧米人観光客は少なめだが韓国人の団体客が非常に多い。
そこら中から韓国語が聞こえてくる。
中国人観光客もいるのだが、なぜか比較的少数で大人しい。

托鉢周辺からは太鼓の音が聞こえ僧侶たちが托鉢に出発している。
今日は天気の悪さから僧侶たちも傘を持って托鉢に出向いている。

托鉢そして、韓国人のヤンバン御一行様はその辺の庶民とは違い、まだ曇りでも雨に濡れてはいけないのでテントの下で供物を寄進する。

托鉢欧米人は地元民に混じって供物を寄進しているが、托鉢のルート上には籠が設置され僧侶たちがいらない物を捨てていく。

廃棄された供物回収された物は供物セットとして再販売されるのだろうが、もち米のカオニャオは犬や豚の餌になるのか?
正直言って寄進された供物が捨てられるというのは気分の良い光景とはいえない。
まあ、宗教行為と考えるより観光アトラクションとして考えておくべきだろうか?

06:10頃、托鉢が終わったので宿へ戻る。
07:30頃、かなり強い雨が降ってきた。
正に雨期の天気といったところだが、今日は夕方にバスでルアンパバーンからベトナム・ハノイへ移動するのだが、天気が回復しないと大変だ。

08:30頃、宿で朝食を食べるが欧米人の宿泊客は食べ終わった後に食器を片づけたりしていない。
食器を放置してたら次の人が利用できないのだが・・・。
欧米人は自分で食器を片づけないのが当たり前なのか?
昼前に先にチェックアウトだけして夕方まで宿で待機して過ごす。

ルアンパバーン→ベトナム・ハノイ国際バス

ルアンパバーン国際バスターミナル16:00頃、宿を出て国際バスターミナルへ向かう。
ベトナム・ハノイ行きのバスは18:00発車で17:30集合になっている。
宿から直線距離で2.5kmほど離れているが徒歩で向かう。
天気は朝の雨から晴れに変わり日差しが強い。
約1時間ほど歩いて16:45頃、ルアンパバーン国際バスターミナルに到着する。

ベトナム・ハノイ行き国際バスタイ・チェンマイ、ベトナム・フエ行きの国際バスはすでに待機しているがハノイ行きはまだであった。
まずはバスが来るのを待つことにする。
17:10頃、ベトナム・ハノイ行きの国際バスが到着。

レシートまずはチェッックインカウンターでレシートとパスポートを出して乗客名簿にパスポート情報を記載してチケットを受け取る。

チケットトランクルームに荷物を置いて、バスターミナルの売店で冷えたミネラルウォーター1.5L(5000キープ)を購入する。
出発時刻まで乗車できないということで欧米人たちと外で待機。
そして、発車時刻の18:00を過ぎる。
どうやら時刻表通りにはバスは運行されないようだ。

寝台バス

寝台バス車内18:25頃、バスへ乗車するが乗客が少ない。
乗客は15人ぐらいで乗車率は4割から5割だ。
派手な車内灯が特徴のベトナムの寝台バスだが、今回も中国同様で1列
2列の寝台だが、ベトナムの寝台バスは清潔で、中国の超ハイレベル仕様とは格が違う。
でも、ヒュンダイだけど・・・。

寝台バス車内今回は幸い1列側の寝台だったので隣の寝台がおばちゃんということはなく安心だ。
欧米人のカップルは2列の寝台でイチャイチャしている。
ちなみにチケットに書かれたシートNo.通りには寝台は振り分けられず運ちゃんが決めていくパターンであった。

18:30頃にバスが発車する。
天気は晴れで路面状況は問題なしだが、山岳地帯に入るとどうなるか心配だ。
ハノイまでは約24時間の道のりだが一番の問題は国境越えではなくトイレだ。
中国で鍛えているとはいえ、ラオスとベトナムのトイレ休憩は要注意だ。

ちゃんとしたレストランとかのトイレでも2000キープとか有料が予想されるが、トイレのある場所ならまだマシな方だろう。
真夜中の山の中で野糞ということもあるので、水や食事は控えめにしておくのがよい。
それとヘッドライトが必須だ。
手に持つ懐中電灯だとケツ拭くのに不便なのでLEDヘッドライトにしておくこと。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5000キープ
合計 5000キープ

ラオス・ベトナム陸路国境越え

00:00頃、小便がしたくなったので運ちゃんにバスを止めてもらい山の中で他の乗客と立ち小便。
01:30頃、どこかの町に到着して乗客が一気に増えほぼ満員。
欧米人も新たに乗車してきたので交通の要衝だと思われる。
そして、ベトナム行きの荷物も大量に積まれる。

04:30頃、再びトイレ休憩になり道端で立ち小便。
さらに荷物として木材が積み込まれる。
国際バスなのだが長距離トラックの代わりになっているようだ。

Nong Haetのイミグレーション05:25頃、ベトナムとの国境Nong Haetに到着。

ベトナム行き国際バス隣にはベトナム・フエ行きのバスが停車しており、ハノイまでは直線距離で約247km、フエは直線距離で約500kmだ。
天気は晴れで夜は明けておりトイレへ行く乗客もいれば、そのまま寝ている乗客もいる。
このままNong Haetの国境が開くまで待機となる。

Nong Haetのイミグレーション国境といってもラオス側Nong Haetのイミグレーションには誰も警備しておらず自由に通行できる状態だ。
一応は防犯カメラがあるけど動作しているかは?

両替所そして、イミグレーションには銀行の窓口があり、ここで両替も可能だ。

ラオス・ベトナム国境07:00頃に係官が出勤してきた。
07:10頃、窓口が開いて一斉に地元民がパスポートを窓口に出すが、もう一つ窓口が開いて外国人のパスポート処理が行われる。
ここでは出国カードが必要でカードを持っていない欧米人1人は先に出国カードへ記入することになる。
出国手続きは3分ほどで完了してパスポートに出国スタンプが押される。
07:30頃、徒歩でラオスNong HaetからベトナムNam Canへ移動する。

ラオス国境石碑途中のラオス国境の石碑を撮影。

ベトナム国境石碑国境に架かるナムカン・ブリッジを渡り、次はベトナム国境の石碑を撮影。

ベトナム側ナムカンのイミグレーション07:37頃、ベトナム側ナムカン(Nam Can)のイミグレーションに到着するが、ここでの検疫が非常に厳しく外国人は全員検疫カードを記入。
MERSを非常に警戒しており、14日以内にMERS発生国やその周辺国に入国したかを細かく確認する。
特に韓国入国の確認が徹底している。

検疫カードそして、自分は検疫カードにChinaと記入したので体温計での検温が追加される。
MERSが発生していなくても中国は要警戒のようだ。
ベトナムの係官は「sorry、sorry」といって丁寧に対応している。
まあ、外国人に嫌がられ逆ギレされても困るから、あらかじめソフト路線で対応ということか?
で、結構時間がかかったが07:55頃、検疫が終わりスタンプの押された検疫カードの半券をもらう。

パスポートは入国カウンターへ回されるが体温検査に時間がかかったので先に入国スタンプを押してもらい08:03頃、パスポートを受け取りイミグレーションを出るが、手荷物持たずに入国したためにバスの乗務員が代わりにバックパックをX線検査に通して運んでいた。
どうりで欧米人が出口へ行かずに入口から逆走して出ていったわけだ。
でも、逆走できるイミグレーションは問題ありのような気がするが・・・。

フォー08:15頃、イミグレーション前の食堂で朝食にフォー(30000ドン)を食べる。

山道08:35頃、バスが発車して山道を下っていく。
11:45頃に山岳地帯を抜けて国道沿いの食堂で昼休憩になる。
食堂のトイレで用足しを済ませてバスの出発を待つ。
今回は珍しく有料トイレには遭遇していない。
そして、道端で小便はあったが山盛りトイレとかには遭遇しておらず、トイレ環境は許容範囲内だ。
昼時なのだが外の猛烈な日差しと暑さで食欲は全くなしだ。

12:20頃、バスが出発する。
雨期のはずなのだがバスは雨に遭遇せずに順調にハノイへ向かっている。
15:45頃、国道沿いの食堂でトイレ休憩。
ここで降りる乗客も結構いたので比較的大きな町のようで、すぐ近くにBigCがあった。
ちょうどウンコしたかったのでトイレへ行くが、水は桶で流す奴だけど掃除はしてあり許容範囲内。
無料トイレだったのでありがたい。

バス乗り換え16:05頃、バスが出発、ハノイまでは直線距離で約130kmだ。
17:30頃、国道沿いでバスが停車してバスの乗換えということで全員下車して荷物も下ろす。

GIAP BAT行きバス荷物を卸してると1台のバスが到着しこれに乗り換えらしいがよく見ると「GIAP BAT」の文字が見える。
どうやらハノイの南バスターミナルGIAP BAT行きのバスのようだ。

寝台バス乗車していた国際バスは南バスターミナルから南へ約1kmの小さなバスターミナルのBến xe Nước ngầmまでしか行かないので、この乗り換えはちょうどいい。
ハノイまで直線距離で約81kmの地点で乗り換えハノイへ向かうが車内は定員オーバーだ。まあ、多少のことは気にするなということか?

ハノイ南バスターミナル19:10頃、ハノイ南バスターミナルのBến xe Giáp Bátに到着する。

バス停バスを降りるとボリタクの運ちゃんの攻勢に遭うが脱出して、バスターミナル前のバス停でLong Bien行きの8番のバスに乗車して旧市街へ向かう。
運賃は7000ドンだ。
ベトナムの路線バスは中国の路線バスとは違い並んではいないが我先にがないので乗車バトルはなく平和だ。

Hanoi Rendezvous Hostel 19:40頃、終点のLong Bienで下車して旧市街をGPS頼りに歩く。
ハノイは道が入り組んで迷いやすいので地図かGPSがないと苦戦を強いられる。

20:10頃、予約しておいたHanoi Rendezvous Hostel に到着する。
Booking.comで予約しておいたのでチェックインはすぐに終わったが料金後払い方式なので担保にパスポートを預けることになる。
ベトナムはパスポートの携帯は義務化されていないのか?
パスポート不携帯で逮捕というのはないのか?
部屋は1泊5ドルの21人ドミトリーなのだが、よりによって3段ベッドの一番上で登るのが大変だ。

フォー夕飯は近くのフォー屋でフォー(40000ドン/約240円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 70000ドン
合計 70000ドン

世界遺産ラオス・ルアンパバーンの托鉢

世界遺産ルアンパバーンの托鉢 1日目

05:00頃に起床して托鉢見物の準備をする。同じ部屋の欧米人の兄ちゃん1人も起きて準備しているので托鉢見物なのだろう。05:30頃、外へ出ようとするが出入口が閉まっている。ちょうど同じ部屋の香港人が来たので一緒に宿の兄ちゃんを起こして出入口を開けてもらう。今日は朝から小雨が降っておりルアンパバーン名物の托鉢見物には条件が悪い。通りは観光客向けに托鉢の供物セットを販売するおばちゃんたちがいるのだが、この天気では観光客は少ない。

托鉢06:00頃になると太鼓の音が聞こえてきた。各寺から僧侶たちが托鉢に出発するようだ。通りや路地にはカオニャオ(もち米)やバナナなどの供物を持った地元民が待機しており僧侶たちを待っている。

托鉢そして、通りでは観光客が僧侶たちに供物を寄進している。観光客の後ろでは業者のおばちゃんがしっかり寄進の仕方とかを教えている。

托鉢托鉢は宗教儀式でもあるが観光産業としても成り立っている。

ホステル06:40頃、托鉢が終わったので宿へ戻るが扉が閉まっており閉め出される。

メコン川開くのを待っていても仕方がないのでメコン河を見に行く。3月に訪れたときと比べ雨期なのでかなり増水している。

バンブーブリッジそして、旧市街の脇を流れるナムカーン川のバンブーブリッジへ行ってみると橋が水没寸前であった。雨期に通行不可になったり橋が流されるというのは見て納得である。

時刻表宿へ戻る途中で旅行代理店に出ていたバスの時刻表を確認する。

時刻表時刻表を見る限りバスターミナルから発車のバスのようだ。

朝食宿に戻り、07:40頃、朝食に目玉焼きとトーストを食べる。ここの宿は朝食付きというのがありがたい!昼頃になると天気が晴れてきた。

南バスターミナルと国際バスターミナル

4G LTEの看板夕方になり、16:20頃、国際バスターミナルへ向かう。宿泊しているホステルからは直線距離で約2.5kmだ。昨日はトゥクトゥクでの移動で10分ぐらいの移動であったが、徒歩だと約40分かかった途中でラオスの携帯電話会社の看板を見かけるが、何とラオスでも4G LTEが始まっていたのだ。ラオスの発展速度はめちゃくちゃ速いのかもしれない。

ルアンパバーン南バスターミナル17:00頃、まずは南バスターミナルを見てみる。

ルアンパバーン南バスターミナル時刻表ルアンパバーン南バスターミナル運賃表時刻表を見る限りだとビエンチャン行きのバスが多い。

ルアンパバーン国際バスターミナル続いて国道を挟んで向かい側にあるのが国際バスターミナルだ。

ルアンパバーン国際バスターミナル運賃時刻表中国の昆明、景洪、ベトナムのハノイ、ディエンビエンフー、フエ、タイのチェンマイ行きの国際バスが運行されている。他にもラオス国内のルアンナムター、ボーケオ(ファイサーイ)などのバスもある。

ルアンパバーンのショッピングモール

ルアンパバーンのショッピングモールバスの情報が手には入ったので宿に戻ろうとしたがバスターミナルの隣約100mの場所にショッピングモールがあった。ルアンパバーンにもショッピングモールが出来ていたのだ!中国資本の万家隆購物広場で1Fは衣料関係のどうでもよい店が入っているが2Fのスーパーマーケットが重要だ。ビアラオの大瓶8000キープ、コカコーラ1.5Lが7000キープ、600mlが4000キープと値段が比較的安い。品揃えはルアンパバーンで1番であることは間違いない。

ただし、ビアラオやナムカンビールなど一部を除き、ほとんどはタイと中国からの輸入品だ。ほとんどのバーコードは885(タイ)か690(中国)から始まっている。コカコーラなど飲料品はほとんどタイからの輸入品であった。品揃え、売り場面積ともルアンパバーンで1番であることは間違いないが客が少なく、店員の方が多いような気がする。

タイ産コカ・コーラ今回は店内を調査してみたが何も買わずに出るのも申し訳ないので、キンキンに冷えたタイ産のコカコーラ1.5L 7000キープを購入する。人民元だと約5.4元、日本円だと約106円だ。日本と比較すれば圧倒的に安いが、中国とだとほぼ同水準だ。ビアラオの大瓶に関しては今までで一番安い8000キープだ。宿の近くの商店だと9000キープや10000キープなので、おそらくこのスーパーは今後価格競争で近隣の商店を駆逐するかもしれない。

10000キープのビュッフェ屋台

ナイトマーケット18:10頃、ナイトマーケットへ行く。

ナイトマーケットまだ夕方なのだが既に観光客が品定めをしていたりする。

10000キープのビュッフェナイトマーケットでの行き先はもちろん10000キープの屋台だ。

10000キープのビュッフェそこそこ種類があるのでいいのだが皿が小さいので量がそれほど多くは出来ない。

10000キープのビュッフェで、夕飯は山盛りにして食べる。先客の欧米人たちには口に合わないようで残したりする姉ちゃんたちがいた。この値段なら十分うまいと思うのだが、欧米人の口には合わないのか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17000キープ
合計 17000キープ

世界遺産ルアンパバーンの托鉢 2日目

托鉢05:00頃に起床して托鉢見物に出かける。昨日と同じように宿の兄ちゃんを起こして扉を開けてもらい外へ。今日の天気は晴れで朝から青空が見え托鉢見物の条件は上々だ。

托鉢すでに周辺からは太鼓の音が響いており托鉢が始まっているようだ。通りを歩いていくと供物屋のおばちゃんたちが観光客相手に営業中だが、3月の時と比べると観光客は少ない。やはり天気の悪い雨期は観光客は少ないようだ。

托鉢そういえば宿泊している宿も3月は満室だったが、今回は宿泊客が非常に少なかったな。王宮を通り過ぎて托鉢で一番賑わう場所へやってきた。すでに僧侶たちの托鉢が始まっており、観光客も集まっている。一通り撮影したら裏の路地へ移動。こちらは観光客が少なめで撮影には条件がよい。

メコン川06:00頃には托鉢が終了して地元民が家へ帰り始める。
こちらは朝のメコン川を眺めながら日記を打ち込む。

ルアンパバーンのマーケット

ルアンパバーンのマーケット続いて路地の市場へ行ってみる。托鉢の時間帯から店が出ていたので気になっていたのだが人手がすごい多い。

ナマズとかかなり賑わっており売られているのは野菜や日用雑貨からカエルやナマズなど日本ではなかなか目にすることが出来ない食材がある。

果物この狭い路地によくこれだけの人が集まるものだと驚く。07:30頃、宿に戻ると今日は扉が開いており閉め出されずにすんだ。ちょうど朝食の準備も始めたところのようで目玉焼きを焼く音が聞こえる。08:00頃に朝食を食べてからは部屋に籠もったまま過ごす。

両替屋レート表16:00頃、外へ出かけると外の天気は晴れで雨期とは思えないほどの青空だ。なので、当然ながら日差しが強く暑い。メコン河沿いに散歩して旧市街の両替屋のレートを調査する。対人民元のレートは1人民元=1250ラオスキープが多く、やはり中国側モーハンの両替屋のおばちゃんたちが一番レートがよいようだ。交渉する手間はあるけど・・・。

15000キープのビュッフェ屋台

15000キープのビュッフェ17:30頃、ナイトマーケット近くの屋台で夕飯を食べる。

15000キープのビュッフェ今日は10000キープの屋台ではなく15000キープの屋台へ行ってみた。15000キープのビュッフェ屋台は数軒あり料理の種類が豊富だ。

15000キープのビュッフェ値段が1.5倍になるが料理の種類が多いので試しに食べてみるが、皿が少し大きめだったので限界ギリギリの山盛りにしていく。屋台のおっちゃんの視線が厳しかったが十分食べられた。15000キープの屋台は他にも2件ほどあったので毎日店を変えていけば出入禁止や追加料金はないだろうというか、そこまで長期滞在はしない。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15000キープ
合計 15000キープ

国際寝台バス 昆明→ラオス・ルアンパバーン

昆明南バスターミナルへ

07:00頃に起床してbooking.comで明後日の宿の予約をしておく。今日乗車するルアンパバーン(琅勃拉邦)行きバスは予定だと明日の夜到着なのだが、実際どうなるか怪しい。とりあえずとんでもない時間に到着することを想定して到着当日は予約せずに自力で探すことにする。

10:00頃、市場で饅頭を購入してラオスまでの食糧は確保する。12:00頃、昆明大脚氏国際青年旅舎をチェックアウトする。64路のバスに乗車して双龍商場で下車する。運賃は0.9元。12:30頃、地下鉄の環城南路駅から南部汽車站へ移動する。運賃は3.6元。

ラオス行き国際バス

13:10頃、南バスターミナルの南部汽車站に到着する。手荷物のX線検査を済ませ待合室へ移動すると国際バス用の待合いスペースがあったので、そこで待機する。国際バスはラオスのビエンチャン、ルアンパバーン、ファイサーイの3路線あり、すでに10人以上の乗客が待機しているが、ラオス行きの乗客には見えない。

昆明→ルアンパバーンのチケット乗車するルアンパバーン行きのバスは18:30発車になる。約5時間の待機となるがバスターミナルは比較的空いているのでカオス度は低い。建物が新しく大きいので待合室に十分なスペースがあるのだろう。

待機していると物売りのおばちゃんやおっちゃんが頻繁にやってくるが現在の売れ筋はスマートフォンの予備の外部バッテリーパックだ。このバッテリーパックは駅や列車内でも必ず販売されている。スマートフォンの普及により売れ行きも好調に見える。おそらく列車内で実演販売される靴下や歯ブラシなんかより遙かに需要があるだろう。

20150610-0214:30頃、南バスターミナルの無料Wi-Fiを使ってバスの情報を調べていたら今日のルアンパバーン行きのチケットが25枚も売れ残っていることがわかる。バスは39人乗りで14枚しか売れていないということになる。あまり需要がないようだが、途中のモンラーや国境のモーハンでどれぐらいの客を乗せるか気になるところだ。

待合室15:30頃になると国際バスの待合室は昼寝しているおっちゃんだらけになる。どう考えてもラオス行きの乗客には見えない。そして、待合室は禁煙なのだが1匹のおサルさんがタバコを吸っている。前方の禁煙の漢字が見えないらしい。いや、読めないのかもしれない。どちらにせよ中国では法律や規則は機能していないので日常の光景だ。

ルアンパバーン行き国際バス17:20頃、まだ発車まで1時間以上あるのだがルアンパバーン行きのバスが待機しているので、とりあえず乗車できるか行ってみたら、もう運ちゃんたち準備しており荷物をトランクルームに入れて出発を待つ。乗客はすでに3人ほどいるのでかなり早めから乗車できるようだ。

寝台バスそして、乗車してみると寝台バスなのだが今まで乗車した寝台バスとはちょっと違う。今までは3列のバスだったのだが、今回は2列なのだが1列は1人寝台で、もう1列は2人寝台だ。ようするに1つの寝台におっちゃんやおサルさんと一晩過ごすことになる。ある意味で超ハイレベルな仕様になっている。やはり中国には小日本は到底足元にも及ばない。

日本の高速バスはプライバシーが確保された座席があるが、中国はプライバシーなんて関係ないという最強仕様である。で、自分の寝台は2人で1つの寝台で隣はおばちゃんだよ!何かおばちゃんは運ちゃんに文句言っているけど文句言いたいのはこちらも同じだ!乗客の構成は小日本1匹、白人の姉ちゃん1人、残り中国人である。乗車率は6割ぐらいだ。

18:40頃、10分遅れでバスが発車して、まずはモンラー(勐腊)を目指し、続いてラオス国境のモーハン(磨憨)へと向かう。明朝、国境のモーハン到着で、明日の夜7時頃ルアンパバーン(琅勃拉邦)到着らしい。そうすると明日のモーハンでの状況次第で宿の予約変更もありだろう。天気が晴れだとよいが・・・。

サービスエリア19:30頃、高速道路のサービスエリアで夕食休憩となる。自分はウンコタイムでトイレへ直行。比較的新しいサービスエリアのようでトイレは文明的で問題なしであった。高速道路のサービスエリアのトイレは比較的文明的であるが、一般道でトイレ休憩になるとニーハオトイレに銭取りババア付きというパターンなので、モーハンやモンラーまで高速道路なのか少々気になるところだ。

鄭和のレリーフサービスエリアは昆陽の近くなので明代に7回の南海遠征で活躍した宦官の鄭和のレリーフが建物にあり地元の英雄を讃えている。19:50頃に出発し今日はもう寝るだけだ。23:00頃、サービスエリアの墨江服務区でトイレ休憩になる。トイレはちゃんとしており問題なしだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
バス 0.9元 路線バス
地下鉄 3.6元
合計 17.5元

国境を越えラオス入国

02:30頃、ラオス国境まで直線距離で約140kmの地点で検問により停車する。武警が乗車してきて「辺防検査」と言って身分証確認を行う。パスポートを提示すると顔写真とちゃんと確認をして返却、中国人の身分証も一人一人確認している。武警は自動小銃は携帯しておらず軽装備であるが身分証確認はしっかりしている。04:30頃、モンラーに到着するがバスターミナルへは行かずおばちゃんを降ろしてモーハンへ向かう。

モーハン手前05:00頃、モーハンまで約8kmの地点の国道脇のガソリンスタンドで停車し朝まで休憩となる。夜明け前なので熱帯性気候でも外はかなり涼しい。夜が明けると天気は曇りであったが雨は降っていないので道路状況は良さそうだ。なので、今日のルアンパバーンの宿もスマートフォンで予約しておく。

07:35頃、先に昆明を発車したビエンチャン行きのバスがやってきた。どうやら別の場所で待機していたようだ。07:45頃、バスが出発する。モーハンへの道路は8年前の凸凹道とは大きく変わっており広くきれいに整備されている。道路沿いには店やホテルが見えたりするが空き家も見える。鬼城ができつつあるのか?

モーハン客運站07:50頃、モーハン客運站に到着する。すでにファイサーイ行きのバスが停車していた。バスは08:30発車ということで30分ほど朝食休憩となる。

外には両替屋のおばちゃんたちが多数待機している。とりあえず、レートを聞いてみると1人民元=1300ラオス・キープということであった。昨日のブルームバーグで確認したレートだと1人民元=1308ラオス・キープであったので1310でどうか聞いてみたらOKだったので500元両替する。500元が655000キープになる。(夜に改めてレートを確認したらブールムバーグで1元=1306キープ、ラオス外商銀行1元=1290キープであった。)でも、よくよく考えてみたらここは中国なので1350とかから交渉してもよかったかもしれない。

モーハン客運站時刻表両替を済ましてモーハン客運站のバス時刻表を確認しておく。前回と変わってはいないようだ。時間があるので、次は営業許可をちゃんと持っている両替屋へ行ってみるが、まだ準備中でお姉ちゃんが開店準備をしておりレートは確認できず。ここのレートはラオスの銀行レートよりよいので、ここのレートを基準におばちゃんたちと交渉するのがよい。

バスターミナルに戻るとビエンチャン、ルアンパバーン、ファイサーイのバスが揃っていた。モーハンは商店、食堂、宿、両替屋まで揃っているので、この朝食休憩で物資補給が可能である。物価は辺境なので高めであるが基本的にラオスで買うよりは安い。
(この後にルアンパバーンの国際バスターミナルの隣に万家隆購物広場という中華系の大型スーパーマーケットを見つける。値段の出ていないラオスの商店より安いので利用価値大。ここで購入すればモーハンでの物資補給は最小限で問題なし。)

08:30頃、新たな客を乗せてバスが出発して、3分ぐらい距離を出国の渋滞で10分かけて国境のモーハン口岸に到着。ここで全員荷物を持って下車して出国手続きをする。ここにも両替屋のおばちゃんたちが多数待機している。バスターミナルで両替しなくても良かったな。

モーハン口岸08:50頃、モーハン口岸に入り、出国手続きをするがホルゴス入国スタンプが不鮮明なので、係官のお姉ちゃんに入国地点を聞かれるが、その他は特に問題なく、09:00頃、中国を出国する。

税関を通過する国際バスバスが税関を通過してきて再び荷物の乗せるが、荷物を乗せっぱなしの客がいたが問題なかったようだ。これなら荷物持って下車する必要あったのか?

ラオス・ボーテン09:12頃、出発する。09:13(ラオス時間08:13)、ラオス側の国境ボーテンに到着し全員下車して入国手続きへ。ここでは荷物は持たなくてもOKだ。

ここからは北京時間から1時間遅れのラオス時間になる。入国カウンターへそのまま行くが係官に入国カードを渡され記入することになる。3月に通った時は入国カードなしだったが規則が徹底されるようになったようだ。項目の記入に苦戦しながら、08:30(北京時間09:30)頃、ラオス入国。

バスはすでに待機しており乗車する。この頃には天気は晴れになり、08:40頃、バスが出発する。まずは昼までにウドムサイに到着できるかだ。09:00頃、イミグレーションから少し離れた税関で全員降ろされる。徒歩で税関を越えて先にある食堂で朝食休憩とのこと。

09:20頃、バスが税関を越えてきたので乗車するが、3月にルアンナムター行きの国際バスに乗車したときはバスから下車せずに税関は素通りだったのだが・・・。この全員下車は意味あるのか?

09:50頃、バスが発車する。ようやく本格的な移動になりルアンパバーンへと向かうが、まずは交通の要衝であるウドムサイを目指す。道路は舗装されており、天気も晴れで雨期にしては道路状況はよい方だろう。

ウドムサイ

ウドムサイバスターミナル12:05頃、ウドムサイバスターミナルに到着する。ほぼ予定通りにバスは走っているようだ。ウドムサイで数人の乗客が下車し、バスは水を補給する。同じ寝台だった隣のおばちゃんも降りた。

ウドムサイバスターミナル運賃表休憩の間にウドムサイのバス運賃時刻表を確認しておく。3月の時と比べて特に変化はなさそうだ。

ウドムサイバスターミナル運賃表12:20頃、バスがウドムサイを出発するが、中国人の英語の話せるおっちゃんが老外がいないと騒いでいる。おばちゃんたちは荷物持って降りたと言っており、確かに荷物もなくなっており白人の姉ちゃんは下車していた。白人の姉ちゃんには超ハイレベルなルアンパバーン行き国際バスには耐えられなかったようだ。

渋滞12:30頃、ウドムサイ新バスターミナルには寄らずに通過していく。ウドムサイの街を出て山道を走っていくが、ここからは工事区間が多くなり道路状況が悪くなり工事の交通規制による渋滞にはまる。日本では聞かない蝉の声が響く山道の中でひたすら待つ。13:00頃になると天気が悪くなり雷雨になる。13:40頃、交通規制が解除されると再びバスが走り出す。

16:00頃、トイレ休憩で停車する。ラオスのトイレは基本有料でさらにハイレベルな仕様になっている。要するに中国の一般道にある山盛りのトイレと大差ないので極力避けたい。

16:20頃、雨が降る中でバスが出発する。ルアンパバーンまでは直線距離で約90kmだ。
ルアンパバーンに近づいてくると雨だった天気が晴れてきた。

ルアンパバーン到着

18:23頃、北バスターミナルの前を通過して、ルアンパバーン市内へ入る。18:35頃、ルアンパバーン国際バスターミナルに到着する。雲南省昆明を出発してから約24時間で到着した。雨期で雨が降る中でなら、この所要時間はかなり良い方だと思われる。

国際バスターミナルから旧市街まではトゥクトゥクで約10分、人数が集まれば10000キープなのだが旧市街へ行くのは自分一人だけ、トゥクトゥクのおっちゃん最初は50000キープとかいうので、歩いていこうとしたら20000キープになった。旧市街のトゥクトゥク降車地点から2分ほど歩いて、19:00頃、LPQバックパッカーズホステルに到着する。
booking.comで予約しておいたのでチェックインはスムーズであった。1泊42000キープ(5.2ドル)の8人ドミトリーに4泊するが、部屋は前回と同じであった。すでに夜なのでドミトリーには欧米人たちが先客でいた。

ルアンパバーンのナイトマーケット19:20頃、ナイトマーケットへ行く。雨期であるがナイトマーケットは通常通りやっており観光客が土産物を見て回っていた。

夕飯自分は10000キープ(約156円)のビュッフェ屋台で夕飯を食べる。すでに欧米人たちでとりあえず皿に盛りまくって食べるが、あと2杯ぐらい余裕でいけそうなのだが食べ放題ではないのでやめておく。

LPQバックパッカーズホステル宿に戻り2日ぶりにシャワーを使う。相当汗臭かったのでさっぱりした。部屋はエアコンと扇風機が全開なので涼しくて快適だ。

そして、何よりもインターネットが快適だ。中国ではインターネットが激遅でGoogle、youtubeなどは遮断されているので使いものにならなかったが、ラオスは規制がないので閲覧可能だ。ただし、動画はよく止まるけど、ヤフーは快適で問題なし。

両替
500元→655000キープ(1元=1310キープ)

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10000キープ
宿泊費 168000キープ 1泊42000キープ×4
トゥクトゥク 20000キープ
合計 198000キープ

鉄道で西安→成都→昆明 成昆鉄路を乗り鉄

鉄道で西安→昆明 1日目

午前中はのんびりと昆明行きの準備を整える。回民街を散歩していると先週あたりから出回り始めたライチが500gで6元に値下がりしている。最初は8元であったが流通量が増えてきているようだ。それとバナナも500gで3元だったのが2.5元に下がってきた。バナナは経験上2.5元以下なら買いなので流通量が一番多い時期に入ったのだろう。

昼前にユースホステルをチェックアウトする。掃除のおばちゃんたちは愛想良かったのだがネットが激遅なのが痛かった。でも、一番痛かったのは野郎の客層が野生のサルばかりで寝タバコなどが酷かったことだ。ここは二度と宿泊することはないだろう。

西安駅200路のバスで西安駅へ移動して待合室にはいるが切符と身分証の確認は駅員のやる気がないようでパスポート確認せずにそのままハンコ押して返却。手荷物のX線検査とボディチェックは特に問題なし。

K165次の切符今日は22:15発、西安→昆明のK165次に乗車する。運賃は383元で硬臥の中段だ。寝台なので昆明までは余裕だが、何せ時間がかかり、西安-昆明の1942kmを35時間5分掛けて走り、昆明到着は明後日の朝だ。あと200元ぐらい出せば飛行機で昆明まで楽勝で行けるのだが、K165次は世界有数の山岳鉄道とも呼ばれる成昆鉄路を通るので乗り鉄しなければならない。

成昆鉄路についてはNHKハイビジョンスペシャル「走れ 大峡谷を縫って~中国 成昆鉄道1100キロ~」を参考にすると良いだろう。

西安駅の待合室まあ、まずは発車時間まで10時間ほどあるので待合室で待機だ。ユースホステルのネットがちゃんと使えればチェックアウトだけして夜まで待てばいいのだが、ネットが激遅では意味がないので駅寝して待つことにする。

しかし、駅寝は無理であった。農民工のおっちゃんたちは横になって気持ちよさそうに寝ているのだが、自分はさすがに横になって寝るほどの度胸はない。まあ、横にならなくても少しは眠れるが痰吐きや手鼻の音が響いて結局眠ることは困難であった。中国はレベルが世界最強である。

19:00頃になると農民工のおっちゃんたちが増えてきた。どうやら夜行列車で大都市へ移動のようだ。農民工が増えてきたということで待合室のカオス度も急上昇だ。通路には肥料袋、バケツ、天秤棒などが置かれている。

改札口前20:00頃、改札口の先頭を確保する。これでおサルさんたちとの乗車バトルに巻き込まれずに乗車できる。自分が改札口に陣取ると農民工のおっちゃんたちも肥料袋を置いて場所取りを始める。待合室の雰囲気からして乗車バトルはかなり厳しいと思われる。というか、隣の最前列のおばちゃんは床に唾吐いているしハイレベルな客層が揃っていることは間違いなさそうだ。

西安駅ホーム21:45頃、改札が始まり乗車バトルが始まる。先頭の自分は余裕でホームへ向かい乗車するが、後方では予想通りというかお約束の割り込みで無法地帯と化している。

K165次の行先票まずは乗車前に行先票を撮影しておく。

寝台(硬臥)今回も日本のB寝台に相当する硬臥なので昆明までは寝て移動できるので楽だ。問題は硬臥の客層がどうなのかだが・・・。見た目は農民工やおサルさんはいなさそうなのだが、どうか頼むからヒマワリの種を床に食い散らかさないでくれよ!と思っていたら、後方の洗面台から「カーッ!ペッ!」と痰を吐く音が鳴り響く。やはり、無理な願いであったか・・・。中国のマナー向上は恐らく核軍縮よりも遙かにハードルが高いような気がする。22:15になり定刻通り列車が発車する。

換票証発車後は乗務員が切符を換票証に交換しにくる。これで下車駅の手前で乗務員が切符に交換しにくるので寝過ごす心配はない。とりあえず、あとは歯磨いて、顔洗って寝よう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 1元
バス 1元 路線バス
合計 2元

鉄道で西安→昆明 2日目

車窓06:40頃に起床する。外はすでに夜が明けて明るくなっている。列車は陝西省の南西にある略陽を通過したところだが、この場合は漢中の近くまで来たといった方が分かり易いだろう。峡谷沿いに列車は南下して四川省へ向かう。この峡谷の区間は一部が三国志の蜀桟道と重なるのである意味重要である。

インスタントラーメン朝食にインスタントラーメンを食べて過ごすが中国のインスタントラーメンは油が多すぎるし、唐辛子もやたらと使っている。08:00頃、陽平関に到着する。陽平関といっても、ここは馬超が守っていた陽平関ではない。別の時代の陽平関があった場所だ。陽平関が陝西省最後の停車駅で次は四川省の広元だ。

いよいよ陝西省から四川省へと入るが広元手前の朝天付近で嘉陵江沿いに蜀桟道が見えた。09:25に四川省最初の停車駅である広元に到着。広元で成都行きの乗客が大量にいると予想していたが意外にも乗降客は少なかった。バスで成都へ行くのが主流なのか?それと寝台に空きがあるようで12号車で変更手続きやっていることを車内放送していた。寝台は人気ないのか?まあ、200元ぐらい追加して飛行機で西安から昆明へ行った方が速いし楽だからな・・・。

成都駅で撮り鉄

SS7D14:25頃、成都に到着し機関車を切り離し交換するが、進行方向まで反対になるので機関車の切り離しは撮影できても連結は撮り逃す。

SS7D西安から客車を牽引していたのは韶山型電気機関車のSS7Dだったようだ。

SS3C成都駅での停車中にSS3とCRH2の撮り鉄で時間を潰す。

CRH2成都は機関車交換で停車時間が長いので撮影には良さそうだ。15:02頃、成都を出発して、成昆鉄路に入る。17:20頃、峨眉に到着する。峨眉を過ぎるといよいよ本格的に山岳区間になり成昆鉄路らしくなってくる。

日が暮れたら外の景色は見えないので寝るだけになると思ったらイベント発生だ。乗務員のおばちゃんが車内清掃でおサルさんたちが床にポイ捨てしたゴミを回収していくのだが、1匹のオスザルが掃除が終わってすぐにポイ捨てをして乗務員のおばちゃんに見つかりおばちゃん激怒する。オスザルは言い訳している様子だがおばちゃんの説教は終わらず「你是孫子!」とまでいってしまうほど怒り心頭だ。「你是孫子!」は中国語で罵るときの言葉である。でも、おサルさんには意味がないようである。この場合は調教師として乗警のおじさんを呼んだ方が効果があるだろう。

鉄道で西安→昆明 3日目

04:30頃、乗務員が次の駅で下車する乗客を起こして換票証を切符に交換して回るので目が覚める。04:50頃、攀枝花に到着する。攀枝花が四川省最後の駅になり次は雲南省の広通北になる。もう一眠りしようとするが列車内がウンコ臭くて眠れない。他の起きている乗客は何も気にしていないように見えるが、このウンコ臭さにおかしいと思わないのか?
原因は経験上だいたい見当がつくが、トイレへ行ってみると扉が開いたままで便器に中華カレーが山盛りになっている。今回の列車のトイレは垂れ流し式でなく、日本と同じタンクに吸引して溜める方式なのだが、おサルさんたちはウンコした後にボタンを押さずにやり逃げしているようだ。ボタンを押すということを知らないのか?仕方なくおサルさんたちが残した中華カレーを処理するために悪臭の中でボタンを押すが水が流れず中華カレーがほとんど残ったままだ。

さすが中国!やってくれるぜ!トイレの定期点検や修理はせずに運行かよ。ちゃんとメンテナンスしておけよ!なのに、どうして列車に乗ると頻繁にトイレの故障やタンク満杯で使用不可とかに遭遇するんだよ。仕方ないので扉を閉めるしか対処できなかった。用足しの時は別のトイレを使用するしかないな。

車窓夜が明けて雲南省に入る。外の風景は変わり赤土が目立つようになる。そして、あることに気が付く。すれ違う列車の機関車が韶山型ばかりだ。どうやら、昆明鉄路局では和諧型の配備が進んでいないようだ。いや、各地で不要になった韶山型の受け入れ先になっているのか?

08:30頃、広通北に到着。次は終点の昆明だ。08:50頃、乗務員が換票証を切符に交換しにきた。列車は1時間ほど遅れて運行しているようで10時過ぎに昆明到着のようだ。

昆明到着

昆明駅09:55頃、約35分遅れで昆明駅に到着する。昆明駅前は相変わらず公安や武警が多い。昆明もウルムチ同様にテロ警戒で自動小銃を持った武警や装甲車で警備が厳しい。駅前から64路のバスに乗車して雲南日報社のバス停で下車する。運賃はICカードなので0.9元だ。

昆明大脚氏国際青年旅舎今回も定番の昆明大脚氏国際青年旅舎に宿泊する。今回はqunar.comで予約しており8人ドミトリーで1泊30元だ。宿泊費は予約時にネットで支払い済みだ。ドミトリーは先客の兄ちゃん2人が寝ていた。

ICカード11:40頃、ウォルマート近くの公交ICカードの販売所へ行き古いICカードを新しいICカードにしてもらう。正確には払い戻しして新しいカードを購入になる。これで地下鉄でもICカードでも乗車できるようになる。

蛋炒飯昼食にイスラム食堂で蛋炒飯(8元/約160円)を食べる。昆明では牛肉麺と炒飯類は8元ぐらいからが相場だがインフレでこの先どうなることか・・・。

12:20頃、64路のバスに乗車して昆明駅で地下鉄1号線に乗り換えて南バスターミナルの南部汽車站へ向かうのだが、昆明駅での乗り換えが非常に面倒で地下鉄駅は駅前広場の昆明駅北側でなく裏の南側にあるので最低700mは歩かなければならない。おまけに途中にある地下道はファイナルファイトの世界になっているので中国初めての人はビビって通れないだろう。

地下鉄1号線地下鉄の運賃は4元だがICカードは1割引の3.6元だ。地下鉄と言っても途中からは地上に出て高架区間になる。

ルアンパバーン行きチケット購入

南部汽車站13:30頃、昆明南バスターミナルの南部汽車站に到着する。公安や武警が警備しているがチケット売場は手荷物検査なしで入れるのでウルムチと比べると警備はないに等しい。

昆明はテロ事件の影響で駅前だけ警備が厳重なようだ。武警は2人しかおらず、地下鉄の切符売場に自動小銃を持った武警、バスターミナル前に警棒を持った武警だけで警備は緩い。車両も装甲車ではないので警戒レベルは低いようだ。それでも、日本と比べると異常な警備ではある。

案内まずはバスの運賃時刻表を確認するが、どうやらベトナム行き国際バスの運行準備が進んでいるようだ。今後に期待だ。

南部汽車站時刻表

南部汽車站時刻表窓口で明日のラオス・ルアンパバーン行きのチケットを購入する。運賃は398元で座席番号が1番であった。これだと当日直前でも買えそうな雰囲気だな。今日のチケットもまだ残っているのだろうな。

13:55頃、地下鉄1号線で昆明駅の次の環城南路で下車する。さすがにもう一度ファイナルファイトの地下道は通りたくないので下車する駅を変えた。環城南路駅は外へ出ると徒歩30秒ほどで64路のバスが通る双龍商場のバス停なので、こちらの方が便利であった。

一度ユースホステルへ戻ると先客の兄ちゃん2人が1つのベッドで一緒に寝ながらスマートフォンを仲良くいじっている。これは男同志って奴か?ここに居ては危険だと野生の勘が警告するのでウォルマートへ物資調達へ出かける。ラオスは物価が高いので、とりあえず3日分の食料を購入しておく。ウォルマートの後は夕飯を食べに行きつけのイスラム食堂へ行くと、ファストフード店に変わっていた。何てことだ!イスラム食堂が潰れていた。この1年で行きつけの快餐とイスラム食堂の2件を失った。新たに安食堂の発掘が必要になってきている。

マンゴー出回り始める

マンゴー仕方がないので市場で1個0.6元の包子5個と処分品の1kg/5元のマンゴーを5.8元購入する。昆明にもライチやマンゴーが出回っており、ライチは1kg/10元が底値になっている。マンゴーは1kg/8元とが底値で、自分が購入したのは処分品で皮にシワができている奴なので本当にどうしようもない奴である。貧乏人にはこれで精一杯である。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 39.4元
バス 2.7元 路線バス
バス 398元 昆明→ルアンパバーン
地下鉄 7.2元
ICカード 20元
日用品 10.9元
合計 478.2元

シルクロード旅行記2015 西安碑林・世界遺産 小雁塔

西安城壁

西安城壁09:50頃、西安城壁の東門に当たる長楽門にやってきた。今日は長楽門から西安駅のある北側の城壁へ歩いていく。

入場料は55元だが陝西旅游年票を使えば1日1回無料で入場できる。月曜日でも城壁は観光客で人が多い。

西安城壁それと、この時期はツバメが多く飛んでいる。城壁を歩いていくが自転車を借りて回っている欧米人をよく見かける。チャリで城壁を回るのが流行なのか?

西安城壁城壁を歩くが天気が曇っていても結構暑い。

西安駅11:00頃、西安駅前に到着する。

西安駅駅前は公安の警備が厳しい。2000年代前半なんてこんな警備はなく自由だった。昼頃、駅近くの出入口から出て、611路のバスで戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 3元
バス 2元 路線バス
合計 5元

Lenovoのスマホが届く

今日も天気は曇りで雨が降るようなので遠出は出来ない。注文しておいたスマートフォンの配送状況を確認すると一昨日北京から出荷され、すでに西安に荷物が到着して配達に出発しているようだ。これなら今日はスマートフォンが届くのを待つことにしよう。

荷物10:15頃、スマートフォンが鳴っているので出てみると配送業者の兄ちゃんからであった。宿にいるかの確認でこれから向かうという連絡であった。10:50頃、再び電話があり着いたから取りに来てとの連絡で外へ向かうと配送業者の兄ちゃんがおり名前と電話番号を確認、伝票にサインをして荷物を受け取る。一昨日注文したレノボのスマートフォンが届いた。

配達記録注文して3日で北京から西安へ荷物が配達されるというのは予想外に早かった。中国なので遅延や紛失なんて日常茶飯事だと思っていたのだが無事に届いた。配達業者が中国郵政でなく民間業者の順豊速運だったからか?

梱包箱届いたスマートフォンを早速開封してみる。まず袋を開けるとチャイナ・ユニコムの梱包箱が出てくる。梱包はちゃんとしているようだ。

伝票とか梱包箱を開けると製品の箱と伝票だ。

Lenovo A3600-d今回購入したのはLenovo A3600-dでLTE対応の低価格スマートフォンで購入価格は388元だ。

Lenovo A3600-d海外でも販売されているようなのだが、チャイナユニコムのサイトから購入しているので起動すると沃のロゴが出てくる。ソフトはチャイナユニコム専用にカスタマイズされているようだ。そして、選択できる言語は中国簡体字、繁体字、英語の3種類のみで中国国内仕様では英語以外の外国語がなくても当然だな。

SIMスロットはLTEと3GはマイクロSIMでGSMは通常のSIMカードのデュアルSIMだ。で、自分の持っているチャイナユニコムのSIMカードは通常のSIMカードなのでサイズが合わずGSMでしか使えない。まあ、マイクロサイズにカットすればよいのだが、A3600-dはWi-Fi端末として使えれば良いので特に現時点では問題ないと思ったら重大なことに気がついた。

Google Playが入っていない!代わりにLenovoStoreとかが入っている・・・。中国国内向けの端末は中国政府の嫌がらせでGoogle Playが入っていないのだ。中国人には影響ないけど、こちらには大きな影響が・・・。Lenovo糞だよ。まあ、持っているSONYのMT27iもまだまだ使えているし・・・。中国で端末を購入する時は要注意です。国内仕様はGoogle Playが入っていないと思ったほうがいいです。

昼頃になると小雨が降ってきた。遠出は出来ないので徒歩10分位のところにあるウォルマートへ買い物へ出かけ補給物資の調達をする。夜にqunar.comで6月7日の西安→昆明の切符と6月9日の昆明大脚氏国際青年旅舎の予約をしておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 28.3元
宿泊費 30元 昆明大脚氏国際青年旅舎
日用品 24.9元
鉄道 383元 硬臥 西安→昆明
合計 466.2元

西安都城隍廟

09:00頃、ユースホステル近くの西安都城隍廟を訪れる。まだ人の少ない門前町を通ると都城隍廟だ。

西安都城隍廟都城隍廟は明の洪武20年(1387)に建立され、南京、北京と並び当時の三大城隍廟の一つとされ、西北各省の城隍廟を統轄したため都城隍廟と称されるようになった。西安を護る神々は城隍老爺、関聖帝君(関羽)、九天聖母などである。
清の雍正元年(1723)に火災で焼失し、川陝総督の年羹尭が明代の秦王府を解体し資材を都城隍廟の再建に充てた。

西安都城隍廟その後は日中戦争時の1942年に日本軍の爆撃で被災、文化大革命では市場にされる。現在の建物は再建されたもので西安の主要観光地となっている。

西安都城隍廟まだ朝であるが参拝客は既にそこそこいるが、地元民のクソジジイどもが痰を吐いている。どう考えても都城隍廟で痰を吐くとかあり得ないだろ!クソジジイどもにとっては都城隍廟は信仰の対象ではなく痰壺程度の価値しかないようだ。

西安都城隍廟中国五千年の道徳はどこへ行ったのだ?礼儀と道徳の中国が崩壊していく・・・。朝から雰囲気台無しだ。

張学良公館

張学良公館09:40頃、都城隍廟を離れ、10:10頃、張学良公館に到着。張学良公館は西安事変の際に張学良、楊虎城、周恩来、宋慶齢、宋子文らが第二次国共合作を協議した場所である。

張学良公館11:00頃、雨が降ってきたので張学良公館を離れる。

城管ユースホステルへ戻る途中、回民街の一角で城管と公安が歩道を占拠していたイスラム食堂を撤去していた。中国では道路使用許可が下りるか知らないが、法律が機能していないので、やった者勝ちで不法占拠とかが横行しているが、城管も容赦なく取り締まるので庶民から相当恨みを買っている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 7元
バス 2元 路線バス
合計 9元

スマホがLTEで使えるようになる

朝から雨が降っている。今日も天気が悪いのだろうか?とりあえず、今日は博物館とかの屋内で見物の出来るところへ行くしかないかな?10:00頃、雨が止んだので出かける。軍資金が少なくなってきたので中国工商銀行のATMで現金を引き出しておく。

SIMカード11:00頃、チャイナユニコムの営業庁にやってきた。先日購入したレノボのA3600-Dを使用するのでSIMカードを標準からマイクロに交換してもらう。受付のおばちゃんにSIMカード交換を伝えて整理券をもらう。12人待ちなので1時間で順番がくるだろうか?とりあえず、展示されているスマートフォンを見ながら待っていると、予想より早く30分ほどで順番が回ってきた。整理券を発行してそのままどこかへ行ってしまった客が数人いたので早かったようだ。

LTEで、窓口のお姉ちゃんに標準サイズからマイクロにSIMカードを変更してもらうようにお願いすると、「先にSIMカッターを試す」ということで例の爪切りみたいなSIMカッターでSIMカードを切り抜く。レノボのA3600-Dに挿して動作確認をすると無事に動作してLTEの表示が出た。3分ほどで作業が終わり無料であった。本来はSIMカードの交換手続きをしないといけないのだろうが、手間やお金もかかるので、最初に保証外だが手間のかからないSIMカッターを試して、失敗したら本来の手続きなのだろう。SIMカードのサイズ変更の客なんかはSIMカッターで処理して新規の顧客に時間を割いた方が儲かるだろうし・・・。

シルクロード遺跡 世界遺産 小雁塔

世界遺産 小雁塔12:10頃、小雁塔に到着する。小雁塔は西安博物院の敷地内にあるので入場料無料だ。ただし、小雁塔に登る場合は別途30元必要だ。まずは入口でパスポートを提示して入場券をもらい中へ。

世界遺産 小雁塔小雁塔は707年に唐代の長安城内の荐福寺の仏塔として建立された。荐福寺は経典翻訳で有名で「長安三大訳場」の一つとして知られていた。2014年にシルクロードの一部分として世界遺産に登録された。観光客は小雁塔周辺に多く西安博物院には少ないといった感じだ。

西安博物院西安博物院は西安市の博物館で陝西省の陝西歴史博物館と比べると観光客は圧倒的に少なく空いているが展示物は青銅器、玉器、仏像があり展示内容はなかなかよい感じだ。14:30頃、小雁塔を出る。

西安碑林

西安碑林14:50頃、西安碑林博物館に到着。入場料は75元だが陝西旅游年票で1回だけ無料で入場券がもらえる。西安碑林博物館は元々は孔子をまつる文廟と碑林であり西安碑林は北宋の元祐2年(1087)に建立された。

西安碑林秦代や漢代から近代までの石碑が約4000点収蔵されており中国を代表する碑林である。

西安碑林この西安碑林の特徴は石碑の拓本が購入できるということだ。碑林内では常時拓本が取られており観光客が土産として購入している。

西安碑林そして、この拓本を取る作業も観光客の見物の対象になっている。

司馬芳残碑西安碑林の中には司馬芳残碑という西晋の頃の石碑がある。司馬芳は司馬懿の父親で、その生涯がこの石碑に刻まれている。

司馬芳残碑の説明かなり間接的ではあるが西安碑林にある三国志関連の石碑である。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13.7元
バス 2.5元 路線バス
ATM手数料 12.5元
合計 28.7元

世界遺産 漢長安城未央宮遺址

漢長安城未央宮遺址07:25頃、23路のバスで西バスターミナルの城西客運站へ向かう。
今日は朝から天気が良く晴れているので西バスターミナルの北約2kmの所にある世界遺産の漢長安城未央宮遺址へ向かう。08:00頃、西バスターミナルに到着し北へ向かう。08:30頃、漢長安城未央宮遺址に到着する。

漢長安城未央宮遺址漢未央宮は漢代の長安城があった場所である。現在の西安城壁は明代の長安であり、唐代の長安城は現在の城壁と同じ場所であるが規模は倍以上になる。この漢未央宮が最初のシルクロードの起点と言えるだろう。2014年にはシルクロードの一部として世界遺産に登録されている。

漢長安城未央宮遺址2007年に訪れた際は城壁や宮殿の基礎といった土塁が残っているだけで何もない場所であったが、今回訪れてみると公園へと整備途中であったが、残りは博物館を建設するだけのようで、すでに公園内は地元民の憩いの場となっていた。

漢長安城未央宮遺址どうやら大明宮国家遺址公園のように整備するようだ。そういえば周辺には畑や住宅があったような気がするが・・・。記憶違いか?それとも強制立ち退きか?

半坡博物館

半坡博物館09:45頃、漢長安城未央宮遺址を出て、10:30頃、西バスターミナルにある地下鉄1号線の漢城路から半坡へ移動する。運賃は4元で、11:00頃、駅近くの半坡博物館に到着する。

半坡博物館入場料は65元だが陝西旅游年票を使えば1日1回無料で入場できる。

半坡博物館半坡博物館は1954年に発掘された半坡遺跡を保存しており、半坡遺跡は約6000年前の新石器時代の集落跡である。

八仙宮

八仙宮12:10頃、半坡博物館から八仙宮へ向かう。13:20頃、八仙宮に到着する。

八仙宮入場料は3元でボッタクリの中国では良心的な料金設定だが、入口には乞食のおっちゃんたちが多数営業中だ。だいたい乞食の中には偽物も多いようだが、ここは片足がない障害者の乞食がひとりいるのが確認できた。他は五体満足なので職業乞食なのだろう。

八仙宮八仙宮は八仙庵とも呼ばれ、宋代に建立された道教の全真派の道観である。清の光緒26年(1900)に義和団事件で北京を逃れた西太后と光緒帝が西安へ逃れた際に八仙庵に滞在し、「玉清至道」の額を下賜し「勅建万寿八仙宮」に封じられる。これにより八仙宮と呼ばれるようになる。

八仙宮境内は参拝客はいるが人は少なく静かだ。比較的規模の大きい道教寺院なので道士が多い。観光地開発され建物は新しいが観光客は少なく穴場の観光地とも言えるだろう。

拉条干拌麺14:30頃、昼食に拉条干拌麺(9元/約180円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
バス 2.5元 路線バス
合計 12.5元

曲江寒窯遺址公園

曲江寒窯遺址公園ウォルマート前から23路のバスに乗車して大雁塔で22路乗り換えて寒窯路西口で下車する。今日はまず曲江寒窯遺址公園を訪れる。08:45頃、曲江寒窯遺址公園に到着するが、09:00開園なので少し待つことになる。すでに観光客が数人待機しており多少は需要のある観光地のようだ。

09:00になり開園と同時に入場する。入場料は50元であるが陝西旅游年票を使い無料で見物する。曲江寒窯遺址公園は大雁塔の南東の曲江池の東端に位置しておりテーマパークの大唐芙蓉園や二世皇帝陵の近くにある。寒窯遺址は伝説によれば戯曲「五典坡」で王宝釧と夫の薜平貴が暮らしていた場所である。住居跡は西北地域でよく見られるヤオトンだ。

曲江寒窯遺址公園戯曲「五典坡」は簡単に説明すると唐末期に丞相・王允の三女・王宝釧が繍球招親により婿取りを行うが、婿に当たったのが長安城南東の五典坡に住む乞食の薜平貴であった。王宝釧は両親の反対する中、家を出て薜平貴へ嫁ぐ。

曲江池周辺で妖馬が出現し村人が襲われる事件が発生し村人たちは妖馬を恐れて農作業に出なくなる。唐王は妖馬討伐の英雄を募り武芸に秀でた薜平貴が妖馬を討伐し、唐王は大いに喜び薜平貴を後軍督府の職に封じる。

しかし、辺境での戦いが勃発し薜平貴は西涼へと赴く。王宝釧は一人で薜平貴の帰りを待ち18年後に薜平貴が凱旋し2人は幸せに暮らした。

曲江寒窯遺址公園公園として立派に整備され周辺には高級マンションが建ち並ぶが、2007年に二世皇帝陵を訪れた際は、この周辺は畑で何もない田舎であったが日本のバブルを上回る速度で開発が進んでおり、この変貌ぶりには驚くばかりだ。

二世皇帝陵

二世皇帝陵10:30頃、曲江寒窯遺址公園から約1kmの場所にある二世皇帝陵を訪れる。
秦の始皇帝の息子である胡亥の墓だ。

二世皇帝陵ここは去年訪れているので陵墓だけ見物しておく。

西安城壁

西安城壁10:50頃、曲江管委会のバス停から22路のバスで東門へ向かう。11:30頃、東門に到着。西安城壁は入場料55元だが陝西旅游年票を使い無料で入場。天気は晴れで暑いが城壁を歩いて西安駅へ向かう。

西安駅前12:30頃、西安駅までやってきたが、いつもなら三輪車とかのボリタクが屯していて酷い渋滞が発生しているのだが何故か駅前にはボリタクはおらず渋滞も発生していない。公安だか城管だかの浄化作戦でも行われたのか?

12:45頃、西安駅の切符売場で明日の昆明行きの切符を受け取るが農民工のおっちゃんに割り込みされる。後ろに並ぶように言ってみるがおサルさんが服を着ているだけなので無意味であった。唐代の長安でも割り込みは日常茶飯事だったのだろうか?

武警切符を受け取り切符売場を出るが駅前の城壁の下では自動小銃だかショットガンを持った武警が警備している。2007年にはこのような警備はなかったのだが・・・。日本ではありえない厳重な警備をしないといけないほど西安の治安は悪化しているのか?

ビャンビャン麺

biangbiang麺13:00頃、西安駅近くのビャンビャン麺の店でビャンビャン麺(9元/約180円)を食べる。13:45頃、地下鉄の五路口駅近くの公交ICカード販売所で公交ICカードを100元チャージしておく。14:30頃、西門近くのウォルマートで昆明までの食料を購入しておく。これで移動の準備は万端だ。

ウォルマートを出てユースホステルへ戻ろうとするが、出口で口笛を吹く音が聞こえてきた。中国で口笛の音を聞くと高確率でガキの小便なのだが、予想通りウォルマートの出入口でババアがガキを抱えて小便をさせていた。さすが中国、世界最強で格が違う。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 44.1元
バス 4元 路線バス
合計 48.1元

シルクロード旅行記2015 鉄道でコルラから西安へ

バインゴイル・モンゴル自治州博物館

バインゴイル・モンゴル自治州博物館10:00頃、宿から通りを南へ徒歩10分ほどの所にあるバインゴイル・モンゴル自治州博物館を訪れる。昨日、シルクロードマニアの老板と話した際に自治州博物館を見ておいた方がよいということで見学に来てみた。建物はかなり予算をかけているようで立派だ。やはりタリム盆地の石油などの天然資源に恵まれているので羽振りがよいのだろうか?入場料は無料で入口でパスポート確認と手荷物検査がある。

館内は撮影禁止であるが展示内容はシルクロード中心で楼蘭遺跡に重点を置いている様子だ。ロンリープラネット・シルクロードによれば楼蘭や米蘭からの出土品の7割がウルムチの自治区博物館とコルラの自治州博物館に保管されているそうだ。1Fはシルクロードの展示で、2Fは楼蘭遺跡の展示でミイラの展示もあり一見の価値ありである。それと魏、晋の頃の出土品もあり、説明によれば楼蘭は魏の勢力圏内だったようだ。

3Fはモンゴル自治州ということもあり、モンゴル族と清朝の関係やロシアとの戦いが中心である。ここではロシアは侵略者として描かれている。あと、どうでもよいことだが自治州博物館に赤い展示内容があった。赤い展示より出土品を展示した方がよいと思うのだが・・・。

コルラの博物館行きバスちなみにコルラ駅からは101路のバスで龍興苑小区(龙兴苑小区)下車になる。1時間ほどで見学を終えて宿近くのスーパーでインスタントラーメンを買い込んで西安までの食糧を確保する。

11:50頃、宿に戻ると老板がいる。駅で仕事のはずでは・・・。昼食で帰ってきているのか?まあ、老板は駅員なのに宿を経営しているのだから凄い。というか、中国では駅員の副業は認められているのか?

コルラ→西安2809km乗り鉄1日目

コルラ駅昼過ぎに宿をチェックアウトして、12:10頃、コルラ駅に到着。まず、駅前広場に入るのに手荷物のX線検査があり、続いてボディチェック、切符と身分証の確認があり、駅舎の入口で再び手荷物のX線検査と身分証確認があり、ようやく待合室へ入る。

コルラ→西安のK170次の切符今日は14:27発車、コルラ→西安のK170次で西安へ移動する。西安へは2809kmの距離を38時間51分かけて明後日の早朝05:18到着予定だ。切符は硬臥で運賃は507.5元(約10150円)だ。ちなみに日本の上野-札幌を結ぶ寝台特急北斗星は1214kmを走るので、K170次がどれだけ長距離だか分かるだろう。

コルラ駅待合室待合室を見る限り農民工のおっちゃんたちがやたらと多い。通路には尿素袋、肥料袋やバケツが無造作に置かれている。もし、硬座だったらカオス度MAXの車両でやばかっただろう。14:05頃、改札が始まる。いつもなら前もって先頭を確保するのだが、今回は硬臥なので荷物の置き場所とかをそれほど心配する必要はない。でも、乗客のほとんどが服を着たおサルさんだったので改札口は割り込みで大混乱だ。

HXD3C和諧型電気機関車まあ、列の5番目ぐらいだったので改札口はすぐに通過して歩いて車両へ向かう。乗車して荷物を置いたら先頭の機関車撮影へ向かう。天気は晴れで順光なので撮影条件は良いが、コルラ駅はホームが高いので機関車の台車が隠れてしまっている。これでホームが低ければ文句なしなのだが・・・。

換票証14:27に定刻通り列車が発車し、すぐに乗務員が切符を換票証と交換に来る。これで下車駅の手前で乗務員が切符へ交換に来るので寝過ごす心配がない。といっても、自分は終点までの乗車なので寝過ごしようがない。あとは西安到着まで寝て過ごすしかない。列車内ではやることがないのだ。窓が開けられれば風景を撮影できるのだが・・・。

インスタントラーメン昼食にインスタントラーメンを食べる。西安まではインスタントラーメンで乗り切る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20.7元
合計 20.7元

コルラ→西安2809km乗り鉄2日目

朝になるとトイレや洗面台の水が出なくなっていた。水切れだ。通常の使用方法なら水切れは起きないのだが、この車両はメンテナンスが行われておらずトイレの水が流れたままになっているので水を著しく浪費する。ちゃんと故障部分を修理していれば、この様なことはないはずなのだが、チャイナクオリティでは修理なんてしないので、こういった問題が発生する。おかげで別の車両のトイレを使うことになる。

シルクロード河西回廊を東へ走り、08:35頃、万里の長城の嘉峪関長城が見えてきた。
嘉峪関が河西回廊で一番狭くなる場所だ。08:45頃、嘉峪関駅に到着して給水が行われトイレと洗面台が使えるようになる。

そして、列車が東へ走り張掖駅停車中に中国ならではのイベントが発生する。駅停車中はトイレが使用不可になるのでおばちゃんが洗面台でガキに小便をさせていたのだ!乗客に人が少なく服を着たおサルさんが多いとは思っていたが硬臥にもおサルさんが紛れ込んでいるとは・・・。そういえば、ここは孔子や孟子が生まれた国だよな。外国人からすれば孔子や孟子が生まれた国でこんな事が起きるなんて想像できないぞ!やはり偉大な某党の教育の成果なのだろうか?五千年の歴史を持つ中国のイメージが崩壊していく・・・。

武威駅14:25頃、武威に到着する。次はようやくシルクロード河西回廊を抜けて蘭州だ。

蘭州駅18:15頃、蘭州駅に到着する。ここで機関車の交換が行われる。

そして、再びイベントが発生する。また、母ザルが洗面台で子ザルに小便をさせている。子ザルは頻繁に「尿尿」いってうるさいし・・・。母ザルは小便させてすぐ子ザルに水飲ませるし・・・。これでは「尿尿」と子ザルがうるさいわけだ。もうさすが中国としかいいようがない。小日本にはとても真似できない。中国は世界最強だ!

19:00頃、乗警が身分証の確認にやってきた。乗客の身分証を端末に読み込ませていく。パスポートを提示すると乗警は中身を確認せずに行き先だけ聞いて返却してきた。外国人には用はないらしい。そういえば警備が厳しかった新彊ウイグル自治区では列車内での身分証確認が無かったのだが、これはどういうことだ?列車内での身分証確認は北京への直訴阻止が目的か?

コルラ→西安2809km乗り鉄3日目

04:30頃、起床するが既に朝のトイレ争奪戦が始まっている。どの車両もトイレ待ちの列ができている。自分のいる車両は水の止まらない壊れたトイレのおかげで、再び水切れになり洗面台やトイレは水が流れず使えない。おかげで隣の車両のトイレや洗面台を使う。
そして、また母ザルが洗面台で子ザルに小便をさせている。水が流れない洗面台だから誰も使えないので影響はないといえばないのだが外人にはこの光景は勘弁してほしい。夜が明ける前から世界最強の中国はレベルが高い。

西安駅定刻より5分早く05:13に西安駅到着。コルラ-西安、2809km、2泊3日の鉄道での移動が終わった。これでシルクロードの天山北路、天山南路、西域南道の旅が完了して出発地点の西安に戻ってきたというか中国へ戻ってきたといった感じだ。駅を出ると宿の客引きやボリタクの運ちゃんたちが待機しており、いつもの西安駅前で人が多い。

そして、早朝から痰吐き全開でまさに中国だ。バスはまだ動いていないのでしばらく待機となるが、待機しているとアイツ等がやってきた。乞食だ!乞食も早朝から営業中であった。耳が聞こえない様子であったが、この場合は十分な演技指導を受けている可能性が高く100元札を出すと耳が聞こえるようになることも否定できない。そういえば日本にもゴーストライターを使っていた演技力のある偽作曲家がいたな。

西安秦城小巷青年旅舍06:40頃、611路のバスで鐘楼と西門の間にある橋梓口(桥梓口)のバス停へ移動する。イスラム教徒の居住区である回民街に入り、07:10頃、回民街の中にある西安秦城小巷青年旅舍に到着する。まだ朝早いので閉まっているかなと思ったら開いていたの扉を叩かずに済んだ。今回はeLongで予約しておいたので登記は問題なく完了。1泊50元の4人ドミトリーに7泊する。

西安秦城小巷青年旅舍ドミトリー肝心の部屋であるが扉を開けての第一印象は野郎臭が酷い。この表現の難しい臭いは何なんだ?とりあえず扉は開けたままで荷物を出して滞在準備をする。臭いがなくなるとなかなかいい感じの部屋だ。4人部屋でも割と広めで設備も新しい。部屋に付いているトイレ・シャワーは掃除してあり綺麗だが、シャワーに破損箇所が・・・。Wi-Fiは部屋の中では繋がるけど回線自体が激遅で使いものにならない。

先客は3人おり2人すぐに出て行ったが宿泊客のモラルに問題有りだ。ベッドで寝タバコしているし、床に痰吐いているし野郎の客層には問題有りだ。09:30頃、西安名物のbiangbiang麺を食べに出かけるがユースホステルを出ると表の路地は市場とかしており人多すぎだ!

biangbiang麺朝食兼昼食にbiangbiang麺(13元/約260円)を食べる。ユースホステルへ戻りインターネットでチャイナユニコムのサイトからスマートフォンを購入する。購入したのはLenovo A3600-dで価格は388元(約7760円)だ。1週間以内には届くようだが本当に届くだろうか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
宿泊費 350元 1泊50元×7
バス 1元 路線バス
スマートフォン 388元 Lenovo A3600-d
合計 754元

シルクロード旅行記2015 バスでホータンからチャルクリク、コルラへ

虫にやられてチャルチャン行き準備

07:30頃に起床するが足がかゆい。虫にやられた。ホータン(和田)の交通賓館最悪だ。朝から雨が降っており、天気予報を確認したらホータンの天気は小雨で、東のニヤ(民豊)も小雨になっている。この天気だとホータン河へ行っても意味ないしな・・・。それにニヤも駄目だな。晴れていなければシルクロードの雰囲気が出ないな。ニヤの東のバインゴリン・モンゴル自治州のチャルチャン(且末)は天気が砂嵐のようだ。ホータンにもう一泊とかはあり得ないので、このままシルクロード西域南道を東へ進む。要するにタクラマカン砂漠の南側を東へ進むということだ。

和田公路客運中心時刻表1ということで07:50頃、東バスターミナルの東郊客運站へ向かうが、先に和田公路客運中心のバスの時刻表を確認しておく。

和田公路客運中心時刻表2カシュガル行きのバスが多く、ウルムチ、コルラ、トルファンなど長距離バスが発車しているのが確認できた。運賃表もあったのだが窓口のおばちゃんに因縁付けられそうなのでやめておく。

ホータン東郊客運站101路のバスでも行けるが30分ほど歩いて、08:40頃、東郊客運站に到着。

ホータン東郊客運站の時刻表時刻表を確認するとチラ(策勒)、ケリヤ(于田)、ニヤ、チャルチャンなどホータンから東へのバスが発車している。

ホータン→チャルチャンのチケットホータンから西域南道を一番東へ行くのはチャルチャン行きのバスなのでチャルチャン行きのチケットを購入する。運賃は124元で発車は11:00だ。購入時はもちろんパスポート必須だ。

和田公路客運中心の交通賓館へ戻り出発準備を始める。トイレへ行きウンコしようとしたら中華カレーだかウイグルカレーが便器に山盛りになっている。扉のないところではおっちゃんが脱糞中だし、モップを洗う蛇口ではウイグル族のおっちゃんが顔を洗っている真っ最中だ。恐ろしい衛生環境のトイレだ。トイレの水道では恐ろしくて手が洗えないので多少マシな洗濯場の水道で手を洗う。さすが21世紀の世界を牽引する経済大国の中国だ。小日本の常識を覆す衛生概念である。

バスでチャルチャンへ

ホータン→チャルチャンのバス09:50頃、交通賓館をチェックアウトして、10:20頃、東バスターミナルの東郊客運站に到着する。チャルチャン行きのバスに乗車して出発を待つ。10分遅れの11:10にバスが発車する。乗車率は5割程度であまり需要がない路線なのだろうか?まあ、途中で客を乗せながら走るから徐々に混雑するだろう。

ホータン河まだ水がほとんど流れていないホータン河を越えて、これからチャルチャンまで608kmの道のりを約10時間かけてタクラマカン砂漠の南を東へと走る。11:45頃、検問で停車して車掌が乗客の身分証を回収するが自分だけ対象外で何も無し。検問といっても外国人はどうでもよいらしい。ISの工作員が潜入していたらどうするんだ?

13:15頃、チラ(策勒)県の策勒客運站に到着し小休憩となる。天気は小雨で涼しく灼熱のタクラマカン砂漠のイメージとはかけ離れた天気である。新たに客を乗せて13:20頃に出発する。14:00頃、ケリヤ(于田)の県境だろうか?検問で身分証確認がある。公安は自動小銃を携帯しており警備は厳重そうだがパスポートはちゃんと確認せずに返却。どうやら外人には用はないらしい。

ケリヤ(于田)客運站時刻表214:40頃、ケリヤ(于田)客運站に到着して昼休憩となる。昼休憩の間にチケット売場でケリヤ(于田)のバスの時刻表を確認しておく。

ケリヤ(于田)客運站時刻表115:20頃、バスに乗車して発車を待つ。15:30頃、バスが出発するが乗客の人数確認とかはちゃんとしていないので、そのまま置き去りにされる可能性あり。

ニヤ(民豊)との県境だろうか?16:50頃、検問で全員降ろされ公安が身分証を回収して登記する。ここではパスポートもちゃんと登記している様子。全員の身分証が返却され、17:00頃、バスが出発する。県境を越えたようで、この先は標識の表示は民豊県になっている。17:15頃、ニヤのバスターミナル民豊県客運站に到着するが乗降客なしですぐに発車する。

19:15頃、ホータン地区からバインゴリン・モンゴル自治州に入る。最初の集落になる三八団(蘇塘鎮)の蘇塘派出所で検問が行われており全員下車する。乗客は身分証を端末に読み込ませたら公安に預けて処理が終わるまでバスで待機となる。で、自分はパスポートを公安に渡したら待たされる。漢族のボスの公安がどこかへ電話して問い合わせている。その間は小雨の降る肌寒い屋外で待機だ。電話が終わり問題なしで「行っていいよ」となる。19:32に全員の身分証が戻りバスが発車する。チャルチャンまではあと約140kmの道のりだ。

チャルチャンで再び彷徨う

21:30頃、且末客運站に到着する。約10時間半かけてチャルチャンに到着だ。チャルチャンは前漢の頃に且末国と小宛国がありシルクロード西域南道の要衝でもあった。ロンリープラネット・シルクロードによればチャルチャンは人口の7割がウイグル族ということだ。

そして、チャルチャンはホータン玉の主要産地でホータン玉の7割がチャルチャン産を占めているとある。チャルチャンはバインゴリン・モンゴル自治州に属するのにホータン玉というのは産地偽装ではないのか?まあ、ホータン河流域では玉は取り尽くされているともいわれているので、チャルチャンの玉をホータン玉として高額で売り飛ばして儲けるということか?ある意味で中国らしいな。

さて、チャルチャンでの宿探しをしないといけない。交通賓館はホータンみたいに豚小屋だと困るので、まずは他の賓館を探す。バスターミナルは街の南側にあるので通りを北へ向かえば街の中心だ。場所が場所だけに外人お断りの宿ばかりというのは分かりきっているので招待所や旅社は外して、そこそこ良さそうな賓館から当たっていくことにする。

チャルチャン交通賓館2しかし、4件当たって全て撃沈する。過剰なネオンで建物の新しい賓館ですら外人お断りであった。チャルチャンの宿探しは手強く、結局は交通賓館を目指す。22:50頃、バスターミナルの交通賓館に到着する。部屋は標準間で1泊108元だ。

チャルチャン交通賓館1豚小屋を覚悟していたが設備は古めであるがそこそこちゃんとしておりホータンの交通賓館とは天と地の差だ。

チャルチャン交通賓館3これなら初めから交通賓館にしておけばよかった。寝床を確保したので23:10頃、夜食を食べに出かける。明日はチャルクリク(若羌)へ移動だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16元
宿泊費 108元
バス 124元 ホータン→チャルチャン
合計 248元

チャルチャン→チャルクリク

且末客運站07:30頃に起床する。外は雨が降っている。天気予報を確認するとチャルチャン(且末)の天気は雨のようだ。今日も天気の悪い中の移動になりそうだ。08:00頃、敷地内の且末客運站へ行く。すでにバスのチケットを購入しようとする客が2人ほどいた。窓口のおばちゃんが端末を立ち上げてチケットの販売準備をするが、公安が来ていないとかの理由で販売ができない。

先に来ていた客が今日のホータン行きのチケットを買おうとしていたが、すでに売り切れであった。チャルクリク(若羌)行きはチケットはあるということで販売開始を待つというか、公安が来ないと販売できないってどういうことだ?別に来なくても販売できるのでは?

販売開始を待っているとホータン行きの客たちがタクシーで行くため人数を集めている。1台1000元でチャーターになり4人集めて1人250元でホータンへ行くようだ。しばらくすると人数集まったようで表のタクシーに荷物を積み込んで出発していった。

チャルチャン→チャルクリクのチケット08:45頃、チケット販売が始まりチャルクリク(若羌)行きチケットを購入する。運賃は61元で10:00発車だ。購入時にパスポート情報を入力するのだが、ほとんどのバスターミナルでは手作業の入力が面倒なので未入力や一部というかほとんど省略されるのだが、且末ではちゃんと入力していた。公安が厳しいのか?

チャルチャン→チャルクリクのバス09:30頃、交通賓館をチェックアウトして、そのままバスターミナルへ行くがチケット売場は大混雑している。チケットを買えなかったホータン行きの客か?

バスに乗車しようとすると再前列の自分の席にウイグル族のおっちゃんが座っている。チケットを見せてどくようにお願いするが、「看不清楚」「随便座」とかいってどこうとしないので、しつこく言っていたら逆ギレしてようやくどいた。ウイグル語で何か言っているけど・・・。ウイグル語じゃ分からないし!おそらく「小日本死ねや」とか言っているのか?もしかしたら「漢族の犬」かもしれないな。何とか席を確保して発車を待つ。

5分遅れの10:05にバスが発車するが、ウイグル族の運ちゃん人数確認とかせずに出発する。乗客の管理はしていないようだ。バスの乗車率は5割ほどで乗客の9割がウイグル族のようだ。チャルチョンからチャルクリクまでの道のりは約280kmで所要時間は約5時間と見込んでいるが、果たして予定通りに運行されるか?中国なので期待できないけど・・・。

チャルチャン→チャルクリクシルクロード西域南道の国道315号を東へと走る。国道315号はチャルクリクを抜けて青海省西寧へと続くので昨日から道路標識には西寧2500km、1900kmなどの表示がある。

そして、あることに気がつく。バスのスピードメーターが凄いことになっている。メーターが壊れており常に左右に揺れている。80km/hくらいで走っているのに40km/hだったり、130km/hになったり、0km/hや振り切れているときもある。やはり中国は凄い。日本では車検に通らないようなバスが普通に走っている。さすがチャイナクオリティだ。12:25頃、チャルクリク→チャルチャンのバスとすれ違い、チャルチャンとチャルクリクの県境を越える。

チャルクリク(若羌)

若羌客運站13:45頃、バスターミナルの若羌客運站に到着する。かなり飛ばしていたので予定より1時間早く4時間でチャルクリク(若羌)到着だ。まずはバスの時刻表を確認する。

若羌客運站時刻表ウルムチ、コルラが主要路線だが青海省方面の依呑布拉克へのバスもある。ただし、依呑布拉克で1泊してバスを乗り継いで花土溝へ行かなければならないが・・・。

龍都商務快捷賓館1今日の宿はQunarで予約しておいた龍都商務快捷賓館だ。さすがにホータンみたいにまた外人お断りということはないと思うが、とりあえずバスターミナルから南へ歩く。3分ほど歩いて13:55頃に龍都商務快捷賓館に到着する。

ちょっと建物古そうだが、まずはレセプションへ。外国人お断りか心配であったが大丈夫であった。予約しておいた部屋は2人部屋の特価房で1泊108元だ。パスポートをお姉ちゃんに渡してオンライン登記してもらうがパスポートの登記は慣れていないようでパスポートは後で返却ということで部屋へ行く。

龍都商務快捷賓館2部屋は窓なしであったが設備はそこそこよい。エアコン、IPテレビ、電気ケトル、電話がある。

龍都商務快捷賓館3トイレ・シャワーはちゃんと掃除しており結構広い。建物の外見は古かったが部屋は問題なかった。15:00頃、レセプションから内線電話がかかってきて、昨日の宿を聞かれる。問題が発生しており、昨日宿泊した且末の交通賓館がオンライン登記でチェックアウトの処理をしておらず、オンライン登記ができないということであった。新疆ウイグル自治区のオンライン登記のシステムは管理が厳しいようだ。

15:30頃、バスターミナルで明日のコルラ行きのチケットを購入する。運賃は94元だ。依呑布拉克行きのバスで青海省との境界まで行きバスを乗り継いで青海省花土溝へ抜けることも考えたが近隣のアスベスト鉱山からの汚染が厳しそうなので、やはりコルラへ向かうことにした。

楼蘭博物館

楼蘭博物館16:00頃、楼蘭博物館を訪れる。名前の通り楼蘭遺跡と米蘭遺跡に関する展示をメインにしている県の博物館で遺跡から出土したミイラの展示がおすすめだ。入場料は無料でパスポートが必要だ。

それと楼蘭博物館には若羌県文物局があり、楼蘭遺跡へ行く場合は、ここで手続きをすることになる。外国人は手続き費10000元や車両、宿泊施設などの費用を納めることになるが、これは旅行会社を通して手続きをすることになる。さらにロンリープラネット・シルクロードによれば県旅游局が設立した若羌県第一秘境旅行社が楼蘭博物館内にあり楼蘭遺跡への手配を行っている。

夕方に炒飯を食べるが油がやたらと多いなと思ったら夜に下痢ピーピーになる。大量の油にあたったようだ。おそらく中国で大量に出回っている下水油を使用していた可能性がある。大人しく麺屋で牛肉麺にしておけばよかった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
宿泊費 108元
バス 61元 チャルチャン(且末)→チャルクリク(若羌)
バス 94元 チャルクリク(若羌)→コルラ
合計 273元

チャルクリク→コルラ

チャルクリク09:40頃、賓館をチェックアウトする。200mほど歩いて若羌客運站に到着する。手荷物のX線検査を済ませてバスへ。すでにバスが待機しており発車を待つ。

チャルクリク→コルラのチケット09:45頃、改札が始まりチケットと身分証の確認が行われバスに乗車する。しかし、座席指定にも関わらず勝手に他人の席に座るおサルさんが続出する。おかげで小競り合いが発生するし・・・。チケットに印字された漢字や数字ぐらい読めるはずなのだが・・・。乗客の中に服を着たおサルさんが紛れ込んでいると困る。

10:00に定刻通りバスが発車して、コルラまでは約6時間の道のりだ。今回のバスは久々にちゃんとした大型バスだ。シルクロード西域南道をずっとボロバスだったので非常に快適だ。ただし、イベントなしで無事コルラに到着するかは謎だ。まあ、今日の移動でシルクロード西域南道から天山南路のコルラに到着すればタクラマカン砂漠1周が完了だ。16:30頃、コルラ入口の交通警察で身分証登記がある。車掌が身分証を全員の回収していくがパスポートはいらないようで自分だけ何もなし。

コルラ

巴州客運站17:10頃、コルラの巴州客運站に到着する。約7時間でコルラに到着した。

巴州客運站時刻表まずはバスの時刻表を確認する。長距離はウルムチへの路線が主力で、他にもクチャ、チャルクリクへのバスも多い。近郊の路線だと和静や輪台が多いようだ。
バスの状況は確認したのでコルラ駅へ向かう。直線距離で約5km離れているが街の状況確認もかねて歩いていく。駅へのバスもあるはずなのだがバス停を見落としたようだ。通りを歩いていると武装した公安が3人1組で巡回しているのをよく見かける。どうもコルラの警備は厳しい。

コルラ唯一のユースホステル

龍行青年旅社119:10頃、コルラ駅の駅前通りの新華路までやってきた。ロンリープラネット・シルクロードによれば、この辺りにコルラ唯一のユースホステルがある。青年旅社の看板を見つけるが建物はかなり古く、何やらやばそうな雰囲気が・・・。まあ、とにかく入口を探さなければ。

龍行青年旅社入口隣の自動車修理工場の門に看板があり入口になっていた。19:20頃、龍行青年旅社に到着する。

龍行青年旅社2部屋は6人ドミトリーで1泊40元だ。シャワーは無く、トイレは桶で水を流すやつだ。ユースホステルというより招待所で、かなり上級者向けだ。で、宿泊登記をしなければならないのだがお姉ちゃんがパスポートのオンライン登記のやり方を知らないので老板が戻ってきてからということになる。

そして、老板が戻ってきてオンライン登記をするのだが、老板は駅員の制服を着ている。何と老板はコルラ駅の駅員であった。どうやら副業でユースホステルを経営しているようだ。そして、老板の話によればコルラは外国人が宿泊できる宿が少ないそうだが、新彊ウイグル自治区全体にいえることだろう。で、ここは設備は古いが、恐らくコルラ最安の外国人OKの宿だ。でも、老板は規制が厳しい中でどうやって外国人OKの営業許可を取ったのだ?公安局か工商局にコネがあるのか?それと、老板はNHKのシルクロードがお気に入りのようで、楼蘭遺跡にも行ったりする強者である。

宿泊登記が終わったのでインターネットで予約購入しておいた明日の西安行きの切符を受け取りにコルラ駅へ行く。コルラ駅の切符売場は易者から離れたところにあり、切符売場へ入るだけでも手荷物検査と身分証確認があり警備が厳重である。窓口が2つしか開いておらず20分ほど並んで切符を受け取る。夕飯は駅近くのイスラム食堂で清湯牛肉麺(8元/約160円)を食べる。

コルラのバス停食後に駅周辺を散歩するがコルラ駅からバスターミナルの巴州客運站への路線バスが出ているのが確認できた。26路の州客運站が巴州客運站になる。

中国ではトルコも敵対国家

ひげ禁止とかのポスター宿へ戻るが階段にはウイグル族を標的にしたひげ禁止とかのポスターがはられている。よく見ると月のマークとTurkeyとデザインされたTシャツも禁止になっている。これは中国がトルコを敵対国家としているようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
宿泊費 40元
鉄道 507.5元 硬臥 コルラ→西安
合計 559.5元

シルクロード旅行記2015 鉄道でカシュガルからホータンへ

ホータン行きの切符を確保

カシュガル汽車客運站11:00頃、カシュガル駅へ昨晩ネットで予約した明後日のホータン(和田)行きの切符を受け取りに行く。駅に到着すると駅前のカシュガル汽車客運站が営業しているではないか!まだ工事中だと思っていたらバスが出入りしている。先にバスターミナルを見てみるが、ウルムチ行きとかのバスは運行されておらず、客運南站と同じ近郊へのバスしか停車していなかった。バスターミナルの規模からして今後路線の拡充がされるのだろうか?

カシュガル駅バスターミナルを離れカシュガル駅へ。相変わらず武警が警備しており、公安の身分証確認を済ませて切符売り場へ。人は殆どおらず10分ほどで切符を受け取る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.5元
バス 3元 路線バス
合計 18.5元

カシュガル老城青年旅舎

カシュガル老城青年旅舎09:00頃、カシュガル麦田国際青年旅舎をチェックアウトして徒歩でエイティガールモスクを目指す。09:30頃、エイティガールモスク西側のカシュガル老城青年旅舎(喀什老城青年旅舍/Kashgar old town youth hostel)に到着する。eLongで予約しており8人ドミトリーで1泊35元だ。

カシュガル老城青年旅舎レセプションのお姉ちゃんは非常に愛想が良い。宿泊客は欧米人が多く、日本人も少しいる。3年ほど前の2012年に宿泊したことがあるが、以前と変わらず宿泊客は多くカシュガルの人気宿のようだ。今回カシュガルのユースホステルを数件宿泊したが実際ここが一番設備がまともだと言って良いだろう。午前中はモスク周辺を散歩して過ごす。

丸子麺夕方になりウイグル族の食堂で丸子麺(8元/約160円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14元
宿泊費 35元
合計 49元

鉄道でカシュガル→ホータン

カシュガル駅07:30頃、ウンコ臭くて目が覚める。何故か部屋の中がウンコ臭い。部屋の隣はトイレだが誰もいない。自分がウンコ漏らしたかと思いケツに手をやるが漏らしていなかった。完全に目が覚めてしまったので、とりあえず先にウンコして顔を洗う。部屋に戻ってもやはりウンコ臭い。フランス人や中国人はまだ寝ており夢の中だ。これは誰か漏らしたか?それとも体臭?部屋の仕様か?

08:20頃、近くのウイグル族の店で1元のナンを5個購入して、ホータン(和田)までの食料を調達する。08:40頃、ユースホステルをチェックアウトして、28路のバスでカシュガル駅へ移動する。運賃は1元だ。09:15頃、カシュガル駅に到着し、まずは駅の外でボディチェックがある。ウイグル族は身分証確認を受けていたが何故か自分はボディチェックのみで終了し待合室へ。まだ朝の時間帯なのか武警の装甲車は駅前にはいなかった。待合室入口で切符と身分証確認があり、最後に手荷物のX線検査がある。これで待合室へ入れる。

カシュガル→ホータンの切符今日は鉄道でカシュガルからホータンまで移動する。今日からシルクロード西域南道の旅が始まる。乗車する列車は10:16発車、ウルムチ南→ホータンの7563次だ。席はもちろん硬座で運賃は53元で、ホータンまでは約8時間の道のりになる。

ウルムチ南→ホータンの行先票10:05頃、列車が到着して乗車バトルが始まる。中国には文明乗車や文明旅游と単語があるのだが、ほとんどの人々はおサルさんが服を着ているだけなので言葉の意味を理解していない。いや、単語自体知らないのかもしれない。なので誰も並ばずに乗車しているし乗務員も並ばせようともしない。乗車するのも一苦労である。

列車内何とか乗車して荷物の置き場所を確保して乗車バトルは乗り切った。孔子や孟子の生まれた国で、このようなカオス度MAXな状況が発生するとは・・・。五千年の歴史を持つ偉大な中華文明の伝統や礼節とかは一体どこに行ってしまったのだ?偉大な先人たちが嘆いているだろう。

10:38に22分遅れで列車が発車する。列車内はウイグル族が多いと思っていたが漢族が意外にも多い。ロンリープラネット・シルクロードによればホータンの人口構成はほとんどがウイグル族だそうだが、列車内の状況からして漢族がホータンへ移住している可能性がある。10年後にはホータンもウルムチのように漢族の都市なってしまうのだろうか?

列車が南東へ走り崑崙山脈が見えてくる。ちょうどシルクロードの西域南道を走っている。14:30頃、叶城に到着し、ここで半分ぐらいの乗客が入れ替わる。漢族の乗客はほとんどが下車していく。叶城が入植の拠点なのだろうか?

この先は列車内でほとんど中国語は聞こえず、ウイグル語が主要言語となる。ホータンの手前の墨玉に到着する前にウンコしにトイレへ行くが、さすが中国と言うべきかトイレが壊れていて水がほとんど流れないよ!おかげで便器にウンコが残らないように確実に穴にしなければならない。これぐらいは大したことではないが、中国人にとってはかなり難易度が高い。中国のトイレは何故か便器から離れたところにウンコがしてあったりと日本ではあり得ない光景によく出会すのだ。一体どうやったら便器から離れたところにウンコができるのか不思議だ。ある意味で中華文明の謎である。というか、車両のメンテナンスぐらいちゃんとしておけよ!これで高速鉄道を輸出できるのか?

ホータン到着

ホータン駅定刻通り18:23頃、ホータンに到着する。

ホータン駅駅からは2路と101路のバスが出ており2路のバスでホータン市内へ移動する。運賃は1元で奇跡的に座って移動できた。いつもなら3本くらい見送って移動なのだが今回は空いていた。

18:50頃、北京西路の交差点で下車して北京東路目指して東へ歩くが、これが失敗であった。ホータン博物館が見えてきてホータン市内のかなり西で降りてしまったことに気がつく。そして、先ほどの2路のバスが追い越していった。これなら降りずに乗っていればよかった。まあ、ひたすら東へ歩いていくと北京西路に地下街が出来ていた。2007年に訪れた時はあったか?そして、地下街はホータン中心部の北京西路から北京東路へかけて続いていた。2路の電信局のバス停がホータンの中心部のようだ。近くには目的地のホテルが見えている。

Qunarに騙される

慕士塔格大酒店今日の宿はQunarで予約しておいた慕士塔格大酒店だ。今までで1番高い1泊135元だが携帯からの予約限定のキャッシュバックで実質68元で宿泊できるし、外国人OKのホテルにもなっていた。今まではネットからの予約はeLongを主に使ってきたが、旅先で出会った中国人バックパッカーは皆Qunarを利用していた。Qunarはキャッシュバックが多く、何より外国人OKの宿が検索できるようになっている。なので、eLongとQunarを併用していく。

19:30頃、ホータン市内の慕士塔格大酒店に到着する。宿泊費はすでにアリペイ(陶宝)で支払い済みなのでチェックインはパスポート情報の登記のみだと思ったら外人お断りで追い出される。3つ星ホテルなのだがガイド付きの外人の団体はOKで個人の外人お断りだという。Qunarで外人OKのホテルということを伝えるとレセプションの責任者のおっちゃんがQunarへ電話して文句言っている。文句言いたいのはこちらなのだが・・・。

で、結局はホータン賓館へ行けという街で一番高いホテルへ誘導して外人からボッタくるいつものパターンだ。慕士塔格大酒店には用はないのでQunarの予約画面で部屋無かったを意味する「酒店無房」を選択して外へ出る。レセプションの姉ちゃんは押すなと言っていたが実際泊まれる部屋がないのではこれしかキャンセル理由がない。そちらの都合は知らん!果たしてすでに払った銭は返ってくるのか?

さて、20:00頃にホータンの街で路頭に迷うが、ホータン賓館へは行かない。あそこしかないだろう。そう、2007年に宿泊したバスターミナルの交通賓館だ。ということで、和田公路客運中心へ向かっているとスマートフォンが鳴っている。どこからか電話がかかってきた。出てみるとQunarからの電話であった。今回の事情の説明と返金処理をすでに行ったことの報告であった。そして、今回宿泊が出来なかった賠償の説明があったが返金処理してあるし、ちゃんと事情の説明もしており問題ないので今回は断ったら担当の兄ちゃんは驚いた様子であった。賠償を断るのは中国では珍しいのか?こちらとしては中国企業から顧客へちゃんとした説明があったことが驚きだぞ!(この時はすぐに問題処理されたと思ったが1か月後に再びQunarとトラブルになるとは・・・)

電話が済み再び歩き出す。そして、バスターミナル前を101路のバスが通過していく。101路のバスはホータン駅、和田公路客運中心、大バザール、東郊客運站を通っていた。

ホータンの交通賓館は豚小屋

和田公路客運中心20:30頃、交通賓館に到着。

ホータン賓館の豚小屋とりあえず80元の一番安い部屋に宿泊するが、どう見ても20元以下の部屋にしか見えない。いや、部屋というより豚小屋だ。共同トイレは壊れておりその惨状はもはや文章で表すことが出来ない。どんでもないボッタクリ宿であるが、公安の取り締まりが厳しいホータンでは数少ない外人OKの宿である。それにバスターミナルにあるという立地条件の良さもある。だからボッタクリなのだが・・・。

夕飯はイスラム食堂へ

家常拌麺夕飯はイスラム食堂で家常拌麺(10元/約220円)と乾拌牛肉麺(12元/約240円)を食べる。交通賓館に戻り明日以降の計画を練るがシルクロード西域南道の旅は予想以上に厳しそうだ。ホータンでいきなり宿泊拒否に遭ったりとスタートから躓いているし・・・。

乾伴牛肉麺こちらは乾拌牛肉麺。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 27元
宿泊費 80元
バス 2元 路線バス
合計 109元

シルクロード旅行記2015 パミール高原カラコルム・ハイウェイ

カシュガル国際汽車站

朝から風が強く砂埃がひどい。09:25頃、カシュガル国際汽車站を訪れる。

ここからはパキスタンやキルギスへの国際バスが出発している。以前は米ドルでの運賃表記があったのだが、今回確認すると人民元のみの表記になっていた。運賃はカラクリ湖43元、タシュクルガン63元、ススト(パキスタン)270元、ギルギット(パキスタン)350元、ナルン(キルギス)370元、オシュ(キルギス)570元、ビシュケク(キルギス)570元となっていた。時刻表は出ていないので、その都度窓口のおばちゃんに要確認である。

10:30頃、エイティガールモスクにやってきた。カシュガルではまだ朝の時間帯になるので人通りは少ない。しかし、広場には自動小銃を持った特警が警備している。ここまでしないと治安維持ができないほど治安が悪化しているのか?

ユースホステルに一度戻りWEB作成をするが同じドミトリーの兄ちゃんが床に唾吐きやがった!農民工じゃないのだから床に唾吐くとかやめてくれよ。欧米人が宿泊しているユースホステルでそれはまずいだろ!どうも、このユースホステルは中国人男性の宿泊客に問題が多そうだ。

15:00頃、人民西路にある亿家汇好超市へ行ってみる。百貨店の地下にあるスーパーマーケットで品揃えが豊富で値段もまあまあ安い。客層はほとんどが漢族でウイグル族の客がほとんどのエイティガール広場近くの伊合拉斯超市とは対照的だ。

亿家汇好超市でトイレットペーパーやカシュガルで生産された新彊ビール620ml(2.9元/約58円)などを購入する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5.88元
日用品 9.9元
合計 15.78元

カシュガル駱駝青年旅舎

10:00頃、パミール青年旅舎をチェックアウトして、ウイグル族の古村落である高台民居の近くにあるカシュガル駱駝青年旅舎へ移動する。

eLongで予約してあり1泊30元で2泊する。部屋は8人ドミトリーで広さは普通だ。すぐ近くにカシュガルの観光地である高台民居があるが、再開発の波が押し寄せており、すでに隣は更地になっている。ここも更地にされて土産物街へと変貌するのか?

15:00頃に近くの牛肉麺屋へ昼食を食べに行くが、途中で昨日まで工事していた別の牛肉麺屋が新規開業していた。

チェーン店のようだが試しに牛肉麺(8元/約160円)を食べる。まあ、普通の牛肉麺だ。やや細麺かな?ユースホステルへ戻りシャワー使って部屋へ戻ろうとすると廊下でパンツ一丁の兄ちゃんが体操をしている。農民工は宿泊していないと思ったのだが・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.2元
宿泊費 60元 1泊30元×2
合計 75.2元

香妃墓周辺

07:30頃に目が覚める。ちょうど夜が明ける時間でカシュガルの朝は遅く、日没時間は22:00頃になり夜も遅い。カシュガルの朝は気温が15度以下になり少し冷えるが昼は30度前後まで気温が上昇して暑い。まだ乾燥しているから日本よりはマシである。

09:00頃、国際大バザールの近くで20路のバスに乗車する。運賃は1元で香妃墓で下車する。09:15頃、香妃墓に到着する。香妃墓は過去2回見物しているので、今回は入口のみの見物にしておく。それに入場料が30元に値上げされていたし・・・。

香妃墓の周辺は再開発中で更地や建設現場になっていた。2012年に訪れたときはすでに再開発が始まり民家が取り壊され更地へと変わりつつあった。3年もすれば商業街や賓館とかが乱立するのであろうか?

香妃墓から少し離れた路地を歩くと道路の両脇に胡楊の木が植えられシルクロードの雰囲気が出ている。

そして、路地を抜けるとイスラム墓地に出てしまった。地元民が墓地の中を通っているので通り抜け可能なようだ。自分も墓地を通り抜けて大きな通りに出る。バス停を見つけて20路のバスで東門古扎尔へ行き、ユースホステルへ戻る。

カラクリ湖行きチケット購入

14:10頃、カシュガル客運站(天南客運站)を訪れて、明日のカラクリ湖行きのチケットを購入しようとしたが窓口のおばちゃん曰く「明日のチケットは夕方5時からだよ」ということで出直そうとしたら、呼び止められて売ってくれた。

外国人だから夕方に来られても面倒だから売ってくれたのだろうか?漢族だとウイグル族との大人の事情で放置かな?明日09:30発車のタシュクルガン行きのバスで途中のカラクリ湖下車となる。運賃は35元だが、別で保険1元付けられていたので保険はいらないと伝えて保険無しにする。チケット購入時にはパスポート必須でチケットにパスポート番号が印字された。

ユースホステルへ戻る途中でカラクリ湖とタシュクルガンまでの食料として1個2元のナンを5枚購入しておく。カラクリ湖では宿と食事の問題があるので、とりあえずナンがあれば食事は何とかなる。水はユースホステルでお湯を補給しておくので大丈夫だ。

問題は宿とタシュクルガンまでの交通手段だ。宿は湖周辺のキルギス族が民泊の客引きをやっているようだが、営業許可取っていないので公安の取り締まり状況で民泊は不可だ。湖の景区内にボッタクリ宿泊施設があるらしいが・・・。まあ、最悪野宿だな。一応冬物の衣服あるし・・・。そして、タシュクルガンまでの交通手段はバスが通るので、それを捕まえるか白タクだな。

16:00頃、昨日開業した牛肉麺屋へ行く。昨日、牛肉麺の無料券をもらったので食べに来たというわけだ。

でも、無料券があるとはいえただ食いは申し訳ないので乾拌麺(12元/約240円)も注文して食べる。ウルムチからナンが主食だったので久しぶりの大食いである。

ユースホステルへ戻りWEB作成しているとドミトリーに中国人の姉ちゃん2人が新たに来た。このドミは男女混合だったのか。昨日、チャリダーの兄ちゃんが来ていたので8人ドミは半分の4人埋まったことになる。そして、外の廊下から「ハッ!ハッ!」と荒い息遣いが聞こえてくる。何かと思い廊下を見ると昨日の兄ちゃんがパンツ一丁でまた体操している。女性客がいるのに廊下でその行動はマズイだろ!日本では110番通報されても文句は言えないだろうが、中国ではどうなんだ?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 22元
バス 35元 カシュガル→カラクリ湖
バス 2元 2元
合計 59元

カシュガル→カラクリ湖

09:00頃、ユースホステルをチェックアウトする。09:20頃、カシュガル客運站(天南客運站)に到着する。タシュクルガン行きバスは09:30発車なので、すでに客でいっぱいだ。バスの隣にはタシュクルガン行きのワゴンが停車しており、おそらく次の便だろうか?

チケットの座席番号は1番であったが、実際は座席指定なしの自由席であったため一番後ろの真ん中というつまらない席になってしまうが、運ちゃんに一番前の補助席に座っていいか聞いてみたらOKだったので、一転して眺めのよい席を確保する。今日は途中のカラクリ湖で下車するが天気は曇りで条件は悪い。

発車時間の09:30を過ぎてもバスは出発しない。どうやら改札を済ましていない乗客がいるようで運ちゃんがおサルさんの乗客を捜す。30分遅れの10:00頃、バスが発車する。国道314号を走りカラクリ湖への道のりは約5時間の15:00前後に到着だろうか?

10:30頃、疏附県八里橋公安検査站に到着。自動小銃を携帯した公安が警備しており警備は厳重そうだ。ここで全員下車して身分証確認を行うがウイグル族のお姉ちゃん1人だけ下車せずに通過する。どういうことだ?身分証確認はパスポートを提示するだけで中身の確認は無し。他の乗客は1人だけ長時間拘束されてバスが待たされる。どうやら外国人には用はないらしい。待っている間にタバコを吸っている乗客がいるが吸い殻は路上にポイ捨てである。中国って孔子の生まれた国だよね?一体どういうことだ?20分ほど待たされて公安が拘束している漢族の兄ちゃんの荷物を降ろして兄ちゃんが公安に拘束されたままバスが出発する。何か問題があったらしい。

11:00頃、ガソリンスタンドで給油とトイレ休憩で停車する。ガソリン1Lがオクタン価93号6.29元(約126円)、軽油1Lが5.89元(約118円)となっていた。11:40頃、昼休憩のため烏帕爾郷(乌帕尔乡)で停車する。12:20頃、昼休憩を終えてバスが発車する。胡楊の並木道を走り抜けていくと徐々に風景が変わってくる。

蓋孜峡谷

13:00頃、荒涼とした山々が見えてきたので、どうやらパミール高原入口の蓋孜峡谷へ差し掛かったようだ。奥には雪山が見える。道は徐々に悪くなり工事区間が多い。

13:50頃、タシュクルガン→カシュガルのバスとすれ違う。さらに14:30頃、タシュクルガン→カシュガルのバスともすれ違う。雪山が近くなってきたので検問所が近いはずだ。14:35頃、蓋孜辺防検査站に到着する。

ここで全員下車して身分証確認を行う。中国人はロンリープラネット・シルクロードに記載されていたが身分証と辺防証が必要とあり、確かに辺防証も提示していた。ただし、パキスタンやタジキスタンへ行く中国人は身分証とパスポートを提示していた。外国人はパスポートのみの提示で台帳にパスポート番号とかを記入。特にパスポート確認以外は何も無しだが、武警の警備が厳しい。2007年に通ったときは警備は緩かったような記憶が・・・。

14:50頃、バスが出発する。ここから上り坂になり蓋孜峡谷からパミール高原へ向かう。途中で崖に激突したトレーラーが放置されていた。

15:30頃、タシュクルガン→カシュガルの4WDとすれ違う。営業許可証を掲げていたので一応バス扱いか?16:00頃、白沙湖を通過する。ここから工事区間が終わり道路状況がよくなり国道314号(カラコルム・ハイウェイ)をバスが走る。カラクリ湖までは残り35kmだ。

カラクリ湖で民泊

16:50頃、カラクリ湖南岸にある苏巴什村の入口に到着する。カシュガルから7時間の道のりで工事による悪路の影響で予想より時間がかかった。湖の脇にある景区の前で降りるつもりだったのだが、まだ観光シーズン前で人がいなかったので、そのまま降りたらエライ目に遭いそうな気がしたので運ちゃんが村の入口で降ろしてくれた。

ここで中国人旅行者1人も下車し、A先生と村へ向かうことになる。村への道を歩いているとすぐに地元のカザフ族のおっちゃんたちが声をかけてくる。食事付きで1泊100元とか提示してくるが、まずは村へ行ってから決めるので、とりあえず電話番号だけ聞いておく。ロンリープラネット・シルクロードによれば民泊で1泊40元ぐらいが相場のようだ。2ー3年ぐらい前の情報なのでインフレとか考慮すると実際はどうだか・・・。

村に到着すると予想通り招待所とかの宿泊施設はなしで民泊しか選択肢がない。で、当然ながら宿泊施設の営業許可は取っていないので公安にばれないようにしなければならない。地元民のキルギス族にとっては旅行客の民泊は貴重な現金収入源のひとつなので表向きは公安のいうことを聞いて、実際はばれないように営業中ということのようで、おっちゃんたちが声をかけてきたのでA先生が交渉して宿を決める。

A先生は外にテントを張るということで外の場所代を交渉。自分のテントだと1泊20元、大部屋だと1泊50元、1食20元という料金であった。自分はテント持参ではないので老板に交渉して40元にまけてもらう。家の前をヤクが通ったりとかなりのどかな村である。

外ではA先生がテントを張って寝床の準備をしている。

19:00頃、老板娘が夕飯を作ってくれたので夕食となる。当然カザフ料理なのだが名称不明。ご飯とカボチャ、ニンニクの芽、牛肉か羊肉を使ったカレーライスっぽい奴だ。かなり美味しく2杯食べてしまう。毎日、ナンや麺ばかり食べていたので新彊ウイグル自治区で一番の御馳走となった。

19:30頃、カラクリ湖まで散歩に出かけるが風が強い。おまけに雹が降ってきて、その後天気は雪に変わった。5月なのに雪が降るとは・・・。さすが標高3600mのカラクリ湖だ。

村を抜けて放牧地を通り湖の南岸を散歩する。放牧地は羊やヤクが放牧されておりのどかな光景だ。めちゃ寒いけど・・・。21:00頃、キルギス族の宿に戻るがA先生のテントが見あたらない。A先生は雪が降るほどの寒さには耐えられないようで大部屋に宿泊となった。まあ、外の寒さを考えれば建物内の方が絶対にいいだろう。テントで寝ていたら翌朝には冷凍肉へ変わってしまうだろう。

ちなみに今回の宿であるが電気、ガス、水道は来ていない。電気に関しては屋根に小さいソーラーパネルがありバッテリーで夜間の照明だけは使える。ガスはストーブで石炭やヤクの糞を燃やして代用。水道は100ー200m離れた共同井戸で、トイレはその辺の山とか窪地です。22:00頃、いつの間にか知らないキルギス族のおっちゃんとおばちゃんがおり。どうやら、客人のようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 0元
合計 0元

カラクリ湖

02:30頃、小便がしたくなったので外へ出る。かなり冷え込んでいたが星空が凄かった。これだけの星空が見えるのだから朝の天気は晴れであろう。07:30頃、起床する。

今日の日の出は07:44、日没は22:07なので、もうじき夜明けだ。急いでカラクリ湖へ向かう。外は冷え込んでおりヤクの糞に霜が降りていた。カラクリ湖南岸からはムスタグアタ山など雪山の絶景が見える。

湖畔の放牧地ではヤクや羊たちがすでに放牧されている。いや、これは24時間放牧されっぱなしかな?カラクリ湖の天気は晴れであるが山は雲に覆われたり晴れたりと刻々と天気が変化している。

09:30頃、宿に戻るとA先生が荷造りしているところであった。
カザフ族の客人はおっちゃんの方は車で出かけておりおばちゃんが老板娘と世間話中であった。10:30頃、出かけていた老板が帰ってきたのでA先生がチェックアウトするというので自分もチェックアウトすることにする。宿泊費40元、食事代20元を支払いカラクリ湖へ向かう。

A先生は先に老板のバイクで国道まで乗せていってもらう。自分はのんびり村から国道への道を歩いていくと戻ってきた老板に国道までバイクで送ってもらう。国道に到着すると老板があれがムスタグアタ山だと指さして教えてくれる。晴れており雪山のムスタグアタ山がよく見える。

A先生はタシュクルガンへ向けて国道を南へ歩いている。自分は国道沿いに反対の北のカラクリ湖の西側を歩いていく。雲が少し出ているがおおむね晴れでカラクリ湖からの眺めは絶景である。カラクリ湖景区入口までくるとカザフ族のおっちゃんたちがバイクで集結している。あと、馬と駱駝もいる。国道を挟んだ景区向かい側の無人だと思っていたテントはちゃんと人が居住していた。昨日は誰もいなかったのに今日は大勢集まっている。

カラクリ湖景区入口からさらに国道沿いに北(カシュガル方面)へ700mほど歩いて、11:30頃、ムスタグアタ山景区に到着する。

名前の通りムスタグアタ山が一望できる。もちろんカラクリ湖もだ。景区内にはカラクリ湖の石碑もあり記念撮影に最適だ。しかし、観光客は誰一人としていない。まだ観光シーズンではないようだ。でも、入場券売場はないので無料で貸し切り状態だ。景区からはカラクリ湖とムスタグアタ山など周囲の雪山が見えるので眺めは最高だ。

11:50頃、タシュクルガン→カシュガルのバスがカラクリ湖の脇を通過するのが見えた。おそらく09:30発車のバスであろう。そして、12:10頃、さらにもう一台タシュクルガン→カシュガルのバスが通過するのが見えた。

12:30頃、カラクリ湖景区入口でタシュクルガン行きのバスを待つ。観光客がいないのでキルギス族のおっちゃんたちもいつの間にかどこかへ行ってしまい人気がなくなる。13:00頃、天気は晴れなのだが雪が降ってきた。標高3600mのパミール高原になると5月でも雪が降る。

天候が回復し15:00頃になるとカラクリ湖景区へ家族連れの中国人観光客たちがRV車でやってきた。地元のキルギス族にとっては商売の好機到来だ。どこからともなくキルギス族のおっちゃんたちがバイクで集まってくる。それと駱駝もやってきた。人がいないように見えて観光客がやってくるとキルギス族のおっちゃんたちがどこからともなく宿の客引きなどの商売にやってくるようだ。

カラクリ湖→タシュクルガン

15:30頃、タシュクルガン行きのバスがやって来たので手を振り止める。漢族でない運ちゃんに料金聞いたらぼったくりの50元だ。カシュガル→タシュクルガンの運賃は51元だよ。それにロンリープラネット・シルクロードだとタシュクルガン→カラクリ湖が27元なのだが・・・。

しかし、バスの本数限られているし、タクシーやワゴンが通っても、また満員で素通りだと困る。仮に乗れたとしても料金的には同じであろう。まあ、先にタシュクルガンへ向かうことを最優先にして50元でバスに乗車する。

タシュクルガン

タジキスタン国境のカラス口岸(卡拉苏口岸)で地元民が乗車してくる。16:55頃、タシュクルガン入口の検問所で全員下車して公安の身分証確認がある。自分はパスポートを提示するがスタンプの欄だけちょっと見て写真のページとかの確認や登記は無し。ここで外国人はどうでもよいらしい。

バスに乗車しようとしたら中国人の兄ちゃんに声をかけられる。何とウルムチ→カシュガルの列車で一緒だった兄ちゃんだった。こんな所で再会するとは思わなかったというか、話を聞いたら宿も同じ駱駝青年旅舎であった。17:10頃、タシュクルガン客運站に到着するとバスターミナルからA先生が出てきた。どうやら先にヒッチハイクに成功したようだ。

運ちゃんに嫌々50元を支払うが破れた一番汚い100元札で支払う。カラス口岸で乗車してきた地元民のおっちゃんは30元だか40元支払っていた。地元民からもぼったくるのか?おそらく売上計上せずに漢族でない運ちゃんの懐に全額はいるのであろう。

さて、タシュクルガンでの宿を決めなければならないのだが兄ちゃんと一緒にタシュクルガン凱途国際青年旅舍(塔什库尔干凯途国际青年旅舍/Ketu Hostel)へ向かう。予約はしていなかったが部屋は空いていた。部屋は12人ドミトリーで1泊30元(会員料金)だ。部屋は広めで掃除もしてある。ベッドに照明や小物を置く台はなかったがコンセントはとりあえずある。プラグとの接触が悪いけど・・・。

石頭城

18:00頃、草原の阿拉爾金草灘(阿拉尔金草滩)にでも行こうとしたら、今日は石頭城が無料開放という情報を入手して予定変更で石頭城へ。

18:15頃、石頭城に到着し30元のところを無料で見物する。

石頭城からは阿拉爾金草灘が一望できるようになっていた。今日は無料開放ということだったので観光客がそこそこいたのだがモラルは最低であった。

痰吐いたり手鼻噛んだりと、とても文明旅游とはいえない。原始旅游だな!

紅其拉甫口岸

19:30頃、紅其拉甫口岸に到着。パキスタンビザがあれば、ここで出国手続きをしてパキスタンへ行けるのだが、あいにくビザは取っていない。なのでパキスタンへ続くカラコルムハイウェイを眺めて退散する。

道路脇には「パーミット持って行けよ」の標識があった。

20:15頃、イスラム食堂で農民飯(15元/約300円)を食べる。老板に中国語が通じなかったが漢字のメニューがあったので何とか注文できた。で、この農民飯なのだが御飯物の料理かと思ったら、野菜の具材が入ったスープであった。

21:00頃、ユースホステルに戻るとカラクリ湖で一緒だったA先生に再び再会する。何とA先生同じドミに宿泊であった。で、A先生にタシュクルガンまでいくら掛かったか聞いてみたら、ヒッチハイクでタダで乗せてもらったとのこと。さすがテント張ったりするレベルになるとヒッチハイクも楽勝なのだろうか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 35元
宿泊費 40元 民泊
宿泊費 30元 1泊30元(会員料金)
バス 50元 カラクリ湖→タシュクルガン
合計 155元

タシュクルガン→カシュガル

08:20頃、タシュクルガン客運站にやってきたが、すでに人多いよ。今日のカシュガル行きのバスに乗れるだろうか?08:30にチケット販売が始まる。奇跡的にチケット売場ではちゃんと列ができており割り込みはない。

08:55頃、カシュガル行きチケットを購入するが、10:30のバスで頼んだのに09:30のバスになっている。窓口の漢族でないおっちゃんに10:30のに換えもらうように言ったら、09:30のバスしかないと言う。窓口の時刻表には冬季10:30、11:30、夏季09:30、10:30とあるのを言うと「没办法」の一言。

おい!おい!ちゃんと時間指定で言っているのに、勝手に09:30出発にするなよ!ちゃんと10:30のバスがないことを言えよ!まあ、いつものチャイナクオリティな対応だったが、自分が最後の1枚で、後ろの漢族のおばちゃんが窓口で他にカシュガル行きのバスがないか聞いていたが、他は1人100元で乗り合いタクシーで行くしかないと言われていた。

予定外で09:30発車のバスになったおかげでユースホステルへ急いで戻りチェックアウトしてバスターミナルへ。バスに乗車するが、カシュガル行きのバスが3台待機しており、3台とも09:30発車のバスであった。自分が乗車するのは大型で、残り2台は小型であった。小型の方がスピード出るから早くカシュガルに到着するな。席は眺めのよい一番前の補助席を確保するが窓は開けられないし、窓ガラスは汚いので撮影不適だ。15分遅れの09:45頃にバスが発車する。カシュガルに到着するのは19:00頃だろうか?

10:05頃、イベントフラグが発動する。乗客の漢族のおばちゃん1人がゲロを吐いた。ゲロイベント自体は中国のバスではよくあることなのだが、漢族のおばちゃんはゲロ袋を準備しておらず、バケツと通路にぶちまける。ゲロの臭いが充満したバスが緊急停車して乗客たちが外へ避難する。ゲロの処理を終えて再びバスが発車するが、ゲロ吐きの漢族のおばちゃんがまた吐くかもしれないと眺めのよい最前列の席を運ちゃんに交換させられる。おかげで体臭の酷い農民工のおっちゃんたちに囲まれた席に追いやられる。タシュクルガンもう一泊にしておけばよかった・・・。後悔先に立たずである。

白沙湖

オンボロバスが長い坂道を峠へ向けて黒煙を吐きながらゆっくりと走る。アクセル全開でも登坂力がほとんどないので黒煙ばかり吐いている。日本じゃ絶対車検には通らないだろう。中国だから廃車にならず現役なのだろう。これじゃ、大気汚染が改善されるわけがないな。11:50頃、カラクリ湖を通過する。12:20頃、白沙湖でトイレ休憩のため停車となる。ここでゲロ吐きのおばちゃんに元の席へ戻ってもらい再び最前列の席を確保する。

白沙湖を過ぎるとパミール高原が終わり蓋孜峡谷を下り始める。ここからは工事区間となり下界まで悪路が続くが新しい道路が建設中なので2年か3年で新道が完成するのだろう。

13:15頃、落石除去作業で20分ほど足止めとなる。13:50頃、今度は事故渋滞で足止め。大破したブルドーザーが片づけられていた。14:50頃、通行可になったと思ったらおサルさんたちが我先にと対向車線にまではみ出して車を走らせ対向車とお見合いになり動かなくなる。ちゃんと待っていればこんなことにはならないのだが・・・。犬だってしつければ待てるのに、中国の交通マナーの教育は・・・。今日も中国は平常運転で期待を裏切らないが、教科書で習った中国やテレビの旅番組で出てくる中国とは随分違う。

14:55頃、カシュガル→タシュクルガンのバスとすれ違う。15:10頃、蓋孜辺防検査站に到着し、全員下車して身分証確認を受けるが外国人には用はないようで一応パスポートの写真を確認していたが1秒以内の確認であった。ここで2台目のカシュガル→タシュクルガンのバスとすれ違う。

18:10頃、バスターミナルまでは行かずに晨光伊甸园のバス停前で乗客全員降ろされる。まあ、カシュガル駅行きの20路と29路のバスが通っているのでさほど困ることはないがバスターミナルまで運行しないところがチャイナクオリティだ。

タシュクルガンからカシュガルまで約8時間半の道のりであった。

カシュガル麦田国際青年旅舎

18:15頃、10路のバスで東湖賓館まで移動する。運賃は1元で、下車後は10分ほど歩いて、18:45頃、バスがタシュクルガンを出発直前にeLongで予約しておいたカシュガル麦田国際青年旅舎に到着する。

1泊35元の8人ドミトリーに2泊するが、ちょうど改装工事中で宿泊客は少な目であった。夕飯を食べて宿へ戻ると老板が部屋を変えてくれと言ってくる。で、改装工事で荷物置き場状態の8人ドミトリーから6人ドミトリーへ変更となる。差額払わないといけないかなと思ったら、工事中で不便だからと10元返金された。部屋のグレードが上がったのに返金は悪いと思い断ったが結局10元返金となった。夜になり25日のホータン(和田)行きの切符をネットで予約しておく。硬座で53元だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 3元
宿泊費 60元 1泊30元×2
バス 51元 タシュクルガン→カシュガル
バス 1元 路線バス
鉄道 53元 硬座 カシュガル→ホータン
合計 168元