三国志遺跡・街亭古戦場
街亭古戦場を目指す
06:20頃、天水駅で6路のバスに乗車する。07:00頃、秦州公交站に到着し、そのまま南湖車站へ移動するが、街亭方面への隴城(陇城)、龍山(龙山)や張川(张川)のバスはまだおらず。
とりあえず待合室で待っていると張川行きのバスが来たので乗車する。
張川行きのバスは天水駅を経由するようなので南湖車站まで来なくてもよかった。
07:50頃、料金徴収が始まり張川までは28元で、運賃表より8元高い。運賃表は2011年の物でインフレで運賃が上がっていた。
08:00頃、南湖車站を出発する。08:30頃、麦積区まで来るが満員なので天水駅には寄らずに張川へ向かう。10:05頃、張川に到着する。
張川→龍山
張川は張家川回族自治県の中心地で街の中はイスラム教徒の回族が多い。バスターミナルは1つだが張川汽車站と張家川汽車站の2つの看板が付いていた。2つの名称が付いていると紛らわしい。だから天水で張家川行きのバスを探しても見つからないわけだ。行き先が張川で表示されていたから・・・。
まあとにかく、まずはバスの情報を確認だ。時刻表を確認すると天水行きは天水駅のある麦石区の麦石汽車站行きが一番多いようだ。これなら秦州区の南湖汽車站から乗る必要はなかったな。
肝心の街亭古戦場のある龍山や隴城方面のバスは少ない。近郊へのバスは農村部だと重要な交通手段で需要があるはずなのだが・・・。バスでなく乗り合いタクシーがあるのか?
バスターミナルを出て周辺を探してみる。バスターミナル前の通りを西へ行くと龍山行きのバスが発車しているのを見つけ、10:30頃、龍山行きのバスに乗車する。運賃は3元だ。11:00頃、龍山に到着する。
バスターミナルの龍山汽車站でバスの情報を収集すると、街亭古戦場近くの隴城(陇城)を通過する秦安行きのバスがあるが本数が少ない。バスターミナル前にタクシーが集結していたので運ちゃんたちに街亭に行くか聞くとすぐ出発ということで乗車する。運賃は5元だ。
ちょうど客が集まり出発するが街亭とは反対の張川の方へ走っているではないか?GPSを確認しても西へ行かずに東へ走っている。隣の兄ちゃんに街亭へ行くのか聞くと「行かない」の返答が・・・。騙されたよ!
ちょうど、おばちゃんが降りたので降りて龍山へ歩いて戻る。すると運ちゃんが金払えと追いかけてきたよ。おいおい!街亭へ行くと言って実際には行かないのでは金払う必要性がないではないか。猿の運ちゃんを相手にしても時間の無駄なので無視していたら諦めたよ。
思わぬ所で騙され3kmも余計に歩く羽目になってしまった。忘れていたが、ここは中国だ!騙す奴より騙される奴の方が悪いという弱肉強食の世界だ。特にタクシーの運ちゃんは信用してはならない。中国人ですらタクシーの運ちゃんに騙されボッタクられるのだから。
龍山→隴城
12:25頃、龍山に戻りバスターミナルから西へ行った所に隴城(陇城)行きのタクシー集結場所を見つける。運賃は5元だ。客が集まり次第の出発で、12:40頃に出発する。
途中で客を乗せたりして、13:00頃、隴城(陇城)に到着するが街亭はどこだ?乗客の兄ちゃんが指さした先にはネットで見たことのある碑亭がある。街亭付近のようだが街亭の石碑は見あたらず龍泉となっている。石碑は山の上に移転したという情報をネットで入手していたので周辺を捜索してみる。
街亭古戦場を探す
周辺を歩いていたら山の上に西番寺という千年古刹があったので見物してみるが、街亭古戦場に関する情報は手に入らず。
隴城(陇城)の通りに戻ってみると観光案内の標識を発見する。街亭古戦場まで2kmのようだ。途中には女媧祠もあるようなので一緒に見物できそうだ。
媧皇故里の牌坊を通り道なりに進むと女媧祠が見えてきた。女媧祠は後回しにして街亭古戦場を目指す。
さらに歩いていくと媧皇故里の石碑が見えてきた。ここで道が分かれており、どちらに進むか迷う。右へ行くと女媧洞があるようなので右へ進む。
女媧洞
女媧洞を通り過ぎてさらに歩くが街亭古戦場には到着しない。道を間違えたようなので引き返して女媧洞に立ち寄る。
小さな洞窟と女禍の壁画があるが詳細は不明だ。
先ほどの分岐点に戻ってきた。今度は左の道を進むが、何やら畑とかばかりで違うような気がする。
街亭古戦場の近くに来ているのは確実なのだが、時間の都合で今回は諦めて女媧祠を見物していく。
女媧祠
女媧祠は元々は隴城の北にある龍泉山に漢代以前に建立されたが清代に現在の場所に移されたそうだが文化大革命で破壊され現在の女媧祠は1989年に再建されたものだ。

女媧祠を見物していると女媧祠の前に観光地図があるのを発見する。観光地図には街亭古戦場が表記されており、どうやらすぐ近くの山のようだ。
それらしい山を登ってみるが畑と民家ばかり見える。畑に地元民のおっちゃんがいたので、ここが街亭か聞いてみたら「石碑はあっち!」と教えてくれた。
街亭古戦場に到着
教えられた方へ進むと街亭の石碑に到着する。
ここが街亭古戦場だ。確かにここは周辺に川はないし、火攻めに遭ったら逃げられないな!
そして、街亭古戦場は観光開発が行われようとしている。ようするに三国志で町おこしをするようだ。2014年6月現在、地元政府が開発業者を探しているようで、計画では3億元(約54億円)かけて、馬謖陣営などの施設を建設するようだ。
山を降りると女媧祠のすぐ近くに出た。これは案内標識ないと行き方がわからないよ!これじゃ、ただの路地で気づかないよ!
街亭の石碑は女媧祠の南東にある山の上にあった。目印は山に立つ携帯電話の基地局だ。基地局のアンテナが立つ山に街亭の石碑がある。
16:05頃、隴城(陇城)の通りで秦安行きのバスに乗車する。16:30頃、隴城(陇城)を出発する。17:00頃、蓮花(莲花)に到着して、17:30頃、蓮花(莲花)を出発する。18:35頃、バスターミナルの秦安汽車站に到着する。
ここで天水の秦州行きのバスに乗車する。すでにバスターミナルは閉まっており秦州行きのバスが数台停車しているだけで、危うく天水へ戻れなくなるところであった。19:30頃、天水の秦州区に戻り、6路のバスに乗車して、20:05頃、天水駅へ到着する。
1日かかって街亭古戦場へ行くことになってしまった。途中で騙されたりして時間を無駄にした部分があるが何とか目的は達成できた。ユースホステルへ戻るが、今日は宿泊客が多い。団体が来ているようだが、姉ちゃんたちが遅くまで騒いでうるさい。
さらに1つしかないシャワー占領されて使えなかったし、おまけにトイレに籠っている時間が長いよ!トイレに籠もられると洗面台使えないので歯磨いたり顔洗ったりするだけで2時間以上待たされるのは勘弁してほしい。
GPSデータ
あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!
- 南湖汽車站
- N 34°34’35.07″
- E105°43’07.92″
- 麦石汽車站
- N 34°33’47.03″
- E105°53’56.37″
- 張川汽車站(張家川汽車站)
- N 34°59’35.89″
- E106°12’25.23″
- 龍山汽車站
- N 35°02’20.70″
- E106°05’09.83″
- 女媧洞
- N 34°59’27.15″
- E105°59’15.14″
- 女媧祠
- N 34°59’54.63″
- E105°58’42.00″
- 街亭古戦場
- N 34°59’46.68″
- E105°59’00.86″
本日の出費
| 項目 |
金額 |
備考 |
| 食費 |
6元 |
|
| バス |
28元 |
天水→張川 |
| バス |
3元 |
張川→龍山 |
| バス |
5元 |
龍山→隴城 |
| バス |
20元 |
隴城→秦安 |
| バス |
15元 |
秦安→秦州 |
| バス |
6元 |
路線バス |
| 合計 |
83元 |
|
雨で天水観光できず
朝から雨が降っており今日は外へ出られそうもない。おまけに朝からかなり冷え込んでおり寒い。ネットであてにならない中国の天気予報を確認してみるが、今日の天気は雨だ。今日は大人しくしているしかなさそうだ。
天水には木門道や祁山といった三国志遺跡があるのだが、ここ数日天気が悪いし、おまけにユースホステルのトイレ・シャワーは使い勝手が悪く天水にとどまる気が起きない。
天水に別の外国人OKのユースホステルがあればそちらへ移動して天水観光を続けたい。正直言って早く西安まで移動したい。夕方にインターネットの铁路客户服务中心で宝鶏行きの切符を予約購入して天水駅へ受け取りに行く。
夕方には雨が止んでいたが寒い。切符を受け取ったあとは夕飯に酸菜麺と蛋炒飯を食べるが、何やらまだ食べ足りないので牛肉麺を食べる。
本日の出費
| 項目 |
金額 |
備考 |
| 食費 |
18元 |
|
| 切符 |
23.5元 |
天水→宝鶏 |
| 合計 |
51.5元 |
|
世界遺産 麦積山石窟
今日も朝から雨が降っている。天気は悪いが、07:30頃、天水駅前から34路のバスで世界遺産の麦積山石窟へ向かう。運賃は5元だ。

08:20頃、駐車場に到着し入場券売場へ向かう。入場料は70元だ。
国慶節の時は大混雑していたが、今日は空いており観光客は自分一人だけだ。ここから石窟まで3kmほどあり、景区内の専用観光バスで行くこともできるが歩いていく。往復15元、片道8元と高いし。08:50頃、バスの駐車場に到着する。観光バスを使うほどの距離ではなく徒歩で十分な距離であった。
08:55頃、麦積山石窟に到着する。ここで特別窟の料金表を見つけるが、滅茶苦茶高い!
1つの石窟で400元とか、300元も取られる。まあ、それだけの内容なら誰も文句は言わないだろう。
さて、石窟を見て廻るが団体の観光客とかがいてうるさい。静かに見て廻れないのだろうか?それで、肝心の石窟なのだが、金網付きの扉で閉じられており仏像は金網越しでしか見られない。
蘭州の炳霊寺石窟は金網とかはなく見られたのだが、麦積山石窟は金網付きの扉で守られている。正直いってがっかりです。70元も払って金網越しもしくは扉だけしか見られないとは・・・。
ちゃんと見られるのはごくわずかの仏像だけであった。しかも撮影禁止の看板があるよ。撮影不可じゃ70元払った意味がないではないか!
がっかりしながら金網と扉を見ながら歩いていると、前方に6人ぐらいの団体がいる。そして、ガイドの姉ちゃんが扉の南京錠を開けた。何かと思って近寄って様子をうかがうが、その石窟の番号は特別窟ではなかった。どうやらガイドを頼むと扉を開けて説明をしてくれるようだ。
おまけに団体さんは写真撮影をしている。撮影禁止のはずだが・・・。さり気なくガイドの姉ちゃんに「石窟は撮影禁止でしょ?」と聞いてみたら「撮影できる」の返答が・・・。おいおいOKなのかよ!
念のためにもう一度聞いてみるがOKだった。OKなら遠慮せず撮影しちゃうよ!後からダメと言われても困るので、とにかく撮影だ。
しかし、一部で撮影はできたが、ほとんどの石窟は扉が閉まっているので撮影する機会はない。それと、中国人観光客は普通に撮影している。中国人観光客は許可とかは関係ないようだ。警備員も何も言わないし・・。
そして、扉や金網がある理由が分かった。扉に無数の漢字の落書きがある。扉や金網がなければ一部の心ない中国人観光客が何をするかは容易に想像できる。一部の心ない中国人観光客から世界遺産の麦積山石窟を守るためには扉や金網で石窟を保護しなければならないのだ。石窟保護のためでは、これは致し方ないな。
近くで麦積山石窟を見物するより、少し離れた所から麦積山石窟全体を見た方がいいだろう。まあ、富士山を近くで見るより遠くから見た方が綺麗というのと似たようなものかな?
石窟を出て少し離れた所から麦積山石窟を見るが、やはり1つ1つの石窟より全体を見た方がいい感じだ。あとは天気が晴れていれば文句なしなのだが・・・。天気が晴れていれば、トレッキングコースを歩いて周辺の寺とかを見てもよいのだが、天気が悪くてはトレッキングは無理だ。
昼は牛肉麺
11:40頃、駐車場に戻り天水駅へ戻る34路のバスを待つ。11:50頃、34路のバスに乗車して、12:40頃、天水駅に戻って来た。このままユースホステルへ戻るには時間が早いので6路のバスで秦州区へ向かう。運賃は3元だ。
13:25頃、秦州区中心部の秦州公交站に到着する。この頃になると天気が回復して晴れてきた。朝から晴れてくれれば良かったのに・・・。昼食に6元の牛肉麺を食べて、携帯電話屋を見て廻る。

中国の携帯電話屋
中国に長期滞在する場合は何だかんだ言って携帯電話があった方がよい。そこで中国の携帯電話を持とうと思うのだが、中国の携帯電話事業者はチャイナ・モバイル(中国移动)、チャイナ・ユニコム(中国联通)、チャイナ・テレコ ム(中国电信)の3社があり、中国ではある程度の規模の都市だとその辺を歩いていると必ず携帯電話屋がある。
中国最大手というか世界最大の携帯電話事業者は中国移動なのだが、3Gの電波方式がTD-SCDMAなので、日本では使えない。というか、TD-SCDMAは中国独自規格なので中国以外では使えない。
しかし、最大手なのでそこら中に店があるし端末の種類も多い。チャイナ・ユニコムは中国第2位の携帯電話事業者なのだが、店は少ない印象を受ける。
でも、3Gの電波方式はW-CDMAなのでドコモやソフトバンクと同じなので、SIMフリー端末を持っていれば中国でSIMカードさえ買えば使える。基本的に外国人はチャイナ・ユニコムが一番使い勝手がいいだろう。基本料金も3Gで1番安いのは月20元のプランだ。4Gだと基本料金が月10元のプランもあったりする。
チャイナ・テレコムは3Gの電波方式がCDMA2000でauと同じだ。
元々は固定電話事業者なのだが携帯電話事業もやっている。店舗数も多く、最大手のチャイナ・モバイルに対して攻勢をかけている印象を受ける。事前に各社のWEBサイトで料金プランを比較したのだが、チャイナ・ユニコムが基本料金を抑えられるので、ちょっと店を覗いてみる。
ユースホステルに戻るが同じ部屋の中国人に困っている。話をする限りなら非常に好感の持てる人物なのだが、それゆえに目の前で行われる行為に閉口してしまう。屁をするのは構わないのだが、人前で堂々とするのはやめてほしい。せめて部屋の外でやってくれ!
昨日部屋に来てから何回屁の音を聞かされたかわからない。中国では所構わず痰を吐くだけでなく屁もするのが当たり前なのか?いや、もしかしたら小日本の前で屁をこくように愛国主義教育が行われているのだろうか?小日本は犬猫と同じだから気にするなと・・・。
それと、瓜子の食べかすを床に撒き散らすのもやめてほしい。部屋を汚くしたら老板が掃除するの大変だろうに・・・。行動がその辺の農民工のおっちゃんたちと同じなのはどういうことなのだ?
外見は出張中のビジネスマンという感じなのだが、中身が農民工のおっちゃんと同じというのは・・・。また、自分の中の孔子と孟子の中国が崩れていく・・・。
GPSデータ
あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!
- 麦積山石窟
- N 34°21’04.21″
- E106°00’09.25″
本日の出費
| 項目 |
金額 |
備考 |
| 食費 |
16元 |
|
| バス |
16元 |
路線バス |
| 麦積山石窟 |
70元 |
|
| ATM手数料 |
12.5元 |
|
| 切符 |
25.5元 |
宝鶏→西安 |
| 合計 |
144元 |
|