重慶旅行記2016春
真武山道観
06:30頃、起床するが雨が降っている。これだと洛表行きはダメかな・・・。代わりに重慶への途中にある瀘州を目指そうかな。


10:00頃、速8酒店をチェックアウトする。10:09頃、人民広場のバス停から高客站行き4路のバスに乗車。エアコン無しのボロバスで運賃1元。宜賓は一方通行の道路が多いので路線バスは往路と復路で停車するバス停が違うので要注意だ。
宜賓→重慶



重慶のピンインが間違って登録されているではないか!これは大阪(おおさか)を大阪(だいさか)と登録しているようなものだ。チャイナクオリティの罠が仕掛けられていたが何とか回避だ。








15:13頃、重慶駅前の路線バス乗り場から503路のバスに乗車して朝天門へ移動する。公交ICカードを使い運賃1.8元。15:20頃、終点の朝天門で下車する。まずは宿の確保が必要なので重慶瓦舍·玺院青年旅舍を目指す。ここは8年前の2008年に宿泊したことがあるので大体の場所は覚えている。当時は重慶国際青年旅舎の看板で営業していたが名称が変わっている。経営者でも変わったのか?
で、行ってみたら平日でも満室だった。三峡下りの重慶港にも近く、8年も同じ場所で営業しており中国では老舗の部類に入りつつあるので人気店と化しているようだ。今回は読みが甘かった。
重慶尚悦明清国際青年旅舍



重慶港







重慶長途汽車站

仕方ないので窓口で購入するが、窓口では身分証確認なしであった。何で窓口は身分証確認無しなんだ?重慶→豊都の運賃は55元。で、購入後に「そういえば高速鉄道でも豊都へ行けたな・・・」と思った。まあ、長江沿いをバスで下っていくか。18:15頃、重慶駅から503路のバスに乗車するが逆方向のバスに乗ってしまい途中で乗り換える。
麻婆豆腐

| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 13元 | |
| 宿泊費 | 40元 | 1泊40元×1 |
| バス | 8.2元 | 路線バス |
| バス | 111元 | 宜賓→重慶 |
| バス | 55元 | 重慶→豊都 |
| 合計 | 227.2元 |
豊都→豊都のはずが





12:30頃、イベント発生!豊都まで行くはずのバスが豊都の約20km手前の社壇(社坛)という町で終点になってしまった。運ちゃんに豊都までのチケット買っている事をいうと、豊都行きのバスに乗り換えになるということで運ちゃんに連れられ町の中心へ。どうやら豊都行きのバスは実際は社壇が終点で豊都への客は運ちゃんが社壇→豊都のバスまで連れて行くという方式のようだ。
で、運ちゃんにどこから来たか聞いてくるので「日本」と答えると「宜賓から旅行にきたのか」と変換されてしまった。まあ、経験上よくあることだ。日本人と言っているのに宜賓人にされてしまうのは・・・。経験上は広東省とかの南方人はよくあるのだが、宜賓人にされてしまうのもある。四川訛りの発音ではないはずなのだが・・・。


豊都汽車客運站

IU酒店

ちなみIU酒店は7天酒店の铂涛集团の新ブランドである。
中国各地で見かけるビジネスホテルの7天酒店の系列ということだな。


豊都鬼城












糖醋白菜


| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 21元 | |
| 宿泊費 | 129元 | 1泊129元×1 |
| バス | 5.8元 | 路線バス |
| 鉄道 | 118元 | 二等座 豊都→宜昌東 |
| 鬼城 | 100元 | |
| 合計 | 373.8元 |
豊都→宜昌東
07:00にeLongで今日の宜昌東→北京西の切符を予約しておく。次の目的地は決まった。一気に内モンゴル自治区巴林右旗の慶州白塔を目指す。ここは去年しくじっているので再挑戦だ。
07:30頃、酒店をチェックアウトして、バス停へ向かうがちょうど火車站行きのバスが通り過ぎる。バス停でしばらく待つことになるがボリタクの運ちゃんたちが声をかけてくる。どうやらカモに見えるようだ。







湖北省宜昌

続いて切符売場へ行き列に並んで北京西行きの切符を受け取る。列車の発車時間は夜なのでかなり待ち時間がある。待ち時間を利用して三游洞か三国志遺跡の夷陵古戦場へ行くという選択肢もあるが天気が悪いので途中で雨が降ってくると困る。それに2カ所とも入場料の高い観光地だし・・・。
今回は宜昌博物館の見物にしておく。博物館は入場料無料で屋内なので天気が悪くても問題ない。三国志関連の文物もあるかもしれないし。駅の手荷物預かり所でバックパックを預ける。預かり料は10元で18:00頃に戻るとおばちゃんに伝えて宜昌観光開始。


13:50頃、B9路のバスに乗車する。運賃は2元、頭にBが付くバスはBRT方式で運行されている。宜昌がBRTを導入するような都市になっているとは!14:20頃、果園二路のバス停で下車する。

宜昌博物館


熱干麺

三峡游客中心


宜昌東→北京西



で、改札口を観察していると改札が渋滞している。農民工のおっちゃんたちが扉が開かないので改札機叩いているし・・・。改札機から出てきた切符を回収しないと扉は開かないのだが。自動改札機は普及してきているようだが使用方法は依然普及していないようだ。


20:25過ぎに磁気切符でない紅票の方が先に改札が始まる。磁気切符の方はシステム上、設定された時間にならないと自動改札機の扉が開かないようになっている。予想される設定時刻は発車前30分、20分、15分、10分と思われる。個々の列車により多少の差はあるだろうが。
そして、おそらくこういった事情を知らずに隣で割り込み体制に入っているバアサンたちが騒いでいる。バアサンたちは無視して改札機の画面表示された時刻を見る。20:29ちょうどになると自動改札機が開くようになった。宜昌東が始発だと20分前が改札開始に設定されているようだ。


定刻通り20:49に列車が発車するが、車内の空調効いているのに腹出し族が出現したりカオス度が高い。自分のボックスシートと隣のボックスシートは左隣の兄ちゃん以外は農民工のおっちゃんばかりで固められている。前後のボックスシートもほとんどが農民工のおっちゃんたちだ。無事に北京西駅に到着できるか?ヒマワリの種やカップ麺とかでゴミ溜めと化すのか?
21:30頃に寝る。農民工のおっちゃんたちの酒盛りで目が覚める。完全に農民工列車だ。Z列車に乗車したはずが・・・。酒盛りの盛り上がり具合からすれば西成警察署の隣に住んでいるおっちゃんたちとは意気投合するだろうな。

| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 6元 | |
| 鉄道 | 175.5元 | 硬座 宜昌東→北京西 |
| 鉄道 | 61元 | 硬座 北京北→赤峰 |
| バス | 6元 | 路線バス |
| 荷物預け | 10元 | |
| 合計 | 248.5元 |






































































































































































































































































































































