2334次、硬座で西安→重慶




しかし、夜になると状況は変わってしまった。上記画像の赤帽子のおっさんが痰を吐き、周りの乗客はヒマワリの種を食い散らかし始める。自分の両隣の乗客も痰を吐き、ゴミを床に捨て始める。この列車の乗客も民度の低い連中ばかりのようだ。
18:50過ぎ、旬陽北に到着するがここでおばちゃん2人が降り損ねるという珍事に遭遇する。ちゃんと日本人の自分でも車内放送を聞き取れたのに、どうしておばちゃん2人は降り損ねたのだろう。しかも気付いた時はまだ発車しておらず降りられるかなと思ったが無常にも列車は動き始める。その後はおばちゃんたちと乗務員の口論が聞こえてきた。恐らく「どうしてドアを 開けないんだ」とか「次の安康まで補票しろ」とか言っているのだろう。暫くすると口論も聞こえなくなり問題は解決したようだ?
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 11.1元 | |
| バス | 1元 | 路線バス |
| 合計 | 12.1元 |
トイレも大変
日付も変わり重慶へひたすら走り続ける列車だが自分は大混雑の車内で荷物が無くならない様に一睡も出来ずにいた。もちろん車内を公安が巡回しており事件が起きないように寝ている乗客を片っ端から叩き起こしている。しかも、この公安はやる気満々のようで巡回の頻度が高く、眠っている乗客を叩き起こすだけでなく次の停車駅を案内したりもしている。
こうして、重慶に近づいていき05:00過ぎに小便をしにトイレへ向かうがトイレへ行く乗客が群れを成していたので自分も群れに加わる。待ち人数は10人以上だがここであることに気付いてしまった。トイレから出てくる乗客は手を洗っていないではないか!トイレの脇には洗面台があり水もちゃんと出るのだが何故か手を洗わず戻っていく。どうして手を洗わないのだろうか?これが優秀な中華民族の伝統なのだろうか?
自分はトイ レから出てたら必ず手を洗っている。洗面台の水が出ない場合は水が出る車両まで移動して手を洗っているのだが・・・。トイレの順番が近づきあと少しというところで更に珍事が発生。小学生くらいの男子が鍵をかけずに糞をしているではないか!しかも、扉が閉まらず半開きになったりするので脱糞中の光景を見た乗客たちの笑いを誘っていた。ちゃんと鍵かけろよ!
ようやく自分の番が来て昨日の昼以来だから17時間ぶりに小便をするのだが前の乗客たちの糞が残っている。トイレが壊れており水が流れないのだ。最悪のトイレを体験することになるとは・・・。
再び重慶到着


重慶純真年代国際青年旅舎へ


まあ、国慶節の期間中に居座って いたのだから覚えているだろう。今回は前回の国慶節の滞在から1ヶ月経っていないのだが大きく設備が改善されていた。階段には手すりが無かったので転落防 止の格子が付けられ、部屋の各ベットに照明、コンセントと小物を置く台が追加されていた。但し2階のPCが撤去されインターネットが出来なくなっていた。
理由は大体見当がつく。インターネットは1時間1元の有料だったのだが誰でも自由に使える状態だったので、ほとんどの客は勝手に使っていた。恐らく管理が 面倒なのと客が勝手に使うので片付けてしまったのだろう。でも、代わりにテレビが設置されていた。設備の改善に努力をしており徐々に快適なユースホステル に近づいているようだ。
重慶南濱国際青年旅舎の場所を確認してくる
昼過ぎに重慶港へ行きフェリーの情報を集めた後に再び重慶南濱国際青年旅舎の場所を確認しに行くが今回は地図を確認していたのであっさりと到着してしまった。朝に探したときには残り500mの地点まで来ていた事も分かり、もう少し探していれば到着していた可能性がある。明日は重慶南濱国際青年旅舎へ移動して実際にどのようなユースホステルか確認してみよう。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 16.3元 | |
| 宿泊費 | 20元 | |
| バス | 15元 | 路線バス |
| 合計 | 51.3元 |
重慶南濱国際青年旅舎へ移動

ここから既に 重慶南濱国際青年旅舎が見えている。徒歩2分ほどで重慶南濱国際青年旅舎に到着する。とりあえずドミトリーに3泊することにするが三峡下りの船は夜出発が 多いようなので実質2泊かもしれない。
中国で牛乳を飲んでみた

中国で牛乳というと一般的には純牛乳を指すようで日本の牛乳と同じ鮮牛乳は大都市で見かけるが消費期限が短いので日本のように田舎まで流 通は出来ないので広大な国土にくまなく牛乳を流通させるには長持ちする純牛乳で無ければ不可能だろう。ここで疑問がひとつ出てくる。鮮牛乳と純牛乳は保存期間が違うというのは知っていたが、肝心の製造工程や品質がどう違うかという所は未だに分からない。
更に日本と違い商品名に牛乳とあっても砂糖や水が混ぜられていたりと日本では明らかに問題のある表示の商品が中国では平気で出回っている。例外なのはヨーグルトぐらいだ。中国語でヨーグルトは酸牛乳(酸牛奶)と表記する。
まあ、とにかく牛乳を買って飲んでみた。日本と変わらない普通の牛乳だった。因みに今回買った天友乳業の牛乳は1Lで5.5元で安い部類だ。高いのは10元以上の牛乳もあった。日本の牛乳に比べればまだ安いが、どちらにせよ中国の物価から言えば牛乳はまだ高級品の部類に入りそうだ。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 14.8元 | |
| バス | 4元 | 路線バス |
| 合計 | 18.8元 |
三峡下りの乗船券を買いに行く


それにインターネットで情報収集をしていたら重庆航运网という重慶市港航管理局のHPに船の運行日程が あり船名と立ち寄る観光地まで出ていたので、わざわざ旅行社に問い合わせる必要も無い。



出港時間は2300と表示されていたが何時から乗船できるか表示されていなかったので窓口で聞くと19:30乗船開始と分かる。これで乗船券の購入は済んだので後は明日までのんびり過ごすだけだ。江山10号については重庆长航江山游船公司に船の情報とかが出ているので参考になるかも?
牛乳飲料を買ってみた

両替
JTBグローバルキャッシュ(中国建設銀行で降ろす) 2500元(1元=16.1628円)
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 15.4元 | |
| バス | 2元 | 路線バス |
| フェリー | 319元 | 重慶→宜昌 |
| 合計 | 336.4元 |
