青海省からから甘粛省夏河(サンチュ)へ チベット仏教の大寺院ラブラン寺

チベット文化圏旅行記2016

班瑪(ペマ)→久治

旅社を出て目の前の中国農業銀行前の蓮花街の交差点で久治行きの車を探す。既にセルタ、達日、成都などの運ちゃんたちが集結しており車はすぐ見つかる。07:05頃、アバ行き久治経由の乗り合いタクシーに乗車。久治まで80元。

で、昨日顔を合わせている運ちゃんたちもおりセルタへ行ったはずの奴が何故ここにいるという事になる。ラルンガル・ゴンパの事情で外国人立ち入り禁止で公安に追い返されたと言うこというと、とりあえず聞かなかったことにしてくれた。色々大人の事情があるらしい。

08:30頃、残り一人の客と連絡取れず乗客5人で出発するが街の外で運ちゃんの携帯に連絡が入り引き返す。09:00頃、乗客6人でようやく出発。省道までの道路状況は工事で未舗装の悪路になっている。

09:30頃、班瑪路口に到着。

班瑪から18kmの地点になり近くの瑪柯河2号橋でここで客との合流待ちの停車。

班瑪路口の近くからは寺が見える。屋根が黄金に輝いているので新しいチベット仏教寺院か?

09:35頃、成都→大武の寝台バスが通過する。

10:03頃、連絡待ちの客2人と合流し出発する。省道は舗装道路なので運ちゃんは爆走体制に入り飛ばしていく。

10:30頃、白玉寺を通過。大チョルテンが建設中であった。

11:10頃、標高4398mの峠の隆格山垭口を越える。峠を越えると天気は雨になる。しばらくして再び晴れになる。

11:42頃、標高4239mの峠の札拉山垭口を越える。

久治

12:35頃、バスターミナルの久治汽車站に到着。

バスターミナル前には乗り合いタクシーが集結しており、そのまま瑪曲行き乗り合いタクシーに乗り換え。班瑪から一緒だったラマ僧1人も瑪曲行きであった。地元民2人を拾って12:48頃、久治を出発。

久治→瑪曲

タクシーは草原と山の中を川沿いに北東へと爆走する。天気は雲が多くなっているが涼しく過ごしやすい。

草原には放牧中のヤクや遊牧民のテントが見える。

13:20頃、黄河を越えて青海省から甘粛省へ入る。

13:40頃、草原の中に建設中のゴンパが見えてくる。かなり大規模なようだ。

瑪曲→合作

15:20頃、瑪曲到着。バスターミナルはシャッターが降りているので最終バスが行ってしまったようだ。

瑪曲で一泊かと思ったらバスターミナルの出入口に合作行きのバスが停車しており、脇にチケット売場がある。で、売場のおっちゃんに聞いたら合作行きがもうじき出るとのこと。

郎木寺行きは14:00が最終、夏河行きは午前中だけで午後は無し、合作行きが目の前に止まっている。合作まで行けば明日朝一で夏河へ確実に行ける。ということで夏河行きチケットを購入してバスに乗車。

15:30頃、合作行きバスが発車するがチケット売場のおっちゃんは運ちゃんであった。バスは省道204号を北へと走っていく。乗客はほとんどがチベット人で隣の婆ちゃんは手に持ったマニ車を回しながらお経を唱えている。

草原と山が見渡す限り続く。途中で省道204号から国道213号へ入り北へと走る。

18:30頃、南バスターミナルの合作公用型汽車站に到着。今日は夏河行きのバスは終わっているので甘南チベット族自治州の中心都市の合作で1泊になる。夏河行きのバスは北バスターミナルの合作汽車站から出ているので北バスターミナルへ移動。2年前は両方のバスターミナルを結ぶ路線バスが走っていたのだがバス停が見当たらない。まあ、歩いて北バスターミナルへ向かう。

合作は甘粛省甘南チベット族自治州の中心地になるので市街地は外見がチベット様式の新しい建物が目立つ。

北バスターミナルの合作汽車站の近くまで来たので、今日の宿を探す。時間も遅くなったのでバスターミナル近くの西羚賓館で寝床を確保する。

1泊80元の2人部屋でテレビ、電気ケトルが付きだ。Wi-Fiも取りあえず使える。部屋は普通だが共用トイレ・シャワーは糞だ。立地だけで80元は高い。

乾拌麺

夕飯はイスラム食堂で乾拌麺(8元/約136円)を食べる。合作は牛肉麺は6元の店が多く他地域に比べて安い。

乾拌麺は珍しくスープが少しある。通常はスープ無しのが当たり前なのだが・・・。8元で安かったのだが肉はほとんど無しだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
宿泊費 80元
バス 50元 瑪曲→合作
乗り合いタクシー 80元 班瑪→久治
乗り合いタクシー 65元 久治→瑪曲
合計 288元

合作寺

08:30頃、北バスターミナルから歩いて15分ほどの所にあるチベット仏教寺院の合作寺を訪れる。合作寺の見所は安多合作米拉日巴仏閣である。入場料は20元だが内部撮影禁止だし外から見るだけで十分かな。

合作寺は寺らしい大経堂などいくつかの建物があるが他の僧舎は土壁のチベット様式の民家といった感じだ。

見た感じだと新しく建てられたようで非常に綺麗な建物が多い。

寺の外周にはマニ車があり地元民がコルラしている。

合作→夏河(サンチュ)

10:05頃、賓館をチェックアウトして北バスターミナルの合作汽車站へ。

夏河(サンチュ)行きバスに乗車、10:30発で運賃は22元。

バスの乗客はほとんどが地元民で第一言語がチベット語、第二言語が中国語といった感じだ。

12:15頃、夏河のバスターミナルになる夏河県公用型汽車站に到着。

2年ぶりの夏河で新しい建物が増えて発展しているが路線バスが走っているのは大きな発展だ。3路線だけだが夏河の街の東からバスターミナル、街の西のラブラン寺入口まで路線バスで行ける。

路線バスの情報は手に入れたので、とりあえず宿探しだ。行き先は決まっているのだが、いつも同じ所だとつまらないので2年前に見つけた霞客行青年旅舍へ行ってみる。Booking.comだと外人お断りになっているのだがとりあえず行ってみたが、外人お断り宿であった。まあ、夏河はラブラン寺があるので色々と大人の事情で公安の取り締まりが厳しいようで外国人が宿泊可能な宿が限られてくる。

12:35頃、結局は定番の甘粛拉卜楞紅石国際青年旅舍(甘肃拉卜楞红石国际青年旅舍/Labrang Redrock International Youth Hostel)に到着。

ドミトリーが1泊55元(会員料金)で4泊する。部屋は4人ドミトリーで各ベットにコンセントはあるが、ベッドの照明が壊れている。2年前と同じでベッドの照明壊れたままやん!

オワコン化したラブラン寺

13:00頃、チベット仏教ゲルク派六大寺院のラブラン寺へ行ってみると游客接待中心が自家用車と大型バスで溢れている。これは嫌な予感がする。予想通り中国人観光客がラブラン寺に溢れかえっていた。ちなみにラブラン寺の入場料は40元になり游客接待中心のチケット窓口にいるのがラブラン寺のラマ僧だ。

そして、巡礼路には中国人観光客が・・・。何てこった。夏休み中なので中国人観光客が押し寄せているようだ。巡礼路にあるマニ車はコルラしている巡礼者がいるのだが中国人観光客が混じっている。

おそらくほとんどの外国人は上のようなイメージを求めてやって来ているはずだ。巡礼路をコルラしながらマニ車を回すチベット人は大勢いるのだが、やかましい集団も周辺にいる。

根気よく待っていないと巡礼者だけの写真はなかなか撮れなくなっている。観光シーズン中のラブラン寺はオワコンで訪れるべきではなさそうだ。

13:50頃、ラブラン寺が一望できるタンカ台にやって来た。以前訪れた時は静かな場所だったのだが、周囲にはやかましい集団が記念撮影中。ラブラン寺も随分と変わってしまった。

14:15頃、ラブラン寺裏手の巡礼路にやって来た。ここまで来ると流石に静かになる。時間帯が悪いのでほとんど巡礼者もおらず静かだ。

夏河は標高2900mほどの高地にあるが日差しが強くかなり暑い。乾燥しているから東京、大阪よりはマシだが紫外線は強いだろう。

たまに巡礼者に遭遇するが一人で黙々とマニ車を回してコルラしていく。

湯麺片

15:30頃、遅めの昼食にイスラム食堂で湯麺片(10元/約170円)を食べる。幅広麺をちぎった麺料理といったところかな。

夕飯はヤクヨーグルトの牦牛酸奶(30元/約510円)を購入。甘粛省や青海省辺りではよく見かける。ホルスタインとかの牛乳でなくヤクの乳を使っているのが特徴。夜に夏河でもう1軒の外人OKのユースホステルを予約しておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 42.5元
宿泊費 220元 1泊55元(会員料金)×4
バス 22元 合作→夏河
合計 328.5元

朝のラブラン寺

07:00頃、ラブラン寺(拉卜楞寺)へ行く。早朝でも既に大勢の巡礼者がコルラしており雰囲気は良好だ。中国人観光客がまだ少ないのもありがたい。

チベット仏教ゲルク派の六大寺院に数えられるだけはあり巡礼者の数は物凄い。

何と言っても民族衣装着用率が高いこともありがたい。高齢者の巡礼者は確実に民族衣装で若い巡礼者でも民族衣装を着ている場合が多い。

ラブラン寺の裏手の巡礼路も朝の時間帯は巡礼者が多い。日中は巡礼者や観光客も少ないのだが朝の時間帯は別だ。

チョルテンでは巡礼者がコルラ中だ。

老若男女問わず大勢がコルラしている。

ラブラン寺のような巡礼地となっている寺だと五体投地を目にすることも出来る。

そして、中国人観光客のおっちゃんたちも気合を入れて五体投地を撮影中です。

更に団体の中国人観光客たちにロックオンされるとご覧のようになります。もちろん静かに撮影できずにやかましいです。

五体投地でコルラしている巡礼者もいれば、このように専用の場所で五体投地している巡礼者もおります。

こちらは団体の中国人観光客たちにロックオンされておらず雰囲気は良好です。

08:45頃、中国人観光客が増えてきたので一度ユースホステルへ戻ることにするが、途中で注意書きの看板に目が留まる。チベット語と中国語で表記されておりチベット語の内容は文盲なので分からないが中国語の方は「寺院周辺でポイ捨て、大小便するな」とある。どうやらラブラン寺の境内で大小便する奴がいるようだ。やっぱり中国何でもありなんだな。

午後のラブラン寺

13:00頃、再びラブラン寺を訪れてみる。ちょうど昼時なので中国人観光客は少なめで環境が良い。

境内にはラマ僧と観光客がいるが、微妙にラマ僧の方が多いかな。

こちらはラマ僧たちが集結している。

しばらくすると午後のお勤めが始まったようでラマ僧たちは本殿へ入っていった。出入口にはラマ僧たちの靴が脱ぎ捨てられている。下駄箱のようなものはなく、そのまま放置のようだ。

ラブラン寺の裏手の巡礼路を歩いてみる。朝と違って巡礼者はほとんどいない。

チョルテンをコルラしている巡礼者たちがいるが朝と比べると人数は格段に少ない。

最後にマニ車の所を見物して、今日のラブラン寺見物は終了。ユースホステルへ戻り郎木寺での宿を予約しておく。

臊子麺

昼食はイスラム食堂で臊子麺(6元/約112円)を食べる。麺の上に細切りの豆腐と牛肉が載っている。

牛肉麺

夕飯はイスラム食堂で牛肉麺(6元/約112円)を食べる。夏河は牛肉麺は6元だが、その他は軒並み値段が高い。特に米をつかった料理が高く感じる。

牛肉麺はクズ肉と香草、ネギ、唐辛子が少し載っているだけだ。これなら牛肉麺を名乗らなくてもいいのではないだろうか。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14.5元
宿泊費 41元 予約:藏地青稞国際青年旅舍
合計 55.5元

今日もラブラン寺

06:50頃、今日もラブラン寺へ行く。朝から多くの巡礼者がコルラしているのだが、今日は中国人観光客が多い。日曜だからか?

中国人観光客を避けて巡礼者のコルラに付いて行く。

朝の時間帯はチベットの雰囲気が色濃く出ているので見る価値は十分あるが昼間は家族連れや団体の中国人観光客でテーマパーク化しているので見る価値はそれほどない。巡礼者少ないし、痰吐き多いし。

境内を散策するが、この時間は観光客は少ない静かな空間が広がっている。

この雰囲気は朝の時間帯だけで、昼間は騒々しいテーマパークとなってしまう。

裏の巡礼路は多くの巡礼者がコルラしており、自分も後を付いて行く。

ヤクヨーグルト

夏河ではヨーグルト(酸奶)の路上を見かける。道路脇で数台のトラックが販売しており産地直送といったところだろうか。

ここで販売されているヨーグルトはヤク(牦牛)の乳で作られておりヤクヨーグルトになる。

一昨日は30元のヤクヨーグルトを購入したが今日は別のトラックで25元のヤクヨーグルトを購入。

パッケージはこんな感じで大夏河流域で放牧されたヤクの乳が使われた手作りヤクヨーグルトになる。

表面はチーズのように固形化しているが内部はヨーグルトだ。

夕飯は1個3元の饃だか餅を購入してヤクヨーグルトと一緒に食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 31元
合計 31元

ラブラン寺をコルラ

07:15頃、今日も朝からラブラン寺を訪れる。巡礼者たちの後をついて行きコルラする。

自分はマニ車は回さずに歩くだけだ。

ラブラン寺の裏手の巡礼路までやって来た。

後ろからは巡礼者たちが絶え間なくコルラしている。毎朝一体どれだけの巡礼者が押し寄せているのだろうか。

巡礼者は高齢者になるほど民族衣装の着用率が高い。やはりチベットの民族衣装を着ていたほうが写真を撮る価値はあるだろう。

今日も五体投地でコルラしている巡礼者を見かける。ラブラン寺の方を向いて五体投地している。幸い今日の巡礼者は団体の中国人観光客にロックオンされることなく五体投地でコルラしている。

五体投地の専用場所では多くの巡礼者が今日も五体投地している。

09:00過ぎになると団体客が増えてきたので今日はここまでにする。

夏河県公用型汽車站

09:40頃、バスターミナルの夏河県公用型汽車站を訪れる。

まずはバス時刻表から確認する。臨夏、蘭州、合作が本数が多い。

旅行客には郎木寺行きのバスが重要だろう。

こちらは運賃表、蘭州76元、郎木寺72.5元になっている。明後日の郎木寺行きチケットを購入しようとしたが当日と翌日分しか販売していないということで出直しになる。

ヤクヨーグルト

今日もヤクヨーグルト(牦牛酸奶)の路上販売を見かける。

今回は8元の小さいヤクヨーグルトにしておく。

藏包

15:30頃、遅めの昼食でチベタン食堂の扎西藏餐館を試しに利用。

一応チベット語と漢字表記のメニュー表あり。

値段は標準的だが自分には少々高く感じる。

今回は藏包(15元/約255円)を注文。ヤク肉の肉まんといったところかな。黒酢をつけて食べるが肉汁が予想外に多く美味い。

臊子麺

夕飯はイスラム食堂で臊子麺(6元/約102円)を食べる。

牛肉、セロリ、豆腐の細切りが幅広麺の上に載っている。スープがないので乾拌麺に近い感じだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 29元
合計 29元

ラブラン寺で巡礼見物

07:00頃、バスターミナルの夏河県公用型汽車站で明日の郎木寺行きのチケットを購入。明日の準備が整ったのでラブラン寺で巡礼を見物。

今日で朝の巡礼は見納めになる。

観光客が増えてきたので、08:30頃にはユースホステルへ戻る。

呼叫旱獺青年旅舍

10:45頃、紅石国際青年旅舎をチェクアウトして次の宿へ移動。11:00頃、Qunar.comで予約しておいた呼叫旱獺青年旅舍(呼叫旱獭青年旅舍/Calling Marmot Youth Hostel)に到着。Booking.comにも掲載されているが先払いの特価44元があったQunar.comで予約。支払いは今まで貯めておいたキャッシュバックを使い実質0元だ。登記はパスポートの写真とビザをスマホで撮影して完了。

部屋は6人ドミトリーで各ベッドにコンセント有り。照明は有ったり無かったりだ。共用のトイレ・シャワーは許容範囲内。シャワーのお湯の出は良好。Wi-Fiは問題なし。

ラブラン肉餅

昼食は昨日のチベタン食堂で拉卜楞肉餅(10元/約170円)を注文。ラブラン(拉卜楞)とあるので夏河の肉餅かな?ヤク肉を使った肉餅でお好みで黒酢や唐辛子を付けて食べます。

牛筋麺

ラブラン肉餅だけでは物足りなかったのでイスラム食堂で牛筋麺(5元/約85円)を食べる。牛すじではないのだが牛筋麺と呼ばれており、麺に気泡の跡があり食感が独特なのが特徴だ。

臊子麺

夕飯はイスラム食堂で臊子麺(6元/約90円)を食べる。幅広麺の乾拌麺といったところかな。

黄河王

食後は近所の超市で黄河ビールの高級ブランドになる黄河王500ml(5元/約85円)を購入。アルコール度数は3.3%。夏河は雪花ビールばかりで黄河ビールとかの地ビールを扱った店が少ない。

黄河王は甘粛省と青海省で生産されている地ビールで、今回購入したのは生産地が蘭州になっている。やっぱり夏の暑い日に地ビールは美味い!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 26元
合計 26元

夏河(サンチュ)→郎木寺(タクツァン・ラモ)

07:15頃、ユースホステルをチェックアウトするが老板たちはまだ寝ているようでシーツを片づけて勝手に出て行く。朝から小雨が降っているが天気予報だと曇りのち晴れになっている。遠くに青空が見えるが天気予報当てにならん。

07:20頃、バスターミナルの夏河公用型汽車站に到着。バスターミナル前に郎木寺行きのバスが停車しており乗車する。

いつも通りGPSを起動させるがガーミンのGPSの調子が悪い。信号を受信できなくなり経度と緯度が表示されない。まだ購入してから2年しか経過していないのに故障は困る。かなり高額なのだから最低5年は使えないと元は取れない。

今回乗車するのは07:40発、夏河(サンチュ)→郎木寺(タクツァン・ラモ)、運賃は72.5元。昼ぐらいに郎木寺に到着して14:00発、郎木寺→夏河のバスになる。07:40にチケットの確認が行われ発車する。

まずは合作を目指してバスが走る。08:50頃、合作の北バスターミナルになる合作汽車站に到着。10分のトイレ休憩で停車して、09:00に発車。

合作から先は国道213号を南下、山と草原の中をバスが爆走していく。途中でヤクや牛が道路を横断して渋滞が発生したりする。ここでは車より家畜優先になる。

10:20頃、碌曲に到着。碌曲で客の乗り降りがあり再び郎木寺へ向けてバスが走り始める。標高3000m以上の草原の中をバスが爆走していく。

国道213号から郎木寺への分岐点で数人の乗客が下車する。この郎木寺路口から四川省のゾルゲ方面へのバスや白タクを拾ったりする事が出来る。今日は白タクが1台待機しており早速乗り換えている。

11:50頃、郎木寺に到着。甘南チベット族自治州碌曲県郎木寺鎮になるが郎木寺(タクツァン・ラモ)で知られている。夏休み中の郎木寺は観光客が多く賑わっている。いや、賑わっていると言うよりも人が多すぎる。

約9年前に初めて郎木寺を訪れたときは静かであったが、現在は完全に観光地化された街だ。おまけに公安が外で警備している。郎木寺の公安なんてお茶飲んで一日過ごすだけだと思っていたが、中国人観光客が大量に押し寄せるようになり、ちゃんと警備しないといけないようだ。

12:05頃、Qunar.comで予約しておいた藏地青稞国際青年旅舍(藏地青稞国际青年旅舍/Tibetan Barley Youth Hostel)に到着。Booking.comでも予約できるが先払いの特価が41元だったのでQunar.comで予約。欧米人の割合が多い。

6人ドミトリーを予約しておいたが居座っている奴がおり4人ドミトリーになる。料金は変更なしだ。部屋の広さは問題ないがベッドに照明とコンセントが付いていない。Wi-Fiは電波弱いがとりあえずつながる。共用のトイレ・シャワーは一体型の奴であまり掃除されていない感じだ。ちょっとシャワーを使う気にはなれん。

GPSの調子が悪かったので壊れる前にデータをPCに移しておくが、いつの間にかGPSが正常に動いている。一体どうゆうことだ?誰か妨害電波でも出していたのか?

打滷麺

昼食は郎木寺で毎回利用するイスラム食堂へ。

今回注文したのは打滷麺(13元/約221円)だ。幅広麺にヤク肉と揚げ豆腐が載っている。

セルティ・ゴンパ

甘粛省側の鳥葬台がある達倉郎木寺(賽赤寺)は観光客が多く大混雑している。田舎の郎木寺で渋滞なんてあり得ない。

昔は中国人観光客はほとんどおらず静かだったのに・・・。

入場料は30元で何とか変わらずか・・・。

今回は中へ入らず周辺の景色を見るだけにする。

秋から冬になれば観光客が少なくなってちょうどよくなるのだろうな。

キルティ・ゴンパ

続いて四川省側の郎木寺峡谷のある達倉納摩格爾底寺も混雑している。

入場料は30元で高いような・・・。

夕飯に回族の餅屋で餅を購入。

これで1個10元だ。青稞で作った餅は15元とのこと。

青稞酒

近くの超市で青稞酒320ml(5元/約85円)を購入。四川省アバ・チベット族チャン族自治州松潘県で造られた青稞酒でアルコール度数は6%だ。ビールとは味が違って新鮮味を感じる。苦味はなくほのかに甘さを感じる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 28元
合計 28元

青海省班瑪(ペマ)から色達(セルタ)を目指す

チベット文化圏旅行記2016

西寧→班瑪(ペマ)

06:20頃に起床して出発の準備を始める。顔洗って部屋に戻ると物凄い口臭が・・・。寝ていたときは嗅覚が慣れて気付かなかったが外の新鮮な空に触れて戻ると部屋の空気の異常に気づいた。10人ドミトリーで誰か口を開けて寝ているようだ。とりあえず扉全開で空気を入れ換えながら出発準備だ。

07:05頃、ユースホステルをチェックアウトして、省医院のバス停から7路のバスに乗車。運賃1元で07:45頃、バスターミナルの南川西路客運站にて下車。まだ朝早いので空いており座って移動できた。昼間は座れない確率が高いので10分ほど歩いて西寧駅の路線バスターミナルから7路や27路のバスに乗車して南川西路客運站へ行くのがよいだろう。

南川西路客運站は青海省南部、南西部の玉樹、果洛(ゴロク)方面へのバスが多く出ているバスターミナルだ。チベット文化圏の青海省でもかなりチベット文化の濃い地域になるので利用客にはラマ僧の姿も多く見られる。

今回乗車するバスは09:00発、西寧→班瑪(ペマ)、運賃180.5元、距離775kmになる。

08:40頃、バスに乗車して発車を待つ。10分遅れの09:10頃、バスが発車。

交通事故多い

まずは西の共和方面へ走る。10:11頃、渋滞に遭遇するが前方で交通事故のようだ。

見事に追突して車体が変形している。

10:20頃、再び渋滞にはまる。

10:30頃、渋滞の先頭が見てきた。また事故のようだ。

今回も追突事故であった。だが破損状況は先ほどのと比べれば軽微だ。

12:30頃、標高約2900mの共和服務区で昼休憩になる。

13:15頃、バスが発車する。共和から玉樹方面へ国道214号を南下して草原と山の中をバスがひたすら走っていく。

15:00頃、事故現場に遭遇。派手に玉突き事故を起こしたようだ。

16:00頃、標高約3900mの温泉郷で10分のトイレ休憩。16:30頃、標高4475mの峠を越えていく。17:13頃、標高約4200mの花石峡を通過。

国道214号から省道204号へ入り高原を南東へと向かう。班瑪まで直線距離で残り約300kmになる。道路状況は悪くなり未舗装区間が多くなる。

19:20頃、事故現場を通過。

ダンプがひっくり返っていた。

草原を走っていると19:45頃、トイレ休憩で10分ほど休憩。運ちゃんの話だと班瑪到着は23:00頃になるようだ。真夜中到着は少々困ったものだ。宿探しで苦戦しそう・・・。20:00頃、達日県を通過。辺りは暗くなり始めている。

本日の出費
項目 金額 備考
バス 1元 路線バス
合計 1元

班瑪(ペマ)で野宿

01:05頃、雨の降りしきる班瑪(ペマ)に到着。最悪や!とんでもない時間に到着してしまった。宿探しをしようとするとセルタ(色達)行きの乗り合いタクシーの運ちゃんが声をかけてきた。こんな時間にも運ちゃんが客集めをしており車にはラマ僧たちが乗車している。セルタにも行きたいのだが班瑪を鳥葬台を見たかったので断ってしまうが、これが痛恨の判断ミスであった。夜討ち朝駆けの絶好の機会だったが・・・。この後の宿探しは1泊300元とか足元見られてしまい結局は野宿だ。

人民政府前で雨宿りしながら朝になるのを待つ。公安のパトカーは何度も前を行ったり来たりするが職務質問はしてこない。普通どう考えても職務質問の対象者だろ!

セルタ行き失敗

06:20頃、蓮花街の交差点へ向かう。既にセルタ行きの乗り合いタクシーがおり、セルタ県城まで運賃60元ということで乗車。

06:00ぐらいから農業銀行の前にタクシーが集結するようだ。そして、アバ、マルカム行きの乗り合いタクシーも客引き開始。07:00過ぎになると車が12台集結。

07:40頃、給油して乗客全部で6人で出発する。内訳は南京人の夫婦と上海人3人家族、小日本1匹である。セルタまでは所要時間6時間ぐらいだろうか?田舎道なのだが意外と四川省と青海省を行き来する車が多い。それと野良犬がやたらと多い。

4418mの峠の徳啄山垭口を越えて行くが景色は絶景である。

09:30頃、青海省班瑪側の知欽郷の公安検査站に到着するが素通りで何もなし。

09:56頃、四川省セルタの年龍郷の公安検査站は身分証確認している。予想通り外国人お断りで通してくれなかった。裏口の青海省側は非開放区だから外人は入れないから公安はお茶飲んでいるかと思ったら仕事していた・・・。

で、パスポートの写真と目の前にいる本人の写真撮影がある。まあ、自分は中国だから慣れてしまっているが欧米人だと揉めそうな・・・。というか、目の前で本人撮影しているのは公安の私物のスマホでないの?

ということで小日本1匹降ろされる。公安が運賃全額60元支払えというので60元運ちゃんに渡しておく。ちょうど降ろされた場所が班瑪(ペマ)とセルタの中間地点になるので運ちゃん30元返してきた。日本だと警察は民事不介入だが中国は平気で介入のようだ。

セルタはダメだがアバやマルカムへ行ってくれということ事になる。なので、公安が班瑪へ行く車を止めて話をつけてくれる。で、フォードのSUVに乗った夫婦が班瑪まで約70kmを無料で乗せて行ってくれることになる。嫌々なんだろうけど公安には逆らえないからね。

12:15頃、班瑪(ペマ)の街に戻ってきた。おっちゃんたちにお礼を言って今日の宿探しだ。昼時なので店は殆ど開いている。宿も同じくだ。とりあえず乗り合いタクシー集結場所近くの雪山茶芸旅社に1泊する。

4人ドミトリーで1泊30元、トイレは蝿ブンブンのニーハオトイレ。シャワーは無い。登記は無しで30元渡して朝になったら勝手に出ていく方式だ。

大チョルテン

12:50頃、班瑪の街の入口にある大チョルテンを訪れる。町の外からでもはっきり見えるほどの大きさでチベットでも有数の規模なのだろう。

内部はマニ車がありコルラできるようになっている。

ジャンリタン・ゴンパ

13:10頃、ジャンリタン・ゴンパ(江日堂寺)を訪れる。班瑪(ペマ)の東にあるのがチベット仏教ニンマ派のジャンリタン・ゴンパ(江日堂寺)で白札寺とも呼ばれている。

寺の手前には山の斜面に無数のタルチョがあり、その数に圧倒される。

タルチョが埋め尽くす斜面の下にはチョルテンがある。

更にチョルテンの近くに江日堂天葬台がある。鳥葬台があるのだ。この鳥葬台は一般的な鳥葬台とは違い近くの道路からも見えるようになっている。

鳥葬台には死体の臭いが漂っており人骨のかけらが散らばっている。

もちろん遺体解体のナイフなどの道具もある。

13:50頃、ジャンリタン・ゴンパ(江日堂寺)に到着。

歴史は古く1450年に江日堂の小山(閃光鉄山)の上にチベット仏教ニンマ派「江日堂閃光鉄山寺」を建立するが戦火で1749年に失われる。1760年、昌尼哈地区に再建され「江日宦覚寺」と改名しカトク寺(噶陀寺)に属する。1936年、再び現在の場所に再建され「下莫巴白札多卡寺」と命名され白札寺と呼ばれるようになる。

閃光鉄山には古い仏閣が残っており、周辺には108基のチョルテンが残っている。

牛肉麺

夕飯はチベタン食堂で牛肉麺(12元/約204円)を食べる。牛肉麺といえばイスラム食堂なのだが班瑪ではチベタン食堂になる。麺はもちろん手打ちで牛肉はヤク(牦牛)になる。

宿に戻り夜になると4人部屋に宿泊客にチベット人夫婦がやって来る。早々に寝るのだが22:00過ぎに宿の娘さんが「警察来了!」と叫びながら各部屋を回って身分証回収にやって来た。登記無しだと思っていたが公安が踏み込んできたので全員台帳に登記のようだ。

チベット人夫婦は文句言いながら身分証を渡している。せっかく寝ていたのに起こされてご機嫌斜めのようだ。自分はパスポート渡して公安が来るかなと待っていたのだが公安は来なかった。公安は外人には関わりたくないようだ。班瑪は非開放区だったと思うのだが・・・。パスポートや身分証が返却され再び寝る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
宿泊費 30元
乗り合いタクシー 30元 班瑪→セルタの検問所
合計 72元

青海省非開放区の祁連 阿柔大寺・卓爾山・牛心山

チベット文化圏旅行記2016

西寧→祁連

06:50頃、ユースホステルをチェックアウトして36路のバスで西寧駅へ移動。07:35頃、駅前バスターミナルの西寧汽車客運中心に到着。

今日はバスで祁連へ移動する。祁連は青海省北部の祁連山脈南麓に位置する。西寧→祁連の運賃は58元、距離は288km。

08:00頃、バスへの乗車が始まる。比較的車内は平和そうだと思ったら、おっさんが豪快に音を出しゴミ箱に痰を吐こうとしている。運ちゃんが外で痰を吐くようにおっさんを外へ連れて行く。おサルさんも乗車しているのか。今回のバスは平和な野生の王国かな・・・。4分遅れの08:19にバスが発車、祁連到着は14:00頃になる。

まずは門源を目指してバスが走る。峠を登っていくが門源の菜の花観光の車が多く交通量が多い。そして、バスが良く揺れるのでゲロ吐きの乗客が多い。

10:55頃、門源の達板山観景台を通過する。

ちょうど菜の花の見頃で周囲は黄色に染まった菜の花畑が広がっている。道路脇は地元民の売店が並んでいる。蜂蜜を売っている売店もあるので地元民ではなく蜂客が売っているのだろう。

11:15頃、標高約2900mの門源の青石嘴汽車站に到着。トイレ休憩になる。
11:23頃、バスが発車し門源から祁連へ向かう。

しばらく門源の菜の花畑が続き祁連山脈へと向かう。

省道302号を西へと走るが道路はほとんどが片側2車線になっており田舎にしては道路が整備されすぎている。途中空港が建設中だったので先を見越しての道路整備だろう。阿柔大寺などの寺近くを通過して祁連県の県城が近づいてきた。

祁連に到着

13:45頃、バスターミナルの祁連県汽車站に到着。バスターミナルは標高約2700mに位置しており県城があるのが八宝鎮になる。八宝鎮は標高約2800mに位置しておりバスターミナルは八宝鎮の低い場所にある。祁連県は海北チベット族自治州に属しておりチベットのアムドと呼ばれる地域に含まれる。

央隆招待所

まずは宿探しだ。とりあえずバスターミナル近くの招待所から聞いていくが祁連は手強い。バスターミナル向かいの天境招待所は1泊100元とか舐めた金額を提示してくる。で、バスターミナルの隣りにある央隆招待所で聞いてみると1泊60元であったので老板娘に部屋を見せてもらう。

3畳ぐらいの部屋でトイレ・シャワーは共用になる。久しぶりの招待所の部屋だ。

一応部屋には液晶テレビと電気ケトルがありWi-Fiも使える。

トイレ・シャワーはこれ!シャワーと一体型の奴だが、とてもシャワーを使うきにはなれない。最低限の設備に近いな。1泊20元だろと言いたいが他を探すのも大変なので決まりだ。ここには3泊することにする。最大の難関である登記だがパスポートで何とかなった。本当は外人お断り宿だと思うが内緒にしておいてくれれば何事も無く3日後の朝には出て行く。

祁連県汽車站

14:20頃、バスターミナルの祁連県汽車站へ行く。バスターミナルは八宝鎮の新城の人民路と団結南路の交差点に位置している。

まずはバスの時刻表を確認だ。一番多いバスは西寧行き、次は張掖になる。他にも門源や西海などへのバスもある。最終バスは16:00発の張掖行きでバスターミナルは早く閉まってしまう。

こちらは運賃表で西寧行きは58元になる。これで次の移動計画が立てられる。

バス情報が手に入ったので祁連の街を歩いてみる。2014年にも訪れているのだが田舎にしては道路が広かったりと開発が結構進んでる。

乾拌麺

14:40頃、イスラム食堂で遅めの昼食に乾拌麺(10元/約170円)を食べる。やはり西北地域では麺料理が美味い。

再び祁連の街を歩いてみる。街の北側には丹霞地形の卓爾山(卓尔山)がそびえる。

街を出て南へ歩いて行くと牛心山が見える。牛心山はチベット仏教では聖山ともされている。

街の南は牛心山の山麓になっており祁連県の八宝鎮が一望できる。

さらに南へと歩くと牛心山に近づいてきたが雲が出てきて雷が鳴っているので街へ戻る。

祁連の路線バス

県城へ戻る途中でバス停を見つける。どうやら祁連でも路線バスが走っているようだ。いや、まだ走っているところを見ていないので、これから導入されるのだろう。2路線だけで新城と老城を走るのでバス停はほとんど共通している。一応覚えておきたいのは1路のバスターミナル最寄りの「一完小」くらいいかな。

街に戻ると八宝鎮の入口に祁連県博物館と天境大劇院の建物を見つける。博物館とボッタクリの娯楽施設が一緒になっているのか?

刀削麺

夕飯は刀削麺(8元/約136円)だ。食べたら招待所に戻って大人しくする。公安に見つかると面倒なので。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
宿泊費 180元 1泊60元×3
バス 1元 路線バス
合計 199元

朝から痰吐きうるさい

05:30頃に起きるが朝から招待所の宿泊客の痰吐きが酷い。よくそんなにもデカイ音を立てて痰が吐けるものだ。自分には到底真似できそうもない。

西海行きチケット購入

今日は朝から天気が良く青空が広がっている。標高が高いのでかなり冷え込んでいるが昼にはかなり暑くなるだろう。老板娘から「出て行ってくれ」とか言われなかったので大丈夫そうだ。

07:35頃、バスターミナルの祁連県汽車站で明後日の西海行きのチケットを購入する。運賃は50元、これで祁連からの脱出方法は確保した。

阿柔大寺

明後日のバスは確保したので中国農業銀行と新華書店のある八宝街と八宝路の十字路へ向かう。ここが祁連県で一番賑わっている場所になり阿柔大寺や俄堡古城への乗り合いタクシーの出発地点にもなっている。

まだ朝の早い時間帯で車が殆ど無かったがタクシーが1台だけ停車している。地元民のおばちゃん2人と運ちゃんがいるが発車しないので客待ちなのだろう。運ちゃんに阿柔大寺へ行くか聞いたら行くということで乗り合いタクシーで阿柔大寺へ向かう。運賃は7元、すぐに地元民のおばちゃんがもう一人乗車して乗客が集まり、07:55頃に出発。タクシーは90km/h以上で爆走していく。

08:20頃、阿柔大寺に到着。入口は地元民の売店が既に営業中で観光客も大勢訪れている。2014年に訪れた際は売店無し、観光客ほとんどいないという状態だったのに物凄い変貌ぶりだ。

おまけ入場券売場があり入場料20元。ついに有料化されてしまった。

阿柔大寺は1958年以前は僧侶が250人以上おり、そのうち活仏は16人いた。1958年以降は政治運動により破壊され寺は封鎖された。1962年に寺が再び開かれたときには僧侶は23人のみになっていた。1965年に文化大革命により再び寺は封鎖され僧侶たちは還俗させられ故郷へ帰された。1982年に寺が開かれた時には僧侶は23人いたが活仏はいなくなっていた。2008年10月時点では僧侶は37人おり、全員が阿柔部落の出身である。寺主は活仏の夏卜拉になる。

境内は中国人観光客が多く賑わっているが、いない方が撮影には好都合。なので、静かな場所を探して撮影していく。8基のチョルテンが並んでいるのが八宝如意塔になり2002年に建立された。

こちらはヤクの毛で作ったテントのようで地元民がお祈りしていた。経堂みたいな所かな?

内部はこんな感じで特に仏像は無しだ。

寺の建物は新しいので屋根は金色に輝いている。

境内の裏手にはタンカ台がある。

境内の外周部にはマニ車がありコルラできるようになっている。

まだ比較的新しい建物なので見た目は良いのだが電線が・・・。他の建物も同様で電線が結構邪魔である。電柱の地中化やってほしいような。

電線が入らないようにすれば雰囲気はとても良い!

これは大経堂の入口。静寂に包まれていそうなのだが、実は内部にはお金持ちの中国人観光客様たちが見物中である。人の流れが途切れるのを何分待ったことか・・・。

09:00過ぎになると団体の中国人観光客が立て続けにやってきて非常に賑やかになってきた。そして、おっちゃんたちがデカイ音を立てて痰を吐いたり手鼻をしている。2年前には静かであった阿柔大寺が中国人観光客が押し寄せる賑やかな立派な中国の観光地に発展した。痰吐きの音が鳴り響くような立派な観光地になり阿柔大寺も賑やかになったものだ。

10:30頃、阿柔大寺の裏山へ向かうが寺の門前を横切る省道304号を歩いて登れそうな場所へ向かう。そして、道路脇にはペットボトルが転がっている。

しかも、よく見るとそこら中に転がっている。これが中国の現実か・・・。

裏山へ通じる地元民用の道があったので登る。裏山からは阿柔大寺が一望できる。

もちろん阿柔大寺だけでなく周辺の草原も見渡せる。

そして、雰囲気ぶち壊しですが寺の門前には立派な片側2車線道路が通っています。道路ができたことにより観光客が押し寄せるようになったようだ。

祁連へ戻る

11:00頃、阿柔大寺の入り口に戻ってきた。ここでタクシーかバスが通るのを待つ。少なくとも昼ぐらいから門源や張掖方面からのバスが通り始めるので1時間待てば何とかなるだろう。

11:43頃、民楽→祁連のバスが通りがかり手を振って止める。念のため祁連までいくらか聞いて7元なので乗車。

12:10頃、祁連の県城へ到着。とりあえず中国農業銀行前のタクシー集結場所に戻る。タクシーと白タクの両方が待機中である。

乾拌麺

ちょうど昼時なので昨日のイスラム食堂で乾拌麺(10元/約170円)を食べる。

牛心山

食後は昨日に続き県城の南にある牛心山へ向かう。昨日通った道を進んでいく。天気は晴れで牛心山の山麓からは祁連の街が一望できる。

そして、牛心山の山麓では大規模な建設工事が行われている。おそらく牛心山の游客中心とか建設しているのだろう。来年あたりに完成して入場料を取るのだろうな。

道は途中で泥流の跡に変わり沢を登っていく。

かなり進んでくると羊の放牧に遭遇する。

更に登って行くと遠くの菜の花畑が見えてくる。

牛心山に近づいてきた。山頂にはまだ雪が残っている。

更に登り標高約3150mまで来ると祁連の街と卓爾山(卓尔山)が一望できる。

牛心山にかなり近づいて標高約3200mまで登ってきたが、これ以上は道がないので登るのは難しそうなので諦めることにする。

14:30頃、牛心山の山麓で放牧中の羊を見ながら休憩。近くで工事をしているのだが、どうも展望台を建設している様子だ。この羊達の放牧地も観光開発され観光客が押し寄せるようになるのだろう。きっと痰吐きの音で賑やかになるだろうな。開発が完了する前に来てよかったかもしれない。

山を下り祁連の街へと戻る。街に戻ってくると、こんな感じのハエがブンブン飛んでいるゴミ捨て場が・・・。祁連の街はハエが多くお世辞にも衛生環境は良くない。

おまけにマンホールの蓋は無いし。日本なら役所に苦情殺到のレベルだ。でも、これが中国では標準仕様のようだ。

乾拌麺

食堂を探しながら公安局の前を通るが特に呼び止められることもなし。夕飯は別のイスラム食堂で乾拌麺(10元/約170円)を食べる。今回は具材が多く青菜とキャベツの漬物が付いている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 25元
バス 50元 祁連→西海
バス 7元 阿柔大寺→祁連
タクシー 7元 祁連→阿柔大寺
阿柔大寺 20元
合計 109元

卓爾山

07:10頃、招待所を出て卓爾山(卓尔山)へ向かう。今回は卓爾山の西側から入り東へ抜けるルートでいく。街の西へ歩いて行くはバスターミナルから300mくらい西にある玉林商務賓館は渉外賓館の看板が出ており外国人OKのホテルだ。渉外賓館の看板が確認できたホテルは祁連賓館と玉林商務賓館の2軒だけだ。探せば他にもあるだろう。

まずは祁連の街の西から卓爾山への道を歩いていく。まだ朝早いのに既に観光バスが次々と卓爾山へと走っていく。観光バスが走っていなければ静かな田舎の道なのだが・・・。これは嫌な予感がするな。

08:00頃、卓爾山西麓の入口になる麻拉河游客中心に到着。駐車場には既に多数の観光バスと自家用車が・・・。これは中国の有名観光地へ仲間入り確定だな。

入場料は60元、観光バスは20元。60元は高いだろ!車はいらないので入場券のみ購入。

景区の簡単な地図が出ていたが、卓爾山頂上を経由して東麓へ抜けられそうだ。歩いて卓爾山の頂上へ向かう。金持ち中国人観光客たちはバス乗り場に一列にお行儀良く並んでいる。いや、並ばされているのかな?係員が頑張って整理しているし。

頂上への道を歩いていくが徒歩で向かうのは自分一人だけ。中国人観光客は観光バスで頂上へ向かう。

08:21頃、単車の公安に呼び止められる。「道から外れるな」「景点以外行くな」と言われる。「真っ直ぐ行けばいいんでしょ」「他は興味ないから」「行っていい?」と言ったら「行っていいよ」になった。特にどこから来たかは質問されず。卓爾山周辺には見られては都合が悪い何かが隠されているのだろうか?それとも単に畑を踏み荒らされたくないからか?

再び上り坂を進んでいくが徒歩の観光客とすれ違ったのは1人だけ。公安のパトカーは3台もすれ違う。徒歩の観光客は少ないので目立つようだな。

08:40頃、標高約2970mの卓爾山風景区の入口に到着。2回目の入場券確認があり、再び上り坂を登っていく。

金持ちの中国人観光客はバスで次々と頂上へ向かうが徒歩だと祁連山脈の山々をゆっくりと見物できる。

この辺りが卓爾山の丹霞地形なのだが張掖の丹霞地形と比べると規模はかなり小さい。

千兵崖(烽火台)

09:15頃、標高約3100mの千兵崖(烽火台)に到着。千兵崖(烽火台)の土台の高さは9.3mあり、古代の軍事上の連絡手段のひとつである。敵軍が昼間に進入した際は煙、夜間は火による明かりで敵軍の進入を知らせた。この烽火台は西夏王国の烽火台址に復元されたものである。西夏滅亡後は李睍は祁連にまで落ち延び、この地に4つの烽火台を建設し、これはそのうちの一つである。

この千兵崖(烽火台)は観光客で大混雑しており登るのに時間がかかるが眺めはよい。卓爾山の北側の山々が一望できる。眺めはよいが人口密度高過ぎなので退散する。

卓爾山の頂上からは南にある牛心山が一望でき観光客で賑わっている。

こういった観光地だと記念撮影している観光客が多い。

頂上付近にはチョルテンもあり、ここも賑わっている。やかましいとも言うが・・・。

チョルテンからは眼下に祁連の街が広がっている。

卓爾山の頂上にはいくつか展望台になっている部分があり、南の牛心山が一望できる。

天気がよいので頂上付近の残雪も確認できる。

卓爾山東麓には拉洞台村の菜の花畑が広がっている。

卓爾山は丹霞地形でチベット語で「ゾンムマユマ(宗姆瑪釉瑪)」と呼び、美しい赤い皇后の意味を持つ。伝説では仙女の宗姆瑪釉瑪が祁連を訪れ美しい風景の魅了され、更に山の神である阿咪東索を愛するが、龍王の怒りに触れ宗姆瑪釉瑪は卓爾山、阿咪東索は牛心山になり祁連を見守っている。まあ、祁連には色々と伝説が残っているようだ。

卓爾山からの眺めは良いのだが、とにかく日差しが強い。日陰を探してしばし休憩。昼頃になると観光客がかなり減ってきた。昼食か次の目的地へ移動のようだ。

12:35頃、卓爾山風景区の入口に戻ってきた。ちょうど入口の所から牛心山が見えるので撮影によいと思い撮影する。

しかし、1分もすると誰も興味を示していなかった場所が中国人の撮影ポイントと化す。
何で邪魔すんねん!

卓爾山東麓を下りながら拉洞台村の菜の花畑を見物していく。

拉洞台村から卓爾山を見ると山というより丘に見える。

13:30頃、卓爾山東麓にある拉洞台游客中心に到着。

菜の花畑を見物しながらのんびり坂を下っていく。14:20頃、省道304号の近くまでやってきた。ここでしばらく休憩。14:40頃、省道304号に沿って祁連の県城へ向かう。

途中、祁連県人民政府の前を通過。政府の建物の裏は卓爾山になる。

中国はテストの結果が貼り出される

続いてテストの成績が貼り出されているのを発見。中国では学校のテストの成績が貼り出され公開されるようだ。でも、上位の優秀者の成績だけのようだ。日本だと成績表の流失とかが問題になったりするが、中国では公共の場で公開されるので流失とかは関係ないようだ。15:30頃、招待所に戻る。

夕飯はイスラム食堂で乾拌麺(10元/約170円)を食べる。このところ乾拌麺ばかり食べているが、夏の時期は牛肉麺は控えめになる。熱いスープの牛肉麺は暑い夏には・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11元
卓爾山 60元
合計 71元

祁連→西海

08:00頃、招待所をチェックアウトして隣のバスターミナルへ移動。今日は西寧へ戻るが、そのまま西寧行きのバスに乗車するのではつまらないので西海経由で西寧を目指す。

バスは08:30発、祁連→西海で運賃50元、距離211kmになる。

08:15頃、バスに乗車して発車を待つ。席は自由で早い物勝ちで幸い最前列の席を確保。

5分遅れの08:35頃、バスが発車する。39人乗りで乗車率は9割程度で少し空席があるが途中で客を拾うから満席になるだろう。08:45頃、祁連の街中で客待ち停車。08:52頃、ようやく発車。祁連の街を出て牛心山西麓の省道204号を南東へと走る。

09:39頃、標高4120mある峠の大冬樹山垭口を通過。峠を越えると目の前には草原が広がる。

09:50頃、標高約3790mの草原で10分ほどトイレ休憩。

トイレの向かい側にはチベット人の売店があり観光客で賑わっている。

再びバスが走り始めるが大草原の中ではヤク優先の交通ルールになる。さすがの中国人でも車をヤクにぶつけたくないようだ。

夏の観光シーズンはチャリダーたちも各地で出没している。隊列を組んで西寧方面や祁連方面を目指す。

バスがひたすら西海へ向けて大草原を爆走していく。地平線近くに山が見えるが、それ以外は全て大草原が広がっている。

草原にはチベット人たちが放牧をしており草原の中にテントが点在している。10:37頃、標高約3400mの默勒鎮で2回目のトイレ休憩で10分ほど停車。

10:50頃、西海→祁連のバスとすれ違う。そして、ヤクの道路横断に遭遇。

11:20頃、熱水鎮を通過。土田舎なのに信号機のある交差点が1つある。12:10頃、料金所を通過して国道315号に入る。

そして、ヤクの道路横断だ。12:30頃、西寧→天俊のバスとすれ違う。

西海鎮

12:50頃、西海のバスターミナルに到着。バスターミナルの名称は原子城汽車客運站。知っている人は知っているが西海鎮は核兵器開発施設があった場所である。なので、西海鎮は原子城とも呼ばれている。西海鎮郊外にある核施設は核開発の役目を終え観光地として有料で開放されている。街の中には原子城紀念館が無料で開放されているのだが大人の事情で外国人お断りになっている。外国人には見られては都合の悪い内容のようだ。

今回は西寧へ行く途中なので、そのまま西寧行きチケットを購入。13:00発のバスで西海→西寧の運賃は25元、距離は104km。

バスに乗車して発車を待つ。4分遅れの13:04にバスが発車する。

15:25頃、西寧駅前のバスターミナルの西寧汽車客運中心に到着。

青海恒裕国際青年旅舍

予約しておいたユースホステルの青海恒裕国際青年旅舍(青海恒裕国际青年旅舍/Qinghai Hengyu International Youth Hostel)に到着。1泊50元(会員料金)で2泊する。既に予約時に10元支払っており残金90元を払おうとするが何故か80元になる。90元ではないかと確認したが謎の割引で残金は80元になり支払う。

部屋はチベット風10人ドミトリーで雰囲気は良好。

16:15頃、7路のバスでバスターミナルの南川西路客運站へ向かう。運賃は1元。

16:50頃、南川西路客運站に到着。自動券売機が導入されていたが二代身分証がなければ購入不可。外人使用不可なので窓口へ。明後日の09:00発、西寧→班瑪のバスチケットを購入。運賃は180.5元で結構高い。

17:00頃、32路のバスで西寧の中心街になる大十字へ移動。以前に利用したことのある大十字の理髪店で坊主にする。理髪代は15元、坊主にしたので例の寺へ行く準備は整った。あとは現地で公安の検問があるかだな。

土豆羊肉拌麺

夕飯はイスラム食堂で土豆羊肉拌麺(13元/約221円)を食べる。

ジャガイモ、ピーマン、羊肉が具材で麺に掛けて食べます。

西寧の地ビール

ユースホステルの隣にあるスーパーマーケットで黄河青稞ビール500ml(3元/約51円)を2本購入。西寧の地ビールで原料に麦だけでなく青稞を使っているのが特徴。苦味が少なく飲みやすい。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19元
宿泊費 80元 残金:1泊50元×2
バス 3元 路線バス
バス 25元 西海→西寧
バス 180.5元 西寧→班瑪
理髪 15元
合計 322.5元

西寧駅

昼頃に西寧駅へ行ってみるが標高2200mの高地にある西寧でも夏は暑い。歩いているだけで汗が出てくる。まだ東京や大阪とは違い乾燥しているからマシだな。

西寧駅の巨大駅舎はいつ見ても凄いのだが列車の本数の割には過剰設備のような気も・・・。

今日も乾拌麺

昼食はイスラム食堂で乾拌麺(10元/約170円)を食べる。

ユースホステルへ戻る途中で饃を購入。ユースホステルで饃を食べながら地ビールの黄河青稞ビールを飲む。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19.6元
合計 19.6元

青海省ダライ・ラマの故郷へ潜入

チベット文化圏旅行記2016

大雨で遅れ

05:30頃、目が覚める。中衛を過ぎた所で蘭州まで約200kmの場所まで来たが列車が停車したまま動かない。この先の大雨で足止めを喰らっていた。既に2時間の遅れが発生しているようだ。06:00頃、列車が動き始める。天気の悪い中を列車が走るが遅れを取り戻すことは出来ないだろう。

12:30頃、軍用トラックなどの輸送列車に遭遇。

黄河を渡り蘭州が近づいてきた。

13:00頃、蘭州駅に到着。ほぼ全ての乗客が下車して、自分一人で1両占領となる。乗務員の会話から前後の車両の乗客を合わせ蘭州西まで乗客3人のみのようだ。全体だともう少しいるのだろうな。

蘭州駅での停車中にネットで高速鉄道の蘭州西→西寧の切符を購入しようとしたが西寧行きは夜の列車にならないと切符がない。こういう場合は途中までの切符を購入して車内精算に持ち込むしかない。ということで西寧の一駅手前の楽都南までの切符を購入。列車に大きな遅れが発生すると乗り換えが難しく切符購入のタイミングが難しい。

蘭州西駅

13:30に蘭州駅を発車して、13:49、250分遅れに蘭州西駅に到着。

電光掲示板に250分遅れと表示されているが4時間10分も遅れるとは・・・。

まずは切符売場へ移動して楽都南までの切符を受け取る。しかし、最新の高速鉄道対応の駅舎なのに窓口に群れが・・・。甘粛省の省都である蘭州の最新駅でなぜ一列に並んでいないのだ?最新設備なのに利用客はおサルさんが多い。

蘭州西駅の待合室は巨大の一言である。まだ駅舎の本格運用に入っておらず列車の本数が少ないので利用客が少なく空いている。

蘭州西→西寧

今回乗車するのは蘭州西→西寧のD2735次である。購入してある切符は蘭州西→楽都南、席が二等座で運賃40.5元だ。楽都南→西寧は車内精算して、終点の西寧まで乗り鉄という作戦だ。

14:53に改札が始まる。ホームへ向かうが何故か皆混雑しているエスカレーターへ進んでいく。階段の方が空いているのにどういうことだ?ホームでは既に列車が待機中である。

今回はCRH5Gでの編成で最高速度250km/hだ。

車内は2635次の出稼ぎ列車とは別世界だ。定刻通り15:08に扉が閉まり発車したと思ったら動かないぞ。7分遅れの15:15に発車する。

202km/hまで速度を出すが250Km/hは出さず。蘭新鉄路第二双線は250km/hまでの対応なのだが?

車内精算で西寧へ

16:00頃、ぼちぼち車内精算の補票をしようと思い端末を持った乗務員を探す。ちょうど乗務員の兄ちゃんが補票をしているのを見つけて声をかける。楽都南→西寧まで19.5元になる。車内精算なので内訳は運賃17.5元、手続費2元となる。これで西寧まで行けるようになり無事に補票作戦成功である。

楽都南駅を過ぎると最高速度を217km/hまで上げてきた。それでも、CRH5G本来の性能は最高速度250km/hなのでまだ余力がある。消化不良だな。

西寧駅

16:39に遅れて西寧駅に到着。地下通路を通り駅の路線バスターミナルへ移動。

バス停はこんな感じで乗車バトル中。お約束の展開だな。

なぜ一列に並べない?

17:00頃、36路のバスに乗車、運賃は1元。

河湟記憶青年旅舍

17:25頃、Qunar.comで予約しておいた河湟記憶青年旅舍(河湟记忆青年旅舍)に到着。外人OK宿ということであるがチベット関連で大人の事情を抱える西寧は公安が厳しくて本当に外人OKかは分からない。とりあえず大師兄と呼ばれている老板にパスポートを渡すとPCに情報入力し始める。外人OKであったが公安が厳しいので情報入力に時間が掛かる。やはり外人を泊める場合は公安に色々と言われているのだろう。

今回の部屋は1泊35元の8人ドミトリーに4泊する。8人野郎ドミで部屋の鍵はない。ドミトリーは狭いが各ベッドに照明とコンセントありだ。それと小型ロッカーもあり、Wi-Fiも使用可能だ。共用のトイレ・シャワーは特に問題なし。トイレの水はちゃんと流れるし、シャワーは熱いお湯がしっかり出る。予想以上に良さそうだ。

西寧の本屋

85路のバスで西寧の中心街になる大十字へ向かう。五中と西門のバス停が西寧の中心街になる。西寧書城へ行ってみるがロンリープラネット青海は古いのしか置いていない。

新華書店は19:00で閉店になっていた。明日出直すか。

白菜羊肉拌麺

夕飯はイスラム食堂で白菜羊肉拌麺(13元/約221円)を食べる。お馴染みの中華版スパゲッティだが今回の店は無料で麺大盛りOKである。貧乏人にはありがたい。今回は麺と具材が別々で出てきた。

麺に白菜と羊肉の炒め物を掛けておいしく頂きます。

牛肉拉麺

バスで宿近くまで戻るがまた腹が減ってきた。宿の近くのイスラム食堂で牛肉拉麺(7元/約119円)を2回めの夕飯で食べる。定番の麺料理だが牛肉入ってないよ!いや、牛肉のかけらが数個あった。インフレで牛肉減らさないと7元でやっていけないようだ。これなら牛肉無しでいいのでは?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
宿泊費 140元 1泊35元×4
鉄道 40.5元 二等座 蘭州西→楽都南
鉄道 19.5元 無座 楽都南→西寧
バス 3元 路線バス
合計 223元

ロンリープラネット青海

朝から雨で完全に遠出不可能。午前中に85路のバスで西寧の中心街になる大十字へ向かう。運賃1元で五中のバス停で下車。

昨日は閉店で入れなかった新華書店へ。ロンリープラネット青海は6月に発行された2016年版が置いてあった。新華書店は定価で店員の態度が悪いので本当は買いたくないのだが、アマゾン中国だと定価より安く買えるが北京からの発送だったので西寧まで4日かかるので今回は仕方なく新華書店で購入。

ロンリープラネット青海(59元/約1003円)は購入できたが相変わらず接客は・・・。小売業で書籍販売をしているというより愚民どもに教養を持たせるために販売してやっているいう感じだ。おまけに外は雨が降っているのに袋とかカバーは無しで書籍をそのままお持ち帰りである。この本屋はよく潰れないなと思ってしまう。雨降っているので85路のバスで速やかに帰る。

炮仗麺

昼食はイスラム食堂で炮仗麺(12元/約204円)を食べる。青海省の名物麺料理で、炮仗は爆竹を意味して短めの麺を爆竹に例えている。スープ無しの麺に煮込んだ数種類の野菜が載っている。

八一路客運站

夕方に八一路客運站にやって来た。西寧駅前に新バスターミナルの西寧汽車客運中心が出来たので去年と比べるとかなり空いている感じだ。運行するバスの本数も変わってしまったので時刻表がなくなっていた。バスターミナル近くのスーパーマーケットで食料を調達。列車やバスでの非常食として飴を多めに購入しておく。

牛肉麺

夕飯はイスラム食堂で牛肉麺(7元/約119円)を食べる。定番の麺料理だが牛肉のかけらが数個あるだけ。スープは清湯で透き通っている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 39.8元
バス 2元 路線バス
書籍 59元 ロンリープラネット青海
合計 100.8元

西寧汽車中心站

08:30頃、36路のバスに乗車して終点の西寧駅へ移動。

09:05頃、西寧駅前広場東の新バスターミナルの西寧汽車中心站に到着。時刻表は電光掲示板で表示されているが撮影困難であった。時刻表はqh.bus365.comで検索可能なので問題は少ないだろう。

玉樹、ゴルムド、祁連、大武、共和、同仁など青海省各地へのバスから蘭州、西安、許昌など省外への長距離バスも多数運行されている。青海湖への旅游バスもある。

窓口は長蛇の列で1時間コースで並ぶつもりでないといけない。当日のチケット購入は自殺行為なので、遅くても前日にはチケット購入をしないと行けない。自動券売機だと1週間先まで購入可能なので窓口も同様と思われる。券売機は糞なのでパスポートには未対応なので外人は利用不可。09:45頃、明後日の祁連行きチケットを購入。購入時は身分証必要なし、バスは08:15発、運賃は58元。

西寧→大通

そのまま駅前広場西の公交汽車站で大通行きバスに乗車。隣にはダライ・ラマの故郷である平安行きバスも停車中。10:00頃、大通行きバスが発車、運賃は6元。

11:45頃、大通の中心街で下車する。大通を訪れた場合、普通は街のすぐ東の老爺山を登るのだが、自分は老爺山へ行かず西へと歩く。

今日の目的地は明長城遺址になる。街も中心にも標識はあるので実際に長城は存在しているのだろう。

明長城遺址公園

町外れの線路を越えると牌坊が見えてきた。ここが明長城遺址公園になり山の上を目指す。

山を途中まで登ると老爺山と建設バブル真っ最中の大通の街が一望できる。

12:40頃、山腹に土塁が見えてきた。これが明長城遺址ー大通段になる。

青海省にも明代の万里の長城が現存しているのだ。西寧近郊の万里の長城は明代中頃の嘉靖25年(1546)に建設が始まり西寧兵備副使の王継芳、周京などの官吏が建設の指揮をし、隆慶元年、隆慶6年、万暦元年、万暦2年、万暦24年(1596)に大規模な工事が行われ51年間掛けて西寧近郊の万里の長城が完成する。

その後、西寧近郊の万里の長城は清代に2度修復工事が行われている。「西寧府新志・建置」によれば雍正10年、乾隆10年に修復されている。万里の長城は清代には放棄されたと思っていたが、青海省では西寧防衛に必要だったようだ。

現在残っている明長城遺址ー大通段は明代の万里の長城で最も標高の高い所に位置しており、50.245kmが現存している。

万里の長城は文化財保護の観点から周辺に柵が設けられ立入禁止になっている部分が多くなっている。ここも柵があるのだが一部にまだ柵がない所があり抜け道になっている。ただ柵のない部分も塞がれるのは時間の問題だ。

山の上を通る万里の長城は観光用に整備されておらず明代の姿を留めている。

山の上に伸びる万里の長城は遠くに伸びており絶景とも言える。13:30頃、雨が降ってきたので明長城を離れる。14:10頃、老爺山までやってきた。入口のすぐ近くに大通→西寧のバス乗り場がある。ただ新バスターミナルが建設中らしく今後移転の可能性ありだ。14:15頃、西寧行きバスが発車、運賃は6元。15:45頃、西寧駅近くで全員降ろされる。

茄子炒肉蓋麺

夕飯は近くの麺屋へ。

茄子炒肉蓋麺(14元/約238円)を注文。麺の上にナスと牛肉の炒め物が載っている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14元
バス 2元 路線バス
バス 6元 西寧→大通
バス 6元 大通→西寧
合計 28元

西寧→平安

今日の西寧は朝から天気は晴れで遠出にはちょうど良さそうだ。宿を出て15分ほど歩くと八一路客運站に着く。途中おっさんやオバハンが道端で唾を吐いている。いつもの光景であるが西寧は女性の痰吐きや唾吐きに遭遇する確率が北京や上海と違い格段に高い。青海省の省都であってもおサルさんが大量に生息しているようだ。本来は文明国である中国がこのような野生の王国のはずはないのだが・・・。

07:30頃、八一路客運站の交差点から平安行きのバスに乗車。西寧-平安のバスはこの交差点が起点だったのだが西寧駅前に西寧汽車中心站が出来た影響で西寧駅前の公交汽車站が出発地点に変更となり、八一路客運站の交差点は途中の乗り場になっていた。平安までの運賃は5元でバスはノロノロ運転で客を乗せながら平安へと向かう。平安と言えばチベットの非常に徳の高い高僧の生まれ故郷だ。

08:35頃、平安に到着。平安驛駅前で降ろされる。駅前広場の中国銀行前から石灰窯(石灰窑)行きのバスが出ていたのだが、西寧行きバスの出発点に変わっている。石灰窯(石灰窑)から戻ってきたバスが駅前で客を降ろしているのは確認できたが乗車地点が見つからない。(帰ってきてから道路向かいになっていたことが判明)

周辺を歩いて探すが見つからないので、西寧方向へ歩いて戻り高速の入口付近で待っていると石灰窯(石灰窑)行きのバスが来た。10:00頃、石灰窯(石灰窑)行きのバスに乗車、紅崖村路口まで運賃は5元に値上がっていた。

ダライ・ラマ生家

11:00頃、標高約2600mの紅崖村路口で下車して橋を渡り坂道を上っていく。バスは更に奥の下河灘へと走っていった。

去年、地元民が通っていた抜け道からタクツェル(紅崖村)へ向かう。

急カーブの所からそのまま崖の方へ歩いて行く。

ここから細い地元民用の道があるので登っていく。

道を踏み外すとあの世行きなので要注意だ。

ひたすら登っていきます。

登っているとこういった景色が見られる。
山の中で遠くにチョルテンが見える。

11:30頃、抜け道から道路へ出る。抜け道は道路を歩くより10分は短縮できていると思う。

道路を歩くこと数分でダライ・ラマの故郷タクツェル(紅崖村)が見えてきた。11:40頃、標高約2800mのダライ・ラマ生家に到着。言わずと知れたチベット仏教最高指導者であるダライ・ラマ14世の生誕地である。土田舎の村なのだが電柱には何故か監視カメラが・・・。

過去2回訪れた時は門が堅く閉ざされていたのだが今回は何と門が開いているではないか!これは好機到来と考え中へ入る。

1回目訪問:青海省チベット文化圏旅行記2014夏4

2回目訪問:シルクロード旅行記2015その1

内部は家というよりチベット仏教の寺院といった感じだ。

これなんか個人宅というより完全に寺ではないか!

立派なマニ車もあります。奥の本殿からおっちゃんが出てきたので見物できるか聞いてみたらダメだった。「警察来的时候太麻烦」(警察来た時厄介)というので退散する。

やはり非開放区なのか?ダライ・ラマの故郷だから大人の事情で外国人には来てほしくないのか?その割にはダライ・ラマ生家は原型を留めないほど立派に改装されているようだが・・・。まあ、分かるように村の入口に外人お断りの看板でも立てといて欲しいな。

そういえば、あのおっちゃんはダライ・ラマ生家の鍵を持っていたという事は隣に住むダライ・ラマの甥の家族という事かな?

参考記事:ダライ・ラマ14世の生家を当局が「改修」、原形とどめず

このまま帰るのも勿体ないので裏からダライ・ラマ生家を見物。隣がダライ・ラマの甥の家になる。

これはタクツェルから見える風景。天気が良いと青空が広がっている。

11:55頃、標高約2800mのタクツェル(紅崖村)を出る。

再び地元民用の道を通り道を下っていく。

12:30頃、標高約2600mの紅崖村路口に戻ってきた。ちょうど遠くでバスのクラクションが鳴るのが聞こえたので、もうじき平安へ戻るバスが来るようだ。

1分ぐらいするとバスが来たので乗車する。平安までの運賃は5元。13:35頃、平安に戻ってきた。終点の平安驛駅前で降ろされるが、ここで新事実が判明。石灰窯(石灰窑)行きのバスを降りると、その場で新たな乗客が乗車している。そう今までの終点がそのまま出発地点になっていたのだ。要するに今まで駅前の中国銀行の前が出発地点だったのが、道路向かいの平安区中医医院の前になっていただけであった。

これが以前の出発地点の中国銀行前。西寧行きバスの出発点に変わっている。

こちらが中国銀行の道路向かいの平安区中医医院。

こんな感じでバスが待機中であった。灯台下暗しであった。

西葫芦炒肉蓋麺

遅めの昼食で駅前のイスラム食堂で西葫芦炒肉蓋麺(10元/約170円)を食べる。

道路陥没

14:15頃、西寧行きバスに乗車、運賃は5元。15:15頃、八一路客運站で下車する。宿へ戻る途中で道路が陥没しているところがあった。中国では道路陥没はよく見かけるが周囲を封鎖するとかはしない。一応カラーコーンみたいなのを置いているが、これではあまり意味は無いな。

擀拌麺

夕飯は近くの蘭州拉麺の店で擀拌麺(10元/約170円)を食べる。中華版スパゲッティで野菜と牛肉の炒め物が載っている。

擀拌麺を食べているとイベント発生。今日はいつものガキが小便とかの奴ではない。中国人の兄ちゃん2人組がイスラム教徒の蘭州拉麺の店で猪肉麺を注文している。猪肉麺と言っても猪ではない。中国語で猪肉は豚肉のことだ!

イスラム教ではブタは不浄の動物で禁忌とされている。当然ながら蘭州拉麺の店で豚肉は扱っていない。なのに、豚肉拉麺を注文とはアラーもビックリであろう。中国ではイスラム教がアルコールと豚肉は禁止というのは教えられていないようだ。これでは民族宗教問題が燻ぶるわけだ。中国人の兄ちゃん2人組が店から出て行くと店のおばちゃんたちは文句を言っていた。中国にISが侵入すると真っ先にこの手の中国人が血祭りにあげられそうだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
バス 5元 西寧→平安
バス 5元 平安→西寧
バス 5元 平安→紅崖村路口
バス 5元 紅崖村路口→平安
合計 40元

モンゴル旅行記 国際列車でモンゴルから中国へ

モンゴル旅行記2016

ウランバートル駅

07:00頃、ゲストハウスのDanista Nomadsをチェックアウトしてウランバートル駅へ向かう。07:25頃、ウランバートル駅に到着。

ホームに列車が停車していたが、これは回送列車。

行先票見ても文盲なので解らず。

ホームにはベンチがあり待合室の代わりにもなっている。

こちらは駅舎。

駅舎内部を見物してみるが待合室にシャンデリアがあり豪華だ。待合室の奥には両替所があり既に営業中。切符売場だけでなく、駅舎の方にも両替所がある。レートは銀行より良い。

再びホームへ移動すると回送列車が出て行くところであった。

国際列車でモンゴル→中国

今回は08:30発、ウランバートル(Улаанбаатар)→北京(Пекин)の24列車で集寧南(Жинин)駅まで乗車する。4人コンパートメント寝台(КУПЕ)の9号車29番、運賃216650トゥグリク(約11456円/約722元)になる。

切符には「Jining」と印字されているが実際の停車駅は集寧南駅になる。

07:45頃、ウランバートル→北京の24列車が入線してきた。

食堂車はモンゴルの車両だが・・・。

その後ろに連結されているのは中国側の車両だよ。25Gで窓開けられん!最悪だ!風景の撮影不適だ。(後で気づいたが時刻表や切符にあるKJDが中国、RJDがロシア、MTZがモンゴルの車両を意味していた。)

昨日がモンゴル側の車両だったのだろう。おそらく窓開けられただろうな。高額の切符買ってこれか・・・。やってもうた!国境越えと台車交換しか楽しめん!

とりあえず行先票の撮影。

列車に乗車するが乗車口にはモンゴル側の駅員がおり切符を提示して乗車。車内に中国側乗務員がおり切符を渡す。中国国内とは違い換票証はもらえず。

乗車する車両はYW25Gなのだが普通の硬臥ではない。4人コンパートメント寝台で軟臥に近い仕様だ。同じコンパートメントはカナダ人2人と同室だが、英語ペラペラだが見た目はアジア人だ。

YW25Gだが定員36人というのは珍しいだろう。定員36人はかなり少ない。

コンパートメントにはAC220Vのコンセントが2つある。これで携帯などの充電が可能だ。

発車時間までに車内の設備を確認しておく。洗面台。

給湯器。

トイレは洋式でタンクに溜める方式で停車中も使用可能。

緑のボタンを押せば水が流れます。

あと時刻表もあるがモンゴル時間はサマータイムではない。設備は新しく良いとは思うが窓開けられないのは最大の欠点だな。中国国内仕様でゴミのポイ捨てをさせないためなのだろう。

08:30に定刻通り列車が発車する。08:45頃、寝台のシーツなどが配られる。中国国内のようにシーツなどはセットされておらず、自分で準備をする。

曇りだった天気が雨に変わり窓越しの風景撮影もダメになりつつある。急カーブが連続して最高の撮り鉄になりそうなのだがダメだな。

草原には放牧中の牛や馬たちもいるが、この天気では・・・。天気悪いし一眠りする。13:00頃、目が覚める。雨が止んで青空が見える。地平線まで草原か山だ。

13:00頃、モンゴルの食堂車へ行ってみる。途中で超金持ち専用の定員12名のRW25Gを通過。

メニュー表を一通り見てみるがボーズやホーショールといった定番モンゴル料理がない。で、牛肉の料理(15800トゥグリク)を注文。

実際に出てきたのがこれで牛肉を焼いたやつ。

あとはご飯と野菜。美味しいとは思うのだが値段が高い。ホーショールセット3人分注文できるな。食堂車は利用しなくて良さそうだな。

自分の車両へ戻る途中に軟臥の車両を通るのだが軟臥のコンパートメントは売れ残りがあるようで乗務員たちの世間話に利用されていた。他の硬臥でも乗務員がコンパートメントを利用している。自分の硬臥の方も4人用なのに3人だし国際列車は夏の観光シーズンでも人気はないのか?15:00頃になると青空と草原が地平線まで広がる。

ただ草原が広がるだけだ。

何もせずに外を見ているのではつまらない。コンパートメント寝台にはコンセントがあるのでノートパソコンを起動させて旅行記を作成する。同じコンパートメントのカナダ人2人はノートパソコンで映画見ながら爆笑中!コメディ映画か?

18:30頃、乗務員がモンゴルの出国カードと中国の入国カードと税関申告書を配りにきた。ザミンウードまであと少しのようだ。

ザミンウード駅モンゴル出国

19:45頃、国境のザミンウード駅に到着。ここでモンゴルの機関車と食堂車を切り離しになる。車両脇を迷彩服を来たモンゴルの軍人さんたちが歩いている。

19:55頃、2人の係官がやってきた。こちらは迷彩服ではない。プレートに「IMMIGRATION」とあるので入管職員だ。パスポートを回収していくが、そのうち職員が増えて6人の職員が1両の客車でお仕事中。パスポートを回収して次の車両へ移動していった。

外は軍人さんが巡回中。女性の軍人さんも警備に当たっている。もちろん、いかにも強そうな野郎も警備中。

20:10頃、「CUSTOM」と表記されたプレートをつけた税関職員が出国カードを回収。荷物を確認して中身は見ずに終了。
20:15頃、今度は肩に階級章を付けた兄ちゃんがやってきた。警察かな?
こちらも荷物を確認するが中身は見ずに終了。
20:40頃、車両が少し動いたので機関車の交換が完了したのだろう。

20:50頃、出国スタンプの押されたパスポートが返ってきた。あとは中国エレンホトへ移動だがなかなか発車しない。携帯の電源入れてみるとチャイナユニコムのGSMがアンテナ1本だが使える状態になっている。ウランバートルへ移動したときは列車内では圏外であったが、今回は使える状態だ。
21:33頃、列車が発車する。

モンゴル旅行終了

今回は初モンゴルでウランバートルだけであったが総括するとモンゴル旅行はおすすめだ。
良い点、悪い点に分けるとこんな感じだ

嬉しいモンゴル

  • 全体的にマナー良好で精神衛生上安心
  • モンゴル料理美味い!
  • ビール美味い!安い!
  • 野郎は朝青龍に見えてしまう
  • ゴミのポイ捨て少ない
  • ウランバートル市内でもゲルの住居がある
  • 首都でも青空と草原がある

残念モンゴル

  • 一部で唾吐きがあったが西成よりはマシ
  • マンホールの蓋がなかったりする
  • 雨降るとそこら中が水たまり
  • 英語表記少ない
  • 路線バス難易度高い
  • 歩行者の赤信号無視がちらほら
  • 西成でもよく見かけるが飲兵衛のおっさんが道端で寝ている

何といっても精神衛生上安心して旅行できる点が大きいだろう。

エレンホトから中国入国

ここからはモンゴル時間(サマータイム)から1時間遅れの中国時間へ切り替える。
東京、ウランバートルが12:00の時、北京が11:00ということになる。

20:52(モンゴル時間21:52)にエレンホト駅に到着。外は武警でいっぱいだよ。
20:57頃、まず検疫で体温測定から始まり、立て続けに税関職員の税関申告書回収、検疫官の質問、21:00に武警がパスポート回収。武警に行き先を聞かれるだけで荷物検査はなし。この時カナダ人2人組が中国語が少し話せることが判明。中国系カナダ人かなと思っていたがやっぱりそうだった。でも、中国でよく感じるオーラが全く無かったので、かなり前の世代に移住のようだ。

21:28に武警が多数乗車してきて担当車両へ移動。パスポート返却のようだ。
21:30頃、パスポート返却、エレンホトの入国スタンプが押され中国入国。入国審査は厳しくなく荷物検査すら無く行き先を聞かれただけであった。モンゴル出国の方が検査は厳しいな。

無事中国入国で一安心。カナダ人2人組も少し中国語が話せるということで中国語で会話。去年は日本へ行ったそうで、パスポートのスタンプ見せてもらったら大阪から入って福岡から出ていた。

21:33に台車交換で移動。モンゴルと中国は線路の幅が違うのでエレンホトで台車交換が必要になり乗客はそのまま缶詰だ。車庫を何度も行ったり来たりして車両を切り離していく。そして、ジャッキアップされた客車が見えてくる。

客車の下を台車が移動していく。乗客は缶詰で乗車したままだ。

22:00頃、イベント発生。欧米人の兄ちゃんたちが乗務員にトイレ使わせるように言っている。1人緊急事態のようだ。タンク式トイレの25Gは台車交換中は照明のみの電源になりトイレが使えない。これは便乗して外へ出る絶好の機会と思ったら、乗務員のおっちゃんが黒のゴミ袋を欧米人の兄ちゃんに渡してトイレへ連れて行く。何てこった!そうきたか!仲間の欧米人たちは苦笑いだ。外に出られると思ったが完全に缶詰にして一歩も外へ出さないようだ。

23:00頃、ジャッキアップの音が聞こえなくなり乗客のイビキぐらいしか聞こえなくなった。台車交換が終わり連結する準備に入ったのだろう。
23:30頃、連結作業が始まる。
23:53に客車が連結される。
23:58に連結作業が終わり車庫を出る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15800トゥグリク
合計 15800トゥグリク

エレンホト駅

00:07に再びエレンホト駅に戻ってきた。発車時間は01:20になる。ほとんどの乗客は寝ているが欧米人の一部がホームに降りて撮影中だ。駅の売店も営業しているのでビールを買いに行く乗客もいる。この停車時間中に各客車のケーブルを接続して電源を回復させる。
01:20に定刻通りエレンホトを発車する。集寧南駅まで一眠りだ。集寧南駅で下車なのだが中国の寝台の場合は下車駅が近くなると乗務員が換票証を回収しに来て乗客を叩き起こして換票証を切符に交換して下車できる。寝過ごさないためのシステムがあるのだが、国際列車の場合はそれがない。エレンホトの2つ先が集寧南駅だが、エレンホトを発車してすぐに乗務員が切符を返しに来てシーツなどを回収していった。国際列車は寝過ごす危険性が意外と高そうだ。

集寧南駅

05:00頃に起床する。外は明るくなり始めている。集寧南まであと1時間ほどだ。定刻より8分早く06:00に集寧南駅到着。下車したのは自分を含めて4人で全員外人だ。

ウランバートルからの国際列車とはここでお別れだ。最後に行先票を撮影。

外へ出ると早朝でもボリタクや宿の客引きが待ちかまえている。自分は切符売場へ直行するが集寧南駅は切符売場へ入るのにも身分証が必要になっている。

そして、切符売場の外や窓口には列車運休のお知らせが。洪水で運休のようだ。窓口に10分ほど並びフフホト東までの切符を受け取る。

集寧南→フフホト東

続いて切符と身分証の確認、手荷物のX線検査を済ませて待合室へ移動だ。待合室は早朝なので空いている。

早朝なので就寝中というのもある。

今回は10:35発、大同→包頭の6055次で集寧南→フフホト東を乗車する。エアコンなしの非空調列車、席は無座、運賃9.5元になる。もっと早い時間帯にフフホト東やフフホト行きの列車があるのだが、6055次は貴重なエアコンなしの非空調列車で窓が開けられる。おまけに運賃も安い!

集寧南駅では約4時間の待機となるが後ろでおサルさんがでかい音を立ててゴミ箱へ痰を吐いている。今日も中国アクセル全開だ!

10:10頃、改札口に並ぶというか群れになっているので群れの後ろにつく。10:20頃、改札が始まりホームへ移動。

ちょうどHXD3Cに牽引された列車が入線してきた。車両の状態からいかにも旧式車両というのがわかる。型式の確認は乗車バトルのため後で確認だ。

そして、多数の乗客が下車するが乗車バトルの主戦場となった乗降口には誰も並ばず群れができている。乗務員が「先下、后上」と叫ぶが馬の耳に念仏。アクセル全開だ!乗務員がブチ切れて怒鳴り声になりようやくおサルさんたちが言うことを聞くようになる。乗務員の近くにいた自分は後から群れに飛び込んだのに運良く早く乗車できた。

ようやく乗車するが車内は空いていた。席を確保して荷物置き場も確保する。全員座れるほどで乗車バトルの必要性はなかった。全員座れるのになぜ乗客同士で罵りあいをして乗車するのだ?

エアコンなしの非空調列車なので扇風機が現役。もちろん窓も開けられる。定刻通り10:35に発車する。乗客は地元民で車内に平和な時間が流れる。床はゴミだらけだけどね。ついでに開いている窓から器用に痰を吐いている猛者もいる。なかなかの上級者向けの列車だ。11:50頃、車内検札が行われ途中駅から乗車してきた地元民たちが車内精算をしている。文句言いながら嫌々払っているのだが。

13:18頃、フフホト東駅に到着。6055次の行先票。

車両はYZ25Bであった。なかなかお目にかかれない車両だ。

フフホト東駅

フフホト東駅から乗り換えになるので切符売場へ。窓口は空いており10分ほどで切符を受け取る。

13:30頃、切符を受け取り待合室へ。切符と身分証確認、手荷物検査は駅の規模の割に空いており待ち時間なし。待合室が大きいので駅舎の中を鳩が飛んでいる。

フフホト東駅にはマクドナルドが入っている。最近の中国では愛国心とかいう訳の分からない物のためにケンタッキーフライドチキンで営業妨害するのが流行っているらしい。米国への嫌がらせのひとつのようだがフフホト東駅ではマクドナルドが通常通り営業中で金持ちたちがお食事中だ。なぜデモが起きないのだ?駅には不特定多数が大勢集まってくるのでデモや抗議活動の効果覿面だろうに。

フフホト東→蘭州西

これから乗車する列車は15:45発、フフホト東→蘭州西の2635次だ。席は硬座、運賃130.5元になる。この列車は普快なのだが終点が蘭州駅ではなく、蘭州西駅というのが重要になってくる。蘭州西駅は新しくできた高速鉄道駅になるのだが普快の2635次の終点になっている。これは蘭州西駅で高速鉄道への乗り継ぎのために終点となっているのか?

15:05頃、改札口の先頭を陣取る。先頭を陣取ると後ろに荷物が置かれ乗車バトルの準備が始まる。既にホームには2635次が入線しており改札が始まるのを待つだけだ。

15:25頃、改札が始まり一番乗りでホームへ。

まずは行先票の撮影。

客車はYZ25Gで普通だな。

車内はまだ誰もいないがすぐに大混雑かな?定刻通り15:45に列車が発車する。蘭州西駅まで約17時間の乗り鉄になる。乗車率は4割ぐらいだがフフホト駅で満席になるのだろう。

そして、予想通りフフホト駅では人民の大軍が待ち受けていた。しかも並んでいないし。

カオス度急上昇!

金持ちから農民工まであらゆる客層が乗車してくる。銀川を経由して蘭州へ抜ける列車なので短距離から長距離まで幅広く需要があるのだろう。

フフホト駅で満席になり通路に無座の乗客があふれる。

8209次 包頭東→包頭東

17:55頃、包頭東駅に到着。向かい側のホームに時刻表には載っていない通勤列車の8209次、包頭東→包頭東が停車している。おまけにDF4Dが客車を牽引だ。

わずかな停車時間を利用して8209次の行先票を撮影。包頭東から包頭を一周して包頭東へ戻る列車だ。

通勤列車なので一般客は利用不可らしいが交渉次第では乗れるかも?

晩点約590分

思わぬ収穫があり列車に戻る。そして、更に収穫が・・・。広州→包頭のK597次が590分遅れの表示だ。あと10分で10時間遅れか・・・。恐ろしい遅れだ!乱闘騒ぎが起きても不思議がない遅れである。

包頭東、包頭と過ぎていくと下車する乗客が増えて乗車率が下がると思ったが間違えであった。到着する駅ごとに車内の状態が悪くなっていく。ホームには肥料袋とか持った集団がいたりと出稼ぎ列車確定である。

人多すぎである。

車内は無座切符の乗客であふれる。

夕飯時になると車内販売で盒飯が売られているが前の親子が15元の盒飯を購入していたが、ガキの方がこんな感じで残している。中国ではガキの頃から残すことを学習するのでおっさんになってからはもっと豪快に残すようになる。

21:30頃、自分も盒飯(15元/約255円)を食べるが猫の餌ですね。味を楽しむとかでなく、ただ食べるだけである。

食後は一眠りの前にトイレへ行くが既にウンコ山盛り。さすが中国!モンゴルの鉄道とは大違いで上級者向けだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
合計 15元

モンゴル旅行記 鉄道で中国からモンゴル・ウランバートルへ

モンゴル旅行記2016

朝になっても断水

昨日からの断水がまだ続いている。中国は停電、断水が多すぎるよ。エレホト糞、中国糞。

06:50頃、バスターミナルでモンゴル・ザミンウード行きチケットを購入しようとするが、窓口のおばちゃんが「担当がまだ来ていないから10:00から販売開始だよ!」と・・・。出直しか。

トゥグリクの両替をしている中国銀行

08:40頃、バスターミナルから徒歩15分ほどの所にある中国銀行二連浩特市分行にやって来た。エレンホトの中国銀行では人民元からモンゴルの通貨トゥグリクへの両替業務を行っている。

トゥグリクは中国語では「图格里克」「蒙图」と表記される。

土日も営業しているようだ。で、両替しようと並ぶが窓口は2つ開いているだけ、おまけに番号札の発行はないので並ぶしかない。しかし、並んでも割り込まれるので並ぶ意味がほとんどない。

気長に待つのだが窓口ではほとんどの客が札束の預け入れなのだが、引き出しの客には「没有现金」とか言って追い返している。さっき行員の後ろにあるトランクに札束仕舞っていたのに「現金無い」とかどういうことだ?ATMで降ろせということか?それに「没有现金」なんて言ったら取り付け騒ぎを引き起こしそうな気もするが・・・。中国銀行だから大丈夫なのだろう。

ようやく順番が回ってきたが窓口の兄ちゃんは凄い嫌そうに応対。両替したくないらしいようだ。こちらも無理に両替しなくても良いと思い、とりあえず両替レートだけ確認しておく。人民元とトゥグリクの両替レートは100元→28000トゥグリクであった。ネットでは100元で29000-30000トゥグリクとなっていたので、予想より少し低めだな。まあ、このレートを基準に考えよう。09:00頃、中国銀行を出てバスターミナルへ向かう。

国際バスでエレンホト→ザミンウード

09:15頃、バスターミナルに戻ってきた。

とりあえず、窓口を覗いてみると朝閉まっていた5番窓口におばちゃんがいたのでザミンウード(扎门乌德)行きチケットを聞いてみたら購入できた。13:30発車で運賃は50元。

座席の番号が21番だったので09:00頃には窓口が開いていたようだ。10:00から販売開始と言われていたが、5番窓口のおばちゃんが出勤次第販売開始のようだ。ちなみバスターミナル周辺のボリタクだと1人80元だったり、100元だったりバラバラ。

あとは昼まで宿で待機なのだが、まだ断水している。糞だな!11:45頃、ボロ宿をチェックアウトする。5秒でエレンホトのバスターミナルに到着というか同じ建物なので。

待合室はおそらくモンゴル人だけで、モンゴル語しか聞こえない。外には中国ナンバーの国際バスが10台ぐらい待機中。

ザミンウード行きのモンゴルナンバーのバスが6台待機中。モンゴルナンバーのバスは10時台バスターミナルへ入るのを見たので午後に戻るということのようだ。

国際バスの発車時間は13:30なのでしばらく待機になるのだが、断水の影響でバスターミナルで意外なイベントが発生中であった。トイレが閉鎖されて多数の利用客が緊急事態に陥っていた。バスターミナルから数百mの所に公衆トイレがあるのだが、そこまでたどり着けるか?まあ、断水していない隣の区画へ行けば何とかなるだろう。


12:30頃、二連浩特の長距離バス情報を確認しておく。フフホト、集寧、北京へのバスが多いようだ。



国際バスは表示はされていないがザミンウード行きが13:30に運行だが、電光掲示板にはウランバートル(乌兰巴托)行きが表示されている。ウランバートル行きは10:00発、13:00発の2本あり運賃210元だ。今日はウランバートル行きがなかったので毎日ではなさそうだ。

13:20頃、乗車開始で大量の荷物が積み込まれていく。特にモンゴルでは穫れないバナナや果物が箱で積まれていくのが目立つ。ザミンウード行きのバスはモンゴルナンバーでなく中国ナンバーの2台になるが乗車するバスは自由。乗客はほとんどがモンゴル人のようで車内の標準言語はモンゴル語だ。13:34頃、自分が乗ったバスが先に発車する。ようやくエレンホトからザミンウードへ移動である。

13:42頃、イミグレーションの二連浩特口岸に到着。ゲートでバスが停車して武警が乗車してパスポートを確認するが所持しているかの確認だけなので中身の確認は誰も無し。すぐに中国を出国かと思ったらゲートで足止め。隣を国境越えのジープが通過していく。

14:03頃、ようやくバスが動きだしイミグレーションに到着。

荷物を一度全て降ろして全員荷物を持って建物内へ。イミグレーション内は団体客がおり混雑している。列に並び順番を待つが3人前の中国人のおっちゃんが武警に連れられて別室へ。パスポートに問題があったようだ。

自分の番が来て武警にパスポートと出国カードを提出。いつもならすぐにスタンプを押されて出国完了なのだが、今日は写真を何度も見て確認している。とりあえず問題なかったようでスタンプ押されて出国手続き完了。この後はそのまま外に出るか、右へ行って中国側最後のトイレへ行くか、左の免税店かだ。まあ、しばらくトイレへ行かなくても漏らさなくて済みそうなのでそのまま外へ出る。

14:20頃、中国側エレンホトのイミグレーションである二連浩特口岸から出国。外には既に国際バスが待機しており荷物を載せて出発を待つ。

バス以外にもジープ軍団も待機中だ。待機している間にモンゴルナンバーの国際バスが通過していく。バスターミナル以外からもバスが出ている雰囲気が漂う。空車で回送か?中国製品満載か?

14:30頃、バスが発車し中国からモンゴルへ移動。ゲートで武警がバスに乗車してきて全員のパスポートの出国スタンプの確認をする。問題なく確認が終わりバスがモンゴルへと向かう。

モンゴル陸路入国

ここからはモンゴル時間で表記する。中国とモンゴルの時差はモンゴルがサマータイム中なので1時間早い。要するに東京、ウランバートルが12:00の時に北京は11:00ということだ。このサマータイムは2015年から復活している。

2ー3分でモンゴル側ザミンウードのイミグレーションのゲートに到着。モンゴル時間15:37(中国時間14:37)頃、モンゴル到着だがゲートで順番待ち。15:40頃、ゲートを通過してイミグレーションへ。

再び全員荷物を持って建物内へ入るが団体客が先に来ており混雑している。で、まずは入国カードを記入しないといけないのだが入国カードは用意されておらず係官から直接もらい記入する。

列に並び自分の番が来て係官にパスポートと入国カードを提出。入国は問題なしだが係官が斜め前方の部屋を指さしているので部屋へ行くと先客がパスポートを提出して金を払っている。入国税か?で、自分もパスポートを提出すると係官はパスポート確認して、何もなしでそのまま返却。日本人は関係なかったようだ。

続いて税関で荷物のX線検査で係官に呼び止められて、バックパックを開けるがパスポート確認したら荷物確認せずに「行っていいよ!」になる。全検査かと思ったら日本のパスポートだとそのままOKのようだ。

イミグレーションを出ると外ではバスが待機している。そして、出口には両替のおばちゃんがおりレートを確認すると100元→30600トゥグリクということだ。中国銀行よりレートがよいので、とりあえず切符代の確保で200元両替する。
200元→61200トゥグリク

両替を終えてバスへ行くとバスが動き始めたので走って追いつき何とか乗車。危うく置き去りになるところであった。16:05頃、ザミンウードのイミグレーションを出発。

モンゴル・ザミンウード駅

16:15頃、ザミンウード駅に到着。ホームを歩いて駅舎へ向かう。

人の流れを観察しながら歩いていくと人がどんどん入っていく建物がある。切符売場があるのだろうと思い入ると携帯のSIMカードの販売店が入っている。

ロンリープラネット蒙古によれば2Fに切符売場があるという事で2Fへ。人口密度の高い場所があり切符売場に到着。列に並び窓口のおばちゃんにキリル文字と英語でウランバートルと書いたメモを見せると、おばちゃんが電卓たたいて35550トゥグリクと。あと、パスポートとのことで、現金とパスポートを出して16:26頃、ウランバートル行きの切符を何とか購入。

列車番号275、18:15発、ザミンウード→ウランバートル、距離は709km、コンパートメント寝台だ。

発車時間まで1時間半ほどあるので周辺を歩いてみる。まず2Fの切符売場から地下へ行くとATMが3台ある。

続いて駅前周辺を探検。切符売場は正面の駅舎の左隣の黒い建物になる。駅前周辺にはホテル、銀行、スーパーマーケットが入っている。

ホームへ行き列車の行先票を撮影。

先頭の機関車も撮影だが線路内には入れないので横から撮影だ。

17:30頃、駅前のハーン銀行のATMで100000トゥグリク引き出しておく。ATMに銀聯マークが付いていたので中国工商銀行のキャッシュカードで試してみた。中国語表示はなくモンゴル語と英語のみ。ラオスのATMは中国語表示があったな。手数料かかるとかの表示はなかったが後で確認だな。

*翌日確認して以下の内訳になった。
両替金額 333.26元
手数料 12元
345.26元→100000トゥグリク
レートは100元→28963元になる。

ザミンウード→ウランバートル

17:40頃、ザミンウード駅に戻ると乗車が始まっていた。どうやら17:30頃から乗車が始まったようだ。切符には4-35と印字されている4号車35番という意味だろう。

4号車へ行き乗車口で乗務員のおばちゃんに切符を提示、すると切符はここで回収して、35を指さして教えてくれる。やはり4号車35番で合っていた。中国みたいに換票証とかはなく、そのまま乗車して寝台へ。

4人コンパートメント寝台には先客がおり全員モンゴル人だ。モンゴルだから当たり前だな。このまま発車時間まで待機となるがエアコン無いので車内はサウナ状態。発車するまでの辛抱だ。

携帯はザミンウード駅のホームでもチャイナユニコムのGSMならつながっているが列車内では圏外になってしまう。ちょうど電波の届く限界の場所のようだ。これだとホームでも雨が降ったら圏外とかになりそうな気配だ。

定刻通り18:15に発車する。19:00頃、乗務員がお湯とインスタントコーヒーを配っていく。ウェルカムドリンクらしい。

外は地平線まで大草原が広がりイメージ通りのモンゴルだ。

たまに遊牧民のゲルが見えたりする。もちろん放牧中の羊や馬たちが遠くにも見える。

両替
モンゴル側イミグレーション出口のおばちゃん
200元→61200トゥグリク
ATM
345.26元→100000トゥグリク

レートはおばちゃんが100元→30600トゥグリク、ATMが100元→28963元なのでおばちゃんに両替してもらうのが良い。ただし、バスに置き去りにされないよう注意。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 35550トゥグリク 4人用コンパートメント寝台
ザミンウード→ウランバートル
合計 35550トゥグリク

ウランバートル駅到着

06:30頃、起床する。ウランバートル駅まで約80kmの場所までやってきた。とりあえず、まずはトイレへ。モンゴルの列車のトイレは男女別になっているので確認してから入らないといけない。

で、肝心のトイレだが便器は洋式で紙は基本的にないようだ。だが中国よりは状態は良くウンコやり逃げなどせずにマナー良く使用しているようだ。流すときは便器の根本にあるペダルを踏むと便器の底が開いて水が流れ線路へ投下される。

手を洗う洗面台の水は蛇口をひねるのでなく、こんな感じで下から押すと水が出る。この方式の蛇口は初めて遭遇したので最初使い方が分からず2分ぐらい考え込んでしまった。

07:30頃、乗務員のおばちゃんが切符を返却にやってきた。ウランバートルの近くまで来たようだ。続いて07:45頃、枕カバー、シーツなどの回収が始まる。

ウランバートル手前のホンホル(Хонхор)付近は急カーブが連続する撮影ポイントだ。カーブで最後尾車両が見えたりとかなりの急カーブだ。

そして、草原には移動式住居のゲルや放牧中の羊、牛、馬たちが見られる。

モンゴルの鉄道は絶景が見られて凄い。

ウランバートル駅に近づくと草原からビルが見える都市の風景へと変わっていく。

08:55頃、ウランバートル駅に到着。

ホームには蒸気機関車が展示されている。

駅を出てホステルワールドで予約しておいたLG Guesthouseへ向かう。

LG Guesthouse

09:15頃、LG Guesthouseに到着する。

だが表通りに面した入口はレストランの入口も兼ねており朝なのでまだ閉まっている。
「裏に回ってちょ!」と案内が出ていたので。

裏へ回ると外にちょうどゲストハウスのおっちゃんがいたのですんなりと中へ。宿泊客はほとんど欧米人のようだ。

1泊7ドルの6人ドミトリーを予約しておいたのだが4人ドミトリーになる。どうも6人ドミトリーと10人ドミトリーは別の場所にあるようで予約確認書にあった住所に来たのだが間違っていたようだ。

予約確認書には↓の住所。
Bayangol district, Teeverchdiin Street, Ulaanbaatar, Mongolia

そして、E-mailの方には↓の一文が。
Thank you very much for your reservation. We have confirmed your booking at LG which is in front of the State Department Store Building-44, entrance-3, door-24. Please see the map at our website.

LG GuesthouseはState Department Storeの近くにもう一軒あるようだ。まあ、寝床は確保できたので良しとしよう。共用スペースにはテレビもあるので大相撲中継が見られる。

ウランバートル駅

ウランバートル駅の国内列車の切符売場を訪れる。駅舎の隣の建物が切符売場になる。

続いて国際列車の切符売場を訪れるが閉まっていた。昼食か?日曜で休みか?*国際列車の切符売場は駅舎の隣の国内列車の切符売場の建物に統合されていた。1Fが国内、2Fが国際となっていた。

ウランバートル市内散歩

鉄道の後はバスターミナルへ行きバスの調査をしようとするが路線バスの運賃は500トゥグリクや1000トゥグリクで西バスターミナルへ行く37番バスは500トゥグリクなのだが、あいにく小銭がない。買い物して小銭を確保しないといけないな。バスは明日にしてウランバートル市内を散歩してみる。ウランバートルは多くはないがビルがそこそこある。

ハーン銀行にやってきたがATMは使えるが日曜なので窓口は閉まっている。

State Department Storeの前にやってきた。

ゲストハウス近くのGRAND PLAZAにやってきた。ビルには色々な店が入っておりショッピングモールみたいになっている。もちろんスーパーマーケットがある。

モンゴルでの物価調査だがコカ・コーラ500ml 1000トゥグリク、2L 2400トゥグリクになっている。1元=300トゥグリクなので中国よりコカ・コーラが高い。中国だと500ml 2.7~3元、2Lなら6元くらいかな。それでも日本よりは安いかな。とりあえずコカ・コーラ2L(2400トゥグリク/約127円)を購入。モンゴルのコカ・コーラの味は、やはりコカ・コーラの味であった。

ホーショールとツォイワン

夕飯は駅前の食堂へ行く。モンゴル語が読めないのでどの店が食堂かよくわからない。「Restaurant」と表記しているところはレストランだとわかるが高そうな気がするので入れない。その中で見た目で食堂だとわかる所があったので入る。表に料理の写真が出ていると助かる。

で、中国のプラスチック製イスの上級者向け駅前食堂を想像していたのだが、内部は普通の食堂でメニューもあるがモンゴル語や・・・。読めないよ!

とりあえず覚えたばかりの餃子のボーズ(Бууз)を頼むが売り切れで、おばちゃんが勧める奴を注文する。

メニューを見る限り料理は多そうだ。

まず1品目がホーショール(хуушуур)(1000トゥグリク/約52円)で安かったので2個注文。ホーショールは平べったいジャンボ揚げ餃子で中身は羊の肉。ラム肉多いですというか具材はラム肉のみ!中国では一度にこれほどのまとまった肉は食べたことがないぞ!さすがモンゴル!羊は基本ですね!

2品目のツォイワン(цуйван)(3800トゥグリク/約200円)は麺の炒め物だが麺よりうどんに近い。具材は人参とラム肉で、ちゃんと肉が入っている。ここでも羊は基本だ。モンゴル料理凄いぞ!勘定は5800トゥグリク(約303円)で約19.5元になる。中国のモンゴル料理の店だと倍以上の40元、50元はするだろうな。

ゲストハウスに戻るが21:00ぐらいまで外は明るい。ウランバートルの昼間は長い。そして今日一日大苦戦した。モンゴルではモンゴル語が読めないと大苦戦だ。キリル文字全く読めず文盲なので大変だ。

しかし、苦戦はしたがモンゴルでは痰吐きの音を聞かずに一日が終わった。マンホールの蓋がない所はあったけど。モンゴルは凄く期待できそうだ。モンゴル人には「あれと比較するな!」と苦情が来そうだが。それぐらい「あれ」の痰吐きは凄いのだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8200トゥグリク
合計 8200トゥグリク

Gana’s Guest Houseへ移動

06:30頃に起床。ウランバートルの天気は快晴。08:30頃、同じドミの白人さんがチェックアウトしていった。09:00頃、LG Guesthouseをチェックアウト。まだ宿代払っていなかったので久しぶりにチェックアウト時の支払いになる。残金6.16ドルで13600トゥグリク。

次の宿の場所はわかっているので通りを歩いて行く。横断歩道で信号待ちしていると赤信号無視する歩行者が・・・。ちょっと残念な光景だな。

通りを歩いてガンダン寺近くを過ぎる。しばらくすると高台に移動式住居のゲルが見えてきた。

通りから未舗装の坂を登っていく。この先にゲストハウスがあるとは考えにくいけど・・・。

09:35頃、Booking.comで予約しておいたGana’s Guest Houseに到着。一応看板出ているけど、もう少し予算かけた方がいいと思うが・・・。第一印象が肝心ですよ!チェックインは問題なく1泊7ドルで3泊、トゥグリクに換算して1泊14000トゥグリクで合計42000トゥグリク支払う。

あれ?さっきチェックアウトしたLG Guesthouseの為替レート悪いぞ!ボッてるやん!まあ、6人ドミを4人ドミにしてもらっているので文句言えないけど。

さて、部屋の方だが屋上にある遊牧民の移動式住居ゲルになる。めっちゃモンゴルらしい!

ゲルの5人ドミトリーで設備は最低限で照明、共用コンセント2個だ。冬はストーブ使用可になる。エアコン、扇風機なんて物はないがゲルの中は意外にも涼しい。Wi-Fiはゲルの中でも使用可能だ。客層は欧米人がメインのようだ。

共用のトイレ・シャワーはトイレがちょっとショボいが許容範囲内かな。あとウランバートルの水道水はかなり冷たい。長時間手を洗っていると手がかなり冷えてくる。

ハーン銀行で両替

10:00頃、ハーン銀行へ向かう。10:20頃、ハーン銀行に到着。番号札の発券機を見つけるが文盲の自分にはモンゴル語はさっぱり・・・。行員の兄ちゃんに聞いて番号札をもらうが窓口8個全部開いていて40人待ちだよ。ハーン銀行大繁盛だ。気長に待とう。

待っている間にレート表を見つけて確認すると両替レートは100元→30000トゥグリクのようだ。ちなみに日本円は1円→18.91トゥグリクになっていた。ハーン銀行のWEBサイトでも為替レートは確認可能だ。

ようやく自分の順番が回ってきて600元を両替しておく。600元→180000トゥグリク特にパスポートは必要なく書類にローマ字表記の名前と日付と署名を記入して手続自体は3分ほどだ。10:53頃、両替完了

中国行き切符購入

グーグルマップやロンリープラネット蒙古に出ているウランバートル駅の国際列車の切符売場にやって来たが門が閉まっており入れない。まだ昼休みではないはずだが・・・。まさか国内切符売場に引越か?

11:20頃、駅舎の隣にある切符売場へ行ってみるが1Fは時刻表や運賃表を見る限り国内切符だけの取扱のようだ。そして、2Fへ行く客を見かける。怪しいので2Fへ行ってみると、階段登って右側の部屋が切符売り場になっている。

ちょっと覗いてみると国際列車の時刻表がある。2Fが国際列車の切符売場になっていた。どうやら国際列車の切符売場が国内列車の切符売場の2Fに引っ越したようだ。

で、周囲の人の動きを観察すると発券機で番号札を取って順番を待っている。自分も番号札を取り順番を待つ。順番が来て窓口のおばちゃんに、列車番号とモンゴル語、英語、中国語で「ウランバートル→集寧南」と書いた紙を渡して購入を試みる。

モンゴル国鉄のWEBサイトにある時刻表だと24列車は木曜日(Бямба)運行ということだが、おばちゃんがカレンダー指差して金曜(Баасан)にもあることを教えてくれた。おまけに金曜日の午前は北京(Пекин)行きの24列車、午後はフフホト(Хухэхаут)行きの34列車が集寧に停車だよと教えてくれる。

24列車は木曜日が定期運行で金曜日は時刻表にはSummer Time Train。金曜日は夏の臨時列車だな。そうすると臨時列車に乗車しなくては!

ということで2016/07/22の08:30発、ウランバートル(Улаанбаатар)→北京(Пекин)の24列車の切符を中国・集寧南(Жинин)まで購入。距離は1074km、4人コンパートメント寝台(КУПЕ)で運賃216650トゥグリク(約11456円/約722元)になる。ちなみに木曜日の24列車は運賃220000トゥグリクくらいで少し高い。車両が違うのか?

切符は5枚綴りになっており、これは2枚目。

これは3枚目。

これは4枚目で5枚目は注意書きみたいな奴。

国際列車なのでウランバートル(Улаанбаатар)→集寧(Жинин)で運賃216650トゥグリク(約11456円/約722元)は凄く高い!国内列車、国境越えだけ国際列車で乗り継げばかなり安くなるし国境越えだけをバスにすればもう少し安くなる。

列車だけの場合(参考金額で乗り継ぎなどダイヤは考慮していません)
ウランバートル(Улаанбаатар)→ザミンウード(Замын-Үүд) 35550トゥグリク(約1880円/118.5元)
ザミンウード(扎门乌德)→エレンホト(二连浩特) 66元?
エレンホト(二连浩特)→集寧(集宁) 69.5元
合計254元で国際列車の24列車は3倍近く高い!

人民元で考えると722元もあればどの辺りまで行けるかというと。似たようなグレードの4人コンパートメント寝台の軟臥だと
K41次 北京西→敦煌 734.5元
Z307次 北京西→アモイ 640元

グレード落として6人寝台の硬臥だと
T204次 上海→伊寧 728.5元
Z21次 北京西→ラサ 720元

平気で2泊3日の乗り鉄が楽しめます。T204次なんて4000km以上を52時間37分の乗り鉄で上海からカザフスタン国境近くまで行ってしまいます。

チンギスハーン広場

12:10頃、市中心部を循環する37番バスに乗車、運賃500トゥグリク(約26円)だが渋滞にハマる。乗客たちがバス停でない所で次々と途中下車。車内は空になる。12:45頃、チンギスハーン広場に到着。歩いたほうが早かったかも。

チンギスハーン広場はウランバートル中心部にある定番の観光地だ。元々はスフバートル広場と呼ばれていたがチンギスハーン広場に改名された。ウランバートルの空は青空で観光には絶好の機会だ。

ここにチンギス・ハーン像が鎮座している。

モンゴルの英雄チンギス・ハーンですが像の作りも力が入っており立派で威厳を感じさせます。台湾の中正記念堂や忠烈祠みたいに衛兵の交代とかがあれば観光客ウケすると思うのですが。まあ、人が集まり過ぎるより静かな方がいいのかな。

騎兵の像もかっこいいです!

広場の中央にあるのはスフバートル像ですがチンギス・ハーンに比べると小さめだ。

チンギスハーン広場から徒歩でウランバートル駅へ向かう。途中でガソリンスタンドを見かける。

ガソリン1Lでオクタン価95号が1730トゥグリク(約91円)、92号が1530トゥグリク(約81円)となっている。95号がハイオク、92号がレギュラーかな?日本よりガソリンは安いようだ。

ウランバートル駅で両替

14:10頃、再びウランバートル駅にやって来た。

切符売場の1Fにある両替所で人民元を両替する。
両替レートは100元→30400トゥグリク。
300元→91200トゥグリク
銀行より少しだけレートが良く、何と言っても待ち時間なし。銀行で両替するんじゃなかった!

マハとボーズ

両替を終えたので昨日の食堂で遅めの昼食。何かのマハ(Нарийн мах)(4800トゥグリク/約253円)とボーズ(бууз)(600トゥグリク/約31円)を注文。マハ(мах)は肉、ボーズは肉まんの意味を意味する。出てきたのがこれで羊肉の炒め物と人参、キュウリ、ご飯、別注文のボーズが載っかっている。モンゴル版定食?

モンゴルのビール

ゲストハウスから5-10分ほどの所にあるのがMAX MALL。ちょうどGRAND PLAZAの斜め向かいにある。MAX MALLはショッピングモールになっておりキャンプ用品やスポーツ用品の店もある。そして、地下にスーパーマーケットがある。

で、モンゴルに来たからにはビールを購入。ゴールデンゴビ(Алтан Говь)500ml(1820トゥグリク/約96円)はアルコール度数5%。

ニースレル(Нийслэл)500ml(1540トゥグリク/約81円)はアルコール度数5%。

ビール飲んでゲルのドミトリーで寝る。

両替
ハーン銀行
600元→180000トゥグリク
レートは100元→30000トゥグリク

ウランバートル駅切符売場の両替所
300元→91200トゥグリク
レートは100元→30400トゥグリク

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8760トゥグリク
宿泊費 13600トゥグリク LG Guesthouse 1泊7ドルの残金6.16ドル
宿泊費 42000トゥグリク Gana’s Guest House
1泊7ドル×3(14000トゥグリク×3)
鉄道 216650トゥグリク コンパートメント寝台
ウランバートル→集寧
バス 500トゥグリク 路線バス
合計 281510トゥグリク

ウランバートルの朝

今日もウランバートルは朝から青空だ。

Gana’s Guest Houseの隣家はゲルになっている。ウランバートル市内でもゲルで暮らしている住民がそこそこいる。家建てるとなるとお金もかかるし、ゲルなら引っ越しがすぐできたりと便利なのだろう。ゲストハウスは朝食付きで欧米人の宿泊客たちがパン食べている。自分はビスケットだけ食べて、08:45頃に外へ出かける。

ドラゴンバスターミナル

09:00頃、MAX MALL近くのバス停からトロリーバスのT2に乗車する。運賃は300トゥグリクで西バスターミナルのソンギノハイルハンバスターミナル(ドラゴンバスターミナル)へ向かう。

で、乗車したら隣の乗客が地球の歩き方を見ている。日本人旅行者であった。偶然知り合ったM先生はバスターミナルからハラホリン(カラコルム)へ行くそうだ。とりあえずGPSで距離を確認しながら進んでいく。

09:35頃、乗務員のおばちゃんが教えてくれてバスを下車。バスが駐車場に複数停車しているのでバスターミナル近くというのは何となく分かるのだが、英語での案内標識が出ていないので少し手間取る。09:40頃、DRAGON CENTERの隣りにあるソンギノハイルハンバスターミナル(ドラゴンバスターミナル)に到着。建物の屋上に「DRAGON BUS TERMINAL」と看板出ているので何とかわかった。できれば、バス停に英語の標識が出ていると助かるな。

バスターミナル内はこんな感じで結構綺麗です。


バスの運賃・時刻表はA4用紙に印刷されて掲示されていた。



ただし、モンゴル語なので読めないよ!АВТОТЭЭВРИЙН ҮНДЭСНИЙ ТӨВでもバス情報は確認できるというかネットで予約できるようだ。それでもバスの情報は手に入ったのでモンゴル西部へのルートは開けただろう。

モンゴル西部の布尔干(Bulgan)から中国新疆ウイグル自治区の塔克什肯口岸を通りウルムチへ抜けるにはホブド(科布多/Khovd)経由になる。ホブド行きのバスは13:00発、運賃68000トゥグリク、距離は1556kmになる。

M先生はハラホリン行きのチケットを無事購入!ハラホリン(カラコルム)行きは11:00発になる。で、M先生はハラホリンでのゲストハウスの勧誘を受けていた。ドラゴンバスターミナルは旅行客が多いようでゲストハウスの勧誘が多いのだろうか?自分はバスの情報が手に入ったので、ここでM先生とお別れで東バスターミナルのバヤンズルフバスターミナルへ向かう。

バヤンズルフバスターミナル

10:15頃、ドラゴンセンター近くのバス停からT2のトロリーバスに乗車。運賃300トゥグリク、とりあえず終点まで行ってみる。トロリーバスはひたすら東へと進みGRAND PLAZAとMAX MALLを通過して、更にチンギスハーン広場も通過して11:25頃、トロリーバスの終点に到着。ここはウランバートル駅から出ているT4のトロリーバスの終点にもなっていた。

どうもバスターミナルは通りすぎてしまったようで来た道を歩いて戻っていく。800mほど戻るとавтовокзалと表記された看板の出ている建物を発見。東バスターミナルのバヤンズルフバスターミナルに到着。

西バスターミナルのドラゴンバスターミナルと比べるとかなりボロい。おまけにバスターミナルの入口は建物の隅っこにある扉だ。どう考えても外国人はほとんど利用していないというのが予想できる。

一応時刻表と運賃表らしきものは掲示されていた。これが運賃表。

こちらは時刻表。

12:05頃、バスターミナルから西へ200mほど行った所にあるバス停からT4のトロリーバスに乗車。運賃は300トゥグリク、チンギスハーン広場、MAX MALLとGRAND PLAZAを通過して終点のウランバートルで下車。

これでウランバートル市内の移動手段は何となくわかった。大体こんな感じだ。

トロリーバスのT2
西バスターミナルのソンギノハイルハンバスターミナル(ドラゴンバスターミナル)-MAX MALLとGRAND PLAZA-チンギスハーン広場-東バスターミナルのバヤンズルフバスターミナル

トロリーバスのT4
ウランバートル駅-MAX MALLとGRAND PLAZA-チンギスハーン広場-東バスターミナルのバヤンズルフバスターミナル

このトロリーバスの2路線を抑えておけば駅、バスターミナルとチンギスハーン広場の移動は大丈夫だろう。

モンゴルの定食?

昼食は駅前の食堂へ。今日は昨日の食堂の隣りを試してみる。ボーズやホーショールは売り切れだったのでおばちゃんが勧めるГульяш4200トゥグリクにしてみる。あとミネラルウォーター500ml(600トゥグリク/約31円)も頼む。

これがメニュー表。

相変わらず文盲なので読めません。

ульяш(4200トゥグリク/約222円)は煮込んだ羊肉か牛肉に野菜炒めとご飯が付いています。煮込んだ肉はめっちゃ柔らかくて美味い!モンゴルの定食と言ったところか?

モンゴルビール三昧

食後はMAX MALLの地下にあるスーパーマーケットでビールを購入。СЭРҮҮН500ml(1530トゥグリク/約80円)でアルコール度数は4.8%。アルコール度数4.8%はモンゴルのビールの中ではアルコール度数は低い。ゲストハウスへ戻りビールを飲んで一眠り。

眠りから覚めて再びMAX MALLへ行きビール購入。JALAM KHAR GOLD500ml(1480トゥグリク/約78円)はアルコール度数5.2%。

Боргио500ml(1470トゥグリク/約77円)はアルコール度数5.5%。昼間から完全に呑んだくれて西成警察署周辺に住んでいるおっちゃんたちといい勝負かも?ウランバートルにも昼間から呑んだくれて道端で寝ているおっちゃんを見かけるが怖くて近づけていない。中国なら平気なのだが。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9280トゥグリク
バス 900トゥグリク 路線バス
合計 10180トゥグリク

ザイサン・トルゴイ

08:00頃、無料の朝食を食べてエネルギー補充。

08:30頃、チンギスハーン広場へ移動。途中のバス停で昨日乗車したトロリーバスのT2とT4の路線図を撮影。

T4の「ВОЗАЛ」が駅という以外はわからず。

09:00頃、チンギスハーン広場に到着。ザイサン・トルゴイへは7番バスで近くまで行けるようだがバス停が見つからない。チンギスハーン広場のすぐ南のバス停に7番バスが停車するが、これは逆方向の北行きなので違う。

広場から通りを南へ歩きケンタッキーを過ぎた所のバス停は南へ向かう7番バスに乗車できる。09:30頃、7番バスに乗車。運賃500トゥグリク、バスに乗ったが最寄りのバス停は次のバス停であったがを通り過ぎる。

ボグド・ハーン宮殿博物館(Богд хааны ордон музей)とキャラバン隊の像が見える交差点で西へとバスが進路を変える。とりあえず、どこまで行くかそのまま乗車するが西へバスは走り、草原が広がる風景へと変わる。

10:00頃、バスを下車して引き返す。再び7番バスに乗車、運賃500トゥグリク。10:30頃、ボグド・ハーン宮殿博物館とキャラバン隊の像が見えたところで下車。

ボグド・ハーン宮殿博物館は有料のようだ。

入場料8000トゥグリクになっている。

博物館は宮殿というより寺院の雰囲気が強い。

通りを南へ歩いていくと丘の上にザイサン・トルゴイのモニュメントが見えてきた。

丘の下にあるBuddha Gardenの前を通る。この大きな仏像もザイサン・トルゴイへの目印になる。

Buddha Gardenを通り過ぎるとT-34のモニュメントに到着。ここから階段を上っていく。

11:00頃、ザイサン・トルゴイに到着。第二次世界大戦の戦勝記念碑とソ連とモンゴルのつながりを表すモニュメントだ。

壁画のデザインがいかにも社会主義といった感じだ。

これが踏まれた旭日旗で第二次世界大戦の戦勝記念を表している。

こちらはナチス。ただ旭日旗やナチス旗は自分にとっては重要ではない。

ザイサン・トルゴイの壁画で一番重要なのは「CCCP」と表記されている部分だ!「CCCP」とはソビエト社会主義共和国連邦(Союз Советских Социалистических Республик)の略称だ。ザイサン・トルゴイにはソ連が生きているのだ!ただし、壁画の痛みが激しいようでタイルが剥がれ落ちている。

ザイサン・トルゴイからはウランバートルが一望できる。大都会が広がっているのだが。

見る方向を変えると草原と山が広がっている。

ザイサン・トルゴイの周辺には山の斜面にチンギス・ハーンの顔が描かれていたりする。

ザイサン・トルゴイからバス停へ戻って行くと8、36、42、45、55のバスがザイサン・トルゴイ最寄りのバス停に停車していた。この中で8番バスが市中心部のチンギスハーン広場とState Department Store(ノミンデパート)の間の通りを通っている。13:15頃、8番のバスに乗車。運賃500トゥグリク、市中心部で下車する。

モンゴルのファストフード店

昼過ぎになり腹が減ってきたので食堂を探す。ウランバートル中心部なので高そうなレストランはすぐに見つかるが、いかにも安食堂というのは見つからず。14:00頃、食堂ではなさそうだが食い物屋を発見!店の中へ入る。

店内の様子からしてファストフード店のようだ。お姉ちゃんにメニュー表を見せてもらいホーショールセット(ХУУШУУР СЭТ)(4500トゥグリク/約237円)を注文。この一番高いセットはホーショール4枚のようだ。

これがホーショールセット(ХУУШУУР СЭТ)になり、平べったいジャンボ揚げ餃子みたいなホーショールが4枚、豚汁の羊肉版、香辛料が付いたキャベツの漬物?、お茶という内容だ。

味の方は美味い!マクドナルドのハンバーガーより格段に美味い!ホーショールは平べったいがしっかりと羊肉が入っています。脂分が多いので見た目よりボリュームがある。年寄りには胃がもたれるかも。

豚汁の羊肉版も煮込んであるので肉が柔らかい!九州じゃんがららあめんの角肉に匹敵する柔らかさだ。モンゴルのファストフード店は凄い!

モンゴルの馬乳酒

食後はGRAND PLAZAのスーパーマーケットでビールとヨーグルトを調達。

LEGEND500ml(1850トゥグリク/約97円)アルコール度数は5.2%。

ヨーグルトと思って購入したのがズーヒー(Зөөхий)350g(2800トゥグリク/約148円)という乳製品であった。味はヨーグルトよりかなり濃い。

夕方になりMAX MALLでミネラルウォーターと馬乳酒を購入。ミネラルウォーター1.5L(940トゥグリク/約50円)で中国の1.5倍くらいの価格だ。中国なら1.5Lが2.2元(約37円)くらいだ。

アイラグ(айраг)1L(5700トゥグリク/約301円)になる。このアイラグが馬乳酒になるのだが結構高い。味の方なのだがチーズの味がして、発酵しているので炭酸も入っている。この味は自分には合わなかった。馬乳酒は街中で遊牧民が量り売りしているので、そちらの方が良いのかもしれない。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13790トゥグリク
バス 1500トゥグリク 路線バス
合計 15290トゥグリク

Danista Nomads

06:30頃に欧米人の兄ちゃんが1人出ていった。バスか鉄道で移動か?今日の天気は曇りで涼しい。ウランバートルは標高1200mくらいの高原にあるのだが晴れていると日差しが強く結構暑い。07:30頃、無料の朝食を食べてエネルギー補充。

10:25頃、Gana’s Guest Houseをチェックアウトして次の宿へ移動。15分ほど歩くと通りから建物と看板が見えるので路地へ入る。

10:40頃、Booking.comで予約しておいたDanista Nomadsに到着。レセプションは人が不在だったので、そのまま待っていると10分くらいでオーナーが帰ってきた。で、部屋を準備するからということで20分ほど待機。その間にパンとコーヒーを頂く。

今回の部屋は1泊8ドル(16000トゥグリク)の6人ドミトリーだ。ドミトリーは隣の建物の2Fになる。野郎6人ドミを予約したのだが実際は12人混合ドミであった。部屋にトイレ・シャワーが付いておりかなりきれいだ。ベッドに照明とコンセントがないのは痛いがWi-Fiの電波は良好でネットは問題なし。宿泊客は欧米人が多いが中国、韓国もいる。

このゲストハウスはドミトリーの建物の1Fが自動車修理工場になっている。自動車修理工場も経営するゲストハウスか?その逆かな?

ガンダン寺

10:40頃、宿から5分ほどの所にあるガンダン寺を訪れる。入場料は4000トゥグリクなのだが入口の入場券売場には誰もいない。というか、地元民はそのまま素通りだ。

誰もいないのかと周囲を見回すと兄ちゃんが気付いて走ってきた。世間話中だったようだ。入場券を購入して境内へ。

本殿へ行く前にお経の聞こえる建物へ。内部は撮影禁止だが僧侶たちがお経を唱えており雰囲気は最高と言っても良い。僧侶たちだけでなく地元民も一緒にお経を唱えているというのも重要だな。モンゴルでチベット仏教がどれだけ重要かがよく分かる。

外にはお馴染みのマニ車があり地元民がコルラしている。

ここが本殿になる。清の第5代皇帝である雍正帝により創建されたチベット仏教ゲルク派の寺院だ。ここにも入場券売場があるが僧侶たちは入場券の確認しておらず、地元民だけでなく観光客も出入り自由。本殿内部の撮影は7000トゥグリクの別料金だ。

本殿の周りにはチョルテンがいくつかあるのだが、珍しく白色でないチョルテンもある。オレンジチョルテンがあったり。

ブルーチョルテンがあったりする。何か特別な意味があるのか?

ホーショール

夕飯は昨日のホーショールのファストフード店へ。またホーショールセット(ХУУШУУР СЭТ)(4500トゥグリク/約237円)を食べる。やはりホーショール美味い!

食後はMAX MALLでヨーグルト(тараг)500ml(1410トゥグリク)とパンを購入。ヨーグルトは固形でなく飲むヨーグルトである。パンは明日の国際列車での食料だ。

夜は明後日の中国での切符をネット予約しておく。明日の国際列車の切符が物凄く高かったので集寧南→フフホト東→蘭州西の切符は無座と硬座になる。切符代は国際列車の2割以下になる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9600トゥグリク
宿泊費 16000トゥグリク
ガンタン寺 4000トゥグリク
合計 29600トゥグリク
項目 金額 備考
鉄道 9.5元 無座 集寧南→フフホト東
鉄道 130.5元 硬座 フフホト東→蘭州西
合計 140元

モンゴル旅行記 鉄道で北京・エレンホトからモンゴル・ウランバートルへ

モンゴル旅行記2016

高速鉄道で天津→北京南

09:15頃、ユースホステルをチェックアウトする。09:30頃、地下鉄の営口道駅に到着。運賃2元で地下鉄3号線に乗車し天津駅に向かう。

09:45頃、天津駅に到着。天津駅は地上に出ずにそのまま高速鉄道の地下待合室へ入れるようになっている。まずは安全検査で手荷物のX線検査を受ける。

安全検査を通過すると地下切符売場があるが朝から長蛇の列で1時間コース確定だな。

切符は前もって購入済みなので続いて切符と身分証の確認だ。パスポートと切符を出すが駅員のお姉ちゃんはパスポートの中身確認せずに返却。いつもの事だが外人には用はないらしい。

09:53頃、待合室に入る。待合室は広いが少し暗い。

今回は11:05発、天津→北京南のC2028次に乗車する。座席は二等座、運賃は54.5元になる。

10:50頃、改札が始まりホームへ移動。高速鉄道なので荷物置き場は問題なく確保して発車時刻まで撮り鉄。今回の車両は最高速度350km/hのCRH3Cだ。

11:05に定刻通り天津駅を発車する。

都市の街並みが広がっていたが徐々に田舎の風景へと変わっていく。

10分も走れば外は田舎の風景に変貌。

北京南駅までの運行時間はC2028次は最短の35分に設定されているので速度は300km/hまでは出すと思っていたが実際は270km/h程度までしか出さず、やられた感が漂う。京津城際鉄路の設計速度は350km/hなのに・・・。

最短運行時間なのに、なぜ300km/h運転していないのだ?2009年に乗車した時は330km/hまで出していたのだが。後で調べたのだが2009年当時は北京南-天津を30分で結んでいたが、今回は35分だ。最速の列車で35分なので、どうも減速して300km/hでの営業運転はやっていないようだ。最高速度は270km/hに落としているのか・・・。色々と問題を抱えているのか?

定刻通り11:40に北京南駅到着。

そのまま地下鉄の改札口へ向かい地下鉄4号線に乗車して西四駅で下車。

いつもの北京青年酒店

12:15頃、定番の北京青年酒店(金榜縁賓館) (北京青年酒店(金榜缘宾馆)/Beijing Sunrise Youth Hostel Beihai Branch)に到着。
Booking.comで予約しており1泊54元だ。レセプションの兄ちゃんに「3回目でしょ!」と言われ完全に覚えられている。部屋はいつものWi-Fi激遅の10人ドミトリーだ。

寝床は確保したので昼食食べてモンゴルまでの食料確保のためにスーパーマーケットの順天府超市に買い出しに出かける。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 32.86元
宿泊費 54元 1泊54元
地下鉄 2元
合計 88.86元

北京駅

今日は鉄道でエレンホトまで移動する。朝の内に明後日のモンゴル・ウランバートルの宿をホステルワールドで予約しておく。とりあえずウランバートル駅近くのLG Guesthouse & Hostelを予約。デポジットは0.84ドル。

09:00頃、ユースホステルをチェックアウトする。09:15頃、西安門のバス停から103路のトロリーバスに乗車して終点の北京站西のバス停へ移動。運賃1元、09:45頃に北京站西で下車して北京駅へ。

駅前は相変わらず人多すぎる。入口の両脇ではサングラス掛けた武警が自動小銃持って警戒中だ。北京駅は自動小銃を持って警備しないといけないほど治安が悪いらしい。スリや置き引きの類が集まるだけではないようだ。

まずはいつもの切符と身分証の確認を済ます。今回は駅員のやる気があるようでパスポートの中身を確認している。続いて手荷物のX線検査を済ませて待合室へ。

中央のエントランスで待合室の確認をする。

電光掲示板を見てK3次を探す。待合室は一楼第一候車室になっている。まあ、国際列車なので第一候車室だろうというのは予想通りだ。

待合室は既に乗客がいるがカオス度は低い。白人さんも少数ながら見られるので国際列車の雰囲気が出ている。そして、待合室が豪華だ。2階の待合室のように13億人でサバイバル真っ最中という雰囲気は全くない。

国際列車で北京→エレンホト

今回乗車する列車は11:22発、北京→ウランバートル→モスクワのK3次だ。席はコンパートメント寝台の包廂硬臥、運賃は130元だ。

国際列車でウランバートルまで行くと高額なのでモンゴル国境の町になるエレンホト(二連浩特)まで乗車する。それとバスで国境越えもやってみたいので!

改札口の扉が開いたので一番乗りで改札口に並ぶがほとんどの乗客は並ばずのんびりしている。10:40頃、改札が始まるが乗車バトルは全くなく皆のんびりと改札口へ向かい始める。客層が全く違う!

のんびりと乗車して寝台へ。包廂硬臥なので4人用コンパートメント寝台になる。RW22の軟臥をグレードダウンした感じかな?

あとは発車時間まで撮影だ。まずは行先票の撮影だ。エレンホトまでの車両は「北京-二連」と表記されている。

そして、ウランバートル、モスクワまでの国際列車の行先票は「北京-乌兰巴托-莫斯科」となっている。

行先票の上には国章が付いているのも特徴だ。行き先がモスクワになっているのでシベリア超特急、シベ超に乗車だ!でも、旧南満洲鉄道をで瀋陽へ行かないと本物のシベリア超特急ではないな。

この行先票の特徴は列車番号がないことだ。代わりに別の場所に列車番号は表示されている。




今回のK3次の客車はRW18、RW19、YW18、食堂車がCA18になる。

客車を牽引する機関車はHXD3Cだ。

ホームでは乗客たちが記念撮影している。国際列車となると皆やることは決まっているようだ。

今回のK3次の最大の特徴は非空調ということだ。ようするにエアコン無しで扇風機で窓が開けられるということだ。そして、外の撮影に最適ともいえる。

定刻通り11:22にK3次がモスクワに向け発車する。同じコンパートメント寝台の乗客は中国人の家族で爺ちゃん、婆ちゃん、娘、孫の構成だ。爺ちゃん、婆ちゃんは発車後に昼寝し始める。とりあえず害はなさそうだ。

この同じコンパートメント寝台になる客は運に天を任せるしかないので、どんなのに当たるかはその時のお楽しみである。欧米人のお姉ちゃんかもしれないし、腹出し族や裸族のおっちゃんかも知れない。

エレンホトまでの車両にも欧米人が乗車しているので、エレンホトからバスかタクシーをチャーターしてモンゴルのザミンウードへ抜けて再び列車に乗車してウランバートルへ向かうのだろう。国際列車は高いからな。

まずは車内探検でお約束のトイレへ。何と洋式トイレではないか!しかも、トイレットペーパーが付いている。奇跡だ!しかし、お世辞にも綺麗とはいえない。

洋式トイレだけど線路へ垂れ流しの方式なので便器脇のペダルを踏むと水が流れて便器の底が開いて線路へ。エレンホト到着までには更に汚くなるのだろう。

こちらは電気給湯器でよく見る角張った奴ではなく丸い奴です。石炭の方なら丸いのはよく見るのだが電気給湯器で丸いのは初めて見ます。

列車は北京を出ると山岳地帯を走り集寧南駅へと走っていく。すれ違う列車を撮り鉄しながら風景も撮影する。

天気がよいので外は青空が広がっている。

河北省に入り、14:35頃、張家口南駅に到着。

内モンゴル自治区に入り、16:50頃、集寧南駅に到着。停車時間を利用してホームへ降りる。

駅の電光掲示板を見ると、16:56到着、17:08発車になっており、6分ほど早着のようだ。行き先がモスクワになっているのも重要な部分だな!停車時間が長いので機関車の交換をしているのだろう。集寧南を出ると単線の非電化区間に変わる。機関車をDF4Dあたりに交換しているのだろう。

19:17頃、同じコンパートメント寝台のガキがペットボトルに小便をするが、通路にはペットボトルをチンコに装着するのが遅れた跡が・・・。あと5秒ぐらい早ければ通路への汚染水漏れは防げただろう。まあ東電も汚染水漏れ起こしているしな・・・。

19:29頃、朱日和駅に到着。中国人家族が下車して自分のコンパートメント寝台は1人になった。

モンゴル国境エレンホト

定刻より13分早く21:35頃、エレンホトに到着するが雨が降っているではないか!

とりあえず駅の外へ移動。

永恒商務賓館

傘差して予約しておいた宿へ向け移動開始。バスターミナルの斜め向かいに宿があるので場所はわかりやすい。21:50頃、Qunar.comで予約しておいた永恒商務賓館に到着。追い出されず外人OKで登記完了。

部屋は建物の裏へ出て隣の入口からアパートの階段を6Fまで上がり部屋へ。部屋は1泊69元の1人部屋で結構広め。

だがエアコン無しでサウナ状態で、おまけにトイレ・シャワーの照明つかねーよ!文句言いに下まで降りるのは面倒やな・・・。まあ、部屋の照明で何とかなるから・・・。とっとと寝よう。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 69元
バス 1元 路線バス
合計 70元
項目 金額 備考
宿泊費 0.84ドル 予約:LG Guesthouse & Hostel
合計 0.84ドル

エレンホト国境閉鎖中

08:00頃、バスターミナルの二連国際汽車站へ行く。窓口でモンゴル・ザミンウード行きチケットを購入しようとするが窓口のおばちゃんから「今日は国境閉鎖でバス無いよ」の一言。バスは明後日あるという。

バスがないなら鉄道ということで二連駅へ行く。駅前は昨晩からの雨で道路は冠水。雨の少ない地域なので排水設備は整備されていないようだ。見た目は立派な街なのだが見えない所が・・・。

08:20頃、二連駅に到着。でも、今日は北京やフフホトからの国際列車はないんだが、確率は低いが国境の駅だと駅で公示されていない列車が運行されていることもある。ようするに時刻表に載っていない列車だ。ということで開いている国内窓口でおばちゃんに聞いてみたら「今日は国際列車ないよ」と撃沈。

これで予定が狂ってしエレンホトで足止めだ。宿へ戻り予約していたウランバートルの宿へキャンセルのメールを送る。で、このまま同じ宿に宿泊してもつまらないので他の宿を予約しておく。

ナーダムで国境閉鎖

10:00頃、モンゴル国境の二連浩特口岸へ向かう。エレンホトの街から1路のバスで行けるが歩いて行く。1路のバスだと終点の公路口岸がイミグレーションの二連浩特口岸になる。エレンホトは路線バスが5路線あるようだ。

街からは1本道で遠くに見える虹を目指していく。

10:40頃、イミグレーションの二連浩特口岸に到着。ゲートを警備していた武警の兄ちゃんに聞いてみたら「中国側は問題ないけどモンゴル側がナーダムで14日、15日は国境閉鎖」とのこと。通常は毎日国境は開いているということであった。一応政府系サイトでは国境閉鎖情報が出ているのだがナーダムの国境閉鎖は出ていなかった。

鉄蒙賓館

11:40頃、賓館をチェックアウトして次の宿へ。昼頃にQunar.comで予約しておいた駅近くの鉄蒙賓館に到着。外人OKで追い出されず1泊60元で1泊する。

部屋は一人部屋だが設備古くて招待所レベル。

テレビがブラウン管で映らないよ!おまけにエアコン付いてるけどリモコン無いので動かない。

極め付きはトイレ汚い。タンクの蓋外されているし。これで60元はボッタクリだ。

エレンホトの街並み

エレンホトの街を散歩してみるが、まずは路線バスの確認。5路線あるがモンゴル国境(公路口岸)、バスターミナル(长途汽车站)、駅(火车站)へは1路と2路を組み合わせれば問題ない。

エレンホトの街は中心部は交通量の割に道路が広い。

人の数の割にはでかい商業施設があったりする。

そして、ケンタッキーも進出している。

刀削麺

昼食は久しぶりにイスラム食堂を利用。

刀削麺(8元/約136円)を食べます。スープは薄味のあっさり系で漬物が付いています。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17.7元
宿泊費 60元
合計 77.7元

遠順賓館

11:00頃、ボロ宿をチェックアウトしてバスターミナルへ移動。しかし、今日もモンゴルへの国境は閉鎖されておりエレンホトで足止めだ。明日には国境が開くのであと1日の辛抱だ。

11:30頃、バスターミナルの二連浩特国際汽車站に併設された遠順賓館(远顺宾馆)に到着。Qunar.comで予約しておいた1泊80元の部屋に宿泊。

2人部屋で広さは普通かな。

だが設備はボロくてエアコン壊れている。

トイレ・シャワーもボロい。おまけに断水中だよ。これで80元はボッタクリだ。Wi-Fiだけが繋がるのが唯一の救いだろうか。

モンゴル領事館

14:00頃、バスターミナルから徒歩5分ほどの所にあるモンゴル領事館へ行ってみる。モンゴル国旗が目印なのですぐに分かる。

だがモンゴル領事館はナーダムで7月11日から18日まで休館の貼り紙が。これでは国境が閉鎖されるのも仕方ないかな。

通常は月曜から金曜に開いているようだ。午前が09:00-12:00、午後が15:00-17:00になっている。

とりあえず宿に戻るが相変わらず断水したままだ。1泊80元もしてこれではやられたとしか言いようが無い。15:00頃、断水が復旧するが水が濁っているので水道を流したままにする。

烩揪麺

夕飯はイスラム食堂で烩揪麺(12元/約204円)を食べる。ちぎった麺なので麺片に近い感じだ。

宿に戻るが再び断水している。エレンホト糞だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
宿泊費 80元
合計 92元

天津爆発事故現場

北京・天津・河北省旅行記2016

遵化→天津

07:00頃、無料の朝食を食べるがカメラ忘れた。まあ、撮るほどの朝食ではなかったが・・・。とりあえずチャーハン食べてエネルギー確保だ。

07:30頃、ホテルの向かいにある遵化汽車站で09:00発の天津行きのチケットを購入。運賃は56.5元、宿へ戻り時間まで待機だ。

08:30頃、速8酒店をチェックアウトしようとするが、お釣りが8元のはずが200元返ってくる。お釣り多すぎるぞ!お姉ちゃんに「網上支付でなく到店付款だから8元でないの?」と聞いてみると伝票上はお釣り200元になっている。お姉ちゃんがどこかに電話確認して8元のお釣りで解決。チェックインの時に入力内容間違えたのだろう。

そのまま向かいのバスターミナルの遵化汽車站へ移動。天津行きのバスに乗車し09:00に発車。乗客は10人ぐらいで乗車率は3割ぐらいだ。路上で客を乗せながら天津へと向かう。高速道路は通らずに一般道を走っていくので地元民用のバスのようだ。

天津到着

13:50頃、バスターミナルの通莎客運站に到着。

バスターミナルの隣は天津駅だ。

天津駅から地下鉄3号線に乗車。運賃2元で営口道駅にて下車。

天津戈薩国際青年旅舍

20分ほど歩いて14:40頃、ユースホステルの天津戈薩国際青年旅舍(天津戈萨国际青年旅舍/Tianjin Three Brothers Youth Hostel)に到着。1泊55元(会員料金)で5泊する。

部屋は8人ドミトリーなのだが部屋に入った瞬間に臭ってきた。一応小さい窓があるが換気が悪い。ベッドには照明とコンセント有りで仕切りのカーテンも付いている。部屋にはエアコンと小型ロッカーもある。Wi-Fiは部屋でも繋がる。

ただし、あまり掃除はしていない様子でエアコンには埃がかなり溜まっている。1年以上確実に掃除していないな。どうも失敗した感がある。これなら北京のユースホステルへ戻ったほうが良かったかな?

臊子乾拌麺

夕飯は10分ぐらい歩いた所にある陝西料理に食堂で臊子乾拌麺(10元/約170円)を食べる。臊子は豚の挽肉、ネギ、唐辛子などの香辛料が入った醤だ。スープ無しの麺に臊子が載っている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
宿泊費 275元 1泊55元×5
地下鉄 2元
バス 56.5元 遵化→天津
合計 346.5元

張学良旧宅

10:00頃、少帥府(張学良旧宅)に到着。入場料35元だが錦綉江山全国旅游年票一卡通を使い無料で見物。

張学良旧宅はフランス租界32号路(現在の赤峰道78号)に位置している。1924年に張学良が張寿懿(張作霖の第5夫人)の名義でフランス領事館から購入。張学良と二番目の妻である趙一萩が1924ー1931年に7年間居住していた。

既に100年近い歴史を持つ洋館であるが修復され当時の姿が復元されている。

展示されている調度品が当時の物かは不明だが租界時代の雰囲気は十分に再現されている。

このように張学良の書斎も当時の姿が復元されている。

こちらは張学良と趙一萩の寝室。10:30頃、少帥府を離れる。

天津爆発事故現場

10:50頃、地下鉄和平路駅から3号線に乗車、天津駅で9号線に乗り換え市民広場駅へ向かう。市民広場駅まで運賃9元。本当は東海路駅まで行きたいが2015年の天津爆発事故で東海路駅が破損し再建中で未だに市民広場までしか行かない。

12:00頃、市民広場駅に到着。12:10頃、513路のバスに乗車、運賃2元で12:30頃、七号路海関のバス停で下車し来た道を歩いて戻っていく。周辺は天津港の保税区なのでトレーラーが多数走っている。

道の向かい側には壊れた建物が残されている。

柱が同じ方向に曲がっているので爆風で曲がったと予想される。

天津港の保税区になっているので周辺にはコンテナが積み上げられている。

工事現場になっているところまでやってきた。壁が延々と続いている。この壁の内側が天津爆発事故の現場になる。

車両の出入口から内部を覗いてみると空き地になっているというか奥に土砂が積まれた山が見える。で、コンテナや車を積載したトレーラーが行き交う場所を彷徨いているので保安の兄ちゃんが来たよ。「爆発現場は何もないからつまらないだろ」と言ってきた。どうやら見物に来る奴が多いようだ。

それと、「昼休み中なんだよ!」とボヤいていた。休憩中に邪魔してしまったようだ。長居する必要はないので引き上げることにする。大人の事情で事故現場周辺をうろつかれたくないようだ。

天津爆発事故現場の入口には工事説明の看板が立てられていた。確かにここが天津爆発事故の現場だ。まだ瓦礫や除染作業をしているようでトラックの出入りもある。

13:00頃、七号路海関のバス停に戻り、運賃2元で513路のバスに乗車。バスの車内からも事故現場を見るが緑のシートが被せられた山の下が劇物や危険物が保管されていた場所のようだ。土壌汚染はどうなっているのだろうか?

他にも瓦礫の山もある。更地にするまでまだまだ時間がかかりそうだ。まあ、福島の除染作業に比べれば大したことないだろう。

天津駅

13:30頃、市民広場駅から9号線に乗車、運賃9元、天津駅で下車。

14:30頃、天津駅に到着。

12日の北京南駅までの切符を購入しておくが物凄い行列だ。1時間コース確定で行列に並ぶ。並んだのは良いが後ろの農民工のおっちゃんが密着してきて鼻息が荒い。中国で切符売り場に並ぶとやたらと密着されるので困る。何で密着して鼻息かけてくるんだよ!少しは間隔開けろよ!でも、間隔開けると割り込みされるんだよね。

前方ではボケた爺さんが切符を買おうとしているが窓口のお姉ちゃんと会話が成立していない様子だ。お姉ちゃん頑張っているようだけど経験の少ない新人のようだな。ボケた爺さんは結局切符を買えずだ。まあ、お姉ちゃんは半年もすれば周りの窓口にいる百戦錬磨のおばちゃんたちのように没有攻撃でボケた爺さんを瞬殺できるようになるだろう。

1時間並んでようやく切符を購入。天津→北京南 二等座で運賃54.5元だ。

解放橋の乞食

切符を買ったので駅周辺でネタ探しをしていると解放橋にやって来た。解放橋は天津駅近くの観光地でもあり橋からは天津駅が見える。

橋の上には手無しの乞食が営業活動中です。おそらく本当の乞食だとは思うのだが社会主義国には乞食はいないはずなのだが?障害者年金とかが支給されて障害者でも自立できるのが社会主義国の特徴のはずだ。中国は社会主義国だよな?一体どういうことだ?偽物の乞食か?

伊勢丹前の乞食

伊勢丹の前にやって来ました。

で、伊勢丹の前にも乞食が営業活動中です。「南无阿弥陀佛~」と音楽流しております。中国では乞食が仏教音楽を流して活動をするのが基本中の基本となります。ただ、こちらの乞食は手足があるので営業終了後は自宅へ帰る職業乞食のような・・・。

木耳肉絲粉

夕飯は桂林米粉の店で木耳肉絲粉(11元/約187円)を食べる。キクラゲと豚肉、レタスが具材に入って、スープは唐辛子無しのあっさり系で意外に美味い。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.8元
鉄道 54.5元 二等座 天津→北京南
地下鉄 18元
バス 4元 路線バス
合計 92.3元

特色鶏块麺

昼過ぎに麺屋で特色鶏块麺(13元/約221円)を食べる。醤油系スープに太麺が入っており鶏肉、生姜が載っている。

食後は伊勢丹周辺を散歩してみる。天津は大都会なのだが渋滞が相変わらず酷い。

伊勢丹周辺は大型ビルがありかなり発展している。でも、裏通りは昔ながらの建物が残っているが再開発が始まれば住民は業者に追い出されてビルが建つのだろう。今日も天津は暑いので早々にユースホステルに戻り籠る。天津観光は少帥府と天津爆発事故現場でもう十分という感じだ。

タオバオでGPSケーブル注文

デジカメにつないでいるGPSのケーブルが断線したのでタオバオで注文しておく。ニコンのGP1-CA10Aが欲しかったのだが見当たらず旧製品のGP1-CA10を362元(送料込)で注文。

榨菜肉絲粉

夕飯は昨日の桂林米粉の店で榨菜肉絲粉(11元/約187円)を食べる。米粉にザーサイ、ひき肉、レタスが載っている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 24元
GPSケーブル 362元
合計 386元

GPSケーブル届く

昼過ぎにタオバオで注文しておいたデジカメとGPSユニットの接続ケーブルが届く。ニコンのGP1-CA10Aが欲しかったのだが見当たらず注文したのは旧製品のGP1-CA10を362元(送料込)。

日本では4000円位でGP1-CA10Aが購入できるので旧製品でも日本より2割位割高かな。もっとも使用しているデジカメのGPSユニットはGP-1で断線したケーブルもGP1-CA10なので特に不都合はないな。ただケーブルがボッタクリ価格だな。ケーブルの原価は200-300円だろう。それほど販売量が見込めないからボッタクリ価格に設定されているのだろう。

ちなみにニコンの中国語WEBサイトではGPS関連の製品は商品ラインナップに入っていない。色々と規制があって販売されていないようだ。GPSユニットは並行輸入品でしか入手できないようだ。正式に輸出や輸入の通関手続きをして流通しているかは不明だが・・・。

五大道

昼過ぎにユースホステル周辺の五大道を散歩する。五大道は天津条約によってできた英租界があった場所で英国式の街並みが残る観光地である。

こんな感じで中国らしからぬ街並みが残っている。租界時代の古い建物が多く保存されており新しい建物も景観に合わせて英国風の建物が並ぶ。

新しい建物も洋風建築で周囲の景観に合わせている。ただ建物が大きすぎて新しいというのがバレバレである。

こんな感じで金持ちのための観光地ができているのだが、何かアキバで見かけるお人形さんがあるような・・・。

あれは初音ミクのフィギュアを撮影中なのか?見なかったことにしよう!

五大道を歩いていると馬車をよく見かける。金持ちの観光客たちは観光馬車で五大道を廻るのが定番らしい。

五大道の南側の区域にはTESCOがあるので、ここで物資補給だ。昼食に饅頭を買っておく。

西紅柿鶏蛋打滷麺

夕飯は西紅柿鶏蛋打滷麺(10元/約170円)を食べる。あんかけ麺にトマトと卵焼きが載っている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16.5元
合計 16.5元

西開教堂

10:40頃、伊勢丹の近くにある西開教堂を訪れる。

西開教堂は正式名称を天主教天津教区西開総堂と呼び、聖堂は天津市中心部に位置しており、天津教区の中心となる聖堂であり、天津最大規模のカトリック教会になる。教会は1917年にフランス人宣教師により建設され文化大革命では破壊されるが1979年に修復された。

西開教堂は開放されているので観光客でも自由に見物できる。内部には絵画や像が並んでおり教会には静かな時が流れる。

礼拝堂で涼んている観光客もいればお祈りしている観光客もいる。皆、帽子を取って静かにお行儀よくしている。教会でこんなにもお行儀良く出来るのに、なぜ寺や世界遺産などの有名観光地では騒いだり痰吐いたり腹出したりするのだ?

韭菜鶏蛋小籠包

昼食は杭州小籠包の店で韭菜鶏蛋小籠包(6元/約102円)を食べる。蒸籠で蒸した小籠包を黒酢に漬けて食べます。

榨菜肉絲煲仔飯

夕飯は榨菜肉絲煲仔飯(14元/約238円)を食べる。煲仔飯は土鍋飯のことである。土鍋飯にザーサイとひき肉が載っている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
合計 20元

河北省の世界遺産 清西陵・清東陵

北京・天津・河北省旅行記2016

麗澤長途汽車站

06:30頃、ユースホステルをチェックアウトする。北京青年酒店に12泊したが今日でお別れである。今日は世界遺産 清西陵のある易県へ移動する。

06:35頃、まずは宿の近くにある北京三十九中学のバス停から14路のバスに乗車。運賃1元、和平門内のバス停で下車して5分ほど歩いて和平門東のバス停へ移動。

06:50頃、和平門東のバス停から67路のバスに乗車。運賃1元、麗澤橋のバス停で下車。

5分ほど歩いて、07:15頃、バスターミナルの麗澤長途汽車站(丽泽长途汽车站)に到着。

とりあえず時刻表を確認。

ほとんどが易県行きのバスのようだが西陵と表記されているのもある。

ただ時刻表は古そうだし時刻表にない行き先も多数ありそうな気配がする。

北京→易県

自動券売機はないので窓口に並んで易県行きのチケットを購入。購入時に身分証の提示が必要で易県までの運賃は35元だ。窓口のおばちゃんは外国のパスポート見たことがないようで端末の入力に手間取る。結局パスポート番号間違えているし、名前も途中で入力やめて発券する。外人は未入力でいいのでは?

07:30発のバスで発車まで10分切っているので急いで乗車。

07:30に定刻通り発車するがほとんど空席。案の定バスターミナル出て200mほどですぐに客待ちの停車。バスターミナルの意味ないやん!07:40頃、再び発車して客を拾いながらノロノロ運転。

07:55頃、高速道路に入り南へと走る。北京から河北省へ入り、08:20頃、涿州へと入る。涿州といえば三国志の「桃園の誓い」の舞台になった場所だ。涿州は2015年に訪れているので今回は通過である。08:55頃、高速を降りる。

09:25頃、易県汽車站に到着。ボリタクの運ちゃんたちが待ちかまえていたが相手にせず。

まずバスの時刻表を確認。北京と保定行きのバスが多いようだ。あとは天津、大同、張家口行きのバスもある。

09:30頃、易県の中心部にある予約した宿へと向かう。バスターミナル前の同興東路(同兴东路)を西へ歩き最初の交差点を左へ進む。開元北大街(开元北大街)を南へ歩き朝陽路(朝阳路)との交差まで来ると速8酒店が見えてきた。

09:55頃、Qunar.comで予約しておいた速8酒店に到着。1泊99元の特価部屋に2泊する。予約時に料金は支払い済みだ。料金表には168元となっているので飛び込みはカモになるようだ。外人OK宿になっていたのでレセプションのお姉ちゃんに追い返されることなく登記完了。

部屋は2人部屋で無駄に広く半分以下の広さでも十分なぐらいだ。

エアコン、IPTV、電気ケトル、LANコンセントもある。

2016年に開業したばかりで設備は新しくトイレ・シャワーは問題なし。

Wi-Fiも問題なくつながる。

易県→清西陵

10:30頃、清西陵へ出発する。まずはバスターミナルへ移動。10:55頃、易県汽車站の西隣の易州停車場に到着。

近隣へのバスがここから出ているようで「西陵」と表示されたバスも数台停車している。とりあえず西陵鎮を通過する紫荊関行きのバスに乗車。11:00頃、バスが発車し、客を拾いながら紫荊関へ向けてノロノロ走る。西陵鎮まで運賃6元だ。

世界遺産 清西陵を歩く

11:25頃、西陵鎮の手前の梁格庄鎮で下車する。

梁格庄鎮から崇陵へ向けて歩く。途中で9路のバスとすれ違う。旅游専線と表示されていたので清西陵へのバスのようだ。

11:45頃、永福寺に到着。ここで清西陵の入場料を確認しておく。通票120元、泰陵45元、崇陵45元、昌西陵20元、慕陵20元、永福寺15元となっている。入場券売場のおばちゃんにセット券の通票の有効日数を聞いてみるが当日限りということであった。2日有効なら歩きで回れそうなのだが、1日だとバス乗り継いで急いで回らないと・・・。

12:10頃、崇陵に到着。崇陵は光緒帝の陵墓だが今日は素通りで見物は明日だ。

ラストエンペラーの墓

12:30頃、華龍皇家陵園に到着。ここに清朝最後の皇帝である溥儀の墓がある。

道路にも案内の標識が出ている。

入口には立派な牌坊があり民間墓地にもなっている。元々は溥儀の墓は北京の八宝山にあったのだが、この墓地が誘致したようだ。で、溥儀墓を見物と思ったら保安のおっちゃんたちが昼休みなので見物できるのは14:00からになる。

近隣に無料で見物できる所がなさそうなので、そのまま待つことにする。そのまま待っていると保安のおっちゃんが話しかけてきた。
保安「どこから来た?」
小日本「日本からきた」
保安「何だって!日本から来たのか!」
小日本「そう日本から来た」
保安「中で休んで行けよ」

日本から来たと言ったら保安のおっちゃんが急に優しくなって冷房の効いた詰め所で待つことになる。で、待っているとおっちゃんたちに「給料いくらだ?」とかお約束の質問攻めの展開に・・・。13:00頃、保安の兄ちゃんが溥儀墓に案内してくれることになる。小日本に居座られるよりさっさと溥儀墓を見せて帰らせるのが最善と判断したようだ。

溥儀墓は牌坊をくぐり奥にあるが民間の墓地なので途中には墓が並んでいる。坂を登って行くと溥儀墓に到着。溥儀墓の両脇には婉容と譚玉齢の墓もある。

こちらは皇后の婉容の墓。

こちらは貴人の譚玉齢の墓。

こちらが清朝最後の皇帝である溥儀の墓である。13:15頃、溥儀墓を離れる。保安の兄ちゃんにお礼を言って来た道を戻る。

清西陵 公主園寝

13:45頃、公主園寝に到着。公主園寝は嘉慶帝の第5皇女の慧安和碩公主と第9皇女の慧愍固倫公主が埋葬されている。公主は戦国時代より使われ始めた単語で帝王の娘に使われる称号、漢王朝では皇帝の娘に対する称号として使用された。清の崇徳元年(1636)以前は清朝では「公主」は統一して「格格」と称されていた。「格格」は満州語になり、漢語では「小姐」の意味になる。ホンタイジの治世で皇后の娘を「固倫公主」と定めた。「固倫」は満州語で「国」「国家」の意味を表す。妃嬪の娘は「和碩公主」と定め、「和碩」は満州語で「四方四角」の意味を表す。

ここも清西陵で世界遺産の一部なのだが非公開で門は閉まったままだ。門の隙間から内部を見ることは出来る。14:10頃、公主園寝を離れる。

清西陵 端親王園寝

14:15頃、端親王園寝に到着。端親王園寝は雍正帝の長男である端親王弘暉が埋葬されており、弟の弘昀、弘昐、福宜も附葬されている。弘暉は康熙43年(1704)に8歳で逝去する。乾隆2年(1737)11月にこの地に埋葬された。端親王園寝も非公開で門が閉じられたままである。

清西陵 阿哥園寝

続いて隣の阿哥園寝へ移動。ここは皇子たちの陵墓で門が閉じられたままである。14:40頃、阿哥園寝を離れる。

清西陵 泰妃園寝

15:15頃、泰妃園寝に到着するが工事中で門にすら近づけず。泰妃園寝には雍正帝の21人の妃嬪が埋葬されている

入口の石橋だけ見物して、15:20頃に泰妃園寝を離れる。

清西陵 泰陵

16:00頃、泰陵に到着。泰陵は明日見物するので外から見るだけにする。

神道を歩いて大紅門へ向かう。

この神道がかなり長い。

神道を抜けると大紅門に到着。今日はこれで宿に戻ることにする。17:15頃、国道で易県行きのバスに乗車。易県までの運賃は6元。途中でガソリンスタンドで軽油を給油していく。原油相場が50ドル割れして久しいので軽油は1Lで3.75元になっていた。17:45頃、バスターミナル隣の易州停車場に到着。

炸醤熱乾麺

夕飯は近くの武漢名物の熱乾麺の店へ。

何種類かの熱乾麺があったが炸醤熱乾麺(7元/約119円)を注文。炸醤、ピーナッツ、ネギが載っている。炸醤の味噌味が美味く麺に絡めて食べます

嶗山ビール

食後は近くのスーパーマーケットへ買い出しへ。

超市の入口には一部で有名な麦香基がある。

嶗山ビール(崂山啤酒)600ml(2.5元/約42円)を購入。

山東省嶗山が生産地かなと思ったが、ラベルを見る生産地は河北省張家口になっている。本物なのだがダメだな。嶗山ビールなら生産地が山東省でないと。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14.8元
バス 2元 路線バス
バス 35元 北京→易県
バス 6元 易県→西陵
バス 6元 西陵→易県
合計 63.8元

世界遺産 清西陵2日目

06:45頃、ホテルを出てバスターミナルへ移動。今日の天気は曇りで暑いけど日差しがないので昨日よりはマシだ。07:10頃、易県汽車站の西隣の易州停車場に到着。清西陵行きの清西陵旅游专线と表示された9路のバスに乗車。

07:15頃、出発しノロノロ運転で街中を走りながら客を拾う。そして、客だけでなく饅頭、卵、ネギなどの野菜が積まれる。宅配もやっているようだ。9路のバスは永福寺、崇陵への分かれ道を経由して泰陵へ向かう。途中の村の超市で饅頭とかを降ろしたり、地元民を乗せたりする。

清西陵 泰陵

08:00頃、泰陵に到着し運賃6元だ。9路のバスは更に奥へ進んでいくので昌西陵、慕陵あたりまで行きそうだな。まずは入場券売り場へ行くがまだ閉まっている。08:00営業開始なのだが多少の遅刻は問題なしか?いや、数人のおばちゃんたちが待っているので鍵持ちの奴が遅刻しているようだ。

08:15頃、ようやく営業開始。泰陵の入場料は45元だが、今回は泰陵45元、崇陵45元、昌西陵20元、慕陵20元、永福寺15元がセットになった連票120元を購入。

泰陵は清朝第5代皇帝である雍正帝の陵墓になり、1730-1736年にかけて建設された。

清西陵で第一陵とされ最も規模が大きく観光客が最も多く訪れる陵墓である。清西陵といえば大体はこの泰陵を指す。

陵墓の規模は本当に大きく入場券売場から入口まで5分ぐらい歩く。建物はかなり傷んでおり一部が修復工事で閉鎖されていたりする。

これは陵寝門でこの奥に陵墓がある。

陵寝門を通ると明楼だ。明楼の裏山が陵墓になる。

朝一番で入場したので観光客はまだおらず。いるのは掃除のおばちゃんぐらいだ。泰陵は一番観光客が訪れるので朝一番での入場が狙い目のようだ。

明楼の裏側から撮影。

明楼から陵墓を囲む城壁を歩いて一周する。09:10頃、泰陵を離れる。

清西陵 昌陵

09:17頃、昌陵に到着。昌陵は清朝第7代皇帝である嘉慶帝の陵墓である。雍正帝の泰陵の西に位置しているのだが修復工事中で封鎖されていた。

見物できるのは昌陵の神道のみだ。

清西陵 昌妃園寝

09:50頃、昌妃園寝に到着。嘉慶帝の妃の陵墓だが門はしまっており非公開。

清西陵 昌西陵

10:10頃、昌西陵に到着。昌西陵は嘉慶帝の皇后である孝和睿皇后の陵墓である。

見所は回音壁である。いや、見所でなく聞き所かな?回音壁は壁に音が反射して響いて聞こえるのが特徴だ。日光東照宮の鳴き龍みたいな感じだ。10:30頃、昌西陵を離れる。

清西陵 慕東陵

11:15頃、慕東陵に到着。慕東陵は清朝第8代皇帝の道光帝の妃である孝静成皇后の陵墓である。

ここも非公開で修復工事中なので壁に添って一周するだけ。

清西陵 慕陵

11:40頃、慕陵に到着。慕陵は清朝第8代皇帝である道光帝の陵墓である。

清西陵では一番西にある陵墓になる。要するに一番奥にある陵墓だ。

なので、昼近くでもほとんど観光客がいない。

陵墓は所々で修復工事が行われており一部見られない場所もある。12:10頃、慕陵を離れる。12:45頃、昌西陵を通過、13:15頃、泰陵を通過。13:00頃、9路のバスとすれ違う。
朝は頻繁にすれ違っていた覚えがあるが昼間は1時間に1本のようだ。

清西陵 泰東陵

泰陵から泰東陵へ向かうと道の修復工事が行われている。そうすると陵墓も工事だな。

13:35頃、泰東陵に到着。泰東陵は雍正帝の妃で第6代皇帝である乾隆帝の生母である孝聖憲皇后の陵墓である。非公開で修復工事中であった。

13:45頃、道に出てバスを待つ。もう足が疲れて動けないのバスで移動だ。13:50頃、泰陵へ向かう9路のバスが通過。バスを待っているとボリタクの運ちゃんに声をかけられるがカモになるつもりはないので無視する。

清西陵 崇陵

14:30頃、9路のバスに乗車、運賃5元で14:40頃、崇陵にて下車。14:45頃、崇陵に到着。清西陵では泰陵に次ぐ規模を誇る陵墓が崇陵だ。

崇陵は清朝第11代皇帝である光緒帝の陵墓になり、1909年から1915年にかけて建設された。この光緒帝の陵墓が中国最後の皇帝陵墓になる。光緒帝は在位34年(1875ー1908)と長く「戊戌変法」による改革を行うが103日で西太后のクーデターにより改革は失敗してしまう。

1908年11月、西太后が死去する前日に光緒帝が崩御するが死因は調査により2008年に砒素中毒と判明する。これは光緒帝が毒殺されたことを意味している。

光緒帝の陵墓は生前には建設されておらず、溥儀が皇帝に即位してから崇陵の造営が始まる。辛亥革命により1912年に溥儀が皇帝を退位するが、中華民国により崇陵の造営が続けられた。

崇陵の地下宮殿は公開されており内部を見物することが出来る。内部は外とは違い夏でも涼しくひんやりしている。

地下宮殿は軍閥により盗掘されており、現在は墓室の奥には棺が残されている。

手前が光緒帝、奥が孝定景皇后の棺になる。

で、外に出ると前方から金持ちの観光客たちがやってきた。

でも、今日は暑いので腹出し族も混じっている。15:35頃、崇陵を離れる。

清西陵 永福寺

15:55頃、永福寺に到着する。永福寺は1787ー1788年にかけて建設された寺院になり清朝皇家陵寝御用寺廟である。

観光客は殆どおらず境内は静かだ。

とりあえず本殿の仏像を見物。16:42頃、9路のバスに乗車して易県へ戻る。運賃5元、17:00頃、易県に到着。

麦香基

夕飯は昨日見つけた麦香基へ行ってみる。どうも麦当劳と肯德基を足したように思ってしまうのは気のせいか?

とりあえずカウンターへ行ってみるが日本のファストフード店のようなスマイルはなくツンツンしたお姉ちゃんが対応だ。ある種の趣味を持ったアキバあたりに生息する一部のブタには非常に魅力的だろう。とりあえずメニュー表見て奥尔良烤鸡腿堡(10元/約170円)、牛肉堡(7元/約119円)とホットミルク(3.5元/約60円)を注文。

これが牛肉堡でハンバーガーなのだがピクルスが生キュウリになっているのが中華式のようだ。味の方は普通のハンバーガーでマクドナルドと大差なしのような気がする。

こちらは奥尔良烤鸡腿堡で鶏肉のハンバーガーでレタスが挟まっており牛肉堡より美味いような。麦香基は意外にも不味くないファストフード店であった。まあ、値段は高めに設定されているので自分はイスラム食堂で十分かな。

食後は超市でビール味炭酸飲料を購入して宿へ戻る。速8酒店に戻るがエレベーターを使おうとしたら上の階から裸族のおっちゃんがタバコ吸いながら降りてきた。エレベーターは禁煙なのだが・・・。で、エレベーターで部屋のある階へ行くが扉が開くと同時におサルさんが突撃した乗り込んでくる。こちらに当たっても何も言わず。

中国では地下鉄とかで「先下后上」というのを呼びかけているのだが効果が上がっていないようだ。まあ、おサルさんだから長い目で進化するのを待つしかないかな。冷めた目で見守ってあげましょう。少なくとも自分が生きている間におサルさんたちがそこまで進化することはない。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 28.1元
バス 6元 易県→泰陵
バス 5元 泰陵→崇陵路口
バス 5元 永福寺→易県
清西陵連票 120元
合計 164.1元

易県→北京

06:20頃、速8酒店をチェックアウトする。まだ早朝なので車は少なくクラクションの音を聞かず比較的平和だ。でも、手鼻の音は既に聞こえている。今日も中国は平和だな。06:40頃、易県汽車站に到着。

北京行きのチケットを購入。北京までは35元。

北京行きのバスはバスターミナルからの発車でなく、バスターミナル前に路駐しているので一度外に出てバスに乗車。

07:00頃、バスが発車する。高速道路を北へと爆走して行くが車内の様子はこんな感じでおサルさんの楽園になっている。おサルさんが肘掛けに足を置いてくつろいでおります。北京から少し離れただけなのにおサルさんの楽園が広がっているとは中国は本当に野生の王国だ。

学校では中国がこんな野生の王国だなんて習っていなかったので、もう驚きだ。学校で習った中国は世界中からキャラバン隊が唐の長安を訪れており、中国は世界の中心で文明の最先端だということだったのだが・・・。自分は何も知らない井の中の蛙で無知である。日本の教育は間違っており、もっと中国について勉強しなくては!

北京でバスターミナルの移動

08:55頃、バスターミナルの麗澤長途汽車站に到着。易県から北京まで約3時間の道のりであった。バスターミナルの出口では身分証確認と手荷物のX線検査があり列ができている。ウルムチみたいに警備が厳重だがバスターミナルに到着する前に下車した客はどうするの?突っ込みどころのある北京の警備のような・・・。

で、保安の兄ちゃんにパスポートを提示すると中身を確認しているが混乱している様子だ。一応は写真確認してパスポート返却で終了。地下鉄の西局駅へ歩いていく。

09:15頃、地下鉄の西局駅に到着し10号線に乗車する。国貿駅で地下鉄1号線に乗り換え、10:08頃、四惠駅で下車。

北京→遵化

連絡通路を通り四惠長途客運站へ移動。途中の通路で保安が身分証確認をしており保安に「身分証出示一下」と言われるが、身分証なんて持っていないので普段受けている「没有」攻撃を逆にやってみる。で、パスポート出したら中身確認せず「行っていいよ」になる。小日本には用はなかったようだ。

続いて窓口で遵化行きのチケットを購入。遵化までの運賃は55元。購入時に身分証が必要なのでパスポートを提示するが窓口のおばちゃんは入力が面倒なようで文句言いながら入力していたが途中でやめて発券する。やはり外人は未入力でいいのでは?

バスは10:20発で3分後に発車ではないか!急いで改札へ向かいバスに乗車するが5分遅れで出発。高速道路に入り北京から東へとバスが爆走していく。

11:20頃、隣のおっさんがゲップを吐く。おサルさんがバスに乗車していたのか・・・。まだゲップを吐いているだけだが、そのうちゲロ吐きに変わると恐ろしい光景が広がるだろう。何とかゲロ吐きはしないでくれ!

遵化汽車客運站

北京市を出て、11:40頃、天津市薊県に入り高速を降りて河北省へ入る。13:20頃、バスターミナルの遵化汽車客運站に到着。

まずは時刻表を確認するが少し古そうな気配がする。一応だが北京、天津、唐山、東陵が主要路線としてある。




運賃表の方は電光掲示板で表示されているので正確なようだ。




世界遺産 清東陵のある東陵までは運賃8.5元になっている。

速8酒店

続いてQunar.comで予約しておいた速8酒店へ移動。易県で速8酒店に宿泊して遵化でも速8酒店だ。バスターミナルの斜め向かいなので立地は良好だ。予約時は外人OKか不明だったが大丈夫であった。まあ、アメリカ生まれのビジネスホテルチェーンなのに外人お断りではおかしいからな。1泊96元の部屋に2泊する。予約時に支払いも済ませておけば1泊88元だったのだが、外人OK宿か不明だったので8元高い到着時の支払いにしておいた。

部屋は窓無し1人部屋で広さはビジネスホテルらしく小さくて調度良い。

エアコン、IPTV、電気ケトル、LANコンセント付きだ。Wi-Fiもあってちゃんと繋がる。

トイレ・シャワーも問題なしだ。

小姐の貼り紙

寝床を確保したので周辺の調査へ出かけるが暑い。暑いので遠出せずに近場の散歩になってしまう。で、足元の歩道には小姐の貼り紙が・・・。遵化でも小姐が特殊服務をやってくれるらしい。

電柱にも美女服務の貼り紙がある。でも、電話しても小姐や美女は来ないだろ。来るのは胖姐、大姐とかの類だな。

鶏蛋炒飯

少し遅目の昼食にイスラム食堂で鶏蛋炒飯(7元/約119円)を食べる。7元の炒飯にしては量が多いではないか!北京なら10元でこれより少ない。遵化は田舎なので物価が少し安く牛肉麺7元、牛肉拌麺10元となっている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 21.2元
宿泊費 192元 1泊96元×2
地下鉄 5元
バス 35元 易県→北京
バス 55元 北京→遵化
合計 308.2元

停電発生

03:30頃、ウンコしたくなって起きたら停電だ。窓無し部屋での停電なので完全に真っ暗だ。ここでヘッドライトの出番で、川口弘探検隊のようにヘッドライト装着でトイレへ。中国は日本ではありえないほど頻繁に停電があるのでヘッドライトがないとトイレへたどり着けずに漏らす確率が高くなる。

06:30頃に起床するが停電したままだ。バスターミナル前の信号も消えたままなので交通ルールは存在していない。元々ルールなんて守っているのかというのは考えないようにしておいて・・・。今更ながらレセプションで停電か聞いてみたら、やっぱり停電だった。で、朝食も停電の影響で遅れるということなので清東陵へ行くことにする。今日も天気は晴れだが朝から暑くやる気を削がれる。

世界遺産 清東陵へ

07:00頃、バスターミナルの遵化汽車客運站で東陵行きチケットを購入。運賃は8.5元、07:10発のバスになるが時間になってもバスが来ない。まあ、時刻通り運行しないのは基本。

08:05頃、東陵行きのバスが来た。運ちゃんに東陵行きか聞いてみると東陵行きであったが、08:10発のバスであった。自分の持っているチケットは07:10発のバスで、どういうことだ?

で、1時間待っていたことを言うとどこかへ電話している。そして、話の内容から07:10発のバスの運ちゃんに電話しており、「バスターミナルに入らなかっただろ!」というのが聞き取れた。解ったのは07:10の運ちゃんがバスターミナルへ入らず路上から出発していたということであった。他にも07:30発とかのバスも全てバスターミナルへ入っていなかったというのも判明、これではいつまでたっても来ないわけだ。

まあ、中国なので決められた場所以外の発車もありだな。とりあえず、このまま東陵行きバスには乗車できる。遵化へ戻る最終バスは17:00頃というのも確認しておいた。本当に17:00頃かは怪しいが・・・。

10分遅れの08:20にバスが発車する。乗客は自分を含めて7人で、さっそくバスターミナル前の交差点で客を乗せる。バスターミナルの意味ないのでは・・・。どうやら路上で東陵行きのバスを拾うのが良いようだ。とにかく客を乗せながら東陵へ向かい、遵化を出る頃には満員になる。

清東陵 慈禧陵(西太后の陵墓)

09:30頃、東陵に到着。慈禧陵、裕陵妃園寝(香妃墓)、裕陵のすぐそばの駐車場が終点だ。游客服務中心に行くのかと思っていたら違っていた。ここから游客服務中心は約9kmも離れていた。

まずは慈禧陵で入場券を購入。入場料は裕陵62元、慈禧陵62元、セットの連票122元になる。

連票122元を購入して見物開始だ。

慈禧陵は西太后の陵墓であり同治12年(1873)から光緒5年(1879)に建設され銀227万両が費やされた。1928年7月に軍閥の孫殿英に盗掘され財宝は持ち去られている。

西太后の陵墓ということはあって規模は大きい。まずは隆恩殿から見物。

続いて明楼だ。この奥が宝頂で墓になる。

慈禧陵は地下宮殿が公開されており見物ができる。盗掘されているので財宝は失われてしまったが墓室には棺が安置されている。

地下宮殿の上は、このように土が盛られ小山になっている。

清東陵 慈安陵

続いて慈禧陵の西隣にあるのが慈安陵で東太后の陵墓になる。慈安陵は同治12年(1873)から光緒5年(1879)に建設され銀266万両が費やされた。東太后は清朝第9代皇帝である咸豊帝の皇后で正式には孝貞顕皇后と呼ぶ。西太后の慈禧陵と東太后の慈安陵を合わせて定東陵とも呼ぶ。

門は閉ざされ非公開となっている。10:30頃、慈安陵を離れる。

清東陵 裕陵妃園寝(香妃墓)

10:40頃、裕陵妃園寝に到着。裕陵妃園寝は乾隆帝の妃嬪たちの陵墓になり36人の妃たちが埋葬されている。特に容妃(香妃)が埋葬されていることで知られている。そう、ここは香妃墓である。香妃墓は新彊ウイグル自治区カシュガルにもあるのだが、清東陵にある香妃墓が本物である。

以前、自分はカシュガルの香妃墓を本物だと思っていたが清東陵に本物があることに驚いたというか納得した。今までは何で香妃だけ故郷に墓があるのかと思っていた。だがこれで新たな疑問が出てきた。カシュガルにある香妃の棺は誰の棺?

この裕陵妃園寝で一番大きいのが純恵皇貴妃の陵墓だ。1人だけ明楼があり規模が大きく地下宮殿が公開されている。

そして、説明が表示された墓が香妃墓になる。香妃墓の地下宮殿は公開されており内部を見物することができる。

規模は小さいのだが墓室に棺が安置されている。11:05頃、裕陵妃園寝を離れる。

清東陵 裕陵

11:15頃、裕陵に到着。裕陵は清朝第6代皇帝である乾隆帝の陵墓になり清東陵では西太后の慈禧陵と人気を競う陵墓だ。

猛暑の中でも観光客が多く賑わっているが、後ろのおっさんがゲップしている。世界遺産でゲップするとは、乾隆帝もびっくりであろう。というか、なぜ中国にはゲップするおっさんが多いのだ?

裕陵の地下宮殿は公開されており見物することができるが、1928年に軍閥の孫殿英により盗掘されている。

地下宮殿は外とは違いが涼しく快適だ。墓室への通路の壁には菩薩やチベット文字が彫られており地下宮殿にチベット仏教の世界が広がっている。

墓室には乾隆帝と妃たちの棺が安置されている。地下宮殿から外へ出ると物凄い暑さが待っていた。やる気を削がれる暑さだ。夏の河北省は来るべきではないな。12:15頃、裕陵を離れる。

清東陵 孝陵

続いて孝陵へ向かう。途中で神道に出たので歩いて行く。この奥に孝陵があるのだろう。

少し歩くと孝陵が見えてきた。

12:30頃、孝陵に到着。孝陵は清朝第3代皇帝である順治帝の陵墓である。

まずは隆恩殿から見物するが金持ちの中国人観光客が隆恩殿の前で痰を吐いている。順治帝は自分の陵墓で中国人に痰を吐かれるとは思っていないだろう。こちらとしては順治帝が中国人にとってその程度の存在だったということに驚きだ。

陵寝門は閉じられており奥の陵墓は非公開になっている。12:45頃、孝陵を離れる。

清東陵 孝東陵

13:00頃、孝東陵に到着。順治帝の皇后と28人の妃嬪たちの陵墓である。門は閉まっており非公開だ。

外から様子を窺うことしかできない。13:10頃、孝東陵を離れる。

清東陵 景陵

13:45頃、景陵に到着。景陵は清朝第4代皇帝である康熙帝の陵墓である。

景陵も隆恩殿までは公開されている。

陵寝門は閉じられ奥へは進めない。

奥に見える明楼や宝頂といった肝心な部分は非公開になっていた。観光客はほとんど訪れず入口のおばちゃんたちは世間話中。

暑さは厳しさを極めつつあり腹出し族でなく裸族のおっちゃんまで出現するほどだ。14:10頃、景陵を離れる。

14:15頃、遵化行きのバスがちょうど通りがかったので乗車する。もう暑すぎてダメだ。
非公開の陵墓まで見物する気力がない。遵化までの運賃は6元、東陵でも途中からの乗車なので少し安い。

黄燜鶏米飯

夕飯は近くの食堂で黄燜鶏米飯(17元/約289円)を食べる。黄燜鶏米飯は山東省済南の名物料理だ。土鍋で煮こまれた鶏肉が柔らかく美味い。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19元
バス 8.5元 遵化→東陵
バス 6元 東陵→遵化
清東陵 122元
合計 155.5元

北京・世界遺産 周口店の北京原人遺跡

北京・天津・河北省旅行記2016

北京原人の周口店へ

07:10頃、ユースホステルを出てバス停へ。07:20頃、西四路口西のバス停から3路のバスに乗車し北京西駅へ移動。運賃1元で07:45頃、北京西站のバス停で下車。08:10頃、901快のバスに乗り換える。周口店猿人遺址までは直線距離で約40kmになる。運賃3.5元で9:00頃、閻村のバス停で下車。

09:15頃、房38路のバスに乗り換えて周口店へ向かう。周口店鎮の中には新しくできた博物館があるが、そちらは有料なのでそのまま通過だ。10:00頃、猿人遺址のバス停で下車する。運賃は2元。

世界遺産 周口店の北京原人遺跡

すぐ近くの線路を渡ると世界遺産 周口店の北京原人遺跡に到着。入場料30元だが錦綉江山全国旅游年票一卡通を使い入場券を受け取り見物。

観光客を避けて誰もいない場所から見物していく。

洞窟の中には入れる所もある。

ここは猿人洞になり1959年に北京原人の下顎が発見されている。

保護工事で封鎖されているが1929年に北京原人の頭蓋骨発見地点が見える。

言わずと知れた周口店で今日は土曜日ということもあり家族連れや欧米人の団体が多い。それでも世界遺産にしては観光客は非常に少なく穴場ともいえる。で、観光客のおっちゃんやおばちゃんが狙ったかのように目の前で痰を吐いてくれる。

なんで世界遺産におサルさんが紛れ込んでいるのだ?いや、場所的に考えれば北京原人が生きた化石で生息しているということか?というか、中国全土に多数の北京原人やおサルさんの類が生息していそうな気がするのは気のせいか?

11:45頃、周口店北京原人遺跡を出る。12:15頃、猿人遺址のバス停から房38路のバスに乗車。運賃2.5元で13:10頃、拱辰南街のバス停で下車、地下鉄の高架に向かい歩いていく。13:20頃、地下鉄房山線の良郷南関駅に到着。西四駅まで運賃7元で地下鉄を乗り継いで行く。14:40頃、地下鉄4号線の西四駅に到着

中国地質博物館

D出口を出て目の前が中国地質博物館だ。国土資源部の隣にある博物館で、日本で言えば国土交通省の隣に博物館がある感じかな。入場料30元だが年票を使い無料で見物する。

地質博物館なので鉱物の展示が多い。

土曜日なので家族連れが多い。

歴代帝王廟

15:20頃、国土資源部の斜め向かいにある歴代帝王廟を訪れる。入場料20元だが年票を使い入場券を受け取る。

歴代帝王廟は明の嘉靖9年(1530)に創建され480年以上の歴史を持ち、明、清の皇帝たちが歴代王朝の皇帝や名臣たちを祀り祭祀を執り行っていた場所である。

この歴代帝王廟には歴代の皇帝たちの位牌と共に劉備の位牌があるのが特徴だ。ちなみに三国時代は魏の皇帝たちと劉備の位牌だけで劉禅の位牌はないし、孫権たち呉の皇帝たちも祀られていない。このことから劉備の扱いが特別であることが伺える。

東配殿と西配殿には歴代王朝の名臣たちが祀られており、その中には諸葛亮と趙雲が祀られている。だが名臣たちの位牌はなくパネル展示になっている。
16:25頃、歴代帝王廟を出る。

黄燜鶏米飯

夕飯は近くの食堂で黄燜鶏米飯(18元/約306円)を食べる。黄燜鶏米飯は山東料理で鶏肉と野菜の土鍋ご飯になる。鶏肉は長時間煮こまれているので骨まで柔らかくなっている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 27.05元
地下鉄 7元
バス 9元 路線バス
合計 43.55元

東直門から懐柔区

06:10頃、ユースホステルを出て西四路口北のバス停から3路のバスで東直門へ移動。運賃1元で07:05頃、終点の東直門枢紐站で下車して東直門外のバス停へ。今日は万里の長城の響水湖長城(响水湖长城)へ向かう。07:15頃、東直門外のバス停に到着。紅螺寺行き867路のバスに乗車して07:30頃、バスが発車する。

紅螺寺は世界遺産 慕田峪長城の手前にある北京の古刹でかなり有名な寺らしい。ただし入場料54元なので行かないというか、高くて行けない。運賃5.5元、867路のバスで懐柔汽車站を過ぎたところの于家園のバス停で09:10頃に下車。

于家園からはH34路のバスで響水湖長城まで行けるのだが、午前中は06:45と10:30の2本しかバスがない。他にはH23路のバスで響水湖路口(响水湖路口)まで行き約3km歩くという方法がある。ちなみにH34路とH23路はバス停の標識はないので地元民とバスの動きを観察する必要がある。

09:30頃、H23路のバスに乗車して響水湖路口のバス停で下車するはずが2つぐらい手前で降りてしまい歩くことに・・・。とりあえず運賃は2.5元。

響水湖長城

10:40頃、響水湖長城(响水湖长城)との分かれ道の響水湖路口(响水湖路口)に到着。ここで降りておけば良かったようだ。まあとにかく今は前へ進むのみ。

強い日差しの中を遠くに見える万里の長城目指して歩いていく。でも、天気予報だと北京の最高気温は36度のようだ。真夏日で明らかに外を出歩く天気ではない。

11:20頃、響水湖長城(响水湖长城)の入口に到着。入場料32元だが錦綉江山全国旅游年票一卡通を使い入場。長城へ向かって歩いているとH34路のバスに追い抜かれる。これだと本数少なくてもH34路で響水湖長城へ行った方が楽だな。景区入口の奥にさらに游客中心があり、ここでも入場券購入可能だ。H34路のバスで来たら入口で降りずに游客中心まで行った方が長城に近いな。

響水湖長城(响水湖长城)は世界遺産 慕田峪長城の西隣に位置する万里の長城であり、響水湖長城、磨石口関、驢鞍嶺長城、連雲嶺長城で構成されている。

まずはダム湖になっている磨石口関から長城を登る。磨石口関は明の永楽2年(1404)に建設され「双関子」とも呼ばれていた。元々は北斉が建設した万里の長城があり、その跡に磨石口関が建設された。ダムの建設に伴い磨石口関はほとんどが破壊されてしまったが湖底には当時の水門関が残されている。

磨石口関にはダムが建設されダム湖になっているのだがダムは完全に干上がり機能を失っている。北京の水不足と砂漠化を表した光景ともいえるだろう。

ダムのある磨石口関から東側の響水湖長城は観光整備されており綺麗に修復されている。日曜日なので家族連れの観光客が多いが、この猛暑の中では長居する観光客はほとんどおらず早々に帰ってしまう。

ダムの西側の驢鞍嶺長城、連雲嶺長城はほとんど修復されておらず明代の万里の長城の姿がそのまま残っている。

雰囲気はよいのだが崩壊している部分が多く足下はかなり危険だ。

歩くことが出来るのが驢鞍嶺長城で連雲嶺長城は立ち入り禁止になっている。

これは左手前が驢鞍嶺長城になり、奥が響水湖長城になる。響水湖長城の更に山の向こう側に慕田峪長城がある。

13:45頃、游客中心の駐車場に戻ってきた。懐柔へ戻るH34路のバスは15:15発なのでしばらく待機だ。暑さで動く気に離れないので駐車場の木陰で大人しくする。14:00頃、金持ちの家族連れが駐車場に車を止めていくが、おっちゃんがでかいゲップをしている。
なぜ中国はゲップをする奴が多いのだ。

懐柔から北京市内へ

15:05頃、懐柔からのH34路のバスが游客中心の前を通過する。これが15:15発のバスだな。15:25頃、懐柔へ戻るH34路のバスに乗車する。響水湖長城景区を出ると地元民が大量の乗車してきて大混雑になる。16:15頃、終点の于家園のバス停に到着、運賃は3元。

東直門外まで戻る867路のバス停は道なりに南へ歩いて交差点を渡った所にある。16:43頃、紅螺寺から東直門外まで戻る867路のバスに乗車、運賃は5.5元。幸い空いており余裕で席に座れるしエアコンが効いているので涼しく快適だ。18:35頃、東直門外のバス停に到着、東直門枢紐站へ移動するが3路のバス停までがファイナルファイトの世界でカオス過ぎる。18:55頃、運賃1.5元で3路のバスに乗車してユースホステルへと戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10.5元
バス 19.5元 路線バス
合計 30元

暑さで籠る

昨日の万里の長城を猛暑の中で歩いたので遠出する気が起きない。それに今日は月曜で博物館とかは休みなので近場もダメだな。今日はエアコンの効いたドミで休息だ。Qunar.comで易県の速8酒店を予約して清西陵へ行く準備をしておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 7.5元
宿泊費 198元 予約:速8酒店
合計 205.5元

世界遺産 万里の長城・水関長城

07:10頃、ユースホステル近くの北京三十九中学のバス停から55路のバスに乗車。運賃1元、07:20頃、徳勝門にて下車。徳勝門から919路のバスで水関長城や八達嶺へ行ける。

919路のバスに乗り換えるが後ろに並んでいるおっさんの痰吐きの音が鳴り響く。そして、乗車後は横のおっさんがゲップを吐いている。1回でなく2回だ。今日も朝から精神的にやられっ放しだが中国はいつも通り平和で絶好調のようだ。

07:30頃、バスが発車し水関長城へ向かい、08:50頃、水関長城に到着。運賃は5.5元だ。

水関長城の入場料は40元だが錦綉江山全国旅游年票一卡通を使い無料で見物する。水関長城は八達嶺長城と居庸関の間にある万里の長城の一部で世界遺産でもある。

北京市内は暑かったのだが標高約500mの水関長城は曇りで風が吹いており涼しい。長城を登るには好条件だが曇っているので撮影には向かないな。

長城を登っていき敵楼に入ると標識に眼が止まる。

「厳禁大小便」の文字が目立つ。そう万里の長城は野糞ポイントになっているのだ。ここ世界遺産なのだが・・・。原因は不明であるが中国では立ち小便や野糞がやたらと多い。草むらとかでは犬の糞より人糞に遭遇する確率のほうが高いだろう。万里の長城では周囲から見えにくい所では野糞の跡があったりする。

そんな野糞禁止の水関長城であるが遠くへ続く城壁の迫力はすごい。

世界遺産で北京でも知られた観光地の水関長城だが八達嶺ほど混雑はしておらず空いている。ただ長城はかなり急な階段になっているので年寄りにはきついだろう。

長城をひたらすら登って行くと徐々に観光客が少なくなってくる。階段が急なので登らずに引き返してしまう観光客が多いのだろう。

09:30頃、標高約630mの水関長城の北の端までやってきた。入口からの高低差は約130mになる。この先を進むと八達嶺につながっているが通行禁止で保安が警備している。

雨が降ってきたので戻ることにする。09:39頃、おっちゃんがタバコ吸いながら世界遺産 万里の長城を上っている。

世界遺産で吸うタバコは格別の味なのだろう。

でも、この水関長城は禁煙なのだが・・・。文明旅游!

で、更に水関長城は落書き禁止でもあるのだが、外国人でも遠慮せずに落書きするようです。10:30頃、入口に戻ってきた。

近くに詹天佑旧居があるので見物していく。

中国鉄道の父として知られる詹天佑が八達嶺のスイッチバック建設時に住んでいた場所のようだ。

10:50頃、運賃1.5元で919路のバスに乗車して八達嶺で下車する。水関長城からは北京市内へ戻るバスがないので八達嶺まで抜ける必要がある。11:00頃、八達嶺のバス停から八達嶺駅へ向かう。

八達嶺駅からS2線で北京北駅へ行こうと思ったが次の列車が13:40発だったので、そのまま八達嶺長城を通り抜ける。今日は天気が悪いので八達嶺長城は霧に隠れてほとんど見えないし観光客は少なく空いている。雨が降ったり止んだりしており観光には向かない天気だ。

11:45頃、八達嶺長城のバス停に到着。12:00頃、徳勝門行き877路のバスに乗車する。運賃6元、13:20頃、徳勝門に到着。55路のバスに乗り換えて后庫のバス停で下車してユースホステルへ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
バス 15元 路線バス
合計 25元

東岳廟

西安門のバス停から109路のバスに乗車、運賃1元で神路街のバス停で下車。08:45頃、東岳廟に到着。入場料10元だが錦綉江山全国旅游年票一卡通を使い見物。

東岳廟は元の延祐6年(1319)に創建され泰山神東岳大帝を祀っており、歴代王朝の庇護により華北地区最大の道観(道教寺院)である。現在残っている建築物は清代の物が多く門には康熙帝御筆の扁額があり清朝から手厚い庇護を受けていたことが伺える。

境内の左右には御碑亭があり、左側が乾隆御碑。

右側が康熙御碑になる。

正面には東岳大帝を祀る岱嶽殿があるが内部は撮影禁止。

岱嶽殿の扁額も康熙御筆だ。

境内には道教の神々が祀られており多くの神像が安置されている。

ただし手入れが余りされていないようで埃をかぶり色あせている。

神像が多いだけでなく石碑も多く碑林のようになっていたりもする。

華北最大の道観であるが観光客は少なく空いている。これなら北京市内の穴場の観光地ともいえるだろう。

11:40頃、麗澤長途汽車站にやってきた。ここから清西陵のある易県行きのバスが出ているので確認しに訪れたが空いているので特に問題なさそうだ。

12:15頃、地下鉄の西局駅から10号線に乗車して大回りして西四駅へ向かう。

刀削麺

昼食は久しぶりにイスラム食堂で刀削麺(10元/約170円)を食べる。
北京のイスラム食堂はどこも高いのだが、ここの店は珍しく牛肉麺と刀削麺が10元に価格設定されている。ウナギの寝床のように間口が狭いという悪条件なので安くして客を引き込む作戦だろうか?他の麺や蓋飯とかは値段高いけど。おまけにイスラム食堂なのに燕京ビールが提供されている。自分たちで飲むわけではないから問題ないようだ。

肝心の刀削麺は珍しくスープが濃い口の醤油系になっている。北京は濃い口でないと客が集まらないのか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 22.65元
地下鉄 4元
バス 3.5元 路線バス
合計 30.15元

北京の千年古刹・大覚寺

07:30頃、ユースホステルを出てバス停へ、今日は海淀区の大覚寺へ向かう。07:55頃、西四路口南のバス停から332路のバスに乗車する。運賃1元で08:30頃、中国農業科学院にて下車。08:40頃、651路のバスに乗り換える。運賃2元、09:25頃、楊家庄のバス停で下車。09:55頃、633路のバスに乗り換え、運賃1元で10:15頃、大覚寺のバス停にて下車。

10:25頃、北京市内から約2時間半かけて大覚寺に到着。入場料20元だが錦綉江山全国旅游年票一卡通を使い無料で見物する。

大覚寺は遼代に創建された千年古刹になる。遼、金の頃は清水院と呼ばれ、金の章宗皇帝の頃には西山八大水院之一とされ、霊泉寺とも呼ばれた。明の宣徳3年(1428)には明朝により修復と拡張が行われ「大覚寺」の名を下賜される。その後、明の正統11年、成化14年及び清の康熙年間、乾隆年間に修復と拡張が行われ現在の規模になる。

2007年に一度訪れているのだが綺麗に整備され観光客もそこそこいる。建築物は明代と清代の物が残っている。

大雄宝殿には西太后によって書かれた扁額が飾られているが殿内入口の真上に飾られているので説明を読んでいないと気づかない可能性が高い。

殿内は撮影禁止であるが安置されている仏像はかなり古く一見の価値有りだ。外からこっそり望遠で撮影。

境内にある遼碑は1068年の物になり大覚寺で最も古い文物になる。大覚寺の正確な創建時期は不明だが、この遼碑により1068年には寺があったことがわかる。

他にも遼代の石獅子も残っていたりする。

寺なのだが奥の方は庭園みたいになっており11:45頃、大覚寺を離れ、11:50頃、大覚寺のバス停に到着。12:00頃、運賃1元で633路のバスに乗車、12:20頃、楊家庄のバス停で651路のバスに乗り換える。運賃2元で13:00頃、中国農業科学院のバス停にて下車。運賃1元で332路のバスに乗り換え西四路口南のバス停で下車しユースホステルへ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 28.25元
バス 8元 路線バス
合計 36.25元

醇親王墓

06:20頃、ユースホステルを出て88路のバスで大鐘寺のバス停へ移動。運賃1元、06:50頃、大鐘寺のバス停で下車。584路のバスに乗り換え、運賃1元で07:30頃、国防大学のバス停で下車する。346路のバスに乗り換え、運賃2元で08:20頃、西埠頭のバス停で下車する。

今日は清の光緒帝の父である醇親王奕譞の陵墓を訪れる。昨日、大覚寺を訪れた際に周辺案内図に醇親王墓があったので行くことにした。

来た道を少し戻り七王坟路へ入る。

七王坟路を西へ歩き山の方へ向かう。まだ朝なのだが既に日差しが強く汗が噴き出る。北京は蒸し暑い。

七王坟路をひたすら歩いて線路を越えていく。

七王坟村の入口に醇親王墓の説明がある。醇親王が道光帝の第七子だったため村の名が七王坟になったとある。

09:10頃、醇親王墓に到着。醇親王奕譞は清の道光帝の第七子で光緒帝の父である。そして、ラストエンペラー傅儀の祖父でもある。

入口周辺で地元民が井戸端会議していたが階段を上ると静かで蝉の声が響いている。階段は所々崩壊している。墓は西山の麓にあるが放置された状態で誰もいない。

階段を上ると碑亭がある。おサルさんたちに落書きされないのように柵で囲まれ保護されている。

橋を渡り奥へと進む。

奥に進むと門がある。

門が閉じられており内部には入れないのかと思ったら脇に小さな入口がある。

崩れかかった階段を上ると醇親王墓が見えてきた。10:00頃、醇親王墓を離れる。

孚郡王墓

この近辺に九王坟という地名があるのでおそらく墓があると思い高徳地図で調べてみるとやはり墓がある。孚郡王墓は道光帝の第九子である奕譓の墓だ。ちょっと行ってみることにする。

11:00頃、孚郡王墓に到着するが門閉まっている。おまけに門に携帯の番号が貼られている。管理人に連絡して開けてもらう方式か・・・。そうすると入場料を勝手に徴収というパターンだな。

11:10頃、九王坟のバス停に到着。バスを乗り継いで13:30頃、ユースホステルへ戻る。

順天府超市

14:00頃、近くの順天府超市でビールを買い込む。

冷えた青島ビール600ml(4.3元/約73円)と特売だけど温い青島ビール氷醇600ml(1.98元/約31円)、藍帯ビール銀装550ml(2元/約34円)、饅頭(2.8元/約48元)の合計11.08元だ。支払いは公交ICカードを使い釣り銭の心配なしだ。

携帯の国際ローミングが

17:00頃、チャイナユニコム(中国联通)の営業庁へ行ってくる。ドコモショップみたいな所で契約変更とかの処理が全てできる店舗だ。実は日本へ帰っている時にネットで国際ローミングの契約を解除して、すぐにまた契約をするというのを試してみたのだが解除はできたけど何故か国際ローミングの再契約ができなかった。

なので、チャイナユニコム(中国联通)営業庁で国際ローミングを設定してもらおうとしたら・・・。
小日本「国際ローミング使えるようにしてちょ!」
窓口の兄ちゃん「電話番号教えて」
小日本「番号これ」(携帯見せる)
兄ちゃんが端末を操作するが・・・。
窓口の兄ちゃん「これどこの番号?」
小日本「西安!」
窓口の兄ちゃん「西安の番号はここじゃ処理できない。北京の番号しかできない。」

日本ではありえないのですが、中国の携帯は全国共通サービスでなく地域ごとでサービスが違うのです。一応は全国共通の料金プランとかがあるのだが地域独自の料金プランもあったりする。ということで、北京では北京のSIMカードしか処理ができないのです。

同じチャイナユニコムのSIMカードでも省を跨げば別会社扱いになってしまう。要するに「西安で契約変更してきな!一昨日来やがれ小日本!」ということである。今回わかったことは省を跨ぐと別会社扱いで処理できないという事、むやみに国際ローミングを解除するなという事である。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 29.08元
バス 7.5元 路線バス
合計 36.58元

羊雑刀削麺

今日は朝から籠っているが、ここ数日同じドミにいるドイツ人たちがいつも早朝に出掛けて空になっているベッドに野郎がいたので驚いていた。明日は北京を一旦離れるので今日は情報収集で過ごす。

夕飯は近くの麺屋へ行く。正宗山陝面館と看板を掲げているので山西省と陝西省の麺料理がメインだと分かる。

とりあえずメニュー表をみて羊雑刀削麺(15元/約255円)を注文。

色々と料理があるが北京は物価が高いので15元ぐらいないと苦しいかな。

今回は羊雑刀削麺なので具材は羊ホルモンで、スープは透明で透き通っており薄口で若干の塩味がする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20.7元
合計 20.7元