山西省太原 永祚寺(双塔寺)・唐槐公園

山西省旅行記2015

平遥駅へ

向かいの客桟に宿泊している団体客のおっちゃんたちの痰吐きの音で目が覚める。同じドミトリーの欧米人たちは不快な音には気づかず夢の中だ。今日は朝から雨が降っている。平遥を離れて太原へ移動するのだが雨に降られるとは・・・。金持ちの団体客のおっちゃんたちは電動カートで移動し雨の音だけが響く古城に戻る。

平遥駅昼前にユースホステルをチェックアウトする。小雨が降る中で古城西門へ向けて歩いていくが、ボリタクのおっちゃんたちがしつこい。12:15頃、平遥駅に到着。いつもの切符と身分証確認の後に手荷物のX線検査がある。

平遥→太原

K7808次の切符12:52発、K7808次、運城→大同行きで太原南駅へ移動する。席は硬座、運賃は15.5元だ。太原南駅は高速鉄道駅と機能しているがK7808次は珍しく太原と太原南の両方に停車する。次の宿は太原駅より太原南駅の方が近いので都合がよい。

しかし、列車遅延が発生している。まあ、ダイヤ通りに運行できないのはいつものことなので慣れてしまっている。湘南新宿ラインや中央線とかだと、「勘弁してくれよ!」と言いたくなるが、中国だと「あー、またか!中国だし・・・。」となってしまう。

K7808次12:55頃、改札が始まりホームへ移動する。

K7808次の行先票12:59列車が到着してすぐに乗車して荷物置き場を確保する。停車時間が短く荷物をおくとすぐに列車が発車する。太原南駅までは約2時間の道のりになる。

太原南駅

太原南駅14:30頃、太原南駅に到着する。ここから路線バスでの移動になるのでバス乗り場へ移動する。

バス停

バス停

バス停太原南駅からはバスは8路線出ている。ここからは824路のバスで許坦西街(许坦西街)へ向かう。

公交ICカードその前に太原の公交ICカードを購入しておく。バス乗り場の地下に服務処があったので聞いてみたらカードが買えるということで100元札出して購入する。太原では身分証が購入時に必要でパスポートを提示する。名前とパスポート番号を入力して、保証金30元、カード2元、残額68元をチャージする。記名式スイカに近い感じだな。

太原では1元バスは公交ICカードだと5割引きの0.5元なので、保証金とカードの合計金額32元なので32回以上乗車する場合は公交ICカードの方が得になる。

太原塢巢国际青年旅舍

太原塢巢国际青年旅舍15:10頃、許坦西街(许坦西街)のバス停で下車する。20-30m戻った所に二妹飯店というレストランがあるので、そこの路地を奥へ進むと突き当りの手前で太原塢巢国际青年旅舍(太原坞巢国际青年旅舍/Wuchao International Youth Hostel)に到着する。バス停から2分ぐらいの所にあった。

eLongで予約しておりチェックインは問題なく完了。Booking.comでも予約は出来たけどeLongでセールをしていたので今回もeLongで!1泊27元(eLongの特価)8人ドミトリーで5泊する。
支払いは貯めておいたキャッシュバックを使い実質0円。

太原塢巢国际青年旅舍肝心の部屋だが窓大きく広さはまあまあかな。エアコン無しだが扇風機は有りだ。各ベッドには照明やコンセントは無し。Wi-Fiの電波は良好、ネットも快適だ。共同のトイレ・シャワーは招待所レベルであった。トイレ・シャワーは一体型だよ。これ別々にしてくれないとシャワー使われたら30分は使えないってことだからな。

美特好16:00頃、小雨が降る中で周辺の探索へ出かける。西へ5分ぐらいの所にはスーパーマーケットの美特好があったので物資補給は問題なさそうだ。

洋葱炒肉蓋飯

洋葱炒肉蓋飯夕飯はイスラム食堂で洋葱炒肉蓋飯(10元/約200円)を食べる。玉ねぎと牛肉の炒めものがご飯の上に乗っている。炒めものの玉ねぎが美味い。

青菜拉麺

青菜拉麺蓋飯だけでは物足りないので別のイスラム食堂で青菜拉麺(8元/約160円)を食べる。この店は珍しく麺量が多い。スープは塩味が濃い目に効いている。
塩系ラーメンか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
バス 0.5元 路線バス
公交ICカード 32元
合計 50.5元

雨で動けず

昨日から雨が降ったままで天気が悪い。
暑さもなくなり涼しくなっているので、どうやら山西省は季節が夏から秋へ変わったようだ。雨が降っていてはどこへも行けない。

河撈麺

河撈麺昼過ぎに近くの食堂で河撈麺(7元/約140円)を食べる。河撈麵は山西省、陝西省あたりで食べられている麺料理だ。柔らかめの麺にジャガイモ、唐辛子、玉子焼きなどの数種類の具材が乗っている。具材が多い点からすると臊子麺に似た印象を受ける。スープは少なめになっており拌麺にも近い感じかな。味は辛くなく具材が美味く麺の食感もよく食べやすい。

夕方はイスラム食堂で蛋炒飯(8元/約160円)を食べて、帰りに近くの市場で饅頭6個(3元/約60円)を購入する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
合計 18元

白雲寺

07:10頃、宿近くの許坦西街のバス停から812路のバスに乗車して双塔寺北路へ向かう。
運賃は公交ICカードで0.5元。本来は812路のバスは許坦西街のバス停に停車しないが周辺の大規模など迂路工事の影響で臨時で停車するようになっている。812路は太原駅にも行くので利用価値は高い。

08:00頃、双塔寺北路で乗客全員が降ろされ、ここからは南東へ歩いて双塔寺へ向かう。双塔寺まで行くかと思ったが途中で運行中止になった。道路工事で寺まで行けないのか?双塔寺へ向かうが入口が見つからない。高徳地図で確認しながら歩くが白雲寺の標識が先に見えてきたので双塔寺は後回しにする。

白雲寺09:30頃、白雲寺に到着する。入場料は30元のはずなのだが、入場券売場はなく参拝客が自由に出入りしており無料になっていた。

白雲寺白雲寺(白雲禅寺)は唐代の名宰相である狄仁杰が母のために建立した千年古刹の禅寺である。明の崇禎13年(1640)に浄業庵、清の康熙2年(1663)に天澤和尚により大雄宝殿が建てられ、その後も拡張と修復が繰り返されるが、文化大革命により多くの建物が破壊される。2002年に再建が始まり現在に至る。

関羽像境内には何故か赤兎馬に乗った巨大関羽像がある。

関羽像そして、伽藍殿には関羽、関平、周倉の像がある。

白雲寺境内はそれほど広くないが清代の建物が一部残っている。太原市内では比較的規模の大きい寺院である。10:20頃、白雲寺を出る。

永祚寺(双塔寺)

永祚寺(双塔寺)11:05頃、双塔寺に到着する。入場料は30元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。寺の門前近くには服装城があり衣料品満載のトラックが通ったりするので少々カオス度が高い。

永祚寺(双塔寺)双塔寺の正式名称は永祚寺と呼ぶ。双塔寺は太原市内南東に位置しており、妙峰禅師により明の万歴27年(1599)に創建された。境内に宣文塔と文峰塔の2つの仏塔があるため双塔寺と呼ばれている。

永祚寺(双塔寺)双塔寺は太原市内の主要観光地でもあるので観光客がそこそこいる。寺ではあるが僧侶はおらず博物館としての運営になっているようだ。

永祚寺(双塔寺)大雄宝殿は煉瓦づくりになっており内部はヤオトンのようになっている。

永祚寺(双塔寺)宣文塔と文峰塔は近くで見ると結構大きいし高さがある。

永祚寺(双塔寺)明代に2つの仏塔が建立されているが当時の建築技術の高さが伺い知れる。

宝賢堂集古法帖

宝賢堂集古法帖宣文塔と文峰塔を見物して、碑廊の宝賢堂集古法帖を見物していく。宝賢堂集古法帖には歴代王朝の碑が収集されているようなので、三国志関連で何かあるか探してみることにする。

呉の皇象の書

呉の皇象の書すると、三国志関連の碑がありました!まずは、呉の皇象の書。皇象は侍従、青州刺史を務めた人物、書家として知られ八絶とも称されていた。

後漢の張芝の書

後漢の張芝の書こちらは後漢の張芝の書。張芝は書家として知られ草書の達人で草聖とも称された。

司馬炎の書

司馬炎の書続いて司馬炎の書。

蔡琰と魏の鍾繇の書

蔡琰と魏の鍾繇の書こちらは蔡琰と魏の鍾繇の書。蔡琰は後漢の高陽郷侯である蔡邕の娘。曹操とは面識がある人物である。

鍾繇は鐘会の父親。書家の達人でもある。他にも書聖である王羲之とかのもある。ガラス越しで見ることになったが、おサルさんたちの落書きから守るためには仕方がない。しかし、これは意外な収穫であった。13:00頃、双塔寺を離れる。

建南汽車站

建南汽車站13:30頃、55路のバスに乗車して建南汽車站付近で下車する。建南汽車站は陽泉など東へのバスが発着している。

香菇油菜蓋飯

香菇油菜蓋飯腹が減ってきたので近くの食堂で香菇油菜蓋飯(9元/約180円)を食べる。シイタケと油菜の炒めもののご飯の上に乗せている。

唐槐公園

唐槐公園食後は建南汽車站の隣にある唐槐公園へ向かう。14:30頃、唐槐公園に到着。唐槐公園は狄村に位置しており唐の名宰相である狄仁杰の故郷でもある。

狄梁公故里碑の碑亭唐槐公園を入るとまずは狄梁公故里碑の碑亭があり、地元民の爺ちゃんたちが日向ぼっこをしている。爺ちゃんたちは撮影の邪魔なのだが、この石碑は新しいので重要度は低い。

狄梁公故里の石碑重要度が高いのは碑亭の東側にある狄梁公故里の石碑で、こちらは清代の石碑になる。

千年古樹の唐槐そして、公園の中程には狄仁杰の母が植えたと言い伝えられる千年古樹の唐槐がある。樹齢は1300年以上になるエンジュである。

狄梁公祠公園奥には狄梁公祠があり記念館になっておりパネル展示と狄仁杰像がある。

狄梁公祠ただし、開館が火曜から日曜の09:00-11:00、15:00ー17:00で開館時間が短い。15:30頃、唐槐公園を出て宿へ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
バス 1.5元 路線バス
合計 19.5元

世界遺産 平遙古城・双林寺

山西省旅行記2015

臨汾鼓楼

臨汾鼓楼07:30頃、鼓楼にやって来た。鼓楼は大中楼とも呼ばれ臨汾中心部に位置している。創建時期は北魏まで遡るが現在の鼓楼は1987年に再建されたものになる。

バス停表示市の中心部にある鼓楼は当然交通の便も良い。バスは1路のバスで臨汾駅と臨汾西駅へ行ける。臨汾西駅が高速鉄道の駅になりバス停は高鉄站(高铁站)になる。

豆腐菜と油条

豆腐菜と油条09:00頃、朝食に豆腐菜(4元/約80円)と油条2本(1元/約20円)を食べる。

豆腐菜豆腐菜は河南省の料理で豆腐粉条菜とも呼ばれる。唐辛子の効いたスープに豆腐とトコロテンみたいなのが入っている。豆腐料理の一種かな?

丸子麺

丸子麺17:00頃、夕飯を食べに出かける。臨汾でよく見かける丸子麺(10元/約200円)を食べる。肉団子の乗った麺料理だ。いくつかの店で食べ比べてみよう。

衡水老白干ビール

衡水老白干ビール食後は衡水老白干ビール500ml(3.9元/約78円)を購入する。昨日は320ml缶の方を購入したが、おそらく中身は同じだろうが缶のデザインが違う500mlも購入してみた。飲んでみたら味は同じであった。しかし、夕方でも暑い時間帯に飲むビールは美味い!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 22.8元
合計 75.2元

臨汾駅

臨汾駅08:30頃、ユースホステルをチェックアウトして、公交公司のバス停から11路のバスに乗車して臨汾駅へ移動する。運賃は1元、08:45頃、臨汾駅に到着。いつもの切符と身分証の確認、手荷物のX線検査を済ませて待合室へ。駅員は小日本に関わりたくないようでパスポートの写真は見るが近くの公安には特に相談せず何もなかったかのように返却。北京での抗日戦争勝利の軍事パレードが明日行われるが田舎での警備は相変わらず形だけのようである。

臨汾→平遥

1096次の切符今日は10:07発、蘭州→太原の1096次に平遥まで移動する。席は硬座、運賃は21.5元、距離、約2時間の乗り鉄だ。

軍用トラック列車の到着が遅れており、10:00頃にホームへ移動。ホームの隣の線路には人民解放軍の輸送列車が停車している。でも、トラックとかばかりなので重要度は低そう。

東風4型10:05頃、1096次がオレンジの東風4型に牽引され入線してくる。そして、乗車バトル開始だ。とりあえず、列でなく群の後方に付いて乗車口へ。下車する乗客が多いので少し待つことになるが、おサルさんは待つということができないようで無理に乗車しようとして乗務員に制止される。躾のされた犬でもご飯は待てるぞ・・・。

乗客の下車が終わりおサルさんたちの乗車が始まる。列ではないので正しい表現かは疑問だが、おサルさんの割り込みが激しい。乗務員はやる気がないので並ばせようとしない。こんな状態なのでいつもの行先票撮影は平遥到着後だな。

10:15頃、乗車するが荷物棚の空きが少ない。荷物を通路に置くことは何とか避けたい。中国の鉄道ではガキが通路で放尿というイベントがあり、汚染水が床の荷物を襲うのだ。何とか荷物棚の空きを見つけて発車を待つ。15分遅れの10:22に1096次が発車する。列車の終点が山西省の省都・太原なので列車内は満席で通路に足が投げ出されていたりといつものカオス度だ。

行先票12:45頃、平遙駅に到着。乗車バトルで撮りそこねていた行先票を撮影しておく。

東風4型ホーム脇にはボロボロの東風4型が停車している。正統派の緑色であるが塗装が剥がれており廃車寸前といった感じだ。大連で1990年製造のようなので既に25年経過となるとやはり廃車も近いか?

平遥鄭家客桟国際青年旅舍

平遥鄭家客桟国際青年旅舍平遙駅を出ると宿の客引きとボリタクが待ち構えている。宿は予約済みなのでそのまま平遥古城内にあるユースホステルの平遥鄭家客桟国際青年旅舍(平遥郑家客栈国际青年旅舍)へ向かう。古城内にある主要観光地の県衙近くにあるので大体の場所は分かるが看板がボロくて分かり難かった。

平遥鄭家客桟国際青年旅舍13:30頃、暑い中で到着し登記する。1泊45元だがeLongでの予約時に宿泊費は溜めておいたキャッシュバックから支払ったので実質0元だ。部屋は5人ドミトリーで小さな窓が一つある。屋根裏部屋のようで天井に太い梁がある。エアコン付きで各ベッドにはコンセントが付いているが照明は無しだ。ロッカーはバックパックが入る大きめのがあるが一部は鍵が壊れている。

共同のトイレ・シャワーはアカン!2つあるトイレの1つは壊れて使用停止だ。この規模宿泊施設でトイレ一つはダメだろ!さっさと修理しろよ!シャワーは3つあるがカーテンで仕切っているだけなので兄貴と裸のお付き合いになってしまう。最悪だ・・・。はっきり言って招待所レベルだ。せめてトイレ・シャワーだけは整備しておいて欲しい。

平遥鄭家客桟国際青年旅舍建物自体は元は邸宅だったようなので古さが感じられ非常に雰囲気が良い。

平遥古城

平遥古城14:00頃、平遥古城を散歩するが暑い。
すぐにやる気が失せてしまう。

牛肉湯麺

牛肉湯麺14:10頃、古城内の食堂で昼食に牛肉湯麺(10元/約200円)を食べる。スープは濃い口で醤油か何かを使っているようだ。やはり古城内の食堂は基本的に高い。中には刀削麺6元とかの店もあるが基本は観光地価格で設定されている。

市楼腹ごしらえをしたので再び古城内を歩いて行く。

牛肉扯麺

牛肉扯麺しかし、腹減ったので今度は古城の外で食堂を探す。14:55頃、西門の通りでイスラム食堂を見つけ牛肉扯麺(7元/約140円)を食べる。幅広麺なのだが烩麺に似た感じだ。
スープは薄口になっている。やはり、観光地価格と言っても麺類は7元ぐらいでないとな・・・。

平遙汽車站

平遙汽車站15:30頃、平遥古城の北にあるバスターミナルの平遙汽車站を訪れる。

平遙汽車站運賃表時刻表は窓口のおばちゃんが怖いので撮影断念。運賃表だけの撮影にしておく。太原、介休、祁県などのバスがある。

バス停バスターミナルには102路と108路の路線バスがあり、108路のバスが平遙駅と高速鉄道の平遥古城駅へ行く。

家家利超市16:00頃、平遙駅近くにあるスーパーマーケットの家家利超市に寄ってみる。結構お客さんが入っており賑わっている。

平原県産の百士ビール

百士ビールここで百士ビール320ml(1元/約20円)を購入する。1元は激安だ!しかも山東省徳州市平原県が生産地になっている。平原県といえば劉備だ。先日の小麦王ビールに続いて百士ビールも劉備ファン公式ビールへ仲間入りか。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
バス 1元 路線バス
合計 19元

世界遺産 平遥古城

平遥古城06:50頃、平遥古城の散策へ出かける。平遥古城は言わずと知れた世界文化遺産である。昼間は観光客で賑わっているというかやかましい古城であるが、この朝の時間帯は涼しく、比較的静かで散策にはちょうどよい。

平遥古城まずは平遥県署を訪れてみる。県署は明や清の頃の行政の中心地で県庁や市役所に相当し警察の機能も持っていた。江戸時代の日本で例えると奉行所といったところだ。昼間は観光客だらけだが朝は静かで落ち着いた雰囲気だ。朝の落ち着いた古城の雰囲気を味わっていたのだが朝市とかが行われている通りだと人が多く賑わっている。

そして、観光客と地元民の痰吐きが酷い。世界遺産の平遥古城といえどもおサルさんが生息しているようだ。痰吐き何とかならないかな?あの痰吐きの音は本当に嫌だ!せめて人前でしないでくれ!痰吐きの光景を見る度に中国には中国人以外にも服を着たサルが生息していると思ってしまう。中国は文明人の中国人とおサルさんの差が激しい。

平遥古城続いて古城内で一番高い建物の市楼へ向かう。ここが古城の中心になるようだ。

平遥古城北門から城壁に沿って西門へ歩いていく。西門にたどり着くとおっちゃんが城壁に立ち小便をしていた。世界遺産に放尿するというのは滅多に見られない光景だ。いや、中国の世界遺産だとよく見かけるのかも知れない。これにはさすがに呆れてしまう。

立ち小便や野糞が日常の光景の中国でも、中国の宝ともいえる世界遺産の平遥古城に立ち小便はマズイだろう。某党の偉い人たちは何をしているのだろうか?しっかり取り締まりや調教をしないと中国の世界遺産が汚染されてしまうだろうが・・・。

五千年の歴史を持つ中国のイメージが崩壊していく。隋や唐代の中国はどこへ行ってしまったのだ?孔子や孟子たちもこのような中国の現状を悲しんでいるだろう。

麻辣麺

麻辣麺朝食に四川料理の食堂で麻辣麺(6元/約120円)を食べる。唐辛子が利いて辛いのだが辛すぎてスープの味が良く分からず。

衙門官舎

衙門官舎ユースホステルへ戻るとテレビは抗日戦争勝利の式典を生中継しており祝賀行事が盛り上がっているようだ。11:00頃、平遥鄭家客桟国際青年旅舎をチェックアウトする。
斜め向かいのeLongで予約しておいた衙門官舎に引っ越しする。1泊30元で6泊するがeLongで溜めておいたキャッシュバックを使い実質0元になる。

衙門官舎部屋は7人ドミトリーでエアコン有り、窓付きの屋根裏部屋だ。部屋は広めで各ベッドにコンセントが付いているので電源の確保は問題ない。でも、ベッドに照明はない。共同のトイレ・シャワーは古いが、まあ立地と値段を考えると仕方ないかな。早期の改修を望む。

衙門官舎元々が官舎になっていたので建物の雰囲気は非常に良い。

平遥県署昼頃、再び古城内の散策に出るが人多すぎだ!北京で習近平が軍事パレードで「同志們!」って叫んでいるのに観光客は平遥県署の前で記念撮影中。

平遥古城他の通りでも記念撮影や買い物に励んでおり、祝賀行事は臨時の休日程度の認識だろうか?臨時の休みで楽しく観光のようだ。

担担麺

担担麺12:45頃、四川料理の食堂で担担麺(5元/約100円)を食べる。

世界遺産 双林寺

双林寺入場券13:30頃、平遥汽車站で108路のバスに乗車する。運賃は3元で、108路は双林寺や高速鉄道の平遥古城駅へ行く。13:50頃、双林寺に到着。入場料は35元。

双林寺双林寺は平遥県城の南西6kmにある橋頭村にある。双林寺の元の名称は中都寺と呼び、創建年代は不明で北斉の武平2年(571)に修復される。宋代に双林寺へ改名する。

双林寺寺には二千以上の塑像があり、「華夏明珠」「東方彩塑芸術宝庫」とも称される。1997年に平遥古城と共にユネスコの世界文化遺産に登録されている。

双林寺寺は城壁で囲まれており一般的な寺とは少し様子が違う。境内には観光客がいるが平遥古城とは違い静かである。

双林寺殿内は撮影禁止になっており撮影できるのは殿外に安置されている仏像四体のみだ。殿内の仏像や塑像は一見の価値ありである。ただし、痛みが激しく彩色は落ちたり腕や足の無い塑像が多い。

双林寺伽藍殿そして、伽藍殿には関羽像が祀られており、関羽の活躍場面が塑像で再現されている。世界遺産に関羽像が入っているので関羽ファン必見であろう。でも撮影禁止である。

双林寺一通り見物し終えるが観光客のおっさんがスマホで話しながら手鼻を噛んでいる。世界遺産で手鼻はマズイでしょ。がっかりする光景を見せられてしまった。

鶏蛋拉麺

鶏蛋拉麺15:30頃、双林寺を離れ108路のバスで県城へ戻る。夕飯はイスラム食堂で鶏蛋拉麺(7元/約140円)を食べる。やはり麺は手打ちに限る!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
バス 6元 路線バス
双林寺 35元
合計 59元

山西省洪洞 明代監獄・関帝楼・蒲県東岳廟

山西省旅行記2015

城北公交站

城北公交站07:20頃、公交公司のバス停から20路のバスに乗車する。運賃は1元、07:35頃、終点の城北公交站に到着。

城北公交站時刻表すぐ近くの北バスターミナルの城北客運站へ行きまずはバス情報を確認。

臨汾→洪洞

臨汾→洪洞のチケット広勝寺行きのバスに乗ろうとしたがバスがまだ来ていないということで、先に出る洪洞行きのチケット9元を購入してバスに乗車する。

臨汾→洪洞のバス07:45頃、バスターミナルからの乗客は自分一人で客を拾いながら洪洞へ向かうというか、バスターミナルの外にある20路の終点のバス停近くで客待ちになる。バスターミナルの意味ないような・・・。

客待ちしていると広勝寺行きのバスが来て客待ちの停車。他の古県行きのバスとかもバスターミナルを出るとここで客待ちの停車をしている。これならバスターミナルで乗車する必要はなかったな。

08:15頃、バスが発車する。予定だと洪洞は広勝寺の後に寄るつもりだったのだが、このまま先に洪洞へ行く。08:40頃、洪洞県城の南の外れ、澗橋北路と飛虹東街の交差点で降ろされる。ここが終点だ。

ロンリープラネット山西を確認すると、このまま澗橋北路(涧桥北路)を道なりに北へ行くと東へ向かう玉峰中大街に変わり古槐路との交差点近くに広勝寺行きのバス乗り場があるが、先に洪洞の県城を見ていく。

大士庵

大士庵高徳地図で洪洞の県城に関帝廟があるのを見つけたので行ってみる。09:00頃、まずは関帝廟近くの大士庵を見物する。庵の説明とかがないので歴史は不明だが建物は古そうだ。

大士庵仏像は新しくなっており観光用に整備が進んでいるようにも感じる。

大士庵本堂では地元民のおばちゃんたちが読経しており観光用というより地元民用の庵であった。

関帝廟続いて関帝廟なのだが有料で入場料40元になっている。これは高い・・・。料金表を見ると明代監獄とセットのようなので、まず近くの明代監獄へ行ってみて見物するか判断する。

明代監獄(蘇三監獄)

明代監獄09:30頃、明代監獄に到着する。洪洞の街の中心にある観光地で結構観光客がいる。現代中国の監獄なら色々な意味で非常に興味が有るのだが、昔の監獄にはあまり興味が・・・。

明代監獄入場券まあ、1箇所20元という計算になるな・・・。関帝廟のため仕方なく40元の入場券を購入する。

明代監獄明代監獄は別名を蘇三監獄と呼び元は県衙の一角であった。明の洪武2年(1369)に建設され600年以上の歴史がある。京劇「玉堂春」などで有名な蘇三がこの監獄に入れられていたので蘇三監獄とも呼ばれている。明代の監獄なのですが修復されており結構綺麗。

獄神廟監獄には獄神廟があり囚人たちも祈っていたようです。この獄神廟の左にある洞が死囚洞で、ここから遺体が外へ搬出されたそうだ。

蘇三像蘇三が収監されていた牢には蘇三像がある。

黒牢他にも死刑囚が入れられていた黒牢にも像がある。

蝋人形こんな感じで明代の刑罰を蝋人形で再現しています。09:50頃、明代監獄から関帝廟へ向かう。

関帝楼(関帝廟)

関帝廟09:55頃、再び関帝廟にやって来た。

関帝廟洪洞の関帝廟は創建時期は不明、元代に再建され明、清代では修復を繰り返してきた。現存する正殿は元代の建築物、東西の廂房は清代、その他は明代の建築になる。

関帝廟現存する建物は関帝楼、献殿、正殿、廂房、鐘楼、鼓楼になり全国重点文物保護単位に指定されている。楼閣があるので廟は関帝楼とも呼ばれている。

関帝廟正殿には関羽、関平、周倉の三像がある。

関羽

関平

周倉この殿内には三像以外は何もない。入場料を取っている割にはかなり質素な作りだ。
三国志の名場面を描いた壁画とかを期待していたのだが・・・。まあ、殿内は静かで古い建物と関羽像が歴史を感じさせてくれる。10:20頃、関帝廟を離れる。

広勝寺

広勝寺行きバス10:30頃、広勝寺行きバスに乗車する。運賃は3元、10:50頃、終点の広勝寺近く広場に到着する。広場から5分ほど歩くと水路が見えてくる。珍しく七色の水でなく透明な水が流れる水路だ。

広勝寺11:00頃、広勝寺の下寺に到着する。広勝寺は上寺と下寺に分かれており入場料は55元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。

広勝寺広勝寺は後漢の建和元年(147)に建立され、建立当時の名称は倶盧舍寺と呼び、阿育王塔院とも呼ばれた。北周の保定2年(562)、唐の大暦4年(769)に修復され、唐の代宗から広勝寺の名を賜る。名称には「広大于天、名勝于世」の意味が込められている。千年古刹なのだが僧侶は見あたらず、どうやら博物館に近い形態で運営されている様子だ。僧侶はいないが仏像は多数安置されている。

山西名泉11:35頃、下寺から上寺へ向かう。山西名泉と表記された水路の水源地を通る。
水源地は柵で囲まれ立ち入り禁止になっている。ゴミが一つもなく正に名泉に相応しく湧水が湧き出ている。そして、水源地から上寺へ向けて山道を登るがゴミだらけで、ある意味でいつもの中国である。柵の中はゴミ一つ無い世界だが柵の外はゴミ溜めで中国が凝縮された光景であった。

広勝寺11:50頃、広勝寺の上寺に到着し、陝西旅游年票を使い境内へ。上寺は山の上にあり仏塔が目印になる。

広勝寺仏塔は飛虹塔と呼ばれ明の正德10年(1515)から嘉靖6年(1526)に建立された八角十三層の仏塔で高さ47.31mになり、瑠璃塔の中では中国最大規模になる。

広勝寺境内にはいくつかの殿があるが工事が行われており観光整備が進められている様子だ。

広勝寺

広勝寺殿内には多数の仏像が安置されておりかなり古そうだ。

臨汾行きバス12:50頃、下寺を出て山を下りバス乗り場へ向かう。13:05頃、広場近くで臨汾行きバスに乗車する。13:15頃、バスが発車、運賃は10元だ。

14:15頃、臨汾の城北客運站に到着、そのまま20路のバスに乗り換えるが、乗客のオバハンがアイスを食べ終わって棒を通路へポイ捨てする。さすが安定の中国で観光客が飽きないように様々なイベントを提供してくれる。うれしくないイベントだけど・・・。バスの運賃は1元、公交公司のバス停で下車してユースホステルへ戻るが天気が崩れ雨が降ってきた。

韮菜木耳蓋飯

韮菜木耳蓋飯15:30頃、近くの食堂で昼食兼夕飯に韮菜木耳蓋飯(7元/約140円)を食べる。ニラとキクラゲの炒めものがご飯の上に乗っており、これが美味い!蓋飯は大都市だと10元以上するのだが田舎だと値段が安い。やはり中華料理最高!自分は日本食が恋しくなることがないので毎日中華料理が食べられる環境は居心地が良い。中国では味千ラーメンや吉野家の値段を見ただけで真っ青になるので日本食は全く恋しくならない。

ハルビンビール小麦王と小麦王ビール

ハルビンビール小麦王と小麦王ビール食後はスーパーマーケットで特売品の缶ビールを2本購入。ハルビンビール小麦王330ml(2元/約40円)と小麦王ビール500ml(1.8元/約36円)なのだがメーカーが別々なのにパッケージデザインが酷似しているようなのは気のせいか?
味の方はハルビンビール小麦王がやや辛口、小麦王ビールは辛味はない。

ちなみに生産地はハルビンビール小麦王が四川省資陽、小麦王ビールは山東省徳州市平原県だ。ハルビンビールはハルビン産が飲みたいな!小麦王ビールは平原県産なのだが、「平原県といえば劉備じゃないか!」ということで個人的には小麦王ビールを贔屓にしたい。劉備ファン公式ビールにしてもいいぐらいだ。値段も安いし!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13.2元
バス 9元 臨汾→洪洞
バス 3元 洪洞→広勝寺
バス 10元 広勝寺→臨汾
蘇三監獄 40元
合計 75.2元

臨汾→蒲県

06:50頃、公交公司のバス停から20路のバスで城北汽車站へ行こうとするが、07:10頃、臨汾駅近くのバスターミナルから出ている蒲県行きのバスが通りがかったので乗車する。蒲県までの運賃は15元だ。

今日は蒲県東岳廟を目指す。蒲県までは約1時間の距離で少し遠出だ。問題は蒲県の県城から東岳廟まで5kmぐらい離れていることなのだが・・・。ロンリープラネット山西だと県城からボリタクで東岳廟まで15元らしいが高い。蒲県に近づいてくると左前方の山の上に廟が見えてくる。あれが東岳廟なのだろう。そして、道路左側に東岳廟の看板が見えた。

蒲県汽車站

蒲県汽車站08:25頃、蒲県汽車站に到着。

蒲県汽車站時刻表

蒲県汽車站バスの情報を確認してから来た道を戻る。

東岳廟

東岳廟の標識バスターミナルから出ると山の上に東岳廟が見えるので向かう。省道を約900m戻ると先ほどの東岳廟の標識が見えてきた。

東岳廟登山階段08:40頃、省道沿いの東岳廟登山階段に到着。ここから東岳廟まで階段で上れる。心臓破りの階段をひたすら上る。まだ朝の時間帯なので涼しいからいいが、昼頃は暑くて登る気は起きないだろう。

東岳廟09:05頃、山の上にある東岳廟に到着する。入場料35元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。

東岳廟東岳廟は東岳大帝黄飛虎を祀る廟である。創建年代は不明であるが蒲県誌には「唐貞観以来」の記述があるので遅くても唐代創建のようである。

東岳廟廟内には金泰和6年(1206)の石柱があり800年以上前には相当の規模を誇っていたようである。

東岳廟元の大徳7年の地震で破損し、元の延祐5年(1318)に行宮大殿、献亭、楽楼、東西、十王府、寝宮、禅院などが完成する。明代、清代で修復が繰り返され現在に至る。

東岳廟行宮大殿には東岳大帝黄飛虎が祀られている。黄飛虎は封神演義でおなじみの人物で殷王朝の重臣だったが周に降った人物だ。でも、殿内は撮影禁止である。

東岳廟代わりに天井に雷震子らしき像がある。

像で、こちらは進撃の巨人に出てくる巨人か?でも、この像はチンコがついてるから巨人ではなさそうだ。

東岳廟廟内には道教の七十二司の様々な神々が廟を囲むように祀られている。

東岳廟ヤオトンみたいな洞に神様が祀られている。

東岳廟神像の表情は様々で仏像とかの類が好きな人たちには楽しめるだろう。

東岳廟とにかく神像の数が多い。

東岳廟七十二司なので72人の神様が祀られているが実際は神様の配下もいるので300以上の像があるだろう。

東岳廟廟内は観光客が少なく静かに見物できる。たまに参拝客が突いた古鐘の音が境内に鳴り響く。

東岳廟廟内の奥には地獄があり塑像で地獄が再現されている。

東岳廟十王府には十八層地獄が塑像により再現されている。鋸で切られる罪人、石臼でひかれて犬の餌になる罪人、鍋で煮られる罪人とかがある。日本ではネコ鍋が流行っているが地獄では人鍋が流行っているらしい。でも、十王府は撮影禁止である。

関羽と曹操で、これは東岳廟の中で見つけた三国志関連の壁画。曹操が関羽に赤兎馬を贈る場面だ。

11:00頃、東岳廟を出て山を下りバスターミナルへ向かう。帰りは登山道ではなく道路を歩いていくが遠回りであった。登山道が最短経路であった。

臨汾へ

臨汾行きチケット11:30頃、蒲県汽車站に到着し、臨汾行きのチケットを購入。運賃は16元で、行きより1元高い。まあ、行きはバスターミナルでなく途中から乗車だったので安かったのか?

臨汾行きバス11:45頃、バスが発車する。乗車率100%の満員だ。

臨汾汽車站13:20頃、臨汾汽車站に到着する。バス情報を確認しようとしたが時刻表の前でバスターミナルのおっちゃんがお茶飲んでおり撮影できず。バスターミナルを出て近くの臨汾駅へ移動し切符売場へ。12306.cnで予約しておいた明後日の平遥行きの切符を受け取る。

褲帯麺

褲帯麺13:50頃、昼食に褲帯麺(9元/約180円)を食べる。褲帯麺は陝西省の麺料理で褲帯麺の俗称が西安でよく見かけるやたらと難しい漢字のbiangbiang麺である。ただし褲帯麺とbiangbiang麺は厳密には製法が微妙に違うようであるが幅広麺であることには変わりない。

褲帯麺今回の店は麺とタレが別々で出てきた。麺にタレをお好みでつけて食べるという方式だ。タレに入っているトマトがいい感じで美味い。

衡水老白干ビール

衡水老白干ビール食後はスーパーマーケットで衡水老白干ビール320ml(2.9元/約58円)を購入。河北省の白酒メーカー衡水老白干の子会社が生産しているビールだ。ここは山西省なのだが河北省の地ビールも流通している。味はやや辛口だが辛味はすぐに消える。

青菜炒飯

青菜炒飯夕飯は近くの食堂で青菜炒飯(6元/約120円)を食べる。臨汾は結構物価が安くて食費は節約できる。

ドリアン

ドリアン食後はスーパーマーケットへ行ってみるとビールの特売品がなくなっている。昨日が最終日だったようだ。しかし、処分品のドリアン310g(3.1元/約62円)を購入。処分品なので古くなってきているのだろう。早速食べてみる。果物の王様と呼ばれるドリアンを初めて食べてみるが美味いのかよくわからない。マンゴーの方が美味いような気がする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 23.9元
バス 15元 臨汾→蒲県
バス 16元 蒲県→臨汾
合計 54.9元

中国のスパーでは軍歌が流れる

山西省旅行記2015

新華書店で立ち読み

09:30頃、河東博物館へ行ってみる。三国志関連のネタでもあるかと思って高徳地図と百度地図を頼りに行ってみると博物館のある所に博物館がない。掃除のおっちゃんに聞いてみたら博物館は引っ越ししていることが判明。百度は間違った情報が掲載されていても驚かないが、評判の良い高徳地図の更新が遅れていたのには少し驚いた。

博物館がないのでは仕方ないので新華書店へ行き立ち読みをする。1F入口付近の某党関連のコーナーには客はおらず、経済や法律とかのコーナーに客がいる。自分は旅行関連のコーナーに用があるので探すと2Fにあった。とりあえず山西省のガイドブックを立ち読みして午前中を終えてユースホステルへ戻る。

胡萝卜素餃

胡萝卜素餃18:00頃、夕飯を食べに出かけるが雲行きが怪しい。近くの食堂で人参水餃子の胡萝卜素餃(10元/約200円)を食べるが雷鳴とともに雨が降ってきた。とりあえず人参水餃子を食べて雨が止むのを待つ。胡萝卜素餃は胡萝卜(人参)、素(素食)、餃(餃子)となり肉の入っていない人参餃子という意味だ。

油潑麵

油潑麵19:00頃、雨が止んだので店を出るが、まだ食べ足りないので別の店で油潑麵(7元/約140円)を食べる。油潑麵は陝西省の麺料理で幅広麺にスープの代わり油を掛けている。油そばみたいな感じだ。店によって具や薬味は変わるが今回はニンニクのみじん切りとレタスみたいな野菜の炒めものが入っていた。

道路冠水で宿へ戻れず

道路冠水油潑麵を食べてユースホステルへ戻ろうとしたら先ほどの雷雨の影響で道路が冠水してユースホステルへ戻れなくなっている。水が引くまで先へは進めないので立ち往生。

道路冠水中国はこういう部分でインフラが整っているかがよく分かる。運城はマンション建設が勢い良く進んでいるが下水道整備はやっていないようだ。30分以上待って20:00頃、ようやくユースホステルへ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19元
合計 103元

黄河文化博物館

黄河文化博物館10:30頃、黄河文化博物館を訪れてみる。昨日訪れた運城博物館が移転して黄河文化博物館になったようなので場所を調べて行ってみたが観光客は誰もいない。警備員の兄ちゃんに聞いてみたら博物館としてはまだ開館していないということであった。建物自体は2012年に完成しているのだが、まだ内部は未完成のようだ。これでは同しようもないので諦める。

扯麺

扯麺博物館近くの食堂で朝食兼昼食に扯麺(8元/約160円)を食べる。手で押して広げた幅広麺が特徴でネギ、香菜、ゆでたレタス、卵が入っている。

扯麺は陝西省、山西省、甘粛省で食べられる麺料理で三千年の歴史がある。扯麺の中でも陝西省宝鶏の西府扯麺が正統派の扯麺とされるが、山西省では運城市の隣に位置する永済市の永済扯麺が有名だ。

美特好超市

美特好超市11:15頃、ユースホステルへ戻る途中で美特好超市に寄って行く。山西省で展開しているスーパーマーケットだがオランダのスパーとも組んでおり看板にモミの木マークがある。

お客さんはそこそこ入っているのだが店内に流れている案内と曲が日本ではありえない内容になっていた。「抗日戦争勝利」とかの単語が聞こえてくる。どうやら抗日戦争勝利の特売をやっているようだ。

そして、店内に流れている音楽は、おそらく中国人なら誰でも知っている軍歌の「当兵的人」である。日本のスーパーマーケットで軍歌なんか流したらマスコミの餌食で、共産や社民とかの左の集団から抗議殺到です。某国は右傾化、軍国主義復活を許さないとか言っているようですが、スーパーマーケットで「当兵的人」が流れている状況からして大爆笑です。そいうえば、オランダのスパーでも軍歌流すのOKなのかな?

雪花ビールとりあえず手ぶらで外へ出るのは申し訳ないので小日本は抗日戦争勝利の特売品の雪花ビール500ml(2元/約40円)を購入。

酸菜肉絲麺(失敗例)

酸菜肉絲麺夕方になり近くの食堂で酸菜肉絲麺(7元/約140円)を食べるが店の選択を誤った。出てきた酸菜肉絲麺だが酸菜と肉絲と麺が既にごちゃ混ぜになっている。料理は間違ってはいないが見た目がアカン。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
バス 1元 路線バス
合計 21元

関羽の故郷・山西省運城 三国志遺跡 解州関帝廟と常平関帝廟

山西省旅行記2015

解州関帝廟

関羽像07:00頃、12路のバスで運城駅へ向かう。運賃は1元、07:10頃、運城駅到着。まず、駅前の黄金関羽像を撮影。07:25頃、駅前から11路のバスで解州関帝廟へ向かう。おばちゃんに運賃4元支払い、08:15頃に到着。

解州関帝廟解州関帝廟の入場料は60元だがctripで予約しておいたので1割引の54元だ。

解州関帝廟解州関帝廟は隋の開皇9年(589)に創建され歴代王朝により修復と増築がされてきた道教建築の廟である。「関廟之祖」「武廟之冠」「関帝祖廟」とも称されており、現存する建築物は明、清代の物になる。

解州関帝廟天井には色々と額が収められていたりもする。

解州関帝廟牌坊も立派であるが少し傷みがあり歴史を十分に感じさせる。

解州関帝廟四大関帝廟(洛陽関林、当陽関陵、常平関帝廟、解州関帝廟)の一つとして三国志聖地としての重要度は非常に高い。

解州関帝廟朝の開門直後の時間帯だったので境内は比較的静かであるが、既に団体客がいるので近づいてくるとやかましいので団体客から離れて見物する。

解州関帝廟やはり土日を避けておいて正解であったようだ。平日でも朝から団体客がいるとなると土日に突撃したら大変なことになっていたであろう。

解州関帝廟さすがに三国志聖地だけのことはあり境内は広い。一部建物で修復工事が行われており見物不可になっていた。そして、殿内は全て撮影不可でおばちゃんが目を光らせている。なので、関羽像は眺めるだけ・・・。

解州関帝廟崇寧殿には乾隆帝が欽定した「神勇」の額がある。09:30頃になると観光客で混雑し始める。平日でも解州関帝廟には多くの観光客が訪れるようだ。10:10頃、解州関帝廟を出る。

10:25頃、11路のバスに乗車し運城駅へ向かう。運賃は4元だが、おっちゃんに5元札で支払うと釣り銭1元出さずにスルー。地元民のおばちゃんがおっちゃん呼んでくれて釣り銭1元取り戻すが余所者だから仕掛けたのか?田舎は油断できない。いや、中国人でさえ騙される中国だから油断できない。

運城関王廟

運城関王廟11:10頃、運城の街中で降りて池神廟の北にある21路のバス出発点を目指すが目の前に寺院が見えてきたので寄ってみると運城関王廟に到着。運城には関帝廟以外に関王廟まであった。関王廟の名称なので明代あたりに建立された古い廟である事が伺える。

運城関王廟は元代に創建され明の正徳5年(1510)から正徳7年(1512)にかけて拡張された。明の嘉靖34年(1555)に地震により倒壊し、万暦25年(1597)に巡塩御史の呉楷偕により再建される。

運城関王廟工事中であったが見物はできるので山門通り境内へ。廟の規模は小さく各所で工事中であった。奥に碑亭があり石碑がある。

運城関王廟壁画もあり文醜が斬られる場面とかがある。

常平関帝廟

11:25頃、関王廟を離れ、11:35頃、池神廟のバス停と運城二中のバス停の間で21路のバスに乗車。11:45頃に発車し、おばちゃんに運賃2.5元払う。12:15頃、常平関帝廟に到着する。入場料は30元だがctripで予約しておいたので1割引の27元になる。

常平関帝廟しかし、ここは中国でイベントは突然発生する。観光客のおっちゃんが常平関帝廟の門前でタバコの箱をポイ捨てした。

常平関帝廟目を疑う光景である。中国人が関帝廟の前でポイ捨てをしている。しかも、四大関帝廟ともいわれる常平関帝廟の門前だ。そして、タバコを吸っている。中国では文化財でタバコを吸うのは大丈夫なのか?

きっとおっちゃんたちは中国人ではないな。昨日の舜帝陵にいた服を着たおサルさんたちの仲間だ。共産党の飼育係の方々にはもっと頑張ってもらいたいのだが、天津港の倉庫爆発でおサルさんたちの調教どころではないのであろう。

常平関帝廟常平関帝廟は常平関帝祖祠、関羽家廟などとも呼ばれており、運城市の南西12kmの常平郷常平村に位置しており、この常平が関羽の故郷とされ関羽だけでなく関羽の祖先も祀られているのが最大の特徴である。

解州関帝廟とは8kmの距離になる。文献によれば常平関帝廟は隋初期に創建され創建時は常平関帝祖祠であったが金代になると廟の字が使われ始める。歴代王朝により修復と拡張が繰り返され、明の嘉靖34年(1555)以来、16度の修復と増築が行われており、現存する建築物の多くは清代の物になる。

常平関帝廟立派な牌坊があり雰囲気を盛り上げてくれます。

赤兎馬そして、山門には赤兎馬像があります。でも、これは新しそうな感じが・・・。

常平関帝廟境内にはいくつもの殿があり関羽や関平、関興の像もありますが、ここも殿内は撮影禁止でおばちゃんたちが目を光らせております。

常平関帝廟唯一撮影出来たのが碑廊にあった関羽像だけでした。

巨大関羽像

関帝聖像景区13:20頃、常平関帝廟を出て、常平関帝廟の南にある巨大関羽像へ行ってみることにする。

関帝聖像景区20分ほど歩くと関帝聖像景区に到着。入場料は30元のテーマパークになっているが周辺には開発途中で放置された建物が多数あり廃墟というか鬼城の気配がする。景区自体も建物が傷んで営業しているのか怪しかったが人や馬がいたので営業はしているようだ。

鬼城とりあえず景区周辺を探索するが開発途中で放置された廃墟が痛々しい。

鬼城これはどう考えても開発失敗だろう。

巨大関羽像

巨大関羽像巨大関羽像の裏手の山に関帝祖塋(関羽の祖父の墓)があるようだが、暑さで山を登る気が起きない。他の観光客と同じように巨大関羽像を拝んで、14:35頃、21路のバスに乗車する。運賃は2.5元、15:00頃、池神廟と運城二中の発着点に到着。15:10頃、9路終点の鐘楼小区で9路のバスに乗車。運賃は1元、地鉱大楼へ移動してユースホステルへ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8元
バス 14元 路線バス
解州関帝廟 54元
常平関帝廟 27元
合計 103元

司馬温公祠

運城東バスターミナル07:30頃、9路のバスに乗車、運賃は1元、08:15頃、終点の東バスターミナルの東客運站に到着するが運用されておらず無人であった。建物は完成しているのになぜ運用されていないのだ?

再び9路のバスに乗車して禹王閣近くの摩托街のバス停で下車して禹都停車場へ。今日は司馬温公祠(司馬光墓)を目指すのだが運城の北にある夏県の水頭鎮と禹王郷の間に司馬光墓はある。

下晁行きのバスまず、バスを探さないと行けないのだが、まずは夏県行きのバスに乗車かなと思ったら、禹王という表示のある下晁行きのバスがあったので運ちゃんに司馬温公祠へ行くか聞いてみたら近くの司馬村を通るという事で、09:00頃、禹都停車場から下晁行きのバスに乗車する。車掌の兄ちゃんに話だと司馬で公交車(路線バス)に乗り換えて司馬温公祠へ行けるということであった。

司馬村のバス停09:10頃バスが出発、司馬まで運賃は7.5元だ。かなりの田舎道をバスが走り、09:50頃、省道232号とのT字路で降ろされる。目の前にバス停があり司馬村に到着。ここから路線バスで行けるようだがGPSを確認すると司馬温公祠まで直線距離で約1.6kmなので歩いていくことにする。省道232号を西へ歩いていくと6路の水頭(水头)-夏県(夏县)のバスとすれ違う。どうやら夏県から6路のバスで行けるようだ。

司馬温公祠の標識15分ほど歩くと地元民が道路脇で西瓜や葡萄などの農産物の販売をしている。どうやら観光地が近いという印だろう。道路脇に司馬温公祠の標識が見えてきた。

小晁のバス停10:15頃、省道から司馬温公祠の分かれ道に到着。ちょうど目の前には小晁のバス停があり、夏県から6路のバスでも来られる。司馬村のバス停から徒歩でも十分来られるがトレーラーやトラックの行き来が激しいの注意していないと轢き逃げされそうだ。

司馬温公祠入口分かれ道の所に司馬温公祠と書かれた石が置かれているので見落とすことはないだろう。

道路で干されるトウモロコシ司馬温公祠までの道は地元民たちが収穫したトウモロコシを干している最中であった。

司馬温公祠10:25頃、司馬温公祠に到着する。

司馬光像入口の前にある広場には司馬光像がある。入場料は40元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。

司馬温公祠司馬光(1019-1086)は陝州夏県涑水鄉(現在の山西省夏県小晁村)の出身で涑水先生とも称され歴史家で「資治通鑑」の編者として知られ、仁宗、英宗、神宗、哲宗の4人の皇帝に仕え北宋の宰相を務めた人物である。

司馬温公祠故事も多数残っており「破瓮救友」(水瓶の中に落ちた子供を救うために石で瓶を割って救う話)は有名で日本でも知られている。この故事は小学生ぐらいの時に学校で習った覚えがあるが今でも習うのかな?死後に温国公の爵位が追封され司馬温公とも呼ばれ、祠も司馬温公祠と呼ばれている。司馬温公祠は司馬光ら一族が祀られた温公祠堂と墓のある墓区に分かれている。

司馬温公祠司馬光は中国ではかなり有名な人物なのだが観光客は少なく静かだ。解州関帝廟や常平関帝廟は観光客が多かったが、司馬光の知名度からしても司馬温公祠は穴場と言ってもいいかもしれない。奥にある温公祠堂には司馬光だけでなく一族の像が祀られているが撮影禁止でおばちゃんが目を光らせている。

司馬光墓

司馬光墓牌坊墓区の入口には牌坊があり通ると碑亭が見えてくる。

司馬一族の墓墓区には司馬光の親族の墓碑が並んでいる。ここは司馬光だけでなく司馬一族の墓になっているようだ。

司馬光墓神道司馬光墓はきちんと整備され神道もある。

司馬光墓石像綺麗に整備はされているが石像は古く風化しており歴史を感じさせる。

司馬光墓神道の奥に墓が3つあるのだが司馬光墓は真ん中ではなく左側の墓であった。

司馬光墓碑墓碑は新しくごく最近の物のようだ。12:15頃、司馬温公祠を離れる。12:40頃、小晁のバス停から6路のバスに乗車し夏県(夏县)へ移動。運賃は4元で、12:55頃、夏県に到着し終点で降ろされる。

とりあえずスマホで高徳地図を確認する。目の前の東西に伸びる通りが東風西街のようなので東へ歩いて行くと夏県の公安局と人民政府の前を通り過ぎる。地図は間違っていないので、そのまま東へ歩くと県城で最初の信号に当たる。ここで右(南)へ曲がり新建南路を南へ歩くと、13:15頃、運城行きのバスが停車しているのを見つける。鼓楼超市の向かいが発着点になっているようだ。

炒飯運城へ戻るルートが分かったので近くの食堂で昼食に炒飯(7元/約140円)を食べる。
13:45頃、鼓楼超市近くで運城行きバスに乗車。13:50頃、バスが出発、運賃は7元、途中で客を乗せながら運城へ。14:30頃、禹都停車場に到着、12路のバスに乗車して地鉱大楼のバス停で降りユースホステルへ戻る。運賃は1元。

酸菜肉絲麺

酸菜肉絲麺夕飯は近くの食堂で酸菜肉絲麺(8元/約160円)を食べる。酸菜肉絲麺は麺の上に酸菜(漬物)と肉絲(ひき肉の炒めもの)が乗っており、牛肉麺(蘭州拉麺)と並び中国を代表する麺料理である。インスタントラーメンやカップ麺でも酸菜麺が各社から発売されているほどの定番麺料理だ。夜に12306.cnで28日の運城→臨汾の切符を予約しておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
鉄道 18.5元 硬座 運城→臨汾
バス 8元 路線バス
バス 7.5元 運城→司馬
バス 7元 夏県→運城
合計 59元

関羽の故郷・山西省運城 池神廟・舜帝陵

山西省旅行記2015

霊宝→運城

霊宝駅07:20頃、賓館というか民工宿をチェックアウトして霊宝駅へ移動。駅前では農民工のおっちゃんが「身分証がないと切符が買えない」と携帯でどこかと連絡を取っている。身分証持ってないと窓口のおばちゃんが切符売ってくれないのは当たり前だろ。というか、身分証不携帯でどうやって公安に捕まらずにここまで来たんだ?

K1887次の切符駅入口で切符を身分証の照合があったのだが駅員パスポートの中身確認せず切符にハンコ押す。どうも朝からやる気無しのようだ。手荷物のX線検査を受けて待合室で待機。今日は08:52発、張家界→太原のK1887次で運城まで移動する。席は硬座、運賃は32.5元だ。

08:45頃、改札が始まるが田舎の駅なので乗車バトルはなく平和だ。混乱もなくのんびりとホームへ向かい列車の到着を待つ。

和諧型電気機関車HXD3列車の到着が撮影でき乗車口へ。今回の機関車は和諧型電気機関車HXD3であった。

K1887次の行先票いつもの行先票を撮影して列車の乗車。7分遅れの08:59に発車となり運城へ向かう。河南省霊宝から山西省運城までは直線距離で60kmぐらいなのだが、鉄道だと大回りして陝西省華山を経由して運城へ入る。それでも、最短距離の三門峡経由のバスルートよりは安い。時間はかかるかもしれないが・・・。

乗車率は5割ぐらいで空いているので3列シート占領して寝ているおばちゃんがいたりといつもの光景だ。まあ、田舎を走る張家界→太原の列車なので空いているだろうなとは思ったが本当に空いていた。

でも、乗客にはおサルさんが混じっており対面のおっさんが床に痰を吐く。函谷関から西は中原の外なので中華文明の外ということか?中国はおサルさんが多くて困る。学校で習った中国とは全然違うじゃねえか。学校で習った中華文明はどこへ行けばあるのだ?

10:03に華山到着。ここで機関車を交換して進行方向が西から東に変わる。

山西省運城

運城駅12:15頃、運城駅に到着する。山西省運城までやってきた。

関羽像駅を出ると駅前広場には黄金の関羽像が出迎えてくれる。やはり関羽の故郷なので三国志で町おこしということかな。

潞塩青年旅舍

潞塩青年旅舍駅からユースホステルまでは12路のバスで行くのが普通だが何となく歩いていくことにするが、ユースホステルまで意外と距離があり真夏の暑さにやられながら、13:10頃、ユースホステルの潞塩青年旅舍(潞盐青年旅舍/The Ancient Salt Youth Hostel)に到着する。

潞塩青年旅舍予約無しであったが部屋は空いており6人ドミトリーで1泊35元(会員料金)だ。
潞塩青年旅舍ドミトリーにはトイレ・シャワー付きで思ったより広い。エアコン、電気ケトル、ロッカーもある。各ベッドには照明が付いているがコンセントの数が微妙に少ない。まあ、OAタップ追加すればよいので大した問題ではない。Wi-Fiの電波は良好でネットの速度は問題なし。

潞塩青年旅舍屋上が開放されているので酒盛り可能で洗濯物も干せる。徒歩10分圏内には食堂やスーパーマーケットもありそこそこ便利だ。路地にあるのでちょっと分かりにくいが三国志観光の長期滞在拠点としては十分使える。

蛋炒飯

蛋炒飯15:00頃、遅めの昼食にイスラム食堂で蛋炒飯(8元/約160円)を食べる。

雪花ビール食後はスーパーマーケットで特売品の冷えた雪花ビール330ml(2元/約40円)を購入。

山西省名物・刀削麺

刀削麺夕飯はイスラム食堂で刀削麺(9元/約180円)を食べる。山西省といえば刀削麺なので山西省の端っこでも本場の味だろう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20.6元
宿泊費 215元 1泊35元(会員料金)×7
合計 235.6元

土日は人気観光地を避ける

06:00頃に起床して解州関帝廟や常平関帝家廟へ行く準備をする。ctripで入場券を購入しておこうとしたが今日は土曜日ではないか!田舎とはいえ夏休み中の土曜日では解州関帝廟とか混雑しそうな予感がする。金払って人民の海に飛び込むのは嫌なので、予定変更で人気の無さそうな所へ行くことにする。

07:50頃、地鉱大楼のバス停から9路のバスに乗車。運賃は1元、08:15頃、終点の鼓楼小区で下車。池神廟へ向かうが一つ手前の運城二中のバス停の方が近かった。運城二中と市急救中心のバス停の間で21路のバスが停車しているのを見つける。21路のバスで常平関帝廟へ行けるので場所を覚えておく。

池神廟

08:30頃、池神廟に到着するが開門は09:00なのでしばらく待機。池神廟周辺は観光開発の真っ只中で楼閣やら牌坊やらが建設中だ。

池神廟09:00過ぎに池神廟を見物する。入場料は30元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。

池神廟池神廟は中国有数の塩湖である解池の北側にあり解池の守り神として唐の大歴12年(777)に創建され修復を重ね、現在残っている三大殿は明の嘉靖年間に建立されたものであり、その他の建物は清代に建立された物になる。

池神廟廟自体は解池を見下ろすように建立されており、その規模から守り神としての風格が感じられるが、かなり寂れており参拝客は見あたらず。現在は廟というより解池や塩を中心とした運城の歴史を紹介する博物館として運営されている。

池神廟廟の近くでは楼閣の建設が行われており観光開発の真っ最中だ。唐や明の頃は広大な解池は城壁で囲まれ各王朝の重要な収入源となっており、城壁の一部を再現ということだろうか?

そして、この解池だが三国志の関羽ともいささか関係がある。伝説によると宋の大中祥符年間、解池に蚩尤が現れ災いをもたらすが、道士の張天師が伏魔大帝関羽を召喚し蚩尤を退治する。

しかし、よく晴れており暑い。でも、東京や大阪と違い乾燥した暑さだ。塩田には最適の気候なのだろうが、こちらは暑さにやられる。暑さを避けて北方を移動していたので、この本格的な暑さには体力の消耗が著しい。今日はこれ以上の行動は無理そうなので、10:00頃、池神廟を離れ9路のバスで地鉱大楼のバス停へ戻る。運賃は1元、10:30頃、ユースホステルに戻り寝込む。

蘑菇炒牛肉蓋飯

蘑菇炒牛肉蓋飯16:30頃、イスラム食堂で夕飯に蘑菇炒牛肉蓋飯(11元/約220円)を食べる。ご飯の上にキノコと牛肉の炒めものが乗っている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16元
バス 2元 路線バス
合計 18元

三皇五帝の舜帝陵へ

07:40頃、地鉱大楼のバス停から9路のバスに乗車する。運賃は1元、運城二中で下車して、08:00頃、地神廟近くの停車場から3B路のバスに乗車。バス車内では運ちゃんたちが雑談中。日本なら休憩所で雑談だろうが、中国はどこで雑談しようがお構いなし。終点の舜帝陵まで運賃は1元だ。

09:05頃、舜帝陵に到着するが目の前で徳孝古鎮とかいう古鎮が建設中。そして、テナント募集中であった。これって古鎮とは呼べないのでは・・・。

塩湖区博物館

塩湖区博物館バス停から入口まで神道が整備されそこそこの距離があり、途中の塩湖区博物館に寄って見物する。博物館は無料で見学者そこそこいる。

塩湖区博物館展示内容は舜と塩湖の解池が中心という感じだ。屋外展示に周辺で出土した石像、石碑や墓誌がある。

舜帝陵

09:50頃、舜帝陵入口に到着。入場料は30元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。

舜帝陵舜帝陵は伝説上の三皇五帝の一人である舜の陵墓であり夏の禹により創建され、唐の開元26年(738)に廟が建立され、北魏から明、清まで1400年以上の間、歴代帝王から庶民にいたるまで祭祀が行われてきた。

舜帝像入口には舜の石像があるが作りが雑で残念状態だ。もう少しかっこいい石像に仕上げてくれれば・・・。

舜帝陵石像は残念だが山門は清代の様式で立派に作られている。

舜帝陵山門を通ると舜帝陵に到着。三皇五帝だから巨大な陵墓を想像していたのだが予想外に小さい。

舜帝陵陵墓には石碑が2つあり上が明の万歴年間の石碑になり万歴の文字が読みとれる。

舜帝陵下は元代の石碑になるが風化しているせいなのか元号の文字は確認できず・・・。

舜帝陵・関公祠

関公祠陵墓の隣には関公祠がある。舜帝陵にも関帝廟があり伝承によると関羽も舜帝陵を幾度も参拝しており、後世の人たちが関羽を記念して建立されたそうだ。1100年以上の歴史があるらしいが、はっきりした記録が残っているのは清の康熙年間(1717)に修復された記録である。

関公祠殿内にはおなじみの関羽、関平、周倉の像が祀られている。

関公祠しかし、この関公祠は本殿よりも関公祠書廊の壁画が重要である。関羽にまつわる故事が多数ある。

関公祠

関公祠桃園の誓いより前の関羽は何と髭無しの関羽だ。

関公祠他にもおなじみの華雄や顔良を斬る場面。

関公祠さらにはマイナー武将だけど一度聞いたら忘れない名前の卞喜を斬る場面。

関公祠黄忠との一騎打ちもある。舜帝陵の関公祠は重要度高めだ。

舜帝陵11:00頃、舜が祀られている養頤宮(寝宮)の前で、この旅行記を打ち込んでいるが、金持ち中国人の団体客がやってきた。そして、舜像の前でおっちゃんたちが痰を吐いた。
・・・。

このおっちゃんたち中国人ではないな。中国に生息する服を着たおサルさんに違いない!中国人が三皇五帝の前で痰を吐くなんてあり得ない。中華民族の復興には服を着たおサルさんの駆除が最優先だな。

中心汽車站

中心汽車站12:00頃、3B路のバスに乗車する。運賃は1元、12:40頃、中心汽車站で下車する。運城中心站は名前の通り運城に3つあるバスターミナルで中心となるバスターミナルだ。

中心汽車站省内外へのバスや近郊へのバスが発着している。ただし、内部のカオス度が少々高めだ

中心汽車站

太平興国寺塔

13:00頃、12路のバスに乗車する。運賃は1元、魏豹城の前を通り過ぎて、13:40頃、安邑鎮で下車する。バスを下車する前から仏塔が見えていたので予定変更で仏塔目指して歩く。13:50頃、太平興国寺塔に到着する。

太平興国寺塔太平興国寺塔は唐の貞観年間(627-640)に建立された仏塔で明の嘉靖34年(1555)と万暦年間の地震により塔が裂けた状態になった。訪問時は修復工事が行われており一般公開はまだまだ先のようだ。

魏豹城

魏豹城14:30頃、安邑の南にある魏豹城へ行ってみる。魏豹城は楚漢戦争の遺跡になり間接的に項羽と劉邦の舞台になる。この魏豹城での主役は西魏王の魏豹と漢の大将軍である韓信だ。韓信に魏豹城は攻め落とされている。

魏豹城現在は植物園と山西水利職業技術学院があり、まずは植物園の警備のおっちゃんに聞いてみるが魏豹を知らず会話が成立せず。隣の学校の警備のおっちゃんに聞いたら魏豹城を知っており、既に無くなっているとの事。ただし、石碑が残っているとか残っていないとか・・・。この石碑の話ははっきりしなかった。でも、魏豹城はここであっているということであった。

禹都停車場

禹都停車場時刻表魏豹城の西側に近郊へのバスが発着している禹都停車場がありバス情報を確認する。ここは夏県へのバスが出ている。司馬光墓へ行く場合は夏県へのバスに乗車だ。14:40頃、8路のバスに乗車する。運賃は1元。15:00頃、ユースホステルへ戻る。15:30頃、遅めの昼食に韮菜鶏蛋蓋飯(8元/約160円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13.9元
バス 5元 路線バス
合計 18.9元

霊宝 秦函谷関遺址

銀川駅へ

銀川駅10:30頃、イスラム食堂で朝食兼昼食で拉麺(5元/約100円)をたべる。食後は信義市場で饅頭10個(5元/約100円)を列車内の食料に購入する。昼前にユースホステルをチェックアウトして、12:15頃、玉皇閣(南)のバス停から45路のバスに乗車する。運賃は1元で13:15頃、銀川駅に到着する。

武装警察銀川駅の新駅舎は巨大で駅前広場も無駄に広い。まずは駅舎を撮影しながら警備に当たる武警も撮影しておく。銀川駅は武警が警備しないといけないほど治安が悪いのか?

銀川→霊宝

13:30頃、切符売場で12306.cnで予約しておいた霊宝までの切符を受け取らなければならないのだが窓口は混雑している。自動券売機は空いているのだが・・・。この窓口に並んでいる利用客はほぼ100%で二代身分証をもっているので自動券売機で切符を購入できるはずなのだが・・・。やはり自動券売機の使い方が分からない、自分一人で目的地までの列車が調べられないという人たちなのだろうか?

待合室30分ほど並んで霊宝までの切符を受け取り待合室へ。今回は切符と身分証の照合を珍しく駅員がちゃんとやっている。銀川駅はかなりしっかりしている印象だ。手荷物のX線検査を済ませて待合室で待機となる。

待合室の片隅にはケンタッキーがあるが客はあまり入っていない様子だ。隣にはトイレと給湯器があり民工のおっちゃんがカップ麺を食べていた。ケンタッキーの客と民工のおっちゃんを見て格差社会を感じてしまうのは自分だけだろうか?

K359次の切符これから乗車する列車は20:30発、銀川→上海のK359次で霊宝までの移動だ。座席は硬座、運賃は128.5元、霊宝は秦代の関所で難攻不落の秦函谷関がある。

待合室約6時間の待ち時間になるが比較的平和に過ごせる。昼間でも4人分の椅子を占領して寝ている利用客が結構いたりする。

16:00過ぎになると待合室が混雑してきた。17:00発、西安行きのK1307次、17:20発、杭州行きのK1805次などの発車時間が近づいてきたからだ。見る限り改札口は混雑しているので、これだと乗車バトルは避けられないだろう。

18:35頃、いつもより早く改札口の先頭を陣取り乗車バトルに備える。改札口に陣取るとおばちゃんたちが後ろに荷物を置いて場所取りをする。やはり改札口の場所取りは重要なようで既に静かなバトルが展開されているようだ。

19:00頃、農民工の4人組のおっちゃんたちが改札口前に陣取るが並ばずバラバラに荷物を置いている。それでは並んでるとは言わず屯しているだろ。おまけに1匹が床に唾吐くし・・・。おっちゃんたちは存在していないことにしておこうと思ったら、おっちゃんたちの会話が耳に入ってくる。そして、隣の兄ちゃんに西寧の場所を聞いている・・・。おい!おい!西寧の場所が分からないってどういうことだよ?これは東京都民の中に鳥取の場所が分からない奴がいるとかのレベルと解釈していいのだろうか?

カオス度上昇中の改札口19:40頃、改札口周辺が混雑してきた。そして、ハゲのおっちゃんが自分の後ろに割り込んだ。後方は一見すると並んでいるように見えるが実際は割り込みが発生しており列でなく群が形成されつつある。

改札口19:54頃、改札が始まりホームへ向かう。先頭を陣取っていたので乗車バトルは回避でき無事に乗車する。後方がどうなっているかは知らん!

K359次の行先票まずは行先票を撮影。

詔山型電気機関車SS7C

SS7C発車まで時間があるので先頭の機関車撮影へ向かう。今回の機関車は詔山型電気機関車のSS7Cだ。最近は活躍の舞台が少なくなりつつある機関車だが、銀川では活躍中のようだ。

HXD3Dそして、その隣にいる赤い奴・・・。詔山型を駆逐している和諧型電気機関車のHXD3Dだ。強力なパワーと省エネで詔山型を圧倒している。どこの世界でも赤い機体は特別なのか?

HXD3Dで、HXD3Dはちょうど連結だか切り離しの真っ最中であった。

20:30発のはずが3分早く20:27にK359次が発車する。列車内は満席だがカオス度は低いと思ったら右斜め前方のおっちゃんがゲップをする。やっぱりカオス度は高そうだ。買い込んでおいた饅頭を食べて寝る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
バス 1元 路線バス
合計 11元

カオス度臨界点

列車内真夜中になってもカオス度が高くて眠れず起きてしまう。周囲は寝ているのか死んでいるのか分からないが静かだ。

06:15頃、席を巡るトラブルでおばちゃんとおっちゃんのバトルが発生。詳細は不明だがおばちゃんブチ切れている。そして、乗務員の兄ちゃんがやってきて静かになった。

09:30頃、乾県を過ぎ西安にかなり近づいてきた。朝食に饅頭を食べてトイレへ行くが列車内のカオス度が非常に高くなっていた。

通路には無座の客があふれ、連結部には農民工のおっちゃんたちがタバコを吸っていたり寝ていたりと大阪の西成警察署周辺を上回る世界に・・・。洗面台は荷物置き場と化し農民工のおっちゃんがカップ麺を食べていた。乗車時にはこのような光景にはなっていなかったのだが寝ている間に農民工列車に変貌していた。

10:54頃、西安に到着し、ここで乗客の半分以上が入れ替わるが連結部の農民工のおっちゃんたちは変われずというか増殖してカオス度さらに上昇。全員が上海行きか?

霊宝

霊宝駅13:50頃、霊宝に到着。まずは宿探しだが霊宝は田舎なので外国人お断りの可能性が非常に高い。

宏偉快捷賓館とりあえず駅前の賓館を聞いていってみるがどこも外国人お断りだ。料金は1泊70元前後で部屋はまあまあだったのだが・・・。で、ボロい招待所レベルの宏偉快捷賓館を試しに聞いてみたら1泊50元でOKというか登記していない。まあ、売上重視の内緒でということか・・・。

宏偉快捷賓館部屋は寝るだけの環境でエアコンあるけど使えない、テレビあるけどほとんどのチャンネル映らない、トイレ壊れている、シャワーまともにお湯出ない、Wi-Fi繋がらないとある意味最強レベルだ。

秦函谷関へ

旅游服務中心14:15頃、駅前から1路のバスに乗車して旅游服務中心へ向かう。運賃は2元、バスターミナルの霊宝汽車站、霊宝長途汽車站を経由して、14:40頃、旅游服務中心に到着。

旅游服務中心バス停ここで函谷関行きの1路区間に乗り換えだが1時間に1本で次は15:30発になる。

関帝廟待ち時間を利用して途中にあった関帝廟へ向かう。10分ほど歩いて関帝廟の看板のある村の入口から山道を登るが関帝廟がない!他の廟はあるのだが・・・。どうも山の上に見える亭が怪しい。あそこまで登る時間はないので、15:05頃引き返す。

15:15頃、旅游服務中心に戻り1路区間のバスの前で待機。15:30にバスが発車し函谷関へ向かう。運賃は2元、乗客は9人だけで函谷関へ向かい、15:40頃、終点の函谷関景区に到着。

キングダム遺跡・秦函谷関

函谷関の入場料は80元だが陝西旅游年票を使い無料で見物。函谷関は現在2つ存在しており、1つは河南省新安県の漢代に建てられた漢函谷関(新安函谷関とも呼ばれる)と河南省霊宝市にある秦函谷関だ。

漢函谷関は漢代の函谷関が残っており2014年にシルクロード遺跡として世界文化遺産に登録されている。秦函谷関は秦代の函谷関があった場所に観光用に再建された関所なので新しい。

巨大老子像観光地として整備されており景区内は函谷関以外にも道教寺院や巨大老子像があったりする。

道教寺院道教寺院は道士がいるのだが油断しているとお布施を巻き上げられそうなので要注意だ。

で、今回なんで函谷関に来たかというと、最近日本ではキングダム芸人とかでキングダムが流行りつつあるらしい。そこで戦国時代の秦関連の主要遺跡である函谷関に来てみた。観光用に再建されたものといっても一応はキングダム遺跡といってもよいだろう。

秦函谷関でも、実際の函谷関は高さ66mあったらしい。再建された函谷関はでかいのだが、本物と比べるとミニチュアサイズといってもいいだろう。完全復元でないのでちょっと残念だ。予算の都合か法令で建築制限があるのか分からないが完全復元してほしかった。
2000年以上前に高層ビルに匹敵する巨大建造物がこの地には存在していたのだ。日本は竪穴式住居で精一杯の時代でだ。古代中国スゴすぎだ!

函谷関石碑函谷関以外には函関古道や函谷関の石碑がある。

函谷関古道こちらが函関古道で秦の都の咸陽へと続く。現在の古道は観光用なので途中で終わっています。

秦函谷関函谷関の西側にはもうひとつ関があり函関古道へと繋がっている。

函谷関古道函関古道は関の西へと伸びる古道で中原から秦へと繋がっているということになる。秦軍が古道を通り函谷関を突破したということかな?

17:20頃、函谷関の入口に戻りバスを待つ。18:00頃、1路区間のバスに乗車。運賃は2元、18:10頃、旅游服務中心に到着し1路のバスに乗り換え市内へ戻る。

霊宝長途汽車站

霊宝長途汽車站霊宝長途汽車站でバスの状況を確認する。

霊宝長途汽車站時刻表

霊宝長途汽車站運賃表省外へのバスは西安行きはあったが運城など山西省方面のバスはなく、三門峡へ移動する必要があるようで、あまり利用価値はなさそうだ。

19:00頃、霊宝駅で明日の運城行きの切符購入で並ぶが窓口でバトルが発生。しかも、駅員と利用客の両方がおばちゃんなのでバトルが激しい。原因は割り込みなのでどちらが悪いかが明らかなのだが・・・。窓口がこの1カ所しか開いてないのでバトルが終わるのを待つしかない。19:45頃、ようやく切符が買えた。

駅近くの市場に屋台が出ていたので丁度良い店がないか探すが、周辺はおサルさんの巣窟で痰吐き音が酷い。霊宝は人より服を着たサルの方が多いのだろうか?とりあえず市場はやめたほうが良さそうだ。

青菜拉麺と青椒土豆絲蓋飯

青菜拉麺20:10頃、イスラム食堂で夕飯に青菜拉麺(7元/約140円)と青椒土豆絲蓋飯(9元/約180円)を食べる。

青椒土豆絲蓋飯よほどの田舎でない限りは、どこにでもイスラム食堂があるので助かる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16元
宿泊費 50元
バス 8元 路線バス
鉄道 32.5元 硬座 霊宝→運城
合計 106.5元

銀川 西夏王陵・南関清真大寺・承天寺塔

鉄道でフフホト東→銀川

06:20頃、ユースホステルをチェックアウトして農業大学北門のバス停から83路のバスに乗車する。終点のフフホト東駅まで運賃は1元だ。

フフホト東駅07:05頃、フフホト東駅に到着し、まずは駅舎の入口で身分証確認。といっても、駅員はパスポートの中身を確認せず。続いて待合室入口で切符だけ確認、一昨日はほぼスルー状態だったが、今日は切符の2次元バーコードを読み込んでいた。でも、身分証との照合は無し・・・。実名制の意味あるのか?手荷物のX線検査を済ませて待合室で待機となる。

K885次の切符今日は内モンゴル自治区から寧夏回族自治区へ移動する。乗車する列車は08:35発、天津→西寧のK885次で銀川までの684kmの乗り鉄だ。席は硬座、運賃は93元、所要時間は約9時間だ。

K885次の行先票席の確保できてはいるが途中駅からの乗車なので荷物置き場の確保が問題である。07:55頃、列車到着前に先に改札が始まり、乗車バトルは激しくはならずにすみそうだ。08:05頃、K885次が到着して乗車する。荷物置き場は確保でき一安心である。

HXD3C停車時間が長いので機関車の撮影へ向かうと機関車を切り離しており交換するようだ。和諧型電気機関車のHXD3Cから詔山型電気機関車のSS7Eへ交換となる。

SS7E08:40頃、5分遅れで列車が発車する。自分のいる車両は乗車率9割ぐらいで表面上は平和であったが隣の車両は無座の乗客が通路や連結部に溢れる民工列車仕様になっていた。一体どうなっているのだ?まあ、無座の乗客がこちらの車両へ流れてこないのでよいが・・・。

08:50頃、車内検札があるが乗務員6人で車内検札である。日本なら通常は1人、多くても2人だろうが、中国の場合は1人の時もあるが基本的に人数が多い。しかも、態度が横柄・・・。こんなにも人数必要ないだろとツッコミを入れたい。

14:00頃、いつの間にか天気が晴れから曇りに変わり砂埃が舞っている。砂漠の近くを走っているのだろう。これだと銀川も砂埃がひどいのだろうか?

烏海を過ぎるとイベントが発生。烏海で乗車してきたと思われる乗客のおっちゃんが乗務員の目を盗んでカップ麺やビールの販売を始める。もちろん列車内で勝手に商売するのは御法度であろう。以前、列車内で勝手に物品販売というのは貴州省で目撃したことがあるが、久しぶりにこのような勝手に商売というのに遭遇した。何でもありの中国、商魂たくましい。

寧夏回族自治区銀川

銀川駅17:50頃、銀川駅に到着する。8年ぶりの銀川駅は全く違う駅に変わっていた。ボロかった駅舎が新しい巨大な駅舎に変貌し駅前広場は綺麗に整備されている。でも、iPhoneとかの携帯電話売りの怪しげなおっちゃんたちが多数いた。

銀川駅バス停

銀川駅バス停まずは鼓楼近くの予約しておいたユースホステルへ移動しないと行けないので39路、45路、301路のいづれかのバスに乗車する。とらえず空いていた39路のバスに乗車、18:05頃、バスが発車する。

新城東バス停運賃は1元、18:20頃、新城東で下車して11路のバスへ乗り換える。18:30頃、11路のバスに乗車、運賃は1元で鼓楼で下車する。

銀川浮游国際青年旅舍

銀川浮游国際青年旅舍19:20頃、鼓楼のバス停から公園を突き抜けて徒歩1分ほどで銀川浮游国際青年旅舍(银川浮游国际青年旅舍/Flow Youth Hostel)に到着する。

銀川浮游国際青年旅舍1泊50元(会員料金)で6人ドミトリーで3泊する。部屋はエアコン無いけど各ベッドに扇風機がある。Wi-Fiの電波は良好だが回線自体は遅め。客層は欧米人が多めであった。

銀川は牛肉麺の店が多い

牛肉麺の店夕飯はもちろん牛肉麺だ。そこら中に回族の店があるので探すのは困らない。

牛肉麺銀川での牛肉麺は6元が相場のようだ。

牛肉麺で、牛肉麺一杯では足りないので別の店でもう一杯。それでも足りないので餅を買って夜食にする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.6元
宿泊費 90元 1泊50元×3ネット(予約残金)
バス 3元 路線バス
合計 108.6元

旅游バスで西夏王陵へ

公交旅游総站07:30頃、玉皇閣北のバス停から28路のバスに乗車。運賃は1元で、07:40頃、新月広場で下車。新月広場の隅に公交旅游総站があり、ここから游1の西夏王陵、游6の賀蘭山岩画行きなどのバスが出ており朝から観光客が集まっている。

しかし、観光客の集まる所には白タクの運ちゃんが獲物を狙って待ち伏せている。はっきり言ってしつこい。

西夏王陵行きの游1バス08:00頃、西夏王陵行きの游1のバスが到着。自分と近くの爺ちゃんがバスの到着に気付いていち早く乗車する。そして、他の観光客たちが5秒ぐらい遅れてバスに気付き、いつもの乗車バトルが発生する。誰も並ばず我先に・・・。乗客が運ちゃんにバスの運行時間を確認していたが、西夏王陵行きバスは08:30、09:30の2本、帰りは13:00、14:00の2本ということであった。

西夏王陵まで運賃8元08:30にバスが発車して西夏王陵へ向かう。運賃は8元だが、乗車率100%越えでラッシュ時の混雑だ。車内では車掌のおばちゃんが西夏王陵の入場券も販売していた。

西夏王陵

西夏王陵入場料10:00頃、西夏王陵に到着し入場券売場が大混雑しているので空いてくるのを待つ。入場料は75元、観光車20元の合計95元だが陝西旅游年票を使い割引の80元になる。

西夏博物館まずは観光車で西夏博物館へ移動。

西夏博物館西夏博物館を見物するが人多すぎで人口密度が高い。少しだけ見て3号陵へ向かう。

戦闘機上空を戦闘機が訓練で飛んでいるのでうるさい。西夏王陵の北隣は飛行場になっており訓練が行われている。

西夏王陵3号陵は西夏王陵で一番の見所になる陵墓だ。なので、観光客が多い。夏休み期間中だから特に多いのだろう。来る時期を間違えたようだ。

西夏王陵続いて観光車で1号陵と2号陵へ向かう。こちらはかなり離れた所にあるので観光客は少ない。

西夏王陵一緒に専用車で乗ってきた観光客ぐらいしかおらず比較的静かだ。

西夏王陵それに柵で囲われているので撮影時に人が映りこみにくい。

西夏王陵3号陵よりは1号陵と2号陵の方が雰囲気的には良い。

西夏王陵上空の戦闘機

中国軍戦闘機昼頃、駐車場に戻りバスの前で待機する。待っている間に上空を飛んでいる戦闘機を撮影する。

中国軍戦闘機本当は撮影禁止なのだろうけど、外国人が訪れる西夏王陵の隣に滑走路がある時点で国外向けにアピールするために戦闘機の訓練をしているのだろう。

中国軍戦闘機最新鋭機とか極秘の機体はこんな所では飛ばさないだろう。ここはどうでもいい旧型機が飛んでいるのだろう。

中国軍戦闘機まあ、遠慮なく撮影させてもらう。

12:45頃、游1のバスに乗車して発車を待つ。13:00頃、バスが発車して銀川市内へ向かう。運賃は8元。14:10頃、新月広場に戻り徒歩でユースホステルへ戻る。

牛肉麺

牛肉麺14:50頃、遅めの昼食に牛肉麺(6元/約120円)を食べるが具に豆腐が入っている。豆腐が入っているなんて珍しい!

銀川の地ビール・西夏ビール

西夏ビール食後はスーパーマーケットで西夏ビール600ml(2.5元/約50円)と饅頭2個(1.5元/約30円)を購入。

烩揪麺

烩揪麺夕飯は烩揪麺(10元/約200円)を食べる。烩麺の仲間だと思うがほぼ四角の短い麺に野菜の具と唐辛子の効いたスープが組み合わさっていた。スープの辛さが効いてなかなか美味い!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
宿泊費 90元 1泊50元×3ネット(予約残金)
バス 1元 路線バス
バス 16元 旅游バス
西夏王陵 80元
合計 207元

南門

南門07:30頃、ユースホステルを出て周辺の探検に出かける。銀川の朝は涼しく行動にはちょうどよい。07:40頃、南門に到着。銀川の南門は天安門を模しており毛沢東の肖像画が掲げられている。07:50頃、南門から銀川南関清真大寺へ向かう。

銀川南関清真大寺

銀川南関清真大寺入場券08:05頃、銀川南関清真大寺に到着。入場料は10元。

銀川南関清真大寺銀川南関清真大寺は明朝末期に創建され400年近くの歴史を持つイスラム教のモスクである。文化大革命で破壊され、現在のモスクは1981年に再建され寧夏回族自治区最大規模のモスクである。

銀川南関清真大寺朝から観光客が訪れており銀川の主要観光地の一つになっているようである。観光客以外にもイスラム教徒の回族の巡礼者も訪れて記念撮影をしていた。巡礼者というより観光客に近い感じである。08:40頃、銀川南関清真大寺を離れる。

牛肉麺

牛肉麺08:45頃、イスラム食堂で牛肉麺(6元/約120円)を食べる。

承天寺

承天寺09:15頃、承天寺に到着する。入場料は20元、公園だけなら5元だ。塔には登らないので公園の入場券だけ購入。

承天寺塔承天寺は西夏王国の時代に創建されるが現在は承天寺塔が残るだけで公園となっている。承天寺塔は西塔とも呼ばれ、涼州(武威)護国寺、甘州(張掖)臥佛寺と共に西夏三大仏教勝地と称されている。

承天寺塔元々は西夏時代の古塔であったが1739年の地震で破損し1820年に修復されているが、基本的には西夏時代の風格が留められている。塔は11階建て八角形のレンガ塔、高さは64.5mになる。10:10頃、承天寺を離れる。

銀川汽車站

銀川汽車站11:15頃、銀川汽車站を訪れる。寧夏回族自治区の各都市と西安、蘭州、烏海などの長距離バスが出ている。バスターミナルの外では武警の装甲車が配置され、バスターミナル内は公安が警備に当たっており一見すると平和そうだが警備体制から推察すると何かがありそうだ。なので、時刻表とかの撮影はできそうもない。

銀川旅游汽車站

銀川旅游汽車站12:00頃、銀川旅游汽車站に到着。こちらは主に銀川近郊の路線が主体になっており、名称の通り周辺観光地へのバスもある。で、こちらも雰囲気的に撮影はできなかった。

拉麺

拉麺12:45頃、イスラム食堂で拉麺(5元/約100円)を食べる。今回は牛肉が入っていないので牛肉麺ではない。代わりに具には大根と豆腐が入っていた。

茄子拌麺

茄子拌麺夕飯はイスラム食堂で茄子拌麺(10元/約200円)を食べる。具材に茄子や青椒が使われ麺の上に乗っている。スパゲッティの親戚と言ったところか?食後は玉皇閣の北にある信義市場で饅頭4個(2元/約40円)を購入。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 23元
バス 2元 路線バス
銀川南関清真大寺 10元
承天寺 5元 公園のみ
合計 40元

内モンゴル・フフホトからアルタン・ハーンの美岱召へ

フフホト東→薩拉斉

06:25頃、農業大学北門のバス停から83路のバスで終点のフフホト東駅へ向かう。06:55頃、フフホト東駅に到着し駅の入口で身分証確認を受けてから切符売場へ移動。いつもの通りに列に並び待っていると2つ隣の窓口で朝青龍似のおっちゃんと駅員のおばちゃんのバトルが発生。原因はどうやらおっちゃんが日付を間違えて切符を購入して改札口で追い返され乗車できずにブチ切れているようだ。待合室に入る前に切符と身分証の確認があるはずなのだが?

で、日付間違えておいてブチ切れているのだが、因縁付けられたおばちゃんはたまったものではない。応援のおばちゃん2人がさらに参戦して長期戦の気配が・・・。後ろの並んでいる利用客は迷惑そうにしている。

そして、バトルの場所がなぜか自分の並んでいる窓口に移ってくる。窓口の電光掲示板には「党員示範窓口」と表示されており、どうやら党員のおばちゃんがこの時間帯の責任者っぽい。というか、ここでバトルされると切符受け取れないのだが・・・。行列が長くなってきて党員のおばちゃんが隣の閉めている窓口で応対、こちらの窓口は別の駅員により販売業務再開。

07:30頃、約30分並んで12306.cnで予約しておいた薩拉斉と銀川行きの切符を受け取る。切符と身分証確認、手荷物のX線検査を済まして待合室へ移動と思ったら、手荷物のX線検査はいつも通りあったが、切符と身分証確認が切符だけの確認というか駅員は切符をちゃんと確認してしない。これでは日付が違っていても改札口まで行けてしまうな。

フフホト東駅かなりいい加減な業務のフフホト東駅だが新しい駅なので大きい。

マクドナルド

美国加洲牛肉面王待合室にはマクドナルドや美国加洲牛肉面王がある。

2461次の切符これから乗車する列車は09:10発、臨汾→包頭の2461次だ。席は硬座、運賃は16.5元、薩拉斉までの113kmを1時間18分で移動する。待ち時間の間にctripで美岱召の入場券を予約、支払いを済ましておく。30元の入場券だがネットでは25元で5元の節約である。

2461次の行先票09:00頃、改札が始まり列車に乗車する。

3列シート09:10に列車が発車し乗り鉄が始まる。包頭が終点なので乗車率はかなり低く3列シート占領で寝ている乗客が多い。10:30頃、薩拉斉駅に到着する。駅前通りを右(西)へ進み南北へ延びる大通りに出る。10:40頃、ここで北へ向かう6路のバスに乗車して美岱召へ。運賃は8元で、11:20頃、国道沿いの美岱召の牌坊に到着する。

美岱召

2007年に訪れたことがあるが田舎の村が駐車場と広場に変わっている!それにこんな立派な牌坊は無かったような・・・。美岱召にも物凄い開発の波が押し寄せていた。牌坊から10分ほど歩いて入場券売場に到着。入場料は30元だがctripで25元にて予約済みで予約のショートメッセージを窓口のおばちゃんに見せて入場券を受け取るはずだったのだが、ネット予約の観光客が訪れていないようで話がかみ合わない。

そして、おばちゃんがどこかへ電話して、そのまま入口へ行ってくれとなる。続いて入口の警備員にショートメッセージを見せるが、ここでも話がかみ合わず・・・。おばちゃんに入口へ行くように言われた事を伝えると警備員は面倒臭くなったようで、そのまま行っていいよになる。

美岱召まあ、何とか入場できたが、おばちゃんや警備員は予約番号を控えていない。弱肉強食の中国、騙す奴より騙される奴が悪い中国、やった者勝ち何でもありの中国、このままキャンセルされたらどうするんや?自分はそこまでやらないけど。

美岱召美岱召はモンゴル族のアルタン・ハーンにより明の嘉靖40年(1565)に大板升城として築城され隆慶6年(1572年)に大板升城にチベット仏教ゲルグ派の寺院である霊覚寺が建立されたのが美岱召の始まりである。

美岱召美岱召の特徴は寺院でありながら高さ5mの城壁に囲まれている点であり、寺院と城の機能を併せ持っている。

美岱召ちなみに「召」という文字は内モンゴル自治区では寺院を意味している。

美岱召美岱召は金国都城、明代城寺、蒙古草原第一寺とかの肩書でも売り出している。

美岱召城内というか境内には太后廟、ダライ廟、八角廟、西方仏殿などがある。

マニ車チベット仏教寺院なのでマニ車もある。

美岱召結構怖い仏像もあります。

美岱召こちらが城壁です。

白塔12:55頃、美岱召の裏山に見える白塔へ向かう。ロンリープラネット内蒙古によれば裏山の白塔はアルタン・ハーンの霊塔らしい。13:25頃、階段を登りきり霊塔に到着。

白塔でも、やたらと新しいというか、まだ整備中だ。説明の看板は見当たらず、これがアルタン・ハーンの霊塔なのかは不明だ。

白塔体力は消耗するがタルチョが風にはためいており一見の価値ありだ。14:00頃、国道沿いの牌坊へ戻り、14:20頃、6路のバスに乗車して薩拉斉へ向かう。運賃は8元で、15:00頃に薩拉斉到着。

刀削麺

刀削麺少し遅めの昼食でイスラム食堂で刀削麺(6元/約120円)を食べる。

中国のテーブルマナー

中国のテーブルマナーここまではいつもと同じなのだが今日は違った。先客のおっちゃんたちが帰った後の光景が凄かった。テーブルの上には大量の残された料理とビール瓶。そして、床には食べカスが散乱し酒瓶もある。

中国のテーブルマナーこのような食べ方は日本では批判の対象になるのだが、中国では伝統で出された料理を残すという習慣があり、このような豪快な食べ方になるのだ。

中国のテーブルマナーでも、最近は共産党が料理を残す食べ方をやめるように宣伝しているが、この状態では効果はないようだ。

薩拉斉→フフホト

K7910次の切符15:40頃、薩拉斉駅でフフホト行きの切符購入で列に並ぶが混雑している。16:15頃、ようやく切符が買え待合室へ。帰りの列車は17:58発、→フフホト東のK7910次だ。席は硬座、運賃は16.5元、所要時間は約1時間だ。

17:45頃、改札が始まるが誰も並んでいないので空いてからホームへ移動するが、ホームで「シーシー」という声が聞こえてきた。条件反射で声の方を見るとガキがババアに抱えられ線路へ放尿中であった。これ以上は何も言いますまい・・・。

K7910次まだ列車は到着していなかったので撮り鉄準備をするが逆光で条件が悪いので今回は練習という感じだ。

K7910次の行先票定刻通り17:58に列車が発車する。終点がフフホト東であったがほぼ満席だ。列車内は平和が保たれている。

フフホト駅19:10頃、フフホトに到着する。19:20頃、34路のバスに乗車して師範大学で下車、ユースホステルへ戻る。

青椒肉絲蓋飯と青菜拉麺

青椒肉絲蓋飯と青菜拉麺20:00頃、夕飯はイスラム食堂で青椒肉絲蓋飯(11元/約220円)と青菜拉麺(7元/約140円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 23元
鉄道 16.5元 硬座 薩拉斉→フフホト
バス 18元 路線バス
美岱召 25元
合計 82.5元

内蒙古博物院

内蒙古博物院08:30頃、師範大学のバス停から66路のバスに乗車する。運賃は1元で博物院まで移動。09:10頃、内蒙古博物院に到着。入場料無料、09:00開館であるが、夏休み中の土曜日なので既に入場券配布所には行列が・・・。人多過ぎなので身分証確認無しで入場券を配布しており予想より早く入館できた。しかし、1Fの人口密度がやたらと高い。まあ、幸いあまり興味のない恐竜、宇宙開発、天然資源の展示に人が集まっていた。宇宙開発は国威発揚で重要な展示のようで力が入っている様子だ。

内蒙古博物院2Fと3Fは人口密度が少し下がり見物しやすくなる。

内蒙古博物院玉器や青銅器などの展示や遊牧民の紹介があり、この辺は見る価値ありだ。
この辺は人形での展示。

内蒙古博物院青銅器の展示。

内蒙古博物院大ハーンの乗り物だったかな?

内蒙古博物院あと、いつものことですが赤い展示もあって共産党大活躍で解放後に民主改革しているそうです。ツッコミ所があるかは実際に展示内容を見てください。

牛肉麺

牛肉麺10:30頃、博物院を出て近くの万達広場のイスラム食堂で牛肉麺(9元/約180円)を食べる。

包頭の地ビール・雪鹿ビール

包頭産ビール食後はスーパーマーケットでビールと非常食を調達する。包頭産の雪鹿ビール330ml(1.6元/約32円)

内蒙古特産の奶酥内蒙古特産の奶酥400g(12.6元/約252円)

油菜蓋麺

油菜蓋麺夕飯は油菜蓋麺(10元/約200円)と蛋炒飯(8元/約160円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 40.6元
バス 2元 路線バス
合計 42.6元

世界遺産 高句麗遺跡群&丹東・鴨緑江断橋

通化→集安

05:15頃、駅寝から眼が覚める。通化は04:23が日の出の時刻で、既に外は明るいが雨が降っている。天気が悪いと集安での行動に支障を来すので雨だけでもやんでくれればよいのだが。

4347次の切符07:20頃、改札が始まり乗車バトル開始となる。乗車口には列はなく群れが出来て我先にとなる。

列車内07:35発、通化→集安の4347次に乗車する。エアコンなしの列車なので運賃は安く8.5元だ。この頃には天気が晴れに回復する。

窓窓を開けて外の景色を見ながら集安へと向かう。今回は幸い窓からペットボトルやカップ麺の容器のポイ捨てには遭遇せずに済む。

集安

集安駅10:30頃、集安に到着する。駅前はボリタクの運ちゃんたちが待ちかまえていたが、駅前を通る6路のバスで集安市内へ移動しようと考えたが人が一杯なので乗車するのは諦めて徒歩で集安市内へ向かう。

集安客運総站

集安客運総站30分ほど西へ歩いてバスターミナルの集安客運総站に到着する。

集安客運総站運賃時刻表まずバスの時刻表を確認しておく。

集安客運総站運賃時刻表

集安客運総站運賃時刻表

鴻源旅館

続いて問題の宿探しだ。世界遺産の高句麗遺跡群を見物後は集安からバスで遼寧省丹東へと移動するので何とかバスターミナル近くで宿を確保しておかないといけない。とりあえず、バスターミナル隣の賓館からあたっていくが、外国人お断り以前に1泊200元とか高すぎで泊まれない。

鴻源旅館そして、4軒目の鴻源旅館は老板たちが麻雀中であったが部屋を見せてもらう。

鴻源旅館エアコン、トイレ、シャワーがあるので問題ない。バスターミナルからは徒歩2分ぐらいなので立地も良い。

鴻源旅館
1泊いくらか聞いてみると100元で高めなのだがおそらく他をあたると彷徨う気がするのでここに決める。
外国人OKだったので追い出される心配はなさそうだ。

犬肉ビビンバ

犬肉ビビンバ11:30頃、宿を確保したので世界遺産見物へと出かけるが、まずは食事である。旅館の3件隣に狗肉冷麺館があったので犬肉ビビンバ(狗肉拌饭)を注文する。値段は12元(約240円)だ。

犬肉ビビンバご飯と犬肉をしっかりとかき混ぜて食べ、犬肉パワーで高句麗遺跡を廻ります。

世界遺産 高句麗遺跡群 好太王碑

高句麗遺跡入場券昼頃、6路のバスに乗車して終点の太王碑で下車する。まずは好太王碑と太王陵を見物するが高句麗遺跡は4箇所が観光地として開放されており入場料はそれぞれ30元だが、4箇所セット券だと100元になる。全部見るつもりだったのでセット券を購入するが当日限りの有効になっていたの今日中に全て見物しなければならない。

好太王碑12:10頃、少々急ぎでの世界遺産観光で、まずは好太王碑から見物する。

太王陵

太王陵続いて太王陵だ。12:40頃、1.5kmほど離れた長寿王陵へ向かう。

長寿王陵

長寿王陵13:00頃、長寿王陵に到着する。

長寿王陵将軍墳とも呼ばれている。13:20頃、長寿王陵を離れ禹山貴族墓地へ向かう。

禹山貴族墓地

禹山貴族墓地13:40頃、禹山貴族墓地に到着する。ここは高句麗の古墓群になり古墓の1つが公開されており内部の壁画を見ることができる。夏のこの時期は古墓の石室は涼しく、ちょっとした休憩場所である。14:15頃、禹山貴族墓地を離れ集安市内へ戻る。

15:00頃、バスターミナルの集安客運総站で明日の丹東行きのチケットを購入する。丹東までは80元だ。丹東までのチケットが購入できたので、最後の丸都山城・山城下貴族墓地へ向かうが市内から路線バスで行けるのだがバスの発着場所が分からないので、とりあえず徒歩で向かう。市内を出て北へと歩いていると丸都山城行きのバスが通り過ぎる。

丸都山城・山城下貴族墓地

山城下貴族墓地15:50頃、丸都山城・山城下貴族墓地に到着する。

丸都山城修復工事と遊歩道の整備が行われていたが修復工事の現場は撮影禁止になっていた。これでは来た意味があまりないな。

丸都山城とりあえず丸都山城は見物できる所だけ見ておく。

山城下貴族墓地

山城下貴族墓地丸都山城に続いて山城下貴族墓地を見物して回る。17:00頃、丸都山城・山城下貴族墓地を離れ市内へと向かう。

冷麺

狗肉冷面城18:00頃、市内に戻り夕飯は昼の犬肉ビビンバの店の狗肉冷面城へ。

冷麺冷麺(10元/約200円)を食べる。やはり、専門店だと冷麺は美味い。犬鍋も食べたいが一人だと値段や量が・・・。

夜に明日の丹東での宿をeLongで予約しておく。とりあえず、1泊99元のそこそこの賓館にしておく。先払いなのでネットで決済まで済ましておく。おそらく外人お断りで追い出されることはないと思うのだが・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 31元
宿泊費 100元
宿泊費 99元 eLongで丹東の宿予約
バス 1元 路線バス
バス 80元 集安→丹東
高句麗遺跡セット券 100元
合計 411元

集安→丹東

集安→丹東のチケット07:00頃に旅館をチェックアウトしてバスターミナルへ移動。2-3分ほどで到着して待機となる。

集安→丹東のバス07:20頃にバスに乗車して発車を待つ。07:30にバスが発車して鴨緑江沿いに走る。

鴨緑江対岸の北朝鮮が見えるが天気は雨で丹東到着後の行動がどうなるか心配だ。

道路にフェンス途中、鴨緑江から離れ走って行く。遼寧省へ入り再び鴨緑江沿いを走るが道路脇には有刺鉄線の付いたフェンスが・・・。色々と大人の事情があるようだ。

丹東

12:40頃、丹東客運站近くで路地で全員が降ろされる。ここが終点のようだ。GPSがあるので大体の場所が分かっているので予約しておいた宿へ向かう。

嘉苑商務賓館13:00頃、予約していた嘉苑商務賓館に到着するが、改装工事中でeLongに出ていた画像とずいぶん違う。まあ、とりあえずレセプションのお姉ちゃんに予約しておいたことを伝えてチェックイン手続きをする。外国人OKの賓館だったのでパスポートのコピーをとって登記完了。

嘉苑商務賓館1泊99元の特価で出ていた部屋だが、部屋は広いしトイレ・シャワーもちゃんとしているしテレビとPCまである。

嘉苑商務賓館自分には豪華すぎる部屋なのだがキャッシュバックがあり実質安く宿泊できるので選んだ。宿は確保できたのでネットで明日の瀋陽行きの切符を予約しておく。

泡菜炒飯

泡菜炒飯14:30頃、遅めの昼食に泡菜炒飯(8元/約160円)を食べる。泡菜はキムチを意味してキムチ炒飯ということだ。せっかく北朝鮮との国境地帯を移動しているので冷麺や犬肉麺とかを食べておくのが良いだろう。

丹東駅14:50頃、丹東駅を訪れ切符売場で明日の瀋陽行きの切符を受け取るが、窓口の列におサルさんが割り込んでくる。もういつものことなので慣れてしまったし、並ぶように言っても理解してくれないので、おサルさんには関わらないようにしている。おサルさんたちの飼育係をしている某党の宣伝すら理解できないのだから、もう関わらないのが一番である。

毛沢東像丹東駅の駅前広場には毛沢東像がある。いつ、レーニン像みたいな目に遭うのか気になるのは自分だけか?

武警そして、近くには武警の車両が待機している。国境の町だから警備しているのか?

丹東客運站

虎山長城行きバス15:05頃、駅の斜め向かいにあるバスターミナルの丹東客運站を訪れる。虎山長城行きのバスが停車していたので撮影しておく。

虎山長城バス時刻表時刻表も有り1日8往復運行されているのが確認できた。気が向いたら行ってもいいかな・・・。でも入場料が60元もするからな・・・。

丹東客運站時刻表バスの運行状況を確認する瀋陽と大連を始めとして各地へのバスが出ている。

丹東客運站

丹東客運站

丹東客運站

丹東客運站

丹東客運站

丹東客運站

丹東客運站

丹東客運站

中朝友誼橋

中朝友誼橋15:30頃、中朝友誼橋を訪れる。ここは北朝鮮との国境貿易で一番重要なルートになっており貿易が最も活発であるが中朝友誼橋をトラックがたまに通るだけで活発とはいえない。そして、国境地帯の観光は長白や臨江と比べても最も賑わっており観光客が多い。

鴨緑江断橋

鴨緑江断橋入場券中朝友誼橋の隣には朝鮮戦争時にアメリカ軍の爆撃により破壊された鴨緑江断橋がある。入場料は30元で少々高めだが見物することにする。

鴨緑江断橋の像朝鮮戦争時には丹東、集安、臨江から中国軍が鴨緑江を渡っていったので、こんな像がある。

鴨緑江断橋

鴨緑江断橋

鴨緑江断橋橋は中国側だけ残っているので途中までしか行けない。北朝鮮側は基礎だけ残し撤去されている。

中朝友誼橋中朝友誼橋の方は武警に先導されて徒歩で北朝鮮側へ向かう観光客がいる。徒歩で渡れるのか?それとも特別料金で中朝友誼橋の観光か?

ウォルマート

ウォルマート17:00頃、ウォルマートで物資調達をするが、丹東のウォルマートは客が少なく潰れるのは時間の問題という状態であった。ウォルマートで売り場が閑散としている光景を見るのは初めてで正直驚いた。

酒で、今回は破れたバックパックのカバーを補修するためにテープを購入。それと、ブドウ味のカクテル330ml(6.5元/約130円)を購入して飲むが全く酔わない。ブランデーが入っているらしいが、本当にアルコールが入っているのだろうか?

冷麺

冷麺夕飯は賓館の近くにある食堂で冷麺(8元/約160円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 22.5元
宿泊費 343元 eLongで瀋陽の宿:予約1泊49元×7
鉄道 41.5元 硬座 丹東→瀋陽
日用品 2.9元
合計 409.9元