世界遺産 元上都遺址

赤峰→正藍旗

赤峰→正藍旗のバスチケット07:25頃、賓館をチェックアウトしてバスターミナルの赤峰汽車站へ向かう。今日は世界遺産の元上都遺址のある正藍旗へ移動する。バスのチケットは昨日購入しており08:00発の宝昌行きのバスで正藍旗にて下車、運賃は100元だ。10分ほど待合室で待機するが朝から乞食にたかられる。ほとんどの利用客は乞食を無視していたが一部が金をあげていた。

赤峰→正藍旗のバス07:45頃、乗車開始となる。今回はチケットを早めに購入しておいたので最前列の席になった。眺めは良好で事故時にはフロントガラスへ突っ込む特等席だ。

道路08:00にバスが発車と思ったら3分早く出発する。乗車率は9割ぐらいで空席が若干あるが途中で客を拾うのだろう。バスはエアコンが利いておりなかなか良く、これから赤峰→多倫→正藍旗→宝昌へと西へ走っていく。正藍旗までは直線距離で約240kmだ。

さて、正藍旗に到着後に宿が確保できるかの問題がある。正藍旗で分かっている外国人OKの宿はロンリープラネットChinaにも掲載されていた正藍旗で一番高いと思われる元上都夏宮大酒店だけだ。eLongで確認すると1泊300元以上でとても泊まれない。世界遺産があるので外国人OKの宿が多ければよいのだが・・・。

09:20頃、老府鎮近くで公安の進京検査站で検問。公安と武警による身分証確認があるがパスポートの中身を確認するだけで登記は無し。数名の乗客の身分証だけ1度回収され少し待つが問題はなく、09:30頃にバスが発車する。進京検査站とあったので北京へ行く人間の監視か?

河北省へ入り渋滞

渋滞内モンゴル自治区から河北省へ入り、10:30頃、囲場を通り内モンゴル自治区の多倫への省道351号で渋滞にはまる。渋滞の原因は不明だが延々と渋滞が続く。青空が広がり周辺の景色はよいのだが、おサルさんの乗る車が多いようでペットボトルからタバコの吸い殻までのポイ捨てを何度も目撃する。こうして中国の道路はゴミだらけになるようだ。

15:10頃、康煕帝の像がある御道口を過ぎると渋滞を抜けた。周辺には草原とかの観光地があり、渋滞の原因は観光客が草原へ押し寄せたからか?

国道15:20頃、内モンゴル自治区へ再び入る。道路は省道から国道510号の2車線になり順調にバスは走る。

15:50頃、多倫車站に到着する。多倫から正藍旗までは国道520号を西へと走る。途中、元上都遺址の南を通り正藍旗へ入る。

正藍旗

正藍旗汽車客運站16:30頃、正藍旗汽車客運站に到着。バスターミナルは町の南東の外れにある。とりあえず宿探しでバスターミナル隣の区画にある賓館をあたっていく。今回は苦戦が予想されたが1件目で宿が確保できた。1泊100元で高いが2泊することにする。で、登記は今までパスポートの登記をしたことがないので後でということになった。

正藍旗汽車客運站時刻表宿は確保したので正藍旗汽車客運站でバスの情報を確認する。

正藍旗汽車客運站運賃表フフホトとシリンホト以外には北京、天津、張家口、赤峰が主な路線のようだ。本数が少ないのでチケットは早めの確保が良いだろう。

フビライ・ハーン像

マルコポーロ像正藍旗の西には元上都博物館があり、その隣には外国人OKで高い元上都夏宮大酒店がある。道を挟んだ東側にはフビライ広場がありフビライ・ハーンとマルコポーロの像がある。

イスラム食堂

イスラム食堂18:00頃、イスラム食堂を発見!こんな田舎でもイスラム食堂がある。

酸辣白菜蓋飯酸辣白菜蓋飯(10元/約200円)を夕飯に食べる。モンゴル族の居住地域でもイスラム食堂があるので、いつもと同じように食事ができる。でも、モンゴル料理も食べたいが予算が・・・。

宿追い出される

宿へ戻ると老板娘が公安に因縁付けられたようで外人宿泊不可だと・・・。パスポートの登記をしたことがないという時点で怪しいなとは思っていたが、やっぱりダメであったか・・・。で、老板娘が外国人OKの上都賓館と匯力商務賓館を教えてくれたのだが、バスターミナルから離れていて1泊300元とかで高いよ。完全に外人からボッタクる気満々だよ。このままボラれるのは嫌なので考える。

188賓館大体バスターミナル近くに必ず外人OKの宿があるはずなので、ちょっと高そうな隣の188賓館に外人OKか聞きに行ってみる。で、レセプションのお姉ちゃんに聞いてみたら外国人OK、1番安い部屋は188元とのこと。もう、ここしかないな。ということで、188賓館に宿泊することになる。お姉ちゃんに色々と確認して朝チェックアウトして夕方まで荷物預かってくれるというので予定変更で正藍旗は1泊だけで廻る。

188賓館宿代は高いが田舎の賓館では上のレベルだろう。でも、部屋が無駄に広すぎる。半分の広さでも広いくらいだ。夜遅くにyhachina.comでフフホトにあるユースホステルの賓悦国際青年旅舍を予約しておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11元
宿泊費 188元
宿泊費 20元 予約金:賓悦国際青年旅舍
合計 219元

バスチケット購入

正藍旗→桑根達来のバスチケット07:00頃、正藍旗汽車客運站で14:30発の桑根達来行きのチケットを購入する。運賃は25元だ。チケットには藍旗と表記されており、正藍旗は藍旗とも省略されている。正藍旗汽車客運站は田舎の小さなバスターミナルだが売店があり荷物預かりもしている。早朝に到着して14:30発の錫林浩特行きのバスなどを確保すれば、午前中に元上都遺址を見物して午後には正藍旗を離れることも可能だ。

188賓館07:30頃、188連鎖賓館をチェックアウトして荷物を午後まで預かってもらい、12306.cnで桑根達来→包頭東の切符を予約しておく。

タクシー半日チャーター

とりあえず、バスターミナル近くでその辺を走っているタクシーを止めて運ちゃんのおばちゃんに元上都遺址まで昼までの半日チャーターで交渉すると行きたがらない。代わりに仲間の運ちゃんたちに連絡して元上都遺址まで半日チャーターで行ってくれる運ちゃんを探してもらう。

元上都遺址まで行ってくれる運ちゃんは見つかったが半日チャーターは150元とのこと。ロンプラの記事だと包車100元とあるので、繁忙期でも少し下げてほしい。おばちゃんにロンリープラネット内蒙古を見せて100元で何とかならないか聞いてもらうが、片道60元と待ち時間があるから下げられないということで、泣く泣く150元で運ちゃん手配。

08:00頃、手配したタクシーが到着して元上都遺址へ向かう。運ちゃんにこの辺りのタクシーは元上都遺址へは行きたがらないのか聞いてみたら、待ち時間が無駄で街中を流していた方が稼げるらしいそうだ。

世界遺産 元上都遺址

元上都遺址入場券08:25頃、元上都遺址に到着し、駐車場代5元は運ちゃん負担。運ちゃんに11:30までに戻ると伝えて入口へ。入場料は50元に値上げされていた。

元上都遺址入口から遺跡までは1kmぐらいあり10元の電動カートが走っているが、広大な遺跡内部は徒歩になってしまう。

レンタル自転車しかし、ここでは自転車のレンタルがある。一番安いチャリで10元だ。遺跡内部も自転車で見て廻れるので自転車が断然便利だ。自転車を借りて元上都遺址を廻る。

金蓮川草原元上都遺址は正藍旗上都鎮の北東約17kmの金蓮川草原に位置している。元上都は元朝の二大首都(大都と上都)のひとつになり、フビライ・ハーンが元朝を建てた地である。

元上都遺址元朝では6人の皇帝が上都で即位し、歴代皇帝は毎年初春から秋まで上都で過ごした。現在の元上都遺址は宮殿、宮城、皇城、外城などの遺跡が残っており、保存状態は中国国内で最高の草原都城遺址となり、2012年にユネスコの世界文化遺産に登録された。

元上都遺址遺跡は予想を遙かに上回る広さだ。というか、地平線まで草原が広がっている。この草原の中に世界の中心があったというのには驚きだ。

元上都遺址夏の間は上都が首都になっていたのは避暑地としていたからだそうだが、実際暑さはそれほどひどくなく朝は涼しく過ごしやすい。昼間は日差しが強いが風が吹けば暑さは和らぎ日陰は涼しい。

元上都遺址途中で赤峰で非常食に購入しておいたチーズっぽい乳製品菓子を食べながら体力回復をする。

元上都遺址自転車で行けるところまで行ってみるが途中で道が無くなっているところもあるが、広すぎて草原の中を走る気が無くなってくる。見渡す限り草原でどこが遺跡の隅なのか分からない。

元上都遺址この広大な金蓮川草原だが観光客が滅茶苦茶多い。ツアーバスや自家用車で中国人観光客が押し寄せているのだ。

元上都遺址中国人の旅行熱はすごい。相変わらずポーズを決めて記念撮影しているが・・・。

フビライ像入口付近にはフビライ像とかがある。

タクシー11:30頃、駐車場へ戻るとちょうど運ちゃんが待っていてくれた。駐車場には数台のタクシーがおり少数だが包車(チャーター)で来ている観光客もいるようだ。正藍旗へ戻り、昼ちょうどに元上都博物館の前で降ろしてもらう。150元を払い運ちゃんは上機嫌で走り去った。こちらは半泣き状態だ。

正藍旗のフビライ広場へ

フビライ・ハーン像元上都博物館は見物せずにフビライ広場へ。博物館はちょうど昼休みで閉館だし。

フビライ・ハーン像立派なフビライ・ハーン像を見ながら広場を散歩。13:50頃、188連鎖賓館に戻るが老板や服務員のお姉ちゃんは外出中で不在。とりあえず戻ってくるまでの待ち時間中に明後日の包頭東→フフホト(呼和浩特)の切符を12306.cnで予約しておく。14:10になっても老板たち帰ってこないので、勝手に預けていたバックパックを回収して、隣の正藍旗汽車客運站へ移動。

正藍旗→桑根達来

シリンホト行きバス14:20頃、改札が始まり錫林郭勒盟シリンホト(錫林浩特)行きのバスに乗車するが、なぜか自分の席におばちゃんが座っている。まあ、この手の事態はよくあることなのでおばちゃんに退くようにいうが予想通り嫌がっている。「最前列に座りたいから朝早くにチケット買ったんや」と言ったら、隣で最前列2席占領していたお姉ちゃんが荷物どかして、この空いた最前列席に座ることで一応解決する。

国道14:30、シリンホト(錫林浩特)行きのバスが発車、省道308号を北上しながら桑根達来へ向かう。草原の中を走り抜け省道から国道207号へ入る。

16:05頃、桑根達来鎮に到着し国道上で降ろされる。GPSを確認すると駅まで直線距離で1kmほど離れている。街中で降ろしてくれるのはよいのだが、駅の場所が分かっていないとボリタクの餌食になる可能性が高い。GPSを頼りに歩いていくと鉄道の信号機が見えてきた。線路沿いに来たようで駅に近づいているようだ。

桑根達来駅前16:35頃、桑根達来駅に到着、街からかなり離れており駅前に宿兼商店が4軒あるだけで、100mも歩けば草原と放牧中の牛がいるという土田舎だ。でも、ボリタクは待機していた。

桑根達来→包頭東

切符売場でネットで予約しておいた切符を受け取り、駅前で草原を見ながら待機。ちなみに集寧南から通遼は集通鉄路という地方鉄路会社の運営になっている。

K898次の切符これから乗車する列車は21:35発、通遼→包頭のK898次で包頭東まで移動する。席は硬座、運賃は91元、包頭東までの距離657km、所要時間10時間18分の乗り鉄だ。

不味い麺19:00頃、腹が減ったので駅前の店で8元の麺を食べる。駅前の店は基本的に美味くないのだが、今回も美味くなかった。手打ちでなく乾麺なので美味くないのは当然だが、なぜか塩分多めで塩辛い。

20:00頃、外が冷えてきたので待合室で待機するが小さい田舎の駅なので待合室の人口密度が高い。そういえば入口での切符と身分証の確認はなかった。田舎では実名制は意味無しか?人口密度は高いがとりあえず座れた。

21:00頃、公安の身分証確認があるが外人のパスポートには用はないので中身は確認するがすぐに返却され何もなかったことに・・・。隣の兄ちゃんがこちらが日本人だと知ると「中国人は好きか?」と聞いてくるので「もちろん好き」と答えておく。古代中国人限定ですけどね。目の前の現代中国人の痰吐きのおっちゃんを好きになれというのは無理な話だ。

で、この兄ちゃんはやたらと「恨」を使い日本に対して色々と文句があるようだ。正直言ってこちらに言われてもね・・・。文句あるなら首相官邸へ行って来れ。デモするなら警視庁警備部警備一課に問い合わせてねと言いたいけど聞き流しておく。

K898次21:45頃、K898次が入線して改札が始まる。元上都遺址へ行ってきた旅行客が多く寝台車の利用客が多い。硬座は満席にはなっておらず3列シートを占領して寝ている乗客がいるほどだ。まあ、いつもの田舎の夜行列車の光景だ。

K898次の行先票17分遅れの21:52に列車が発車する。列車内はカオス度が低く平和で静かだ。これなら一眠りできそうだ。明朝に包頭東に到着する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8元
鉄道 91元 硬座 桑根達来→包頭東
鉄道 9.5元 硬座 包頭東→呼和浩特
バス 25元 正藍旗→桑根達来
タクシー 150元 半日チャーター
元上都遺址 50元
自転車 10元
合計 293.5元

包頭東

05:26にフフホト東駅に到着する。列車内は乗客が少なく途中駅でかなり下車しており乗車率は3割以下のようだ。

包頭東駅07:53頃、包頭東駅に到着し下車する。

偽賓館に引っかかる

偽賓館宿探しだがeLongで予約しておいた駅前の宜居商務酒店へ向かい看板出ていたので入るがレセプションには誰もいない。おっちゃんが声をかけてきたのでeLongの予約確認書を見せるとここだという。

偽賓館の部屋で、おっちゃんに案内されてビルの3Fに行き登記するが部屋がeLongでの写真とかなり違いボロい。今時ブラウン管テレビって・・・。商務酒店というより民工用の招待所じゃないか?保証金100元払い登記完了だが、何か失敗した感が・・・。

財神廟

財神廟09:00頃、駅前通りを北へ道なりに歩いたところにある財神廟に到着。財神廟は清の嘉慶10年(1805)に建立されている。

財神廟財神廟の本殿には財神の比干と共に関羽が祀られている。こんな所にも関羽がと思ったが、よくよく考えてみたら比干の方は封神演義にも出てくる人物だ。

関羽像こちらはお馴染みの関羽像。

官井梁天主教堂09:15頃、官井梁天主教堂を訪れる。1934年に建てられた比較的新しい教会だが包頭市文物保護単位に登録されている。

妙法禅寺(呂祖廟)

妙法禅寺(呂祖廟)教会の隣にあるのが妙法禅寺で呂祖廟とも呼ばれている。2007年に訪れたことがあるのだが、比較的大きな寺になっており境内にはレンガなどの建設資材が大量に置かれており、まだ開発途中のようだ。有料かと思ったが入場券売場はなく無料であった。

妙法禅寺(呂祖廟)妙法禅寺は清の咸豊11年(1861)に五台山の臨済宗の続洲大師により建立され、その後も拡張され内モンゴル最大規模の寺となるが文化大革命で破壊され、その後再建される。呂祖殿は1991年に修復され呂洞賓が祀られている。

関羽、関平、周倉像伽藍殿には関羽、関平、周倉が祀られており関帝廟になっていた。

関羽像こちらもお馴染みの関羽像。

刀削麺

刀削麺10:30頃、イスラム食堂で遅めの朝食兼昼食に刀削麺(8元/約160円)を食べる。この店はスープが濃い目なのが特徴。内モンゴル自治区は牛肉麺や刀削麺は8元ぐらいで食べられるが、ご飯類は比較的高く蓋飯は12元以上、炒飯は8元の店もあるが、ほとんどが10元以上なので麺類中心の食事になりそうだ。

包頭長途客運総站11:00頃、包頭東駅から西へ約2kmの所にあるバスターミナルの包頭長途客運総站を訪れる。駅前のバスターミナルは廃止され、長距離バスはこの新バスターミナルからの運行になっている。

時刻表を撮影しておこうと思ったが近くにバスターミナルのおばちゃんがいるので因縁付けられそうなのでダメだというか、武警まで常駐しているので無理であった。包頭はバスターミナルに武警が警備しなければならないほど治安上の問題があるのか?

偽賓館から銭取り戻す

宜居商務酒店昼頃、宿へ戻ろうとするがeLongの写真とかなり違い何かおかしい気がするので周辺をちょっと調べてみると、宜居商務酒店がもう1軒あるではないか!これはかなりおかしいので中に入ってみると、ちゃんとしたレセプションがありお姉ちゃんがいる。

おねえちゃんにeLongの予約確認書を見せて聞いたら「ここだよ」とのこと。同じ建物に同じ名前の賓館があるけどと聞いたら、「うちはここだけ」との答えが、このパターンは・・・。どうやら騙されたようだ。

同じ建物に偽の賓館があり、そちらに引っかかってしまったようだ。日本で言うと歌舞伎町で目的の嬢のいる店へ行こうとして客引きに別の店へ連れて行かれて引っかかってしまうというのに近いな。

これはマズい。銭を取り戻さなければ!とりあえず、本物の賓館のお姉ちゃんに偽の賓館があることを伝え偽物の方へ戻る。ちょうどエレベーターにジジイがいたので文句言って100元の退銭を要求。ジジイが応対できないようでボスのババアが登場。

ババアにeLongの予約確認書見せて、ジジイが予約確認書見てここだと答えていたが実際は違うことを伝え100元の退銭を要求。ババアは朝来てもう昼だから50元まで返すと言うが、こちらとしては何言うとんねんなので、しつこく100元の退銭を要求。

ババアは上のランクの部屋に交換とかいって部屋を見せるが30元レベルの部屋はいらないので、しつこく退銭を言っていたら80元返金すると言ってきた。でも、こちらは100元返してもらわないと・・・。100元の返金言ってたらババアは切れ気味になってきた。でも、外人相手にトラブルが長引くと面倒なのは分かっているようだ。最終的には嫌々100元返金してきた。

宜居商務酒店100元取り戻し同じ建物の本物の宜居商務酒店へ移動。1泊88元の部屋に宿泊。偽の方と建物が同じなので間取りは同じであったがテレビはブラウン管から液晶に変わる。それと扇風機がエアコンになっている。

設備が全く違い、本物の方が格上だ。でも、商務賓館の割に設備は古め。しかも、Wi-Fi無いし、LANコンセントが代わりにあったけど・・・。偽物が多い中国だが同じ建物に偽の賓館があるとは・・・。精神的消耗が大きかったが勉強にはなった。中国は何でもありだ。13:00頃、包頭東駅で12306.cnで予約しておいたフフホト行きの切符を受け取る。

蛋炒飯

蛋炒飯夕飯はイスラム食堂で蛋炒飯(8元/約160円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16元
宿泊費 88元
合計 104元

内モンゴル赤峰・遼中京遺址大明塔

日本からポメラDM100到着

09:20頃、郵便局の配達員から電話がありEMSを取りに行く。日本で注文したポメラDM100がようやく到着だ。18Fから1Fの入口まで行くと大悦城のマンション住民が小包の受け取りに集まっている。日本だと宅配便とかは高層マンションでも玄関まで配達だが、中国の場合は配達員が入口に到着すると受取人へ電話して取りに来てもらう方式だ。

日本からの荷物自分も伝票にサインにして配達員から日本からのEMSを受け取るが箱がでかい。過剰梱包なのだが箱が結構傷めつけられているので中国へ送る場合はちょうどいいようだ。8月1日に大阪から発送して8月6日に瀋陽到着なので、まあ1週間以内でEMSが到着だ。

ポメラDM100早速開封の儀で箱を開ける。外箱は傷めつけられているが緩衝材でポメラは無傷である。動作も今のところは問題なしだがDM100はでかい。今まで使っていたDM5は折りたたみ式で持ち運びに便利だったが、キーボードのフレキシブルケーブル辺りに構造上の問題があるようでキーボードが故障。しかも、DM5は同じ故障で2台目の廃棄だ。DM100はでかいがキーボードの故障なく長期間使用できると期待している。頼むから、もう故障しないでくれ!

遼寧省から内蒙古自治区へ

日本から補給物資を受け取ったので瀋陽から次の内モンゴル自治区へ移動できる。早速移動の準備で12306.cnで今日の瀋陽北→通遼、明日の通遼→大板の切符を購入する。

続いてウォルマートで買い出しだ。今回はバックパック(179元/約3580円)を新しく購入する。2009年に北京のカルフールで購入したバックパックに穴が空いたので交換である。6年使ったが十分元はとれただろう。宿に戻り昼前に出発の準備を整えて先にチェックアウトだけしておく。列車は夕方発車なので15:00頃まで居座らせてもらう。

瀋陽北駅15:10頃、宿を出て中街から地下鉄1号線に乗車して青年大街で2号線に乗り換え、15:55頃、瀋陽北駅に到着。切符売場で15分ほど並び12306.cnで予約した通遼行きの切符を受け取る。いつもの切符と身分証の確認、手荷物のX線検査を済ませて待合室へ入るが、今日も駅員はパスポートの中身を確認せずにスルーだ。

吉野家とかやたらとでかい待合室で待機となるが、待合室といっても、瀋陽北駅の待合室には売店、土産物屋からマクドナルド、ケンタッキー、吉野家まである。

美国加州牛肉面大王それとアメリカには店舗がないけどおそらく中国で一番有名な牛肉麺チェーン店の美国加州牛肉面大王(California beefnoodle king U.S.A)もある。待合室といっても日本でいうエキナカに相当する。

瀋陽北→通遼

自動改札機18:00頃、乗車バトルに備え自動改札機の前に陣取る。ただし自動改札機だと乗車バトルより自動改札機の反応が遅いのと自動改札機を使ったことのない乗客により渋滞が発生する方が面倒である。

K5078次の切符これから乗車する列車は18:43発、瀋陽北→霍林郭勒のK5078次で通遼まで移動する。席は硬座で運賃は46.5元だ。このK5078次は8月中の増発列車で観光用だろうか?

瀋陽北駅18:27頃、駅員の合図で改札が始まり競馬場のゲートのように各馬一斉にスタートとはいかず、自分はスタートダッシュに成功したが隣のおばちゃんたちは自動改札に慣れておらずピーピー警告音鳴らせて渋滞だ。自分は空いているホームへ移動し乗車する。

行先票荷物置き場は問題なく確保して発車を待つ。18:43に定刻通り瀋陽北を発車する。乗車率は2割ぐらいで空いていたが、すぐ瀋陽で一気にほぼ満席となるが無座の乗客はいないので需給の均衡がとれている列車のようだ。荷物棚の方は空きスペースがあるので比較的難易度は低い方だろう。

瀋陽を出てからは停車駅ごとに乗客が少なくなり遼寧省から内モンゴル自治区へ入ると乗車率はかなり下がり3列シートを占領して寝ている乗客が出現し始める。どうやら田舎を走る夜行列車のようだ。まあ幸い今回の列車は痰吐きのおサルさんがいないのでかなり平和な方だ。

内蒙古自治区通遼へ

通陵駅16分遅れで23:36に通遼到着。出口を出たらそのまま切符売場へ行き12306.cnで予約しておいた明日の大板行きの切符を受け取る。次の目的地は大阪ではなく大板だ。この大板鎮は巴林右旗にあり、この巴林右旗の北にある白塔子鎮には遼慶州白塔と呼ばれる遼代の白塔がある。この塔が目的地だ。なぜこの塔を目指すかは後々分かります。

通陵駅切符を受け取ったので、次は宿探しではなく、そのまま待合室へ行き必殺の駅寝だ。軍資金不足なので駅寝です。この先も外国人が訪れそうもない田舎へ行くので外国人お断りの宿に遭遇する確率が高く安宿に泊まれそうもないので高い賓館に宿泊することを想定して節約です。

ちなみに通遼は交通の要衝になっており深夜でも列車の本数が多く利用客も多い。駅前にもバスターミナルの通遼汽車站があり、賓館や旅店などの宿も多く揃っている。まさに交通の要衝と言っていいだろう。でも、観光地は市内に博物館があるぐらいだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 31.1元
鉄道 46.5元 硬座 瀋陽北→通遼
鉄道 21.5元 通遼→大板
地下鉄 2元
日用品 211.5元
合計 312.6元

通遼で駅寝

待合室日付が変わりウォルマートで買い込んでおいた饅頭を夜食に食べて過ごす。01:30頃になると待合室は人が少なくなり静かになってくる。代わりに痰吐きの音が良く響くが・・・。

待合室そして、駅寝の達人たちが既に駅寝中だ。今日はこの辺で駅寝することにする。04:30頃、夜が明けてきた。待合室は徐々に混雑してきてカオス状態になる。

通遼→大板

6035次の切符今日乗車するのは09:30発、通遼→シリンホト(錫林浩特)の6035次だ。席は硬座、大板まで運賃は21.5元、距離は347km、4時間51分の乗り鉄だ。瀋陽→大板まで直通列車があるのだが、6035次は貴重な非空調なので乗車する。

行先票08:30頃、改札口の先頭を陣取り乗車に備える。通遼駅の利用客にはおサルさんが紛れ込んでおり他の列車の改札では割り込みが頻発している。今、08:52発、満洲里→フフホトのK276次の改札をやっているが目の前をおサルさんが一匹通過して列へ割り込んでいった。

09:15頃、改札が始まり列車に乗車。荷物置き場を確保して機関車のDF4Dの撮影へ向かうが駅員に因縁付けられて撮影禁止であった。通遼では撮影されると都合が悪いらしい。まあ、他でもいくらでも撮影できるから問題ないけど。列車に乗車して窓を開けようとしたら全開にできないように改造されている。やられたよ!これは大きな問題だ。ゴミのポイ捨て防止で少ししか開けられないようになっている。この列車はおサルさんの乗車率が高いようだ。

09:29に定刻より1分早く列車が発車する。乗車率は5割ぐらいで今のところは平和だ。列車内は中国語以外の言語も聞こえるので、おそらくモンゴル語だろう。内モンゴル自治区の徐々に出てきた感じだ。

トウモロコシ畑外の風景は主にトウモロコシ畑が続くが草原や荒れ地も出てくる。停車駅ごとに乗客の入れ替わりが多く乗車率は下がり3列シートを占領して昼寝という光景が各所で見受けられる。田舎の平和な列車だ。

大板駅14:20頃、大板に到着する。ここは内モンゴル自治区赤峰市巴林右旗大板鎮。で、何でこんなド田舎の大板で下車したのかというと契丹の慶州白塔へ行くためだ。2012年に日本で契丹の文物展があり、TBSの世界ふしぎ発見でも契丹が取り上げられており、その番組内で慶州白塔が紹介されていた。

まあテレビに影響されてやって来たというところかな。この慶州白塔は何もない草原の中にポツンと千年近くも立っている。これはかなり重要度が高い。

大板汽車站駅前の通りを街の方へ少し歩くとバスターミナルの大板汽車站に到着。昨日、eLongで汽車站賓館を予約してあり、とりあえず1泊100元で2泊する。さすがにバスターミナル併設の賓館なら外国人お断りというのはないので安心だと思ったら外国人お断りであった。バスターミナルに併設された賓館で外国人お断りは初めてである。

老板娘が派出所に外人が泊まれる賓館を聞いてくれてバスターミナル脇の友誼商務賓館と人民政府近くの巴林賓館が宿泊可能とのことだが、友誼商務賓館に乗り込んだら満室で巴林賓館はネットで確認した時点で1泊300元とかなので問題外である。進退窮まる。ちなみにバスターミナル前を1路のバスが通っており街の中心へ移動できる。

大板→赤峰行きバスチケット遼慶州白塔はあきらめて赤峰へ向かうことにする。次の目標は赤峰の南の寧城県にある大明塔(遼中京城遺址)だ。なので、そのままバスターミナルで赤峰行きのチケットを購入。16:00発で67元だ。

チケット購入時に前のおっちゃんが慶州白塔のある白塔子行きのバスを聞いていて、08:30にバスがあることが分かる。待合室へ移動して出発を待つが待合室に手荷物預かり所がある。これなら早朝に大板に到着して荷物を預けて白塔子へ行くという戦法が使えるではないか!赤峰とか他地域へ行くバスがある時間までに戻ってこれるかという問題は残るが・・・。機会があれば遼慶州白塔へは再挑戦しよう。

赤峰行きバス16:00になりバスが赤峰へ向かう。高速を飛ばして、18:35頃、バスターミナルの赤峰汽車站に到着する。

君安賓館さて、問題の宿探しだがバスターミナル周辺に賓館が多くあるので手当たり次第突撃する戦法をとるが、1軒目の君安賓館であっさり宿泊OKであった。1泊78元の部屋だが70元でいいよということで2泊する。

君安賓館部屋はトイレ・シャワー付き、それとテレビ、エアコンもある。何より窓付きなのがよい。窓からは線路が見え列車の通過音が聞こえる。WiーFiの電波も良好だが回線自体が少し遅い。

赤峰バスターミナルバスターミナルでバスの状況を確認するが北京、フフホト、天津などから各地へのバスが頻繁に出ているようだ。まあ、バス情報はbus365.comで確認すればよいだろう。

バス停それと赤峰汽車站と赤峰駅の移動は35路など路線バスで可能だ。

鶏蛋炒飯

青菜拉麺夕飯はイスラム食堂で青菜拉麺(8元/約160円)と蛋炒飯(9元/約180円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17元
宿泊費 140元 1泊70元×2
バス 67元 大板→赤峰
合計 224元

赤峰駅

06:00頃、赤峰汽車站で明日の正藍旗行きのチケットを購入する。バスが08:00と09:20の2本あり08:00発のバスにしておく。正藍旗までの運賃は100元だ。続いて36路のバスで赤峰駅へ向かう。

赤峰駅06:50頃、赤峰駅に到着し切符売場で天義行きの切符を購入。赤峰駅は駅舎が新しく立派だ。

赤峰駅の壁画駅舎の外壁には赤峰周辺の史跡を描いた巨大壁画がありデザインに力が入っている。待合室へはいつもの切符と身分証確認、手荷物のX線検査があるが、パスポートは中身を確認せずというかパスポートなのかも確認していなかった。実名制意味なし・・・。

赤峰→天義

K7384次の切符今回乗車する列車は07:32発、赤峰→山海関のK7384次だ。天義までの移動で席は硬座、運賃は8.5元、天義までの109kmを2時間13分で走る。

既に改札が始まっており改札口に並ぶが2つの改札口のうち、なぜか片方だけ切符と身分証確認をしている。で、自分は運悪く身分証確認の方に並んでしまい待つことに・・・。他の乗客たちは文句言っているけど駅員は真面目に業務を遂行しているだけだ。ただし、もう片方の改札口は身分証確認していないので意味ないような・・・。

K7384次の行先票07:20頃、ホームへ降りて行先票の撮影をして列車に乗車する。

列車内車両はエアコン無しで非空調の扇風機車両だ。窓は全開まではできないが半分開けられるようになっている。K列車なのに非空調というのは珍しい。

07:32に定刻通り発車する。乗車率は8割ぐらいで3列シート占領して寝いているおばちゃんがいる。荷物棚は2割ぐらいしか埋まっていないので利用客は地元民中心のようだ。今日の赤峰の天気は晴れだが朝はかなり涼しく扇風機は非稼働、窓もほとんど開いていない。田舎の平和な列車だ。

08:45頃、気温が上がってきて扇風機が稼働し始め窓も開き始める。そして、1元アイスの車内販売も始まる。

天義駅09:55頃、約10分遅れで天義に到着。

遼中京城遺址大明塔

3路バスロンリープラネット内蒙古によれば、駅前から3路のバスで大明塔へ行けるので、3路のバスに乗車して発車を待つ。10:25頃、バスが発車しておばちゃんが運賃回収を始める。大明塔までの運賃は4元だ。途中でバスターミナルの寧城汽車站を経由して大明塔へ。

大明塔県城を出てしばらく走ると塔が見えてきた。11:05頃、大明塔の前で下車する。この時間になると真夏の暑さでかなり暑い。湿度が低い分まだマシな方だが・・・。

大明塔大明塔は遼の最盛期に建立された塔で高さ80.22mのレンガ造りの塔であり、高さは中国第3位、体積は中国第1位を誇っている。大明塔周辺が遼中京城遺址になっており、遼の都である中京があった場所である。

大明塔中京が造営されたのは1007年で、契丹と遼の五京のひとつになる。中京は北宋の開封を参考に造営されており、都城は外城、内城、宮城の三重城になっている。

大明塔金代には北京路大定府、元代には大寧路、明代には大寧衛が設置されたが、明の永楽元年(1403)に廃止され徐々に廃墟へと変わっていった。大明塔には伝説では地下宮殿があるそうで、もし地下宮殿の存在が確認されれば経典などの宝物が発見される可能性が高い。発見されれば北京の雲居寺を上回る規模かもしれない。今後の調査に期待だ。

大明塔今では周辺はトウモロコシ畑の広がる田舎であるが、大明塔と城壁の跡が当時ここが遼の政治と経済の中心であったことを示している。

大明塔大明塔はとにかくでかい。トウモロコシ畑が広がる田舎にこのような塔があること事態驚きである。塔は外から見るだけで登ることはできないが敷地内には遼中京遺址博物館がある。でも、閉館中であった。正門が工事中なので博物館も工事中か?

城壁跡観光客は田舎にも関わらず家族連れが車で来ていた。そこそこ有名な観光地のようだ。12:30頃、3路のバスに乗車して県城へ向かう。運賃は4元で、13:10頃、天義駅に到着し切符売場で赤峰への切符を購入する。

天義へ戻る

契丹街牌坊14:59発なのでまだ時間があるので駅周辺を散歩してみる。通りの名前に契丹街や中京街の名称があり土地柄を表している。

イスラム食堂昼食をどこかで食べようと食堂を探しているとイスラム食堂を発見。

青菜拉麺イスラム食堂で青菜拉麺(7元/約140円)を食べる。

天義→赤峰

駅へ戻り待合室へ入るが、いつもの切符と身分証があると思って駅員のおばちゃんに切符とパスポートを出したら払い戻しの退票のハンコを押される。何かおかしい。天義駅では切符と身分証の確認をしていなかった。おばちゃんに退票だと思われてハンコ押されていた。切符売場は身分証必須なのに待合室は昔のままで手荷物のX線検査だけであった。こんな平和な駅は初めてである。

K7383次の切符赤峰への列車は14:59発、山海関→赤峰のK7383次だ。席は硬座で運賃は8.5元、赤峰までの109kmを2時間7分で移動する。

14:59発であったが30分ほど遅延が発生して改札が始まるが、ここで問題が発生する。天義では切符と身分証の確認をしておらず、てっきりやっていると思って切符とパスポートを駅員のおばちゃんに渡したら退票だと思われて間違えて退票のハンコを押されており、改札口で駅員のおっちゃんが通してくれない。おばちゃんに助けを求め、おばちゃんの天の声でおっちゃんを黙らせて改札口フリーパスだ。やはり、どこの国でもおばちゃんは最強である。

東風4型列車が入線してくるが乗車口のカオス度が高い。少し待って乗車して15:41に天義を発車する。

行先票車両はエアコン無しの非空調の扇風機車両だ。開いている窓からの風が心地よい。17:55頃、約50分遅れで赤峰に到着する。

交通事故現場そして、駅前の通りでは交通事故の現場検証が行われていた。乗用車とスクーターの事故だ。でも、道路に血の跡がないので大した事故ではなさそうだ。中国は交通事故が多すぎる。

18:15頃、駅前から35路のバスに乗車する。運賃は1元だ。18:35頃、赤峰汽車站に到着し宿へ戻る。

特売ビールバスターミナルの東区画の地下に中規模スーパーマーケットがあり特売のビールを購入。330mlで1元(約20円)、500mlで2元(約40円)だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19.7元
鉄道 8.5元 硬座 赤峰→天義
鉄道 8.5元 硬座 天義→赤峰
バス 100元 赤峰→正藍旗
バス 10元 路線バス
ATM手数料 7.5元
合計 154.2元

瀋陽 太清宮・錫伯家廟・実勝寺

瀋陽→遼陽

瀋陽駅06:10頃、中街から地下鉄1号線で瀋陽駅へ向かう。今日は高速鉄道の乗り鉄と寺の見物へ出かける。06:30頃、瀋陽駅に到着し切符売場で遼陽行きの切符を購入する。

瀋陽駅いつもの手荷物検査とかを終えて待合室へ入るが空港みたいに広い。

瀋陽駅待合室そして、かなりくつろいでいる人もいる。

D9098次の切符07:12発、瀋陽→大連北のD9098次だ。席は二等座で運賃は19.5元、遼陽までの65kmを25分で走る。

改札が始まるが混雑しており空いてからホームへ向かう。今回は久しぶりの動画撮影だが駅員の視線が痛い。今回の車両はCRH5Aでアルストムのペンドリーノが元になっている。D列車なので最高速度は250km/hでの走行になる。

列車が発車して速度を上げていくが途中まで在来線との共用区間なので150km/hぐらいまでしか速度が出ていなかったが高速鉄道の専用線へ入ると速度を上げて240km/hを超えるが250km/hまでは速度を出さずに遼陽に到着。

広佑寺

広佑寺牌坊07:45頃、遼陽駅から駅前通りの中華大街を歩き、08:00頃、白塔公園の隣にある広佑寺に到着。入場料は40元なのだが陝西旅游年票を使えば無料なのだが入口には誰もおらずゲートが開放され地元民が素通りしているので自分も素通り。

広佑寺広佑寺は後漢の頃に建立された千年古刹で関外古刹とも称されるが、主な寺の歴史は金代に入ってからになる。金の皇統5年(1145)に金の第五代皇帝世宗の母が遼陽にて出家し朝廷の援助で寺が拡張され「大清安禅寺」の名を賜り清安寺と称される。

元代になると広佑寺に名を改め、元の皇慶2年(1313)に白塔が修復され、明の洪武5年(1372)に明軍が遼陽を攻撃し広佑寺が焼けるが、洪武16年(1383)に寺が再建され、その後も修復が繰り返されるが、義和団事件で戦火に巻き込まれ破壊される。

広佑寺現在の広佑寺は2002年に新しく再建された寺であるが寺には5つの世界一がある。世界最大の青石牌坊、世界最大の青銅香炉、世界最大の大雄宝殿、世界最大の殿内木製の金箔仏像、世界最大の宮灯となっている。

広佑寺確かに山門前の牌坊は巨大だし、大雄宝殿も今まで見てきた寺とは全く規模が違う。

広佑寺大雄宝殿の釈迦牟尼像は大きさに圧倒される。

広佑寺寺は新しいがちゃんと僧侶がおり参拝者も多く寺としての宗教活動が行われている。

広佑寺40元の入場料は高いが、陝西省の法門寺よりは見物する価値ありだ。

遼陽白塔

白塔公園08:45頃、広佑寺の隣の白塔公園へ移動。この白塔公園は元々は広佑寺の敷地で公園内に白塔(遼陽白塔)と円通禅院がある。白塔は中国に現存する76の古塔のひとつで高さ71m、八角十三層、東北部最高のレンガ塔であり、中国六大高塔之一である。

白塔公園白塔の建立は金の大定年間(1161-1189)になり800年以上の歴史がある。

09:15頃、遼陽駅へ向かう途中、駅前のバス停で行き先が東京陵と表示されたバスを見かける。これはちょっと気になる。まだ午前中だし何があるか見に行くことにする。高徳地図で位置だけ確認して、09:20頃、駅前から23路のバスに乗車して終点の東京陵へ向かう。運賃は1元だ。

東京陵

東京陵10:15頃、終点の東京陵に到着するが、バス停から東京陵までは離れており来た道を戻り線路沿いに北へ歩くと古陵飯店とかいうレストランがあり坂を登り、10:30頃、東京陵に到着するが門が閉まっている。すると、東京陵の隣に住んでいるおばちゃんが声をかけてきた。おばちゃんは管理人で入場料10元とのこと。門を開けてもらい内部を見物するが、おばちゃんは一目で日本人だと見抜いてた。大体田舎だと気づいてもらえないのだが、東京陵は日本人がたまに来るらしく外人慣れしている。

東京陵ここで説明の石碑を見てヌルハチの弟シュルガチの陵墓であることが分かる。事前調査なしなのでシュルガチに関しては何も知らずに陵墓を見物する。(後で調べたら周辺に幾つか清朝の陵墓があることが分かる)

東京陵夏なので陵墓は草が生え放題で墓の前にはスイカが供えられていた。

遼陽→瀋陽

11:00頃、23路のバスで遼陽市内へ戻る。昼頃に遼陽駅前に到着して切符売場で瀋陽行きの切符を購入するが、窓口で「高铁?普铁?」と聞かれる。高鉄は当然知っているが、普鉄は初めて聞く単語であったがすぐに理解した。普鉄はT列車やK列車などの在来線を指す単語だ。在来線は30分以上遅延していたので帰りも高速鉄道の乗り鉄にして切符を購入、そのまま待合室へ移動。

待合室瀋陽と比べれば小さいが遼陽も待合室が広い。

G711次の切符行きはD列車であったが帰りはG列車で、12:28発、遼陽→瀋陽のG711次、席は二等座で運賃は29.5元、遼陽までの65kmを24分で走る。D列車と所要時間変わらないが運賃は10元高い。

改札が始まるが自動改札機の前は列でなく群れができている。群れに飛び込んでも疲れるだけなので少し待ってホームへ向かう。ホームの階段でG711次の入線を撮影するが、乗車口には誰も並んでいない。2022年の冬季オリンピック開催地が北京になったのだがマナー向上は大丈夫か?

今回はG列車なので最高速度は300km/hまで出ていたが250km/hのD列車と同じ線路、所要時間なので、どこかで速度を落として時間調整しているようだ。瀋陽に到着し地下鉄1号線で中街へ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
鉄道 19.5元 二等座 瀋陽→遼陽
バス 29.5元 二等座 遼陽→瀋陽
地下鉄 4元
バス 2元 路線バス
東京陵 10元
合計 75元

九一八歴史博物館

九一八歴史博物館09:30頃、中街のバス停から298路のバスで九一八歴史博物館へ向かう。運賃は相互利用できる昆明の公交ICカードで0.9元だ。10:30頃、九一八歴史博物館に到着する。言わずと知れた満州事変勃発の場所近くにある博物館、抗日記念館である。入場料は無料で特に身分証確認もなくそのまま入館。

九一八歴史博物館屋外には関東軍が爆破地点に設置した碑が展示されている。

九一八歴史博物館他にも色々と石碑が展示されている。館内は撮影禁止なので見て回るだけになるが見学者は撮影に熱心だ。記念撮影している見学者までいる。これでは禁止の意味無いような・・・。

資料展示が多いのだが館内は照明が暗く足元が少々危ないし一部ジオラマや拷問や解剖の様子を人形で再現した展示物は暗くてよく見えない。演出上暗くしないといけないのは分かるのだが、もう少し見物しやすくして欲しい。どういう展示内容になっているか実際に行ってみて確かめて欲しい。百聞は一見に如かずである。

11:00頃、博物館を出て隣の線路で撮り鉄しようと出口へ向かっていると、中国人の親子連れに記念撮影を頼まれる。で、撮影するのだが、おばちゃんは日本人に記念撮影を頼んでいるのに気づいているのかな?

満州事変現場付近で撮り鉄

CRH380BG博物館脇に線路があり、この周辺が南満州鉄道の爆破現場になる。ここから泥沼の戦争へと突き進むことになった場所であるが、今では撮り鉄にはちょうどよい場所になっている。一応表面上は平和な時代になったものだ。

CRH380BG在来線と高速鉄道の線路に分かれており、高速鉄道の撮影に向いている。30分ほどCRH380BGを撮影をしてから298路のバスで中街へ戻る。

夕飯はイスラム食堂で麻婆豆腐蓋麺(10元/約200円)を食べる。でも、まだ足りないので別のイスラム食堂で干拉麺(8元/約160円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
バス 1.8元 路線バス
合計 19.8元

全真教龍門派の道観・太清宮

太清宮09:10頃、瀋陽故宮の北西にある太清宮を訪れる。入場料は2元で格安だ。

太清宮は清の康煕2年(1663)に全真教龍門派の第8代当主の郭守真により創建された道観(道教寺院)である。太清宮は創建時に三教堂と称しており、清の乾隆44年(1779)に太清宮と改称する。太清宮は東北地区の道教の中心地となっている。

太清宮瀋陽市内にある道教寺院であるが敷地はそこそこの広さがあり参拝客も多く賑わっている。歴史は古いが建物は比較的新しく工事中の部分もあり開発が進んでいる感じだ。

太清宮・関帝殿

関羽像境内には関帝殿があり関羽、関平、周倉の像がある。

壁画

赤兎馬像殿内には関羽の活躍を描いた壁画が描かれており、殿外には赤兎馬の像がある。

太清宮そして、太清宮の本殿は太上老君を祀る老君殿だが、個人的には全真七子の丘処機を祀る丘祖殿が意外に満足であった。金庸の武侠小説などでお馴染みの全真七子の丘処機だが、太清宮では全真教龍門派の創始者として祀られている。殿内に丘処機の像があり武侠小説ファンにはたまらないだろう。しかし、道士が常駐しており撮影はできず・・・。

錫伯家廟

錫伯家廟09:40頃、太清宮を出て実勝寺へ向かう。10:20頃、まずは実勝寺の隣にある錫伯家廟を見物。入場料は無料。

錫伯家廟元は清の康煕年間に建立されたチベット仏教寺院でありシボ族の信仰を集めており、錫伯家廟と呼ばれるようになった。チベット仏教寺院なのだが僧侶はおらず仏像も数体あるだけで寺院というよりもシボ族の歴史博物館になっている。

錫伯家廟レリーフ

錫伯家廟歴史博物館なので資料展示やシボ族の像やレリーフがある。

実勝寺

実勝寺10:40頃、実勝寺を見物。
入場料は無料だ。

実勝寺実勝寺は別名「皇寺」と呼ばれており清朝との関わりが深い古刹である。明の崇禎元年(1636)に造営が開始され崇禎3年(1638)に完成する。清朝が東北地区に初めて正式に建立したチベット仏教寺院であり、当時の盛京(瀋陽)で最大のチベット仏教寺院であった。

実勝寺建物は新しく再建されたようだが本殿ではラマ僧が読経しており、境内はタルチョがはためいておりチベットの雰囲気が漂う。

実勝寺周辺は観光開発の真っ最中で数年以内に土産物屋街などの観光施設が乱立しそうな雰囲気が漂っている。

昼前に宿へ戻り、延泊の手続きをする。と言っても、eLongで再予約してネットで支払いをするだけだ。1泊49元だがeLongで貯めていたキャッシュバックを使用したので実質0元だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19.9元
太清宮 2元
合計 21.9元

世界遺産 清福陵・清昭陵・瀋陽故宮

世界遺産 清福陵

清福陵07:00頃、中街のバス停から218路のバスに乗車して終点の東陵公園へ向かう。運賃は1元で、08:00頃に東陵公園到着。天気は曇りで雨が振りそうな気配がする。でも、天気予報だと昼頃は晴れとなっていたので大丈夫だろう。だぶん・・・。

清福陵清福陵の入場料は40元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。

清福陵清福陵は清の初代皇帝である太祖ヌルハチと皇后のイェヘナラ(葉赫那拉)氏の陵墓であり、瀋陽の東郊外にあるため東陵と呼ばれ盛京三陵のひとつである。

清福陵清福陵の造営が開始されたのは後金の天聡3年(1629)、崇徳元年(1636)に陵号を福陵と定められる。順治8年(1651)に完成し、その後は康煕、乾隆、嘉慶の時期に増築と改築がされていく。

清福陵清福陵は基本的には明朝の皇陵規則を踏襲しているが建築様式に満州族の特色も取り入れた陵墓となっている。1929年に一般公開され、2004年にユネスコの世界文化遺産に登録されている。

清福陵開門してすぐの時間帯だったようで観光客は少なめだ。7年前に訪れた時は、それほど興味がなかったので見物しなかったのだが、今回は無料で見物なので興味の有り無し関係なく見物だ。一部修復工事が行われていたので全ては見物できなかったが満足だ。でも、金払っていて工事で見物できないとなると文句を言いたくなるだろうな。

218路09:40頃、218路のバスで中街へ戻る。東陵公園が始発なので余裕で座れる。運賃は1元だ。

148路ちなみに東陵公園からは148路のバスもあり瀋陽北駅が終点になっている。座って瀋陽市内へ戻れるのだが渋滞が酷い。基本的には市内中心部のバスでの移動はやめておいたほうが良い。初乗り運賃2元で高いが地下鉄で行ける所は地下鉄で移動したほうが時間の節約ができ断然良い。

乞食10:45頃、中街に到着するが、昨日乞食がいたところには別の乞食がいる。片目と両手がないのだが、これも中国の現実。社会主義国は福祉が充実しているはずなのだが、これはどういうことだ?この乞食は両手がないので1人で乞食生活というのは無理であろう。おそらく世話をする人間がいて組織化されているのだろう。

地下鉄中街駅中街からは地下鉄で北陵公園へ移動する。途中の青年大街で地下鉄2号線に乗り換えて、11:30頃、北陵公園の南門に到着。

瀋陽市公安局出入境管理局北陵公園の向かいには瀋陽市公安局出入境管理局があり、ここでビザの延長手続きが行われている。ノービザで入国してビザ申請する人とかは用がある場所だが、自分は来年まではビザには困らないのでスルーというか、ここにはいい思い出はない。

世界遺産 清昭陵

入場券北陵公園には清昭陵があり入場料は50元である。北陵公園だけの場合は6元だ。高いが今回は盛京三陵を見物することに決めているので泣く泣く緑の毛沢東を1枚出す。

北陵公園まずは入口を通り北陵公園へ。

ホンタイジ像清昭陵までは1.5kmほど歩くのだが途中で清昭陵の墓主であるホンタイジの像がある。

清昭陵牌坊そして、12:00頃に清昭陵の牌坊に到着。観光客が多い。

腹出し族そして、蒸し暑い。どれぐらい暑いかというと、これぐらい暑い。

腹出し族そう、腹出し族が出没するほど暑い。あまりの暑さで世界遺産でも文明旅游どころではないらしい。

清昭陵清昭陵は清朝第二代皇帝のホンタイジと皇后の陵墓である。造営が開始されたのは崇徳8年(1643)、順治8年(1651)に完成。その後、康煕、乾隆などの時期に増築と改築が行われた。1927年に一般開放され2004年にユネスコの世界文化遺産に登録された。

清昭陵

清昭陵

清昭陵

清昭陵

清昭陵瀋陽市民の憩いの場である北陵公園にあるのと市内にあるという立地のために観光客と地元民で賑わっている。規模はヌルハチの福陵と比べればはるかに大きく歩くのも結構大変だ。

新楽遺址

新楽遺址13:30頃、北門から出て北陵公園の西にある新楽遺址へ向かう。14:15頃、地下鉄2号線の新楽遺址駅のC出口に到着。地下鉄の出口の前に文物保護単位の石碑があり、ここから西へ3分ほど歩いて新楽遺址に到着する。

新楽遺址入場料20元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。新楽遺址は1973年に新楽電工廠宿舎敷地内から発見され「新楽遺址」と命名された。

新楽遺址

新楽遺址約7200年前から約4000年前の新石器時代の集落跡であり母系社会の遺跡である。

新楽遺址竪穴式住居が復元されたりと整備されている。

14:30頃、新楽遺址を離れて地下鉄で中街へ移動し宿へ戻る。宿へ戻りインスタントラーメンを昼食兼夕食に食べる。今日は節約でイスラム食堂へは行かずに乗り切る。夜は瀋陽故宮と張氏帥府の入場券をCtripで予約する。入場券売場で購入するよりも少しだけ安くなる。今回は2箇所で7元安く購入できた。牛肉麺1杯分だ。eLongでも観光地の電子チケット扱ってくれないかな?

本日の出費
項目 金額 備考
バス 2元 路線バス
地下鉄 4元
北陵公園(清昭陵) 50元
瀋陽故宮 58元 Ctrip
張氏帥府 55元 Ctrip
合計 169元

張氏帥府

張学良像08:40頃、宿を出て張氏帥府へ向かう。天気は曇だが蒸し暑い。中街を抜けて、08:55頃に瀋陽故宮の脇を通り、09:00に張氏帥府到着。正面の広場には張学良の像があり観光客が記念撮影をしている。

張氏帥府入場券Ctripで予約しておいたので専用窓口で携帯のショートメッセージを見せて入場券を受け取る。入場券は通常は60元だがCtripでは55元。

張氏帥府張氏帥府は大帥府、少帥府とも呼ばれ北洋軍閥の張作霖、張学良親子の邸宅である。伝統的な四合院形式の邸宅と西洋建築の邸宅の2種類が残っている。

張氏帥府四合院形式の邸宅が残っているのには少々意外性があった。ドラマだと軍閥の邸宅は西洋建築ばかりなので四合院があるのは少し新鮮に感じた。

張氏帥府大青楼と呼ばれる邸宅はロマネスク様式で1922年に建設され青い瓦を使用していたので大青楼と呼ばれるようになった。

張氏帥府・関帝廟

関帝廟そして、大青楼の脇には関帝廟がある。建立時期は不明であるが張作霖が修復しているので、それ以前に建立されていることは確実だ。ある意味で貴重な三国志遺跡である。

関羽像この関帝廟は珍しく関平と周倉の像が関羽像の隣にはいない。

関羽、関平、周倉壁画に関羽と共に描かれている。

斬華雄壁画には関羽の活躍が描かれているが説明がないので、どの場面か分からないのが多い。とりあえず分かったのは桃園の誓いと華雄が斬られる場面ぐらいだ。

張作霖像この関帝廟の最大の特徴は張作霖が祀られていることだ。

壁画張作霖像があり張作霖の活躍を描いた壁画がある。

10:15頃、張氏帥府を出て隣の趙一萩故居と瀋陽金融博物館を見物する。入場券は趙一萩故居と瀋陽金融博物館もセットになっているので見物しておくが、内部は撮影禁止になっている。趙一萩故居は張学良の愛人(後に正妻)だった趙一萩の住居だ。

瀋陽金融博物館は張作霖が設立した辺業銀行の跡地になる。金融博物館は見応えがあり国内外の金融に関する資料が展示されている。特に紙幣や貨幣の展示に力を入れている。偽札の展示はかなり興味深い。11:00頃、瀋陽金融博物館を出て瀋陽故宮へ向かう。

世界遺産 瀋陽故宮

瀋陽故宮入場券5分ほどで瀋陽故宮に到着。Ctripで予約しておいた入場券を瀋陽故宮の対面にある瀋陽故宮旅行社で受け取るが、割り込まれたりして10分ほど待たされる。それでも入場券売場に並ぶよりは早く処理は済む。ネットでの予約で60元の入場券が58元で購入。

瀋陽故宮今日は夏休み中の土曜日なので入口は行列で滅茶苦茶混雑している。もう、どこへ行っても人だらけだ・・・。世界遺産を見物に来たのだが、何やら強制的に中国人の観光模様を見せられている。何で金払って中国人を見物しなければならないのだ。

瀋陽故宮瀋陽故宮は清朝が北京へ遷都する前の都で建物には満州族の特色が色濃く残っている。2004年にユネスコの世界文化遺産に登録された。

瀋陽故宮一応は瀋陽故宮を見物できるが周囲がやかましい。

瀋陽故宮それに人を撮りに来たわけでないので、屋根や天井とかしか撮影ができない。

瀋陽故宮瀋陽故宮は人口密度が高くやかましい。

瀋陽故宮完全に失敗である。夏の観光シーズンは大都市の有名観光地は避けたほうが良さそうだ。

腹出し族そして、暑くなると世界遺産といえども腹出し族が出現する。あまりの暑さで世界遺産でも文明旅游どころではないらしい。12:30頃、瀋陽故宮を出る。

酸辣白菜蓋飯

酸辣白菜蓋飯夕飯はイスラム食堂で酸辣白菜蓋飯(10元/約200円)を食べる。

ドイツビール

処分品ドイツビール3本セット食後はウォルマートで品質保持期限間近の処分品ドイツビール3本セット(8.9元/約178円)を購入する。生産国はドイツであるが原材料表示に中国語があるので元から中国向けに生産されているようだ。元から中国向けの生産だと、このビールがドイツで売られているのか怪しんでしまうのは自分だけであろうか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18.9元
合計 18.9元

瀋陽北→鉄嶺

瀋陽北駅05:00頃、起床して調兵山の鉄煤蒸汽機車博物館への遠征準備をする。天気予報だと雨みたいだが室内での見物なので遠征へ赴く。06:10頃、中街のバス停から105路のバスで瀋陽北駅へ向かう。運賃は1元。

待合室06:30頃、瀋陽北駅に到着し切符売場へ向かう。早朝でも農民工のおっちゃんたちで溢れているのかと覚悟していたが、切符売場は空いており5分ほど列に並ぶだけで済む。待合室の入口でいつもの切符と身分証確認、手荷物のX線検査がある。瀋陽北駅は公安と駅員がパスポートと切符をちゃんと確認して、ちゃんと仕事している。すごい久しぶりの瀋陽北駅であるが待合室が新しくやたらと広くなっている。

自動改札機自動改札機が配備され北京南駅みたいな感じだ。

K1571次の切符これから乗車する列車は07:17発、重慶北→長春のK1571次で鉄嶺へ移動する。席は硬座で運賃は12.5元、鉄嶺まで67km、1時間4分の乗り鉄になる。

瀋陽北駅07:05頃、改札が始まりホームへ向かう。今回は荷物が少ないので荷物置き場確保など乗車バトルに参戦する必要がない。

K1571次の行先票のんびりとホームを歩いて行先票を撮影していく。

列車内重慶北からの長距離列車なので農民工列車を覚悟していたが列車内は思いのほか平和であった。07:17に列車が発車して鉄嶺へと向かう。

鉄嶺駅約1時間の乗り鉄で、08:20頃、鉄嶺に到着する。

鉄煤蒸汽機車博物館

鉄嶺市客運中心駅前にはバスターミナルの鉄嶺市客運中心があるが調兵山行きのバスはバスターミナルからの出発ではなく、バスターミナル北側の通りからの発車になる。

調兵山行きのバスバスターミナル北側の通りへ行くと調兵山行きのバスが待機しており乗車する。08:35頃、バスが発車する。

チケット車掌のおばちゃんに鉄煤蒸汽機車博物館までいくらか聞くと9元であった。

鉄煤蒸汽機車博物館09:15頃、鉄煤蒸汽機車博物館で下車する。

鉄煤蒸汽機車博物館料金表鉄煤蒸汽機車博物館は敷地内で蒸汽機車博覧園と蒸汽機車陳列館に別れており、それぞれ入場料が50元になり両方見物したら100元になる。かなり高いのだが陝西旅游年票を使い無料で見物する。

調兵山の鉄煤蒸汽機車博物館は名前の通り鉄煤集団が運営する蒸気機関車専門の博物館になる。調兵山は中国の蒸気機関車聖地として中国国内だけではなく海外の蒸気ヲタにも知られている。今日は聖地巡礼である。でも、本当の聖地巡礼は真冬に調兵山でSLの撮り鉄であるが、冬の寒さに耐えられない自分はこれが精一杯だ。

鉄煤蒸汽機車博物館まずは蒸汽機車博覧園から見物するが上游型SY0063が館内に鎮座している。夏休みの日曜日にも関わらず客は自分一人だけだ。無料で見物しているので客とはいえないかもしれないが・・・。展示資料を一通り見てSY0063へ。運転室が開放されており運転室貸切状態で見物。

鉄煤蒸汽機車博物館09:50頃、蒸汽機車陳列館へ向かうが雨が降っている。見物している間に雨が降ってきた。蒸汽機車陳列館には説明だと20両の蒸気機関車が展示されているようだが、外部展示のSY1770が見当たらない。運行中なのか?

鉄煤蒸汽機車博物館まあ、とにかく蒸気機関車の撮影である。撮影していると、何と先客がいた。誰も居ないと思っていたら観光客が2人いた。まあ、2人だけなので静かで撮影には支障はない。

1999年製の蒸気機関車

鉄煤蒸汽機車博物館ここで興味深かったのは1999年9月製造の蒸気機関車、上游型SY1771だ。

鉄煤蒸汽機車博物館中国では1999年まで蒸気機関車が製造されていたのだ。windows95や98より後に製造された蒸気機関車があるというのには正直驚いた。これだけ新しければまだまだ走れるはずだ。そして、1999年10月製造の中国で最後に製造された蒸気機関車の上游型SY1772も鉄煤集団が所有しており現役で動いているらしいが今回はその姿は確認できず。陳列館にないのだからおそらく動いているのだろう。

10:30頃、鉄煤蒸汽機車博物館の前から鉄嶺行きのバスに乗車する。運賃は9元で、11:10頃、バスターミナル脇に到着。そのまま駅前から109路のバスに乗車して終点の鉄嶺西駅へ向かう。運賃は2元。

高速鉄道で瀋陽へ

鉄嶺西駅12:05頃、鉄嶺西駅に到着する。鉄嶺西駅は高速鉄道の駅になるが市内から離れており、瀋陽から鉄嶺へ向かう場合は正直言って高速鉄道を使う意味は殆ど無い。

例えば瀋陽から鉄嶺のバスターミナルまで行くとすると、バスは瀋陽→鉄嶺、運賃24元で所要時間2時間。鉄道は瀋陽北→鉄嶺、運賃12.5元で所要時間1時間。高速鉄道は瀋陽北→鉄嶺西、運賃24.5元で所要時間20分、その後109路のバスに乗車、運賃2元で約40分。

これでは高速鉄道は意味が無い。乗り鉄するのには運賃を抑えられるのでいいかもしれないが・・・。

待合室切符売場で瀋陽北への切符を購入して待合室へ。手荷物検査はいつも通り。新しい駅舎なので待合室が広い。空港みたいだ。

G1256次の切符今回乗車するのは12:57発、長春→上海虹橋のG1256次だ。席は二等座で運賃は24.5元、鉄嶺西→瀋陽北の54kmを18分で走る。

G1256次高速鉄道は列車の入線前にホームで待機なので撮影にはちょうどよい。撮り鉄をして列車に乗車して瀋陽北へ向かう。

G1256次13:19頃、4分遅れで瀋陽北に到着するが、乗車口におサルさんが群がっていてなかなか降りられない。というか、何で退こうとしないのだ!車両は最先端でも利用客がおサルさんでは・・・。一部では文明人が並んではいるが、殆どの場所では群がっているだけであった。

瀋陽北駅から105路のバスで中街へ戻るが、昆明の公交ICカードを試しに使ってみたら使えた。運賃は1割引きの0.9元だ。瀋陽は昆明などの都市と公交ICカードの相互利用ができるようになっており、地下鉄では使えなかったが路線バスでは使用可能であった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12.5元 硬座 瀋陽北→鉄嶺
鉄道 24.5元 2等座鉄嶺西→瀋陽北
バス 3.9元 路線バス
バス 9元 鉄嶺→調兵山
バス 9元 調兵山→鉄嶺
合計 58.9元

遼寧省瀋陽・世界遺産 清永陵

朝からタバコを吸うサルに遭遇

06:30頃、起床して出発の準備を整える。07:30頃、チェックアウトするがレセプションが混雑しており少し待つ。少し待つのは良いが前の客のおっさんがタバコを吸いながらチェックイン手続きをしている。タバコの状態から歩きタバコしながら来てチェックインのようだ。

しかも、灰皿がないので灰を床に落とす。朝から嫌なものを見てしまった。レセプションのお姉ちゃんはサービス業だから文句言わずに接客しているが、こんなおサルさんが商務賓館に宿泊するとは・・・。まあ、バックパッカーが商務賓館に宿泊しているのもおかしいけど。

丹東→瀋陽

丹東駅07:55頃、丹東駅に到着する。いつもの切符と身分証確認、手荷物のX線検査を済ますが、公安はパスポート開くが中身確認せずに返却。ここでも外国人は用なしのようだ。待合室で待機となるが2008年に訪れた時の旧駅舎と比べ現在の駅舎が立派すぎる。

K7592次の切符今日乗車する列車は08:33発、丹東→錦州のK7542次で瀋陽まで移動する。席は硬座で運賃は41.5元、瀋陽までの距離は264km、所要時間4時間31分になる。

行先票08:15頃、改札が始まり列車に乗車して発車を待つ。

丹東駅荷物置き場は余裕で確保して一安心。ガラガラの車両は直ぐに満席となる。

08:33に列車が丹東を発車する。車窓から風景を眺めながらと思ったが眠くなったで一眠りと言いたいところだが、ポメラのキーボードが壊れて使い物にならないないので寝て体力回復しかなかった。ポメラが壊れていなければ、その都度旅行記を書くのだが現在は夜にまとめて旅行記を書くので深夜まで入力作業に追われる。この移動時間で寝不足を補う。それにしてもなぜポメラは購入後4ヶ月で壊れるのだ!

瀋陽

瀋陽駅13:15頃、約10分遅れで瀋陽に到着する。昨日eLongで予約しておいた宿へ移動するので駅の地下にある出口からそのまま地下鉄1号線の改札へ移動。

地下鉄13:30頃、瀋陽駅の駅舎を見ることなく地下鉄1号線に乗車する。東中街まで運賃は2元。

尚儉太空艙

大悦城13:50頃、東中街で下車してC出口を出ると商業街が広がっている。地図と住所を確認しながら歩いてウォルマートの対面にあるショッピングモールの大悦城に予約していた宿の尚儉太空艙(尚俭太空舱/Shenyang Shangjian Capsule Hostel)があるが看板出ていないしショッピングモール内にホステルがあるのは考え難い。

大悦城住居棟ショッピングモールには住居棟があるのでそちらにあるのだろう。とりあえずショピングモールの警備員に聞いてみると、やはり「マンションの方じゃないの?」というので住居棟へ行く。住居棟の警備員に聞いてみると「東棟じゃないの?」という返答が・・・。住居棟が東西の2つに分かれていたので東棟の警備員に聞いたら、ここの18Fであった。エレベーターで18Fまで上がり、14:30頃、尚儉太空艙に到着する。

eLongで1泊49元で予約したが台帳を見ると他サイトや飛び込みだと高いっぽい。支払いは昨晩予約時にネットで済ましているし、eLongで貯めておいたキャッシュバックを使用したので実質0元である。今回は日本から補給物資を発送したりするのでとりあえず7泊で補給完了まで宿泊する。

尚儉太空艙で、部屋だが日本でいうカプセルホテルみたいなものになっている。共有スペースは普通のゲストハウスなのでカプセルホテルとゲストハウスを組み合わせたような感じだ。

16:00頃、朝から何も食べていないので食事に出かける。すぐ近くにイスラム食堂があったので遅めの昼食というか早めの夕飯だ。

麻婆豆腐蓋麺

麻婆豆腐蓋麺麻婆豆腐蓋麺(10元/約200円)を食べるが、他の客がビールを注文していたりする。イスラム食堂なのに酒を提供しており、瀋陽のアラーはかなり寛容なようだ。酒飲まなければ売ること自体はOKなのか?

瀋陽食後は周辺を散歩するが瀋陽の中心街の中街なので周辺は大都会だ。

ハルビンビール小麦王スーパーマーケットがあったのでキンキンに冷えたハルビンビール小麦王330ml(2.1元/約42元)を購入する。やはり、暑い日は冷たいビールに限る。

ウォルマート16:45頃、続いて宿の向かいにあるウォルマートへ行く。

インスタント麺ここで長期滞在に備えインスタント麺を袋(6.5元/約130円)と箱(9.9元/約198円)で購入。これで1週間の滞在に備える。

17:30頃、宿へ戻りポメラDM100をコジマネットで注文。海外転送サービスで中国へ送る準備をする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 28.5元
地下鉄 2元
合計 30.5元
項目 金額 備考
ポメラ 18003円
合計 18003円

SK汽車客運站

SK汽車客運站08:00頃、地下鉄1号線の東中街駅から瀋陽駅へ向かう。運賃は2元。今日は朝から雨が降っていて外へ出るか迷ったが、天気が回復するのを祈って世界遺産の清永陵へ向かう。08:30頃、瀋陽駅近くの南バスターミナルSK汽車客運站にやって来た。

SK汽車客運站運賃時刻表瀋陽にはいくつかのバスターミナルが駅近くのSK汽車客運站がバスの本数も多く使い勝手良い。

SK汽車客運站運賃時刻表

SK汽車客運站運賃時刻表

SK汽車客運站運賃時刻表

瀋陽→永陵

瀋陽→永陵のチケット09:00発の永陵行きのチケットを購入して待合室へ。

バス08:50頃、改札が始まり新賓(新宾)行きのバスに乗車する。この新賓行きのバスが清永陵の前を通過する。

バス車内今回のバスは中国では遭遇したことのない2列+1列のシート配列になっている。こんな高級仕様のバスはカンボジアでプノンペン→シェムリアップの移動で乗ったバスだけだ。しかし、高級仕様のバスだが自分は最後列で4列シート、おっちゃんとおばちゃんに挟まれ高級仕様とは程遠い。

09:00にバスが発車して高速道路を走り撫順を通過して更に東へと走る。11:30頃、永陵鎮の牌坊を潜ると左手に清永陵への道が見えるが、そのまま永陵鎮の街へ向かう。

永陵客運站

永陵客運站11:35頃、街の中心にある永陵客運站に到着し下車する。

永陵客運站時刻表

永陵客運站時刻表とりあえず、帰りのバスのこともあるので時刻表を確認しておく。
瀋陽へのバスは15:20が最終のようだ。瀋陽行きを逃しても撫順行きの最終が16:30なので、最悪は撫順を経由して瀋陽へ戻れそうだ。

世界遺産 清永陵

永陵への分かれ道で、来た道を戻り20分ほどで先ほどの牌坊に到着。

石碑ここが分かれ道になっており清永陵の石碑がある道を歩いて行く。

永陵への道歩くが雨が止む気配が全くなく清永陵への道も霞んでいる。

清永陵12:10頃、清永陵に到着する。入場料は50元であるが陝西旅游年票を使い無料で見物する。

清永陵清永陵は清王室の祖陵で2004年にユネスコの世界文化遺産に登録されている。清永陵は瀋陽にある太祖ヌルハチの陵墓である福陵(東陵)とホンタイジの陵墓である昭陵(北陵)と合わせて盛京三陵と称されている。永陵が造営されたのは清朝が北京を都に定める前であり、永陵は盛京三陵の筆頭とされ清王朝の関外第一陵である。永陵は初め興京陵と称されていたが順治16年(1659)に永陵と改称される。

清永陵陵墓にはヌルハチの父タクシ、祖父ギオチャンガ、曾祖父フマンら6人が葬られている。

清永陵陵墓の規模は小さく質素であるが、清王朝にとって重要な場所であり康煕帝、乾隆帝、嘉慶帝らが9度訪れている。

清永陵あいにくの雨で来たのは失敗であった。この天気でも観光客が結構いたのは驚いたが・・・。

瀋陽へ戻る

バス車内12:30頃、清永陵を離れ永陵鎮へ戻る。12:55頃、永陵客運站に戻ってきた。ちょうど瀋陽行きのバスが停車していたので乗車する。運賃は44元で、永陵客運站はバスターミナルと言ってもバスは道路脇に停車しているだけなので、バスチケットは乗車時に購入であった。

13:00頃、バスが発車して途中で客を乗せながら瀋陽へ向かう。これなら牌坊の所で待っていても良かったかな。この帰りのバスは4列シートでいつもの中国仕様のバスだ。

15:35頃、瀋陽南バスターミナルのSK汽車客運站に到着。地下鉄1号線で中街へ戻る。運賃は2元。

牛肉炒飯

牛肉炒飯遅めの昼食でイスラム食堂で牛肉炒飯(8元/約160円)を食べる。

乞食食後に中街の牌坊付近を歩いていると乞食がいる。社会主義国になぜ乞食がいる?

瀋陽周辺はこんな大都会なのだが・・・。弱肉強食の中国である。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8元
地下鉄 4元
バス 45元 瀋陽→永陵
バス 44元 永陵→瀋陽
合計 101元

世界遺産 高句麗遺跡群&丹東・鴨緑江断橋

通化→集安

05:15頃、駅寝から眼が覚める。通化は04:23が日の出の時刻で、既に外は明るいが雨が降っている。天気が悪いと集安での行動に支障を来すので雨だけでもやんでくれればよいのだが。

4347次の切符07:20頃、改札が始まり乗車バトル開始となる。乗車口には列はなく群れが出来て我先にとなる。

列車内07:35発、通化→集安の4347次に乗車する。エアコンなしの列車なので運賃は安く8.5元だ。この頃には天気が晴れに回復する。

窓窓を開けて外の景色を見ながら集安へと向かう。今回は幸い窓からペットボトルやカップ麺の容器のポイ捨てには遭遇せずに済む。

集安

集安駅10:30頃、集安に到着する。駅前はボリタクの運ちゃんたちが待ちかまえていたが、駅前を通る6路のバスで集安市内へ移動しようと考えたが人が一杯なので乗車するのは諦めて徒歩で集安市内へ向かう。

集安客運総站

集安客運総站30分ほど西へ歩いてバスターミナルの集安客運総站に到着する。

集安客運総站運賃時刻表まずバスの時刻表を確認しておく。

集安客運総站運賃時刻表

集安客運総站運賃時刻表

鴻源旅館

続いて問題の宿探しだ。世界遺産の高句麗遺跡群を見物後は集安からバスで遼寧省丹東へと移動するので何とかバスターミナル近くで宿を確保しておかないといけない。とりあえず、バスターミナル隣の賓館からあたっていくが、外国人お断り以前に1泊200元とか高すぎで泊まれない。

鴻源旅館そして、4軒目の鴻源旅館は老板たちが麻雀中であったが部屋を見せてもらう。

鴻源旅館エアコン、トイレ、シャワーがあるので問題ない。バスターミナルからは徒歩2分ぐらいなので立地も良い。

鴻源旅館
1泊いくらか聞いてみると100元で高めなのだがおそらく他をあたると彷徨う気がするのでここに決める。
外国人OKだったので追い出される心配はなさそうだ。

犬肉ビビンバ

犬肉ビビンバ11:30頃、宿を確保したので世界遺産見物へと出かけるが、まずは食事である。旅館の3件隣に狗肉冷麺館があったので犬肉ビビンバ(狗肉拌饭)を注文する。値段は12元(約240円)だ。

犬肉ビビンバご飯と犬肉をしっかりとかき混ぜて食べ、犬肉パワーで高句麗遺跡を廻ります。

世界遺産 高句麗遺跡群 好太王碑

高句麗遺跡入場券昼頃、6路のバスに乗車して終点の太王碑で下車する。まずは好太王碑と太王陵を見物するが高句麗遺跡は4箇所が観光地として開放されており入場料はそれぞれ30元だが、4箇所セット券だと100元になる。全部見るつもりだったのでセット券を購入するが当日限りの有効になっていたの今日中に全て見物しなければならない。

好太王碑12:10頃、少々急ぎでの世界遺産観光で、まずは好太王碑から見物する。

太王陵

太王陵続いて太王陵だ。12:40頃、1.5kmほど離れた長寿王陵へ向かう。

長寿王陵

長寿王陵13:00頃、長寿王陵に到着する。

長寿王陵将軍墳とも呼ばれている。13:20頃、長寿王陵を離れ禹山貴族墓地へ向かう。

禹山貴族墓地

禹山貴族墓地13:40頃、禹山貴族墓地に到着する。ここは高句麗の古墓群になり古墓の1つが公開されており内部の壁画を見ることができる。夏のこの時期は古墓の石室は涼しく、ちょっとした休憩場所である。14:15頃、禹山貴族墓地を離れ集安市内へ戻る。

15:00頃、バスターミナルの集安客運総站で明日の丹東行きのチケットを購入する。丹東までは80元だ。丹東までのチケットが購入できたので、最後の丸都山城・山城下貴族墓地へ向かうが市内から路線バスで行けるのだがバスの発着場所が分からないので、とりあえず徒歩で向かう。市内を出て北へと歩いていると丸都山城行きのバスが通り過ぎる。

丸都山城・山城下貴族墓地

山城下貴族墓地15:50頃、丸都山城・山城下貴族墓地に到着する。

丸都山城修復工事と遊歩道の整備が行われていたが修復工事の現場は撮影禁止になっていた。これでは来た意味があまりないな。

丸都山城とりあえず丸都山城は見物できる所だけ見ておく。

山城下貴族墓地

山城下貴族墓地丸都山城に続いて山城下貴族墓地を見物して回る。17:00頃、丸都山城・山城下貴族墓地を離れ市内へと向かう。

冷麺

狗肉冷面城18:00頃、市内に戻り夕飯は昼の犬肉ビビンバの店の狗肉冷面城へ。

冷麺冷麺(10元/約200円)を食べる。やはり、専門店だと冷麺は美味い。犬鍋も食べたいが一人だと値段や量が・・・。

夜に明日の丹東での宿をeLongで予約しておく。とりあえず、1泊99元のそこそこの賓館にしておく。先払いなのでネットで決済まで済ましておく。おそらく外人お断りで追い出されることはないと思うのだが・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 31元
宿泊費 100元
宿泊費 99元 eLongで丹東の宿予約
バス 1元 路線バス
バス 80元 集安→丹東
高句麗遺跡セット券 100元
合計 411元

集安→丹東

集安→丹東のチケット07:00頃に旅館をチェックアウトしてバスターミナルへ移動。2-3分ほどで到着して待機となる。

集安→丹東のバス07:20頃にバスに乗車して発車を待つ。07:30にバスが発車して鴨緑江沿いに走る。

鴨緑江対岸の北朝鮮が見えるが天気は雨で丹東到着後の行動がどうなるか心配だ。

道路にフェンス途中、鴨緑江から離れ走って行く。遼寧省へ入り再び鴨緑江沿いを走るが道路脇には有刺鉄線の付いたフェンスが・・・。色々と大人の事情があるようだ。

丹東

12:40頃、丹東客運站近くで路地で全員が降ろされる。ここが終点のようだ。GPSがあるので大体の場所が分かっているので予約しておいた宿へ向かう。

嘉苑商務賓館13:00頃、予約していた嘉苑商務賓館に到着するが、改装工事中でeLongに出ていた画像とずいぶん違う。まあ、とりあえずレセプションのお姉ちゃんに予約しておいたことを伝えてチェックイン手続きをする。外国人OKの賓館だったのでパスポートのコピーをとって登記完了。

嘉苑商務賓館1泊99元の特価で出ていた部屋だが、部屋は広いしトイレ・シャワーもちゃんとしているしテレビとPCまである。

嘉苑商務賓館自分には豪華すぎる部屋なのだがキャッシュバックがあり実質安く宿泊できるので選んだ。宿は確保できたのでネットで明日の瀋陽行きの切符を予約しておく。

泡菜炒飯

泡菜炒飯14:30頃、遅めの昼食に泡菜炒飯(8元/約160円)を食べる。泡菜はキムチを意味してキムチ炒飯ということだ。せっかく北朝鮮との国境地帯を移動しているので冷麺や犬肉麺とかを食べておくのが良いだろう。

丹東駅14:50頃、丹東駅を訪れ切符売場で明日の瀋陽行きの切符を受け取るが、窓口の列におサルさんが割り込んでくる。もういつものことなので慣れてしまったし、並ぶように言っても理解してくれないので、おサルさんには関わらないようにしている。おサルさんたちの飼育係をしている某党の宣伝すら理解できないのだから、もう関わらないのが一番である。

毛沢東像丹東駅の駅前広場には毛沢東像がある。いつ、レーニン像みたいな目に遭うのか気になるのは自分だけか?

武警そして、近くには武警の車両が待機している。国境の町だから警備しているのか?

丹東客運站

虎山長城行きバス15:05頃、駅の斜め向かいにあるバスターミナルの丹東客運站を訪れる。虎山長城行きのバスが停車していたので撮影しておく。

虎山長城バス時刻表時刻表も有り1日8往復運行されているのが確認できた。気が向いたら行ってもいいかな・・・。でも入場料が60元もするからな・・・。

丹東客運站時刻表バスの運行状況を確認する瀋陽と大連を始めとして各地へのバスが出ている。

丹東客運站

丹東客運站

丹東客運站

丹東客運站

丹東客運站

丹東客運站

丹東客運站

丹東客運站

中朝友誼橋

中朝友誼橋15:30頃、中朝友誼橋を訪れる。ここは北朝鮮との国境貿易で一番重要なルートになっており貿易が最も活発であるが中朝友誼橋をトラックがたまに通るだけで活発とはいえない。そして、国境地帯の観光は長白や臨江と比べても最も賑わっており観光客が多い。

鴨緑江断橋

鴨緑江断橋入場券中朝友誼橋の隣には朝鮮戦争時にアメリカ軍の爆撃により破壊された鴨緑江断橋がある。入場料は30元で少々高めだが見物することにする。

鴨緑江断橋の像朝鮮戦争時には丹東、集安、臨江から中国軍が鴨緑江を渡っていったので、こんな像がある。

鴨緑江断橋

鴨緑江断橋

鴨緑江断橋橋は中国側だけ残っているので途中までしか行けない。北朝鮮側は基礎だけ残し撤去されている。

中朝友誼橋中朝友誼橋の方は武警に先導されて徒歩で北朝鮮側へ向かう観光客がいる。徒歩で渡れるのか?それとも特別料金で中朝友誼橋の観光か?

ウォルマート

ウォルマート17:00頃、ウォルマートで物資調達をするが、丹東のウォルマートは客が少なく潰れるのは時間の問題という状態であった。ウォルマートで売り場が閑散としている光景を見るのは初めてで正直驚いた。

酒で、今回は破れたバックパックのカバーを補修するためにテープを購入。それと、ブドウ味のカクテル330ml(6.5元/約130円)を購入して飲むが全く酔わない。ブランデーが入っているらしいが、本当にアルコールが入っているのだろうか?

冷麺

冷麺夕飯は賓館の近くにある食堂で冷麺(8元/約160円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 22.5元
宿泊費 343元 eLongで瀋陽の宿:予約1泊49元×7
鉄道 41.5元 硬座 丹東→瀋陽
日用品 2.9元
合計 409.9元

北朝鮮国境・長白

牡丹江客運站

牡丹江客運站07:30頃、駅前から16路のバスでバスターミナルへ向かう。運賃は1元。

牡丹江客運站時刻表08:00頃、牡丹江客運站に到着するがバスターミナルは新しくなっていた。

牡丹江客運站時刻表待合室は広めでカオス度は低く掃除もちゃんとしてある。

牡丹江客運站時刻表肝心のバス情報だが、東京城行きのバスは16元で客が集まり次第の発車になっており意外と本数が多いようだ。

牡丹江客運站時刻表他にも東寧、鶏西、林口、密山、綏芬河、綏陽へのバスも客が集まり次第の発車になっていた。

牡丹江客運站時刻表発車時刻が決まっているバスはハルビン、大慶、二道白河、ジャムス(佳木斯)、延吉などがある。

魚香炒飯

魚香炒飯09:20頃、スーパーマーケットの大潤発近くの食堂で魚香炒飯(8元/約160円)を食べる。

値段表値段表を見ると麺類は8元ぐらいからが相場かな?

値段表炒飯も8元、蓋飯は10元からのようだ。食後は大潤発で移動中の列車内で食べる饅頭(2個1元)を4セット購入。宿へ戻り出発の準備を整える。

昼前に宿をチェックアウトするが、老板娘に「鏡泊湖に行った?」と聞かれたので渤海国遺址へ行ってきたと答えたら、「牡丹江へ来たらみんな鏡泊湖へ行くよ」と不思議がられた。確かに駅前には旅行会社の鏡泊湖ツアー申込所がいくつもあるし、鏡泊湖へのバスが停車しているのも見かける。

牡丹江駅

武警の装甲車徒歩5分ほどで牡丹江駅へ到着。今日も駅前には武警の装甲車が配備されている。牡丹江は武警の装甲車が必要なほど治安が悪化しているのか?

待合室いつも通り駅入口で切符と身分証の確認、手荷物のX線検査を受けて待合室へ。で、いつも通り外人には用はないようでパスポートの中身は確認されず・・・。何のために検査しているのだか・・・。

牡丹江→延吉

2168次の切符今日は16:24発、牡丹江→長春の2168次で黒龍江省を離れ吉林省の延吉まで移動する。席は硬座で運賃は21.5元だ。エアコン無しの非空調列車なので運賃は安い。予定だと延吉で駅寝して、明朝に延吉→白河→松江河へと列車を乗り継ぎ、松江河からバスで長白山の麓にある北朝鮮国境の長白へ行くのだが、予定通り行くかは未知数だ。

15:10頃、改札口の先頭を陣取り乗車バトルに備える。15:30過ぎになると改札口のカオス度が急上昇し始める。農民工のおっちゃんたちも並び始めて通路には肥料袋からバケツ、鍋など生活用品一式が並ぶ。

16:00頃、改札が始まりホームへ向かう。乗車して荷物置き場を確保して久しぶりの撮り鉄で再びホームへ。

DF11先頭へ行くと今回の機関車はDF11だ。

DF11機関車を手早く撮影して駅員に因縁付けられないようにする。

郵政車そして、機関車の後方に連結されていたのは郵政車、日本でいえば今は亡き郵便車だ。

郵政車ある意味で超貴重な車両である。ホームでの撮影を終えて車内へ戻るがエアコン無しで扇風機がまだ稼働していないのでサウナ状態だ。発車直前に扇風機が稼働し始めて、16:24に列車が牡丹江を発車し黒龍江省から吉林省へと向かう。車内は満席で通路に無座の乗客が溢れカオス度が高い。

水田水田とトウモロコシ畑の中を走り、16:55頃、寧安に到着。かなりの乗客が下車するが、乗車してくる乗客も多くカオス度全開になる。そして、窓からのゴミのポイ捨ても全開・・・。いや、まだビール瓶のポイ捨てがないから全開一歩手前かな?

17:40頃、東京城に到着し乗客の半分ほどが下車する。東京城を発車して乗車率はほぼ満席だが無座の乗客はいない。先ほどまでのカオス度全開が嘘のようだ。荷物棚には空きがあり東京城からの硬座での乗車でも何とかなりそうな雰囲気ではあるが、硬臥を確保しておかないと少々危険な冒険かもしれない。

カオス度は低下したが、車内販売が本格化したせいか、ヒマワリの種を食べる音が響くようになり、窓からのゴミのポイ捨ては酷くなる一方だ。夕飯時なのでカップ麺の容器も線路上を舞う。もちろんスープも一緒に飛び散りながらだ。偉大な古代中国の先人たちがこの光景を見たらどう思うだろうか?きっと嘆き悲しむであろう。こちらはこの光景に毎日ため息の連続だ。テレビに出てくる中国と違うのだが?ある意味でJAROに苦情の電話か?

19:50頃、天橋嶺に到着するが薄暗いのホームに大勢の群衆がいる。これはやばい。大量の荷物を持ったおっちゃんやらおばちゃんが乗り込んできて急激にカオス度全開になり、車内は滅茶苦茶やかましくなる。完全に農民工列車だ。

黒龍江省から吉林省へ

21:40頃、北朝鮮国境の町の図們に到着する。吉林省に入って最初の大きな駅だ。ここで機関車交換の為に20分ほど停車して延吉へ向かう。

延吉

延吉駅22:50頃、延吉に到着する。延吉は延辺朝鮮族自治州の州都になり結構大きな町らしい。

延吉駅駅の案内表示は漢字とハングルが表記されており朝鮮族の町というのが分かる。駅前は賓館などの宿が結構あるが今回は駅寝なのでスルーである。

延吉駅まずは切符売場へ行き、延吉から松江河までの通票が買えるか試してみたが、何か買えたのは延吉→白河と白河→松江河の切符であった。窓口のお姉ちゃんに「通票は白河で改簽(改签)が必要なはずでは?」、「これだと連程票(联程票)じゃないの?」と聞いてみるが通票と答える。で、発券手数料(异地售票)5元を徴収される。距離が短すぎるからダメなのか?それとも窓口のお姉ちゃんが通票に詳しくないのか?機会を見つけて長距離で通票の購入に挑戦してみよう。もちろん窓口はベテランのおばちゃんで!

切符切符購入後はそのまま待合室へ移動。まずは手荷物のX線検査があるが、この時間は列車が無いようで係員1人は起きていたが機械の操作担当者は夢の中にいたようでしばらく機械が動かず。

延吉で駅寝

待合室続いて待合室の入口で切符と身分証確認がある。ここのお姉ちゃんはパスポートの中身をちゃんと確認していた。たまたま暇な所にパスポート持った外人が来たから暇つぶしに見ただけか?

23:00頃、待合室は自分を含めて乗客6名、駅員のお姉ちゃん1名、掃除のおばちゃん1名という状態であった。延吉の次の列車は03:12発、長春→牡丹江の2167次で4時間列車がないということだ。それでもシャッター降ろさずに24時間駅になっている点を考えると大きな駅といえるだろう。自分が乗車する列車は05:19発、延吉→白河のK7538次だ。席は硬座で運賃は28.5元だ。それまでは饅頭を食べて旅行記を書くか寝ていることになる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
鉄道 28.5元 硬座 延吉→白河
鉄道 12.5元 硬座 白河→松江河
発券手数料 5元
バス 1元 路線バス
合計 59元

深夜の延吉駅

牡丹江行きの列03:00頃、牡丹江行き2167次の改札が始まる。とんでもない時間帯にも関わらず利用客が多く待合室が混雑している。欧米人も5人ほどいた。

延吉→白河

延吉駅05:10頃、改札が始まるが誰も並んでおらず我先にとホームへ向かう。自分は早朝から乗車バトルに参戦したくないので少し時間をおいてから改札口を通過する。

K7538次の切符延吉→白河のK7538次に乗車する。運賃は硬座で28.5元だ。車両は25Gだが新しくトイレはタンク式だ。

K7538次の行先票05:19発なのだが1分早い05:18に発車する。乗車率は3割ぐらいで空いている。これだとどう考えても赤字路線だ。しかも車両は新しいので大赤字になるだろ。なぜこの列車が運行されているのだ。

車窓延吉を出ると朝陽川で機関車を付け変えて進行方向を変え、更に龍井でも進行方向を変える。かなり大がかりなスイッチバックの路線だ。

白河

白河駅09:30頃、白河に到着する。駅を出ると長白山へのボリタクが多数待ちかまえていた。この列車の乗客は長白山へ行く観光客という事か!そうすると、列車は観光用として運行されているのだろう。だからトイレがタンク式の新しい車両ということか。

二道白河客運站

二道白河客運站09:40頃、駅から300mほど離れたバスターミナルの二道白河客運站を訪れる。

二道白河客運站運賃表

二道白河客運站運賃表バスの運賃と時刻表を確認するが本数は少なく利用価値は低い。鉄道の方が安くて便利だ。2008年に白河を訪れたが周辺は結構変わっていた。駅舎は新しくなり、駅近くのユースホステルは無くなり、白河の街へ移転したようだ。変わっていないのはバスターミナル前の通りを1路のバスが走っており街へ行けることぐらいか。

白河→松江河

待合室09:55頃、白河駅に戻り待合室へ。土田舎の駅でも切符と身分証確認、手荷物のX線検査はある。

4246次の切符これから10:27発、白河→通化の4246次に松江河まで乗車する。席は寝台を座席として扱う硬臥代座で運賃は12.5元だ。

行先票10:20頃、改札が始まり小規模の乗車バトルが始まる。いつもの事だが改札口には列は無く群れが出来た状態だ。1列に並んだ方が効率が良いと思うのだが・・・。

硬臥列車に乗車して発車を待つが今回は寝台の硬臥車両を硬座として利用する硬臥代硬座だ。10:27に定刻通り発車して森の中を走りながら松江河へ向かう。乗車率は2割ぐらいで空いており静かだ。

松江河駅12:35頃、松江河に到着する。

松江河駅駅前から1路の路線バスに乗車して客運站へ向かう。運賃は1元だ。

松江河客運站

松江河客運站ちょうど後の席にお姉ちゃんが運ちゃんにバスターミナルで降ろすように言っていたので乗り過ごすことなく無事到着する。バスターミナルといっても建物古く外観からは分かりづらい。

松江河客運站時刻表

松江河客運站時刻表バスの運賃と時刻表を確認して窓口で長白行きのチケットを購入しようとしたら、表にバスが停まっているから乗車して支払ってということであった。

松江河→長白

長白行きバス外に停車していた長白行きのバスに乗車して発車を待つ。13:00頃、運賃の徴収があり発車する。長白までの運賃は35元だ。

バス車内マンション建設ラッシュの松江河を出て長白山の西側を走るが高速道路が建設中で長白山周辺で開発ブームが訪れているようだ。

13:40頃、漫江鎮の入口でバスが停車して最後部座席の3人が待機していたミニバンに乗せられる。そして、乗客全員がシートベルト着用する。この先で交通取り締まりがあるそうで、その対策のようだ。漫江鎮を出るとミニバンの3人が戻ってきたので、取締区間を出たようだ。まあ、交通法規が機能していない中国らしいイベントであった。

長白で宿探し苦戦

16:00頃、鴨緑江沿いにバスが走り対岸に北朝鮮が見える。16:10頃、長白客運站に到着する。松江河から約3時間で長白に到着した。

さて、ここから宿探しをしなければならないのだが、北朝鮮国境の町という事を考慮すると外国人お断りの宿が多そうな気配がする。まあ、そこそこの賓館を選んでいけば何とかなるだろう。まずはバスターミナル周辺から宿探しをするが、バスターミナル斜め向かいにあるちょっと高そうな龍源商務賓館はスルーして旅店とかの安宿を当たっていくが、これが失敗の始まりであった。

旅店や賓館は尽く外国人お断りで、バスターミナルから県中心街まで10件以上廻るが全てダメであった。そして、どこも長白賓館へ行くように言ってくるが、長白賓館は1泊298元もするので避けたい。

龍源商務賓館再びバスターミナル近くまで戻ってきて、バスターミナル斜め向かいの龍源商務賓館(龙源商务宾馆)で聞いてみたら、1泊178元で外国人OKであった。2時間も長白の町をさまよって外国人OKの宿はすぐ傍にあった。

龍源商務賓館初めからここにしておけばよかった。北朝鮮国境の町なので外国人には来てほしくないというのは分かっていたが、ここまで嫌がられているとは・・・。

龍源商務賓館今までで一番高い部屋であったが設備は値段なりに揃っており、トイレ・シャワー付きでエアコン、テレビ、PC、電気ケトルもある。

北朝鮮国境の街

鴨緑江(対岸は北朝鮮恵山市)何とか宿を確保したので北朝鮮国境を散歩する。

鴨緑江(対岸は北朝鮮恵山市)歩道には北朝鮮側撮影禁止とあるが歩道が整備されているので観光客は気にせずに撮影している。

冷麺

冷麺夕飯は北朝鮮国境ということで冷麺(8元/約160円)を食べる。

豆腐蓋飯

豆腐蓋飯でも、冷麺だけでは足りず別の店で豆腐蓋飯(10元/約200円)を食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
宿泊費 178元
バス 35元 松江河→長白
バス 1元 路線バス
合計 232元

長白客運站

長白客運站時刻表05:30頃に起床してバスターミナルへ向かう。長白客運站でバスの時刻表を確認して今日の予定を立てる。世界遺産の高句麗遺跡群がある集安を目指すのだが、バスで松江河へ戻り鉄道で通化を経由して集安へ行くルートにするか、バスで北朝鮮国境の鴨緑江に沿って臨江へ移動して、さらに集安行きのバスがあれば北朝鮮国境に沿って集安へ行くルートだ。

長白客運站運賃表バスの時刻表を確認すると松江河は本数があり移動は楽そうだ。しかし、臨江行きのバスが09:10にあるので北朝鮮国境沿いのルートで行くことにする。臨江までの運賃は54元だ。やはり、北朝鮮国境地帯は重要であろう。

北朝鮮国境・長白口岸

長白口岸3時間ほど時間があるので長白の北朝鮮国境を散歩する。まずはイミグレーションの長白口岸を訪れる。2008年に訪れて以来だ。まだ早朝なので国境は開いておらず静かだ。周辺で観光客が記念撮影をしているが、そこだけがうるさい。

撮影禁止の横断幕国境周辺はどうも撮影禁止になっており横断幕が掲げられている。

横断幕何でも撮影していて北朝鮮側から発砲された観光客がいるとか?嘘臭いな・・・。本当なら外交問題になるし鴨緑江沿いに公安や武警が頻繁に巡回するはずだし・・・。

鴨緑江(右奥が北朝鮮)それに撮影禁止なら歩道や展望所を何故わざわざ整備している。

鴨緑江そして、2008年に密輸とみられる不法越境を目撃した場所にやってきたが、樹木が少なく見通しが良くなっている。取り締まりを強化しているということか?

北朝鮮女性兵士

北朝鮮女性兵士国境地帯を歩いていると北朝鮮側で女性兵士たちが集まっているのが見える。

北朝鮮恵山観光客のために対岸を見渡せる展望所のような場所にやってきた。なので、団体の中国人観光客がバスで乗り付けて記念撮影をしている。

北朝鮮恵山

鴨緑江ここからは北朝鮮の恵山市がよく見える。

北朝鮮住民そして、川で洗濯している北朝鮮の住民も見られる。

長白→臨江

長白→臨江のバスチケット08:20頃、賓館に戻り出発の準備を整えてチェックアウトする。斜め向かいがバスターミナルなので徒歩30秒ぐらいで到着。今回も非常食は持っておらず、どこかで食堂によって食べていかないと苦しいだろう。それまではベトナムで購入したインスタントのベトナムコーヒーを飲んで凌ぐしかない。

臨江行きのバス09:10にバスが発車して臨江へ向かう。長白口岸の中朝友誼橋の下を潜り鴨緑江沿いの省道を走っていく。対岸の北朝鮮を眺めながらの移動である。臨江まで北朝鮮との国境に沿ってバスは走る。北朝鮮側には鴨緑江に沿って線路があるが貨物列車を一編成見かけただけで、ほとんど運行されていないようだ。でも、列車は見かけなくても駅が見えると金日成と金正日の肖像画が見える。

12:00頃、八道溝(八道沟)で武警の検問で停車して身分証確認が行われる。武警にパスポートを提示すると一旦預かりとなり、運ちゃんには動かないようにと指示だけして登記のためにパスポートを持って建物へ。3分ぐらいで登記が終わりパスポートが返却されバスが再び走り出す。

臨江→白山

13:20頃、臨江のバスターミナル裏の通りで乗客全員が降ろされる。ここが終点のようだ。トランクルームからバックパックを取り出すがカバーが破れているではないか!破れ具合からしてサルが無理に引っ張って動かしたようだ。これは後で補修しなければ・・・。

バスターミナルの臨江口岸客運総站へ移動してバスの時刻表を確認しようとするが電光掲示板が消えているので窓口のおばちゃんに集安行きのバスがあるか聞いてみるが集安行きのバスはなかった。

臨江→白山のバスチケットこうなると白山か通化へ抜けてバスの時刻を確認するしかないな。白山と通化から集安行きのバスが出ているのはロンリープラネット東北で分かっているので、とりあえず近い方の白山へ行くことにする。運賃は15元ですぐに発車ということで急ぐ。

白山行きバス13:30頃、臨江口岸客運総站を発車する。ほぼ満席で白山へとバスが走る。14:50頃、バスターミナルの白山公路客運総站に到着する。集安行きのバスがあるか確認するが朝と昼にあるだけで明日にならないとバスがなかった。ちなみに白山→集安の運賃は39元であった。

他のバス情報も確認するが窓口のおばちゃんの監視が厳しく電光掲示板の運賃時刻表は撮影できず。バスでの移動は諦めて本来の鉄道での移動に戻り、バスターミナルから200ー300mの所にある駅へ向かう。白山市→通化→集安へと鉄道で移動だ。しかも、通化で駅寝というおまけ付きだ。

白山→通化

白山市駅15:00頃、白山市駅に到着し、通化行きの切符を購入する。21:14発、6346次の切符を指定するので窓口の兄ちゃんにすぐの列車でないのか確認され、不思議がられる。切符にはパスポート番号は印字されているが、名前の入力は面倒なようで、「.」だけになっている。続いて待合室入口の切符と身分証確認、手荷物のX線検査になるが、ここでも駅員が切符を見て6時間も後の列車なので不思議がられる。

待合室で待機している間にbus365.comで集安へのバスを確認すると通化→集安の最終バスが18:00になっていたので、一番早い列車で通化へ行けば今日中に集安に到着できた可能性が高い。でも、到着が夜なので北朝鮮国境の集安も宿探しが非常に大変な事になりそうなので、通化で駅寝して集安に昼到着の方が安全策かもしれない。

6346次の切符今回の列車は21:19発、龍井→通化の6346次だ。席は無座、運賃は7元、60kmの距離を約1時間で走る。次の駅が終点なので車内は空いており無座でも楽勝で座れる。

行先票21:10頃、改札が始まり列車に乗車する。

通化駅22:30頃、通化に到着して駅の出口を出るとボリタクの運ちゃんたちが多数待ち構えている。

通化駅自分はそのまま切符売場へ行き明朝の集安行きの切符を購入する。運賃は8.5元だ。

駅前食堂の不味い冷麺

冷麺切符購入後は駅前でおそらく1件だけ営業していた食堂で、まずい冷麺(8元/約160円)を食べる。駅前は当然だが旅店から賓館まであり宿の数は揃っている。問題は外国人OKかどうかだが・・・。それと駅前の超市も営業していた。通化駅は24時間駅なので超市も24時間営業だろう。

通化で駅寝

23:00頃、通化駅の待合室へ。深夜の暇な時間帯なので公安がパスポート確認をちゃんとしていた。明日の朝まで8時間ほどの待機となるが、一昨日辺りも駅寝をしていたような気がする。まあ、昨日の宿代がかかり過ぎたので駅寝で節約だな。

先ほど冷麺を食べたのでウンコしたくなったのでトイレへ行くが誰もウンコ流してねえよ!全ての便器にウンコが残っているし、タバコの吸い殻があったりする。何で中国人はウンコ流さねえんだよ!ウンコの流し方を知らないのか?ウンコする前に先客のウンコを流す。

今日乗車する列車は07:35発、通化→集安の4347次だ。硬座でエアコン無しなので運賃は安く8.5元だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8元
鉄道 7元 硬座 白山市→通化
鉄道 8.5元 硬座 通化→集安
バス 15元 臨江→白山
合計 38.5元

牡丹江・渤海国上京龍泉府遺址

ハルビン→牡丹江

04:50頃に起床して出発準備を整える。既に外は夜が明けて掃除のおばちゃんたちが道路清掃をしている。05:30頃、ユースホステルをチェックアウト。早朝出発だと当直の兄ちゃんを起こすパターンを予想していたが、既にレセプションではお姉ちゃんが仕事中ですぐにチェックアウトできた。朝の早いハルビンは勤務時間も早くから始まるようだ。撫順街のバス停から89路のバスでハルビン東駅へ向かう。運賃は1元だが既にバスは通勤ラッシュで混雑している。

ハルビン東駅06:35頃、ハルビン東駅に到着。

ハルビン東駅入口で切符と身分証の確認、手荷物のX線検査を済ませて待合室へ。駅員はパスポートの中身は確認しておらず実名制の意味は?

ハルビン東駅待合室では既に改札口に行列ができており、乗車バトルのために並ぶ。06:50頃、改札が始まり乗車バトルに突入する。おばちゃんの集団を回避して乗車する車両へ向かう。乗車口に列はなく順調に乗車、荷物の置き場所を確保して乗車バトルは終了。

K7225次の切符今回は07:01発、K7225次、ハルビン東→七台河で牡丹江へ移動する。席は当然ながら硬座、運賃は29.5元だ。

K7225次の行先票07:01発車であるが3分遅れの07:04に発車して牡丹江へ向かう。

列車内列車がエアコン無し、扇風機の非空調なので通常のエアコン付き列車より運賃が安い。乗車率は7割ぐらいでカオス度は抑えられている。

窓が開けられる今では貴重なエアコン無しの非空調列車は窓が開けられるので風が心地よいし旅情に浸ることができる。

しかし、ここは中国なので簡単に旅情には浸ることが許されない。一般の乗客に紛れて乗車しているおサルさんたちがペットボトルやスープの入ったカップ麺の容器などを窓からポイ捨てする。列車内にはゴミ箱があるし、乗務員が定期的に清掃もしている。それでも、窓からポイ捨てだ。偉大な古代中国の先人たちはこの光景を見てどう思っているのだろうか?古代中国の美徳はどこへ行ったのだ?悲しい現代中国の現実が目の前に・・・。

車窓おサルさんがいなければ平和な田舎を走る列車で、車内販売のおばちゃんが「啤酒、飲料、鉱泉水、花生、爪子、方便麺」といつもの掛け声で車内を廻ってくる。

牡丹江

12:40頃、牡丹江に到着して、ここで殆どの乗客が下車していく。牡丹江駅は北口と南口に別れており正面は南口になるので、南口から駅を出る。

牡丹江駅駅を出るとボリタクの運ちゃんたちが待ち構えていたが、そのまま通りすぎて周囲を確認する。

武警の装甲車そして、駅前には武警の装甲車が配備されている。ハルビンなら省都だから分かるのだが、牡丹江でなぜ装甲車を配備する?自動小銃を持った武警も警備に付いているが、民族問題や宗教問題で牡丹江が出てきた覚えはないのだが・・・。

匯隆快捷賓館駅の状況を確認してから、eLongで予約しておいた匯隆快捷賓館(汇隆快捷宾馆)へ向かう。駅前通りを東へ5分ほど歩いたビルの片隅にあった。外人は宿泊したことがなさそうで追い出されるかと思ったが大丈夫であった。老板娘がパスポートの写真、ビザ、入国スタンプをスマホで撮影して、とりあえず登記完了。

匯隆快捷賓館部屋は1泊59元でトイレ・シャワー付き、窓なしの部屋だ。あと使わないけどPCがあった。

匯隆快捷賓館Wi-Fiの電波状況は良好だが回線自体が遅いようでタイムアウトが多い。

路線バス13:20頃、再び牡丹江駅へ。

牡丹江の路線バス駅前のバス停で路線バスを確認する。

6路一番重要そうなのはバスターミナル(客运站)へ行く6路と16路のバスだろう。

路線バスあとは牡丹江の川岸にある博物館や江濱公園へ行く20路のバスかな。

路線バスを確認したので切符売場へ行き12306.cnで予約しておいた明日の東京城行きの切符を受け取るが、今まで切符は簡体字で姓名を入力していたが、今回は試しに繁体字でやってみたら問題なく発券された。繁体字が使えるのならわざわざ簡体字で入力する必要ないな。簡体字だとたまにパスポートの署名と違うと文句言われることもあったし・・・。

切符を受け取ったので駅前通りの太平路を南へと歩いて牡丹江へと向かう。太平路には地下商業街が出来ており牡丹江の街が凄い発展している。冬は相当寒いから地下商業街のほうが都合が良いのだろう。

江濱公園

八女投江紀念群雕14:10頃、江濱公園に到着する。公園には八女投江紀念群雕がある。この八女投江というのは8人の抗日戦士の女性たちのことで、いわゆる抗日英雄です。牡丹江沿いにある江濱公園が市内最大の観光地のようです。

八女投江紀念群雕しかし、像の前を腹出し半裸のおっちゃんが通り過ぎる。抗日英雄たちの像の前で腹出しってOKなの?

牡丹江像のすぐ近くには牡丹江が流れています。

八女投江紀念館

八女投江紀念館近くには八女投江紀念館があります。そこで紀念館を見物していくことにする。入口には誰もいなかったのですが、奥の部屋に人がいたので見物できるか聞いてみて、台帳に名前とパスポート番号を記入して見物する。

八女投江紀念館2Fと3Fが展示スペースなのだが、2Fが反日プロパガンダ全開の展示内容で非常に興味深い。

八女投江紀念館旧日本軍の軍刀や機関銃などが展示されている。

八女投江紀念館3Fが紀念館の本来の目的だと思われる八女投江の展示になる。16:30頃、カルフールへ行ってみると、何と潰れていた。牡丹江では儲からずに撤退していたようだ。

牛肉麺

牛肉麺17:00頃、夕飯に牛肉麺(7元/約140円)を食べる。

大潤発

大潤発(RT-Mart)17:30頃、台湾系スーパーマーケットの大潤発(RT-Mart)へ寄る。カルフールは大潤発との戦いに敗れていたようだ。

で、まずは価格調査をしてみる。コカ・コーラ600ml(2.8元/約58円)、ペプシコーラ600ml(2.8元/約58円)、ペプシコーラ900ml(3.9元/約78円)、康師傅のミネラルウォーター550ml(0.8元/約16円)、1.5L(1.6元/約32円)、バナナ500g(2.98元/約59円)となっていた。ペプシの900mlとか微妙な容量は珍しいのだが需要あるのか?

醤油炒飯

醤油炒飯18:30頃、また腹が減ってきたので醤油炒飯(8元/約160円)を食べる。ちょっと銭を使いすぎになっている。やはり元高とか関係なく物価が高くなっている。

宿へ戻ると老板がオンライン登記するからパスポート貸してくれと来る。老板娘はオンライン登記のやり方を知らなかったようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18.9元
宿泊費 118元 1泊59元×2
バス 1元 路線バス
合計 137.9元

牡丹江→東京城

牡丹江駅07:30頃、牡丹江駅にやってきた。今日は東京城の渤海国上京龍泉府遺址を訪れる。まずはいつもの切符と身分証の確認、手荷物のX線検査をして待合室へ。ちょうど改札が始まりそのまま乗車する。

6242次の切符今日乗車するのは、08:00発、牡丹江→東京城の6242次、席は硬座で4元、距離70kmだ。

行先票08:00に列車が発車する。車内はほぼ満席で地元民の足として活躍しているようだが、おサルさんが紛れており床に唾を吐いている。礼節の国である中国なのに、なぜおサルさんが多い?

扇風機車両車両は当然ながら地元民用の列車となると廃車寸前の旧型車両なのでエアコン無し扇風機車両だ。窓が開けられ風が心地よい。

今日は順調にいけば渤海国上京龍泉府遺址を午前中で見物して午後に牡丹江へ戻る予定だ。そのまま、東京城から夕方の長春行きの2168次で図們、延吉へ抜けることも可能なのだが東京城の状況がよく分からないので牡丹江からの日帰りにした。まあ、地図を見る限りそこそこの街のようなので何とかなりそうな気もするが・・・。列車が小さな駅に停車するたびに地元民や保線のおっちゃんたちが下車していく。

08:50頃、寧安に到着して半分近くが下車する。牡丹江より小さい街だが、寧安市はこの辺りの中心地になり、東京城鎮や渤海鎮は寧安市に属している。

東京城09:45頃、東京城に到着する。

東京城ホームへ降りて出口へ向かう。東京城の駅舎はボロく駅前の店は少ない。しかし、周辺へのバスやボリタクが多数待機しておりカオス度は高いが活気もある。

東京城駅前は店は少ないが駅前通りを100mほど歩くと国道201号が駅前通りになり、店が多く賑わっているというか無秩序に露天があり路駐も酷くカオス度が高い。駅から200ー300mの所が東京城で一番賑わっている場所になり3路のバスの発着点がありバスに乗車する。3路のバスが渤海鎮へ行くバスで運賃は1元。

バス車内ロンリープラネット東北によれば3路のバスで終点まで行くと渤海国上京龍泉府遺址はすぐということである。10:10頃、バスが発車して渤海鎮へ向かう。渤海鎮の入口で城壁跡と文物保護単位の石碑を通り過ぎる。石碑がなければ城壁跡とは気付かず畑や水田のあぜ道と思ったままであった。

10:35頃、渤海鎮の中心を通り抜けた所で標識があったので渤海中学の近くで下車する。ロンリープラネットだと終点までとあるが途中下車して歩く。近くの商店で朝食代わりにペプシコーラ600ml(3元/約60円)を購入。田舎の商店なのでちょっと高めであるがちゃんと冷えた奴なので冷蔵庫代ということで理解する。

渤海国上京龍泉府遺址

入場券ペプシを飲みながら歩いていくと、10:50頃、入場券売場に到着。入場料は30元で、売場のお姉ちゃんに「韓国人?」と聞かれたので日本人と答えておく。

渤海国上京龍泉府遺址11:00頃、小さい博物館があったので、まずは見物しておく。出土品とかはほとんどなくお世辞にも博物館と呼ぶには・・・。出土品は別の場所で厳重に保管か?

渤海国上京龍泉府遺址渤海国は698年から926年に中国東北部にあった国だ。高句麗の遺民とされる大祚栄により建国され、唐王朝より渤海郡王に封じられる。日本とは貿易により交流があったようだ。

渤海国上京龍泉府遺址遺跡は石垣や宮殿の基礎部分が残っているだけだが、その敷地は広大で唐の都・長安を参考に整備されていたようだ。

渤海国上京龍泉府遺址何もないに等しい田舎の観光地なので観光客はいないと思っていたのだが、意外にも団体観光客や自家用車で来ている家族連れもおり、それなりに観光客がいた。そのせいなのだろうか博物館はボロかったのに道路や駐車場はきちんと整備されていた。

広大な宮殿跡を歩いて見て廻るが天気が晴れで暑い。天気予報だと「雷陣雨」と雷雨のはずなのだが雨降る気配は全くなし。まあ、晴れなのでよいが中国の天気予報は当たらない。

遺跡を歩いているとハングルの団体さんがやってくる。北か南のどちらか知らないが、渤海国は中国と朝鮮半島の歴史認識問題になっている。まあ、こちらには渤海国がどちらの国に属するかはどうでもよいことだ。渤海国がこの地にあったということで十分である。

興隆寺

入場券12:40頃、渤海国上京龍泉府遺址を出て興隆寺へ向かう。13:10頃、興隆寺に到着する。入場料は20元。

興隆寺興隆寺は南大廟とも称され、創建は渤海国三代王の大欽茂の治世(737-793)で当時の渤海国上京城内において最大の寺院であった。

興隆寺金代と清代において再建され、金代では「石仏寺」、清代では「興隆寺」と呼ばれた。

興隆寺現存する建物は清代の物で馬殿、関聖殿、天王殿、大雄宝殿、三聖殿などがある。

興隆寺殿内には多くの仏像が安置されている。

興隆寺像は比較的新しく修復したのだろうか?
それとも新造か?

興隆寺金ピカの仏様もいます。

関聖殿

関羽像関聖殿は名前の通り三国志の関羽がまつられている。
個人的には最も重要な建築物である。

関羽像関聖殿は清の咸豊5年(1855)に建立され、幾度か修繕されてきたが2012年の修繕で現在の姿になる。春秋を読む関羽像の両脇には関平と周倉が控えています。

渤海上京遺址13:40頃、興隆寺を離れ南に見える大きな建物へ向かう。博物館か何かだろうか?田舎の渤海鎮でも渤海国で村興しをやるようで観光開発真っ最中で道路とかの整備が進んでいる。

渤海上京遺址博物館13:50頃、渤海上京遺址博物館に到着するが、まだ工事中であった。やはり博物館であった。周辺からの出土品はこちらに展示するのだろう。

14:00頃、興隆寺に戻り駐車場に停車している3路のバスに乗車して発車を待つ。3路のバスの終点は興隆寺で寺からそのまま北へあぜ道を歩けば渤海国上京龍泉府遺址であった。やはり、ロンリープラネットにあった通り3路のバスで終点の興隆寺まで乗車するのが一番良かったようだ。14:10頃、バスが発車して東京城へ向かう。運賃は1元。

東京城客運站駅前通りに入りバスターミナルの東京城客運站で停車したので下車して、バスの状況を確認するが時刻表や運賃表が見あたらない。牡丹江へ行くバスはあるようだが、その都度おばちゃんに確認しないといけない。利用価値は低そうだ。

バナナとビール駅前通りにあるスーパーマーケットでバナナ500gで1.98元を4.2元分を購入。

哈韵原汁麦啤酒それと吉林省の地ビールの哈韵原汁麦啤酒500ml(2.5元/約50円)を購入して駅へ向かう。

東京城→牡丹江

6243次の切符15:00頃、東京城駅で牡丹江域の切符を購入。17:04発、6243次で運賃は4元だ。既にホームには列車が停車しているが発車直前まで待機なのだろうな。

ポメラの調子が悪い

待機中にポメラDM5で旅行記を書いていくがキーボードが壊れて使いものにならない。こんな状態だ
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13106111808

http://yamada.sailog.jp/weblog/2014/03/pome-20c0.html

購入して1ヶ月ぐらいで動作が怪しくなり現在ではまともに動作しない。中国にいるので保証期間内でも修理は無理だし・・・。元々は前使ってたDM5も同じ症状でベトナムのフエで廃棄して、タイのチェンマイ滞在中にネットで購入して日本から発送してもらったのだが、また同じ症状だ。原因はフレキシブルケーブル辺りのようだが、何ですぐに同じ症状で悩まされる?

どうも同じような故障に悩まされている人が多そうなのでDM5はキーボードに欠陥を抱えているのか?おかげで旅行記作成に重大な支障をきたしている。

16:30頃、待合室が混雑してきた。切符売場も行列ができている。カオス度が急上昇する中で待合室を見回すと、おサルさんが紛れているようでペットボトルやちり紙を床にポイ捨てしている。そして、ペットボトル回収のおばあちゃんが、せっせと回収中だ。

東京城駅16:45頃、改札が始まりホームへ。乗車口には行列ができているのでしばらくホームで待機する。

6243次の行先票まずは行先票を撮影。

東京城駅そして、先頭の機関車を撮影したいところだがホームから機関車がはみ出ているので線路上から撮影はできないので離れて撮影。機関車はDF4Dで東風4型が牽引してくれる。

ひと通り撮影して列車に乗車する。今回の車両はもちろんエアコン無しの扇風機車両だ。発車前だがバナナ食べながらぬるいビールを飲む。ビールは冷えていないのでおいしさは感じられない。買わなきゃよかった!

17:04に定刻通りに列車が発車して牡丹江へ向かう。乗車率は3割ぐらいで空席が目立つ。利用客は地元民以外に鏡泊湖からの観光客もいた。東京城から鏡泊湖へのバスがあるのか?それともボリタクをチャーターか?

17:20頃、石頭で長春行きの2168次の通過を待つ。通過する2168次を見る限る硬座は満席で混雑している。これだと東京城から2168次で図們や延吉へ抜ける場合は硬臥の切符を事前に確保していないとかなり危険であろう。硬座だと荷物置き場がなく危険すぎる。安全策で牡丹江へ戻る日帰り旅行でよかった。

18:50頃、牡丹江駅に到着。そのまま切符売場へ行き予約しておいた明日の延吉行き、2168次の切符を受け取る。

素炒青菜蓋飯

素炒青菜蓋飯夕飯はイスラム食堂で素炒青菜蓋飯(8元/約160円)を食べる。牡丹江にも回族のイスラム食堂があった。イスラム食堂は中国各地にあるので非常に重宝する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 19.5元
鉄道 4元 東京城→牡丹江
バス 2元 路線バス
渤海国上京龍泉府遺址 30元
興隆寺 20元
合計 75.5元

鉄道で漠河→ハルビン&ハルビン駅の伊藤博文暗殺現場

北極村から中国最北端駅・漠河駅へ

08:00頃、散歩に出かける。朝食に饅頭を購入するが、饅頭屋のおっちゃんが饅頭をビニール袋に入れる時に袋がなかなか開かないので息吹きかけて開ける。中国の衛生水準がよく分かる光景だ。日本で同じ事やったら苦情確定だ。

黒龍江(アムール川)黒龍江(アムール川)沿いを歩いて中国最北端とされる哨戒所の前を通過する。軍事管理区なので撮影はやめておく。対岸のロシアは人の気配が全くなく国境の緊張感は感じられない。でも、ロシアなので森の中に潜んで中国側を監視していると見るのが妥当だろう。

今日の北極村の日の出は03:44、日の入りは20:09になっている。夏至の頃は日の出が03:21、日の入りが20:22だ。北海道より北の北緯53度以北なので朝は涼しい。昼間は夏の気候で気温は30度前後まで上がる。

漠河行きのバス11:30頃、ユースホステルをチェックアウトして、ネットをしながら14:00の漠河行きのバスを待つ。13:40頃、バスが到着したので乗車して発車を待つ。バスの発着場所がユースホステルの前なので移動には便利だ。14:00にバスが発車して漠河へと向かう。漠河駅には15:30頃到着予定だ。

15:10頃、中国人民銀行漠河支行の対面の農貿市場の跡地に到着。ここが臨時客運站になっており空港へ行く客はタクシーに乗り換えていく。新バスターミナルが県城のどこかに建設中のようだ。

中国最北端駅・漠河駅

漠河駅15:30頃、漠河駅に到着。切符売場でハルビンまでの切符を受け取り待合室へ。15:42頃、ハルビン東からの列車が到着。

改札口改札が始まるのを待つが、すでに改札口には行列ではなく群れができている。どうやら乗車バトルに参戦するしかなさそうだ。

漠河駅16:00頃、乗車バトルが始まり割り込まれたり、後ろから押されたり、足踏まれたりと苦しい戦いを強いられるが、ホームへ出るとほとんど人はおらず乗車バトルは改札口のみですんだ。

漠河駅→ハルビン

漠河→ハルビン東の行先票まずはお約束の行先票の撮影。

漠河駅乗車する車両は加1なので増結車両のようで後方へ歩いていく。

K7042次そして、ホームがなくなり乗車口が開くのを待つ。

台車待っている間に25Gの台車を撮影。

列車内扉が開き乗車して楽勝で荷物置き場を確保して発車を待つ。車内放送は珍しく英語放送がある。欧米人の旅行客が多い列車なのか?

K7042次の切符今回乗車する列車は16:29発、漠河→ハルビン東のK7042次で明日の11:39にハルビン到着予定だ。席は当然ながら節約で硬座、運賃は152.5元、距離は1214km、約19時間半の乗り鉄だ。上野-札幌1214kmの北斗星とほぼ同距離になる。定刻通り16:29に列車が発車するが乗車率は2割ぐらいだ。漠河からの乗客はほとんどが寝台の硬臥を利用しているようだ。

3列シート占領乗客が少ないので3列シートを占領して寝ている乗客が多く見られる。まあ、この先は徐々に乗車率が上がり加格達奇までにはカオス度全開になるのだろう。

18:00頃、盒飯(弁当)の車内販売が始まる。値段は15元でボッタクリ。関林→ハルビンの移動の時に買った10元の盒飯と似たような内容と量なので完全にボッタクリだ。今回は車内で食べる食料を持っていないのでハルビンまでお茶だけで過ごす事になりそうだ。盒飯が5元とかに値下げされれば買うのだが・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 3元
合計 3元

ハルビン到着

04:00頃に目が覚める。既に夜は明けて外は明るい。加格達奇でカオス度全開だと予想していたのだが乗車率は3割程度で3列シートを占領して寝ている乗客が多い。どうやらこの列車の利用客は少ないようだ。

04:45頃、訥河に到着し、ここで一気に乗車率が8割程度まで上がる。このままハルビンまで混雑した状態で移動のようだ。

ハルビン駅11:39頃、ハルビンに到着する。ハルビンの第一印象は蒸し暑い。

ハルビン北方国際青年旅舎

ハルビン北方国際青年旅舎駅から北西へ30分ほど歩いて、12:25頃、予約しておいた今日の宿のハルビン北方国際青年旅舎(哈尔滨北方国际青年旅舍/the north international youth hostel)に到着する。

1泊35元のエアコン無し12人ドミトリーで予約しておいたのだが、現在はないので45元の6人ドミトリーになるという。レセプションのお姉ちゃんが携帯に電話したけどつながらなかったというが、列車内だったので習慣で電源切っていたな。まあ今から他行くのも面倒だし、とりあえず2泊する。

ハルビン北方国際青年旅舎部屋は6人ドミトリーで狭いし、エアコン付いているけど電源コードがコンセントから外されているしリモコンもなく使わせないようになっている。代わりに扇風機があるけど室内は蒸し暑い。おまけに部屋には長期滞在者の野郎がいそうな気配がする。どうも、失敗した感がある。

西紅柿鶏蛋蓋飯

西紅柿鶏蛋蓋飯13:00頃、まずは昼食を食べに出かける。昨日の朝に食べた饅頭以来の食事で西紅柿鶏蛋蓋飯(9元/約180円)を食べる。トマトと卵を炒めてご飯の上に乗せている。中国の定番料理で美味い。

聖ソフィア大聖堂

聖ソフィア大聖堂14:00頃、ハルビンの一番の見所である聖ソフィア大聖堂に到着。有名観光地なので人多すぎ。

聖ソフィア大聖堂聖ソフィア大聖堂は1907年に建設が始まり1932年に完成したロシア正教の教会だ。

聖ソフィア大聖堂現在はハルビン市建築芸術館として公開されている。

入場券入場料は20元で見物するか悩む。

聖ソフィア大聖堂経験上、寺などの宗教建築が博物館になっていると、ことごとく見物後に後悔している。でも、内部の礼拝堂が気になるので、思い切って見物するが内部には礼拝堂はなかった。あるのは昔のハルビンの写真展示だけだ。

聖ソフィア大聖堂天井にシャンデリアとか昔の名残があるが、現在は教会ではなくただの博物館であった。

聖ソフィア大聖堂また、やってしまった。中国にはこんな諺がある。「不看後悔、看了更後悔」で意味は「見なければ後悔し、見ると更に後悔する」である。

冷麺

冷麺中国のボッタクリ観光地には最適の諺である。今回見事にこの諺に合致してしまった。15:00頃、雨が降ってきたのでユースホステルへ戻る。戻る途中に近くの食堂で冷麺(8元/約160円)を食べるが撫遠で食べた冷麺と比べるスープ薄いし麺にはコシがない。冷麺は専門店でないとダメだな。

ハルビンビール小麦王コンビニで冷えたハルビンビール小麦王500ml(3.5元/約70円)を買って飲みながらユースホステルへ向かうとあることに気がついた。

ハルビンの西成?

ハルビンの西成ここは撫順街という通りだが求人広告がやたらと多い。

ハルビンの西成というか、職業紹介所みたいなのが通りに集結しており農民工のおっちゃんたちも集まっている。

ハルビンの西成西成警察署の周辺みたいな所か?

夕方になり近くの理髪店で髪を切っておく。ハルビンは日本最北端の北海道稚内より北にあるが暑い!列車での移動で髪が洗えないことが頻発しそうなので今の内にさっぱりしておくが、体が洗えないと体臭で凄いことになるな。理髪代は10元(約200円)で安い。

夕飯に饅頭(0.8元/約16円)を5個購入しておく。今日は予算オーバーになってしまうが昨日食料を買っていないので・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 24.5元
宿泊費 83元 予約の残金1泊45元(会員料金)×2
鉄道 29.5元 硬座 ハルビン→牡丹江
聖ソフィア大聖堂 20元
理髪 10元
合計 157元

ハルビン東駅

ハルビン東駅06:20頃、撫順街のバス停から89路のバスでハルビン東駅へ向かう。運賃は1元だ。07:10頃にハルビン東駅に到着する。切符売場で昨日予約しておいた明日の牡丹江行きの切符を受け取るが朝から行列がすごい。

07:45頃、雷雨で足止めを喰らう。ハルビンにも地下鉄が開通しているのでハルビン東駅からハルビン駅まで行こうと思ったが、こちらの自動券売機も殺人的な行列で諦める。駅前で昨日買った饅頭の残りを食べながら雨が弱まるのを待つ。

89路バス08:20頃、雨が弱くなってきたので89路のバスでハルビン駅まで移動する。
運賃は1元だ。

南崗公路客運站

南崗公路客運站09:40頃、ハルビン駅に到着する。まずは駅前にあるバスターミナルの南崗公路客運站のバス運行状況を調査する。

南崗公路客運站時刻表

南崗公路客運站時刻表駅前のバスターミナルだけあって各地へのバスがある。

南崗公路客運站時刻表

南崗公路客運站時刻表ロシアのウラジオストク(海参崴)への国際バスも1日2本運行されているようだ。

ハルビン駅・安重根義士紀念館

安重根義士紀念館10:00頃、ハルビン駅へ行くが切符を買うわけではない。安重根義士紀念館を見物するのだ。駅舎の西側にある軟席候車室と商務旅行候者庁の間に安重根義士紀念館はある。入場料無料でパスポートを提示するだけでOKだった。

安重根義士紀念館安重根はハルビン駅で伊藤博文を暗殺したことで知られている。館内は主にパネル展示でガラス越しに伊藤博文暗殺現場を見ることができる。

安重根義士紀念館見学者はいるが駅前の人の数からすると見学者は非常に少ない。

安重根義士紀念館中国人に対してはあまり宣伝していないようで、この紀念館の存在自体を駅前の中国人たちが知っているかは怪しい。

ハルビン駅・伊藤博文暗殺現場

伊藤博文暗殺現場ガラス越しに伊藤博文暗殺現場を見ることができるのは紀念館の運営上で非常に重要だと思うのだがガラスの手入れがされておらず汚い。館内はしっかり清掃されているのにガラスが汚れたままでは正直言ってがっかりである。

侵華日軍第七三一部隊遺址

338路バス10:40頃、ハルビン駅西側の路地から338路のバスに乗車して終点の手前の新疆大街で下車する。運賃は2元(乗車時1元、下車時1元の変則的な支払い方)。

343路バス343路でも行くことができる。

侵華日軍第七三一部隊遺址新疆大街を歩いて12:10頃、侵華日軍第七三一部隊遺址に到着する。

侵華日軍第七三一部隊遺址旧日本軍の七三一部隊の本部があった場所だが、改修中で閉館していた。せっかく来たのに閉館中とは・・・。歴史資料館というよりも大規模なプロパガンダ施設として利用するのだろうか?完成後はぜひとも見物しておきたいので早期の完成が待ち遠しい。

カルフールでビール

カルフール再び338路のバスに乗車してハルビン駅へ戻り、近くのカルフールへ。この頃には天気は晴れに回復する。カルフールはハルビンの重要な物資補給場所だ。近くにはウォルマートもある。

金百利黒ビール今回は金百利黒ビール500ml(2.8元/約56円)を購入する。ちなみにコカ・コーラ600ml(2.5元/約50円)、ペプシコーラ600ml(2.9元/約58円)なので、これではビールを買ってしまう。

麻辣豆腐蓋飯

麻辣豆腐蓋飯ユースホステル近くの食堂で遅めの昼食に麻辣豆腐蓋飯(8元/約160円)を食べる。夕方に12306.cnで明後日の牡丹江→東京城の切符を予約しておく。まあ、予約しなくても大丈夫そうなのだが・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20.4元
バス 7元 路線バス
鉄道 4元 硬座 牡丹江→東京城
合計 137.5元

中国最北端・北極村

黒龍江

黒龍江07:30頃、黒龍江(アムール川)対岸のロシアを見ながら散歩する。

ロシア産ビール

華富量販08:25頃、KFCの前にやってきた。黒河のKFCは06:00から営業しており人気の店舗のようだ。KFCと同じ建物にあるスーパーマーケットの華富量販がちょうど開店したので一番乗りで入店し、ロシア産ビール500ml缶(8.6元/約172円)を購入。朝一番の客でビールなんか購入しているのでレジのお姉ちゃんの視線が痛い。

ロシアビールこのシロクマが目印のロシアビールだがラベルを見ると輸入業者が黒河の業者なので対岸から船で運び込まれているようだ。ただ値段が中国産ビールの3倍だ。ルーブルが急落しても値段は下げていないのだろう。ロシアだと一体いくらで販売されているのだろうか?09:05頃、ユースホステルをチェックアウトしてバスターミナルへ向かう。

黒河→嫩江

待合室09:30頃、バスターミナルの黒河国際公路客運站に到着。いつもの手荷物のX線検査は機械の点検中でなし。そのまま待合室で待機する。

バスチケット今日は黒河から漠河の中国最北端の村といわれる北極村へ向かうのだが、まずは黒河からバスで南西の嫩江へ行き、嫩江から鉄道で北上して漠河、漠河からバスで北極村へと移動する。予定だと明日の昼頃に北極村到着予定だ。

黒河→嫩江のバス黒河から嫩江へのバスは10:00発車、14:00頃到着、運賃は61元、約200kmの道のりを4時間かけて走る。

トウモロコシ畑09:50頃、バスへの乗車が始まり、10:00頃に乗車率8割りぐらいで出発する。嫩江までの省道道路状況は舗装はされているが揺れが多い。周辺には大豆畑、トウモロコシ畑と松や白樺の森林など自然が広がっている。天気も晴れで移動には申し分のない環境だ。

嫩江

嫩江公路客運総站13:30頃、バスターミナルの嫩江公路客運総站に到着する。バスターミナルから嫩江駅までは直線距離で約2.5km離れている。県城の中を路線バスが走っているのでバスターミナルから駅まで路線バスでも行けるのだろうが、そのまま歩いて向かう。

嫩江駅

嫩江駅バスターミナルから北東へ歩いて14:30頃、嫩江駅に到着する。切符売場で予約しておいた切符を受け取るため並ぶ。いつもの通り自動発券機には列が出来ていないというか誰もいない。英語表示できるのだからパスポート読取機能付けろよ!何のために英語メニューがあるんだよ!

窓口に10分ほど並ぶが、中国ではよくある割り込みイベントが発生する。おっちゃんが割り込んできたが窓口のおばちゃんに並ぶように説教されるが、おっちゃんは並びたくないとか舐めたことを言っているが最終的にはおばちゃんに無視される。おサルさんが消えてようやく順番が来て切符を受け取る。

待合室14:45頃、待合室へ入るが手荷物のX線検査のみで切符と身分証の確認は無し。

嫩江→漠河

6245次の切符これから乗車するのは18:11発、チチハル→古蓮の6245次で漠河まで移動する。列車は絶滅寸前のエアコン無しの非空調で席は硬座、運賃は37元、663kmの道のりを15時間19分で走る。

インスタントラーメン3時間ほどやたらとハエが飛んでいる待合室で待機となるが、その間に昼食兼夕食でインスタントラーメンを食べる。完全に中国人に同化しています。さすがにまだ白酒で酒盛りまではしていませんが・・・。

DF4D18:05頃、改札が始まりホームへ移動し列車の到着を待つ。今回の機関車は東風4型ディーゼル機関車のDF4Dだ。中国を代表するディーゼル機関車と呼んでも良いのだが、最近は和諧型との世代交代が進んでおり、このような田舎の非電化区間へ追いやられつつある。

6245次の行先票いつもの行先票を撮影して列車に乗車するが、特快や快速でなく普客の行先票なので数が少なく重要度は高めだ。

乗車バトルそして、乗車口での乗車バトルとなる。まあ、田舎なので乗車マナーの悪さはご覧の通り。

乗車バトル誰も並んでおらずおサルさんの群れが形成されている。古代中国の伝統を受け継ぐ本物の中国人であればきちんと並んで乗車するはずなので、目の前にいるのは中国人ではなく服を着たおサルさんである。

扇風機車両乗車バトルには参戦せずに空いてから乗車する。今回の車両はエアコン無しの貴重な扇風機車両だ。列車の利用客は地元民が中心でカオス度は高めでマナーはかなり悪い。ボックスシートの対面のおばちゃんは足をこちらの席の脇に投げ出しているし・・・。そのおばちゃんの息子は対照的でゴミをちゃんとゴミ箱に捨てに行っている。マナー劣悪の中国で息子は中国人の鏡で将来有望だ。きっと孔子や孟子も期待しているであろう。

車窓漠河には明日09:55到着予定だ。嫩江から加格達奇までは大豆畑が広がる土田舎区間でチャイナユニコムの3Gの電波が届かなかったり、データ通信ができない区間がほとんどであった。土田舎でもチャイナモバイルの方はおそらく大丈夫?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8.6元
合計 8.6元

中国最北端駅・漠河

03:00頃、夜が明け始める。今日の日の出は03:41だ。昨日の加格達奇から乗車率が下がり5割ぐらいになり3列シートを占領したり、通路の足を投げ出したりして寝ている乗客がいる。

04:30頃、塔河に到着し乗客の多くが下車して乗車率は3割ぐらいになる。外の景色は畑は見えなくなり森林と民家が見えるぐらいだ。

漠河駅09:58頃、漠河に到着する。ここが中国最北端駅なのだが記念碑とかは特に存在せず。列車の到着にあわせて北極村へのバスが待機していると予想していたが、駅の出口でユースホステルの札を持った兄ちゃんがいたので声をかけたら「バスあっち!」と指さして教えてくれる。

漠河→北極村

北極村行きバス予想通りバスが待機しており乗車する。バスには観光客から地元民まで乗車して乗車率は8割ぐらいだ。10:10頃、出発して北極村までの運賃は25元、所要時間は約1時間だ。ちなみに駅前からは県中心部の県城へ行く路線バスもあった。

北極村

北極村入場券売場バスは漠北公路を爆走して、11:20頃、北極村の入口に到着し武警の身分証確認がある。観光地といえどもロシアと国境を接する辺境の村なので一応警備しているのだろう。村の入口でチケット購入。

北極村入場券入村料は60元、ロンリープラネット東北を読んで知ってはいたが高い。

中国最北客運站バスが村に入り終点の客運站の看板は「中国最北客運站」とある。

北極村ユースホステルその隣にユースホステルの漠河北極村53度半国際青年旅舎(漠河北极村53度半国际青年旅舍/MoHe arctic village 53 .5° international youth hostel)がある。バスの到着にあわせてユースホステルのお姉ちゃんたちが客引きを始める。おそらく中国で最も客引きに熱心なユースホステルだ。自分は初めからここに宿泊することに決めていたので、そのままユースホステルに1泊する。というか、ここ以外はボロい民宿か金持ち用高級ホテルしかなさそうなので、ユースホステルが一番ちょうどよい。

10人ドミトリー部屋は10人ドミトリーで25元(会員料金)だ。

漠河へのチケット北極村は1泊で十分そうな雰囲気なので、レセプションで明日の漠河行きのバスを予約しておく。運賃は25元だ。隣が客運站なのだが看板出ているだけで内部は倉庫状態でユースホステルがバスのチケット売場を兼ねている。

北極村時刻表時刻表を確認すると北極村→漠河は06:50、11:30、14:00、漠河→北極村はバスターミナルを08:10、09:10、15:10、漠河駅を09:50、15:50に出発する。漠河へ戻る手段を確保したので漠河→ハルビンの切符も12306.cnで予約しておく。

木道明日の準備は一通り完了したので昼頃に中国最北端へ向かう。

リス木道を歩いていくとリスに遭遇する。

リスあまり人には遭遇していないようで意外と近くにも寄れる。

中国最北端

中国最北端石碑13:30頃、中国最北端の石碑に到着するが人多い。痰吐きのおサルさんもいるが・・・。

モニュメント他にもモニュメントもあったりする。北緯53度29分52秒58ということだ。

モニュメントそして、地元のおばちゃんが双眼鏡を置いて1回3元で黒龍江(アムール川)対岸のロシアを見せている。結構観光客が見ているのでボロ儲けの気配が・・・。

国境の石碑ただし、本当の中国最北端の村は北極村の東にある北紅村になる。確かにグーグルマップでも北紅村が北になる。北紅村への交通手段はボリタクで行くしかなく、ロンリープラネット東北によれば700元必要なようだ。まあ、人数集めればもっと安くなるのだろうが・・・。

対岸にロシアの監視塔が見える人多くてやかましいので静かな黒龍江沿いを散歩する。対岸のロシアは監視塔が見えるが人は全く見られない。国境警備で兵士が常駐しているだけで住民は住んでいないのか?

黒龍江(対岸はロシア)黒龍江沿いを歩いていると放射能観測所を見つける。

観測点何故こんな所で放射能を観測するのだ?鴨緑江沿いなら北の核実験を警戒というので分かるのだが、これはロシアを警戒しているということか?

バブルの北極村北極村は最北の村として売りだしているが、ここにも不動産バブルの波が押し寄せているようで工事中の建物やクレーンをいくつも見かける。のどかな最果ての村をイメージして行ったら観光開発真っ最中の村であった。

中国最北の郵便局と郵便ポスト最北の村ということなので最北の客運站、最北の郵便局など最北を冠した建物がやたらと多い。

麻辣豆腐夕飯は近くの食堂で麻辣豆腐(10元/約200円)とご飯(3元/約60円)を食べる。ご飯が観光地価格で高い。

夜は黒河で買ったロシア産ビールを飲むが、そのままだとぬるいビールなので水道水で冷やす。北極村の水道水は夏でも滅茶苦茶冷たい。どれぐらい冷たいかというと歯を磨くと歯がしみるほど冷たいのだ。なので、鍋や水筒を洗いながらビールを冷やす。5分もするとビールがキンキンに冷えて飲み頃になる。ビール飲みながら明後日のハルビンでのユースホステルを予約しておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
宿泊費 25元 会員料金
宿泊費 7元 予約金:ハルビン北方国際青年旅舎
鉄道 152.5元 漠河→ハルビン
バス 25元 漠河→北極村
バス 25元 北極村→漠河
北極村 60元
合計 297.5元