朝からタバコを吸うサルに遭遇
06:30頃、起床して出発の準備を整える。07:30頃、チェックアウトするがレセプションが混雑しており少し待つ。少し待つのは良いが前の客のおっさんがタバコを吸いながらチェックイン手続きをしている。タバコの状態から歩きタバコしながら来てチェックインのようだ。
しかも、灰皿がないので灰を床に落とす。朝から嫌なものを見てしまった。レセプションのお姉ちゃんはサービス業だから文句言わずに接客しているが、こんなおサルさんが商務賓館に宿泊するとは・・・。まあ、バックパッカーが商務賓館に宿泊しているのもおかしいけど。
丹東→瀋陽
07:55頃、丹東駅に到着する。いつもの切符と身分証確認、手荷物のX線検査を済ますが、公安はパスポート開くが中身確認せずに返却。ここでも外国人は用なしのようだ。待合室で待機となるが2008年に訪れた時の旧駅舎と比べ現在の駅舎が立派すぎる。
今日乗車する列車は08:33発、丹東→錦州のK7542次で瀋陽まで移動する。席は硬座で運賃は41.5元、瀋陽までの距離は264km、所要時間4時間31分になる。
荷物置き場は余裕で確保して一安心。ガラガラの車両は直ぐに満席となる。
08:33に列車が丹東を発車する。車窓から風景を眺めながらと思ったが眠くなったで一眠りと言いたいところだが、ポメラのキーボードが壊れて使い物にならないないので寝て体力回復しかなかった。ポメラが壊れていなければ、その都度旅行記を書くのだが現在は夜にまとめて旅行記を書くので深夜まで入力作業に追われる。この移動時間で寝不足を補う。それにしてもなぜポメラは購入後4ヶ月で壊れるのだ!
瀋陽
13:15頃、約10分遅れで瀋陽に到着する。昨日eLongで予約しておいた宿へ移動するので駅の地下にある出口からそのまま地下鉄1号線の改札へ移動。
13:30頃、瀋陽駅の駅舎を見ることなく地下鉄1号線に乗車する。東中街まで運賃は2元。
尚儉太空艙
13:50頃、東中街で下車してC出口を出ると商業街が広がっている。地図と住所を確認しながら歩いてウォルマートの対面にあるショッピングモールの大悦城に予約していた宿の尚儉太空艙(尚俭太空舱/Shenyang Shangjian Capsule Hostel)があるが看板出ていないしショッピングモール内にホステルがあるのは考え難い。
ショッピングモールには住居棟があるのでそちらにあるのだろう。とりあえずショピングモールの警備員に聞いてみると、やはり「マンションの方じゃないの?」というので住居棟へ行く。住居棟の警備員に聞いてみると「東棟じゃないの?」という返答が・・・。住居棟が東西の2つに分かれていたので東棟の警備員に聞いたら、ここの18Fであった。エレベーターで18Fまで上がり、14:30頃、尚儉太空艙に到着する。
eLongで1泊49元で予約したが台帳を見ると他サイトや飛び込みだと高いっぽい。支払いは昨晩予約時にネットで済ましているし、eLongで貯めておいたキャッシュバックを使用したので実質0元である。今回は日本から補給物資を発送したりするのでとりあえず7泊で補給完了まで宿泊する。
で、部屋だが日本でいうカプセルホテルみたいなものになっている。共有スペースは普通のゲストハウスなのでカプセルホテルとゲストハウスを組み合わせたような感じだ。
16:00頃、朝から何も食べていないので食事に出かける。すぐ近くにイスラム食堂があったので遅めの昼食というか早めの夕飯だ。
麻婆豆腐蓋麺
麻婆豆腐蓋麺(10元/約200円)を食べるが、他の客がビールを注文していたりする。イスラム食堂なのに酒を提供しており、瀋陽のアラーはかなり寛容なようだ。酒飲まなければ売ること自体はOKなのか?
食後は周辺を散歩するが瀋陽の中心街の中街なので周辺は大都会だ。
スーパーマーケットがあったのでキンキンに冷えたハルビンビール小麦王330ml(2.1元/約42元)を購入する。やはり、暑い日は冷たいビールに限る。
ここで長期滞在に備えインスタント麺を袋(6.5元/約130円)と箱(9.9元/約198円)で購入。これで1週間の滞在に備える。
17:30頃、宿へ戻りポメラDM100をコジマネットで注文。海外転送サービスで中国へ送る準備をする。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 28.5元 | |
地下鉄 | 2元 | |
合計 | 30.5元 |
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
ポメラ | 18003円 | |
合計 | 18003円 |
SK汽車客運站
08:00頃、地下鉄1号線の東中街駅から瀋陽駅へ向かう。運賃は2元。今日は朝から雨が降っていて外へ出るか迷ったが、天気が回復するのを祈って世界遺産の清永陵へ向かう。08:30頃、瀋陽駅近くの南バスターミナルSK汽車客運站にやって来た。
瀋陽にはいくつかのバスターミナルが駅近くのSK汽車客運站がバスの本数も多く使い勝手良い。
瀋陽→永陵
08:50頃、改札が始まり新賓(新宾)行きのバスに乗車する。この新賓行きのバスが清永陵の前を通過する。
今回のバスは中国では遭遇したことのない2列+1列のシート配列になっている。こんな高級仕様のバスはカンボジアでプノンペン→シェムリアップの移動で乗ったバスだけだ。しかし、高級仕様のバスだが自分は最後列で4列シート、おっちゃんとおばちゃんに挟まれ高級仕様とは程遠い。
09:00にバスが発車して高速道路を走り撫順を通過して更に東へと走る。11:30頃、永陵鎮の牌坊を潜ると左手に清永陵への道が見えるが、そのまま永陵鎮の街へ向かう。
永陵客運站
とりあえず、帰りのバスのこともあるので時刻表を確認しておく。
瀋陽へのバスは15:20が最終のようだ。瀋陽行きを逃しても撫順行きの最終が16:30なので、最悪は撫順を経由して瀋陽へ戻れそうだ。
世界遺産 清永陵
ここが分かれ道になっており清永陵の石碑がある道を歩いて行く。
12:10頃、清永陵に到着する。入場料は50元であるが陝西旅游年票を使い無料で見物する。
清永陵は清王室の祖陵で2004年にユネスコの世界文化遺産に登録されている。清永陵は瀋陽にある太祖ヌルハチの陵墓である福陵(東陵)とホンタイジの陵墓である昭陵(北陵)と合わせて盛京三陵と称されている。永陵が造営されたのは清朝が北京を都に定める前であり、永陵は盛京三陵の筆頭とされ清王朝の関外第一陵である。永陵は初め興京陵と称されていたが順治16年(1659)に永陵と改称される。
陵墓にはヌルハチの父タクシ、祖父ギオチャンガ、曾祖父フマンら6人が葬られている。
陵墓の規模は小さく質素であるが、清王朝にとって重要な場所であり康煕帝、乾隆帝、嘉慶帝らが9度訪れている。
あいにくの雨で来たのは失敗であった。この天気でも観光客が結構いたのは驚いたが・・・。
瀋陽へ戻る
12:30頃、清永陵を離れ永陵鎮へ戻る。12:55頃、永陵客運站に戻ってきた。ちょうど瀋陽行きのバスが停車していたので乗車する。運賃は44元で、永陵客運站はバスターミナルと言ってもバスは道路脇に停車しているだけなので、バスチケットは乗車時に購入であった。
13:00頃、バスが発車して途中で客を乗せながら瀋陽へ向かう。これなら牌坊の所で待っていても良かったかな。この帰りのバスは4列シートでいつもの中国仕様のバスだ。
15:35頃、瀋陽南バスターミナルのSK汽車客運站に到着。地下鉄1号線で中街へ戻る。運賃は2元。
牛肉炒飯
遅めの昼食でイスラム食堂で牛肉炒飯(8元/約160円)を食べる。
食後に中街の牌坊付近を歩いていると乞食がいる。社会主義国になぜ乞食がいる?
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 8元 | |
地下鉄 | 4元 | |
バス | 45元 | 瀋陽→永陵 |
バス | 44元 | 永陵→瀋陽 |
合計 | 101元 |
こん**は。初めて投稿します。
中国旅行中に貴方様のHPに出会いました。
9月中旬に丹東へ行きました。事前に日本のコミケで入手した
『中国鉄道時刻表 www.shikebiao.info 』
を持って丹東行きの切符を買おうとしたら、「メイヨー」連発。
係員が端末叩いた画面見て、列車種別がDばかり。
とりあえず発券された動車組に乗ったら1時間強で着きました。
乗車中にネットで検索したら、9月1日から高速線が開通したとのこと。
そのうち北朝鮮まで高速線ができそうな勢い。。。
ちなみに綏芬河も着実に高速線が建設されてますね。
動車組は早く着くのはいいけど、トンネルばかりでネットが繋がらない。。。
やはりネットが繋がる従来の長距離列車はいいですね。
(民工と肥料袋は勘弁ですが)
SIMは上海空港で、「ユニコム半年間上海市内3GB+全国漫遊3GB」を
定価300元?のところ、350元で買いました(笑)
並んでいる他の客にも350元だったので、私だけぼられたわけではなさそうです。
長距離列車乗車中はずっとネット
(PC類含めて24時間以上稼働可能なバッテリ持っている)してました。
中国鉄道はダイヤがすぐ変わるのと、12306.cnの操作方法を覚えたため、
旅の中盤からは12306.cnばかり使ってました。
あと瀋陽から満州里は硬寝台乗りましたが、担当乗務員が若い女の子で可愛い!
それが思い出です。彼女の写真は撮れませんでした(笑)
それ以外の列車は硬座しか残ってなく、内山君似のデブ乗務員が
熱心に深夜2時間に一回くらいのペースで掃除してました。
今は日本に戻ってます。
まだ全国漫遊2GB分残っているので、元を取るためにまた中国行きたいです。
ちなみに9月は茨城空港から4000円程度でいけました。
丹東にも高速鉄道が運行されるようになったので駅舎も新しくなり便利になっていますね。
在来線の本数は少なくなって貧乏人には辛いですが。
SIMは空港だと高いから仕方ないですね。
でも、手続きが簡単だから便利ですよね。
茨城から4000円程度で中国へ行けるとは!
春秋航空安いですね!