南京旅行記~南唐二陵・明功臣墓編

南唐二陵

nanjing086今日は南京の南の郊外にある南唐二陵と弘覚寺塔、鄭和墓を訪れてみることにする。南唐二陵と鄭和墓は訪れたことがあるが弘覚寺塔は遠くからしか見たことが ない。0930頃、地下鉄の鼓楼駅から小行駅へ移動し、155路のバスで終点の祖堂山へ向かう。祖堂山に到着後は徒歩で南唐二陵まで10分ぐらいだ。 1050頃、南唐二陵に到着する。

nanjing087南唐二陵は五代十国の南唐の皇帝である李昪と李璟の陵墓だ。まずは入場券を購入するが3年前と変わらず15元のままだった。中国で3年間の入場料据え置きは頑張っている方かな?

nanjing088入場料据え置きで中も変わらずかと思いきや、案内の看板が新しくなっている。

nanjing089まずは李昪の欽陵から見学するが陵墓内は湿気が多くて苔がずいぶんと生えており煉瓦が落ちていたりと痛みが激しいような・・・。

nanjing090なんか痛みが激しい。

nanjing091おまけに棺の置かれていた場所は鎖で立入禁止になっているではないか!

nanjing092続いて李璟の順陵を見学するがこちらも苔やカビが多く以前より痛みが激しいような・・・。

nanjing093南唐二陵は一応案内表示とかが新しくなっていたが観光開発はこれ以上はされないだろう。

nanjing094となると、今後の入場料値上げの可能性も低いかな?これ以上値上げされたら既に観光客が少ないのに更に少なくなってしまう。今日訪れた時は入場から出るまでに遭遇した観光客は10人もいなかっただろう。

弘覚寺塔

nanjing0951100頃、南唐二陵を離れ弘覚寺塔へ向かう。山道を歩いていると前方で白人が地図を広げているではないか!傍らにはマウンテンバイクがある。わざわざ南京市内からサイクリングに来たのだろうか?こんな所で白人さんに出くわすとは思っていなかった。祖堂山を越えて1230頃、弘覚寺塔に到着する。

nanjing096弘覚寺塔は唐 代に建立された高さ41mの煉瓦造りの塔だ。入場料は10元なのだが弘覚寺塔の他には見物するような場所は無い。塔だけで10元だ。弘覚寺塔に登ってみるが階段が急すぎて危険すぎる。普段なら塔は登らないのだが10元も払っているので元を取るために登る。最上階の7階まで登ったが降りるのが更に危険になっている。へっぴり腰で何とか降りたが2度と登りたくないと思った。

鄭和墓

nanjing0971400頃、鄭和墓に到着するのだが綺麗に整備され門が出来ている。嫌な予感がしつつも近づいてみると入場券売場が設置されているではないか!更に入場料 は20元になっている。

nanjing098以前は門なんて当然無いし、道も未舗装だった。おかげで無料で見学できたのに・・・。ここ数年で鄭和の評価が見直されている影響もあり観光開発をして有料にしたようだ。5元なら払っても良いのだが20元はさすがに払う気にはなれない。1度見ていることだし帰ることにする。

南京の農村部は・・・

帰りは鄭和墓のある周村からバスで戻るのだがバス停で地元民と一緒に待っていると、おばちゃんたちが「ぺっ!ぺっ!」と唾を吐いている。南京は比較的唾吐きが少ない方なのだが農村部は違った。南京と言っても農村は農村なのか?民度が低いようで所構わず唾を吐いている。農民たちには政府がどうして唾吐きをや めさせようとしているのか理解できているのだろうか?それ以前にどうして政府がそういった宣伝をしているかも考えた事が無いのだろう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
地下鉄 1.8元
バス 5.2元 路線バス
南唐二陵 15元
弘覚寺塔 10元
合計 42元

2008年南京園林景点游園年卡を購入

nanjing0990700頃に起床する。今日の予定は明孝陵の北西、つまり鐘山の北西に点在している明の功臣達の陵墓である常遇春墓、仇成墓、呉良墓、呉禎墓、徐達墓、李 文忠墓を見に行くことにする。朝はネットで情報収集しているが昨日ついに2008年南京園林景点游園年卡が発売された記事を見つける。(元ネタ:龍虎網

nanjing100南京園林景点游園年卡は先日購入した中山陵園風景区年票と一緒に狙っていた年票だ。南京園林景点游園年卡は総統府、雨花台、中華門、閲江楼など南京の主要 観光地27ヶ所が何度でも利用できるという年間パスポートみたいなものだ。2008年版が発売されたとなると早速購入しなければ!

nanjing1010900頃、65路のバスで総統府へ向かう。0930頃、総統府に到着する。まずは近くの中国建設銀行で人民元を引き出してくる。そして、総統府の入場券売場で年卡を購入するのだが人が多い。南京の有名観光地となると混雑は凄い。写真1枚と150元を支払い年卡を受け取る。

総統府は観光客多すぎ

nanjing102南京園林景点游園年卡を購入して早速総統府を見物するのだが観光客が多すぎる。おかげで写真撮影が困難な状況になってしまった。

nanjing103よく考えてみたら今日は日曜日だ。休日に総統府を見物すること自体間違っている。ということで後日出直すことにする。

nanjing104因みに総統府の入口には中国語、英語、日本語で注意書きがある のだが日本語でこんな表記がある。
「4、自覚を持って公共衛生を維持し、ところ構わず痰を吐いたり、大小便をしたり、果物の皮や紙くずを捨てたりするのを禁じる。定める所の外に、構内には喫煙を禁じる。」
総統府では日本人観光客は、ところ構わず痰を吐いたり、大小便をしたりするという事だろうか?この注意書きには正直笑ってしまう。

常遇春墓、仇成墓

nanjing1051130頃、20路のバスで紫金山索道に到着する。明の功臣達の陵墓である常遇春墓、仇成墓、呉良墓、呉禎墓、徐達墓、李文忠墓を見物するのだが、実はこれらの陵墓も明孝陵の一部として世界文化遺産に登録されているのだ。

nanjing106紫金山天文台への道から左へ分かれる道を進み白馬水庫に出る。この近くに常遇春墓があるはずなのだが少し探してみるとすぐに見つかった。

nanjing107常遇春は徐達、李文忠らと並ぶ明の功臣だ。常遇春は徐達に次いで序列第2位で開平王に封じられている。

nanjing108常遇春墓から100mほど離れたところには仇成墓がある。仇成は皖国公に封じられた明の功臣だ。

nanjing109仇成墓

nanjing110仇成墓

徐達墓、李文忠墓

nanjing111仇成墓の次は呉良墓と呉禎墓を探すのだが南京电影机械厂の敷地内にあるというのは分かっているのだが南京电影机械厂内が見つからない。呉良墓と呉禎墓は後 回しにして徐達墓と李文忠墓へ向かう。1300頃、徐達墓に到着するが何と年末まで整備のため閉園となっていた。

nanjing112まあ、以前見物したことがあるのだが新しく開園すると有料化されそうな予感がする。外から眺めるだけになり李文忠墓へ向かう。

nanjing113徐達墓

nanjing114李文忠墓に到着すると管理人のおっちゃんが近所のおっちゃんたちとトランプだか将棋で遊んでおり、昼食の支度をしていたおばちゃんに入場料を払い見物をする。李文忠墓は以前とはずいぶん変わりしっかり整備されている。

nanjing115李文忠墓

nanjing116李文忠墓

nanjing117場所が分かりにくいから看板があります。

nanjing118李文忠墓を見物し終わったら帰るのではなく、李文忠墓の裏には国民党の黄伯韬将軍の墓があるのでここも見物しておく。

呉良墓と呉禎墓は断念

呉良墓と呉禎墓を探してみるがどうも見つからない。近くまで来ているのだが目印の南京电影机械厂が見つからず今回は断念する。この周辺には他にも2ヶ所の名前の分かっていない墓があるのだがひとつは越国公胡大海の墓らしいが某部隊の敷地内にあるということだ。あの辺で某部隊といっても陸軍の施設の事だろう。

両替
JTBグローバルキャッシュ(中国建設銀行で降ろす) 2500元(1元=15.6116円)

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8.5元
バス 4.8元 路線バス
園林景点游園年卡 150元
李文忠墓 5元
合計 168.3元

切符購入で南京駅へ

nanjing119朝起きたら雨が降っており今日は遠出するのはやめた方が良さそうだ。昼近くになると雨が止んでおり昼過ぎに南京駅に切符を買いに行く。

nanjing120今回購入する切符はD413次の切符、そうCRHの切符だ。前回、武昌→赤壁で乗車したCRHが最高時速200km/hまで出すかと思いきや時速160km/hまでしか出さずに高い切符を購入したのにほとんど騙されてしまったのだが、今回は恐らく大丈夫だろう。車両も日本のE2系を基にしたCRH2の筈だ。南京→杭州は車両がCRH1らしいので事前に選択肢から外しておいた。

さて、切符の購入だが南京駅にはCRH専用の窓口がある。但し、当日分のみなのだが4つ窓口があり、その内のひとつは一番早く発車するCRHの専用窓口になっている。おまけに窓口の隣には自助售票处があるではないか!南京にCRH用の自動券売機が導入されたのかと思いきや閉まっている。中を覗くと券売機すら設置されていなかった。これから設置か?

nanjing121さて、自分は14日の切符を購入するのでCRH専用の窓口ではなく售票厅で切符を購入する。售票厅に入ると公安が身分証確認をしている。自分の前を歩いていたおっちゃんも公安に呼び止められ、自分は公安と目が 合った。「南京でパスポート提示の時が来たか?」と思いきや公安の方から目をそらしてきた。この公安の行動に自分の心中は「目が合ったのに無視かよ!」といった具合だ。どうも公安にとっては自分はどうでも良い存在らしい。

自分はそのまま售票厅へ入っていく。售票厅は混雑していたが窓口が半分以上開いていたので待ち時間は5分ほどで済んだ。これだけ大きな駅で待ち時間が少ないのは凄い。しかし、切符購入時にお釣りは投げ銭だった。最先端の駅だが人は昔のままで改革開放以前のままなのだろうか?南京という大都市なんだから售票厅の駅員もそれなりの品格がなくては・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
鉄道 93元 二等座 南京→上海
バス 1.6元 路線バス
合計 104.6元

南京旅行記~中山陵・霊谷寺編

再び美齢宮へ

nanjing0520900頃、昨日訪れたが団体客がいたのと夕方だった為に途中で帰ってしまった美齢宮へ再び訪れる。朝から来てみたが既に観光バスが停車している。今日も 出直しかと思ったが撮影の邪魔にはならずに助かった。天気は晴れていて室内に光が差し込んでいるので撮影にも適しており順調に見学兼撮影が進む。

nanjing054しかし、蒋介石と宋美齢が礼拝をしていた凱歌堂であまり見たくない光景を見てしまう。それは、中国人観光客が立入禁止の場所に入り込んでいたのだ。どこの田舎者か知らないが立入禁止の場所に入り込むのは良くない。こういう輩が紛れ込んではいたが蒋介石の書斎や作戦室などを見学して美齢宮は十分見学できた。

nanjing055宋美齢の寝室

nanjing056蒋介石の書斎
nanjing057餐厅。蒋介石と宋美齢が食事をしていた場所。

nanjing058作戦室

中山陵

nanjing0590930頃、中山陵に到着する。中山陵は中華民国の臨時大総統である孫文の陵墓だ。明孝陵、中山陵は南京を代表する観光地なのだが昨日訪れた明孝陵は空いていたのに中山陵は既に団体客が押し寄せて賑わっていた。12月は閑散期なのに・・・。人多すぎ!中山陵の入場料は2004年は40元だったが2007年は80元に値上げされていた。しかし、以前は別々だった霊谷寺、音楽台、孫中山紀念館が一緒になっているので一概に値上げとは言いにくい。

nanjing060さて、入口で年票を提示して入場するのだがちょっと楽しみにしていた指紋認証が無かった。どうやら指紋認証はまだ明孝陵の正門だけしか導入していないようだ。まあ、偽造防止で指紋認証のゲートは近いうちに導入されるのだろう。入場してまず目に付いたのが白人さんの団体客だ。明孝陵だと個人の外国人旅行客は数人いたが中山陵は団体客が多い。明孝陵は世界遺産なのだが・・・。外国人には中山陵のほうが魅力的なのだろうか?

nanjing061博愛坊

nanjing062階段を登っていきます。

nanjing063博愛坊を通り階段を上っていくと途中に鼎がある。この鼎には日中戦争時の旧日本軍の攻撃による弾痕が残っている。

nanjing064鼎を過ぎて孫文が葬られている祭堂に到着する。

nanjing065孫文像の下に孫文の遺体が葬られているそうだ。

nanjing066観光客は記念撮影していた。ここは墓なんだけど・・・。

nanjing067祭堂を見学して中山陵を後にして孫中山紀念館へ向かう。

孫中山紀念館

nanjing0681020頃、孫中山紀念館に到着する。孫文を記念して建てられているので当然ながら孫文に関する資料館になっている。中山陵の入場券で見学できるのだが見 学者が自分ひとりだけだった。

nanjing069因みに入口にある孫文の銅像は孫文の友人で日活の創業者である梅屋庄吉が寄贈したものである。

nanjing070孫中山紀念館

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9元
宿泊費 300元 1泊30元×10
バス 4.8元 路線バス
合計 313.8元

霊谷寺

nanjing071今日は寝坊してしまい1040頃に霊谷寺を訪れる。霊谷寺は中山陵の東隣にある寺で六朝の梁代から1000年の歴史を持つ寺であるが明孝陵造営に伴い明代初期に現在の場所に移される。

nanjing072現在は一応寺はあるのだが霊谷塔と無梁殿が主な観光場所だ。無梁殿は辛亥革命に関する資料館になっている。

nanjing073霊谷塔

中山碼頭など

nanjing0741400頃、市内西北にある中山碼頭を訪れる。中山碼頭からは浦口への渡し舟が出ているのだが運行はされていたが特に乗る気も起きなかったので近くの南京下関長途汽車客運站へ行く。

nanjing075実は以前南京を訪れた時は長距離バスターミナルに一度も行ったことがなかった。その為、南京から出ているバスについては全く知らない状況だったが今回の滞在で長距離バスの情報を集められそうだ。南京下関長途汽車客運站を訪れてみるが運賃表の所に警備員のおっちゃんがいるではないか・・・。これでは撮影していると文句を言われる可能性大だ。仕方ないが撮影は断念しよう。それに利用客は多くなさそうだ。

nanjing0761415頃、南京西駅に到着する。意外にも中山碼頭から徒歩でもかなり近い場所にあった。南京駅は新しく大きな駅になっていたが南京西駅は以前と変わっていなかった。

南京大学を散歩

nanjing0771500頃、鼓楼まで戻ってきた。宿に戻るついでに南京大学を通り抜けていく。

nanjing078南京大学

nanjing079南京大学

饅頭屋の老板に見破られる

宿に帰る前に行き付けの饅頭屋で饅頭を買うのだが老板に「日本人?中国人?」と聞かれる。珍しく日本人と見破られてしまった。まあ、この周辺には南京大学と南京師範大学があり留学生がうろちょろしているので判別できたのだろう。いつもは韓国人か広東省の田舎者に思われているようなのだが見事に見破られた。

しかも特に驚いた様子もなく普通に会話をしている。田舎だと周辺の人民たちを呼んで大騒ぎになることもあるのだが・・・。やはり、南京は都会だ。外国 人に対しても慌てずに酷(Cool)に対応している。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11.5元
バス 6.4元 路線バス
合計 17.9元

中国人の旅行マナー

nanjing080今日は起きたら雨が降っていたので出かけるのを止めておく。ネタが無いのは良くないので明孝陵や中山陵にあった中国人旅行客に旅行マナー向上を訴えた看板を紹介しよう。

看板はご覧の通り北京五輪のマスコットである福娃の歓歓まで使っていることから目前に迫った北京五輪を意識しての中国人旅行客のマナー向上 を目的にしていることが伺える。で、肝心の内容なのだがいい加減な訳なので怪しい日本語になってしまうが以下のようになる。

まあ、当たり前の事が書かれていたのだが、日本と大きく違うのは痰吐きと腹出し、外国人に写真を強要でしょうか?痰吐きは凄いので初めて中国に来た上品な欧米人が見たら驚くでしょう。腹出しは夏になると腹出して歩いているおっさんや裸族が出現していますから・・・。外国人に写真を強要は実際に見たことが無いので何とも言えません。恐らく欧米人が標的になっているのでしょうね。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
合計 12元

南京の長距離バスターミナル巡り

nanjing081今日は南京の長距離バスターミナルで南京長途汽車総站、南京長途汽車東站、南京長途汽車客運北站、南京漢中門汽車客運站の4ヶ所を調査してみた。まずは 1030頃、南京駅近く中央門に位置する南京長途汽車総站を訪れる。北京、広州、深圳、大連、重慶、泉州と本当の長距離バスが運行されている。もちろん、上海など近隣へのバスも多い。南京駅に近いということもありここが南京で最も利用価値が高そうな長距離バスターミナルだ。

nanjing0821115過ぎ、南京長途汽車東站に到着する。ここは建物は新しいのだが時刻表や運賃表が見当たらないので運行路線については分からなかった。

nanjing0831215頃、南京長途汽車客運北站に到着する。ここは南京長江大橋を渡ったところに位置しており市区への玄関口にある長距離バスターミナルだ。ここも時刻表や運賃表が見当たらないので運行路線については分からなかった。

nanjing0841300頃、南京漢中門汽車客運站に到着する。ここは南京の西の長距離バスターミナルだ。広州、深圳へのバスも運行されているが主に近隣の省へのバスが主力のようだ。

nanjing085とりあえず今日は4ヶ所の調査で終わりにして南京の中心部である新街口の書店で立ち読みをする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
バス 5.9元 路線バス
合計 18.9元

南京旅行記~三国志遺跡編

K382次、硬座で漢口→南京

nanjing0011700過ぎにユースホステルを出てバスで漢口駅へ向かう。今回は2008発のK382次に乗車するのだが夜に列車に乗車するのは天津北駅で大同行きの2062次に乗って以来だと思う。夜発の列車は出来れば避けたかったが南京行きの列車がこれしかないのでどうしようもない。

nanjing002584路と603路を乗り継いで1830頃、漢口駅に到着する。

nanjing003漢口駅は子供のスリたちがいるので用心して歩くが見当たらない。夜だから帰ってしまったのだろうか?

nanjing004どちらにせよ無事に駅の待合室へ辿り着くが既に人で一杯だ。

nanjing005こうなれば改札口で先頭を陣取るしかない。

nanjing0061935頃に改札が始まるが先頭にいたので余裕で4番ホームへ向かう。

nanjing007今回は硬座なので車両はYZ25Gだ。もちろん空調付きだ!自分にはかなり豪華な車両であり乗り心地もそこそこ良い。列車は定刻どおり2008に発車するが外は真っ暗で起きていても意味が無いので寝ることにするがここで思わぬ落とし穴が・・・。乗り心地がそこそこ良いYZ25Gだったが寝ようとすると尻が痛くなって眠れない。中国の車両は新しくても眠れるほど乗り心地は良くないようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12.5元
バス 2.7元 路線バス
合計 15.5元

南京到着

nanjing008尻が痛くても少しだが眠れたが0530頃に目が覚めた。外はまだ真っ暗だ。0600過ぎにようやく夜が明けてきたが車内放送が始まり列車が遅れていることを知らされる。寝ている間に列車が遅れていたようだ。

nanjing009南京駅には約1時間遅れの0800頃に到着する。

nanjing010久しぶりの南京駅だが駅舎が新しくなっておりホームも近代的で凄い。以前は工事の真っ最中だったが今は南京の玄関口としての立派な駅になっている。しかし、ここで驚いている場合ではなかった。出口を出ると地下鉄があり、路線バスターミナルも新しくなっており以前の南京とは全く違っていた。変わってないのは1元の路線バスが相変わらずのオンボロバスだったぐ らいだ。

南京国際青年旅舎、南京大学

nanjing011南京での拠点は南京国際青年旅舎と決めているので13路のバスで五台山北站へ向かう。南京大学の近くなのでおおよその場所の見当は付いている。

nanjing0130840頃、五台山北站で下車すると目の前に看板が出ていたので地図を確認することも無く南京国際青年旅舎に到着する。とりあえず、3泊することにするが、更に10泊することはほぼ確定している。

南京は物価が高い

nanjing012昼頃、近くの餐厅で昼食を食べるが物価が高いように感じる。確かに内陸部と比べれば高いのだが留学していた時はもっと安かったような気がする。でも、当時は毎日果汁100%のジュースを飲んでいたりと今では考えられない贅沢をしていたから基準が今と比べるとかなり曖昧だな。

昼食を食べた後は13路のバスで莫愁湖公園へ向かうのだが以前南京を訪れた際に購入した公交IC卡を試しに使ってみたら普通に使えた。確か当時は最後の補充日から2年が利用期限だった筈だが問題なかった。唯一違っていたのは割引率が4割から2割になっていたことだ。これは調べてみると原油価格高騰が原因らしい。それと、自分が持っている 公交IC卡は旧式で今月中に現在流通しているのに交換しないといけないようだ。旧式は地下鉄で使えないとか・・・。

nanjing0151250頃、13路のバスで莫愁湖公園に到着する。莫愁湖公園は南京でも有名な公園なのだが入場料が15元もするので当然ながら入口を見るだけにする。

南京大虐殺紀念館

nanjing016莫愁湖公園まで来たのだからついでに南京大虐殺紀念館も見ていくことにするが当然まだ工事中だ。

nanjing01712/13新装オープンなのだがどうなっているかだけ確認しに行くが道路工事の真っ最中だった。

nanjing018敷地内もまだ工事中で期限までに間に合うのかと思ってしまうが、いざとなったら徹夜で仕上げるのだろう。

石頭城、駐馬坡

nanjing0191415頃、石頭城に到着する。石頭城は孫権が建業に築いた城壁の址であり現在は公園となっている。以前は城壁の内側は有料の公園である国防園だったが今 回訪れてみたら無料になっていた。この後訪れた清涼山公園、烏龍潭公園も無料化されていた。

nanjing0201440頃、石頭城に程近い清涼山公園を訪れる。ここには諸葛 孔明が呉を訪れた際に馬を停めて「帝王の地・・・」だとか言った場所だ。駐馬坡を訪れる前に用足しにトイレに行ったのだがここで予想外の光景を目撃することになる。公園のトイレと言っても無料で扉付き、水もちゃんと流れるのだがおっさんが扉を閉めずに脱糞中だった。どうして、扉があるのに開けたままで糞を しているんだ?まさか、中国には脱糞中の姿を人に見てもらいたい変態がいるのか?
nanjing021このおっさんは南京人だろうか?いや絶対違う!きっと農村から来た農民工だろう。おぞましい光景を目撃しながらも用足しを済ませ駐馬坡を見物する。

烏龍潭公園の諸葛飲馬處が撤去されていた

nanjing0221500頃、烏龍潭公園に到着する。以前は有料なのに人気の無い汚い公園だったが訪れてみたら綺麗に整備され散歩する人民がいるではないか!無料になってこんなに綺麗になっているとは凄い。

nanjing023しかし、諸葛飲馬處の石碑が見当たらない。公園が綺麗に整備された際に石碑が撤去されてしまったようだ。三国志遺跡がひとつ消滅してしまった。公園はまだ整備中なので復活してくれれば良いのだが・・・。

ゴミ箱にあった広告

nanjing024南京のゴミ箱にはこんな広告があった。中絶の広告のようだで「3分钟无痛终止(3分で痛み無し)」とあり料金は450元だ。中国には中絶や性病の広告がや たらと多い。それだけ後先考えない輩が多いのだろう。

nanjing025そして、この広告には処女膜修復が400元というのまである。う~ん、処女膜修復しないと都合の悪い人たちがたくさんいるという事なのだろうか?それにしてもこういった広告が学校や幼稚園の傍とか所構わずそこらじゅうにある中国は色々な意味で凄い。日本だと場所を限定して包茎手術の広告で精一杯だろうか?

同じドミの大学生は・・・

宿に戻りHP作成中に同じドミの大学生2人が戻ってきた。この2人はこちらが日本人だということを知っていたのだがA女史は日本語を勉強しているようで日本語が少し話せる。もうB女史は英語が専攻なのだがこちらは英語が全く分からない。2人は大学は別々で就職活動か旅行で南京に来ていた。

B女史は西安の大学生でA女史は聞いて無いので分からない。どうやら2人は南京に1人で旅行に来ている日本人が珍しいようで「今までどこを見てきたの?」とか色々聞いてくる。A女史には日本語のちょうど良い練習相手のようだ。西安に行ったことを言うと西安の大学生であるB女史が話に喰らい付いてきた。

B女史が「兵馬俑は行ったでしょ?他にどこ見てきた?」というので、「張学良公館、楊虎城紀念館とか」というと「大学に日本人の友人がたくさんいるけど、張学良や楊虎城を知っている日本人に会うのは初めてです」と驚いた様子で話してきた。確かに張学良や楊虎城を知っている日本人は多いとはいえないだろう。

そして、中国の話題から日本の話題へと移るとB女史が「うちの先生が日本に行った事があって日本の新幹線は高いって言ってたけどどうなの?」とか、A女史が「渋谷は若者の 街なんでしょ」とか聞いてくる。2人とも日本には興味があるようだ。今回宿泊のドミトリーは6人部屋だが外国人は自分一人で、残りは大学生5人だった。

そして、部屋にはエアコンが付いているのだが温度が30度に設定されていた。温度高すぎだろっ!それに自分にとってはエアコンは必要ないので停めておいても、いつの間にか稼動している。中国の大学生はお坊ちゃんやお嬢様ばかりで暑さや寒さを気合で乗り切るということは出来ないようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17.7元
宿泊費 90元 1泊30元×3
バス 2.6元 路線バス
合計 110.3元

阮籍墓

nanjing0260930頃、宿を出てまずは阮籍墓へ向かう。バスで集重門近くまで行き1000頃、南京市第四十三中学に到着する。中学校の敷地内に阮籍墓はあるので、門番のおっちゃんに阮籍墓の見学許可を貰い敷地内へ入る。

nanjing027以前来た時は荒れ放題だったのが綺麗に整備されているではないか!南京で数少ない三国志遺跡でしっかりと保存されている。因みに阮籍は竹林の七賢のひとりで白眼、青眼の語源になった人物だ。阮籍墓を見物後は近くで遅めの朝食に3元で炒飯を食べる。この周辺は古い建物が多く安食堂が残っており物価が安かった。

公交IC卡を交換、地下鉄に乗車

nanjing0281100頃、地下鉄の安徳門駅を訪れる。

nanjing029地下鉄の乗車するのと公交IC卡を交換する為に来たのだが、試しに持っていた旧式の公交IC卡を改札機に当てても何の反応も無かった。確かに旧式は使えなかった。そのまま窓口で交換の手続きをして地下鉄に乗車するが安徳門だと地上を走っている。

nanjing030列車に乗車し発車するとVVVF音が聞こえてくる。車両はALSTOMの車両を元に南京で生産されています。

nanjing031車内は清潔で液晶テレビもある。路線バスのようにゴミは散らかっていない。利用客は都市部の人ばかりで農民工は1人だけいた。尿素と書かれた袋を抱えていたので遠くからでもすぐに分かった。地下鉄は運賃が高いのでほとんどの農民工は路線バスを利用するのだが・・・。自分も特に理由が無ければ地下鉄でなく運賃の安い路線バスを利用する。

nanjing032旧式の公交IC卡

nanjing033新しい公交IC卡

南京駅は最先端の駅

nanjing034昼頃、南京駅に来てみたが雨が降っている。これでは外から撮影できないし午後はどこへも行けない。今日は售票厅だけ見て帰ることにする。

nanjing035南京駅の售票厅は 一言で言って凄い。窓口はたくさんあり電光掲示板に表示される切符の状況も見やすい。今まで利用してきた駅の中で最も利用しやすくなっている。中国で最先端の駅と言ってもよいだろう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12元
地下鉄 2.85元
バス 3.2元 路線バス
合計 18.05元

中山陵園風景区年票を購入

nanjing0360900頃、20路のバスで明孝陵へ向かう。今日は孫権墓を見るのと世界文化遺産の明孝陵を見るのが目的だ。0930頃、明孝陵に到着するが以前訪れた時と大きく変わっていた。以前は神道の一部が無料で見られたのだが完全に整備され入口まで変更されており入場しないと見られないようになっている。道路も変わりバスの経路も変わっていた。

明孝陵の入場料は70元で、明孝陵、中山陵のセット券(套票)は130元なのだが、一般の観光客は2つのどちらかを購入するのだろうが、自分は南京へ来た当日に道端の掲示板に張られていた南京日報の記事やインターネットで2008年版の年票が発売されていることを知っている。(元ネタ

2008 年版の年票は明孝陵(70元)、中山陵(80元)、美麗宮(15元)、白馬公園(10元)、中山植物園(50元)、紫金山天文台(15元)、山頂公園(4 元)が2008年末まで何度でも利用できるという、まあ簡単に言えば年間パスポートだ。年票は毎年発売されており今年は150元での販売になっている。1年間利用し放題だが各景区に1回行けば元が取れるのでかなりお得だ。

年票の存在を知ってしまうと1回しか使えない套票なんて馬鹿らしくて買おうとは思わな いだろう。入場券売場には年票についてのお知らせは一切無い。一般の観光客が年票の存在を知ってしまったら通常の入場券や套票が売れなくなってしまうからだろう。

で、早速入場券売場で年票を購入するのだが窓口のおばちゃんにちょっと待つように言われる。どうやら端末の設定中らしい。ベンチに座って待っていると関係者が5人ほど集まって設定している。おばちゃんに呼ばれて、ようやく手続き開始だ。まずは年票に貼る写真を渡して、偽造防止の為に指紋登録をする。最後にラミネート加工して年票の完成だ。

入口には年票専用のゲートがあり、ここを通るのだが端末の設定をしていた技術者が周辺の係員を呼んで年票の取り扱いの説明を始める。説明が終わり年票のバーコードをゲートに読ませて指紋確認をするとゲートが開いた。無事に入場をするのだが、考えてみると12/1から2008年版の年票が利用開始になったとはいえ本来は事前に係員に年票の取り扱い方法を説明していなければならないのに何故自分が説明の為の実験台に なっているんだ?

世界文化遺産 明孝陵、孫権墓

nanjing037ここは下馬坊遺址公園。ここで文武百官は下馬して徒歩で明孝陵へ向かいました。

nanjing038孝陵衛

nanjing0391000頃、明孝陵景区に入ったが最初に神道の入口を目指すとどうやら文武百官が下馬していた明孝陵の当時の正式な入口があった下馬坊遺址公園まで遊歩道が整備されているようだ。一旦出入口を出てしまうが年票なので気にすることは無い。

nanjing040四方城

nanjing041石象路神道

nanjing042徒歩で下馬坊遺址公園まで行くと下馬坊遺址公園も大きく変わっていた。新たに出土した石碑などが展示され、当時の軍営まで再現されているでは無いか!3年 ほどでこれほど整備されるとは・・・。下馬坊遺址公園から再び神道を通り途中の梅花山にある孫権墓を訪れる。

nanjing043孫権墓と言っても正確な場所は分かっていないようで現在は孫権像が建てられている。

nanjing044翁仲路神道

nanjing045昼頃になってようやく金水橋までやって来た。以前はここに入場券売場があり道路はバスが行き交っていたが今は遊歩道になり売店があるだけだった。

nanjing0461230頃、明楼までやって来た。

nanjing047明楼の裏の山が宝頂で朱元璋と馬皇后が眠る地下宮殿がある。ちゃんと明太祖之墓とあり朱元璋の墓というのが分かります。

nanjing048明楼に登ると落書きが酷い。よく見るとハングルの落書きまで ある。これは韓国人が書いたのだろうか?それとも韓国語を勉強している中国人か?もっと想像力を働かせると北の将軍様の秘密指令で中韓関係悪化を狙って韓国人旅行客の仕業に見せかけて世界文化遺産に北の工作員が落書きをしたのかも知れない。

美齢宮

nanjing0491515頃、美齢宮に到着する。美齢宮は元の名称を国民政府主席官邸と呼び、蒋介石と宋美齢が過ごしていた場所だ。特に宋美齢がこの場所を気に入っていたので美齢宮と呼ばれるようになった。

nanjing050米国政府が宋美齢に贈った車。

nanjing051美齢宮を訪れてみたが運悪く団体客が訪れていたのと時間が遅かったので後日改めて見学することにする。年票を持っていてよかった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12.5元
バス 1.6元 路線バス
中山陵園風景区年票 150元
合計 164.1元