山西省旅行記2015
大同→太原

切符売場で予約しておいた太原行きの切符を受け取る。窓口が5つ開いていたので10分ほど並ぶだけで済んだが、前の姉ちゃんが朝の太原行きの切符を払い戻している。それは最初に狙っていた切符なのだが・・・。
いつもの切符と身分証の確認は珍しく駅員のおばちゃんがパスポートを確認している。手荷物のX線検査を済ませて待合室へ。改札口には肥料袋が並んでおり乗車バトルの気配が立ちこめる。自分もまだ誰も並んでいない改札口の先頭を陣取って乗車バトルに備える。




発車後間もなくして乗務員たちが乗客の荷物検査を始める。車内検札でなく荷物検査だ。乗客の荷物を勝手に開けて確認していくが、こちらの荷物まで勝手に開けようとする。何しとんねん!
日本なら問題になるが中国では乗客の荷物を勝手に開けるのは問題ないようだ。勝手に開けられるのは気分が悪いので自分で開けて中身を見せる。乗務員はポメラが気になったようで「これ何?」と聞いてくるので「電脳」と答えておくが値段まで聞いてきた。値段は関係無いやろが!
中国の鉄道は乗務員が乗客の荷物を勝手に開けなければならないほど治安上の問題があるのか?乗警は今回も拳銃を装備していた。表面上はいつもの中国だが8年前と比較すると明らかに治安に変化があるようだ。
太原の手前になるとカオス度急上昇でお盆や年末の帰省ラッシュのような混雑になる。通路の無座の乗客が溢れ、おまけに荷物棚に置けない荷物まで通路を塞いでいる。もう人多すぎでトイレにも行けません。

晋舎青年旅舎



15分無駄にして隣の窓口に並び直す。30分並んでようやく鄭州行きの切符を受け取るが、隣の窓口は表示を直さないので窓口のおっさんはオウムのように「只能退票」を繰り返し言うだけだ。ある意味で典型的なチャイナクオリティとでも言うべきか?
西紅柿鶏蛋麺

磨菇油菜蓋飯

夜に12306.cnで国慶節の大型連休明け10月8日の鄭州→北京西の切符を確保する。一昨日辺りから鄭州→北京西の切符の状況を確認していたが完売状態でキャンセルが出ても僅かの差で購入できず完売になっていた。切符の状況を確認していたら運良く6枚キャンセルが出て直ぐに購入。その後切符の状況を確認していたが8分後には再び完売になった。ネット上でも民族大移動の切符争奪戦が展開されていた。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 18元 | |
| バス | 1元 | 路線バス |
| 鉄道 | 93元 | 硬座 鄭州→北京西 |
| 合計 | 93元 |
無料開放の晋祠









民族大移動は恐ろしい。

交通事故



太原晋商博物館




宮爆鶏丁蓋飯

| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 14元 | |
| バス | 3元 | 路線バス |
| 合計 | 17元 |
浄因寺(土堂大仏)
06:45頃、太原駅前から615路のバスに乗車。運賃は0.5元、07:10頃、勝利橋東で下車し、3分ほど歩いて835支路のバスに乗り換える。終点の中北大学まで運賃は1元。
08:00頃、中北大学に到着し来た道を少し戻り脇を流れる汾河の橋を渡り南へ歩く。
土堂村に入り右手(西)に寺らしき建物が見える。あれが浄因寺であろう。





09:15頃、浄因寺を離れ中北大学へ向かう。09:45頃、中北大学のバス停から835支路のバスに乗車。運賃は1元、終点の勝利橋東で615路に乗り換え宿へ戻る。
尖椒豆芽蓋飯

牛筋麺

牛筋麺は中国中西部の漢族の麺料理で、きしめんぐらいの幅広麺になっており表面に泡の跡があり柔らかい食感が特徴だ。辣油、胡麻ダレなどをかけて混ぜてから食べる。3種類のタレが入っており甘めで美味い。やわらかい麺の食感もなかなか良い。牛すじが入っているのだと思っていたのだが実は違っていた。中華料理は奥が深い。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 19元 | |
| バス | 3元 | 路線バス |
| 合計 | 22元 |
山西省民俗博物館(太原文廟)





臨県小拉麺

今日は鄭州まで移動するので食料に饅頭を購入しておく。宿に戻り夕方まで待機させてもらう。
太原→鄭州


自動改札機を研究中





19:30に定刻通り列車が発車する。列車内の状況は満席で無座の乗客が連結部に屯している。駅に停車するたびに混雑が酷くなりカオス度が上昇する。連結部だけでなく通路にも無座の乗客が溢れてカオス度MAXだ。夜食に饅頭を食べて寝る。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 14元 | |
| 合計 | 14元 |










































































































































































































































































































































































































