理塘→稲城


しかし、夏の観光シーズンなのに客が集まらない。チベットへ向かうチャリダーたちは隊列を成して通り過ぎていくのだが、稲城へ行く客はいない。理塘汽車站から06:30、07:00、07:30に理塘始発の康定行きのバスが出発していった。客が集まるのを待っている間に、声をかけてくる他の運ちゃんたちがいたのだが、運ちゃんたちから話を聞くと、理塘からは巴康、康定、雅江、郷城、甘孜、新龍、稲城へ乗り合いタクシーが出ていることがわかった。
他にも稲城行きの乗り合いタクシーの運ちゃんが4人いることがわかった。4人も運ちゃんがいても客がいないのでは商売にならないだろう。昼になっても客が集まらない。これは自分の運が悪いのか?それとも運ちゃんの営業努力が足りないのか?営業努力が足りないような気がする。ちゃんと客を捜しているのか?運ちゃんやる気あるのか?
13:00頃になって運ちゃんがあと1人集まれば出発すると言っている。車には自分一人しかいないが運ちゃんのネットワークで客を集めたようだ。どうやら各地から理塘へ来た人間を稲城まで運ぶようだ。更に「交通管制」という言葉が出てきた。理塘-稲城で道路工事が行われており17:00まで通行止めとか言っている。おいおい、そういう重要な事は、もっと早く言ってくれよ!
そして、15:30を過ぎると客が集まり始めた。乗客は自分と中国人1人、チベット族5人(子供3人)で、16:10頃に稲城へ向かう。理塘で10時間待った。
ようやく理塘→稲城



稲城国際青年旅舎



稲城汽車站


夕飯に香菇肉絲麺12元を食べて、スーパーで亜丁での滞在のために食料を購入する。商品に値札がないので老板に何度も値段を聞いてしまった。中国の田舎のスーパーは値札が貼っていないので困る。
ユースホステルに戻り、明日の計画を考えているとチベット族のタクシーの運ちゃんが亜丁行きを誘ってくる。同じドミトリーの中国人を勧誘しているが料金や亜丁のどこまで行くのか具体的な説明がない。どうも胡散臭い。
運ちゃんが中国人たちを誘い終わった所で木里行きがあるか聞いたら、徒歩という舐めた答えが返ってきた。稲城-木里は省道が通っているのに徒歩という答えは喧嘩を売っているのだろうか?木里行きの情報は明日収集することにする。
理塘→稲城乗り合いタクシーのまとめ
- 1人80元
- 道路工事で~の08:00-17:00は交通規制あり
- 工事区間は半分くらい
- 稲城行きの客は少なかった
- 海子山自然保護区を通る
理塘→稲城のGPSデータ
あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!
- Litang Summer International Youth Hostel
(理塘的夏天国际青年旅舍) - N 29°59’31.42″
- E100°16’25.49″
- 理塘汽車站
- N 29°59’32.68″
- E100°16’32.85″
- 海子山の峠4614m
- N 29°26’21.48″
- E100°11’09.23″
- 鹿岩図騰
- N 29°16’04.54″
- E100°05’00.01″
- 邦普寺
- N 29°13’05.31″
- E100°05’52.98″
- 理塘、稲城、郷城の三叉路
- N 29°11’40.72″
- E100°06’26.99″
- 稲城汽車站
- N 29°02’31.29″
- E100°17’45.77″
- Dao Cheng International Youth Hostel
(稻城国际青年旅舍) - N 29°02’32.21″
- E100°17’27.73″
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 宿泊費 | 25元 | |
| 食費 | 44元 | |
| 乗り合いタクシー | 80元 | 理塘→稲城 |
| 合計 | 149元 |
亜丁自然保護区を目指して 稲城→香格里拉鎮
稲城の中国農業銀行

稲城汽車站の前には亜丁、理塘行きの乗り合いタクシーが集まっている。運ちゃんたちに木里行きがあるか聞いてみると客が少ないから無いということであった。木里行きはチャーター(包车)でも1000元以上かかり、乗り合いでも客が集まったとしても1人300元で1日がかりで移動ということであった。



稲城→香格里拉鎮



他の車は足止めされたままだ。山道を登り10:45に波瓦山の峠に到着。ここで運ちゃんが気を利かせてくれて休憩兼撮影タイムとなった。海抜4513mなので走ったりするとすぐに息が切れる。



ここが入場券売場になり、専用バスに乗って亜丁村や亜丁自然保護区へ行く。
稲城→香格里拉鎮のまとめ
- 稲城バスターミナルのバスでも乗り合いタクシーでも1人50元
- 所要時間は約2時間
- 香格里拉鎮から入場券売場の亜丁游客中心までは約3.5km
- バスの終点は亜丁游客中心
- 稲城バスターミナルから香格里拉鎮(亜丁游客中心)のバスは1日4往復
- バスの本数は少ないが観光シーズンでも空いていた
稲城→香格里拉鎮のGPSデータ
あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!
- Dao Cheng International Youth Hostel
(稻城国际青年旅舍) - N 29°02’32.21″
- E100°17’27.73″
- 稲城汽車站
- N 29°02’31.29″
- E100°17’45.77″
- 中国農業銀行ATM1
- N 29°02’22.48″
- E100°17’46.52″
- 中国農業銀行ATM2
- N 29°02’29.87″
- E100°17’56.09″
- 热乌寺
- N 28°55’08.29″
- E100°17’02.81″
- 波瓦山4513m
- N 28°53’54.35″
- E100°16’51.72″
- 贡嘎郎吉岭寺
- N 28°36’47.45″
- E100°16’44.99″
- Ri Wa International Youth Hostel
(日瓦国际青年旅舍) - N 28°33’46.52″
- E100°20’51.89″
- 亜丁游客中心
- N 28°33’05.24″
- E100°19’34.74″
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 宿泊費 | 30元 | |
| 食費 | 12元 | |
| バス | 50元 | 稲城→香格里拉鎮 |
| 合計 | 92元 |
亜丁自然保護区 1日目
亜丁自然保護区へ




このド田舎で1泊50元は高いが2泊することにする。亜丁村は停電と断水だったが夕方までには復旧するだろう。部屋は3人ドミトリー兼荷物置き場だ。チェックアウトした宿泊客の荷物一時置き場となっている。宿が決まったので、再びバスに乗り終点の扎灌崩へ行く。
亜丁自然保護区 冲古寺




マナーの悪い中国人観光客







休憩後に総合服務站からバッテリーカーに乗って洛絨牧場(洛绒牛场)へ向かう。往復で80元だが、地球の歩き方には3日間有効とか書いてあったけど、券には「当日有効」と記載されていた。歩き方の内容間違ってる!

亜丁自然保護区を荒らす中国人



15:00頃、亜丁村に戻ってきたが、まだ停電していた。断水は復旧していたので幸いトイレで地獄絵図を見ずに済んだ。亜丁村はGPSで確認すると高度4000mくらいの高地なのだが、雨が降っていて寒い。
亜丁自然保護区の観光には場所的には良いのだが、亜丁村には、はっきり言って何もない売店が2軒か3軒、四川料理の食堂が2軒しかない。あるのは宿泊施設の客桟と酒店だが、全部これは日本でいう民宿と考えたほうがいいだろう。ド田舎なので設備は期待できないが宿泊料金はボッタクリと覚悟した方がいいだろう。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 宿泊費 | 100元 | 1泊50元×2 |
| 乗り合いタクシー | 10元 | 香格里拉鎮→亜丁游客中心 |
| 亜丁自然保護区 | 150元 | |
| 観光専用バス | 120元 | 亜丁游客中心(亚丁游客中心)→扎灌崩 |
| バッテリーカー | 80元 | |
| 合計 | 460元 |
亜丁自然保護区 2日目
亜丁自然保護区へ




チェンレースイ(仙乃日)とチョモラ・ツオ(卓玛拉措)




ジャンベーヤン(央迈勇)



装備が充分でないとオロン・ツォ(牛奶海)へ行くのは危険な気がする。
亜丁自然保護区は雨の多い時期に訪れるのはやめたほうが良さそうだ。

亜丁自然保護区を訪れる自体が金持ちじゃないとできないのだが、その中でもさらに金持ちだ。洛絨牧場(洛绒牛场)に戻ると小雨が降ってきたので急いでバス乗り場へ戻る。
宿に戻るが朝から停電したままだ。恐らく昨日と同じ20:00頃に発電機を使うのだろう。18:00頃に3人ドミトリー兼荷物置き場に蘭州人がやって来た。雲南のシャングリラに3ヶ月滞在していたと言っていた。一体3ヶ月も何していたんだ。冬虫夏草でも掘りに行ったのか?
そして、寝る直前になると3人ドミトリーにもう一人客が来た。中国人だけどどこの省の人かは分からず。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 合計 | 0元 |
亜丁から稲城へ戻る
亜丁→稲城


老板と話しをしている中で亜丁村はいつも停電なのか聞くと「この数日だけ」と言ってきた。でも、どの家にも外に発電機があるということは亜丁村の電力事情がどういうことか物語っている。
08:00頃、宿をチェックアウトして亜丁自然保護区の専用観光バスで亜丁游客中心(香格里拉鎮)へ向かう。亜丁自然保護区へ行くバスは満員だが亜丁游客中心(香格里拉鎮)へ戻るバスはガラガラだ。
1時間ほどで亜丁游客中心(香格里拉鎮)に到着する。稲城行きのバスが何時に出るか近くにいたおばちゃんに聞いたら10時出発とのこと。駐車場に稲城行きのバスが停まっていたのでバスの前で待つ。
09:50頃、さっきのおばちゃんに声をかけられる。稲城行きのバスはこっちと案内される。そして、おばちゃんはバスの車掌だった。もし、おばちゃんに聞いていなかったら完全に放置プレイだった。
稲城までの50元を払いバスが出発する。途中で錦江集団のホテルで客を乗せて香格里拉鎮の中心に来ると、おばちゃんがバスから降りていった。この先は乗客がいないということらしい。
波瓦山を越えて、ちょうど昼頃に稲城汽車站に到着する。切符売場を覗いてみると明日のバスの切符は全て売り切れであった。明日の朝に明後日の雲南省の香格里拉行きの切符を手に入れるしかなさそうだ。
稲城

ここは稲城にある3件のYHAで一番バスターミナルに近い。
4人ドミトリーで30元(会員料金)だ。

亜丁自然保護区のまとめ
- 入場料150元
- 専用観光バス120元
- バッテリーカー往復80元
- 洛絨牧場(洛绒牛场)からオロン・ツォ(牛奶海)の馬は300元
- 専用観光バスの運行区間は游客中心~亜丁村(亚丁村)~扎灌崩
- 亜丁総合服務站-洛絨牧場(洛绒牛场)のバッテリーカーは工事の影響で洛絨牧場(洛绒牛场)の手前で運行打ち切りだった
- 天気変わりやすい
- トイレに手を洗う水道がなく代わりに桶に水がくんであった。
近くを流れる川の水で手を洗った方がマシです。
亜丁村のまとめ
- 1日21時間停電だった
- 各世帯に発電機があったので停電多そう
- 売店、食堂はともに2軒か3軒
- ほぼ全世帯に「○○民居」の看板がついており民宿を経営していると思われる。
ほとんどが英語表記でINNとあるが、B&Bも1軒だけ確認できた。
亜丁自然保護区・稲城のGPSデータ
あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!
- 亜丁游客中心
- N 28°33’05.24″
- E100°19’34.74″
- 丹珠客桟(亜丁村)
- N 28°27’27.62″
- E100°20’18.66″
- 登巴客栈(亜丁村)
- N 28°27’27.63″
- E100°20’19.54″
- 亜丁村バス停
- N 28°27’25.14″
- E100°20’19.43″
- 扎灌崩(専用観光バスの終点)
- N 28°26’02.98″
- E100°21’18.51″
- 亜丁総合服務站
- N 28°25’55.11″
- E100°21’30.71″
- 冲古寺
- N 28°25’51.79″
- E100°21’24.14″
- チョモラ・ツオ(卓玛拉措)
- N 28°25’34.13″
- E100°21’06.83″
- 洛絨牧場(洛绒牛场)~オロン・ツォ(牛奶海)の乗馬地点(特种马帮)
- N 28°23’29.59″
- E100°22’49.86″
- ジャンベーヤン(央迈勇)からの滝がよく見える場所
- N 28°22’34.43″
- E100°21’42.60″
- 稲城汽車站
- N 29°02’31.29″
- E100°17’45.77″
- Yading Backpackers’International Youth Hostel
(四川稻城。亚丁人社区国际青年旅舍) - N 29°02’35.32″
- E100°17’41.50″
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 宿泊費 | 30元 | |
| 食費 | 20元 | |
| バス | 50元 | 亜丁游客中心(香格里拉鎮)→稲城 |
| 合計 | 100元 |
稲城でシャングリラ行きのバスチケットを買い損ねる
中国農業銀行のATMで現金を引き出す


それと中国農業銀行は田舎でも店舗やATMがあったりして農村部ではやはり強いし便利なようだ。中国銀行とかは都市部でないと店舗やATMは少ない。いや、青海省西寧を出てから見ていないような気がする。
ATMから現金を引き出すが他行のキャッシュカードなので引き出し手数料が27元もかかってしまった。中国はATMの手数料が高い。日本みたいに何回まではATM手数料無料とかやってほしいものだ。まあ中国なので、そんな便利なサービスやるわけ無いだろうな。
稲城でシャングリラ行きの切符を買い損ねる


09:30になり販売が始まるが、当然中国ですので窓口の前は割り込みのサルがおり列は順調に前には進みません。さらに中国伝統の「走后门」で窓口に並ばずに裏からバスの切符を買っている連中もいます。
少しづつ前に進んで行くが、あと5人という所で「明天到中甸车票已售完」の売り切れの表示が出てしまった!シャングリラ行きのチケットが買えなかった。稲城で足止め決定です。シャングリラ行きに続いて成都行きも売り切れた。
失意の中で稲城汽車站を後にするが、ここで稲城-理塘の交通規制の張り紙を見つける。理塘で10時間待ちして稲城へ移動した時に乗り合いタクシーの運ちゃんが言っていたやつだ。08:00-17:00まで全車両通行止めという厳しい規制だ。


| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 宿泊費 | 40元 | 1泊20元×2 |
| 食費 | 20元 | |
| ATM手数料 | 27元 | |
| 合計 | 87元 |
シャングリラ行きのバスの切符買う 四川省稲城
朝からバスターミナルで並ぶ

09:00過ぎになるが昨日と違って比較的人が少ない。そして、ちゃんと並んでい列ができているので平和だ。サルがいないと精神的に楽だ。
しかし、切符販売開始時刻の09:30に近づくと、やはりサルがいた。チベット族のサルが割り込んできた。後ろに並ぶように中国語で注意するが、チベット族のサルは笑ってごまかしている。フランス人と彼女の中国人が後ろに並ぶように注意するが効果なし。
しつこく注意してようやく後ろに並んだと思ったら、自分のすぐ後ろじゃねえかよ!それは後ろに並んだうちにならねえだろ!割り込みだろうが!
自分の後ろなので直接は関係ないのだが公平ではないので注意してやる。今回は日本語で周囲に聞こえるように、「ダライ・ラマの前で同じことできるのか?」「ちゃんと並べよ!」「大阪のおばちゃんより酷いだろ!」とか言ってやる。
特に禁句のダライ・ラマをでかい声で連呼してやるがサルは笑っているだけで効果はなかった。中国政府の愚民化政策の効果が最大限に発揮されていることを実感した。後ろのチベット族のサルは見なかったことにしてシャングリラ行きのバスの切符を購入することができた。
しかし、切符を見ると座席番号が14番になっている。どうやら、既に13枚が不正に販売されている可能性が高い。中国は何でも「走后门」で裏から入手するので当然といえば当然かな?

稲城のまとめ
- シャングリラ、成都行きのバスの切符は入手困難。
08:00-08:30には稲城汽車站で並んでおく。 - 稲城汽車站は割り込みをするサルがいるので要注意
- 国際キャッシュカードとかが使える中国農業銀行のATMは稲城に2箇所ある
- 物価は高い。
拉麺、炒飯ともに12-15元。 - 公安が少ない。
理塘や甘孜と比べると驚くほど少ない。 - ハエ多い。
標高3700mの高地でも食堂ではハエが飛び交っていた。
稲城のGPSデータ
あくまで参考データです。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!
- 稲城汽車站
- N 29°02’31.29″
- E100°17’45.77″
- Daocheng MaMa International Youth Hostel
(稻城妈妈国际青年旅舍) - N 29°02’20.56″
- E100°17’49.64″
- Yading Backpackers’International Youth Hostel
(四川稻城。亚丁人社区国际青年旅舍) - N 29°02’35.32″
- E100°17’41.50″
- Dao Cheng International Youth Hostel
(稻城国际青年旅舍) - N 29°02’32.21″
- E100°17’27.73″
- 中国農業銀行ATM1
- N 29°02’22.48″
- E100°17’46.52″
- 中国農業銀行ATM2
- N 29°02’29.87″
- E100°17’56.09″
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 12元 | |
| バス | 114.5元 | 稲城→シャングリラ(香格里拉) |
| 合計 | 126.5元 |




















