張掖丹霞国家地質公園
七彩丘陵景区
07:00に同じ敷地内の職業学校のラッパで目が覚める。職業学校なのに時報がラッパというのは・・・。本当は人民解放軍の駐屯地では?今日は張掖の西にある張掖丹霞国家地質公園へ向かう。昨日、同じドミトリーのスイス人が丹霞をかなり勧めていたので行ってみることにする。ロンリープラネットにも出ていたので行き方もすぐに分かった。
07:10頃、ユースホステルを出て4路のバスで汽車西タンへ行こうとしたがバスが来る気配がないので徒歩で向かうことにする。途中で餅と饅頭の店で饅頭(0.5元/約10円)4個を朝食に購入。今日の天気は晴れで遠出にはよい条件だ。朝の冷え込みはまだ厳しいけど・・・。まあ、天気の心配はもうしなくても大丈夫だろう。
07:40頃、張掖汽車站に到着する。張掖汽車站は蘭州、敦煌、西寧、武威などの長距離バスから周辺の短距離バスが出ているバスターミナルだ。汽車西站とも呼ばれている。チケット売場で窓口のお姉ちゃんにロンリープラネットを見せて張掖丹霞国家地質公園へのチケット購入する。運賃は10元で粛南行きのバスで南台子で下車のようだ。
08:00発だが5分遅れで出発する。乗車率は3割ぐらいなので途中で客を乗せながら走る。09:00頃、交差点に張掖丹霞国家地質公園の北門の大きな看板が見えるが通行止めになっている。最寄りの入口はまだ先ということでバスがそのまま走り、09:05頃、西門の入口で下車する。標識が出ていたので省道213号から南への通りを歩くとゲートが見えてきた。










賓館は外見はそこそこ良さそうなのだが休憩の鐘点房が100元とかホッタクリ料金のところがある。まあ、観光地なので強気の料金設定なのだろう。賓館の中には外賓接待点(外宾接待点)の表示があり外国人OKのところもある。料金は外国人OKの営業許可取るのに色々と接待とかで経費がかかっていると思うので高いだろう。
省道213号で張掖行きのバスを待つが、12:15頃、白タクの運ちゃんが張掖まで10元で行くと声をかけてきた。だいたいこの場合は要警戒なのだが、客に観光車で一緒だったおっちゃんとおばちゃんがいたのとりあえず大丈夫そうだし運賃もバスと同じだったので利用する。12:55頃、張掖汽車站の近くに到着する。運賃は10元。近くに牛肉麺の店があったので昼食に牛肉麺(5元/約100円)を食べる。
大佛寺




木塔


鐘鼓楼


ユースホステルへ戻る途中にスーパーで生姜を使った飲料の西涼姜飲(2.8元/約56円)を購入。生姜飲料なのだが麦芽とホップも使用しておりノンアルビールと思ったがかなり甘い。夕飯は麻辣麺(5元/約100円)を食べる。夜にインターネットで明後日の張掖→嘉峪関の切符を予約購入するが、無座切符しか残っていなかった。明後日の乗り鉄はキツイかも・・・。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 16.8元 | |
| バス | 10元 | 張掖→南台子 |
| バス | 1元 | 路線バス |
| 白タク | 10元 | 南台子→張掖 |
| 鉄道 | 37.5元 | 張掖→嘉峪関 |
| 張掖丹霞国家地質公園 | 60元 | |
| 大佛寺 | 41元 | |
| 合計 | 176.3元 |
謎の黒水国へ
07:50頃、起床して準備を整える。スイス人は今日出発で西寧へ戻るそうだ。08:10頃、ユースホステルを出て、08:45頃、張掖汽車站近くの天源小区のバス停から16路のバスに乗車する。運賃は4元だ。
今日は張掖の北西約15kmにある黒水国遺址を訪れるが、バスがユースホステルの前を通過している。市内まで行かずにユースホステルの前で待っていればよかった。09:30頃、終点の明永郷に到着し、3km北にある国道312号へ歩いていく。
10:25頃、国道に出る。300mほど張掖方向へ戻った道路脇に黒水国遺址の境界を示す標識を見つける。ほとんど字が消えかかっているが、この周辺が黒水国遺址のようだ。
黒水国漢代建築遺址





13:10頃、16路のバスが通る道路に出た。バスが来る気配がないので、そのまま北へ歩いて国道312号のT字路まで来た。14:00頃、下崖村から16路のバスに乗車、張掖市内まで運賃は3元だ。14:20頃、終点で下車する。
張掖汽車南站
14:30頃、張掖汽車站近くのロータリーから3路のバスに乗車して汽車南站で下車する。
運賃は1元だ。14:45頃、南バスターミナルの張掖汽車南站に到着。
張掖汽車南站は南古、民楽など近郊のバスが多いが蘭州、西寧、敦煌など長距離バスも出ている。馬蹄寺へのバスが08:30に出ているので馬蹄寺への旅行客にとっては重要度が高い。
張掖汽車東站
14:55頃、9路のバスで汽車東站へ向かう。運賃は1元だ。15:20頃、汽車東站で下車する。東バスターミナルの張掖汽車東站は蘭州、金昌、山丹などの東部へのバスが出ているが一番利用客が少ないバスターミナルだ。まあ、利用価値はそれほど高くはなさそうだ。15:30頃、張掖汽車東站を離れユースホステルへ戻る。夕飯は牛肉麺(5元/約100円)と麻辣粉(5元/約100円)を食べる。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 13元 | |
| バス | 10元 | 路線バス |
| 合計 | 23元 |
鉄道で張掖→嘉峪関

まずは切符売場でインターネットで予約購入した嘉峪関行きの切符を受け取る。行列はできていなかったが、おっちゃんが窓口のおばちゃんと戦闘中で5分ほど待つことに・・・。その間に自動発券機ではお姉ちゃんが楽勝でネットで予約購入した切符を受け取り去っていった。
自動発券機にパスポート読み取り機能があれば自分も待たずに済むのに・・・。画面に英語メニューがあるのに何故パスポート読み取り機能がないのだ!戦闘が終わりようやく切符を受け取り、いつもの切符と身分証確認、手荷物のX線検査を終えて待合室へ。身分証確認では駅員はパスポートの中身を確認せず。張掖では外国人はどうでもよいようだ。
今日は嘉峪関へ移動するが乗車する列車は、11:32発の宝鶏→アクス、K1661次で運賃は37.5元だが、座席は久しぶりにできれば避けたかった無座だ。無座は座席指定のない切符で良くいえば自由席、悪くいえば立ち席だ。
短距離の無座ならそれほど問題ないが、1000km、2000km以上の長距離夜行列車とかになると日本の大垣臨時夜行を遙かに上回るサバイバル仕様になるので体力、精神の両方を激しく消耗する。ある意味では中国の鉄道で最上級の切符だ。

列車が到着し乗車するが、予想はしていたが荷物の置き場もないカオス状態だ。とりあえず車両連結部で嘉峪関まで中国人の行動観察をしながら過ごす。11:32に定刻通り列車が発車する。嘉峪関まで223km、2時間41分の移動だが、この民工列車はなかなかレベルが高い。
例えばカップ麺を食べ終わった後に容器をゴミ箱やゴミ袋に捨てるのだが中国人は容器の中にスープが残った状態でもゴミ箱やゴミ袋に捨てるのだ。中国人がスープを残すということはかなり不味いのか健康悪い成分でも入っているのだろうか?おかげでゴミ袋からスープが漏れ出て乗務員が掃除するのが大変だ。乗務員のおばちゃんがブチ切れながら掃除していた。日本の旅番組とかで紹介される中国とはずいぶん違う。この列車の場合は洗面台で麺が詰まらないようにスープを捨てるか、線路への垂れ流しのトイレへスープを捨てるべきであろう。
駅やバスターミナルの待合室や他の列車内でも同様の光景を頻繁に目撃することができるので、カップ麺の容器をスープが残ったままで捨てるというのは中国人の特徴のようだ。もしかしたら上流階級の中国人は違うかもしれないので、主に農民工の特徴かもしれない。まあ、もし海外でスープの入ったカップ麺の容器をゴミ箱に捨てているアジア人がいたら中国人の可能性が非常に高いだろう。そのうち日本でもよく見かける光景になるかも?
14:12に嘉峪関到着。嘉峪関駅での停車時間が長いので乗客はホームに降りてカップ麺などの食料を調達している。中国の駅ではホームに売店もあったりするが、基本はワゴンに商品を積んでホームの各所で待機しており、列車が到着するとカップ麺や飲み物、弁当の販売が始まる。
駅前で嘉峪関へ行く4路のバスに乗車する。運賃は1元で長距離バスターミナルの嘉峪関汽車站近くの社会矛盾大調解中心で下車する。何やら凄い名称のバス停だ!
嘉峪関での宿はeLongでバスターミナル近くの金葉賓館(金叶宾馆)を予約してあるのでそこへ向かう。ただし、問題があり外国人OKなのか分からない。武威で外人お断りを喰らっているのでちょっと心配だ。
15:10頃、バスターミナル斜め向かいの金葉賓館に到着する。レセプションでの登記は問題なくでき外国人OKであった。よく見るとレセプションに2つ星の表示がされている。
星付きホテルであった。あと、料金表がネットでの料金とは違っていた。部屋は1泊100元3人部屋で4泊なので400元支払う。今までで一番高いホテルだ!
で、肝心の部屋だがはっきり言って設備は古い。トイレ・シャワーは古めで、テレビはブラウン管だし・・・。部屋の広さは普通かな?まあ、立地条件はバスターミナルの斜め向かいなので申し分なしだ。3人部屋で1泊100元なので1人だと高いが3人なら十分安い。部屋の利用案内を見たら英語の案内があったので外国人OKのホテルであった。
で、何でわざわざ1泊100元もする馬鹿高いホテルに宿泊するのかというと、eLongのキャッシュバックがあるからだ。キャッシュバック対象の宿の宿泊日から30日以内に申請するとeLongのアカウントにキャッシュバックされるので次に利用するホテルが先払いの場合に溜まっているキャッシュバックで支払いができるのだ。
それで、今回は4泊予約してありキャッシュバックの金額は392元になる。支払った金額は400元でキャッシュバックが392元だと実質の宿泊費が8元になる。1泊2元になるということだ!中国でこんなうまい話は考えにくいのだが数日後に本当にキャッシュバックがあるかの結果がわかる。
(後日、本当にキャッシュバックされた)
16:00頃、嘉峪関汽車站を訪れバス情報を確認する。敦煌、トルファン、ウルムチ、蘭州などのバスがあり当然重要度は高い。路線図は撮影出来たが運賃時刻表は電光掲示板で目の前にバスターミナルのオバちゃんがおり因縁付けられそうな気配がするので撮影は断念。
遅めの昼食で牛肉麺(5元/約100円)を食べる。で、珍しく玉子付きであった。他の店だと牛肉麺は6元のところばかりだったので5元の店は嘉峪関だと貴重なようだ。昼食後は理髪店で髪を切る。10元(約200円)だ。
スーパーで黒ビール(1元/約20円)とコーンの缶詰(2元/約40円)の特売品を購入する。安い理由は消費期限が近いのと缶がボコボコになっているからだ。黒ビールは何やらコーヒーみたいな味でビールの味がしない。泡も少ないし本当にビールか?
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 12.5元 | |
| 宿泊費 | 400元 | 1泊100元×4 |
| バス | 5.5元 | 路線バス |
| 理髪 | 10元 | |
| 合計 | 428元 |
世界文化遺産 嘉峪関

嘉峪関は万里の長城の西の端にある要塞で明の洪武5年(1372)に建設が始まり、嘉峪山の西麓に建設されたため嘉峪関と命名された。東の山海関より9年早い建設であった。嘉峪関が置かれた場所は南は雪に覆われた祁連山脈、北は起伏の激しい黒山に挟まれており、祁連山脈から黒山までの間は約30kmしかなく、河西回廊で最も狭まった場所で、「河西第一隘口」と称される。
明の征西大将軍の馮勝が河西回廊を明の支配下に置いた後に、この地で関の建設が始まり168年の時を経てシルクロードの要所に強固な要塞が完成した。嘉峪関は三重の城郭で守られ要塞の中に、さらに要塞があるという構造で防御に優れ難攻不落の要塞であった。




















| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 13元 | |
| バス | 2元 | 路線バス |
| 嘉峪関 | 60元 | |
| 万里長城第一墩 | 21元 | |
| 合計 | 96元 |
懸壁長城
07:30頃、4路のバスで関城景区へ向かう。運賃は1元で、07:50頃、関城景区に到着する。今日は嘉峪関の北7.5kmほどの場所にある懸壁長城へ向かう。天気は晴れだが昨日の黄砂の影響で遠くの祁連山脈はよく見えない。昨日の朝は雪山がはっきり見えたのだが・・・。
とりあえず道なりに北へと歩いていく。道路標識には懸壁長城があるので迷わずに行けそうだ。途中の分かれ道で左(北西)へと進んでいくと人民解放軍のトラックが隊列を組んで走り去っていく。


黒山の山麓に沿って急勾配の懸壁長城を登っていく。長さは1kmほどでそれほど長くはないが階段がきつく疲れる。


HDDデータ吹っ飛ぶ
ホテルへ戻ってHPのノートPCをいじっていると何やら調子が悪い。以前から動作が不安定で怪しいとは思っていたが1年近くOSの再インストールをしていないので調子が悪くても当然だろう。
仕方がないのでOSをリカバリーすることにするが、リカバリーの途中でエラーが出てリカバリーに失敗してしまう。再度リカバリーを試みても復旧せずPCが再起不能に・・・。
これは緊急事態だ!HDDの中には画像データやWEBサイトのデータとかが入っているのだ。いろいろ試してもエラーが出て復旧しない。
このままでは旅が続けられないので急遽予定変更で日本へ戻ってノートPCを直すことにする。17:00頃、嘉峪関駅へ行き明後日の上海行きの切符を購入する。賓館へ戻ってからは上海→大阪のフェリーの予約や補給物資をアマゾンで購入したりと忙しい。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 15元 | |
| バス | 4元 | 路線バス |
| 懸壁長城 | 21元 | |
| 鉄道 | 542.5元 | 嘉峪関→上海 硬臥 |
| 合計 | 582.5元 |











