北京・世界遺産 明十三陵 昭陵・長陵

北京・天津・河北省旅行記2016

羽田空港

22:00頃、羽田空港国際線ターミナルにやってきた。01:30発、羽田→上海、春秋航空9C8516便で上海へ移動する。羽田は24時間空港なので深夜便が運行されている。早く着いてしまったので、まだ搭乗手続きは始まっていない。暇つぶしに3Fと4Fのレストラン街を見物するが貧乏旅行者の自分には縁のない場所だったので下のチェックインカウンターを眺める。

22:30頃、チェックインカウンターに並ぶ。前に並んでいる金持ちの中国人観光客の荷物は温水便座、炊飯器の箱が目立つ。爆買いはまだ沈静化していない様子だ。

今回も春秋航空を利用なのだが運賃とかは以下の通りになる。
春秋航空9C8516便
羽田01:30発→上海03:40着
13770円

本当は関空発で移動したかったのだが関空発の航空券は高く羽田発が安かったので羽田→上海となった。搭乗手続きが始まりしばらくすると順番が来て搭乗手続きが11:00頃に完了。

11:10頃、保安検査の列に並ぶが深夜便が多いので長蛇の列だ。夜だからといって利用客が少ないわけではなく混雑している。11:25頃、出国手続き完了。

搭乗開始は00:45なので約1時間ほど時間があるが搭乗口で待機しておく。搭乗口にはほとんど人はいないが程なくして上海行きの乗客で混雑してくる。

羽田→上海

日付が変わりまもなく搭乗開始だ。

足を椅子に投げ出しているおっちゃんももうじき靴を履くだろう。家に帰れば好きなだけ足を投げ出せるな。

00:45頃、搭乗開始になりバスに乗車して、00:50頃、バスが発車するが天気は雨だ。LCCなので外でタラップを上るのだが雨だよ。まあ、LCCなので仕方ないなと思っていたがバスの運ちゃんが上手くタラップの横につけてくれてほとんど濡れずに済む。

01:25頃、扉が閉まり出発。離陸したらそのまま一眠り。

上海浦東国際空港

03:40頃、上海浦東国際空港に到着するが天気は雨だ。タラップを下りるがバスはタラップに横付けしてくれず乗客は傘を差すか、ずぶ濡れになってバスに乗車。

04:05頃、イミグレーションに並ぶ。04:15頃、入国完了、あとは預けた荷物が出てくるのを待つ。04:45頃、荷物を回収して次は税関だが誰もいないのでそのまま出口へ。この時間は税関に誰もいないので密輸し放題である。上海浦東国際空港は夜明け前の到着でも入国、荷物回収、税関を通過して出口を出るまで約1時間のようだ。

とりあえずまだ動いていない地下鉄へ向かう。04:55頃、地下鉄2号線の駅まできたが06:00からの運行でシャッター下りたままなので待機になる。

浦東国際空港→上海駅

05:45頃、駅のシャッターが開いてホームへ。人が多いので初電は見送り1本遅らせて06:05発の列車で移動。上海駅までの運賃は7元になる。地下鉄2号線は広蘭路駅で乗り換えが必要になる。浦東国際空港-広蘭路は4両編成になり、広蘭路駅から市内へは8両編成で運行されているからだ。

世紀大道駅から地下鉄4号線に乗り換えて、07:25頃、上海駅で下車するが中国では降りる人が先ではなく我先になので乗車する乗客が目の前に立ちはだかる。なので、ラグビーやアメフトのように突撃しなければならない。

上海→北京

まずは切符売場で10分ほど並んで北京行きの切符を受け取り、いつもの身分証と切符の照合、手荷物のX線検査を済ませて待合室へだが、身分証と切符の照合ではパスポートの中身は確認されず。外人は用無しのようだ。

上海駅のエキナカを通り待合室へ向かうが朝から人多い。07:45頃、待合室へ入るとちょうど改札が始まったところで小規模の民族大移動が起きている。

今回は12:18発、上海→北京の1462次に乗車する。席は硬座、運賃は156.5元だ。このまま4時間ほど待機となる。

11:20頃、自動改札機の先頭を陣取る。

11:48に改札が始まりホームへ移動。

まずは行先票を撮影。

車内は空いているがすぐにカオス度急上昇で出稼ぎ列車になる。12:18に定刻通り発車する。眠いのですぐ寝る。

14:45頃、公安に起こされる。身分証確認だったのでパスポート提示すると珍しく中身を確認している。今日の公安は真面目だ。通常は中身確認せずに見なかったことにされるのだが、ちゃんと確認しているということはやる気のある公安のようだ。問題なかったので再び寝る。

本日の出費
項目 金額 備考
地下鉄 7元
合計 7元

北京駅到着

10:49頃、北京駅に到着する。さすがに深夜便で羽田から上海へ移動して、そのまま上海駅から鉄道で北京駅まで約1400kmの乗り鉄は疲れる。東京から鹿児島まで座席での移動に近いかな。

まずは北京駅から地下鉄と思ったが地下鉄の入口が人民の海と化しているのでバスを乗り継いでいくことにする。駅の東から北京南駅行き20路のバスに乗車して前門へ向かう。始発のバス停なので座って移動になり公交ICカードで運賃は1元。前門のバス停で22路のバスに乗り換えるがバス停が離れているので5分ほど歩く。

北京青年酒店(金榜縁賓館)

22路のバスは前門が始発なので座って移動になる。運賃1元だが商業街の西単を通るので渋滞がひどく時間がかかる。西四路口北のバス停で下車して10分ほど歩いて北京青年酒店(金榜縁賓館)(北京青年酒店(金榜缘宾馆)/Beijing Sunrise Youth Hostel Beihai Branch)に到着。

今回は長期の滞在で1泊40元×10と1泊48元×2の合計496元になる。で、宿の兄ちゃんが以前宿泊していたのを覚えていてくれたが、おそらく「あー!また来たよ!」とでも思っているのだろう。

部屋は以前と同じ10人ドミトリーだ。ネットは激遅なのだが宿代が安いのと近くに地下鉄の駅やスーパーマーケットの順天府超市があるので便利な点だ。

さて、寝床は確保したので淘宝で錦綉江山全国旅游年票一卡通(98元)を注文しておく。錦綉江山全国旅游年票一卡通は毎年買っていた陝西年票の仲間になる。今回は北京版になるので陝西年票とは少し内容が違っている。

今年最初のライチ

近くのスーパーマーケットの順天府超市ライチ500gで7.5元(約120円)だったので約1kgを購入。他にも饅頭とかの夜食も購入。

土豆絲拌麺

夕飯は近くの山西料理の食堂で土豆絲拌麺(10元/約170円)を食べる。やはり麺料理は中国で食べるのが一番だな。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 34.79元
宿泊費 496元 1泊40元×10
1泊48元×2
バス 2元 路線バス
錦綉江山全国旅游年票一卡通 98元
合計 630.79元

西紅柿鶏蛋蓋飯

11:30頃、昼食を食べにその辺の胡同を歩いて見つけた食堂で西紅柿鶏蛋蓋飯(13元/約221円)を食べる。ちょうど昼時なので地元民でほぼ満席だ。

錦綉江山全国旅游年票一卡通が届く

食後にユースホステルへ戻る途中に携帯が鳴っているの出ると宅配の兄ちゃんから「荷物持ってきたで~!」の連絡であった。タイミングよくユースホステルに戻り荷物を受け取る。

届いた荷物は昨日、淘宝で注文しておいた錦綉江山全国旅游年票一卡通だ。

二連(エレンホト)行き切符購入

12306.comで7月13日、北京→二連(エレンホト)のK3次の切符を購入しておく。包厢硬臥(寝台コンパートメント)で運賃は130元。何で随分先の切符を購入するんだと思われるかもしれないが、実はこの列車はモンゴル・ウランバートル経由のモスクワ行き国際列車なのだ。そのモスクワ行き国際列車を二連(エレンホト)まで乗り鉄するのだ。

今日もライチ

夕飯食べて順天府超市で夜食を買おうと思ったら昨日買ったライチが処分価格で1kg5元(約85円)になっていた。昨日買った時は500g7.5元だったのに一気に3分の1まで値下げされている。残り少ないのでもちろん購入だ。

で、値札が何故か「木瓜」になっている。パパイヤでなくライチなのだが、処分品だから在庫管理もいい加減なのか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 30元
鉄道 130元 包厢硬臥 北京→二連(エレンホト)
合計 160元

中国鉄道博物館東郊館

11:15頃、地下鉄の西四駅近くから3路のバスに乗車するが渋滞がひどい。運賃1元、12:00頃、塔園村のバス停で下車。運賃1元で403路のバスに乗り換え、12:30頃、終点の環行鉄道で下車。

15分ほど歩いて、12:45頃、中国鉄道博物館東郊館に到着。まずは屋外展示の車両から見物していく。

こちらは今では見る機会の減った詔山3型。

そして、定番の東風4型。

解放型蒸気機関車の展示されている。屋外展示の車両は無料で見物できるのだが、屋内展示の車両は入場券が必要だ。入場料は20元だが錦綉江山全国旅游年票一卡通を使い入場する。

9年ぶりに訪れたのだが、以前は入場券売場におばちゃんがいるだけだったのが館内に保安に兄ちゃんが3人もいるではないか!おまけに土産物屋まであるぞ。物凄い待遇改善だ。

まずはお約束の毛沢東号と朱徳号から見物。

この2両の蒸気機関車の為に中国鉄道博物館東郊館が存在していると言っても良いくらいに毛沢東号と朱徳号の扱いは違う。

毛沢東号は蝋人形が配置され臨場感が出されており他とは扱いが完全に別格だ。

そして、2013年から展示されているのが中華之星。和諧号の陰に埋もれ存在をほとんど知られずに引退してしまった車両だ。

和諧号が登場しなければ高速鉄道は中華之星で開発されていた可能性が高く、試験走行では321.5km/hを記録し、270km/hでの営業運転を目指していたようだが故障の頻発により実際は160km/hでの営業運転にとどまっていた。知る人ぞ知る本物の中国独自開発の高速鉄道車両とも言えるだろう。14:10頃、中国鉄道博物館東郊館を出る。

北京駅で切符を受け取る

14:30頃、環行鉄道のバス停から403路のバスに乗車。運賃1.5元で終点の北京站東まで移動。16:10頃、北京駅に到着。

切符売場で12306.cnで購入しておいた二連(エレンホト)行きの切符を受け取るために15分ほど並ぶが後ろのおっちゃんがおサルさんで床に唾を吐いている。ここ北京は首都のはずだが・・・。いつからサルの惑星になったのだ?

16:25頃、切符を受け取る。16:30頃、北京站東のバス停から20路のバスに乗車。運賃1元で前門東のバス停にて下車。

中国鉄道博物館正陽門館を見物しようと思ったら、16:00で入館終了になっていた。仕方ないので前門のバス停から22路のバスに乗車。運賃1元で西四路口北のバス停で下車してユースホステルへ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16.78元
バス 5.5元 路線バス
合計 22.28元

地下鉄で昌平区へ

07:25頃、ユースホステルを出て地下鉄駅へ向かう。今日は昌平区にある明十三陵の長陵と昭陵を見物する。昌平区までは地下鉄で行けるので、07:35頃、地下鉄4号線の西四駅から西直門駅へ移動。昌平東関駅までは運賃7元だ。

07:40頃、西直門駅から地下鉄13号線に乗り換える。13号線は地下鉄と言っても地上を走っている。08:05頃、西二旗駅で下車する。

昌平線に乗り換えるが昌平から到着する列車はすし詰めで殺人的な混雑だ。昌平線が開通するまでは昌平区から徳勝門まで345快のバスで渋滞の中を移動だったが、昌平線で渋滞知らずになったが埼京線並みの混雑は解消されずだ。これは北京の埼京線といっても良いほどで市内へ向かう人の波で駅は大混雑だ。

逆に昌平へ行く列車は空いておりタイミングさえ合えば座れる。08:15に西二旗駅を発車する。この先は昌平東関駅でバスに乗り換え長陵と昭陵へ向かう。昌平線は十三陵景区駅があるのだが、長陵、定陵、昭陵へ行く場合は昌平東関からバスで移動した方が便利である。明十三陵の入口になる神道へ行く場合は十三陵景区駅から徒歩でも行ける。08:45頃、昌平東関駅に到着。

東関からは路線バスになるが、まずバス停でバス情報の確認だ。314路が定陵、長陵行きになる。

昌67路が定陵、昭陵行きのバスだ。08:55頃、昌67路のバスに乗車。運賃2元、09:30頃、終点の昭陵で下車する。

世界遺産 明十三陵・昭陵

停車場から昭陵村の奥へ5分ほど歩いて、世界遺産 明十三陵・昭陵に到着する。まずは入場料の確認だ。昭陵30元、長陵45元、定陵60元、神路30元になっている。4箇所のセット券は130元だ。

入場料30元であるが錦綉江山全国旅游年票一卡通を使い入場券を受け取る。

昭陵は大峪山東麓に位置しており明朝第13代皇帝である隆慶帝 朱載垕と3人の皇后の合葬陵である。

今日の北京は天気が非常に良く青空が見えている。こういう天気の時に北京の世界遺産を見物できるのは運がよい。

2007年に一度訪れているのだが綺麗に整備されているような気がする。昭陵村は農村のままで変わっていないけど・・・。観光客は少ないので静かに見物が可能だ。今回は欧米人の団体さんを随分と見かけたが海外でも昭陵は有名なのか?

ここは昭陵の明楼になり、この奥の山が隆慶帝の墓になる。

墓は城壁で囲まれており歩いて一周できる。城壁からが隣の定陵や天気が良ければ長陵が見える。10:35頃、昭陵を出て徒歩で長陵へ向かう。

世界遺産 明十三陵・長陵

11:30頃、世界遺産 明十三陵・長陵に到着する。入場料45元だが錦綉江山全国旅游年票一卡通を使い入場券を受け取る。

長陵は明朝第3代皇帝である永楽帝 朱棣の陵墓である。

長陵は北京市内の徳勝門からバスが出ているので平日でも観光客多いかと思ったら意外にも空いていた。

青空が広がり撮影には良さそうな天気だがツバメが営巣しており撮影しても青空に飛んでいるツバメが黒い点として写り込んでしまう。ツバメのいる時期は撮影には向かないようだ。

ここは長陵の明楼になり、この奥の山が永楽帝の墓になる。

明楼には「成祖文皇帝之陵」と銘された石碑がある。

世界遺産 明十三陵・神道

12:30頃、長陵を離れ定陵へ歩いていく。13:00頃、定陵のバス停から314路のバスに乗車、運賃1元で13:20頃、南新村のバス停で下車。世界遺産 明十三陵・神道があるのだが外から見るだけにしておく。目的はタダで見物できる大紅門だ。

14:00頃、大紅門を離れ地下鉄昌平線の十三陵景区駅へ向かう。15分ほど歩いて田舎の村を通っていくと十三陵景区駅に到着するが農村にある地下鉄駅なので入口がいきなりこれです。壁に小さい穴があいており、ここから駅の敷地に入るのだ。

壁の内側に地下鉄駅があり壁の外側が農村になっている。これが都市と農村の壁になっているようだ。

駅構内は普通の新しい地下鉄駅で、とても農村にあるとは思えない。農村に現れた地下鉄駅なので数年以内に不動産開発で周辺住民は業者に雇われたチンピラによって追い出され高級マンションが建つのだろう。

14:25頃、十三陵景区駅を発車して西二旗駅で13号線に乗り換え、西直門駅で2号線に乗り換え前門駅で下車する。前門まで運賃は7元。

中国鉄道博物館正陽門館

15:50頃、前門近くの中国鉄道博物館正陽門館にやってきた。

昨日は来るのが遅かったので閉館していたが今日は間に合った。入場料は20元だが錦綉江山全国旅游年票一卡通を使い入場券を受け取る。

昨日の東郊館が車両の実物展示が中心になり、今日の正陽門館は資料展示が中心となっている。高速鉄道の模型の展示とかもある。

こちらは高速鉄道の運転シミュレータだ。有料で10元なのだがどの程度の完成度かは見ていないので不明。

ここは高速鉄道の資料展示。

地下には青海チベット鉄道の路線図のジオラマがある。天安門広場近くにある博物館なので金をかけた展示物が多い。16:40頃、中国鉄道博物館正陽門館を出て前門のバス停から22路のバスで西四北路口のバス停で下車してユースホステルへ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16.8元
地下鉄 14元
バス 4元 路線バス
合計 34.8元

北京 6月4日の天安門広場

北京・内モンゴル旅行記2016

北京北駅

02:30頃、目が覚める。途中駅で乗客が降りているようで空席が目立つというか横になって寝ている乗客が目立つ。車内は静かだが通路に足が放り出されていたりと、いつものサバイバル列車だ。

03:45頃、懐柔北駅に到着。これで北京市に入り、あと1時間半ほどで北京北駅だ。04:30頃になると乗客たちが目を覚まし朝のトイレ争奪戦とカップ麺のお湯待ちの列が目に付く。

05:26頃、北京北駅に到着。

今回、客車を牽引していたのはDF4Dで、ちょうど切り離し作業が終わったところだ。

地下鉄の西直門から乗り換えだが、ちょうど地下鉄が動き始めたところに北京北駅に到着した利用客が押し寄せて手荷物検査の列が長い。10分ほど並んでようやくホームへ。

地下鉄4号線で西直門駅から西四駅へ移動。運賃は3元、06:05頃、西四駅に到着。予約しておいた宿へ向かうのだが、この時間ではまだドミトリー空いていないだろう。とりあえず周辺を調査しながら歩く。周辺には麺屋や24時間営業のコンビニが結構あるので食事には困らないだろう。

06:35頃、eLongで予約しておいた北京青年酒店(金榜縁賓館)(北京青年酒店(金榜缘宾馆)/Beijing Sunrise Youth Hostel Beihai Branch)に到着。駅からは徒歩10分ほどの所にあった。予想通りまだ朝早いのでドミトリーは空いていないということでバックパックを預かってもらい出かける。チェックインは昼以降に可能ということなので夕方に戻ればよいだろう。

06:40頃、再び北京北駅へ向かう。06:47頃、西四駅に戻ってきた。運賃3元で地下鉄4号線に乗車し西直門駅まで移動。

鉄道で八達嶺へ

07:00頃、西直門駅に到着し北京北駅へ。S2線で八達嶺駅へ乗り鉄だが、次は08:34発なので待合室で待機だ。

この待ち時間を利用して無料の充電コーナーでスマホの充電だ。

朝の時間帯なので空いており1人で占領。

08:00頃、改札口に並び始める。S2線は全席自由席なので早い物勝ちの乗車バトルになる。おそらく自分の知る限り毎日乗車バトルが繰り広げられているのがS2線だ。今回並ぶのが遅かったので百番手ぐらいに位置している感じだ。

08:20頃、乗車バトル開始!走ってホームへ移動するが年寄りにはつらい。一番近い車両に乗客が集中するが、ここは必ず前の1号車を狙う。(編成によっては逆向きかもしれない)

1号車、2号車は一等座の車両なので2列+2列の座席で少し広い。だが一等座といっても座席から肘掛けなどが取り外されグレードダウンされている。

定刻より2分早い08:32に列車が発車する。八達嶺まで運賃6元。途中左手に居庸関を見て、青龍橋でスイッチバックして八達嶺へ。

八達嶺駅から青龍橋駅へ

09:47に八達嶺駅に到着する。下車する乗客は万里の長城八達嶺へ向かう観光客ばかりだ。

駅を出て八達嶺へと向かう。まだ午前中だがかなり暑い。北京はもう夏か?

今回は八達嶺を見物するわけではないので、そのまま通過する。

八達嶺は平日でも観光客で賑わっており人が多い。

明十三陵への879路や北京市内へ戻る徳勝門行きの877路のバス停も通過して、墓地の八達嶺陵園へ入っていく。金持ち用の墓地のようで入口に保安がいるが特に何もいわれず。

そのまま歩いて、10:50頃、青龍橋駅の入口が見えてきた。墓地への分かれ道にもなっており、ここにも保安がいるが墓地へは行かずに駅へ向かう。

青龍橋駅・詹天佑墓

10:55頃、青龍橋駅に到着。ちょうど和諧長城号が入線してきた。

この機会を逃さずに撮り鉄だ。

スイッチバックで折り返して列車が北京北駅へと発車していく。

青龍橋駅は清朝から中華民国の頃に鉄道建設で活躍した詹天佑により建設された。詹天佑は中国鉄道の父とも称されるほどの人物である。

京張鉄路のスイッチバックや青龍橋駅は詹天佑の指揮により1905年に建設された。駅舎は百年前の面影を残し、駅舎脇には詹天佑像と墓地がある。

これが詹天佑像。

詹天佑像の後ろにあるのが墓になる。

駅舎、銅像、墓地を見物して次の列車を待つ。次の列車は八達嶺を13:33発なので約2時間待ちとなる。この青龍橋駅は乗客の乗り降りはされておらず事実上信号場としての機能だけを持っている。乗降客のいない駅だが観光地として開放されているので駅のホームを歩くことができる。駅のホームからは万里の長城が見える。

13:44頃、和諧長城号が青龍橋駅に入線してきた。

観光客は自分一人だけなので独占して和諧長城号を撮り鉄だ。

スイッチバックで折り返していく和諧長城号を見送り撮り鉄が完了して今日の目的は完了。

バスで八達嶺→北京

13:50頃、バス乗り場へ向かう。青龍橋駅は八達嶺駅からは離れており、バス乗り場の方が近い。バス乗り場で念のため明十三陵へ行く八達嶺→長陵の879路のバスを確認しておく。

14:10頃、徳勝門行き877路のバス乗り場にやってきた。

14:20頃、877路のバスに乗車し、14:30頃、バスが発車する。運賃6元で877路は徳勝門まで途中停車なしの直通だ。現金だと12元だが。15:40頃、徳勝門に到着。16:10頃、運賃1元で55路のバスに乗車して后庫のバス停で下車。

北京青年酒店(金榜縁賓館)

5分ほど歩いて北京青年酒店(金榜縁賓館)(北京青年酒店(金榜缘宾馆)/Beijing Sunrise Youth Hostel Beihai Branch)に戻ってきた。

eLongで予約しており1泊50元の10人ドミトリーに2泊する。ベッドには照明とコンセントあり。部屋にはエアコンと人数分のロッカーあり。小さな窓があるので空気の入れ換えも可能だ。Wi-Fiは激遅で使いものにならない。

男性用の共用のトイレ・シャワーは1Fにありシャワー室は広め。トイレは水の流れが悪く1回でウンコ流れない。部屋が2Fにあるので緊急事態時には早めに行かないと漏らします。

刀削麺と土豆絲蓋飯

夕飯は近くの山西料理の食堂へ行く。看板に「晋」の文字があったので山西料理の食堂だとわかった。

刀削麺(10元/約170円)と土豆絲蓋飯(10元/約170円)を食べる。

刀削麺は久しぶりに食べる。食後はコンビニで燕京ビール600ml(3.5元/約63円)を購入。少し高いがキンキンに冷えた奴なので冷蔵庫代ということで・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 23.5元
宿泊費 100元 1泊50元×2
鉄道 6元 北京北→八達嶺
地下鉄 6元
バス 1元 路線バス
バス 6元 八達嶺→徳勝門
合計 145.5元

籠る

今日も北京の天気はよく青空が出て暑い。大気汚染の北京は日本ではニュースになるが青空の北京はニュースにならない。ポメラが壊れているので遠出せずに籠もる。

近くのスーパーマーケットの順天府超市で食料調達。支払いは公交ICカードだ。北京の公交ICカードは北京市内のコンビニやスーパーマーケットでも支払いに使えるし、ケンタッキーでも使用可能な店舗があるのだ。

で、饅頭と紅茶を購入。これで夕方まで過ごす。

夕飯はイスラム食堂で油潑麺(14元/約238円)を食べる。油そばの中華版といったところでスープ無しで麺に油が掛けてある。北京だとイスラム食堂でも値段が高い。牛肉麺でも最低10元からだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20.3元
合計 20.3元

北京粮倉国際青年旅舍

11:30頃、ユースホステルをチェックアウトして22路のバスで前門へ移動。前門近くの商業街になる大柵欄を通り胡同へ入っていく。12:25頃、Booking.comで予約しておいた北京粮倉国際青年旅舍(北京粮仓国际青年旅舍/Beijing Granary International Hostel)に到着。6人ドミトリーを予約しておいたのだが満室で4人ドミトリーへ変更となる。

料金はそのままで1泊54元だ。明日は上海へ移動なので1泊にする。4人ドミトリーは各ベッドに照明とコンセントあり。人数分の小型ロッカーあり。

部屋にトイレ・シャワーが付いているが窓なし部屋なのでエアコンを稼働させないと湿気が酷い。

前日の天安門広場

13:30頃、明日の天安門広場の国旗掲揚式を見物するために事前調査へ向かう。警備は相変わらず厳重で広場へ入る前に身分証確認と手荷物検査が待っている。

今日は風が吹いているので天安門は霞んでおらずちゃんと見える。大気汚染はそれほどではなさそうだ。

天安門の前では白人さん達が記念撮影中だ。すぐ脇には武警がいる。そして、明日は6月4日なのだが白人さんたちはそれを知って前日に来ているのかな?

北京駅

続いてバスで北京駅へ移動。北京の顔ともいえる北京駅だが相変わらずカオス度の高い駅だ。公安や武警などの治安要員が多数警備しているが、駅前には農民工のおっちゃんたちが座り込んでいる。

この時期に駅前に座り込んでいたら、因縁つけられてどこぞへ連れて行かれてしまうのではないだろうか?

切符売場にやって来た。

ここは窓口が多数あるのだが人がとにかく多い。出発当日に切符受け取りは自殺行為だな。前日に受け取りに来て正解だ。並んでひたすら順番が来るのを待って、明日の上海行きの切符を受け取る。

北京のケンタッキー

前門大街にやって来た。今日の北京は天気は曇りだが夏のように暑い。

今日はまだ何も食べていないのだが、試しにケンタッキー(肯德基)を利用してみる。中国でケンタッキーを利用するのは初めてだ。いや、日本でも利用したことがないぞ!

日本では普通のファストフード店だが、中国では高級店になり農民工のおっちゃんたちは簡単には入れない。貧乏旅行者の自分も普段は外から眺めるだけである。

店内に足を踏み入れると空気が違う。明らかに客のオーラが違う。で、メニュー見てもよくわからないので36元(約612円)のセットメニューを頼んでみる。支払いに公交ICカード使えるか聞いてみたら、この店舗は対応しておらず、支付宝と微信ならOKということであった。

出て来たのが香辣鸡腿堡、葡式蛋挞、新奥尔良烤翅、百事可乐であった。味は薄味で特に美味くも不味くもなくだ。誰でも食べられる味付けといったところだろうか。

これで36元って高いだろ!正直言ってこれならその辺の食堂で麺と蓋飯を食べたほうがいいな。ケンタッキーというブランド名だから値段が高いのだな。まあ、これで一つ勉強になった。やはりケンタッキーは中国では高級店であるということだ。

香菇麺

夕飯は大柵欄にある食堂で香菇麺(10元/約170円)を食べる。やはり自分にはこういった地元民用の食堂が丁度よい。ケンタッキーのような高級店では金がなくなるだけだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 46元
宿泊費 54元 1泊54元×4
バス 3元 路線バス
合計 103元

天安門事件27周年の天安門広場

02:50頃に起床して天安門広場へ向かう。03:20頃、手荷物検査の列に並ぶが既に大勢が並んでいる。何でこんなに押し寄せているんだよ!

今日は1989年6月4日の天安門事件から27年目になり、中国では六四事件とか呼ばれており、海外から突っ込まれたくない事案である。中国政府にとって一番天安門広場に来て欲しくない日なので「天安門広場に来るな」という通達が出ていると思ったがこの人の多さからして何もないようだ。せっかく空いていると思ったが残念だ。

今日の日の出は04:47になるので1時間ほど並んでいれば天安門広場に入れるだろう。
04:10頃、手荷物検査が始まり天安門広場へ入れるようになる。

1989年6月4日の天安門事件から27年目の天安門広場である。手荷物検査を終えて場所取りで天安門広場を走ります。昼間走ると公安に呼び止められそうですが日の出前はOKなようだ。何とか場所を確保して国旗掲揚式が始まるのを待つ。武警が等間隔で配置され警備している。今日は何やら警備が厳重だ。消火器も置かれているが、これは通常の警備体制である。

そして、周辺は見物客で大混雑だ。今日は家で大人しくして欲しかったのだが。


日の出の04:47近くになると天安門から国旗を持った武警が出てきた。国旗掲揚式が始まり中国国歌が天安門広場に鳴り響く。そして、何事もなく国旗掲揚式が終わる。

武警により規制線が解かれると国旗掲揚台の前へ観光客が記念撮影のために移動し始める。いつもの天安門広場のようで海外のマスコミとかは一切見あたらない。いや一切立ち入らせないのかもしれないな。まあ、とにかく6月4日の天安門広場での国旗掲揚式の撮影はできた。北京での目的は達成できたので、あとは上海へ移動するだけだ。

07:20頃、一昨日見つけた順天府超市へ行く。前門や大柵蘭周辺にはコンビニはあるがスーパーマーケットと呼べるような店は見あたらない。超市とか看板掲げていても、ただの商店ばかりである。コンビニで買うより、バス代かけても順天府超市へ行く方が安くすむ。

08:05頃、順天府超市にやってきた。開店は08:00からなのだが既に地元民が押し寄せて店内は賑わっている。饅頭などの食料を購入して、これで上海までの準備は整った。支払いは公交ICカードを使い小銭の心配いらずだ。

09:00頃、ユースホステルへ戻り出発準備を整えて、09:45頃、ユースホステルをチェックアウトする。10:00頃、大柵蘭のバス停から20路のバスに乗車。20路のバスは北京駅、前門、北京南駅を結ぶ重要路線だ。運賃1元、10:15頃、終点の北京站東で下車して北京駅へ。

警備厳しそうな北京駅だが

カオス度が高い北京駅だが天安門事件のあった6月4日でも普段と様子は変わらず。駅前は農民工のおっちゃんたちが屯していたりする。まあ、元から武警、公安など治安要員が各所に配備されているので影響はないのだろう。

こんな感じで出発時間まで駅前で屯していたりする。

北京の表玄関なのだがカオス度が高い。

まずはいつもの入口で身分証と切符の照合、手荷物のX線検査で入口に並ぶが前方で乞食がお椀持って営業中だ。自動小銃持った武警が警備しているけど北京駅は乞食の営業はOKみたいだ。

待合室へ入るが人多すぎだ。北京駅の待合室は比較的狭いので既に極限状態に近づきつつある。

10:30頃、改札口に並ぶがどう見ても並んでいるというより群れを成しているという表現が的確だ。おまけにエアコン無しなのでサウナ状態だ。

北京→上海

今回の乗車する列車は11:54発、北京→上海の1461次で、席は硬座、運賃は156.5元だ。この北京-上海を結ぶ1461次と1462次は典型的な農民工列車になる。今回の1461次は北京から済南などの大都市へ移動したり帰郷する農民工を乗せる。途中駅で農民工を降ろし、新たに上海方面へ向かう農民工を乗せていく。

11:14頃、改札が始まり乗車バトル開始だ。先ほどのK1613次、北京→連雲港東のような柵越えのような展開はなく比較的まともな感じだ。改札を通りホームへ向かう。

車両は25Gを使用した編成だ。思ったほど酷い展開にはならず無事に荷物置き場を確保する。徐々に席が埋まっていくが荷物棚は半分ぐらいが空いている状態だ。

11:54に定刻通り発車する。天津西駅に到着するとカオス度急上昇で通路にまで無座切符の乗客であふれる。折りたたみ椅子を使うサバイバル術に長けた乗客もいる。

で、農民工列車なので床にヒマワリの種などのゴミが散乱していたり、おっさんが床に痰を吐いたりとお約束の展開となる。天安門事件の6月4日でも平常通りの平和な中国だ。

河北省、山東省へと列車が走り、18:38頃、山東省の省都になる済南に到着。ここで多くの乗客が下車して空席が見られるようになる。当然だが足を投げ出す乗客も現れたが、すぐに済南駅からの乗客がなだれ込んで通路に無座切符の客があふれる。

18:49頃、済南駅を発車して南へと列車が走る。19:43頃、泰山駅に到着して少し空いてくるが乗車する乗客が多く混雑緩和されず。

そういえば、北京を発車してから乗務員が車内清掃をしていない。だから床にヒマワリの種が散乱したりゴミ箱からゴミがあふれているのか。まあ、この客層だし、この列車に配属の時点で島流しみたいなものだから乗務員のやる気がないのだろう。もう寝る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 22.7元
バス 3元 路線バス
合計 25.7元

上海駅

南京、鎮江、常州、無錫、蘇州と停車して、06:20頃、昆山に到着。 次は終点の上海だ。蘇州あたりで車内清掃があったがすぐにゴミが散乱する。 乗車率は半分ぐらいになったが客層がダメなので旅客列車というより輸送列車だ。 痰吐き酷いし、洗面台にはスープの入ったカップ麺の容器が放置されたり、まあ平常通り光景だな。

08:00頃、上海駅に到着。

まずは外へ出て駅舎の撮影。

地下鉄を乗り継いで地下鉄2号線の北新涇駅へ移動。

上海藍山虹橋国際青年旅舍

Qunar.comで予約しておいた上海藍山虹橋国際青年旅舍に到着。ここは以前宿泊したことのあるユースホステルだ。

10人ドミトリーで1泊54元で予約時に既に支払い済みだ。各ベッドにはコンセント、照明、小物を置く台があり、人数分の大型ロッカーありだ。共用のトイレ・シャワーは許容範囲内。Wi-Fiは部屋でも利用可能だ。

招商銀行の口座解約

10:45頃、外灘の招商銀行へ行く。中国は土曜、日曜でも銀行は営業している店舗があるので便利だ。今回は招商銀行で10年ほど前に作った口座を解約してきた。他行間での送金の練習に使ったぐらいで残額は200元ぐらいであった。解約手続きは15分ほどで完了。

そのまま近くの中国銀行へ行き溜まっていた小銭を預金しておく。分を無くしたかったのだが、分だけだと嫌がられそうなので、他の小銭と300元も預金しておく。

で、外灘は日曜ということもあり、お上りさんたちで大混雑なので早々に退散する。

白菜牛肉蓋麺

夕飯はユースホステルから数軒隣りのイスラム食堂へ。

メニュー表を見ると上海の物価は結構高い。牛肉麺は何とか安いけど。

蓋麺や蓋飯は軒並み高くなっている。

今回は白菜牛肉蓋麺(14元/約238円)を食べる。イスラム食堂定番の麺料理、白菜と牛肉の炒め物が麺の上に載っている中華式スパゲッティだ。

近くのスーパーマーケットの世紀聯華で饅頭とか買って明日の食料を確保しておく。ここでも物価の高さを実感する。コカ・コーラやペプシコーラの500mlや600mlが2.8元や3元になっている。10年近く前は2.5元が相場だったのだが物価は目に見えて上昇している。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 32元
地下鉄 12元
合計 44元

地下鉄で上海浦東国際空港へ

05:10頃、ユースホステルをチェックアウトする。ちょうど夜遊びに出かけていた白人さんたちが酔っぱらって帰ってきていた。

6月になると既にこの時間は夜が明けて外は明るい。05:20頃、地下鉄2号線の北新涇駅に到着。早朝なので保安がまだおらず手荷物検査は無しであった。

ホームで1番列車の到着を待つ。今日は日本へ帰国なので、地下鉄で上海浦東国際空港へ移動だ。05:45頃に1番列車が到着、既に混雑している。06:30頃、広欄路駅で空港行きに乗り換える。

上海→茨城

07:03頃、浦東国際空港に到着。07:10頃、第2ターミナルの春秋航空のカウンターに並ぶが長蛇の列だ。春秋航空の08:20発、上海→茨城の9C8987便を利用するのだが、カウンターのオペレーションがダメだな。出発時刻の迫っている茨城行きは団体のカウンターで処理していたのだが、案内が少なく中国語だけなので難易度が高い。

大人しく個人客を意味する「散客」の案内の出ている列に並んでいたが意味がなかった。係員に聞いたら団体のカウンターを案内される。聞かなければ、そのまま個人客の列に並んでチェックインに間に合わないだろう。始発の地下鉄で来てこの状況なので日本語しかできない場合は危険だろう。LCCだから案内も最小限ということか?

07:27頃、チェックインを終えて、07:30頃、出国カウンターに並ぶ。搭乗手続きは07:45開始、08:00終了になるので時間的余裕は少ない。

07:53に出国手続き、手荷物検査を終えて搭乗口へ。07:56にバスに乗車し、08:00に飛行機へ移動。

08:04頃、飛行機に到着し搭乗する。

機内は混雑しており満席のようだ。定刻通り08:20に出発し茨城空港へ向かう。今回の春秋航空、9C8987便は上海→茨城で運賃16700円だ。

茨城空港

12:00頃、茨城空港に到着。

何とか帰国だ。

本日の出費
項目 金額 備考
地下鉄 8元
合計 8元

内モンゴル自治区赤峰 契丹の慶州白塔

北京・内モンゴル旅行記2016

深夜特急(農民工専用)

01:30頃に目が醒めるのだが座席の下から足ではなく手が出ている。体力の限界で燃え尽きた乗客が座席下で寝ている。

隣のボックシートにも燃え尽きた乗客が。Z列車なのだが農民工専用のサバイバル列車になっている。まあ、自分も朝まで寝よう。

05:10に目が覚める。05:45頃、安陽駅を通過する。ちょうど河南省を北へと走っている。
ウンコしにトイレへ行き扉を開けるとおっさんが脱糞中・・・。なぜ鍵を掛けないのだ?どうして朝からおっさんの脱糞を見せられなきゃいけないのだ?おっさんはあわてて扉閉めているが、初めから鍵掛けろよ。こちらはおっさんの脱糞を見るようなハイレベルな趣味は持っていない。

他の車両のトイレへ行くがどこも塞がっている。並んで10分ほど待つ。ようやく空いたと思ったら、出てきた爺さんはウンコ流してねえし。爺さん捕まえてウンコ流すように言ってやるが、爺さんはウンコの流し方を知らなかった。

25Tのトイレはタンク式なので緑のボタンを押して流すんだよ!おサルさんが乗車していると朝から大変だ。何で小日本が中国人に25Tでのウンコの流し方を説明しなきゃいけないんだよ?普通は中国人が外国人に設備の使用方法を教えるのではないのか?

通路には燃え尽きて寝ているおっちゃんいるし、カオス度が高い。朝からおっさんの脱糞中の姿や爺さんの出したてのウンコ見せられたりと今日も中国は絶好調だ。ウンコして顔も洗ったし自分の車両へ戻るが、他の車両も通路に足出して寝ているおっちゃんがいたりカオス度高めだな。席へ戻るが農民工のおっちゃんは床に痰吐いているし・・・。Z列車で一応最新の客車である25Tの編成でも客層がおサルさんだと農民工列車に成り下がってしまう。

06:45頃、自分のボックスシート周辺のおっちゃんたちが車内販売でカップ麺、二鍋頭、燕京ビールを購入して、カップ麺食べながら酒盛り開始。朝からカップ麺食べながらの酒は美味しいのか?

07:30頃、石家荘駅に到着。河北省まで北上してきた。

北京西駅到着

定刻では10:10到着だが、10:07頃、北京西駅に到着。今までで一番ハイレベルなZ列車であった。北京の天気は晴れで青空が見えるほど天気がよい。一気に北京まで来て正解であったな。北京西駅からは地下鉄で西直門へ移動する。西直門が北京北駅のある場所になる。で、地下鉄に乗車するのにも手荷物のX線検査が待っており行列が酷い。

手荷物検査をようやく終えて地下鉄9号線に乗車する。西直門まで運賃は4元だ。10:33に終点の国家図書館で下車して地下鉄4号線に乗り換える。

10:43に西直門で下車して北京北駅へ移動。まずは切符売場で赤峰行きの切符を受け取る。列車は夜発車なので余った時間を利用して八達嶺まで乗り鉄だ。地下待合室の手荷物預かり所にバックパックを預ける。料金は7時間以内で15元。ちょうど11:00なので18:00までに戻ればよい。

で、S2線に乗り鉄と思ったら次の延慶行きは13:14だ。このまま待つのは時間が勿体ないのでS2線はやめて、首都博物館へ行くことにする。まずは西直門駅から地下鉄を乗り継いで木樨地駅を目指す。

11:24頃、運賃は3元で西直門駅から地下鉄2号線に乗車し復興門駅で地下鉄1号線に乗り換えて、11:35頃、木樨地駅で下車する。

首都博物館

C1出口から5分ほどで首都博物館に到着。入場料無料だがパスポートがないと入場券がもらえないので要注意だ。

展示内容は北京の歴史が中心になっている。日曜日ということもあり混雑している。

軍事博物館

13:45頃、中国人民革命軍事博物館に到着。パスポート提示して入場券をもらうが、手荷物のX線検査で十徳ナイフ持ち込み禁止ということで預ける。ここは2012年から改修工事をしているのだが、まだ工事が終わっていない。
いつ工事が終わるのだろうか?

展示物は戦車とかの屋外展示になり数は少ない。それでも、日曜日なので家族連れが多く訪れて賑わっている。

日本の自称平和団体の方々にもこの光景見せてあげたいな。

きっと「子供たちを戦場へ送るのか!」と激怒してくれることでしょう。

97式戦車の功臣号も展示されています。ただこの辺の兵器は錆で傷みが激しい感じだ。修繕せずに放置なのか?預けていた十徳ナイフを回収して、14:15頃、軍事博物館を出る。運賃1元で1路のバスに乗車して天安門西で下車する。

香菇油菜蓋飯

15:00頃、前門大街の裏の食堂で香菇油菜蓋飯(12元/約204円)を食べる。

食後は前門大街を散歩。北京の一等地なのに空きテナントが多く寂しくなってきている。家賃高騰でテナントが逃げているのか?観光用の路面電車は運行されていた。

15:50頃、運賃1元、前門東のバス停から44路のバスに乗車するが、バスには保安が乗車している。さっきのバスにも保安がいたな。これは天安門事件の6月4日が近いからか?それとも通常の警備か?16:15頃、西直門南のバス停で下車する。

北京北→赤峰

北京北駅が見えているが道路は横断できないので地下道で迂回して、16:30頃、北京北駅に戻ってきた。

北京北駅の隣にある凱徳MALLの地下スーパーで明朝までの食料に饅頭と燕京ビール600ml(2.7元/約46円)を購入しておく。北京に来たので燕京ビールは購入すべきであろう。ちゃんと北京産というのを忘れず確認だ。燕京ビールは中国全土で販売されているメジャーブランドで本物だけど北京産でないのもあるので要注意だ。17:10頃、北京北駅の待合室へ移動。預けておいた荷物を回収して改札を待つ。

で、待っている間にこんな物を見つけた。携帯の無料充電コーナー。こんな感じでスマホやモバイルバッテリーが充電中です。

一応防犯カメラはあるのだが充電中は皆充電コーナーに張り付いています。iPhoneなんて真っ先に狙われますから・・・。

さて、これから乗車する列車は、20:21発、フフホト→通遼の1457次で赤峰まで約9時間乗車、席は硬座、運賃は61元になる。

1457次は20:05着なので、19:30頃に改札口の先頭を陣取っておく。今回は途中駅からの乗車なので乗車バトルで荷物の置き場所を確実に確保しないといけない。北京北駅なので下車する乗客が多ければよいのだが・・・。

20:00頃、1457次が早く到着して改札が始まりホームへ移動。まずは行先票を撮影と思ったら客車を牽引している機関車が東風4型ではないか!今や絶滅危惧種と化している東風4型の牽引とは運がよい。

続いていつもの行先票を撮影。

1457次は蒙古王号の名称が付いている。何やら強そうな名称だ。

北京北駅では下車する乗客が多かったので車内は空いており荷物置き場の確保は問題なかった。しかし、北京北駅からは乗客が多く満席となり無座切符の乗客も通路にあふれる。

定刻通り20:21に列車が発車する。今回は客層が比較的若く平和に移動できそうだ。まさかの農民工列車だったZ4次とは全く違う。赤峰には05:33到着予定だ。赤峰からは巴林右旗の大板鎮へバスで移動だ。大板鎮へは通遼経由で鉄道でも行けるが大きく迂回するので時間と金が余計にかかる。

22:00頃、懐柔北駅に到着。ここでかなりの乗客が下車して客層が若年から中高年の普段の民工列車に変わる。饅頭を食べながら燕京ビールを飲んで寝る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 24.3元
地下鉄 7元
バス 3元 路線バス
荷物預け 15元
合計 49.3元

夜行列車は燃え尽きる

03:00頃に目が覚める。ここでもう一度寝ると寝過ごす可能性があるので起きていることにする。燃え尽きている乗客もおりカオス度はある程度あるが酒盛りもなく車内は静かなので平和だ。03:30頃になると空が明るくなり始める。もう夜明けが近い。

04:50頃、乗客のほとんどが起きて朝のトイレ争奪戦が始まっている。あと少しで赤峰に到着だ。そして、今日も一日が始まり車内で痰吐きの音が聞こえ始める。おサルさんたちの一日も始まったようだ。

内モンゴル自治区赤峰

05:33頃、赤峰駅に到着。ここで蒙古王号ともお別れだ。

外へ出ると赤峰駅の立派な駅舎がお出迎えだ。

05:50頃、35路のバスに乗車。運賃1元、長途汽車站(长途汽车站)で下車する。

赤峰→大板

06:10頃、バスターミナルの赤峰汽車站に到着。

大板行きのチケットを購入。06:40発、運賃57元、林東(林东)行きのバスに乗車して大板で途中下車になる。

06:30に改札が始まりバスに乗車。06:40にバスが発車する。

大板鎮汽車站

09:30頃、バスターミナルの大板汽車站に到着。大板鎮は巴林右旗で一番大きな街になる。

まずはバス情報を確認しておく。去年訪れた時は時刻表がなかったのだが、今回は電光掲示板での表示がある。

白塔子行きは東回りの東線と西回りの西線の2経路がある。

友誼商務賓館

09:35頃、eLongで予約しておいたバスターミナル隣にある友誼商務賓館へ。去年、大板での宿確保に失敗したときに友誼商務賓館が外国人OK宿というのを確認しておいた。公安の気分が変わっていなければ大丈夫なはずだ。

レセプションでチェックイン手続きで登記するがパスポート提示しても追い出されずに大丈夫であった。で、老板が派出所へ行ってこないといけないということでパスポートは一時預かりとなる。PCにパスポート情報を入力していたのでオンライン登記できるようだが派出所にも行ってこないといけないという部分で、やはりこの地域は外国人にはあまり来て欲しくないようだ。

今回は1泊117元の2人部屋で、飛び込みだと料金表では168元となっていた。正直言って部屋広すぎです。テレビ、エアコン、電気ケトル、電話があるし、Wi-Fiは問題なく利用可能だ。

トイレ・シャワーもちゃんとしています。この設備でこの料金なら妥当です。まだ本格的な観光シーズンには入っていないから、この料金なのだろう。7月からは高くなるだろうな。

11:00頃、大板汽車站で白塔子行きチケットを購入。白塔子行きは2路線あり同時刻の08:30出発になる。今回は西回りの白塔子(西線)で運賃23元だ。東回りは24元になる。

荟福寺

11:20頃、運賃1元で1路のバスに乗車。白塔は明日の見物なので今日は大板の町で数少ない観光地を見物する。まずは荟福寺を目指す。街中で寺が見えたので最寄りのバス停で下車。

昼頃、荟福寺に到着するが山門は閉まっている。ロンリー・プラネット内蒙古で紹介されていたから見物できると思ったらそうではないようだ。

荟福寺はチベット仏教寺院で清の康煕帝の娘である固倫栄憲公主により康煕45年(1706)に建立された巴林右旗で数少ない清代初期の古建築である。文化大革命では激しく破壊されたが後に再建されている。

大板巴林王府

続いて荟福寺から徒歩5分ほどの所にあるのが大板巴林王府だが、ここも門が閉まっている。月曜だから閉まっているのか?

次は荟福寺の隣にある広場の向かいにある大板の中心部でおそらく一番大きなスーパーマーケットの帝客隆超市で内モンゴルのビールでもあるかと探してみたが、地ビールはなく馬乳酒があった。でも、アルコール度数40度とかは高過ぎなのでだめだ。

代わりに内モンゴルのジュースを購入。これは野山杏仁飲料235ml(3元/約54円)で赤峰が生産地になる。

沙果果汁飲料310ml(3.5元/約63円)は沙果の産地が内モンゴル東部の扎兰屯になる。生産地は赤峰の林西県になる。

酸奶麺条

13:15頃、モンゴル料理の店で酸奶麺条(10元/約170円)を食べる。直訳すればヨーグルト麺ということだが出て来たのは、スープがヨーグルトというよりバター茶のラーメンだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 16.5元
宿泊費 117元 1泊117元×1
バス 2元 路線バス
バス 57元 赤峰→大板
バス 23元 白塔子→大板
合計 215.5元

ポメラ壊れて帰国準備

ポメラDM100が壊れた。10日ほど前からSDカードを認識しなくなったが、ついにUSB接続してもポメラ本体をドライブとしても認識しなくなった。おかげでQRコードで日記を回収することになるが、今後起動すらしなくなるのも時間の問題だ。これでは日記が書けないので日本へ帰るか・・・。

この時期にまさかの帰国になるとは・・・。春秋航空の上海→茨城の航空券を購入しておく。本当は大阪に戻れればよかったのだが関空行きは高く茨城になってしまった。あの土田舎の茨城か、まあ百里基地だから良しとしよう。

内モンゴルまで来たと思ったら上海へ戻らないといけない。北京→上海の切符も購入と宿の予約をしておく。

朝食

07:00頃、朝食を食べる。今回の賓館は朝食付きだ。

簡単な朝食であるが自分にとっては非常にありがたい。とりあえず2皿食べて夜までのエネルギー確保だ。

08:15頃、賓館をチェックアウトする。バックパックを夕方まで預かってもらい隣のバスターミナルの大板汽車站へ移動。

大板→白塔子

08:20頃、バスに乗車する。今回のバスは08:30発、金山電廠(金山电厂)行きで西回りの白塔子へ行く白塔子(西線)になる。運賃は23元、途中の白塔子で下車となる。

08:30頃、バスが発車する。08:40頃、大板の街中で客が一気に乗り込んで満席。定員オーバーにはさせないようで乗れない客は置き去りだ。大板は公安がちゃんと仕事しているようだ。

バスは大板を出て郷道218号を北へと走る。契丹の慶州白塔がある白塔子までは約100kmの道のりだ。途中で少しづつ客を降ろしながら走っていく。2時間で着くかな?

契丹の慶州白塔

10:30頃、慶州白塔が見えてきて白塔子に到着。運ちゃんに大板に戻るバスの時間を聞くと11:15頃にあるということで急いで慶州白塔へ向かう。

町を出ると目の前に草原と慶州白塔が見える。10:35頃、慶州白塔に到着。入場料は10元だが入場券はないということでもらえず。そのまま10元は管理人のおっちゃんの懐行きか?

慶州白塔は内モンゴル自治区巴林右旗大板鎮の北80kmほどに位置する索博日嘎鎮に位置しており、町外れに遼慶州城遺址があり慶州城の北西に慶州白塔が残っている。この慶州白塔は遼を建国した契丹族に建てられ千年の歴史を持つ石塔だ。

慶州城は遼により建設された奉陵邑になり周辺には遼の皇帝陵墓になる慶陵があり、この慶陵のために置かれたのが慶州城になる。

慶州白塔は遼の重熙16年(1047)に建設が開始され重熙18年(1049)に完成した八角七層の仏塔になる。建設には遼の第7代皇帝興宗の生母である章聖皇太后が特に尽力している。

ここは世界ふしぎ発見でも紹介されていた遺跡なので訪れてみた。2015年に一度訪問に挑戦したが大板鎮で外人OK宿の確保に失敗して断念していたが、今回ようやく目的を達成した。

白塔子→大板→赤峰

11:10頃、ちょうど大板-白塔子(東線)のバスが停車していたので乗車する。このバスも大板を08:30に出発しており、白塔子を11:20に出発して大板へ戻るそうだ。待ち時間の間にeLongで今夜の赤峰→北京北の列車の切符を予約しておく。運賃は61元だ。

11:20頃、バスが発車する。乗務員のおっちゃんが運賃回収を始め、大板までは10元で行きの半分以下の運賃であった。なぜ安いのかは不明だ。羊の放牧や牛の放牧が見られ内モンゴルの風景が広がる。

行きが西線で帰りが東線なので行きと帰りで風景が違う。といっても、山と畑と草原ばかりだ。

13:20頃、バスターミナルの大板汽車站に到着する。賓館で預けておいた荷物を回収するがチェックアウトの時間が14:00だったので、これなら朝チェックアウトしなくても大丈夫だったな。再び隣のバスターミナルへ行き赤峰行きチケットを購入する。14:00発の赤峰行きで運賃57元だ。

13:50頃、改札が始まりバスに乗車。14:00頃、バスが発車する。大板の街で客を乗せて高速道路に入る。赤峰までは何もなければ2時間半ぐらいで到着するだろう。

高速を爆走して、16:35頃、バスターミナルの赤峰汽車站に到着。赤峰→北京のバスを確認してみると、17:00発のバスがあるが運賃は150元。鉄道の2倍以上の運賃か・・・。まあ今日中に北京へ行きたい人にとっては利用価値ありだな。

赤峰駅

16:40頃、長途汽車站のバス停から運賃1元で36路のバスに乗車して赤峰駅へ移動。17:20頃、火車站で下車して赤峰駅に到着。遊牧民の壁画が特徴で内モンゴルらしさが出ているのが赤峰駅だ。まずは切符売場で切符の受け取りだが入口で公安が身分証確認を行っている。天安門事件の6月4日が近いから警備強化か?

自分は身分証持っていないので、そのまま知らん顔して切符売場に入ろうとするが、やっぱ呼び止められた。パスポート出すと公安はとりあえず中身確認して何もなかったことに・・・。何事もなかったかのように切符売場に並んで予約しておいた北京北行きの切符を受け取る。

羊雑麺

列車の発車時刻まで時間があるので駅前の食堂で羊雑麺(15元/約270円)を食べる。内モンゴルにいるので羊ということで。羊雑なので具材に羊のホルモンを使っている。このホルモンの食感がよい!

赤峰→北京北

18:00頃、赤峰駅の待合室へ。入口でいつもの身分証と切符の照合があるが駅員はパスポートの中身確認せずにそのまま返却で見なかったことに・・・。あまり関わりたくないようだ。

今回の列車は19:40発、赤峰→北京北の2622次、席は硬座、運賃は61元である。終点が北京北駅になるのである意味重要度が高い列車だ。

待合室は田舎の駅にしては広めで新しくきれいだ。田舎といっても日本の広島や静岡なんかより大都市で赤峰市全体では人口400万以上、都市部だけでも人口100万の大都市だ。案内の放送は中国語とモンゴル語で内モンゴルらしさが出ている。

改札口の先頭を陣取って時間まで待機になる。18:40頃、公安4人で身分証確認が始まる。次々と身分証を端末で読み込んでいく。やっぱり天安門事件の6月4日が近いから気合いが入っているのか? ここでパスポート出したらどうなるかな・・・。

18:44に公安が来たよ。パスポート出したら中身確認せずに見なかったことにされた。外人には用はないようだ。で、周りの乗客は「1人だけなぜスルーなんだよ?」と不思議そうにこちらを見ている。

19:00頃、待合室がかなり混雑してきた。肥料袋やバケツなどが多く見られるので、今回の乗車バトルは激しそうな雰囲気だ。荷物置き場は速やかに確保せねば。

19:20頃、改札が始まる。いつもの行先票を撮影。丹東-赤峰-北京北を結ぶ編成のようで丹東-赤峰が快速、赤峰-北京北が普快なので、丹東-赤峰がメインのようだ。車両は25Gの編成だ。

乗車して荷物置き場は無事に確保完了。

すぐに車内は満席ではないが混雑してくる。荷物棚には少し余裕があるので今回の乗車バトルは楽な方であったな。

19:40に定刻通り赤峰を発車し北京北駅へと向かう。列車内は平和で隣のボックスシートではおっさんが床に痰を吐いている。いつもの平和な中国だな。誰も痰を吐かないという緊急事態は起きそうもないな。斜め前のおっさんは足を投げ出しているし。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
鉄道 61元 硬座 赤峰→北京北
バス 1元 路線バス
バス 10元 白塔子→大板
バス 57元 大板→赤峰
慶州白塔 10元
合計 154元
項目 金額 備考
航空券 16700円 上海→茨城
合計 16700円

重慶 豊都鬼城

重慶旅行記2016春

真武山道観

06:30頃、起床するが雨が降っている。これだと洛表行きはダメかな・・・。代わりに重慶への途中にある瀘州を目指そうかな。

08:30頃、雨が止んだので裏山の翠屏公園へ行く。翠屏山と真武山で構成された公園で真武山の方へ向かう。09:00頃、真武山道観にやってきた。川南第一道観と称され四川省南部を代表する道教寺院である。明代から清代の建築物が残されている。

09:10頃、雨が降ってきたので山を下りる。この天気では洛表、瀘州どころではないな。さっさと重慶へ移動だな。09:35頃、宿に戻る。

10:00頃、速8酒店をチェックアウトする。10:09頃、人民広場のバス停から高客站行き4路のバスに乗車。エアコン無しのボロバスで運賃1元。宜賓は一方通行の道路が多いので路線バスは往路と復路で停車するバス停が違うので要注意だ。

宜賓→重慶

10:25頃、終点の高客站に到着。バスターミナルの宜賓高速公路客運站から重慶へ移動だ。まずは手荷物のX線検査を済ませる。

チケット売場は列ができているので誰もいない自動券売機へ。この券売機は現金、支付宝には非対応でキャッシュカードのみ対応だ。券売機が空いているのはありがたいが支払い手段がバスターミナルによって違うというのは少々不便だ。

重慶行きチケットを購入しようとするがピンインで重慶(ChongQing)のCを入力しても空港の重慶機場しか表示されない。もしかして重(Chong)でなく重(Zhong)なのかとZを入力したら重慶が表示された。

重慶のピンインが間違って登録されているではないか!これは大阪(おおさか)を大阪(だいさか)と登録しているようなものだ。チャイナクオリティの罠が仕掛けられていたが何とか回避だ。

キャッシュカードを入れて暗証番号を入力。

支払いが完了して発券中。

無事に発券される。

10:40発車、宜賓→重慶のチケットを何とか購入。運賃は111元だ。

5分後には発車なので、そのまま改札を通過してバスに乗車。10:45頃に5分遅れで発車する。

高速道路の出入口近くなので、すぐに高速に入り爆走体制に入る。

12:30頃、白鹿服務区でトイレ休憩になる。雨は降ったままなので重慶も天気は雨なのだろう。休憩でトイレへ行く者もいればタバコを吸う者もいるがおサルさんが多いようで吸い殻はその辺にポイ捨てになる。

12:58頃、バスが発車し再び高速を爆走する。13:03頃、四川省と重慶市の境界を越える。重慶市に入ったが外は田舎の風景で市内はまだまだ先だ。

13:50頃、高速のジャンクションで渋滞にはまる。この先で事故のようで封鎖になり、次のジャンクションまで走ることになる。高速を降りる前だったのですぐに本線へ戻れたが降りていたら完全に身動きがとれなくなっていただろう。

14:25頃、高速を降りて重慶市内へと入っていく。14:40頃、バスターミナルの重慶汽車站の脇の道路で降ろされる。重慶汽車站の隣は重慶駅になり、さらに近くには重慶長途汽車站もあり交通の要衝になる。

重慶駅は菜園壩火車站(菜园坝火车站)とも呼ばれている。鉄道駅、バスターミナルが集まった交通の要衝であるのだが重慶駅は盲腸線の終点になっており高速鉄道への対応もされず、重慶の玄関口の地位を重慶北駅に譲り列車の本数や利用客はかなり減少した。

15:13頃、重慶駅前の路線バス乗り場から503路のバスに乗車して朝天門へ移動する。公交ICカードを使い運賃1.8元。15:20頃、終点の朝天門で下車する。まずは宿の確保が必要なので重慶瓦舍·玺院青年旅舍を目指す。ここは8年前の2008年に宿泊したことがあるので大体の場所は覚えている。当時は重慶国際青年旅舎の看板で営業していたが名称が変わっている。経営者でも変わったのか?

で、行ってみたら平日でも満室だった。三峡下りの重慶港にも近く、8年も同じ場所で営業しており中国では老舗の部類に入りつつあるので人気店と化しているようだ。今回は読みが甘かった。

重慶尚悦明清国際青年旅舍

野宿はできないのでQunar.comで近くの外人OK宿を探すと徒歩5分ほどの所に重慶尚悦明清国際青年旅舍があるではないか!そのまま予約と支払いを済ませてドミトリーを確保して移動開始。湖広会館の前を通り奥へ進む。そして、会館脇の路地を歩いて行くと看板が見えてきた。

16:05頃、重慶尚悦明清国際青年旅舍(重庆尚悦明清国际青年旅舍/Sunrise Ming Qing International youth Hostel)に到着。Booking.comにも掲載されている宿だ。登記は問題なく完了し今日の寝床は確保できた。建物は明清古建築で300年以上の歴史を持つ四合院になり雰囲気は良好である、

部屋は1泊40元の6人ドミトリーになる。各ベッドにコンセント、照明あり。Wi-Fiも問題なく使える。共用のトイレ・シャワーは1箇所しかなくボロイので要注意だ。

重慶港

16:35頃、重慶港へ調査へ向かう。重慶港周辺は朝天門と呼ばれる地域で結構カオス度が高い。どれぐらいカオス度が高いかというと半露天状態の食堂が軒を連ねていたりするほどである。

16:45頃、重慶港のチケット売場に到着するが場所が以前とは違っている。重慶港周辺は朝天門で再開発が始まっており仮説のチケット売場になっている。おまけに「2016年1月1日から乗船券は実名制やで!」の横断幕まであるよ。三峡下りも実名制か・・・。まあ、普通はフェリーでは乗客名簿を作成するから実名制というのは当たり前なのだが、ここで言う実名制は政府や共産党が個人の行動を監視するという意味である。

とりあえず三峡下りの出港時間と料金表を確認しておく。フェリーは21:00に4号埠頭から出港のようだ。

運賃の方は宜昌まで三等室下段ベッドで330元か・・・。このチケット売場以外にも周辺には旅行会社が多数あり三峡下りの乗船券を扱っている。で、値段も違うし、船も違うし、出発時刻、立ち寄る観光地の数や時間も違ってくる。この辺は問い合わせて調べるしかない。当然ながら外国人用の船はランクが上がるので高い。

埠頭はこんな感じで三峡下りの船から成金や土豪のためのナイトクルーズの船が待機していたりする。

露天ではライチが売られていたりする。本格的にライチの季節に入ってきたようだ。

重慶港周辺の朝天門は再開発でご覧のとおり。朝天門の再開発は大規模なのでバスターミナルの朝天門汽車站が跡形もなく消え去っていた。あるのは高層ビルができそうな工事現場だ。

重慶長途汽車站

17:40頃、朝天門から503路のバスで重慶駅へ移動。18:00頃、重慶駅の斜め向かいにある重慶長途汽車站で明日の豊都行きチケットを購入する。自動券売機で購入しようとしたら重慶の券売機は二代身分証がないと購入できないようになっていた。重慶は規制が厳しいようだ。

仕方ないので窓口で購入するが、窓口では身分証確認なしであった。何で窓口は身分証確認無しなんだ?重慶→豊都の運賃は55元。で、購入後に「そういえば高速鉄道でも豊都へ行けたな・・・」と思った。まあ、長江沿いをバスで下っていくか。18:15頃、重慶駅から503路のバスに乗車するが逆方向のバスに乗ってしまい途中で乗り換える。

麻婆豆腐

19:00頃、夕飯は麻婆豆腐(12元/約216円)と米飯(1元/約18円)を食べる。あの半露天状態の食堂を利用してみた。ちょうど夕飯時なので工事現場から帰る民工のおっちゃんたちで食堂は賑わっている。今回は定番の中華料理なのだが唐辛子は少なめなので辛くない麻婆豆腐だ。山椒が入っており痺れるけど・・・。ご飯は食べ放題なので2回お代わりして満腹だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
宿泊費 40元 1泊40元×1
バス 8.2元 路線バス
バス 111元 宜賓→重慶
バス 55元 重慶→豊都
合計 227.2元

豊都→豊都のはずが

今日も朝から雨が降ったままだ。07:20頃、ユースホステルをチェックアウトする。07:30頃、朝天門から503路のバスに乗車。07:40頃、バスが発車、運賃1.8元、07:50頃、重慶駅のバス停になる菜園壩火車站(菜园坝火车站)で下車する。

斜め向かいのバスターミナルの重慶長途汽車站から08:30発、豊都行きバスに乗車する。豊都までの運賃は55元だ。

大型バスだけどオンボロで車内のカオス度が高い。客層は完全に地元民だけだ。08:30頃、バスが発車する。乗車率は5割ぐらいだ。高速鉄道の方が便利なのでバスの利用客は少ないようだ。

重慶からは高速道路を走っていくが、10:30頃に高速を降りて田舎の山道を走っていく。まだ豊都まで50km以上あるので、この様子だと13:00頃に到着か?高速鉄道なら1時間で到着だが、バスは遅いし、値段高いし、カオス度高いし、危険と4拍子も揃っている。おまけに天気悪すぎだし・・・。

昼を過ぎてもバスは山道を走っている。乗客たちは途中の集落で少しづつ下車していく。もう完全に農村を走る地元民用バスだ。

12:30頃、イベント発生!豊都まで行くはずのバスが豊都の約20km手前の社壇(社坛)という町で終点になってしまった。運ちゃんに豊都までのチケット買っている事をいうと、豊都行きのバスに乗り換えになるということで運ちゃんに連れられ町の中心へ。どうやら豊都行きのバスは実際は社壇が終点で豊都への客は運ちゃんが社壇→豊都のバスまで連れて行くという方式のようだ。

で、運ちゃんにどこから来たか聞いてくるので「日本」と答えると「宜賓から旅行にきたのか」と変換されてしまった。まあ、経験上よくあることだ。日本人と言っているのに宜賓人にされてしまうのは・・・。経験上は広東省とかの南方人はよくあるのだが、宜賓人にされてしまうのもある。四川訛りの発音ではないはずなのだが・・・。

町の中心で社壇→豊都のバスに乗車。運ちゃんが知り合いのバスのおばちゃんに10元払う。何とか乗り換えできてバスの発車を待つ。

12:40頃、バスが発車。豊都へ向かう道中でQunar.comで宿を予約して支付宝で支払いも済ましておく。バスが田舎を走り長江に架かる橋を渡り豊都の県城へ入る。

豊都汽車客運站

13:40頃、バスターミナルの豊都汽車客運站に到着。時刻表とかは出ておらず収穫無し。予約しておいた宿へ向かう。

IU酒店

13:50頃、予約しておいた豊都の中心街あるIU酒店に到着。Booking.comだと外人お断りで、Qunar.comだと外人OKになっているのだが追い出されず外人OKであった。豊都の貴重な外国人OK宿?なのだが、登記の際に複合機の調子が悪くパスポートのコピーを取るのに失敗しているのに登記完了に・・・。どうも老板が派出所へ行ってくるのが面倒なようで内緒にするようだ。面倒でも外人OK宿になっているのだから、なぜ内緒にする?

ちなみIU酒店7天酒店の铂涛集团の新ブランドである。
中国各地で見かけるビジネスホテルの7天酒店の系列ということだな。

部屋は1泊129元の1人部屋で広め。

テレビも付いている。設備面は大手ビジネスホテルチェーンというだけあって文句なし。

トイレ・シャワーは新しく問題なし。

シャワーは湯量良好。Wi-Fiも快適にネットに繋がる。料金高いけど料金分の設備は十分に有ります。

豊都鬼城

14:25頃、豊都鬼城へ移動開始。豊都の県城から対岸の鬼城へは路線バスで移動可能だ。14:35頃、峡南溪のバス停から109路のバスに乗車。109路のバスは名山景区と名山政府の2種類の行き先があり名山景区に豊都鬼城がある。乗車時に運ちゃんに確認しておかないと途中で降ろされることになるので要注意だ。

14:40頃、バスが発車、運賃2元で名山景区へ向かうが雨が降ってきた。このタイミングで雨が降るとは・・・。高速鉄道の豊都駅への分かれ道で数人の乗客が降りていく。歩いて駅まで行けるようだな。

15:05頃、終点の名山景区に到着するが小雨が降っている。とりあえず長江を見ながら散歩する。長江には新しい橋が建設中で完成すれば豊都の県城から鬼城まで遠回りせずに来ることができる。

埠頭にはクルーズ船が停泊している。観光客が鬼城を見物しているのだろう。

対岸には豊都の県城が見える。田舎なのだがビルもあり町外れは建設ラッシュなのでバブルの気配が・・・。鬼城の対岸に鬼城が完成なんて事になりそうな・・・。

雨が止んだので鬼城を見物していくことにする。

当然のことだが土産物屋とかが並んでおりボッタクリ価格で営業中だ。鬼城は鬼たちのいるあの世ということなのだが、この土産物屋街は観光客にとっての鬼たちが住んでいる。

ここで観光客は銭を巻き上げられていくのだ。

ここは游客中心で入場券売場になる。こんな立派な建物があるので完全に高そうな観光地の気配が漂っている。

入場料はボッタクリの100元だ。地獄の沙汰も金次第ということか・・・。

鬼城の階段を登って行くとドイツ人の団体が山から降りてくる。人数の多さからして長江に停泊しているクルーズ船の一行だろう。他にも中国人の団体もいくつか見かける。こちらはバスのツアーだな。

この鬼城は2000年以上の歴史があるそうだが建物が新しい。建物の土台は明代などの歴史があるのだが、上物は1980年代や2008年に建て直されたりしている。

名山の頂上にある天子殿が鬼城の最後の見せ場で地獄の様子が再現されている。

再現されているが、この辺も新しい物ばかりだ。

で、こんな感じで地獄の様子が再現されている。

地獄というのは分かるのだが・・・。

何かガッカリ感が漂っているのは気のせいか?

どう考えても100元の価値はなく、30元で十分だろう。

テレビでも紹介されている観光地だから期待していたのだが、話に聞くのと見るのでは全然違う。16:30頃、鬼城を出る。16:55頃、運賃2元で豊都県城へ戻る109路のバスに乗車。17:20頃、終点の峡南溪のバス停で下車する。7分ほど歩いて宿に戻ってきた。

糖醋白菜

夕飯は近くの食堂で糖醋白菜(10元/約170円)と米飯(1元/約17元)を食べる。名前の通り砂糖と黒酢を使った白菜の炒め物だ。といっても、洋白菜を使っているのでキャベツの炒め物だな。

食後は近くのスーパーマーケットで重慶ビール468ml(4元/約68円)を購入。重慶にいるのだから地ビールの重慶ビールは飲んでおかないと。夜は明日の列車の切符をQunar.comで購入しておく。豊都→宜昌東の二等座は本来は123元だがQunar.comのクーポンを使って5元割引の118元だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 21元
宿泊費 129元 1泊129元×1
バス 5.8元 路線バス
鉄道 118元 二等座 豊都→宜昌東
鬼城 100元
合計 373.8元

豊都→宜昌東

07:00にeLongで今日の宜昌東→北京西の切符を予約しておく。次の目的地は決まった。一気に内モンゴル自治区巴林右旗の慶州白塔を目指す。ここは去年しくじっているので再挑戦だ。

07:30頃、酒店をチェックアウトして、バス停へ向かうがちょうど火車站行きのバスが通り過ぎる。バス停でしばらく待つことになるがボリタクの運ちゃんたちが声をかけてくる。どうやらカモに見えるようだ。

07:57頃、峡南溪のバス停というか交差点でバスに乗車。豊都駅まで運賃は2元だ。08:05頃、豊都駅に到着。

まずは切符売場で宜昌東への切符を受け取るが窓口1つしか開いていないので行列が・・・。自動券売機は空いているのに・・・。20分ほど並んで切符を受け取り待合室へ。

入口でいつも身分証と切符の照合、手荷物のX線検査を済ませる。あとは改札が始まるまで待合室で待つだけだ。高速鉄道の駅なので駅舎は新しいのだが利用客の方は・・・。痰吐き、手鼻とお約束の行動が見受けられ、利用客におサルさんが紛れ込んでいる。せっかくの最新設備の駅がこれでは勿体ない。

今日は09:17発、重慶北→北京西のG310次、運賃123元、席は二等座で宜昌東へ移動する。昨晩、Qunar.comでの購入時にクーポン使って実際の運賃は5元引きの118元になる。重慶市から湖北省宜昌市への移動で宜昌は三峡下りの終点になる都市だ。

09:07頃に改札が始まりホームへ移動し、しばらくすると列車が到着。今回の編成はCRH380Aで8両編成だ。

09:17に定刻通り発車して、宜昌東までは約3時間の乗り鉄だ。速度は190km/h程度になりCRH380Aの本来の性能は全く出ておらず宝の持ち腐れになっている。

宜昌東まではトンネル区間が多く山の中を走っていく。こんな山の中に高速鉄道を通して採算とれるのか気になるが乗客はそこそこいる。湖北省に入り恩施駅に到着すると緑皮車が停車している。やはり在来線と併用であったか。途中から速度が160km/h以下だし、スラブ軌道ではないし、線路脇に信号機があったので怪しいと思っていたが・・・。

湖北省宜昌

12:33に宜昌東駅に到着。湖北省宜昌までやって来た。駅の外へ出て、まずは宜昌東駅の駅舎を撮影。最新の駅舎なのでとにかく巨大だ。

続いて切符売場へ行き列に並んで北京西行きの切符を受け取る。列車の発車時間は夜なのでかなり待ち時間がある。待ち時間を利用して三游洞か三国志遺跡の夷陵古戦場へ行くという選択肢もあるが天気が悪いので途中で雨が降ってくると困る。それに2カ所とも入場料の高い観光地だし・・・。

今回は宜昌博物館の見物にしておく。博物館は入場料無料で屋内なので天気が悪くても問題ない。三国志関連の文物もあるかもしれないし。駅の手荷物預かり所でバックパックを預ける。預かり料は10元で18:00頃に戻るとおばちゃんに伝えて宜昌観光開始。

13:25頃、宜昌東駅の隣にあるバスターミナルの宜昌汽車客運中心站を訪れる。時刻表は出ていないが白帝城の豊節、張飛廟の雲陽、長坂坡の当陽、荊州などのバスが複数出ており、各地の三国志遺跡への中継地に使える。自動券売機は身分証無しでも購入可能なので窓口でおサルさんたちの割り込みの確率も低い。

駅前の路線バスターミナルからはB37路のバスで夷陵古戦場へ行ける。下車するバス停は猇亭古战场になる。この場所は劉備が陣営を構えていた場所で陸遜に焼き討ちに遭った場所だ。

13:50頃、B9路のバスに乗車する。運賃は2元、頭にBが付くバスはBRT方式で運行されている。宜昌がBRTを導入するような都市になっているとは!14:20頃、果園二路のバス停で下車する。

近くに宜昌長途汽車客運站があったので調査してみるが市内にあって便利だと思うが周辺の渋滞がな・・・。自動券売機は身分証無しでも購入可能だ。

宜昌博物館

14:35頃、宜昌博物館を見物。

三国志関連の出土品を期待していたがなかった。建物は古く展示内容も物足りない。土家族の展示には力が入っているようだが。

郊外に新館を建設中でネットニュースだと外観は完成したようで2016年末に内部も完成予定のようだ。15:00頃、宜昌博物館を出る。

熱干麺

15:20頃、遅めの昼食に熱干麺(4元/約68円)を食べる。武漢名物だが湖北省に来たので熱干麺を食べておこう。スープ無しの麺では乾拌麺と並ぶ美味さだと思う。ハズレの店はダメだが・・・。

食後は長江沿いを散歩する。

三峡游客中心

16:00頃、三峡游客中心に到着。ここは宜昌港になり重慶へのクルーズ船の出発地にもなる。下流の宜昌から上流の重慶へ向かうので三峡上りになる。

宜昌港の斜め向かいにはウォルマートがある。宜昌もウォルマートが進出するような都市のようだ。

宜昌東→北京西

16:20頃、運賃2元でB1路のバスに乗車。17:00頃、宜昌東駅に戻ってきた。預けておいたバックパックを回収して待合室へ向かう。入口で身分証と切符の照合、手荷物のX線検査を済ませて待合室で改札が始まるのを待つ。待ち時間の間に明日の北京北→赤峰の硬座の切符をeLongで予約しておく。北京北→赤峰まで運賃は61元だ。

これから乗車するのは20:49発、宜昌東→北京西のZ4次、席は硬座、運賃は177.5元だがeLongのクーポンを使い実際の支払額は2元割引で175.5元だ。約13時間かけて宜昌東から北京へ向かう。始発駅から終点までの乗車なので寝過ごしの心配なく寝たまま移動できる。

19:10頃、19:24発、恩施→北京西、T50次の改札が始まる。田舎者の農民工のおっちゃんから都会人まで客層が幅広い。出稼ぎ列車でもあり北京へ帰る列車でもある。

で、改札口を観察していると改札が渋滞している。農民工のおっちゃんたちが扉が開かないので改札機叩いているし・・・。改札機から出てきた切符を回収しないと扉は開かないのだが。自動改札機は普及してきているようだが使用方法は依然普及していないようだ。

20:00頃、改札口の先頭を陣取り乗車バトルに備える。始発駅なので心配する必要はそれほど無いのだが念のためだ。

ほどなくして後方はご覧の通りのカオス状態。なぜ列を作って並ばない?

20:25過ぎに磁気切符でない紅票の方が先に改札が始まる。磁気切符の方はシステム上、設定された時間にならないと自動改札機の扉が開かないようになっている。予想される設定時刻は発車前30分、20分、15分、10分と思われる。個々の列車により多少の差はあるだろうが。

そして、おそらくこういった事情を知らずに隣で割り込み体制に入っているバアサンたちが騒いでいる。バアサンたちは無視して改札機の画面表示された時刻を見る。20:29ちょうどになると自動改札機が開くようになった。宜昌東が始発だと20分前が改札開始に設定されているようだ。

自動改札機は先頭を切っていったが、既に紅票の乗客たち多数がホームへ向かっている。ホームではいつもの行先票を撮影して乗車車両へ。Z列車なので客車は25Tでの編成になっている。25Tなら160km/h運転可能だ。

20:35頃、列車に乗車して荷物の置き場所を確保して発車を待つ。車内はすぐに農民工のおっちゃんたちが肥料袋やバケツを持って乗車してくる。約1時間前に見た北京西行きT50次の改札で薄々気づいていたが、Z列車と言っても硬座は出稼ぎ列車であった。本物のZ列車は寝台の硬臥と軟臥だけのようだ。

定刻通り20:49に列車が発車するが、車内の空調効いているのに腹出し族が出現したりカオス度が高い。自分のボックスシートと隣のボックスシートは左隣の兄ちゃん以外は農民工のおっちゃんばかりで固められている。前後のボックスシートもほとんどが農民工のおっちゃんたちだ。無事に北京西駅に到着できるか?ヒマワリの種やカップ麺とかでゴミ溜めと化すのか?

21:30頃に寝る。農民工のおっちゃんたちの酒盛りで目が覚める。完全に農民工列車だ。Z列車に乗車したはずが・・・。酒盛りの盛り上がり具合からすれば西成警察署の隣に住んでいるおっちゃんたちとは意気投合するだろうな。

23:10頃、漢口駅に到着。これで武漢まで移動してきた。この先は湖北省から河南省へ入る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 6元
鉄道 175.5元 硬座 宜昌東→北京西
鉄道 61元 硬座 北京北→赤峰
バス 6元 路線バス
荷物預け 10元
合計 248.5元

四川省宜賓 三国志遺跡・丞相祠

四川省旅行記2016春

楽山→宜賓

07:15頃、ユースホステルをチェックアウトする。07:20頃、海棠公園のバス停から9路のバスに乗車。運賃1元、バスターミナルの楽山客運中心站へ向かう。

バスに乗車するが朝から乗客のおっちゃんと運ちゃんの痰吐きの大合唱だ。日本ではあり得ない光景だが中国では平和ないつもの光景だ。今日も絶好調の中国だ。研究衛生!

07:45頃、客運中心站で下車する。バスターミナルの楽山客運中心站に到着。手荷物のX線検査を済ませて待合室へ移動。

今日は楽山から宜賓へ移動するが天気が悪い。昨晩は雨が降り朝から曇りだが雨が降りそうな状態だ。宜賓へ移動後はボー人懸棺のある洛表鎮へ突撃するか、宜賓で三国志観光して重慶方面を目指すか迷っている。宜賓での天気次第だな。

乗車するバスは08:50発車、運賃61元の宜賓行きのバスになる。08:45頃、乗車が始まるが遅れそうな雰囲気だ。乗車して発車を待つが隣の兄ちゃんの体臭が酷い。口臭が充満したドミトリーのようで臭いの一言だ。宜賓まで苦行か・・・。4分遅れの08:54に出発する。宜賓まで直線距離で約130kmになるので昼までには到着かな?高速道路を爆走しながら南東へと走る。

宜賓高速公路客運站

10:40頃、宜賓の北にあるバスターミナルの宜賓高速公路客運站に到着。高速道路の出入口近くにあり宜賓高客站とも呼ばれる。バスを降りるとボリタクの運ちゃんたちが群がってきて乗客たちに声をかけている。荷物を回収して早々にバスから離れる。

天気が悪いので洛表鎮へ突撃はやめて宜賓で三国志観光にしておく。まずはQunar.comで外人OK宿を予約しておく。10:55頃、4路のバスに乗車。11:15頃、運賃2元、翠屏山で下車する。

停電で宿にチェックインできず

予約しておいた速8酒店に到着。速8酒店は1972年にアメリカ中西部サウスダコタ州で開業したビジネスホテルで中国各地で見かけるビジネスホテルチェーンだ。部屋は特価の1人部屋で1泊93元だ。

予約時に支払いは済ませており登記は問題なしと思ったら停電で登記どころか予約の確認ができない。午後にならないと復旧しないようなので荷物預けて出かける。それと宜賓の方言なのだろうか、前台のお姉ちゃんの言葉ほとんど理解できず・・・。外に出ると確かに周辺一帯停電で信号も消えていた。再び4路のバスに乗車して南バスターミナルの南客站へ向かう。運賃はエアコン無しのボロバスで1元だ。

南岸汽車站

昼頃、南客站で下車する。バスターミナルの南岸汽車站に到着。

南岸汽車站は主に宜賓周辺へのバスが運行されている。まあ、田舎へのバスが多いと言うことだな。

洛表行きのバスは南岸汽車站から1日3本出ている。2本は王家行きのバスで途中下車になる。

路線バスを確認すると4路が高客站と南客站、5路が南客站、宜賓駅(火車站)、西客站を結んでいる。5路のバスに乗車して、運賃2元で宜賓臨港客運站へ移動。

宜賓臨港客運站

12:40頃、バスターミナルの宜賓臨港客運站にやってきたがほとんど人がいない。かなり大きいバスターミナルだが、まだ本格運用ではないようだ。

12:45頃、再び5路のバスに乗車。エアコン無しのボロバスで運賃1元だ。次は宜賓駅と西客站へ向かう。

宜賓駅

13:25頃、火車站で下車して宜賓駅に到着。時刻表に載っていない巡場行きがあるかと思って行ってみたが、巡場行きは無くなっていた。

西門汽車客運站

13:40頃、宜賓駅から徒歩5分ほどの所にある西門汽車客運站に到着。西客站とも呼ばれている。重慶、成都など各地へのバスがある。

13:50頃、西客站のバス停から高客站行き11路のバスに乗車。宜賓は4路、5路、11路のバスを抑えておけば駅、バスターミナルの移動には困らないだろう。運賃2元で三国志遺跡のある丞相祠がある流杯池公園へ向かう。

三国志遺跡 丞相祠

14:10頃、流杯池公園のバス停で下車する。目の前に丞相祠がある。

流杯池公園は宜賓八景之一になり、流杯池は北宋の詩人、書家である黄庭堅により建てられ900年以上の歴史を持つ。この流杯池公園には丞相祠があり創建は宋代になり、諸葛亮が南征の際に宜賓を通っており、それを記念して建立された。公園内には関帝廟、孔明井、点将台といった三国志遺跡もある。

まずは丞相祠から見物だ。

内部へ入ると目の前に孔明の位牌が安置されている。

そして、丞相祠は諸葛亮を祀っているだけでなく関羽、張飛ら五虎大将や姜維、馬忠たちの像もあり蜀ファンのための三国志遺跡になっている。

もちろん本殿には諸葛亮の像が祀られている。

更に孔明に関係する三国志の名場面が壁画に描かれている。これは赤壁の戦いの前に呉の文官たちを論破する場面だ。

そして、丞相祠には隆中百味というレストランがあるのだが、店内からは麻雀牌の音が聞こえてくる。客が麻雀しているのか店員が麻雀しているのかは不明だ。

丞相祠に隣接するのが関帝廟。

関羽像が安置されている。

丞相祠の裏手にあるのが点将台になる。点将台は諸葛亮が南征時に宜賓で南蛮軍に進軍を阻まれ駐屯した場所だ。この点将台にある巨石に諸葛亮が登り兵を指揮した事から、この巨石は点将台と呼ばれるようになった。

点将台には清の光緒年間に建立された石碑が残っている。

公園内の池近くにあるのが孔明井だ。孔明井は諸葛亮が南征時に、この場所で井戸を掘り兵馬の水を確保した。諸葛亮が蜀へ戻ると人々はこの井戸を孔明井と呼ぶようになった。

残っている孔明井は井戸にはなっておらずただの石である。古いのは孔明井の近くにある照壁が明代に作られた物であるということだ。15:58頃、流杯池公園のバス停から、運賃1元で6路のバスに乗車して人民広場で下車する。

速8酒店

予約しておいた速8酒店に戻ってきた。今度は停電が復旧しており、ようやく登記できそうだ。予約内容が確認できてお姉ちゃんが「身分証」というのでパスポートを出す。この段階で「身分証」といわれた場合、話が面倒になる確率が上がる。

で、パスポートを見たおねえちゃんはどこかへ電話確認している。そして、外人お断りの流れになる。Qunar.comには「接待外賓」と外人OKになっていたのだが、去年も新彊ウイグル自治区ホータンでQunar.comにはやられて酷い目に遭っているからな。

また、やられたか・・・。というか、見て外人って分からないのか?しかし、今回は外人OK宿だから予約してきたことをいうと、またどこかへ電話確認して何とかOKになった。派出所にも電話しておりパスポートのオンライン登記ができないから登記をどうすればいいか聞いて、コピーを派出所に持って行くということになる。何とか今回は追い出されずに済む。

部屋は1泊93元の1人部屋で広さはコンパクトでちょうど良い。

部屋にはテレビ、エアコン、電気ケトル、電話がある。

トイレ・シャワーもある。

Wi-Fiは問題なく使える。

そして、部屋の床に何かがある。

どうやらお姉ちゃんたちが色々なサービスをしてくれるみたいだ。

夜になるとお姉ちゃんたちの名刺が放り込まれのか?

部屋にある電話でお姉ちゃん呼ぶのか?

宜賓燃麺

夕飯は宜賓名物の宜賓燃麺(7元/約119円)を食べる。スープ無しで唐辛子や油分の多い麺料理だ。

食後は近くのスーパーマーケットで食料調達だ。

インスタントラーメンと饅頭を購入。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17.5元
宿泊費 93元 1泊93元×1
バス 10元 路線バス
合計 120.5元

四川省の世界遺産 楽山大仏・峨眉山&芭石鉄道

四川省旅行記2016春

峨眉山→楽山

昨日から雨が降っているが、今日も雨だ。予定では報国寺とか見物してから楽山へ移動しようと思ったが、これでは見物は無理だな。まあ、楽山で宿を予約しているのでとにかく移動だ。

09:45頃、宿をチェックアウトして徒歩2分ほどの峨眉山旅游客運中心へ移動するが折りたたみ傘壊れる。楽山行きチケットを購入してバスに乗車する。楽山までの運賃は11元。

10:00頃、バスが発車する。乗客は自分を含め4人。10:19頃、成昆鉄路の峨眉駅の近く、北西にある名山広場站で客が乗り込んでくる。

肖壩旅游車站

楽山まで客を拾いながら走り、10:50頃、バスターミナルの肖壩旅游車站(肖坝旅游车站)に到着する。

まずはバス情報を確認しておく。時刻表を見ると成都と峨眉山行きのバスは多そうだ。

峨眉山行きは報国寺(报国寺)と表記されているのが峨眉山旅游客運中心へ行くバスだ。

続いてバス停で路線バスを確認する。1路と2路は楽山市の北にある楽山聯運汽車站(乐山联运汽车站)、8路は楽山大仏の観光フェリーが出ている楽山港、13路が楽山大仏(乐山大佛)へ行くバスだ。

10:58頃、8路のバスに乗車。運賃1元、11:10頃、海棠公園站で下車する。雨が降る中、来た道を400m-450m戻ると道の向かい側にユースホステルが見えてきた。

楽山海韵国際青年旅舍

11:20頃、ユースホステルの楽山海韵国際青年旅舍(乐山海韵国际青年旅舍/Leshan Haiyun International Youth Hostel)に到着。YHA Chinaの加盟店だがQunar.comで予約しておいた。1泊35元で3泊、既に予約時に料金は支払い済みで登記は問題なし。料金表見ると飛び込みだと8人ドミトリー50元になっているのでネットで予約したほうが良さそうだ。

部屋は8人ドミトリーで各ベッドに照明とコンセント、小物を置く台、仕切りのカーテンもある。部屋はかなり広めでエアコン、洗面台、電気ケトルがある。人数分の中型ロッカーもある。Wi-Fiは電波良好でネットは問題なし。共用のトイレ・シャワーは許容範囲内だ。

香菇炖鶏麺

12:30頃、近くの麺屋で香菇炖鶏麺(9元/約153円)を食べる。シイタケと煮込んだ鶏の骨付き肉が具材に載っている。長時間煮こまれているので骨は柔らかくそのまま食べられる。スープは鶏ガラのようで透明であっさり系だ。

楽山港

雨が降っているので宿に戻るが、14:30頃、雨が止んだので楽山市内の調査に出発。15分ほど歩いて楽山港に到着。楽山大仏の観光フェリーがここから出ており70元もする。

一昔以上前は楽山港から岷江を下り宜賓や重慶へのフェリーがあったようだが、現在は姿を消し楽山大仏の観光フェリーのみになる。

15:20頃、楽山港の路線バスを確認しておく。8路が肖壩旅游車站(肖坝旅游车站)、9路と12路が楽山客運中心站(乐山客运中心站)へ行く。15:25頃、運賃1元で9路のバスに乗車して客運中心站(客运中心站)へ移動。

楽山客運中心站

15:55頃、バスターミナルの楽山客運中心站(乐山客运中心站)に到着。

バス情報を確認するが距離表しか見当たらず。自動券売機があったので芭石鉄道の犍為県(犍为县)行きのバスがあるか確認すると犍為県行きのバスが運行されていた。

路線バスは3路が高速鉄道の楽山駅(高铁乐山站)と楽山大仏(乐山大佛)、9路と12路が楽山港、21路が高速鉄道の楽山駅(高铁乐山站)と楽山聯運汽車站(乐山联运汽车站)へ向かう。16:05頃、21路のバスに乗車、運賃1元、聯運汽車站(联运汽车站)で下車する。

楽山聯運汽車站

16:25頃、バスターミナルの楽山聯運汽車站(乐山联运汽车站)に到着。

バスを確認すると時刻表があった。近郊へのバスが多いようだ。芭石鉄道の犍為県(犍为县)行きのバスは10分間隔の運行のようだ。予約サイトの四川汽车票务网だと芭石鉄道の嘉陽(嘉阳)行きもあるのでバスターミナルの時刻表は古いようだ。

路線バスは21路が高速鉄道の楽山駅(高铁乐山站)と肖壩旅游車站(肖坝旅游车站)、1路が肖壩旅游車站(肖坝旅游车站)へ行く。

楽山にもあるウォルマート

16:40頃、1路のバスに乗車、運賃1元、土橋街で下車。3分ほど歩いて、17:00頃、ウォルマートに到着。楽山にもウォルマートがあった。しかも泊まっているユースホステルから直線距離で約400mだ。

ウォルマートで折りたたみ傘を買おうとしたがダサイタマな柄物しかない。なぜシンプルな黒の折りたたみ傘がないのだ?傘は他で買えばいいか。

今回はウォルマートでライチが売られているのを見つける。海南省海口産、500gで13.8元(約235円)になる。いよいよライチの季節に入ったようだ。まだ値段が高いが6月になれば広東省産が流通し始めて流通量が増えて価格も下がるだろう。

ウォルマートで購入したのはフランスパン(3.5元/約57円)を2本。

傘は露天で購入。25元(約425円)の安物なので1年持てばいいほうかな?

鶏湯紹子麺

夕飯は鋪蓋麺の店で鶏湯紹子麺(10元/約170円)を食べる。鋪蓋麺は麺が四角く伸ばされているのが特徴の重慶名物の麺料理だ。スープは鶏ガラ系のようで透明であっさり味だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 26元
バス 4元 路線バス
バス 11元 峨眉山→楽山
25元
合計 66元

世界遺産 楽山大仏

07:45頃、ユースホステルを出て、海棠公園のバス停から13路のバスに乗車。運賃1元、楽山大仏(乐山大佛)へ移動。

08:20頃、楽山大仏の北門に到着。入場料は90元になるが、2009年から90元のままでやっているようだ。まあ、値上げしたら反発を招くだろうからな。

楽山大仏は唐の開元元年(713)に貴州の海通和尚により岷江の水害を治めるために、弥勒菩薩の大仏を作り始めた。海通和尚が亡くなると工事は一時中断するが、開元27年(739)に剣南節度使の章仇兼瓊による寄付により工事が再開されるが、その後中断される。貞元元年(785)に西川節度使の韋皐により工事が再開され、貞元19年(803)に大仏が完成する。

1996年に峨眉山とともに世界遺産に登録されている。

08:35頃、凌雲寺に到着。

凌雲寺の創建は唐代になり楽山大仏が開削される前から存在している。唐の開元元年(713)、大仏開削時に寺が拡張され、その後修復が繰り返されてきた。

08:50頃、楽山大仏を見物。間近で見ると本当に大きい。

大仏の脇には成金や土豪といった金持ちの観光客で溢れている。

続いて大仏の足元へ桟道になっている階段を降りるのだが、観光客が多いので混雑している。

この階段は途中に撮影ポイントがあるので記念撮影をする観光客が多い。大仏だけ撮影なら問題にならないのだが、ポーズ取られたりして撮影すると渋滞が発生する。

大仏の足元に到着。

足元から見る楽山大仏の迫力はすごい。

こちらは階段を降りてくる観光客。この急な階段が大仏の足元へ行く唯一のルートのようだ。

大仏は岷江に面した場所にあるので、観光船で見物する金持ちたちもいる。09:30頃、楽山大仏を離れる。

麻浩崖墓

10:00頃、麻浩崖墓に到着。麻浩崖墓は後漢の頃の古代墓になる。後漢の頃に四川で流行した墓で山に穴を掘って墓としたために崖墓と呼ばれた。麻浩崖墓は凌雲山と烏尤山の間の崖に分布しており、数は500余りになる。

ここも楽山大仏の一部で世界遺産なのだが観光客はほとんどいない。ほとんどの観光客は楽山大仏のみ見物して帰ってしまうようだ。

この様に後漢の古代墓が公開されており観光客がほとんどいないので世界遺産を独り占めできる。

そして興味深いのが、この古代墓には「荊軻刺秦」という壁画がある。荊軻が秦王の政(始皇帝)を暗殺しようとする場面を描いている。暗殺は失敗してしまい荊軻は殺されてしまう。この事件が後漢の古代墓に壁画として描かれている事は興味深い。10:30頃、麻浩崖墓を離れる。

烏尤寺

10:40頃、烏尤寺に到着。烏尤寺も楽山大仏景区の観光地の一つになる。

こちらも観光客は殆どおらず静かだ。

山の上にあるが寺の規模は大きめだ。羅漢堂が五百羅漢が見どころだろう。11:05頃、烏尤寺を離れ山を降りる。

楽山→峨眉山

11:20頃、烏尤寺のバス停に到着。11:25頃、運賃1元で13路のバスに乗車して肖壩旅游車站へ移動する。12:00頃、バスターミナルの肖壩旅游車站(肖坝旅游车站)に到着。

昨日、雨で報国寺などを見物せずに楽山へ移動したので、11元で報国寺(报国寺)へのチケットを購入、次のバスは12:30なので待機となる。バスの行き先が報国寺(报国寺)になっているが、実際に到着するのは峨眉山の麓の峨眉山旅游客運中心になり、これが峨眉山行きのバスになる。

12:22頃、バスに乗車して発車を待つ。12:30頃、バスが発車する。13:20頃、峨眉山旅游客運中心に到着。

報国寺

13:35頃、報国寺に到着。

入場料は8元で比較的良心的な料金設定た。

報国寺は元々は会宗堂と呼ばれ、明光道人により明の万歴43年(1615)に建立される。その後、清の順治年間に聞達禅師により修復が行われ、康煕42年(1703)に報国寺と改名される。

峨眉山の麓にある寺では一番有名らしい。

報国寺には宿もあり観光客が宿泊できるようになっている。英語でも表記されているようなので外国人もOKかな?料金設定は8元から880元まで幅広い。安い部屋というかドミトリーは大雄宝殿とか古い建物で僧坊だな。14:10頃、報国寺を離れる。

伏虎寺

14:30頃、伏虎寺に到着する。入場料は6元。

伏虎寺は唐代に心庵禅師により創建された千年古刹になる。

観光客は多いが山の中なので雰囲気は良い方だ。

境内は比較的広めだ。14:55頃、伏虎寺を離れる。

善覚寺

15:40頃、善覚寺に到着。明の万歴年間になり道徳禅師により創建され、当時は「降龍院」と呼ばれ、清代初期に元亨禅師が修行する。康煕年間に「善覚寺」の名を下賜される。

寺の規模は小さめだが大雄宝殿に信徒が集まり読経していた。15:50頃、善覚寺を離れる。

素炒竹笋

16:15頃、バスターミナルの峨眉山旅游客運中心まで戻ってきた。少し早目の夕食にレストランで素炒竹笋(15元/約270円)と米飯(2元/約36円)を食べる。あと消毒済みのラッピングされた食器(1元/約18円)を使うが、衛生的な環境で消毒されたのかは不明だ。

素炒竹笋はタケノコ炒めになり、ネギ、生姜、ニンニクと一緒に炒められている。峨眉山の登山道では地元民たちがタケノコを売っていいたので旬の野菜のようだ。

峨眉山→楽山

16:50頃、峨眉山旅游客運中心で楽山行きのチケットを購入。運賃11元で次のバスは17:00発車だ。

バスに乗車すると車内が物凄く汗臭い!エンジン止めているので乗客のおっちゃんたちの汗の臭いが車内に充満している。16:57頃、エンジンが掛かりエアコン全開になり、悪臭が徐々に消えていく。17:00頃、バスが発車する。18:05頃、楽山のバスターミナルの肖壩旅游車站(肖坝旅游车站)に到着。運賃1元の1路のバスに乗車してユースホステルへ戻る。

ユースホステル近くのウォルマートで処分品の康師傅の茉莉蜜茶550ml×4(2元/約34円)を購入する。

賞味期限が1ヶ月を切っているので激安だ。

夜になりSDカードスロットの壊れたポメラDM100をUSB接続で今日のファイルを回収しようとしたらエラーが出てテキストファイルが消えやがった!今日一日の行動記録が・・・。今日の日記は写真の撮影時刻、GPSデータ、自分の記憶を元にして一から書き直している。

22:00頃、下のベッドの中国人のおっさんがうるせえ。白人さんが夢の中なのに、気にもせずデカイ声で電話してやがる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
バス 3元 路線バス
バス 11元 楽山→峨眉山
バス 11元 峨眉山→楽山
楽山大仏景区 90元
報国寺 8元
伏虎寺 6元
合計 149元

楽山→犍為

今日は朝から霧が出ている。ただの霧か、PM2.5などたっぷりの毒霧かは・・・。07:25頃、海棠公園のロータリーにやってきた。ロータリーの湖宿泊所のバス停から1路のバスに乗車して聯運車站へ向かう。

今日は犍為県の芭石鉄道を調査しに行く。調査と言っても今回は行き方と乗り方を調べる簡単なものだ。芭石鉄道は嘉陽小火車とも呼ばれるナローゲージの鉄道だ。蒸気機関車が現役で走っており海外でも知られており情報も多い。

07:45頃、バスターミナルの楽山聯運汽車站に到着。

犍為行きのチケットを購入、運賃は17元である。

07:52頃、バスが発車する。乗車率は3割ぐらいでかなり空いている。途中で客や配達の荷物を拾いながら国道213号を南へと走る。

犍為汽車站

09:20頃、バスターミナルの犍為汽車站(犍为汽车站)に到着。犍為に2つあるバスターミナルの1つになり、もう一つは北門車站である。

まずはバス情報を確認。

犍為→三井

09:30頃、バスターミナル対面のバス停へ。路線バスも確認しておく。

バス停前に三井行きバスが停車していたので乗車。とりあえず三井まで行くことにする。三井まで運賃4元。09:35頃、北門汽車站を通過。10:15頃、終点の三井に到着。

芭石鉄道

バスの発着場所近くには游客中心があり、観光案内の地図もある。話には聞いていたがかなり観光地化されている。どうも訪れるのが遅かったようだ。10年前なら昔ながらの田舎の姿を見られたのだろう。

300mほど離れた芭石鉄道の躍進駅へ向かうと、ちょうど蒸気機関車が入線してきて、10:30発の芭溝行き観光列車の乗車が始まる。

ホームの向かいには立派な駅舎がある。

駅には地元民が利用する普通客車の運賃表があり1駅5元とあり石溪-黄村井の全区間に乗車すると40元になる。

観光列車は乗車せずにまず撮影だ。

10:30に芭溝行き観光列車が1両編成で発車していく。この観光列車の運賃は片道80元、往復130元になっていた。調子こいて値上げしている。

まあ、観光列車は今回の目的ではない。GPSデータの収集と普通列車への乗車だ。やはり乗車するなら地元民が乗車する普通列車だな。次の列車は13:00のようだが駅や游客中心には時刻表がない。これは観光客を何としてもボッタクリの観光列車に乗車させるための作戦か?それともダイヤ改正でもするのか?

次の列車まで2時間半待機となる。その間に石炭輸送の電気機関車を撮影しておく。

12:45頃、観光列車が帰ってきた。1両編成なので物足りないな。

これは芭石鉄道の行先票。

12:55頃、石溪駅からの列車が入線してきた。

地元民や物好きな少数の観光客に混じって普通客車に乗車する。

客車ごとに乗務員のおばちゃんがおり運賃を徴収してくる。
終点の黄村井までは35元だ。

13:00頃、黄村井行きの普通列車が発車する。4両編成のうち1両は観光用客車だ。

車内は乗車率100%で大混雑。足元には卵など食料品が置かれている。

途中駅で地元民が降りていくのを期待して乗り鉄です。

途中のスイッチバックを行う蜜蜂岩駅には動かなくなった蒸気機関車が展示されている。放置とも言うが・・・。

のどかな田舎の風景を見ながら乗り鉄をしていくが、いつの間にか地元民が下車して座れるようになる。

14:00頃、芭溝駅に到着。駅舎には芭蕉溝とも表記されている。ここでほとんどの観光客が下車する。

14:10頃、終点の黄村井駅に到着。機関車の付け替えが行われ作業完了後にすぐ発車となる。

黄村井→石溪は運賃40元だ。黄村井駅から帰りは乗客少なく空席が目立つ。芭溝駅でも乗客が少なく確実に座れる状況だ。この時間は帰る観光客が少ないようだ。

途中駅ではホームが無かったりするが地元民の利用が多い感じだ。

仙人脚駅では観光客車の観光客が下車する。機関車が蒸気を噴き出して走行し撮影会が始まる。観光客が再び乗車して再び通常走行だ。15:20頃、躍進駅に到着。乗客のほとんどが下車する。ここで観光用客車を切り離す。15:27頃、躍進駅を発車。

15:40頃、石溪駅に到着。しばらく蒸気機関車は機関庫に籠もっている。よく見ると水と石炭の補給をしている。

補給が終わり機関庫から出てきて客車に連結される。16:15頃、石溪駅を離れる。3分ほど歩いて犍為への道に出ると、ちょうど三井→犍為のバスが来て乗車する。犍為まで運賃2元。

16:45頃、北門車站外校のバス停で下車する。

北門車站

犍為に2つあるバスターミナルの一つである北門車站に到着。

まずはバス情報を確認。

楽山行きは楽山客運中心站と楽山聯運汽車站行きの2つがあり、今回は17:00発車の高速を使う楽山客運中心站行きのチケットを購入。

運賃20元、17:00頃、犍為汽車站からの楽山行きのバスが来て乗車する。高速道路を快調にバスが北へと爆走していく。

そして、隣のオバハンの痰吐きも絶好調。おっちゃんでなくオバハンの痰吐きというのがポイントだ。中国は毎日ネタを提供してくれてありがたいのだが、たまには痰吐き以外のネタを提供してほしい。

楽山→宜賓のチケット購入

18:00頃、バスターミナルの楽山客運中心站に到着。自動券売機で明日の宜賓行きのチケットを購入しておく。

窓口だとおサルさんの割り込みがあったりするので、自動券売機が使えるときは、なるべく券売機を利用する。おサルさんたちは自動券売機には寄りつかないので高確率で空いている。

今回の券売機は現金非対応でスマホでの支付宝の支払いのみ対応だ。こういう時に中国の携帯番号持っていて良かったと思う。

18:20頃、客運中心站のバス停から9路のバスに乗車。運賃1元、夕方のラッシュで渋滞が酷くノロノロ運転だ。18:45頃、海棠公園で下車する。

鶏湯双打麺

夕飯は重慶名物の鋪蓋麺の食堂で鶏湯双打麺(10元/約180円)を食べる。この四角いのが鋪蓋麺の特徴で麺じゃないようだけど麺料理だ。スープは透明な鶏ガラ系であっさりしており美味い。

ユースホステルへ戻ると部屋の窓全開でエアコン稼働中だ。中国のエアコンは部屋だけでなく地球全体を冷やせるようだ。エアコンの排熱はどうなるんだ?ベッドで読書している中国人の兄ちゃん教えてくれよ!

というか窓閉めてエアコン稼働させろよ。電気代と資源の無駄だろうが!中国には節約という概念はないようだ。テレビでは「节能」「环保」という省エネ、エコを意味する単語が出てくるが、右の耳から入って左の耳から出て行き、頭の中には「浪費」という単語が留まっているようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
鉄道 35元 躍進→黄村井
鉄道 40元 黄村井→石溪
バス 2元 路線バス
バス 17元 楽山→犍為
バス 20元 犍為→楽山
バス 4元 犍為→三井
バス 2元 石溪→犍為
バス 61元 楽山→宜賓
合計 191元

四川省の世界遺産 峨眉山トレッキング

四川省旅行記2016春

都江堰→峨眉山

08:00頃、宿をチェックアウトする。08:25頃、バスターミナルの都江堰市客運中心に到着。

今日は峨眉山へ向かうが峨眉山市にはバスターミナルが2つあり峨眉山景区近くの峨眉山旅游客運中心と峨眉山市郊外の峨眉山市城北客運站になる。都江堰からバスは郊外の峨眉山市城北客運站行きになる。チケットには「峨眉山」と印字されておらず「峨眉」と印字されているので峨眉山市城北客運站行きとなるようだ。峨眉行きのバスはまだ到着していないので少し待つことになる。

08:45頃、バスが来て09:00発の峨眉行きのバスに乗車する。今回はチケットを2日前に自動券売機で購入しておいたので眺めの良い最前列席になる。ただし事故った場合はあの世行きの確率が高い席だが・・・。

09:00に定刻通りバスが発車、峨眉客運中心まで約3時間の道のりになる。乗客は10人で半分以上の席が空いている。いつもの途中で客を乗せながらの運行だな。成灌高速に入り、まずは成都方面へ向け爆走していく。09:25頃、郫県で高速を降りて一般道を走っていく。09:35頃、郫県客運中心に到着。ここで峨眉行きの乗客が乗車してくる。09:40頃、郫県客運中心を出発する。10:00頃、再び高速道路に入り爆走する。

11:10頃、眉山服務区でトイレ休憩になる。11:20頃、高速を爆走して峨眉へ向かう。11:45頃、高速を降りる。12:00頃、夹江客運中心に到着する。

峨眉山市到着

12:25頃、峨眉山市城北客運站に到着。ボリタクの運ちゃんたちが待ちかまえていたが、そのままやり過ごす。

まずバスの運賃時刻表を確認する。さて、峨眉山へ移動しようとするが現在地がよくわからないので、GooglePlayが入っていないレノボの糞スマホで高徳地図を確認する。峨眉山市城北客運站は市内でなく市の北の外れに位置していた。そうすると、まず市内へ移動になるので路線バスを確認すると11路のバスで高速鉄道の峨眉山駅まで移動できる。

バスターミナルの斜め向かいのバス停で11路のバスを待つ。12:50頃、城北客運站から11路のバスに乗車、運賃1元で終点の高鉄広場站(高铁广场站)へ移動する。峨眉山駅まで行けば峨眉山景区への路線バスもあるだろうし最悪徒歩でも行ける。ちなみに終点の1つ手前の高鉄站(高铁站)は峨嵋山駅の南口(裏口)でほとんどの乗客は降りないので要注意。

高速鉄道の峨嵋山駅

13:15頃、終点の高鉄広場站(高铁广场站)に到着。目の前は高速鉄道の峨眉山駅で新しいデカイ駅舎がある。

13:20頃、高鉄広場站-伏虎寺站の5A路のバスに乗車する。5A路のバスが峨眉山景区行きになり、13:25頃、5A路のバスが発車。運賃1元、13:35頃、旅游車站(旅游车站)で下車する。

徒歩2分ほどでバスターミナルの峨眉山旅游客運中心(峨眉山旅游客运中心)に到着。報国寺汽車站、旅游汽車站とも呼ばれている。

バスの情報を確認するが峨嵋山景区の観光バスと成都、楽山、重慶などのバスが運行のようだ。

この峨眉山旅游客運中心には峨嵋山景区の入場券185元と観光バス90元のチケットが販売されている。ここから観光バスで一気に峨嵋山景区の奥にまで行ける。

峨嵋山3077客桟

13:45頃、eLongで予約しておいた峨嵋山3077客桟(峨眉山3077客栈/Mt.emei Hostel 3077)に到着。Booking.comでも予約できる外国人OK宿だ。1泊30元のドミトリーに3泊するが予約時に支払い済みである。

部屋の鍵はオートロックのパスワードで開けるタイプになる。部屋は4人ドミトリーで各ベッドにコンセントと電気毛布が付いている。

部屋にはエアコン、テレビ、電気ケトルがあるので一通り揃っている。Wi-Fiは問題なく使える。共用のトイレ・シャワーは少々古めだ。シャワー室は鍵壊れとる・・・。お湯はガンガン出るので、まあ問題なしかな?

客桟には酒吧やレストランも併設されているが宿泊客以外も対象にしているようで酒吧は結構大きい。宿より酒吧やレストランが本業か?

麓からの峨嵋山登山は難易度高

14:50頃、周辺調査を開始。まずは迎賓広場にやってきた。

広場で峨眉山景区の入場券や、ロープウェイ、観光バス、寺の入場券の料金一覧表を確認する。寺の入場券以外は全てボッタクリの料金設定だ。

15:40頃、雷音寺の手前にある峨嵋山景区の入場券売場にやって来た。この先は2日有効の185元の入場券を購入しないと進めない。今日はここまでだな。

ここは徒歩の観光客が利用するのだが案内表示を見ると雷音寺→金頂 52kmとある。峨嵋山の頂上まで徒歩だと52kmもあるのだ。入場券売場のおばちゃんにも聞いてみたが本当に52kmあるということだった。1日で歩いて行くのは不可能だ。2日でも頂上にたどり着けるか怪しい・・・。

これは雲南省徳欽の雨崩村へ行くのと同じように宿に荷物預けて軽装で登山でないと苦しいな。ロンリープラネット四川・重慶を読む限りだと峨嵋山景区内には清音閣景区、雷洞坪景区、金頂景区の3箇所に宿が集まっているが金頂景区が頂上に一番近いので宿代も一番高くなる。雷洞坪景区で1泊して金頂へアタックする観光客が多いようだ。

体力が無かったり、時間が無い場合は麓から観光バスで雷洞坪景区へ行きロープウェイで頂上の金頂景区へ行き、歩いて雷洞坪景区まで降りてくるようだ。徒歩で52kmは自分にはできそうもないので観光バス使うしかないな・・・。

在来線の峨眉駅

バスターミナルの峨眉山旅游客運中心から景区路を下り名山路との交差点近くにある峨眉山旅游度假区站(天下名山)のバス停へ移動。16:20頃、8路のバスに乗車して峨眉山市の東にある峨眉駅へ向かう。

運賃2元、16:45頃、峨嵋火車站(峨嵋火车站)で下車する。峨眉駅は在来線の駅になり世界有数の山岳路線の成昆鉄路の駅になる。まあ、峨眉駅は山岳区間の入口にすぎないけど・・・。

羊雑米線

夕飯は西昌料理の食堂で羊雑米線(10元/約170円)を食べる。

米線は雲南名物だと思っていたが西昌も米線が名物のようだ。西昌は牛や羊のホルモンを使った牛雑米線と羊雑米線が名物のようだ。今回は羊雑米線なので羊ホルモン米線と言ったところかな?スープはホルモンを煮込んだだけで味はあっさり系になる。唐辛子の味付けや脂っこい味付けに飽きている場合は結構いけるだろう。

食後は近くにあるスーパーマーケットで金威ビール500ml(1.99元/約34円)と処分品のジュースを購入。お釣りで元、角より下の補助通貨単位の分は飴玉で返ってきた。

峨眉駅近くの旅博広場には上游型蒸気機関車が屋外展示されている。いや、野ざらしともいうかな・・・。

保存状態はあまり良くない。せっかくの貴重な蒸気機関車が。

18:20頃、8路のバスで天下名山のバス停まで戻り歩いて宿へ。宿へ戻るとドミトリーに中国人2人がいた。2日かけて徒歩で峨眉山の山頂を目指すそうだ。自分は2日で山道50km以上は歩ける自信がない。

明日の準備をしていると中国人1人が洗濯物を干し始めた。部屋で洗濯物干すのは自分もやる時があるので別に構わないのだが、部屋で洗濯物絞るのはやめてくれ。窓の所で絞って水を外へ捨てるとかなら分かるのだが、ゴミ箱の上で絞って水をゴミ箱に捨てるというのは・・・。

まあ、駅や列車内でカップ麺の容器がスープ入りでゴミ箱に捨てられているのを頻繁に見るので中国人は水などの液体をゴミ箱に捨てる習性があるようだ。あまりゴミに水分が多いと焼却炉の温度が上がり難いのだが・・・。それ以前に焼却処分しているかという問題もあるが・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12.9元
バス 6元 路線バス
合計 18.9元

世界遺産 峨眉山へ

04:50頃、起床する。同じドミの中国人2人も起きて出発の準備をしている。2人は峨眉山頂上の金頂景区まで登山するということだ。50km以上の道のりを徒歩で制覇しようとは・・・。

05:40頃、宿を出て徒歩2分ほどで峨眉山旅游客運中心(报国寺客运中心とも呼ばれる)に到着。既に窓口には列ができている。峨眉山景区185元の入場券と景区内のバスチケット90元を購入。観光客の足元見てボッタクリだ。

峨眉山景区の入場券は2日間有効、バスは当日有効になる。

報国寺→雷洞坪

05:50頃、雷洞坪行きバスに乗車する。バスは06:00から運行だが客が集まったバスは先に発車していく。早朝でもかなり混雑している。06:04頃、客が集まり発車する。今日の日の出は06:11、日の入りは19:54になり日の出前の出発となる。

06:10頃、黄湾を通過。06:45頃、バスの冷却水補充とトイレ休憩になる。バスが多数停車して冷却水の補充をしている。

売店があるので朝食を購入する観光客も多い。そして、人口密度の高いところなので朝から豪快に痰吐きをしているおサルさんたちがいる。朝から世界遺産 峨眉山に痰吐きの音が響きわたる。今日も中国絶好調のようだ。07:00頃、バスが出発する。

零公里車站

07:05頃、零公里車站に到着。ここがバスの観光客の入口になりバスを一度降りて入場券の確認になる。入場券を買っていない場合は、ここで入場券購入となる。

再びバスに乗車して発車を待つ。入口には武警が配置され警備に当たっている。他の場所でも警備しないとゴミやタバコのポイ捨てされるだろうな。07:20頃、バスが発車する。

峨眉山登山開始

07:55頃、標高約2400mの雷洞坪車站に到着。ここからは徒歩になる。

天気は晴れで青空が見え登山には最適だろう。

天気は良いのだが早朝06:00に麓を出発したのに登山道は人民の海と化している。そして、痰吐きやゲップの音が聞こえてくる。ここは世界遺産 峨眉山なのだが・・・。世界遺産の感動でなくガッカリ感、やってもうた感が漂っているのは気のせいか?

08:20頃、ロープウェイの金頂索道のある接引殿に到着。標高約2500mになる。ロープウェイには金持ちの成金や土豪たちが群がっておりカオス度が高い。

接引殿には登山道を行く観光客だけが見物して裏手の登山道へと進んでいく。

08:40頃、登山道を登り始める。登山道は観光客が少なく静かな環境が広がっていた。これが本当の峨眉山だな。

09:20頃、標高約2860mの太子坪に到着。太子坪は寺院になり売店が2軒ほどある。寺院や売店には宿があるが外人OKかは?

金頂景区

09:55頃、ロープウェイの金頂索道の上の乗り場がある金頂景区に到着。ここに来ると観光客が多くなり痰吐きの音が響き始める。ここは世界遺産 峨眉山なのだが・・・。

金頂景区は峨眉山山頂付近に位置しており金頂は3077m、万仏頂は3099mになる。景区内には華藏寺、臥雲庵、接引殿、洗象池などがある。万仏頂は工事中で立ち入り禁止になっていた。

ここはロープウェイ乗り場近くの金頂大酒店で成金や土豪といった金持ちが宿泊するホテルだ。峨眉山頂上の金頂に近いので料金も当然高い。

10:20頃、臥雲庵を見物。臥雲庵は標高3064mに位置しており、創建は唐、宋の頃になり、明の嘉靖年間に性天和尚により再建される。寺の名の由来は寺の外が白雲に包まれており雲の中に寝ているようなので「臥雲庵」と呼ばれるようになった。

明代末期に寺は荒れ果て、清の康熙2年(1663)に伏虎寺の僧である可聞が兵部侍郎の哈点や文武官員の援助を受けて再建する。庵の屋根は錫の瓦で覆われ日の出の際に銀色の光を放ち「銀頂」とも称される。

峨眉山頂上

10:45頃、峨眉山頂上の金頂に到着。

眼下には雲海が広がっている。

しかし、峨眉山の頂上は虫が多い。ユスリカみたいな虫が大量に発生しており撮影の障害になる。5月の峨眉山は虫が多いのか?

こちらは華藏寺になり峨眉山頂上の金頂景区で一番大きな寺だ。

観光客が熱心にお参りしているが、ほとんどはロープウェイで来た金持ちだ。登山道を歩いて来た巡礼者はほとんどいないだろう。

この華藏寺の大雄宝殿を見物するが内部は撮影禁止だ。金ピカの新しい仏像があり熱心にお参りしている観光客がいるが、どうも銭の臭いが漂っている。表面上は仏教だが中身は・・・。

11:45頃、金頂景区を離れ下山する。下山する観光客は多めで戻りの登山道は少々やかましい。

12:30頃、接引殿に戻ってきた。

ロープウェイで降りてきた成金や土豪といった金持ちが登山道を降りるのでやかましい。

で、こういう人口密度の高い所ではゴミのポイ捨ては基本である。

カップ麺の容器が登山道にポイ捨てされているのが中国らしい。

12:55頃、雷洞坪車站に戻ってきた。バスのチケット売場で雷洞坪からの運賃を確認すると一番近い万年寺でも40元、麓の報国寺は50元になる。これだと片道で購入していると高くつくな。初めから往復で購入しておいて正解であった。

ここからバスで万年寺車站へ移動する。13:00頃、万年寺行きのバスに乗車。続いて団体客が乗り込んできて定員オーバーになり先の乗車していた夫婦2人が降ろされた。おばちゃん文句言いながら仕方なく降りていた。しかし、文句言いながらでもよく降りたな。中国なのでそのまま殴り合いの喧嘩になると思ったが・・・。やはり20人以上相手では勝てないと思ったか?13:05頃、バスが発車する。13:38頃、零公里車站を通過。

13:42頃、バスの水補給で休憩となる。13:55頃、バスが発車する。

14:20頃、万年寺車站に到着。万年寺車站からのバス料金を確認。

14:30頃、万年寺の検票口から再入場して登山開始。

万年寺へ向けて参道を登っていく。途中に幾つかの集落があり土産物屋や宿があったりする。万年寺の手前で抜き打ちの入場券チェックが行われており、皆入場券を準備している。文句言っている観光客もいたけど・・・。逃票で見物している観光客がいるのだろう。

万年寺

15:10頃、万年寺に到着。入場料は10元。

万年寺は峨眉山市黄湾郷万年村に位置しており、東晋の隆安5年(401)に創建され当時は普賢寺と呼ばれた。唐代に慧通禅師により再建され白水寺、宋代には白水普賢寺と呼ばれていた。明の万歴28年(1600)の再建時には万暦帝より「聖寿万年寺」の額を下賜され万年寺と呼ばれるようになる。

無梁磚殿の創建は明の万歴28年(1600)になり万暦帝が母の為に建立した。

峨嵋山の主要観光地になり多くの観光客がお参りに訪れている。

境内は広めだが山門近くは人で賑わっているが奥の方へ行くと静かになってくる。

建物は古いものが多いので雰囲気的には良い。15:50頃、万年寺を離れる。

登山道を下って行くと野生の猿たちが観光客を待ち構えている。

そして、観光客たちから荷物を強奪していく。

野生の猿は観光客が近づいても全く怖がっていない。道のど真ん中に居座っている。

白龍洞

16:05頃、白龍洞に到着。白龍洞は白龍寺とも呼ばれ、明の嘉靖年間に別伝禅師により創建される。寺の後ろには白龍二洞があり、伝説によれば白娘子が修行した事から白龍洞と呼ばれるようになった。清朝初期に寺が再建され、康熙41年に康熙帝より祖元大師に金剛経の一部と聯語を賜る。

現在の白龍洞は清朝末期に建てられたもので、民国27年(1928)に破壊され1953年、1980年に修復される。16:25頃、白龍洞を離れる。

16:35頃、清音閣に到着。ここまで来ればバス乗り場までもう少しだ。16:45頃、清音閣を離れる。

17:20頃、五顕崗車站に到着。バスの運賃を確認。

麓の報国寺へ戻る観光客で混雑しているというか、団体客と個人客が入り乱れてバス争奪戦となり修羅場と化している。観光客が帰る夕方は鬼門だ。何とか改札口のおっちゃんに声をかけてバスを確認して、17:25頃、麓の報国寺行きのバスの乗車する。17:30頃、バスが発車する。17:43頃、黄湾車站を通過。17:50頃、峨眉山旅游客運中心に到着。

今日一日だけで思った。世界遺産 峨眉山はバスだと平日の朝一番でも頂上を目指す人民の海に飛び込むということ。片道50km以上だが早朝出発で2日、3日かけて山頂を目指したほうが自然を満喫できるだろう。

熊掌豆腐

夕飯は近くのレストランで熊掌豆腐(15元/約270円)と米飯(2元/約36円)を食べる。熊掌豆腐は四川料理のひとつになり、直訳すると「熊の手豆腐」だが残念ながら本物の熊の手は入っていない。

薄切りの豆腐を油で炒めて黄色く表面を揚げる。あとは豆板醤やニラなどと一緒に煮て完成。外見は麻婆豆腐の豆腐が揚げ豆腐に変わった感じ。この揚げ豆腐が熊の手に似ているから熊掌豆腐と呼ばれている。

唐辛子控えめなので辛くなく食べやすく美味い。洗面器で出て来たご飯をお代わりして満腹である。夜は楽山での宿を予約しておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17元
宿泊費 105元 予約:楽山海韵国際青年旅舍
バス 90元 峨眉山景区観光バス
峨眉山景区 185元
万年寺 10元
合計 407元

世界遺産 峨眉山トレッキング2日目

06:10頃、峨眉山旅游客運中心にやってきた。

既に人多い。おそらくほぼ全員が雷洞坪車站まで行って峨眉山頂上の金頂を目指すのだろう。今日は昨日最後にバスに乗った五顕崗車站(五显岗停车场)まで行って清音閣から雷音寺へのトレッキングを再開する。窓口で五顕崗車站までのチケットを購入しようとするが、片道は販売しておらず往復だけと言われる。おいおい、五顕崗車站とか他では峨眉山旅游客運中心(報国寺車站)までの片道販売していて逆ルートは販売してないのかよ?この辺はチャイナクオリティだ。

雷音寺

予定変更で下りルートから上りルートで雷音寺から清音閣への道を上っていくことにする。

06:45頃、入場券売場の雷音寺售票站にやってきたが早朝で誰もおらず、そのまま通過。逃票やり放題だな。今日の天気は曇りで涼しいが登山道を歩いているとTシャツでも汗が吹き出て暑い。夏は暑すぎて登山は無理だな。

雷音寺

07:00頃、雷音寺に到着。創建は15世紀の明代になり創建時は観音堂と呼ばれた。15世紀中頃に大足の宝頂寺の僧侶が住み雷音寺と名が変わる。16世紀中頃には解脱庵とも呼ばれた。

明代創建の古刹であるが建物はそこまで古くはない。寺の規模は小さく尼僧が数人いたので尼寺か?

07:15頃、雷音寺を離れ山の中を進んでいく。

純陽殿

07:50頃、標高約900mの純陽殿に到着する。宋代には既に存在しており峨眉山最大の道教寺院(道観)になる。1585年に再建され呂仙行祠と呼ばれ、1633年に四川監察御史により修復され純陽呂祖殿と呼ばれた。清初期に荒れ果てるが、乾隆年間から嘉慶年間にかけて仏堂と元の純陽殿として再建された。

小さな寺で少し見るだけで十分である。08:10頃、純陽殿を離れる。

聖水閣

08:43頃、聖水閣に到着。地図には神水閣と表記されているが、聖水禅院の額が掲げられている。

聖水閣は聖水禅院、神水閣とも呼ばれ水や泉があることから寺の名が来ており、創建は隋、唐の頃になる。聖水禅院は元の大峨寺、勝峰庵などの古寺院の跡にあり1980年代に再建された。現在は20人ほどの尼僧の道場となっている。峨眉山では比較的新しい寺院になり規模はそこそこだ。

ここで観光客のおっちゃんたちと遭遇するが寺の境内で痰を吐いている。これは仏罰が下るだろう。いや仏罰より武警に連行してもらった方がいいな・・・。何で中国だと寺院なのに平気で痰吐く観光客に遭遇するんだ?09:10頃、聖水閣を離れる。

中峰寺

09:40頃、標高約750mの中峰寺に到着。途中で道を行き過ぎて5分ほど無駄にした。

中峰寺の創建は西晋になり、創建当時は乾明観と呼ばれ道教寺院(道観)であった。峨眉山六大古寺の一つに挙げられる。東晋の頃に明果禅師により道教寺院から仏教寺院へと改めて、中峰寺へと改名する。南宋の紹興年間(1131ー1162)に密印禅師が住職となり増修築が行われる。その後は別峰禅師が寺を引き継ぎ更に拡張される。

10:10頃、中峰寺を離れる。10:13頃、検票口があり入場券確認がある。この先に広福寺、清音閣がある。

広福寺

10:35頃、広福寺に到着。ここは小さな寺院で静かだ。

10:45頃、広福寺を離れる。

清音閣

10:50頃、清音閣に到着。昨日の場所まで戻ってきた。この清音閣から峨眉山頂上の金頂までは万年寺を通るルートと仙峰寺を通るルートの2つがある。万年寺の方が主要ルートになり観光客が多い。

昨日は万年寺から清音閣へ来たので、今日は仙峰寺のルートを歩く。歩くと言っても清音閣から仙峰寺までは21kmの距離がある。さすがに仙峰寺までは歩けないので、6km離れた洪椿坪を目指す。

峡谷の桟道を歩いて奥へ進んでいく。

チベットモンキー

11:40頃、自然生態猴区に到着。峨眉山には野生のサルが生息しており、ここは保護区になる。峨眉山に生息しているサルはチベットマカクでチベットモンキーとも呼ばれている。まあ、一般の観光客に紛れて痰吐きやゴミのポイ捨てするおサルさんも峨眉山には出没するが・・・。

で、この峨眉山のサルなのだが一応野生なのだが、保護区の入口で餌が売られており観光客に餌付けされてしまっている。なので、人を恐れずに観光客の菓子や土産物などを強奪しており襲われている観光客もいた。正直言って日光のサルより始末が悪い。

日本では野生動物に餌を与えてはいけないのが当然であるが、中国では餌が売られて餌付けされてしまっている。野生動物への接し方が日本とは根本的に違うようだ。

自然生態猴区を通過して登山道を進んでいき、12:05頃、万縁橋を渡る。

洪椿坪

12:20頃、標高約990mの洪椿坪に到着する。洪椿坪は峨眉山市黄湾郷龍門村に位置しており、創建は清の乾隆47年から55年(1782ー1790)になる。千仏禅院とも呼ばれている。

雨が降ってきたので、これ以上先へは進めない。それに次の仙峰寺まで15kmもある。12:40頃、洪椿坪を離れ来た道を戻る。途中で雨が止むが、そのまま来た道を戻る。13:50頃、清音閣に戻ってきた。清音閣から五顕崗車站(五显岗停车场)へ向かう。

五顕崗→峨眉山旅游客運中心

14:20頃、五顕崗車站に到着。20元で峨眉山旅游客運中心(峨眉山旅游客运中心)へのチケットを購入。峨眉山旅游客運中心は報国寺車站(报国寺车站)とも呼ばれている。

今日は早めに引き上げてきたので混雑はそれほど酷くない。14:25頃、バスに乗車して発車を待つ。14:40頃、客が集まり発車する。

15:00頃、峨眉山旅游客運中心(峨眉山旅游客运中心)に到着するが、一部の乗客が行き先が報国寺車站(报国寺车站)と呼ばれているから報国寺(报国寺)へ行くのだと思っていたようで騒ぎ始める。そりゃそうだよな、峨眉山旅游客運中心なのに報国寺車站とも呼ばれていたら報国寺のすぐ近くだと思うよな。

実際は徒歩10分ぐらい歩かないといけないしな・・・。紛らわしい名称にするからトラブルになるんだよな。自分は腹減っているので、さっさと下車してご飯を食べに行く。

平菇肉片

少し早めの夕食兼遅めの昼食に平菇肉片(20元/約340円)と米飯(2元/約34円)を食べる。観光地なので観光客向けのレストランしかないので、どこの店も消毒済みの食器が置かれている。この消毒済みの食器は1元になる。

平菇肉片はヒラタケと豚肉の炒め物になる。生姜、ニンニク、唐辛子も入っている。ヒラタケは味に癖がないので炒め物で食べると美味い。

米飯の方は御覧の通りの容器で出てきた。多いように見えるが実は大した量は入っていない。まあ、ご飯は2元で食べ放題なのでお代わりしておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 23元
バス 20元 五顕崗車站→峨眉山旅游客運中心
合計 43元

四川省の世界遺産 都江堰・青城山

四川省旅行記2016春

地下鉄で犀浦駅へ

08:55頃、5日居座った熊猫夫人青年旅舍をチェックアウトする。バスターミナルの新南門汽車站から通りを北へ歩いていく。09:10頃、伊勢丹が見えてきた。この辺りが成都で一番の商業地と思われる春熙路だ。

09:15頃、春熙路駅から地下鉄2号線に乗車。運賃3.6元、途中で茶店子客運站駅に停車して終点の犀浦駅まで乗車する。

09:50頃、犀浦駅に到着。地下鉄だが終点の犀浦駅は高架駅になる。

犀浦→都江堰

犀浦駅からは都江堰、青城山まで行く快鉄に乗り換えだ。快鉄は正式名称を「成都市域鉄路成灌線」と呼び、「成灌線」・「成灌快速鉄路」とも呼ばれる。使用している車両は高速鉄道のCRH1Aなので200km/h運転は楽勝なのだが、路線が短いので本来の性能が十分に引き出せない贅沢な運用になる。

まずは切符売場へ行き12306.cnで予約しておいた切符を受け取るが、ガキ連れのオバハンに割り込みされる。まあ、弱肉強食の中国なので割り込みはいつもの日常である。

切符と身分証の照合、手荷物のX線検査を済ませて待合室へ移動。待合室は意外なことに小さく、ほとんどの乗客は立ったままだ。

今回の列車は11:11発、C6133次、犀浦→都江堰になる。席は軟座、運賃10元、C列車になるので都市間を結ぶ城際鉄路という位置づけだ。

いつもの通り改札口の先頭を陣取る。11:00頃、改札が始まりホームへ移動するが、まだ列車がホームには入線していなかった。始発駅だと改札が始まればホームに列車が待機しているのが当たり前なのだが、犀浦駅はホームが地下鉄と共用になっている関係で列車をホームに長く停車させられないようだ。高速鉄道の車両と地下鉄の車両が同じホームを使用するというのはかなり興味深い。

11:05頃、列車が入線してきて乗車する。車両は最高速度200km/hのCRH1Aだ。

座席は切符には軟座と表記されているが先頭車両の一等座になる。先頭と最後尾は一等座で、その他は二等座になるので今回は運良く一等座だ。一等座は基本的に貧乏人が座ることが許されない席である。滅多にない機会だ。

車内は正直言って豪華です。都江堰までならそのまま地下鉄の車両でもいいのではないかと思うが、世界遺産 都江堰への観光用路線としても利用されているので対外的な面子のためにCRH1Aで運用している感じだ。

11:11が発車時刻なのだが、定刻より1分早く発車する。犀浦から成都郊外へ出ると速度が197km/hまで上がるが200km/hには到達せず。

定刻より1分早く11:29に都江堰駅到着。19分の短時間なので本気出さずに軽く走ったといった感じだな。

都江堰駅は市内から外れた南にあるのでバスで市内へ移動となる。駅からは4路のバスで都江堰景区へ行ける。ようするに世界遺産 都江堰へ行くバスだ。それと都江堰駅は都江堰快铁站とも呼ばれているようだ。バス停の表記は都江堰快铁站になっている。自分は予約しておいた宿へ移動するので、11:40頃、6路のバスに乗車。成都の公交ICカードは使えず現金で運賃2元、11:55頃、四〇五医院で下車する。

都江堰愛游青年旅舍

12:00頃、Qunar.comで予約しておいた都江堰愛游青年旅舍(都江堰爱游青年旅舍)に到着する。外人OK宿でビザのコピーだけで登記は問題なし。なぜかパスポートの写真はスルーだ。都江堰の公安はかなり緩いようだ。

部屋は8人ドミトリーで他にまだ客はいない。夕方までには埋まるのだろう。で、部屋の設備だが新しいベッドがあるだけで、ベッドにコンセントや照明は付いていない。一応部屋にコンセントはあるが使い勝手は悪い。Wi-Fiはつながるので問題なし。共用のトイレ・シャワーは問題無しだ。2016年開業で、まだオープンから半年も経っていないので設備は新しい。

奎光塔公園

12:30頃、都江堰の街を調査しに出発する。まずは徒歩2分ぐらいの所にある奎光塔公園を訪れる。

奎光塔は明代の創建された石塔になり、清の道光11年(1831)に県令の周因培により再建された。塔の高さ53m、17層6角になり多層構造の石塔である。2008年の四川大地震で激しく損壊するが2009年に修復される。13:00頃、奎光塔公園を出る。

渣渣麺

昼食は食堂で渣渣麺(8元/約136円)を食べる。渣渣麺は成都近郊の崇州市羊馬鎮の麺料理になる。スープは豚骨が一般的のようだが、この店は醤油系のような気がする。店によってスープが違うようだ。

13:40頃、離堆公園にやってきた。ここは世界遺産の都江堰景区の入口の一つになる。今日は日曜で観光客が多いので中には入らず周辺の調査だけにする。

灌県古城

まずはすぐ近くの南橋を渡る。

都江堰の宝瓶口から成都平原へ流れる水路に架かる橋だ。

橋を渡ると「小成都」とも例えられる灌県古城になる。灌県古城は歴史は古く灌県城は南北朝の后魏(386ー557)によって設置された。宋(420ー479)の頃には灌県城は汶山郡、唐の武徳元年(618)には盤龍県が置かれた。

茶馬古道(松茂古道)

灌県城は成都からアバ州への交通の要衝でもあり茶馬古道(松茂古道)の起点でもあり、唐宋代以降に成都平原と松潘、茂県を唯一結ぶ要道である。そのため灌県城は物資の集散地、キャラバン隊の宿などができ宿場町として大きく発展した。

清代から中華民国にかけてはアバ州などで産出された漢方薬の冬虫夏草、貝母、鹿茸、麝香など、四川の川芎、沢瀉、茶葉などが灌県城で取り引きされていた。このように茶馬古道の宿場町として発展していったため古城内外には餐館、旅店、茶館、酒楼、布庄、銭庄など様々な店が林立し繁栄していたので「小成都」とも称されるようになっていった。

灌県古城の茶馬古道の起点は西街になり南方シルクロードのチベットへの起点にもなる。南方シルクロードは蜀身毒道とも称され歴史は二千年以上前の前漢にまで遡る。この都江堰の西街から雲南を経てインドへと約2000kmの古代の交易路が続く。現在は土産物屋街になっているが説明の標識があるので茶馬古道だと分かる。

土産物屋街になっている西街を歩いて行くと途中で道が壁で塞がれている。壁の向こうは都江堰景区になり入場券を買わないと壁の向こう側が確認できない。昔はこのまま道が続き内江に沿って茂県、松潘へと茶馬古道が続いていたのだろう。

清真寺

続いて南街の清真寺にやってきた。清真寺はイスラム教のモスクで創建は明朝末期、清朝初期に再建された。

モスクの建物内へは入れないが外からの見物はできるようになっている。周辺はイスラム教徒の回族の店が多く並んでおり清真寺周辺がイスラム街になっている。

城隍廟

15:30頃、城隍廟に到着。城隍廟は明代に創建され、清の乾隆47年(1783)に再建される。山を背に町を見下ろすように建てられている。

城隍廟は都江堰景区に入っていたが2013年に無料化されて誰でもお参りできるようになった。

無料化されたとはいえ城隍廟は世界遺産の保護区域に入っており各所で世界遺産のマークを見かける。

熱心にお祈りしている観光客がいれば、城隍廟で痰を吐いたり、ゴミのポイ捨てをする観光客もいる。世界遺産で痰を吐く・・・。きっと気分は皇帝なんだろうな。

というか、各地にある城隍廟は中国人にとって大切な場所ではないのか?そんな重要な場所で痰を吐いているようでは、もう中国人ではないな。
おサルさんだな!

都江堰文廟

16:20頃、都江堰文廟を訪れる。孔子を祀る孔廟であり、創建は五代年間(907ー960)になり、明末期に兵火で焼け清の康熙27年(1689)に県城北に移される。2008年の四川大地震で甚大な被害を受けたが、2013年に再建が完了し公開された。

最近再建されたので土台の石は古いが建物は全て新しい感じだ。16:50頃、都江堰文廟を出る。

都江堰市客運中心

17:40頃、バスターミナルの都江堰市客運中心に到着。

都江堰の長距離バス発着点になるのでバス情報を確認しておく。

成都、九寨溝、楽山、峨眉、康定、重慶など各地へのバスが出ている。

路線、本数ともに多いので結構使えそうだ。

路線バスの方は街子古鎮へ行く102路のバスが出ている。

他にも都江堰景区へ行く7路のバスも通る。

それと都江堰駅(都江堰快铁站)への19路のバスも通る。
18:40頃、宿に戻る。

乾拌麺

18:45頃、近くの食堂で乾拌麺(9元/約153円)を食べる。漢族の食堂で食べたのだが正直言って拉麺のスープ無しなので、イスラム食堂で食べる乾拌麺の方がスパゲッティに近いので格段に美味い。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17元
地下鉄 3.6元
バス 2元 路線バス
合計 22.6元

世界遺産 都江堰

08:00頃、都江堰景区に到着。入場料は90元でボッタクリだが世界遺産で2006年から料金は据え置いているので中国のボッタクリ観光地の中では頑張っている方だ。

都江堰は秦代に建設された水利施設で成都平原に潅漑用水を供給している。この都江堰のおかげで四川省は天府之国とも称される豊かな土地へと変貌した。

都江堰の諸葛亮像

まずは諸葛亮像を目指す。都江堰も一応は三国志遺跡でもある。蜀の頃は諸葛亮が都江堰の管理、整備に関わっている。

諸葛亮は都江堰を蜀の農業の根本、財政の重要な支柱と考え、都江堰の修復に1200人派遣し「堰官」を設置して管理している。なので、各時代に都江堰の整備に尽力した人物たちと一緒に像があるのだ。ただし、この像は元々は金ピカだったようで手とつま先に金メッキのが残っている。金メッキが剥げてからは放置のようだ。

張松銀杏

この歴代の偉人たちの像が並ぶ一角に張松銀杏がある。

張松銀杏は1700年以上の歴史があり伝説によれば張松が植えた銀杏とされている。この銀杏は確かに老木だと思うが本当に樹齢1700年かな?何か怪しい。

続いて都江堰の宝瓶口を見物する。李冰が都江堰建設時に開削した引水口になり、宝瓶口から成都平原へと水が引き込まれ田畑を潤している。

飛沙堰は渇水期でも潅漑用水を供給し、豊水期には内江へ排水、土砂の排出が行われる。

安潤索橋を渡り二王廟へ向かう。

二王廟

二王廟は都江堰を見下ろす道観になる。

廟には都江堰の建設を指揮した李冰、李二郎の親子が祀られている。

四川大地震では倒壊し甚大な被害を受けたが再建され地震で倒壊していたというのは言われなければ気づかないだろう。

廟内は団体の観光客が来ないかぎり静かな時間が流れている。

残念なのは廟内撮影禁止という点だろうか。

都江堰景区には茶馬古道(松茂古道)が通っており、昨日見物した灌県古城の西街から西関、土壘関、二王廟と茶馬古道が続いている。

これは西関になり灌県古城への入口となる。

二王廟の食堂

11:30頃、二王廟の斉堂で昼食を食べる。

二王廟では観光客でも10元(約170円)で素食を食べられる。世界遺産で食べる素食、これは食べておくしかない。まずは他の観光客動きを観察して支払いなどの手順を外から確認。おおよその手順が分かったところで他の観光客に混じって中へ。

道士に10元払って食券をもらい食器棚の所にいるおばちゃんに食券を渡して皿とお碗を受け取る。道士からおばちゃんの所まで10m以上あるのだが、なぜ離れた所に食器棚を置くのだ?続いて皿とお碗を水道で濯いでご飯とおかずを盛って席へ。

今回はご飯山盛り、おかずも山盛りである。寺や道観にある斉堂は観光客相手に営業していても雰囲気的にお代わり禁止なので大食いは最初から限界まで盛っておく。もちろん、おばちゃんに見つからないようにだ。

おかずは茄子の煮物、タマネギの炒め物、大根か何かの漬け物、ジャガイモと枝豆みたいな奴の煮物の4品だ。山盛りなので写真では3品だが下に1品隠れています。味付けは素食なので薄味だが十分美味い!世界遺産で食べる素食というのを考えると、これで10元なら良心的だ。

昼時なので続々と観光客が来るのだが食券買ったが食器棚のおばちゃんの所まで行くのが分からず右往左往するのが多い。客は多いが道士やおばちゃんたちの営業意欲は低い様子だ。

どうやら道士たちや景区内で働くおっちゃんやおばちゃんたちの食堂として主に営業しているようで一見さんの観光客はついでの商売といった感じだ。完全に常連さん相手の地元民食堂と化している。食後は二王廟で休むが平日の月曜とはいえ思ったより観光客が少ない。階段上るのが嫌で観光客は都江堰だけにしているのか?

15:30頃、都江堰景区を出てバス停へ行く。離堆公園(离堆公园)のバス停からは都江堰駅行きの4路のバス、バスターミナルの都江堰市客運中心(客运中心)へ行く7路のバス、青城山行きの101路のバスが出ている。

洋葱肉絲炒飯

夕飯は近くの食堂で洋葱肉絲炒飯(10元/約170円)を食べる。洋葱肉絲と言っている割には玉ねぎと肉は殆ど無い。今回はハズレだな。唯一の救いは油が少なかったことかな。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20元
都江堰 90元
合計 110元

都江堰→青城山

07:00頃、宿を出て都江堰景区の離堆公園へ移動。07:20頃、公園の路線バス乗り場から運賃2元で青城山行きの101路のバスに乗車。発車を待つが後ろの爺さんがゴミ箱にデカイ音を出して痰を吐いている。今日も世界の中心の中国は絶好調だ。

07:27頃、バスが発車し青城山へ向かう。08:00頃、青城山駅に到着。青城山后山行きのバスも停車しており、駅のバス乗り場から運行されているようだ。

世界遺産 青城山

08:10頃、青城山に到着。ここから入口までは約2.5km歩く。電動カートだと10元で入口まで行けるがボッタクリ。作戦としては電動カートで10元ボッタクるか、約2.5km歩かせて疲れたところで入場券だけでなくロープウェイの券も買わせるという作戦か?悪意を感じる。

08:30頃、入場券売場に到着、入場料は90元。世界遺産なので高額入場料でも観光客は自然と集まってくる。

山門前ではバイク軍団が記念撮影中だ。ハーレーじゃないのか・・・。

参道をひたすら上っていく。

08:55頃、天然図画に到着。09:05頃、天然図画を離れる。

09:30頃、全真観に到着。

名前の通り全真教が関わっており、七真殿があるが修復工事中。七真殿には王重陽の弟子たちの全真七子の像が祀られている。09:45頃、全真観を離れる。

09:50頃、天師洞に到着。天師洞は隋代に延慶観、唐代に常道観と呼ばれており、漢代の五斗米道の教祖である張陵は、この洞窟に居を構えていたので天師洞と呼ばれるようになる。

山の中にあるのだが建物は結構大きい。観光客は少なく道士たちもおり雰囲気はなかなか良い。

で、この天師洞には天師洞客桟がある。ようするに宿があり世界遺産の青城山に宿泊できるということだ。

料金表を見ると結構高いのだが道教寺院の宿ということで雰囲気はいいかもしれない。でも、寺の僧坊みたいに最低限の設備かもしれないが・・・。あとは外人OKかどうかという問題もあるな。英語表記もあるから大丈夫そうだが、まあ最低限中国語必須だな。10:30頃、天師洞を離れる。

10:55頃、祖師殿に到着。祖師殿は古くは洞天観と呼ばれ、創建は晋代になり北宋の頃、清都観と改名し明末期に破壊され、清代に再建される。11:10頃、祖師殿を離れる。

11:25頃、亭で休憩するが、ババアたちが関東煮の串をポイ捨てしやがる。世界遺産の青城山でゴミのポイ捨てとは・・・。

ババアたちが山を下りていくがゴミ箱はわずか3mほどの距離にある。今日も中国のマナーは絶好調だ。青城山にも武警のお兄さんたちを配置して取り締まった方がいいだろう。でないと、中国の宝がゴミ山になってしまう。11:35頃、再び山道を進む。

11:40頃、朝陽洞に到着。洞窟の入口に門楼が建てられている。

12:15頃、大赤天宮を通過。

続いて東華殿を通過。東華殿には住宿登記の看板が出ており宿があるようだ。値段は高いのだろうが青城山の頂上に一番近い宿だ。外人OKかは不明だ。

青城山の頂上

12:25頃、老君閣に到着。老君閣は青城山の頂上になる高台山彭祖峰に位置しており海抜1260mになる。何とか青城山の頂上までたどり着けた。老君閣の前では多くの観光客が記念撮影中だ。

13:05頃、上清宮に到着。上清宮の創建は晋代になり現存する建築物は清代初期に再建された物になる。

上清宮には旅館がある。

料金表を見ると英語でも表記されているので外人OKの雰囲気が・・・。

上清宮から100mほど離れた所には道家餐庁がある。簡単に言えば道教レストランだ。でも、完全に観光用だから高いだろうな。麓から食材運ぶのも手間だし・・・。

13:30頃、上清宮を離れて下山開始。金持ちは上清宮近くからロープウェイで一気に麓へ移動だ。貧乏人の自分は歩いて山を下ります。

14:20頃、麓の月城湖まで下りてきた。頂上へ向かう金持ちたちがロープウェイ乗り場に溢れている。

ロープウェイは片道35元、往復60元になる。貧乏人は利用できないな。

続いて月城湖を見物。

ここは遊覧船が5元になっている。

15:00頃、青城山の山門に戻ってきた。

最後に入口の山門の外にあり無料の建福宮を見物。建福宮の創建は唐の開元18年(730)になり、現存する建築物は清の光緒14年(1888)に再建された物になる。15:15頃、建福宮を出る。

15:40頃、停車場のバス乗り場に到着。運賃2元で都江堰景区行きの101路のバスに乗車。すぐに発車して、まずは青城山駅へ。16:20頃、奎光塔公園で降りて宿へ戻る。

峨眉行きのチケット購入

17:00頃、バスターミナルの都江堰市客運中心にやって来た。明日の青城山后山と明後日の峨眉行きのチケットを購入するためだ。

窓口は人が並んでいるので誰もいない自動券売機で購入する。

まずは明日の青城山后山のチケットを購入。

続いて明後日の峨眉行きのチケットを購入する。

都江堰の自動券売機は成都とは違い現金対応なので携帯でアリペイから支払いとか必要なしで簡単だ。

雑醤麺

夕飯はバスターミナル近くの食堂で雑醤麺(10元/約170円)を食べる。麺だけでは足りなかったので宿へ戻る途中で饅頭とか夜食に買っておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
バス 4元 路線バス
バス 16元 都江堰→青城山后山
バス 64元 都江堰→峨眉
青城山 90元
合計 189元

都江堰→青城山後山

07:00頃、宿を出てバスターミナルの都江堰市客運中心へ向かう。07:20頃、バスターミナル近くの李冰広場に到着。

まずは李冰親子像を撮影。朝の李冰広場では地元民が集まり太極拳をやっている。中国の朝の日常だ。

07:30頃、都江堰市客運中心に到着。バス乗り場へ向かうがバスがまだ来ていないと思ったらちょうど来た。

07:35頃、青城山後山(后山)行きのバスに乗車。発車は07:40だが07:43に発車。青城山後山(后山)まで運賃16元だ。乗客は自分を含め3人だけ、運ちゃん曰く「次の08:20発のバスが混む」とのこと。

バスは快鉄の高架に沿って青城山駅へ向かう。08:05頃、青城山駅に到着。青城山駅で青城山後山(后山)への客待ちで待機。成都からの列車到着待ちということかな?青城山後山(后山)行きのバスは5台ほど待機しており客が集まり次第発車のようだ。

青城山後山(后山)へそのまま行くと思ったが、駅で客待ちなら101路のバスで来て乗り換えでも良かったかな?行き先表示も「都江堰ー青城后山」から「青城山快鉄站ー青城后山」に変わっている。少しづつ客がどこからともなくやってきて乗車してくる。周辺に宿泊している観光客のようだ。

08:30頃、バスが青城山駅を出発、08:40頃、青城山前山の山門で2名下車。青城山前山が昨日行った青城山だ。青城山と言うとほとんどの観光客は前山へ行く。

続いてバスは青城山後山への山道へと入っていく。

世界遺産 青城山後山景区

09:05頃、青城山後山のある泰安古鎮に到着。泰安古鎮と言っても、ここはバスの発着場で古鎮の外れだ。まずは古鎮へ向けて歩いていき游客中心で入場券を購入。

入場料は20元で1995年から値上げしていないようだ。ここはかなり頑張っている。

入場券には世界遺産のロゴがあり青城山後山も世界遺産の保護区域ということが分かる。

09:15頃、青城山後山景区へ入場。

泰安古鎮

泰安古鎮は唐代より続く千年古鎮であり、唐代には味江寨、宋代には平楽郷と呼ばれていた。清代に入ると集落の中心にあった泰安寺から泰安鎮へと名を改め現在に至る。

2008年の四川大地震では壊滅的な被害を受けるが古鎮は新しく再建され整備されている。古い建物は残っておらず、どの建物も新しい。

朝の時間帯でも観光客はそこそこおり都江堰市の主要観光地のようだ。

古鎮を歩いていると色々と小吃が売られている。

泰安古鎮でよく見かけるのがこの老腊肉。

豚肉の燻製で泰安古鎮の名物のようだ。

泰安寺

泰安古鎮の中心部にあるのが泰安寺になる。

泰安寺は青城山記によれば唐代に創建され明末期に兵火で失われ清代初期に再建される。2008年の四川大地震で倒壊したが再建されている。泰安古鎮の名称の由来となっている寺である。

建物や仏像が新しいので千年以上の歴史のある寺には見えないのだが、ここも千年古刹である。

建物は新しいが雰囲気は良い方である。

飛泉溝

10:00頃、泰安古鎮から飛泉溝へと入る。飛泉溝は渓谷になっており青城山後山の見所の一つである。

渓谷をひたすら奥へと歩いて行くと観光客が少なくなってくる。ほとんどの観光客はロープウェイで山を登ってしまうためだ。

10:50頃、中腹にある翠映湖に到着。この先は渡し船でないと行けないので乗船。渡し船は2元。11:00頃、船が出る。渡し船は船頭が竹竿で押していく昔ながらのやつだ。静かに湖を進んでいくのでなかなかいい雰囲気だ。

渡し船を降りて再び登山道を進んでいく。

11:40頃、白雲古寨に到着。ここは白雲索道の乗り場があり金持ちが麓の乗り場からやってくる。

売店や食堂があり、この集落で補給をして山頂へ向かうようだ。

12:05頃、白雲万仏洞を通過する。崖下に多数の塑像があり、元々は僧侶たちの修行場であった。

白雲寺

12:15頃、白雲寺に到着。白雲寺の創建は唐代になり明代の高僧である監随禅師が白雲寺で長期に渡り修行をしている。清朝末期に寺は破壊され1980年代に再建される。通天洞は伝説によれば唐代の白雲祖師が石を壊し成仏したとされている。

通天洞を通り階段を上っていくと本殿だ。

参拝客が多く線香をあげている。山の上の僻地になるが僧侶は常駐しているようだ。

殿内は撮影禁止なので外の蝋燭や線香を撮影しておく。

参拝客が線香を供え下山していくと寺は静かになる。

寺には猫が飼われているようで人を全く警戒していない。12:50頃、白雲寺を離れる。

13:45頃、中腹の又一村に到着。白雲索道の麓の乗り場があるので見ていく。とりあえず運賃を確認してみると片道45元、往復80元でボッタクリだ。又一村は白雲古寨と同じように青城山後山の中腹にある村であるが、又一村の方は宿、レストラン、売店まで揃っており十分に宿泊可能だ。

五龍溝

14:00頃、又一村から五龍溝へ入り下山していく。五龍溝は長さ約8kmの渓谷になり、5匹の神龍が隠れていた伝説から五龍溝の名が付いた。青城山後山の一番の見所になる渓谷である。

五龍溝の一番の絶景といえるのが長さ約600mの龍隠峡桟道になる。

渓谷に桟道が架けられ観光客が桟道を歩いて行く。

体力的にはかなり疲れているのだが、この絶景を見ると歩いて来た甲斐があったと思う。

ロープウェイを使っていたらこの絶景は見られない。やはり歩きが一番か?15:20頃、麓の五龍溝の入口に到着し道路を歩いて行く。

15:35頃、飛泉溝の入口に戻ってきた。金驪索道の乗り場でロープウェイの料金を確認しておく。片道30元で往復割引は無し。これで中腹まで行けるが、地図だとロープウェイを降りてから又一村や翠映湖はどちらも徒歩30分かかるようだ。利便性が微妙だ。泰安古鎮を歩いて青城山後山景区を出る。

青城山後山→青城山駅

16:10頃、青城山駅(快鉄站)行きのバスに乗車して発車を待つ。隣には成都行きのバスが客待ちで待機中。おばちゃんが運賃徴収を始めて、青城山駅までの運賃は13元になる。16:20頃、バスが発車する。帰りは行きと違う道を通り青城山駅へ向かう。

17:00頃、青城山駅に到着。バスターミナルの都江堰市客運中心へは102路のバスで行けるが、宿の近くを通る101路のバスを待つ。17:10頃、運賃2元、101路のバスに乗車。バスで移動する間にスマホで明日の峨眉山での宿を予約しておく。
17:40頃、奎光塔公園で下車する。

肥腸麺

近くの麺屋で肥腸麺(10元/約170円)を食べる。具材に豚の腸を使っておりホルモンラーメンと言ったところかな?スープは醤油系であっさり味だ。

雪花ビール

近くのコンビニで雪花ビール500ml(2.8元/約42円)を購入。雪花ビールは中国のどこへ行ってもあるトップブランドのビールだ。日本では青島ビールが有名であるが中国のビール市場では雪花ビールがシェア首位である。本当は四川省の地ビールがあればよかったのだが・・・。ちなみにこの雪花ビールは成都でも生産されている。まあ、雪花ビールは工場を中国全土に持っているけど・・・。

中国の紙幣

で、今日お釣りでもらった1元札にこんなものが・・・。紙幣に共産党批判(正確には江沢民批判)が書かれているのだが普通に流通している。小汚い紙幣が平気で流通している中国なので共産党批判の内容が書かれていても銀行で回収されることなく市中に出回っている。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12.8元
宿泊費 90元 予約:峨眉山3077客栈
バス 2元 路線バス
バス 13元 青城山後山→青城山駅
渡し船 2元
青城山後山 20元
合計 139.8元

四川省成都 黄龍溪古鎮

四川省旅行記2016春

成都→黄龍溪

08:50頃、新南門車站にやってきた。今日は成都の南にある黄龍溪古鎮を訪れるのだが新南門車站→黄龍溪の運賃は16元で高い。直通なので時間はかなり短縮されるのだろうが貧乏人には・・・。なので、路線バスで行くことにする。

南へ歩き一環南路へ向かう。09:15頃、磨子橋站のバス停に到着。09:25頃、501路のバスで華陽客運站へ移動。運賃1.8元、磨子橋が始発のバス停なので座って終点の華陽客運站へ。

10:30頃、華陽客運站で821路に乗り換える。公交ICカードは使えないが運賃は1元、10:45頃、発車して黄龍溪客運站へ向かう。

黄龍溪古鎮

12:20頃、黄龍溪客運站に到着。バスターミナルから10分ほど歩くと黄龍溪古鎮が見えてきた。成都市内から約3時間掛かり路線バスだと結構遠い。

黄龍溪古鎮は成都の南にある四川省の有名古鎮で1700年以上の歴史を持っている。

観光地化は完了しており平日でも観光客で賑わっている。店の軒先にはこんな感じ色々な食べ物がある。

結構見かけるのは豆鼓を扱った店だ。結構食品として日本でも知られている豆鼓だが中国では田舎の食べ物といった感じだ。

こちらは羊肉串の店なのだが山羊がちょうど捌かれているところだ。その場で捌いて串に挿すので新鮮だ!中国では頭のイカレタ自称動物愛護団体とかが殴り込んで来ることもない。

土産物屋からレストランまで数多くの店が軒を連ねているが隅の方は空き店舗が目立ち供給過剰のようだ。

古鎮と呼ばれているが古い建物は寺や廟などごく一部で大多数の建物は20年以内に建てられたもので古そうに見せているが実は新しい。こういった門は再建された物になる。

こちらの古龍寺は300年以上の歴史を持つ清代の建物になり黄龍溪では古い建物になる。

内部には観光客はおらず静かな雰囲気が漂う。

まあ、四川省の定番古鎮なので雰囲気はまあまあかな。

黄龍溪→成都

14:20頃、黄龍溪客運站に到着。黄龍溪旅游客運中心とも表示されている。

黄龍溪から華陽の821路のバスはなぜか運賃は2元。

行きと帰りで運賃が違う。チケットの紙代か?

14:45頃、バスが発車する。16:10頃、華陽客運站に到着。501路のバスに乗車、運賃1.8元で磨子橋站まで向かう。17:20頃、磨子橋站に到着、20分ぐらい歩いて熊猫夫人青年旅舍に戻る。

魚香茄子

夕飯は近くの食堂で魚香茄子(10元/約170円)と米飯(1元/約17円)を注文。今日は朝から何も食べておらず、ようやく朝食兼昼食兼夕食となる。ご飯はおかわり自由だったので老板娘に目をつけられない程度で食べておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11元
バス 6.6元 路線バス
合計 17.6元

久しぶりのウォルマート

10:30頃、交通飯店前の川の対岸にある濱江路站(滨江路站)のバス停から127路のバスに乗車。運賃1.8元、11:00頃、大安西路站で下車してウォルマートへ。久しぶりに大都会の大型スーパーマーケットでの買い物になる。安物の鉄観音茶などを購入しておく。本当はちゃんとした本物の中国茶が欲しいのだが予算の関係で・・・。

成都コンビニ戦争

帰りは126路のバスで濱江路站(滨江路站)へ戻るが、途中で珍しい光景を目にする。コンビニが3軒並んでおり真ん中に9010があり、両隣がWOWOに挟まれているのだ。9010とWOWOは両社とも四川省成都が本拠地のコンビニだが、このようにWOWOが9010の両隣に出店して潰しにかかっている。成都では仁義無きコンビニ戦争が勃発しているようだ。

風沙豆花

夕方になり夕飯を食べに行こうかと出かけようとしたらT先生が東チベットから帰ってきていた。T先生と行きつけの食堂へ夕飯を食べに行く。今回は試しに風沙豆花(12元/約204円)を注文してみる。豆腐料理というのは分かるが、それ以外は全く分からないので出て来てからのお楽しみとなる。で、実際に出て来たのは豆腐スープみたいなのだ。麻婆豆腐の肉無し、唐辛子無しと言ったところかな?辛くないので味は普通で残さず食べられます。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17.8元
バス 3.6元 路線バス
日用品 42元
合計 63.4元

ラサ行きを計画するが挫折

昼頃、東チベット旅行倶楽部のT先生にラサ行きを相談するが、熊猫夫人の店長さんがMビザだと会社の就業証明がないと手配できないということで今回は諦める。無職のおっさんが観光目的でビザ申請してMビザが発給されているのでは就業証明なんて出しようがないのだが・・・。それでも色々と情報は入手出来た。6月からチベットツアーの車のチャーター料金が値上げでボッタクリ料金になるとか・・・。遠回しに外人をチベットに入れない中国政府の政策のようだ。外国人にチベットを見られるのは都合が悪いらしい。

まあ、今回のチベット行きは挫折したが10月の国慶節以降にチベットへ行く人がいたら声をかけてもらうようにT先生にはお願いしておいた。人数集まれば少し安くなるし・・・。

乾拌面

昼食はイスラム食堂で乾拌面(13元/約221円)を食べる。久しぶりの中華スパゲッティの乾拌面だ。いや、イスラム風スパゲッティかな?

天府広場

食後に天府広場へ行ってみる。成都の中心にある広場なのだが相変わらず公安と武警が多い。こんなのんびりした広場に厳重な警備しいてどうするの?何を恐れているのだ?

そして、毛沢東像がある。毛沢東より劉備や諸葛亮の方が成都には似合うと思うのだが。

ラサ行きが一旦挫折したので天府広場前のビルに入っている天府書城へ向かう。

天府書城で立ち読みして今後の計画を練る。

酸菜豆花

夕飯は酸菜豆花(10元/約170円)と米飯(1元/約17円)だ。夜は都江堰での宿を予約しておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 26.8元
宿泊費 84元 予約:都江堰愛游青年旅舍
地下鉄 1.8元
合計 112.6元

1日籠もる

朝からHDDのデータ整理に励む。容量いっぱいなのでいらない画像を消去していく。そして、サーバーに新しい画像を転送するが時間がかかる。今日一日データ整理で終わりだな。明日の都江堰への鉄道の切符を12306.cnで予約して移動手段は確保した。

木耳肉片

夕飯は近くの食堂で木耳肉片(14元/約238円)と米飯(1元/約17円)を食べる。キクラゲと豚肉の炒めものになる。定番中華料理になりご飯がいくらでも食べられる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 17元
鉄道 10元 軟座 犀浦-都江堰
合計 27元

四川省成都 三国志遺跡・武侯祠の年間チケット購入

四川省旅行記2016春

康定→成都

04:40頃に起床して出発準備を整える。同じドミのイギリス人とノルウェー人の兄ちゃんたちはまだ夢の中だ。準備を整えていると中国人の姉ちゃん1人が起きて出発準備を始める。早朝出発のようだ。05:30頃、シーツとか片付けてチェックアウトする。老板たちも夢の中なので自分で片付けて勝手に出て行く方式だ。

既にバスターミナルの康定汽車站は人でいっぱいだ。多くのバスが一斉に発車するので夜明け前からカオス度全開である。手荷物のX線検査と改札を済ませてバスへ。

セルタ(色達)行きのバスなどが待機しており乗客たちが自分のバス目指して右往左往している。

自分の火車北站行きのバスはちょうど正面にあったので問題なく乗車だ。最前列の席で眺めは最高だ。眺めは最高だが事故ったときは真っ先にあの世行きの席なので、ある意味で特等席である。

今日のバスは火車北站(成都駅)行きのバスになる。正確には成都駅の西にある城北客運中心が終点だ。運賃は137元、距離は405kmになる。

外が明るくなり始め06:00になると準備ができたバスから発車し始める。06:07頃、バスターミナルのおばちゃんが人数とシートベルトの確認にやってきた。06:30頃、バスが発車する。今回のバスは満席にはならず珍しく10人ぐらい空席がある。07:00頃、瓦斯溝の康定、成都、丹巴の分かれ道で客待ち休憩になり数人新たに乗客が乗車する。07:15頃、出発する。この先も客を拾いながら走るのだろう。

渋滞酷い

07:30頃、瀘定県で渋滞に遭う。いつものことでこの先で交通事故かな?反対車線のガソリンスタンドは給油のトラックやトレーラーの列で渋滞になっている。

しばらくすると公安が出動してきて交通整理をしている。08:20頃、ようやくバスが動き始める。道路の各所に公安が配置されている。きっとこの先で事故なのだろうと思ったら事故は発生していなかった。

どうやら渋滞の原因は給油待ちのトラックやトレーラーの列であった。給油しない車が反対車線にはみ出して道路を塞いで公安が出動する大渋滞になったと予想される。我先にといかずに交通ルール守れよ!

09:40頃、再び渋滞に遭う。反対車線の車は走っているので交通規制で片側交互通行のようだ。

10:30頃、バスが動き出す。片側交互通行なので反対車線の車がいないと見て乗用車は我先にとアクセル全開で飛ばしていく。既に交通ルールは存在しない。

そして、反対車線から来た最後のトラックとぶつかりそうになるアホがいる。

さらに前方に公安のバイクが走っている。

よく見ると2人乗りでノーヘルだ。これでは誰も交通ルールは守らないよな。

ダム湖の脇を抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り返しながらバスが走るが、やがて交通規制の原因が分かる。土砂崩れだ。

大きく土砂崩れを起こしていたために交通規制となったようだ。

11:25頃、石棉県で昼休憩となる。

ちょうど昼前なので10台以上のバスが停車しており大混雑だ。標高が低くなってきたので気温が高くなり半袖でちょうどよいぐらいだ。11:55頃、再びバスが発車する。

12:40頃、高速道路に入り爆走体制になる。

途中でトラックの炎上事故現場を通過。

成都到着

16:20頃、城北客運中心に到着。康定→成都、405km、約10時間の道のりであった。

16:30頃、成都駅の西側の路線バスターミナルで公交ICカードをチャージしておく。昔のパチンコ屋の景品交換所みたいな所に並んでチャージをするのだ。

16:35頃、路線バスターミナルから27路のバスに乗車する。酷い渋滞の中をノロノロ進んで、17:25頃、高昇橋站(高升桥站)で下車する。

成都夢之旅国際青年旅舍

武侯祠大街を歩いて、17:35頃、成都夢之旅国際青年旅舍(成都梦之旅国际青年旅舍/Chengdu Dreams Travel International Youth Hostel)に到着する。今回はBooking.comで10人ドミトリーを予約しておいた。YHA Chinaの加盟店で1泊35元(会員料金)なのだが、Booking.comのシークレットセールで1泊23元だ。とりあえず3泊予約しておいたので週末はここで過ごす。

武侯祠の斜め前という好立地なので宿泊客多く賑わっている。欧米人も割と多い。肝心の部屋である10人ドミトリーは、各ベッドにコンセント有り、照明は有ったりなかったりだ。
南京錠の用意が必要だが中型ロッカーもある。そして、炊飯器が床に置かれている。
うーん、ここは民工宿か?自分の下の7番ベッドはスペイン人であった。どうも、成都は長いらしい。

共用のトイレ・シャワーは別々になっているのでいい感じだ。シャワー室が少し狭いがお湯はしっかり出ます。Wi-Fiは電波状況は良いが夜は激遅だ。

鶏雑炒飯

夕飯は近くの食堂で鶏雑炒飯(10元/約180円)を食べる。鶏雑なので鶏ホルモン炒飯と言ったところかな。食後は武侯祠周辺を散歩するが息切れしない。理塘や新都橋では少し歩くだけで息苦しかったのだが平地は楽だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 14.5元
宿泊費 69元 1泊23元×3
バス 1.8元 路線バス
合計 82.3元

錦里

朝から同じドミの3番ベッドの中国人の痰吐きが酷い。ユースホステルに宿泊しているはずなのだが、ここは民工宿か?痰吐きしていたのは炊飯器とか持ち込んで部屋で煮炊きする中国人であった。本来は農民工のおっちゃんたちと招待所に宿泊すべきではないのか?

10:30頃、武侯祠の隣りにある錦里を訪れる。錦里古街とも呼ばれ古い街並みを再現した商業街になる。

土産物屋やレストランが並んでおりスターバックスもあったりする。古街として売り出しているので文房四宝を扱う店もあり筆が売られている。

こちらは飴細工の店で子供が集まって龍や蝶などの飴細工を作ってもらっている。こういう光景を見ると中国の古き良き伝統と言った感じで中国に対するイメージが非常に良くなる。でも、1時間以内にこのイメージを崩壊させる光景に遭遇するのだが・・・。場合によっては1分以内に遭遇ということもある。

今日は日曜ということもあり錦里は多くの観光客で賑わっている。

錦里の雰囲気はなかなか良く観光地としてしっかり整備されている。

どうせなら武侯祠の周辺を全て錦里みたいに昔の街並みに改造してしまえば良いと思うのだが。中国ならチンピラ雇って強制立ち退きとか簡単にできるのだし・・・。

成都のチベット人街

11:00頃、康定酒店のある武侯祠横街にやって来た。武侯祠のすぐ近くにあるチベット人街だ。

チベット仏教の仏具屋が多く集まっている。

仏具屋だけでなくチベット料理店もあり、この一角だけチベットの雰囲気が漂っているのだ。で、地球の歩き方を片手にチベットの雰囲気に喜んでいる観光客で終わっていると、ただのお人好しで、たわけ、ほんじなし、ぬけさく、はんかくさい、あんぼんたんである。周辺をよく観察してみると分かるのだが・・・。

康定酒店の前には公安が待機中。

迷彩服を着た治安要員が巡回中。

こちらは電動カートで巡回中。

交差点には公安の車両。

こちらも交差点で警戒中。

椅子に座っているけど警戒中です。さて、これはどういう事かな?平和なはずのチベット人街にこれだけの警備が敷かれているという現実。中国政府はチベット人に対して何を恐れているのか?

肥腸麺

11:30頃、ユースホステル近くの食堂で肥腸麺(11元/約187円)を食べる。肥腸麺は四川料理の一つになり、具材に豚の腸、唐辛子、八角、桂皮、生姜、ニンニクなどを使用している。まあ、ホルモン系麺料理と言ったところかな。

午後はユースホステルに籠もりデータ整理だ。HDDの空き容量が限界に近く早く片付けないと・・・。データ整理を進めていると同じドミの1番ベッドの中国人がエアコンの電源を入れる。しかし、窓全開だよ・・・。どうやら地球全体を冷やすつもりらしい。さすが中国だ!小日本みたいに部屋だけを冷やすというのは愚者の行いのようだ。大中華では部屋だけでなく地球全体を冷やすようだ。でも、室外機の排熱はどうなるの?

夕飯は近くの蜀漢街にある牛王廟老麺館で成都の名物麺料理の怪味麺(11元/約187円)を食べるが、4月に別の店で食べた怪味麺の方が具材が多かったな。いちおう豚肉、貝が具材になるが今回は失敗のようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 22元
合計 22元

武侯祠の年票

06:00頃、起床する。顔洗って今日の計画を練っていると、3番ベッドの中国人がゴミ箱に痰を吐いている。部屋に響くデカイ痰吐きの音、7番ベッドのスペイン人は起きないか?朝からユースホステルなんだけど民工宿全開だ。

07:55頃、ユースホステルを出て斜め向かいの武侯祠へ。08:00開館なので、まだ扉が閉まっているが既に数人の観光客がいる。武侯祠と言っても元々は劉備の墓なので門に掲げられている額は「漢昭烈廟」になっている。これについて疑問に思う観光客はどれぐらいいるのだろうか?08:00になり門が開き、入場券売場も開く。

武侯祠の入場料は60元なのだが、ここで普通に入場券を買っているようでは諸葛孔明に対する忠誠心が足りない。今回は1年券の年票を購入する。窓口のおばちゃんからは「朝から年票かよ!めんどくせーなー!」というオーラが出ている。

年票は100元で、身分証と写真が必要だ。パスポートとパスポート・ビザ申請用の写真を出す。年票の受け取りは3日後ということで、おばちゃんが手書きの預かり証を書いてくれてパスポートと預かり証を受け取る。

で、3日後受け取りということだったが、おばちゃんのご機嫌が良いようで「明日受け取り可能だから」となる。おばちゃんの気分次第で受け取り日が変わるようだ。今日は預かり証で入場可能ということで、警備員のおっちゃんに「年票作ってもらっているから!」と預かり証見せて入場。

漢昭烈廟

まず最初は漢昭烈廟から見物。名前の通り劉備を祀る廟だ。

正面には清の康熙11年(1672)に作られた劉備の塑像がある。

劉備像右側には劉備の孫である北地王・劉諶の塑像がある。劉諶は魏の侵攻に徹底抗戦を主張した人物で家族と共に殉国した人物だ。文殊院近くの蜀漢広生宮が殉国の地とされている。塑像は清の乾隆53年(1788)に作られたものである。

武侯祠

ここが武侯祠で成都で一番の観光地だ。

正面に諸葛亮の塑像が祀られている。この塑像は清の康熙11年(1672)に作られたものである。

武侯祠右側の塑像は諸葛亮の子である諸葛瞻だ。この塑像も清の康熙11年(1672)に作られている。

武侯祠左側の塑像は諸葛亮の孫である諸葛尚だ。この塑像も清の康熙11年(1672)に作られている。

三義廟

武侯祠の裏手にあるのが三義廟になり清の康熙年間に建設された。

劉備、関羽、張飛が祀られている。

劉備の墓・恵陵

武侯祠の左手にあるのが恵陵だ。恵陵は劉備の陵墓になり、元々は恵陵の一角に武侯祠が作られたのだが時代と共に武侯祠の方が有名になっていった。

現在の墓碑は清の乾隆53年3月の物になる。

恵陵の周辺は壁と竹で静かでいい雰囲気なのだが、この雰囲気は長くは続かない。09:00過ぎになると観光客が多くなってきた。10:00過ぎになると人多すぎでやかましくて観光には向かなくなる。自撮り棒振り回す田舎者が多く危険で邪魔だ。

そして、恵陵などで痰を吐くおっちゃんが出現する。中国人にとっては劉備や諸葛亮は尊敬の対象ではなさそうだ。きっと中国では文革の名残で武侯祠は封建制度の象徴として狙われているのだろう。

錦里

10:40頃、武侯祠を出て錦里を散歩する。

こちらも人は多いが店に入っている客は少ない。昼ぐらいから多くなるのかな。

11:00頃、錦里の入口まで戻ってくる。ここは人口密度が高いので早々に退散してユースホステルへ戻る。

双椒麺

11:20頃、近くの食堂へ早目の昼食を食べに行き、双椒麺(12元/約204円)を注文。名前の通り辣椒(唐辛子)と花椒が入っており、中華料理の辣(辛味)と麻(しびれ)の2種類の辛さを同時に味わえる麺料理だ。正直言ってめちゃくちゃ辛い!汗かきながら食べます。

成都の書店

武侯祠から徒歩10分ほどの所にある成都购书中心へ行く。成都でもかなり大きい本屋なのだが、チベット行きの情報を集めるために立ち読みだ。

中国語のロンリープラネットにはチベットがないので、とりあえずチベットのガイドブックを片っ端から立ち読みしていく。ラサの情報が手に入ればよいのだが思ったようなガイドブックはなかった。まあ、ネットで調べればいいかな。

回鍋肉炒飯

夕飯は近くの食堂で回鍋肉炒飯(10元/約170円)を食べる。具材のホイコーローとニラが美味い。あと漬物も!

ユースホステルへ戻ると同じドミの1番ベッドの中国人が今日もエアコン全開にしている。窓と扉も全開なのだが・・・。どうやら部屋のエアコンで温暖化に苦しむ地球を冷やすつもりらしい。どう考えても無理だと思うのだが・・・。そして、痰吐きの酷かった3番ベッドの中国人がチェックアウトしていった。夜行列車で移動かな?炊飯器もちゃんと持って出て行った。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 22元
武侯祠 100元 年票
合計 122元

朝から武侯祠

今日も朝からユースホステルの斜め向かいの武侯祠へ。07:55頃、武侯祠に到着。まずは開門を待つ。

08:00に開門し年票を持った地元民が入場していく。少ししてから入場券売場が開いて預かり証と年票を交換する。孔明ファンにとって重要な年票はディズニーランドの年間パスポート以上の価値がある。これで武侯祠に1年間出入り自由である。

まずは劉備を祀る漢昭烈廟へ。

観光客のいない廟で劉備像を見て。

武侯祠へ。武侯祠は警備員と掃除のおばちゃんだけで静かだ。

鳥の鳴き声だけが響く武侯祠で孔明像を見物。2時間もすれば、どこにでもあるやかましいだけの中国の観光地へ変貌するのだが・・・。

こちらは三義廟。ちょっと見て終わり。

劉備の陵墓である恵陵にやってきた。ここもまだ鳥の声だけが響く世界だ。

09:30過ぎになると混雑してくる。

成都の人気観光地なので平日でも観光客が押し寄せてくる。10:00頃にユースホステルへ戻る。11:30頃に、成都夢之旅国際青年旅舍をチェックアウトする。

熊猫夫人青年旅舍

武侯祠站のバス停から82路のバスに乗車して、11:55頃、濱江路站(滨江路站)で下車。10分ほど歩いて交通飯店の敷地内にある熊猫夫人青年旅舍に到着。

eLongで予約してあり、1泊45元で今回はとりあえず5泊する。部屋はいつもの6人ドミトリーだ。

天府書城

14:00頃、天府広場近くの天府書城にやって来た。今日もガイドブックの立ち読みだ。

ロンリープラネットの代わりになるチベットのガイドブックを探す。とりあえず代わりになりそうなのは中国鉄道出版社の西藏深度游Follow me(第2版)と人民郵電出版社の西藏自助游(第5版)ぐらいであった。この2冊があれば地図、交通手段、入場料、宿情報が揃うし、写真はカラーだ。
日本で大人しく地球の歩き方を買っていれば無難だろうが、それでは皆と同じでつまらない。

やはり少しひねくれて中国のガイドブックを活用するのも良いだろう。HSK3級程度の読解力があれば何とか理解できるだろう。こういった現地のガイドブックは地球の歩き方にはない情報が掲載されているので面白い。

夕飯は同じドミトリーの日本人と食べに行く。韮菜豆腐干(10元/約170円)と名称忘れたがもう1品とご飯で合計22元、割り勘で11元だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 21元
宿泊費 225元 1泊45元×5
地下鉄 3.6元
バス 1.8元 路線バス
合計 251.4元