剣川→麗江
0630過ぎに起床して出発準備を整え0735頃、剣川客運站へ向かうが麗江行きのバスはまだ来ていなかった。麗江行きのバスは0800発なのでまだ時間があるので到着を待つが0800になってもバスが来ないので窓口のおばちゃんに聞くと停運(運行中止)と言われる。
仕方が無いので次の0930発のバスに変更して待合室で時間まで待つ。0915頃、麗江行きのバスが来たので乗車して発車を待つが発車したのは0940頃だった。まあ、中国だから運行中止や遅れは仕方が無い。麗江へ向かいバスは北へ走るが途中で客を乗せたりするがいつの間にか定員超過になっている。山道に入ると隣の席の子供がゲロを吐き始め る。しかも、ゲロ袋が無いので床にゲロが・・・。車内は凄い事になりながらも1220頃、麗江客運站に到着する。
麗江でも宿は老謝車馬店
麗江客運站からは8路と11路が麗江古城へ行くのだが徒歩で向かう事にする。通りを歩いていると麗江古城の万古楼が見えるので進むべき方角は大体見当が付 くので迷うことなく麗江古城に到着するが麗江古城の南端から四方街を目指すが麗江古城の内部は路地が入り組んで迷路のようになっており迷いながら四方街へ辿り着く。ここまで来れば去年宿泊した老謝車馬店まではあと少しだ。1300頃、老謝車馬店に到着して6人ドミに宿泊することにする。
1年ぶりの麗江古城と忠義市場
観光地化、商業地化されて2度と訪れないと思っていたが1年ぶりの麗江古城を歩いてみると相変わらず観光客が多い。四方街ではナシ族のお婆ちゃん達が踊っており麗江古城入口のケンタッキーも営業中だ。
麗江古城の南端にある忠義市場も相変わらず地元民で賑わっている。古城内は物価が高いので忠義市場で果物とか買うのに重宝する。
で、豚や鶏が売られている中でやはりいました!犬が鍋の具になるべく檻の中で出荷待ちの状態です。観念している様で大人しく暴れたり吠えたりしていません。
忠義市場を一通り見物して1串5角のジャガイモの串揚げを食べながら古城へと戻る。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 14元 | |
宿泊費 | 45元 | 1泊15元×3 |
合計 | 59元 |
麗江→石鼓
0930頃に宿を出て麗江客運站へ向かう。今日は去年無謀にも自転車で見物に行った長江第一湾と石鼓鎮へ再び行くことにする。「また長江第一湾と石鼓鎮かよ!」という方もいると思うが今回は交通手段は自転車で無くバスである。というよりもバスで石鼓鎮まで行けるのか確認するためでもある。1010頃、麗江客運站に到着して切符売場へ向かう。運賃表には麗江→石鼓の料金は掲載されていないので切符が買えるのかは窓口で直接聞くしかないの聞いてみると石鼓行きの切符があったので購入する。運賃は10元だ。
待合室でバスを待つが発車時刻の1050になってもバスが到着しない。少し遅れて魯甸行きのバスが到着する。このバスで石鼓へ向かうのだ。因みに巨甸行きのバスも石鼓を通過する。
1100頃、バスが発車して石鼓へ向かうが途中は道路工事で渋滞が発生してい た。
長江第一湾と鉄虹橋
1300頃、長江第一湾に到着する。道路沿いにある長江第一湾の看板の所で下車する。
1年ぶりにやってきたが観光客がいないのに地元民の土産物屋が営業していた。
長江第一湾の次は石鼓鎮の鉄虹橋を見物するのだが入場料が2元から5元に値上げされていた。橋を渡ったりしないので当然入場料は払わず撮影だけするのだが 撮影場所には地元民の生活ゴミで溢れていた。こんなゴミの溢れた所で高倉健主演の映画『単騎、千里を走る。』が撮影されていたのかと思うと複雑な心境だ。
入場料5元の観光地だが実態は住民の生活ゴミで汚染されている。
山の上から撮影してみる
1330頃、まだ時間もあるので近くの山を登ってみる。長江第一湾が一望とまではいかないがそこそこ見える。
石鼓鎮はちょうど菜の花が咲いているので菜の花畑に囲まれた石鼓鎮が一望できた。1600頃、麗江行きの乗合タクシーで麗江へ向かう。1800頃、麗江に到着する。乗合タクシーの運賃は13元だった。去年より3元値上がりしていた。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 7.5元 | |
バス | 10元 | 麗江→石鼓 |
タクシー | 13元 | 石鼓→麗江 |
合計 | 30.5元 |
徒歩で白沙古鎮へ
0930頃、宿を出て徒歩で麗江古城の北約8㎞の所に位置する白沙古鎮へ向かう。以前は6路のバスが白沙まで走っていたらしいのだが現在は運休だか廃止されて走っていない。代わりに麗江市内からは白沙行きの乗合タクシーか普通のタクシーで行く事になる。体力に自身のある方は自転車で行くのも良い。
自分は金が無いので徒歩で玉泉路を北へと歩いていくのだが白沙古鎮の手前に麗江古城と共に世界文化遺産になっている束河古鎮があるのだが何と束河古鎮の近くまでは11路のバスが走っていた。よく確認してみると11路の終点は旅游学院でこのから西へ歩くと束河古鎮へ辿り着くのだ。初めから麗江古城で11路のバスに乗っていれば楽が出来たのだが後の祭りだ。まあ、束河古鎮へは11路のバスで近くまで行ける事が分かったのでよしとしよう。
更に玉泉路を約3㎞北上すると白沙古鎮への道が見えてきたので左(西)へ曲がり進んで行く。1150頃、白沙古鎮に到着する。白沙古鎮の見所は白沙壁画らしいのだが入場料が30元なので入口だけ見て古鎮を見物することにする。
それと白沙古鎮にはDr.フー(和士秀)とかいう有名な医者がおりそれらしい看板の出ている診療所があったが興味が無いので素通りする。白沙古鎮はそれなりに観光開発が行われているようだがそれほど観光客は多くは無い。でも、欧米人が訪れているので英語表記の看板が目立ち風情が失われているような。百歩譲って拼音表記なら許すのだが・・・。
昼過ぎに白沙古鎮の四方街から石畳の道を徒歩で南へ進んでいく。次の目的地は束河古鎮だ。
束河古鎮
石畳の道を南へ進んでいくと舗装された道路へ出た。ここから更に道沿いに南下して行き1300頃、束河古鎮に到着する。
束河古鎮は麗江古城と共に世界文化遺産になっているのだが古鎮の入口には入場券売場があるのだが80元の文字が・・・。
昨日ネットで調べた時は30元や70元、80元といった情報があったのだがどうやら80元のようだ。このまま引き下がってもよいのだが試しに知らない振りして入ってみることにする。堂々と切符売場の前を通り過ぎるがおばちゃんは何も言わない。あっさりと束河古鎮に入ってしまった。まあ、束河古鎮の宿泊客は入場券を買わなくてもよいらしいので宿泊客だと思われたのだろうか?
束河古鎮への潜入が成功したので古鎮を見物してみるが土産物屋や宿が立ち並んでおりしっかりと観光地化されていた。欧米人も多数訪れており束河古鎮もかなり有名になっているようだ。
でも、麗江古城ほどは賑わっていないので静かに過ごしたい人はこちらの方が良いのかもしれない。束河古鎮を見物して東へ歩いて玉泉路に出て旅游学院で11路のバスに乗車して麗江古城へと戻る。
それにしても、白沙と束河へ徒歩で行く日本人なんて自分以外にいるだろうか?いないだろうな。まあ、自分は馬鹿だから仕方ないか。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 11.5元 | |
バス | 1元 | 路線バス |
合計 | 12.5元 |