郎木寺→若尔盖(ゾルゲ)

0630頃、郎木寺賓館を出て他の旅行者たちと同じように通りでバスが来るのを待つ。バスを待っていると後ろから日本語の会話が聞こえてくる。日本人バックパッカー2人組がいたので声をかけてみると2人も若尔盖まで行くとのこと。バスがやってきて一緒にバスに乗り込む。若尔盖まで 一緒に移動することになる。0700過ぎにバスは出発して四川省へ入り国道213号を南へ向う。

若尔盖→川主寺

こちらがバスの運行状況を確認している間にイスラエル人たちはタクシーの運ちゃんたちと交渉しており、その中に新たに上海人2人が加わり交渉している。こちらの日本人3人は1人が阿坝へ行くのでここで離脱して若尔盖で1泊する。合計7人が川主寺と松藩までの料金交渉を行い1人50元で交渉が成立する。

運ちゃんたちは荷物を川主寺行きと松藩行きに分けて出発しようとするが交渉を一手に引き受けていた上海人が松藩行きのイスラエル人3人の料金が1人50元から3人で200元になったことを告げてイスラエル人3人が騒ぎ始めるがいつの間にか上海人が車に乗り込み川主寺行きの乗り合いタクシーは出発する。上海人は交渉を一手に引き受けていたのにどうやらイスラエル人3人を見捨てていた。


宿を探す


| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 18元 | |
| 宿泊費 | 100元 | 1泊50元×2 |
| バス | 20元 | 郎木寺→若尔盖 |
| バス | 21元 | 川主寺→黄龍 |
| タクシー | 50元 | 若尔盖→川主寺 |
| 合計 | 209元 |
川主寺→黄龍
0530頃に起床する。0630頃に日本人バックパッカーとともにバスターミナルへ向う。黄龍行きのバスは0650発だがバスターミナルに見当たらないので切符売場で聞くと綿陽行きのバスが黄龍経由ということを教えてもらう。綿陽行きのバスに乗車して、少し遅れて0700頃に川主寺を出発する。天気は曇りであったが山を登るにつれて雨になり雲の中に入り視界はほとんど無い状態で黄龍へ向う。0800頃、黄龍に到着する。
黄龍







発車は1500なのだがぼったくりのレストランや土産物屋を利用する気は無いので車内で待つことにする。1時間半ぐらい車内で待ち1500になるがバスは出発しない。客と運ちゃんの会話を聞いていると1530頃に出発するよ うだったが結局乗客2人が遅刻して1550過ぎに出発して1700頃、川主寺に到着する。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 17元 | |
| バス | 41元 | 川主寺⇔黄龍 |
| 黄龍 | 200元 | |
| 合計 | 258元 |
川主寺→九寨溝

待機中にぼったくりタクシーの運ちゃんが声をかけてくるが無視や「九寨溝まで20元で乗せろ」とからかってあげる。0730頃、道路脇で待っていると九寨溝行きのバスがやって来た。手を振り停車させて料金を聞いて乗車する。当初は満席で通路に座ると思っていたが白人4人と他に数人の乗客がいるだけで余裕で座れた。
バスは途中で地元民を乗せながら走る。九寨溝が近くなってきたので宿泊予定の九寨溝青年旅舎がどの辺りなのか外を見ながら確認していると目印の夢幻九寨を通り過ぎた。ここで降りても良いのだが、九寨溝のバスターミナルまで行くことにする。0920頃、九寨溝客運中心に到着する。
九寨溝青年旅舎へ


歩きながら朝食に林檎を食べてひたすら歩くが5㎞ぐらい歩くのは慣れているのだが、さすがにバックパックを背負っての5㎞は辛かった。1030過ぎにようやく九寨溝青年旅舎に到着する。ドミトリーが1泊30元なのでとりあえず3泊することにする。今日は九寨溝に到着してから天気が晴れたのだが今日は九寨溝を見物するのはやめておく。明日以降の晴れの日に見物することにする。
九寨溝の物価は高い
昼食を食べに行くが川主寺と同様に九寨溝の物価は非常に高い。その辺の食堂でも牛肉麺が10元もする。北京では3元で食べていたのに・・・。さらに値段の表示が無い店ばかりで怪しさ倍増である。これなら九寨溝青年旅舎で食事をするのが一番安全なようだ。九寨溝青年旅舎はちゃんとメニュー表があったし値段も他よりは安かった。老板が「うちは他よりは少し安くしているよ」と言っていたほどだ。
夕食に麻婆豆腐と鶏蛋炒飯を食べる。2品で11元だ。昼に行ってみたぼったくり食堂と比べると十分安く量もあり腹一杯になった。食後に明日の九寨溝で食べるための果物を買いに出かける。路上で桃や梨を買うが、ここの婆さんが釣銭をごまかすので文句を言うと渋々金を出してきた。梨と桃なら水分補給と糖分補給ができるので九寨溝の景区内で水、食料を更に酷いぼったくり価格で買う必要もないだろう。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 40元 | |
| 宿泊費 | 90元 | 1泊30元×3 |
| バス | 25元 | 川主寺→九寨溝 |
| 合計 | 155元 |
九寨溝へ向う


ぼったくりの入場券と景区内のバスの切符を購入する。入場券は2日間有効なのだが入場券売場の隣で写真撮影をして入場券に顔写真を撮影しないと2日有効にはならない。写真撮影を済ましていよいよ入場する。
九寨溝







長海



諾日朗瀑布から樹正寨



原始森林や諾日朗服務中心のバス乗り場には武警が警備しており皆並んで文明乗車をしていたが武警がいない樹正寨では中国人本来の姿である並ばず我先に乗る姿が見られた。バスの運ちゃんが「文明乗車」と言っても人民には聞こえないようで勢い余って転倒する人民もいた。
九寨溝を訪れるような富裕層の中国人でも本質は所構わず痰や唾を吐く出稼ぎ労働者と変わらないようだ。中国人本来の姿を見ながら1650に入口に戻ってきた。ここから更に1時間かけて約5㎞離れた九寨溝青年旅舎に徒歩で帰る。
九寨溝にもいる世界最強中国人観光客






| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 11元 | |
| 九寨溝 | 220元 | |
| バス | 90元 | |
| 合計 | 321元 |
九寨溝を歩く





徒歩で九寨溝青年旅舎へ戻る
昼頃に樹正寨でバスに乗り入口へ向う。車内で入場券の確認があり、バスの切符は持っていなかったがうまく乗り切った。老虎海で日本人4人が乗車してきたので入口まで話をしながら過ごす。1215頃、入口に到着して景区の外へ出る。昨日と同様に九寨溝青年旅舎まで約5㎞の道程を1時間かけて歩いて戻る。途中で雨が降り出すがそれほど強くは無いので傘は差さずに済んだ。1330頃、九寨溝青年旅舎に到着する。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 21元 | |
| バス | 29元 | 九寨溝→松藩 |
| 合計 | 50元 |





























