香港 ランタオ島・昂坪・大澳

広東省・香港・マカオ旅行記2015

大美督→香港島

10:25頃、ユースホステルをチェックアウトする。今日は香港島のユースホステルへ移動する。10:35頃、大美督のバス停から75K線のバスに乗車。運賃5.8香港ドル、11:10頃、大埔墟駅に到着。

11:40頃大埔墟駅からMTR東鉄線に乗車して、運賃11.8香港ドルで尖沙咀駅へ向かう。九龍塘駅で観塘線に乗り換えるが、ここから尖沙咀や中環へ行くなら油麻地方面へ乗車するのが普通だが、今日は大回りして調景嶺方面への列車に乗車する。

12:15頃、油塘駅で将軍澳線に乗り換える。12:22頃、北角駅に到着、港島線に乗り換える。金鐘駅で茶湾線に乗り換え、12:38頃、尖沙咀駅で下車。

12:50頃、フェリー乗り場の天星碼頭に到着。今日は法輪功の人たちが活動中だ。

スターフェリーで中環碼頭へ移動。

今日は日曜日なので運賃2.8香港ドルだ。13:10頃、中環碼頭に到着。埠頭から徒歩10分くらいの所にあるマカオ行きのフェリーなどが出ている上環新徳中心からユースホステルの送迎バスがあるのだが、次のバスは14:45なのでかなり時間がある。

とりあえず中環碼頭でスターフェリーを見ながら時間をつぶす。

14:15頃、ぼちぼち移動開始、14:30頃、上環新徳中心の送迎バス乗り場に到着。場所がセブン-イレブンの斜め前なので分かりやすい。14:35頃、バスが到着し乗車し、14:45頃に出発。乗客は自分1人だけだ。

賽馬會摩星嶺青年旅舍

域多利路から香港島の西にある摩星嶺を登りイギリス軍の摩星嶺砲台跡を通過して、15:05頃、賽馬會摩星嶺青年旅舍(赛马会摩星岭青年旅舍/Jockey Club Mt. Davis Youth Hostel)に到着。

予約しておいたのでレセプションで予約確認書を見せて登記する。ネット予約でカード決済した分を差し引いた残金331.2香港ドルを支払う。YHA会員カードはデポジット代わりに回収でパスポートの確認はなかった。会員カードからパスポートの情報が分かっているのだろう。それにカードでも決済しているし。

部屋は4人ドミトリーでエアコン・扇風機付きだ。各ベッドには照明・コンセント有りだ。人数分のロッカーも有り。(鍵は自分で用意)Wi-Fiは電波良好でネットは問題なし。共同のトイレ・シャワーは問題なし。

厨房もあって自炊可能だ。厨房設備はかなり良い。摩星嶺にあるので目の前に海や九龍半島が見え眺めは良い。2008年5月に4泊しているのだが、この時は香港最強の28人ドミトリーだったのだが、7年の間に改修されバックパッカー初心者でも快適に泊まれるユースホステルに変わっていた。まあ、28人ドミトリーでは管理が大変だろうから改修したのだろう。

16:00頃、夕飯の支度を始める。といっても、ご飯を炊くだけだが・・・。

夜になるとこんな夜景が見えます。

本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 331.2香港ドル 1泊180香港ドル(会員料金)×2
鉄道 11.8香港ドル
バス 5.8香港ドル 路線バス
フェリー 2.8香港ドル
合計 351.6香港ドル

香港島のトラム

08:45頃、ぼちぼち朝の送迎バスを予約しようと思っていたら、バスが故障でレセプションの兄ちゃんの車でMTRの堅尼地城駅まで送ってくれるという事になる。幸い宿泊客少なかったので自分と中国人のおばちゃん2人、ドイツ人の兄ちゃん1人を乗せて、09:00頃、ユースホステルを出発。宿泊客多かったら混雑して大変だっただろう。バスは昼までには復活するようだから帰りの足は大丈夫だろう。

09:10頃、MTRの堅尼地城駅に到着。運賃6.5香港ドル、港島線に乗車して、09:27頃、銅鑼湾駅で下車する。

09:50頃、トラムに乗車。運賃2.3香港ドル、とりあえず東へ向かう。

で、途中で引き返して、11:00頃、北角にやってきた。この辺りはトラムが肉屋や八百屋が並ぶ路地を走っているので面白い。

11:25頃、トラムに乗車して中環まで移動して中環碼頭へ移動する。

スターフェリー

スターフェリーで中環碼頭から尖沙咀の天星碼頭へ移動。
運賃2香港ドル、10分ほどの船旅だ。

12:45頃、重慶マンションにやってきた。両替なのだが両替屋を一通り確認するが、先日両替したREAL FOREX&REMITTANCESで両替する。両替レートは1元→1.198香港ドル、700元が836.8香港ドルになる。

13:25頃、天星碼頭からスターフェリーで湾仔碼頭へ移動。運賃2.5香港ドル、15分ほどで到着。

香港島の乾物屋街

14:00頃、トラムに乗車。上環まで移動する。

14:30頃、乾物屋街を歩いてみる。

海産物の干物が品ぞろえ豊富だ。

海産物以外ではキノコ類もある。

爬虫類の干物もあるな。

15:45頃、上環でスーパーマーケットの恵康により米国産ジャガイモ1kg(8.9香港ドル/約143円)や咖哩醬230g(11.5香港ドル/約184円)、処分品のフィリピン産バナナ1.1kg(7香港ドル/約112円)の合計27.4香港ドルを購入。支払いはICカードのオクトパス(八達通)で小銭のやり取りなしで楽。16:40頃、ユースホステルの送迎バスに乗車。17:05頃、ユースホステルに到着。

夕飯の準備にとりかかる。購入した食材で夕飯を作るのだがジャガイモの皮を向いて米と一緒に炊くぐらいだが・・・。バナナは明日の朝食だ。

ご飯が炊けて咖哩醬と一緒に食べるが、日本のカレー程度の辛さだと思ったら本場のインドカレー並みの辛さであった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 27.4香港ドル
鉄道 6.5香港ドル
フェリー 4.5香港ドル
トラム 9.2香港ドル
合計 47.6香港ドル

摩星嶺砲台跡

07:30頃、摩星嶺の頂上へ登る。ユースホステル前の階段を3分ほど登ると頂上だ。頂上からはユースホステルと海が見える。

頂上は公園になっており周辺にはイギリス軍の摩星嶺砲台跡が残っている。第二次世界大戦時に日本軍とイギリス軍の攻防戦があり、イギリス軍は降伏直前に砲台を破壊している。この円形の部分に砲台が設置されていたのだろう。この砲台により香港島の南岸は守られていた。

こちら火薬庫や兵舎になる。

周囲には誰もいないので風の音しか聞こえない。何ともいえない雰囲気である。

深水埗へ

08:30頃、チェックアウトして送迎バスが来るのを待つ。08:55頃、バスに乗車、09:00頃に出発。09:25頃、上環の上環新徳中心に到着。MTRで上環駅から深水埗駅へ移動するのが一番楽なのだが中環碼頭へ向かう。やはり香港ではスターフェリーに乗船しなければ!

09:40頃、中環碼頭からスターフェリーに乗船。運賃2香港ドル、香港島を離れ九龍半島の天星碼頭へ移動。09:50頃、天星碼頭に到着。

YHA美荷樓青年旅舍

10:05頃、尖沙咀駅からMTR茶湾線に乗車。運賃6.5香港ドル、10:15頃、深水埗駅で下車する。D2出口を出て道なりにまっすぐ5分ほど歩く。通りに出るとユースホステルが見えてきた。

10:30頃、ユースホステルのYHA美荷樓青年旅舍(YHA美荷楼青年旅舍/YHA Mei Ho House Youth Hostel)に到着。1泊200香港ドル(会員料金)でネットでの予約時に16香港ドル支払っているので残金184香港ドルを支払う。

部屋は掃除中で夕方4時以降に部屋は利用可能ということでバックパックを荷物置き場に預けて部屋の鍵(ICカード)を受け取り出かける。

まずはユースホステルに併設されている美荷楼生活館から見物だ。美荷楼は1950年代初頭に建設された公共房屋で、日本の公営住宅のような建物で香港市民の住宅であった。それを2013年にユースホステルと住宅だった頃の美荷楼を紹介する美荷楼生活館に改装された。

これが1950年代の部屋で香港といえどもまだまだ豊かでない様子が伺える。

住宅といっても地上部分には店舗もあり、こちらは古き良き香港といった印象を受ける。

こういった店構えは今でも外国人には受けそうな気がする。

トイレは香港でも扉なしのニーハオトイレであった。

1970年代の部屋になるとテレビや冷蔵庫がありかなり豊かになった印象を受ける。トイレはニーハオトイレから部屋に洋式トイレが設置されかなりの発展ぶりが伺える。

李鄭屋漢墓博物館

12:10頃、ユースホステルから直線距離で約600m離れた李鄭屋漢墓博物館を訪れる。

1955年8月に発見された後漢の頃に造営された墓で墓主が誰なのかは分かっておらず謎が多い古代墓である。

墓室は発見当時の状態を保っており内部に入ることはできない。ガラス越しに墓室を見ることができ保存状態は非常によい。

深水埗の電脳街

12:50頃、新高登電脳広場にやってきた。深水埗と言えば駅周辺の電脳街だ。多くのPCパーツ店が入っており秋葉原のラジオデパートに近い感じだ。でも、客が少なく空き店舗が目立ち寂れている感じだ。

13:30頃、黄金電脳商場にやってきた。おそらく深水埗で一番有名な電脳街のビルだろう。

こちらは客が多く人口密度が高く店舗も多くかなり賑わっている。ここならPCパーツは一通り揃えられる。

夕飯は近くにあるスーパーマーケットの百佳超級市場でパンと処分品のバナナを購入。これで24.9香港ドル(約399円)だ。物価が高いので味より量である。

ユースホステルへ戻り部屋へ。今回の部屋は8人ドミトリーだ。各ベッドに照明はあるがコンセントは無いが近くにコンセントがあるので電源は何とか確保できた。ロッカーは60Lのバックパック収容可能だ。(鍵は自分で用意)Wi-Fiは問題なしで速度快適。

部屋にトイレ・シャワーがあるのだが何と1部屋に2つあった。これで緊急事態でも下へ降りずに済む。築数十年の住宅だったのが改装して、ここまで綺麗になるというのは驚きである。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 24.9香港ドル
宿泊費 184香港ドル 1泊184香港ドル(会員料金)
鉄道 6.5香港ドル
フェリー 2香港ドル
合計 217.4香港ドル

港式早餐

朝から天気は雨だ。07:50頃、グランドフロアのカフェで朝食を食べる。朝食は洋食、中華、香港の3種類があり、香港にいるのだから港式早餐を注文。

港式早餐はトースト、目玉焼き、マカロニとキノコのスープ、紅茶になる。

今日はランタオ島のユースホステルへ移動する。山の中にあるようで食料を持参しないといけないようだ。08:20頃、食料買い出しに出かける。

08:30頃、百佳超級市場で買い物をする。PB品のスパゲッティ1kg(14.9香港ドル/約239円)、マカロニ1kg(14.9香港ドル/約239円)、トマトケチャップ(13.9香港ドル/約223円)、タマネギ6個(11香港ドル/約176円)を購入する。合計54.7香港ドルだ。

ユースホステルへ戻ると下段ベッドの中国語を話す兄ちゃんがチェックアウトしていたがベッドはご覧の状態。片づけもせずゴミは散乱しているしひどい状況だ。

10:55頃、ユースホステルのYHA美荷樓青年旅舍をチェックアウトする。11:10頃、MTR茶湾線の深水埗駅に到着。運賃13.9香港ドル、11:25頃、荔景駅で東涌線に乗り換え、11:40頃、ランタオ島にある終点の東涌駅で下車する。ここからはバスでの移動になるが少し休憩。

12:30頃、駅から5分ほどの所にあるバス乗り場にやってきた。ここから23線のバスで昴平へ移動する。次のバスは12:50になるので20分ほど待機となる。運賃17.2香港ドル、12:50頃にバスが発車し昴平へ向かう。

13:25頃、終点の昂坪總站(昂坪巴士總站)に到着する。昂坪はランタオ島の山の上なのだが雲の中で雨が強く視界が悪い。終点の手前でユースホステルの標識が見えたので来た道を戻り標識の所から林道へと入っていく。標識には徒歩20分とあったが雨が降る山の中なので人の気配がない。

14:43頃、新たな標識が見え徒歩6分の所まで来ているようだ。そして、人もいるし車も通った。道は間違っていないようだ。

13:45頃、新たな標識が見え徒歩4分のようだ。

YHA昂坪戴維斯青年旅舍

そして、スロープを上って、13:48頃、ユースホステルのYHA昂坪戴維斯青年旅舍(YHA昂坪戴维斯青年旅舍/YHA Ngong Ping SG Davis Youth Hostel)に到着。まずはレセプションへ行く。3泊で350香港ドル(会員料金)でネットでの予約時に28香港ドル支払っているので残金322香港ドルを支払う。

現時点では予約していた8人ドミトリーは予約しているのが自分一人なので、このままだと8人ドミトリーを3泊1人で占領になるようだ。閑散期で天気悪いからなあ・・・。宿泊客には欧米人もいるようだ。

部屋は8人ドミトリーで部屋の鍵は無し、各ベッドにはコンセントや照明は無い。なので、コンセントに一番近いベッドを占領して電源を確保。
Wi-Fiの電波は弱いがネットは問題なし。共同のトイレ・シャワーは少し古いけど許容範囲内だ。

厨房があるので夕飯の準備にとりかかる。

厨房には炊飯器や鍋など一通り道具が揃っているので自炊可能だ。自炊できないとここでの宿泊はかなりきつい。バス乗り場まで戻らないと店はないし・・・。

これが今日の夕飯。ご飯とジャガイモを一緒に炊いて、咖哩醬を付けて3杯食べます。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 54.7香港ドル
宿泊費 332香港ドル 1泊110香港ドル(会員料金)×2
1泊130香港ドル(会員料金・繁忙期)×1
鉄道 13.9香港ドル
バス 17.2香港ドル 路線バス
合計 417.8香港ドル

昴坪市集

09:40頃、ユースホステルを出てバス乗り場へ向かう。09:50頃、昴坪市集にやってきた。昨日は気づかなかったが土産物屋街の昴坪市集を中心に天壇大仏、寶蓮寺、ロープウェイの昴坪360、バス乗り場があり昴坪の中心部になる。

ここで重大な事に気がついた。昨日通ったユースホステルへの道は遠回りであった。昨日はバスを降りて道を戻り林道を通ったが、実はバスを降りてそのまま牌坊を通りまっすぐ天壇大仏と寶蓮寺の間へ進めば10分ほどでユースホステルに到着する。しかも、案内の標識も細かく配置されていた。

まずは昴坪市集を歩いてみる。実はここにはセブン-イレブンがある。さすがに24時間営業ではないが貴重な物資補給地点になる。セブン-イレブンがあるなら食料を大量に持ち込まなくても良かったな。他にもスターバックスやSUBWAYもある。

ここはロープウェイの昴坪360。霧でほとんど見えないというか山の上で雲の中だ。

大澳

10:30頃、21線のバスに乗車して大澳へ向かう。運賃6.6香港ドル、乗客は自分を含め3人だけだ。

10:50頃、大澳に到着。バスを降りると目の前は港だ。

まずは大澳街市街を歩いていく。

昔ながらの漁村の雰囲気が保たれており中国のような商業観光地の臭いはしない。

一応土産物屋で乾物屋があるがそれほど土産物屋の雰囲気はしない。

関帝古廟

11:00頃、関帝古廟に到着。

関帝古廟は三国志の関羽を祀る関帝廟であり、創建は明の弘治年間(1488-1505)になる。

関羽像の前には関平と周倉がいるのだが、他にも2人いる。説明がないので誰かは不明。

大澳の街中にあるので観光客結構いるが廟内は静かである。欧米人観光客が1人いた。

楊侯古廟

11:30頃、楊侯古廟に到着。

修復工事中で御神体だけ臨時神壇に移され参拝できるようになっていた。

洪聖古廟

11:50頃、洪聖古廟に到着。清の乾隆年間に創建され海神の洪聖を祀る廟だ。

参拝客はおらず欧米人の観光客が1人だけいた。

大澳の水上家屋

続いて水上家屋を見物してく。水上家屋は棚屋と呼ばれ漁師たちの住居となっている。

この棚屋が大澳目玉のひとつである。

12:30頃、再び大澳街市街を歩く。

乾物を見て回るがどういう風に調理するのだ?

12:45頃、バス乗り場に戻ってきた。

13:00発、昴坪行きバスに乗車する。運賃6.6香港ドル、乗客は自分含めて5人だけだ。13:15頃、昴坪に到着。

昴坪

この時間だと観光客で賑わっている。天気は晴れてきて霧が途切れると天壇大仏が見える。

天壇大仏へ行ってみることにする。まずは階段を上っていくのだが観光客多い。天壇大仏は世界第2位の高さ誇る34mの屋外大仏で有名らしく欧米人が多い。

入口の所に素食レストランの食券売場があり、食券を買うと大仏内部を見物できる。食券は98香港ドル(約1564円)でマクドナルドでセットが2つ注文できる値段だ。

外から眺めるだけなら、そのまま階段を上って見物になる。階段を上りきるが大仏は霧でよく見えない。霧が途切れると巨大な大仏が姿を現す。

周辺はかなりの賑わいだ。

寶蓮寺

14:05頃、大仏の向かいにある寶蓮寺を見物。

寶蓮寺は1924年に開山した禅寺である。
建物は新しくかなり立派だ。

参拝客は線香を供えている。14:30頃、寶蓮寺を離れユースホステルへ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
バス 13.2香港ドル 路線バス
合計 13.2香港ドル

天壇大仏

08:00頃、ユースホステルを出て林道を歩いて、08:10頃、天壇大仏を訪れる。

今日の天気は晴れで少し雲が出ているが山の下からでも大仏が見える。

08:20頃、土産物屋街の昴坪市集へ行くがセブン-イレブンがまだ閉まったままだ。夜は人のいない観光地だから24時間営業ではないというのは分かっていたけど7時開店でもないのにセブン-イレブンというのは・・・。

この昴坪は野良犬が多い。首輪をしている犬もいるのだが、ほとんどは首輪なしだ。でも、吠えたり襲ってきたりはしない。ただ道ばたで寝ているだけだ。寶蓮寺の門前だから殺生禁止ということで保健所も手を出さないのか?犬たちは寺や土産物屋からエサをもらっているのだろうか?

ちなみにランタオ島には野良犬だけでなく野牛や水牛も生息しており、昴坪でも野牛や水牛が出没する。で、道ばたには牛糞が落ちているのだ。大都会の香港とは大きく異なる田舎の香港だ。

09:40頃、再び天壇大仏を訪れる。青空が広がり大仏がよく見える。観光客はまだ少ない。

大仏は10:00から開放なので門前で待機する。門前では犬が寝ている。

人に慣れているようで近づいても全く動かない。

毎日観光客が押し寄せてくるが犬たちには日常の一コマとなっているようだ。

09:57に開門となり一番乗りで階段を上り大仏へ向かう。

10:00に大仏に到着。

大仏からは海が見える。

それとロープウェイの昂坪360も見える。

10:15頃になると青空だったのが雲に覆われ始める。10:30頃になると観光客が増え始め賑やかになってくる。

法門古道

11:00頃、大仏を離れユースホステルへ続く林道から法門古道へ入る。

この法門古道は東涌の市街地へ続いている。

11:30頃、法門古道を歩き市街地の東涌方面へ向かう途中で香港国際空港が見えてきた。昴坪は山の中だけど少し歩くと山の下に市街地や空港が見えたりして意外と都会に近い田舎である。このまま東涌まで行くと帰りは山を登ることになるし、バスで昂坪へ戻るのも勿体無いので途中で引き返してユースホステルへ戻る。

昴坪→梅窩碼頭

10:05頃、ユースホステルをチェックアウトする。今日は香港を離れ中国広東省珠海へ向かう。10:15頃、昴坪大仏の前を通過。今日も観光客が多い。

続いて土産物屋街の昴坪市集を通る。7時に開店しないセブン-イレブンはこの時間はさすがに営業している。

土産物屋街もロープウェイの昴坪360から降りてきた観光客が結構いる。

10:20頃、バス乗り場に到着。21線のバスに乗車して大澳へ向かう。昴坪からも梅窩碼頭行きのバスがあるのだが、12:30発なので大澳へ行き梅窩碼頭行きのバスに乗車する。運賃は0.1香港ドル高くなるけど。一昨日バスに乗車したときはほとんど乗客がいなかったが土曜日だと20人以上乗客がおりそこそこ需要はあるようだ。10:35にバスが発車する。

10:50頃、大澳に到着。バス停で梅窩碼頭行きの1線のバスを待つ。

11:05頃、大澳から1線のバスに乗車して発車を待つ。運賃10.7香港ドル、11:10に発車し梅窩碼頭へ移動する。

ランタオ島→香港島

11:58に梅窩碼頭到着。バスを降りた目の前がフェリー乗り場だ。

12:10発、中環行き高速フェリーに乗船。運賃29.9香港ドル、ランタオ島梅窩から香港島中環の6號碼頭まで約30分の船旅だ。

船の速度は45km/hほどでスターフェリーより格段に速度が出ている。12:42頃、中環の6號碼頭に到着。隣はスターフェリーの中環碼頭だ。

香港→広東省珠海

6號碼頭から東へ歩いて、13:00頃、上環の信徳中心に到着。まずはビルの3Fへ行き珠海客運の窓口で14:30発、珠海行きのチケットを購入。港澳碼頭→珠海九洲港の運賃は220香港ドルだ。

13:05頃、東橋(EAST BRIDGE)からイミグレーションへ向かうが、まだ珠海行きのゲートが開いておらずしばらく待機となる。

13:50頃、今度は珠海行きのゲートが開いておりチェックインしてイミグレーションで出国手続きを済ませて待合室へ。

14:05頃、待合室で待機となる。

乗客のほとんどは中国人のようだ。

14:25頃、乗船が始まり、14:30頃、定刻通り出港する。

香港を離れ中国広東省珠海まで約70分の船旅である。今回は7年ぶりの香港になったが、やはり香港は中国とは違った。香港は道路がしっかり整備されているので、中国みたいにマンホールの蓋がないとか壊れているというのがない。
それに歩道もボコボコになっていない。香港はバス停では乗客がちゃんと並んで乗車するので乗車バトルは発生しなかった。

香港人は広東語、中国語、英語が話せるので凄い。大陸人とはオーラが全く違う。建物の作りも香港はきっちりしている。大陸だと外壁はがれてレンガむき出しとかあるけど、香港は建築工法が違うのかレンガを積み上げている工事現場を見なかった。香港は中国であって中国ではなかった。

広東省珠海

港澳碼頭を出港して船は西へと進む。速度は55km/hほどで高速だが揺れは少ない。15:45頃、広東省珠海の九洲港に到着。船を降りてイミグレーションで中国への入国手続きになる。入国カードを書いて、そのまま窓口へ。カードを記入している間に中国人はほとんど入国しており窓口はガラ空き、待ち時間無しで入国となる。

続いて税関検査で荷物のX線検査があるがここで係官に中身を開けるように言われるが、係官が確認したかったのは書籍であった。書籍がロンリープラネット2冊であるのを確認すると「行っていいよ!」と1分ほどで検査終わり。どうやら禁書狩りのようだ。香港から持ち込まれる中国政府にとって都合の悪い本を水際で没収しているようだ。GPSとかはスルーであった。個人的には禁書の有無よりGPS持ち歩いている方が怪しいと思うのだが・・・。

16:00頃、九洲港を出て予約しておいたユースホステルへ向かわないといけない。とりあえずマカオとの境界の拱北口岸へ向かう。

九洲港からは拱北口岸まで99路のバスで行けるのだが徒歩で向かう。

珠海十号别墅青年旅舍

高徳地図で場所を確認して向かうがバスで拱北口岸まで行ったほうが楽だったかも・・・。1時間近く歩いてユースホステルの近くまで来た。住所からして花園みたいに入口に保安がいると思うのだが、それっぽい所がある。保安のおっちゃんに聞いてみたら「ここだよ~」ということで中へ突入。

17:05頃、eLongで予約しておいた珠海十号别墅青年旅舍(Zhuhai No.10 Youth Hostel)に到着。レセプションで登記なのだが姉ちゃんが老板に電話で確認している。Booking.comでも予約できるので外国人OKの宿というのは分かっているのだが満室のオチか?しばらく話をして大丈夫だったようで登記する。パスポートはコピーを取らないといけないので一時預かりとなる。

で、案内された部屋は2人ドミトリーだ。あれ?予約したのは12人ドミトリーなのだが・・・。これは予約をとり過ぎたのか?設備に関してはOAタップがあるので電源の確保は問題ない。Wi-Fiは電波弱く激遅で使い物にならず。

夕飯食べに外へ出かけるが、そこら中でお姉ちゃんに声をかけられる。珠海なので分かってはいたが、ここまであからさまにお姉ちゃんたちが営業しているとは・・・。東莞は壊滅状態と聞いているが珠海はそうでもないようだ。まあ、お姉ちゃんたちには関わらないのが懸命だ。大体こういうのはお取り込みの最中に公安に踏み込まれて銭を巻き上げられるというのがオチだろう。

牛肉乾拌麺

18:30頃、イスラム食堂で夕飯に牛肉乾拌麺(12元/約240円)を食べる。珠海は物価が高いようで牛肉麺ですら9元になっていた。

食後はユースホステルの近くにあったスーパーマーケットの華潤万家に寄る。

海珠ビール

キリンの海珠ビール330ml(2.99元/約60円)を購入する。珠海で生産されている地ビールだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 20.99元
宿泊費 260元
合計 280.99元
本日の出費
項目 金額 備考
バス 17.3香港ドル 路線バス
フェリー 29.9香港ドル 梅窩碼頭→中環碼頭
フェリー 220香港ドル 港澳碼頭→珠海九洲港
合計 267.2香港ドル

香港 重慶マンション・大美督・元朗のライトレール

広東省・香港・マカオ旅行記2015

国際列車で広州東→香港

07:35頃、広州江畔国際青年旅舎をチェックアウトする。今日は香港へ鉄道で移動する。07:50頃、芳村から地下鉄1号線に乗車。運賃5元、広州東駅へ向かうのだが朝の通勤時間帯で混雑しているので、逆方向の西朗行きに乗車、3駅先の終点の西朗から広州東行きに乗り換える。

08:00頃、西朗に到着、列車が折り返しの広州東行きだったので、そのまま乗車して08:02頃、西朗を発車する。これで座って広州東駅まで移動できる。08:20頃、公園前に到着。1号線で最も混雑する駅のようで両側のドアが開く。混雑が半端ではないので乗客たちがアメフトの様に乗り込んでくる。乗り切れない乗客も多数おり次の列車を待つことになる。

08:40頃、広州東駅に到着。まずは入口で手荷物のX線検査を受けるが混雑がひどい。検査が厳しいようでX線検査で十徳ナイフが見つかる。ウルムチ南駅で見つかって以来で、没収かと思ったが登記するだけで持ち込みOKであった。広州東駅は登記すれば持ち込みOKなのか?そうれとも外国人だけOKなのか?

手荷物検査の次は香港行きの切符売場へ移動。5分ほど並んで九龍(紅磡)行きの切符を購入するがパスポートの中身は確認せず。香港行きの切符はパスポート不要なのか?窓口には香港ドル専用の窓口もある。切符には九龍と印字されるが紅磡駅の事である。

広州東駅では乗り換え無しの直通で運行される九龍(紅磡)行きの列車(広九直通車)がある。通常は深圳駅から香港の羅湖駅まで徒歩で境界越えと出入国手続き(正確には香港も中国なので出入国ではないが)をして紅磡へ移動する。直通列車だと広州東駅のイミグレーションで出国手続きをして乗り換え無しで九龍(紅磡)へ移動して入国手続きをする。直通列車は移動が楽なのだが一等席なので運賃が172元(210香港ドル)で高い。

09:55発、Z813次の切符がまだ販売されていたが、10:37発、Z823次の切符にしておく。席は一番安い一等席で172元だ。このZ823次は1日3往復あるKTTのロゴが入った香港の2階建て車両なので鉄っちゃんなら乗車しておかなければ!ちなみに他の列車は25Tの編成になる。

待合室へ移動して改札が始まるのを待つ。

10:00頃、改札が始まりイミグレーションへ移動。10:10頃、出国手続きを済ませる。

税関で手荷物のX線検査を済ませて、免税店付きの待合室へ。

10:25頃、乗車が始まりホームへ移動し乗車する

今回は車両に行先票が無いのでKTTのロゴを撮影。

10:35頃、2分早く列車が発車し香港・九龍へと向かう。発車後すぐに入国カードの配布が始まり、カードをもらい記入しておく。乗車100%だが無座切符は販売されていないので乗客全員が座れ肥料袋や天秤棒も見当たらず車内は平和だ。中国を走る列車とは思えん。ちょうど12:00に深圳と香港の境界を越える。

香港到着

12:45頃、紅磡駅に到着、乗り換え無しなので楽である。

12:50頃、イミグレーションの列に並ぶ。12:58頃、香港へ入境するがパスポートにはスタンプ押されず、代わりに入境標籤が発行される。香港では2013年にパスポートへの押印から入境標籤の発行に変更されている。この入境標籤には氏名、パスポート番号、入国日、滞在期限が印字されており出国時まで所持していないといけない。

無事に香港到着だが、ここから予約した宿がある重慶マンション(重慶大厦)へ徒歩で向かう。香港は中国と違い道路の混雑状況が違う。中国なら秩序なく割り込みやクラクションが鳴りカオス状態なのだが、香港は渋滞でも整然としている。

バックパッカーの聖地・重慶マンション

13:40頃、重慶マンション(重慶大厦)に到着。ここはチョンキンマンションとも呼ばれ香港を代表する大型雑居ビルでG階~2階が商業施設になっており、特にG階は両替商、土産物屋からインド料理屋までカオス度が非常に高い。そして、3階以上はゲストハウスが多数ありバックパッカーの聖地として知られ世界中から旅行者が集まってくる。

で、予約しておいたゲストハウスへ向かうのだが、まだ香港ドルを持っていないので両替だ!2007年に滞在した際に利用した堅成找換のレートを基準に数件確認して、堅成找換で300元を両替をする。

レートは1元→1.195香港ドル、300元が358.5香港ドルに両替される。

香港背包客栈

13:50頃、続いてA座のエレベーターでBooking.comで予約しておいたA座3階の香港背包客栈(HK Downtown Backpackers)へ移動。エレベーターを降りて右へ進むと宿の名前は出ていないがレセプションがある。ここは台湾酒店を筆頭にしたHOSTELHK Groupの宿が8軒入っており、ここが総合窓口になる。

で、ここでチェックインなのだが中国人宿泊客2人と宿が戦闘中だ。料金トラブルのようだ。とりあえずバトルが終わるのを待っているとレセプションのお姉ちゃんが気付いてくれてチェックイン手続きをする。

109香港ドルで1泊する。10人ドミトリーの予約であったが部屋は8人ドミトリーでベッドの幅は激狭、照明は無し。コンセントは有ったり無かったりだ。

部屋にあるトイレ・シャワーはレベルが高い。トイレの便座がないのだ。これでは洋式トイレにする意味ないだろ!WiーFiは電波良好、100Mの光回線なので速度は中国本土と比べて激速だ。

14:30頃、尖沙咀駅の客服中心でICカードのオクトパス(八達通)に100香港ドルをチャージしておく。2008年に使用して以来なので窓口のおばちゃんは履歴を見て驚いていた。

15:00頃、再び重慶マンションへ。中国のカオス度と違い色々な人種がいるので別の意味でカオス度が高い。

スターフェリー

15:20頃、天星碼頭からスターフェリーと香港島を見物。

天気が曇りなので香港島が霞んでいる。

15:40頃、重慶マンションで当座の資金に1000元を香港ドルへ両替する。また同じ堅成找換ではつまらないので両替屋を見ていくと隣のREAL FOREX&REMITTANCESの方が微妙にレートが良かったので両替する。レートは1元→1.198香港ドルで1000元が1198香港ドルに両替された。

16:40頃、東尖駅のP3出口の脇にあるスーパーマーケットの恵康にやってきた。

処分品のフィリピン産バナナ1kg(5香港ドル/約80円)と食パン(9.6香港ドル/約153円)を購入。支払いはICカードのオクトパスで小銭のやりとり無しで楽だ。近くの広場で食べるが、これが今日唯一の食事だ。朝から非常食の氷砂糖だけで乗り切ってきたが香港の物価は高い。

広州の市場で海南島産バナナ500g(1.3元/約26円)と安かったので、中国の方が物価が遥かに安い。コカ・コーラ500ml(7.2香港ドル/約115円)も中国の2倍くらいの価格だ。

両替
300元→358.5香港ドル
1000元→1198香港ドル

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 172元 広州東→九龍(紅磡)
地下鉄 5元
合計 177元
項目 金額 備考
食費 14.6香港ドル
宿泊費 109香港ドル
合計 123.6香港ドル

香港島のトラム

08:00頃、天星碼頭からスターフェリーで中環へ向かう。
運賃2香港ドル、10分ほどで中環に到着。中環を散歩しながら香港名物の道路にはみ出て看板を見物。

09:05頃、トラムに乗車、運賃は2.3香港ドル。

09:40頃、跑馬地行きトラムを乗り換える。

09:55頃、終点の跑馬地で堅尼地城行きに乗り換える。

スターフェリー

10:30頃、中環碼頭に戻ってきた。ここでスターフェリーに乗船して尖沙咀へ戻る。運賃2香港ドル、10分ほどで尖沙咀に到着。

尖沙咀→大美督

重慶マンションのゲストハウスへ戻る。11:20頃、ゲストハウスをチェックアウトして、11:30頃、尖東からMTR西鉄線に乗車して紅磡で東鉄線に乗り換える。運賃11.8香港ドル、12:05頃、大埔墟(タイポーマーケット)で下車する。

駅を出てバス乗り場へ向かう。途中に大きな看板が出ているので分かりやすい。

予約してあるユースホステルがあるのは大美督なのでバスは進智公交20C線もしくは九龍巴士75K線で行ける。
(中国本土だとバスの番号は「○○路」というように「路」をつけているのだが、香港では「路」ではなく「線」で呼んでいる。これも香港と中国本土の違いのようだ。)

12:10頃、バス乗り場にやってきた。12:20頃、75K線の2階建てバスに乗車して終点の大美督へ向かう。75K線の方は少し運賃が安いのだが、20C線の方は高い代わりにミニバスで途中のバス停が少ないので速い。運賃5.8香港ドル、12:55頃、大美督に到着する。

バス停にユースホステルの標識が出ていたので歩いて行く。

白普理賽馬會青年旅舍

10分ほどで白普理賽馬會青年旅舍(白普理赛马会青年旅舍/Bradbury Jockey Club Youth Hostel)に到着。まあ、看板出てなくても南へ歩けばすぐに見つかるので迷うことはないな。

レセプションのお姉ちゃんに予約確認書を見せてチェックイン手続きをする。1泊110香港ドル(会員料金)で3泊する。ネットでの予約時に33元支払っているので残金297香港ドルを支払うが更に2泊できるか聞いてみる。で、ドミトリーに空きがあるので延泊可能ということであったが、金曜日と土曜日は繁忙期の料金で1泊130香港ドル(会員料金)になる。まあ、この繁忙期料金は知っていたので260香港ドル支払って2泊延泊する。

部屋は8人ドミトリーで結構広い。部屋の鍵はないので出入りは自由だ。既に先客が1人いるようだが他のベッドは空いており宿泊客は少ない感じだ。各ベッドにコンセントや照明は無しだが電源はOAタップがあるので電源確保は大丈夫だ。人数分のロッカーがある。(鍵は自分で用意)エアコンと扇風機が部屋にあるのだが天井に扇風機が4台も付いている。香港の夏は相当厳しいようだ。Wi-Fiの電波は良好でネットの速度は快適。共同のトイレ・シャワーは掃除してあるので大丈夫そうだ。

ここの特徴は厨房があり自分で料理を作れるのでありがたい。しかも厨房が広く冷蔵庫4台もある。これなら宿泊客多くても大丈夫だ。一応門限が23:00になっているが、それ以降は入口で暗証番号入力して門を開ける方式なので事実上門限なしかな。バスも深夜まで運行されているので郊外でもそれほど交通の便は悪くない。

ユースホステルの屋上からは海が見えます。香港の新界地区に位置しており香港の中では田舎になり目の前にはのどかな漁村が広がっています。ユースホステルのある大美督は客家の村でもある。

大埔墟

14:25頃、75K線のバスで大埔墟駅へ向かう。運賃5.8香港ドル、15:00頃、大埔墟駅に到着。

ショッピングモールの新達広場にあるスーパーマーケットの百佳超級市場でベトナム米5kg(35.9香港ドル/約575円)を購入する。15:25頃、大埔墟駅のバス乗り場から75K線のバスに乗車。運賃5.8香港ドルで、16:00頃、大美督に到着。ユースホステルに戻り夕飯を作る。

で、買ってきた米を開封しようとしたのだが、近くにあった「免費食物」と書かれた所に米袋がある。以前の宿泊客が放棄していった食品が無料提供されていた。これならまだ米買わなくても良かったな。先に無料の米から消費していくことにする。

17:00頃、ご飯が炊きあがり、これが今日の夕飯だ。おかずは広州で購入しておいた老干媽と泡菜だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 35.9香港ドル
宿泊費 557香港ドル 1泊110香港ドル(会員料金)×3
1泊130香港ドル(会員料金)×2
鉄道 11.8香港ドル
バス 17.4香港ドル 路線バス
フェリー 4香港ドル
トラム 6.9香港ドル
合計 633香港ドル

香港島へ

06:45頃に起床する。
8人ドミトリーは自分を含め3人だけだ。他の客は見当たらないので予約無しで乗り込んでも余裕だったかな?ネットで予約するときは満室表示が多かったのだが・・・。

朝はまず4合くらいご飯を炊く。朝食をしっかり食べてから出かける。でも、4合は炊き過ぎだったが完食。これで夕方まで何も食べなければ物価の高い香港で何とか節約できる。

08:40頃、75K線のバスで大埔墟(タイポーマーケット)へ向かう。2階建てバスなので2階の最前列を陣取る。眺めは良く山や海が見える。

ちなみに前を走る緑のミニバスが同じ大埔墟へ行く20C線のバスだ。75K線と20C線は競合路線なので見た限りでは同じバス停では乗りたいバスが来たら手を挙げて止めないとスルーされるようだ。朝の時間帯なので結構乗客が多く混雑してきた。でも、中国の路線バスとは違い平和だ。乗客のオーラが全く違う。バス停で乗車バトルなんて全く発生していないし、でかい話し声もない。

09:20頃、大埔墟駅に到着しMTRの東鉄線に乗車する。09:50頃、紅磡駅で西鉄線に乗り換え尖東駅へ向かう。運賃11.8香港ドル、09:55頃、尖東駅に到着。

10:10頃、フェリー乗り場の天星碼頭からスターフェリーに乗船。運賃2香港ドル、10分ほどで中環碼頭に到着。

孫中山紀念館

10:50頃、孫中山紀念館に到着。この時間になるとかなり暑くなってくる。入場料は10香港ドルだが、毎週水曜日は無料開放で今日はちょうど水曜日だ。孫中山紀念館は1914年に建てられた洋館を修復して孫文に関する資料館になっている。

紀念館の前には香港で暮らしていた頃の孫文の銅像がある。教科書とかに載っている孫文の写真とは随分違い若い。

一番の特徴は辮髪姿の孫文像である点だ。中国各地で見かける孫文像は背広姿なので辮髪姿の孫文はかなり新鮮だ。11:30頃、孫中山紀念館を離れる。

12:05頃、フェリー乗り場の中環碼頭に戻ってきた。運賃2香港ドルでスターフェリーに乗船。海風が心地よい。12:15頃、天星碼頭に到着。

埠頭では共産党寄りの団体が反法輪功の宣伝をしていた。これは香港で初めて見た。今までは法輪功が反共産党の宣伝をしていたのだが、香港の共産化が進んでいるのか?12:30頃、尖沙咀から西鉄線に乗車。運賃4.4香港ドル、12:35頃、油麻地で下車する。

天后廟

駅を出て5分ほどで天后廟に到着。油麻地の天后廟は1800年頃に建立され、1864年に拡張されたが1876年に現在の場所に移された。

天后廟自体は小さいが隣には城隍廟と観音廟がある。廟内は線香が焚かれ周辺をビルに囲まれていても雰囲気が違う。12月でも暑くて半袖でも汗が噴き出る。13:20頃、天后廟を離れる。

大美督

13:50頃、油麻地から乗車。運賃11.2香港ドル、14:25頃、九龍塘で東鉄線に乗り換え大埔墟で下車する。

14:40頃、運賃5.8香港ドルで75K線のバスに乗車して大美督で下車する。目の前は海なのだが埠頭では釣り客が数人いる。魚釣れるのかな?

ユースホステルへ戻るには時間が早いので裏山の遊歩道を散歩する。大美督は世界ジオパークへの近くなるので、香港でもこんな山道になる。

遊歩道を歩いて行くと展望ポイントがいくつかある。ここは海と人工の淡水湖が一望できる。中央の堤防から右が海で、左が船湾淡水湖になる。堤防はサイクリングロードになっており大美督周辺から大埔墟(タイポーマーケット)までサイクリングロードが繋がっている。なので、大美督はチャリダーやレンタルサイクル屋がかなり多い。

湾内に停泊する船も見えます。1時間ほど散歩して16:00頃、ユースホステルへ戻る。部屋へ戻ると宿泊客が2人に増えている。でも、2人とも香港人のお爺ちゃんだよ。しかし、お爺ちゃんと言っても広東語、中国語、英語が話せるので日本のお爺ちゃんとは格が違う。香港人は3種類の言語が使えるので凄い!ただこのドミトリーの客層は中高年だけでユースがいない!

本日の出費
項目 金額 備考
バス 11.6香港ドル 路線バス
鉄道 27.4香港ドル
フェリー 2香港ドル
合計 41香港ドル

元朗

06:30頃に起床し朝食の準備を始める。3合くらい米を炊いて老干媽をおかずに食べる。同じドミトリーの香港人のお爺ちゃんに大埔墟(タイポーマーケット)で野菜買って食べるように言われてしまう。

08:55頃、75K線のバスに乗車して大埔墟駅へ移動。運賃5.8香港ドル、大美督が始発なので終点まで座ったままの移動で乗り過ごしが無く楽だ。今日の天気は曇りだが雨が降るようだ。夕方まで降らなければよいが・・・。09:30頃、大埔墟駅に到着。

大埔墟駅から64K線のバスに乗り換えて元朗(西)へ向かう。運賃8.4香港ドル、10:40頃、終点の元朗(西)に到着。バスターミナルの場所は朗屏駅から約200mの所であった。

ライトレールに乗り鉄&撮り鉄

この元朗にはライトレール(軽鉄)が走っている。香港島のトラムは路線が車と共用になっているが、元朗のライトレールは専用軌道になっている。しかも、路線網が複雑なので乗り鉄するのがかなり面白い。

まずは撮影を少ししておく。ライトレールは1両通過したと思ったらすぐ後ろに次のが走っていたりして「ATSは?」「閉塞は?」といった光景が見られたりして、ある意味で見応えがある。

このライトレールの乗車方法だが駅は基本無人駅でICカードのオクトパス(八達通)だと備え付けの読取機にタッチする。

乗車時はホームにあるオレンジの読取機にカードをタッチする。これで改札の時刻が記録される。

下車時にホームにある緑の読取機にタッチして精算となる。

現金の場合は券売機で切符を購入する。

11:25頃、康楽路駅から610線の屯門碼頭行きに乗車。運賃5.4香港ドル、11:45頃、大興(南)駅で下車する。

周辺で撮り鉄を行う。12:40頃、銀圍駅で再び610線の屯門碼頭行きに乗車。運賃4.7香港ドル、13:10頃、屯門碼頭駅に到着。

ここでも駅周辺で撮り鉄。13:30頃、614線の元朗行きに乗車。運賃6.8香港ドル、14:15頃、元朗駅に到着。

元朗駅近くで撮り鉄するが雲が厚くすでにこの時間でもう暗い。ISO感度上げないとだめだ。

14:50頃、元朗(西)から64K線のバスに乗車する。運賃8.4香港ドル、16:00頃、大埔墟駅に到着。75K線のバスに乗り換え大美督へ戻る。運賃5.8香港ドル、この時間になると雨が降り出す。16:45頃、大美督に到着、ユースホステルへ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
バス 28.4香港ドル 路線バス
ライトレール 16.9香港ドル
トラム 6.9香港ドル
合計 23.5香港ドル

文武廟

今日も朝食を自炊してから出かける。昨日雨が降ったので湾の対岸がよく見える。

08:35頃、75K線のバスで大埔墟駅へ移動する。運賃5.8香港ドル、09:10頃、大埔墟駅に到着する。

09:35頃、文武廟に到着する。文武廟は1891年に大埔富善街に太和市(現在のタイポマーケット)の中心地として創建される。廟内には文昌帝と関聖帝君(関羽)が祀られている。

廟内の天井には螺旋状の巨大線香が所狭しと焚かれている。

蚊取り線香の親戚か?

殿内には神像がいくつもあるが関羽像が見当たらない。一応中央に本尊らしい神像はあるが関羽ではない。関羽像は奥にあるのか?

代わりに関聖帝君宝座と彫られた椅子がある。ここに関羽が降臨するのか?地元民の参拝者が線香や果物を供えており、周辺の市場とは雰囲気は全く違っていた。

香港鉄路博物館

10:25頃、文武廟を離れ、10:30頃、香港鉄路博物館に到着。香港鉄路博物館は九広鉄路の旧大埔墟駅を博物館として開放している。駅舎は改装中で見物できなかったが敷地内には機関車や客車が屋外展示されている。

これは1955年から97年まで運用されていた51号ディーゼル機関車のSir Alexander。

こちらは1924年から1928年まで使用されていた軌道が狭軌の0-4-4T型蒸気機関車。退役後はフィリピンのサトウキビ畑で1990年代まで使用され、1995年に香港へ戻り修復され展示されている。

続いてこちらは客車。

1974年の普通客車の座席だ。

1964年の一等車は座席がかなり豪華だ。

1911年の三等車は座席が木製だ。11:20頃、香港鉄路博物館を離れる。

大埔墟(タイポマーケット)

大埔墟(タイポマーケット)周辺の店を見ながら少し散歩。

乾物系の店が結構ある。

こういった乾物類は高級食材なのかな?

船湾三宮廟

11:45頃、近くのバス停から75K線のバスに乗車。運賃5.8香港ドル、12:05頃、船灣で下車するが次の䃟頭角で下車しても良かった。

12:20頃、船湾三宮廟に到着。協天宮に関羽、孔聖宮に孔子、天后宮に天后が祀られている。廟自体は新しいようだがいつ頃に創建されたかは不明だ。

協天宮には関羽が祀られており関帝廟のようだ。

こちらはちゃんと関羽像があるが、関平と周倉がいない。

ヘリコプター

13:00頃、䃟頭角のバス停から乗車し13:10頃、大美督に到着。船湾淡水湖へ行ってみるが警察により道が塞がれている。どうやらヘリコプターが来るらしい。交通規制により観光客足止めで滞留する。

しばらくするとヘリコプター近づいてきた。

そして、人を乗せているが訓練かな?

13:30頃、ヘリコプターが飛び去り交通規制が解除される。海と船湾淡水湖を隔てる堤防を観光客がチャリで通ったりしている。

本日の出費
項目 金額 備考
バス 17.4香港ドル 路線バス
合計 633香港ドル

八仙嶺へトレッキング

09:00頃、ユースホステルを出発。海辺から山へと向かう。

今日は八仙嶺へ登山だ。海から見えるあの山が目的地だ。八仙嶺は名前の通り8の峰があり道教の八仙の名が付けられている。
何仙姑(仙姑峰511m)、韓湘子(湘子峰513m)、藍采和(采和峰489m)、曹國舅(曹舅峰508m)、鐵拐李(拐李峰522m)、張果老(果老峰543m)、漢鍾離(鍾離峰529m)、呂洞賓(純陽峰590m)

ただ、この八仙嶺では1996年に山火事で5人が焼死する事故が起きている。

09:20頃、八仙嶺の入口にやってきた。

10:00頃、八仙嶺と新娘潭の分かれ道に到着。

ここから一気に階段を上っていく。

10:20頃、標高511mの仙姑峰に到着。

峰からは海が見えるが、あいにく天気は悪く視界は悪い。

10:50頃、4つ目の峰になる曹舅峰に到着。

まだまだ登山道は続く。

11:20頃、八仙嶺の最高峰になる純陽峰に到着。

標高は590mになる。で、頂上は雲の中で周辺は何も見えず。天気が良ければ絶景が見られるのだろうが・・・。さて、ここから登山道を下っていく。

八仙嶺から下山

昼頃、八仙嶺の西にある黄嶺に到着。標識を確認して鶴藪方面へ向かう。12:30頃になると雨が降り始める。まだ霧雨だから大したことはないが山を下りきる前に本降りになると危険だ。少し急がなくては。

この天気の悪い中でも登山客が結構多くかなりの人数とすれ違っている。大美督以外にもいくつか登山口があるようなのだがどこからが定番コースなのだろうか?

13:00頃、鶴藪と平山仔の分岐点に到着。ここから南東の平山仔へ向かい南の通りを目指す。。

何とか下山

13:30頃、民家のある所まで下りてきた。どうやら沙螺洞村に出たようだ。これでひとまず安心であろう。ここからは登山道から道路になり南の鳳園村へ向かう。

村の道路には何やら横断幕が掲げられている。

村でトラブルが起きているようだ。

13:45頃、山道からマンションとかが見えてきた。あの辺りが鳳園村だと思うので、もう少しでバス停のある道路まで出られるだろう。この頃には雨が本降りになる。登山道から出る前に本降りになっていたら危なかった。途中ですれ違った登山客は八仙嶺で本降りだろう。大丈夫かな?

14:10頃、75K線のバスが通る汀角路に出てきた。ちょうど日清食品がある工業団地のすぐ近くだ。14:20頃、大埔大發街のバス停から75Kのバスに乗車。運賃5.8香港ドル、並行する自転車道ではチャリダーが雨の中を走っている。バス停で雨宿りしているチャリダーもいるが雨止むのか?

14:45頃、大美督に到着、ユースホステルへ戻る。夕飯はベトナム米を炊いて食べるが同じドミトリーのお爺ちゃんに野菜も食べるように言われる。で、いつチェックアウトするか聞かれ明日と返答するとちゃんと御飯食べるようにと100香港ドル紙幣2枚渡される。2回断ったけど結局もらってしまった。どうやら相当な栄養不良に見えたようだ。この200香港ドルで野菜を調達できる。感謝である。

本日の出費
項目 金額 備考
バス 5.8香港ドル 路線バス
合計 5.8香港ドル

江西省旅行記~深圳・香港

深圳西に到着

jiangxi_0010430頃に車内が蒸し風呂状態なので目が覚めるが車内は床で寝ている人民が多数おり民工車にふさわしい状況になっている。暑いので当然窓を開けるが自分が涼しくなればよいので全開にはせずに人民たちには蒸し風呂を味わってもらうことにする。本当に暑ければ人民自ら窓を開けるだろうし・・・。夜が明け人民たちが起き始め車内が五月蝿くなってくる。


そして、隣のボックス席のガキが新たな伝説を作ってくれた。糞を漏らして糞まみれの服が通路に脱ぎ捨てられた。家族の人民たちが新しい服を着せるが糞まみれの服は片付けずに通路に放置される。おかげで車内には糞の臭いが漂うのだが自分は窓際の席に座って窓も開いており悪臭から逃れる。0810頃、広州駅に到着すると乗客のほとんどが下車して車内には大量のゴミが残され乗務員がゴミを黙々と片付けている。

広州駅のホームに降りて写真撮影していると公安が「ここは撮影禁止だ。お前どこから来た?」とか聞いてくるので「日本から来た。どうして駄目なんだ?」と答えてやると公安はどこかの田舎者だと思っていたようで「お前日本人なのか?」とか言っている。結局はホームでの撮影は駄目だったので車内に戻る。

jiangxi_0021100頃、深圳西駅に到着する。立派な深圳駅と比べると相当見劣りして民工専用駅としての地位を不動の物にしているようだ。まずは切符売場で4/2の南昌行きの切符を購入してバス停へ向かう。バスの路線を確認すると深圳西駅は「南头火车西站(南頭火車西站)」と呼ばれているようだ。

jiangxi_003234路のバスに乗車してユースホステルのある「康佳集团(康佳集団)」へ向か う。

3ヶ月ビザが発給停止になっていた

深圳僑城旅友国際青年旅舎に到着して洗濯などをしてからインターネットでビザの状況を確認したら3ヶ月ビザが発給停止になっていた。1年、半年、3ヶ月が 発給停止になり発給しているのは1ヶ月の観光ビザだけになってしまった。しかも、昨日までは3ヶ月ビザの申請を受け付けており1日の差で苦しい状況に追い込まれてしまった。

ビザ発給停止はオリンピックを控えているので一時的な措置らしいがチベット騒乱の影が見え隠れするのは気のせいか?いずれにせよ1ヶ月ビザでは行動範囲が限られてしまうので旅の計画は大きく変更することになる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12.5元
宿泊費 200元 50元×4
バス 2元 路線バス
合計 214.5元

宋少帝陵

jiangxi_0040800頃、204路のバスと226路のバスを乗り継いで赤湾へ向かう。赤湾には南宋最後の皇帝である少帝の陵墓がある。0900頃、終点の赤湾に到着するが1駅手前の南山公司で降りた方が宋少帝陵に近かった。といっても、徒歩で3分ぐらいの距離しか違わないが・・・。0910頃、宋少帝陵に到着する。

jiangxi_005入口には少帝が陸秀夫に背負われた像がある。陵墓は1906年に発見され元々は小さかったが香港の富豪たちが資金を出して1984年に現在のように整備され たとか。まさか深圳に皇帝の陵墓があるとは最近まで知らなかったので自分としてはかなり満足だ。それに無料だし。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 13元
バス 4元 路線バス
合計 17元

香港外交部へビザ申請しに行くが・・・

jiangxi_0060700頃、YHAを出て地下鉄に乗車して福田口岸から香港へ入境する。今日はビザを申請するのだが羅湖口岸には香港→中国へ抜ける際に緩衝地帯の中に旅行会社2社ほどありここで代理でビザを申請してくれるのだ。しかも、料金は高いけど1時間ぐらいで取れるとか?試しに羅湖口岸で日本人には関係なくなったが深圳経済特区限定の特区ビザを発給しているイミグレの2階へ行くと特区ビザを申請する外国人が集まっており、ビザを代行してくれる旅行会社もある。

0900になりビザの申請窓口が開くが旅行会社は閉まったままだ。今日は月曜日で営業の筈だが・・・。10分ほど待ったが営業する気配というか人の気配が無いので深圳へ入り再び香港へ入り香港外交部を目指す。1000頃、スターフェリーでいつものようにセントラル(中環)へ向かうが実はセントラル行きでなく湾仔行きのスターフェリーに乗るべきであった。おかげでトラムで湾仔へ移動して後に道に迷い香港外交部に到着したのは1155頃で既に並んでいる列は午後申請の列であった。

jiangxi_007予定では午前中に特急申請して1500以降にビザ受取の筈だったが、これで明日の1000以降受取になってしまった。そして、このま ま列に並び香港での宿の確保をせずに1500頃にビザ申請を済ます。これで、香港での野宿が決定となった。

コンビニ弁当食べて香港で野宿

jiangxi_008ビザ申請が終わったのでセブンイレブンでコンビニ弁当を買って湾仔公園で食べる。

jiangxi_009この後は明日の0900まで時間を潰さなければならないので湾仔公園、湾仔駅、香港外交部の周辺を彷徨いながら過ごす。

両替
400元→446香港ドル 1元=1.115香港ドル

本日の出費
項目 金額 備考
地下鉄 3元
合計 3元
項目 金額 備考
食費 27.9香港ドル
鉄道 42.6香港ドル
フェリー 1.7香港ドル
合計 90.4香港ドル

湾仔駅の入口で野宿

MTRの運行が終わり湾仔駅のシャッターが下りるが暖気が漏れて来るので入口で野宿することにするが色々な意味で危険なのでほとんど眠れずに朝を迎える。

香港外交部でビザを受取る

jiangxi_0100700頃、香港外交部へ行くと既に白人と東洋人が5人並んでいたので自分は6番目に並ぶ。受付開始の0900になると既に列の最後尾は見えなくなっていた。0945頃、ビザの受取りが予定よりは早く始まる。ビザを受取り料金を払い外へ出る。今回は1ヶ月Lビザが発給された。

現在はオリンピック前で3ヶ月 や半年ビザは発給停止になっているのだが旅行目的で半年ビザを申請している華人がいたが大丈夫だろうか?華人は別扱いかな?帰りは香港外交部から徒歩5分ほどのところにある湾仔のスターフェリー乗り場から尖沙咀行きのスターフェリーに乗船して九龍半島へ戻り、尖東駅からMTRで羅湖へ向かう。

食糧調達

深圳に戻りウォルマートで数日分のインスタントラーメンと快餐用の容器を購入する。最近気付いたのだが物価上昇が激しくカップラーメンを購入するより袋入りのインスタントラーメンの方がちょっと安く上がることが分かった。でも、容器を洗う必要があるけど・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 35.7元
バス 2元 路線バス
日用品 19.8元
合計 57.5元
項目 金額 備考
鉄道 34.8香港ドル
フェリー 2.2香港ドル スターフェリー
ビザ 400香港ドル
合計 437香港ドル

海南島旅行記~準備

今年最後は引籠もり

大晦日だが引籠もりだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11元
合計 11元

福田口岸→落馬洲の経路で香港へ

hainan2_001新年を迎えたので初乗りを兼ねて香港へ行くことにする。07:30頃、僑城東駅から地下鉄に乗車して皇崗駅へ向かう。今年は地下鉄で初乗りである。

hainan2_00207:55頃、皇崗駅に到着して福田口岸(中国側)から出境して香港側へ移動するが予想していたより空いている。というよりも、人がほとんどいない。元日だから空いていたのだろうか?

hainan2_003いつもなら混雑のどさくさに紛れて隠れて撮影するのだが人がほとんどいないため中国側、香港側の係官から丸見えなので撮影を断念して落馬洲(香港側)のイミグレで入境手続きをする。落馬洲(香港側)は外国人窓口は1ヶ所だけ開いていたがすぐに入境完了。そういえば福田口岸(中国側)も外国人窓口は1ヶ所だけだったな。

落馬洲→上水→羅湖

hainan2_004香港に入境したので次は深圳へ戻るのだがMTRで上水に行き再び落馬洲に戻ることを考えたが運賃表を見ると上水と羅湖がオクトパスだと同じ18.8香港ドルだった。これなら上水で降りて落馬洲に戻るよりも、羅湖から深圳へ抜けたほうが安く済むので羅湖へ向かうことにする。

ほとんど人のいない改札を通りホー ムへ降りるのだが新年早々鉄としては腹の立つ事件に遭遇してしまう。空いている改札を通るのだがおっさんが自分の後ろにぴったりくっついてきた。これはキセルの常套手段ではないか!しかも、自動改札機鳴っているし。駅員はやる気無しのようで気付いていない。キセルのおっさんは素早くホームに消えている し・・・。自分は被害は無いが腹が立ったのでキセルのおっさんを追跡、撮影する。

hainan2_005落馬洲→上水へ移動して羅湖行きに乗換えるのだがついでに撮り鉄をしていく。

hainan2_00608:50頃、羅湖に到着する。この時、車両を見て気付いたのだがKCRのロゴが塗り潰されていた。そう、この路線はKCRが運営していたが現在は MTRが運営しているのだ。

羅湖汽車客運站、福田汽車站

hainan2_007羅湖口岸から中国へ入境したが、このままユースホステルへ戻っても良いのだがそれではつまらないので羅湖口岸の目の前にある羅湖汽車客運站でバスの運行状況を確認してみることにする。羅湖汽車客運站からは広東省内とマカオへのバスが発着しているがその他の省へのバスは運行されていないようだ。

hainan2_008続いては 101路のバスで竹子林で下車して福田汽車站のバスの運行状況を確認する。福田汽車站は広東省以外にも四川省、海南省、江蘇省など各方面へのバスが発着している。どうやら、羅湖汽車客運站は広東省とマカオのバスで、福田汽車站は広東省のバスもあるが広東省以外のバスが主力で2つのバスターミナルで役割分担をしているようだ。

同じドミの宿泊客の口臭が酷い

深圳ではユースホステルに滞在しているのだが滞在初日から同じドミトリーの宿泊客Aの口臭が酷くて困っている。状況としては次の通りだ。朝起きると部屋の中が口臭で臭いのだが起きたときは既に口臭に慣れて分からないのだが顔を洗いに部屋を出て戻ってくると部屋の中が口臭で凄いことになっているのに気付く。

3人ドミなので残るA、Bの2人のどちらかが元凶なのだが初日はどちらが元凶か分からなかったが2日目にAが口を開けたまま寝ていることに気付く。そう、この悪臭の発生源は口を開けたまま寝ている宿泊客Aだった。夜は窓を開けたまま寝るが何故か朝になると閉まっている。おかげで朝起きたら窓を開け、顔を洗ったあとは臭いが無くなるまで部屋の外へ非難の日々だ。

今までもドミに宿泊してワキガや口臭の凄い白人さんの旅行客に遭遇したことはあったが、さすがに何日も同じ部屋ということは無かった。まあ、自分も数日シャワー無しで過ごしたりして体臭が凄くなることもあるのであまり人の事は言えないが・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 18元
地下鉄 3元
バス 2元 路線バス
合計 23元
項目 金額 備考
地下鉄 18.8香港ドル
合計 18.8香港ドル

籠もってHP作成

籠もってHP作成。

両替
JTBグローバルキャッシュ(中国銀行で降ろす) 2500元(1元=16.1016円)

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.8元
合計 15.8元

引籠もり

今日も引籠もり!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15.9元
合計 15.9元

広州行きの切符購入、香港へビザ取得に

hainan2_00909:00頃、ユースホステルを出て101路のバスで深圳駅へ向かう。10:00頃、深圳駅に到着し広州行きのT870次の切符を買いに行くが窓口で「T列車は無い。D列車だけだ!」と言われる。第2候補のT852次も聞いてみるが駄目だった。どうやら、広州行きのT列車を全滅させて貧乏人にD列車の切符を買わせる魂胆のようだ。明日はK407次で広州→三亜へ移動するので、どうしても広州へ行かなければならないのだがD列車の切符を正直買うか迷った。

二等軟座でも75元もするのだ。しかも、バスだと時間はかかるがD列車より安く60元で広州へ行ける。悩んだがやはり鉄なので不満ではあるが14:57発の D720次の切符を購入する。切符を見ると今までの切符と違いICタグ内蔵になっている。おまけに「新空調二等軟座準高速」の文字に腹が立った。

何故かというと深圳⇔広州のD列車はCRH1を使用している。CRH1の最高時速は200㎞/hだ。CRHは高速列車として登場したのに「準高速」とはどういうことだ?切符を購入後はそのまま羅湖口岸から香港へ入境してMTRで尖東へ向かう。

11:30頃、尖東に到着して重慶マンションを見物。何時来ても重慶マンションは怪しさ満点。

hainan2_010今日の目的は中国ビザの申請であり、今までに2回ほど利用した華世旅行社で3ヶ月ダブル・ビザをお願いする。本当は半年マルチか1年マルチが欲しかったが現在は半年マルチすら発給停止となっているので、今回は仕方なく3ヶ月ダブルでお願いしたわけだ。

受け取りは18:00以降なのでそれまでスターフェリーで香港島へ渡り散歩するが15:00頃に引き返して重慶マンションで両替をして九龍公園で時間を潰す。17:50頃、ちょっと早めに華世旅行社へ行くがビザはまだ出来ていなかったので待つことにする。

hainan2_01118:00頃、ビザが出来たので370香港ドルを支払いすぐにMTRで落馬洲へ。イミグレは空いていた。しかも、待ち時間無しだ!これは落馬洲駅にあった両替所。

hainan2_012落馬洲から徒歩での入境 は今回が初めてだったのだがこれほど空いているとは・・・。因みに香港側、中国側の両方に両替所があった。中国側はタバコ屋が両替所をやっていた。

両替
300元→321.5香港ドル

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 75元 二等座 深圳→広州
地下鉄 3元
バス 2元 路線バス
合計 80元
項目 金額 備考
食費 13.2香港ドル
地下鉄 76.8香港ドル
フェリー 3.4香港ドル スターフェリー
ビザ 370香港ドル Lビザ 2次 3ヶ月
合計 463.4香港ドル

日帰り香港!訪問ビザ取得旅行記

1019次で合肥から東莞東へ

shenzhen0011100前に合肥駅に到着する。駅では手荷物検査の後に身分証確認が待っていた。パスポートを提出するとすぐに確認終了、最近は駅での身分証確認が多くなっているように思える。待合室の到着すると既に混雑しており、この列車が相当混むことが予想できる。待合室は蒸し暑く各所に裸族や裸の大将みたいな格好をした人民がいる。でも、決してルンペンではない。恐らく民工だ。というより確実に民工だ。

shenzhen0021110頃に改札が始まりお約束の並ばずに我先に改札を突破しようとする人民で溢れる。改札を通りホームに何とか到着する。

shenzhen003硬座車両は既にかなりの人民で溢れこの先の地獄絵図が予想出来てしまう。

shenzhen004しかし、今回は硬臥車両なので人民で溢れかえった過酷な世界とは関係ない。車両に乗り込むと意外なことに別途にはシーツではなくゴザが敷いてあった。今まで出最低ランクの硬臥なのだがゴザが敷いてあるとは思わなかった。

shenzhen005でも、扇風機がちゃんと回っているので大丈夫と思っていたら上段のベットはサウナ状態 だった。

shenzhen006列車が動き出せば温度も下がるだろうが夏の非空調の硬臥も暑さとの戦いになりそうだ。

1019次の乗務員は良いが客は最低

shenzhen0071145発車がいつもながら3分遅れで発車する。列車が動き出せば窓から風が入り幾分暑さが和らぐ。

shenzhen008今回は昼前発車なので夜まで外の風景を眺めながら鉄分補給である。

shenzhen009ちょうど昼時なので買い込んどいた饅頭を食べながら外を見ていると何故かゴミが飛んでいる。この列車でもお約束の展開が起きているようだ。民度の低い人民が昼食のカップ麺の袋や容器をゴミ箱でなく車外に投げ捨てているのだ。おまけに自分の前に居る糞ガキまでカップ麺の容器を車外に捨てやがった。

子供から年寄りまで全く悪気がなくゴミをポイ捨てするのには相変わらず驚く。これでは胡錦涛や温家宝が言っている和諧社会は実現できないだろう。少なくても人民は自分たちのゴミのポイ捨てが環境破壊に繋がる事を理解していない。ゴミのポイ捨てがあれば、もちろん人民は床に痰も吐くし、禁煙なのにタバコを吸っている。客の民度は最低だが、乗務員は車内の清掃に努力している。おかげで普通なら床一面ゴミだらけになっても不思議のない車内が何とか綺麗なままで済んでいる。

しかし、乗務員の努力にもかかわらず汚れる場所がある。トイレだ。糞をしにトイレに行くと誰かが便器の外に糞をやり逃げしている。一体どう やったら便器の外に糞をするのだ?おまけに空いているトイレの扉を開けたらガキが脱糞中であった。ガキは慌てて扉を閉めたが、こちらとしては「ちゃんと鍵掛けろ!」と言いたい。

夜になり乗警が身分証の確認に来る

shenzhen0101730頃、九江に到着。この時点で遅れは10分以上だ。九江の次の盧山でも臨時停車をする。停車しても乗り降りは出来ない。盧山駅に南昌発武昌行の列車が入線してくる。ホームで待っていた客が乗り込むがどうも車内は一杯のようだ。駅員と乗務員が扉を閉めるのにも苦労している。

shenzhen011

shenzhen012こんな光景を見たりして南昌に付く頃には日も沈み遅れは30分を超えていた。夜になってしまったので2000頃に就寝するが、誰かに起こされる。

shenzhen013通路を見ると乗警が2人いる。ほとんど寝ている頭でも「拿出来身份证」という言葉は理解できパスポートを提出。乗警はちょっと驚いて確認をするがすぐに確認終了。まさか、非空調の列車に日本人が乗車しているなんて思わなかっただろう。

shenzhen014

shenzhen015

本日の出費
項目 金額 備考
食費 9.5元
合計 9.5元

K555次に乗り遅れ改签をする

shenzhen016東莞東に約10分遅れの0730頃に到着する。出口では駅員と切符を持たない連中との戦いが繰り広げられていた。駅を出たらすぐに切符売り場に行くが窓口が1つしか空いておらず長蛇の列。列に並んでいるとここでは保安が身分証確認をしている。パスポートを提示してすぐに確認終了。何とか深圳行きのK555 次の切符を購入。

shenzhen0170800頃に待合室で待つが改札が始まらない。入口の電光掲示板を確認してもまだ改札は始まっていない。0823発なのに未だに改札が始まらないのはおかしい。ホームには貨物列車が停車しておりその向こうに停車している列車があるのでますます怪しい。改札口では駅員が居ないので先ほどから人民が勝手にホームに出ている。通常なら駅員に追い払われるはずだが追い払う駅員が居ない。

怪しいのでホームに勝手に出て様子を見に行く。階段を登り隣のホームへ行くとK555次が停車しているが、目の前で発車して行く。・・・・・・・。乗り遅れてしまった。勝手にホームに出て行った人民はK555次の乗 客だったようだ。どうして駅員の検票がなかったのだ?こうなっては仕方がないので切符売り場へ行き、退票(払い戻し)出来るか確認してみるが、やっぱり発車した後では退票は出来なかった。

shenzhen018が、改签が出来ることを知る。改签は別の列車に変更する手続きのことだ。本来は途中下車で使われるのだが乗り遅れた場合でも出来る。すぐに次の深圳行きの列車に改签する。差額の8元が戻ってきたが、意外にも座席指定になっていた。もともと無座の切符だったのに座席指定になっている。次の深圳行きのK91次は1328発なのでそれまで駅で待つことになる。

K91次で東莞東から深圳へ

shenzhen019K91次には無事乗車できた。これでなんとか深圳まで辿り着くことが出来る。深圳までの道のりCRHを2度見ることが出来た。やはりCRHは速い。

shenzhen0201420頃に深圳到着。ようやく深圳まで来た。

shenzhen021駅を出てすぐに地下鉄に乗りユースホステルのある僑城東へ向かう。

shenzhen022

shenzhen023深圳の地下鉄は初めて利用するので車内でも写真撮影をして周囲の視線を浴びる。

shenzhen024僑城東で下車をして徒歩で10分ほどで深圳僑城旅友国際青年旅舎に到着。ドミトリーは会員で1泊50元だった。ドミトリーといっても3人部屋なのでドミに入るかは疑問?で、このユースは凄い近代的で綺麗だった。さすが深圳にある ユースだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 6.8元
宿泊費 250元 1泊50元×5
鉄道 27元 硬座 東莞東→深圳
地下鉄 5元
合計 288.8元

深圳僑城旅友国際青年旅舎は快適

0530頃に起床してメール確認とニコニコ動画で「鉄子の旅」を見る。0730に朝食をとる。深圳僑城旅友国際青年旅舎では朝食が付いてくるのだ。今まで のユースホステルだと朝食は有料だったのだが、深圳僑城旅友国際青年旅舎は朝食付きだった。ビュッフェ方式なら昼飯分まで食べようと考えていたがさすがに違っていた。朝食は肉包、ゆで卵、大豆の塩茹で、メンマ、お粥だった。量はかなり少ないが無いよりはマシである。朝食後は今後の計画を練る。

午後は深圳駅へ切符を買いに行く

shenzhen0251400頃に深圳駅へ切符を買いに出かける。地下鉄で行くのが一番簡単なのだがそれではつまらないので路線バスで行くことにする。近くのバス停「康佳集 团」から101路で深圳駅へ向かう。深圳駅までは4元で地下鉄より1元安い。しかし、路線バスで4元はかなり高額に感じた。やはり深圳は物価が高いという 証拠だろう。深圳駅に到着するとちょうど激しい雨に見舞われる。朝は日が差して、午後は雨が降ったり止んだりしていたがこれだと今日は雨が降りっ放しだろう。

shenzhen026切符売り場へ向かい列に並ぶ。切符売り場の列は比較的空いておりすぐに順番が来た。7月4日の1540次、深圳→鄭州、硬臥は買えたが、7月4日に 1101次、鄭州→蘭州は硬臥を売り切れであった。ここで1度は帰ろうとしたが他に1101次以外に列車ないか再度列に並ぶとちょうど公安が身分証確認中 だったので自分もパスポートを提示すると中身の確認も無く終了。深圳では外国人の身分証確認は重要ではないようだ。再度、鄭州→蘭州の切符を確認するもどうもちょうど良い時間のがなさそうだ。諦めて引き上げることにする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 8元
バス 8元 路線バス
鉄道 364元 硬臥 深圳→鄭州
合計 380元

深圳駅で鄭州→蘭州の切符を購入

shenzhen0270730過ぎに朝食を食べに行くとユースホステルの人が「7/1から夏料金になるので差額を払って欲しい」と言ってきた。ここで全額既に払ったと突っぱね ることも考えたがまた利用するので出入り禁止になるといけないので応じる。まあ、元々夏料金のことはHPにも掲載されていたので知っていた。知らない客だと騒ぐと思うけど・・・。1030過ぎに深圳駅にやって来た。

shenzhen028今日こそは鄭州→蘭州の切符を買わなければならない。事前に候補を3つ調べておいたので恐らく購入は出来るだろう。切符売り場の列に並び順番を待つ。順番が来て候補を書いた紙を駅員に渡すと7月5日の鄭州→蘭州の切符なので不思議がられるが何とか硬座の切符は購入できた。

shenzhen029それと、硬座での夜間長距離移動が確定した。切符は確保できたので次は徒歩で文錦渡口岸へ向かう。

文錦渡から上水へ行く

shenzhen030深圳駅から徒歩で約30分ほど西へ歩くと文錦渡口岸に到着。場所以外は事前に調べていないので出入国可能か分からないので恐る恐る入ってみる。バスが停車しているので人の出入りはあるようだ。出境验证厅という標識を見つけ建物に入ると出国手続きをしている人たちがいる。と言っても窓口は空いている。

辺りを見回すと出国カードがあったので記入して列に並ぶ。香港人は専用ゲートでカードと指紋照合だけで通過していく。何かハイテクって感じでさすが香港だ。そうしている内に自分の番が来たのでパスポートと出国カードを提出する。特に何も言われずあっさり終了。

shenzhen031建物を出ると外にバスが停車しているが自分はそのまま 徒歩で香港へ通じる橋へ向かうが橋の前に来ると歩道は封鎖されている。おまけに橋の詰所にいた係官が出てきた。係官の所に向かいパスポートを提示して「我想走去香港(歩いて香港に行きたいです)」と聞いてみるとバスじゃないと駄目な様な事を言うので念のため「不可以走去香港吗?(歩いて香港へは行けないのですか?)」と聞くと「不可以(駄目です)」との返答だった。

特に身柄拘束もなく引き返してバス乗り場で運ちゃんに香港に行きたいことを言うとバスは上水と九龍に行くことが分かった。上水が最寄のバスターミナルのようで窓口でそこまでの切符を購入する。窓口では人民元と香港ドルの両方が利用可能だったが香 港ドルを持ってきていなかったので20元を支払う。

shenzhen033バスに乗車してしばらくすると公安が身分証確認と出国カードの回収にやって来た。出国カードが回収されるとバスは出発する。出発して橋を渡るとすぐに香港側の入国事務所に到着。

shenzhen034わずか2,3分の移動だった。ここで全員バスを降りて入国手続きをする。特に入国カードの記入もなく、そのまま窓口に並んでパスポートを提出するとスタンプが押され入国手続き終了。

shenzhen035外に出るとバスが待機しているので再び乗車して上水へ向かう。森の中を通過するとすぐに上水の街に到着。1300頃、上水廣場で下車をする。

文錦渡へ戻る

shenzhen036上水廣場周辺を見物して文錦渡へ戻るためバスの切符を買う必要がある。バス乗り場で聞くと上水廣場の2階で販売していることを教えてもらう。2階に行くとショッピングセンターになっているので少しうろつくが2箇所あるエレベータ乗り場の1箇所に切符売り場があった。早速購入しようとするが上水では支払い香港ドルのみだった。人民元しか持っていなかったので中国銀行で500香港ドルを引き出す。

shenzhen037ようやく切符を買いバスに乗車する。

shenzhen038帰りは来た道を戻るだけだったので文錦渡への道のりは楽だ。1400頃、バスが香港側の出入国管理所に到着すると乗客は全員降りて出国手続きをする。ここでも入国時と同様でパスポートを提出するだけですぐにスタンプが押された。そして、外に出てバスに乗り込み中国側へ向かう。

中国側ではまず入国カードを記入する。外国人は自分だけだったので1人で入国カードに記入をしていたら係官が様子を見に来た。ついでにパスポートも確認していた。入国カードに記入し終わったら入国審査の列に並ぶ。この時は窓口は全て「中国公民」と表示されていたがそのまま並んで入国カードとパスポートを提出する。係官はビザの部分もしっかり確認をしてパスポートにスタンプを押す。まあ、訪問ビザは期限が残り4日しかないのでほとんど意味がない。1430頃、無事に中国に戻ってきた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 11元
宿泊費 18元 6元×3(夏料金差額)
鉄道 73元 硬座鄭州→蘭州
バス 10元 路線バス
バス 20元 文錦渡→上水
ATM手数料 3.34元
合計 135.34元
項目 金額 備考
バス 20香港ドル 上水→文錦渡
合計 20香港ドル

皇崗から錦上路へ行ってみる

shenzhen0390820頃にバスに乗り皇崗口岸へ向かう。皇崗口岸は深圳と香港の境界で唯一24時間出入国手続きが出来る場所だ。バスでの移動の際はここが基本ルートになっているので、とりあえず皇崗に来れば香港各地へバスで移動できる。

shenzhen0400900頃、皇崗口岸に到着。バスを中心に車がやたらと多い。さらに人も多い。周辺を見物してから出国手続きをする。

shenzhen0410930頃、出国カードを記入して外国人窓口の列に並ぶと係官に中国公民の窓口に並ぶように言われる。パスポートを見せて並んでも良いのか聞くと並んでも良いと言われる。中国公民の窓口に並んでいると隣の団体窓口に並んでいる人がいなくなり係官に呼ばれ団体窓口で出国手続きをする。出国手続きは並んで10分足らずで終了した。噂では相当待つらしい話だったがそうでもないようだ。建物を出るとバスが並んで停車している。ここでバスの切符を買い乗車する。

shenzhen042自分はすぐに深圳に戻ってくるつもりなので一番安い錦上路行きの切符を購入する。しかし、ここで予想外の事態が発生。なんと、八達通が利用可能だ。しかも、八達通だと5香港ドル割引され料金が15香港ドルになる。八達通は持って来ていなかった。まさか、ここでも八達通が使えるとは・・・。泣く泣く20香港ドルで切符を購入して乗車する。

shenzhen043

shenzhen0440945にバスは出発、2分ほどで香港側の出入国管理所に到着して全員バスを降りる。窓口の列に並び自分の番がやって来たパスポートを提出すると係官に入国カードを記入するように言われる。文錦渡ではパスポートだけで大丈夫だったが皇崗は違っていた。これにより入国手続きに30分近くかかり1015頃にようやくバス乗り場へ到着。

shenzhen045自分が乗っていた錦上路行きのバスは既に出発した後であった。でも問題は無い。ここでは乗り遅れても次のバスに乗ることが出来る。もちろん切符を無くしたら駄目だけど・・・。1025頃、バスに乗り錦上路へ向かう。1040頃、錦上路に到着する。

shenzhen046到着したが錦上路駅とバス停があるだけで他に何も無い田舎だった。

shenzhen047周辺の写真撮影をして錦上路駅で皇崗行きのバスの切符を購入する。20香港ドルを支払うが背後には八達通の充値機がある。八達通さえ持ってきていれば・・・。後悔先に立たずである。バスに乗車して1100に皇崗へ出発する。出国手続きはすぐに終了してバスで中国側へ向かう。

境界線のある橋を渡るときKCRの落馬洲駅が見えた。まだこの駅は利用されていないのだが駅から中国側へ橋が架けられて おり近いうちに羅湖の様に徒歩で境界線を超えることが出来るのだろう。中国側に到着してバスを降り健康カードを記入、提出して入国カードを記入、窓口に並び入国カード、パスポートを提出する。スタンプが押され無事入国する。何とか午前中に深圳へ戻ってくることが出来た。

両替
JTBグローバルキャッシュ 2500元(中国銀行で引き出す) 1元=17.006円

本日の出費
項目 金額 備考
食費 10元
バス 6元 路線バス
郵便小包 68.8元
合計 84.8元
本日の出費
項目 金額 備考
バス 40香港ドル 皇崗口岸⇔錦上路
合計 40香港ドル

羅湖からKCRで尖東へ

shenzhen0480730頃、羅湖口岸へやって来た。以前香港から深圳へ来た時は利用したが、深圳から香港は初めての利用になる。

shenzhen049案内に従い3階へ上がると窓口には既に列が出来ている。といっても、それほどの数ではないので香港側へ入るまで30分ほどで済んだ。

shenzhen050

shenzhen0510800頃にKCRに乗車して尖東へ向かう。羅湖は始発駅なので尖東まで座って快適に移動だ。0850頃、尖東駅に到着する。

shenzhen052

shenzhen053

銀行口座を解約してからビザ取得に向かう

尖東駅に到着したら、まずは重慶マンションを見てから中国銀行へ向かう。以前中国銀行で口座を開設しておいたが定期預金が1万香港ドルからでないと出来ないので解約しに行く。解約には通帳とパスポートだけで他には必要なかった。国際運転免許証も一緒に出したがパスポートだけ確認して国際運転免許証は表紙を見て中身は確認されなかった10分ほどで解約手続きが終わり無効になった通帳と約7000香港ドルが払い戻された。

さて、いよいよ目的のビザ取得である。 重慶マンションから徒歩5~10分の所にある華世旅行社へ向かう。以前にビザ取得代行を一度利用しているので場所はすぐに分かり難なく到着。ちょうど社長さんがおりすぐにビザの申請書を書く。

今回も訪問ビザで半年マルチだが半日仕上げなので1800以降に出来上がると言う事なのでそれまで香港観光で時間を潰すことにするが帰りは太子からバスで黄崗口岸へ向かうことにしているので太子のバス停を確認しに行く。地下鉄太子駅から徒歩5分ほどの所にバス停はあった。これで帰りの準備も万端だ。

今回もスターフェリー、孫中山紀念館、トラム

shenzhen054香港観光と言っても物価の高い香港なのでKCR、MTR全線制覇というのも辛い。やはり、スターフェリーとトラムしかなかった。1115頃、スターフェリーで香港島へ向かう。

shenzhen055

shenzhen056

shenzhen057香港島に着いたら、まずは孫中山紀念館へ向かう。香港島の急な坂道を登り何とか到着。

shenzhen058入場料10香港ドルで見学する。館内は冷房効いててゆっくり寛げる。

shenzhen059この孫中山紀念館は香港でも歴史ある洋館で元々は甘棠第と呼ばれていたが売りに出されたので香港政府が購入して孫中山紀念館に改装したのだ。

shenzhen060孫中山紀念館の後はトラムで夕方まで過ごす。

shenzhen061

shenzhen062夕方になりスターフェリーで九龍へ戻り散歩しながら華世旅行社へ向かう。

shenzhen063途中でサラ金の看板を見つける。しかもティッシュ配りの人までいた。香港には日本のプロミスがあったが他にもサラ金があるとは・・・。

shenzhen064

shenzhen0651800前に華世旅行社へ行くと既にビザが取れていた。しかも、自分が訪れたときには家族連れの日本人がおり同じようにビザを受け取りに来ていた。訪問ビザの代金760香港ドルを支払いすぐに太子へ向かう。1830頃、太子で黄崗行きバスに乗り深圳を目指す。1時間ほどで黄崗口岸に到着。タイミングが良かったのか20分ほどで深圳に入りバスでユースホステルへ戻る。これで明日は鄭州へ向かうことになる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 3.5元
バス 6元 路線バス
合計 9.5元
項目 金額 備考
鉄道 52香港ドル
バス 35香港ドル 太子→皇崗
フェリー 3.4香港ドル スターフェリー
合計 90.4香港ドル

香港旅行記

紅磡駅から重慶マンションを目指す

etst01上海駅から九龍駅までの列車の旅も終え、無事に香港入境。次は九廣東鐵の紅磡駅から尖東駅に移動するのだが、実は九龍駅と紅磡駅は同じ駅なのです。中国から香港、香港から中国への列車は九龍駅に発着になっています。香港内を走る九廣東鐵は紅磡駅の発着となっており、同じ駅舎なのに名前が2つあります。ちなみに地下鉄にも九龍駅がありますがこれは別の場所です。

まずは、紅磡駅から移動する前に両替です。とりあえず駅構内に銀行でもないか探すが中国銀行の ATMを発見。他にも銀行はないかと探すが見当らず。ATMじゃ日本円を両替できないので、日本で申し込んでおいた国際キャッシュカードのJTBグローバ ルキャッシュを試しに使ってみた。ATMの表示は英語と中国語しかないので迷わず中国語を選択。とりあえず、500香港ドルを引き出す。続いて切符売り場に行くが、なんと切符売り場近くに両替所を発見!もう少し探しておくんだった。

気を取り直し、切符売り場へ行く。自動券売機の説明を読むがオクトパス(八達通)を買うことを思い出す。オクトパスはsuicaのような機能を持っており鉄道、バス、コンビニでも使える優れものだ。すぐに有人の切符売り場で購入。初めての購入の場合は最低150香港ドルが必要になる。内訳はオクトパスに50香港ドル、チャージ(充値)に100香港ドルである。購入の際、自分は 英語や広東語が話せないので中国語(普通話)で話しかけるとあっさり通じた。駅構内の放送も中国語が使われており、英語、広東語が分からない自分にはあり がたい。

紅磡駅で乗車して次の終点である尖東駅まですぐに到着。改札を出て駅の案内地図を確認。彌敦道に出るにはL2出口を目指し移動。L2出口を進むとなぜか地下鉄の尖沙咀駅の改札口に到着。駅の案内地図を見ると案内と出口表示も変わっている。尖東駅と尖沙咀駅は繋がっていることが判明。でも、尖沙咀駅の案内地図に重慶大厦(重慶マンション)が表示されているのでD1出口を目指す。

D1出口を出てすぐに宿の客引きが声をかけてくる。中国語で「不需要」と言って撃退。撃退後はそのまま重慶マンション目指し彌敦道を南へ歩く。途中で美麗都マンションの前で宿の客引き追われるがひたすら中国語で撃退。下手に日本語を喋ってしまうとどんな目に合わされるか分からない。そして、重慶マンションに到着。黒人の客引きに囲まれる。英語と日本語で話しかけてくる。日本人 バックパッカーと見破るとは侮れない。しかし、中国語だけで乗り切る。黒人の客引きも英語と日本語が通じないと分かると諦めて離れていった。

重慶マンションに突入!

jukei01重慶マンションに足を踏み入れ、まずは真っ直ぐ進むと案内図を発見。位置を確認してA座のエレベーターで7階へ、事前調査で候補に上げていた第一招待所に行ってみる。

jukei02入口におじさんがいたので部屋が空いているか聞いてみると空いていた。一泊いくらか聞くと100香港ドルなので重慶マンションの宿ではそんなに高くはないので部屋を見て決めた。とりあえず、3泊することを告げ300香港ドルを支払う。

dai1shotaijo01部屋は1号室、シングルで3畳あるかないかの広さで窓が付いており彌敦道に面した部屋だ。

dai1shotaijo02予想外なことに電話、TV、エアコンが付いていた。トイレ、シャワーは共同だった。

dai1shotaijo03領収書を見ると系列のB座7Fの紐育招待所の領収書だった。

重慶マンションで両替

ryogae01重慶マンションのもうひとつの売りは両替商だ。ということで、中国銀行などで為替レートを確認した後に重慶マンションの両替商を周ってみたのですが話しに 聞いていたのと違い銀行よりもレートが悪かった。

ryogae02入口周辺の両替商は評判どおりレートが悪いのですが奥のほうもダメ。円の両替は諦めて人民元を香港ドルに両替してみた。重慶マンションの堅成找換で100元→99香港ドルで1000元を両替。ちゃんと990香港ドル両替してくれた。

ryogae03だけど、人民元は香港でも 使える店が増えているので両替する意味があるのか疑問である。しかも、重慶マンションとは別の両替商で1元→1香港ドルの等価交換を見つけてしまう。

ビザ取得に出向く

香港に来たのはビザ取得が目的であり、事前調査で決めていた華世旅行社を訪れた。華世旅行社は重慶マンションから徒歩で10分ぐらいの近場にある。半年マ ルチビザを申請してもらうことにしたのだが受取が月曜の12時以降にとのこと。ちょうど土日を挟んでしまうので仕方がない。でも、一度の滞在期間30日の 外交部発給のビザよりも制限のない公安部発給のビザが入手できるのなら十分だ。
両替
JTBグローバルキャッシュ 500香港ドル 1香港ドル=16.568円
堅成找換 1000元→990香港ドル

本日の出費
項目 金額 備考
食費 30香港ドル
宿泊費 300香港ドル
鉄道 3.9香港ドル
合計 303.9香港ドル

香港の物価高に苦しむ

star01香港の物価が高いことは認識していたが、あれほど高いとは思わなかった。交通機関はバスですら3~10香港ドルを超える高さ、地下鉄や九廣鐵路はとても利用できない。利用できるのは1.7香港ドルのスターフェリーと2香港ドルのトラムだけである。

star02まずは、スターフェリーで香港島に渡る。スターフェリーは安いので利用客も多い。

star03地下鉄なんか高くて乗れないから非常に助かった。船からの景色もなかなか良い。

香港島でトラムに乗る

tram02お金のないバックパッカーが香港島に来ても使えるお金がないので、トラムに乗車して観光するしかない。ということで、トラムに乗車して香港名物の道路に突き出た看板を見ながらの観光となった。トラムは運賃が一律2香港ドルと格安なのだが、欠点は速度が非常に遅いことだ。バスに追い抜かれるのは当たり前で、 自転車にも追い抜かれていた。この遅さのおかげで3回乗車しただけで香港島に昼に来ていたのが夕方になっていた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 12香港ドル
鉄道 6香港ドル トラム(電車)
フェリー 3.4香港ドル スターフェリー(天星小輪)
合計 21.4香港ドル

トラムで筲箕湾まで足を伸ばす

tram03今日もトラムでのんびり観光です。昨日はトラムで西の堅尼地城まで足を伸ばしていたが今日は東の筲箕湾まで足を伸ばした。10:00にセントラル(中環) に到着。

tram04トラムに揺られること約1時間で終点の筲箕湾に到着。すぐ近くで市場が開かれていたので見物しながら周辺を一回り。昼頃にトラムでセントラルに戻る。

孫中山紀念館を見学

sunzhongshan01香港に来て見学したい所が一箇所だけあったのだがようやく実現。

sunzhongshan02セントラルを歩いていると標識に「孫中山紀念館」の文字を発見!

central01標識の通り歩いていくがきつい上り坂や階段を登り、ついに孫中山紀念館に到着。

central02実は香港の孫中山紀念館は2006年12月に開館したばかり、迷わず10香港ドルを支払って入場。資料展示も充実しているが建物自体も1914年に建築され甘棠第と呼ばれている洋館である。

central03帰りはセントラルの路地の露店を見物しながらスターフェリーの埠頭へ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 35.8香港ドル
鉄道 4香港ドル トラム(電車)
フェリー 3.4香港ドル スターフェリー(天星小輪)
孫中山紀念館 10香港ドル
合計 53.2香港ドル

宿を変えてみる

kaikou0110:00に第一招待所をチェックアウトする。とりあえず、上の8階から次の宿を探してみた。8階の新亞賓館から部屋が空いているか聞いてみたが「空いていない」の返事。他も順に宿をあたりながら下の階へ移動していくが宿が閉まっていたり宿の人がいなかったりして1階まで来てしまった。続いてB座を9階あたりから聞いていくが同じく宿が閉まっていたり宿の人がいなかったりして徐々に下の階へ、宿の人がいても英語しか話せず、電話で経営者と中国語で交渉する も料金が高すぎたりする。4階の海港賓館で宿のおばちゃんが中国語で応対してくれたので、部屋、トイレ、シャワーを見せてもらい、すんなり100香港ドル で一泊することに決定。

海港賓館は部屋が狭い

kaikou02海港賓館の2号室に宿泊ですが部屋は一言で言うと狭いです。テレビとエアコン、窓は付いており狭い意外は問題なし、道路に面していないので第一招待所の1号室よりは静かなのが良い点です。

kaikou03火事の際は4階の階段に一番近い区画なので何とか助かりそう?

切手を買って釣銭取り忘れる

昼頃に近くの郵便局の自販機で切手を3香港ドル分購入するが釣銭を取り忘れる。2香港ドル硬貨2枚投入していたので1香港ドルのお釣りがあるのだが10香港セント硬貨1枚を1香港ドルと勘違いして90香港セントを置き去りに・・・。ああ、愚か・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 25香港ドル
宿泊費 100香港ドル
切手 3香港ドル
その他 0.9香港ドル 切手のお釣り取り忘れる
合計 128.9香港ドル

重慶マンションの怪しげな宿に宿泊

e3f01海港迎賓館をチェックアウトして別の宿に移るのだが、海港迎賓館で領収書を貰っていないことに気付く。「やばい!」と思っていたがすんなり11:00に チェックアウト。おばちゃんは客に対する悪意はなく親切だった。今日も宿を移動で最初はB座16階中國招待所に泊まろうと訪ねたら宿のお婆ちゃんには中国語(普通話)が通じず、お婆ちゃんと一緒にいたおばちゃんが応対してくれるが「何日宿泊?

e3f02いくら出せる?」見たいな事を聞いてくるので「宿泊は1日、 100香港ドル」と返答すると、エレベーターで別の場所に案内される。この時、「案内していると言うことは100香港ドルで部屋があるんだな。80香港ド ルって言っておけばよかったな。」と後悔しながら付いて行くとB座からE座3Fへ。部屋に案内され見ると今までと違い広い部屋が出現。「この部屋100香 港ドルじゃないだろう」と思っているとおばちゃんが紙に金額書いて見せてくる。「HK$180」の文字が見えて、「もういい。必要ない」と言って帰ろうとすると「150、130、120、100」と値段を下げてきた。

e3f03100香港ドルまで下げてきたので泊まることに決定。100香港ドル支払って領収書をお願 いすると何故か出し渋る。どうしても領収書出さないのなら宿帳記入せずに警察沙汰にしようと思っていたら宿帳の記入がない。おばちゃんが鍵を渡してくると 結局は領収書を発行せずに部屋を出て行った。この宿は部屋が4室あるが看板もなく、どうやらここは中國招待所では無く営業許可を得ていない宿のようだ。

ビザを受取り、香港で銀行口座開設

ginko01宿を出て頼んでいた6ヶ月マルチビザを受取り、続いて中國銀行で口座開設をする。自分は英語と広東語が話せないので窓口の人と中国語と筆談で何とか手続きをする。パスポートと国際運転免許証を提出するが窓口の人が紙に「地址証明」と書いてきたので国際運転免許証の住所欄と中国語の説明欄をを指差して説明する。窓口の人は困った様子で別の窓口の人にパスポートと国際運転免許証を見せて相談している。しばらくすると端末を操作し始めたのでどうやら口座開設できそうだ。

書類に署名をしたり、職業を記入する。インターネットバンキングも必要か聞いてきたので、もちろん申し込んだ。色々と筆談や中国語で何とか乗り切 り口座開設終了。通帳とパスワードの書かれた書類などを受け取った。でも、キャッシュカードは無かった。本土と違い別申請らしい。一緒に申請しておけばよかった。

宿に戻ると部屋におばちゃんがいた

宿に戻ると部屋になぜかおばちゃんがいた。ちょっと驚くが何故か携帯電話の充電をしている。おばちゃんが名刺を渡してくれて、色々と話をするが「中国に行くならビザの手続き、宿、航空券も手配できるよ」とチラシを渡してきた。このおばちゃんは宿の経営だけでなく旅行に関することは何でもやっているようだ。 恐るべし香港人。おばちゃんが「明日は何時に出るの?」と聞いてくるので「7時か8時に出る」と答えると、おばちゃんが「朝に出るの?それなら鍵は机の上 に置いてくれれば、そのまま出てっていいから!」と言って部屋を出て行った。すぐに荷物を調べるが別に何も取られていなかった。やっぱり、E座3Fの4部 屋はおばちゃん個人で借りてる部屋のようだ。部屋に雑誌や炊飯器、洗濯機まであって生活感ありすぎ!重慶マンションの謎は奥深い!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 38.1香港ドル
宿泊費 100香港ドル
ビザ 580香港ドル 6ヶ月マルチビザ
合計 718.1香港ドル

九廣東鐵で羅湖へ

lowu0106:50頃に重慶マンションを出発。0658に尖東駅から羅湖駅へ向けて列車は発車する。

lowu02羅湖駅に到着後は案内に従い進む。

lowu03羅湖側からの入口には両替商が一軒だけ営業しており他の店はまだ閉まっていた。

羅湖から深圳へ入境

lowu04羅湖からの出境はすぐに終わり、通路を進んでいくと通路が水路をまたいでおり、これが境界線のようだ。

lowu05次は本土への入境手続きである。
shenzhen02入境手続きもすぐに終わり、ようやく本土に入境した。税関でも申告するものがなくX線検査だけで終了。

shenzhen01出口を出てバスターミナル(长途汽车站)へ。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 34.8香港ドル
合計 34.8香港ドル

上海~九龍 K99次 鉄道旅行記

上海旅行者国際青年旅舎を出発

いよいよ上海から香港に移動する日が来た。しかし、今日もまた雨で昨日より酷い。近くの食堂で朝食を済ませ。スーパーで水を購入。9時に一週間お世話に なった上海旅行者国際青年旅舎をチェックアウトする。保証金の100元はちゃんと戻ってきた。そして、折りたたみ傘をついに使うことになった。バックパッ クを背負いながら傘を差すという間抜けな姿になってしまった。まずは江西中路で64路のバスに乗車、そのまま終点の上海駅南広場で下車。

上海駅でK99次に乗車

shanhai01
とりあえず、改札口に向かうが駅舎の西側で出入境聯検大庁(出入境联检大厅)の文字が目に入る。なんか怪しい!通り過ぎると脇に行列ができている。どうや らこれが香港行きの列のようだ。一緒に列に並び少し様子を見ると1000前に列が動き始める。そのまま中に入ると予想通り出国検査場になっていた。
shanhai02出国手続きではパスポートに出国スタンプを押され返却される際に旅客査驗牌を渡され待合室(候车室)に移動する。

shanhai031030頃には待合室で写真を撮って時間 をつぶす。1100過ぎにようやくホームへ移動する。

shanhai04待合室の出口付近で駅員に旅客査驗牌を渡す。いよいよホームへ突入!噂には聞いていたが、公安の警備 が厳重です。人数多すぎです。別に逃げたり密入国したりしないのに・・・。密出国を企む輩はいるかも知れないけど・・・。

shanhai05無事に乗車して定刻どおり 1124に香港の九龍駅を目指し発車する。

金華、広州で警備の厳重さを再認識

kinka列車に乗ってしまえば九龍到着までやることはほとんどない。とりあえず車窓を眺めながながら杭州は何時頃通過するのかなと思っていたら金華に到着。どうや ら杭州は通らなかったようだ。

koushuしかし、金華駅のホームには公安の規制線が張られていた。ホームにいるおばちゃんも規制線の外にいる。もちろん、公安の監視の目も厳しい。金華を発車後は夜になり就寝。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 5.3元
バス 2元 路線バス
合計 7.3元

翌日、広州に到着すると広州駅のホームは柵で区切られここも警備が厳しい。公安もホームに立っていたり、線路 を歩いて車両の下まで検査しているほどの厳しさだ。

九龍到着

jiulong01
広州からは列車は速度を上げ時速160kmで走行。一気に香港に入域かと思えば深圳からノロノロ運転。いつ香港に入るのかなと思っていたら繁体字で書かれ た看板を発見。すでに香港に入っていた。一体どこに本土と香港の境界があったんだ?香港に入ったことが分かると乗客が荷物をまとめ始める。自分も下車の準 備を始めしばらくすると九龍駅に到着。
jiulong02下車後は検疫を通過して入境審査である。無事に審査も終えてパスポートにスタンプが押され90日の滞在できるようになった。無事に香港到着である。