北京・天津・河北省旅行記2016
麗澤長途汽車站
06:30頃、ユースホステルをチェックアウトする。北京青年酒店に12泊したが今日でお別れである。今日は世界遺産 清西陵のある易県へ移動する。
06:35頃、まずは宿の近くにある北京三十九中学のバス停から14路のバスに乗車。運賃1元、和平門内のバス停で下車して5分ほど歩いて和平門東のバス停へ移動。
06:50頃、和平門東のバス停から67路のバスに乗車。運賃1元、麗澤橋のバス停で下車。



北京→易県



07:55頃、高速道路に入り南へと走る。北京から河北省へ入り、08:20頃、涿州へと入る。涿州といえば三国志の「桃園の誓い」の舞台になった場所だ。涿州は2015年に訪れているので今回は通過である。08:55頃、高速を降りる。






易県→清西陵


世界遺産 清西陵を歩く



ラストエンペラーの墓


近隣に無料で見物できる所がなさそうなので、そのまま待つことにする。そのまま待っていると保安のおっちゃんが話しかけてきた。
保安「どこから来た?」
小日本「日本からきた」
保安「何だって!日本から来たのか!」
小日本「そう日本から来た」
保安「中で休んで行けよ」
日本から来たと言ったら保安のおっちゃんが急に優しくなって冷房の効いた詰め所で待つことになる。で、待っているとおっちゃんたちに「給料いくらだ?」とかお約束の質問攻めの展開に・・・。13:00頃、保安の兄ちゃんが溥儀墓に案内してくれることになる。小日本に居座られるよりさっさと溥儀墓を見せて帰らせるのが最善と判断したようだ。




清西陵 公主園寝


清西陵 端親王園寝

清西陵 阿哥園寝

清西陵 泰妃園寝

清西陵 泰陵


炸醤熱乾麺

嶗山ビール


| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 14.8元 | |
| バス | 2元 | 路線バス |
| バス | 35元 | 北京→易県 |
| バス | 6元 | 易県→西陵 |
| バス | 6元 | 西陵→易県 |
| 合計 | 63.8元 |
世界遺産 清西陵2日目


清西陵 泰陵
08:00頃、泰陵に到着し運賃6元だ。9路のバスは更に奥へ進んでいくので昌西陵、慕陵あたりまで行きそうだな。まずは入場券売り場へ行くがまだ閉まっている。08:00営業開始なのだが多少の遅刻は問題なしか?いや、数人のおばちゃんたちが待っているので鍵持ちの奴が遅刻しているようだ。






清西陵 昌陵

清西陵 昌妃園寝

清西陵 昌西陵


清西陵 慕東陵

清西陵 慕陵



朝は頻繁にすれ違っていた覚えがあるが昼間は1時間に1本のようだ。
清西陵 泰東陵


13:45頃、道に出てバスを待つ。もう足が疲れて動けないのバスで移動だ。13:50頃、泰陵へ向かう9路のバスが通過。バスを待っているとボリタクの運ちゃんに声をかけられるがカモになるつもりはないので無視する。
清西陵 崇陵







清西陵 永福寺


麦香基





中国では地下鉄とかで「先下后上」というのを呼びかけているのだが効果が上がっていないようだ。まあ、おサルさんだから長い目で進化するのを待つしかないかな。冷めた目で見守ってあげましょう。少なくとも自分が生きている間におサルさんたちがそこまで進化することはない。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 28.1元 | |
| バス | 6元 | 易県→泰陵 |
| バス | 5元 | 泰陵→崇陵路口 |
| バス | 5元 | 永福寺→易県 |
| 清西陵連票 | 120元 | |
| 合計 | 164.1元 |
易県→北京



学校では中国がこんな野生の王国だなんて習っていなかったので、もう驚きだ。学校で習った中国は世界中からキャラバン隊が唐の長安を訪れており、中国は世界の中心で文明の最先端だということだったのだが・・・。自分は何も知らない井の中の蛙で無知である。日本の教育は間違っており、もっと中国について勉強しなくては!
北京でバスターミナルの移動

で、保安の兄ちゃんにパスポートを提示すると中身を確認しているが混乱している様子だ。一応は写真確認してパスポート返却で終了。地下鉄の西局駅へ歩いていく。

北京→遵化
連絡通路を通り四惠長途客運站へ移動。途中の通路で保安が身分証確認をしており保安に「身分証出示一下」と言われるが、身分証なんて持っていないので普段受けている「没有」攻撃を逆にやってみる。で、パスポート出したら中身確認せず「行っていいよ」になる。小日本には用はなかったようだ。



遵化汽車客運站


速8酒店



小姐の貼り紙


鶏蛋炒飯

| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 21.2元 | |
| 宿泊費 | 192元 | 1泊96元×2 |
| 地下鉄 | 5元 | |
| バス | 35元 | 易県→北京 |
| バス | 55元 | 北京→遵化 |
| 合計 | 308.2元 |
停電発生
03:30頃、ウンコしたくなって起きたら停電だ。窓無し部屋での停電なので完全に真っ暗だ。ここでヘッドライトの出番で、川口弘探検隊のようにヘッドライト装着でトイレへ。中国は日本ではありえないほど頻繁に停電があるのでヘッドライトがないとトイレへたどり着けずに漏らす確率が高くなる。
06:30頃に起床するが停電したままだ。バスターミナル前の信号も消えたままなので交通ルールは存在していない。元々ルールなんて守っているのかというのは考えないようにしておいて・・・。今更ながらレセプションで停電か聞いてみたら、やっぱり停電だった。で、朝食も停電の影響で遅れるということなので清東陵へ行くことにする。今日も天気は晴れだが朝から暑くやる気を削がれる。
世界遺産 清東陵へ


で、1時間待っていたことを言うとどこかへ電話している。そして、話の内容から07:10発のバスの運ちゃんに電話しており、「バスターミナルに入らなかっただろ!」というのが聞き取れた。解ったのは07:10の運ちゃんがバスターミナルへ入らず路上から出発していたということであった。他にも07:30発とかのバスも全てバスターミナルへ入っていなかったというのも判明、これではいつまでたっても来ないわけだ。
まあ、中国なので決められた場所以外の発車もありだな。とりあえず、このまま東陵行きバスには乗車できる。遵化へ戻る最終バスは17:00頃というのも確認しておいた。本当に17:00頃かは怪しいが・・・。
10分遅れの08:20にバスが発車する。乗客は自分を含めて7人で、さっそくバスターミナル前の交差点で客を乗せる。バスターミナルの意味ないのでは・・・。どうやら路上で東陵行きのバスを拾うのが良いようだ。とにかく客を乗せながら東陵へ向かい、遵化を出る頃には満員になる。
清東陵 慈禧陵(西太后の陵墓)
09:30頃、東陵に到着。慈禧陵、裕陵妃園寝(香妃墓)、裕陵のすぐそばの駐車場が終点だ。游客服務中心に行くのかと思っていたら違っていた。ここから游客服務中心は約9kmも離れていた。




清東陵 慈安陵


清東陵 裕陵妃園寝(香妃墓)

以前、自分はカシュガルの香妃墓を本物だと思っていたが清東陵に本物があることに驚いたというか納得した。今までは何で香妃だけ故郷に墓があるのかと思っていた。だがこれで新たな疑問が出てきた。カシュガルにある香妃の棺は誰の棺?



清東陵 裕陵





清東陵 孝陵




清東陵 孝東陵


清東陵 景陵



14:15頃、遵化行きのバスがちょうど通りがかったので乗車する。もう暑すぎてダメだ。
非公開の陵墓まで見物する気力がない。遵化までの運賃は6元、東陵でも途中からの乗車なので少し安い。
黄燜鶏米飯

| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 19元 | |
| バス | 8.5元 | 遵化→東陵 |
| バス | 6元 | 東陵→遵化 |
| 清東陵 | 122元 | |
| 合計 | 155.5元 |



































