北京 天安門広場・国旗掲揚式

北京旅行記2015

鄭州駅

鄭州駅08:45頃、ユースホステルをチェックアウトする。カルフール前にある農業路関虎屯のバス停から2路のバスに乗車する。運賃は1元だが、鄭州駅の手前で運ちゃんが運転をやめてどこかへ。緊急のウンコタイムに突入したのでしばらく待たないといけないようだ。GPSだと鄭州駅まで800mぐらいなのでバスを降りて徒歩で駅へ向かう。10:00頃、鄭州駅に到着。

鄭州駅切符売場まずは切符売場へ行きネットで予約しておいた北京西行きの切符を受け取らなければならない。窓口に並び30分待ちを予想していたが、鄭州駅にはネット予約の受取窓口があったため奇跡的に待ち時間なしで切符を受け取る。

鄭州→北京

鄭州駅待合室いつもの切符と身分証確認、手荷物のX線検査を済ませて待合室へ。待合室はカオス度が高く改札口には先客がいる。今回は先頭は陣取れなかったが3番手を確保、まあ乗車バトルは大丈夫そうだ。

T290次の切符今回乗車するのは11:00発、T290次、南寧→北京西で終点の北京西へ移動だ。席は硬座、運賃は93元、距離は689km、所要時間6時間53分で17:53到着予定だ。

列車遅れる

列車遅延10:46に晩点(列車遅延)の放送が流れる。1時間38分の遅延なのだが列車到着6分前に晩点の放送とは。これだと1時間以上前には遅延することを予想できたと思うが分かっていても放置していたのだろう。列車遅延の原因についての説明はなく今日もいつものチャイナクオリティだ。

列車遅延ただ1時間半の遅れはまだマシな方だ。Z36次、Z98次は3時間以上の遅れになっており、Z列車で3時間以上の遅れは相当深刻だ。どこかで事故でも起こしたか?

鄭州駅改札口12:40過ぎになるが相変わらず列車は遅れたままだ。3番手で陣取っていた改札口は自分が先頭になり乗車バトルの準備は万端だ。

鄭州駅ホーム12:55頃、放送がありT290次の改札がもうじき始まりそうだ。駅員のおばちゃんたちが配置について改札が始まりホームへ移動。

北京西-南寧 T290次の行先票いつもの行先票を撮影して乗車する。

T290次の車内13:00頃、乗車して荷物棚を無事確保。これでクソガキが通路で小便しても大丈夫だ。荷物が汚染水にやられる危険性がなくなった。いや通路で小便すること事態がダメだな。

13:08に2時間8分遅れで列車が鄭州駅を発車する。車両が25Kで最高速度140km/hだから北京西駅到着までに遅れをどこまで取り戻せる?列車内は満席で連結部だけでなく通路にも無座の乗客が溢れており少しカオス度高めだ。河南省から河北省に入り石家荘を通過していくが遅れが2時間20分まで拡大して保定到着時には既に日は暮れて夜になる。

18:45頃、小便しにトイレへ行くが無座の乗客が通路に溢れているのでトイレへ行くだけでも一苦労。おまけにトイレの前には農民工のおっちゃんの肥料袋が積まれていて邪魔だし。で、トイレは地獄絵図であった。水切れで流れないし手も洗えないので最悪だ。さすがチャイナクオリティ!

北京西駅到着

北京西駅19:45、1時間52分遅れで北京西駅に到着する。ここから予約しておいた宿へ向かわなければいけない。

北京地下鉄1号線地下鉄で移動なのだが公交ICカードの有効期限が切れていたので窓口で10元チャージして復活させる。地下鉄9号線に乗車し軍事博物館で1号線に乗り換えて天安門東で下車する。運賃は4元だ。

非凡国際青年酒店

非凡国際青年酒店15分ほど歩いて、20:55頃、故宮東側にある非凡国際青年酒店(非凡国际青年酒店/Feelinn Hostel)に到着。Booking.comで予約しておいたので登記は問題なし。1泊50元で2泊する。部屋は6人ドミトリーで少し狭い。一応窓があるから外の空気が入るが今回は失敗か?先客は全員欧米人で英語の話せない自分は肩身が狭い。

北京の物価は高い

蛋炒飯夜食を食べに出かける。周辺にはレストランやコンビニがあるので便利そうだ。イスラム食堂があったので蛋炒飯(15元/約300円)を食べる。値段が四川省の甘孜や理塘のように滅茶苦茶高い。北京の物価はこれほど高くなっているのか?

本日の出費
項目 金額 備考
食費 15元
宿泊費 100元 1泊50元×2
バス 1元 路線バス
地下鉄 4元
合計 120元

国旗掲揚式

安全検査の列05:50頃、天安門広場への行列に並ぶが警備が厳重で安全検査の列が長い。3年ぐらいに訪れた時はここまで厳しくなかったのだがテロを警戒しているようだ。天安門広場名物の国旗掲揚式を見物しようと来てみたがこれでは良い場所は確保できないだろう。安全検査では身分証と手荷物のX線検査があるが人が多いのにゲートがひとつだけで公安が端末で身分証を読み込んでいたが混乱のどさくさに紛れて身分証検査は素通りする。

天安門広場天安門広場到着時には既に観光客でいっぱいだ。今日は状況確認だけだな。日の出は06:18で数分間待機となる。

国旗掲揚式日の出の時刻になり天安門から衛兵が出てきて国旗掲揚式が始まる。時代が変わり自撮り棒で撮影している観光客が多い。

天安門広場のバカップル

彼女を肩車しているバカップルそして、彼女を肩車しているバカップルもいる。で、義勇軍進行曲が流れて大合唱が始まる。・・・。いや、大合唱していなかった。撮影で大合唱どころではないらしい。日頃の愛国主義教育の成果を示す絶好の機会ではないのか?

天安門と武警06:21頃、国旗掲揚式が終了、観光客たちが一斉に帰り始めたり記念撮影をしたりしている。とりあえず天安門と武警を撮影。

消火器多い

天安門広場の消火器で、国旗掲揚台周辺には消火器が大量配備中だ。これは自爆テロを恐れているのか?それともチベット仏教の僧侶が焼身自殺するのを恐れているのだろうか?とりあえず自分もユースホステルへ戻る。

09:25頃、天安門東のバス停へ行くが公安に呼び止められて身分証確認。でも、パスポート出したら中身確認せずに「行っていいよ!」になる。田舎者いびりで職務質問しようとしたら「何だよ!小日本かよ。面倒くせーなー!」になったようだ。

ICキャッシュカード作成

中国工商銀行北京分行営業部1路のバスに乗車して復興門内で下車して5分ほど歩いて、09:45頃、中国工商銀行北京分行営業部にやってきた。現在使っている磁気キャッシュカードをICキャッシュカードに交換してもらう。インフォメーションの兄ちゃんに「キャッシュカード交換してーなー」とお願いして番号札をもらう。あとは番号を呼ばれるのを根気よく待つ。

順番が来て番号札、磁気キャッシュカード、パスポートを提出して交換の手続き開始。窓口の兄ちゃんが「今のキャッシュカードで給与振込や支払いに使っていますか?」との質問があり、「支付宝(アリペイ)で使ってる」と返答したら「支付宝でカード番号変更しておいて」ということになった。

キャッシュカードとかでも、今回は磁気キャッシュカードは残しておいて新たに普通預金口座を開設してICキャッシュカード発行というふうになった。で、インターネットバンキングの方もICキャッシュカードと紐付けして磁気とIC両方の口座を操作できるようにしてもらう。

これで支付宝とかに登録している磁気キャッシュカードの番号をICキャッシュカードの番号に変更したり、預金を磁気→ICの口座に移してから磁気の口座を解約する。一気に全預金を磁気→ICというのも出来るのだろうけど、自動引き落としに使っていて番号の変更を忘れているとトラブルのもとになるから番号変更をしてから磁気キャッシュカードは改めて解約という流れだ。

手続きはICキャッシュカードの暗証番号2回入力して設定。磁気キャッシュカードの暗証番号1回入力、ICキャッシュカードの暗証番号1回入力。書類は4枚にパスポートと同じ署名とローマ字表記でも名前を記入。ICキャッシュカード、通帳、書類4枚と今まで使っていた磁気キャッシュカードを受け取る。10:45頃、手続き完了。

羊肉烩麺

羊肉烩麺昼頃、イスラム食堂で羊肉烩麺(15元/約300円)を食べるが高い。やはり北京の物価は高くなっているのか?でも、美味かった。羊肉もちゃんと入っており、具材に青菜、キクラゲ、ニンニク、白滝、トマトが入っている。スープが他のイスラム食堂とは少し違い薄口醤油っぽい味になっていた。

食堂街13:00頃、前門大街にやってきた。ここは金持ち用の店が並んでいるが、通りの西側の大柵欄商業街には安宿や食堂が多くある。ちょっと炒飯や麺類の相場を確認してみると10元ぐらいからあるではないか!

このあたりは観光客が多く、競合店が多いので競争原理が働いているようだ。でも、安いところはその場で麺を打ったり切ったりしていないので要注意だ。故宮周辺だと前門大街の西側の大柵欄以外は安食堂は壊滅状態のようだ。

ジャージャー麺

炸醤麺試しに安食堂で炸醤麺(10元/約200円)を食べる。醤の味が赤味噌を濃くした感じでいい感じだ。でも、高級店はもっと美味いのだろうな。

天安門広場の巨大モニュメント

天安門広場14:00頃、再び天安門広場にやって来た。天安門広場には国慶節で用意していた花瓶の巨大モニュメントが置かれていたりする。

天安門広場他にも花や植木で作った万里の長城もある。天安門の前で武警と毛沢東の肖像画を撮影。今日の北京は風が強いので青空だ。汚染物質は飛ばされてしまっているようだ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 32元
バス 2元 路線バス
合計 34元

京一食賓館

京一食賓館10:10頃、非凡国際青年酒店をチェックアウトして近くの東華門(东华门)のバス停から2路のバスに乗車。運賃は1元、大柵欄(大栅栏)のバス停で下車して5分ほど歩く。
10:45頃、Booking.comで予約しておいた京一食賓館(京一食宾馆/Three Legged Frog Hostel)に到着する。登記は問題なく1泊55元で2泊する。

京一食賓館部屋は10人ドミトリー、トイレ・シャワー付きだ。でも、トイレ・シャワーは広いのだが一体型のやつだ。別々にすれば使い勝手は良いのだが。おまけにドアノブ壊れているし、換気扇も壊れている。

ベッドには照明が有ったり無かったりでコンセントはOAタップがあるだけ。使い勝手が悪い。ロッカーは大きめでバックパックが収納可能だ。

今日もジャージャー麺

炸醤麺昼頃、前門大街近くの食堂で炸醤麺(10元/約200円)を食べる。

前門大街食後は前門大街を散歩して天安門広場へ。

中国国家博物館

中国国家博物館12:45頃、天安門広場の西側にある中国国家博物館にやってきた。入場料は無料だ。展示内容は主に常設展示の古代中国と復興之路になり、あとは臨時展示になる。

中国国家博物館復興之路の内容はアヘン戦争あたりからの欧米列強の植民地化、抗日戦争、改革開放となるが大躍進、文化大革命、天安門事件は大人の事情で無かったことになっている。プロパガンダ色が強くはっきり言って物足りない内容です。

呉王闔閭と呉王夫差の青銅剣古代中国の展示は見る価値有りだ。春秋戦国時代の展示では呉王闔閭と呉王夫差の青銅剣が展示されている。

青瓷羊形燭台三国時代の出土品は清涼山からの出土品が多数展示されている。清涼山といえば諸葛孔明が孫権との同盟のために建業を訪れた際に馬を停めた駐馬坡がある場所だ。これは青瓷羊形燭台。

陶案他にも曹植墓から出土品が展示されている。これは陶案。

中国国家博物館古代中国の部分だけでもじっくり見ると軽く2時間以上は掛かるだろう。14:45頃、天安門広場を通り前門近くの宿へ戻る。

土豆絲蓋麺

土豆絲蓋麺夕飯は土豆絲蓋麺(10元/約200円)を食べる。麺の上に唐辛子、青菜、千切りのジャガイモ、ピーマンとニンニクのみじん切りの炒め物が乗っている。一般的な麺料理といったところかな。

中普ビール

中普ビール食後に近くのスーパーで中普ビール500ml(3.5元/約75円)を購入。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 23.5元
宿泊費 110元 1泊55元×2
バス 1元 路線バス
合計 124.5元

天安門広場にはゴミがないと思ったが

天安門広場08:00頃、天安門広場にやってきた。今日は日曜日なので観光客が滅茶苦茶多い。見た感じだと半分以上が団体客のようで旗を持ったガイドが先導している。

タバコの吸い殻そして、天安門広場の地面にはタバコの吸い殻。

吐きたての痰吐きたての痰。

ポイ捨てされたペットボトルポイ捨てされたペットボトル。これは一体どういうことだ。厳重な警備でネズミ一匹も通さないはずなのにおサルさんは多数進入しているようだ。これはある意味でテロ行為だろう。

天安門広場は愛国心を鼓舞するための神聖な場所のはずだが、この状況からして中国の愛国心とは一体どういう物なのだろうか。というか、天安門広場で痰吐きを目撃してしまうのは色々な意味で衝撃である。

北京駅

北京駅08:45頃、天安門東のバス停から1路のバスに乗車。運賃は1元で北京站口東で下車。北京駅へ向かう。久しぶりの北京駅だが相変わらず人が多い。

09:40頃、再び1路のバスに乗車。運賃1元で、09:55頃、終点の四惠枢紐站で下車。路線バスと長距離バスターミナルが一緒になっているので外へ出るだけでも時間がかかる。外へ出て東へ15分ほど歩く。

晋商博物館

晋商博物館10:15頃、晋商博物館に到着。入場料50元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。

晋商博物館晋商(山西省の商人)専門の博物館で主に晋商の活躍した明、清、民国初期にかけての展示物が多い。実際に使用されていた看板、算盤などが収蔵されている。

晋商博物館展示スペース自体はそれほど大きくはないが内容は太原の晋商博物館のように充実している。見学者は5人ぐらいしかいなかったので静かに見物可能だ。10:40頃、晋商博物館を出て四惠枢紐站に戻り、11:10頃、58路のバスに乗車する。運賃は1.5元、終点の故宮で下車する。

油麦菜蓋飯

食堂昼頃、故宮と中南海の間を通る北長街の食堂に寄る。中南海の隣にあり、ある意味で最高の立地条件ともいえる。日本で言えば首相官邸の隣にあるということだ。

油麦菜蓋飯昼食に油麦菜蓋飯(15元/約300円)を食べる。油麦とニンニクの炒め物がご飯の上に乗っている。値段は高いが他の店も同じで炸醤麺、炒飯、刀削麺も15元だ。故宮周辺は15元からが相場になっている。安く食べる場合は天安門広場の南にある前門大街の西側の大柵欄周辺の食堂まで行かないと10元では食べられないようだ。

中山公園

中山公園入場券12:30頃、天安門の西隣にある中山公園を訪れる。入場料は3元で中国では珍しく低料金だ。これなら無料でも良いのではと思ってしまうが、まあ安いので良しとしよう。中山公園は北京市民の憩いの場であるがおっちゃんが痰吐いたり手鼻噛んだりしている。ここは北京の公園のはずだが?きちんと整備されているのに、なぜ利用者が田舎の公園と同じなのだ?

中山公園公園を散歩しているとおっちゃんやおばちゃんたちが紙を置いて座り込んでいる区画に行き着く。

中山公園これはテレビでやっていた子供の結婚相手を捜すと言う奴ではないか!

中山公園紙に息子や娘の年齢、身長、体重、学歴、職業、年収などが記載されており、親たちが子供の結婚相手を捜しているのだ。

中山堂ここは中山堂で孫文の遺体が安置されていた場所で一番の見所なのだが整備のため閉鎖中であった。

孫文像これは孫文像で中山公園のシンボルと言っても良いだろう。

午門中山公園を出て故宮博物院の正面入口である午門にやって来た。観光客が滅茶苦茶多い。入場料は60元、1日8万人の入場制限が敷かれ残り9千人になっていた。人多過ぎなので宿へ戻る。故宮を見物するなら水、食料を準備して朝一番から見物しないと勿体無い。

香菇麺

香菇麺夕飯は食堂で香菇麺(10元/約200円)を注文するが、老板が外へ出かけたと思ったらシイタケ買って帰ってきた。シイタケ在庫切れだったようだ。名前の通りシイタケ(香菇)、青菜が具材に入った麺で一般的な麺料理だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 30.5元
バス 3.5元 路線バス
中山公園 3元
合計 37元

今日も国旗掲揚式

天安門広場への行列05:20頃、天安門広場にやってきたが、まだ広場は閉鎖されており安全検査の列に並ぶ。2007年に国旗掲揚式を見物した時は時間に関係なく出入り自由だったと思うのだが・・・。で、この早い時間帯に人が集まっているので物売りのおばちゃんやおっちゃんたちも営業中だ。天安門広場での売れ筋商品は1元の国旗の小旗だ。愛国心を巧みに商売につなげているのには、ある意味で感心させられる。

天安門広場05:30に安全検査が始まりようやく広場に入れるようになる。05:40頃、空いている所を陣取る。さすがに正面は空いていないので端の方になる。今日の日の出は06:20で30分ほど待機になる。

天安門広場06:18頃、天安門から衛兵が出てきた。

天安門広場国旗掲揚式06:21に国歌が流れ五星紅旗が掲揚される。

五星紅旗国旗掲揚式が終わると観光客たちは記念撮影をしたり次の場所へ移動したりと様々だ。そして、天安門広場には捨てられた1元の五星紅旗の小旗が・・・。これは少々問題やな。どこの国でも国旗の小旗をポイ捨てというのはダメだろう。しかも、公安と武警だらけの天安門広場でポイ捨てというのはある意味命知らずと言ってもよい。まあこれは興味深い光景である。国旗掲揚式を見物したので宿へ戻る。

朝食はジャージャー麺

炸醤麺朝食は近くの食堂で炸醤麺(8元/約160円)を食べる。

上林国際青年旅舎

上林国際青年旅舎10:00頃、京一食賓館をチェックアウトして、徒歩3分ほどの上林国際青年旅舎(上林国际青年旅舍/Beijing Leo Courtyard)へ移動。Booking.comで予約しておいたので登記は問題なし。レセプションの兄ちゃんは愛想がよい。欧米人に知られているLeo Hostelの系列店なので欧米人多めだ。

上林国際青年旅舎部屋はトイレ・シャワー付きの10人ドミトリーだ。各ベッドには照明有り。小型ロッカーも人数分有りだ。トイレ・シャワーは一体型だが広い。これなら分けて欲しいところだが。

上林国際青年旅舎建物は清朝に建てられ築300年になり、かなり年季が入っており雰囲気はなかなか良い。元は妓楼か何かの建物か?でも、それなりに傷んでもいる。

田義墓

田義墓(北京宦官文化陳列館)10:50頃、前門西のバス停から337路に乗車。運賃は2.5元、12:05頃、終点の石景山で下車する。道なりに北へ1kmほど歩き路地に入り田義墓(北京宦官文化陳列館)に到着。入場料は8元だが陝西旅游年票を使い無料で見物なのだが誰もいないので勝手に見物。

田義墓(北京宦官文化陳列館)田義(1534-1605)は明の嘉靖帝、隆慶帝、万暦帝に仕え司礼監太監を務めた宦官である。

田義墓(北京宦官文化陳列館)田義の他に4人の太監が埋葬されており5人の宦官墓園になっている。墓は民国初期に盗掘に遭っているが墓室の保存状態は良好だ。2007年に訪れた際は工事途中で荒れていたが今回はきれいに整備されている。それでも工事箇所があるのでまだ整備途中のようだ。13:00頃、田義墓を離れる。

老干媽炒飯

老干媽炒飯通りに戻り見つけた食堂で昼食に老干媽炒飯(9元/約180円)を食べる。
老干媽は貴州省特産の調味料だ。ニンニクの芽と老干媽でピリ辛に味付けされている。

13:45頃、金安橋のバス停から快速公交4号線に乗車。運賃2元で、14:25頃、終点の阜成門で下車する。今まで知らなかったが北京にもBRTが運行されていた。

14:45頃、歴代帝王廟に到着するが休みであった。月曜日だから怪しいなと思っていたが見事に休みであった。仕方がないのでユースホステルへ引き上げる。

肥腸麺

肥腸麺夕飯は肥腸麺(12元/約240円)を食べる。肥腸麺は四川省の麺料理で具材に肥腸(豚の大腸)、ひき肉、青菜が使われている。四川料理でもホルモン系麺料理ということだろうか。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 29元
宿泊費 110元 1泊55元×2
バス 5.5元 路線バス
合計 144.5元