チベット文化圏旅行記2016
班瑪(ペマ)→久治
旅社を出て目の前の中国農業銀行前の蓮花街の交差点で久治行きの車を探す。既にセルタ、達日、成都などの運ちゃんたちが集結しており車はすぐ見つかる。07:05頃、アバ行き久治経由の乗り合いタクシーに乗車。久治まで80元。
で、昨日顔を合わせている運ちゃんたちもおりセルタへ行ったはずの奴が何故ここにいるという事になる。ラルンガル・ゴンパの事情で外国人立ち入り禁止で公安に追い返されたと言うこというと、とりあえず聞かなかったことにしてくれた。色々大人の事情があるらしい。
08:30頃、残り一人の客と連絡取れず乗客5人で出発するが街の外で運ちゃんの携帯に連絡が入り引き返す。09:00頃、乗客6人でようやく出発。省道までの道路状況は工事で未舗装の悪路になっている。
班瑪から18kmの地点になり近くの瑪柯河2号橋でここで客との合流待ちの停車。
班瑪路口の近くからは寺が見える。屋根が黄金に輝いているので新しいチベット仏教寺院か?
10:03頃、連絡待ちの客2人と合流し出発する。省道は舗装道路なので運ちゃんは爆走体制に入り飛ばしていく。
11:10頃、標高4398mの峠の隆格山垭口を越える。峠を越えると天気は雨になる。しばらくして再び晴れになる。
久治
バスターミナル前には乗り合いタクシーが集結しており、そのまま瑪曲行き乗り合いタクシーに乗り換え。班瑪から一緒だったラマ僧1人も瑪曲行きであった。地元民2人を拾って12:48頃、久治を出発。
久治→瑪曲
タクシーは草原と山の中を川沿いに北東へと爆走する。天気は雲が多くなっているが涼しく過ごしやすい。
13:40頃、草原の中に建設中のゴンパが見えてくる。かなり大規模なようだ。
瑪曲→合作
15:20頃、瑪曲到着。バスターミナルはシャッターが降りているので最終バスが行ってしまったようだ。
瑪曲で一泊かと思ったらバスターミナルの出入口に合作行きのバスが停車しており、脇にチケット売場がある。で、売場のおっちゃんに聞いたら合作行きがもうじき出るとのこと。
郎木寺行きは14:00が最終、夏河行きは午前中だけで午後は無し、合作行きが目の前に止まっている。合作まで行けば明日朝一で夏河へ確実に行ける。ということで夏河行きチケットを購入してバスに乗車。
15:30頃、合作行きバスが発車するがチケット売場のおっちゃんは運ちゃんであった。バスは省道204号を北へと走っていく。乗客はほとんどがチベット人で隣の婆ちゃんは手に持ったマニ車を回しながらお経を唱えている。
草原と山が見渡す限り続く。途中で省道204号から国道213号へ入り北へと走る。
18:30頃、南バスターミナルの合作公用型汽車站に到着。今日は夏河行きのバスは終わっているので甘南チベット族自治州の中心都市の合作で1泊になる。夏河行きのバスは北バスターミナルの合作汽車站から出ているので北バスターミナルへ移動。2年前は両方のバスターミナルを結ぶ路線バスが走っていたのだがバス停が見当たらない。まあ、歩いて北バスターミナルへ向かう。
合作は甘粛省甘南チベット族自治州の中心地になるので市街地は外見がチベット様式の新しい建物が目立つ。
北バスターミナルの合作汽車站の近くまで来たので、今日の宿を探す。時間も遅くなったのでバスターミナル近くの西羚賓館で寝床を確保する。
1泊80元の2人部屋でテレビ、電気ケトルが付きだ。Wi-Fiも取りあえず使える。部屋は普通だが共用トイレ・シャワーは糞だ。立地だけで80元は高い。
乾拌麺
夕飯はイスラム食堂で乾拌麺(8元/約136円)を食べる。合作は牛肉麺は6元の店が多く他地域に比べて安い。
乾拌麺は珍しくスープが少しある。通常はスープ無しのが当たり前なのだが・・・。8元で安かったのだが肉はほとんど無しだ。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 13元 | |
宿泊費 | 80元 | |
バス | 50元 | 瑪曲→合作 |
乗り合いタクシー | 80元 | 班瑪→久治 |
乗り合いタクシー | 65元 | 久治→瑪曲 |
合計 | 288元 |
合作寺
08:30頃、北バスターミナルから歩いて15分ほどの所にあるチベット仏教寺院の合作寺を訪れる。合作寺の見所は安多合作米拉日巴仏閣である。入場料は20元だが内部撮影禁止だし外から見るだけで十分かな。
合作寺は寺らしい大経堂などいくつかの建物があるが他の僧舎は土壁のチベット様式の民家といった感じだ。
合作→夏河(サンチュ)
10:05頃、賓館をチェックアウトして北バスターミナルの合作汽車站へ。
夏河(サンチュ)行きバスに乗車、10:30発で運賃は22元。
バスの乗客はほとんどが地元民で第一言語がチベット語、第二言語が中国語といった感じだ。
12:15頃、夏河のバスターミナルになる夏河県公用型汽車站に到着。
2年ぶりの夏河で新しい建物が増えて発展しているが路線バスが走っているのは大きな発展だ。3路線だけだが夏河の街の東からバスターミナル、街の西のラブラン寺入口まで路線バスで行ける。
路線バスの情報は手に入れたので、とりあえず宿探しだ。行き先は決まっているのだが、いつも同じ所だとつまらないので2年前に見つけた霞客行青年旅舍へ行ってみる。Booking.comだと外人お断りになっているのだがとりあえず行ってみたが、外人お断り宿であった。まあ、夏河はラブラン寺があるので色々と大人の事情で公安の取り締まりが厳しいようで外国人が宿泊可能な宿が限られてくる。
12:35頃、結局は定番の甘粛拉卜楞紅石国際青年旅舍(甘肃拉卜楞红石国际青年旅舍/Labrang Redrock International Youth Hostel)に到着。
ドミトリーが1泊55元(会員料金)で4泊する。部屋は4人ドミトリーで各ベットにコンセントはあるが、ベッドの照明が壊れている。2年前と同じでベッドの照明壊れたままやん!
オワコン化したラブラン寺
13:00頃、チベット仏教ゲルク派六大寺院のラブラン寺へ行ってみると游客接待中心が自家用車と大型バスで溢れている。これは嫌な予感がする。予想通り中国人観光客がラブラン寺に溢れかえっていた。ちなみにラブラン寺の入場料は40元になり游客接待中心のチケット窓口にいるのがラブラン寺のラマ僧だ。
そして、巡礼路には中国人観光客が・・・。何てこった。夏休み中なので中国人観光客が押し寄せているようだ。巡礼路にあるマニ車はコルラしている巡礼者がいるのだが中国人観光客が混じっている。
おそらくほとんどの外国人は上のようなイメージを求めてやって来ているはずだ。巡礼路をコルラしながらマニ車を回すチベット人は大勢いるのだが、やかましい集団も周辺にいる。
根気よく待っていないと巡礼者だけの写真はなかなか撮れなくなっている。観光シーズン中のラブラン寺はオワコンで訪れるべきではなさそうだ。
13:50頃、ラブラン寺が一望できるタンカ台にやって来た。以前訪れた時は静かな場所だったのだが、周囲にはやかましい集団が記念撮影中。ラブラン寺も随分と変わってしまった。
14:15頃、ラブラン寺裏手の巡礼路にやって来た。ここまで来ると流石に静かになる。時間帯が悪いのでほとんど巡礼者もおらず静かだ。
夏河は標高2900mほどの高地にあるが日差しが強くかなり暑い。乾燥しているから東京、大阪よりはマシだが紫外線は強いだろう。
たまに巡礼者に遭遇するが一人で黙々とマニ車を回してコルラしていく。
湯麺片
15:30頃、遅めの昼食にイスラム食堂で湯麺片(10元/約170円)を食べる。幅広麺をちぎった麺料理といったところかな。
夕飯はヤクヨーグルトの牦牛酸奶(30元/約510円)を購入。甘粛省や青海省辺りではよく見かける。ホルスタインとかの牛乳でなくヤクの乳を使っているのが特徴。夜に夏河でもう1軒の外人OKのユースホステルを予約しておく。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 42.5元 | |
宿泊費 | 220元 | 1泊55元(会員料金)×4 |
バス | 22元 | 合作→夏河 |
合計 | 328.5元 |
朝のラブラン寺
07:00頃、ラブラン寺(拉卜楞寺)へ行く。早朝でも既に大勢の巡礼者がコルラしており雰囲気は良好だ。中国人観光客がまだ少ないのもありがたい。
チベット仏教ゲルク派の六大寺院に数えられるだけはあり巡礼者の数は物凄い。
何と言っても民族衣装着用率が高いこともありがたい。高齢者の巡礼者は確実に民族衣装で若い巡礼者でも民族衣装を着ている場合が多い。
ラブラン寺の裏手の巡礼路も朝の時間帯は巡礼者が多い。日中は巡礼者や観光客も少ないのだが朝の時間帯は別だ。
ラブラン寺のような巡礼地となっている寺だと五体投地を目にすることも出来る。
そして、中国人観光客のおっちゃんたちも気合を入れて五体投地を撮影中です。
更に団体の中国人観光客たちにロックオンされるとご覧のようになります。もちろん静かに撮影できずにやかましいです。
五体投地でコルラしている巡礼者もいれば、このように専用の場所で五体投地している巡礼者もおります。
こちらは団体の中国人観光客たちにロックオンされておらず雰囲気は良好です。
08:45頃、中国人観光客が増えてきたので一度ユースホステルへ戻ることにするが、途中で注意書きの看板に目が留まる。チベット語と中国語で表記されておりチベット語の内容は文盲なので分からないが中国語の方は「寺院周辺でポイ捨て、大小便するな」とある。どうやらラブラン寺の境内で大小便する奴がいるようだ。やっぱり中国何でもありなんだな。
午後のラブラン寺
13:00頃、再びラブラン寺を訪れてみる。ちょうど昼時なので中国人観光客は少なめで環境が良い。
境内にはラマ僧と観光客がいるが、微妙にラマ僧の方が多いかな。
しばらくすると午後のお勤めが始まったようでラマ僧たちは本殿へ入っていった。出入口にはラマ僧たちの靴が脱ぎ捨てられている。下駄箱のようなものはなく、そのまま放置のようだ。
ラブラン寺の裏手の巡礼路を歩いてみる。朝と違って巡礼者はほとんどいない。
チョルテンをコルラしている巡礼者たちがいるが朝と比べると人数は格段に少ない。
最後にマニ車の所を見物して、今日のラブラン寺見物は終了。ユースホステルへ戻り郎木寺での宿を予約しておく。
臊子麺
昼食はイスラム食堂で臊子麺(6元/約112円)を食べる。麺の上に細切りの豆腐と牛肉が載っている。
牛肉麺
夕飯はイスラム食堂で牛肉麺(6元/約112円)を食べる。夏河は牛肉麺は6元だが、その他は軒並み値段が高い。特に米をつかった料理が高く感じる。
牛肉麺はクズ肉と香草、ネギ、唐辛子が少し載っているだけだ。これなら牛肉麺を名乗らなくてもいいのではないだろうか。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 14.5元 | |
宿泊費 | 41元 | 予約:藏地青稞国際青年旅舍 |
合計 | 55.5元 |
今日もラブラン寺
06:50頃、今日もラブラン寺へ行く。朝から多くの巡礼者がコルラしているのだが、今日は中国人観光客が多い。日曜だからか?
朝の時間帯はチベットの雰囲気が色濃く出ているので見る価値は十分あるが昼間は家族連れや団体の中国人観光客でテーマパーク化しているので見る価値はそれほどない。巡礼者少ないし、痰吐き多いし。
境内を散策するが、この時間は観光客は少ない静かな空間が広がっている。
この雰囲気は朝の時間帯だけで、昼間は騒々しいテーマパークとなってしまう。
裏の巡礼路は多くの巡礼者がコルラしており、自分も後を付いて行く。
ヤクヨーグルト
夏河ではヨーグルト(酸奶)の路上を見かける。道路脇で数台のトラックが販売しており産地直送といったところだろうか。
ここで販売されているヨーグルトはヤク(牦牛)の乳で作られておりヤクヨーグルトになる。
一昨日は30元のヤクヨーグルトを購入したが今日は別のトラックで25元のヤクヨーグルトを購入。
パッケージはこんな感じで大夏河流域で放牧されたヤクの乳が使われた手作りヤクヨーグルトになる。
夕飯は1個3元の饃だか餅を購入してヤクヨーグルトと一緒に食べる。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 31元 | |
合計 | 31元 |
ラブラン寺をコルラ
07:15頃、今日も朝からラブラン寺を訪れる。巡礼者たちの後をついて行きコルラする。
後ろからは巡礼者たちが絶え間なくコルラしている。毎朝一体どれだけの巡礼者が押し寄せているのだろうか。
巡礼者は高齢者になるほど民族衣装の着用率が高い。やはりチベットの民族衣装を着ていたほうが写真を撮る価値はあるだろう。
今日も五体投地でコルラしている巡礼者を見かける。ラブラン寺の方を向いて五体投地している。幸い今日の巡礼者は団体の中国人観光客にロックオンされることなく五体投地でコルラしている。
五体投地の専用場所では多くの巡礼者が今日も五体投地している。
09:00過ぎになると団体客が増えてきたので今日はここまでにする。
夏河県公用型汽車站
まずはバス時刻表から確認する。臨夏、蘭州、合作が本数が多い。
こちらは運賃表、蘭州76元、郎木寺72.5元になっている。明後日の郎木寺行きチケットを購入しようとしたが当日と翌日分しか販売していないということで出直しになる。
ヤクヨーグルト
藏包
15:30頃、遅めの昼食でチベタン食堂の扎西藏餐館を試しに利用。
今回は藏包(15元/約255円)を注文。ヤク肉の肉まんといったところかな。黒酢をつけて食べるが肉汁が予想外に多く美味い。
臊子麺
牛肉、セロリ、豆腐の細切りが幅広麺の上に載っている。スープがないので乾拌麺に近い感じだ。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 29元 | |
合計 | 29元 |
ラブラン寺で巡礼見物
07:00頃、バスターミナルの夏河県公用型汽車站で明日の郎木寺行きのチケットを購入。明日の準備が整ったのでラブラン寺で巡礼を見物。
観光客が増えてきたので、08:30頃にはユースホステルへ戻る。
呼叫旱獺青年旅舍
10:45頃、紅石国際青年旅舎をチェクアウトして次の宿へ移動。11:00頃、Qunar.comで予約しておいた呼叫旱獺青年旅舍(呼叫旱獭青年旅舍/Calling Marmot Youth Hostel)に到着。Booking.comにも掲載されているが先払いの特価44元があったQunar.comで予約。支払いは今まで貯めておいたキャッシュバックを使い実質0元だ。登記はパスポートの写真とビザをスマホで撮影して完了。
部屋は6人ドミトリーで各ベッドにコンセント有り。照明は有ったり無かったりだ。共用のトイレ・シャワーは許容範囲内。シャワーのお湯の出は良好。Wi-Fiは問題なし。
ラブラン肉餅
昼食は昨日のチベタン食堂で拉卜楞肉餅(10元/約170円)を注文。ラブラン(拉卜楞)とあるので夏河の肉餅かな?ヤク肉を使った肉餅でお好みで黒酢や唐辛子を付けて食べます。
牛筋麺
ラブラン肉餅だけでは物足りなかったのでイスラム食堂で牛筋麺(5元/約85円)を食べる。牛すじではないのだが牛筋麺と呼ばれており、麺に気泡の跡があり食感が独特なのが特徴だ。
臊子麺
夕飯はイスラム食堂で臊子麺(6元/約90円)を食べる。幅広麺の乾拌麺といったところかな。
黄河王
食後は近所の超市で黄河ビールの高級ブランドになる黄河王500ml(5元/約85円)を購入。アルコール度数は3.3%。夏河は雪花ビールばかりで黄河ビールとかの地ビールを扱った店が少ない。
黄河王は甘粛省と青海省で生産されている地ビールで、今回購入したのは生産地が蘭州になっている。やっぱり夏の暑い日に地ビールは美味い!
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 26元 | |
合計 | 26元 |
夏河(サンチュ)→郎木寺(タクツァン・ラモ)
07:15頃、ユースホステルをチェックアウトするが老板たちはまだ寝ているようでシーツを片づけて勝手に出て行く。朝から小雨が降っているが天気予報だと曇りのち晴れになっている。遠くに青空が見えるが天気予報当てにならん。
07:20頃、バスターミナルの夏河公用型汽車站に到着。バスターミナル前に郎木寺行きのバスが停車しており乗車する。
いつも通りGPSを起動させるがガーミンのGPSの調子が悪い。信号を受信できなくなり経度と緯度が表示されない。まだ購入してから2年しか経過していないのに故障は困る。かなり高額なのだから最低5年は使えないと元は取れない。
今回乗車するのは07:40発、夏河(サンチュ)→郎木寺(タクツァン・ラモ)、運賃は72.5元。昼ぐらいに郎木寺に到着して14:00発、郎木寺→夏河のバスになる。07:40にチケットの確認が行われ発車する。
まずは合作を目指してバスが走る。08:50頃、合作の北バスターミナルになる合作汽車站に到着。10分のトイレ休憩で停車して、09:00に発車。
合作から先は国道213号を南下、山と草原の中をバスが爆走していく。途中でヤクや牛が道路を横断して渋滞が発生したりする。ここでは車より家畜優先になる。
10:20頃、碌曲に到着。碌曲で客の乗り降りがあり再び郎木寺へ向けてバスが走り始める。標高3000m以上の草原の中をバスが爆走していく。
国道213号から郎木寺への分岐点で数人の乗客が下車する。この郎木寺路口から四川省のゾルゲ方面へのバスや白タクを拾ったりする事が出来る。今日は白タクが1台待機しており早速乗り換えている。
11:50頃、郎木寺に到着。甘南チベット族自治州碌曲県郎木寺鎮になるが郎木寺(タクツァン・ラモ)で知られている。夏休み中の郎木寺は観光客が多く賑わっている。いや、賑わっていると言うよりも人が多すぎる。
約9年前に初めて郎木寺を訪れたときは静かであったが、現在は完全に観光地化された街だ。おまけに公安が外で警備している。郎木寺の公安なんてお茶飲んで一日過ごすだけだと思っていたが、中国人観光客が大量に押し寄せるようになり、ちゃんと警備しないといけないようだ。
12:05頃、Qunar.comで予約しておいた藏地青稞国際青年旅舍(藏地青稞国际青年旅舍/Tibetan Barley Youth Hostel)に到着。Booking.comでも予約できるが先払いの特価が41元だったのでQunar.comで予約。欧米人の割合が多い。
6人ドミトリーを予約しておいたが居座っている奴がおり4人ドミトリーになる。料金は変更なしだ。部屋の広さは問題ないがベッドに照明とコンセントが付いていない。Wi-Fiは電波弱いがとりあえずつながる。共用のトイレ・シャワーは一体型の奴であまり掃除されていない感じだ。ちょっとシャワーを使う気にはなれん。
GPSの調子が悪かったので壊れる前にデータをPCに移しておくが、いつの間にかGPSが正常に動いている。一体どうゆうことだ?誰か妨害電波でも出していたのか?
打滷麺
今回注文したのは打滷麺(13元/約221円)だ。幅広麺にヤク肉と揚げ豆腐が載っている。
セルティ・ゴンパ
甘粛省側の鳥葬台がある達倉郎木寺(賽赤寺)は観光客が多く大混雑している。田舎の郎木寺で渋滞なんてあり得ない。
秋から冬になれば観光客が少なくなってちょうどよくなるのだろうな。
キルティ・ゴンパ
続いて四川省側の郎木寺峡谷のある達倉納摩格爾底寺も混雑している。
青稞酒
近くの超市で青稞酒320ml(5元/約85円)を購入。四川省アバ・チベット族チャン族自治州松潘県で造られた青稞酒でアルコール度数は6%だ。ビールとは味が違って新鮮味を感じる。苦味はなくほのかに甘さを感じる。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
食費 | 28元 | |
合計 | 28元 |