台湾旅行記 台北 総統府・中正紀念堂・国父紀念館・猫空ゴンドラ

台湾旅行記2016

瑞芳→台北

今日も朝から雨が降ったままだ。10:45頃、ホステルをチェックアウトする。10:50頃、瑞芳駅に到着。

今日は台北へ移動だ。まずは時刻表を確認する。瑞芳→新竹の区間車が11:18発になっている。

改札口で悠遊卡を通してホームへ向かう。

既に1番線には列車が停車している。

先頭車両は自転車OKのステッカーが貼られている。4台まで乗せられるようだ。台湾はGIANTやMERIDAといった世界的な自転車メーカーの本拠地で自転車王国だ。

自転車王国と行っても大陸みたいな人民チャリじゃないよ!ロードバイクやマウンテンバイクだよ!世界の自転車市場の最先端を行くと言っても過言ではないだろう。
それに比べ日本はママチャリ王国だからな・・・。

列車に乗車して発車を待つ。車内は空いており平和だが台北に近づくにつれて混雑してくるのだろう。定刻通り11:18に列車が発車する。

台北

9分遅れで台北駅に到着する。ちょうど隣のホームにはにはプユマ号が停車している。

とりあえず台北に到着したが、ここから今日の宿へ向かわなければならない。台北駅の站前地下街を通りZ10出口へ向かう。途中地下街のベンチで時間調整と休憩をする。予約時に13:00-14:00到着としておいたので早く着くとチェックインできない可能性もある。

13:45頃、Z10出口から15分ほど歩いて、Booking.comで予約しておいた天使青旅台北西門(Angels Hostel Taipei Ximen)に到着するが、チェックインの手続きはできるが部屋は15:00過ぎないと使えないということであった。これでは予約時に到着時刻連絡する意味ないやん!とりあえず荷物だけ預けて外へ。

二二八和平公園

徒歩5分ほどの所にある二二八和平公園へ行き時間をつぶす。公園内には国立台湾博物館があり外だけ見物。

こちらは二二八和平紀念館で日本統治時代はラジオ放送局だった。

公園内にはリスが生息しておりあまり人を警戒していない。

天使青旅台北西門

15:00過ぎになり天使青旅台北西門(Angels Hostel Taipei Ximen)に戻る。ホステルは世紀羅浮大廈という大型ビルの2Fにあり2015年に開業したばかりのホステルだ。

エスカレーターで2Fへ上がると左手に看板が出ている。まあ、まずはスタッフの兄ちゃんに部屋へ案内してもらう。今回の部屋は1泊399台湾ドルだ。

部屋は12人ドミトリーで部屋の鍵はICカードだ。部屋は広めで天井が高いというか3段ベッドだ。で、自分は一番上のベッドだよ。年寄りにハシゴ登らせるのかよと思ったがハシゴでなく階段で登れるようになっていた。これなら年寄りでも安心である。

各ベッドには照明と電源用コンセント、USBコンセントが付いている。それと小物を置く棚が付いている。Wi-Fiの電波は良好で部屋でも問題なく繋がる。
大きな荷物は荷物部屋が別であるのでそこへ置くことも可能だ。

共同のトイレ・シャワーだがトイレとシャワーが独立しておりシャワーの数が多く夜間でも混雑は避けられそうだ。お湯の出は良好、排水の方がやや問題だが上手く排水口の蓋を取れば大丈夫だ。トイレの方はホステルの外にあり、どうもビルの共同トイレのような気が・・・。まあ、ちゃんと掃除してあり綺麗なので許容範囲内だ。

共有スペースには冷蔵庫、電子レンジと給水器がある。これなら夜食にコンビニ弁当やカップ麺を買ってきても食べられる。

素食の自助餐

夕飯は台北駅近くの祥意素食館で食べる。ここは自助餐で量り売りの素食食堂になり100g/24台湾ドルになっている。

今日は朝から何も食べていないのでトレーに山盛りにする。で、ご飯付けてもらって224台湾ドル(約896円)だ。花蓮で食べた自助餐の方が安いなあ。まあ、台北だから高いのだろうと思ったが料理の味が格段に上であった。デザート系の料理もあり羊羹みたいなのが美味かった。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 224台湾ドル
宿泊費 399台湾ドル 1泊399台湾ドル(booking.com)
鉄道 44台湾ドル 瑞芳→台北
合計 667台湾ドル

ドミトリーに口臭が・・・

07:30頃に起床するが今日も天気が悪い。顔洗って、トイレ済ませて部屋へ戻ると物凄い口臭だ。部屋にいたときは鼻が慣れてしまって気づかなかったが誰か口開けて寝ているので部屋に口臭が充満している。すぐに窓開けて換気する。ドミトリーだとたまに口開けて悪臭を放ちながら寝ているのがいるが今回は運悪く遭遇してしまった。

地下街

昼前にホステルをチェックアウトする。今日は別の宿へ移動だが予約してある西悠飯店台北店(C U Hotel Taipei)のチェックインは15:00からだ。
とりあえず台北駅の站前地下街で時間をつぶそう。

地下街は無料公衆無線LANのTipei Freeが使えるのでネットをしながら過ごせる。台湾の無料公衆無線LANには他にもiTaiwanがありTipei Freeのアカウントでも利用できる。台湾の無料公衆無線LANはかなり使える。日本も台湾並に無料公衆無線LANがあれば便利なのだが・・・。

西悠飯店台北店

14:50頃、站前地下街を出て重慶南路を北へと向かう。
寧夏夜市を通りすぎて民生西路へ入り、15:15頃、西悠飯店台北店(C U Hotel Taipei)に到着。寧夏夜市から徒歩20秒ぐらいの立地ではないか!

1Fはホテルのレストランになっておりレセプションは2Fにあるので階段を登る。Booking.comで予約しておいたのでチェックインは問題はなし。スタッフの対応もなかなか良い。
1泊680台湾ドル(約2720円)で朝食付きになる。ちなみに西悠飯店台北店は2013年開業で中華民國國際青年之家協會に加盟している。要するに台湾のユースホステル協会の加盟店ということだ。

チェックインが無事に済んで部屋へ向かうが意外に部屋が多く広い。通路を歩いて行ってようやく部屋に到着。

部屋は4人ドミトリーなのだが激狭で窓無し部屋だ。6畳ぐらいの広さだろうか?

ベッドには照明、コンセント、ロッカーがある。Wi-Fi電波は良好で問題なし。共同のトイレ・シャワーは別々になっているので問題なし。あと冷蔵庫、電子レンジ、給水器がある。設備は結構良さそうなのだが如何せん部屋が激狭なのが惜しい。

15:30頃、手持ちの台湾ドルが宿代の分しか無いので銀行へ両替へ向かうが閉まっている。しまった!台湾の銀行は日本の銀行みたいに早く閉まってしまうようだ。中国みたいに土日関係なくどこかしらの店舗が17:00ぐらいまで営業していると思い込んでいた。明日は土曜日で銀行休みだから午前中に台北駅の郵便局で両替だな。台北駅の郵便局は土日でも午前中に限るが両替業務を行っており観光客にとっては貴重な両替場所だ。

コンビニ弁当

両替は明日にしてセブン-イレブンで夕飯を購入する。

2品購入して、こちらはいかにもコンビニ弁当の乾意麺(60台湾ドル/約240円)。

こちらはコンビニ弁当としてはパッケージデザインが挑戦的な定番の新國民便當-油雞(55台湾ドル/約220円)。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 115台湾ドル
宿泊費 680台湾ドル 1泊680台湾ドル(Booking.com)
合計 795台湾ドル

ビュッフェ式の朝食

07:30頃、1Fのレストランへ行きビュッフェ式の朝食を食べる。とりあえず皿に山盛りです。他の宿泊客は大体1皿でお粥とかを食べていますが、自分はハイエナなんで朝から2皿でご飯と豆乳もつけます。

で、2皿食べたがまだまだ足りないので、もう1皿で包子とシューマイを食べます。飲み物は牛乳と冬瓜茶を飲んでいきます。牛乳は1年以上飲んでいないので久し振りです。これで腹八分目ぐらいなので、もう1皿で満腹になりそうなのだが食べ過ぎで服務員のお姉ちゃんに追い出されても困るので、これで終わりにしておきます。

台湾にあるJR東日本の広告

食後は手持ちの台湾ドルが宿代分しかないので台北駅の郵便局へ両替へ行きます。雨が降る中、MRT雙連駅から中山地下街を通り台北駅へ向かいます。

中山地下街を歩いて行くとMRT中山駅の改札口にはJR東日本のデカイ広告があるではないか!

新幹線を強調した感じの広告だ。

何故こんな所にと思ったがよく見ると外国人向けのJR東日本通票(JR EAST PASS)の広告であった。JR EAST PASSは外国人旅行者用の切符なので日本人は購入不可なんだよな。

この台北の中山地下街にJR東日本がデカイ広告を出すということは、日本へ行く台湾人観光客が多いということなのだろう。広告は台湾の旅行会社の発注かも知れないが・・・。

台北駅の反転フラップ式案内表示機


08:30頃、台北駅へやって来た。台北駅でまず見なければいけないのは切符売場にある反転フラップ式案内表示機だ。

日本ではお目にかかる機会がめっきり少なくなった発車案内表示だ。日本では国鉄時代に東京駅や上野駅でも活躍していたやつなのだが台北駅ではまだまだ現役だ。台鉄は鉄ちゃんの求めているものが分かるようだ。やっぱあのパタパタと表示が変わる時に見える列車名や駅名とかが重要な鉄分補給になるな!

土日も両替できる台北駅の郵便局

さて、鉄分補給も終えたので本来の目的である郵便局での両替だ。今日は土曜日なので銀行は休みなのですが台北駅の郵便局は土日も08:30-12:00までは営業しており貴重な両替場所になります。

ちゃんと外貨両替の表示もあります。で、窓口のおばちゃんに「人民元、台湾ドルに両替できる?」と聞いてみるとOKということで毛沢東を孫文に両替します。できれば蒋介石が欲しいのですが蒋介石はレアアイテムなので在庫はないようです。パスポート必要かなと思ったのだが申込書に署名するだけでOKだった。手持ちの100元札から5元札まで全部両替しようとしたが5元以下の小額紙幣は受け付けていないということで10元札からになる。

で、20元札は落書きされていたので、これもお断り。落書きされていなくても小汚い紙幣はお断りだろうな。

両替レートは1元→5.0016台湾ドルで郵便局は両替手数料なしだ。ちなみに両替レートは比率網で比較すると簡単だ。

1070元が5352台湾ドルになる。

マッサージ屋

帰りに再び中山地下街を通るがマッサージ屋の前で足が止まる。

マッサージの種類を見ると日本語で「きょくぶのマッサージ」とある。これ勘違いしてしまうのでは・・・。

11:00前に西悠飯店をチェックアウトしてMRT雙連駅から中山地下街へ。今日は台北での定番宿になるゲストハウスあかりへ移動する。連絡してある到着時間まで余裕があるので中山地下街でも使える無料公衆無線LANのTaipei Freeでネットにつなげて時間をつぶす。

ゲストハウスあかり

昼過ぎになったので移動開始。2回ほど利用しているので場所は完全に覚えており中山地下街R2出口を出て30秒ほどでゲストハウスあかりに到着。「あかり」より「おおしろ」の方でその筋では有名な日本人宿である。要するに元々は「おおしろ」という名称だったのだがオーナーが変わり「あかり」に名称が変わった。オーナー変わっても地球の歩き方に掲載される台北の定番日本人宿である。

相変わらず入口はわかりづらいのだが日本語が出ているので間違っていない。インターホン押すと老闆娘(大陸では老板娘と表記)が応対してくれる。2013年の夏以来の宿泊になるが2Fにリビングがある?以前は3Fにあったような気がするのだが・・・。

1泊450台湾ドルで9泊する。ここにもとうとう物価上昇の波が押し寄せてきたか。以前は1泊目400台湾ドル、2泊目以降350台湾ドルだったのだが・・・。で、チェックイン手続きをしてゲストハウス内の説明を受けるが、やっぱ改装して3Fのリビングが2Fに移動していた。老闆娘の話だと夜うるさくて眠れないという宿泊客の苦情があったそうだ。それで改装していたのか!というか、どこのボケが夜遅くまで騒いでいるんだよ!ちゃんと決まり守れよ!

部屋は6人ドミトリーでベットに照明、コンセントは無しなのだが、部屋に人数分の棚があるので荷物とか置けるようになっている。棚の所にコンセントはあるのでスマホの充電とかは可能だ。

共有スペースには貴重品用の小型ロッカー(南京錠持参)や冷蔵庫、給水機もある。
夏場はビールやマンゴー、ライチを冷やすのに冷蔵庫は重要だ。あと無料の洗濯サービスがある。これは結構重要で洗濯サービスがあるのは有り難い!

3年ぶりで大きく変わっていたが定番の日本人宿であることには変わりない。今日も天気が悪いのでこのまま籠もる。天気予報だと明後日まで天気悪いようなので引き籠りだな。

臺鐵便當本舖

夕飯は台北駅の臺鐵便當本舖で駅弁を2個購入。

まずは臺鐵圓木雞腿便當(100台湾ドル/約400円)だが鶏肉の照り焼き、昆布、野菜炒め、煮玉子、漬物という内容だ。鶏肉は大きく柔らかい。

傳統排骨便當(60台湾ドル/約240円)は豚肉の排骨、煮玉子、キャベツの炒め物、豆腐乾という内容だ。おかずの種類は少ないが排骨は大きい。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 160台湾ドル
宿泊費 4050台湾ドル 1泊450台湾ドル×9泊
合計 4210台湾ドル

寒い籠もる

朝からメチャ寒い!台北は30年来の記録的寒さで郊外の陽明山でも雪が降ったほどだ。寒いので大人しくするしかないな。

八角排骨便當

昼頃に腹が減ったので台北駅に駅弁を買いに行く。台北駅には駅弁を売っている臺鐵便當本舖が3店舗あるので一番空いている店舗で八角排骨便當(80台湾ドル/約320円)を購入する。

内容は高雄駅で購入した駅弁とほぼ同じでご飯に豚肉の排骨、豆腐乾、野菜炒め、煮玉子が乗っている。排骨が相変わらずデカイ!もちろん味も良く別でもっとご飯が欲しいぐらいだ。

明德素食園

夕飯は台北駅の地下街にある京站時尚廣場B3Fのフードコートへ。ここには明德素食園という素食の自助餐がある。明德素食園は量り売りの自助餐なのでとりあえず食べたい物を更にどんどん乗せていきます。

料金は100g/25台湾ドルで今回は211台湾ドル、これにご飯大盛り12台湾ドルを付けて合計223台湾ドル(約892円)になる。今回は山盛りにはせずに種類を多くしていったが量の割に結構高い。安い自助餐探さないと帰国までに軍資金が底をついてしまう。

で、味の方はもちろん美味い!これで食べ放題の吃到飽だったらいいのにな・・・。日曜の夕方だったのでフードコートは客が多く混雑していた。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 303台湾ドル
合計 303台湾ドル

波羅蜜素菜館

今日も台北は朝から冷え込んでいる。テレビでは台湾各地で降った雪のニュースが多い。昼頃、昼食食べに出かける。台湾は歩道を歩く時は足元に注意しなくても大丈夫だ。某大陸だとボコボコの歩道やマンホールの蓋がないという状況だ。交通マナーも良い。車はちゃんと信号守って赤信号で停車している。緊急車両にも道をあけている。日本との違いはスクーター軍団の有無ぐらいだ。

MRT松江南京駅の近くにある路地入り少し歩く。

久しぶりに波羅蜜素菜館にやって来た。波羅蜜素菜館は2008年に台北滞在時の行きつけの素食の店だ。

昼は素食の量り売りの自助餐、夜は食べ放題の吃到飽になる。75台湾ドルで吃到飽というのは格安だ。夕方も来よう。

まずは昼食だ。昼時なので混雑しているが皿をとって料理を皿に盛っていく。昨日の明德素食園と比べると料理の種類は少ないのだが、これで139台湾ドル(約538円)になる。量り売りでも結構安い。味の方はもちろん美味い!デザートに当たる料理がないのが痛い所だが値段が安いから仕方ないかな。

台湾ビール買い込む

食後はカルフールでビールを買い込む。とりあえず在庫であった台湾ビールは全種類購入。他にもタイやマレーシア産のビールも購入。

ビールは全部で15種類469台湾ドル(約1876円)になる。購入したビールは以下の通りになる。

台湾啤酒330ml(25台湾ドル/約100円)
アルコール度数4.5%、定番の台湾ビールで台湾に来たら必ず飲んでおかないといけないだろう。

金牌台湾啤酒330ml(25台湾ドル/約100円)
特売品で台湾ビールと同じ値段だった。アルコール度数5%、アルコール度数が少し高くなっている。

台灣啤酒PREMIUM330ml(32台湾ドル/約128円)
アルコール度数5%、欧州から輸入したミュンヘン麦芽を使用したプレミアムビール。

台灣啤酒小麥啤酒330ml(33台湾ドル/約132円)
アルコール度数5%、欧州産麦芽を使用。

台灣啤酒蜂蜜啤酒330ml(29台湾ドル/約116円)
アルコール度数4.5%、蜂蜜の入ったビールで苦味を感じるが蜂蜜の甘味も感じて面白い。

台灣啤酒水果系列(鳳梨)330ml(32台湾ドル/約128円)
アルコール度数2.8%、果汁5%、パイナップル味のビール。

台灣啤酒水果系列(芒果)330ml(32台湾ドル/約128円)
アルコール度数2.8%、果汁5%、マンゴー味のビール。

台灣啤酒水果系列(葡萄)330ml(32台湾ドル/約128円)
アルコール度数2.8%、果汁6.5%、葡萄味のビール。

台灣啤酒果微醺(荔枝)330ml(35台湾ドル/約140円)
アルコール度数3.5%、果汁9%、ライチ味のビール。

台灣啤酒果微醺(白葡萄)330ml(35台湾ドル/約140円)
アルコール度数3.5%、果汁9%、白葡萄味のビール。

台灣龍泉啤酒水果吧(檸檬)330ml(28台湾ドル/約112円)
アルコール度数2.5%、果汁5%、レモン味のビール。青島ビール系列の龍泉ビール。

台灣龍泉啤酒水果吧(水蜜桃)330ml(28台湾ドル/約112円)
アルコール度数2.5%、果汁5%、桃味のビール。

維士比蜂蜜啤酒330ml(28台湾ドル/約112円)
アルコール度数3.5%、蜂蜜味のビール。

勝獅啤酒330ml(40台湾ドル/約160円)
アルコール度数5%、タイ産のシンハービール。パッケージは台湾向けで原材料表記は漢字。

獅威啤酒500ml35台湾ドル
アルコール度数4.8%、特売品だったマレーシア産のスコールビール。在庫であったのだけ購入したのだが調べると他にも種類があるので台湾はビールの種類が豊富なようだ。

75台湾ドルで食べ放題

夕飯は再び波羅蜜素菜館へ。夜は吃到飽になり75台湾ドル(約300円)で食べ放題だ。

まずは野菜炒めや油揚げみたいなのから食べていく。素食の店なので唐揚げみたいに見えるのは大豆で作られているようだ。

2皿目は少し控えめにして麦飯を多めに食べる。夜は吃到飽なのだが昼と比べると客が少ない。昼に余った食材が処分で吃到飽に回っているのだろうか。まあ、どちらにせよ75台湾ドルでこれだけ食べられるなら文句無しだ。おそらく台北最安の食べ放題だろう。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 683台湾ドル
合計 683台湾ドル

猫空ゴンドラ

08:30頃、台北駅からMRT板南線に乗車、忠孝復興でMRT文湖線に乗り換え、09:10頃、終点の動物園で下車する。今日は猫空ゴンドラで猫空へ向かう。来月2月から猫空ゴンドラが値上げされてしまうので今のうちに乗っておくのだ。

MRT動物園から5分ほど歩いて猫空ゴンドラの動物園駅に到着。今日は平日なので空いており待ち時間はほぼ無しだ。床が強化ガラスで足元が見えるゴンドラの方は平日でも人気で行列ができていたけど・・・。

09:20頃、ピンクのゴンドラに年寄り一人で乗り猫空へ向かう。猫空駅までは運賃50台湾ドル、これが2016年2月1日から120台湾ドルに値上げされる。

風が強いがゴンドラは順調に進んでいく。猫空ゴンドラは強風になると頻繁に運休してしまうのだが今日は大丈夫なようだ。

天気が良いのでゴンドラからは台北市内が一望できる。

遠くには台北101も見える。

約4kmの道のり頂上の猫空へ向かい進んでいく。

ゴンドラから下を見ると茶畑も見える。猫空は台湾茶の生産地としても知られ木柵鉄観音が有名である。

09:48頃、猫空駅が見えてきた。

猫空駅に到着である。約30分の道のりであった。本来は20分弱で到着するのだが風が強いから速度を落としているのだろう。

猫空

猫空は茶葉で有名なので茶館が多く点在している。猫空駅周辺はレストランや茶館が多く集まっているので休日になるとかなり賑わう。

猫空にはいくつかの遊歩道があり、観光客がトレッキングをするのだが、今回は樟湖歩道を散歩してみる。10:00頃、樟湖歩道へ入っていく。茶畑が見えたりして台湾茶の生産地というのが実感できる。

樟湖歩道から鵝角格山への登山道へ入り階段が続き山を上っていく。徐々に道が険しくなる。

11:00頃、海抜475mの鵝角格山に到着。

ここから山を下っていく。登山道は倒木があったりと道が険しい。

11:25頃、樟湖歩道に戻ってきた。目の前には茶畑が広がっている。

遊歩道を歩いて猫空駅へ向かう。途中に茶畑が点在している。

まだ1月なので茶葉の新芽はほとんど出ていない。これから暖かくなればどんどん新芽が出てくるのだろう。

12:30頃、猫空駅に戻ってきた。昼時なのでレストランは観光客で混雑している。平日でも猫空は大人気だ。

さて、山の上の猫空から麓の動物園までバスで降りようとするがバス停が大混雑している。20分ほど並んで動物園行きのバスに乗車。運賃15台湾ドルで13:30頃、MRT動物園駅に到着。猫空ゴンドラは強風で運行停止になっていた。だからバス停が大混雑だったのか!

傳統排骨便當

台北駅まではバスを利用して直ぐなので割引で運賃20台湾ドル。14:00頃、台北駅へ戻ってきた。遅めの昼食に臺鐵便當本舖で駅弁の傳統排骨便當(60台湾ドル/約240円)を購入。

今回の最大の特徴は箱のデザインがタロコ号ということだ。完全に鉄ちゃんの為の駅弁だ。これを食べて台湾一周の乗り鉄をしろということか?

ご飯の上に豚肉の排骨、煮玉子、青菜、豆腐乾、漬物という内容だ。

夕飯は波羅蜜素菜館で素食を食べまくる。75台湾ドルで食べ放題の吃到飽なので貧乏旅行者には助かる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 135台湾ドル
MRT 48台湾ドル
バス 15台湾ドル 路線バス
猫空ゴンドラ 50台湾ドル
合計 248台湾ドル

総統府

今日は天気が悪く雨が降り始めている。09:00頃、総統府へ向かう。今日はネットで予約しておいた総統府の参観日である。二二八和平公園を通り抜けてまずは正面から総統府を撮影。続いて総統府前の撮影場所に行くが警備が多く撮影禁止になっていた。偉い人が出てくるようでしばらく撮影禁止だそうだ。馬総統でも出てくるのか?

09:35頃、総統府の列に並ぶが混雑しており物凄い行列だ。殆どが大陸からの中国人観光客になる。8年ぐらい前は国防上の問題で中国人の総統府見学はできなかったのだが中国人解禁になって大混雑するようになった。だからネットでの事前予約制になったのだろう。

予約時間のちょうど10時に順番になり名簿確認になる。自分の前の観光客は全員中国人だったので通行証と書類を提示して入ってい行く。自分はスマホに保存しておいた予約メールとパスポートを係員に提示する。後ろの中国人たちは何やら騒いている。名簿との照合がメールとパスポートだけの簡単な確認だけなのが不思議らしい。まあ、色々と大人の事情があるからね。

続いてもう一度身分証確認があり、ここでパスポート番号を控えて、最後にセキュリティチェックだ。ここは結構厳重で荷物は全部中身確認です。携帯は電源を切らないといけないし、もちろん危険物の持ち込みは禁止です。それとカメラで録画されています。皇居の一般参賀のような感じです。で、手荷物にGPSを持ってきていたので係員のお姉ちゃんが困った様子だったので「關機吧」と言って電源を切っておいた。Google Earthとかで座標なんてバレバレだろうけど一応GPSも携帯と同じ扱いのようだ。

セキュリティチェックが終わるとガイドさんと合流なのだが自分は日本語で予約しておいたのだが中国人観光客と一緒に國語で見学することにする。今まで2回ほど日本語での説明を受けているのだが、今回は國語で説明を受ける。

ちなみに台湾では中国語、漢語、普通話と言ってはいけません。中文、國語、華語と言わないと失礼になります。英語でもI can speak Chinese.は落第点になります。I can speak Mandarin.が模範解答です。簡単に理由を言えば「中国と一緒にすんな!」という事です。

中国人観光客と一緒に総統府を見学しますが内部は一部を除いて撮影不可で、各所に警備の人員が配置されています。そして、ガイドさんから「總統府」「馬總統」「青天白日滿地紅旗」「中華民國」など某大陸では放送禁止用語になりそうな単語が連続して出てきます。ブチ切れる中国人観光客はおらず興味津々で説明を聞いています。

日本語の説明と違うのは八田與一とかはスルーになるが歴代総統の紹介になると総統選挙の説明が細かい。選挙の説明は大陸の某党にとっては非常に都合の悪い内容だろう。中国人観光客にも総統府の見学が出来るようになったのは宣伝戦の一部だろうか?いや、中国ベッタリの馬総統じゃ宣伝戦なんて考えていないような・・・。

1時間ほどの見学を終えて総統府の記念品ショップに寄っていく。いつもなら絶対に土産物は買わないのだが、ここは総統府限定のグッズが販売されている。総統府限定の阿里山茶は780台湾ドルか・・・。欲しいけどめちゃくちゃ高い!

今回は某大陸激怒の鉛筆を購入。青天白日満地紅旗がデザインされており5本で90台湾ドル(約360円)だ。台北駅近くのダイソーで鉛筆買った方が安く済むのだが、デザインと総統府で売られているのという理由で高いのだろう。某大陸で使用したら面白いことになりそうだ。11:30頃、総統府を出る。

台湾リス

二二八和平公園によるが台湾リスがいる。

大都会の公園でも台湾リスが生息しており観光客がカメラを向けていた。

傳統排骨便當

昼食は臺鐵便當本舖で傳統排骨便當(60台湾ドル/約240円)を購入。

タロコ号のパッケージは同じなのだが、今日は排骨が小さい。代わりに豆腐乾がデカイ。具材の野菜も昨日とは違っており日によって違うようだ。

吃到飽

夕飯は今日も波羅蜜素菜館で吃到飽の素食を食べまくる。

皿に山盛りにして麦飯と甜湯で食べます。これで75台湾ドル(約300円)なので大助かりです。今日は麦飯を食べまくります。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 135台湾ドル
記念品 90台湾ドル
合計 225台湾ドル

國父紀念館

今日は朝から小雨だが國父紀念館へ向かう。09:00頃、台北駅からMRTに乗車するが國父紀念館の衛兵交代式が毎時あり、この時間だと交代式終わった後で半端な時間になってしまうのでMRTで少し乗り鉄して時間調整する。運賃16台湾ドル、09:45頃にMRT國父紀念館駅到着。駅を出ると目の前が國父紀念館で天気は悪いが台北101が見える。

こちらが國父紀念館で平日でも観光客が多い。

館内には大きな孫文像があり衛兵に守られている。

10:00になり衛兵の交代が始まるが観光客が多すぎる。8年前はこれほど混雑はしていなかったのだが・・・。

衛兵の交代が終わると観光客たちは記念撮影に突入。大陸の観光客はどのくらいいるのだろうか?

台湾最大の関帝廟・行天宮

10:50頃、MRT國父紀念館駅から行天宮へ向かう。忠孝新生駅で4号線に乗り換えて、11:05頃、MRT行天宮駅で下車する。

行天宮は三国志の関羽が祀られている関帝廟で台湾最大規模を誇る。

雨が降っているのだが廟内は参拝客で溢れている。行天宮のバス停でバスを待っていると乞食にたかられる。大陸より酷くはないのだが台湾にも乞食はいる。11:25頃、527路のバスに乗車し台北駅へ向かう。

臺鐵北海道特色便當

昼頃、台北駅にやって来た。今日の昼食も台鉄弁当だ。今日は臺鐵便當本舖の1号店と2号店で1日150食限定の臺鐵北海道特色便當(150台湾ドル/約600円)を購入する。3号店は一番小さい店舗なので傳統排骨便當などの定番駅弁だけの扱いになる。

この臺鐵北海道特色便當は臺北鐵路餐廳と北海道の釧祥館により共同開発された駅弁で北海道の鮭、ゴボウ、ホタテ、昆布巻きと台湾の煮玉子、排骨などが使用されている。台鉄弁当では最高級クラスの150台湾ドルになる。ちなみに定番の傳統排骨便當は60台湾ドルである。夕飯はいつもの75台湾ドルの吃到飽で食べまくります。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 225台湾ドル
MRT 32台湾ドル
バス 7台湾ドル 路線バス
合計 262台湾ドル

臺鐵圓木鯖魚便當

朝から雨が振り天気が悪く今日は外へ出られない。昼食は臺鐵便當本舖で駅弁を購入。

今日は臺鐵圓木鯖魚便當(100台湾ドル/約400円)だ。鯖、ブロッコリー、ミニトマト、昆布巻きなどがご飯の上に乗っている。油がほとんど使われていないようで食べやすく美味い。

素食食べ放題

夕飯は行きつけの75台湾ドル素食食べ放題へ。今日は豆腐や油揚げとかの料理が多く葉物が少ない。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 175台湾ドル
合計 175台湾ドル

中正紀念堂

09:00頃、中正紀念堂を訪れる。ちょうど衛兵の交代式が終わったところで観光客で混雑している。とりあえず1Fの展示室を見ていくことにする。

1Fは蒋介石に関するの品々が展示されているのだが中央通廊では對日抗戰真相特展が行われていた。台湾で抗日戦争勝利の展示は珍しい。

去年、北京で軍事パレードをやって国民党スルーで共産党が戦っていたように国際社会にアピールしていたから・・・。国民党軍が戦っていたのに手柄を全部横取りでは国民党も気分悪いだろうな。

ただ展示内容は大陸みたいに日本軍の残虐性と共産党の大活躍を必死に強調というようなのとは違っている。米英との協力や当時の出来事を淡々と説明するといった感じだ。照明を暗くする演出など大陸のような明らかな反日プロパガンダ的な物は特に感じない。

でも、蒋介石は色々な所で出てくる。まあ、国民党の最高指導者だから当然ですね。で、ここでは共産党はスルーでした。

こちら常設展示の再現された蒋介石執務室。

蒋介石の蝋人形がよく出来ている。

中正紀念堂の衛兵交代式

09:40頃、蒋介石像の前にやって来た。

衛兵が警備する中で観光客は記念撮影に夢中である。

09:55頃、衛兵交代式が始まるので観光客が待機します。

10:00になると衛兵がやって来ました。

蒋介石像の前で交代式が行われます。

交代が終わると衛兵が引き上げてきます。

今度は11:00の交代式を撮影するために10:40頃、正面を陣取り待つ。11:00になり正面から撮影する。

11:10頃、交代式が終わり衛兵が引き上げていく。

交代式が終わると観光客の記念撮影会が始まる。

メイドカフェのある台北地下街

12:30頃、台北駅の地下にある台北地下街へやって来た。台北地下街はオタク街的な要素がありゲーセンやゲーム屋のテナントが多い。

そして、メイドカフフェもある。

しかも、1軒でなく2軒もある。台湾でもメイドカフェの需要は高いのだろうか?ブヒブヒ言いそうな輩は見当たらなかったのだが・・・。

懷舊排骨菜飯便當

昼食は今日も臺鐵便當本舖の駅弁だ。今日は懷舊排骨菜飯便當(100台湾ドル/約400円)。排骨、煮玉子、青菜に野菜の混ぜご飯だ。

素食便當

夕飯も臺鐵便當本舖で台鉄弁当の素食便當(80台湾ドル/約320円)だ。肉を使わない素食駅弁で販売数が少ないようであまりお目にかかれない。需要はベジタリアンと僧侶のようだ。食材は素豆包、百頁豆腐、昆布巻き、ブロッコリー野菜炒めだ。豆腐を使った2種類の食材がメインになり素食とはいえ味付けはよく充分に美味い。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 220台湾ドル
合計 220台湾ドル

1月最終日

10:00頃、光華商場を訪れる。光華商場は台北の電脳街になりビルの中にパーツ店が多数入っている。ただ午前中は営業している店舗が少なく昼ぐらいから活気づいてくる。まだほとんどの店が閉まっていたので出直すことにする。

八角排骨便當

11:00頃、台北駅の臺鐵便當本舖へ行き八角排骨便當(80台湾ドル/約320円)を購入。駅弁が今日の昼食だ。

ご飯の上にメインの排骨に野菜炒め、煮玉子、豆腐乾が盛られており美味しい。傳統排骨便當と並ぶ台鉄弁当の定番駅弁だ。

新國民便當

駅弁だけでは足りなかったので近くのセブン-イレブンでコンビニ弁当を購入。

購入したのは新國民便當-排骨(55台湾ドル/約220円)でセブン-イレブンの定番コンビニ弁当だ。

パッケージデザインがセブン-イレブンにしてはかなり挑戦的になっている。こちらは農家のおばちゃん。

こちらは労働者とかになっている。インパクトあり過ぎです!

肝心の弁当の中身だがご飯の上に排骨、春雨、野菜炒めといった構成になっている。味付けはよく駅弁の排骨便當といい勝負です。

光華商場

13:00頃、再び光華商場にやって来た。台湾の秋葉原とも称される光華商場だがマスコットに光華娘がおり営業にかなり気合が入っている。

ビル内を一周りしてみるがパソコンだけでなくスマホ関連の店も多い。

新光華商場

光華商場の次は通りを挟んだ所にある新光華商場へ向かう。こちらは古いビルなのだがB1Fと2Fのテナントが重要だ。

ビルの看板から分かるのだが數位夢天堂という台湾のオタク御用達の18禁ショップがある。
新光華商場には2008年にも訪れているのだが、この時は別の18禁ショップがあった。新しく変わっていたので店内を見ていく。B1FがAV関連、2Fがエロゲーから同人誌までの2次元関連になっており日系商品が豊富だ。さすがに撮影はできないがWEBサイトに店内の様子が出ている。まあ、ブヒブヒ言いながら買い物できるでしょう。

カルフール

14:20頃、カルフールで夕飯に食パンと烏龍茶を購入。今日はこれで乗り切る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 146台湾ドル
合計 146台湾ドル

台北→桃園

今日の天気はあいにくの雨だ。07:40頃、ゲストハウスを出て中山地下街を通り、07:50頃、台北駅にやってきた。まずは切符売場へ。

これで回転フラップ式表示器の見納めだ。

08:01発の区間車に乗車する。運賃38台湾ドルで08:38頃、桃園駅に到着する。

桃園駅の駅舎やホームが新しくなっている。レールは外されていたが旧ホームや旧駅舎はまだ残っているので新しくなってからまだ日数が経っていないようだ。

桃園駅→桃園国際空港

桃園駅からは駅前で空港行きの706路のバスで桃園国際空港(桃園國際機場)へ向かう。まずは駅前の遠東百貨店前にあるバス停を確認。バスは30分間隔のようだ。ちなみに桃園駅前には新光三越があり桃園は結構凄いです。

09:18頃、706路のバスに乗車する。悠游卡の場合は運賃が二段収費なので乗車時と下車時にICカードを読取機にタッチする。運賃36台湾ドルで10:00頃、終点の第一ターミナル(第一航廈)に到着。

桃園国際空港

今回はバニラエア(香草航空)で日本へ戻るので、とりあえず1番カウンターへ。12:45出発なので2時間前の10:45からチェックインが始まるのだが既に数人並んでいる。とりあえず空港内を散歩しながら時間をつぶす。

10:30頃、列が長くなり予定より早くチェックインが始まる。LCCだから融通利かないかと思っていたがそうでもなかった。まあ、早くさばいてしまった方が楽だしね。

10:40頃、チェックインを済ます。今回は無料の預託荷物は20kgで事前に超過荷物5kg分追加していたので25kgまで預けられるのだが、預けたた荷物は20.3kgだったので、これなら超過荷物分申し込む必要なかったな。

10:45頃、保安検査の列に並び、11:00頃、出国手続きになる。パスポートを提出して両手人差し指の指紋を読み取って台湾の出国手続き完了。指紋の読み取りは犯罪抑止というより入国時と出国時で別人にすり替わるのを防ぐためにやっているのだろうか?国防上の観点からも隣国があれだからな・・・。

出国のスタンプを確認するが「中華民國」の文字が薄れている。この部分がはっきりと確認できないと大陸で公安のパスポート確認とかで興味深い反応が見られないからな・・・。

免税店を一通り見物していくが高級店ばかりなので中には入れず外から眺めるだけだ。

11:20頃、B1搭乗口で待機となる。

台北・桃園→東京・成田

今回利用する飛行機はバニラエア(香草航空)、JW104便、台北・桃園(TPE)12:45→東京・成田(NRT)16:50になり運賃はわくわくバニラで2950台湾ドル(11451円)だ。機体はエアバスA320になる。搭乗券がエバー航空になっているが、この辺も経費節減のひとつかな?

12:18頃、飛行機遅延の放送がある。成田からの便が遅れており、ちょうど放送中に到着してきた。これが成田行きの便になるのだが、まあ多少の遅延は想定の範囲内だな。

とりあえず先頭を陣取って待つことにする。さて、到着してから何分で搭乗が始まるのだろうか?少し興味深いところだ。12:41頃、パイロット、客室乗務員が交代する。同じ乗務員で往復というのではないようだ。

12:45頃、出発予定時刻の放送があり12:55搭乗予定となり、12:50頃、機内への搭乗が始まる。

先頭で乗り込んで出発を待つ。空いていた機内が2分ぐらいで混雑してきて、出発は25分遅れの13:10であった。

13:24離陸して成田へと向かう。離陸時の速度は約230km/h、高度10000mまで上昇すると1000km/h程度で飛行する。

日本上空に入ると速度は1100km/h、高度11000mでの飛行となる。

東京・成田到着

16:54に成田空港に着陸。着陸時の速度は約220km/hになる。13分遅れの17:03に扉が開き到着となる。

入国手続きはすぐに終わり17:20頃、バックパックを回収して税関へ。17:25頃、特に問題なくすんなり税関を通過し日本帰国。LCC専用の第3ターミナルから駅のある第2ターミナルへ向かう。

本日の出費
項目 金額 備考
鉄道 38台湾ドル 台北→桃園
バス 36台湾ドル 路線バス
合計 74台湾ドル

台湾旅行記 金門島・高雄・太魯閣峡谷・九份

台湾旅行記2016

小三通 アモイ→金門

08:20頃、ユースホステルをチェックアウトする。今日はアモイから中国を脱出して台湾の金門島へフェリーで渡る。いわゆる小三通と呼ばれるルートだ。

08:40頃、アモイ駅前の火車站(湖東)のバス停に到着。ここから6路のバスで五通碼頭へ移動するのだがイベント発生。乞食のおばちゃんにたかられる。とりあえず隣のおっちゃんに振っておく。乞食のおばちゃん文句言っていたが一番迷惑なのは振られたおっちゃんだろう。おっちゃん、スマン!08:52頃、6路のバスに乗車する。

運賃1元、09:35頃、五通碼頭に到着。

とりあえず窓口で10:00発の乗船券を購入。運賃110元、施設利用料29元、保険1元の合計140元。電光掲示板だと運賃130元になっているのだが割引になっていた。

2008年に東渡碼頭の厦門国際郵輪中心から金門島へ渡った時は180元だったのだが安くなっている。中国だと値上げの嵐なのに珍しく値下げされている。

オーバーステイ扱いになる

既に乗船が始まっているので急いで出国カウンターへ行くが出国カード準備していなかった!出国カードを記入して窓口に並ぶ。自分が最後の方の乗客だったのですぐに順番が来て公安のおっちゃんがビザと入国スタンプを確認する。いつもならすんなりと出国手続きが終わるのだが何故か端末上でオーバーステイになっており公安のおっちゃんが近くのおばちゃんを呼んで相談。

まだ有効期限内の2年180日マルチビザと12月20日に深圳の福田口岸での入国スタンプがあるので問題はない。で、公安の話を総合するとどうも深圳での入国時にビザ情報入力していなかったらしい。なのでノービザで日数がカウントされてたらしい。

結局問題なしで出国スタンプ押してもらって「行っていいよ!」となりフェリーに乗船する。定刻通り10:00に五通碼頭を出港する。

金門島から台湾入国

10:40頃、金門島のフェリーターミナルの水頭碼頭に到着。

無料のWi-Fiがあったのでネットで入国カード(電子A卡)の情報を入力して、そのままイミグレーションに並ぶ。

で、係官のお姉ちゃんにパスポートだけ出したら「入国カード持ってないの?」と言われ、「さっきインターネットで入力した」とスマホを見せて説明する。係官のお姉ちゃんが登録情報を確認してくれて顔写真の撮影と両手人差し指のスキャンを終えて入国手続完了。係官のお姉ちゃん曰く「オンラインの入国カードで来た外国人には初めて対応した」とのこと。こちらはオンライン入国カード初めてなんだけど・・・。というか、オンライン入国カードは入国手続の3分前に入力でもOKであった。どうやらデータベースはリアルタイムで更新されていそうだ。10:54頃、台湾入国。

到着ロビーから出発ロビーへ移動して運賃時刻表を確認。台湾銀行の両替所で両替する。両替レートは1元→4.96台湾ドルで200元が992台湾ドルに変わる。

11:20頃、金城行きの7Bの路線バスに乗車。水頭碼頭からのバスは金城行きなので乗り間違えることはない。運賃12台湾ドル、金門島の路線バスは台北の悠遊卡が使えるので小銭の心配がない。

11:35頃、金城車站に到着する。

11:45頃、3路のバスに乗車。運賃24台湾ドル、運賃は区間制になっており終点の山外まで乗車の場合は乗車時にカードを通して下車時にもう一度カードを通す。途中の金門空港(金門航空站)までなら12台湾ドルなので乗車時にカードを通すだけでOK。

12:30頃、山外車站に到着。とりあえずGoogleマップとGPS頼りに歩いていくが途中で何やらずれてきた。道一本間違えた。余計に時間がかかってしまったが戻って正しい道を進み今度は大丈夫そうだ。途中で湖前のバス停があったので3路のバスで終点の山外車站で降りるより2つ手前の湖前のバス停で降りた方が近かったな。

道路沿いには看板出ていたので湖前のバス停からの方が楽だったな。

看板を頼りに住宅街へ入っていく。

單飛背包客棧

13:05頃、Booking.comで予約しておいた單飛背包客棧(Solo Flight)に到着。で、老板不在で誰もいない。とりあえず中で待たせてもらうと5分ほどで老板が帰ってきたが、宿を仕切っているのは老板娘なので携帯で連絡してもらう。老板娘が帰ってきてようやく登記。1泊600台湾ドル(約2400円)で2泊する。

部屋は3人ドミトリーで窓あるし広さも問題なし。

しかも、ドミトリーなのにテレビがある。Wi-Fiもアクセスポイントが6カ所あるのでどこでもつながりネット快適、VPN無しでGoogle使える。共同のトイレ・シャワーは許容範囲内だ。

金門島

13:50頃、金門島観光開始。13:58頃、湖前のバス停に到着。バス停近くの交差点にはセブン-イレブンがあるので物資補給は問題なしだ。

14:00頃、3路のバスに乗車。運賃は金城車站まで24台湾ドル(約96円)。金門島の路線バスは乗車バトルが発生しないので平和だ。乗降口が前の1カ所だけなのだが、ちゃんと降りる乗客が先というのが守られ乗車する乗客は降車が終わるまで待っている。どこぞの野生の王国でのバスでは見られない光景だ。まさに文明社会だ。

14:35頃、金城車站に到着。14:55頃、7B路のバスに乗車して水頭碼頭へ向かう。運賃12台湾ドル(約48円)、15:15頃、水頭碼頭に到着。

フェリーで小金門へ

水頭碼頭から15:30発のフェリーで小金門へ渡る。運賃60台湾ドル(約240円)、この小金門へのフェリーでも悠遊卡が使える。15:40に小金門の九宮碼頭に到着。

来た時間が遅いので近くを散歩するだけにしておく。九宮碼頭から坂道を上がっていくと「中華民国万歳」の石碑がある。某国からの一部の観光客は発狂してしまうのではないだろうか?

羅厝媽祖公園

羅厝媽祖公園には媽祖像があるが近くには高射砲だか野砲が置かれている。

そして、トーチカもあり現在は公園だが昔は海上防衛の防御陣地だったようだ。

16:15頃、九宮碼頭から金門島の水頭碼頭へ戻るフェリーに乗船。運賃60台湾ドル(約240円)、悠遊卡が使えるので楽だ。16:30出港、10分ほどで水頭碼頭に到着。16:45頃、運賃12台湾ドル(約48円)で7路のバスに乗車して金城車站へ向かう。17:00頃、金城車站に到着。ちょうど藍1の山外行きバスが停車していたので乗り換える。運賃24台湾ドル、17:05に発車する。17:25頃、山外車站に到着する。

台湾の牛肉麺

近くの食堂で牛肉麺(90台湾ドル/約360円)を食べる。中国で食べる牛肉麺とは違い麺はうどんに近い感じだ。そして、最大の違いは牛肉がデカイ!中国は牛肉の切れ端しか入っていなかったが台湾は角肉で入っていた。

紅焼牛腩燴飯

食後はセブン-イレブンで夜食に紅焼牛腩燴飯(70台湾ドル/約280円)を購入。ビーフシチューをご飯にかけて食べる感じだ。この時に悠遊卡に500台湾ドルチャージしておく。悠遊卡は台湾全土のセブン-イレブンでチャージができるので悠遊卡があれば小銭いらずで旅行可能だ。

両替 200元→992台湾ドル(1元→4.96台湾ドル)

本日の出費
項目 金額 備考
路線バス 1元 路線バス
フェリー 140元 アモイ→金門
合計 141元
項目 金額 備考
食費 170台湾ドル
宿泊費 1200台湾ドル 1泊600台湾ドル×2
路線バス 72台湾ドル 路線バス
フェリー 60台湾ドル 水頭→九宮
フェリー 60台湾ドル 九宮→水頭
合計 1562台湾ドル

台湾好行で金門島観光

08:00頃、宿を出て山外車站へ向かう。08:20頃、山外車站に到着。旅遊服務中心で台湾好行の一日券を購入する。台湾好行とは台湾各地で運行されている観光客向けの路線バスのことである。金門島は金城車站からA線、B線と山外車站からC線、D線のバスが出ている。通常は200台湾ドルだが割引で160台湾ドル(約640円)。

08:25頃、C線のバスに乗車する。08:30にバスが発車する。

金門民俗文化村

08:45頃、金門民俗文化村(山后民俗文化村)に到着。清の光緒2年(1876)に創建された王氏一族の村になり、住居、王氏宗祠、海珠堂などがある。

説明を聞きながら見ていくのだが、自分は説明理解できず。

建築物と説明の展示だけ見ていく。

獅山砲陣地

09:35頃、続いて獅山砲陣地を見物。ここは1958年に発生した中国との金門砲戦(八二三砲戦)での最前線で獅山砲陣地から中国大陸へ反撃の砲撃が行われていた。

山の中に坑道が掘られ強固な陣地が築かれている。

陣地には榴弾砲が配備されている。

もちろん榴弾砲が向いている先は中国大陸です。

某国激怒の空砲試射

ここでは1日6回、本物の榴弾砲で中国大陸へ向けて空砲の試射が行われる。

10:00になり観光客の前で砲弾が装填される。

空砲の試射が行われるが火薬量が少ないので音が小さく期待はずれであった。まあ、実戦と同じ火薬量では騒音問題もあるし、榴弾砲も傷むから抑えているのだろう。中国側も勘違いする可能性もあるし・・・。でも、空砲はかなり音が小さく中国の違法爆竹の方が音は大きいな。

馬山観測站

続いて馬山観測站に到着。海岸沿いにある軍事施設で観光地として公開されているが現在も台湾軍が駐留して中国側を監視している。

海岸沿いには上陸を阻む障害物が置かれているが砲撃戦が行われていた当時は海岸に地雷が埋設されていたそうだ。

観測站には中国への宣伝戦のためのラジオ局もあり放送されていた。「瓦解匪軍士気」のスローガンに反応してしまうのは自分だけだろうか?逆に某国の一部観光客は激怒しそうだが・・・。

馬山観測站からは金門島の北にある中国領の島が見える。金門島との距離は約2kmのわずかな距離だ。

金門民俗歴史博物館

続いて金門民俗歴史博物館にやってきた。博物館のガイドさんの説明を聞きながら見学していく。自分は説明聞いても理解できていないが・・・。

12:15頃、山外汽車站に到着、午前の観光はこれで終了。午後のD線は13:20からなのでバスターミナルの隣にあるセブン-イレブンでサンドイッチとおにぎりを昼食に購入。

八二三戦史館

13:25頃、D線の観光バスに乗車し、13:30にバスが発車する。まずは八二三戦史館から見学になる。

金門砲戦(八二三砲戦)の資料館になり某国の一部観光客はブチ切れる可能性あり。

台湾の慰安所・特約茶室

続いて特約茶室展示館にやって来た。茶室とかいうので金門島で茶葉なんて採れるのかと思ったら国民党軍の慰安所のことでした。

妓院、妓楼、娼館とは呼ばずに特約茶室や軍中楽園と呼ばれて李登輝政権で廃止された。

娼婦、軍妓は侍應生と呼ばれ自主志願で台湾全土で募集された。「自主志願って本当かよっ!」というのは自粛しておくとして当時の部屋が再現されている。

瓊林戦門坑道

次は瓊林を訪れます。瓊林は蔡氏一族により築かれ800年以上の歴史がある集落になる。瓊林には瓊林戦門坑道と呼ばれる村中の家屋と繋がる坑道があり金門島防衛の重要な戦略拠点になっていた。曹操運兵道の現代版といったところであろう。

集落の地下を坑道が通っており観光客に公開されている。

集落には蔡氏家廟があり蔡氏の祖先が祀られている。

廟内の天井には進士の額が掲げられており、明清代に進士を6名輩出している。

陳景蘭洋楼

最後に陳景蘭洋楼を見物する。1921年に陳景蘭によって建てられた金門最大の洋楼である。

洋楼からは太平洋が見える。17:20頃、山外車站に戻りD線のツアーは終了となる。

牛肉麺

夕飯は山外車站近くの牛肉麺の店で牛肉麺(90台湾ドル/約360円)と牛肉燴飯(90台湾ドル/約360円)を食べる。牛肉麺はうどんに近い麺と角肉のような大きな牛肉が入っている。牛肉はじっくり煮込んでいるようで軟らかくスープの味が染み込んでいる。スープは醤油系のようだが甘い味付けになっている。

牛肉燴飯

牛肉燴飯はあんかけのような感じになっており、こちらも角肉のような大きな牛肉が入っている。味付けは甘めで具材はレタスみたいな葉物、人参、大根だ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 254台湾ドル
バス 160台湾ドル 台湾好行
合計 414台湾ドル

金門→高雄

09:25頃、宿をチェックアウトしてバス停へ。セブン-イレブンの前を通り、09:45頃、陶瓷廠のバス停から3路のバスに乗車する。運賃12台湾ドル(約48円)、10:00頃、航空站で下車する。

今日は復興航空で高雄へ移動する。まずは復興航空のチェックインカウンターでチェックイン手続きをする。お姉ちゃんに席が窓側と通路側どちらがするか聞かれるが特に気にしていないので「随便!随便!」とお任せする。

続いて荷物を預けるが復興航空の国内線は10kgまでが無料なのだが確実に20kgぐらいある。超過料金150台湾ドルぐらいを想定していたのだが、係りのおっちゃんは計量器を見ながら「20公斤」と言って荷物を流していく。

そして、「OK!謝謝!」と言って超過料金無しで終了。10kgもオーバーしているのにおまけしてくれた。復興航空どうなっているんだ?チェックインが終わったので空港内のセブン-イレブンでサンドイッチを購入。朝食に食べてから保安検査場へ。ここで十徳ナイフが見つかり、チェックインカウンターへ戻り十徳ナイフを預けて再び保安検査場へ。今度は大丈夫だ。飛行機滅多に使わないので十徳ナイフの存在をすっかり忘れていた。金門空港の保安検査はしっかりしている。

10:20頃、搭乗口の前で時間まで待機。

10:54頃にGE206便に搭乗開始。金門→高雄の運賃はWEBサイトでのプロモーション運賃で1058台湾ドルだ。機体はプロペラ機のATR72型なのだが復興航空は2015年2月4日に同じATR72型を墜落させている。

搭乗券と身分証を確認して機内へ。乗客は自分を含め11人だけだったので、予定より早く10:56に出発。8割ぐらい空席なので大赤字ではないだろうか?

高雄

11:57に扉が開き高雄国際空港に無事到着。定刻より3分早くの到着だ。

手荷物を受け取り、12:05頃、空港を出てMRTの駅へ移動。

MRT高雄国際機場から美麗島へ移動する。

運賃30台湾ドル(約120円)、高雄のMRTでは悠遊卡は使えないので券売機で切符を購入。切符と言ってもICチップ内蔵のトークンだ。

12:15頃、MRTに乗車するが車内のポスターが萌え仕様なのは気のせいか?12:30頃、美麗島に到着する。ここからあひる家へ向かわなければ!10番出口から出て、まずは最初の交差点を右折して目印のセブン-イレブンへ向かう。セブン-イレブンが見えてきて、ビルの5Fへ。
12:40予約しておいたあひる家に到着。チェックインは15:00からなので荷物だけ先に預かってもらい周辺の探索へ出かける。

中央公園の近くにある鼓壽宮を訪れる。

建物は新しく詳しい歴史背景は不明。

続いて中央公園にやってきた。
市街地にある大きな公園だ。

公園の一角に鄭成功像がある。

あひる家

15:20頃、セブン-イレブンまで戻ってきた。

エレベーターで5Fのあひる家へ。1泊660台湾ドル(約2640円)で3泊する。

部屋は6人ドミトリーで各ベッドに照明とコンセントがあり籠もるのに問題なしだ。Wi-Fiも電波良好で速度快適。共同のトイレ・シャワーも問題なし。高雄での拠点に最適だ。

咖哩燴飯

夕飯は素食の店で咖哩燴飯(60台湾ドル/約240円)を食べる。燴飯とあったが実際はほとんどカレーと変わらない。素食の店なので肉は入っていないが海藻とかが代わりに入っておりなかなか美味しい。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 150台湾ドル
宿泊費 660台湾ドル
MRT 30台湾ドル
路線バス 12台湾ドル
合計 852台湾ドル

高雄→烏山頭ダム

06:20頃、高雄駅にやってきた。今日は台南の烏山頭ダムを訪れる。悠遊卡で改札を通りホームへ。

普通列車の区間車に乗車して林鳳営へ向かう。運賃は悠遊卡なので割引の103台湾ドル(約412円)。既に通勤ラッシュで混雑していたが車内は静かで平和だ。混雑していたのは太湖までで、それ以降は空席も見られて座ることもできる。

08:06頃、林鳳営駅で下車。ここで08:48発の黄1のバスを待つ。

40分ほど時間があるが駅前は何もないというか雨が降っている。まあ大人しく駅前通りの林鳳営火車站のバス停でバスが来るのを待とう。08:50頃、黄1のバスが来て乗車する。運賃34台湾ドル(約136円)、台南のバスでも悠遊卡が使えるので小銭いらずで便利だ。

烏山頭ダム

09:15頃、烏山頭ダムに到着。入場券の売り場のお姉ちゃんにまだ何も言っていないのに一発で日本人と見破られる。日本人が多く訪れているという事か?

事前に調べた公式サイトだと入場料は200台湾ドルのはずなのだが割引で80台湾ドル(約320円)になった。何の割引だ?レシートとパンフレットをもらい入場する。

烏山頭ダム(烏山頭水庫)は台南に位置するダムで水利技術者の八田與一がダム建設に貢献したことが台湾では知られている。

八田與一と烏山頭ダムについては下記の動画を見ればよく分かる。

ダム周辺は公園としても整備されており八田の功績を記念して記念公園があり八田の宿舎などの日本家屋が修復や再建されており、台湾にいるのに昭和臭がする。

八田宅

これが八田が住んでいた場所に再建された八田宅。台湾にいるのに昭和の日本になっています。

宿舎内部は公開されており畳で完全に日本家屋です。1月なんだけど雛人形が飾られています。

と思ったら鎧兜まで飾られており外国人のイメージする日本ということかな?

八田の書斎は床張りで洋室になっています。

続いてダムの方へ向かいます。こちらは資材輸送で烏山頭ダム建設に活躍していた蒸気機関車。

続いて烏山頭ダムにやって来たが天気が悪いので遠くがよく見えない。でも、かなり大きいダムというのは何となく分かる。

八田與一像

こちらが八田與一像になり花が添えられている。像の後方にあるのが八田夫妻の墓になる。

像はダム湖の方を向いている。10:30頃、ダム入口のバス停に戻ってきた。10:35頃、10:40発の橘4が到着して乗車。運賃14台湾ドル(約56円)、帰りは烏山頭ダム発の橘4で終点の善化火車站まで移動する。烏山頭ダムへ行くのは橘4線が一番楽なのだが運行本数が少ないのが欠点だ。といっても、烏山頭ダムへ行くバスはどれも本数が少ないので事前に時刻表を確認して計画を立てるしかない。それか台湾好行の観光路線バスによるツアーに参加するという方法もある。

11:00頃、善化駅に到着。

高雄までの運賃は86台湾ドル(約344円)。ホームで列車を待つ。高雄に戻るが雨が本降りだ。今日は大人しくしているしかなさそうだ。昼飯はセブン-イレブンでおにぎり2個購入。

新國民便當

夕飯はあひる家に下にあるセブン-イレブンで肉絲蛋炒飯(60台湾ドル/約240円)と新國民便當-油雞(55台湾ドル/約220円)の弁当2つ買っておく。

肉絲蛋炒飯は普通のチャーハンだったが、セブン-イレブンではかなり挑戦的なデザインの新國民便當-油雞がオススメ。春雨と鶏肉がいい感じです。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 158台湾ドル
鉄道 103台湾ドル 高雄→林鳳営
鉄道 86台湾ドル 善化→高雄
路線バス 48台湾ドル
合計 395台湾ドル

高雄市歴史博物館

10:10頃、高雄市歴史博物館を訪れる。元々は日本統治時代の高雄市役所で1998年に博物館として開館した。

高雄での二二八事件の展示があり市庁舎のジオラマで高雄での二二八事件が再現されている。この博物館が当時の現場になり国民党軍による武力弾圧が行われた。

高雄のカルフール

11:00頃、フランス系スーパーマーケットのカルフールにやって来た。高雄にもカルフールがあるのだ。

で、20台湾ドル(約80円)で飲み物を購入。今日の高雄は晴れで半袖でちょうどいいぐらいの暑さだ。1月なのに南国は暑い。

高雄の駅弁

11:50頃、高雄駅に到着。自動券売機で明日の自強号の切符を購入しておく。某大陸とは違い身分証不要なので購入は簡単です。切符を購入したら駅の1階にある台鉄夢工場(臺鐵夢工場)で駅弁を購入する。台湾でも駅弁は人気のようでお客さん多くて少し待つ。

とりあえず在庫のあった萬巒豬腳便當(100台湾ドル/約400円)、八角排骨便當(80元/約320円)、傳統排骨便當(60台湾ドル/約240円)の3種類を購入。おばちゃんに「阿里山便當ないの?」と聞いてみたが売り切れであった。

宿へ戻り早速駅弁を食べます。まずは萬巒豬腳便當(100台湾ドル/約400円)。この駅弁は発売されたばかりの新駅弁で1日100個限定のようだ。名前の通り脚の部分の豚肉を使っており柔らかい。特製のソースをかけて食べます。

人参、キャベツの炒め物は油分が少なめで食べやすい。豚肉の下に甘いたくあんのような漬け物がある。煮玉子の滷蛋も美味い。ご飯は短粒種で日本の米と同様にうまい。値段は1番高いが素材にこだわっているので高いのも仕方ないかな。

八角排骨便當

続いて八角排骨便當(80元/約320円)。でかい排骨(骨付き豚肉)がこの弁当の特徴だ。排骨の骨は少なめで肉多い。

タケノコとキャベツの炒め物は油少なめで美味い。排骨の下に隠れている豆干もよい。甘いたくあんのような漬け物もよい。こちらの煮玉子の滷蛋もいい感じだ。

傳統排骨便當

傳統排骨便當(60台湾ドル/約240円)。一番値段が安いのだが鉄っちゃんの購買欲を一番掻き立てるパッケージだ。

基本的に豚肉は八角排骨便當と同じようでおかずの種類を少なくした感じだ。おかずは青菜の漬物と煮玉子の滷蛋、豆干の3種類だ。一番安いと言っても豚肉はでかいし美味い!

台湾の駅弁は正直言って美味いです!某大陸の列車内や駅で20元(約400円)ぐらいで売っている盒飯よりはるかにおいしいです。これだけ美味ければコンビニ弁当買うよりも駅弁買った方がいいです。

夕方になり再び高雄駅にやってきた。

夕飯はまた駅弁です。傳統排骨便當(60台湾ドル/約240円)を購入。

排骨は相変わらずデカイのだが、おかずが昼のとは違っていた。おかずの数は3種類で同じなのだがナスの漬物とキャベツの炒め物、それと煮玉子の滷蛋になっていた。箱に「季節蔬菜及食材」と表記されているので季節の野菜を日替わりみたいな感じで入れているようだ。コンビニ弁当みたいにいつも同じというのではないのでいいかもしれない。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 320台湾ドル
鉄道 705台湾ドル 高雄→花蓮
合計 1025台湾ドル

高雄→花蓮

今日は朝から雨が強い。07:30頃、あひる家をチェックアウトして高雄駅へ向かう。15分ほど歩いて、07:45頃に高雄駅到着。

今日は高雄から花蓮まで鉄道で移動だ。08:40発、左営-花蓮、303次の自強号に乗車する。運賃は705台湾ドル(約2820円)、南廻り線で台湾の東海岸を北上していく。

ホームへ移動して待機となるが売店に台鉄弁当の文字が・・・。弁当買おうかと思ったが、まだ朝だったので入荷していなかった。

08:30頃、自強号が入線してきた。南廻り線なので見た目は平渓線とかで走っているディーゼルの普通列車なのだが立派な自強号だ。日本で例えると特急列車だ。

で、車内はこんな感じだがロングシートにすると完全に平渓線とかの普通列車だ。新型車両を導入して南廻り線の自強号もタロコ号やプユマ号みたいな豪華車両になるのはいつのことか・・・。気動車なのでエンジン音はなかなか良い。やっぱ加速時のエンジン音は特によい。

台東を過ぎる頃になると雨は止んで徐々に青空が見えてきた。椰子の木やバナナ畑が見られ南国の雰囲気が出ている。1月なのに水田では既に田植えが行われており日本ではあり得ない光景だ。

花蓮

13:40頃、花蓮駅に到着する。

ここで自強号とお別れだ。花蓮は太魯閣峡谷(タロコ峡谷)への観光拠点になっており駅前から台湾好行の太魯閣線バスが出ている。

島國熊貓青年民宿

駅から10分ほど歩いて、14:00頃、Booking.comで予約しておいた島國熊貓青年民宿(Taiwan Panda Hostel)に到着する。1泊360台湾ドル(約1440円)で2泊する。で、スタッフの兄ちゃんはパスポート確認するまで日本人だと気づかず目の前にいるのは大陸の田舎者だと思っていたようだ。台湾だと何も話さなくても日本人だと見抜かれるのだが、どうも農民工のオーラでも出ていたようだ。

部屋は10人ドミトリーで広めだ。各ベッドに照明とコンセント、小物を置く台がある。部屋にトイレ・シャワーがあり一体型だが2つあるので緊急事態でも大丈夫だ。WiーFiの電波は良好で部屋でも問題なくつながる。

共有スペースも広めで冷蔵庫がある。で、老板は夜は自宅へ帰り不在になるが入口はオートロックになっており暗証番号を教えてもらい24時間出入り自由だ。早朝に出ていく場合とかはソファーにシーツとか置いておけばOKということであった。

15:00頃、花蓮駅に再びやってきた。花蓮駅前は欧米人が多い。タロコ峡谷へ行くのだろう。

駅前にあるバスターミナルの花蓮客運総站で台湾好行の太魯閣峡谷行きのバスを確認する。朝一番のバスは07:00発のようだ。

で、バスを確認しているとチケット売場のおっちゃんが「どこ行くの?」と声をかけてきたので明日の太魯閣峡谷行きのバスを確認しに来たことを伝えると英語と日本語のパンフレットを出してきた。もう、一目で日本人だと見抜かれています。

明日行くのは決めているので、そのまま台湾好行太魯閣線の一日券を購入します。一日券は250台湾ドル(約1000円)でバスは乗り降り自由だ。

花蓮鉄道文化園区

16:30頃、花蓮鉄道文化園区を訪れる。ここは花蓮の旧駅舎になる。

周辺には関連施設が保存されておりナローゲージの蒸気機関車も保存されている。

自助餐

17:30頃、近くの自助餐廳で夕飯を食べる。自助餐廳はビュッフェ式の食堂で量り売りになります。食べたいだけの量をトレーに盛って量っておばちゃんに料金を支払います。これだけの量で110台湾ドル(約440円)になります。相場がわからないので高いのか安いのかは不明。まあ、これを今後の基準に考えていきます。

香菇滷肉便當

夕飯を食べたのだが、どうも食べ足りないので駅前の弁当屋で香菇滷肉便當(80台湾ドル/約320円)を購入。

台湾の野菜炒めは油少なめなので食べやすい。豚肉の滷肉も当然うまい!ご飯も日本の米と同様に美味い。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 190台湾ドル
宿泊費 720台湾ドル 1泊360台湾ドル×2
バス 250台湾ドル 台湾好行
合計 1160台湾ドル

花蓮→天祥

07:45頃、駅前のセブン-イレブンでパンを購入。パン4つで101台湾ドル(約404円)だ。これが太魯閣峡谷(タロコ峡谷)での食料になる。

07:55頃、駅前の花蓮客運総站で台湾好行の太魯閣線バスに乗車する。台湾好行のラッピングはされていないがプレートが掲げてある。このバスで太魯閣峡谷の天祥まで行く。今日の天気は雨なのだが太魯閣峡谷への乗客は多くバスは賑やかだ。

ちなみに台湾好行のバス停はこんなデザインで統一されているのでわかりやすい。08:00発のはずなのだが10分遅れの08:10に発車する。08:45頃、新城駅に到着。08:53頃、太魯閣遊客中心に到着。ここが太魯閣峡谷の入口になり下車する乗客がそこそこいる。自分と数人の乗客はそのまま天祥へ向かう。

太魯閣峡谷

09:35頃、終点の天祥に到着。雨は止んでおり青空が少し見える。

バス停の近くでセブン-イレブンの看板を発見。どうやら新しく出店するようだ。天祥にセブン-イレブンができれば花蓮で食料買わずに太魯閣峡谷の天祥へ行ける。

天祥から少し奥へ歩いて行く。道路の脇は峡谷で大自然が広がっています。

白楊歩道

10:00頃、天祥から少し奥へ行った白楊歩道の入口に到着。道路脇に照明のない真っ暗なトンネルが続いている。

奥に出口が見えるが、ここは懐中電灯、ヘッドライト必須だ。

トンネルを抜けると瓦黒爾渓の水の音が聞こえてくる。白楊歩道を歩いて瓦黒爾渓が合流する塔次基里渓を上流へと向かう。

そして、幾つかのトンネルを通るが照明は一切無しで懐中電灯、ヘッドライト必須だ。この白楊歩道は太魯閣峡谷で最もトンネルの多い歩道で8箇所のトンネルがある。

観光客の多い観光歩道なのだが落石や崖崩れの発生箇所があり注意の看板が何箇所もある。危険箇所が多いというのは分かったのだが、それより歩道にゴミが落ちていないというのに驚いた。中国に長期間いたのでゴミのない観光地に衝撃を受けてしまった。中国は有名観光地(嵩山、恒山など)でもゴミだらけで、おまけに掃除のおばちゃん達がいるにもかかわらず処理が追いつかないのだ。

ところが台湾の太魯閣峡谷は掃除のおばちゃんとかが見当たらないのにゴミが落ちていない。台湾人のモラルの高さを表している光景だ。台湾凄い!

更にトンネルを通り奥へと進む。

トンネルを抜けると目の前に白楊瀑布が見える。手前には展望台があるのだが整備中で閉鎖されている。

展望台が閉鎖されているのでは仕方ないので更にトンネルを進み、10:50頃、水濂洞に到着する。ここは洞窟なのだが皆靴を脱いで洞窟へ入っていく。洞窟は水路のようになっており水が塔次基里渓へ流れ落ちていく。

靴を脱いで洞窟へ入っていくが天井から水が滝のように流れ落ちてくる。水濂洞という名称の意味が分かった。

ここはヘッドライト必須だが合羽もないと正直言ってずぶ濡れになる。

水濂洞を抜けると目の前に塔次基里渓が現れる。この先は道が整備されておらず引き返すしか無い。11:45頃、白楊歩道を出て天祥へ戻る。この頃になると天気がかなり良くなってくる。

祥徳寺

昼頃、天祥の隣にある祥徳寺に吊橋を渡り到着。祥徳寺は蒋介石の息子である蒋経国の指示により建立された臨済宗の寺になる。

吊橋を渡り階段を登って行き本殿の大雄宝殿へ。蒋経国の声が掛かっていると本殿も立派だ。

こちらは十面普賢菩薩。

こちらは地蔵菩薩になる。

昼時になると天祥にも観光客が多く訪れレストランにも客が結構入っている。ハングル話す観光客も多くレストランのおばちゃんがハングルで呼び込みをしている。海外旅行する韓国人が多いので韓国経済絶好調のようだ。

13:00頃、花蓮へ戻る台湾好行のバスが到着して並んで待つ。大陸なら我先にの乗車バトルだが台湾は文明社会なので皆並んでいる。13:10頃、バスが発車する。

燕子口

13:30頃、燕子口に到着。中橫公路の旧道をあるいて峡谷を見ることが出来る。

燕子口は大理石の岩盤が浸食されできた壷穴があり、ツバメの巣のようなので燕子口の名が付いたが実際にはツバメの巣はない。

ここの峡谷はヘルメット着用なのだがつけていない観光客も多い。当然自分もヘルメットは持っていないのでそのまま突撃。落石に当たったらあの世行きです。

団体観光客はヘルメット着用で燕子口を歩いている。燕子口は深い峡谷と迫力ある水の流れに圧倒される。

そして、ハングル話す団体がやたらといる。たぶん韓国人だと思うのだが物凄い数だ。ウォン高で韓国人の海外旅行は絶好調のようだ。

この燕子口から錐麓古道へ続く錐麓吊橋が見えるが錐麓古道は入山申請が必要だ。ネットでも臺灣國家公園入園入山線上申請服務網から入山申請はできるのだが緊急連絡先が台湾人でなければならないので殆どの外国人は旅行会社経由ということになる。まあ、旅行会社のガイドと一緒に行ってくれということで一人で突撃して迷惑かけるなということだな。

14:00頃、燕子口のバス停に戻ってきた。時刻表だと次のバスは14:40のようだ。気長に待っていると花蓮行きの路線バスがやってきた。運ちゃんに一日券で乗車できるか聞いてみる。同じ花蓮客運の路線バスだったので乗車OKになった。厳密には一日券は台湾好行の太魯閣線だけ有効なのだがこれで少し時間が節約できる。運ちゃんに感謝です。

そして、自分の後ろにいた一日券をもった台湾人観光客たちも一緒に乗車である。14:30頃、バスが発車する。

長春祠

14:50頃、長春橋で下車する。峡谷の対岸には長春祠が見える。長春祠は中橫公路建設で殉職した212人が祀られている。

長春祠へ続く断崖に掘られたトンネルを進んで行く。トンネルの中は団体客が通るとハングルが響いている。

15:05頃、長春祠に到着。

長春祠の祭壇にはハングルの団体が供えていった1000ウォン札が置かれていた。ウォンなんか置かれてもねぇ・・・。銀行や空港なら両替できるけど、ここでは紙くず同然だ。台湾ドル供えないとな・・・。

15:50頃、長春祠歩道のバス停に到着。16:30頃、花蓮行き太魯閣線のバスに乗車するが乗客多すぎで座れないというか、乗り切れずバス停に置き去りの乗客が発生。次のバスは1時間後の最終バスか?

今回は太魯閣峡谷を初めて見て廻ったが感想は正直言って広い。そして、訪れる価値十分ありだ!1日では足りないので400台湾ドルの2日券で見て廻るのが良いだろう。それでも入山申請の必要な場所まで入れたら数回は訪れないといけないだろう。トレッキングが好きな人にとっては太魯閣峡谷は必ず満足できるだろう。

何より太魯閣峡谷は入場料無料というのが凄い!某大陸なら九寨溝のようにボッタクリ観光地と化しているだろう。そして、歩道にゴミが落ちていないというのも凄い!某大陸のように掃除のおばちゃんとかが見当たらないので皆ゴミはちゃんと持ち帰っているようで台湾人のモラルの高さが伺える。

17:20頃、花蓮駅前の花蓮客運総站に到着。

自助餐

夕飯は昨日の食堂で量り売りの自助餐です。今日もトレーに大量に盛って125台湾ドル(約500円)だ。野菜炒め中心になるが油少なめで食べやすく年寄りの胃袋に優しい。もちろん味もおいしいです!あと無料の冬瓜茶もおいしい!

本日の出費
項目 金額 備考
食費 225台湾ドル
合計 225台湾ドル

花蓮→瑞芳

10:50頃、ホステルをチェックアウトして花蓮駅へ向かう。11:00頃、花蓮駅に到着。駅前では欧米人を見かけるが、それより自撮り棒を持ったハングル話す団体が凄い。通路塞いで通れないほどだ。「過一下」「譲一下」と言っても通してくれません。台湾は韓国人に大人気の観光地のようだ。

券売機で蘇澳新行きの切符を購入。

運賃は普通列車の区間車なので116台湾ドル(約464円)。今日は九份のある瑞芳へ移動する。窓口で瑞芳行きの切符を購入すればいいのだが蘇澳新で下車して、蘇澳新-瑞芳は割引になる悠遊卡で乗車する。乗車するのは11:34発の区間車だ。

花蓮の駅弁

で、改札口の前にはタロコ号がいます。ネットで知ってはいたのだが、このタロコ号が駅弁売場の目印になる。

ちょうど駅弁の販売が行われており購入します。花東特蔬便當が3種類売られており値段はどれも100台湾ドル(約400円)。一種類が肉無しの素食、残り2種類が肉入りになり、今回はおすすめの奴を購入する。列車の中で食べるのが駅弁の王道なのだが空腹には勝てずにホームで食べます。

花東特蔬便當の具材は鬼頭刀魚排、原住民風味鹹豬肉、紫芋、黄金蜆丸、滷豆乾、野菜炒め、漬け物などとなります。花蓮は海沿いの街なので東シナ海で獲れた鬼頭刀魚(シイラ)の切り身(鬼頭刀魚排)と原住民風味で味付けされた豚肉(原住民風味鹹豬肉)の2種類がメインの具材だ。原住民風味ということはタロコ族の味付けということだろうか?具材の味付けは濃くも薄くもなくちょうどよい。

駅弁を食べている間に列車が入線してくる。花蓮始発なので食べ終えてから乗車する。

11:34に花蓮を発車する。車内は乗車率7割ぐらいで自転車は4台だ。台湾は自転車の持ち込みOKなのでチャリダーを車内で結構見かける。静かな車内で平和だ。

13:01に蘇澳新駅に到着。

切符にハンコ押して改札を出る。台湾は改札口で切符を回収するのだが、切符に改札口にある證明章のハンコを押しておけば記念に持ち帰れるのだ。

とりあえず外に出るが雨が降っているので再び駅へ。今度は割引になる悠遊卡で乗車となる。蘇澳新から北は悠遊卡が使用できる。瑞芳までは108台湾ドル(約432円)だ。

次は13:41発の区間車だ。

列車が到着して乗車する。隣の蘇澳発の列車なので乗客はほとんどいない。台北に近づいてくると混雑してくるのだろう。

15:05頃、車内検札があるが台湾の車内検札は日本と同じで乗務員一人で行われる。中国みたいな5人、6人の集団で高圧的な態度というのではない。台湾の場合はかなり物言いが丁寧なので好感が持てる。猴硐に到着すると乗車率が急上昇する。猴硐は猫村として知られており猫好き観光客が多く訪れている。

瑞芳

15:37に瑞芳到着。駅を出るが雨が降っており天気は悪い。夜に九份へ乗り込もうと思ったが、この天気では行く気が無くなる。

金色小棧青旅民宿

とりあえず予約しておいた宿へと向かう。駅前通りの明燈路を左(東)へと歩く。3分ほど歩くと警察署に到着。警察署の隣にある広場前にBooking.comで予約しておいた金色小棧青旅民宿(Golden House)があり楽勝で到着。駅から徒歩3分ほどで広場の前にはバス停があり九份行きのバスに乗車できる。何と言っても警察署のすぐ近くなので非常にわかりやすい。

1泊600台湾ドル(約2400円)で2泊する。部屋は8人ドミトリーで各ベッドに照明とコンセントがある。あとUSBコネクタがあるのでスマホの充電も可能だ。Wi-Fiはちょっと電波弱めだが部屋でもネットにつながる。共同のトイレ・シャワーは男女別になっており広さは許容範囲内だ。

17:00頃、夕飯食べに外へ出かける。とりあえず駅前を真っすぐ行った所にある美食街を覗いてみる。ここは夜市を小さく屋内にまとめた感じになっている。

牛肉湯麺

夕飯は美食街近くの牛肉麺の店で牛肉湯麺(50台湾ドル/約200円)を食べる。牛肉スープに麺と雪菜が入っており牛肉無しなので値段が安い。スープは甘口でなかなか美味い!食後は駅前にあるスーパーマーケットの頂好で夜食にパンを買っておく。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 120台湾ドル
宿泊費 1200台湾ドル 1泊600台湾ドル(Booking.com)×2
鉄道 116台湾ドル 花蓮→蘇澳新
鉄道 108台湾ドル 蘇澳新→瑞芳
合計 944台湾ドル

雨の九份へ

朝から雨が降っている。これでは九份に行ってもな・・・。まあせっかく瑞芳に宿泊しているし籠もっているのも勿体ない。ホステルから徒歩10秒ほどの所にバス停があり、09:40頃、788線のバスに乗車して九份へ向かう。天気悪くてもバスは混雑しており九份の人気の高さが伺える。運賃15台湾ドル(約60円)、09:55頃、九份に到着。

九份に到着するものの雨が強い。バス停から九份老街の基山街へ向かうが途中にファミリーマートがある。2013年に訪れたときはあったかな?

九份のコンビニと言えば九份老街の入口にあるセブン-イレブンなのだが、ファミマも進出してきたようだ。

九份老街

基山街を歩いてみるが天気が悪いので比較的空いている。

土産物屋を見物しながら奥へと歩いていく。

で、この九份にもハングルを話す団体がやたらと多い。
どこを歩いてもハングルが聞こえてくる。ウォン高で韓国人が大挙して押し寄せているようだ。昔は日本人観光客が多かったようだがウォン高で韓国人のお金持ちがお得意様になっているようだ。ネットでは韓国経済崩壊の記事を見るが全くその心配はない。韓国経済絶好調のようだ。これならスワップなんていらないだろ。

土産物屋はお菓子から茶葉まで色々とある。

並んでいる土産物を見て廻るのはけっこう面白い。どういった特産品があるかとかがわかってくる。

ライチとかの南国フルーツ関連のお菓子が多い感じかな。

聖明宮

聖明宮にやってきた。聖明宮は関羽を祀る関帝廟だ。廟は比較的新しく立派だ。

かつて金鉱での金採掘が盛んだった頃は土地神を祀る福山宮への信仰が厚かったが金鉱の衰退とともに商売の神である関羽を祀る聖明宮への信仰が集まってきた。元々は日本統治時代に林さんが住んでいた民家に設けられた祠だが終戦後に勸忠堂へ作り変えられ1976年に聖明宮へ改名された。

関羽像は大陸でみる関羽像とは雰囲気が違う。

雨が強いので10:45頃、運賃15台湾ドルで788線のバスに乗車して、11:00頃、瑞芳駅前で下車する。

魯肉飯と陽春麺

昼食は駅前の食堂で魯肉飯(25台湾ドル/約100円)と陽春麺(30台湾ドル/約120円)を食べる。魯肉飯は台湾の定番料理で食堂や夜市の屋台でよく見かける。魯肉はしっかり醤油で煮込んであり柔らかく甘い味付けになっている。台湾に来たら一度は食べておかないといけない料理だろう。

陽春麺も台湾各地の食堂や夜市の屋台で定番料理だ。小エビが入っておりスープにエビの出汁が出ている。味は薄口でさっぱりしている。食後はセブン-イレブンで食パン(40台湾ドル/約160円)を購入。食パンは夕飯までのつなぎだ。

午後になっても雨が降っておりホステルで大人しくする。瑞芳に宿泊しているのにほとんど外へ出られずだ。この天気の悪い中でもホステルにはお客さんが結構来ている。

で、老板と工事業者のおっちゃんたちが2Fの部屋で工事作業中だ。自分1人だけ1Fにおり店番状態になる。そして、こういう時に限って英語圏のお客さんが来て自分はスタッフと思われる。仕方ないので老板を呼びに行く。

新國民便當

夕飯はセブン-イレブンで弁当と食パンを購入。弁当はパッケージデザインがセブン-イレブンにしてはかなり挑戦的な新國民便當-排骨(55台湾ドル/約220円)だ。新國民便當は数種類あってどれも55台湾ドルで良心的な価格設定だ。

今回は排骨を購入。でかい排骨に野菜炒めが付いています。排骨の味付けは甘めになっておりご飯はすぐに食べきってしまいます。セブン-イレブンのコンビニ弁当の中では一押しですね。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 190台湾ドル
バス 30台湾ドル 路線バス
合計 220台湾ドル

台湾旅行記2013夏~台北・九份・烏来

台湾への航空券を購入する

東日本大震災で多額の義援金を送ってくれた台湾へ行ってみることにした。夏の台湾は初めてだが南国フルーツと衛兵の交代式を楽しみに台湾へ。航空券はHISやANA等を調べたがHISでエバー航空とスクートが最終候補になり、マイレージが貯まり、時間帯が良かったエバー航空に決定。

  • エバー航空(航空会社コード:BR)
  • エコノミークラス
  • 往路: BR195 成田空港(NRT)10:30 –> 桃園国際空港(TPE)13:05
  • 復路: BR190 台北松山空港(TSA)16:00 –> 羽田空港(HND)19:55
料金明細
項目 金額 備考
航空券料金 22000円
燃油特別付加運賃 12600円
国内空港使用料 2540円
現地税 980円
合計 38120円

旅の総費用

使用金額
総費用の半分以上は航空券代で台湾滞在費の半分以上が宿代(3200台湾ドル)である。台湾ドルの使用金額は6600台湾ドル(2008年に両替した残金 304台湾ドル+今回の両替)で日本円換算だと約22732円である。日本円換算の総旅行費用は60852円となる。残額は13704台湾ドルである。出発時外貨所持金
304台湾ドル(1台湾ドル=2.9円 日本円換算 約882円)

両替レート
7/16 桃園国際空港・台湾銀行ATM 20000台湾ドル(1台湾ドル=3.47065円 日本円換算69623円)

項目 金額 備考
航空券 38120円
合計 38120円

台湾滞在費 6600台湾ドル

成田から台北へ出発

taiwan2013_001京成線で08:06頃、成田空港に到着する。

taiwan2013_002今回はエバー航空で9泊10日の台湾旅行へ向かう。台湾は5年ぶりだが、今回も節約旅行である。エバー航空の カウンターは空いており待ち時間なしでチェックインを済ませて保安検査、出国カウンターへと向かう。今回はBR195便で10:30成田出発、13:05桃園国際空港到着となっている。

taiwan2013_00309:57頃に搭乗手続きが始まり機内へと向かう。10:30頃に出発して、ちょうど昼頃に機内食のサービスが始まる。メニューは豚肉と海鮮の2種類で豚肉を選ぶ。食後は一眠りして台北到着を待つ。12:35頃、桃園国際空港に到着する。予定より20分ほど早い到着だ。

桃園国際空港から台北市内へ

taiwan2013_004空港にある台湾銀行のATMでスルガ銀行のVISAデビットを使い20000台湾ドル(69623円 1台湾ドル=3.47065円)を引き出す。

taiwan2013_005桃園国際空港から台北市内へは複数のエアポートバスの路線があるが、今回は台北駅まで一番安い大有バスの1961で台北駅へ向かう。

taiwan2013_006台北駅までは90台湾ドルになり、他の路線より運賃が安いのだが1961の路線図を 見るとわかるのだが途中のバス停が多いのだ。空港の切符売り場で台北駅までの切符を購入して空港の外にあるバス乗り場へ向かう。バス乗り場には係員が居たのでバスがいつ来るか聞いたら「すぐ来る」ということなので少し待つ。

taiwan2013_00713:20頃、バスが到着してバックパックをトランクルームに置いて乗車しようとしたら、運転手が何か言っているが聞き取れなかった。ちょっと困っていると先ほどの係員が来てバックパックにシールを貼り、自分にもシールを渡してきた。よ く見ると「行李證」と書いてある。そう、荷物の取り間違えとかを防止するBaggage Tagを貼っていなかったので運転手が騒いでいたのだ。

taiwan2013_010バスが発車して途中で高速道路を走り台北市内へ入る。14:40頃、台北駅西側にあるバスターミナ ルに到着する。

ゲストハウスあかり

taiwan2013_008終点の台北駅西側のバスターミナルで下車して台北地下街と中山地下街を通り15:00過ぎにゲストハウスあかりに到着する。バスを降りてからはほとんど地下街を歩いてきたので暑さからは少し避けることができた。

taiwan2013_009今回はゲストハウスあかりに9泊するのだが、最初の1泊は400台湾ドル、2泊目以降は350台湾ドルで合計3200台湾ドルとなる。台北ではゲストハウスあかりを拠点にして台北観光をしていく。

taiwan2013_01117:30頃、夕飯を食べに外出する。今回は5年前に訪れた食べ放題の店へ行ってみる。日本を出発する前に調べた限りだとGoogleMapには載っていたので潰れ ていないようだ。バスで移動して18:10頃、目的地の食べ放題の店である慈梅素食に到着する。

5年ぶりだが潰れずに健在であるが、食べ放題の料金が80 台湾ドルから90台湾ドルに値上げされていた。ここにも物価上昇の波が・・・。まあ、5年ぶりに食べまくろうと 店内に入いるが、店内空いている。値上げでお客さんが離れてしまったようだ。しかし、満腹するまでしっかり食べて、久しぶりの吃到飽を楽しむ。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 116台湾ドル
宿泊費 3200台湾ドル
バス 30台湾ドル 路線バス
バス 90台湾ドル 桃園国際空港→台北駅西
合計 3436台湾ドル

烏来温泉

taiwan2013_01207:00頃に起床する。朝から外は暑く、今日も30℃を余裕で超すだろう。ファミリーマートで 朝食を調達してきて、09:00頃、宿を出発する。今日の温泉で有名な烏来を目指す。中山駅からMRTの新店線に乗車して終点の新店を目指す。新店までは悠遊卡で支払い24台湾ドル。MRTは悠遊卡で支払うと運賃が2割引きになるのだ。

taiwan2013_01310:50頃、新店から849のバスに乗車して、そのまま終点の烏来へ向かう。平日なので新店からの乗車でも座ることができた。休日は観光客が押し寄せるので新店からだと座るのは困難なので始発の台北駅から乗車するのが良いらしい。でも、台北市内の渋滞は避けられない。バスの運賃は15台湾ドルである。

taiwan2013_014新店からの乗車だと乗車時に支払わず、降車時の支払いになっているので注 意がいる。新店周辺はそこそこ都会の雰囲気が残っていたが、バスに乗って5分もすれば景色が一気に山道へと変貌してくる。

taiwan2013_015烏来はタイヤル族の街で烏来(ウーライ)の語源はタイヤル族の言葉で温泉を意味する。なので途中にはタイヤル族の像やレリーフが多くあり、少数民族の街と いうのを全面に出して町おこしをしているのが伺える。

30分ぐらいで温泉街の烏来に到着する。温泉街へ向かうと途中で川の合流地点で水の色が分かれているのを発見する。南勢渓と桶後渓が合流する所で濁った水と青い水が分かれているのだ。

taiwan2013_016烏来の温泉街を歩いているとファミリーマートやセブンーイレブンがあり、食料や飲み物の調達には困らないようである。

taiwan2013_017温泉街から山道をさらに歩くと烏来瀑布がある。烏来に来たからには烏来瀑布まで行かなければならないだろ う。

トロッコ列車

taiwan2013_018しかし、夏の台湾では水分補給は欠かせないので、まずはセブンーイレブンでペットボトルの阿里山烏龍茶(25台湾ドル)を購入する。支払いは、もちろん悠遊卡である。悠遊卡はMRTやバスだけでなくセブンーイレブンやファミリーマートでも使えるので電子マネーとしても大変重宝する。おかげで小銭が貯まりにくくなり助かる。

taiwan2013_019水分補給を終えたら徒歩2分ぐらいの所にあるトロッコ列車の烏来駅へ向かう。烏来には日本統治時代に作られたトロッコ列車が観光用として運営されている。営業距離は2.5kmほどで5分ぐらいで烏来瀑布の近くまで行けるのだ。徒歩だと山道を登っていくので20-30分ほど掛かるだろう。

taiwan2013_020ここはトロッコ列車を乗り鉄しないと勿体無いので50台湾ドルで乗車する。乗客は自分以外にも7人ぐらいおり、烏来瀑布へ向け出発するが、トロッコがかなり揺れて撮影には向かない。5分ほどで瀑布駅に到着する。

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taiwan2013_022瀑布駅からは烏来瀑布が見えており、滝のほうへ向かう。

taiwan2013_023平日なので有名観光地の烏来といえども観光客はほとんどおらず。土産物屋やレストランは開店休業に近い状態だ。まあ、この夏の暑さでは観光客は来ないだろう。

烏来瀑布

taiwan2013_024駅から目と鼻の先にあるのが烏来の温泉と並ぶ観光名所である烏来瀑布である。

taiwan2013_025滝の落差は80mほどあり雨が少ない時期になると滝の水量が減り白糸の滝のようになる。烏来を訪れたら話のネタに烏来瀑布は見ておくべきだろう。

taiwan2013_026さて、平日・晴れ・夏・暑いとある意味好条件が揃っているので観光客がほとんどおらず三脚を使って自由に撮影ができた。

烏来瀑布から温泉街へ戻る

taiwan2013_02712:30頃、山道を歩いて降りていく。途中で烏来駅から瀑布駅へ向かうトロッコとすれ違う。

taiwan2013_028山道はちゃんと舗装されており歩きやすい。でも歩道がないので猛スピードで山を下ってくるバイクには要注意である。あのスピードでぶつかったら絶対死にます。

taiwan2013_029山道には観光客のために休憩所が数箇所整備されており休憩しながら進むことができる。

taiwan2013_030更に山道を下ると道路脇で猫が2匹でくつろいでいる。近所の飼い猫だろうか?大陸だったら自分は「猫鍋用?」とか思ってしまう。

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taiwan2013_032再び山道を下るとバナナやパパイヤの木があり実が成っており南国というのを再認識させられる。

taiwan2013_03313:00頃、烏来の温泉街に戻ってきた。昼時の時間帯なので午前中よりは観光客が増えている。でも、平日なのでまだまだ観光客は少ない。休日は観光客が 押し寄せて大変なのだろう。

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taiwan2013_035バス停に戻り849のバスに乗車して新店へ向かう。849は終点が台北駅なので、そのまま台北市内へ戻れるのだが、市内の渋滞に巻き込まれるので、ほとんどの乗客が新店で下車してMRTに乗り換えていた。

アップルマンゴーを食べる

taiwan2013_036新店でMRTに乗車して途中の中正記念堂で乗り換えて小南門で下車する。小南門から西へ5分ほどの所にカルフールがあり、ここで買い物をする。カルフールは品揃え文句なしである。

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taiwan2013_038アップルマンゴー(愛文芒果)とビールを買って16:00頃、宿へ戻る。

taiwan2013_039暑さで完全に疲れきって戻ってきたが、アップルマンゴーを冷やしてから夕飯にアップルマンゴーを食べる。

taiwan2013_040日本ではアップルマンゴーは高級品だから食べられ ないので、こういう時にしっかり食べておく、ちなみにアップルマンゴーは1斤(600g)39台湾ドルである。買ってきたアップルマンゴーは約1.2kg で80台湾ドル(約280円)である。日本で買ったらとてつもない金額になるだろう。今日の行動はここまでになり、19:15頃、就寝する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 362台湾ドル
MRT 64台湾ドル
バス 30台湾ドル 路線バス
トロッコ 50台湾ドル
合計 506台湾ドル

北投温泉

taiwan2013_04109:55頃、台北駅からMRTで新北投へ向かう。今日は北投温泉を見物するのだ。但し、天気次第で計画がどうなるか不明だ。台風が台湾に近づいており、 今日の天気は曇りで風が強い。暑いのは変わらないが、曇りで風があるだけ昨日よりは過ごしやすそうだ。でも、朝から猫空ゴンドラが運行停止になるほどの強 風なので要注意である。

10:30頃、北投で新北投行きのMRTに乗り換えるのだが、駅の構内図を見ていたら、案内のおじいちゃんにどこに行くのか声を掛 けられる。こちらが日本人だとわかると日本語で案内してくれた。台湾のお年寄りには日本語が通じるので助かる。新北投に到着して駅を出たら、案内標識を見つける。

taiwan2013_042北投温泉の源泉である地熱谷まで805mあるようだ。駅周辺にはセブン-イレブンやケンタッキー、吉野家があり温泉街の雰囲気はそれほど感じられないが北投渓(北投温泉の源泉である地熱谷から流れている)沿いに歩いていくと道沿いにホテルとかが並んでいて温泉街の雰囲気が出てくる。

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taiwan2013_044川沿いに歩いていると北投温泉博物館に 辿り着いたので見学していく。入場料は無料である。
taiwan2013_045北投温泉博物館は日本統治時代に当時皇太子であった昭和天皇が訪れたことのある公共浴場を博物館にして おり館内は土足厳禁で無料貸し出しのスリッパに履きかえて見学する。

taiwan2013_046館内には畳の広間があり、スリッパを脱いで見物できるのだが広間は子供の遊び場と化していた。北投温泉博物館を出て源泉の地熱谷へと向かう。

taiwan2013_047川沿いに歩いていくと地熱谷の看板が見えてきた。源泉はもうすぐのようだ。

taiwan2013_048地熱谷に到着すると硫黄の臭いと源泉の湯気、そして熱気が立ちこめていた。

taiwan2013_049真夏に源泉の熱気はさすがに辛いが、白人さんの観光客とかが来ていた。

taiwan2013_050北投温泉の源泉を見物したので、11:30頃、温泉街を散歩しながらMRTの新北投へ向かう。途中で地熱谷から温泉街を流れる川に降りられるところがあっ たので川に手を入れてみると温かい。温泉が流れているのだ。

taiwan2013_051しかし、川にゴミが捨てられているのを発見してしまう。台湾でも有数の観光地である北投温泉で ゴミの不法投棄が・・・。誰やねん!こんな事すんのは!残念な光景を見つけてしまった。

taiwan2013_052休憩しながらのんびり温泉街を歩いていると、日勝生加賀屋が見えてきた。あの和倉温泉の加賀屋が台湾企業の日勝生活科技との合弁で作られた日本式の旅館だ。

当然のことながら日勝生加賀屋は高級旅館なので貧乏人の自分は宿泊できない。温泉街を更に歩くとあることに気付く。北投温泉は昨日行ってきた烏来とは違って温泉街には土産物屋やレストランが少ない。北投温泉にはホテルや公共浴場ばかりで、純粋に温泉を楽しみたい人向けの温泉地のようだ。

ペリカンマンゴー

taiwan2013_05313:00頃、新北投からMRTで台北市内へ戻るが宿へ戻る前にカルフールでマンゴーやカップラーメンを購入する。

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taiwan2013_055宿に戻り少し遅めの昼食にカップラーメンを食べる。暑さで食欲が減退して外へ食べに行く気が起きない。カップラーメンを食べ終えたら夕飯の準備を始める。

taiwan2013_056夕飯は今日もマンゴーである。カルフールで買ってきた1個1.2kgもあるペリカンマンゴー(金煌芒果)をぶつ切りにして冷凍庫に2時間ほど入れておく。 ちなみに価格は70台湾ドル(約245円)である。

taiwan2013_05717:00頃、シャーベット状になったペリカンマンゴーを夕飯に食べる。

taiwan2013_05821:00頃、同じ部屋のA先 生が小籠包を買いに行くので自分も一緒に買い行く。小龍包は8個で60台湾ドルだ。夜食の小籠包は肉汁がちゃんと入っており美味い。日本で小籠包を食べたら一体いくら掛かることやら・・・。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 314台湾ドル
MRT 76台湾ドル
合計 390台湾ドル

陶器の町・鶯歌

taiwan2013_05908:20頃、宿を出て台北駅へ向かう。今日は台北の南にある鶯歌と三峡を訪れてみる。台北駅から08:37発の区間車(日本の普通列車に相当)に乗車するが途中の樹林止まりだったので、後から来た新竹行きの区間車に乗り換えて09:15頃、鶯歌に到着する。運賃は28台湾ドル。

taiwan2013_060改札を出た所に周辺地図があったので陶瓷老街まで道は大体分かった。あと改札口の前にはセブンイレブンがあった。駅の出入口は東西にあるが両方の駅前には周辺の観光案内の地図があるので、これも参考になる。東口からは三峡行きのバスが出ていたので、このバスは十分利用価値がある。

taiwan2013_061鶯歌駅東口から陶瓷老街までは600mほどあるのだが、通りは静かで途中に見るような物は特になかった。西口の方は商店街があり、果物や野菜を満載にした小型トラックが停まっており市場のような雰囲気が楽 しめる。

陶瓷老街

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taiwan2013_06410:00過ぎに陶瓷老街に到着する。昔の鶯歌は陶磁器業で栄えており、町おこしで陶器の町として売り出し中である。陶瓷老街は、名前の通り陶器屋が並んでいる。

鶯歌で撮り鉄

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taiwan2013_067陶瓷老街の外れに線路を越える歩道橋があるので1時間ほど撮り鉄をする。

清水祖師廟

taiwan2013_06812:00頃、鶯歌駅に戻る。三峡行きのバスに乗車して13:15頃、三峡に到着する。13:30頃、清水祖師廟に到着する。

taiwan2013_069清水祖師廟は福建省安渓から移住してきた人々により建立され、現在も三峡の人々の信仰の中心となっている。建物の作りは細かく十分見る価値がある。

taiwan2013_070廟内は外とは雰囲気が全く違い静かであった。14:30頃、清水祖師廟を離れて老街を見物する。

三峡老街

taiwan2013_071三峡老街は 日本統治時代の建物が残されており古い街並みが観光地になっている。観光案内板によれば元々は清朝の頃の街並みがあったのだが、日清戦争で台湾が日本に割譲され明治28年(1895)に日本軍が台湾に進駐した際に三峡で抵抗運動が起き、三峡は日本軍との戦いで焼き払われてしまう。その後、大正5年 (1916)にレンガ造りの街並みの建設が始まったそうだ。

三峡老街の入口にはレンガ造りの派出所があり三峡老街の景観にうまく溶け込んでいる。

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taiwan2013_073三峡老街 は鶯歌の陶瓷老街と比べると観光客がかなり多い。土産物屋と食べ物屋がたくさん並んでおり賑わっていた。

ライチを買う

taiwan2013_074老街からバス停へ向かう途中で馬英九批判の落書きを見つける。どこかの大陸で同じような事をしたら命の危険があるだろう。台湾は自由に政権批判ができる国なのだ。

taiwan2013_075バス停への途中で果物屋が数件ありライチやドリアンとかが売られている。そして、ライチ(3斤)100台湾ドルで売られているのを見つける。3斤だと1.8kgなので、ライチ1.8kgが日本円で約340円で買えるということだ。これはお買い得に違いない!ということで、3斤ちょっとのライチを105台湾ドルで購入する。

taiwan2013_07615:50頃、三峡から702のバスで台北に向かう。乗客はあまりおらず、西門まで乗車率は50%ぐらいで空いていた。 17:00頃、西門に到着。三峡-西門のバスの運賃は45台湾ドルである。

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taiwan2013_07817:30頃、宿に戻り、買ってきたライチを冷やして食べる。日本では高くて食べられないライチをひたすら食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 150台湾ドル
鉄道 28台湾ドル
バス 78台湾ドル 路線バス
合計 246台湾ドル

淡水老街

taiwan2013_07908:30頃、宿を出て中山駅へ向かう。今日も朝から暑い。天気は曇りだが最高気温は34度まで上がるようだ。今日は台北の郊外にある淡水へ向かう。 09:15頃、淡水に到着する。駅を出て淡水老街へ向かう。

taiwan2013_080中正路を中心とした淡水老街は古い街並みというより、商業街と言った方がよいだろう。

taiwan2013_081観光客向けの店が並んでいるが、路地に入れば地元民向けの店が並んでおり港町なので魚はもちろん、野菜、果物など色々と売られており、地元の台所と言った雰囲気である。

台湾のクロネコヤマト

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taiwan2013_084淡水河に沿って歩いているとクロネコヤマトのトラックが停まっているではないか!台湾にも宅急便があるのだ。ちなみに台湾のクロネコは統一速達という台湾の統一企業のグループ会社がフランチャイズ契約を結んで運営しており、ヤマト運輸も10%出資している。

紅毛城

taiwan2013_08510:30頃、紅毛城に到着する。紅毛城は1628年にスペイン人によって建設され、その後オランダ人がスペインを駆逐し再建された城である。

taiwan2013_086当時、台湾の住民が西洋人を紅毛と呼んでいたため、紅毛城と呼ばれるようになった。紅毛城の隣には英国領事館跡が残っている。

小籠包

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taiwan2013_08812:30頃、淡水駅からMRTで中山駅に戻り、近くの店で小籠包(8個60台湾ドル)を買って13:30頃、宿へ戻る。暑さで疲れて、もうやる気がない。テレビを見ながら昼食に小籠包を食べる。

総統府に街宣車

taiwan2013_08914:30頃、MRTで小南門へ行く。小南門の近くには兵士死亡事件(洪仲丘事件)で 揺れる国防部があるのだが、撮影すると面倒なことになりそうなので、そのまま通り過ぎて総統府へ行くと、総統府の横で街宣車が抗議活動をしている。

日本で言えば総理官邸の真横に右翼の街宣車が乗り込んできているのと同じである。日本なら機動隊が街宣車を包囲して排除している状況だが、台湾の場合は憲兵と警察官が数人いるだけである。街宣車は少ししたら去っていった。台湾は平和である。16:00頃、宿に戻り今日の行動は終了である。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 208台湾ドル
MRT 80台湾ドル
合計 288台湾ドル

猫空ゴンドラ

taiwan2013_09007:30頃、台北駅からMRTに乗車して忠孝復興で文湖線に乗り換える。今日の天気は曇りだが時より日が射しており昨日よりも暑い。駅のテレビを見ていると既に台北の気温は34度になっている。

taiwan2013_09107:50頃、動物園に到着。MRT動物園駅から猫空ゴンドラの動物園駅まで350m離れており徒歩で移動する。08:20頃、猫空ゴンドラの動物園駅が開く。

taiwan2013_09208:30頃、猫空ゴンドラに乗車して、08:45頃、指南宮駅で下車する。運賃は40台湾ドルである。

taiwan2013_093指南宮を見物して09:30頃、指南宮駅へ戻り猫空ゴンドラで終点の猫空へ向かう。

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taiwan2013_09509:45頃、猫空に到着する。運賃は30台湾ドルである。ちなみに動物園から下車せずに終点の猫空まで行けば運賃は50台湾ドルである。駅に日本語のガイドマップがあったので貰っていく。猫空駅にはコンビニがあるので、飲み物を調達して猫空を散策する。

壺穴

taiwan2013_096猫空は観光地と茶葉の栽培地として有名であるが、猫空の名前の由来は壺穴と呼ばれる場所が台湾語で「ニャオカン」と呼ばれており、発音の近い「猫空」の文字が当てられたそうだ。なので、猫とは関係ないのだ。

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taiwan2013_098猫空を散策しながら途中で遊歩道に入り山の中を歩いて行くと猫空の由来になった壺穴にたどり着いた。 少し休憩して再び遊歩道を歩く。

猫空を散策

taiwan2013_099遊歩道を歩いて行くが山の中は蝉の鳴き声が鳴り響いており、大自然の真っ直中をひたすら歩く。

taiwan2013_100途中で滝や茶畑を通りすぎるが起伏の激しい山道と暑さでいつしか疲労困憊である。

taiwan2013_101何度も休憩しながら2時間ほど歩いて12:30頃、猫空駅に戻ってきたが午前中と状況が変わっており観光客が道路に溢れて賑わってい た。13:30頃、棕15のバスで山道を下り動物園へ向かう。運賃は15台湾ドルである。

国父記念館

taiwan2013_10214:00頃、動物園駅に到着。MRTで市内へ戻る。14:40頃、国父記念館に到着する。国父記念館は中華民国の国父である孫文の銅像があり、衛兵の交代式が見られる。

taiwan2013_103衛兵の交代式は国父記念館、忠烈祠、中正記念堂の3カ所だけである。日曜日なので衛兵の交代式を見ようと観光客が押し寄せて大混雑しており訪れる日を間違えてしまった。

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taiwan2013_10616:00頃、宿に戻り、17:00頃、同じ部屋のA先生と夕飯を食べに行き蛋包青菜麺(65台湾ドル)と水餃子(10個)50台湾ドルを食べる。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 172台湾ドル
MRT 60台湾ドル
バス 15台湾ドル 路線バス
猫空ゴンドラ 70台湾ドル
合計 317台湾ドル

九份老街へ

taiwan2013_10709:28に瑞芳に到着する。今日は九份と十分へ行くのだが5年前は使えなかった悠遊卡が瑞芳駅でも使えるようになっていた。2番ホームが工事中で以前は ホームの切符売場で平渓線の周遊券が買えたのだが、現在は改札を出て駅舎の切符売場で買わなければならなかった。

taiwan2013_10809:50頃、バスに乗る。山道を登り 10:05頃、九份老街に到着する。運賃は15台湾ドル。悠遊卡が使える。バス停から少し坂を上るとセブンイレブンが見えてきた。九份老街の入口はセブン イレブンの脇にあるのを前回来た時に覚えたのでバス停からは迷わずに着いた。

九份老街にもクロネコ

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taiwan2013_110九份老街でも宅急便を発見する。細い路地の九份老街でも配達できるようにスクーターとリヤカーを組み合わせている。日本では見たことがないので何か新鮮な感じだ。

九份老街

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taiwan2013_113九份の由来は、この地に9世帯しかなく、いつも9世帯分の物資を運び入れていたから九份と呼ばれるようになったとも言われている。

taiwan2013_114細い路地に茶芸館や土産物屋などがたくさん並んでおり老街の雰囲気としては申し分ない」。

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taiwan2013_116今日は平日の月曜日なのだが観光客で結構賑わっている。11:00頃、基隆行きのバスで瑞芳駅へ戻る。運賃は15台湾ドル。

瑞芳駅から平渓線

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taiwan2013_11811:20頃、瑞芳駅へ戻ってきた。

taiwan2013_123瑞芳駅にも悠遊卡の読取り装置が設置されているのだが、実は改札口以外にも2番ホームにも設置されている。これは悠遊卡で乗車して平渓線の1日周遊券を 持った乗客が改札口を出ずにカードを読み取らせて、そのまま平渓線に乗車するためである。

そして、平渓線からの帰りは再びホームの読取り装置でカードを読 ませて台北方面の列車に乗車できるというものである。

taiwan2013_124改札口まで行かずにカードを読ませることができるので非常に便利である。但し注意点があり進站と出站の端末があるので、平渓線の周遊券を持っていて悠遊卡で乗車して平渓線に乗り換える場合は出站の端末に読ませて改札口を出たことにしないといけない。進站の端末は平渓線から乗り換えて台北方面へ戻る場合に読み取らせて改札口から入ったことにしないといけない。端末を間違えてカードを読ませた場合はどうなるかは不明である。

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taiwan2013_126ホームには説明の札があるので、一度読んでおくと良いだろう。

平渓線

taiwan2013_11911:45に瑞芳を発車して12:13に十分に到着する。

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taiwan2013_121駅を出てすぐに十分老街である。街の真ん中を列車が走っていて日本では見られない珍しい光景に出会える。列車が走っていない時は住民や観光客が線路を歩いている。それと観光客がランタンを飛ばしていたりもする。

十分瀑布

taiwan2013_122十分駅から十分の街を抜けて一つ前の大華駅へ向かって歩いていく。途中で吊り橋を渡ったり線路脇の道を歩いて、12:50頃、十分瀑布に到着する。入場料は100台湾ドルである。

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taiwan2013_129十分瀑布は「台湾のナイアガラ」とも称される滝だ。滝の近くは真夏のこの時期でも少し涼しくなっており、ちょうどよい休憩所である。

十分老街で撮り鉄

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taiwan2013_13214:00頃、十分瀑布から十分老街へ戻る。十分老街で撮り鉄をするが列車の本数が少ないので2時間ほど時間を潰すことになる。

平渓線のタブレット交換

taiwan2013_133菁桐行きの列車に乗車するが、今では珍しいタブレット交換を見ることができた。これは鉄ちゃんにとっては非常に重要である。

taiwan2013_13415:58に十分を発車する。 16:15に菁桐に到着する。

taiwan2013_13516:30に菁桐を発車する。十分に到着すると平日の夕方なのに乗車率は山手線レベルになっている。観光客多すぎである。 17:23頃、瑞芳に到着する。区間車に乗り換えて台北へ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 110台湾ドル
鉄道 174台湾ドル
バス 30台湾ドル 路線バス
十分瀑布 100台湾ドル
合計 414台湾ドル

中正記念堂

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taiwan2013_13808:50頃、中正記念堂を訪れる。天気は晴れで滅茶苦茶暑い。今日の最高気温は35度のようだ。中正記念堂はちょうど衛兵が任務に就くところで観光客が撮影の真っ最中であった。

総統府

taiwan2013_139中正記念堂から総統府へ向かう途中で警官隊とマスコミが集結している所に迷い込んでしまった。

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taiwan2013_14110:30頃、総統府を訪れる。ここは日本の首相官邸に当たる場所なのだが、総統府の裏側に見学用の入口があり、パスポートを提示すれば平日の午前中に見学ができるのだ。警備の憲兵に見学したい事を告げると受付でパスポートNO.を登録して、その後は手荷物検査をして、ガイドに引き連れられ見学をするのだが自分は係員に引き連れられ、先に見学していた日本人観光客のグループに合流して見学することになった。

故宮博物院

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taiwan2013_14312:00頃、昼食にワンタン湯麺(65台湾ドル)を食べ、12:50頃、中山からMRTで士林へ向かう。13:20頃、故宮博物院に到着する。

執事カフェとメイドカフェ

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taiwan2013_14514:10頃、304のバスで台北駅へ向かう。台北地下街を歩いていると5年前はメイドカフェが1軒あったのが2軒に増えており、更に執事カフェと執事 マッサージの店まであった。以前から台北地下街はゲーム屋とかが多くオタク街の要素があったのだが、今回見て廻った限りでは、かなりレベルアップしてい る。

中正記念堂

taiwan2013_14615:30頃、再び中正記念堂へやってきた。16:00の衛兵交代式を見るのだが、西日が入り始めて非常に暑い。規制線が張られて衛兵の交代式が始まりそ うになると観光客の場所取りが始まる。ちなみに交代の衛兵がどこからやってくるかというとエレベータから現れるのだ。


時間になり衛兵の交代式が始まると観光客はひたすらカメラで撮影をしている。16:30頃、西門のカルフールで買い物をして宿へ戻る。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 297台湾ドル
MRT 56台湾ドル
バス 37台湾ドル 路線バス
合計 390台湾ドル

龍山寺

taiwan2013_14708:30頃、宿を出て龍山寺へ向かう。台北駅からMRTに乗車して09:00頃、龍山寺に到着する。

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taiwan2013_149定番の観光地である龍山寺に来てしまった。台北を代表する名刹である龍山寺は参拝客で溢れていた。

台北孔廟

taiwan2013_15010:00頃、龍山寺を出てMRTで圓山へ向かう。圓山で下車して10:30頃、台北孔廟に到着する。

taiwan2013_151台北孔廟は孔子を祀る廟で曲阜の孔廟を手本に立てられている。

taiwan2013_152観光客は比較的少なめなので静かに見て回ることができる。

大龍峒保安宮

taiwan2013_153台北孔廟のすぐ近くにあるのが保安宮である。医療の神様である保生大帝を祀っている。

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taiwan2013_155ここも参拝客は少なめなのでゆっくり見物することができる。12:10頃、保安宮を出て、12:20頃、圓山からMRTで中山へ戻る。

AKB48 OFFCIAL SHOP TAIWAN

taiwan2013_176中山地下街を歩いていると昨日まで準備中だったAKB48 OFFCIAL SHOP TAIWANが開店していた。お祝いの花には秋元康の名前が・・・。台湾にまでAKB48が・・・。

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慈祐宮

taiwan2013_156一度、宿へ戻ってから台北駅から莒光号に乗車して松山へ向かう。莒光号は客車輸送なのだが、車両が古いので扉を手動で開閉するのだ。これは鉄ちゃんにとっては嬉しいの一言である。

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taiwan2013_15813:25頃、松山駅に到着する。松山駅から徒歩3分ぐらいの所に慈祐宮と饒河街観光夜市がある。慈祐宮は饒河街観光夜市の入口にある媽祖廟 で清の乾隆年間に建立された。訪れた時は工事中だったが内部の見物はできた。

taiwan2013_159慈祐宮のすぐ近くには饒河街観光夜市があり昼間の様子を見てみる。屋台は片付 けてあり、店もほとんどが閉まっている。昼間は人通りがほとんどなく静かである。道路には夜市の店の区画を表す線が引かれており、夜市は400軒ぐらいあ りそうだ。

行天宮

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taiwan2013_16214:00頃、行天宮に到着。行天宮は三国志の関羽がまつられており参拝客で溢れている。関羽は商売繁盛の神様なので参拝客がたくさんのお供え物を持ってきたり熱心に線香を上げている。

台湾のコンビニ弁当

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taiwan2013_165夕飯を買いに外を歩いていると色々な所に日本ブランドを発見する。洋服の青山やダイソーがあったり、象印の広告があったり台湾には日本企業が多く進出している。

taiwan2013_166ファミリーマートで泡菜猪肉炒飯(キムチ炒飯)59台湾ドル(約206円)を購入する。

taiwan2013_167台湾のコンビニ弁当がどんなものか買ってみたが、容器は大きめなのに中身は半分ぐらいしか入っておらず不満である。

taiwan2013_168味の方はキムチが辛くなく意外であった。台湾の味付けは激辛味を予想していたのだが・・・。でも、自分にとっては問題ない味付けである。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 109台湾ドル
鉄道 14台湾ドル
MRT 92台湾ドル
バス 15台湾ドル 路線バス
合計 230台湾ドル

台北松山→羽田

taiwan2013_16910:45頃、宿を出て松山空港へ向かう。日本への飛行機は16:00出発のエバー航空BR190便なので時間がまだあるのでMRTでの移動は遠回りする事にする。台北駅からMRT板南線で終点の南港展覧館へ行き、MRT文湖線に乗り換えて松山機場へ向かう。11:30頃に松山空港に到着する。

taiwan2013_170自動チェックイン機でチェックイン手続きを終えて手荷物を預けようとしたらBR190便の手荷物預かりは13:30からという事なので、時間潰しに空港内を探検する。空港内は銀行、コンビニはもちろんだが、何とクロネコヤマトまであるではないか!台湾凄すぎである。

taiwan2013_17114:00頃、バックパックをチェックインカウンターで預けて、出国カウンターへ向かう前に空港内のファミリーマートで遅めの昼食にパンを購入する。出国手続きを終えて出発ゲートの近くで待つ。今回利用する16:00発のBR190便はハローキティジェットになっていた。

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taiwan2013_173機内はキティちゃんづくしでリネン、クッション、機内安全マニュアル、エチケット袋などがキティちゃんになっていた。

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taiwan2013_175そして、機内食までにキティちゃんがいる。キティちゃんづくしの中で羽田空港に到着する。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 96台湾ドル
MRT 20台湾ドル
合計 116台湾ドル

雲南省旅行記2008(冬)~小三通 中国再上陸編

中華航空CI120便が欠航になっていた

yunnan4_0011000頃、13泊したドミトリー沖縄をチェックアウトする。当初はモノレールで那覇空港まで行く予定であったが宿泊客のおっちゃんが那覇空港へ行く用事があるという事で車に便乗させてもらう事になった。おかげで交通費260円節約でおっちゃんに感謝である。

yunnan4_002しかし、空港に到着すると台北行きの中華航空CI120 便が欠航になっていた。欠航理由は「機材調整のため」となっていた。機体に異常でも見つかったのか?それとも、パイロットの手配が出来なかったのか?まあ、墜落されるよりマシという事は確かだ。

なので、近くにあったインターホンで問い合わせて午後のCI123便に変更したい事を伝えると係りの姉ちゃんが出てきてすぐに手続をしてくれて、係りの姉ちゃんは謝っていたが中国で鍛えているのでこれくらいの事はまだ大した事は無いので怒る気は全く無い。変更手続が終わったので後は搭乗手続きが始まるのを待つだけであるが搭乗手続開始は1740である。まあ、那覇空港で約7時間待ちという事である。

中華航空CI123便で沖縄→台北

yunnan4_0031740に搭乗手続きが始まるが帰りの航空券を持っていないという事で「入国拒否されても知りませんよ」の免責の同意書に署名をする。まあ、台湾への入国 条件に第三国への航空券が必要なのだが日本人が航空券提示を求められる確率はかなり低い。それに台湾で日本人の不法就労なんて考えにくいし・・・。同意書に署名して次は手荷物検査だ。

yunnan4_004手荷物検査は余裕で通過!続いて出国手続を終えて搭乗開始を待つのみだ。

yunnan4_0051910に搭乗開始となり1955に出発!

yunnan4_006午前の便が欠航だったから席はそこそこ埋まっている。夜なので那覇の夜景が見られたが台北に到着するまでは暗闇だ。

yunnan4_0072030頃、台湾桃園国際空港に到着!2055頃、入国手続完了!空港からは台北へのリムジンバスがあるが今回は桃園から鉄道で台北へ行く事にしているので2130頃に桃園行きのバスに乗車する。

台北ホステルへ

yunnan4_008運賃を支払うとこの札を渡され下車時に回収される。桃園行きのバスに乗車して2220頃、終点で下車する。

yunnan4_009徒歩3分ほどで桃園駅に到着し台北行きの切符を購入する。

yunnan4_0102230頃、台北行きの列車に乗車して2300過ぎに台北到着して台北ホステルへ向かう。ドミが空いているか心配であったがドミは空いていた。助かった!近くのセブンイレブンでコンビニ弁当を買って夜食とする。

本日の出費
項目 金額 備考
食費 104台湾ドル
宿泊費 300台湾ドル
鉄道 43台湾ドル 桃園→台北
バス 43台湾ドル 桃園機場→桃園
合計 590台湾ドル

台北→金門

yunnan4_0110830頃、台北ホステルをチェックアウトして262路のバスに乗車して長庚醫院で下車し敦化路を北へ歩き0915頃に松山空港に到着する。

yunnan4_012一番安い復興 航空で金門行きの航空券を購入する。1030発なのでそのまま搭乗口へ向かうが途中で国際線と国内線に分かれており上海行きの便が運航されている事を知る。中台直行便が運航されて台北から上海へ直接行ける様になるとは便利になったものだ。しかも、桃園空港でなく松山空港からでも上