ラマダン中のイスラム食堂
昼間は部屋に籠ってWEBサイトのWordPress化作業をひたすらやる。レスポンシブデザイン対応にするため試行錯誤の連続だ。夕方になり昨日の行きつけのイスラム食堂へ行くとシャッターが閉まっている。土曜は休みか?いや、ラマダン期間中で昼間は休業なのだ。でも、シャッターは完全には閉まっておらず中で仕込みはやっていそうだ。
まあラマダンでは仕方ないので他の店を探したら別のイスラム食堂は営業していたので番茄炒蛋盖飯(7元/約140円)を食べる。
丹尼斯(Dennis)
洛陽にはカルフールなどのスーパーマーケットがあるのだが、河南省では丹尼斯(Dennis)が一番のおすすめだ。丹尼斯(Dennis)は台湾資本のスーパーマーケットで品揃え豊富で値段が安い。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 21元 | |
合計 | 21元 |
アマゾンからロンプラ届く
今日も引き籠もっています。一昨日の日付が変わる前にアマゾン中国で注文したロンリープラネットが今日到着予定だ。配送状況を確認すると商品は山東省済南から昨晩発送され、すでに洛陽に到着している。アマゾンの配送センターは済南にもあるようだ。
WEBサイトのWordPressへの移行作業をやりながら待っていると、09:00頃に電話が掛かってきた。もう来たのかと思い電話に出ると自動音声が流れてくる。「快递」と「即将」の単語は聞き取れたが他はわからず。だが、もうじき配達に行くから受け取りの準備をしておけよという電話というのは理解できた。いつでも受け取りに出られるようにして部屋で待つ。
12:50頃、再び電話が掛かってきた。配達のおっちゃんが持ってきたから取りに来てという電話であった。外へ出るとおっちゃんがいたので声をかけると名前を確認して荷物を受け取るが伝票にサインとかはなかった。けっこういい加減だ。いや、日本で例えるとメール便扱いかな?
そして、開封の儀であるがアマゾン中国では書籍の梱包はかなり簡易的になっている。日本だと1冊でも箱で来たりするが、アマゾン中国は書籍4冊でもビニール袋になっている。コスト削減や環境保護の観点からいえば妥当だろう。でも、袋が破れているよ!輸送中の扱いが十分想像できるというか、よく街中で宅配の荷物が放り投げられていたり、地面を転がっていたりするのをよく見かけるし・・・。
で、ロンリープラネット山西、東北三省、内蒙古、蒙古の4冊ちゃんと揃っている。誤送で毛沢東語録なんか届いたら気分最・・・。これで東北三省への準備は整った。
青椒土豆絲蓋飯
17:30頃、行きつけのイスラム食堂へ行く。ラマダン中だから夜にならないと営業しないかなと思っていたが、ちょうど開店したところで青椒土豆絲蓋飯(8元/約160円)を食べる。
特売品ビール
スーパーマーケットの丹尼斯(Dennis)でパンとビールを購入する。ドイツブランドだけど北京で生産された特売品のビール330ml缶(1.4元/約28円)だ。同じ容量の缶のコカ・コーラでさえ2元ぐらいなのだから、これは絶対にビールが買いだ!やっぱり丹尼斯(Dennis)は河南省最強のスーパーマーケットだ。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 17.8元 | |
合計 | 17.8元 |
天子駕六博物館
朝起きてネットで切符の予約をしておく。ハルビン、撫遠へと一気に中国最東端駅への準備を整える。今日も引き籠もってドミトリー警備員をしていても意味がないので久しぶりに外へ出かけることにする。曇って日差しは弱いが夏の暑さの中、11:30頃、9路のバスに乗車して王城広場で下車する。運賃は1元だ。
11:50頃、広場にある天子駕六博物館を見物していく。入場料は30元だが陝西旅游年票を使い無料で見物する。
天子駕六博物館は洛陽中心部の周王城広場建設時に発見された周代の車馬陪葬坑であり発掘当時の状態で保存され2003年10月に博物館として開館した。
博物館の名前にもあるように目玉は墓に6頭立て馬車があることである。通常はこういった古代墓から兵士の2頭立てや諸侯の4頭立て馬車が発見されることがあるが天子の6頭立て馬車が発掘されるのは考古学上の重大発見である。
誰の墓なのかは不明のようだが王の墓であることは間違いなさそうだ。
麻辣豆腐蓋飯
14:00頃、遅めの昼食に麻辣豆腐蓋飯(7元/約140円)を食べるが唐辛子が多く汗が一気に噴き出る。
サントリーのビール
Dennis(丹尼斯)で特売品のペプシコーラ2.5L(5.4元/約108円)、サントリーのビール500ml(2.9元/約58円)、食パン550g(4.9元/約98円)を購入。
ビールが安くてありがたい。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 20.2元 | |
バス | 2元 | 路線バス |
鉄道 | 251元 | 硬座 関林→ハルビン |
鉄道 | 124元 | 硬座 ハルビン→撫遠 |
合計 | 397.2元 |
隋唐洛陽城国家遺址公園
09:00頃、ユースホステルから西へ10分ほどの隋唐洛陽城国家遺址公園に到着。ここは隋、唐、五代、北宋までの政治、経済、文化の中心地であり、その遺跡の上に唐代の明堂、天堂が復元されている。入場料は120元でボッタクリだ。
銭がないので外から見るだけであるが、内部では則天武后や宦官、文官たちによる表演が行われている。金持ちは間近で見物であるが、120元を払えない自分や地元民は外から見物である。
洛陽周公廟
09:35頃、隋唐洛陽城国家遺址公園の南にある洛陽周公廟を訪れる。
周公廟は隋末唐初に建立され、現在残っている建物は明代、清代に建てられたもので全国三大周公廟の一つに数えられており入場料無料である。
周公廟は周の武王を補佐した周公旦を祀っている。廟には観光客はほとんどおらず、いるのは地元民ばかりで、完全に地元民の憩いの場になっている。
牛肉烩麺
10:30頃、周公廟を離れ老城を歩きユースホステルへ戻る途中でイスラム食堂で牛肉烩麺(7元/約140円)を食べる。17:30頃、夕飯に酸辣白菜蓋飯(7元/約140円)を食べて隋唐洛陽城国家遺址公園へ向かう。
再び隋唐洛陽城国家遺址公園
18:00頃、隋唐洛陽城国家遺址公園に到着。ちょうど無料開放の時間になり公園内が少し賑わっている。
昼間は入場料120元のボッタクリだが、18:00-22:00の夜間は建物には入れないが公園が無料開放されていたので見物していく。
唐代は洛陽の中心地であった場所で天堂と明堂が復元されているが、全て新しく建てられた物ばかりで国家遺址公園といっても、ちょっと微妙だ。ユースホステルへ戻る途中で包子屋に寄って0.5元の包子を10個購入して食べながら老城を歩く。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 19元 | |
合計 | 19元 |
阮籍故居
10:00頃、ユースホステルから徒歩5分ほどの所にある阮籍故居へ行ってみる。おそらく洛陽市内唯一の三国志遺跡だ。阮籍は魏に仕え竹林の七賢の一人に数えられ白眼青眼の四字熟語の元になった人物である。阮籍故居は旧市街の老城にあるのだが扉が閉まり閉鎖されていた。修理でしばらく休みらしいが、周辺は再開発で取り壊し中の建物や無人の家屋が多い。
どうも、周辺の雰囲気からして修理でなく建物自体を建て直しても不思議のない雰囲気だ。阮籍故居自体は三国時代の物でなく古くても清代の建物だろうから直接三国志には関係はない。ただこの辺りに阮籍が住んでいたという話なのだろう。
香菇韭菜包と麻婆豆腐包
老城の包子屋で1個0.5元の香菇韭菜包と麻婆豆腐包を朝食兼昼食に5個づつ購入。
麻婆豆腐も包子になっているのは中国らしいし、日本では見たことがないので新鮮だ。
ワンタン
夕飯は土豆絲蓋飯(7元/約140円)を食べるが、まだ食べ足りないのでユースホステルの1Fにあるワンタン屋でワンタン(7元/約140円)を食べる。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 19元 | |
合計 | 19元 |