カシュガル国際汽車站






| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 5.88元 | |
| 日用品 | 9.9元 | |
| 合計 | 15.78元 |
カシュガル駱駝青年旅舎




| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 15.2元 | |
| 宿泊費 | 60元 | 1泊30元×2 |
| 合計 | 75.2元 |
香妃墓周辺

09:00頃、国際大バザールの近くで20路のバスに乗車する。運賃は1元で香妃墓で下車する。09:15頃、香妃墓に到着する。香妃墓は過去2回見物しているので、今回は入口のみの見物にしておく。それに入場料が30元に値上げされていたし・・・。



カラクリ湖行きチケット購入


ユースホステルへ戻る途中でカラクリ湖とタシュクルガンまでの食料として1個2元のナンを5枚購入しておく。カラクリ湖では宿と食事の問題があるので、とりあえずナンがあれば食事は何とかなる。水はユースホステルでお湯を補給しておくので大丈夫だ。
問題は宿とタシュクルガンまでの交通手段だ。宿は湖周辺のキルギス族が民泊の客引きをやっているようだが、営業許可取っていないので公安の取り締まり状況で民泊は不可だ。湖の景区内にボッタクリ宿泊施設があるらしいが・・・。まあ、最悪野宿だな。一応冬物の衣服あるし・・・。そして、タシュクルガンまでの交通手段はバスが通るので、それを捕まえるか白タクだな。


ユースホステルへ戻りWEB作成しているとドミトリーに中国人の姉ちゃん2人が新たに来た。このドミは男女混合だったのか。昨日、チャリダーの兄ちゃんが来ていたので8人ドミは半分の4人埋まったことになる。そして、外の廊下から「ハッ!ハッ!」と荒い息遣いが聞こえてくる。何かと思い廊下を見ると昨日の兄ちゃんがパンツ一丁でまた体操している。女性客がいるのに廊下でその行動はマズイだろ!日本では110番通報されても文句は言えないだろうが、中国ではどうなんだ?
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 22元 | |
| バス | 35元 | カシュガル→カラクリ湖 |
| バス | 2元 | 2元 |
| 合計 | 59元 |
カシュガル→カラクリ湖

チケットの座席番号は1番であったが、実際は座席指定なしの自由席であったため一番後ろの真ん中というつまらない席になってしまうが、運ちゃんに一番前の補助席に座っていいか聞いてみたらOKだったので、一転して眺めのよい席を確保する。今日は途中のカラクリ湖で下車するが天気は曇りで条件は悪い。

10:30頃、疏附県八里橋公安検査站に到着。自動小銃を携帯した公安が警備しており警備は厳重そうだ。ここで全員下車して身分証確認を行うがウイグル族のお姉ちゃん1人だけ下車せずに通過する。どういうことだ?身分証確認はパスポートを提示するだけで中身の確認は無し。他の乗客は1人だけ長時間拘束されてバスが待たされる。どうやら外国人には用はないらしい。待っている間にタバコを吸っている乗客がいるが吸い殻は路上にポイ捨てである。中国って孔子の生まれた国だよね?一体どういうことだ?20分ほど待たされて公安が拘束している漢族の兄ちゃんの荷物を降ろして兄ちゃんが公安に拘束されたままバスが出発する。何か問題があったらしい。
11:00頃、ガソリンスタンドで給油とトイレ休憩で停車する。ガソリン1Lがオクタン価93号6.29元(約126円)、軽油1Lが5.89元(約118円)となっていた。11:40頃、昼休憩のため烏帕爾郷(乌帕尔乡)で停車する。12:20頃、昼休憩を終えてバスが発車する。胡楊の並木道を走り抜けていくと徐々に風景が変わってくる。
蓋孜峡谷


ここで全員下車して身分証確認を行う。中国人はロンリープラネット・シルクロードに記載されていたが身分証と辺防証が必要とあり、確かに辺防証も提示していた。ただし、パキスタンやタジキスタンへ行く中国人は身分証とパスポートを提示していた。外国人はパスポートのみの提示で台帳にパスポート番号とかを記入。特にパスポート確認以外は何も無しだが、武警の警備が厳しい。2007年に通ったときは警備は緩かったような記憶が・・・。


カラクリ湖で民泊

ここで中国人旅行者1人も下車し、A先生と村へ向かうことになる。村への道を歩いているとすぐに地元のカザフ族のおっちゃんたちが声をかけてくる。食事付きで1泊100元とか提示してくるが、まずは村へ行ってから決めるので、とりあえず電話番号だけ聞いておく。ロンリープラネット・シルクロードによれば民泊で1泊40元ぐらいが相場のようだ。2ー3年ぐらい前の情報なのでインフレとか考慮すると実際はどうだか・・・。
村に到着すると予想通り招待所とかの宿泊施設はなしで民泊しか選択肢がない。で、当然ながら宿泊施設の営業許可は取っていないので公安にばれないようにしなければならない。地元民のキルギス族にとっては旅行客の民泊は貴重な現金収入源のひとつなので表向きは公安のいうことを聞いて、実際はばれないように営業中ということのようで、おっちゃんたちが声をかけてきたのでA先生が交渉して宿を決める。




ちなみに今回の宿であるが電気、ガス、水道は来ていない。電気に関しては屋根に小さいソーラーパネルがありバッテリーで夜間の照明だけは使える。ガスはストーブで石炭やヤクの糞を燃やして代用。水道は100ー200m離れた共同井戸で、トイレはその辺の山とか窪地です。22:00頃、いつの間にか知らないキルギス族のおっちゃんとおばちゃんがおり。どうやら、客人のようだ。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 0元 | |
| 合計 | 0元 |
カラクリ湖

今日の日の出は07:44、日没は22:07なので、もうじき夜明けだ。急いでカラクリ湖へ向かう。外は冷え込んでおりヤクの糞に霜が降りていた。カラクリ湖南岸からはムスタグアタ山など雪山の絶景が見える。


カザフ族の客人はおっちゃんの方は車で出かけておりおばちゃんが老板娘と世間話中であった。10:30頃、出かけていた老板が帰ってきたのでA先生がチェックアウトするというので自分もチェックアウトすることにする。宿泊費40元、食事代20元を支払いカラクリ湖へ向かう。





12:30頃、カラクリ湖景区入口でタシュクルガン行きのバスを待つ。観光客がいないのでキルギス族のおっちゃんたちもいつの間にかどこかへ行ってしまい人気がなくなる。13:00頃、天気は晴れなのだが雪が降ってきた。標高3600mのパミール高原になると5月でも雪が降る。
天候が回復し15:00頃になるとカラクリ湖景区へ家族連れの中国人観光客たちがRV車でやってきた。地元のキルギス族にとっては商売の好機到来だ。どこからともなくキルギス族のおっちゃんたちがバイクで集まってくる。それと駱駝もやってきた。人がいないように見えて観光客がやってくるとキルギス族のおっちゃんたちがどこからともなく宿の客引きなどの商売にやってくるようだ。
カラクリ湖→タシュクルガン


タシュクルガン

バスに乗車しようとしたら中国人の兄ちゃんに声をかけられる。何とウルムチ→カシュガルの列車で一緒だった兄ちゃんだった。こんな所で再会するとは思わなかったというか、話を聞いたら宿も同じ駱駝青年旅舎であった。17:10頃、タシュクルガン客運站に到着するとバスターミナルからA先生が出てきた。どうやら先にヒッチハイクに成功したようだ。
運ちゃんに嫌々50元を支払うが破れた一番汚い100元札で支払う。カラス口岸で乗車してきた地元民のおっちゃんは30元だか40元支払っていた。地元民からもぼったくるのか?おそらく売上計上せずに漢族でない運ちゃんの懐に全額はいるのであろう。

石頭城




紅其拉甫口岸



| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 35元 | |
| 宿泊費 | 40元 | 民泊 |
| 宿泊費 | 30元 | 1泊30元(会員料金) |
| バス | 50元 | カラクリ湖→タシュクルガン |
| 合計 | 155元 |
タシュクルガン→カシュガル

08:55頃、カシュガル行きチケットを購入するが、10:30のバスで頼んだのに09:30のバスになっている。窓口の漢族でないおっちゃんに10:30のに換えもらうように言ったら、09:30のバスしかないと言う。窓口の時刻表には冬季10:30、11:30、夏季09:30、10:30とあるのを言うと「没办法」の一言。
おい!おい!ちゃんと時間指定で言っているのに、勝手に09:30出発にするなよ!ちゃんと10:30のバスがないことを言えよ!まあ、いつものチャイナクオリティな対応だったが、自分が最後の1枚で、後ろの漢族のおばちゃんが窓口で他にカシュガル行きのバスがないか聞いていたが、他は1人100元で乗り合いタクシーで行くしかないと言われていた。

10:05頃、イベントフラグが発動する。乗客の漢族のおばちゃん1人がゲロを吐いた。ゲロイベント自体は中国のバスではよくあることなのだが、漢族のおばちゃんはゲロ袋を準備しておらず、バケツと通路にぶちまける。ゲロの臭いが充満したバスが緊急停車して乗客たちが外へ避難する。ゲロの処理を終えて再びバスが発車するが、ゲロ吐きの漢族のおばちゃんがまた吐くかもしれないと眺めのよい最前列の席を運ちゃんに交換させられる。おかげで体臭の酷い農民工のおっちゃんたちに囲まれた席に追いやられる。タシュクルガンもう一泊にしておけばよかった・・・。後悔先に立たずである。
白沙湖






カシュガル麦田国際青年旅舎


| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 3元 | |
| 宿泊費 | 60元 | 1泊30元×2 |
| バス | 51元 | タシュクルガン→カシュガル |
| バス | 1元 | 路線バス |
| 鉄道 | 53元 | 硬座 カシュガル→ホータン |
| 合計 | 168元 |

