東南アジア旅行記2015-カンボジア・シェムリアップ

バスでプノンペン→シェムリアップ

シェムリアップ行きツーリストバス

07:15頃、ユースホステルをチェックアウトして、15分ほどでナイトマーケット近くのOrient Express 1907に到着するが、1時間早く来てしまった。バスは、08:45発であった。でも、チケット売り場が開いていたので、そのまま待たせてもらう。08:00頃にはバスがチケット売り場の前に停車しており発車時刻を待つだけとなる。

08:20頃になると欧米人が続々とやって来るが、前もってシェムリアップ行きのチケットを買わずに当日購入で乗り込んできた欧米人もいた。当日購入の欧米人は8ドル支払っていた。一昨日自分が買った時は7ドルだった。08:30頃、バスに乗車する。

バスに乗車するとチケットの確認が行われ、ミネラルウォーターをもらう。まあ、水がついてくるのはベトナムやカンボジアでは当たり前のようだ。

豪華3列シートのバスでシェムリアップへ

そして、今回驚いたのがバスが豪華すぎるということだ。なんと、3列シートになっているではないか!今まで中国で数多くの長距離バスに乗車してきたが、3列シートに遭遇したことはなかった。代わりに通路に座って定員オーバーで移動というのは経験している。

カンボジアのバスはこんなにも凄かったのか・・・。10ドル以下の安いバスは中国並みのハイグレードな仕様で経験したことのないバスの旅を経験すると思っていたのだが・・・。

08:40頃になると欧米人が続々とバスに乗り込んできて車内は9割以上が欧米人だ。そして、何人か遅れてやって来たので、08:45発車が09:00頃に発車となる。どうやら客層からしてOrient Express 1907は体のでかい欧米人に合わせて3列シートで勝負しているようだ。

バスが豪華でも道路状況が・・・

10:00頃、工事渋滞にハマる。

プノンペンを出て直ぐなのに、もう渋滞で動かなくなる。

10:30頃、ようやくバスが動き始めて、11:00頃、ガソリンスタンでトイレ休憩となる。欧米人がトイレや併設されているコンビニへ行っている間に自分はガソリン価格の調査を行う。

ガソリンは2種類表示されているので、ハイオクとレギュラーということなのかな?まあ、ガソリンは1Lで3500リエル(約105円)と3300リエル(約99円)となり、軽油は2600リエル(約78円)であった。日本はレギュラーガソリンが120円台なので、カンボジアのガソリンは結構安いがガソリンに掛かる税金がどうなっているか気になるところだ。

ガソリン価格の調査を終えてバスに戻るが、欧米人のおっちゃんが大きなビニール袋を持ってバスに戻って来た。どうやら、ガソリンスタンドのコンビニでワインを買ってきたようだ。カンボジアのガソリンスタンドのコンビニでは酒を売っているのか・・・。日本でも同じように売っているのかな?

バスが再び舗装道路と未舗装の道路を交互に走りながら、14:20頃、昼休憩でレストランで停車する。自分は飲まず食わずで過ごす。恐らく飲んだり食べたりするとカンボジアで野グソになりそうなので、ここは空腹を我慢だ。
14:45頃、バスが出発する。

バスが西へ爆走していくが外は農村の風景だけだ。

高床式の家と椰子の木が続く。

約8時間半でシェムリアップ到着

17:30頃、シェムリアップに到着する。バスの到着場所はOrient Express 1907のチケット売り場の前であった。すぐ近くにはASIA MARKETがあったので大体の場所がすぐに分かった。

プノンペンからシェムリアップまで約8時間半の移動であった。工事渋滞がなければもっと早く到着していただろう。

ここからはGPSを頼りに予約しておいた宿へ向かう。

天気が良く日没間近なので夕日が綺麗だ。
アンコールワットでの夕日鑑賞には最適の天気なのだろう。

シェムリアップのユースホステル

17:45頃、Booking.comで予約しておいたHostelling International Siem Reapに到着する。ここはカンボジアに2軒ある国際ユースホステル連盟の加盟店の一つである。

1泊7ドルのドミトリーを予約しておいたが、中国の会員カードを持っていたので割引してもらえるか試しに提示してみたら、0.35ドル安くなり6.65ドルになった。安くなったのはいいのだが、それよりウェルカムドリンクとミネラルウォーターが出てきたのには驚いた。ドミトリーの客なのにそこまでサービスするなんて!

夕飯はカンボジア料理

夕飯は、とりあえず近くの食堂で炒飯(1.5ドル)と魚と野菜のスープ(2.5ドル)を食べる。

正直言って相場がいくらなのかよく分からないまま注文してしまったが、人民元で計算すると24元ぐらいになるので結構高い。カンボジアの物価は高いのか?

食後はASIA MARKETでビール330ml(0.55ドル)とアクエリアス330ml(0.45ドル)の合計1ドルを購入するが、10000リエル紙幣で払ったら、1ドル=4100リエルで計算されお釣りは5900リエルであった。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

Me Mates Place Hostel
N 11°34’41.05″
E104°55’25.00″
Orient Express 1907(プノンペン)
N 11°34’25.88″
E104°55’37.42″
Orient Express 1907(シェムリアップ)
N 13°21’25.98″
E103°51’17.37″
Hostelling International Siem Reap
N 13°21’07.01″
E103°51’18.83″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 4100リエル
合計 4100リエル
本日の出費
項目 金額 備考
食費 4ドル
宿泊費 6.65ドル
合計 10.65ドル

シェムリアップ

市場

10:00頃、ユースホステル近くの市場を見物する。

地元民用のマーケットでもあるが観光客も結構訪れている。果物、野菜から豚の頭まで色々と売られている。

バナナ

市場で朝食代わりにバナナを購入する。値段は1kgで1ドルだ。プノンペンでは熟していないバナナを食べたが、シェムリアップで熟したバナナをようやく食べた。

それも、日本ではあまり見かけない小さいバナナだ。中国だとこの小さいバナナは高級品なのだが、1ドルだと6元ぐらいなので中国で買うより断然安い。でも、カンボジアだと妥当な金額なのだろうか?

セブンイレブンでなく7Quick

ユースホステルへ戻る途中に7Quickとかいうコンビニを見かける。どう考えてもアメリカ生まれのコンビニのパクリのような気が・・・。

ユースホステルへ戻りマラリア予防薬としてメファキンを飲む。薬価は1錠851.6円だが、購入価格は薬価の倍ぐらいだ。乾季だからマラリアの心配はそれほどしなくても良いのだろうけど、ユースホステルには結構蚊がいて同じドミトリーの欧米人たちが「Mosquito」という単語を連呼していた。

The city premium guesthouse

11:30頃、Hostelling International Siem Reapをチェックアウトして、北へ歩いて国道6号まで出る。昼頃、予約しておいたThe city premium guesthouseに到着する。

ドミトリーが1泊5ドルで4泊することにする。

とらバスを申し込む

寝床を確保したので、国道6号を西へ20-25分歩いて行き、12:50頃、JHCを訪れる。国道沿いに看板が出ていたのですぐに分かった。敷地に入ってすぐの所に土産物屋?があったので日本語で「旅行会社ここですか?」って聞いてみたら、店の人に「Office」と奥の建物を指さして教えてくれて建物へ行くとちょうど日本人のお年寄りの団体が出てきた。

事務所でとらバスのアンコール・トム&アンコール・ワットの1日ツアー申し込みを聞いてみたら現地スタップが対応してくれて、集合場所と時間の確認、支払い、レシート発行は10分ほどで済んで無事に申し込み完了。日本人慣れしているので飛び込みの客にもテキパキと対応してくれた。ツアー代金は30ドル(別途遺跡入場券は自分で購入)だ。

トゥクトゥクなら12ドルぐらいで行けるようだが、現地でトゥクトゥクのおっちゃんたちと料金で揉めて置き去りにされたりするのは困るので、始めから高くても日本語ガイドが付くツアーに申し込んでおく。それに日系旅行会社のツアーがどんな物なのかも確認しておきたいし。

LUCKY MALL

14:00頃、シェムリアップで一番大きいショッピングモールと思われるLUCKY MALLで買い物をする。

1Fのスーパーマーケットでプノンペンビール330ml(0.55ドル)とマレーシアのジュース(0.45ドル)を購入する。他にも価格を調査してみるとミネラルウォーター1.5L(0.5ドル)、ミネラルウォーター500ml(0.25ドル)、パイナップル(1ドル)、コカ・コーラ500ml(0.5ドル)といった感じだ。

夕飯は野菜ビーフン

夕方になりLUCKY MALLの隣にあるLYLY Restaurantで野菜ビーフンを食べる。

値段は2ドルで量はそれほど多くはない。あと2杯は余裕でいけるだろう。でも、味は良い!客が多く入っているので地元の人気店のようだ。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

Hostelling International Siem Reap
N 13°21’07.01″
E103°51’18.83″
The city premium guesthouse
N 13°21’56.78″
E103°51’13.26″
LUCKY MALL
N 13°21’43.22″
E103°51’20.22″
JHC ANGKOR TOUR
N 13°22’32.35″
E103°50’11.55″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 5ドル
宿泊費 20ドル 1泊5ドル×4
ツアー代 30ドル とらバス
合計 55ドル

世界遺産アンコール・ワットとアンコール・トム

とらバス

06:30頃に起床して出発の準備をする。今日は昨日申し込んできたJHCのオプショナルツアーの「とらバス日本語定期観光バス アンコールトム&アンコールワット1日観光」に参加する。

08:15頃、集合場所のアンコールホリデーホテルに到着。少しするとベンツのMB140Dがやって来て、現地のガイドさんに声をかけられ名簿確認。車に乗り込み出発する。先客が夫婦の2人で今日の参加者は自分を含めて3人であった。15分ほどでアンコール遺跡の入場券売場に到着。

1日券は20ドル、3日間券は40ドル、7日間券は60ドルとなっており、チケットごとに売場が分かれており、3人共3日間券を購入するので同じ窓口に並ぶ。

アンコール・トム

購入時に写真撮影をしてチケットに顔写真が印刷される。

入場券購入が完了して、車に乗り込みアンコール・トムへ向かう。

5分ほどでアンコール・トムの南大門に到着。まずは南大門を見学するが目の前を象が歩いている。

象に乗ってアンコール・トムにも行けるようだ。

ガイドさんの説明を聞きながらアンコール・トムの南大門を見学していく。

続いてアンコール・トムを見学していく。

この辺の壁画は王様や兵士が描かれておりなかなか興味深い。

アンコール・トムは12世紀後半にクメール王朝のジャヤーヴァルマン7世により建設された都で現在も残る遺跡からクメール王朝の強大な国力が伺える。

ガイドさんの話を聞きながら遺跡の中を歩いて行くが足場があまり良くないのと観光客が多くて歩くのが大変だ。

まあ、恐らく一番有名な世界遺産なので観光客の多さは予想はしていたが中国人観光客が押し寄せていて、かなりやかましい。あの怒鳴り声は止めてほしい。

欧米人も多くいたのだが騒がずにガイドの説明を聞いている光景が多々あった。

外れの方にある壁画へ行くと観光客が少なく静かに見物ができる。

昼食はカンボジア料理

11:30頃、レストランへ移動して少し早めの昼食になる。

昼食はカンボジアカレーだ。昼食後は一旦集合場所のホテルに戻り一時間ほど休憩となり、再度集合となる。

アンコール・ワット

14:15頃、集合場所のアンコールホリデーホテルに着くとちょうど車来て、アンコール・ワットへ向かう。

14:30頃、アンコール・ワットに到着。

午前中のアンコール・ワットは逆光になるが、午後は順光になり撮影は午後からが良いとされる。

ちょうど一番暑い時間帯なので見学するのにもかなりの体力が必要だ。

アンコール・ワットは12世紀前半にアンコール王朝のスーリヤヴァルマン2世によりヒンズー教寺院として建設される。その後、16世紀に仏教寺院に改修される。

遺跡を見て回るが暑さでかなり弱ってきた。

途中で自由行動があっても日陰で休むといった状態だ。休みながらガイドさんと話をしていると、シェムリアップで国際会議を開いており外国のお偉いさんがアンコール・ワットに多く訪れているようだ。

シハモニ国王もシェムリアップの別荘に来ており、明日アンコール・ワットを訪れるという話だ。だから、今日は別荘周辺には警官や自動小銃を持った憲兵隊がやたらと多いのか!昨日はベンチで昼寝している警官もいたのだが・・・。

暑さで弱っているので少し早めに切り上げて車に戻る。16:45頃、アンコールホリデーホテルに戻って解散となった。今日のツアーでアンコール・ワットとアンコール・トムの場所は分かったので明日は自転車で廻ってみよう。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

アンコール遺跡入場券売場
N 13°23’12.68″
E103°51’50.63″
アンコール・トム
N 13°26’26.63″
E103°51’31.78″
アンコール・ワット
N 13°24’43.05″
E103°52’00.77″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 2000リエル
合計 2000リエル
本日の出費
項目 金額 備考
食費 6ドル
アンコール・ワット 40ドル 3日券
合計 46ドル

自転車で世界遺産アンコール遺跡を巡る

自転車を借りる

07:30頃、宿で自転車を借りてアンコール遺跡へ向かう。自転車のレンタル料金は2ドル(8000リエル)だ。一緒にミネラルウォーター1.5L(2000リエル)も購入して合計10000リエルだ。

そろそろタイへ行く準備をしないといけないので溜まったリエルを処分にかかる。

アンコール・トム南大門

カンボジアでは、初めてチャリに乗るがチャリが結構ボロい。欧米人はGIANTのチャリに乗っているのをよく見かけるが、自分はとりあえず走るだけのチャリである。

アンコール・ワットの手前にあるチェックポイントで入場券の確認を受けて、今日はアンコール・ワットを素通りしてアンコール・トムへ向かう。シェムリアップの朝は過ごしやすく涼しい。日本の秋のように乾燥して涼しい。でも、昼間は乾燥しているが真夏の暑さだ。08:30頃、アンコール・トムの南大門に到着する。

特に駐輪場とかがないので邪魔にならないように地球ロックしておく。朝から象は欧米人の客を乗せてアンコール・トムへ歩いている。

朝から観光客が多く賑わっているがアジア系の観光客は中国人と韓国人の団体ばかりだ。

特にジャイアニズム国家の方の団体客はおっさんが大声を出してやかましい。もう少し、静かに上品に観光できないのだろうか?

アンコール・トム

09:00頃、アンコール・トムに到着。ここも駐輪場とかがなく自転車はその辺に停められている。

自分は地球ロックが出来る場所を見つけてから、アンコール・トムの見学となる。昨日、とらバスで案内してもらっているので今日は写真撮影に専念する。

象のテラスと呼ばれる場所では国際会議の準備をしているようで警備が昨日よりも厳しくなっている。今日は警察犬まで出動して警備している。

でも、何の会議なのだろうか?シハモニ国王も別荘まで来ているから会議には当然参加するのだろうし・・・。

アンコール・トムを一周りしたので、11:00頃、自転車を置いていた場所へ戻る。気温もかなり上がってきており暑い。

日陰で休みながら次の目的地を考えていると地元のガキが英語で声を掛けてきた。とりあえず「Hello」と返事してあげる。

で、ガキが「どっから来たの?」と聞くので「日本」と答える。その後の英語は分からないが、ノートにサインするように要求してくる。ノートには欧米人の名前と国籍、あと$10とかの金額が記入されている。このパターンは・・・。どこかで似たような経験がある。そうだ!8年ぐらい前に中国の道教寺院で金を巻き上げられた時のによく似ている。

でも、このガキは宗教関係ではない。分かる英単語を総合すると学費を援助して欲しいようだ。で、ガキが日本語で「4000円」とか言ってくる。おいおい!何でそんな中途半端な金額の単語を知っているんだよ。

というか、10ドルより遥かに高い金額じゃねえか!自分は中国で鍛えているので心が狭い。なので、ガキに寄付はしない。相手にせずにいたらガキはどこかへ消えていった。

アンコール・トム北大門

11:20頃、アンコール・トムの北大門に到着する。

南大門とは観光客は殆どおらず静かである。そして、それほど修復されていないようで壊れた部分が多い。でも、それが遺跡の古さを物語っており雰囲気的には良いと思う。

プリア・カン

11:45頃、プリア・カン(Preah Khan)に到着する。

プリア・カンはアンコール・トムの北東に位置しており、ジャヤーヴァルマン7世がチャンパ軍を破り、この地に仏教寺院のプリア・カンを建立した。

しかし、ジャヤーヴァルマン8世の治世になるとヒンズー教の寺院となった。

ガジュマルの木が遺跡を飲み込んでいたりと破壊が進んでおり各所で崩れており、廃墟と化している。

石像の盗難もあるが柱に残る彫刻から立派な寺院であったことが伺える。

13:20頃、プリア・カンを離れる。

ニャック・ポアン

13:40頃、ニャック・ポアン(Neak Pean)に到着する。ニャック・ポアンは、12世紀後半にジャヤーヴァルマン7世により造営された人工島の仏教寺院だ。

ニャック・ポアンとは「絡みあう大蛇」という意味がある。入口までしか見学できず遺跡内部には入れなかった。

タ・ソム

14:30頃、タ・ソムに到着。

タ・ソムも12世紀後半にジャヤーヴァルマン7世により造営された仏教寺院だ

遺跡の破壊がかなり進んでおり倒壊した部分やガジュマルの木に飲み込まれた部分がある。

東メボン

15:10頃、東メボンに到着。

東メボンは10世紀に造営されたヒンズー教寺院だ。

この頃になると、かなり疲れてきた。見学するのも少しだけにして宿に戻ることにする。

17:00頃、何とか宿に戻る。アンコール遺跡を自転車で回るのは体力がかなりいる。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

アンコール・トム
N 13°26’26.63″
E103°51’31.78″
プリア・カン
N 13°27’42.14″
E103°52’04.91″
ニャック・ポアン
N 13°27’49.69″
E103°53’41.31″
タ・ソム
N 13°27’52.30″
E103°54’44.48″
東メボン
N 13°26’47.87″
E103°55’12.24″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 2000リエル
レンタル自転車 8000リエル
合計 10000リエル
本日の出費
項目 金額 備考
食費 5ドル
合計 5ドル

自転車で世界遺産アンコール遺跡を巡る2日目

アンコール・ワット

昨日は自転車でアンコールトムやニャック・ポアンなどへ行ったが、今日も07:45頃、宿で自転車を借りてアンコール遺跡へ向かう。自転車のレンタル料金は2ドル(8000リエル)だ。一緒にミネラルウォーター1.5L(2000リエル)も購入して合計10000リエルだ。

朝の涼しい時間帯のうちに自転車でひたすら北へ向かい、アンコール・ワット手前のチェックポイントで入場券の確認を受けて、08:20頃、アンコール・ワットに到着。午前中のアンコール・ワットは逆光なので上記画像のようになる。正面を撮影する場合は午後からが良い。

入口周辺も混雑していたがアンコール・ワット内部もすでに観光客で賑わっている。その半分を中国人と韓国人が占めている。

欧米人も多いのだが中国人や韓国人ほど騒いだりしないので存在感は少ない。いや、観光地にスマートに馴染んでいると言った方が良いだろう。

そして、日本人も一応いるけど少なくて大声で騒いだりしないので存在感はなし。もはや幽霊だ。とにかく中国人と韓国人の存在感は強烈だ。離れていても声が聞こえる。まずは第一回廊の壁画を見て回るが某国の団体客がいる所はうるさいので避けて静かな場所で壁画を見る。

アンコール・ワットは12世紀後半にジャヤーヴァルマン7世によって造営されたヒンズー教寺院だ。15世紀にクメール王朝の首都アンコール・トムがアユタヤ王朝によって陥落すると存在が忘れ去られるが、16世紀になりカンボジア王国のアンチェン1世により未完成部分が完成しヒンズー教寺院から仏教寺院へと変わる。

数百年前の彫刻が残っており技術力の高さが伺える。

第三回廊

09:30頃、中心部の第三回廊へ登る。

石段に手摺付きの階段が設置されているが急でかなり危なく慎重に登る。

第三回廊の柱には彫刻が施されている。

第三回廊からは周辺の景色が一望できる。

11:00頃、アンコール・ワットを離れ自転車で宿へ戻る。

カンボジア・タイ国境ポイペト行きバスチケット購入

13:00頃、シェムリアップの中心街を南北に通るシバサ通りにやって来た。ここにはケンタッキーフライドチキンがあるが、ケンタッキーに用はない。用があるのはケンタッキーの数軒北隣にあるバス会社のNATTAKAN CAMBODIAだ。

このバス会社はカンボジア・シェムリアップ-タイ・バンコクの直行バスを運行している。通常はシェムリアップ-バンコクのバスは国境で乗り換える必要があるのだが、NATTAKAN CAMBODIAの直行バスは乗り換えなしでバンコクへ行ける。

しかし、運賃が28ドルで他のバス会社より高い。とりあえず、チケットを販売している店舗を覗いてみるが、店内には台湾の國泰世華銀行のATMがある。バンコクから到着した客が、ここですぐにドルを引き出せるということだ。カンボジアではATM手数料がかかるけど・・・。でも、便利だ!

そして、肝心の運行状況だが、時刻表にはシェムリアップ08:00発、バンコク15:30着と09:00発、16:30着の1日2本が運行されているようだ。運行状況は分かったが今回は直通バスは使わないので、NATTAKAN CAMBODIAとケンタッキーの間にある旅行代理店のBUBBLE ASIA TRAVELへ向かう。

BUBBLE ASIA TRAVELで明後日のタイ国境の町ポイペト行きのバスチケットを購入する。知っている英単語を並べただけで何とかお姉ちゃん分かってくれた。バスはHANG TEP TRABELで運賃は5ドルだ。

無料ピックアップがあるようで窓口のお姉ちゃんに泊まっているゲストハウスを聞かれ答えたがお姉ちゃん分からず。当日の07:30に店集合、08:00出発ということになる。もっとも、明日は別の宿へ移動するので店集合のほうが都合が良かった。

これで、カンボジア・タイ陸路国境越え、シェムリアップ→ポイペト→アランヤプラテート→バンコクへのバスと鉄道の移動準備が整った。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

アンコール・ワット
N 13°24’43.05″
E103°52’00.77″
NATTAKAN CAMBODIA
N 13°21’32.47″
E103°51’16.04″
BUBBLE TRAVEL
N 13°21’31.52″
E103°51’16.20″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 2000リエル
レンタル自転車 8000リエル
合計 10000リエル
本日の出費
項目 金額 備考
食費 2ドル
合計 2ドル

シェムリアップ街歩き

クロマーヤマトゲストハウス

09:20頃、国道6号沿いのクロマーヤマトゲストハウスで1泊3ドルのドミトリーを確保する。The city premium guesthouseに戻り、荷物をまとめてチェックアウトしてクロマーヤマトゲストハウスへ引っ越す。

シェムリアップにある三大日本人宿(タケオゲストハウス、イキイキゲストハウス、クロマーヤマトゲストハウス)の一つには宿泊しておかないと、せっかくシェムリアップまで来た意味が無い。部屋は6人ドミトリーでマットが6個敷いてあり、いかにも上級者向けの宿という雰囲気が漂っている。

シハモニ国王の別荘・ロイヤルレジデンス

10:30頃、シェムリアップ川と国道6号が交差する付近にあるシハモニ国王の別荘・ロイヤルレジデンスへ行ってみる。

昨日までは国王が滞在していたので警察と憲兵隊が警備しており周辺には立ち入り規制がかかっていたが、今日は別荘の前に警官が2人いるだけになっており、別荘前の公園・ロイヤルガーデンズも自由に入れるようになっていた。

別荘の前にあるロイヤルガーデンズは地元民や観光客が多い。ロイヤルガーデンズには寺院もあり地元民が参拝している。

そして、別荘とロイヤルガーデンズの間を通る国道6号には道路の中央部分に大木と小さな寺院があり、国道が避けて通っている。

アンコールマーケット

11:00頃、アンコールマーケットでバゲット(0.8ドル)と飲み物を購入する。合計金額2ドルになり、10000リエルで支払い、お釣りは1800リエルだ。1ドル=4100リエルで計算されている。

ラッキーモールは1ドル=4200リエルなのでリエル払いならアンコールマーケットの方がレートは良い。

ロイヤルガーデンズで早目の昼食で購入したバゲットを食べる。アンコールマーケットでは数種類のバゲットを売っていたが、このバゲットは柔らかめで美味い。プノンペンで食べた安いバゲットは固めでパサパサしていたが、値段が違うと素材や製法が違うようだ。夕飯には食パン(0.6ドル)やビールを購入して手持ちのリエルを全て処分する。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

The city premium guesthouse
N 13°21’56.78″
E103°51’13.26″
クロマーヤマトゲストハウス
N 13°21’52.12″
E103°51’13.22″
ロイヤルレジデンス
N 13°21’43.10″
E103°51’34.46″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 12600リエル
合計 12600リエル
本日の出費
項目 金額 備考
食費 1ドル
宿泊費 3ドル
合計 4ドル