東南アジア旅行記2015-ベトナム・ハノイ編

河口からベトナム入国・鉄道でラオカイ→ハノイ

中国ベトナム国境・河口

08:00頃、イミグレーションの河口口岸へ行ってみる。天気は曇りベトナムのラオカイは少しかすんで見える。

しかし、すでに国境は開いているようで国境の橋を人が行き来している。今日はベトナムへ渡るので手持ちの人民元をベトナム・ドンへ両替しておかないといけない。

昨日、河口口岸の近くで両替所を見つけたのが時間が遅かったので閉まっていたが朝は営業しているだろうと思い行ってみるが、まだ閉まっている。

人民元をベトナム・ドンへ両替

50mほど離れた所には国境貿易で中国とベトナムを行き来する行商のおばちゃんたち専用のゲートがあるので、おばちゃんたちに両替をお願いしてもよいのだがカモにされる可能性もあるので両替所が開くのを待つことにする。

08:40頃、再び両替所を訪れると営業していたので為替レート表を確認しようとしたら、レート表がないので窓口のおばちゃんにレートを聞いてみる。100元→343000ドンということなので、日本出発前にブルームバーグとかで確認していたレートと大体同じなのでパスポートと500元を渡してベトナム・ドンへ両替する。

で、おばちゃんが「3分待って」といって携帯でどこかへ中国語でない言語で連絡を取っている。
ベトナム側の業者へ確認しているのか?

そして、待っている間に両替所の名刺をもらい、500元から1715000ドンへ両替が完了する。

その場で金額を確認して、ついで日本円の両替もできるか聞いてみると、日本円は不可で表の看板に取り扱い通貨は米ドル、ユーロ、人民元、ベトナム・ドン、香港ドル、英ポンドの6通貨が表示されていた。

中国出国

ドンの入手ができたので宿へ戻り荷物を整えて、09:00頃、招待所をチェックアウトして河口口岸へ向かう。

09:10頃、河口口岸に到着。建物の左端のエスカレーターで2Fの出国カウンターへ向かうが、出国者は自分一人だけの貸し切り状態だ。

まず、検疫カウンターは申告することもないので、そのまま素通りして、次の税関検査では荷物のX線検査だけで、最後に出国手続きとなる。係官に「どこへ行くの?」「ベトナムは出国したら30日以内に2回目の入国はできないよ!」と質問と注意点を告げられて出国手続き完了。

ベトナム入国

09:20頃、国境の橋の中間にある国境線を越えて中国からベトナムへ。ここからは北京時間(UTC+8)からベトナム時間(UTC+7)へ変更となり、08:20頃、ベトナムの入国管理所へ。

入国のカウンターは一つだけ開いており、とりあえず列に並ぶと検疫カウンターの係官に呼ばれてパスポートを渡す。端末にパスポートの情報を入力して検疫手続き完了。検温や書類提出はなしであった。

再び入国カウンターに並んで入国手続きをする。係官がパスポートを確認して端末に情報入力をして書類提出とかは一切なしで入国手続き完了。最後に税関検査で荷物をX線検査するだけだ。

税関検査を終えると両替屋とバイクタクシーのおっちゃんが声をかけてくる。ラオカイ駅までは徒歩で行くし、両替も済ましてあるのだが、相場の確認のため両替屋のおっちゃんに100元いくらか聞いてみるというか、ベトナム語がわからないので電卓で確認してみると100元→300000ドンであった。ベトナム側だとレートが悪いようだ。

イミグレーションの建物を出るとタクシーと両替屋が一斉に声をかけてくる。イミグレーションの建物の中でも営業できるのは一部の業者だけなのかな?念のためここでも両替屋にレートを確認してみるが、やはり100元→300000ドンであった。両替はラオカイより河口の方が良さそうだ。

タクシーのおっちゃんたちを振り切って、08:35頃、ラオカイ駅へ歩いて向かう。

イミグレーションの前の通りを道沿いに東へ歩いていく。

途中で線路も平行しているので迷うこともない。

ラオカイ駅が近くなってくると、食堂や宿が並び始める。

09:00頃、ラオカイ駅に到着するが駅舎は工事中であった。

しかし、駅舎が工事中でも駅前にはサパ行きのバスが停車していた。

サパ行きのバス

時刻表と運賃表の看板もあるので、ここがラオカイーサパのバス乗り場か?

サパ行きのバスは時間帯にもよるが、早朝05:20から夕方18:00まで約1時間に1本の割合で運行されているようだ。今日はこのままハノイへ向かうので、ラオカイ駅の仮駅舎へ向かう。

ラオカイ駅

仮の駅舎は工事中の駅舎から中国側へ100ー200mの所にあった。09:10頃、ラオカイ駅の仮駅舎に到着する。

ハノイ行きの切符が買えるか心配だったが、窓口のおばちゃんに行き先、列車番号、座席の種類を書いた紙を渡すと、おばちゃんがすぐに端末を叩いてくれる。おばちゃんは外国人慣れしているようで端末画面の金額指さして確認をとってから発券してくれる。

購入した切符は09:50発、ラオカイ→ハノイのFAN付きハードシートで列車番号はLC4だ。運賃は126000ドンだ。切符を購入したので他の乗客と一緒に待合室で待機する。ベトナムの駅は身分証確認や荷物のX線検査がなく中国とは異なりかなり平和なようだ。

待ち時間の間に携帯の電波状況を確認してみるが河口では中国とベトナムの双方の携帯電話事業者の電波が受信できていたのだがラオカイ駅ではベトナムの携帯電話の電波しか受信できなかった。7年ほど前にラオカイ駅を訪れたときはチャイナ・ユニコムの電波が受信できていたのだが、今回は中国側の電波は受信できなかった。

ちなみにラオカイではGSMとW-CDMAの両方の電波が受信できた。ベトナムの田舎でも3Gの携帯が使えるようだ。10:25頃、改札口が開き乗客が列車へ向かう。

鉄道でラオカイ→ハノイ

改札口では切符の確認はなく乗車する車両で切符の確認が行われる。自分は一番安い席の切符を購入したのだがなぜか乗務員に寝台車へ案内される。

そして、寝台料金を請求される。まあ、何となくそういう展開になることは予想していたが、外国人は高い寝台車へ誘導するようだ。ベトナムは商魂たくましい。

昼間に移動で寝台車はもったいないので座席の車両へ戻る。一番安い席なので木製の座席だ。

乗車率は8割ぐらいで、09:48にラオカイ駅を発車する。定刻だと09:50発なのだが、ベトナムの鉄道は遅れが結構発生するようなので早く発車しておいた方がよいだろう。列車がハノイへ向け走り出すとすぐに乗客だったおばちゃんたちが飲食物から雑貨まで色々と車内販売を始める。ベトナムの鉄道では商売が自由なのか?

紅河に沿って列車はゆっくりと走る。速度は40kmぐらいが最高速度のようだ。軌道がメーターゲージなので高速走行には向かないのだろうか?それとも線路や車両の状態がよくないのだろうか?列車は農村地帯をゆっくり走りながらハノイへ向かう。

沿線にはバナナの木が多くみられ南国の雰囲気が漂っている。そして、ベトナムの列車は窓が開けられるので撮り鉄には最適だ。

しかし、開いている窓から乗客がゴミをポイ捨てしている。何てことだ・・・。ベトナム人が列車の窓から平気でゴミのポイ捨てをするとは・・・。ショックである。列車の窓からのゴミのポイ捨ては外国では当たり前なのか?

昼を過ぎてハノイまで180kmぐらいの所まできたが、乗車率は5割ぐらいで車内は比較的空いている。物売りのおばちゃんが列車内を行ったり来たりしており商売熱心だ。

そして、ちゃんとした車内販売のおばちゃんも来たりする。正式な車内販売があるのに、おばちゃんたちが自由に商売しているので、ベトナムは結構自由なようだ。

15:00ぐらいになると平地に入ったようで水田が見え始める。田植えをしているところもあり、やはり南国だ。平地に入ったからか列車の速度が50kmを越えるようになってきた。

17:30を過ぎてあたりは夜になり、ハノイまで100km以内に入った。

ハノイ駅が近くなると線路のすぐ脇に店があったりと目の前にすごい光景が広がっている。台湾の平渓線みたいだ。

ハノイ到着

20:15頃、ハノイ駅に到着する。これから宿を探さなければならないのだが、道路を行き交うベトナムのスクーター軍団に注意しながら歩いていく。

ハノイ駅から北東に約2kmほどの所にユースホステルがあるので、まずはそこを目指すが、予約していなかったのであえなく撃沈する。

このままハノイで野宿するような上級者ではないので、ハノイ駅から徒歩約10分(ハノイ駅の裏口に相当するハノイB駅なら徒歩5分)の日本人経営の宿・EZ STAY Hanoiに携帯電話でドミトリーが空いているか確認したら空いていたのでEZ STAY Hanoiへ向かう。

ちなみに携帯はチャイナ・ユニコムのSIMカードなので国際ローミングということかな。
やはり、携帯電話があると便利だ。

21:30頃、ハノイ駅の北西にあるEZ STAY Hanoiに到着する。ベトナム人のスタッフは日本語ペラペラだったので、ベトナム語や英語の話せない自分には助かった。というか、さっき電話で話していたのがこのベトナム人スタッフであった。めっちゃ日本語ペラペラやん。

ドミトリーは3泊以上だと1泊あたり200000ドンなので3泊することにする。何とかハノイで宿が確保できた。これで、3泊4日で上海→昆明→河口→ラオカイ→ハノイを鉄道、路線バス、徒歩で行けることが確認できた。

GPSデータ

あくまで参考データです。

グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。

実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

河口口岸(中国側入国管理所)
N 22°30’29.82″
E103°57’47.32″
ラオカイ・ベトナム側入国管理所
N 22°30’23.00″
E103°57’57.38″
ラオカイ駅(仮駅舎)
N 22°29’36.19″
E103°58’39.15″
ハノイ駅
N 21°01’28.97″
E105°50’28.62″
EZ STAY Hanoi
N 21°01’40.63″
E105°50’20.43″
両替レート
河口
100元→343000ドン
ラオカイ
100元→300000ドン
本日の出費
項目 金額 備考
宿泊費 600000ドン 1泊200000ドン×3泊
鉄道 126000ドン ラオカイ→ハノイ
合計 726000ドン
項目 金額 備考
通信費 7.72元 チャイナ・ユニコム
国際ローミング1分17秒
合計 7.72元

ハノイを街歩き

朝食はベトナム料理ブン

08:45頃、同じドミトリーのS先生とP先生の2人と朝食にフォーの一種のブン(BUN)を食べる。値段は35000ドンで、A先生曰く牛肉が多いやつなので少し高めとのこと。

食後は3人でハノイの旧市街見物へ向かう。

ハノイ旧市街

ハノイの旧市街を散歩してみるが、道が複雑で非常に迷いやすい。十字路が少なく三叉路や五叉路といった感じで道が斜めに通っている。

さらに交通量が多くスクーター軍団がひっきりなしに通っている。

散歩の途中で商店でサントリーのお茶を買ってみる。

455mlで価格は10000ドン(約55円)だ。ちなみにコカ・コーラは330mlで9000ドンになっていた。

昼食は高そうなレストラン

昼食は3人で地球の歩き方に載っていたレストランへ行く。

そして、真昼間からビールを飲む。

春巻きとかのベトナム料理を食べて3人で524000ドンになったがP先生のおごりになった。

貧乏人にベトナム料理をご馳走してくれるなんて、P先生に感謝!

フエ行きの切符を購入

13:30頃、ハノイ駅(西側のハノイB駅と呼ばれる方)でフエ行きの切符を購入する。窓口は客がおらず待ち時間なしで、行き先や列車番号などを書いたメモを窓口に出すだけ購入できた。

ラオカイ駅での購入方法とほとんど同じで、唯一の違いはハノイ駅ではパスポートが必要で切符に名前とパスポート番号が印字されていた。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

EZ STAY Hanoi
N 21°01’42.40″
E105°50’22.35″
ハノイ駅
N 21°01’28.97″
E105°50’28.62″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 90000ドン
鉄道 628000ドン ハノイ→フエ
合計 718000ドン

ハノイの文廟とATMで引き出し

ATMでドンを引き出す

朝食に30000ドンでフォーを食べてから銀行を探す。昨日、フエ行きの切符を購入して手持ちのドンが少なくなってきたので、ATMでドンを引き出すことにする。

とりあえず、ハノイ駅近くから線路沿いに北へ歩くとEximbank(ベトナム輸出入銀行)があったのでATMで引き出し限度額の2000000ドン(11593円)引き出す。


ベトナムのATMでは国際キャッシュカードやクレジットカードで引き出すとベトナムの銀行からもATM手数料を取られるのが一般的なのだが、EximbankはATM手数料が無料になっている。

文廟(Van Mieu)

10:45頃、宿から徒歩5-10分ぐらいの所にある文廟(Van Mieu)を訪れる。入場料は30000ドン(約180円)で良心的な入場料だ。


文廟には科挙合格者の名前が刻まれた82の石碑がある。
この石碑はユネスコ記憶遺産にも登録されいる。

ハノイの有名観光地なので観光客が多いのだが、欧米人の団体より韓国人の団体が多かった。

韓国ではベトナムブームなのだろうか?孔子を祀っている文廟なので線香の匂いが辺りに漂って雰囲気的には良い。

ベトナムの文廟は中国の文廟とは少し雰囲気が違う。台湾や福建省あたりの建築様式に近い感じはするのだが微妙に雰囲気が違う。

ハノイのレーニン像

文廟を見物した後は北朝鮮大使館の前を通り、昼頃にレーニン像の前にやって来た。
北朝鮮大使館の写真を撮っておきたかったのだが、警備が厳重で撮影したら逮捕されそうなのでそのまま素通りになる。

そして、ハノイにはレーニン像があり社会主義国だと認識される。でも、ソ連崩壊後は旧共産圏でレーニン像が撤去されていたが、ベトナムではレーニン像はまだまだ現役だ。

ホーチミン廟

12:30頃、ホーチミン廟にやって来た。

白の制服を着た衛兵が廟の前を警備しており、観光客が記念撮影をしている。

一柱寺(Chua Mot Cot)

12:45頃、ホーチミン廟の近くにある古刹の一柱寺(Chua Mot Cot)を見物するが工事中で撮影にはあまり向かない状況だ。それでも欧米人の観光客が多く訪れており賑わっている。

一柱寺を出て宿に戻ろうかなと思ったら、バイクタクシーのおっちゃんに声をかけられる。おっちゃんは日本語の書かれたノートを見せてきた。ノートにはどこぞの日本人がおっちゃんを推薦する内容が書かれており、どうやら乗って欲しいようだ。

でも、このパターンは地球の歩き方に出ていたボリタクのパターンだよ・・・。というか、どこのボケがボリタクのおっちゃんをべた褒めする内容を書くんだよ!ボリタクのおっちゃんは相手にしないようにして宿へ戻る。

一度宿に戻ってから買い出しへ出かけパイナップル(10000ドン/約60円)、ビア・サイゴン・スペシャル330ml(13000ドン/約78円)、333export 330ml(10000ドン/約60円)、コカ・コーラ330ml(7000ドン/約42円)を購入する。

そして、16:00頃に早めの夕飯に謎のベトナム料理を食べる。値段は20000ドン(約120円)でそれほど高くない。

夜になってEZ STAY Saigonの管理人さんがやって来た。ハノイとホーチミンの2箇所を管理していてハノイにやって来たようだ。ゲストハウスの管理運営は色々と業務が忙しいようだ。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!

EZ STAY Hanoi
N 21°01’42.40″
E105°50’22.35″
EximbankのATM
N 21°02’04.88″
E105°50’44.71″
文廟(Van Mieu)
N 21°01’39.65″
E105°50’07.72″
レーニン像
N 21°01’54.30″
E105°50’21.87″
一柱寺(Chua Mot Cot)
N 21°02’08.96″
E105°50’00.99″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 100000ドン
文廟(Van Mieu) 30000ドン
合計 130000ドン

世界遺産タンロン遺跡&夜行列車でハノイ→フエ

朝食はベトナム料理フォー・タイ

朝食に30000ドンでフォー・タイ(Pho Thai)を食べる。

ベトナム料理で知っているのは、まだフォーとブンだけなので今日もフォーを食べる。

世界文化遺産タンロン遺跡

09:45頃、世界文化遺産のタンロン遺跡(Thang Long)を訪れる。入場料は30000ドン(約180円)で世界遺産なのに入場料が安く抑えられており観光客には有り難い。

タンロン遺跡はベトナムの王朝の都跡でハノイのど真ん中に位置している。すぐ近くにはホーチミン廟もありハノイ観光の際には抑えておきたい場所だ。観光客は比較的少なめで静かに世界遺産を見学できる。

タンロン遺跡は都の遺跡なのだが、何やら日本の盆栽みたいな植木が数多く展示されている。

いや、日本の盆栽なんかより遥かにスケールが大きいし、建物の模型とかが配置されていてジオラマといった感じだ。何かベトナムは凄い!

これは龍の階段と呼ばれる龍の彫刻がある階段。

細かい龍の彫刻は必見だ!

訪れた時には遺跡の発掘作業が行われており、まだまだ大きな発見があるかもしれない。

そして、遺跡の隣にはベトナムの新しい国会議事堂が建てられており、ハノイの中心部にはベトナムの政治と観光の両方の中心がある。

昼食はフォー・ボー

昼食は宿の近くの屋台へ。

昼食は30000ドンでフォー・ボー(Pho Bo)を食べる。昼食後は宿に戻って夜の出発まで過ごす。

統一鉄道・夜行列車でハノイ→フエ

18:50頃、EZ STAY Hanoiを出て徒歩5分ほどのハノイ駅へ向かう。これから19:30発サイゴン行きのSE1でフエへ移動する。フエまでは688kmの距離があり、翌朝の08:48に到着予定だ。

今回は夜の移動なので寝台車で移動する。寝台はエアコン付きハードベッドの2段目でNằm cứng điều hoà tầng 2やBnLT2と表記する。運賃は628000ドン(約3768円)だ。慣れていればNgồi cứngやNCと表記される一番安いハードシートで行くのだがベトナム初心者の自分がいきなり無茶なことは出来ないので安全策で行く。

ハノイ駅までは徒歩5分で行けるのだが、夜のラッシュ時間に重なっているようでスクーター軍団が途切れることなく走るので道1本渡るのにも時間がかかり、19:00頃、ハノイ駅に到着。

待合室は人がまばらで改札口は開いたままなので、そのままホームへ向かう。乗車するSE1は1番線から発車なので左右を確認しながら線路を渡り1番線へ。すでに列車が停車しており乗車も始まっていた。切符を確認して乗車する車両へ向かう。

乗車口では乗務員が切符を確認しており切符を提示して乗車する。車内には欧米人が数名乗車しており、他にもホームを歩いている欧米人もいる。どうやら、この列車は欧米人にも人気がある様子だ。

荷物の置き場を確保して列車の発車を待つ。ちなみに寝台なのだが6人のコンパートメントになっていた。ようするに扉がついており6人で1部屋というような感じだ。

発車を待っていると乗務員がミネラルウォーターを配りに来て人数分を置いて行った。始発駅からだと水がもらえるのか?

そして、車内での切符の確認があり、定刻通り19:30に列車が発車する。まずは車内探検をするが給湯器と洗面台があり、給湯器は冷水も出るようになっていた。

あまりうろつくのも良くないので寝ることにするが冷房が効き過ぎで少し肌寒い。

GPSデータ

あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていた等の苦情は受け付けませんのであしからず!

EZ STAY Hanoi
N 21°01’42.40″
E105°50’22.35″
タンロン遺跡入場券売場
N 21°02’00.91″
E105°50’21.56″
北朝鮮大使館
N 21°01’49.10″
E105°50’19.31″
ハノイ駅
N 21°01’28.97″
E105°50’28.62″
本日の出費
項目 金額 備考
食費 95000ドン
タンロン遺跡 30000ドン
合計 125000ドン