N853次で銀川→嘉峪関






乗務員の質が高い



| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 5.5元 | |
| 合計 | 5.5元 |
嘉峪関に到着


嘉峪関賓館のドミトリーは高すぎ
1路のバスで嘉峪関賓館の前で下車する。事前に調べた情報だと嘉峪関賓館と雄関賓館にはドミトリーがあるそうなので値段を聞くことにする。嘉峪関賓館は見るからに高そうなホテルでドミトリーがあるか疑問なのだがフロントで聞いてみるとドミトリーがあることが判明。1泊いくらか聞くと123元。ドミトリーにしてはボッタクリで、細かい料金設定だ。とりあえず部屋を見せてもらうと3人部屋でドミトリーにしては綺麗だ。部屋は文句なしだが料金は文句ありだ。貧乏人の自分はすぐに退散する。
こうなると雄関賓館も高そうだ。まあ、やはり鉄ちゃんは駅前で招待所を探すのが無難のようだ。駅前に戻り迎賓招待所で1泊60元を 55元に値切って2泊することにする。久しぶりに招待所でテレビ・トイレ・シャワー付きの部屋にした。理由は1週間近く体を洗っていないし洗濯をしていな いからだ。自分でも異臭を放っているのが分かるほどの有様だ。
自転車で嘉峪関へ
1030頃、市の中心地にある雄関賓館の近くの自転車屋で「租自行车」の看板を見つける。店のおっちゃんに聞くと1日20元、保証金400元ということな ので借りることにする。
自転車はマウンテンバイクだがブレーキがいまいちで、サドルが硬くベルが無いのでその辺のボロ人民チャリと大して変わらない性能 だった。店のおっちゃんが「韓国人か日本人でしょ?」と聞くので「日本人ですよ」と答えると後ろにいた店のおばちゃんが「日本人なの?どこかの田舎の人だと思ってたよ」とか言ってくる。嘉峪関も十分すぎるほど田舎だと思うのだが・・・。
自転車を借りて1050頃に嘉峪関へ出発。1130頃、嘉峪関に到着するが開いている門から入ったら、何故か外に入場券売り場があり入口の中にいる。。


魏晋磚壁画博物館



もちろん触ってはいけません。監視がしっかり付いているので、ばれたら生きて帰れるか分かりませんので・・・。周辺は荒地が広がっていましたが未発掘の場所があるので保護区になっ ており開発禁止というか石や土砂の持ち出しも禁止されていました。1545頃、魏晋磚壁画博物館を離れ1800過ぎに市内に戻り自転車を返却する。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 17.7元 | |
| 宿泊費 | 110元 | 1泊55元×2 |
| バス | 4元 | 路線バス |
| 魏晋磚壁画博物館 | 31元 | |
| レンタサイクル | 20元 | |
| 合計 | 182.7元 |
嘉峪関へ再び

0840頃、嘉峪関に到着する。昨日は正面入口から少し南にある門が開いていたのでそこから入ったが今日は入場券を買って入ることにする。入場料は100元だ。はっきり言って高い。世界遺産だから調子に乗っているようだ。あいにく今日は土曜日で観光客がやたらといる。東門のそばにある2つ目の入口は団体客で大混雑だ。




西門では一応門番が門票の確認のためにいるが一切確認せずに皆自由に出入りしている。それに西門から新たな客が来ることは考えていないので入場券売り場やちゃんとした入口も無い。これなら逃票が可能ではないか!100元も取るくせに管理はいい加減だ。
西門から再び嘉峪関へ入り城壁へ上り見ていると係員が 「門票を見せて」と言ってくる。門票をリュックから出そうとすると「いいよ!いいよ!」といってどこかへ行ってしまう。内部では逃票防止の巡回をしているようだ。巡回する前に西門をちゃんとしたほうが良いと思うのだが・・・。城壁を歩いた後は東門へ抜け長城博物館を見学する。1100に昨日開いていた門を見に行くと開いていた。逃票が自由にできそうな感じだ。
万里長城第一墩

タクシーを捕まえ万里長城第一墩と懸壁長城の2ヶ所を回るといくらぐらいか聞くと90元との返答だ。万里長城第一墩と懸壁長城は嘉峪関からそれぞれ直線距離で7~8kmなので嘉峪関→万里長城第一墩→懸壁長城→嘉峪関の経路で60~70元を想定していたがちょっと高い。ここで懸壁長城は諦めて万里長城第一墩だけに決め る。運ちゃんが「往復?片道?」とか聞いてくるので「片道」と答えると運ちゃん驚いて「あそこは車来ないよ!普通は往復だよ!どうやって帰るの?」とか聞いてくるので「歩いて帰ります。」と答える。
運ちゃん驚きっぱなし。今まで片道の客なんていなかったのだろう。約9㎞の道のりを進むが初乗り運賃が6元で3㎞、1㎞ごとに1.8元が加算されていった。タクシーの運賃はやはり原油高の影響を受けているようで新・個人旅行の情報と違っていた。入口に到着して入場券売り場で入場券を買うが駐車場代2元を請求される。「タクシーは降りたらすぐに帰るから駐車場代要らないでしょ」といっても駄目だった。どうやら駐車場代というのは嘘で通行料のようだ。
入口を通過して1200に駐車場到着。運ちゃんに15元を支払う。駐車場の目の前に万里長城第一墩がある。ここで万里の長城が終わっている。

万里長城第一墩から徒歩で嘉峪関へ






| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 19.4元 | |
| 鉄道 | 23元 | 嘉峪関→敦煌 |
| バス | 2元 | 路線バス |
| タクシー | 15元 | |
| 嘉峪関 | 100元 | |
| 万里長城第一墩 | 21元 | |
| 駐車場墩 | 2元 | |
| 合計 | 182.4元 |
7527次で嘉峪関→敦煌





路線バスで約10㎞離れた市区へ移動する。真っ直ぐ南へ行けば莫高窟だ。市区までの運賃は3元だ。市区へ到着するとバスの車掌が賓館を案内してくれたが1泊300元とかで高くて泊 まれない。50~70元で無いか聞くと招待所を案内してくれた。棉花公司接待中心という招待所で1泊60元だ。シャワー無し、トイレ共同だが、ここに泊ま ることにする。
タクシー使ったけど失敗だった
1400頃、インターネットで情報収集していると部屋のドアを叩く音がする。タクシーの運ちゃんが莫高窟まで往復80元で乗らないか誘いに来た。市区から 莫高窟まで27㎞あることが分かっているので往復80元は運ちゃんを待たせることも考えれば妥当な料金だ。まだ、1400過ぎなのでタクシーで莫高窟へ行くことにする。
タクシーに乗り莫高窟へ向かうが途中で市区→敦煌駅→莫高窟への路線バスが通るのを見つける。この瞬間、「しまった!」と後悔してしまう。 路線バスがあったのだ。運ちゃんとの契約を破棄するわけにも行かないのでこのまま莫高窟へ向かう。
世界遺産 莫高窟はボッタクリ&懐中電灯必須

これが莫高窟のボッタクリ料金表です。外国人料金があるとは・・・。世界遺産だからって調子に乗るな!



入口に戻る途中で扉の開いていたいくつかの石窟に入ろうとすると追い出されてしまう。別料金で見られる石窟だった。入口に戻り外へ出て預けていた荷物を受け取り外から写真撮影をする。


敦煌市内を散歩する



飛天賓館は正面に敦煌汽車站があり、旅行会社もある。それと、土産物屋とか見ていると時計が1時間遅れているとこ ろがある。調べると北京時間から1時間遅れの敦煌時間があるらしい。ウルムチ時間とか新疆時間というのは聞いたことがあるが敦煌時間は初めて聞いた。敦煌 時間なんてローカル時間が本当に存在するのか疑わしいが確かに敦煌汽車站の時計は故障の可能性もあるが1時間遅れだった。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 3元 | |
| 宿泊費 | 120元 | 1泊60元×2 |
| 鉄道 | 120元 | 硬座 敦煌→トルファン |
| バス | 3元 | 路線バス |
| タクシー | 80元 | |
| 莫高窟 | 160元 | |
| 合計 | 486元 |
鳴砂山・月牙泉はボッタクリ



敦煌歴史博覧園(中国敦煌性文化展覧園)
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小姐は淡々と説明しているが展示されている絵はモロに描写されていて中国の法律に触れているのではと思うぐらいだ。それにしても、仕事とはいえ小姐はよく平気で説明しているな。ある意味これってセクハラじゃないか?1040過ぎに敦煌歴史博覧園を出て3路のバスで市区へ戻る。
飛天賓館の周辺はバックパッカーの溜まり場?

すぐに日本人と分かってしまった。さすがバッ クパッカーの溜まり場の店、老板の眼力も凄い。メニュー表は中国語と日本語が表示されているが値段が高い。9割ぐらいが10元以上の料理だ。炒飯が6元だったので注文するがかなり高い。甘粛省に入ってからは炒飯など中華料理は比較的高くなっているので5元前後でも仕方ないだろう。しかし、出された炒飯はやけに少ない。「これで6元かよ!ボッタクリだ!」というのが感想である。北京では鶏蛋炒飯が3元で倍の量はあった。バックパッカーの溜まり場として有名な店だが普通の外国人料金の店であった。
老板は評判どおり日本語で話しかけてきて自分は中国語で返答していた。老板の日本語能力も比較的高そうだ。どこで 覚えたのだろうか?老板曰く「今日は韓国人が12人来て、日本人は2人だけ」だそうで最近は日本人が少ないらしい。ただ来週になれば夏休みで学生がたくさん来ると予想していた。旅人の家を出て周辺を調査するが炒飯少なくて満腹にはならない。
仕方ないので旅人の家から徒歩1分ほどの食堂で牛肉麺を食べる。値段は3元だ。炒飯と牛肉麺の違いはあるが徒歩1分の距離で値段が倍違う。やはり、日本語や英語表記のある店は入ってはいけない。金持ちのバックパッカーならよいが貧乏人には痛い出費になる。

| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 12元 | |
| バス | 1元 | 路線バス |
| 敦煌歴史博覧園 | 30元 | |
| 合計 | 43元 |













