三国志聖地の勉県へ
西安から三国志遺跡の勉県へ

準備を整えていると、同じドミトリー中国人が起きた。どうやら起こしてしまったようだ。と思ったらトイレへ行った。小便で目が覚めただけのようだが、Tシャツとパンツだけでトイレへ行くのはよくないだろ!
廊下は欧米人の姉ちゃんたちが出発の準備でいるんだぞ!Tシャツと赤ブリーフの野郎がうろついてたら、どう考えても変態だろ!朝から勘弁してくれよ。孔子や孟子たちが築いた伝統と格式ある中国が崩れていく・・・。
07:00頃、ユースホステルをチェックアウトして南門のバス停から46路のバスで西安の南バスターミナルの城南客運站へ向かう。今日は西安から漢中の勉県へバスで移動する。勉県は諸葛孔明や馬超の墓などの三国志遺跡が多数ある三国志ファンにとっては重要な場所だ。
07:40頃、南バスターミナルの城南客運站に到着する。まずは服務台へ行き、先日、自動券売機で購入した勉県行きの切符のお釣り0.5元が払ってもらえるか聞いてみたら、ちゃんとお釣り払い戻してくれた。

しかし、バスの切符の画像を見れば分かるのだが明細は票价108元、站务费1.5元となっているが、合計110元となっている。0.5元の差額が発生しており、自動券売機には「0.5元(5角)の釣り銭必要な人は服務台へ」と案内があるのだ。
釣り銭を受け取ったので待合室でバスを待つが、思ったより早く着いたので、まだ08:00発の勉県行きのバスが待機している。これなら09:10発でなく08:00発の勉県行きのバスでもよかったかな?
勉県のホテル

バスは高速道路を漢中へ向けて爆走し、10:00頃、秦嶺山脈の山岳区間へ入ってく。11:05頃、寧陝服務区でトイレ休憩となる。11:15頃、バスが出発して再び秦嶺山脈を爆走していく。13:50頃、バスターミナルの勉県汽車站に到着する。
いつもなら宿探しが始まるのだが、今回はeLongでホテルを予約してある。勉県には2007年に訪れたことがあるが外国人お断りの宿が多かったので、外国人でも大丈夫そうな所を初めから抑えておけば追い出されることもないと思い予約したのだ。



まあ、寝るのには問題ないし、外国人OKなので追い出される心配はないので、存分に三国志遺跡をめぐることが出来る。でも、1泊98元は高いよ!
勉県武侯祠





馬超墓



漢征西将軍馬公超墓の墓碑


漢丞相諸葛武侯墓


GPSデータ
あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!
- 西安湘子門国際青年旅舍
- N 34°15’15.58″
- E108°56’23.79″
- 城南客運站
- N 34°11’13.91″
- E108°55’59.28″
- 勉県汽車站
- N 33°09’20.38″
- E106°40’29.37″
- 聚仙楼大酒店
- N 33°09’19.22″
- E106°39’56.00″
- 勉県武侯祠
- N 33°09’09.73″
- E106°37’51.03″
- 馬超墓
- N 33°09’20.02″
- E106°38’09.08″
- 漢征西将軍馬公超墓
- N 33°09’13.45″
- E106°38’11.49″
- 漢丞相諸葛武侯墓
- N 33°09’14.67″
- E106°38’18.30″
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 17.2元 | |
| 宿泊費 | 392元 | 1泊98元×4 |
| バス | 5元 | 路線バス |
| 武侯祠 | 60元 | |
| 合計 | 474.2元 |
三国広場の諸葛亮像


勉県の路線バスは1路、2路、3路、5路、6路、8路が運行されており、運行本数は3路が一番多く、次に1路、2路となるが、5路、6路、8路は運行本数が少ないので要注意だ。
馬超像と古陽平関






漢諸葛武侯読書台

国道を300mほど戻ると北側の丘に漢諸葛武侯読書台が見えてきた。といっても、ほとんど木に隠れているので初めて訪れる場合は見つけにくいだろう。

諸葛孔明の墓・武侯墓


橋が老朽化して車が通れなくなり、下流の新しい定軍大橋を通っていたのだ。これではいくら待っても2路のバスが来るわけがない。というか、バス停の表示を直せよ!チャイナクオリティに騙された。2路のバスは三国広場のある和平中路の東側で待たなければいけない。
昼も近くなってきたのでイスラム食堂で蛋炒飯を食べて、2路のバスに乗車する。終点の武侯墓に、12:30頃、到着する。武侯墓は諸葛亮の墓で三国志聖地だが、入場料が70元で完全に足元を見られた料金設定になっている。武侯祠と比べると観光客は少なく比較的静かだ。

定軍山


漢諸葛武侯井と督軍台



黄忠刀劈夏侯淵


15:30頃、定軍山を降りて、16:15頃、武侯墓まで戻り2路のバスに乗車する。
運賃は2元だ。
GPSデータ
あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!
- 古陽平関
- N 33°08’51.41″
- E106°36’35.00″
- 漢諸葛武侯読書台
- N 33°09’01.35″
- E106°36’45.72″
- 武侯墓
- N 33°07’34.33″
- E106°38’59.32″
- 定軍山西入口
- N 33°06’52.42″
- E106°39’08.57″
- 漢諸葛武侯井
- N 33°06’46.94″
- E106°39’44.34″
- 定軍山北入口
- N 33°07’21.06″
- E106°39’52.84″
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 23.2元 | |
| バス | 8元 | 路線バス |
| 武侯墓 | 70元 | |
| 合計 | 101.2元 |
張魯娘墓

服務員のおばちゃんが吸盤の奴を持ってきて流れるようにしてくれる。助かった!
ありがとう!服務員のおばちゃん!
08:50頃、和平中路の西にある1路のバスの出発地点である勉県医院のロータリーの南で温泉行きの6路のバスに乗車する。運賃は2元だ。ここは6路と8路のバスの出発地点になっている。6路は張魯娘墓のある光明村、8路は諸葛亮制木牛流馬処の黄沙鎮に行く。
09:00頃、6路のバスが発車するが、県城の中心部を東西に横切る和平中路を通らず国道を通っていく。通りで和平中路のバス停に6路の案内が出ていても6路のバスが通らないわけだ。勉県のバス案内は要注意だ。
国道を通り県城の東で和平中路に入り、三国広場の前を通過していく。09:45頃、終点の光明村に到着する。7年ぶりに訪れたので道に少し迷ったが道を思い出し左へカーブしていく舗装された道路から前方の未舗装の道を進み集落脇を通り山の上に登っていく。

10:15頃、張魯女墓からバスの発着地点に戻る。10:30頃、6路のバスに乗車し勉県の県城を目指す。6路のバスは約30分間隔で運行されているようだ。
諸葛亮制木牛流馬処



劉備称漢中王設壇処

橋近くのガソリンスタンドから南へ向かい突き当たりを右(西)へ向かうと劉備称漢中王設壇処があるのだが、自分は間違えて左(東)向かい30分くらい時間を無駄にする。

で、撮影していると村人の視線が痛い。恐らく「あ~、また三国志オタクが来てるよ!」とか思っているのだろう。15:50頃、劉備称漢中王設壇処を離れ国道へ出て1路のバスに乗車して勉県の県城へ戻る。運賃は2元だ。
GPSデータ
あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!
- 6路、8路のバス発着点
- N 33°09’14.36″
- E106°39’47.63″
- 張魯女墓
- N 33°07’21.70″
- E106°46’25.22″
- 諸葛亮制木牛流馬処
- N 33°08’16.45″
- E106°47’45.96″
- 劉備称漢中王設壇処
- N 33°09’03.14″
- E106°42’19.04″
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 19.9元 | |
| バス | 9.5元 | 路線バス |
| 合計 | 29.4元 |
三国志遺跡 天蕩山


天灯禅寺


中国は鉄道事故現場の写真で安全啓発


貨物列車を1編成撮影しておくが、長時間踏切に居座っていると踏切を警備しているおっちゃんに文句言われそうなので退散する。
11:30頃、勉県の県城に到着する。
GPSデータ
あくまで参考データです。
グーグルマップとGPS座標にズレが生じます。
実際に使用してデータが違っていたとか、公安に捕まった等の苦情は受け付けませんのであしからず!
- 天灯禅寺
- N 33°11’15.40″
- E106°39’59.12″
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 食費 | 24.4元 | |
| 合計 | 24.4元 |














