鉄道で綿陽へ三国志遺跡の旅
既に7404次の改札が始まっていたが鈍行列車の普通慢車なので乗客は少なめであった。途中の田舎の駅で人民が乗り込んでくるのだろう。
0732に定刻どおり発車する。予定では綿陽には1031着であり約3時間の列車の旅になる。乗客が少ないので車内 で唾や痰を吐いたり、窓からゴミを捨てるような民度の低い人民には幸い遭遇しなかった。おかげで快適に綿陽まで乗車できた。
「涪城の会」の舞台、富楽山公園へ
綿陽駅からは51路のバスに乗車して芙蓉橋で下車する。徒歩5分ほどで富楽山公園の入口に到着する。入口の手前には劉備、関羽、張飛の桃園三結義の像が訪れる観光客を出迎えてくれる。
富楽山公園は劉備と劉璋が対面した場所であり三国志の名場面である「涪城の会」の舞台となっている。こちらは「涪城の会」を再現した像。
公園内には「涪城の会」を再現した壁画や銅像、五虎大将、劉備、諸葛孔明、龐統などの銅像があり三国志ファンの為の公園と化している。
蒋琬墓がある西山公園
58路、48路のバスを乗り継いで1330頃、西山公園に到着する。西山公園には諸葛孔明の後継者の一人である蒋琬の墓がある。
蒋琬墓
足早に蒋琬墓、蒋琬を祀った祠の恭侯祠、姜維、蒋琬、諸葛瞻が駐屯していた営盤嘴を見物する。営盤嘴は林の中にあった為に捜索に手こずってしまった。
1450頃、綿陽駅へ戻り成都行きの切符を購入する。今回初めて手ぶらで鉄道の日帰り旅行を達成できた。でも、帰りは無座で成都まで2時間立ったままで帰る破目になった。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 11.8元 | |
鉄道 | 19元 | 無座 綿陽→成都 |
バス | 7元 | 路線バス |
富楽山公園 | 5元 | |
西山公園 | 2元 | |
合計 | 44.8元 |
今日はのんびり休息
22日に鉄道で宜賓まで移動するのだが、それまでは成都でのんびり過ごすことにする。まだ成都周辺には三国志関連の遺跡が多数あるのだがまたの機会にす る。22日までHP作成で過ごすのだが成都はかなり居心地がよい。夕飯は宿に宿泊する日本人たちと食べに出かけ色々とうまいものを食べる。1人だと注文できない高い料理でも7人ぐらいだと割り勘で色々と食べられてありがたい。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 16元 | |
合計 | 16元 |
成都のイトーヨーカ堂へ行ってみる
今日は午前中に成都のイトーヨーカ堂へ 行ってみた。成都には2店舗あるのだが最初にできた市中心部にある店舗に行ってみるが隣に伊勢丹があった。イトーヨーカ堂は北京では华堂商场という名称だったが成都では伊藤洋华堂になっていた。
成都のイトーヨーカ堂は反日デモで標的にされていたが今ではそのようなことがあったとは思えないほど賑わっていた。正直言って日本より客が入っている。ここのアンパンが美味しいという情報を宿で聞いたので地下食品売場で買って帰る。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 18.9元 | |
合計 | 18.9元 |
陳麻婆豆腐で麻婆豆腐を食べる
成都に来たので話のネタになると思い陳麻婆豆腐へ行ってみる。陳麻婆豆腐は清の同治元年(1862)創業の成都で最も有名な麻婆豆腐の店だ。成都には陳麻婆豆腐が2店舗あるが新華公園の対面にある双林店に行ってみる。1100過ぎ、陳麻婆豆腐双林店に到着。見たところテレビで紹介されている店ではないようだが、まあ大きな店だ。因みにテレビで紹介されている方は青華路の店舗のようだ。
早速店に入るが昼前なので客は1人だけだった。席に座り服務員が水とメニュー表を持ってくるのを待つが一向に持ってくる気配は無い。服務員たちは話をしておりこちらの事は無視である。仕方が無いので自分でカウンターからメニュー表を持ってきて見始めると、ようやく服務員が来るが注文を聞きに来ただけである。麻婆豆腐とご飯を注文して待つのだが、どうもテレビで紹介されている陳麻婆豆腐とはイメージが違う。
テレビで紹介される店舗では無いのだが服務員の対応が悪い。やはりテレビで紹介される時と普段は違うのだと理解する。麻婆豆腐が来て写真を撮ってから食べるが美味しいとは思 わなかった。その辺の安食堂の麻婆豆腐よりは食べやすいのだが話のネタに1度食べれば十分という程度だった。味より陳麻婆豆腐という看板に客が来ているのだろう。
項目 | 金額 | 備考 |
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食費 | 19元 | |
バス | 2元 | 路線バス |
日用品 | 1.2元 | 石鹸 |
合計 | 22.2元 |